未央「ぴにゃ♪ぴにゃぴにゃー♪」
加蓮「ぴにゃー♪」
凛「...何やってんの?」
未央「おっ、しぶりん!演技に感情を込めるレッスンだよ!」
加蓮「ぴにゃ語だけで、気持ちを伝えるんだよ」
未央「ぴにゃー♪」
加蓮「ぴにゃぴにゃー♪」
凛「...普通にレッスンしようよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476466845
加蓮「あれー?凛ちゃんは、表現力に自信がないからやりたくないのかなー?」
凛「違う」
加蓮「いいんだよー。誰にも苦手なものがあるもんねー。無理しなくていいんだよー」
凛「違うって言ってるじゃん!」
未央「ちょちょちょ、2人とも落ち着いて」
りんかれん「「未央は黙ってて!!」」
未央「ええええええええええ?」
凛「そこまで言うなら見せてあげるよ」
凛「ぴにゃ」
凛「ぴにゃ!ぴにゃぴにゃー!!ぴにゃー!」
???「ぴにゃー!!!!(甘いです!」(ドン
りんみおかれん「「「なんかぴにゃこら太の着ぐるみが乱入して来たー!!」」」
加蓮「えっと、凛、お知り合い?」
凛「こんな等身大ぴにゃこら太着ぐるみ着て歩き回る知り合いはいないかなぁ...」
未央「私も...心当たりは...」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴにゃぴにゃぴにゃー!(私が誰であるかは些細な問題です!皆さんはぴにゃこら太の気持ちになれていないです!」
加蓮「誰かはわからないけど、何を言いたいかはしっかりわかる...」
凛「悔しいけど...負けたね...」
未央「物凄い表現力だよ...」
ぴにゃこら太「ぴにゃー!!!!ぴにゃぴにゃぴにゃぴにゃぴにゃー!(当然です!私はぴにゃこら太を愛し、ぴにゃこら太に生きるぴにゃこら太伝道師ですから」
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃにゃにゃー!ぴにゃ!(皆さんに、ぴにゃこら太の極意をお伝えします!」
加蓮「なんか論点がズレてるような...」
凛「でも凄い表現力...」
未央「ええい!こうなりゃなんでもござれだ!よろしくお願いします!」
ぴにゃこら太「ぴにゃ、ぴにゃぴにゃぴーにゃぴにゃ(では未央さん、二日酔いの朝に足がつった痛さで起きてしまったときの気持ちをお願いします!」
未央「なんかお題が生々しい!!!」
加蓮「それに、私たちお酒飲めないし...」
ぴにゃこら太「ぴにゃぴにゃぴーにゃ!ぴにゃ!ぴにゃーにゃーぴにゃぴにゃー(体験したことなくても想像して、そこから演技を広げることが大事です!」
凛「未央、レッスンだからとりあえず」
未央「うっ、うん。じゃあ...」
未央「ぴーにゃ、ぴーにゃ、ぴにゃ!ぴにゃぴにゃぴいいいいいいいにゃああああああ!」
未央「......どうかな?」
加蓮「うん。いい感じじゃないかな?」
凛「悪くないと思うよ」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴにゃぴーにゃぴにゃぴにゃ(なかなか良いですが、1つだけ足りないですね」
未央「足りない?何が!?」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!(ぴにゃこら太へのリスペクトです!!!」
りんみおかれん「「「そういうレッスンじゃねぇから!!!」」」
加蓮「ぴにゃー...ぴにゃぴにゃ...」
ぴにゃこら太「ぴにゃー!ぴにゃぴにゃぴーにゃぴにゃ(いい感じです。でもガッツ石松さんの右をレバーに受けた苦しみはそんなものではないです!」
凛「ぴにゃ!ぴにゃぴにゃぴーにゃ!」
ぴにゃこら太「ぴーにゃにゃにゃぴーにゃー!(うーん。伊藤智仁さんのスライダーを打席で見た時の驚きはそんなものではないはずです!」
################
小一時間後
################
奈緒「おはよーっす。レッスンすすんでるか?」
卯月「おはようございます!差し入れ、持ってきましたよ!」
加蓮「ぴにゃ!(おはよう」
凛「ぴにゃぴーにゃ(2人ともお疲れ」
未央「ぴにゃぴにゃ!!!ぴーにゃぴにゃ(差し入れ!?やった!何かな?」
奈緒「おわっ!?何だお前ら?ぴにゃぴにゃ言って」
卯月「わぁ、ぴにゃこら太のモノマネですか?」
凛「ぴにゃ!ぴーにゃにゃ(表現力レッスンしてたんだよ」
加蓮「ぴにゃにゃにゃ(どう?私たちの言ってることわかる?」
奈緒「...レッスン?よくわかんないけど、言ってることはなんとなくわかるかな」
卯月「ぴにゃ語だけで伝わるなんて、凄いです!」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴーにゃにゃにゃにゃ(おはようございます!奈緒さん卯月さん!お二人もレッスンしていかれますか?」
奈緒「うえっ!?でかいぴにゃこら太がいる!!!」
卯月「わぁ、大きいぴにゃこら太です!」
奈緒「って、レッスン?もしかして、このぴにゃがトレーナーさんか?」
未央「あー、トレーナーさんではないんだなぁ、これが」
加蓮「強いていうなら」
凛「師匠...かな?」
なおうづき「「師匠??」」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴーにゃにゃにゃ(さぁお二人もぴにゃ語表現力レッスンです!」
奈緒「なんか有無を言わせない感じだな。まぁ、レッスンとなればやってやるよ!」
卯月「島村卯月、頑張ります!」
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃにゃ、ぴにゃ!(では奈緒さん!シュールストレミングの匂いを嗅いだ時のリアクションをお願いします!」
奈緒「シュール...ストレミング...?」
卯月「すっごい匂いのする、鰊の缶詰ですね!聞いたことあります!」
奈緒「なんだそれ?そんなもん嗅いだことないから、わからないよ」
未央「ぴにゃ!ぴにゃにゃにゃにゃ(かみやん!考えるんじゃない、感じるんだよ」
加蓮「ぴーにゃにゃ(想像力だよ!」
凛「ぴにゃにゃ(期待してるよ!」
奈緒「あー、やればいいんだろ!やれば!」
奈緒「...ぴにゃ///ぴにゃにゃーにゃにや///」
奈緒「...なにこれ///すげー恥ずかしい///」
りんみおうづきかれん((((かわいい!!!!))))
