【艦これ】補佐官のいる鎮守府 2 (1000)
艦娘と深海棲艦の戦いは倦怠期とでも言うべき状態に陥っていた。
双方の士気は低く、前線では両軍の交流が盛んになり、しまいには同性で結婚してしまう者たちまで現れる始末。
白雪「そんな人いるんですか?」
瑞鶴「い、いないと思うけど……」
しかしそんなことはものすごくどうでもよくって、どっかの鎮守府で補佐官が頑張っているというお話。
白雪「はあ、そうですか……じゃあこのくだりの意味って……」
※別に白雪と瑞鶴はメインキャラとかそういうのではありませんっぽい。ごめんなさいっぽい
※キャラ崩壊、オリ設定、わかりづらいネタ、その他もろもろあるかもっぽい
前スレ
【艦これ】補佐官のいる鎮守府
【艦これ】補佐官のいる鎮守府 - SSまとめ速報
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【企画会議】
《会議室》
補佐「えー、そういうわけで、皆の体力テストと余興を兼ねての運動会を企画する。時期としてはちょっと遅いけどな。でも涼しくなってきたし」
パチパチパチ
補佐「……だがな、その前に言いたいことがあってだな……」ジー
妙高(ブルマ)「何でしょう」
補佐「なぜだ……なぜみんな体操着、それもブルマなんだ……」
浜風(ブルマ)「こういう時は会議でも体操着、そうでしょう?」
補佐「いや……会議の時は別に……」
鳳翔(ブルマ)「そ、そうなんですか……無理に着ることもなかった……///」カァ
補佐「うん、そうだ、無理に着ることはない」
ウォースパイト(ブルマ)「しかしこういうのはmoodから入るのがbetterではないかしら?」
補佐「一理はあるけど……」
U-511(ブルマ)「結局、どうしたいのかなって……」
補佐「どうって……」
浜風「あ!変に意識してるってことは……スケベですねぇ」
補佐「いや、意識なんか……」
妙高「やぁん、補佐官ったら」ウフフ
鳳翔「あんまり見ないでくださいね……///」
ウォースパイト「男の人だから仕方ないわねぇ」ニヤニヤ
U-511「えっち」
補佐「お、お前ら……はぁ、わかった。着替えて来い」
浜風「私はこのままでも結構ですが」
補佐「いいからいいから」
ゾロゾロ
バタン
補佐「全く……はあ、『コレ』を鎮めたいが……小便でもすれば収まるか……」スクッ
ガチャ
妙高「言い忘れてましたが補佐……まぁ///」
U-511「すごく、えっち」
鳳翔「きゃっ///」ジー
補佐「あ……これは……違くて……」
浜風「やっぱりな」
ウォースパイト「言った通りでしょ?」
補佐「いや……その……」
結局、この日の会議はグダグダで終了……何の進展も無し……!!
それどころか……立ち込める暗雲……!運動会……頓挫の危機っ……!
補佐(ぐぐ……不覚……だって……溜まっていたんだもん……私も……色々と……!)
補佐官……この鎮守府に来て早数ヶ月……未だプライベート空間無しっ……!
故に……不意の起動も已む無しっ……!ましてやブルマっ……!
ましてや……ブルマっ……!!
ここまで
いきなり下ネタだと!これ ダークライの仕業です
補佐「さて、扶桑、伊勢、汝らの願いを聞こう……」
扶桑「願い……ですか」
伊勢「なんでも叶えてくれるんでしょ?」
補佐「そう、なんでも叶えよう。可能な限り、出来ればお金がかからないやつ……」
伊勢「どんどんスケールが小さくなってく……」
扶桑「私なんかが、いいのでしょうか……」
補佐「もちろん、これはご褒美なんだからな。出来ることならばなんでもしようじゃないか」
扶桑「それなら……」
伊勢「じゃあ私は……」
↓1扶桑、↓2伊勢
扶桑「山城も一緒に、三人でお出掛けなんかしたいな……なんて」
補佐「なんだ、そんなことでいいのか」
扶桑「ええ……山城も、お勉強一緒に頑張っていたから」
補佐「よし、いいだろう。伊勢はどうだ」
伊勢「実は日向がね……瑞雲をどう改造すべきか迷ってるらしくって」
補佐「瑞雲を……改造なんて、私は素人だが」
伊勢「新しい発想とかそういうのもあるじゃない!ね、手伝ってあげて!」
補佐「まあ、いいけど。お前のご褒美だぞ?」
伊勢「まあそこは例のマッサージで埋め合わせってことで……」
補佐「ふぅん……まあ、いいけどね。お前たちは欲がないな」
扶桑「そうかしら……これでも、十分に欲張ったつもりだけど……」
補佐「なんだ!欲だらけじゃないか!って艦娘は今まで一人もいなかったな……いや、一人いたか」
伊勢「いいんじゃない?それでも」
補佐「もっとこう、がめつさっていうか貪欲さも時には必要…」
伊勢「んもう、どうでもいいでしょそんなこと」
とりあえずここまで
ほぼ日向に対するご褒美だから弾くべきかと思ったけど、とりあえずは続行
弾くべきが多数ならまた後で考えるよん
なんかやっぱりモヤモヤするので伊勢最安価
下1
了解です
ちょうど君の名は。と聲の形を観に行きたかったんだよなぁ~これじゃあ一人でも行くしかねぇよなぁ~~~!(理由付け)
【企画会議2】
補佐「……またブルマか」
ウォースパイト「ブルマよ」
補佐「前回、あれだけ言ったのにブルマ……」
鳳翔「そ、そうですよね……///」カァ
補佐「揃いも揃ってブルマブルマブルマ!ベジータかっ……私は……!!」
妙高「……えっと」
補佐「……はあ、もういい、ブルマで」
浜風「そこですよ、補佐官。ブルマです」
補佐「え?」
浜風「実はまとめて来たんです。ゆーちゃん」
U-511「はい。冊子をどうぞ」
補佐「なんだこれは……」
[企画会議にブルマを履く、その理由]
補佐「えっ……」
浜風「では少し、ゴホン、プレゼンさせていただきます」
補佐(こ、こいつ……そこまでしてブルマを……)
浜風「まずブルマの圧倒的開放感っ……!」
補佐(そういう……)
妙高「つまり、ブルマの機能性に目をつけた訳ですね」
浜風「その通り」
補佐(そういう会議じゃない……この企画会議は……!)
結局、この日の会議では会議中のブルマ着用が決定……!
無意味っ……無駄っ……!圧倒的無価値っ……!!
運動会の内容に進展無しっ……!
補佐官を襲う逆セクハラっ……鎮守府の小悪魔たちがせせら嗤うっ……!
補佐(このっ……痴女めらっ……あるかっ、こんな仕打ちがっ……!)
補佐官に募る葛藤……欲求不満っ……!
島風や一部戦艦、潜水艦の露骨な肌色には慣れた……しかし、搦め手には未だ慣れないっ……ましてやブルマっ……!
ましてや……ブルマっ……!!
こんだけ
セクハラ大運動会
【企画会議3】
浜風「補佐官遅いですね……」
妙高「いつもなら10分前にはいるのに」
ガチャ
鳳翔「あ、補佐か……!?」
補佐(ブルマ)「やあ諸君」
「「!?」」
補佐「どうかしたかね?」
ウォースパイト「どうかしたって言うか……」
U-511「どうかしてるって言うか……」
補佐「ククク……今日の会議は……立って行おうじゃないかっ……!」
浜風「立って……!?」
鳳翔「……///」ジー
妙高「しゃ、遮蔽物も無しに、ですかっ……!」
補佐(ククク……仕返しだ……刮目……!)
補佐官……まさかの仕返しっ……!逆にブルマを履くことでっ……!
しかし……肝心の会議はうまく進まないっ……!
困惑……迷走……もはや収拾がつかない……艦娘たちの視線はある一点に集中、何を話しても話半分……!
補佐官、汗を一筋……
補佐(……汗?もう10月だが)
不自然……一抹の不安を覚える……この嫌な予感っ……
補佐「なんか、暑くないか?」
妙高「そうですね……暖房とかは入れてないはずですが……」
補佐「一体なぜ……ハッ!?」
補佐官、気付くっ……気付いてしまうっ……!!
汗で濡れ浮かび上がる妙高のブラジャー……!
補佐官、咄嗟に目を逸らすっ……!
浜風「わかりました!鳳翔さんが興奮してそれで室温が!」
鳳翔「や、や、違うの、その///」プシュー
熱源は鳳翔だった……!
しかし、補佐官の眼に映るのは浜風の胸っ……!
浜風は下着を着けない派……圧倒的変態淑女っ……!
補佐官、またしても慌てて目を逸らした……だがっ!!
ウォースパイト「本当に暑いわね……」
U-511「うん……」
ウォースパイトとU-511もまた下着を着けていないっ……文化の差っ……異文化交流っ……!
補佐(日本だろっ……従えよっ……郷にっ……!!)
この艶めかしい雰囲気にもはや耐え切れず、ヤツが立ち上がるっ……!
凛々しくっ……立派にっ……!!
補佐(う、うわぁーーーーっ!!)
艦娘たちにもっ……走るっ……電撃っ……!!
浜風「お、おおおおおおおぉぉぉぉ……!」
妙高「これが……男性の……///」
鳳翔「……///」ジロジロ
ウォースパイト「Greatですよ……こいつは……」
U-511「とてつもなく、えっち」
興味津々っ……集まる視線っ……上昇する室温っ……!
そんな中でも……堂々鎮座……というより……鎮立っ……!!
生地の少ない履物では、ソレは露骨に浮かび上がるっ……当然っ……ましてやブルマっ……!
ましてや……ブルマっ……!!
結局、6人は熱中症で倒れ、たまたま部屋を覗き込んだ大鯨に救助された……
運動会の進捗……0%っ……!
初霜「私のブルマ……履いた覚えも無いのに洗濯されてるし、心做しかゴムが伸びてる……?」
こんだけ
ブルマよりハーフパンツの方が良いというのがわからぬというのか!?
【崖っぷちの潮ちゃん】
潮「……補佐官さん、きっと私のこと嫌いなんだ」
朧「そんな事はないよ。むしろ好きだよ」ピコピコ
潮「でも、誰にでもそう言うでしょ?」
朧「言うだろうね」
潮「漣ちゃんの言うお色気作戦は全部ダメ……」
朧「自慢のおっぱいも無駄乳、駄乳、クズ肉、牛脂と成り果てたね」
潮「自慢じゃないよう……」
朧「……」ジトー
潮「……まあ、ちょっとは優越感もあるけど、正直」
朧「へぇ……」
潮「……立派じゃないの!補佐官って!下心に動じない左右されない立派な大人っ!」クワッ
朧「最近はそうでもないけど」
潮「そうなの!でもこれまで頑張ってこれてる!立派!私の誘惑に乗らない!」
朧「で、そんなところが?」
潮「好きっ♥」
潮ちゃんはよくわからない段階に突入していた!
こんだけっぽい
【初春のアソコ】
初春「……」
補佐「……」ジー
初春(な、なんじゃ!?なぜこやつは妾をじっと見つめて……)
補佐(すごく綺麗だ……)
初春(どういうことじゃ!?初霜ではなかったのか!?)
補佐(それにいい匂いもする……)
初春(ええい、そんなしっとりとした目で見つめるでない!)
補佐(顔を、体をうずめたい……!)
初春(なぜじゃ!なぜ妾に熱視線を……ま、まさかな……)
補佐「なあ、初春」
初春「な、なんか、用かの」
補佐「触ってもいいかな……」
初春「無礼者っ!お主、妾をどんな目で見ておる!」
補佐「すまない、ちょっとだけ、ちょっとだけでいいんだ、頼む」
初春「……まぁ、どうしてもと言うのならば、数秒ぐらいは、良かろう。ただし、変なところは触るな?」
補佐「では……髪の毛、いいかな?」
初春「か、髪の毛……?」
補佐「私はね……好きなんだ……モフモフが……モフらせてくれ……君の髪の毛……」
初春「失せろ」
ドン引きである。
やはりこんだけっぽい!
艦これACをようやくプレイできたぞ!ホロ中破球磨ちゃんが出ました。やったー!
こんだけとは言ったが、『ぽい』とも言ったわけだ
【扶桑姉さまの嬉しい日】
ある休日。
扶桑「行くわよ、山城」
山城「待って扶桑姉さま……靴紐が……」
扶桑「あら、靴紐が…………切れてるわね」
山城「不幸だわ……」
扶桑「そうね……せっかくのお出かけの日なのに……」
補佐「出発する前から姉妹揃って辛気臭い顔するのはよせ」
扶桑「そうですね……空はあんなに青いんだから……山城、あの太陽のように輝く笑顔を思い出すのよ」
山城「ふ、扶桑姉さま……?」
補佐「そうだ、二人共整った顔立ちをしているんだから笑顔が似合う」
扶桑「超絶世の美人姉妹は言い過ぎです……///」ポッ
補佐「ええ?う、うん」
山城(……間違いないわ)
扶桑「さあ、行きましょう」グイッ
補佐「おいおい、引っ張るな」
山城(扶桑姉さま……)
扶桑「山城、早く来ないと置いてっちゃうわよー」
山城「あ、待って、扶桑姉さま!」
山城(成績トップ、ご褒美、そして殿方とのお出かけ……扶桑姉さま、柄にもなくハイになっちゃってる……!)
扶桑「ふんふふ~ん♪」ルンルン♪
山城「扶桑姉さま、ところでどこに行くおつもりなのですか?」
扶桑「はっ……そ、そうね、考えてなかったわ……」
補佐「おいおい」
扶桑「……あ、そうね、あそこはどうかしら」
↓3つのうちコンマが最も低いもの
(しまった……コンマ『一桁』のつもりだったんだ……!すまぬ……すまぬ……!)
扶桑「最近出来たという深海ランドに行きましょうか……」
山城(ししし深海ランド!?露骨に深海棲艦って感じなんだけど大丈夫なのかしら……)
扶桑「公式サイトもあるわ……ほら、結構近い」テチテチ
補佐「……スマホひび割れだらけだな」
扶桑「よく、落としますから……」
山城(そっちを買ってもらえばいいのに。しかし、スタッフが……どう見ても深海棲艦なんだけど……)
レ級『素敵なアトラクションが盛りだくさん。楽し いいぞ。』
ヲ級『名物の深海チョコソフトもうめええええええええええ!舌の上でスゥーっとトロけちまう!』
山城(全然楽しそうじゃないわ……)
補佐「結構、よさそうだぞ?」
山城(気がつかないの!?どう見ても深海棲艦でしょ!?)
扶桑「そうねぇ、ここにしちゃおうかな……」
山城「ふ、扶桑姉さま、ここだけはやめておきましょう……」
扶桑「どうして?」
山城「いや、その、あ、そうだ、富士急ハイ○ンドにしましょう!」
扶桑「富士急ハイラ○ド?」
補佐「いや待てよ、こっちのネノヒーランドも捨てがたい」
山城「富士急○イランドにしましょう!」
扶桑「でも、山梨県よ?」
補佐「こっからじゃかなり遠いしな」
山城「富○急ハイランド!!」
補佐「いや、位置的に無理があるんだってば……」
山城「それじゃあ……ネノヒーランドってやつで……」
補佐「いいんじゃないか、結構近いし」
扶桑「深海ランド……」シュン
補佐「ああ、そうか、君のご褒美なのに私が勝手に決めちゃマズイな」
扶桑「でも、山城は深海ランドは嫌なんでしょう……?」
山城(扶桑姉さま……でも、深海ランドは……くぅ……どうすれば!?)
選択肢
1.深海ランドに行きましょう、扶桑姉さまの笑顔は何物にも代え難い尊いものよ!
2.いや、ここはネノヒーランドにしましょう……深海ランドよりはマシかも……
↓1
山城「そう……ですね……ネノヒーランドが、いいです……」
補佐「というわけだが、どうしよう?」
扶桑「そう……山城がそう言うならば仕方がないわ……」
山城(すみません扶桑姉さま……しかし、我が国は戦争中、敵にやる塩はないのです……!)
扶桑「まあ、どこに行っても、姉妹一緒なら楽しいわ、山城」
山城「扶桑姉さま……!」ウルッ
扶桑「それに、補佐官さんもいらっしゃるんだから、楽しさは倍になるわきっと」
山城(……となると、邪魔ね、あの男)
補佐「目的地も決まったことだし、出発しよう」
待て、次回っぽい!
ここまで
だって富士急ハイランドとか行ったことないし……さっき調べて初めて知ったし……
ネノヒーランド。
それはご存知の通り、子日の子日による艦娘のための夢の国である!
キャストの総勢、約18000人の全てが子日!個性豊かな子日たちがお出迎え!
定番のネノヒッシュマウンテンはもちろん、イッツアネノヒワールド、ネノッチエンカウンターなど
楽しいアトラクションが盛り沢山!
グッズもネノヒー最新作まで一通り取り揃えており、最近の一番人気はネノトピアグッズ!
そして極めつけの、あの有名なネノヒトリカルパレードは圧巻である!
皆様のご来場をお待ちしております!
ネノヒダヨー!
補佐「どこもかしこも子日だな」
子日「あ!補佐官と扶桑さんに山城さん!」
扶桑「こんにちは、あなたはうちの鎮守府の子日ね」
子日「だよ!バイトしてるんだ」
山城(ちょうどいいわ、この子に頼んで補佐官を引き剥がせば……扶桑姉さまとふたりっきり!)
扶桑「3人で遊びに来たの」
子日「両手に花だね補佐官!」
補佐「ははは、全くその通りだよ。そのうちバチが当たりそうだ」
山城(当たるのよ、バチが……!当ててやるわ!)
山城「ちょっと、子日……」チョイチョイ
子日「なあに?」
山城「頼みがあるの」コソコソ
扶桑「何か話があるのなら先に行っているわ山城、時間がもったいないもの。行きましょう補佐官」
補佐「だそうだ、すまんな山城」
スタスタ
山城「えっ、あっ、ちょっと」
子日「待って、頼みって何?」
山城「えーっと、その、扶桑姉さまと補佐官を……」
子日「ああ、なるほどね……でも」
山城「頼んだわ、じゃ。待って、扶桑姉さま~~!」トテテテ
子日「あ!ちょっと!バイトもあるんだから手伝えないよー!……んもう、行っちゃった。やんないと怒るんだろうなぁ」
ザワザワ
モデル羽黒「次は……あそこね」ツカツカ
夕立犬「わんわん!」テッテッ
マッド提督「わからぬ、なにゆえこんなところに……」
マッド明石「マッドにもたまには休みが必要なんですよ」
マッド提督「そうは言うがネノヒーランドとか……むしろマッドであろう!?」
補佐「……なんか、そういえばいたなぁって人たちが通ったような」
扶桑「え?」
補佐「いや、こっちの話だ……さて、どこに行こうか」
扶桑「そうですね……やっぱり最初は定番のネノヒッシュマウンテンかしら」
ネノヒッシュマウンテン。
要するにスプラッシュマウンテンのネノヒー版ではあるが、
こちらには水量調整などという生易しいものは存在しない。
季節や天候が悪いとずぶ濡れになってしまうため要注意。
水路を航行しながら愉快な子日たちと出会おう!
ボートの先端にいる子日は実は若葉だというのは公然の秘密だ。
山城(まずいわ……ずぶ濡れになんかなっちゃったら……)
補佐『濡れ透け扶桑で一日三時間オ○ニーするよう命令を受けている』
扶桑『やめてぇーーーーっ!!』
ビチャァ
キャァーーーーーーーーーーーーーー!!!
山城(ってなるに違いないわ……!)
山城「……」
山城「あれ?あの二人は?」
弥生「あ、山城さん」
山城「あら、どうも……弥生ちゃん」
弥生「……一緒に行く?」
山城「いや、ちょっと、補佐官のアンチキショーと扶桑姉さまを探してるんだけど」
弥生「あそこ」
山城「なんですって……もう既に乗ってる」ダッ
子日「そっちは満席ですので、後ろの席へどうぞ」
弥生「だって。行こ」
山城「くっ……扶桑姉さま……!」
キャー
ドバシャーン!!
扶桑「うふふ、楽しかったですね」
補佐「はぁ……こういうのは私は苦手なんだ……」
扶桑「意外ですね……ずぶ濡れになっちゃった」
補佐「そうだな……ん!?」
扶桑「どうしました?」
補佐「い、いや……」
補佐(まだちょっと暑かったからって薄着で来るんじゃなかった、結構透けてるし恥ずかしい……///)
山城「お前かよ!!!」
補佐「うぉ!?」ビクッ
扶桑「あら、山城。来ないから先に乗っちゃったわよ」
山城「私も後ろの方に乗ってましたわ、扶桑姉さま」
扶桑「あら、山城、ずぶ濡れで透けてるわよ」
山城「え?きゃっ!み、見ないでください!見てないですよね!?」
補佐「やっ、見てない見てない!」(なんでこう、下着をつけない派が多いんだうちの鎮守府は!)
山城「ふん……」
補佐「それなら、下着を買いに行かないか、グッズ屋に置いてるだろう」
山城「下着って……やっぱり見てるじゃない!!」バチコーン
補佐「痛い!」
扶桑(山城……楽しんでいるみたいで安心したわ……)ニコニコ
《グッズ屋さん》
子日「ネノヒーグッズはいらんかね~」
子日「ネノヒーグッズ欲しい!」
子日「……ネノヒーグッズ、見ていって~」
子日「私もネノヒーグッズ欲しいの!!!」
補佐「流石に置いてないか、下着は」
山城「Tシャツを重ねて着ればいいじゃない」
補佐「お、あったぞ、黒インナーが」
山城「ダメよ……伊勢型とかぶるじゃない……」
補佐「そ、そうか……」
扶桑「……」ニコニコ
山城「扶桑姉さまは何を見ているのですか?」
扶桑「別にぃ?」
山城「はあ、そう、ですか……?」
扶桑(やっぱり、山城を連れてきて正解だったわ!あんなに楽しそうな山城は珍しいもの)
《ザ・デイ・オブ・マウス》
『このザ・デイ・オブ・マウスではッ!お前たち間抜けどもを恐怖のドン底へと叩き込んでやるぜぇーっ!カカカカッ!』
補佐(どういう感じのキャラだよ)
扶桑「要するに、お化け屋敷ってことかしら……」
山城「扶桑姉さま、入るのですか?」
補佐「あー、いや、やめておかないか」
扶桑「え?どうしてですか?」
補佐「いや、ちょっとな……」
山城「……!」ピコーン
山城「怖いんですかぁ~?」ニヤニヤ
補佐「怖くない」
扶桑「それじゃあ、入りましょうよ」
補佐「……わ、わかった。だが条件がある。輪型陣、輪型陣だ、私が真ん中……」
山城(普通に怖いって言うより情けないこと言い出したわこの人)
補佐「……」ギュー
山城「大の大人が情けない……」
扶桑「うふふ……」クスクス
山城(歩き難いけど、扶桑姉さまに抱きつかれてちゃまずいから……仕方ないわ)
補佐「目を逸らすな、どこから来るかわからんからな……」(>_<)
山城(……そういえば、以前も私を幽霊と間違えて……なんか腹立ってきた)
「ウキャキャキャキャキャ!!」
補佐「!!」ビクゥ
子日「なんだぁテメェ!!女にしがみついて情けねーヤローだぜぇ!!」
扶桑「で、出たわ!」
山城「よく見ると子日ね」
子日「このマキタ エンジン・チェーンソーで、チンポコぶった切ってやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ブイィィィィイィィィィィィィイイイィィィィイィン
扶桑「こ、怖いわ!」
山城「怖いけど、コレジャナイ感が半端ないです扶桑姉さま!」
補佐「」ブクブク
扶桑「あ、気絶した……」
とりあえずここまで
全体的によくわからない謎のテンション
乙
今更だが>>34の朧のピコピコって何の擬音?
>>70
瑞鶴の尻をピコピコハンマーで叩いている音に違いないわ
だって「アブノーマルにキメたいわね!」とか言ってたし
ゲームやってる音で消すつもりが消し忘れてしまったのです
【さみちゃんと憲兵大佐】
ある日、憲兵隊に艦娘が送られてきた。
「どうもです!」
憲兵「五月雨か。私が君を見る事になった…」
「チョビ大佐!」
憲兵「……チョビとは」
「だって、顔がハスキー犬に似てますし」
クスクス…
憲兵「……」ジロッ
シーン…
憲兵「では五月雨」
「あっ、さみちゃんって呼んでください」
憲兵「……さみちゃん」
さみちゃん「はい!」
憲兵「君はここに何しに来たのかわかっているのかね」
さみちゃん「わかってます……捨てられて、しまったんですね」
憲兵「……」
さみちゃん「憲兵隊が艦娘を募集してたって話なのに、面接もなくそのまま採用って……私以外来てないって事です」
憲兵「……」
さみちゃん「他の艦娘たちはいい子だから……手放されなかった……でも私は……」
憲兵「……」
さみちゃん「ドジでおっちょこちょいなのは認めます……でも美少女だから!みんな嫉妬して!私が超美少女なばっかりに!」ティヒー
憲兵「なんで手放されたかが今のでわかったよ」
部下「やあはじめましてさみちゃん」
さみちゃん「どうも!」
憲兵「……私はね、目を見れば人柄がわかる。君は本当…」
さみちゃん「あ!みなさんもチョビ大佐って呼んであげてください!」
憲兵「…に、くそ五月雨だよ。ドブ川に工場廃液を垂れ流したような目をしている」
部下「言い過ぎでは……」
さみちゃん「それって……虹色に光ってるって事ですか!?やだですねぇ、口説いてるんですねぇ、色男ですねぇ~っ」
憲兵「……」
部下「……チョビ大佐」ボソッ
憲兵「……」
さみちゃん「親しみがあっていいじゃないですかぁ!」
憲兵「……」
こんだけ
唐突に舞い降りて来た「ウザい五月雨」というインスピレーション
補佐「うーん……」パチリ
補佐(ん……なんだ……これ……)モミッ
扶桑「あんっ……」
山城「……」ドドドドドド
補佐「な、なんだ!?扶桑!?」ガバッ
扶桑「ダメですよ、こんなところで……///」
山城(ゆ、許せん……扶桑姉さまの胸を……!)ドドドドドド
補佐「膝枕なんて、しなくてよかったのに……」
扶桑「こういうこと一回はしてみたかったんです♪」
補佐「そうか、ならいいが……すまん、寝ぼけて……」
扶桑「いいんです……満更でも、なかったりして……」
補佐「あ、そ、そうか……///」
山城(……なんか、疎外感が)
補佐「や、山城も、すまんな、時間を無駄にして」
山城「……いえ」
補佐「それじゃあ次に行こうか」
扶桑「そうですね」
スタスタ
山城「ふんっ、なんだかちっとも面白くないわ」
ネノヒーシアター
常時ネノヒー作品が上映されていて視聴し放題だ!
今日は『101隻ネノヒ』、『ネノジン ワカヴァーの逆襲』、『ネノストーリー』の上映日だ!
初霜『忘れちまえ♪』
初春『忘れられないのじゃっ♪』
初霜『愛だ恋だとくだらない♪』
扶桑「……」ジー
山城(悪くないわね……結構好きかも……)
補佐「……」
扶桑「……」
山城(……ひょっとして、扶桑姉さまのためにも忘れてしまったほうがいいのかもしれない……)
山城(……でも、忘れられるわけないわ……扶桑姉さまのこと)シクシク…
扶桑(山城……ちょっと感情移入しすぎじゃないかしら!しかもここは泣くところじゃないわ!)ガビーン
補佐「かなり面白かったな」
扶桑「そうですね……」
山城「……扶桑姉さま」
扶桑「なあに?山城」
山城「扶桑姉さまは、やっぱり素敵な殿方と一緒にいるのが似合ってると思うんです」
扶桑「……どうしたの、急に。ポップコーンが腐ってたのかしら」
山城「いえ、そういうわけじゃありません……だって扶桑姉さま幸せそう……」(焦げてたけど)
扶桑「そうね……幸せかもしれないわ」
山城「……くっ!」
ダッ
扶桑「あっ、山城!?」
山城「追いかけないでくださいっ!私は!」
補佐「戻れ山城!」
扶桑「そっちは危ないわ!」
補佐「轢かれるぞ!」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォン
補佐「ニトロバスに!!」
ドグシャァッ
山城「ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!!」
扶桑「あっ……飛んでっちゃった……」
ネノヒーニトロバス
ネノヒーランド内を時速240kmで運行するニトロ搭載型バスである。
一律120円だが、轢かれないように注意しよう。
山城「不幸だわ……」ヒリヒリ
補佐「あれだけの勢いで轢かれて擦り傷だけとは……流石は戦艦娘だな」
扶桑「山城、一体どうしたの?」
山城「だって……扶桑姉さまが……」
扶桑「……うふふ、ヤキモチ焼いてたのね」クスッ
山城「……ふん」
扶桑「山城、私はあなたも楽しそうだから幸せって、言ったの」
山城「え?」
扶桑「だって、今日のあなたっていつもと違ってコロコロ表情が変わるのよ」
山城「え?そう、でしたか……?」
扶桑「山城……あなたがいてこそ、なの。あなたがいれば殿方だなんて誰でもいいわ」
山城「扶桑姉さま……!」パァ
補佐(誰でもはよくないんじゃないかな……)
アハハ…ウフフ…
補佐(まぁ、ご褒美は大成功ってところだな)フッ
「ビーチボーイ!」
バシッ!
補佐「痛い!」
子日「見つけたぜ!兄貴!」
子日「でかしたぞ子日!」
補佐「な、なんだ君たちは!」
子日「『ボス』からの命令でな……お前をあの二人から引き剥がすよう命令を受けている」
子日「釣り上げてやるぜーッ!ビーチボーイ!」
バシッ!
補佐「痛っ!ただ釣竿で殴ってるだけじゃないか!」
子日「オレたちの世界では『釣り上げてやるぜ』なんて言葉は使わない……『釣り上げてやった』なら使ってもいい!」
子日「わかったよ兄貴!」
補佐「ちょっと!扶桑!山城!どうにかしてくれ!」
アハハ…ウフフ…
補佐「あ、二人の世界に入ってる」
子日「ビーチボーイ!」
バシッ!
補佐「やめろ!こら!」
ネノヒーランド、またのご来場をお待ちしております!
ここまで
アラジンの声優が変わってるだと!?くそったれ、どういうことだ!
【さみちゃんと憲兵大佐2】
《大阪》
さみちゃん「うひょー!大阪!食い倒れ!」
憲兵「遊びに来たわけではないよ」
さみちゃん「せっかくだしどこか行きましょうよ!」
憲兵「仕事を済ませてからね」
さみちゃん「え~~!!」
憲兵「まずは仕事だ」
さみちゃん「え~~~~!!!」
憲兵「……」
ガシッ
さみちゃん「きゃっ!離して!やめろー!エッチぃー!」ジタバタ
憲兵「……」
《大阪警備府》
睦月「今日来る憲兵さんな、めちゃコワモテらしいで!」
長良「何しに来はるんやろなぁ」
雷「なんでも、業務改善とかなんとからしいやん」
睦月「司令のせいやん!しっかりして欲しいでほんま」
提督「憲兵さん来はったで!」
ハーイ
憲兵「……」
さみちゃん「離せ離せ離せ離せ離せ!!」ジタバタ
睦月(な、なんやあれ!?)
長良(五月雨めっちゃ駄々こねてるやん!?)
憲兵「……どこから話そうか」
雷(せや!早う話して!気になるねんなんでそうなったか!)
さみちゃん「まず、この憲兵大佐の事はチョビ大佐とお呼びするように!」
(((!?)))
睦月(チョビ大佐!?)
雷(ほんまなんそれ!?呼んでまうで、チョビ大佐って!)
長良「チョ……チョビ、大佐」
憲兵「……」
長良(アカン)
憲兵「なにか質問かね」
睦月(あ、アカンくなかった!)
雷(じゃ、ほんまにチョビさん!?)
長良「あの……どうして、チョビ大佐なんです?」
睦月(それは本当にアカン!)
雷(今度こそおしまいやで!)
さみちゃん「ハスキー犬に顔が似てるから!私がつけたんですよ!」
長良「……」
睦月「……」
雷「…………プッ」
アッハッハッハッハッハッハ!!
憲兵「……」
提督「何わろてんねんボケどもっ!!」クワッ
シーン…
提督「おどれら……あろうことか憲兵大佐の名前を笑ったんやで!?」
睦月「は、はい……」
雷「申し訳ありません……」
提督「なんでも謝って済むんならなぁ……制裁とか償いとか、そういう言葉は存在しないんやで!?」
長良「は、はいぃ……」
提督「……すんません、憲兵さん。遠慮はいりまへん、ボコボコにしばき回したってください……!」
憲兵「……」
《ホテル》
さみちゃん「艦娘にげんこつして警備府見て回って、結局何の仕事だったんですか?」
プシュッ
憲兵「……」ゴクゴク
さみちゃん「たこ焼き一個もーらい!」パクッ
憲兵「……」
さみちゃん「あ!タコが小さい!ちくしょー観光客だからって足元見やがって!」
憲兵「明日、遊びに行ってもいいよ」
さみちゃん「え?やったー!」
憲兵「一人でね。私は仕事を済ませてくる」
さみちゃん「えー!やだぁ、一人じゃ寂しいですもん。じゃあ行きません」
憲兵「……そうかね」
こんだけ
突然だけど、山本ルンルンは いいぞ。
【さんま】
龍驤「ファーーー!!!」
磯風「はまかぜ 秋刀魚を捕るのだ わかってるのか おい!」
浜風「はあ……」
補佐「秋刀魚か……やっぱり、塩焼きかな」
五月雨「筒煮もいいですよねぇ~!」
リベッチオ「青魚って日本で初めて食べたけど、あんなに美味しいなんて思わなかった!」
ポーラ「オイルサーディンにでもしましょうよぉ~」
ビスマルク「それより、カバヤキにしましょう。あれは気に入ったわ!」
ワイノワイノ
バンッ!
アイオワ「Happy Halloween!!」
ウォースパイト「Trick or Treat!!」
ワイワイガヤガヤ
ウォースパイト「……」
アイオワ「……ハァ」
暁「あー!可愛い!なんですかその服装!?」
ウォースパイト「……」
アイオワ「……」
ナデナデナデナデ
暁「あーっ!ちょっと!子供扱いしないでっ!あーっ!ダメだったら!」
-加賀さんの一言-
加賀「ハロウィンはケルト人の文化で、英連邦とアメリカ以外では祝わないらしいわ」
まるゆ「へー!じゃあ、去年のイタリア艦娘のハロウィンコスチュームは……?」
加賀「……近年では、『アメリカ文化』としてハロウィンが受け入れられつつあるみたいね、若者に」
まるゆ「なるほどー」
ここまで
ハロウィンの日は10月31日だよ!イギリス以外の欧州諸国はむしろ否定的なところまであるらしい
【絶こう調】
陸奥「ちょっといいかしら」
整備士「ん、どうした?」
陸奥「ど忘れしちゃって、絶こう調の『こう』って、なんて字だったかしら」
整備士「絶こう調の『こう』?そりゃあもちろん『好き』だ」
陸奥「そう、ありがと///」ニコー
整備士「? おう」
如月(その手があったか!こりゃよかばい!)
如月「補佐官♪」
補佐「どうした?」
如月「ちょっと教えて。絶こう調の『こう』の字ってどう書くの?」
補佐「絶こう調?それはだな」スッ
如月(メモ帳!?)
補佐「『こう』はこうこうこう書くのだ」スラスラッ
[好]
如月「うん……ありがと」シュン
補佐「? うん」
こんだけ
いつぞやどこかで見かけたネタ
【ねっちゅうしょう】
陸奥「ねえねえ、『熱中症』ってゆっくり言ってみて」
整備士「ええ?熱中症?」
陸奥「ゆっくりね」
整備士「ねっ ちゅう しょう」
陸奥「はいっ」
チュッ♥
整備士「!?」
陸奥「んふふ、しちゃった///」
整備士「お、おいおい……そういうことかよ……///」
如月(なるほど……多少ゴーインだけど、やるっきゃ騎士!)
如月「補佐官♪」
補佐「どうした?」
如月「『熱中症』って…」
補佐「何、君もか」
如月「え?」(まさかもう既に誰かが……)
補佐「ちょっと来なさい」
如月「え、う、うん」
《医務室》
補佐「なんで涼しくなってきたのに熱中症が増えるのかね……」ブツブツ
青葉「……」
卯月「……」
潮「……」
鬼怒「……」
如月「ダメ……だったのね……」
【企画会議4】
補佐「もういい加減、運動会って時期じゃなくなってきたが……」
浜風「そうですね、そろそろ進めないと」
鳳翔「色々と案を練ってきたんですよ」
妙高「情報も収集してまいりました」
ウォースパイト「私とゆーは海外での似たようなeventを探してきたわ」
U-511「あんまり収穫はなかったけど……」
運動会の企画会議はここに来てようやく回り出すかに見えた……だがっ!
浜風「ここはやはり……水着リレーっ……!」
補佐「水着リレー……?」
浜風「そう……胸の大きい艦娘が水着を着てリレーするっ……圧巻っ……!」
補佐「いや……」
浜風「何か、異論は……!」
補佐「バカっ……!深夜のアイドル番組か……!これは……!そうじゃないだろっ……!!」
浜風「しかし……他の方々は賛成のようですよ……!」
補佐「何っ……!」
まさかの異論なしっ……!黙り込む艦娘たちっ……!
補佐官、奇妙な悪寒を覚える……!
補佐「ま、まあいい……」(……ちょっと見たいかもだし)
妙高「では採用ということで……」
会議は進む……順調に……!しかし、補佐官は心穏やかではいられなかった……!
鳳翔「次は私の案ですけど……料理対決とか……!」
補佐「……」
妙高「国内にローション祭というものがありまして……!」
補佐「……」
ウォースパイト「私の故郷、Englandには“The Cooper's Hill Cheese-Rolling and Wake”、チーズ転し祭りというのがあって……!」
補佐「……」
U-511「メキシコの……メガボンバーっ……!圧倒的爆発っ……!」
補佐(全員……理解していない……趣旨を……!これは面白競技大会じゃないっ……!)
こうして、色々とゴチャ混ぜの闇鍋が完成っ……!とても運動会の企画書とは思えない……!
そして、提出っ……!メンバーたちもこれで無事に開催できると準備に取り掛かろうとする……だがっ!
提督「寒いし嫌じゃろ」
大淀「うん」
運動会……まさかの撃沈……鶴の一声っ……!
唖然……茫然自失……頭を抱えるメンバーたち……!
しかし補佐官……半ば安堵……!あの面白競技大会が開催されず、半ば安堵っ……!!
初霜「なんか、一仕事終えたって顔ですね」
補佐「いや……まぁ、うん……中止になったんだけどな……」
ここまで
Stellarisもやる、Civ6もやる、秋刀魚も捕る、SSも書く、全部やらなくっちゃあいけないのが辛いところだ
そんなに……面白競技大会が見たいのか……そんなこと言うお……お前が悪いんだ……殺ってやる……殺られる……前に!!
雪風「へー!面白そうですね!」
提督「しかし、もう結構寒さも感じる時期じゃし……ワシおじーちゃんだし……」
大淀「うん」ガラッ
提督「なんで窓を開けるんじゃ!」
大淀「換気です……空気がブフッおお、よどんできた頃合ですから」フフフ
提督「自分で笑ってるじゃないか……」ガビーン
雪風「ふわぁ……ハクチューン!」
提督「ほら、雪風がくしゃみをしとる」
雪風「あ、企画書が……」
ヒュー
大淀「飛んでいっちゃいましたね」
提督「まあよかろう」
その頃、鎮守府にある客人が来ていた。
115大将「私は百一五郎海軍大将、とっても偉い~んだよなぁ~~!」
お付き「そうですね」
115大将「むむ、敵襲か!」
バサッ
115大将「ぬお!」
お付き「紙ですね、ただの」
115大将「くぬぬ、こんなものを飛ばしてくるとは、度胸がい~んだよなぁ~~!」
お付き「何が書いてるんです?」
115大将「なになに……むむ!これは!い~~~~んだよなぁ~~~~~!」
提督「はて、そろそろ客人が来る頃じゃが……」
バァン
115大将「中条中将くん!」
提督「うわっ!?これは百一大将!」
115大将「この企画書……とっても素晴しい~~~~~~~んだよなぁ~~~~~~~~~~!!」
提督「はあ?あ、はあ」
115大将「是非とも、開催して欲しい~~~んだよなぁ~~!」
提督「そりゃあ、ご命令とあらば……」
雪風「やった!」
大淀「私は寒がりなんですよ」
雪風「誰も大淀さんの貧相な体なんて見ちゃいませんよ」ケッ
大淀「あぁん!?」
かくして、なんか変なキャラ付けの当て付けみたいなおっさんの鶴のひとこえにより、開催が決定した!
どうなるのか!モチベーションとか、そういうのは大丈夫なのか!
後日...
ドンドンパフパフ
ワーワー!
子日「さー!やってまいりました!鎮守府変な競技大会!実況は私、子日!」
熊野「解説は熊野がさせていただきますわ」
子日「突如開催が決定したこの変な競技大会ですが、どうですか熊野さん!」
熊野「私としては、お昼前に行われるお料理対決が楽しみですわ」
子日「選手たちが美味しい料理を作ってくれることを祈りましょう!さて、全体のルールを説明しましょうか!」
熊野「二人ひと組、四つのタッグで争ってもらいますわ」
子日「タッグバトルといったところでしょうか!意外と参加者は少ないですねー」
熊野「チーズ転しとメガボンバーは流石に無理、と不参加を決め込んだ子が多かったのです」
子日「本当のところは?」
熊野「そんなに多く艦娘出したらしっちゃかめっちゃかになりますわ!」
子日「8人でも若干多いですもんね!さぁ、では選手を紹介しましょう!まずは第一戦隊!」
特に制限なし(熊野、子日も可)
↓1、2
子日『駆逐艦浜風と!』
熊野『空母龍驤ですわ!』
浜風「やはり発案者直々に出なくてはいけませんね……腕がなります!」ボイン
龍驤「こんな面白い大会、出なきゃ損やろ!……でもな~んか、組み合わせに悪意を感じるんやけどなぁ」チラッ
浜風「気のせいでしょう」ボイン
龍驤「ええい、この乳か!乳のせいか!」ムギュー
浜風「痛い痛い痛い!」
龍驤「うひょー!たまらんわこれ!この弾力!」ハァハァ
子日『おーっと!早速仲間割れかーー!?』
熊野『どうやら、胸を鷲掴みにしているみたいですわね』
子日『はぁ……』ペタペタ
熊野『ハァ……』ペタペタ
子日『まっ、脂肪の塊の事はどうでもいいのです』
ユリスバラシイ!!!ヒャッハッハッハ!!
熊野『いえ、百合とはちょっと違うと思うのですが……』
子日『さあてと!次に行きましょうか!セカーンドスクアドロン!!』
↓1、2
熊野『空母鳳翔と!』
子日『秋月型駆逐艦照月だよー!』
鳳翔「やはり発案者直々に出なくてはいけません……腕がなります!」
照月「あのう……浜風ちゃんと同じこと言ってますけど……」
鳳翔「えっ?やだ、私ったら……///」カァ
照月「えーっと、私もなんか言わなくちゃ……あ!秋月姉!優勝賞品楽しみにしててね!」フリフリ
タノシミニシテルヨー!
鳳翔「そういえば、賞品って、何がもらえるんでしょうか……?」
子日『いい質問ですねー。ですが!それは選手紹介の後!』
熊野『何やら、空母と駆逐艦という組み合わせが連続で来ましたわね』
子日『よかですよかです!艦種の違いは競技にはあんまり関係ありません!』
熊野『なるほど』(よかです……?)
子日『まだまだ続けていくよー!第三戦隊は、ひゃっほい!』
↓1、2
熊野『長門型戦艦、長門!』
子日『Queen Elizabeth Class Battleship、Warspite!』
長門「ふっ、やはりこの長門……勝負事には血が滾るわ!」
ウォースパイト「やはりInventorが直々に……って言わなきゃダメかしら」
長門「言わなくていいぞ」
ウォースパイト「そう?」
長門「しかし、ここに最強の戦艦二人が揃った……もはや勝利は見えたな」フッ
ウォースパイト「それは確かに、言えてるわね」ニヤリ
オォー!
子日『おぉーっと!挑発的なセリフだぁー!』
熊野『しかし残念、戦艦かどうかは競技には全く影響はありませんわ』
子日『どんなパワープレイを見せてくるのか!楽しみだね!』
長門「いや、この長門、最近は頭脳キャラも推している……!」
子日『とてつもなくバカっぽい発言が飛び出しちゃったけど、果たして霧島さんはどんな反応をするのかな!』
熊野『それはさておき、最後のひと組はこちらですわ』
↓1、2
いいよ……と、言うとでも思ったか!よく見ると貴様連取りってヤツだな!
まぁ特に規制も設けてない(し、おそらく人も他の安価スレと比べてそう多くない)からそれはいいけど
変えるのはダメです
子日『あ、そういえばテストの点数低かったらしいね長門さんと霧島さん』
熊野『えーなんか、安易に想像がついてしまうというか……』
子日『んー、残念だよねー……』
伊168「ちょっと!紹介してよ!」
伊401「せっかく出てきたのに!ポーズまで決めたんだよ!」ビシィ
子日『あー失礼!最後のタッグ、第四戦隊は!』
熊野『海大6型a、伊号第百六十八潜水艦こと、イムヤさんと』
子日『潜特型、伊号第四百一潜水艦!通称しおいちゃんだよー!』
伊168「うーん、そんな堅っ苦しい呼び方されたの久しぶりねぇ……」
伊401「しおいだよ!みんな応援よろしくね!」
伊168「潜水艦の底力を見せつけてやるんだから!」
伊401「そして賞品ゲットだね!晴嵐さんも頼むよ!」
子日『ここでまさかの潜水艦タッグ!これはどうなるか見ものだね!』
熊野『さて、役者は揃いました。優勝したタッグには豪華賞品が用意されていますわ』
子日『そう!優勝賞品は……!』
熊野『優勝賞品は……?』
ザワ……ザワ……
子日『優勝賞品は……↓1と↓2!!』
熊野『ええ!?それも安価ですの!?』
子日『だって考えるのめんd』
優勝賞品↓1、↓2
熊野『一日補佐官を好きに出来る券、ですわ!』
オォォォォォォー!!
補佐「えっ!?私!?」
熊野『こき使うもよし、寂しい休暇に潤いを与えるもよし、ここでは言えないことをしちゃうのも思いままですわ、キャッ♥』
浜風「なるほどですね……それは素晴らしい。ワクワクしますね!」
龍驤「うーん……言うて、いつも結構遊んでもらっとるからなぁ……」
鳳翔「なんでもって……いいのかしら……」
照月「よーし、姉妹三人ご飯おごってもらおう!」
長門「よし……陸奥よ、必ず券は取ってみせる!」
マタナニカカンチガイシテルワネ...
長門「ん!?今陸奥の声が聞こえたような……」
ウォースパイト「ふーん……Slaveって事?良くないわね、責任をもって回収しなきゃ」
伊168「そうねぇ、夢が広がるわねぇ」
伊401「………………フヘヘ」ニタァ
伊168「ど、どうしたの」
デレバヨカッタワー!ヴァーーー!!
キサラギチャン!?
子日『それからもう一つは!ネノヒーランドペアチケット!すごいでしょ!』
シーン...
子日『……あれ?』
熊野『ねの……なんですかそれ……?』
子日『ネノヒーランドを知らない!?モグリだよそれは!』
ザワ……ザワ……
イヤシラネーナ...
ナニソレ
子日『嘘やん!扶桑さんと山城さんは先日行ったもんね!みんなに言ってあげてよ!』
扶桑「え、ええ」
山城「意外と悪くないわ」
扶桑「そう、とっても面白かったから、みんな是非行ってね」
アノシマイガイウナラ...
オモシロイノカシラ
子日『お前ら絶対面白いんだからな!!行けよ!!絶対行けよ!!許さんからな!!』
熊野『お、落ち着いて……まあとにかく、超豪華賞品ですので、選手のみなさんは頑張ってください』
ハーイ
待て、次回っぽい!
ここまで
そして、問題はここからなのだ……多分次も安価を多用するかもなので準備が出来次第告知します
ある程度準備が整いつつあるから、今夜の11時ごろはじめるかも
すっぽかしたらごめんねかも
水着の種類を調べておくといいかも
こういう感じの安価は何気に初めてだから手間取るかも
熊野『さて選手たちが着替えに行ったところで、審査員もご紹介しますわ』
子日『我らが提督、中条 万年(ちゅうじょうかずとし)中将!』
提督「ゴホン、やあどうもどうも」
熊野『整備士さん、頭 秀造(かしらひでぞう)軍曹』
整備士「おう、よろしく!」
子日『補佐官、真締 一哲(まじめいってつ)少尉だよー!』
補佐「……はい」
熊野『それから誰ですあなたは!? 百一 五郎(ひゃくいちごろう)大将ですわ!』
115大将「い~~~んだよなぁ~~~!」
子日『ではではみなさん、一言ずつどうぞ!』
提督「ゴホン、みな正々堂々力一杯頑張ってもらいたい!」
整備士「何と言っても水着リレーが…いやいやなんでもない」
補佐「なんで私が賞品なんだ……」
115大将「手に汗握るイベント、これがまたい~んだよなぁ~~~!」
熊野『提督以外ロクなコメントがありませんでしたが、まあいいですわ』
子日『それじゃあ!開会のファンファーレといくよー!』
熊野『演奏は特型音楽隊のみなさんですわ』
子日『全員大砲パートって事で有名だね!』
熊野『何が音楽隊なのよ、特型砲兵隊の間違いじゃないかしら』
パチパチパチパチ
吹雪「……」ペコリ
吹雪「構えーーーーー!!!」
ガシャコン
吹雪「演奏開始!!撃てぇーーー!!!」
ドゴドゴドゴドゴ
ウルセーーーー!!
ヤメチマエ!
吹雪「再装填!!」
ガシャコンガシャコンガシャコン
吹雪「修正!!仰角45度!!」
グィーン
吹雪「撃てぇーーーー!!」
ドウドウドウドウドウドウ
吹雪「射撃停止!!演奏終わり!!」
吹雪「……」ペコリ
パチ……パチ……
子日『なんなのこいつら!?』
熊野『誰か彼女たちに本当のファンファーレを聞かせてやってください……』
子日『そんじゃまぁ、早速進めようじゃああーりませんか!最初の種目は、水着リレー!』
オオオオオオオオオー!
子日『その名の通り、水着を着てリレーをやってもらいます!』
熊野『ただし、重要視するのは順位ではございません……』
子日『そう、この競技はどちらかというとエッチさを競う競技!……って書いてあるね』
熊野『まぁ、審査員の男性陣の趣味趣向にもよると思いますが……』
子日『……えーっと』
ザワ……ザワ……
イヤーン
子日『会場がなんだか気まずい感じに』
熊野『観戦にやってきた男性陣はワクワクしているみたいですわ』
マッド提督「ククク……このマッドさ!素晴らしいぞ!」
マッド明石「来たかいがあるってものです!」
夕立犬「わんわん!」
犬提督「こんな変なイベントがあるワンて、変な鎮守府だワン」
足柄狼「みなぎって来たわん!参加して来てもいい!?」
犬提督「もうエントリーは終ワンってるワン。ていうか始まってるワン!」
さみちゃん「おっぱいブルンブルン揺れますよきっと!コーフンしますね!」フンフン
憲兵「……」
熊野『そうでもありませんでしたわ』
子日『しれっと新キャラがいるし……』
熊野『っと、そろそろ選手の皆さんが着替え終わる頃ですわ』
ワァァァ
熊野『出てきましたわ』
子日『あ、浜風と龍驤が着てるのは!』
水着安価
浜風↓1、龍驤↓2、コンマ1桁が高いほどエッチさが高いっぽい!
ていうかSSで文字なのに水着とか(ryは野暮な言葉か
浜風「ふふふ……」ドヤァ
バァーン!!
オオオオオオォォォォォォ!!!
子日『す、スリングショットだぁーーー!!』
熊野『攻めますわね……』
子日『キワどい!ヒジョーにキワどい!男性陣の反応は!?』
提督「家内の若い頃にそっくりじゃわい」ニコニコ
子日『めっちゃ愛妻家だ!』
熊野『ていうか、若い頃にそんな格好をさせたの……?』
115大将「い~~~んだよなぁ~~~!」
子日『まぁ、うん』
熊野『ひょっとしてこの人ずっとこれで通すつもりじゃ……』
子日『整備士さんと補佐官は!』
整備士「エッチぃけどさぁ、違うんだよなぁ……」ヤレヤレ
補佐「思った通りって感じだな」
子日『意外と、さっぱりな反応だ』
熊野『えぇ……あれで誰ひとり欲情しないというのですか……?』
子日『そして龍驤さん!』
龍驤「この際や、期待はできんし、早さだけを求めたで!」
ザワザワ
子日『あれは……?』
熊野『レーザーレーサーって水着ですわね』
子日『へぇ~~!カッコいいかも!』
提督「これはこれは……」
整備士「なるほどなぁ」
補佐「あんな水着があるとは驚きだ」
115大将「い~んだよなぁ~~!」
子日『どちらかというと、感心してるみたい……』
熊野『意外性で言えば高いレベルですわね』
浜風「……」
龍驤「なんや、どうしたん」
浜風「いえ……」
6+6=12p
子日『自慢のカラダを見せつけて微妙な反応をされたから当然といえば当然かな』
熊野『さて、お次のタッグの登場ですわ!』
水着安価
鳳翔↓1、照月↓2、コンマ1桁が高いほどエッチさが高いっぽい!
子日『鳳翔さん、それってば……』
熊野『前からはワンピース、後ろから見ればビキニ、のモノキニですわね』
鳳翔「あ、あはは……恥ずかしいわ……///」カァ
ウォォォォォォォォォォォ!!!ホウショウサーーーーーーン!!!!
子日『会場の熱気はものすごい!!審査員の反応はどうでしょうか!』
提督「ハッハッハッハ!家内の若い頃にそっくりじゃ!」
115大将「い~~~~~~~~んだよなぁ~~~~~~~!!」
子日『お前らそればっかか』
熊野『もう次から整備士さんと補佐官の反応だけ見ましょうか……』
整備士「素晴らしいな……一見清楚な鳳翔さんに、あえてこういうどちらかといえば派手なタイプの水着……」ブツブツ
補佐「あうぅ……」タラー
初霜「はい、ティッシュ」
補佐「すまん……あれ?いたの?」
子日『かなりの好感触だ!』
熊野『今時鼻血なんか流しちゃってますわね』
子日『さて、照月ちゃんはどうかなー!』
照月「水着って言えば、これしか知らないんだけど……」
子日『スクール水着、それも旧式だぁ~~~!』
熊野『う~ん……鳳翔さんのモノキニショックに比べれば……』
整備士「まぁ……こんなもんか」
補佐「あ、止まった」
子日『まあね……』
鳳翔「似合ってますよ、照月ちゃん」
照月「鳳翔さん……攻めすぎって言うか……超エロいですねぇ……///」
9+4=13p
子日『これは次が気になるねー』
熊野『お次のペア、どぉ~ぞ!』
水着安価
長門↓1、ウォースパイト↓2、コンマ1桁が高いほど以下省略っぽい!
長門「ふっふっふ……これだ!!」
バァーン!!
エッ…
熊野『えーっと……水着、でいいんですわよね……?』
子日『まさかアレを着る人がいるとは……ネタで入れといたのに……』
熊野『えっと……二人の反応は……』
整備士「実にらしい、というか……イメージとぴったりだな!」
補佐「……」ジー
初霜「どこ見てるの?」
補佐「い、いや、どこも……」アセアセ
子日『それなりに好感触!』
熊野『そうですわね、長門さんにはぴったりですわね』
先日も書いたけど連取りは特に規制してないっぽい
多分人が少ないだろうし、連取りしないと多分埋まらなさそうだし……
もしあれなら禁止するけど
とりあえずこのまま進めるよん
子日『さあ次はウォースパイトさん!』
ウォースパイト「どうかしら?orthodoxに決めてみたけど」
オォォーー!
子日『いい感じだね!』
熊野『まさしく、白が眩しいビキニですわね』
整備士「い い ね。」
補佐「すごい……」
初霜「……ん?うっすらと透けてません?」
補佐「え!?」ガタッ
子日『どうやら、ちょっと薄いものみたいだね!』
熊野『乾いててこれだと濡れると……』
長門「この勝負、見えたな……!」フッ
ウォースパイト「本当はもっとsexyなのにしようかと思ったんだけれど、これで正解だったわね」
長門「透けてる時点で十分セクシーだろう……肌、白いな」
ウォースパイト「そりゃあ、白人だもの」
長門「ちょっと、羨ましい……」
6+7=13p
子日『さて!最後の組ですどーぞ!』
水着安価
伊168↓1、伊401↓2、コンマ1桁が高いほどっぽい!
伊168「やっぱり勝負下着ならぬ勝負水着はこれかな!」
シーン…
伊168「……あれ?」
子日『えー……せっかくだから用意したもの着て欲しかったなぁ……』
熊野『ガッカリですわ』
ハァー…
伊168「だ、だって……これが勝負着なの!正装なの!」
整備士「気持ちはわかるが、こういうイベントだしなぁ」
補佐「ああ、他の水着も見たかった……」
初霜(なんか下心を隠さなくなってきたなこいつ)
子日『さて!しおいちゃんに期待しましょう!』
伊401「じゃーん!バンドゥビキニで決めてみました!」
オー
子日『いいね!可愛いね!』
熊野『よく似合ってますわ』
子日『あれ?でもなんか審査員は微妙な感じだよ?』
整備士「うーん……なんつーか、子供っぽいっていうか」
補佐(あいついつもトップレスだから今更水着でどうこうもないな)
整備士「こう、滾らないよな」
補佐「可愛くはあるんだが」
子日『体型が仇となりました!』
熊野『いやったらしい大人たちですわね』
伊168「……」
伊401「……」
((心が、折れそうだ……))
伊401「だ、大丈夫、リレーに勝てば……!」
子日『イムヤちゃん着替えてきたら?今ならまだ間に合うけど』
熊野『そうですわね……その方がよろしいかと』
ウンウン
ソウヨー
伊168「ぐぬぬ~~~~!」
① いや、この水着でやってやるわ!
② 大人しく着替えてくる……
↓1、選択。②の場合は水着の種類も
伊168「……はぁ。仕方ないわ、着替えてくる」
伊401「イムイム!ありがとう!」
伊168「いいえ」(イムイム……?)
子日『さーて!楽しみだね!』
熊野『果たしてどんな水着を選ぶのかしら』
~五分後~
子日『さて、準備が整ったみたいですどぉ~~ぞ!』
伊168「……///」プルプル
熊野『おお!勝負に出ましたわね!』
子日『マイクロビキニだぁ~~~~っ!!』
熊野『さあ、お二人の反応は!』
整備士「あー……」
補佐「エッチぃけど、浜風の方がなぁ……」
初霜「やっぱでっかい方が好きなんですね」
補佐「いやそういうわけじゃ…」
伊168「」ガァーン
伊401「オォーーーノォーーーッ!!」
4+3=7p
子日『こ、これはキツイ……』
熊野『目も当てられませんわ……』
子日『潜水艦チーム、散々なスタートダッシュとなってしまいました』
熊野『しかし、勝負は始まったばかりですわ』
子日『では一旦コマーシャル』
ご覧のSSはネノヒーランドの提供でお送りだよー!
セーカイーハーネーノヒー♪
待て、次回っぽい!
とりあえずここまで
視覚的な情報はみんなの想像力で補ってくれ!
連取りの件も含めて色々と検討しなくちゃいけないようだ
リレーの安価のルールとかを考えてはみたけども……まあなんとかなるでしょう多分
それと今回から連取りはダメだぞ。になりました
そういえば、観客席では。。。
時雨「さあ、みんな。稼ぎ時だよ」
秋月「ビール!ビールはいかがですかー!」
さみちゃん「こっちこっち!」
憲兵「……」
さみちゃん「飲むでしょ?」
憲兵「いや」
さみちゃん「ビール二つ!」
秋月「はい!どうも!」
憲兵「……」
時雨「色々とおつまみもありますよ~」
さみちゃん「じゃあ、チーかまと柿ピーとえーっと……」
憲兵「……」
熊野『さて、ルールを説明しますわ』
子日『ヌメヌメローション床を走り、向かい側のパートナーとバトンタッチ!そこからまた折り返してゴール!』
熊野『しかし早ければいいってもんじゃありません』
子日『この競技は、エッチさポイントの総和と順位によるボーナスで勝敗が決します!』
熊野『さて、エッチさと早さを両立できるでしょうか』
子日『……言っててさ、すごーくバカバカしいんだけど』
熊野『仕方ありませんわ……』
子日『勝敗が決するとは言うけど、結局は総合得点によって優勝が決まるんだけどね』
熊野『ガンガン稼いでくださいね』
※艦娘一人一人順位安価とハプニング安価を一度ずつ取ります
※順位安価のコンマ一桁の総和によって最終的な順位が決まり、一位7p、二位5p、三位3p、四位0pのボーナスが加点されます
※ハプニング安価でもコンマ一桁がエッチさpに加算され、水着、順位ボーナスとの合計が総合得点に追加されます
※即席で考えたものですが、まあなるようになるでしょう!
浜風「では私から出ますか」
鳳翔「負けませんからね!」
長門「この長門、ローションに負けたりはせん!」
伊168「これでも、結構足に自信あるんだから!」
磯風「では、位置について、用意……」スッ
カチン!
ズココココー
磯風「あ!……まあいいや、みんな立って走ってくれよ」
子日『なんかいきなりみんなズッコケちゃいましたね』
熊野『リハーサルでバンバン撃ってましたもの、あの子……』
ヌルゥ~~
熊野『そのままヌメッとスタートを切り出しましたわ』
子日『あ!先頭に躍り出たのは!』
順位安価 コンマ1桁順
↓1浜風
↓2鳳翔
↓3長門
↓4伊168
浜風「ぬあっ、ダメだ、滑って立てない!」ヌルヌル
鳳翔「うべぇ~~~……」ヌメヌメ
長門「ぐぅっ……よ、よし、やっと立てた!」フラフラ
伊168「負けられないわ!!」ガバッ
タタタッ
子日『おぉーっと!イムヤちゃんが先頭に!!』
熊野『先ほどの挽回ですわね』
伊168「うぉおおおおぉぉぉぉぉ!!」シュタタタタ
浜風「は、速い!」
鳳翔「ヌメヌメしてきもちわるい……口に入っちゃったわ……」ヌメェ
長門「ふっ、だが、私もコツを掴んできたぞ!」
天龍「うーん……一見すると走り難いだけだな」モグモグ
木曾「だが気をつけなよ、このレースは何が起こるか分からねぇ……なんかハプニングとか障害物とか、そういうのが…」
天龍「……え!?なんだ、そのフワッとした感じの警告は!なんなんだ!」
木曾「あぁ!?何か起こるぞッ!!」
伊168「ハッ!?」
↓1、伊168にハプニング発生だ!コンマ一桁がエッチさポイントに加算!ただし0の場合は何も起こらない
あ
あ!しまった!
ハプニング安価は出来ればハプニング内容も書いてくれ!
木曾「見ろ!前から巨大キノコの模型が突っ込んでくるぞぉーーーッ!!!」
天龍「なんでだYO!!」
ドドドドド
伊168「えぇっ!?嘘ぉーーっ!?」
子日『競技を面白くするために色々仕込んでおきました♪』
熊野『流石は子日、おやりになるわね』
子日『そしてあのキノコ、柄がデコボコになっていて、跨ると……イヤン♥』
熊野『まぁ!///』
ニュルルルン
伊168「んんん~~~~~~~~♥♥♥♥♥♥」ビクンビクン
子日『イッたぁ~~~!!!』
熊野『ローションに傘の部分の衝撃、柄のデコボコ、マイクロビキニ……』
伊168「んんっ♥♥んっ♥♥」スリスリ
子日『一応言っておくけど、別にナニをやっちゃってるってわけじゃあないよ』
熊野『ええ、きっとお尻が痒いんでしょう』
提督「……///」
115提督「イインダヨナァ……///」ボソッ
整備士「うわ……///」ドキドキ
補佐「はわわわ……///」タラー
初霜「で、出てますよ鼻血……///」
+9p!
子日『審査員にも大好評だね』
熊野『いい大人が揃いも揃って……』
長門「よ、よし!やっと立ち上がったぞ!すぐに追いついてやる!」ダッ
タッタッタッ
子日『ここで長門さんも走り始めました!!』
熊野『しかし、トラップはまだまだ隠されていますわ』
長門「!」
↓1、長門にハプニング発生
シュルルッ
長門「ぬわっ!!こ、これは!?」
ニュルニュル
子日『あーっ!地面から触手だぁーーっ!!』
熊野『ありがちなヤツですわーっ!』
マッド明石「あれは『ヌメヌメてんた君』の設置型、『シュルシュルてんた郎くん』です!」
マッド提督「見事な発明だ……しかし、まだまだだな」
マッド明石「へっ、そう言わず見ていてくださいよ」
長門「んっ、くそっ!離せ!」
ジワッ
長門「!?さ、サラシが……溶けてる!?」
シュー
長門「ふ、褌も……!」
子日『あれは!?服だけ溶けている!?』
熊野『やっぱりありがちなヤツですわーーっ!!』
子日『審査員は!?』
提督「あれまぁ……///」
115提督「いいんだよなぁ……///」シ
整備士「ありゃりゃ……///」
補佐「す、すご……///」
初霜「きゃぁっ……///」
伊168「あ、あ、あぁあ~~~~~っ♥♥♥♥♥」ビクビクビクーン
子日『あ、見てない』
熊野『そりゃあ……ねぇ?』
長門「くっ……なんだかショックだ……」シュン
シュルルン…
長門「慰めてくれるか触手よ……あ、そういう意味ではないぞ!?」
+1p!
子日『いやー面白、白熱しますねこの勝負!』
熊野『おや、ここで浜風さんも体勢を整えたようですわ』
浜風「コツさえ掴めばこっちのものです!」
ダッ
子日『しかし!ハプニング発生!』ポチ
熊野『今何かボタン押しませんでした?』
↓1浜風にハプニングが!
子日『リンボーダンス装置だ!くらえっ!!』
熊野『くらえって……さ、さぁ、浜風さんはどう避けるの……えっ?リンボー?』
グィィーーーン!!
浜風「あれはっ!?リンボーダンス装置!?」
木曾「い、いかぁーーーん!!浜風はスリングショット!!体を逸ればうわぁ~お♥ってなるぞぉーーーッ!!」
磯風「素直に前にしゃがみこめー!お嫁にいけなくなるぞーー!!」
浜風「ふふっ、私は確かにスリングショット……普通の艦娘なら恥ずかしがって避けられません……」
浜風「しかし、この浜風を甘く見ないでください……スリングショットを着た時からこんなことは想定済み、だからッ!!」
シュタッ
浜風「あえて、ブリッジで躱す!」
子日『な、なにぃぃぃーーーーーーーーッ!!!??』
熊野『そんな格好でブリッジしたら、秘所が顕わにっ!』
ウォォォォォォオオォォォォォォオォォォォォオォ!!!!!!!
子日『会場は大興奮だーーーー!!!』
熊野『も、もう見えてるも同然ですわっ///』キャッ
子日『審査員は!?』
提督「~~///」キュー
115大将「い、いいん……だよなぁ……///」バタッ
熊野『おっさん二人が倒れてますわ!』
子日『純情か!』
整備士「しばらく、オカズにゃあ困らないな……」キラキラ
補佐「ふぅ……」キラキラ
初霜「ご、ご自分で洗濯してくださいねっ」キラキラ
子日『流石に気分が高揚してるみたい!』
熊野『浜風さんの覚悟、しかと受け取りましたわ』
浜風「会場も興奮する、私も興奮する……これ、一石二鳥ってヤツですね」キリッ
+9p!
熊野『訂正、ただの変態でしたわ』
子日『まともな浜風連れてきてー!!』
鳳翔「う、うう……よし、負けませんからね!」タッ
熊野『鳳翔さんもこの騒ぎの中立ち上がりましたわ!出来ればそのまま寝ていて欲しかった!』
子日『しかし、起き上がったなら仕方ないね!ゆけっ!我がトラップ!』
ポチッ
↓1 鳳翔さんにハプニングが!?
鳳翔「はっ、はっ、急がなきゃ!」ヨタヨタ
子日『上手い事なんか色々引っかかってえらいことになる装置、発動!』
熊野『えぇ……』
鳳翔「ふあっ、ダメッ、転んじゃダメっ!」ヨロヨロ
ツルッ
鳳翔「あ~~~ん!」
ドテッ
キュッ
鳳翔「あんッ!?」
子日『あーらま!鳳翔さん、転んで水着が食い込んだ!お尻が丸出しになってしまいました!』
熊野『さっきのと比べると、随分微笑ましいですわね』
鳳翔「や、やだ、ダメ、見ないでください!///」サッ
アハハ
ホウショウサンカワイー
子日『エッチなイベントなのに、さっきのインパクトが強すぎてなんか……』
熊野『和やかっていうか、微笑ましい雰囲気になってしまいましたわね』ウフフ
整備士「あはは、可愛いところあるんだな」
補佐「そうだな、ふふふ」
初霜「鳳翔さんったら……ふふ」
子日『審査員も笑っちゃってるよ』
熊野『この雰囲気じゃしょうがありませんわ』
アハハ
ウフフ
鳳翔「や、やだもー!みんなして笑って!///」プリプリ
+3p
熊野『プリプリ怒ってますわね』
子日『プリプリなのはお尻だよー!』
熊野『ぷふふ、やめてください、くくっ』
子日『プリプリのお尻をプリプリさせてプリプリに怒ってる!』
熊野『~~~~!!』プルプル
伊168「はひぃ……バトンタッチぃ……」ゼェゼェ
伊401「気持ちよかった?」
長門「お前とはもう絶交だぁー!!」
バリバリーン!
マッド明石「ああ!てんた郎くんがバラバラ死体に!」
浜風「リンボーダンス装置をクリアしたとは言え、走りにくいのは変わらない……」ヨタヨタ
鳳翔「んもー……!///」プリプリ
熊野『おっと!イムヤさんがバトンタッチ!』
子日『レースもいよいよ佳境ってところかな!?』
ってところで、待て、次回っぽい!
ここまで
関係ないけど、Civ6は様子見したほうが いいぞ。
今気がついたけど、>>194を普通に無視してしまっている……ごめんなさい……
ってもっかいよく見たらどっちにしろ一桁は9じゃないか!ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ
その頃、観客席...
マッド提督「一番いい乳というのはどういったものだ?」
提督犬「やっぱ複乳ワン」
マッド提督「見事だ……」
マッド明石「えぇ……さすがについていけないって言うか……」
足柄狼「まぁ、犬だからワン」
夕立犬「あぐあぐ」モグモグ
マッド明石「……」
マッド明石(私なんかよりこいつらの方がよっぽどマッドだ……!)ガガーン
さみちゃん「うし……うし……あ、ポテチも!」
時雨「はいポテチもお買い上げ!」
秋月「となると、ビールもう一杯頼まないと全然足んないよねぇ?」
さみちゃん「もちろん!んぐっ……ぷはー!!」
憲兵「立て替え、だからね」
さみちゃん「え」
憲兵「……」ゴクッ
さみちゃん「……いくら、使ったっけ?」
時雨「えー、ひぃふぅみぃ…………6800円かな」
さみちゃん「たったこれっぽっちで!?ぼったくりだ!」
時雨「イベントなんだからこんなものさ。お代は既にいただいたよ」
秋月「耳を揃えてお支払い下さい……そちらの憲兵さんにね」
さみちゃん「ああぅ……おこづかい……ほら!財布空なんです!」バッ
憲兵「来月分があるじゃないか」
さみちゃん「ぐえー!」
子日『イムヤちゃん、しおいちゃんにバトンタッチ!』
熊野『折り返し地点ですわ』
伊401「よし!テッペン取っちゃうよ!」ダッ
伊168「あ!急に行ったらあぶ」
ツルッ
伊401「うぐえァーーーーッ!!」ビターン
伊168「ないって、言おうとしたのに」
ヌルゥー
長門「よし!後は任せる!」
ウォースパイト「All right、任せて」
ニュルッ
ウォースパイト「Oh cock」ドタッ
長門「あぁっ!大丈夫か!」
ヌルゥ~
浜風「大幅に遅れを取りましたが、任せました!」
龍驤「よっしゃ!やったるで!とうっ!」バッ
ヌルルルー
龍驤「いっけー!!」
浜風「あ、いけません、立って走ってください」
龍驤「あい」ピタッ
鳳翔「も、もうやだぁ……///」
照月「だ、大丈夫ですよ!……大丈夫ですよぉ」
鳳翔「お嫁に行けません……」
照月「それに………………き、綺麗?だったし、大丈夫ですよ!」
鳳翔「それが大丈夫じゃないのよ……バッチリ見えたってことじゃないのぉ……///」シクシク
照月「あ、もう、行きますから!行ってきます!」
子日『現時点じゃあトップは潜水艦チーム!他チームは巻き返せるか!』
熊野『ていうか、潜水艦チーム以外の数値が低すぎますわ!』
浜龍 1
鳳照 0
戦艦 4
潜水 8
順位安価 コンマ1桁を上にプラスで順位が決定
↓1龍驤
↓2照月
↓3ウォースパイト
↓4伊401
あ、ageてなかった
照月「ここで、取り戻す!」ダッ
鳳翔「あっ、大丈夫ですか!?」
照月「問題ありません、うまくコツを掴めたのが幸いねっ!」
シュタタ
浜風「龍驤さん!後ろ!」
龍驤「た、立って走らなって……無理やろこれ!」ヨタヨタ
浜風「頑張ってください龍驤さん!追いつかれますよ!」
照月「お先に失礼!」
龍驤「ま、待ったぁー!」
長門「照月め、なんと覚えのいい!」
ウォースパイト「くっ……」ヨロヨロ
長門「バッて感じでググッと持ちこたえたらドーンと行けるぞ!」
ウォースパイト「何言ってるかわからないわ……!」
照月「ごめんなさい、負けられないの!」
ウォースパイト「Oh shit!」
子日『おー!照月ちゃんが二人を抜いたーー!!』
熊野『しかし、追いつけるでしょうか!』
伊401「でも追いつけないよ、十分に差は開いている!」
伊168「あっ!しおい!トラップがくる!」
伊401「え……あぁっ!?」
子日『くらえええええ!!!』ポチ
熊野『……』
↓1、伊401にハプニング発生。コンマ一桁がエッチさポイントに加算!ただし0の場合は何も起こらない
伊401「うわっ……これって、くすぐりマシン!?」
ガシッ
伊401「ひゃっ!」
コチョコチョコチョコチョ
伊401「あ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!いひひひひ!!やめてやめてうははははははは!!」
子日『しおいちゃん、くすぐられています!大爆笑!』
熊野『二人の反応はどうでしょうか』
整備士「ここに来て、健全な奴がきたか」
補佐「ホントはこういうの、なんじゃないの?」
熊野『お二人のご意見、もっともでございますわ』
子日『エッチさはイマイチだったかー』
熊野『こういう時、バンドゥビキニがずれたりって、するんでしょうけど……』
子日『うーん……そういう感じでもないねー……』
伊401「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!ごはははははははははははは!!」
アハハハハハ
子日『観客席でも笑いが起こってるね』
熊野『苦しそうですわね』
伊401「うひょひょひょひょひょひょノホホノホォほっひひひひひひっひいひひひひひひひ!!」
伊401「むひょひょひょひょひょひょひょひょおふふふっふっへへへへへへへへへ!!」
伊168「そろそろ止めたげてよぉ!」
3p!
