【艦これ】提督「SIRATSUYUチャリンコ暴走族だって?」 (77)

短めです。 なんとなく思い浮かんだので。

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五月雨「はい…」

五月雨「暇があれば姉妹全員揃って鎮守府の敷地内で暴走行為を働いているんです…」

提督「あいつらなにやってんだ」

提督「五月雨は入ってないんだな……入ってたら困るけど。」

五月雨「恥ずかしながら、私…自転車乗れないので…」

提督「なにはともあれ、だ。実際に現場を見てみたい。案内してくれないか?」

五月雨「わかりました。丁度今頃、みんなでぶいぶいやってるところだと思います。」



………………

チリンチリン チリンチリン…


提督「来るか。」

サングラスをかけた白露「いっちばーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」チリンチリン

サングラスをかけた江風「オラオラぁ! 私たちが誰だか分かってンのかぁ!? SIRATSUYUチャリンコ暴走族のお通りだぁ!!」

サングラスをかけた涼風「てやんでぃ! ばーろー! ちくしょうめぇ!」チリンチリン

サングラスをかけた時雨「時雨、行くよ!!」チリンチリン

サングラスをかけた海風「江風…あんまり先走ると、危ないわよ。」チリンチリン

サングラスをかけた村雨「村雨のちょっといい走り…見せてあげる!」チリンチリン


チリンチリン チリンチリン チリンチリン チリンチリン チリンチリン チリンチリン 




提督「って、かわいいなぁ。おい。」

五月雨「見てないで、止めてくださいよぉ!!」

一番似合いそうな夕立がいない……!?