ぴにゃこら太「ぴにゃ!!!ぴーにゃにゃにゃ!ぴにゃ!(奈緒さん!恥ずかしがらずに!ぴにゃ語は恥ずかしいものではありませんよ」
奈緒「いや、いい年した女がぴにゃぴにゃ言うのは恥ずかしいだろ...」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!!!ぴにゃにゃにゃにゃ(なんと!なぜ恥ずかしいのですか!?」
加蓮「ご立腹だ」
凛「カンカンだね」
卯月「あわわ、ぴにゃ落ち着いてください」
未央「まぁ、その顔で怒っても迫力ないけどね」
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃにゃぴーにゃにゃ(奈緒さんのレッスンは後でみっちりするとして、次は卯月さん!」
卯月「はい!頑張ります!!」
ぴにゃこら太「ぴにゃにゃ!ぴーにゃにゃーぴにゃぴにゃ(いい気合です!では、深夜アニメを予約録画していたのにナイター中継延長で時間がずれてまったく違う番組が録画されていた時の気持ちを表現してください」
奈緒「いや、今のレコーダーはきちっと対応してくれるけどな」
凛「さすが奈緒、詳しいね」
卯月「ぴーにゃ...(あれ?アニメ予約してたのに...謎のオーディション番組が録画されてる...」
加蓮「!?」
未央「うまい...だと...?」
卯月「ぴにゃ!ぴーにゃにゃにゃぴーにゃ(でも、この番組面白いです!アイドルのオーディションなのにお寺で合宿しないといけないんですね!」
奈緒「想像...だよな...これ...」
凛「リアルだね...」
卯月「ぴにゃ!ぴにゃにゃにゃにゃぴーにゃ(結局全部観ちゃいました!来週からこの番組も一緒に予約しましょう!」
未央「完璧だ...」
加蓮「すごいね...」
凛「さて、師匠の評価は?」
ぴにゃこら太「......ぴにゃ(感動しました!」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴにゃにゃーぴーにゃにゃにゃ(すごいです!こんなにぴにゃこら太への愛に溢れ、ぴにゃこら太を体現してる人がいるなんて!!」
奈緒「めっちゃ褒めてる!」
未央「しかもなんか号泣してるっぽい!!」
ぴにゃこら太「ぴにゃ...ぴにゃにゃぴーにゃにゃ(卯月さんがいれば、私が教えることはありません。免許皆伝です...」
卯月「えへへ、ありがとうございます!島村卯月、頑張りました」
凛「卯月...恐ろしい子...」
加蓮「凛が白眼になってる!」
柚「ごめんくださーい☆」
あずき「レッスン中お邪魔しまーす♪」
忍「すみません、ここに穂乃香ちゃん来てませんか?」
奈緒「おー、フリルドスクエアの3人。おはよう」
柚「おはようございます☆」
加蓮「穂乃香ちゃん?あのしっかりした子?」
あずき「穂乃香ちゃん、なんか『ぴにゃこら太の波動を感じる』とか言って走り出しちゃって」
忍「打ち合わせあるのに...それでプロダクション内を探し回っているんです」
凛「ぴにゃこら太の...波動...?」
未央「...まさか...」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴーにゃにゃにゃ(へ!アヤセホノカサンナンテワタシハシラナイデスヨ」
柚「...」
あずき「...」
忍「...」
ゆずあずきしのぶ「「「見つけたー!!!」」」
ぴにゃこら太「ぴにゃ!ぴーにゃにゃにゃ(はいレッスンはおしまいです私は帰りますのでみなさん本番頑張ってください!」
加蓮「はっ...はい...」
奈緒「あっダッシュで逃げだ」
凛「着ぐるみなのに凄い俊敏だね」
未央「もう部屋の外に逃げちゃったよ」
卯月「凄いです!」
ゆずあずきしのぶ「「「待てー!!!」」」
奈緒「さて、ぴにゃこら太もいなくなったし、レッスンは終わりだな。帰るか」
未央「かーみーやーんー」(ガシッ
加蓮「なーおー、帰るにはまだ早いよー」(ガシッ
凛「奈緒だけぴにゃ師匠にオッケーもらってないからね」(ガシッ
卯月「私、ぴにゃ師匠に免許皆伝もらいましたから。奈緒ちゃん!一緒にレッスン頑張りましょう!」
奈緒「はなせえええええあの恥ずかしいのはもう嫌だああああああああ」
りんみおかれんうづき「ぴにゃ(だめです!」
E N D
おわりだよ~(AA略
デレステの某コミュでぴにゃの飼い主さんが出ていないじゃないかと思って、殴り書きしてしまいました。
さてさてさて,今日は4thSSAですね。
フリルドスクエアに声がつくという発表がされて泣き崩れる練習をしながら寝ようと思います。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません