フレデリカ「秋の行楽山登りごっこ」 (25)
これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません
書き溜めはありませんが、本日中に完結させます
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フレデリカ「フンフンフフーン、フィンランド~」
肇「ここは高尾山ですよ?」
朋「流石に分かってるんじゃない?」
フレデリカ「やっほー!フレデリカだよー!」
肇「せめて山頂着いてからやりましょう?」
フレデリカ「綺麗だねー」
朋「秋の山はこー、スピリチュアルな感じがしていいよね!」
フレデリカ「アタシが!」
肇「フレデリカさん、大丈夫ですか?」
フレデリカ「肇ちゃんそのツッコミはおかしいんじゃないかなー?」
朋「折角の休日をあたしに付き合わせちゃって悪いけど、予定はなかったの?」
フレデリカ「だいじょぶだいじょぶ、むしろ探してたくらいだもん」
肇「秋の紅葉は素敵ですね…日々の疲れが癒されます」
フレデリカ「秋っていったらFだしねー」
肇「どうせでしたら、滝にも行きたかったですね」
朋「此処を選んだのは、近くて日帰りでさくっと来れる場所だからよ」
肇「晴れてよかったです」
朋「ちなみにだけど、文香ちゃんと杏ちゃんは?」
フレデリカ「ケーブルカー乗りに行ってたよー」
杏「はっくしゅん!…あー、結構寒い」
文香「もう直ぐ十一月ですから…東京とは言え、もう少し厚着してくるべきでしたね…」
杏「事前に言ってくれればコート着てきたよ」
文香「…あら…?伝わってませんでしたか?」
杏「流石にFを感じにいくよーだけじゃ分からなかったかなー…」
文香「…素敵な景色ですね…」
杏「おい…まーいいや、杏的には秋なら焼き芋が食べたいかな」
文香「でしたら、下山してから良さげなお店を探しましょうか」
杏「十中八九焼肉になりそーだね」
フレデリカ「いぇーい!一番のりー!」
肇「ふぅ…フレデリカさん、割と体力ありますよね」
フレデリカ「フレちゃんはダンスやってるからねー」
肇「私もやっている筈なんですけど」
朋「はぁ…はぁ…キッツイわね…」
フレデリカ「おー、朋ちゃんも到着!」
朋「ふぅー…なんで階段全力ダッシュで三往復もしたの?」
フレデリカ「そりゃーアタシ達がアイドルだからだよー」
肇「いい運動になりますね」
朋「肇ちゃんもよく涼しい顔してられるわね」
肇「もう秋ですから」
フレデリカ「じゃー最下位だった朋ちゃんはアタシ達と一緒にもう一往復だねー」
朋「全員じゃん!」
肇「あ、私は結構です。ここで景色を眺めて待ってますので」
朋「ちょ、ちょっと休ませて…」
文香「…素敵な景色、ですね…」
杏「楽でいいねー、どーせなら杏的にはお団子も欲しいかな」
文香「お茶と、最中でしたら用意してありますよ」
杏「おー、準備いいねー」
文香「五人揃ってからにしようと思っていましたが…」
杏「ま、揃ったらまた何か買えばいーよ」
文香「あら…もう、到着ですか」
杏「あっという間に上までこれちゃったね」
フレデリカ「ねーねー、この道ずっとS字で続いてるんだよね?」
肇「下でみた地図の記憶はおぼろげですが、だいたいそうだった気がします」
朋「…やめとかない?」
フレデリカ「ここ走って突っ切った方が絶対はやいよねー?」
肇「物理的にはそうなりますね」
フレデリカ「わぁお、Fっぽい!」
肇「…いきますか」
朋「貴女達と行くとあたしまで遭難しそうね」
フレデリカ「そーなんだー…いまいちだねー」
肇「そう、何度も詰まらないギャグを言うからです」
フレデリカ「インドのパン食べたいねー」
肇「ナンですか?」
フレデリカ「そう!ナン!」
朋「こんな所にいられない!あたしは先に行かせてもらうわ!」
肇「…あの」
フレデリカ「あれー?真っ直ぐ進めば大丈夫なはずなんだけどなー」
朋「戻らない?まだ多分引き返せるよ?」
フレデリカ「でも取り敢えず上の方に進めば山頂なんだし大丈夫だよねー」
肇「遭難した時は降りるよりも登った方が安全と言いますからね」
フレデリカ「いざとなったら杏ちゃんがなんとかしてくれるよきっと」
杏「この最中どこの?凄く美味しいね」
文香「…それにしても、なかなか三人は遅いですね…」
杏「大丈夫じゃない?なんやかんやしっかりしてるし」
文香「遭難してないといいのですが…」
杏「ここ高尾山だよ?ありえないでしょ」
文香「…それもそうですね」
杏「よし、じゃー次は杏が持ってきたお煎餅を…」
フレデリカ「ふんふんふふーん、麩」
肇「それ一度使ってますよ?」
朋「そんな縛りあったの?!」
フレデリカ「綺麗な木々に囲まれてフレちゃん魅力7割くらいアップしちゃうなー」
肇「知ってますか?フレデリカさん、どれだけ掛け算しても結果の変わらない数字があるそうですよ」
フレデリカ「でも紅葉とアタシって合うでしょー?」
肇「否定はしませんけどね」
フレデリカ「わぁお、肇ちゃんが初期の優しい頃に戻ったー」
朋「…現実に戻ろ?今遭難中なのよ?」
フレデリカ「あ、ポップコーンあるけど食べる?」
肇「せめて合流してからにしませんか?」
フレデリカ「どーせ今頃あっち二人もおやつ食べてると思うよ?」
朋「きっとあたし達の事探してくれてる筈…だよね?」
肇「ここ、電波届いてます?」
フレデリカ「ダメっぽいよー、さっきからラインしか出来ないんだー」
朋「…ん?」
肇「…それで、杏さんは何と?」
フレデリカ「えっとねー、文香ちゃんがお腹空いたって言ってるよー、だってさ」
肇「はぁ…早く下山しますか」
朋「え?登るんじゃないの?」
フレデリカ「多分もう二人とも下りて近くのお店探してるだろーからねー」
肇「仕方ありませんね…今日は、電車で此処へ来たので文香さんもお財布を持っている筈ですし」
フレデリカ「よーし、そろそろ遭難ごっこは終わりにしよっか」
杏「フレデリカちゃん達おっそいねー」
文香「既にお店を予約してしまっているので…はやく…」
ヤッホー
杏「ん、あの山肌にいる三人かな?なんで正規ルートじゃないんだろ」
文香「…ようやく、そろいましたね」
「ヤッホー!…肇ちゃん、ちょっと目が怖いかなー」
「フレデリカさん、駅が近いのでお静かに…」
「…ぜんっぜんスピリチュアルじゃない!」
杏「…知らない人の振りしよっか」
オーバーしてしまいすみませんでした
最近少しずつペースが落ちてきてしまっている気がします…
お付き合い、ありがとうございました
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