キキー


白露「あっ、ていとく! いっちばーーん!!」ヤッホー

提督「お前らなにやってんだ?」


村雨「なにって…暴走行為だけど。」

江風「おっ、提督じゃン。どうだい、乗ってかないかい?」


提督「いや、別に。」

提督「というかお前ら、普通に危ないから止めろ! 誰かにぶつかったらどうすんだ!」

海風「提督、万全は期しています。」

時雨「大丈夫さ。そのための警音器(ベル)だよ?」

提督「お前ら、警音器は無暗やたらに鳴らしちゃいけないってきちんと道交法で決まってるんだぞ!!」


涼風「え…? あたい、そんなの聞いてないよ。白露姉ちゃん…」

白露「えーー。別にいいじゃん。鎮守府の敷地内でしょーー?」


提督「そういうのをな、屁理屈っていうんだぞ。覚えたか?」

提督「というか、夕立と春雨はどうした?」


時雨「その二人は、さっき事故って入渠中だよ。」

江風「夕立の姉貴はともかく…春雨の姉貴はハンドル持つと性格変わるからなぁーー。」


提督「ほら!! 言わんこっちゃない!!馬鹿野郎!!」

白露「ふふん。提督ぅ? その程度の警告で私たちの暴走を止められると思ってるのかな?」チリンチリン

江風「げはははは!! 甘いねぇ!! 甘すぎるぜ、提督ぅ!!」チリンチリン

時雨「わたあめより甘いね!!ふふふ!!」チリンチリン

涼風「あたいらはSIRATSUYUチャリンコ暴走族だよぉ!!」チリンチリン

海風「その程度じゃ聞く耳持てません!!」チリンチリン

村雨「ふふーん…提督もぉ…私たちに泣いて許しを請いなさい!!うふふふ…」チリンチリン



提督「こっ、こいつら……」

五月雨「」

江風「ンじゃ、あたしたちは暴走行為に戻るぜ!!」

時雨「じゃあね、提督。 ぱらりらぱらりら!!」

白露「いっちばーーーーん!!」



チリンチリンチリン パフパフパフ



提督「」

五月雨「」

提督「とりあえず、夕立と春雨のところに行ってみるか。」

かわいい

提督「おい、夕立。春雨。 ケガ大丈夫か!?」 ガラッ


夕立「ちょ、提督さん!! 勝手にお風呂に入らないで欲しいっぽい!」

春雨「きゃーーーーーー!!!!! 痴漢!!!!!」

ポイッ ポイッ


提督「うおっ ぐへっ やめろっ 桶はやめろっ うべっ」

お前ら海の上で暴走した方が早いだろ
でも可愛い

SHIRATSUYU

夕立「ごめんなさいっぽい」

春雨「私たちの心配をして来てくれたんですね…申し訳ありませんでした…」


ボコボコになった提督「おう、怒ってないぞ。怒ってない。」無表情

五月雨「弥生ちゃんの真似ですか…?」

>>15 あっ… 許してください。

提督「なんであんなことをしてたんだ?」


夕立「きっかけは…白露が自転車を買ったからっぽい…」

提督「そうだな…確か半月ほど前か……やけに嬉しそうだったな。」

春雨「はい。なので私たちもつられて買っちゃたんですよ……自転車に乗れない五月雨以外。」


五月雨「なんだか情けなくなってきてしまいました…」

提督「まぁ、しょうがない。誰にだって得意不得意はあるさ。」


提督「で…それでどうなった?」

春雨「それからは次第に…暇を見て姉妹たちでツーリングをするようになったんですよ。」

夕立「みんなでツーリングするととっても楽しかったっぽい。」

夕立「でも…段々みんなの様子が変になっていったっぽい…」


提督「変?」

回想


白露「いっちばんになるにはっ… いっちばんになるにはっ…」ブツブツ

時雨「今日からキミの名前は『死暮昏(シグレ)号』だっ!よろしくね。」

村雨「ふふっ かわいいわね。今日もいっぱい良い走り、見せてよね!」

海風「江風…このパーツとか、どう…?」

江風「さんきゅ、海風の姉貴。うしっ、これでパワーアップだぜっ!!」


回想終わり



夕立「そういう夕立たちも少しずつチャリの魅力に取り憑かれていったっぽい!」

春雨「私は…次第に運転中の記憶が無くなるようになって…」


提督「なにそれこわい」

↑すみません 江風のあとあたりに

涼風「てやんでいっ! 姉さんたちには負けないぜぃ!」 を脳内補完しといてください

春雨「でも…今朝方。夕立姉さんと私が衝突事故を起こして…」

夕立「今はなんとか正気に戻ったっぽい。」

提督「一体何が起きていたんだ?」

春雨「さぁ……?いまとなっては…」


五月雨「こういう時は…元をたどってみましょう。もしかしたら…みんなの自転車になにかあるんじゃ…」

夕立「えーと…確か白露の自転車は明石さんに取り寄せてもらってたっぽい」

提督「よし、早速工廠にいくぞ。」

明石「え? 白露ちゃんの自転車ですか?」

提督「そうだ。なにか知らないか?」


明石「そうですね……白露ちゃんたちの自転車は私が取り寄せたものですよ。」

明石「あっ、確か…デザイン自体は白露ちゃんたちの希望通りになるように、取り寄せたものを私が改修したんでした。」


明石「……………あー、もしかしたらですよ。もしかしたら。」

明石「白露ちゃんたちの自転車……改修した時に、ある種の艤装扱いになっちゃったかもしれません…」

明石「変な妖精さんがくっついっちゃったかも……」


提督「おい」

夕立「自転車もってきたっぽい」

