【モバマスSS】汚い猫を見つけたので虐待することにした 2匹目! (23)

「ただいま戻りま……」

事務所のドアを開け、呆然とする男

「おかえり、プロデューサー♪」

そこには、黒い猫耳とセクシーな衣装を纏った猫がいた

「ああ……ただいま法子」

じっと猫を見つめる男

まさか、あの惨劇が再び行われてしまうのだろうか

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「ハロウィンの衣装、似合ってる?」

くるりと回り、ポーズをとる猫

一晩中撫でまわしたい可愛さだ

「ああ、とても似合ってる。そうだ、ドーナツあるから食べな」

ドーナツと聞いた猫が目を輝かせて飛びついた

「美味しいっ♪ ……あ、トッピングがこぼれちゃった」

ぺろりと指を舐める猫

「待ってましたぁぁぁ!」

男の目が妖しく光る

「わっ! プロデューサー降ろしてっ」

小柄な猫は男に抱えられ、悲鳴のような声をあげる

「少しの辛抱だからねぇぇぇ!」

大人の男性に力で敵うわけがない

荒々しく乱暴に猫を運ぶ

「わぁ、プロデューサー足早いね♪」

ああ、この猫に少しでも幸があることを願う

「はい、お待たせぇぇぇ!」

恐怖のあまり声が出ない猫

「プロデューサーのお部屋? おっきいねー!」

私はこの行為を見ているだけしかできないのか

「はい、ぬぎぬぎしましょうねぇぇぇ!」

アイマスクをつけ、衣装を一気にはぎ取る

「すとーっぷ! ……て、あれ?」

猫は腰をぬかして動けないようだ



「おらおらぁぁぁ!」

熱湯を浴びせられ、猫が細い声を上げる

「んー気持ちいい♪」

熱湯で弱った髪と肌に劇薬を塗りたくる

「痒いところはございませんかぁぁぁ!」

劇薬が泡立つ、これは猫に相当なダメージだろう

「あ、うなじのあたり」

「ウス……」

猫の体を蹂躙した後に、再び熱湯攻め

「すっきりー♪」

男が白い布で猫の体を締め付ける

これでは身動きがとれないだろう

「洗い立てのタオルって良い匂いだね!」

苦しむ猫を見て男が笑い

なにやら機械を取り出しだ

「ドライヤーは近すぎちゃだめぇぇぇ!」

男が狂ったように叫ぶ

それと同時に機械が作動し、嵐のような熱波が猫を襲う

「髪が長いと乾かすの大変なんだ……」

轟音と熱波に猫の声がかき消され

ああ、どんどんと猫が乾燥してゆく


かなりの時間が経ち、猫が弱弱しく男を睨む

「ありがとうプロデューサー♪」

怨嗟の声が男の耳にはいるが

「体を冷やすなよぉぉぉ!」

そんなことはおかまいなしに猫を責める

囚人服のようなものを猫に与え

猫を引きずるように引っ張っていく

そこには煮え立つ油が用意されている

おい待て! そんなことをしたら猫が……

「喰らえよぉぉぉ!」

油の中から何かを取り出し、猫の口へつっこむ

「あーん♪ ドーナツ美味しい♪」

ああ……生物にあの熱さは耐えられないだろう

ここまで非人道的だとは思いもしなかった

まだまだ油責めは続く

肝心な猫はと言うと

「あ、プロデューサーにもあーんしてあげる♪」

もう息も絶え絶えのようだ

それを嬉しそうに笑う男の精神は、常人のそれでは無い

「あたしの指は食べちゃ駄目だよ?」

この猫が解放されるのは、今世では無理なのだろうか

「美味しかった♪」

猫が呪詛のような言葉を吐く

それを男が見下ろし

「ほらよぉぉぉ!」

何やら激臭を放つマグカップを持ってきた

これは毒草を煮出したものだろうか

琥珀色の液体がゆらゆらと揺れている

「この紅茶、とってもいい匂い♪」

猫が苦しそうに液体を一口舐める

即効性の毒はないようだが

「あったかくて落ち着くね」

猫の様子がおかしい

ダウン系の症状が見られる

この男、どこでこんな草を……

「楽しい時間の始まりだよぉぉぉ!」

男が長くて太い凶器を持ってきた

まるでこん棒のような形状をしている

男がおもむろに凶器を振り上げ

駄目だ、これ以上は見ていられない!

「ドーナツの生地を伸ばすの? あたしも手伝うね♪」

ああ、猫の顔が恐怖に怯えて、怯えて……

「ふわぁ……眠くなってきちゃった」

猫が苦しそうに呟く

その声はもう諦めに満ちている

だが、この男には、この最低な男には

「よいしょぉぉぉ!」

ご機嫌なロックにでも聞こえるのだろう

「わっ! ぷ、プロデューサー?」

猫を抱えてどこかへ向かう男

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