子日『このまま放っておいたら』
熊野『止めなさい』
照月「よし、この隙に!」
鳳翔「あ!照月ちゃん!気をつけて!くるわよ!」
照月「くっ、どっからでも来い!」
子日『お望みとあらば!』ポチ
↓1 照月にハプニングが!
パカッ
照月「え?」
ドボーン
子日『どこから来るの?下だよー!!』
熊野『そんなのアリですの!?』
照月「無し!無しです!」バシャバシャ
ニュルン
照月「ひえっ、なんか、いる」
∈(゚◎゚)∋
照月「う、う、うなぎいいぃぃぃぃぃぃぃぃいいぃぃいい!?」
子日『そう、これはうなぎの水槽なんだよ!』
熊野『うっぷ……』
ニュルンニュルンニュルンニュルン
照月「うひゃああああああ!!」
スポッ
照月「あ!ダメ!中に入ったら!」
ニュルニュル
照月「ん!」
ワァァァァァァァァァ!!
子日『うなぎが照月ちゃんの旧スク水に出たり入ったり!』グヘヘ
熊野『ちょっと、席を外しますわ……』オエー
整備士「う、お、おぉ~~!こりゃすごい!こんなもんを生で拝めるとは!」
補佐「すごい……」タラー
初霜「また鼻血!」フキフキ
子日『好感触ぅ!』
鳳翔「照月ちゃん!なんとか這い上がるのよ!」
照月「うにゃあああああ!!」ジタバタ
鳳翔「ダメみたいですね」
+8p!
子日『諦めるの早っ!』
ウォースパイト「Okey……Okey……うん!行ける!」ダッ
長門「よし!コツを掴んだか!」
子日『そうはさせないよー!!』ポチ
↓1 ハプニングがウォースパイトを襲う!
子日『発射ぁ!』
ビュルッ
ウォースパイト「うっ!」ビチャッ
長門「な、なんだその謎の白い液体は……!」
ウォースパイト「いえ……うん、全く問題ないわ」ダッ
熊野『ただいま……うわ!なんですのアレ!?』
子日『見てのお楽しみだよー!』
ザワ……ザワ……
ウォースパイト「妙に、スースーする……水着だからかしら……」
ウォースパイト「……水着が透けてる、けど元からのはず……でも妙ね」
シュルッ
ウォースパイト「えっ!?」
オォォォォォォォ!!
子日『あの謎の白い液体を浴びた水着は溶けちまうのよー!』
熊野『そ、それじゃあ全裸になってしまいますわ!』
子日『……さあどうなるかなぁ!』
熊野『ねえ!』
ウォースパイト「Opps!///」サッ
子日『が、ダメ!全然隠せてない、デカいからね!私なんか片手でも隠せるよ!』
子日『ぐぅ……ぐすん……』
熊野『自分で言ってダメージ受けないの……』
整備士「うわ、すげえ……!」ドキドキ
補佐「……///」
初霜「あんれまぁ」
子日『またしても高評価!』
熊野『ハイレベルな戦いですけど……』
長門「換えを持ってきたぞ!」
ウォースパイト「ありがとう、でも……」
長門「どうした!?」
ウォースパイト「着るためには、やっぱ手を離さなきゃ無理よね……」
長門「……なんか、私のサラシも溶けたし、なんなんだろうな」
+8p!
子日『なんなんだろうかって?子日だよー!』
龍驤「完全に、出遅れてもーた!!」
浜風「ほら!さっさと行くんです!早くしろ!」
龍驤「お、怒らんでもええやん……」
↓1 龍驤にハプニングが!
浜風「こっちは必死なんだ!!絶対優勝するんですからね!!」
龍驤「わ、わかった、わかったから!」
子日『おっと!喧嘩なんかしてる場合かな!』ポチ
ブゥゥゥゥゥン!
龍驤「な、なんや!?」
ブゥゥゥゥン
龍驤「ああ!航空隊がバケツを運搬してる!!」
パッ
龍驤「あああああああ!!」
ビチャビチャビチャー!!
龍驤「な、なんやこの液体は……甘い!練乳やこれ!ベタすぎるやろ!」
子日『龍驤さん、練乳まみれに!』
熊野『使用した練乳はスタッフが美味しくいただくのかしら……』
子日『審査員!』
ウォースパイト「す、素早く着替えれば!」バッ
整備士「見えた!」
補佐「おお!」
初霜「ハァ……」
子日『誰も龍驤さんを見てません!』
熊野『というか、レーザーレーサーで胸が小さくて、練乳はたいして効果がないのではありませんか?』
子日『それもそうかな……』
龍驤「なんでや!なんやねん腹立つわー!見ろや!ほら!脱いだるで!」
浜風「いいから、早く走ってください!」
龍驤「納得いかんで!ウチは練乳のように甘かないで!なんつってな!」
浜風「それが言いたいだけでしょう!?」
+2p!
子日『漫才やってる場合かよー!』
・ ・ ・ ・ ・
熊野『えー、白熱する戦いでしたわ』
子日『結果を集計中だよ!』
とりあえずここまで
後でまた来るかもしれないけど来ないかもしれない
なんか安価のやり方とかでこういうのがあるよ!というのがあれば是非教えてください
子日『さて!リレー結果は見ての通り……第四位!浜龍チーム!ボーナス!無し!』
浜風「くぅ……し、しかし!」
龍驤「順位だけで決まるもんじゃないで!」
熊野『第三位、戦艦チーム。3pのボーナスですわ』
長門「くっ……だがまだ始まったばかりだ」
ウォースパイト「そうね……」
子日『第二位、鳳照チーム!5pのボーナスだよ!』
照月「一気に抜かしたんですけど、一歩及ばず!」
鳳翔「ごめんなさい、私のせいで……」
熊野『そして、一位は潜水チームですわ。ボーナス7p差し上げますわ』
伊401「やった!」
伊168「挽回できたわ!」
子日『しかし!安心するのはまだまだだよ!』
熊野『総合得点にはエッチさも追加されます』
子日『最終的に総合得点が最も高かったタッグが優勝だよ!』
熊野『それでは、総合得点は!』
浜龍チーム 水着12p+ハプニング11p+順位0p=23p
鳳照チーム 水着13p+ハプニング11p+順位5p=29p
戦艦チーム 水着13p+ハプニング09p+順位3p=25p
潜水チーム 水着07p+ハプニング12p+順位7p=26p
子日『ってなわけで、リードしているのは鳳照チームだよー!コンマを取り間違えてなければね……』
照月「わぁ!やったね鳳翔さん!」
鳳翔「はい!」
龍驤「最下位か……まっ、気にするほどの得点差でもなさそうやで!」
ウォースパイト「That's right.」
伊168「勝機はあるある!」
子日『その意気でみんな頑張ってね!』
熊野『さて、では次の競技に移りますわ……』
子日『次の競技は……ローション相撲!』
ワァァァァァァァァ!!
長門「ふっ、私たちに有利だな……」
ウォースパイト「今度こそ勝ちはいただいたも同然かしら?」
子日『ローションを甘く見ることなかれ!』
熊野『体格だけがローション相撲ではありませんわ』
子日『……よく知らないけど、とにかくそういうことだよ!』
熊野『ですわ!』
長門「なんだその、なんだ……」
伊401「それで、相撲をとればいいんだね」
子日『ただし、タッグでとってもらうよ!』
熊野『一人ずつやると結構な数になるので……』
子日『そして相手はこの方!』
バァーン!
那珂「いえーい!艦隊のアイドル、那珂ちゃんフリフリ水着バージョンだよー!」
浜風「ええ!?那珂さん!?」
那珂「那珂ちゃんこう見えてローション相撲は大得意なんだから!」
照月「あ、アイドルとしてどうなんでしょうね、それって……」
鳳翔「まあ、それが那珂ちゃんですから……」
那珂「ボヤボヤしてたら、那珂ちゃんデスクリムゾンローリングの餌食にしちゃうからね☆」
伊168「物騒な名前の技……」
っとここで、待て、次回っぽい!
ここまで
色々と内容を考え中、多分次もハプニング安価を取るかも?取らないかも
【ハロウィンの前の執務室】
補佐「ハロウィン?」
整備士「何かと思えばそんな事ですか」
提督「そんな事とはなんじゃ」
補佐「いえ、そんな事でしょう」
提督「ほほう、何かあるのかね」
補佐「いえ、ちょっとばかり艦娘たちの衣装を人数分見繕っただけですね……当人から希望を聞いて」
提督「なるほど。じゃが、お菓子は」
整備士「既に倉庫に届いていますよ……ケーキなどは当日受け取りに行かねばなりませんがね」
提督「ふむふむ」
補佐「しかし問題は時間ですね」
整備士「任務もあるでしょうから」
提督「それについては全て片付いておる。何にも問題はない」
補佐「そうでしたか」
整備士「やはり考えてる事は」
補佐「三人とも」
提督「同じと言うことかの」
ハーッハッハッハッハッハ
提督「では飾り付けに出撃じゃ!」
「「ハッ!」」
ルンルン♪
叢雲「な、何を企んでいると言うの……!?」ビクビク
こんだけ
ハロウィンはsteamでいっぱいゲームを買う日だぞ
熊野『それで、那珂ちゃんにタッグで挑み、どれだけ食い下がれたかの勝負ですわ』
子日『那珂ちゃんは超強いからね!』
熊野『みなさん頑張ってください』
子日『それでは!まずは浜龍チームに対決してもらいましょう!』
ワァァァァァ!
※安価のルールは単純、それぞれ安価を取り、コンマの最も高い順に順位が決まります
※ボーナスポイントはリレーと同じです
※また、安価を取る際は何かハプニング的なものを書いてくれると助かります
浜風「覚悟はいいですか?私は出来てる」
龍驤「いくら強かろうが2対1や!勝てるで!」
那珂「ふふふ……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
龍驤「な、なんやこの気迫は!?」
那珂「じゃあ、行こうか、決戦のバトルフィールドへ!」
グォン
浜風「な、座ったままの姿勢であんなに高く跳躍を!」
龍驤「なんちゅー奴や!」
シュタッ
那珂「上がりなよ、土俵に……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
龍驤「しかも、ローション土俵の上に着地しおった!あの高さから!?」
浜風「もしかして彼女は……闇のアイドル、かも」
龍驤「闇のアイドルやて!?……ってなに」
闇のアイドルとは!
暗黒アイドル界にて死闘を繰り広げるアイドルたちのことである!
自らの地位を向上させるためには手段を選ばない!
強盗、恐喝、殺人、時には私兵さえも操ると言われている!
あとローション相撲も得意である!
龍驤「そんなもんが本当におるの?」
浜風「いえ、噂ですがね……」
那珂「どうしたの?早く上がってきなよ……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
浜風「は、はい……」
ヌッ
龍驤「ああ!?」
バァーン!
∈(゚◎゚)∋
浜風「さっきのうなぎが!?い、いつの間にぃぃぃぃ!!」
那珂「おっと、気をつけてね、そのうなぎは凶暴だから……!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
浜風「こ、この非情さ、凄味っ、普通の那珂さんじゃあありませんねッ!」
那珂「ふふーん、気づいちゃったかぁ……」
龍驤「な、なんや、雰囲気が……」
闇那珂「よく那珂ちゃんが闇のアイドルって気がついたね……」
浜風「やはりそうでしたか!」
子日『あー、盛り上がってるところ悪いんだけど、うなぎを設置するのは無しだよ』
闇那珂「あ、はい、ごめんなさい」シュン
龍驤「意外と聞き分けはいいんやな」
ヌルルルルー
浜風「えいっ、はっ」バッバッ
龍驤「おお!素早い動きや!」
浜風「龍驤さんも、頼みますよ!」
龍驤「あ、あんまり宛にせんといてや……」
子日『えー、では行司のゆーちゃん!』
U-511「はい」
龍驤「お、行司の格好決まっとるやん!」
U-511「ありがと。それじゃ説明するね。ルールは簡単、体の足以外の部分が地面についたら負け、膝はオッケィ尻はナイン」
浜風「相撲とちょっと違うのは膝はついてもいいってことですね」
龍驤「でも滑るし、膝ついたら確実にバランス崩すけどな」
U-511「じゃあ、見合って見合って」フリフリ
龍驤「いくで!浜風」
浜風「合点承知の助!」
闇那珂「ふふふ……」
U-511「はっけよい……のこった」
↓1 コンマ取り+ハプニング・イベント的なものを頼む!頼む!たのたの頼む!
※そういえば何着てたっけ?
浜風:スリングショット
龍驤:レーザーレーサー
那珂:フリル付きのビキニ
シュンッ
闇那珂「はっ!」
龍驤「な、なにぃ!?一瞬で接近してきたで!どうやって踏ん張ってるんや!?」
浜風「ぐぅ……」
闇那珂「さっきの動きを見てたけど……ふふっ、浜風ちゃん、このゲームやり込んでいるねっ!」
浜風「答える必要はない」
闇那珂「でも、無駄無駄無駄ぁ!!」
龍驤「く、来るで!」
闇那珂「那珂ちゃんデスクリムゾンローリング!」
ギュルルルルルル
龍驤「うおおお!避けろ!浜風ぇー!!」
浜風「ぐっ!」
スパッ
浜風「ああっ!み、水着が切れた!」
ポロリ
子日『……えーっと、ポロリ、なのかな?』
熊野『元々ほぼ全裸ですわよね?』
イマイチな盛り上がりであった。
浜風「くっ……ただでさえ恥ずかしい格好なのに余計に……興奮します」(*´Д`)ハァハァ
龍驤「変態や!しかし、うちの水着はポロリしようがないもんな……あれ?」
ポロッ
龍驤「あ、や、や、や、きゃああああああああ!!!/////」バッ
ビターン
U-511「はい、お尻付いた」
龍驤「うそやん!肩の紐が切られとる!もうお嫁に行かれへんわぁ~~~/////」シクシク
子日『悪くないもんだね、意外と!』
熊野『まあ、そう、なのかしら?』
闇那珂「ふふふ……どう?那珂ちゃんの必殺技……!」
浜風「あ」
U-511「あ」
闇那珂「え?どうしたの?」
子日『あっ……』
熊野『まぁ』
ワァァァァァァァ!!!
闇那珂「え?え?あ!」
ポロリ
闇那珂「い、いやあああああああああああ!!!見ないでえええええええええ!!///」サッ
浜風「ふふふ、ざまあありませんねぇ」
闇那珂「ダーククロスチョップ!!」シュバッ
浜風「おうっっ!?」
ドシャーン
闇那珂「うぅ……見られちゃったけど、怪我の功名ってやつかなぁ……///」
食い下がり度:2p
子日『二人共ダウン!』
熊野『ケチョンケチョンにされてしまいましたわ』
子日『あんまり食い下がれなかったね!』
熊野『それではお次のタッグ、前へどうぞ』
鳳翔「あ、あんなこと、起こらないといいですね……」ビクビク
照月「こんな大会、出なきゃよかったよぉ……」ブルブル
闇那珂「次の相手はあなたたち?」
U-511「さあ、見合って見合って」
鳳翔「でも……覚悟を、決めるしかありません!」
照月「は、はいっ!」
U-511「はっけよーい……のこった」
↓1 コンマ取り+ハプニング・イベント的なものをお願いします
※そういえば何着てたっけ?
鳳翔:モノキニ
照月:旧スク水
鳳翔「はっ!」ダッ
照月「えいっ!」ダッ
闇那珂「ふふふ、いいよ、かかっておいで……え!?」
バッ
子日『おっと、那珂ちゃん飛び退いた!』
熊野『正面から二人はやはり厳しいということなのでしょうか?』
鳳翔「ど、どうしたの!かかってらっしゃい!」
照月「闇のアイドルがどんなもんですか!」
闇那珂「い、いや、まさか、そんなはずは……」
ニュルルン
鳳翔「え」
照月「うわっ、こ、この感覚は……!」
バァーン!
∈(゚◎゚)∋
鳳翔「う、うなぎですか……ひぃ……」
ニュルニュル
マッド明石「あ、あのうなぎはこの大会用に遺伝子改良されたエロうなぎなんです!」
犬提督「改……『良』?」
マッド明石「きっとあの二人がスケベボディだから!くぅ~~!スケベボディだから!」
足柄狼「こんなくだらない大会のために遺伝子改造されるとか不憫過ぎるワン」
子日『うなぎだぁー!撤去したはずなのに!』
鳳翔「ああっ、足を登って……ひゃんっ♥」
照月「うっ、鳳翔さん!」
鳳翔「ああっ、水着の前にっ、ダメっ、そんなところ咥えちゃっ♥あんっ♥」
照月「ほ、鳳翔さん!?ダメです、そっちに行っては!」
闇那珂「なーんか、わかんないけど……チャンスだね!那珂ちゃんストラーイク!」
バッ
照月「え!?あ、ちょ、チョップ!」
ベシッ
闇那珂「いたっ!ふ、普通に痛い!」
鳳翔「んっ、ダメなの、そこだけはダメっ♥んっんっ♥」
ニュルニュル
照月「は、早くしないと鳳翔さんの大事な部分が!尊厳とかそういうのが!」
熊野『ていうか照月さんは意にも介していませんわね』
子日『さっき散々揉みくちゃにされたからねー』
照月「り、リタイア!降参!」
U-511「はい」
子日『あー、リタイアかー』
熊野『鳳翔さんがアレですものね……』
闇那珂「うーん、これじゃ勝ったとは言えないかな」
食い下がり度:5p
子日『それではお次のタッグに行くよー!』
熊野『今度こそ、うなぎの襲撃はありませんわよね』
子日『多分ね』
長門「なかなかの強敵のようだ……」
ウォースパイト「でも、Battleship二人に敵うかしら?」
闇那珂「闇のアイドルに勝てるかな?」
U-511「見合って見合って」
長門「この長門、容赦せん」
ウォースパイト「一気に畳み掛けるわ」
U-511「はっけよい、のこった」
↓1 コンマ取り+ハプニング・イベント的なものをお願いします
※そういえば何着てたっけ?
長門:褌とサラシ
ウォースパイト:真っ白なビキニ
長門「ぬわぁーーーっ!!」ツルッ
ビターン
ウォースパイト「えぇ……」
闇那珂「えぇ……」
エェ……
長門「後は……任せた、ぞ、ガクッ」
ウォースパイト「……」
闇那珂「……」
シーン…
子日『な、なんだ、この空気は……』
ウォースパイト「……ふん!」ゲシッ
ツルルルルー
長門「ぬわーー!」
闇那珂「あ、滑ってった……」
ウォースパイト「エイヤッ!!」
パチコーン!!
闇那珂「うえっ!?」
ウォースパイト「……な、長門の」
闇那珂「……えいっ!!」
ペチーン!
ウォースパイト「うっ!やったわね……よくも、な、長門を」
闇那珂「勝手に転んだだけでしょ!?」
ウォースパイト「問答無用よ、えい!」
パチーン
闇那珂「負けるか!」
バチーン
ウォースパイト「You bastard!!」
ベチーン
子日『おーっと!ビンタ対決です!』
熊野『……相撲、しませんか?』
ウォースパイト「まだよ!」
パチーン
闇那珂「ほいっと」ゲシッ
ツルッ
ウォースパイト「Ouch!」ドテッ
U-511「はい、お尻」
ウォースパイト「卑怯な!」
闇那珂「相撲だよ、忘れたの?」
食い下がり度:3p
子日『那珂ちゃん、卑劣な一撃でウォースパイトさんを下しました』
熊野『いやー白熱したバトルでしたわー』
子日『それでは最後のタッグどぉ~ぞ!』
伊168「結論が出たわ、この勝負、どれだけツイてるかが鍵みたい」
伊401「雪風ちゃんの言う通り、ってね!」
闇那珂「那珂ちゃんも薄々そんな気がしてた」
U-511「はい、見合って見合って」
伊168「ここで、運命力って奴を試すわ!」
伊401「絶対優勝するんだから!」
U-511「のこった」
↓1 コンマ取り+ハプニング・イベント的なものをお願いします
※そういえば何着てたっけ?
伊168:マイクロビキニ
伊401:バンドゥビキニ
>>185から連取りはダメだぞ。になりましたので最安価↓1
確かに言われてみれば連取りってわけでもないのか……(申し訳ない、ちゃんと確認してなかった)
でも安価専門スレと違って何回も安価を取るわけじゃないから、
コンマ以外はやっぱり一度の投下につき一回ずつ、ぐらいのルールにしておいた方がいいのかな?
伊168「さあ!行くわよ!」
伊401「うん!」
ヨロッ
伊168「あ、ごめっ」
伊401「あ!ちょっと!うわわわ」
ギュッ
伊401「あ!ちょっと!水着掴まないで!破れちゃう!」
伊168「ご、ごめん!」
伊401「離してってば!」
伊168「離したら倒れるの!」
闇那珂「……」
伊168「あ!」
ビリッ
伊401「ああ!破れちゃった!」
伊168「ご、ごめん」
伊401「ごめんじゃないよ!謝るぐらいならイムヤちゃんも脱いでよ!」
ギュッ
伊168「不可抗力って言うのよ!やめて!」
シュルッ
伊168「きゃああああ!!///」サッ
闇那珂「あ、あの……」
伊168「ひどいわ!返してよ!」
伊401「そっちこそ!」
ツルッ
伊168「あっ」
ガシッ
伊401「えっ?」
ズルッ
ドテーン
伊168「いてて……」
伊401「あ、あわわ……」
闇那珂「あ、あら~……」
ワァァァァァァァ!!
子日『下まで脱げてしまったー!しおいちゃん!』
熊野『お気の毒に……全裸になってしまいましたわね……』
伊168「あ!ご、ごめん!本当にごめん!ほら履いて!」グイグイ
伊401「」
闇那珂「だ、大丈夫?」
伊401「……ど、どうしても」
闇那珂「え?」
伊401「どうしてもあんたをぶっ倒さなきゃいけなくなったねぇーーーーッ!!!」
闇那珂「さ、逆恨みだ!」
伊401「うわああああああああああ!!!」ダッ
闇那珂「那珂ちゃんガード!」バッ
伊401「うわああああああああああああああ!!!!」バシバシ
闇那珂「痛い痛い!怒るならイムヤちゃんに怒ってよ!やめて!あ、那珂ちゃんプッシュ!」ドンッ
伊401「おわっ!」ドテーン
闇那珂「……ホッ」
食い下がり度:5p
子日『さあ!全員の対決が終わりましたね!』
熊野『ん、でもちょっとお待ちください』
子日『どうしたの?』
熊野『鳳照チームと潜水チームは、同点ですわね』
子日『え?』
ってところで待て、次回っぽい!
ここまで
とりあえず安価は基本>>288のルールで行きますかも
そんな一度に十回も取るわけでもなし、と思うので
【死んだふり補佐官:初霜編】
補佐「」チーン
初霜「……」
初霜(死んだふりしてる……)
補佐「」
初霜(バレバレなんだけどなぁ……どうしたものか……そうだ)
補佐「」
初霜「スケコマシがくたばって清々したわ、地獄に落ちろ」
補佐「え!?」
初霜「なんで死んだふりなんか」
補佐「いや……最近流行ってるらしいし……」
初霜「そう……」
補佐「……その、すまなかった」
初霜「いや、やるのはいいんですけど、もっと徹底してください。手元にスマホがあるから誰か来るまで暇つぶしてたのがバレバレなんですが」
補佐「あっ」
こんだけ
続きは今夜まで!今夜までお待ちください!
ものの見事にすっぽかしてしまったが、どうしよう
そういえば観客席...
さみちゃん「あの~……来月はちょっと……」
憲兵「何かね」
さみちゃん「いや、その、えへへ……」
憲兵「……」
さみちゃん「そうだ、憲兵さんの言う事なんでも聞いちゃいます……この美貌を好きにできるんですよ!?」
憲兵「では、来月分のお小遣いを渡しなさい」
さみちゃん「それ以外!」
憲兵「では、この借用書にサインを」
さみちゃん「お金じゃなくて!」
憲兵「来月ちょっと我慢するだけで済むのではないかね」
さみちゃん「冬だから、備えないと……色々、食べて……」
憲兵「冬眠でもするつもりかね」
さみちゃん「チョビ大佐!」
憲兵「……」
さみちゃん「来月は、絶対に必要なんです……!」
憲兵「……聞こうじゃないか」
さみちゃん「実は……以前文月ちゃんに借りたお金の返済期限がらいg痛たたたたたたた!ほっぺつねらないで!!」
申し訳ない、とりあえずこれだけで、あとは昼間か夕方辺りにでも
大丈夫って言ってるっぽいし、少し書く
熊野『同点、ですわね』
子日『あー……この場合は決めてなかったねー』
熊野『どうしますか?ジャンケンとかで決めますか?』
子日『いや、ここまで来たらもうひと勝負!やってもらおうかな!』
熊野『となるとやはり?』
子日『直接対決と行くよー!』
ワァァァァァ
鳳翔「えーっと、まだやるんですか……」
伊168「もう疲れたんだけど……」
照月「うなぎの心配がないだけ、マシかな……」
伊401「よし!ケチョンケチョンにしちゃうんだから!」
※タッグで戦い、勝敗とハプニング安価を取ります
※安価は単純、コンマ一桁の高い方が勝ち
※ハプニング安価は毎度同じくハプニング安価です
闇那珂「じゃ、那珂ちゃん帰るからねー!またね、バイバーイ!」
龍驤「もう二度と来んで欲しいわ」
ウォースパイト「うん……」
子日『それではー!まずはホォォォォォォウショォォォォォォォウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!』
鳳翔「はぁ……」
子日『テェェェェェェルゥゥゥゥゥゥゥゥツゥゥゥゥゥゥゥゥゥキィィィィィィィィィィィ!!!』
照月「ええ、何この、何!?」
子日『そしてぇ、その対戦相手は、イィィィィィィィムゥゥゥゥゥヤァァァァァァァァァァァァァァ!!!』
伊168「お手柔らかに……」
子日『シィィィィィィィィィィィオォォォォォォォイィィィィィィィィィィィィィィィ!!!』
伊401「よーっし!」
ワァァァァァ
熊野『え、なんでそんなにテンションが高いんですの……?』
子日『なんとなく』
U-511「見合って見合って」
鳳翔「やるからには、勝ちますよ」
照月「はい!」
U-511「はっけよい」
伊168「こっちこそ、負けないんだから」
伊401「いくよっ!今度はヘマなんかしないんだから!」
U-511「のこった」
↓1 鳳照
↓2 潜水
ハプニングも書いてくれると助かります
鳳翔「はっ!」
伊168「えいっ!」
ガシッ
子日『組み合った!先程からの戦闘の経験値は確かに累積されてるみたいだよー!』
熊野『もう二度と使わないとは思いますけど……』
鳳翔(要は相手の水着を引き剥がせば!)
伊168(戦闘不能になるはず!)
鳳翔(スッと指を滑り込ませるのよ!)
ヌルルッ
伊168(鳳翔さんも同じことを!?私だって!)
ヌルッ
鳳翔「んっ」
伊168「あん……」
子日『んっ!?』
熊野『り、両者、水着に手を滑り込ませましたわ』
鳳翔(紐は……固結びされてるわ、上を剥がすしかないわね!)
スッ
伊168(こんな水着初めて見るから、どこに紐があるのか……)
ニュルルニュル
鳳翔「あんっ……」
伊168「はぁ……ふぅ……」
子日『え、えーっと……』
熊野『水着の、まさぐり合いを始めましたわ……』
ユリスバラシイ!!スバラシイ!!
中途半端だけど、待て、次回っぽい!
ここまで
色々と申し訳ない
ワァァァァァ
熊野『会場は盛り上がってますわ。大半が艦娘で男性は2、3人しかいないのに』
子日『えーっと、照月ちゃんとしおいちゃんの二人は?』
照月「あん、ダメっ、お尻掴んじゃっ……」
伊401「そ、そっちこそ離してっ!」
熊野『揉み合いになっていますわ!尻の!』
子日『しかし!乳繰り合っては勝負がつかないよ!どうするぅ!?』
熊野『あ、見てください!』
ビリビリ
子日『あぁーっと!艦娘パワーに水着が耐えられず悲鳴を!』
鳳翔「こ、このままじゃ……」
伊168「でも、負けられない!」
照月「く、一旦離れっ……!?」
伊401「離さないよ!」
子日『ああ!まずい!』
バリバリバリバリーン!!
鳳翔「……」
伊168「……」
照月「……」
伊401「……」
熊野『えぇ……』
子日『言わんこっちゃない』
憲兵「ふむ……」
さみちゃん「え!?やっぱり払わなくていいですって!?」
憲兵「いや」
さみちゃん「そうですか……」シュン
憲兵「艦娘の知られざる力……一体どこから来るものなのか」
さみちゃん「艦娘には、着ているものを弾け飛ばす力がある……そう言いたいんですね?」
憲兵「違う」
さみちゃん「私にもできますよ!はぁーー!!」バリーン
憲兵「……」
さみちゃん「すごくないですか!?」
憲兵「……」
さみちゃん「……上着、貸してください」
憲兵「……」
~数分後~
熊野『えーっと……選手たちは控え室で着替えてますわ』
子日『それじゃあ、審査員さん!どっちが勝ったか決めて!』
熊野『えぇ……』
整備士「俺しかいないけど……」
子日『あれ?』
熊野『他の方々は、どちらに?』
整備士「提督と大将さんは医務室に運ばれていったけど、少尉と初霜はトイレ行くってさ……」
子日『そっか、まあいいや。じゃあ整備士さん!お願いします!』
整備士「え、ええっと……じゃあ、潜水チームで……」
熊野『というわけで、今一腑に落ちませんが、潜水チームの勝利ですわ!』
子日『おめでとう!』
ワーワー!
子日『となると順位は一位が潜水チーム、二位が鳳照チーム、三位は戦艦チーム、四位が浜龍チームだね!』
熊野『総合得点には順位ボーナスが加算されますわ』
浜龍チーム 23p+順位0p=23p
鳳照チーム 29p+順位5p=34p
戦艦チーム 25p+順位3p=28p
潜水チーム 26p+順位7p=33p
熊野『鳳照チームは未だにトップを譲りません』
子日『浜龍チームしっかりしろよおい!』
浜風「ぐぅぅ……」
龍驤「アカンなぁ……」
鳳翔「努力の甲斐ありって、ところでしょうか……」
照月「もう疲れたぁ……」(;´ρ`)
長門「くっ、まるでいいところがない……」
ウォースパイト「まだまだ勝負はこれからよ」
伊168「あとちょっとで逆転よ!」
伊401「おー!」
子日『さてさて!小腹もすいてきたことだし、お料理対決と洒落込みますか!』
熊野『お待ちかねですわ!』
子日『壊滅的な料理の腕の人はいない……そう信じたいのですが……』
熊野『とあるタッグに対しては不安しか覚えませんわ私』
子日『まあ、ゴリラとイギリス人はともかく、他は安心かな』
長門「なんだと!」
ウォースパイト「失礼ね」
長門「私は日本人だ!」
ウォースパイト「……」
木曾「いや、そうとも言えないんだな」
天龍「ああ……それはあくまでも『標準的な艦娘』ならってわけで……」
木曾「あの浜風や鳳翔が料理が上手とは限らないんだ……」
天龍「うちの龍田は料理はてんでダメだな」
木曾「北上姉は意外と上手だぞ。でも球磨姉はダメダメだった」
天龍「他んとこはどうなんだろうな」
木曾「なー」
※各人の料理の腕と各チームが作る料理一品、それとアクシデントor隠し味の安価を取ります
※料理の腕はコンマ一桁が高いほどうめええええええええええ!!低いほどマズイ!馬鹿じゃねーの!?となります
※二人の料理の腕の総和に、隠し味orアクシデントの加減点が入ります
※コンマ一の位の数値を、コンマ十の位が奇数だと加点、偶数だと減点します
※それらすべてを合わせた点数が総合得点に加算されます
※ごちゃごちゃとわかりづらいと思ったならいつでも言ってくださいね!
子日『料理は一品!うまけりゃ勝ち!みんな頑張って!食材は好きに使ってね!』
熊野『是非ともこの熊野の舌鼓を鳴らしてくださいませ』
浜風「よし……この浜風の料理の腕前を見せる時ですね」
龍驤「お!頼むで!」
料理の腕
↓1浜風、↓2龍驤
浜風:5「休日の昼間に冷蔵庫に余った食材で簡単な料理を作る……そんな感じかも」
龍驤:8「お店を出せばそれなりに繁盛するかも!?」
浜風「ええ、よく料理するんですよパスタとか」
龍驤「ぱ、パスタかぁ~い……なんやねん料理の腕って。まあうちは時々間宮の手伝いとかするから自信はあるで!」
浜風「ほほう、例えば?」
龍驤「せやなぁ~……この間は栗きんとんを作ったで。みんなウチが作ったって気がつかんかったみたいやけどな!」ヘヘ
浜風「そ、そうなんですか……」
龍驤「まあ、たかが栗きんとんやけどな!」
浜風「いえいえ、とてもすごい……かなわない……」
+13p!
浜風「そんなすごい龍驤さんにお聞きしますが……一体何の料理を作ればいいと思いますか?」
龍驤「すごかないけどな!えへへ、せやなぁ……」
↓1 浜龍チームが作る料理とは!
龍驤「エビチリ、かな」
浜風「エビチリですか」
龍驤「ウチ、めっちゃ好きやねんエビチリ」
浜風「美味しいですもんねエビチリ」
エビチリ
いわゆるエビのチリソース
中華料理人、陳建民が四川料理である「乾焼蝦仁」(カンシャオシャーレン)を日本人向けにアレンジしたもの
子日『どうやら、浜龍チームはエビチリを作るみたい!』
熊野『エビチリはエビの下拵えに手間をかけると食感が良くなってとても美味しくなるそうですわ』
子日『子日、背わた取るの下手なんだよね』
熊野『私は料理しませんわ』
子日『そう……だろうね……』
熊野『さて、お次は鳳照チームを覗いてみましょうか!』
照月「鳳翔さんがいれば勝ったも同然ですよ!」
鳳翔「それはどうかしら……龍驤ちゃんも料理は得意だし……」
料理の腕
↓1鳳翔、↓2照月
鳳翔:6「料理は一通りこなせるかも!でも晩御飯に悩んだら無難なヤツにしちゃうかなぁ~」
照月:0「褒められる点は衛生観念ぐらいかも」
照月「私、料理はしたことないって言うか、キッチンに入るのも今回が初めてって言うか……」
鳳翔「……」( ´゚д゚`)アチャー
照月「ご、ごめんなさい……でも、鳳翔さんなら!」
鳳翔「……」
照月「ほ、鳳翔さん!?」
鳳翔(お昼に、ありつけるのかしら……)
+6p!
照月「そうだ!何作るか考えましょう!ね!」
鳳翔「そうね……えーっと……」
↓1 鳳照チーム(しかし鳳翔さん一人で作ることになりそうだ)の作る料理は!
鳳翔「肉じゃが、なら……」
照月「肉じゃが!」
鳳翔(肉じゃがなら大丈夫のはず……照月ちゃんも)
照月「話には聞いていましたが、食べたことない……」
鳳翔「……」(ノ∀`)アチャー
肉じゃが
平八郎とか舞鶴とか呉とか色々と議論があるが、とりあえず海軍関係が発祥ということは間違いないだろう
陸海軍で微妙にレシピが違い、陸軍のはどちらかというとすき焼きに近いそうな
子日『ちゃんと給料もらってるよね!?』
熊野『あー……秋月さんが、最近口座の存在に気がついたらしいですから』
子日『可哀想に……』ヨヨヨ
熊野『それでは、戦艦チームですわ』
子日『不安だねー……』
長門「はっきりと言うが、大丈夫なのか英国人よ」
ウォースパイト「あら、英国でも軍人なら料理は出来るのよ」
長門「……」
ウォースパイト「本当よ、Jamie's School Dinnersでも軍人が手伝ってくれてたシーンがあったじゃない」
長門「え、いや、知らんが」
料理の腕
↓1長門、↓2ウォースパイト
長門:0「プロテインを水に混ぜるぐらいなら出来るかもね」
ウォースパイト:6「朝ご飯はとっても美味しいかも!え?他は?他はねぇ……」
長門「私も、正直に言う……料理なんかしたことがない」
ウォースパイト「嘆かわしいわ……長門型戦艦ともあろうお方が……」
長門「すまない、また役に立てそうにない……」ショボン
ウォースパイト「何とかしてみせる、Don’t worry about it.」
+6p
長門「それで、何を作るって言うんだ」
ウォースパイト「うーん……」
↓1 ウォースパイトが作る料理は!
ウォースパイト「Jellied eels、かしら」
長門「じぇ……なんだそれは」
ウォースパイト「Stargazy pieもいいかな、と思ったんだけど……」
長門「何なんだそれは!」
ウナギのゼリー寄せ Jellied eels
かつてウナギがロンドン庶民の味覚であった時代に生まれた料理である
ウナギは第二次大戦期においても、人々を飢えと栄養失調から救った
しかし二十世紀後半以降、食材の選択肢の増加、嗜好の変化によりイギリスにおけるウナギ人気はさっぱりである
子日『Jellied eels……もしかして、もしかしてだけどさ……』
熊野『ウナギのゼリー寄せの事、ですわよね……?』
子日『う、うえぇ……美味しいのかな……』
熊野『さぁ……と、とにかく次ですわ!』
伊168「料理かぁ……」
伊401「今回勝てば、逆転だけど……」
料理の腕
↓1伊168、↓2伊401
伊168:8「うンまァ~~~い!よだれズピッ!かも!」
伊401:8「うぅぅぅぅぅまぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉかもぉぉぉぉぉぉ!!!」ピカー
伊168「まっ、自炊してるから大丈夫ね」
伊401「うん、この勝負勝てるよ!」
+16p!
伊168「で、早速なんだけど何作る?」
伊401「そうだねぇ」
↓1 潜水チームの作る料理は!
伊401「ホワイトシチュー、かな!」
伊168「いいわね、寒くなってきた時期にピッタリ!」
ホワイトシチュー
クリームシチューとも
戦後、学校給食のシチューに脱脂粉乳を加えることで生まれた日本発祥のシチューである
ハウス食品から発売された粉末ルウ「クリームシチューミクス」のヒットによりこの名前が定着した
子日『シチューか、うーん、美味しそう!』ジュルリ
熊野『私お腹がペコペコですわ、早く食べさせて!』
子日『さてさて、それじゃあ献立も決まったことだし』
熊野『スタートですわ!』
チーン!
ってところで、待て、次回っぽい!
ここまで
Jamie's School Dinnersの軍人のシーンについては記憶が曖昧なのであんまり宛にしないで!
【1108】
如月「11月8日はいいおっぱいの日なのよぉ」
補佐「もう10日だが」
如月「細かいことはいいの」
補佐(細かくはないと思うんだけど)
如月「触ってみる?」
補佐「いや」
如月「やっぱりね……そうだものいつも……」
如月「……」
如月「それより……なして島風が補佐官の膝の上に座っとーと!?」ガガーン
島風「おうっ!」
如月「おうっじゃなくて」
補佐「こいつはここが好きなんだ」ヨシヨシ
島風「おうっ!おうっ!」
如月「そんなペットみたいな感じなの……?」
補佐「最近は肌寒いし」ギュー
島風「おうっ!」ヌクヌク
如月(……この際、私も、ペットみたく)
如月「ごろにゃぁ~ん、如月も補佐官のお膝でゴロゴロしたいにゃん♥」
島風「え……だ、大丈夫ですか?」
補佐「どうしたんだ急に……?」
如月「うわああああああ!!補佐官レ○プDAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
補佐「ええ!?」
島風「おうっ!?」
ガチャ
睦月「補佐官!空母棲姫を五匹ぐらい鹵獲したkえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」
こんだけ
お料理の続きはもうちょいマッチャーヌ級潜水艦
【ポッキーの日】
如月「補佐官~」
補佐「どうした?」
如月「今日はポッキーの日よぉ~」
補佐「なるほど……ポッキーゲームか、受けて立とう」
如月「えっ♥」
如月(もしかして補佐官、私とポッキーゲームしてくれるの!?)
補佐「咥えな、お前のポッキーを……!」
如月「あれ」
補佐「えっ、ポッキーを咥えてチャンバラするんだろ?」
如月「ち、違うわぁ……」
補佐「そうなのか……」
如月「それ誰が言ってたの?」
補佐「赤城」
如月「意外ッ!」
補佐「しかしポッキーの日が11月11日ってなぁ、棒状の物だったらなんでもいいんじゃないかと思うんだよ」
如月「棒状の物……」
補佐「プリッツとかな」
如月「TNTNシャブシャブさせて頂く。」ガバッ
補佐「うわっ!?よせっ!」ドタバタ
如月「うるさい!うるさい!」ガシッ
ビリィ
補佐「いやあああああああああ!!」
ガチャ
睦月「補佐官!北方棲姫を生け捕りにsえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」
【ポッキーの日2】
陸奥「ねえ、ポッキーゲームしない?」
整備士「は、はぁ?いきなり何言って」
陸奥「するの?しないの?」
整備士「えっと……」
陸奥「沈黙は肯定と見做すわ。はい、咥えて」
整備士「うん……」
陸奥「いくわよ」
ポリポリ...
整備士「……」
陸奥「……」
チュッ
整備士「……!」
陸奥「んっ……」
チュッチュッ
北上「おっちゃ~ん、ちょっと艤装見てよ、調子が悪くってさぁ~」
北上「」
北上「あっ、ハハハ!こいつは失礼しやした!また後ほど来るよぉ~~ん!」
その夜、球磨型部屋...
北上「……」
ゴロゴロ
北上「…………はあ」
ゴロゴロ
北上「……はあ」
球磨「んもう、うっさいクマ!」
大井「どうしたの北上さん」
北上「いや……」
木曾「様子が変だぜ」
多摩「……」zzz
北上「……ちょっとね。気にしないで」
北上はその日、眠れなかったという。
そしてこれが球磨型の運命を左右するとかしないとか、そんな感じのことになるとは
彼女たちは思いもしなかった……!
こんだけ
プリッツの方が好きです
【ほっぽちゃん】
北方棲姫「離セ!」ジタバタ
睦月「諦めるにゃしぃ」
北方棲姫「戦艦水鬼取リ返ス!何処ニイル!」
睦月「そんなに会いたいのぉ?」ニヤリ
北方棲姫「出セ!」
睦月「ちょっと待っててね」
シュンッ
北方棲姫「!? キ、消エタ!?」
シュタッ
睦月「よっと」
戦艦水鬼「……」
北方棲姫「ド、ドウヤッテ……?」
睦月「PSIジャンプドライブ……って言ってもあなたにはわかんないかにゃぁ」
北方棲姫「……戦艦水鬼」
戦艦水鬼「ほっぽちゃん、私は戻りません」
北方棲姫「!?」
戦艦水鬼「私は捕らえられ、いくつかの研修を受けました。ビジターセンター、大霊廟、統合の象徴、博愛社……」
北方棲姫(ドレモコレモ胡散臭イ!)
戦艦水鬼「この国はいい国です!四季もあるし。ほっぽちゃん!あなたもこの国の一員になりましょう!」
北方棲姫(コイツハモウ駄目ダ!ニ、逃ゲナクテハ!)
ダッ
戦艦水鬼「あ、ほっぽちゃん!」
睦月「何処に行こうと睦月の掌の上にゃしぃ……」ニヤ
しかし、普通に逃げられた。
睦月「あれぇ!?」
皐月「ダメじゃん!」
こんだけ
今日の昼か夕方辺りにお料理の続きができそう
お料理の続きができそうと言ったがすまんありゃウソだった
ダークライのしわざです
【さみちゃんと憲兵大佐3】
さみちゃん「ねえどこに行くんですかぁー?」
憲兵「釣りだよ」
さみちゃん「お休みの日はいつも?」
憲兵「たまにね」
さみちゃん「へぇ~~」
憲兵「なぜ君は私の家を知っていたのかね」
さみちゃん「部下さんから聞いたんですよ!」
憲兵「……」
ザザーン
憲兵「……」
さみちゃん「大物が釣れたら分けてくださいね!」
憲兵「……」
さみちゃん「もちろんタダとは言いません、ジャンケンして私が勝ったらでいいです」
憲兵「……」
ククン
憲兵「!」
さみちゃん「おお!きましたか!」
憲兵「結構、大物だね」
さみちゃん「がんばれ!がんばれ!」
憲兵「網を出してくれ」
さみちゃん「アイアイサー!」
グイグイ
憲兵「見えたぞ、大きい」
さみちゃん「もうちょっとです!」
ザッパーン
北方棲姫「」
憲兵「……」
さみちゃん「えっ!?」
ビターン
北方棲姫「」ピクピク
憲兵「……」
さみちゃん「……」
北方棲姫「」
さみちゃん「……た、食べられるかな」
憲兵「お腹壊すよ」
さみちゃん「じゃあ、リリース……」
ゲシッ
ザブーン
北方棲姫「」
プカプカ
憲兵「残念だったね」
さみちゃん「せっかく大物かと思ったのに……」(´・ω・`)
こんだけ
来週ぐらいまで時間取れそうにないのでそれまでこんなのでお茶を濁させてくれ!頼む!頼む!たのたの頼む!
【さみちゃんと憲兵大佐4】
さみちゃん「なぁーんにもありませんね」
憲兵「……」
さみちゃん「冷蔵庫は……おっ、チーかま!」ゴソゴソ
憲兵「……」
さみちゃん「テレビだけかぁ……こんなこともあろうかとWiiU持ってきましたけどね!」
憲兵「……」
さみちゃん「洗濯機はこっちですか?」
憲兵「泊まる気なのかね」
さみちゃん「え?そうですけど」
憲兵「君には寮を用意したし、昨日までそこにいたはずだが」
さみちゃん「……」
憲兵「追い出されたのかね」
さみちゃん「舐めてますよね!ちょっとゲームしてただけなのにうるさいって!」
憲兵「何のゲームかね」
さみちゃん「※『JustDance』ですよ!もちろん!」
憲兵「じゃす……何かねそれは」
さみちゃん「持ってきたんで後でしましょうか!ここは一軒家なんで大丈夫でしょう!」
憲兵「……」
さみちゃん「踊ったっていいじゃん、自分ちなんだし……」ブツブツ
※https://www.youtube.com/watch?v=UU0AtBzAlYY こんなゲーム。
【補佐官と初霜】
整備士「戻ってきたか、初霜に引っ張られて行……ど、どうした……フラフラじゃないか……」
補佐「ん?」フラフラ
整備士「大丈夫かよ……首、なんか手の跡がついてないか……?」
補佐「いや……大丈夫だ……」
整備士「何者かに襲われて……いや、初霜がいるからそれは」チラ
初霜「……」タハハー
整備士(こ、こいつ、『やり過ぎちった☆』って顔したぞ今……ま、まさか、まさか……!)
補佐「料理、対決か……腹が減ったから……私は食べるぞ……」
初霜「む、無理はしないでくださいね」アセアセ
整備士「……」
整備士(見なかったことにしよう……)
後日、憲兵のもとにヤバめの官能小説みたいなの(公文書)が届いた。
こんだけ
日本未発売だと!また貴様の仕業だな、シグマ!それにジュプトルも!
買えても狭いから出来ないけど
【さみちゃんと憲兵大佐5】
さみちゃん「スシロー行きましょう!スシロー!」
憲兵「……」
さみちゃん「いいじゃないですかスシロー!ね!ね!」
憲兵「いいけど」
さみちゃん「さあ!車!車出してください!」
憲兵「……」
ブロロロ...
ココロモナクテー♪タダナミノオトキイテタ♪
さみちゃん「何ですかこの曲!こんな変な曲よりこっち聞きましょうよ!」
憲兵「……」
ポチポチ
ワッダフォックスセイ!チャッチャッチャッチャッチャッチャチャァ!!
さみちゃん「これでよし」
憲兵「……」
《スシロー》
ザワザワ
店員「こちらの席へどうぞー」
憲兵「……」ペコリ
さみちゃん「さぁー、食べるぞー!あ、ビールくーださい!」
店員「え、えっと……」
憲兵「彼女、艦娘なので」
店員「あ、はい、かしこまりました」
さみちゃん「これとーこれとーこれとー」ピッピッ
ピロリーン♪
さみちゃん「きたー!鯖バーガー!これが食べたかったんですよー!」
憲兵「……」
さみちゃん「はいチョビさんの分も!」
憲兵「……」
さみちゃん「あーむ!」パクッ
憲兵「……」パクッ
さみちゃん「……ん?」
憲兵「……?」
さみちゃん「……なんか、酸っぱいだけですね」
憲兵「……」モグモグ
さみちゃん「鯖の味がしない……」
憲兵「……」ジー
さみちゃん「こういう、ものなのかな?ガリも入ってるし味がかき消されて……?」
憲兵「わさびマヨネーズの味もしないね」
さみちゃん「んー……」モグモグ
憲兵「……」モグモグ
さみちゃん「……」
憲兵「……」
さみちゃん「食べ終わって言うのはアレなんですけど……鯖入ってなかったですよね!?」
憲兵「そうだね」
さみちゃん「おいコラ!!店員!いや店長呼べーー!!」
ギャーギャー
ブロロロ...
さみちゃん「イーントゥーザマーザーラーン、ジャーマンアーミーマーチ♪……ん?」
憲兵「……」
さみちゃん「あ!アイス食べましょう!」
憲兵「……」
さみちゃん「太る、健康に良くないって顔してますね……」
憲兵「……」
さみちゃん「でもこういうのはどうでしょう、アイスを食べることによる不健康よりもアイスを食べないことでストレスが溜まってそれによる健康リスクの方が高いんじゃないですか!?」
憲兵「……」
こんだけ
鯖入ってなかった
初霜「楽しみですね」
補佐「そうだな……」
加賀「初霜さん」
初霜「はい?」
加賀「あなたちょっと早く向こうのトイレの前の通路へ行ってよ」
初霜「なんですいきなり!?」
加賀「私は……しがない案内役でして……いいから早く行ってくださいよ!」
初霜「通路に何が!?」
加賀「通路には………………うーちゃんが、います」
初霜「ええ?うーちゃんが何故?」
加賀「あなたの罪を懺悔するべき相手……」
初霜「ええ……」
補佐「まあ、行ってきたらどうだ……?」
初霜「はぁ……」
《通路(トイレの前)》
卯月「あ、初霜ちゃん」
初霜「何の用なの?罪って何の話だか……」
卯月「……あ、百円玉」
ヒョイ
卯月「初霜ちゃんの?」
初霜「いいえ」
卯月「うふふ、儲けたぴょん」
初霜「一体なんなの」
卯月「もしもさ、深海棲艦と将校が取引してるのを見つけたら通報するぴょん?」
初霜「そりゃあ、もちろん……」
卯月「でもさ、覗いてるところがバレてしまったとしたらぴょん?」
初霜「……!」
卯月「補佐官の『首』について聞きたいことがある、ありゃ重傷だ、意識も飛ぶぐらい締め付けられている」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
初霜(こ、この感じは……いつもとは違う……喋り方、低いトーンの声、凄味!完全にキレてる……ッ!!)
卯月「一歩間違えば助からなかったろう、ただしここには部外者は入り込めない、殺戮警備ロボ弥生5号が巡回しているからだ」
初霜「そ、そうね……」(なんそれ初耳)
卯月「そうなるとお前だ……“私”は聞いているんだ、お前と補佐官が何かをしていたことを、そしてお前が…」
初霜「あの!」
卯月「……」
初霜「何回ぐらい土下座すればいいでしょうか?」
テテーン♪
浜龍チーム
龍驤「さっ、まずはエビの下拵えやで」
浜風「背わたですね」
龍驤「背わたもそうやけど、下味もしっかり付けるで」
浜風「下味ですか」
龍驤「背わたを取って塩コショウを揉み込んで混ぜた卵白を加えて混ぜるんや」
浜風「なんだか、本格的ですね」
龍驤「そりゃあ、勝ちに行っとるからな!」
浜風「心強い……」
龍驤「それで軽く泡立ったら片栗粉を投下や!」
浜風「ふむふむ」
龍驤「全体に水気がなくなったら、サラダ油をさっくり混ぜる」マゼマゼ
浜風「はえー」
龍驤「んなアホな顔しとらんと、グリーンピース茹でてくれ」
浜風「あ、はい」
龍驤「それで、フライパンで両面八分通りにエビを焼くんや」
ジュー
熊野『浜龍チームは順調のようですわね』
子日『安心だね!』
熊野『それではこちら、鳳照チームは』
鳳照チーム
鳳翔「肉じゃがですね」
照月「肉じゃが……」
鳳翔(落ち着くのよ鳳翔……簡単よ、簡単な事なの!肉じゃがぐらい、どうってことないわ!)
照月「じゃあ、私、食材切ります!」
鳳翔「お願いね」
照月「えーっと、まずはお肉を」スッ
鳳翔「あ、あぶなーーい!!!」クワッ
照月「えっ!?」ビクッ
鳳翔「手!手!左手!!」
照月「えっ、えっ」
鳳翔「あ、甘く見ていた……料理したことのないっていうのを……」ゼェゼェ
照月「ど、どうすれば……」
鳳翔「左手はこうやって丸めて……」
子日『ありゃりゃ、お料理教室が始まっちゃってるよ……』
熊野『どうにもここの鳳翔さんが料理、というのは聞きませんから、ちょっと心配ですわ』
子日『さて、とても心配なのが戦艦チーム』
戦艦チーム
長門「しかしなぁ、うなぎのゼリー寄せとか……もうその時点で負けている気がするが」
ウォースパイト「マズい?それはきちんとした食べ方をしていないのと見た目のせいね」
長門「そうなのか?」
ウォースパイト「それじゃあ、まずはうなぎをぶつ切りにする」ダンダン
長門「ふむふむ」
ウォースパイト「鍋に水を入れて」
長門「ああ、わかった」
ジャー
ウォースパイト「そこにレモン汁」
長門「よし……ふん!」グシャッ
ボタボタ
ウォースパイト「普通に入れろ」
長門「はい」
熊野『あら?意外と大丈夫そうですわ』
子日『でも、出来上がる料理がねぇ……』
熊野『まあまあ。それでは最後に潜水チーム』
潜水チーム
伊168「それじゃあ、食材を煮込むからルーはお願い!」
伊401「よしきた!」
伊168「色々と食材があるけどどうしようかな」
伊401「やっぱり鶏かなぁ」
伊168「鶏ね!」
伊401「それとにんじんとじゃがいも、マッシュルームにブロッコリーかな」
伊168「普通過ぎないかしら」
伊401「定番でバッチリ決めるのよ!」
子日『何の不安もないね!』
熊野『美味しいシチューが出来上がりそうですわ!』
とりあえずここまでで、待て次回っぽい!
ここまで
安価はアクシデントは無しで隠し味のみにしようかと思いつつ
【潮ちゃん、風邪引きさん】
潮「……」ズビー
朧「あーあ」
潮「風邪引いちゃった……」
漣「ほほう、それはいかんなぁ~!」
潮「医務室行ってくるね」
朧「お大事に」
漣「いや待ってくれよぉ」
潮「何?風邪引いてるんだけど」
漣「つめたいよぉ。そんな風邪引きさんの潮の為にこんな人をお呼びしました!」
補佐「やあ」
潮「ほ、補佐官!」ドッキューン☆
補佐「抱えてやろう」ヒョイ
潮「お、お姫様抱っこ……!」
潮「こ、これはもはや結婚したのと同義では!?」
朧「落ち着いて」
曙「異様に軽快な音が鳴る」ピコピコ
瑞鶴(わ、私は何をやってるんだ……こんなところに来てピコピコハンマーで駆逐艦に尻を叩かれるなんて……!)
《医務室》
補佐「何かあったら遠慮なく言いなさい」
潮「はぁい」
モゾモゾ
潮(はぁ~あ、退屈だなぁ。でも補佐官がつきっきりで看病してくれるのはうれしいな)ヌクヌク
補佐「……」カキカキ
潮(ふわぁ~あ、なんだか……眠く……)ウトウト
…
潮「……」パチリ
補佐「おはよう」
潮「おはようございます……」
補佐「顔色もよくなったね、熱はどうかな」
潮「あ、はい」
……ピピピ
[36.2]
潮「あ……」
補佐「お、治ったね」
潮(……ね、寝てただけ?イベントも無し?せっかくつきっきりで看てくれていたのに寝てただけ!?)ガガーン
補佐「もう大丈夫だろうけど、まだ安静にしていた方がいいよ」
潮「はい……」
潮(か、かくなる上は……!カイロで暖めて……!)
ピピピ
[H℃]
潮(ダメかっ……!しかしダメもとで……!)
潮「ほ、補佐官……体温がH℃に……」
補佐「えっ」
こんだけ
イベントか……なにもしてねえな……
【例のあれ】
憲兵「……」ジー
さみちゃん「何ですかそれ?」
憲兵「“戦闘詳報”とでも言っておこうかね」
さみちゃん「ふーん……うわ。な、なにこれ!?///」
憲兵「だから、“戦闘詳報”なんだよ」
さみちゃん「こんなものには興味ないわほー///」ジー
憲兵「……」
さみちゃん「でもって、これだけの行動を起こしておいてまだ手淫止まりとは、奥手なのか何なのか……」
憲兵「それはともかくとしてこの性癖はいただけない。首絞めだなんてものはね」
さみちゃん「ちょっとついていけませんね」
憲兵「艦娘に首を絞められて後遺症も残らずに平然と生きているこの少尉も只者ではないが」
さみちゃん「バケモノですね」
憲兵「しかし、艦娘があまりにも危険な性質を持っていると……」
さみちゃん「始末しなくてはならない、ですか!?」
憲兵「いや、叱る必要が出てくる」
さみちゃん「甘っちょろいですね!危険艦娘は始末しまくりましょう!それしかない!」
憲兵「君も予備群の一人だがね」
さみちゃん「温情を持って諭しましょう、それが一番いい、始末など以ての外です」
憲兵「……」
こんだけ
PCのパーツを交換したぜ!電源ボックスとBDドライブ以外をな!
しかしながらSSのフォルダをまるっと移し忘れたので全てが消え去った模様、でも、がんばる!
【さみちゃんと憲兵大佐3の前】
さみちゃん「あのう……チョビ大佐のお家ってご存じですか……?」
部下「なになに!?狙ってるの?」
さみちゃん「そういうわけじゃないけど……」
部下「やめとけ!やめとけ!あの人は付き合いが悪いんだ、『どこかに行きましょう』って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか……。『兵 憲志郎(ひょう けんしろう)』32歳 独身 階級は大佐 誕生日3月12日 血液型AB型 身長182cm 体重69kg 利き腕は右 憲兵学校を首席で卒業 自宅は横浜の郊外にひっそりと建っている 趣味は釣り 仕事はまじめでそつなくこなすが今いち人当たりがよくない人……。名実ともにエリートで、気品ただよう顔と物腰をしているため女性には最初はもてたが結局その無表情と無口で今じゃ誰も寄り付かない。もちろん感情も顕にするタイプじゃない。忠誠心は高く、法や規則、命令を遵守するが、間違っていると思う命令や考え方にはたとえ自分よりも偉い相手に対しても反発や指摘をする。とはいえ、ある程度までの柔軟さなら持ち合わせているようだ。好きなアーティストは意外にも井上涼で『びじゅチューン!』を毎回録画する程だ。当然アルバムはコンプリート済み。酒は結構イケる口でオーソドックスにビールを好んで飲む。ただツマミには気を使わなくって、何でもいいと思ってるみたいだ。風呂に入る前の筋トレが日課で、サッパリした後は缶ビールを1杯飲み床に就くとほとんど朝まで熟睡……。和食が好きで、朝食には絶対にご飯と味噌汁食べ、パンや洋食は会食なんかの人付き合いの時にしか食べない。釣ってきた魚を醤油漬けにした物が何よりの好物なんだ。幼い頃から他人の情報や顔を覚えるのが得意で、きっかけはクラスメートの女子に貰ったプロフィールカードなんだとか。色恋や女性なんかにはハナから興味がないらしく、女なら誰でもいいとさえも思ってる節がある。悪い人じゃあないんだけど、付き合うには少し骨が折れる人さ」
さみちゃん(なんだこいつ……)
さみちゃん「結局どこに住んでいるんです」
部下「地図でいうと……ここだな。今度の休みは釣りに行くらしいぜ」
さみちゃん(なんで予定まで知ってるんだこいつ……)
キモいのでもう二度と関わらないようにしようと思ったさみちゃんであった。
ふと思いついたので
某同僚のパロなんてやめとけ!やめとけ!
料理対決の展開が思い浮かばないのでとりあえずこちらを進めよう(問題の先延ばし)
【お仕置きっぽい!:戦艦編】
※戦艦のテストがあり、霧島と長門がダメダメーだったのだ!
伊勢「あれ!?私との映画は!?」
補佐「もうちょっと待ってて……」
《補佐官の仕事部屋》
補佐「最初はまさかと思ったよ」
霧島「……」シュン
長門「……」ショボーン
補佐「お仕置きの時間だよベイビーども」
霧島「待ってください補佐官!」
補佐「なんだ」
霧島「私たち、ベイビーじゃなくて、ブフッ、ネイビーですよ」
補佐「チョップ!」ベシッ
霧島「あ゛っ!」
補佐「さぁ、このくじ箱をの中身をひいてもらうぞ二人とも」
長門「ぐ……!」
補佐「いや、『ぐ……!』じゃない。お前たち戦艦がこんな体たらくじゃ示しがつかないだろう?」
お仕置きの内容
↓1長門 ↓2霧島
補佐「む、[姉妹艦と補習]か。お前の場合は陸奥とマンツーマンになるな」
長門「陸奥……だと……!」
補佐「しっかり絞られてくるんだな」
長門「トホホ……陸奥のやつ私には妙に厳しいからなぁ……」シューン
補佐「さて次は……」ゴソゴソ
[解体]
補佐「……いや、気のせいか?」ゴシゴシ
[解体]
補佐「……えっ!?」
霧島「そ、そんなにやばいのが出ましたか!?」ビクビク
補佐「いや、やばいって言うか……」
[解体]
霧島「……アフッ!?おおおおおおおお!!?」
補佐「だ、誰だこれ入れたやつ!くそぅ!誰なんだ……!」
名取「え……あれってそういうやつ、だったの……?」
五十鈴「なんて書いたの?」
名取「解体って……」
五十鈴「えぇーーー!ま、まあ、そう簡単に引くわけないでしょ……たぶん……」
補佐「さすがにこいつは度が過ぎるから破棄と……さて、もう一回引こうか」
霧島「お願いします」
↓1 霧島のお仕置き
補佐「……」
[眼鏡を解体]
霧島「……」
補佐「隙あり!!」バッ
霧島「あっ!」
補佐「よし、取った!」
霧島「め、眼鏡を!どうして!」
補佐「引いたのは[眼鏡を解体]だったからな」
霧島「ひ、ひどい!これも度が過ぎるでしょう!?」
補佐「まあ、これくらいなら……流石に解体はしないが。一週間ほど眼鏡なしで過ごすんだな」
霧島「生活に支障をきたします!」
補佐「その辺りは既に根回し済みだ」
霧島「い、いつの間に!?」
補佐「まあ頑張るんだな!HAHAHAHAHAHAHAHA!!」
霧島「なんてヤツ……」ガビーン
ここまで
まあなんとかなるだろうたぶん
【B級映画を観に行こう】
伊勢「さーって、何を観ようかな」
補佐「え?決めていないのか?」
伊勢「来てから選ぶっていうのもいいんじゃない?」
補佐「それもそうだが」
伊勢「あ、劇場版艦これがある」
補佐「おお、それじゃあこれに」
伊勢「お、おおおおおおおおおおおおお!!?」
補佐「え?」
伊勢「これにしよ、これにしましょう!!」
[激闘!巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲 VS アルティメット睦月]
補佐「なんだこれは」
伊勢「そんなのよりもこっちの方が絶対面白いよ!」
補佐「いや、どうかな」
伊勢「私B級映画好きだし」
補佐「B級って……」
…
究極睦月『あなたは睦月を好きになれないにゃしぃ。睦月を残忍非道な艦娘と見たようにゃしぃ』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『……』
究極睦月『では、睦月を敵に回す、か。後悔するよ、恐ろしい目に合わなくてはならない』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『秋津洲 迷ッテル 時間 イタダク』
究極睦月『ではお好きに……』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『マタ 後日』
ガシーンガシーン
究極睦月『……あの目は』
究極睦月(あの目は睦月と戦う決意をした目……睦月を友ではなく敵と見做した!無敵の力を持つこの睦月に、挑戦してくるつもりにゃしぃ!)
伊勢「……」ドキドキ
補佐「……」モグモグ
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『ヨ、溶解液!?』
究極睦月『そう、機械の体だろうが関係ない!徐々にお前の体を蝕む!!』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『グッ 脱出!』
バシュン
究極睦月『逃がさない!』
バッ
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『……コレヲ 待ッテイタ!』
究極睦月『なにっ!?』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『秋津洲ニ 近ヅク コノ瞬間 ヲ!!』
究極睦月『しまった!』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『エネルギー衝撃波!!』
バリバリバリバリ
究極睦月『うぐわああああああああああ!!!』
伊勢「……」ウトウト
補佐「……!」ゴクリ
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『コンナトコロデ 時間ヲ 食ッテイテ イイノカ 睦月』
究極睦月『何!?』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『オ前 テレパシーデ 聞コエルハズ 部下ノ 助ケヲ 求メル声ガ!』
究極睦月『あぁっ!!?』
タスケテクダサイ!ムツキサマァー!
クルシイヨォ
究極睦月『……!!』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『見殺シニ スル気カ?』
究極睦月『お前が戦いを引き延ばしていたのはこのためか!仕方ない、部下を見殺しにするわけにはいかない』
バッ
究極睦月『奴め、テレポートで部下を助けさせ、睦月の体力を消耗させる気だ……だからと言って見過ごすわけにはいかない、テレポート!』
シュン
オオ!!
ムツキサマ!
究極睦月『はぁ……はぁ……』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『使ッタナ テレポートヲ!』
究極睦月『はっ!?』
ドガシャーン
伊勢「……」zzz
補佐「……」ジー
究極睦月『巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲、やられたよ。もう睦月の体は耐えられない』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『……』
究極睦月『お前には……とうとう、最後まで、勝てなかった……にゃしぃ……』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『睦月……』
究極睦月『だが、だがな、これだけは言っておく……お前の真の理解者たるものは、睦月以外にはもはや現れない……』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『……』
究極睦月『真の友は……私だけ、だった……』
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲『……トウトウ 死ンダ』
『巨悪は斃れ、傷だけが残った。深い深い傷だった。
その鉄の巨人は今もどこかで、孤独な、寂しい生涯を送っていると云われている……』
デデェーーーン!!
完
伊勢「……ふわぁ」
補佐「くっ……!」ポロポロ
伊勢(あれ、終わってる……寝ちゃってた!?)シマッタ!
補佐「いや、よかったよ……B級映画なんてとんでもない、これは傑作だ」ジーン
伊勢「えっと……そ、そうね」
補佐「どのシーンがよかった?」
伊勢「え、そ、その……」
伊勢(ね、寝てたとか言えない、付き合わせてたのに……なんか、適当に……)
伊勢「合体とか、熱かったよね!」
補佐「……そんなシーンあったっけ」
伊勢「ええっと、その……!」ダラダラ
補佐官の伊勢に対する好感度が下がった!だからと言ってどうだこうだというわけではないが。
ここまで
よくわからない感じのテンションで押し切る
映画は戦闘シーンはいいね!ストーリーはなんかふーんって感じだった
【長門は勉強したくない】
陸奥「さっ、やるわよ」
長門「くっ……」
陸奥「なにが『くっ……』よ。殺せとでも言うつもり?」
長門「いや……あ、そうだ!私はラジオがないと勉強できなくてな」
カチ
『…です。最近、“吹雪型のエロ担当”と言われると烈火の如く怒る磯波が増加してい』
ブツン
長門「あっ」
陸奥「ダメよ。案外ここに原因があるかもね」
長門「本当にダメなんだ、ラジオがないと」
陸奥「どうして?」
長門「どうしてって……そりゃあ、あらゆる情報を得なくてはビッグセブン的なのが……まあ、ちょっと、聞き入りすぎることもあるが……」
陸奥「案外って言うか、これが原因じゃないの」
長門「あ、そうだ!お前、あれだろ?どうなってるんだ『あの人』とは!」
陸奥「え?あ、あの人とはね……///」テレッ
長門(よし!食いついた!)
陸奥「まあ、ちょっと、キス、とか、しちゃったけども……///」
長門「ホホーウ!それでそれで?」
陸奥「それでって……まあいいじゃないのそんな話は!さあ、やるわよ」
長門(チッ、ここで終わりか。まあいい、これで少しは態度が柔らかくなった……ふふ、この長門、まだまだ妹に遅れは取らん!)
陸奥「で、どこがわからないの?」
長門「……こことここと、あと、ここも、それとここ」
陸奥「ほとんど全部じゃないの!!!」
【北上さんの異変】
《球磨型部屋》
えぇーーーーー!!?
球磨「一緒に寝るのはもうやめる!?」
北上「うん」
木曾「おいおい、また急だな北上姉」
多摩「いつもの北上らしくないにゃ」
北上「だってさ、子供っぽいしさ……」
球磨「別に姉妹一緒に寝るのは変なことじゃないクマ」
大井「そうよ、北上さん」
北上「いや、変だよ、だってさぁ、この間なんかさぁ……」
文月「この間の嵐は凄かったねぇ」
北上「うちなんかさぁ、多摩姉ちゃんがびっくりして縮こまってて酷い騒ぎだったね」
文月「え?一緒に寝てるの?」
北上「? そうだけど、姉妹みんなでね」
文月「一人で寝たりとかは?」
北上「いや」
文月「ふーん……ふぅ~~~ん…………」
北上「どうしたの?」
文月「いや、別にぃ?」
北上「?」
北上「今にして思えばおかしな態度だったと思うよ」
木曾「いや、別に深い意味はないんじゃないのか?」
大井「そうよ。だって暁ちゃんたちは一緒に寝てるらしいし」
北上「いや、駆逐艦じゃんか」
多摩「駆逐艦も軽巡洋艦も同じ艦娘にゃ」
球磨「姉妹が仲が良くて悪いことがあるのかクマ?」
北上「いや、仲が良いとか悪いとかとは違くてさ……子供っぽいって話なんだ」
大井「でも、天龍と龍田は、一緒に風呂入ってるって……」
木曾「え!?」
北上「それは、そうかもしれないけどさ……」
多摩「何かあったにゃ、北上」
北上「え……」
大井「そうね、急に言い出して、様子が変だわ」
北上「……見ちゃったんだ、整備士さんと陸奥さんが……その、ち、ち、チューをしてたところを!」
木曾「なんだ、そんなこt」
大井「ち、チュー!?///」
球磨「な、なんて破廉恥クマぁ!///」
多摩「うにゃぁ……///」
木曾「え?」
北上「もう、オトナな人はその……チューとか平気でしちゃうんだから!あたしも、オトナにならなきゃって……」
球磨「……なるほど、事情はよく分かったクマ」
多摩「確かに、多摩たちもオトナになる日が来るにゃ」
大井「そうね……そうと決まれば、今夜から始めましょう!」
オー!
木曾「……お、お姉さま方?」
木曾(う、嘘だろ!?以前から子供っぽいかなぁとちょっとは思ってたけど、まさかここまでとは!)
球磨「それはそうと、今年のサンタさんに出す手紙はもう書いたクマ?」
木曾「あ、いけね、まだだったわ」
ここまで
【乾燥】
如月「最近空気が乾燥して唇がカサカサになっちゃったりしないかしら」ヒック
補佐「なんだ、いきなり」
如月「そこでここにリップクリームがあるの」スッ
補佐「ああ」
如月「……」ヌリヌリ
補佐「自分に塗るのか」
如月「そう、そして……」ニヤリ
バッ
如月「お裾分けよぉ~~~~ッ!!マウストゥーマウスでねぇ~~~ッ!!」
島風「おう!」ヒョコッ
如月「え!?机の下から!?」
ズキュゥゥゥゥゥン!!
島風「!?」
如月「!!!」
補佐「一体何をしているんだお前は……」
島風「うわーん!如月菌がついたー!深海棲艦になるーー!!やだーーーー!!」
如月「ダブルでタイムリーな悪口やめて!!」
島風「あっ……唇が潤いを取り戻してきたーー!!やったーーーー!!!」プルルン♪
如月「ほら!効果が実証されたことだし、さあ!」
補佐「えぇ……なんなんだその勢いは、酒にでも酔ってるのかお前は……」
如月「酔ってないわよぉ~」ヒック
補佐(ヒックって……これは酔ってる時の擬音だ……)
ガチャ
睦月「如月ちゃん。いいかげんにしろよ」
こんだけ
書き溜めをすべて消しちゃったのが地味に痛いのだはま風わかってるのかおい!
【ノーメガネ・ノーライフ】
霧島「くぅ~……前後不覚です……」ボヤー
榛名「あーらら」
霧島「いえ、元はと言えば私がいけない……部屋に戻ります」
榛名「大丈夫?」
霧島「ええ、それぐらいなら余裕ですよ」
スタスタ
霧島「むぅ……しかし、こんなに目が悪いだなんて……」
「あ、霧島さぁん」
霧島「あら」
霧島(だ、誰?この声の感じから文月さんって感じはするけど、背格好は電さんか若葉さんにも見える……)
「先日の事なんですけど……あれ?眼鏡してないんですね?」
霧島「う、うん……」
ジッ
「ひっ」
霧島「……」
ジーーー
「あ、あの、失礼しました!」
ピュー
霧島「あ、あれ?」
「おいおいヤベーぞ、霧島さんの機嫌が悪そうだ……」
「そんなことないよ!ねえ霧島さん!機嫌なんか悪くないよね!」
霧島「えっと」
霧島(一体誰が私に?)
ジロー
「ひっ!」
「あの顔は機嫌が悪いんだやっぱり!」
「な、今日のところはそっとしておこうぜ……静かに平穏に過ごそうぜ……」
「眼鏡もかけてないし、きっと何かあったのかも」
「う、うん……」
霧島(しまった!別に機嫌は悪くないのよ!でも誰が言ってるかわからないし……)
…
提督「ここ最近、鎮守府がバカに静かだな」
大淀「聞いた話によると、霧島さんが……うぅ、怖い」ブルブル
トレードマークである眼鏡を外す事で逆にその存在感を示した霧島であった……。
【誤解】
ゴチャァ
補佐「……んもー、こんなに散らかして」ゴソゴソ
補佐(全く、私がやらないと何にもしないんだから……なんだか最近艦娘の私物を触るのに抵抗が無くなってきたな、まるで変態じゃないか!)ブツブツ
ガサッ
補佐「? なんだろう……!?」
そこには、書いてしまったらR送りになってしまうような事がズラリと並んでいた!
補佐「ど、どういう事だ……叔父さんが!?ウソ、だよな……?」
フラフラ
補佐「確かめなくては……」
一方、提督の執務室...
秋雲「ドキドキ☆エッチなビデオ鑑賞会の時間がやって参りました……」
衣笠「い、いえーい!」
榛名「今日は、この、グヘヘ、榛名の持ってきたハードなヤツを試しましょう!」ハァハァ
秋雲「いいですねぇ……ではそれでいきましょうかぁ!」
《提督の執務室前》
フラフラ
補佐「嘘に、嘘に決まっている……」
キャァァァァァ!!イヤァァァァ!!
補佐「……!!」
補佐(と、扉を、開けなくては……!)
ググッ
補佐(ダメだ!び、ビビっちまって、手が動かない!くそっ、今すぐ開けないと……!!)
補佐「……」
トボトボ...
ガチャ
秋雲「いやぁ~……とんでもなかったッスねぇ……」
榛名「ちょっと、過激すぎたかも……」ゲンナリ
衣笠「いつもより音量大きかったし」
秋雲「うそぉ!誰にも聞かれてないといいなぁ……」
青葉「う~~~、スクープスクープ……ん?」スタスタ
補佐「……はぁ」
青葉「どうされました?」
補佐「別に何でもないさ……」
青葉「そんなことはないでしょう、なんだか暗いって言うか、かつて見たことがないほど落ち込んでいますね」
補佐「……私は、将校失格だ」
青葉「え?」
補佐「目の前にいて、助けられたのに、ビビってしまって体が動かなくなった……」
青葉「……」
補佐「私の叔父……提督が悪人だなんて認めたくなかったのもあるのかもしれない……」
青葉「……何があったのかはわかりませんが」
補佐「……」
青葉「今だけは好きなだけこの青葉に、弱音を吐いてください」
補佐「すまない、心遣い感謝する……」
《憲兵隊本部》
プルルルル
憲兵「はい、憲兵隊……何?そうか」
ガチャン
さみちゃん「誰ですか!?」
憲兵「別に誰でも……ふむ」
さみちゃん「?」
憲兵「今回の事件は君一人に任せることにしよう」
さみちゃん「えぇ~~!」
憲兵「大したことのない事件さ、それにすぐ近くだし」カキカキ
さみちゃん「えぇ~~~~~!!」
憲兵「行ってきなさい。はいこれはメモ」スッ
さみちゃん「えぇ~~~~~~~~~~~!!!」
憲兵「もうすぐクリスマスだね……サンタさんは来るかな……」
さみちゃん「は!行って参ります!」パシッ
トテテテー
憲兵「……」
《補佐官の執務室》
青葉「連絡は済ませました、あとは来るのをま」
ガチャ
さみちゃん「どうも!憲兵隊より派遣されてきた五月雨です!さみちゃんって呼んでね!」
青葉「くぅ~!早い!」
補佐「事情は聞いてるだろうから早速調査してくれ」
さみちゃん「あ!メモ読んでなかった……」
青葉「ええ……」
さみちゃん「ふむふむ……なんて羨ま、いや酷いことを!許せませんね!」
補佐「今羨ましいって言いかけなかった?」
さみちゃん「早速提督を始末しにかかりましょう!こんな時のために九九式軽機関銃を持ってきたんです」
青葉「え、えっと、裁判とかそういうのは……」
さみちゃん「艦娘を傷つける奴は現行犯死刑ってチョビ大佐が言ってた」
青葉「チョビ!?誰ですその愉快そうな人は!?」
さみちゃん「とにかく、これで解決ですね」
補佐「果たして本当にそうだろうか……」
…
提督「大淀、お茶を頼む」
大淀「はい」
ドタドタドタ
バァン
補佐「提督!お命頂戴いたす!」
提督「え!?」
ドガガガガガガガ
提督「ほ、ほわあああああ!!?」
大淀「ひえっ」
ガガガガガガガガガガ
提督「ぐわああああ!!死ぬうううう!!」
ガガガガガガガガガガガ
提督「うわああああああああああああ!!!」
プシュー
提督「死ぬううううう死んでしまうううううう!!」
補佐「はあ……はあ……」
提督「うわああああああ……あれ?」
大淀「い、一発も当たってない……」
青葉「補佐官、やはり提督は撃てなかったんですね……!」
補佐(ちゃんと胴体に照準を定めたのに全部外れた)
提督「な、なんじゃこれは実弾じゃないか!!」
大淀「冗談にしては度が過ぎますよ」
さみちゃん「そいつはこっちのセリフだ、これを見なさい!」
提督「何々……なんじゃこれは!?身に覚えがないぞ!?」
大淀「バカな、提督は私が介護、いや付き添いしているからこんなことはできません」
提督「今介護って」
補佐「な、なにぃ、じゃあこれは……」
青葉「あの、補佐官さん……これ最後までちゃんと読みました?」
補佐「え?」
青葉「最後のところ、これ……」
[と、こんな感じのプロットでどうでしょうか。 初霜]
補佐「プロット……」
さみちゃん「つまり、お尻の隠語!」
大淀「どこ界隈の隠語ですかそれは……」
補佐「じゃ、じゃあ、執務室で声がしていたのは……女の子の叫び声が!」
青葉「……それって、もしかしてアレの事ですか」
大淀「アレとは?」
青葉「衣笠とかが……定期的にここのテレビで鑑賞会を……」
大淀「あっ……」
提督「その作品の声ってわけか」
補佐「……も、申し訳ございません!!!」ドゲザァ
提督「まあよかろう、幸い窓ガラスしか被害がなかったし、お前の艦娘を思う気持ちは見上げたものじゃわい」
大淀「補佐官さんがノーコン野郎で助かりましたね」
提督「ああ、全くじゃ」
青葉「よかったよかった!」
アハハハハハ
さみちゃん「しかし、よく読んでみるとえげつない趣味ですねこの初霜って」
シーン...
大淀「お、思ってても口に出さなかったことを……!」
初霜「せっかく書いたのになんで~~~~!!どこに行っちゃったの~~~~~!!!」ガサゴソ
チャンチャン♪
ここまで
うっひょひょい
【駆逐艦娘のクリスマス】
参考:https://www.youtube.com/watch?v=-UeM33Tx6VE
:https://www.youtube.com/watch?v=ckjBmUoXuQ8
神風:クリスマスの最初の日のプレゼントは…
神風「さっ、この任務が終わればクリスマスね」
朝風「私はあのシャンパンってやつが楽しみなの」
カリカリカリカリカリ
ピタッ
春風「あっ……」
神風「ああ、そっちじゃないのよ……」
神風:この使えない羅針盤
睦月:クリスマスの2日目のプレゼント
睦月「あのね?好きなのはわかるけどもっとおしとやかにさぁ……」
如月「はい……すみません……」
睦月「クリスマスだからって、はしゃぎすぎちゃ駄目だからね?」
如月「はい」
望月「……なに説教してんの」
皐月「なんでも如月がねぇ……」
睦月:二番艦の暴走……
カリカリカリカリカリ
ピタッ
朝風「あちゃー」
神風:この役立たず羅針盤
吹雪:クリスマスの3日目に貰ったのは
吹雪「敵艦隊発見!」
深雪「なあ、初雪」
初雪「何」
深雪「見間違えじゃなきゃさあ、あれって……」
北方棲姫「ほぽーーー!!」
空母棲姫「クリスマスなんて!」
戦艦棲姫「破壊してやるわぁーーー!!」
叢雲「ゲェーーーーッ!!!」
吹雪「うそやん」
吹雪:棲姫級3体!!?
補佐「やあ睦月型の諸君」
睦月「あ」
如月「補佐官~♪」
ガシッ
補佐「なんか段々と激しくなってきているよな君……」
睦月:二番艦の暴走と
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「あぁ!?」
神風:ポンコツクソ羅針盤
綾波:クリスマスの4日目のプレゼントは
綾波「敵潜水艦を発見しましたぁ~!」
漣「了解、すぐに対潜戦闘を」
シュパッシュパッシュパッシュパッ
曙「うわ!!」
敷波「回避、回避ーーー!!」
綾波:開幕魚雷4本!!
北方棲姫「ほぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽォーーーーーー!!!」ドガドガ
浦波「うらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらァーーーーー!!!」ドギャドギャ
白雪「す、すごい……!」
吹雪:棲姫級が3体
如月「ねぇ、クリスマスプレゼントは何がいいかしらぁ」
補佐「みんなが笑顔で過ごせてくれれば、それが一番だ」
如月「きゃるる~~~ん♪」
睦月「きゃるる~んって……」
補佐「きゃるる~んって……」
望月「きゃるる~んって……」
睦月:二番艦の暴走
カリカリカリカリカリ
ピタッ
春風「えぇ……」
朝風「編成はあってるよね……?」
神風:ポンコツクソ羅針盤、嫌になってきた
暁:クリスマスの5日目の贈り物
暁「大淀さん、資源の確認をさせて頂戴、レディーは最後まで油断しないのよ!」
大淀「はいどうぞ」
暁「ふむふむ……?」
[資材残り5個、マジにヤベーっす]
暁:資材残り5個ぉーーー!!?
朧「来ないで来ないで来ないで」
潮「やめて!やめて!やめて!」
綾波「危ない!危ない!」
綾波:開幕魚雷4本!!
深雪「ていうかなんで陸上型が海の上に?」
戦艦棲姫「気にするな!」
深雪「えぇ……」
吹雪:棲姫級3体!
如月「クリスマスプレゼント、私なんかどう?」
補佐「いや」
如月「なぜ!?」
睦月:如月ちゃんの暴走
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「一度冷静になりましょう……すー、ふぅー……」
神風:大っ嫌いよ、このポンコツクソ羅針盤
初春:クリスマスの6日目にわらわにくれるのは
初春「ふむ、敵影じゃぞ」
子日「わっほい!わ……」
若葉「ありえん」
初霜「?でしょ……?」
レ級x6「ひゃーっはっはっはっはっはっはっは!!」
初春:レ級6人突撃!!!
暁「な、なんで?なんでこんなにないのよ!!」
大淀「え?そうですか?こんなもんでしょ?」キョドキョド
暁「あなたの仕業なのひょっとして!?」
暁:資材が残り5個!!!
曙「ちょっと!こっち来ないでよ!!」
朧「なんで追いかけてくるのーーー!!」
綾波「落ち着いて冷静に対処しうわあああ!!!」
潮「ひえええええええ!!」
綾波:魚雷4本接近!!
初雪「待って、空母と駆逐艦だから勝負は見えている」
空母棲姫「それじゃあ面白くないわね……」
初雪「ここはゲームで勝負……PAYDAY2で!」
空母棲姫「いいわね……!」
磯波(PAYDAY2は協力プレイしかないけど黙っておこう)
吹雪:ザケんな!棲姫級3体!!
補佐「あまり引っ付くと動きにくいんだが……」
如月「んふー♪」ギュー
卯月「こらー!そこはうーちゃんの特等席ぴょん!」
補佐「ええ……」
睦月:暴走する二番艦
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「ねえ」
春風「あら」
朝風「はぁ」
神風:いい加減にして?このポンコツクソ羅針盤
白露:クリスマスの7日目の白露型~
白露「ささ!いっちばーん派手なクリスマスパーティーにしましょ!」
夕立「パーティーっぽい!」
涼風「だぜ!」
時雨「あ、ごめん、扶桑さんたちのところに行ってくるから……」
海風「那珂さんのところに……」
村雨「私も呼ばれてるから……」
…
白露「残ったの、3人だけ……?」
夕立「っぽい……」
涼風「そんなぁ……」
白露:裏切りの7人!
レ級「なんかくれ!」
レ級「クリスマスプレゼント!」
初春「ぬおおおお!!何も持っとらんわあああ!!」
初春:レ級6人突撃じゃ!!
暁「行くわよ!遠征!!」
電「ええ!?」
雷「えええーーーー!!」
響「なんで?(威圧)」
暁:資材が残り5個!遠征!!
綾波「わ、私たちの周りをぐるぐる回り始めた……」
漣「帰れないじゃん!!」
潮「どうしよう……」
綾波:魚雷が4ほーん!
磯波「ほっぽちゃん!サンタさんなんて存在しないのよ!」
吹雪「精神攻撃!?」
北方棲姫「知ってる」
吹雪「残念!」
戦艦棲姫「う、うそ……?うそよねぇ!?」
吹雪「ええ……」
北方棲姫「ええ……」
吹雪:くそっ、棲姫級が3体!
如月「すーふー」クンカクンカ
補佐「お、おい……」
卯月「うわぁ……」
望月「ちょっと、キモイよな」
睦月:アレな二番艦と
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「てめええええ!!!ぶっ殺す!!死ねよやーーーー!!」
ガンガンガン!!
春風「あ、それ以上いけない」
神風:おい……舐めてんの?このポンコツクソ羅針盤!マジで!!
朝潮:クリスマスの8日目に朝潮が頂くのは、
朝潮「満喫したわね……そういえば費用は?」
霞「」ビクッ
大潮「……」
満潮「そ、そうでもないわよ……」
朝潮「見せなさい」
山雲「大丈夫だから~」アセアセ
朝潮「見せろ」
朝雲「あ、はい」スッ
朝潮「……うそ!?8万!?」
朝潮:クリスマスの費用が8万!!?
白露「……私、みんなもっと仲がいいものかと思ってた」
涼風「うん……」
夕立「……」
白露:裏切りの7人!
レ級「食いもん!食いもんくれ!」
レ級「戻ればある?」
レ級「プレゼントは!?」
若葉「わかったわかった、連れてってやるから大人しく頼むぞ」
初春:レ級6人突撃!
暁「もう一回行くわよ!」
雷「もう、疲れたわ……」
響「うん……」
電「どうしてこんなことに……」
暁:資材5個……遠征!遠征!
潮「あと曙ちゃんだけだよ!」
綾波「頑張って抜け出して!」
曙「うぅぅ……とぉぉぉーーー!!!」
ドゴォン
漣「駄目だった」
綾波:魚雷が4ほーん!!
戦艦棲姫「もう何もかも消えてしまえーーーー!!!」
ドガドガ
深雪「や、やべえよ!」
吹雪「みんな逃げてー!!」
吹雪:棲姫級が3体ー!
補佐「離してくれないか」
如月「か、体が勝手に!」ギュー
長月「嘘つけ!」
菊月「困ってるじゃないか、離せ」
睦月:アホな二番艦
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「死ね!!死ね!!!死ねええええええええええ!!!!」
ガンガンガン
朝風「お、落ち着いて……」
春風「こんな神風姉さん初めて見た……」
神風:ふざけんじゃねーわよこのクソポンコツ羅針盤!こんなもん誰が持ってきたのよ!!
陽炎:9日目のクリスマスプレゼントは
陽炎「メリークリスマス!」
雪風「クリスマスです!」
磯風「ふふん、せっかくだから私頑張ってみたぞ」
陽炎「え」
磯風「特製のケーキだ」
陽炎「え」
浜風「……」
磯風「ほーらほらぁ、遠慮なくがぶっといけがぶっと!」
黒潮「……」
不知火「ちょっとトイレ行ってきます」
親潮「待った」ガシッ
舞風「あれ?9個しかないけど」
磯風「ちょっと材料の配分を間違えてな……」
谷風「じゃ、遠慮しとく」
陽炎:い、磯風特製ケーキ9個……!
朝潮「えー……」
霰「奢りって言ったよね」
朝潮「言ったけど……」
大潮「ティヒヒ!ハシャイジャッテ!」
荒潮「うふふふ、ごめんなさいね……」
朝潮「8万……8万て……」
朝潮:クリスマスの費用、8万……
白露「あんな奴ら妹でも何でもないんだから!新白露型始動よ!」
夕立「っぽい!」
涼風「だな!」
白露:裏切りの7人!
レ級「うめー!!」
子日「あーあ、せっかく買ってきたのに」
初霜「ねー」
レ級「もっとくれ!」
初春「もうないわ!」
初春:レ級6人突撃
暁「ふぅー、何とか資材が貯まったわね……」
大淀「……」スッ
暁「? なによこの紙……はぁ!!?」
暁:バケツもあと5個!?遠征!遠征よ!!
潮「曙ちゃんがやられた」
漣「朧、いけ!囮になるんじゃ!」
朧「嫌だよ、漣が行けば」
漣「絶対にヤダ」
敷波「あ、そっち行ったよ」
ドゴォン
潮「漣ちゃんもやられた」
綾波:開幕魚雷が4ほーん!!
初雪「いえーい、ステルス成功」
空母棲姫「やったわね!」
パシッ
白雪「打ち解けてる……」
叢雲「暴れられて死にそうな時にゲームなんかやってるんじゃないわよ!」
吹雪:棲姫級が3体ぃ!
文月「如月ちゃん……」
水無月「ドン引きだよ……」
如月「……」
補佐「ほら、私は引いてないから離しなさい」
如月「嫌!だってなんかいっつもネタキャラみたいな扱いになるんですもの!」
皐月「もうなってるよ!」
睦月:残念な二番艦……
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「よくよく考えたら羅針盤に当たるなんてよくないわね」
朝風「ホッ」
春風「そう、そうですよ、物に当たるなんて」
神風「回してるの妖精さんだもんねぇ……!!」
朝風「や、やめたげてよぉ!」
神風:おいクソポンコツ羅針盤!あんたとだけは一生分かり合えないから!本気よ!
夕雲:クリスマスの10日目のプレゼントは
夕雲「ふぅ、ご馳走様」
巻雲「チキンおいしかったですね!」
長波「でもよー、ピザ頼んだって言ってたのに来なかったよな」
夕雲「そうねぇ」
ピンポーン
「ピザ……お届けに参りました……」
夕雲「あ、あら、ご苦労様……」
長波「ピザ来たか……」
沖波「なんか、多くないです?」
清霜「みんな結構食べるかなって……10枚頼んじゃった」
夕雲「じ、10枚!?」
長波「そりゃあ遅れるわ、ただでさえ忙しいのに10枚って……」
巻雲「遅れないでも一人1枚以上食べなきゃじゃん!!」
夕雲:遅れてきたピザ10枚……
天津風「実を言うとお腹一杯なの」
荻風「ひょっとしたら美味しいかも……ちょっと食べてみて嵐」
嵐「い、嫌だよ、お前が先に食えよぉ」
初風「助けて妙高姉さん……!」
陽炎:磯風ケーキ9個……!
朝潮「何に使ったの……」
大潮「霞がね!ツリー買ってた!」
霞「ちょ、あんただって高級チョコとかケーキとか買ってたじゃん!豪勢にやろうって言いだしたのは荒潮だし!」
荒潮「ここまでやれとは言ってないわぁ」
山雲「でもノリノリで選んでたわよね~、装飾」
朝雲「あんたもね」
霰「……」
朝潮「はぁ……」
朝潮:費用が8万も……
白露「これより、パーティークラッシュ作戦を始める」
夕立「爆竹用意したっぽい!」
涼風「あたいはバールだぜ!」
白露「……バールは、やめよっか」
白露:裏切り者7人に復讐を!
レ級「スマブラあるじゃん!」
レ級「スマブラやろう!」
若葉「私は超強いからな」
レ級「望むところだ!」
初霜「レ級にもレ級なりの個性とかがあるってわかったわ」
子日「だね。別に知りたくもなかったけど」
初春:レ級6人突撃
暁「……」
雷「まさかとは思うけど、まだやるんじゃないでしょうね」
電「もうヘトヘトなのです」
響「せっかくのクリスマスなのに……」
暁「バケツもね、もう5個しかないらしいの」
暁:バケツ……残り……5個……
ドゴォン
綾波「あーーー!!」
朧「潮ーーー!!」
敷波「もう駄目だ!降参!降参なんです!」
綾波:魚雷が4ほぉ゛ん゛!
戦艦棲姫「サンタさんがいないこんな世界なんてもはや必要がないわ!!」
吹雪「ちょっとあれどうにかして!」
北方棲姫「無理。ああなると手が付けられない」
吹雪「なんなのよ!」
戦艦棲姫「あああああああああああああ!!」
ドガドガドガドガドガ
吹雪:ぎゃあああああああああ!
補佐「ゆ、湯たんぽ代わりになるな……」
卯月「フォローになってないぴょん……」
三日月「どうしましょうこいつ」
睦月「もう、預かっててもらっていいですか?」
望月「あたしらはあたしらでパーティーやるから」
如月「」ピクッ
補佐「ああ、それは構わんが……私にも用事があるんだがなぁ……」
睦月:二番艦が……
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「……」
春風「……」
朝風「……」
神風:おうクソ、このクソめが……何なんだよこのクソ羅針盤が……死ね!あとふざけてんのこの歌は!?
島風:クリスマスの11日目……私は……
島風「連装砲ちゃん!パーティーだよ!クリスマス!」
連装砲ちゃん「」
島風「ケーキ美味しい?」
連装砲ちゃん「」
島風「ツリーも綺麗だね」
連装砲ちゃん「」
島風「……」
島風:11日間ひとりぼっち……
風雲「うっぷ、もう食べられない……」
高波「私も、かも……」
清霜「うん……」
嵐「お前が頼んだのにお前が一番食べてないじゃねーか!」
清霜「てへへ……」
野分「いや、てへへって……」
巻雲「ああ、私の部屋がピザ臭くなる……しばらく取れないよこれ……」
夕雲:ピザ10枚……
雪風「あ!これ美味しい!」
磯風「うむ、そいつは通りすがりの龍驤さんに手伝ってもらったからな」
時津風「龍驤さんすごい!」
黒潮「じゃあ、意外と全部うまいんかもしれんで」
親潮「食べてみよう……ぱくっ」
バタン
浦風「ダメじゃったか……」
陽炎:磯風ケーキが9個も
朝潮「払えるよ?確かに払える、貯金もあるし、でもねぇ」
大潮「まあまあ、妹たちの笑顔、プライスレス!」
朝潮「8万よ、妹たちの笑顔8万円!高いわ!マック何回行けんのよ!!」
満潮「あ、怒った」
朝潮「怒るわ!!」
霞「あ、あんただって楽しんでたじゃない!」
朝潮「うぐっ……」
朝潮:8万円……
時雨「うわ!!なんだい、いきなり!」
夕立「許さねーーっぽい!!」
白露「これでもくらえー!!」
パンパンパンパンパンパン!!
時雨「うわ!!うるさーーーい!!」
白露:裏切り者7人を粛清だ!!
初春「はぁ、買ってきてやったぞ、追加の食べ物」
レ級「おお!」
レ級「ありがとう!いただきます!」
パクパクムシャムシャ
初春「なーんか……」
子日「かわいい……?」
初春:レ級が6人も突撃
暁「あんたたちは、ついてこなくたってよかったのに」
響「なんで?(威圧)」
雷「まあ、たまにはこんなクリスマスもありかなってね」
電「無しなのです」
暁:残り5個……バケツ、バケツはどこ……
綾波「さあ、残りは1本……」
敷波「誰に当たるか」
朧「勝負だね」
漣・曙・潮(いや、早く撤退しようよ……)
綾波:魚雷がぁ゛ぁ゛ぁ゛!
北方棲姫「ひいいいい!!」
空母棲姫「逃げてーーー!!」
磯波「いやあああああああ!!」
浦波「ひええええええええええ!!」
戦艦棲姫「みんな消えてなくなってしまえええええええ!!!」
深雪「あ、サンタさん!?」
戦艦棲姫「え!?」クルッ
叢雲「深雪でかした!」
吹雪:クソがああああああああああああぁぁぁ!
文月「じゃあいいのね、如月ちゃんは睦月型のパーティーには来ないと」
皐月「いいんだよね、それで」
如月「……」
睦月「はぁ……」
水無月「これはもう睦月型裁判にかけるしかなさそう」
補佐(む、睦月型裁判!?)
睦月:如月ちゃん……
カリカリカリカリカリ
ピタッ
神風「うわああああああん!終わんない!任務が終わんないよう!」ビエー
春風「うぅ……」
朝風「(´Д⊂グスン」
神風:うわああああああああああぁぁ……うっ……うぐっ……ぐすっ……
秋月:クリスマスの12日目の贈り物♪
秋月「みんなから残り物貰ってきた!!」
初月「おお!すごい!」
照月「こんなにたくさん!」
秋月「ふふふ、しかもどれも高級品ばかり!」
初月「これですよこれ、これがクリスマスの醍醐味」
照月「では早速…」
「「「いただきまーす!」」」
秋月:残り物がたくさん♪
島風「思えば新記録だよね、11日間って」
島風「誰も来ないし……まあ、当たり前だけど」
島風「……うぅ、ぐすん」
島風:一人ぼっちのクリスマス……
夕雲「……」
沖波「は、吐きそう……」
朝霜「なんだよこれ!ピザピザピザピザピザ!」
早霜「ここは」
朝霜「膝!って何を言わせんだよ!」
巻雲「意外と余裕そうですね……巻雲にはそんな余裕さえありません……うっぷ」
夕雲:ピザ多すぎ……
陽炎(た、食べるぞ、食べてやる……!食べる食べる食べる食べる食べる食べるぅーーー!!)
パクッ
陽炎「……うまい!」
バタン
天津風「あんた毒とか入れてないでしょうね」
磯風「……しょ、生姜、入れた」
浜風「はぁ?」
磯風「暖まるから……」
陽炎:磯風のケーキが9個!
朝潮「ぐぅ……8万かぁ……」
大潮「ごめんなさい」
満潮「はしゃぎすぎたわね」
朝潮「じゃあ、割り勘で」
大潮「それは嫌」
朝潮「ィィィィ野郎ォォォォォーーーーーーーーー!!!!」
朝潮:パーティーの費用が8万
白露「ケーキなんかこうだ!」バクッ
五月雨「ああ~~~~!!」
夕立「七面鳥もいただきっぽい!!」ムシャッ
村雨「ちょっと!」
涼風「えーっと、あそうだ!パイをどーん!」
山風「ぶへっ!!」
白露:裏切り者7人に報復!
初霜「うーん、騒ぐのも悪くないわね」
レ級「ツイスター持ってきた!やろう!」
子日「よーっし!負けないんだから!」
初春「しかし、財布が軽くなるわ、トホホ」
初春:レ級6人の突撃
暁「ふぅ、バケツも貯まってきて……ない!?」
大淀「これには事情があるんです」
暁「納得できない理由だったらあんたぶち殺すわよ」
大淀「ひぃ!……えーっと、とぉっても深い訳なんです」
雷「ホントかよー!」
電「嘘だったら承知しないのです!!」
暁:バケツも資材も……無くなっちゃった!
綾波「しまっ」
ドゴォン
敷波「よっしゃ!」
朧「いえーい!」
朧「……」
朧「いや、いえーいじゃなかった」
敷波「そうだね……」
綾波:魚雷があ゛あ゛ああああああああああああああぁぁぁぁ!!
戦艦棲姫「よくも私を、騙しおったなあああああ!!」
叢雲「でかしたって言ったけどあれは嘘よ」
白雪「もうダメじゃないかしら」
深雪「アア、オワッタ……!」
磯波「んーと、んーっと、あ、そうだ!サンタさんはみんなの心の中にいるの!」
戦艦棲姫「え!?…………………んなわけないじゃない!!」
吹雪「くぅっ!惜しい!」
浦波「ちょっと考えたけど駄目だった!」
初雪「次何やる」
空母棲姫「このUltimate Chicken Horseってやつにしましょう」
北方棲姫「ほっぽもやる!」
吹雪:あ゛あ゛あ゛あああああああああ!!!
補佐「あ、待った……」
睦月「どうしました?」
補佐「こいつ、寝てる……」
如月「スー……」zzz
睦月「えぇ……」
望月「赤ん坊かよ」
睦月:如月ちゃん!
カリカリカリカリカリ
神風「うわあああああああああ!!!」
ガシャーーン!!
神風「やった!勝った!!」
春風「ばんざーい!!」
朝風「ざまあみなさい!!うすらボケ羅針盤!!」
神風:それとこのぶっ壊れたポンコツクソ羅針盤!いい気味だわ!!
とりあえず今日はこんだけ
せっかくのクリスマスだから長い上に読みづらくしておいたぞ!サイテー!
【さみちゃんのクリスマス】
部下「あの人とクリスマス?やめとけ!やめとけ!あの人は付き合いが悪いんだ。クリスマスディナーに誘ったんだが断られたよ」
さみちゃん「……二人っきりで?」
部下「当然だろ?」
さみちゃん(そりゃ断られるだろ……)
憲兵「……」
さみちゃん「あ、チョビ大佐。クリスマスディナー行きませんか、もちろんあなたの奢りで!」
憲兵「……別に構わないよ」
部下「!?」
さみちゃん「やったぜ」
部下「なぜですか!僕のは断ったのに!」
憲兵「……」
さみちゃん「そりゃあ、クリスマスぐらいこんな超絶美少女と過ごしたいですもんね!」
憲兵「……」
部下「そんな!大佐と僕の仲じゃないですかぁ!」
憲兵「……?」
部下「知らなかったそんなこと、って顔しないでくださいよ!」
さみちゃん(何なんだこの人……)
とりあえずこんだけ
クリスマスシーズンはまだまだ続くぞ!料理対決?まあ、そう、そうね……
【年越し】
補佐「今年も終わりか」
初霜「色んなことがありましたね……」
補佐「うん……」
『ちょっと首を、ですね、えへへ……』
『あれ?なんでそんなに興奮しているんですか?』
『あーあ、こんなに汚して……ふふふ』
補佐(だ、ダメだ……これ以外の記憶が思い出せん!強烈すぎて!)ガガーン
初霜「どうされました?」
補佐「別に……」
島風「あ!補佐官!」
補佐「おや、島風」
島風「よかったぁ、年越しも一人ぼっちで過ごすところだった……」
初霜「『も』?」
島風「いやなんでもないの」
補佐「そういえば、食堂で年越しそばを配ってるって話だ、行こうか」
島風「おぅっ!」
初霜「はい」
【さみちゃんの年越し】
さみちゃん「年越しそばですよ年越しそば!」
憲兵「……」
さみちゃん「海老天を!なぜ!入れないんですか!」
憲兵「……」
さみちゃん「別に年越しそばに海老天を入れる決まりはないって顔ですね」
憲兵「文句を言うなら食べさせないよ」
さみちゃん「海老天無しもたまにはいいですね♪」
憲兵「……」
さみちゃん「で、ビールが、んぐんぐ」グビグビ
憲兵「……」
さみちゃん「ぷはー!」
憲兵「しかし、何が悲しくて君と職場で年を越さなくてはならないのかね」
さみちゃん「こんな美少女を捕まえておいて!」
憲兵「勝手に君が来たんだよ」
さみちゃん「というか!なんで休み取ってないんですか!」
憲兵「軍隊に休日は無いからね。君は休みのはずだろ、なぜここに戻ってきたのかね」
さみちゃん「……いや、玄関の前に、部下の人がいまして」
憲兵「………………今年もか」
こんだけ
クリスマスシーズンが続くとは言ったがすまんありゃ嘘だった
よいお年を!
【酉年】
補佐「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」ペッコォ~
ヨロシクオネガイシマース
補佐「今年は酉年、ということで、巷で大人気のあの人に来てもらいました」
エー
ダレダレー
補佐「鶏のマスクがチャームポイントの、Jacketさんです!」
Jacket「……」
ヒエッ...
Jacket「……」カチ
“Happy New Year”キュルキュル“Fleet”キュルキュル“girls.”
ハ、ハイ……
Jacket「……」 ( ´∀`)bグッ!
スタスタ
シーン...
補佐「えー、新年の挨拶も終えた事だし、みんなにお年玉を配る」
龍驤「いや誰やねん今の!」
【磯風のお年玉】
間宮「お餅はいくつ入れますか?」
浜風「二つ、いや三つお願いします」
磯風「なあ、雪風、お年玉何に使う」
雪風「……」モグモグ
磯風「なあなあ」
雪風「今、お雑煮食べてるから」
磯風「時津風は?」
時津風「貯金」
磯風「そ、そうか……谷風、お年玉何に使う」
谷風「ええ?何でもいいだろ別に」
磯風「教えてくれたっていいだろ」
谷風「お前は子供か!そうだねー……雪風に福袋でも買わせるかな」
磯風「そうか……」
谷風「そう」
磯風「……私は」
浜風「食べ終わったし行きましょう」
雪風「うん」
谷風「そだね」
磯風「ねえちょっと待ってくれよぉ」
時津風「羽子板大会やってるんだって!」
磯風「聞いてくれよぉ、お年玉の使い方の事だよぉ」
雪風「……」
磯風「なんで聞いてくれないんだよぉ、急に冷たくするなよぉ」
谷風「興味ねーな」
こんだけ
あけおめ
【襲来!眼鏡っ娘提督】
初霜「新年だし、久々に部屋に戻ろうかな」
ガチャ
駆逐棲姫「あ」
初霜「あ……そういえばいたわねあなた」
駆逐棲姫「うん」
Jacket「……」(-ω-)/
初霜「Jacketさん!?まだいたんだ!?」
駆逐棲姫「なんか、元の時空に帰れなくなったとかで……」
初霜「無理して艦これ時空に来るから……」
しかし、そんなことはどうでもよかった。
眼鏡提督「あ、あの、よろしくお願いしますね」
補佐「いえ、その、こちらこそ……」
鎮守府にまた女性提督が襲来したのだ!
補佐(控えめに言って、超かわいい……)トゥンク
それも今度は独身である。
眼鏡鳳翔「まぁ、あなたが噂の?」
補佐「噂って、そんなに噂になっているんですか?」
眼鏡提督「え、えっと……」モジモジ
眼鏡吹雪「んふふ~♪一部の女性にね!」
補佐(ていうかメガネ率高っ!)
ノン眼鏡霧島「……」
補佐(お前は眼鏡じゃないんか!)
数日前、ガネメ基地。
眼鏡提督「……」
眼鏡吹雪「どうしたんです?何の写真ですかそれ?」
眼鏡提督「あ、えっと、これは……」
眼鏡吹雪「うわ!かっこいい!誰ですかこれ!?」
眼鏡提督「あ、うん、海軍兵学校の後輩で……」
眼鏡吹雪「へえ~……ひょっとして彼氏とか!?」ニヤニヤ
眼鏡提督「いや、そういうんじゃ、なくて……話したこともないんだけど……」
眼鏡吹雪「片思いってやつですね」(なんで写真持ってるんだろう……)
眼鏡提督「それでね、帝都鎮守府にいるらしくて……」
眼鏡吹雪「なるほど~……よし、任しといてくださいよ」
眼鏡霞「名札が眼鏡ばっかりで読みにくいわね!?」
そして現在。
《鬼怒の部屋》
電「たいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいなのですーーーーー!!」
鬼怒「え?電ちゃんが変態ってこと?」
電「違うのです!補佐官さんなのです!」
鬼怒「まぁ、男の人なら誰しも変態なところがあるから……」
電「違うのです!大変なのです!」
鬼怒「何が大変なの」
電「実はカクカクシカジカ遊べる軽って感じなのです……」
鬼怒「な、なにぃ」
《執務室》
眼鏡提督「無理を言って、申し訳ございません」
提督「よいよい!新年早々腕がなまっては困るからな」
補佐「それで、指揮の件なんですが……」
提督「今回は君にすべてを任せよう」
補佐「ありがとうございます!」
眼鏡提督「あの……」
補佐「はい」
眼鏡提督「まだ少し時間がありますから、よろしければ、その……鎮守府を」
補佐「え、ええ。もちろん、もちろんいいですとも!」
提督(若いってのはいいもんじゃのう。しかし艦娘たちが黙っているかな……めんどくさそうだし関わらんどこ)
《廊下》
スタスタ
眼鏡提督「……」
補佐「というわけで、私はこの鎮守府に……どうか、されましたか?」
眼鏡提督「い、いえ……その……」
眼鏡提督(緊張して、何を言えばいいのか、顔も見れないし……///)
補佐「えっと……そうだ、少し甘味でも食べませんか。間宮の『アイオワ監修!伝説的超巨大アルティメットウルトラパフェ・ザ・グレート』は絶品ですよ」
眼鏡提督(『アイオワ監修!伝説的超巨大アルティメットウルトラパフェ・ザ・グレート』!?)
補佐「甘いものは苦手でしたか」
眼鏡提督「い、いえ、是非、いただきます」
鬼怒(くっ、一体、どういうことなの?ホの字か!?まさかホの字なのか!?)コソコソ
電(とにかくコッソリついて行ってみましょう)ヒソヒソ
ここまで
17ポンド砲は最強だ!
【襲来!眼鏡っ娘提督2】
補佐「キャッキャ」
眼鏡提督「ウフフ」
イチャコラ
天龍「オイオイオイ」
深雪「誰だアイツ」
鳥海「ほう、眼鏡趣味ですか……」
鳥海「―――たいしたものですね」
鳥海「眼鏡の艦娘はやはりかわいい傾向にあるそうです、鳥海とか」
天龍「なんでもいいけどよォ」
深雪「眼鏡趣味だとして、お前が選ばれたわけじゃないぜ!?」
鳥海「でやあああああああああああああああう!!私は選ばれなかった……」
天龍「お、落ち着け!」
鬼怒「どうすればいいんだろう」
電「色気で誘うのです」
「待ちなさい」
電「何奴!」
如月「私よ」
鬼怒「如月ちゃん」
如月「あの状態の補佐官に色気は効かないわ」
電「そうなのですか?」
如月「ええ、だって試したもの」
鬼怒「試したんだ」
如月「つまり、あの変態くそ眼鏡を幻滅させればいいのよ」
電「変態くそ眼鏡は言い過ぎなのです」
鬼怒「そうだよ、ド腐れ女狐ぐらいに」
電「……」
如月「それじゃあ、補佐官の悪いところを考えてみましょう」
鬼怒「うーん……」
如月「……しまった、補佐官に欠点なんて無かったわ」
電「えぇ……」
鬼怒「考えてみればそうだよ、無いじゃん」
電「なんとかは盲目ってやつなのです」
「いえ、あります」
電「何奴!」
大和「私よ」
鬼怒「大和さん」
如月「ちょっと!どういうことよ!」
大和「彼はね、私のこのファッションを貧乏だとかなんとか言ったの!」
鬼怒「ファッション?」
電「ひょっとしてその……かたかた靴下のことなのです?」
大和「か、かたかた!?……って何」
電「不揃いとでも言うかな……」
大和「不揃い!」
鬼怒「いやだってそれ……」
大和「何が、言いたいのかしら」
如月「アシンメトリーなファッションは余程のセンスがないとただ単にみっともないだけになるのよぉ」
電「しかもなんか物騒な文字書いてるし……」
鬼怒「あ、で、でも、別に変な格好ではないと思うし、ファッションは個人の自由だと思うし……」
大和「……」
大和「あなたたちも、矢矧と同じことを言うのね」
電「えぇ……」
補佐「休日は何をしておられるんですか?」
眼鏡提督「PAYDAY2を少々……」
補佐(PAYDAY2!?)
眼鏡提督「今度、一緒に銀行を襲撃しませんか///」ポッ
補佐「もちろん、根こそぎ奪いつくしましょう///」
天龍「頬を染めるような会話かよ!?」
まだつづく
ここまで
今更になって再びまどマギがマイブーム
キュゥべえのえっちな画像ください!
電「大和さんのくだらない愚痴はともかく、なんとか補佐官の欠陥部分を探しますが」
鬼怒「補佐官の悪いところ……」
如月「私の気持ちに気が付かn」
電「いや、そういうのはいいのです」
如月「あ、はい……」
電「何か良い手は……あ、そーだ!」
鬼怒「何か思いついた?」
電「ドン引きさせるってことで、これ以上のことはないってものを思いついたのです!」
……………
電「これなのです!」
鬼怒「これは……?」
如月「これって、馬のちんこじゃないの!」
電「ゴム製のね」
鬼怒「ち、ちん……そんなものどっから持ってきたの!?///」
電「榛名さんのお部屋にお邪魔したときに見つけたのです」
鬼怒「えぇ……」
如月「で、その馬のちんこをどうするの?」
電「このちんこを補佐官の部屋に置いておくのです」
如月「なるほど、それでクソ眼鏡が補佐官の部屋でちんこを見れば」
鬼怒「ちんこちんこ言わないでよ!!」
電「男の人がいない時の女子はこんなものなのです」
鬼怒「そういうことじゃなくて!」
如月「私は補佐官のちんこが」
鬼怒「黙れ!!」
電「とにかく、この馬のちんこを補佐官の部屋に設置するのです。あと横に置いてあった馬の雑誌もついでに」
《補佐官の部屋》
補佐「急に、私の部屋が見たいだなんて……」ドキドキ
眼鏡提督「うふふ、お邪魔しまーす」
補佐「何もありませんが……」
眼鏡提督「でも、ベッドぐらいはあるでしょう?」
補佐「え、ええ……」
如月「あのクソ眼鏡……」
電「今は抑えるのです」
補佐「うん?」
眼鏡提督「これって……」
補佐「ええ!?なんでこんなものが!?」
眼鏡提督「まあ……♥」
補佐「いや、こんなの知らないんです、きっと誰かの」
眼鏡提督「いいんですよ、別に隠さなくて」
補佐「いや本当に知らなくって」
眼鏡提督「こういう変態さんも、私嫌いじゃないですから♥」
鬼怒「な、なにぃーーー!?」
如月「くっ、なんて包容力なの!」
電「包容力とはちと違う気がするのです」
補佐「いや、本当に、本当に知らないんですから!」
眼鏡提督「うふふ、楽しみですね……♥」
初霜「……何の騒ぎですか」
補佐「初霜、いたのか」
初霜「……あ、どうも」
眼鏡提督「どうも、こんにちは」
補佐「この人は演習でこちらに訪問されていてな」
初霜「演習なのになんで部屋に連れ込んでるんですか」ドンビキ
眼鏡提督「私が見たいって言ったの」
初霜「へぇー?やりますねぇ、補佐官も!」
補佐「え、い、いや、その」
初霜「しかし、こんな細い腕じゃ満足できないでしょうね」フフフ
補佐「え?」
初霜「首絞めてもらうとして」
補佐「いや、別に首絞めてもらうのが好きなわけじゃ……」
眼鏡提督「首……絞め……?」
補佐「あ、ちょっと、ほら、誤解を招くから。すみません、これはつまりその、冗談ってやつですよ!アハハハ」
眼鏡提督「そ……」
補佐「そ?」
眼鏡提督「そういう変態は嫌~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
スタコラー
補佐「あ!ちょっと!」
初霜「あれ?なんか変なこと言いました?」
補佐「言ったよ!」プンスカ
鬼怒「やった!よくわかんないけどとにかく良し!」
電「鬼怒さんの強靭な腕なら補佐官さんの首をねじ切ることだって可能なのです!」
鬼怒「そんなことはしないよ!?」
補佐「私じゃなくてお前だろ首絞めるのが好きなのは!!私は全然好きじゃない!!」
初霜「ところで、いつまでそんなもの握り締めてるんです」
補佐「え?あ!」
かくして、眼鏡提督の襲来は撃退されたのだった。いつも通りのスピード解決である。
榛名「私の……アレ知りません!?」
比叡「アレって何?」
霧島「アレじゃわからないわよ」
榛名「ぐ……一体どこに、というか誰が!?」
ここまで
【さみちゃん、恵方巻について語る】
さみちゃん「節分に恵方巻だなんてねぇ、コンビニ業界の陰謀ですよ」
憲兵「……」
さみちゃん「そもそも大阪かどこかのローカルな風習が突然全国に広まるんですからおかしな話です」
憲兵「……」
さみちゃん「そんな流行に流されるなんて情弱ってやつですよ、ちょっとケーベツしちゃいますよね」
憲兵「……」
さみちゃん「チョビ大佐もそう思いますよね」
憲兵「じゃあ、この巻き寿司は食べないんだね」
さみちゃん「食べますけどね!」
こんだけ
恵方巻の風習云々はともかく、海鮮巻きが出回るのでうれしい季節
【チョコの準備】
磯風「はま風、もうすぐバレンタインなのだ、わかってるのかおい!」
浜風「はぁ……」
磯風「友チョコの大量生産に移るぞ」
浦風「お、おい!待たんか!」
不知火「まさに世も末です」
・・・・・
睦月「そういえば最近如月ちゃん見ないんだけど、どうしたのかな」
望月「もうすぐバレンタインなのにな」
長月「そろそろ『補佐官のドロッとしたホワイトチョコフォンデュ(意味深)をお返しに貰いたいわぁ……♥』とか言いながらチョコに異物混入しててもおかしくない頃だけどな」
睦月「何処に行っちゃったのかな」
水無月「如月ちゃんなら『カカオから作らず何が手作りチョコか!』とか言ってアフリカに行ったよ」
睦月「えぇ……」
《アフリカの某所》
如月「……完璧ね、完璧なカカオをついに見つけたわ!」
如月「これで私の愛を身籠った最高のチョコができるわ」
如月「そして、補佐官のドロッとしたホワイトチョコフォンデュ(意味深)をお返しに貰いたいわぁ……♥」
朝潮「イレギュラーか、どうしてイレギュラーは発生するんだろう?」
如月「な、なぜここに!?」
こんだけ
色々と忙しいんです……ファイアーエムブレムとか
【如月ちゃんのバレンタイン】
鎮守府はチョコで溢れかえっていた。
艦娘たちが友チョコを大量生産したためである。
補佐「常に甘い匂いが漂っていますな」
提督「困ったものじゃわい……ところで、なんで鞄なんか背負っておるのじゃ?」
補佐「……これ、中身全部艦娘たちから貰ったチョコなんです」
提督「ふぅん……ワシなんか曙ぐらいにしかもらっとらんのにのう」
補佐「そうなんですか」
提督「そうなんじゃよ」
補佐「いやでも、これだけ貰うと逆にどう処理すべきか困りますよ」
提督「うん、一年間に食べる量ぐらいありそうじゃもんな」
艦娘たちは、とりあえず野郎にも渡しとくか、ぐらいの気分で補佐官にチョコを贈っていた。
一部の者たちを除いて。
如月「ふふ、ふふふ……完璧なチョコね……」
如月「最高級のチョコをこの如月に塗りたくりコーティングした如月チョコ、堕ちたわね(確信)」
朝潮「バカジャネーノ!?」
如月「うるさいわね!当たって砕けろ、よ!」
朝潮「砕けちゃ駄目でしょう」
ガチャ
睦月「如月ちゃん……如月ちゃん!?」
望月「うわ、安直すぎるだろ」
長月「しかもわざわざ探してきたチョコをそう使うのか……」
如月「私はもはや特攻作戦しかないと思うの」
睦月「正攻法で行こうよ」
如月「特攻の発祥は帝国海軍、つまり私が特攻するのも必然ということなのよ」
望月「えぇ……」
長月「相当切羽詰まってるらしいな」
如月「行ってくるわ……睦月ちゃん、先立つ不孝をお許しください」
睦月「特攻隊員の人に謝りなよ!」
如月「ごめんなさい。……じゃ、行ってくるわ!」
ダッ
睦月「あーあ……」
望月「もう好きにやらせようぜ」
如月「補佐官!」
補佐「えっ、き、如月?」
如月「そうよ、さぁ、私を貰って!」
補佐「えぇ……」
如月「早く!!」
補佐「え、えっと……」
青葉「……」チョコベットリ
如月「……」
如月(同じこと考えてる人が!)
潮「うぅ……これは漣ちゃんが……」チョコベットリ
如月(もう一人!)
卯月「みんな普通にチョコ作ろうぴょん……」
満潮「作り方わかんないなら教えるからさ……」
如月(憐れまれてしまったわ……)
補佐官は鎖骨のあたりをちょっとだけペロッと舐めてくれたので結果オーライだったわ!
しかし翌日、如月(と青葉と潮)は風邪で寝込んでしまった。
こんだけ
ペヤングのチョコ味はおそらく味見されずに販売された……そんな味だった。専門用語で言うとクソ不味い
【さみちゃんのバレンタイン】
さみちゃん「はいこれ!」
憲兵「……」
さみちゃん「バレンタインですからね」
憲兵「……」
さみちゃん「……なぜ受け取らないんですか!?」
憲兵「……」
部下「ふふふ、やっぱり大佐は僕のチョコしか受け取らないんですよね、はいどうぞ」
憲兵「……」
さみちゃん「ええ、あなた男でしょう?」
部下「海外だと男があげるのも別に変なことじゃないんだぜ。大佐、受け取ってk」
憲兵「チョコありがとう、さみちゃん」
さみちゃん「ホワイトデーのお返しはアバルト124スパイダーでいいです!」
憲兵「今からじゃ納車が間に合わないよ」
さみちゃん「じゃあ、15倍返しで」
憲兵「チロルチョコ15個だね」
スタスタ
部下「あ、あれ?ちょっと!……気に入らなかったのかな。リサーチ不足だなぁ、失敗失敗」
こんだけ
チロルチョコの見返りにアバルト124スパイダーを要求する、さみちゃんというのはそういう艦娘だ……
,.─-- x
/⌒ヽ⌒ヽ (( /:::::::::::::/,,ヽ ,●
/ ` ゚`:.;"ヽ● i:::::::::::::::i ii`!l/
/ ,_!.! ヽ \l::::::::::::::l ト,゙ji ))
/ --- ヽ |:::::::::::::| し/
/ Yヽ ヽ::::::::;;t_ノ デンデン
/ 八 ヽ |::::|
( _ //. ヽ) ,|::::(|
1,,,,;;::::::: 八! (つ:(/
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} , / ___テ⌒ヽノフ\\
,/ ,. ノ:/ ヽ____ノ ノ::::::::! ).
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| ,,!:ヽ ` ゚` "゚ ・@-・ノ ノ デン・・・デン・・・
|∴∴∴∴∴‐‐、>:::ヽ__人 ノ:::::://
゙l ∴∴∴∴\:::::iヘ、ーーー.ー,'"/
l ゙l \>ノ[''''''"゙゙゙| ̄
【とある親子】
ところで、さみちゃんは町の中で見回り中であった。
さみちゃん「おらおら、しょっ引かれたくなかったらブラックサンダーを寄越しな……ん?」
男「……」ボー
さみちゃん「むむ、今にも自殺しそうな第一村人発見!止めを刺してやる!」
シュタタタタタ
男「もう終わりだ……何もかもおしまいになってしまった……」
さみちゃん「ヒャッハー!!」
男「!?」
ガシッ
憲兵「この悪辣外道娘め……」
さみちゃん「じょ、冗談ですよ、冗談」
男「……」
憲兵「どうされました、思いつめた様子ですが」
男「……実は」
幼女「……」
さみちゃん「誘拐犯だったかぁー!」クワッ
憲兵「待ちなさい」
男「娘です。私はこの子以外すべてを失ってしまったのです……」
さみちゃん「甘えるなぁーー!!」クワッ
憲兵「待ちなさい」
男「会社は戦争でつぶれ、妻にはつまらない男と捨てられ、何とかこの子は守ったけれど、結局無一文となってしまって……」
さみちゃん「それで自殺を……」
男「いえ、自殺とかは考えてませんでしたが」
さみちゃん「強盗を……」
男「いや強盗も別に……」
憲兵「……どこかでお会いしませんでしたか?」
男「い、いえ」
さみちゃん「んー……無精ひげを剃ればわかるかも。ちょっとシェーバー持ってるから」スッ
男「ええ!?」
ブィィィィィン
ジョリジョリジョリ
男「ああっ!」
憲兵「……!これは」
《鎮守府》
提督「補佐官や、お前さんにお客様だと」
補佐「はっ。しかし誰だろう」
提督「さあな。とりあえず執務室へ通したからここまで来るじゃろう」
コンコン
提督「どうぞ」
ガチャ
憲兵「……」
提督「これはこれは、憲兵大佐。何か問題でもあったかのう」
憲兵「いえ、中将。用があるのは私ではありません」
男「……」
補佐「……」
男「お前、こんなところに……」
補佐「あ……兄貴……」
さみちゃん「やはりそうでしたか!」
つづく...
ここまで
イベントもあるし久々に艦これやるか!と思ったのがイベント終了日の朝
補佐兄「まさかお前がこんなところにいたとは……海軍士官を目指しているのは知っていたがな」
補佐「兄貴こそこんなところで何やってるんだよ」
補佐兄「俺は、俺はいろいろとあってな……」
提督「君は正直くんじゃないか」
補佐兄「叔父さんか、申し訳ありません突然押しかけて」
提督「いやそれはいいんじゃが、どうも苦労しとる様子じゃのう」
補佐兄「まぁ、何と言いますか、勤め先が潰れましてですね……」
補佐「だったら、仕事が見つかるまでここにいたらいいじゃないか」
補佐兄「何を言う、迷惑をかけるわけにはいかん」
補佐「でもその様子だと実家に帰る金も持ってないんじゃないか?」
補佐兄「うぐ……だったら、金だけくれれば……」
補佐「そう急いで帰ることはないだろう、少し位ゆっくりすればいい」
補佐兄「そんなことで厄介になるわけには……」
補佐「構いませんよね提督」
提督「まぁわしは構わんが」
補佐「だそうだ」
補佐兄「ありがとうございます……必ずご恩はお返しします……」
さみちゃん「さっきから思ってたんですけど……」
憲兵「……?」
さみちゃん「お兄さんの無精ひげ復活してますね」
憲兵「うーん……」
補佐「ところで、娘が出来たって聞いてたけど」
補佐兄「……あ!」
ところで、補佐官の兄の娘、つまり補佐官の姪っ子は鎮守府を探索していた。
姪っ子「……」スタスタ
時津風「ラーイチー♪ラーイチー♪ライライラーイチー♪……むむ、誰だお前は!」
姪っ子「こんにちは」
時津風「こんにちは」
スタスタ
時津風「……新入りかなぁ?」
タッタッタッタッ
補佐「時津風!」
時津風「何?」
補佐「見慣れない女の子が歩いてなかったか?」
時津風「ああ、つい今通ったばかりだけど。あっちに行ったよ」
補佐「ありがとう!」
・・・・・
補佐「見つけたぞ!」
補佐兄「本当か!よかったぁ~~……」
松風「父さん!」
伊14「おとーちゃん!」
伊13「父上」
補佐兄「全然違う!」
補佐「ええ!?」
補佐兄「3人いるしなんか変な機械いっぱいついてるしそれに俺の娘は5歳ぐらいだ」
補佐「そうだったのか」
松風「そんな……父さんじゃなかったのか……」
伊13「騙された……」
補佐「みんなごめん、初めて見る顔ぶれだからつい勘違いして……」
伊14「おとーちゃん!」
補佐兄(というか、なんで水着なんだあの二人は。服は着させてあげないのか?)ガビーン
《食堂》
姪っ子「おいしい」モグモグ
長門「そうだろうそうだろう、もっと食え」
ここまで
お父様!
《引き続き、食堂》
長門「ふ、ふふふ、おかわりもあるぞ」
姪っ子「うん」
「こらぁぁぁぁ!!!」
長門「!?」
陸奥「長門!!あんた何やってんの!!!マズいわよそれは!!!」
長門「えぇっ!?」
憲兵「……」
さみちゃん「このロリコンがぁーーーーっ!!!」
憲兵「待ちなさい」
長門「わ、私はかわいい女の子がいたからちょっと連れ出しただけです!」
陸奥「言い方!!」
さみちゃん「やっぱり誘拐犯ですね!殺す!」
憲兵「待ちなさい」
長門「『お腹空いてないかい?おいで』って食堂に誘ってご飯を食べさせていただけなんですよ!」
陸奥「もうどんどん怪しくなってくる」
憲兵「……」
憲兵「GO!」
さみちゃん「うばぁしゃああああああああああああああああああああああ!!!!!」グワッ
長門「あー!違うんです違うんです!お嬢ちゃんも何とか言ってくれ!」
姪っ子「おねーちゃん、あ~ん」
島風「あ~ん♥」パクッ
長門「オーノー!!」
さみちゃん「まだ手を出してないから拷問で済ませてあげますよ」
憲兵「まぁ、色々と怪しいから話だけは聞かせてもらうから、ね」
長門「うぅ……」ズリズリ
陸奥「私も同行するわ……」
ゾロゾロ
島風「……なんだったんだろうね」
姪っ子「おねーちゃんあそぼ」
島風「いいよ、何して遊ぶ?」
島風(にしても『おねーちゃん』とは良い響きだね。ぐへへ……)
補佐兄「奈子!」
姪っ子「おとーちゃん」
ダキッ
補佐兄「よかったぁ、心配したんだぞ」
姪っ子「おなかいっぱい」
補佐兄「君がうちの子を見てくれていたんだね、ありが……」
島風「いえいえ。娘さん可愛いですね」
補佐兄(なんでこの子こんな格好してるの!?)
補佐兄「……えーっと、ありがとうね」スタ
島風「なんで後ろに下がったんですか?」
補佐兄「べ、別に……」
姪っ子「おとーちゃん」
補佐兄「ん、どうしたの」
姪っ子「あのおねーちゃんとあそんでくる」
補佐兄「えっ……」
島風「別に私は構いませんよー」ニコニコ
補佐兄「え、で、でも……」
補佐兄(こんな変な格好のやつに娘は……)
姪っ子「ばいばい」シュタタタ
補佐兄「あ!」
島風「私、島風っていいます。何かあった時のために連絡先を」スッ
補佐兄「あ、う、うん」
テチテチ
島風「それでは、お預かりします」
補佐兄「あ、ありがとう……」
スタスタ
補佐兄(……服装の割には、まともな子なのかな)
補佐兄(……)
補佐兄(というか海軍変な格好のやつ多すぎるだろ!?)ガビーン
ここまで
やだなぁ、艦娘に変な格好のやつなんてそんなにいませんよ
【とりあえず義務感から突っかかる曙ちゃん】
曙「あんたが居候ね」
補佐兄「うん、どうもよろしく」
曙「って、こっち見んな!」
補佐兄「えぇ……自分から話しかけておいて……」
曙「この、クソ…………」
補佐兄「?」
曙(な、なんて言えばいいのかしら、補佐官の兄ってことは提督の甥、だからクソ甥?言いにくいわね)
補佐兄「えーっと、どうしたのかな」
曙(子持ちって事は、お父さん、クソ親父かしら。いやでも、親父って見てくれでもないし……)
補佐兄「ほんとにどうしたんだろう……」
曙(クソ居候ってのも言いにくいし、補佐官の兄、よね。ならクソ兄貴かしら)
補佐兄「もしもーし」
曙「このクソあに……」
曙(待って!流石に余所の人に兄貴は失礼じゃないかしら!えーっと、それじゃあ、)
曙「このクソお兄さん!」
補佐兄「ええ!?」
曙「ふふん」ドヤァ
補佐兄「……初対面の人間をクソ呼ばわりとは一体どういった了見だ、説明してもらおうか」
曙「ふぇー」
※普通に説教されて普通に凹んだ曙であった。
【影響】
姪っ子「きょうは、ゆーだちおねーちゃんとあそんだっぽい」
補佐兄「よかったなぁ、いっぱい遊んでもらって」
補佐兄(ぽいっていうのは夕立って子の口癖か、影響されやすいんだなうちの子は)
姪っ子「きょうはゴーヤおねーちゃんといっしょにおふろにはいったでち」
補佐兄「今度お礼を言っておかないとな」
姪っ子「たまおねーちゃんのちゅうがえりがすごかったにゃあ」
補佐兄「そ、そっか……にゃあって……」
姪っ子「…………」
補佐兄「ど、どうしたの、なぜ何も言わない!?」
姪っ子「おとーちゃん、かまわないで」
補佐兄「」ガーン
姪っ子「Daddy, I enjoyed a tea party with Warspite today.」
補佐兄「英語!?影響受けすぎだろ!!いや、うちの子は天才かもしらん……!」
姪っ子「ヘーイ、ダディ!きょうはこんごうねーちゃんと遊んでもらったネー!」
補佐兄「そ、そう、か……」
こんだけっぽい
【シャッターチャンス】
姪っ子「はい、あ~ん」
霞「……」
大淀「……」ワクワク
足柄「……」ドキドキ
霞「……」
霞(こ、この状況であの二人カメラを構えて……しかし彼女を無碍にするわけにも……)
姪っ子「たべないの?」
霞「た、食べるわ」
大淀「きたっ!」
足柄「さあ構えて!」
スチャ
霞(しょ、しょうがないわ、この際は甘んじて受け入れよう……)
姪っ子「あ~ん」
霞「あ~ん……ぱくっ」
大淀「あ、雨降り出した」
足柄「本当ね」
霞(……撮らないのかよっ!!!)ガビーン
【今更ながら】
補佐官「いつの間にやらのらくろのDVDボックスが出てるし、買うんだろ」
満潮「ふっ……」スッ
補佐官「なっ、既に持っている、だと!?」
満潮「当然よ。だって私は、田河水泡をスゲー慕ってるからね!」
補佐官「初耳だぞ!?」
満潮「あきつ丸あなたも買うわよね!?」
あきつ丸「自分も、陸軍だから買います」
まるゆ「私もモグラなので買いますね」
補佐官「み、みんな……!」
満潮「これを記念してのらくろ鑑賞会と洒落こみましょう!」
オォーーー!!
初霜「いや、一人が持ってるんならみんながみんな買わなくてもいいんじゃ……」
こんだけ
のらくろのDVDBOX、買ってくれるよなぁ!?
【実戦、補佐官】
提督「どうかね、ここはひとつ君も実戦での指揮を執っては」
補佐「じ、実戦、ですか」
提督「君も長いことわしの指揮を見ておるじゃろう」
補佐「しかし……」
提督「ま、案ずるな。バックアップは任せておけ」
補佐「は、はい」
提督「近海に潜水艦が出没し始めたらしいから、その退治を願いたい」
補佐「わかりました」
…
補佐「ふんふふ~ん♪」ルンルン♪
初霜「機嫌よさそうですね」
補佐「いや、遂に私も任務を任されてな」
初霜「へぇ、よかったですね」
補佐「近海の潜水艦を撃退するんだ」
初霜「そうですか。どんなメンバーで行くつもりですか?」
日向「瑞雲の調子は万全かな」
隼鷹「つまみがなくなってきたなぁ~」グビグビ
霰「……」ボー
初雪「チッ……当たれ……」ピコピコ
補佐「あの四人だ」
初霜(うわぁ~連携取れなさそ~~!)ガビーン
初霜「なんでこのメンバーなんですか!」
補佐「彼女たちは優秀だぞ」
初霜「ホントかよー!」
かくして、補佐官の実戦はどうなってしまうのだろうか……心配です……
とりあえずこんだけ
潜水棲姫「準備は出来てるわね」
カ級「ばっちりです」
潜水棲姫「私たちは深海棲艦と人類に反旗を翻し、第三の勢力になるのよ」
ヨ級「流石だぁ……」
ソ級「潜水棲姫様に敵う艦などいるわけがない」
カ級「ていうか自分たちしかいませんけどね」
ヨ級「それを言うな」
潜水棲姫「栄光は今ここから始まるのよ!」
ソ級「ていうかなんでこんなこと言い始めたんだ?」
ヨ級「双子棲姫様たちにプリンを食べられたらしい……しかも二つ」
ソ級「えぇ……」
ヨ級「適当に持ち上げて気が済んだら帰るぞ」
ソ級「うん……」
霰「……」ジー
カ級「ていうかこれからどうするつもりなんですか」
潜水棲姫「まずは鎮守府を一つぶっ飛ばし、そこを拠点にするわ」
霰「……」ジー
ソ級「……」
潜水棲姫「まずはバレないように潜入し、内部から破壊する」
霰「……」ジー
潜水棲姫「……」
潜水棲姫(もうバレてる……)
ヨ級「ちっ、急速潜航!」
チャプン
カ級「危なかったですね」
ソ級「いや、本当に危ないのはこれから……!」
潜水棲姫「隙を見て奇襲攻撃よ」
数分後、哨戒部隊が合流した。
霰「……」
日向「敵艦は見つかったか?」
霰「……」
初雪「……」ピコピコ
隼鷹「うぷ……吐きそう……」
補佐『その辺りに敵潜水艦が出没しているとのことだ、警戒せよ』
日向「了解。初雪、対潜水艦は得意か?」
初雪「バッチリ。バトルステーションズパシフィックで予習してきた」
日向「よし」
補佐『よしじゃないだろ!?』
初雪「なに」
補佐『なにじゃなくて……』
初雪「ヘッジホッグだって持ってきた」スッ
ハリネズミ「きゅーきゅー」
補佐『ヘッジホッグはヘッジホッグでも本物のヘッジホッグじゃないか!』
初雪「ちょっとした冗談」
補佐『全く、本当に大丈夫なのか』
日向「大丈夫さ、なあ隼鷹」バシッ
隼鷹「うっ……」
ザバァ
潜水棲姫「今よ!隙を見せたわね!」
隼鷹「お、おええええええええええ!!!」
ビチャビチャ
潜水棲姫「」
日向「……」
霰「……」
初雪「……!」
補佐『!?』
潜水棲姫「ウッフフッ、マタ モグルノカ……アノ ミナゾコニ……」
ブクブク
日向「敵潜水艦、沈没中」
補佐『え!?今ので!?今のでやったのか!?……えー、ということはその辺りにまだ残りがいるはずだ。探し出して蹴散らせ!』
日向「了解」
隼鷹「うっ……うぅ……うぉっ……」
日向「というか、隼鷹がヤバめだな」
初雪「うん……」
霰「……」
補佐『ていうか霰は出てきてから一回もしゃべってなくないか?』
霰「……」
初雪「今日は虫の居所が悪い」
補佐『何かあったのか』
初雪「満潮と霞が霰のプリンを食べたらしい、しかも二つ」
補佐『あ~……それであの二人の顔面が陥没してたのか』
初雪「一説によると大潮の策略という話」
補佐『ふぅーん』
ザバァ
ソ級「隙あり!」
初雪「!」
ハリネズミ「きゅう!」バッ
ソ級「!?」
ハリネズミ「トゲアタック!!」
ザックリ
ソ級「あっ、痛い!」
補佐『ハリネズミが深海棲艦を!?』
ハリネズミ「俺たちハリネズミはその多くが深海棲艦に攫われ、愛玩動物にされてしまった……これはその恨みの拳だ!」
初雪「そんな壮絶な過去が……」
補佐『ハリネズミが喋ってる!』
隼鷹「うっ、うぅ……うぉぇっ……」
補佐『それよりも隼鷹は大丈夫なのか?』
隼鷹「へへ、だ、大じ、やっぱ無おえええええええええ!!」
ビチャビチャ
日向「よし、いいぞ、魚が食いついてきた」ザバザバ
補佐『何やってるんだ日向は!?網なんかどこから持ってきた!』
霰「……」ザバザバ
補佐『お前もか!』
初雪「それ食べないよ私」
日向「よし、これで本日の任務は完了だな」
補佐『いや、魚を捕りに来たんじゃないぞ』
霰「……」
カ級「くっ、捕まってしまいました!」
補佐『えぇ……』
ハリネズミ「あと残りの潜水隊はどこだ!」
カ級「あ、あと一人です」
補佐『よし、ソナーを使って探し出せ!』
初雪「ソナー……」
霰「……」
補佐『どうした?』
初雪「忘れた……」
霰「……」コクコク
補佐『えぇ、ハリネズミは持ってきたのに?』
初雪「そんなこともある」
補佐『……』
ハリネズミ「残りの一人はどこにいる!」
カ級「そこです」
ヨ級「あのー……」
日向「瑞雲パンチ!!」
ゴシャア
ヨ級「グヘー!!」
初雪「勝った、哨戒任務完。帰ろっと」
スィー
カ級「あ、じゃあ我々どもも帰りますね」
補佐『ちょっと待った』
日向「どうした」
補佐『いや、そのまま帰しちゃまずいだろう』
カ級「えー、自分帰って“深海クッキング”見なきゃなんないんすけど」
補佐『え、なにそれ気になる……じゃない、敵なんだから、そのまま帰すわけにはいかん』
カ級「そもそも今回の件は潜水棲姫様がわけわかんないこと言い始めたからここに来たわけで」
補佐『何?それじゃあ、最近突然出没し始めたのも』
日向「なるほど、おかしいと思った。ここは私たちが制海権握っているはずだからな」
カ級「そういうわけですから、もうご迷惑はおかけしませんので帰ってもいいです?」
補佐「あ、ああ、うん」
カ級「じゃ」
スィー
補佐(しかしなんだか腑に落ちない……)
ハリネズミ「今日のお前たちの動きは悪くなかった。これからも精進しろよ」
日向「はい師匠!」
補佐『えぇ……』
そして、執務室。
補佐「以上が戦闘詳報です」
提督「……なんだねこれは、真面目に書きたまえ」
補佐「いえ、本当にあったことなんです、信じて下さい!」
提督「何をバカなことを言っておる!お前は一週間謹慎だ!せっかく実戦経験を積ませてやろうと思ったのに……」ブツブツ
補佐「そ、そんなぁ」
初霜「これで自棄になった補佐官が私のプリンを食べたんですよ!それも二つ!」
若葉「ふーん」
初春「子日!わらわのプリンが無いんじゃが!」
子日「知らないよ」
チャンチャン♪
ここまで
ボーボボ読みながら書いたらこんなことになった
【4月といえば】
卯月「あああああああああああ!!」
睦月「えっ、どうしたの!?」
卯月「もう4月だよね!?」
睦月「う、うん」
卯月「エイプリルフールだったのに何もしてない!」
睦月「うん……」
卯月「あああああああどうしよおおおおおおおおお!!!」
睦月「別にどうもしなくてもいいんじゃ……」
卯月「というわけなので今から嘘つくぴょん」
補佐「はいどうぞ」
卯月「ん~……実はかの有名なアイドル、島村卯月の正体はこのうーちゃんぴょん」
補佐「そうか……」
卯月「それから、補佐官のAmazonのアカウントをプライムにしておいたぴょん」
補佐「元々プライムだ」
卯月「あと……うーちゃん、補佐官との子供が出来たぴょん……♥」
補佐「んなアホな」
卯月「整備士のおっちゃんの最近の出番の無さに死亡説が流れ始めたぴょん」
補佐「……それは嘘なのか?」
卯月「これは本当の事ぴょん。あとは……最近曙ちゃんがクソクソ言いながらうんこを……いやこれは無いかな」
補佐「うん……」
卯月「……補佐官、どうしてさっきから適当な返事ぴょん?」
補佐「仕事中だからな」カキカキ
ガチャッ
青葉「補佐官の子供ですって!?」
卯月「嘘ぴょん」
青葉「そうでしたか!」
バタン
卯月「……お仕事見てていい?」
補佐「いいよ」
こんだけ
ほのぼのとした日常
【こたつ】
補佐「やあみんな、私は補佐官。突然だが命を狙われている」
多摩「……」ギロッ
補佐「……なぜだ」
多摩「絶対に許せねぇにゃ……」
補佐「一体私が何をしたと言うんだ」
多摩「多摩のこたつをどこへやったにゃ」
補佐「もう暖かくなってきたから片付けたぞ」
多摩「ふぅ~~~~っざけるにゃッ!!」
補佐「そもそも執務室のこたつだ、自分のに潜ってればいいじゃないか」
多摩「そういう事ではないにゃ」
補佐「じゃあどういうことだ」
多摩「部屋のこたつでくつろぐのとここのこたつでくつろぐのとじゃ色々と訳が違うにゃ」
補佐「一緒だろう」
多摩「全然違うにゃ。家の風呂とホテルの風呂じゃ違う感じがするにゃ、それと同じ」
補佐「そうだとしても、こっちはもう片付けちゃったから」
多摩「出すにゃ!」
補佐「嫌だよ」
多摩「初霜も出して欲しいよね!?」
初霜「……」カチカチ
多摩「ほらぁ!」
補佐「ほらじゃない。ていうか無視されてるじゃないか」
多摩「んも~、我儘だにゃぁ」
補佐「それはお前さんだろう」
初霜「んもう、うるさいですね。今AIが反乱を起こしてきて忙しいんですから静かにしててください」
補佐「珍しくパソコン触ってると思ったらゲームしてたのかお前は!」
こんだけ
ほのぼのとした日常その2
【なんか変な大会の続き、の予告】
熊野『さて、それでは料理対決ですわ』
子日『今頃かー!』
各チーム、料理を作り上げ審査員たちの評価を待つだけ、かに見えた。
が、しかし!
レ級「あんまり遅いからオレたちが食べてしまったわ!」
ネ級「美味しかったですよ」
熊野『し、侵入者ですわー!!』
邪悪な深海棲艦によって料理は食べつくされてしまい、艦娘たちはちょっとしょんぼりした。
慣れないことはするもんじゃあありませんよやっぱり。
子日『えー、気を取り直して……お次は、チーズ転がしだよ!』
熊野『坂からチーズを転がしてそれを上から追いかける、という危険極まりないゲームですわ』
子日『そういえば今のポイントは……まあこれでいいか』
浜龍チーム 23p
鳳照チーム 34p
戦艦チーム 28p
潜水チーム 33p
熊野『もうこれに勝ったチームが優勝って事にしたいですわね』
子日『流石にダメだよ』
熊野『さてさて、じゃあ今からルールを作りますので』
子日『待っててねー!……えっ、まだ作ってないの!?』
とりあえずこんだけ
明日の夕方頃かも
色々とゴメンね(´・ω・`)
熊野『はい、それでは皆さん特設ステージにお集まりいただきましたわ』
子日『みんな丘の上にいるね!』
オーイ
熊野『さて、それではルールをご説明いたしますわ』
子日『この競技はダブルグロスターチーズを追いかけて丘を駆け下り、最初にゴールラインを越えた人が勝利!』
熊野『勝者は6pを獲得します、各チーム一人ずつチャレンジしていただきますわ!』
子日『安全性については、我々は艦娘なので全く考慮はされていません!死なないように頑張ってね!』
熊野『とはいえゴール地点には明石さんと秋津洲さんが待機していますわ』
子日『では、第一走者は前へ!』
龍驤「頼むで!」
浜風「大丈夫、私は丸いのでよく転がります……って誰が太ってるですって!?」
龍驤「何言うてんねん」
鳳翔「うぅ……怖い……」
照月「が、頑張りましょう!ね!」
長門「ふふ、体を使う競技なら負ける気がしない」
ウォースパイト「Be careful、見ての通りハードな競技だから」
長門「任せておけ!」
伊168「……」ゴクリ
伊401「この斜面を駆け降りるの……!?」
島風「さあみんな、位置について」
浜風「……」
鳳翔「うぅ……」
長門「この勝負勝つ!」
伊168「ぐぅ……」
島風「よぉーい……!」スチャ
パァン!
ダブルグロスターチーズ「うばしゃああああああああああああああ!!!!」
熊野『さぁ!荒々しいチーズが今野に放たれましたわ!!』
子日『あのチーズなんか叫んでない!?』
順位安価 コンマ1桁順
↓1浜風
↓2鳳翔
↓3長門
↓4伊168
浜風「ふっ」ダッ
鳳翔「あわあわっ」ズコッ
長門「よしっ!」ダッ
伊168「いくわ!」ダッ
子日『選手たちも飛び出したー!』
長門「ぬおおおおおおお!!!戦艦のパワーを見ろおおおおおおお!!!」
シュババババババ
浜風「えっ!すごい!!」
子日『長門選手すっごぉ~~~い!!あの斜面を全力疾走で駆け下りていくぅ~~~!!』
熊野『凄まじい勢いですわ!』
子日『その後に続くのはぁーーー!!……アレ誰?』
ゴロンゴロン
鳳翔「うみゃああああああああああああ」
伊168「えっ!?いやあああああ!!」
ドカッ
伊168「うへぇ」ドヒューン
ドサッ
子日『おーっと、伊168選手吹き飛ばされてコースアウト!!』
熊野『ご愁傷様ですわね』
子日『鳳翔ボール!すごい勢いだ!!』
浜風「くっ」
ゴロンゴロン
鳳翔「あああああああああああああああああああ」
浜風「見切った!」サッ
鳳翔「止めてええええええええええええええええ」
ゴロンゴロン
浜風「むぅ、追い抜かされてしまった……」
子日『鳳翔選手、そのまま長門選手に追いつけるかぁー!?』
熊野『猛烈な転がりっぷりですわ!』
長門「ぬおおおおおお負けるかあああああああ!!」シュバババ
鳳翔「あああああああああああああああああああ」ゴロンゴロン
長門「ビッグセブンダイブ!!」
バッ
子日『出た!長門選手のよくわからない必殺技!!』
熊野『そしてそのままフィニッシュ!』
ワァァァァァァァァ
長門「何とか追い抜かれずに済んだか……!」
鳳翔「はらひれほろ……」フラフラ
子日『一着は長門選手!続いて鳳翔選手!』
浜風「くっ……3着か……」
熊野『3着は浜風選手ですわ』
伊168「」
明石「手術しましょう!外科手術!」
秋津洲「いや気を失ってるだけだから……」
子日『伊168選手、完全にのびています』
熊野『それほど凄まじい衝撃だったのでしょう、鳳翔ボールは』
子日『ってことで、戦艦チーム6pを獲得!』
熊野『さて、続いては第2走者前へ!』
龍驤「まっ、ウチの胸はスキー板になるしな……って誰が貧乳やねん!って何言うてんねんウチは!」
照月「こ、怖い……」ブルブル
ウォースパイト「地元の人間として、負けるわけにはいかないわね」
伊401「が、頑張らないと……」
順位安価 コンマ1桁順
↓1龍驤
↓2照月
↓3ウォースパイト
↓4伊401
熊野『美味しいですわねこれ』モッチャモッチャ
子日『クラッカーに合うねこのチーズ』ムシャムシャ
熊野『あ』
子日『さ、さて第二レースだよ!』
島風「位置について、よぉーい……!」スチャ
パァン!
ダブルグロスターチーズ「ドララララララララララララララァーーーーー!!!!」
熊野『さぁ!再びチーズが解き放たれましたわ!!』
子日『やっぱりあのチーズなんか叫んでるよ!』
龍驤「いくでいくでいくでーーー!!」ダッ
照月「っ!」ダッ
ウォースパイト「!」ダッ
伊401「えい!」ダッ
子日『一斉に飛び出したー!』
熊野『さあ勝つのはどのチームか!!』
子日『あれ、なんか様子が変じゃない!?』
ウォースパイト「SHIIIIIIIIIIIT!!!!!」ズコー
龍驤「え!?アカーン!!」ドテッ
照月「うわっ!」ドテッ
熊野『あーーー!ウォースパイト選手が盛大に転びましたわ!』
子日『しかもそれに引っかかって龍驤選手と照月選手も転んでしまった!』
熊野『伊401選手、これはチャンスですわ!』
伊401「ああああああああああ!!」シュタタタ
子日『ってそんな余裕でもなさそうだね!』
龍驤「どかんかいコラ!!」
照月「うぅ、痛い……」
ウォースパイト「Damn it!Damn it!Damn it!Fuck me!」
熊野『汚い言葉!』
子日『駄目だよ、そんなこと言っちゃ』
伊401「うわああああああ!」シュタタタ
熊野『そんなこと言ってる間に伊401選手がゴールですわ』
子日『早い!』
熊野『あの三人にはもっと頑張って欲しいですわね』
ウォースパイト「」ズザザザザ
龍驤「」ズザザザザ
照月「」ズザザザザ
子日『全員滑り無言で滑り降りていく……』
熊野『なんてレベルの低い戦いなんでしょう』
子日『どうしてこんなことに!』
熊野『コンマが低いのが悪いのですわ』
ウォースパイト「……」スタスタ
龍驤「……」スタスタ
照月「……」スタスタ
子日『全員歩いてゴール!』
熊野『2着がウォースパイト選手、あと二人ですわ』
子日『えー……イマイチ盛り上がりの欠ける結果になってしまったね。どうしてくれるの!?』
熊野『済んだことは致し方ありませんわ』
子日『そっか。それじゃあ結果発表だよ!』
浜龍チーム 23p
鳳照チーム 34p
戦艦チーム 34p(+6p)
潜水チーム 39p(+6p)
熊野『戦艦チームがトップに少し追いつきましたが、またもや引き離されてしまいましたわね』
子日『やはり運命は潜水艦チームに味方しているのか!?』
熊野『浜龍チームはもう望みは薄いですけどまあ頑張って』
子日『ひどい言い草だ』
熊野『さてお次の競技はメガボンバーですわ!』
子日『ってところで、待て、次回!だよー!』
ここまで
メガボンバーって動画見たけど意外と地味でワロタ
子日『さあ準備が整いました、メガボンバーだよ!』
熊野『これ面白いのか?なんて考えてはいけませんわ』
子日『さあ早速ボンバってけ!』
龍驤「それはええけどどういうルールなんやこれ」
長門「ただハンマーで火薬を叩くだけでいいのか」
子日『……そんなの知らないよ!!』
熊野『えぇっ!?』
子日『そっちで勝手に決めてよ!』
照月「え、えぇ……」
伊168「なんでキレられたの……」
長門「一番ド派手にぶっ飛ばした奴が勝ちとか」
浜風「それじゃ戦艦が有利じゃないですか」
伊401「じゃあ……綺麗に爆破させる勝負?」
鳳翔「綺麗って……どういう基準で……」
ウォースパイト「審査員ならいるじゃない」
提督「ワシらがいるぞ」
補佐「うん」
補佐兄「大将さんが帰っちゃったから俺が代わりに」
姪っ子「うっ……時空のゆがみが……」
補佐兄「聞いたか!いまこの子が難しい言葉を使ったぞ!どこで覚えたんだろう!」
整備士「……」
提督「じゃあ審査は我々がするということでいいな」
ハァーイ
子日『ルールも決まったことで、早速行ってみよう!』
熊野『……』
子日『さあ一人目どうぞ!』
※火薬量のコンマ安価を取ります。ただし6を超えてはいけません、吹っ飛びます。
火薬量 コンマ1桁
↓1浜風
↓2鳳翔
↓3長門
↓4伊168
浜風(……ちょっとにしとこ)
鳳翔(あんまり入れたら怖いし……)
長門(爆発は苦手だ……)
伊168「よし、こんなもんかな!」
熊野『各自ハンマーに火薬を取り付けましたわ』
子日『なんだか3名の顔がこわばっている様子だね』
熊野『さあどうなるのでしょうか!』
子日『では無造作に置かれた鉄板に叩きつけて下さい、どぉ~ぞ!』
浜風「ここは私から」
長門「うむ」
浜風「はっ!」ブンッ
パン
浜風「……ふぅー」
龍驤「ちょっと来い」
浜風「えっ」
龍驤「お前芸人魂はどこへやったんや!?」
浜風「はじめっからそんなもの持ってませんけど!?」ガビーン
龍驤「間違えた、勝つ気があんのか!?」
浜風「だって怖いですし」
龍驤「それはわかる、しかしリスクを負ってこその勝負やろ!?」
浜風「すみません……」
子日『しょっぱ過ぎる!これじゃメガボンバーじゃなくてミニボンバーだよ!』
熊野『これには審査員も呆れ顔ですわ』
提督「もっとド派手にやってくれるもんじゃと」
補佐「なんだか拍子抜けだな」
姪っ子「わたしがもとめているのはこんなもんじゃない」
補佐兄「えっ」
整備士「もうちょっと気合見せて欲しかったな」
子日『それじゃあ次は鳳翔選手と長門選手続けてどうぞ!』
熊野『さあどでかい爆発を見せてくださいませ!』
鳳翔「さあ行きますよ……」
照月「鳳翔さんファイト!」
鳳翔「行きます……んんっ!」ブンッ
パァン!
ウォースパイト「長門、頑張って」
長門「おうさ!ふんっ!」ブンッ
パァン!
熊野『なんとも、微妙な感じですわね』
子日『私メガボンバーってもっとド派手にぶっ飛ばすものだと思ってたよ』
提督「なんじゃ、そんな調子じゃ艦娘の名が廃るぞ!」
補佐「軍人らしくもっと意地を見せて欲しかったな」
姪っ子「まだたりない、こんなもんじゃない、わたしがもとめているのは!」
補佐兄「なんだか様子がおかしい」
整備士「まあ、艤装を壊されないのはこっちとしては助かるんだけどなぁ」
熊野『伊168選手に期待が集まりますわね』
子日『さあ今度こそ頼むよ!』
伊401「しっかり入れたよね!?」
伊168「……入れすぎたかも」
伊401「……だ、大丈夫大丈夫!」
伊168「じ、じゃあ、行くから……えいやっ!!」ブンッ
ドォーン!
伊168「むぉっ!」
オォー
パチパチパチパチ
熊野『結構な衝撃でしたわね』
子日『こうでなくっちゃ!』
提督「うむ、流石はイムヤだ」
補佐「やるなぁ」
姪っ子「これこそ、もとめていたものだよ!」
補佐兄「奈子、一体どうし」
姪っ子「おとーちゃんうるさい」
補佐兄「!?」
整備士「うんうん、こうじゃないと盛り上がらないよな」
子日『これはもう明らかに伊168選手に軍配が上がるね!』
熊野『そうですわね』
子日『盛り上がってきたところで二人目どうぞ!今度はしっかり火薬入れてよね!』
火薬量 コンマ1桁
↓1龍驤
↓2照月
↓3ウォースパイト
↓4伊401
熊野『ぐー……』zzz
子日『起きろ!もう朝だぞ!』
熊野『はっ!……寝てしまってましたわ』
子日『もう来ないもんだと思ったからって寝ちゃったのかよ!』
龍驤「おっしゃ見とれや!」
浜風「どでかいの行くんですよね」
龍驤「当たり前や!芸人根性見せたるで!」
浜風「だから私たちは別に芸人じゃないっちゅうに」
龍驤「おっしゃいくでー!」ブンッ
パァーン!
龍驤「……よし!」
浜風「ちょっと来なさい」
龍驤「はい」
子日『ここで無難に勝ちに来た龍驤選手!』
熊野『芸人魂はどこに行ってしまったのでしょう』
提督「いやひょっとするとそういうネタなのかもしれん」
補佐「まぁ、長門と鳳翔よりはマシな爆発だったな」
姪っ子「ぜんぜんだめ」
整備士「お嬢ちゃんは厳しいね……」
照月「さぁ、行きます!」
鳳翔「気を付けてね」
照月「はい!えぇーい!」ブンッ
ドゴォーン!!
照月「うあああああ!!!」ドヒューン
ドサッ
子日『おおぉーっと!すごい爆発だー!』
熊野『照月選手が吹っ飛んでしまいました!』
子日『ハンマーも衝撃で吹き飛んだ!一体どこに!?』
ブンブンブン
扶桑「え?」
バキッ
扶桑「ああ!頭の艦橋が木端微塵に!」
山城「お姉さま!」
熊野『観客席の扶桑姉妹の元へと行ったみたいですわ』
子日『怪我はないみたいだね』
提督「ちょっと危なくないかのう」
補佐「今更ながら危険を感じてきた……」
姪っ子「うっひょおお!こうでなくちゃ!」
補佐兄「ええ……どうしてこんな……」
整備士「後で扶桑の頭のアレを修理しなくちゃ……」
鳳翔「照月ちゃん!大丈夫!?」
照月「」
鳳翔「ではなさそうね……」
シュバババババ
明石「外科手術しましょう!」
秋津洲「そうやってすーぐ外科手術したがるんだからもう」
子日『さーてお次はウォースパイト選手!』
熊野『どうなるでしょう!』
ウォースパイト「入れすぎたらああなるのね……」
長門「よし、頼んだぞウォースパイト」
ウォースパイト「Okey、任せて頂戴。Here I come!」ブンッ
パァン!
長門「……」
ウォースパイト「……」
子日『がっかりとしか言いようがないよ!』
熊野『これにも審査員たちは呆れ顔ですわ』
提督「……」
補佐「駄目だな」
姪っ子「ぜんぜんだめ」
整備士「うん」
ウォースパイト「くっ、私としたことが……」
長門「私もとやかくは言えんな……」
子日『さて!最後はどんな爆発を見せてくれるのか!』
熊野『伊401選手どうぞ!』
伊401「ここで決めないと……!」
伊168「気を付けてよ、危ないんだから」
伊401「うん……とぉっ!」ブンッ
ドゴォォォーーン!!!!
伊401「」ドヒューン
子日『すっごぉ~~~い!今大会最大の爆発だ!』
熊野『伊401選手吹っ飛ばされたー!』
憲兵「こっちに来る」
さみちゃん「受け止めます!」バッ
ハラリ
さみちゃん「きゃっ、そういえば裸なんだった!」キャッ
ドシャッ
伊401「」チーン
さみちゃん「あーあ」
憲兵「……まぁ艦娘だし無事だろう」
山城「扶桑お姉さまの頭のアレが……」
ブンブンブン
扶桑「山城!」
バキッ
山城「ああっ!私のまで!」
子日『観客席まで吹っ飛んでしまっちゃったね』
熊野『審査員の評価は!』
提督「やり過ぎじゃ」
補佐「ただ火薬を多く入れただけじゃ競技にならんだろう」
姪っ子「すごーい!」
整備士「山城の頭もか……」
熊野『確かに、これはやり過ぎですわね』
子日『だねー。しかしトリとして役目はしっかりと果たしてくれました』
熊野『というわけで、結果発表おおおおおおおおおおおお!!』
子日『……え!何それ!?』
熊野『いえ……』
子日『……』
熊野『で、では得点は!?』
子日『そういえば得点ってどうやって計算するの?』
熊野『えーっと……火薬量の合計ですわね。吹っ飛んだ場合は0pですわ』
子日『結局火薬量かよ!……じゃあこんな感じかな』
浜龍チーム 28p(+5p)
鳳照チーム 37p(+3p)
戦艦チーム 40p(+6p)
潜水チーム 44p(+5p)
子日『やっぱり天運は潜水艦チームに味方したようだねー』
熊野『みたいですわね』
子日『まあ、料理対決がきちんと行われてたらわかんなかったけど……』
熊野『でも料理対決の前から潜水艦はかなりの優勢でしたわ』
子日『それもそうだけど』
熊野『と、いうわけで優勝は潜水艦チームですわ!』
パチパチパチパチ
ワーワー
伊168「やったわ!みんなありがとー!」
ウォースパイト「Congratulation!」
長門「悔しいが完敗だな」
浜風「おめでとうございます」
龍驤「ま、楽しかったで!」
鳳翔「ええ、あんなにはしゃいだのは久しぶり」
子日『では潜水艦チームには優勝賞品である“一日補佐官を好きに出来る券”と』
熊野『“ネノヒーランドペアチケット”をお渡ししますわ!』
提督「うむ、これを使って英気を養ってくれたまえ!」
伊168「はい!」
補佐(そういえば私が賞品だった……!)
補佐兄「……えっそんなもののために戦ってたのか!?」
整備士「まぁ鎮守府ではよくあることだから」
補佐兄「よくあるのか!?どうなってるんだ海軍は!?」
ご覧のSSはネノヒーランドの提供でお送りしたよー!
セーカイーハーネーノヒー♪
というわけで、補佐官の執務室
補佐「吹っ飛ばされた時の怪我は大丈夫か?」
伊401「無傷だったよ」
補佐「アレで無傷か……」
伊168「それじゃあ早速なんだけど券を使わせてもらうわ」
伊401「予約しておこうと思って。予定の兼ね合わせとかもあるだろうし」
補佐「例の、その、私を一日好きに出来る券か……まあ賞品になってしまったものは仕方あるまい」
伊168「それじゃあ……」
伊401「えーっとぉ……」
何してもらおうかな?
↓1伊168
↓2伊401
ってところで一旦ここまで
【五月雨とさみちゃん】
突然だが五月雨とさみちゃんの違いをご説明しよう!
五月雨「わぁ、突然ですね」
さみちゃん「私の方が可愛いってことぐらいしか違いはないけど」
五月雨「……」ムカッ
五月雨「えいっ!」シュパッ
シュルルル
ドーン!
五月雨「やった!」
補佐「大変結構」
雷撃の方が得意なのが五月雨
ドン!ドン!
憲兵「……なかなか筋がいい」
さみちゃん「でしょぉ~?」
砲撃の方が得意なのがさみちゃん
五月雨「戻りました!」
提督「うむ、よくやった」
遠征でお世話になるのが五月雨
憲兵「起きなさい、もう朝だよ」
さみちゃん「あと5時間……」モゾモゾ
憲兵のお世話になるのがさみちゃん
五月雨「ち、遅刻だぁ~~~~!!」ドタバタ
潮「落ち着いて、時計一時間進んでるよ」
五月雨「えっ……あ、ホントだ!」テヘヘ
朝からドタバタなのが五月雨
まるゆ二型潮「出ていけぇ!!!」
さみちゃん「いやぁ、すいません」テヘヘ
夜中にドタバタして寮を追い出されたのがさみちゃん
五月雨「みんなが優しい気持ちを持っていれば争いなんてなくなるのに」
時雨「甘いね、嫌いじゃないけど」
甘ちゃんなこと言うのが五月雨
さみちゃん「きついーもう歩けないー車で行きましょうよー」
憲兵「……」
甘ったれたこと抜かすのがさみちゃん
五月雨「うわあクリームチーズ!私これ大好物なんですよ!」
熊野「お気に召してよかったですわ」
クリームチーズが大好きなのが五月雨
さみちゃん「あ~……おはようございます……」
憲兵「今すぐお風呂に入ってきなさい」
さみちゃん「え?」
憲兵「いいから」
時々クリームチーズみたいな臭いがするのがさみちゃん
五月雨「えへへ、ちょっとはしゃぎすぎちゃったね♪」
電「お洋服を買いすぎたのです」
ついつい洋服を買い過ぎちゃうのが五月雨
さみちゃん「ぐえへへ、ちょっとはしゃぎすぎちゃったかも」グデングデン
憲兵「……」
ついつい洋酒を飲み過ぎちゃうのがさみちゃん
五月雨「あっ」コケッ
ビチャア
江風「熱ーい!バカ野郎!!」
五月雨「ご、ごめんなさい!」
ドジ踏んじゃうのが五月雨
さみちゃん「ソースもっかいつけちゃおっと」ベトッ
大阪提督「!!」
憲兵「……」
地雷踏んじゃうのがさみちゃん
如月「補佐官!ホアアーッ!!ホアアアアアアーーーーッ!!」
五月雨「えぇ……」
なんかヤバい同僚がいるのが五月雨
部下「大佐!ホアアーッ!!ホアアアアアアーーーーッ!!」
さみちゃん「えぇ……」
なんかヤバい同僚がいるのがさみちゃん
五月雨「この人が同じ五月雨とは思いたくありません」
さみちゃん「……いつもそうよ、誰もがそう言う、お前なんか艦娘じゃないって」
五月雨「えっ……」
さみちゃん「そうやっていじめられてきた……」
五月雨「あ、あの……」
さみちゃん「私があまりにも美しいから嫉妬してるんですね、わかります」
五月雨「……」
チャンチャン♪
こんだけ
っぽい
【レ級は温泉に入りたい】
某秘湯...
提督「いいお湯じゃわい」
整備士「やっぱりこの温泉は格別だな」
補佐「しかし、艦娘たちは今も訓練を受けていると考えると気の毒ですな」
提督「なに、わしら将校は年中無休じゃ、たまにはこうして休まないといかん」
整備士(たまに仕事ほっぽりだして休暇に行くくせによく言うよ)
補佐兄「俺なんかも一緒についてきてしまっていいんですかね」
補佐「気にするなよ」
提督「そうじゃよ、ものはついでと言うもんじゃ。のう大佐」
憲兵「いつもご招待感謝します」
姪っ子「がらがらがら、ぺっ」
補佐兄「こらっ!」
ちなみに艦娘たちはというと
めっちゃ厳しい暁「ビッグセブンの誇り?へぇ、ビッグセブンの誇りねぇ、誇りがあんたを守ってくれるっていうの?」
長門「い、いえ、そういうつもりでは……」
めっちゃ厳しい暁「そもそもあんたたち戦艦は鉄くずの出来損ないなんだから誇りなんざ吹いて飛ぶようなものよ!」
長門「」
めっちゃ厳しい暁「私の訓練に文句があるならもっと史実で活躍してから出直してこい!腕立て伏せ30回!」
長門「は、はいぃ」
めっちゃ厳しい暁「火薬庫!!!魚雷100本は撃ち終わったの!?」
北上「い、いえ、まだです!!」
めっちゃ厳しい暁「遅いわ!!!ちんたらしてる間に仲間を死なせたいの!?」
北上「すみません!!」
めっちゃ厳しい暁「それからさっきから空母連中は何をぼさっとしているの!!私は他に指示を出しながら囮役をやっているのに一発の爆弾も魚雷も当たってないじゃない!!!」
サラトガ「A thousand apologies, ma'am!!!」
霞(くっ、やはり噂通りの厳しいお人だ……)
補佐「ですが、前線も近いというのにどうしてここで訓練を?」
提督「君も見たじゃろうが、ここの艦娘たちは練度が高くてな」
整備士「高いって言うかありゃバグと言っても良いよ」
補佐「なるほど、前哨拠点としても優秀なわけですか」
一方、温泉に近づく不審な影があった。
レ級「もうすぐで辿り着くと思いますよ」
重巡棲姫「温泉というものは入ったことがないから楽しみね」
レ級「温泉には戦いで受けた傷や疲れを癒す効果があるそうです」
重巡棲姫「うむ、それでこそ隙を見てうまく潜り込んだ甲斐もあるというものだ」
ワイワイ
レ級「あれ?誰かいるみたいですよ」
重巡棲姫「なに!?せっかくここまで来たのに……ちょっと見てこい」
レ級「は、はい」
提督「極楽極楽、結構毛だらけ猫灰だらけ」
憲兵「……」
ザバザバ
補佐兄「すごい!うちの子ってばバタフライなんかどこで覚えたんだ!?」
補佐「泳がすな!」
整備士「まあまあいいじゃないか」
ワハハハハハ
レ級「ジジイが一人、おっさんが三人、子供が一人、ハゲが一匹です」
重巡棲姫「ハゲに厳しいなお前……まあいい、艦娘はいないのね?」
レ級「艦娘らしきものはいませんでしたね」
重巡棲姫「ふふふ、ならば奴らを捕まえるのだ」
レ級「はあ、温泉はどうなさいますか?」
重巡棲姫「温泉など後回しだ!」
レ級「は、はあ……」シュン
ここまで
めっちゃ厳しい暁はめっちゃ厳しいしめっちゃ強い、レベルとか255ぐらい
補佐兄「この子がのぼせてきちゃったみたいだからお先に失礼」
補佐「あいよ」
スタスタ
提督「我々もそろそろ上がろうかの」
ガサガサ
憲兵「?」
レ級「やいお前ら!」
「「きゃー!エッチ!」」
レ級「あ、これは失礼しました……」
重巡棲姫「失礼しましたじゃないわ!!」
提督「き、貴様たちは深海棲艦!?」
補佐「どうしてこんなところに」
重巡棲姫「ふふふ……こうするためだ!」
ヒュンッ
ガシィン
提督「うわ!まるでアニメの敵女幹部みたいに鞭で捕えられしまった!!」
整備士「くそっ、俺たちをどうする気だ!まさか、薄い本みたいに!?」
レ級「ではまず貴様から丁寧に切り刻んでやろう、薄い本みたくぺらっぺらにな」
整備士「」
重巡棲姫「薄い本みたいにするとしてもお前にだけは絶対手を出さないから安心しなさい」
整備士「(´Д⊂グスン」
提督(えらいことになってしまったな)ボソボソ
補佐(何とかして艦娘たちに知らせねばなりません)ヒソヒソ
「やいてめーら!」
重巡棲姫「!?」
さみちゃん「何してくれちゃってんですか!」
憲兵「!」
補佐「五月雨!?いや、さみちゃんか……」
提督「この際さみちゃんでも助かったわい」
重巡棲姫「お前こそビデオカメラ構えて何してる!?」ガビーン
さみちゃん「温泉の野郎どもを撮影し、艦娘たちに高値で売り飛ばす計画がおじゃんになっちゃったじゃないですか!」
レ級「とんでもないくそ艦娘だった!」ガビーン
憲兵「……うちのがすみません、後でしっかりと躾けておきますので」
提督「う、うん……」
さみちゃん「ったくよぉ!おめえらはよぉ!」
レ級「しかし、こっちは戦艦と重巡、無理せずに逃げた方がいいんじゃないか」
さみちゃん「……」
ダッ
レ級「何の躊躇もなく逃げた!」
重巡棲姫「逃がすか!」
ヒュン
バシィ
提督「あ、捕まった」
憲兵「……」
さみちゃん「……てへっ☆」ペロッ
提督「お前たち、我々を捕えて人質にでもしようつもりならやめるんじゃな」
重巡棲姫「なに?」
提督「我々将校の代わりなどいくらでもいるのだ」
補佐「その通り、首ならいつでも撥ねるといい」
整備士「そうだぜ、殺すなら殺せ!」
重巡棲姫「じゃあ殺すか」
レ級「待ってください!殺しちゃったらこのSSおしまいですよ!」
重巡棲姫「別にいいでしょ、作者も最近EU4ばっかりしてやる気ないみたいだし」
レ級「また身も蓋もないことを……」
重巡棲姫「それに人質としての価値もないんだし」
レ級「そうですけどだからと言ってむやみやたらに殺生は……」
ヤイノヤイノ
めっちゃ厳しい暁「全員、小休止」
「は、はいぃ」
ヤットキュウケイダ…
シヌカトオモッタヨ
めっちゃ厳しい暁「……やれやれ、大人しく帰れば見逃してやろうと思ったのに。そこの、来なさい」
卯月「わ、私ですか?」
めっちゃ厳しい暁「そうよ」
卯月(せっかく休憩できると思ったのに……ぷっぷくぷ~)ムスー
めっちゃ厳しい暁「実弾を用意してきなさい」
卯月「え?実弾、ですか……?」
ここまで
国後めっちゃ欲しい
卯月「いきなり森に入ってどうしたんです」
めっちゃ厳しい暁「紛れ込んだのよ、ネズミが二匹ね」
卯月「わかるんですか?」
めっちゃ厳しい暁「ココが違うからね」
卯月「どうして教官はそんなにお強いんでしょう」
めっちゃ厳しい暁「愛ゆえによ」
卯月(えぇ……)
めっちゃ厳しい暁「私には愛する人がいた……」
卯月(なんか始まっちゃったぴょん)
ホワンホワンホワーン↑
まだ厳しくない暁「わいわーい」
暁の提督「暁くんもつだぞ」
まだ厳しくない暁「ところで暁の後輩はまだなの?」
暁の提督「こうはいしたいだってぇ~~~~~~!?」
あの人は優しかった……
卯月「なんかその人ちょっとバグってない?」
しかしある日、深海棲艦の強襲を受けた
ウゥー!
まだ厳しくない暁「あんな数の敵……一体どうすれば」
暁の提督「おめえはよお、考えが甘いんだよ!」バッ
まだ厳しくない暁「え!?」
ドーン!
ガラガラガラ
まだ厳しくない暁「ああ!瓦礫が!」
暁の提督「おはようダメージ」
まだ厳しくない暁「あたしは艦娘なんだから庇わなくたってよかったのに……」
暁の提督「ありがとうございましたしんでしまった!」
私はあの人を守れなかった……あの人を深く愛していたというのに!
卯月「やっぱりバグってるぴょん!」
そして、それを悔いた私は修行に打ち込み、艦娘の潜在パワーを引き出すことに成功したのよ
ホワンホワンホワーン↓
卯月「……」
めっちゃ厳しい暁「艦娘の力は精神の力、即ち愛の力でもあるのよ」
卯月「その人は、もう……」
めっちゃ厳しい暁「いや生きてるけど」
卯月「生きとんのかーい」
補佐兄「おや、君は確か駆逐艦の……」
姪っ子「ドゥーちゃん」
卯月「うーちゃんぴょん!そんなどこぞの総統みたいなのじゃないっぴょん!」
めっちゃ厳しい暁「どうも。この先の温泉で何か奇妙なことはありましたか?」
卯月「温泉?」
補佐兄「うん、温泉があるんだよ。ちょっとお邪魔させてもらったんだけど。別に変なことはなかったな」
めっちゃ厳しい暁「そうですか、すぐに山を下りた方がいい、恐らく深海棲艦が紛れ込んでいます」
補佐兄「し、深海棲艦!」
姪っ子「見たい!」
補佐兄「ダメ!危ないから帰るよ!」
姪っ子「あたしは見たい!あたしは見たい!深海棲艦見たい!早く見たーい!」
補佐兄「駄目だったら!すみません、ありがとうございます!」
タッタッタッ
ウオーーミセローー
卯月「……温泉、ぴょん?」
めっちゃ厳しい暁「ん、知らなかったの?」
卯月「全然」
めっちゃ厳しい暁「まぁ、将校たちは年中無休だから……」
卯月(流石に将校にはちょっと甘いのか……)
レ級「そもそも国際法というものはですねぇ」
重巡棲姫「わかったわかったそのなんたら条約の則ってやればいい」
レ級「そうですよ、はじめっからそうすればいいんですからもう」
提督「へーくし!なんでもいいけど、湯冷めしちゃったわい」
レ級「そうだ、温泉に入りましょうよ」
重巡棲姫「ふん、私はそこの下品な男との混浴はゴメンだ」
レ級「それもそうか」
さみちゃん「確かに」
整備士「……泣いていいかな」
補佐「い、いや、ひょっとすると私のことを言ってるのかも」アセアセ
提督「いや、ワシじゃよ、ワシもジジイじゃから」アセアセ
憲兵「私も三十代だし……」
重巡棲姫「ハゲ!お前は解放してやるからどっか行け!」
整備士「(´Д⊂グスン」
さみちゃん「ハゲに厳しいSSだなぁ」
めっちゃ厳しい暁「そろそろよ……」
卯月「……」ゴクリ
めっちゃ厳しい暁「戦艦と重巡が一隻ずつか……やれるわね?」
卯月「戦艦と重巡……!?いや、厳しいかと」
めっちゃ厳しい暁「ああ?」
卯月「やります」
ガサガサ
めっちゃ厳しい暁「!」
卯月「……!」
整備士「ひどい、裸で追いやるなんて……」シクシク
めっちゃ厳しい暁「」
卯月「あ、おっちゃん」
整備士「!?こ、こんなところで何を……あっ///」
卯月(誰得やねん)
キャァァァーーーーー!!!
ここまで
国後出たやったー!というか国後しか出てない
キャァァァーーーーー!!!
レ級「今のは?」
重巡棲姫「ちょっと見てこいよ」
レ級「えー……」
補佐「今のは、暁の声ですね」
提督「多分ここの暁じゃろう」
さみちゃん「おっさんと出くわしてしまったってところでしょうね」
憲兵「……」
提督「よし、それなら叫べばこちらに気が付くじゃろう」
整備士「ご、ごめんね、本当に」
卯月「い、意外な弱点が……」
めっちゃ厳しい暁「」ブクブク
卯月「しかし困っちゃったぴょん」
ダレカーーー!タスケテクレー!
卯月「……!!」
卯月(……でもうーちゃん一人じゃどうしようもない)
補佐「……ダメか」
提督「うーむ……」
レ級「ふふふ、無駄な足?きだったみたいですね」
重巡棲姫「……それにしても、こうして見るといい男ね。そちらのナイスミドル?」
提督「え!?ワシ!?」
重巡棲姫「お前じゃないわジジイ!」
憲兵「……」
重巡棲姫「うふふ……」
ピト
さみちゃん「おい大佐に触んなや!深海棲艦がうつる!」
重巡棲姫「うつんないわよ!え!?うつんないわよね!?」
レ級「まあ、伝染病の類ではありませんし」
重巡棲姫「深海棲艦は種族よ種族!これはヘイトスピーチよ!」
さみちゃん「だまらっしゃいこのビッチが!」
憲兵「……」
重巡棲姫「うるさいガキめ……あなたをこの場で処刑してあげる」
さみちゃん「あ、どうぞご自由にお触り下さい」
重巡棲姫「えぇ……」
憲兵「……」
重巡棲姫「なんか萎えちゃったし、こっちのイケメンでいいわ……」
提督「え!?ワシ!?」
重巡棲姫「お前じゃないっての!」
レ級「今思えば混浴してるんですよね……」
重巡棲姫「ふふふ……こんな山奥の温泉で男女が混浴、何も起こらないはずもなく……」
ピト
補佐「……」
重巡棲姫「うふふ……」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
重巡棲姫「ん?なんだこの気配は?」
卯月「……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
レ級「か、艦娘……!」
提督「おぉ!助かった!」
補佐「ホッ」
重巡棲姫(なんかめっちゃ怒ってる怖い!)
卯月「……」
レ級「しかしたかが駆逐艦、戦闘力は大したことないはず!」
卯月「……」スッ
ズドン!
レ級「……!」
バタッ
重巡棲姫「な、い、一撃でレ級が、一撃でレ級がズドン!バタッって、ズドン!バタッって……ただの駆逐艦砲じゃないの!?」
卯月「次はお前だ」
重巡棲姫「ぴぃ!」ビクッ
卯月「……」スッ
重巡棲姫「ま、待った!ちょいと待った!」
卯月「……」
重巡棲姫「へ、へへっ、すいませんねぇ、ちょっと、温泉入りに来ただけで、へへへっ」
卯月「……」
重巡棲姫「か、帰ります」
スタコラー
レ級「お、置いてかないで……」
ズリズリ
卯月「……」
補佐「う、卯月、お前……」
提督「うむ!上出来じゃ!」
さみちゃん「あれぐらい私にもできますよ!今回はちょぉっと本気出してなかっただけです」
憲兵「……」
卯月「……司令官!!補佐官!!この温泉は何ぴょん!!」
提督「ええ!?あ、ああ、これはだなぁ……」
卯月「ま、今回はみんなには内緒にしておいてあげるっぴょん」
提督「ほっ」
卯月「口止め料は補佐官に払ってもらうぴょん」
補佐「えっ、私ぃ?」
卯月「むふふ……」ヌギヌギ
補佐「え?え?」
卯月「ぴょーん!!」ダキッ
補佐「わわわ!ちょっと!」
卯月「さ、邪魔者は帰った帰ったぴょん!」
提督「む、そうじゃな。チョビくん、戻ろうか」
憲兵「そうですね」
さみちゃん「撮影なら任せろー!」
憲兵「帰るよ」
さみちゃん「はい」
ゾロゾロ
補佐「え、えっと……」
卯月「むふふふふ……」
めっちゃ厳しい暁「」ブクブク
整備士「えーっと、どうしよう……」
ここまで
海防艦もいいけど海外の駆逐艦も実装しろぉ!