明石「どれどれ…」


明石「あちゃー、やっちゃいました。提督、見てくださいこれ。」

提督「ん?」


サングラスに白い特攻服を着た妖精さん「ミセモンジャネェゾ、ゴラァ」

リーゼントヘアーにサラシ姿の妖精さん「ジコルヤツハ、ハードラックト、ダンスッチマッタンダヨ」


提督「なんだ!?このクッソかわいくねぇ妖精さんはっ!?」


妖精さん「アンジャゴラッ」バキッ

妖精さん「シバクゾオラッ」ドカッ

提督「ぐへぇ」

提督「俺、なんも悪いことしてないのに…しくしく」


明石「これは間違いないですねぇ…白露ちゃんたちの様子がおかしいのは十中八九これのせいです。」

五月雨「明石さん! 元に戻す方法はあるんですか!?」

明石「うーん…こればっかりはどうにも……」

明石「でもまぁ、夕立ちゃんと春雨ちゃんは戻ってるっぽいし…」


夕立「あ、思い出したっぽい。」

夕立「夕立と春雨は、鎮守府の港でレースをしてたっぽい!」

夕立「それで衝突して、結局は引き分けだったっぽい。」

夕立「だから…」

夕立「白露たちにチャリ勝負で勝てば治るかもしれないわね!!」







提督「うん。こういう展開になるの…なんとなく知ってたよ、俺。」

春雨「でも一体誰が勝負を挑むの?」

春雨「私と夕立姉さんはやるとして…2人だけじゃ到底姉さんたちにはかなわないですよ…」




五月雨「………………」

五月雨「私もやりますっ!!!!」

提督「五月雨!?」

提督「………無茶するな。第一、お前は自転車…乗れないんだろ?」

五月雨「だったら…乗れるようになるまで練習します。」

提督「そもそもお前がやる必要はないんだぞ……これは、俺の監督不行き届きだから……」


五月雨「いえ、関係ありません…私がやりたいんです!!」

五月雨「姉さんたちが危険なことに巻き込まれているのに…わたしだけ傍観していることなんてできません…」

五月雨「だから…」


五月雨「教えてください…! 私に…自転車の乗り方を!」ペコッ

提督「……わかった。」

提督「どこまでも付き合ってやる。お前が一丁前に乗れるようになるまでな!」


五月雨「はいっ!!頑張ります!!」



こうして、俺と五月雨の…自転車に乗る訓練の日々が始まった。

提督「まずは補助輪つきから始めるぞ!!」

五月雨「はいっ!!」←絡まないように髪をあげている


五月雨「よいしょ よいしょ…」

ガクッ

五月雨「きゃーー!」バターン


提督「補助輪つきで転ぶとは…流石はドジっ娘……というかドジっ娘ですませていいのかこれ…」

提督「こりゃ乗れるようになるのはまだまだ先だな。」




彼女の訓練は困難を極めた。

提督「海の上を思い出せっ!! 要領は同じはずだっ!!」

五月雨「はいっ!!」



提督「転ぶことを恐れるなっ!! しっかりとペダルを踏みしめろっ!!」

五月雨「やってみます!!」



提督「俺がそばにいてやる!! だから安心しろっ!!」

五月雨「ありがとうございます!!」



やがて補助輪が外れ……

五月雨「うぁ あっ あっ」

五月雨「きゃーーーーーー」

バタンッ


提督「大丈夫か!?」

五月雨「へ、へいきですっ これくらい…」

五月雨「こうしている間にも…姉さんたちはっ」





刺羅通愉「イッチバーーーーン!!!!!! ヒャッハァーーーー!!!!!!!!!!」チリンチリン

死暮昏「いい飴だね…」わたあめペロリ

無螺鎖女「無螺鎖女、パワァアップよぉぉぉぉ!!!!!!!!!」チリンチリン

兎魅過世「行きますよぉぉぉ!!!!!ほほほほほほほ!!!!!!」チリンチリン

禍我火是「うひゃぁぁぁぁ!!!!!!これだから暴走はやめらンねえぜ!!!!!」チリンチリン

栖図架責「いよっ 姉さんたち!! かぁーーーーっ! いいねぇぇいいよぉ!!!!!!!!!!!!!!」チリンチリン



夕立「これはひどいっぽい」

春雨「私たちも下手したらあんなのになってたんですね…」

そして…やがて…


提督「いいか…少ししたら手を放すぞ…」

五月雨「はいっ 次こそはっ」


こぎこぎ こぎこぎ

提督「よし、はなすぞ」

提督「よっ」



こぎこぎ こぎこぎ


五月雨「あ やっ ふっ」フラフラ


提督「頑張れっ!! いい感じだぞ!!」

提督「今までの訓練を思い出せっ!! お前ならできるはずだっ!!」


五月雨「うぅ やっ くぅぅ」フラッフラッ

提督「そのままこぎ続けるんだ!! 自分の感覚を信じろっ!!」

五月雨(わたしはっ…)

五月雨(みんなのために…ここまで真剣に練習に付き合ってくれた提督のためにっ)

五月雨(絶対に…乗りこなして見せます!!!!!!)



ふらっふらっ

ふらふら


ふら



スゥーーー



五月雨「あれ……転ばない……もしかして!?」

五月雨「わたし…自転車に乗れてます!!!!!!!!」

五月雨「やったぁ! うれしい! とっても爽やかで、気持ちいい!!」

五月雨「ていとくぅぅ!!ありがとうございましたぁぁぁぁぁぁ!!!!」




提督「グスン…よくやったな、五月雨…お前は俺の誇りだよ。」涙ポロポロ




ッテ、キャーーーーーーーーーーーーー!!!!!

バタンッ



提督「おおっと!! 大丈夫かぁぁぁぁ!?」



夕立「ここだけみると…とってもいい話っぽい」ウルウル

春雨「もう、ここでこのお話終わってもいいんじゃないでしょうか…?」メタァ

翌日…


提督「昨日はよくやったな…五月雨」

五月雨「いえ、これもひとえに提督のおかげです!!」

提督「ふふっ、照れるな。だが、それを果たしたのはお前自身の力だ。もっと誇っていいんだぞ…」ナデナデ

五月雨「/// ありがとうございます///」


提督「そこでだ。頑張ったお前にプレゼントがある。」

五月雨「?」

提督「これだ」


布バサッ

ピカピカのスポーツタイプの可愛らしい自転車


提督「俺と明石が一緒に作った特別製の自転車だ。」

提督「ぜひ、お前に受け取ってもらいたい!」


五月雨「ていとく…」

ポトッ ポトッ

五月雨「グスン…こんな私のために…ありがとうございます…ヒグッ」ポロポロ

提督「泣くな、五月雨」ダキッ

提督「頑張るんだろう?そして、白露たちを元に戻すんだろう?」

提督「だから…こんなところで泣くんじゃない。」


五月雨「はい…はいっ!」ナキヤミ

提督「ちなみに、特別製だというのは…こういうことだ。」

提督「ちょっと乗ってみろ。」



五月雨「凄い…力が湧き出てきます…まるで艤装をつけた時のように…」

提督「当然だ。今度の今度は本当に艤装と同じ要領で開発したからな。」

提督「それに…」


蒼い全身タイツに赤いヘルメットを被った妖精さん「show me your moves!!」


提督「今度は伝説の熟練レーサーな妖精さんをつけてもらった。」

提督「様々な場面できっとお前を助けてくれることだろう。」


五月雨「こんにちは。はじめまして、妖精さん!」

五月雨「これからよろしくお願いしますね。」

蒼いタイツ妖精さん「yeah! ok,you're my friend!!」

提督「夕立、春雨。お前たちの自転車も再改修しといたぞ。」

提督「そしてお前たちの自転車にも熟練妖精さんをつけてもらった。きちんと挨拶しとけよ。」



チェリーを持った変な前髪の妖精さん「ヤハリ5-3カ ワタシモドウコウシヨウ」←夕立の

ピンクのサングラスに同じく変な前髪の妖精さん「ジョウネツシソウリネンズノウキヒンユウガサキンベンサ ソシテナニヨリモ! ハヤサガタリナイ!!」←春雨の


夕立「変なの…」

春雨「うるさいです…」



提督「よし、勝負は三日後…それまで各自きちんと練習しとけよ!」

三人「了解…!」

そして三日後…


チリンチリンチリン パフパフパフ


キキー


提督「おい チャリ走しろよ」




江風「提督じゃン、おひさ 元気してたかい?」ニタァ

涼風「おうおうおう それに五月雨と裏切り者の夕立、春雨じゃないか! いまさらあたいらに挑むってかぁ?」

村雨「まったくぅ 命知らずの…わ・る・い・こ・ねぇ…!」

海風「そうですねぇ どう料理してあげようかしら…うふふ」

白露「イッチバーーン……イッチバーーン!!!!」涎ダラァ

時雨「白露姉さんは、イッチバーーンにステータスを極振りした結果…理性を投げ捨ててしまったんだよ。悲しいね。」

春雨「ひどい…みんな、こんな醜くなってしまって…」

夕立「ぶっちゃけ見てて辛いっぽい 帰りたくなるっぽい」


五月雨「姉さんたち……必ず、救い出してみせます…!!」

時雨「それじゃ、勝負は鎮守府周辺港一周コースで。」

時雨「もちろん…妨害行為その他なんでもアリアリのデスマッチルールでいくよ。」


提督「かまわん。好きにしろ。俺は大人だからな。それくらいは子供に合わせてやるのが道理だ。」

時雨「僕は子供じゃない!」ムッ

江風「へっ、提督。時雨の姉貴を怒らせちまったようだなぁ。この代償は高くつくぜぇ…」

白露「イッチバーーン…!! イッチバーーン…!!」グジュルルル!

村雨「白露姉さん…まだよ、落ち着きなさい…うふふふふふふ…」ゾワゾワ



夕立「負けられないっぽい!!」

スタート地点


提督「あそこにセットした時限式の爆雷が起爆したら一斉にスタートだな。」


時雨「あと10秒…」

白露「イッチバーン!!」

海風「8」

涼風「7」

夕立「」カチカチカチカチカチカチカチ

村雨「5」

江風「4」

春雨「3」

五月雨「2」

提督「1……」




ドカーーーーン!!!!!!!!!!




全員「スターーーーーーーーーーート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

夕立「早速喰らうっぽい!」

夕立「チェリー妖精さんから教えてもらった必殺コマンド!!」

夕立「『トルネード・アタック』っぽい!」


提督「な、なにぃ! 流石だ、夕立!お前…チャリ走をやりこんでいるなっ!!」

夕立「答える必要はないっぽい!!」



提督「自転車なのにどうやって回転してるのかとか、そもそもコマンドとは何なのかはどうでもいい!」

提督「そのまま全員やっちまえ! 夕立!!」

時雨「甘いね…夕立」ヒョイッ



夕立「かわされた!?」

時雨「キミがこんなことをするんじゃないかって予想は最初から出来ていたのさ。」

時雨「みんなもそう。」




みんな「」ヒョイッ   涼風「うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」バキャーーーーーン


時雨「ざ、ざんねんだったね……(震え声)」



提督「夕立!気にするな! まずは一人だ!」

白熱するレース



村雨「ふふふふ…村雨の、ちょっといい錨攻撃…受けてみる…?」ブンブンブン ギュンギュンギュン!


春雨「ひえぇ…村雨姉さん怖いです!!」

村雨「そ・れ・じゃ・あ、まずは春雨ちゃんから!!」ニィィ

春雨「ひっ」



提督「あれはヤバい。ガチで大破するヤツだ!!」

村雨「そぉれ!!」ブンッ!!!!!

春雨「ひえぇぇぇぇ!!!!!!!!!やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」


村雨「ちょっとぉ 逃げたら当たらないでしょぉぉぉ!!!!!!!!!!」ブンッ!!!!!!!!

春雨「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サングラス妖精さん「モットハヤク! モットハヤクダ!!」

春雨「そ、そんなっ もう精一杯ですっ!」

妖精さん「ソンナコトハァナイゾォォォ!!!!」

春雨「うぅ…こうなったらぁ!! やけです!!!!」

春雨「ええい!」


村雨「それっ!!!!」ブンッ

春雨「避けますっ!!!!!」ヒョイッ


村雨「チッ しぶといわねぇ………って!?」

村雨「やだ…鎖が絡まって……動けない!」

村雨「キャーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」海ドボーン!


春雨「ぜぇぜぇぜぇ……死ぬかと思った…」

妖精さん「ファンタァスチック!!」



???「いや、あなたもここで終わりよ。」

???「へっ、わりぃな。春雨の姉貴!!」


春雨「ひょ?」

海風・江風「『デュアル・ウィンド・クロス』!!!!」



ゲシゲシッ ゲシゲシッ


春雨「いたたたたたたたたた!!!!!ただの両方向からの執拗な蹴り攻撃っ!!!!!!!????????」

春雨「いたーい!!!!!!!!!!」キキー


春雨「もうやだぁぁぁぁぁ!!!!! うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!!!!」ガチナキ





提督「春雨ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!! くそっ!」

提督「なんというラフプレイ……かなりえげつないぞ。」



海風・江風「さて…次の獲物は……」


五月雨「はわわわわわ………」

海風・江風「」ニタァ



提督「五月雨!! 危ない!!」

提督「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」ペダルこぎこぎ


江風「な、は、はええ!!!」

海風「突っ込んできます!!避けて!!」


提督「おせぇんだよ!!!!!」




ドンッ☆



海風・江風「あぁぁれぇぇぇぇ……」

提督「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!?????」


海ボシャン!!!!!!!!




五月雨「提督!!!!!!!!!!」



提督「ぶはぁ……俺のことは気にすんなぁ!!!!!!!!!!」ズブヌレ

提督「俺は海に落ちたヤツらをまとめて助けに行くっ!!!!!!!!!!」

提督「あとは任せたぞ! 夕立! 五月雨ぇぇ!!」



夕立「任せるっぽい!」

五月雨「提督……はいっ、わかりました!」

時雨「あちらも、思っていた以上になかなかやるね…」

時雨「こっちももう僕と白露姉さんだけになってしまったよ…」

白露「イッチバーーン……イッチバーーン……」涎ダラァ


時雨「なんだって? ふむふむ……」

時雨「わかったよ。アレだね……了解。」

時雨「楽しみだ…ふふふ。」

夕立「レースも終盤…」

夕立「もうちょっとでゴールっぽい。」

五月雨「だけどこのまま…何事もなくってことはないですよね…」


夕立「だから…そろそろ仕掛けてくると思うっぽい…」

夕立「五月雨ちゃん……気を付けて!」

五月雨「はいっ! もちろんっ!」



時雨「夕立、キミの予想通りだよ。」

夕立「し、時雨ぇ!?」

時雨「まさかこうして僕たちが敵同士戦うことになるなんてね…」

時雨「僕たち…あんなに仲良しだったのにねぇ……」ニタァ

夕立「時雨……」

夕立「時雨!! 目を覚ますっぽい!!こんなの間違ってるっぽい!!」

時雨「ふふふ…間違っちゃいないさ。」

時雨「これが白露型駆逐艦の最終形態…そう『SHIRATSUYUチャリンコ暴走族』こそが僕たちの本来あるべき姿なんだよ!!」

時雨「ほら、みてごらん…夕立。」


夕立「!?」


白露「イッチバーーン!! イッチバーーン…!!」シュタッ


スゥゥゥーーーーーー チャキッ ドーーーン!!!!!!


夕立「あれはっ…」

夕立「白露の自転車から主砲が生えてるっぽい!!」

夕立「そして…何故か海の上を滑走しながらこっちを狙ってるっぽい!?」


時雨「そう…僕たちはね。ついにこの自転車を艤装に昇華することに成功したのさ…」

時雨「これを間違ってるって…? 違うね。間違ってるのはキミたちの方さ!!」


時雨「さぁ、白露姉さん……ここからは思いっきり暴れてもいいよ!」





白露「イッチバーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」チャキッ



ドーン! ドーン! ドーン! ドーン!

夕立「やめろっ、っぽい!!鎮守府が滅茶苦茶になっちゃうっぽい!!」

五月雨「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!」


チェリー妖精さん「……………」

チェリー妖精さん「………ユウダチサン」


夕立「っぽい?」


チェリー妖精さん「ボクガdioをトメマス ソノスキニ、ヤツヲタオスシュダンヲミツケテクダサイ…」



夕立「チェリー妖精さん……」

夕立「dioって誰っぽい……?」

チェリー妖精さん「イキマスッ」

チェリー妖精さん「うおぉぉぉぉぉ!!!!!」



バンッ

チェリー妖精さん「グハッ」


夕立「瞬殺されたっぽい!?」


五月雨「チェリー妖精さん…そんな…」

チェリー妖精さん「ウケトッテクダサイ ボクノサイゴノチカラ…」


パァァァァァ

夕立「この感じ…力がみなぎるっぽい!!」


時雨「そんなバカなっ あの妖精さんにそれだけのパワーが残ってたなんて…」



夕立「ソロモンの悪夢。見せてあげる!!」主砲チャキッ

夕立「全力でやるっぽい!!」


ドーーン!!!!!!


白露「い、い、い、イッチバーーーーーン!!!!!!!」ドカーン

白露「きゅぅぅぅぅぅ…」目回し



夕立「やったっぽい…けど」

夕立「夕立もここまでっぽい…もう動けないっぽい…」

夕立「五月雨ちゃん……時雨を、止めて欲しいっぽい!!」




五月雨「わかりました!!」


五月雨「時雨おねえちゃん!!最後の勝負です!!」


時雨「くっ…」

時雨「この僕をここまで追い詰めるとはね、まぁ…いいさ。」

時雨「キミ一人程度なら…僕が負けるはずないんだ!」

時雨「そうだ…僕は選ばれたんだ。真の強者として……」


五月雨「それは違いますっ!!」

時雨「!?」

五月雨「いい加減目を覚ましてください…!!」

五月雨「私は知っています!!」

五月雨「時雨おねえちゃんが…本当は自転車を愛しているということを…」

五月雨「時雨おねえちゃんが…本当は自分のしていることに罪悪感を覚えているということを!!」


時雨「…………」

時雨「…………なにを根拠に…」


五月雨「時雨おねえちゃん、手が…主砲を持つ手が震えていますよ!」

時雨「!?」ブルブル

五月雨「あなたは今、心の中で戦っているんです…」

五月雨「思い出してください!! 時雨おねえちゃんが提督と一緒に自転車に乗る練習をしたあの頃を!!」


時雨「僕…自転車…練習…」


回想

時雨「えへへ、僕。自転車乗れるようになったよ!」キズダラケ

提督「よく頑張ったな!!時雨!!」ナデナデ

時雨「ふふふ…いつか提督や姉妹のみんなと一緒に…自転車で…どこか遠くへ…」

提督「あぁ。そうだな……そしたら、『白露型チャリンコツーリング団』でも作って。みんなで旅をしよう!」

時雨「ほんとに!? 約束してくれるっ!?」

提督「あぁ。約束だ。」

提督「だから…その前に……」

提督「頑張って、この世界を平和にするんだ……」

提督「そしたら……きっと…………」


回想終わり



時雨「そうだ……僕は…提督と…」

時雨「あれっ…僕……なんで泣いて……」涙ポロポロ


五月雨「思い出したんですね…時雨おねえちゃん。」

時雨「僕は…」

時雨「ぐっ…うぅ…頭が…」


五月雨「!?」



時雨「」

時雨「…………」チャキッ



五月雨「うぅ、完全に邪悪な意思に操られちゃった……どうすれば…」


蒼いタイツ妖精「samidare! use "hisastuwaza"!!」

五月雨「えっ!?」

↑ "hisatsuwaza" です。細かいですけど…

蒼いタイツ妖精さん「I give miracle power for you!」

蒼いタイツ妖精さん「So,please repeat after me ,calling the name of "hisatsuwaza"!」

五月雨「微妙に英語間違ってますけど……意味は伝わりました!!」



時雨「」チャキッ



蒼いタイツ妖精さん「samidare! now!」

五月雨「はい!」



蒼いタイツ妖精さん「"hisatsuwaza"!!」

蒼いタイツ妖精さん「……falcon punch!!!!!!!!!!!!!!!!!」



五月雨「ひっさつ!!」


五月雨「ふぁるこーーーーんぱーーーーーんち!!!!!!」



ドーーーン!!!!!






時雨「くっ うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」ドゴォ

五月雨「そして…このまま!」



ゴーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!

時雨「…………」スゥゥゥ

時雨「僕、負けたみたいだね。」パチクリ


時雨「ふふっ、おめでとう、五月雨。」

時雨「そして、ありがとう。五月雨。」

時雨「ようやく…大切なことを思い出せたよ。」




時雨「キミには感謝してもしたりないね……」

提督「ふぅ…なんとかみんな無事だな…」


白露・村雨・海風・江風・涼風「Zzzzzzzz…」



五月雨「提督! 私、勝ちました!!」タタタ

提督「くぅぅぅぅ…よくやった!!!!!!!!!」ダキシメ

五月雨「て、ていとく/// はずかしいです///」


時雨「…………」

提督「時雨…………」


提督「時雨もおいで……」

時雨「いいのかい? 僕は…」


提督「何言ってんだ。」

提督「惜しかったけど……二位おめでとう。よく頑張ったな…」


時雨「うぅ…ヒグッ」

時雨「」ダキッ



夕立「ズルいっぽい!夕立も混ざるっぽい!!」

春雨「わ、私もっ!!」



提督「おいおい、まてよぉ!! あんまり駆逐艦に囲まれると逮捕されちゃうよ、俺。ははは。」


憲兵「」じー


提督「はっ」






このあと滅茶苦茶ロリコン疑惑がかかった(なんとかなった)

後日談…



提督「結局、レースとはなんだったのか」

提督「なぜレースの締めくくりが必殺技だったのか」

提督「そもそもチャリンコこいでる描写が何故まったくなかったのか」

提督「そういうことを気にしてはいけない。」


提督「そうだよな、五月雨?」


五月雨「ごめんなさい…聞いていませんでした…」

提督「」

提督「ま、なんかよくわからないけど…みんな元に戻ってよかったよ。」

提督「白露なんかは本当、見るに堪えない姿だったしなぁ…」

五月雨「本当そうですね…頑張ってよかったです。」



チリンチリンチリン



提督「お、この音は…!」

ヒサツワザ!ワザマエ!

いやぁいい話だ

すみません。忙しくて書き込めませんでした。

ラストのオチ部分だけですが再開します。

白露「やったー、私がいっちばーーん!! ていとくー!! やっほー!!」

時雨「もう。白露姉さんったら。はしゃいじゃって…ふふ。」

村雨「ちょっと! そんなに飛ばさないでよ!危ないでしょ?」

夕立「そういう村雨もさっきまではしゃいでたっぽい! ぽいぽい!」

海風「江風…ほら。襟元が乱れてるわ…提督の前なんだからしゃきっとしないと…」

江風「海風の姉貴…あたしはお子様じゃないンだぜ? な?提督もそう思うだろ?」

涼風「ちわーっす! 五月雨、提督! 元気にしてたかい!?」


提督「おう、ちわっす!待ってたぞ。白露シスターズ。こっちはもう準備はできているぞ。」

五月雨「ふふ。楽しみですね。今日は、みんなで満喫しましょうね!」


五月雨(そう。今日は…みんなで隣町までサイクリング。ようやく叶ったみんなの願い…精一杯楽しまないと!)


提督「あれ、そういえば…春雨は……?」


白露「あー、えっと。春雨は…ね。」

時雨「うん……もうちょっとで来ると思うよ…」


提督・五月雨「………?」



ドゥルルルル!!   ブゥンブゥン ブンブンブゥン!!!!!

春雨「待たせたな、ベイベー!!」 E:ハーレーダビッドソン風に改造した自転車

春雨「ドゥルルルル!!ブゥンブゥン ブンブンブゥン!!!!! 」チリンチリン


提督・五月雨「」


江風「だから言っただろ…春雨の姉貴はハンドル握ると性格変わるって…」

村雨「事故ったせいでついこの前までは普通だったけど…」

夕立「これが本来の春雨の性格っぽい…変な妖精さん抜きで…」

時雨「まぁ、すっごく飛ばすくらいで他は安全運転だから大した問題ではないけどね。」


春雨「さぁ、行くぜぇぇぇぇ!!野郎どもぉ、ついてきな!!」

春雨「ギュルルルル!! ブゥゥゥン!!!!!!」こぎこぎ


白露「あっ!! 先行かないでよぉ!!」




提督「」泡ブクブク

海風「て、提督…大丈夫ですか?」

涼風「てぇへんだ!! 提督がショックで息してないぜ!! メディーック!メディーーーーーーッッック!!」



五月雨「これは…流石に予想外でした……」

時雨「大丈夫さ。ゆっくり行こう。そう。ゆっくりでいいんだ。」

五月雨「そうですね。ゆっくり行きましょう。だって。」


五月雨「『白露型チャリンコツーリング団』の冒険はまだまだこれからなんですから!!」






夕立「言ってる場合じゃないっぽい。提督運ぶの手伝うっぽい。」



おわり

自転車に乗るときは…マナーと道交法を守って! 楽しくサイクリング!!


ここまで見てくださった方、ありがとうございました。
忙しくて最後のほうだけ時間空いちゃいましたが…なんとか今週中に終わりました。

主砲を装備してないはずの夕立が主砲をぶちかましたり、白露が化け物染みた姿になっていたり、ラスボスが何故か時雨だったり、そもそもレースあんまり関係なかったり。

色々とすみませんでした。ごめんね。白露シスターズ…

五月雨が主人公だったのは…前回書いたssで五月雨があんまり目立ってなかったので、せっかくだから主人公にしてあげようと思いました。
それと、自転車に乗れなかった子が乗れるように頑張るお話ってのはなんだか燃えると思いましたまる

それとこのお話を書いたきっかけは、この前車を運転していた時に…小学生くらいの女の子たちが7~8人くらいで束になって自転車をかっ飛ばしているのをみかけたことでした。
あんまり普段見ない光景だったので驚きました。微笑ましいですけど、あんまり多いと危ないですよね。

本当は『MAYA様湾岸暴走族』編も書きたかったのですが、時間の関係上カットしました。嘘です。

では。改めてありがとうございました。


妖精さんはキャプテンファルコン、花京院、クーガーで合ってる?

>>76 その通りです。 花京院だけ方向性が微妙に違いますが…

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