【うーちゃんとむふふふふ】
卯月「むふふふふ……」
補佐「あ、あまり引っ付くなよ」
卯月「やーだぴょん」ギュー
補佐「むぅ……」
卯月「補佐官は、うーちゃんのこと嫌い?」
補佐「そんな訳はないさ」
卯月「でも気持ちに応えてはくれない」
補佐「……実は迷ってるんだよ、応えていいものかどうか」
卯月「……」
補佐「応えてやりたい気持ちはある」
卯月「応えてヤりたい?」
補佐「珍しく割とシリアスなシーンなんだからもうちょっと抑えて」
卯月「抑えきれないぴょん」(*´Д`)ハァハァ
補佐「え」
卯月「だってうーちゃんのお尻に補佐官の主砲が」
補佐「言うな!」
卯月「もうすっかり準備万端みたいだし……ね?」
補佐「待て待て、最後まで言わせて」
卯月「んもー……」
補佐「とにかく、如月も潮も青葉も鳥海もしおいもイクも、受け入れてやりたいんだけどそれって倫理的にどうかなって!」
卯月「少女を戦争に送ってる時点で倫理観はすでに崩壊してるぴょん」
補佐「それはそうやな(´・_・`)」
卯月「というわけで、がおー!食べちゃうぴょぉーーん!!」
ガバッ
バシャーン
補佐「食べないでくだおごっ!おぼぼぼ、溺れる!!」
ドッタンバッタン
めっちゃ厳しい暁「な、何よあれ!?なんでこんなところで、そんな大胆な!?うわわわわ……///」
憲兵「……」
さみちゃん「……」ジー
めっちゃ厳しい暁「わっ!?」
憲兵「カメラはちゃんと回ってるかね」
さみちゃん「ばっちしです!」
憲兵「終わってから録画されてませんでしたってのが一番腹が立つ事だからね」
さみちゃん「しかし、盗撮しようとはお人の悪い……」ニヤニヤ
憲兵「戦闘詳報を一回一回確認するのは手間だからね」
めっちゃ厳しい暁(な、なんなのよこいつらは!)
めっちゃ厳しい暁「……」
バグった暁「……もうめんどうみきれよう。帰ってゲームするぜ!」
こんだけ
うーちゃん!
【葛藤の補佐官】
島風「今日も膝の上座っていい?」
補佐「ああ、どうぞ」
ポフン
島風「えへへ」
補佐「……」
補佐(一度アレを経験してしまうと、意識してしまうな……)
島風「……お仕事しないの?」
補佐「え?ああ、するよ」
カキカキ
島風「~♪」
補佐「……」
ススス
島風「!」
補佐(し、しまった、つい手を太ももに……!)
スリスリ
島風「……」
補佐「……」
補佐(頼む、拒絶してくれ……!)
島風「……」
補佐「……」
ススス
フニフニ
島風「んっ……」
補佐(これ以上は、絶対にマズい……!止めなくては!誰か止めてくれ!)
「大丈夫だよ!だって毎日のように膝の上に座ってくるってことはそういうことだもん!」
補佐(なんだ!?誰だ!?)
悪魔「私は心の悪魔だよ!」
補佐(ええ!?)
悪魔「君はけだものなフレンズなんだね!」
補佐(けだもの、そうだ、これではただのけだものじゃないか……!)
悪魔「大丈夫!うーちゃんが言ってたじゃない!『倫理観なんて既に崩壊してる』って!」
「やめるのだ補佐官!」
補佐(また来た!)
天使「これ以上手を出したら、キャリアの危機なのだぁー!」
悪魔「君、一体何なの?」
天使「もしコトを起こして島風ちゃんが言いふらしたらどうするのだ!」
補佐(その点については若干ゃ手遅れでして、もう太もも触っちゃったし)
悪魔「島風ちゃんはそんなことする子じゃないよ!」
天使「補佐官は立派な提督を目指しているのだ、それを邪魔しちゃいけないのだ!女の子に手を出すなんて言語道断なのだ!」
補佐(それも若干ゃ手遅れなんです……)
悪魔「そうだよ、もう手遅れなんだから楽しまなきゃ!」
天使「そんな退廃的な考えはやめるのだ!」
悪魔「じゃあ島風ちゃんの反応を見てみるといいよ」
島風「んん……補佐官……」
補佐「な、なんだ……」
島風「お尻も、触って……」
悪魔「ほら!島風ちゃんはね、エロいんだよ!」
天使「ぐぬぬ~~!き、きっと幻聴なのだ!疲れているのだ補佐官!」
補佐(こ、ここまで来たら、けだものになるしかないよな!)
天使「やめるのだ補佐官!風紀の危機なのだぁー!フェネックもそう言ってるのだ!」
補佐(フェネック?)
フィニック「ニックの野郎……警察官なんかになりやがって……」シクシク
補佐(フェネックギツネ違いだ!しかも泣いてるし!)
天使「こいつ誰なのだ!?」
悪魔「もういいよ、さっさと食べちゃえ!」
補佐「し、島風……」
島風「補佐官……」
ガチャ
ザラ「今に見ていろ深海棲艦、全滅だー♪ 補佐官、遠征終わりましたー」
補佐「! あ、ああ、ご苦労だった。物騒な替え歌を歌うんじゃない」
悪魔「あれ?また新しいフレンズが来たよ!?」
天使「ふっはっはっはっは!これでコトは阻止されたのだ!今回は天使さんの勝ちなのだ!」
ザラ「……島風ちゃん、また膝の上に座ってるの?」
島風「う、うん」
ザラ「うふふ、あまり補佐官に迷惑かけちゃ駄目よ」
島風「わかってるよ」
補佐「どうもここが落ち着くらしくてね」
ザラ「そんなに落ち着くのなら、ザラも座らせてもらおうかな」
アハハハ...
補佐(ふぅ、なんとか凌いだか……)
悪魔「んもー、しょうがないなー。今日のところは引き上げるけど、また来るからね!」
天使「望むところなのだ!天使さんが危機を必ず防いでみせるのだ!」
スゥ...
補佐(脳内の天使と悪魔も帰ったみたいだ)
フィニック「ニックの野郎……」グスン
補佐(お前はいつまで居座るつもりだよ!?)
こんだけ
パナマ運河は1999年の末にアメリカ領じゃなくなったそうだ。だからどうだと言うのだ
【運河】
補佐官と伊401はパナマへやってきていた。
伊401(ふふふ……パナマ運河に行くことが一日で終わるはずがない、かといって彼は断ることもできない)
伊401(つまり一日以上補佐官を好きなようにできる!)
伊401(はずだったのに……)
ハードヘッド「潜水艦なのにゼロ戦が積めるって本当?」
伊401「ゼロ戦は無理かなぁ……二式水戦なら頑張れば積めるかも?」
アトゥル「ロングランス見せてよ!」
伊401「あんまり乱暴に扱わないでね危ないから」
ソーフィッシュ「一回の補給で地球を7回半も回るんだってな」
伊401「なんか別の話と混ざってない?」
グレナディアー「凄く綺麗な髪だよね、コンディショナーとかやっぱり日本製のやつはいいやつなのかな」
伊401「ありがとう、特別いい物は使ってないけど……」
トライトン「あの一緒に来てた人って……ひょっとしてボーイフレンドとかかな!?」
伊401「……まぁ、ゆくゆくはってところ、かな?」
「「キャー!」」
伊401(この通り、ガールズトークに花を咲かせていた。なんでだ。んで、補佐官はというと)
米潜提督「伊400型潜水艦が来ると知ったら、彼女たちが会いたいと聞かなくてな」
補佐「それは光栄なことですな」
米潜提督「日本海軍では潜水艦の運用は?また以前のように艦隊に随伴する形を取っているのかね?」
補佐「無論、通商破壊任務にも従事させておりますし、伊400型は戦略的攻撃にも参加することがあります」
米潜提督「なるほど……しかし、日本潜水艦の速力と艦載機搭載機能は羨ましい限りだ」
補佐「そう羨ましがる程のものではありません、その為に静音性を犠牲にしていますから。第一、レーダーで捕捉できるのではないですか?」
米潜提督「そう、レーダーで捕捉できる、はずだった」
補佐「なんですって?一体どういう……」
米潜提督「それがわかれば苦労はしない。ジャミングされたのかステルスなのかはわからないが、とにかくレーダーが使い物にならない時があるのだ」
補佐「……それは、恐るべき問題では」
米潜提督「控えめに言って、重大な問題だ。まあこっちも色々研究しているからそちらもよろしくお願いしたい」
補佐「ええ、もちろんです」
伊401(珍しく真面目な話をしている……)
しかし、この話と設定は今後二度と出てこないのであった……。
米潜提督「あの話、気のせいだったよぉ~」
補佐「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」
そしてその夜。
補佐「今日は充実した一日だったな、運河も見れたし」
伊401「……」
伊401(ここからが本番だ……)
補佐「どうした、難しい顔をして」
伊401「今日一日、好きなようにしてもいいって言いましたよね?」
補佐「ま、まあ、それでこのパナマにいるわけだし」
伊401「何でもいいんですか?」
補佐「金がかかるのは勘弁してくれ」
伊401「それじゃあ……」ゴゴゴゴゴゴゴ
さぁ、どうしてくれようか!
安価↓1
伊401「子供が欲しいです」
補佐「え」
伊401「補佐官との、子供……」
補佐「い、いや、その、私は」
伊401「別にいいんです、補佐官があたしのことを愛してくれていなくったって」
補佐「な、何を言う、もちろん愛してる……!艦娘みんなもだ、私は全員に愛情を持ってだな」
伊401「……じゃあ、恋愛感情は無いって事?」
補佐「そ、そういうわけでは、もちろん君は可愛いし!……その、ドキッとしたりしないでも、無い」
伊401「じゃあ、作ってくれますよね?」
補佐「なんでそうなる!そもそも子供を作るってのはもっとちゃんと考えてからなぁ」
伊401「考えてる、考えてこの決断なんだから!」
補佐「そう、なのか……?」
伊401(そうでもないけど)
補佐「し、しかしねぇ」
伊401「じゃあ嫌いなんだ。あたしの事」
補佐「いや、好きだけども」
伊401「じゃあ子種ください!」
補佐「こだっ、えぇ!?」
伊401「ええい、まどろっこしい!」ヌギッ
補佐「こ、こら!」
伊401「ふ、ふふふふ、最初っからこうすればよかった……!」
補佐「……はぁ、わかったよ。私も男だし、好きにしていいって言ったのは取り消せないしな」
伊401「そうそう、初めから素直に聞き入れれば……って、あれ、ちょ、ちょっと……」
ガバッ
伊401「うひゃ!」
補佐「ひとつ言っておく。お前から、誘ったんだからな?」
伊401「う、ウヒヒ♥」
補佐「ウヒヒってお前……」
とりあえずここまで
パナマ運河である必要性はあまりなかったじゃないか!
【艦娘と子供】
補佐「ところで、艦娘って子供は出来るのかな」
初霜「……欲しいんですか?」
補佐「い、いや、そういうわけではないけどな、ちょっと気になってな」
初霜「どうせ誰かに迫られたんでしょうけど、子供が欲しいのなら諦めた方がいいでしょうね」
補佐「そうなのか……」
初霜「艦娘は人間『っぽい』だけで人間じゃありませんから。人造人間ではあるでしょうけどね」
補佐「そうか……」
初霜「……」
補佐「……」
初霜「別にそんな暗い顔しなくとも、人間と艦娘じゃ倫理観は違いますからお気になさらず」
補佐「そんな暗い顔してたか?」
初霜「ええ割と」
補佐「実はだな、しおいに子供が欲しいと言われて……」
初霜「へぇ~。……へぇ」
補佐「しかし、無理だと知ったら彼女悲しむだろうな、それとも知ってて言ったのかな。何かできることはないものか……」
初霜「さぁ?それじゃ、ズッコンバッコンよろしくやったらどうです」
補佐「そ、それは既に……///」
初霜「……惚気話がしたかったのですか?」
補佐「いやいや、違う!」
初霜「まあいずれにしても補佐官がロリコンであるということには変わりがないのでお兄さんに伝えておきます」
補佐「な、それだけはやめろ!姪っ子と遊ばせてもらえなくなるじゃないか!」
初霜「え、えぇ……冗談ですって言おうとしたけどやっぱり本当に伝えておいた方が……」
補佐「あ、違う!断じてそんな目では見ていない!!」
初霜「そんな目……? そんな目の話などしていませんが……? やはり……」
補佐「うぐぐぐぐ……はぁ、わかった、好きにしてくれ、もう……」(´・ω・`)
初霜「そうですか」(まあ別に黙っておくけど)
補佐「だがこれだけは言っておくがな、私はロリコンでもあるってだけだ!あと本当に姪っ子をそんな目では見てないからな!」
初霜「はぁ……いや威張って言うことじゃないでしょうけど」
補佐「じゃあ私は、そういえば訓練の補助があったからこれで失礼する」
スタスタ
初霜(……卯月としおいの話チラッとを聞いてから、なんだかずっとモヤモヤとした微妙な気分だわ)モヤモヤ
こんだけ
鋼材、燃料、弾薬、ボーキサイトとファックすれば艦娘とやったことになるんじゃないのか!?我ながら天才的なアイデアだ!
【何か危なげな領域に達した青葉】
青葉「……」ジー
『よ、よしてくれ卯月!』
『んふふ~、そうはいかないっぴょん!補佐官のここ、こんなになってるぴょん♥』
『そ、そうじゃな、ごぼぼ、おぼぼぼぼ』バシャバシャ
青葉「……」ジー
『あっ、だめだめ、そんなのまだ早いって♥』
『君からじゃないか、誘ったのは……』
『で、でもぉ♥ あっ♥』
青葉「……」
ピッ
青葉「ということなんです」
鳥海「ほう、NTRですか……死ぬわ私」ガクガクガクガク
鬼怒「……その二人を始末すればいいんだね?」
青葉「ふ、二人とも物騒なこと言わないで!」
鬼怒「じゃあなんで見せたんだよ」
青葉「なんかこう……滾るものがありませんか?」
鬼怒「憤怒とか?」
青葉「いえいえ、そういうものじゃなくてですね……」
鳥海「じゃあどういう意図で私たちにこれを見せたのですか」
青葉「……なりませんか?なんかこう、興奮するような、ゾクゾクする気持ちに」
鬼怒「え、ええ……」
鳥海「超人的な気持ち悪い性癖というほかはない」
なんかヤバい性癖に目覚めた青葉であった……悲しい性癖だった……
【テストっぽい!:空母+水母+潜水母艦+揚陸艦編】
補佐「それでは、航空母艦、水上機母艦、潜水母艦、揚陸艦の諸君に集まってもらった理由はわかるかな」
龍驤「全然わからん」
補佐「君たちも噂には聞いていたと思うが、テストの時間だ」
エー
加賀「テストなど今更受けるまでもないわ」
瑞鶴「あ、自信ないんだ?」
あきつ丸「揚陸艦って、自分しかいないでありますよ」
大鯨「潜水母艦も私だけですし……」
補佐「ま、まあそこは気にするな。名指しするのもなんか変じゃないか」
隼鷹「当然ご褒美は貰えるんだろうなぁ!?」ヒック
補佐「うむ、何でもありだ。なんでこのタイミングで酒を飲んでるんだ!?」
雲龍「補佐官が駆逐艦の子とエッチしたって本当?」
補佐「それ今聞かないでくれるかな」
キャー
ヒクワー
春日丸「えっと、愛の形は人それぞれだとは思いますよ……?」
補佐「無理に擁護してくれなくていい……余計苦しくなってくる……」
G・ツェッペリン「……」
サラトガ「……」
C・テスト「……」
補佐(ああ、海外艦たちの視線が痛い……)
アクィラ「年齢も種族も超えた愛、美しいですー♪」
補佐(……理解を示すのもいかがなものか)
鈴谷改二・龍鳳・大鷹を除く空母、神威改を除く水母、潜水母艦、揚陸艦の中で
いいぞ。な子↓1、↓2 だめだぞ。な子↓3、↓4
後日。。。
補佐「まぁ、呼び出した理由は言わなくてもわかるだろうが」
あきつ丸「うぅ、自分が最下位なのでありますね……」
翔鶴「……」ドヨーン
瑞穂「あの、お仕置きって何されるんですか……?」ビクビク
秋津洲「もうダメかも……終わりかも……」ガクガク
補佐「えっと、二人は上位だから全員落ち込まんでも……」
あきつ丸「そうは言っても五分五分の確率で下位であります!」
補佐「いや、もう順位は確定してるし、テストの点なんだから……」
秋津洲「もう早く発表して奈落に突き落として欲しいかも!」
補佐「わ、わかったよ。あきつ丸、翔鶴」
あきつ丸「……」
翔鶴「……」ゴクリ
補佐「お前たちが上位二名だ」
あきつ丸「お、おお!マジでありますか!?」
翔鶴「よ、よかったぁ……解答欄がずれてたかと……」ホッ
補佐「そして、自動的に水母の二人が下位二名であるということが確定した」
瑞穂「……オワリマシタネ!」
秋津洲「アア、オワッタ……!」
補佐「水上機母艦諸君は前線に出ることが少ないとはいえ、ちとたるみ過ぎじゃないかね」プンスカ
瑞穂「はい……」シュン
秋津洲「ごめんなさいかも……」ショボーン
補佐「そういうわけだから、上位二人はなにかご褒美を考えておくように。下がってよし」
あきつ丸「はい!」
翔鶴「わかりました」
スタスタ
補佐「さて、君たちはこのお仕置きボックスから一枚ずつ引いてもらおうか」
瑞穂「は、はい……」
秋津洲「……」ドキドキ
↓1瑞穂 ↓2秋津洲
瑞穂「はい」スッ
[瑞雲の研修]
瑞穂「えっ!?」
補佐「あー、それを引いてしまったか……」
瑞穂「な、なんですかこれ」
補佐「まあ十中八九、日向が入れたやつだと思うが」
瑞穂「一体どんな研修を……?」
補佐「わからんが、それなりの覚悟はしておいた方がいいだろう……」
秋津洲「じゃ、秋津洲も引くかも」スッ
[語尾に「かも」禁止]
秋津洲「でぇーーっ!?」
補佐「かなりピンポイントで狙ってきたな。以前、愛宕が似たようなことになったけど」
秋津洲「あ、秋津洲のアイデンティティの危機かも!」
補佐「まあまあ、一週間ほど禁止するだけだからな」
秋津洲「一週間でも!」
補佐「お仕置きだからな」
秋津洲「ぐにゅにゅ~……」
補佐「というわけだから、よろしく」
スタスタ
瑞穂「瑞雲の研修って……何……」
秋津洲「秋津洲の……アイデンティティが……」
ズーン
ここまで
語尾に「かも」禁止だから…
「なのです」(雷)
「の」、「ね」(伊19)
「ハイ!」(ろーちゃん)
等はOKって事か
【汗2】
汗をかく季節がやってきた。
補佐「ふふふ、かかってこい艦娘ども。このタオルアーマーを装備した私に勝てるかな?」
初霜「はぁ……」
文月「暑い暑い……あ」
補佐「むっ、来るか!」
文月「えい!」ベッチョリ
スタタタ
補佐「え、ええ……顔に……なぜ……」
初霜「やはり、補佐官に直接汗を塗り付けたい勢力が一定数いるのでしょうね」
補佐「何だその勢力は!」
赤城「……補佐官」
補佐「や、やあ赤城」
赤城「最近、ご無沙汰で寂しいです」
補佐「そういえばそうだな。また今度どこかに食べに行こうか」
赤城「そうですね、また誘ってくだシャウッ!!」シュバッ
ヌチャッ
補佐「ぬわ!髪の毛に!」
シュタタタタ
初霜「やはり彼女もでしたか」
加古「あーあ、まだ明るいじゃねーか……」
古鷹「こんな時間まで寝てて何を言ってるの。ほらよだれも拭いて」
加古「あーい……」フキフキ
補佐「わ、私の服で……タオルを避けて……」
古鷹「よし」
補佐「よしじゃないよね」
初霜「逆に攻勢に出るのはどうでしょうか。艦娘に汗を塗り付けるとか」
補佐「そ、そうか」スッ
ヌチャ
初霜「……私にじゃなくてね?」
補佐「ああ、すまん……どうかしていた……」
初霜「この状況そのものがどうかしているからまあいいですけど」
補佐「うん……」
初霜「さもなくば、むしろ積極的に塗られに行くとか」
補佐「うーん……」
初霜「まあ試してみましょう、あの艦娘で」
補佐「あ、ああ……」
スタスタ
補佐「ちょいと失礼、私に汗を塗ってみない?」
国後「え……何それっ!面白いと思ってるの?ふんっ!」
補佐「そうか、それは失礼した」
国後「やるんなら舐めとるぐらいしなさいよ!」ヌギッ
補佐「えっ」
国後「ほら、そっちから言い出したのよ、早く足を舐めなさい?」
補佐「……はい」
ペロペロ
初霜「えぇー……」
予想外の結末と初登場から格の違いを見せつける国後に困惑する初霜であった。
ここまで
どうかしてるぜ
最初のほう(前スレ)はまだまとも…ってか大丈夫じゃなかった?ww
【伊168と】
伊168は補佐官とスマホのアクセサリーを買いに来ていた。
伊168「このカバーも可愛いけど、こっちの実用的な方にした方がいいかなぁ……」
補佐「こんなに種類があるんだな……」
伊168「カバーだけじゃないのよ!こっち来て!」グイッ
補佐「う、うん」
伊168「このフィギュアみたいなのは実はスマホスタンド!」
補佐「洒落てるね、面白い」
伊168「こっちは、後ろに付けて手から落としにくくするリング」
補佐「この間スマホ落としちゃって画面が割れちゃったんだよな……もう少し早く知っていれば……」
伊168「だったら今買えばいいじゃない!」
補佐「そうだなぁ……」
伊168「こっちはレンズ」
補佐「レンズ?」
伊168「そ。カメラを取る時に使うと遠くのものも画質を落とさず綺麗に撮れるんだから」
補佐「へぇー!そういうのもあるのか、これは買いだな」
伊168「写真撮るの?」
補佐「艦娘の写真が結構入っててな」
伊168「え、それって、そーゆー写真じゃ……」
補佐「普通の写真だよ!訓練中のとか!」
伊168「……」
補佐「ホントだって」
伊168「……あと、こっちはイヤホンジャックで、それから…」
・・・・・
補佐「一日好きにしていいって話なのに、たったこれだけでいいのか?」
伊168「うん、別に他に欲しいものはないし」
補佐「もっとこき使ってくれたっていいんだぜ、いっぱい買い物して荷物持ちとかさ」
伊168「うーん……そうだ!」
《隠れ家的カフェ“オーシャンアビス”》
伊168「こないだ磯波に教えてもらったんだ、美味しいんだって」
補佐「へぇ、なかなか雰囲気のいいカフェじゃないか」
伊168「……ここまで来るのに3回ぐらい道を間違えたけどね」
補佐「ああ、疲れたな……」
カランコロン
店主タ級「わぁ!いらっしゃい!どうぞどうぞ!こちらへ!」
補佐「」
伊168「」
店主タ級「どうぞどうぞこっち座って!」
補佐(し、深海棲艦!?)
伊168(なんでこんなところに!?)
店主タ級「ねえねえなに頼みます!?色々ありますよ!おすすめはこの『ジャンボフルーツパフェ』です!」
伊168「え、えっと、それじゃあ、紅茶とパンケーキを」
補佐「あー、コーヒーゼリーをお願いします」
店主タ級「『ジャンボフルーツパフェ』は注文しないんですか……」シュン
補佐「……」
店主タ級「……」ウルウル
伊168「わ、わかったわよ!ジャンボフルーツパフェ一つ!」
店主タ級「わぁ!ありがとございます!じゃ、ちょっと待っててください!」パァ
スタスタ
補佐「……あれ、ってどう見ても戦艦タ級だよな」
伊168「う、うん……どうもそうらしいわね……」
補佐「しかし、どうもこちらに危害を加えるような様子じゃないな……」
伊168「……見なかったことにしよう」
補佐「そうだね」
・・・・・
店主タ級「お待たせしました!ジャンボフルーツパフェです、はいどうぞ!」
ゴトッ
補佐「大きい」
伊168「そりゃ、ジャンボだから……」
補佐「人の頭三つ分ぐらいある」
伊168「『アイオワ監修!伝説的超巨大アルティメットウルトラパフェ・ザ・グレート』よりデカいわ」
店主タ級「……」ニコニコ
補佐「い、いただきます……」パクッ
伊168「あっ、美味しい!」
補佐「おお、本当だ、これはうまい」
店主タ級「北海道の雄大な牧場で育った牛のお乳を使ったアイスクリームに新鮮なフルーツと生クリームをたっぷりとのせた王道のパフェをそのままジャンボにしてみたんです!」
補佐「へぇ~」
伊168「やっぱり変わり種よりも王道よね」(量はともかく)
店主タ級「……」ニコニコ
補佐「……」パクパク
伊168「……」モグモグ
店主タ級「……」ニコニコ
伊168「……あの」
店主タ級「なんですか?あっ、追加のご注文ですね!」
伊168「いいんですか、ここにいて、なにか仕事あるんじゃ」
店主タ級「大丈夫です!お客さん全然来ませんから!」ポフッ
伊168(なんか普通にナチュラルに隣に座ってきたわこの人……)
補佐「そんなにお客は来ないんですか?」
店主タ級「来ませんね、誰も」
補佐「まぁ、道のりがわかりにくいっていうのはあるみたいですから」
店主タ級「えっ、そうなんですか!?」
伊168「知らなかったの……」
補佐「まぁ、友人たちにも教えておきますよ今度」
店主タ級「ありがとうございます!」
数分後...
伊168「……」ケプッ
補佐(一心不乱に食べ続けてようやく半分か……)
店主タ級「……」ニコニコ
伊168(もう、腹九分って感じだけど、見られてるし残しづらい……)
店主タ級「あっ、そうだ!」
タッタッタ
伊168「?」
・・・・・
店主タ級「はい、お待たせ!」
コト
伊168「ぱ、パンケーキと紅茶……」
補佐「あれ、頼みましたっけ……」
店主タ級「最初に頼まれてたの忘れてました!申し訳ありません……」
伊168(もう入らないわよ!!なんで今持ってきた!!)
補佐(ゼリーで助かった……)
伊168「……」チラッ
補佐「……お、美味しそうなパンケーキだね、一枚貰ってもいいかな」
伊168「そう?じゃああg」
店主タ級「持ってきましょうか!大丈夫!お代はいただきません、サービスです!」
補佐「えっ」
スタタタ
伊168「……ごめんなさい」
補佐「いや……うん……」ズーン
・・・・・
《鎮守府:廊下》
補佐「……」
リベッチオ「わーい!補佐かーん!」シュタタタ
補佐「近づくなっ……!」
リベッチオ「えっ!?」ビクッ
補佐「どうなっても知らんぞ……!今の私に触ったら……!」
リベッチオ「……!」
補佐「……」ノソノソ
リベッチオ「い、一体何が……!?」
《潜水艦寮》
伊168「げぇー……食べ過ぎた……」ポッコリ
伊8「おかえり……どうしたのそのお腹!?」
伊168「いや、ちょっと補佐官とね……」サスサス
伊8「え……」
伊168「いや、あれはやり過ぎだったわね……」
伊8「え……え……?」
伊19「おかえりなの!イムy……」
伊168「ただいま~。はーあ、なんか気分悪い……十中八九このお腹のせいだけど……」
ノソノソ
伊8「な、何かの間違いじゃない?そんな、一朝一夕あんなお腹になるはずが、というかそもそも艦娘が……」
伊19「」
伊8「しっかりしてイクちゃん!なんか今まで見たこともないような顔になっちゃってるよ!」
ここまで
スマホアクセサリーって色々あってすっごーい!
【瑞雲の研修?】
日向「そうか……やはり来たか、瑞雲の時代が」
瑞穂「はぁ……」
日向「ならばさっそく始めるとしよう、『STEP1:見破れ』」
瑞穂「見破る?」
日向「そうだ、瑞雲とそれのまがい物を用意するから見破るんだ」
瑞穂「は、はぁ……」
瑞鶴「……」
瑞鳳「……」
瑞雲「」
瑞穂(ひょっとしてアレじゃないよね?)
日向「さあ、見破ってみせろ!」
瑞穂「えぇーっ」
瑞鶴「……」
瑞鳳「……」
瑞雲「」
瑞穂「え、えーっと……」
日向「いや待て、お前ひょっとして……瑞雲……?」
瑞穂「えぇーっ!?瑞穂です!」
日向「そうか……すまん、見間違えた……続けてくれ」
瑞穂「えぇー……その、そっちじゃないかと」
瑞雲「」
日向「いや、はずれだ……」
瑞穂「え!?」
日向「ん……?よく見たら……いやあたりだな、まさか一目で見破るとはな、逸材だ」
瑞穂「えぇ……」
日向「一番弟子の最上ですら一目というわけにはいかなかったぞ、流石だな」
瑞穂「えぇー……」
瑞鶴「瑞穂」
瑞穂「は、はい」
瑞鶴「…………」
瑞穂「えぇ……ひきつけて無視……?」
日向「ではSTEP2に移ろうか瑞穂」
瑞鳳「はい」
瑞穂「えぇっ!?それ瑞鳳さんですよ!?瑞鳳さんも普通に返事しないでください!」
日向「はっはっは、瑞雲は冗談がうまいな」
瑞穂「えぇーっ!?瑞穂です!」
瑞鶴「瑞穂」
瑞穂「は、はい」
瑞鶴「…………」
瑞穂「えぇーっ!?また!?」
日向「『STEP2:瑞雲を倒せ』」
瑞穂「ええ、倒すんですか!?」
瑞鳳「瑞穂、参ります。攻撃開始。撃ち方、始め!」
ペチペチ
瑞穂(こいつセリフまでっ!この状況、なんとかしなくては……っ!瑞穂、しっかり!……ん?)
クンクン
瑞穂「なんかお酒臭い、酔っているんですか?」
Troia!!!
瑞穂「!?」
ポーラ「Vaffanculo!!Uccidi maculato!!!」ドドドド
日向「やばっ、逃げろ!!」ダッ
ポーラ「瑞穂!!捕まえて!!」
瑞穂「えっ!?えっ!?」ガシッ
日向「ぬぅ~~~~っし!!」ズザァ
ポーラ「Grazie!」
瑞穂「ええっと、どうも……」
ポーラ「よくも、よくも私の秘蔵のお酒をぉぉぉぉおおぉぉお~~~~~!!!!」
日向「瑞雲に免じて許s」
ガッシ!ボカッ!
瑞穂「えぇ……」
☆HappyEnd☆
こんだけ
瑞雲(六三一空)
【さみちゃんと例のブツ】
さみちゃん「……」キョロキョロ
憲兵(最近、さみちゃんが何やら怪しい動きをしている。ロクでもないことを企てるのはいつものことだが)コソコソ
さみちゃん「……あ」
明石「やあどうも、いつも悪いですねぇ」
さみちゃん「いやいやこちらこそ」
憲兵(何かを取引しているのか)
さみちゃん「例のブツは用意してありますよ」
明石「それじゃあ…」
さみちゃん「待った、先にお代をいただきます」
明石「……毎回このくだりやるのやめません?」
さみちゃん「でもこれやったら、ぽいじゃないですか」
明石「まあ、雰囲気は出ますが……はいお金」スッ
さみちゃん「はいどうぞ。バッチリ撮れてるとは思うけど」
明石「いやーありがたいなぁ、補佐シコ民たちも喜びますよ」
憲兵(何やら新出ワードが出たが、おそらくは盗撮ビデオの取引だろう。まあアイツのなら別にいいだろう……)
明石「それからもう一つのブツを……」
さみちゃん「ふふふ、どうぞ……」スッ
明石「おぉ、ブラヴォー……我が鎮守府にも一定数のチョビシコ民がいるもんでしてね……」
憲兵(……)
さみちゃん「高くつきますよ」
明石「言い値で買いましょう」
さみちゃん「6万8000円」
明石「た、高い!補佐官の分は3000円とかなのに!」
さみちゃん「なかなかガードが固いからですね!貴重さが違いますよ!」
明石「流石に、6万は無理かな……もうちょっと安くなりません?」
さみちゃん「じゃあ6万7980円」
明石「20円しか安くなってない!じゃあ諦めます……」
さみちゃん「それは残念です」
明石「えーっと、でもどうしようかな……」
憲兵(……いずれにせよ、彼女の部屋に機材があるはずだから処分しなくては。害虫を根城から滅ぼすようにね)
スタスタ
さみちゃん(……などと考えているのでしょうが甘いですね。全てはこのスマホに入っているのです!)バァーン
明石「6万、6万かぁ……」ウーム
憲兵とさみちゃんの静かなる戦いが始まる、のか?
【空母のご褒美】
あきつ丸「お、翔鶴どの」
翔鶴「あきつ丸さん、ひょっとして例の件で?」
あきつ丸「そうであります。ご褒美、実に楽しみでありますなぁ」
翔鶴「そうですね、うふふ」
コンコン
あきつ丸「あきつ丸と翔鶴であります」
ハイレー
ガチャ
あきつ丸「失礼します」
翔鶴「どうも、補佐官」
補佐「おお、ということは決まったんだな」
あきつ丸「はい、それで補佐官に伝えようと」
翔鶴「ちょうど部屋の前でバッタリ出会って」
補佐「ふむふむ、二人同時に言ってくれる方が手っ取り早いというものだ。なら早速言ってみなさい」
あきつ丸「では。自分は[↓2]であります」
翔鶴「私は、[↓4]を……」
回収じゃなくて改修だったわ
>>849
なるほどそういうことね!頭抱えてて再安価出すところだったわ!
あきつ丸「自分は大発をさらに改修し、普段の生活の役に立てたいのであります」
翔鶴「梅雨の時期ですから、新しい雨具が欲しいです」
補佐「なるほど。よし、大発に関しては整備士に一言連絡しておくよ。資材の使用許可も提督に掛け合おう」
あきつ丸「わあ、ありがとうございます!実は前々から色々と案を練っていたのであります!」
補佐「そうか、そりゃよかったよ。で、翔鶴も外出の予定日を言ってくれればいつでも許可を出すよ」
翔鶴「あの、そのことなんですが……」
補佐「なんだ」
翔鶴「……お買い物にご一緒していただければな、と」
補佐「なるほど、デートのお誘いってわけか」
翔鶴「デ、デートって、そ、そういうつもりではないですけど……///」
補佐「もちろんいいとも。君みたいな美人のお誘いを断るのはバチが当たるというものだ」
翔鶴「んもう、口がお上手なんですから」
補佐「しかし雨具か、確かに支給品の外套はシケた色だからね。ご一緒させてもらえるとは光栄だ、君に似合いそうなのを考えておくよ」
翔鶴「うふふ、じゃあ私も補佐官に似合いそうなものを考えておきますね♪ いつ頃ならご都合が付きますか?」
補佐「いつでもどうぞ、私は艦娘第一を旨としているからね」
翔鶴「それなら、んー……また後日連絡ってことでよろしいですか?」
補佐「いいとも。そうだ、雨具といえば例の…」
翔鶴「ああ、それでしたら…」
キャッキャウフフ
あきつ丸(なんとなーく疎外感を感じるのは自分が陸軍艦娘だからってわけじゃあないでありますよね!?)
ここまで
翔鶴は割と自分の中でタイムリー
【秋津洲のアイデンティティ】
『かも』を一週間禁止にされた翌日、秋津洲は早くもアイデンティティの崩壊に陥っていた。
秋津洲「もはや終わりなのだ……このままでは秋津洲が築き上げてきた地位がデストローイされてしまうデース……」
二式大艇「……」
秋津洲「え?そんなものは初めっからなかった?てめえ!!」
ガシッ
二式大艇「……!……!」
秋津洲「い、痛いザウルス!やめるぞなもし!」
パッ
秋津洲「はぁ……はぁ……大艇ちゃんにすら勝てないなんて……」
秋津洲(勉強もできない戦力にもならない何にも出来ない、私に生きてる価値なんてあるのかしら……)
秋津洲「……死にたい」
コンコン
秋津洲「? 誰だろう」
ガチャ
姪っ子「あたしだ」バァーン
秋津洲「あ、例の娘っ子!どうしたの?」
姪っ子「おねえちゃんが落ち込んでたから、いやおちんこでてたから」
秋津洲「わざわざ言い直すのはやめてね。付いてないからね」
姪っ子「控えめに言ってゲロみたいなかおしてた」
秋津洲「そ、そう……」(変わってる子よねぇこの子)
姪っ子「そんなおねえちゃんには……はいこれ」スッ
秋津洲「え、これって間宮さんのところのフルーツポンチ無料券?」
姪っ子「あげる」
秋津洲「いいの!?」
姪っ子「だってあたしくだものは蛇蝎の如く忌み嫌っているし」
秋津洲「だかつって……本当にいいの?」
姪っ子「だっておねえちゃんフルーツポンチすきそうだし。いやチンポすきそうだし」
秋津洲「それ絶対言うと思ったもんね!好きじゃないよ!見たこともないよ!」
姪っ子「おとーちゃんの見る?」
秋津洲「…………い、いや見ないよ!」
姪っ子「見たくなったら言ってね」
秋津洲「う、うん……」
姪っ子「ばいばい」
スタタタ
秋津洲「……はぁ~、もうちょっと頑張ってみようかな」
ちょっと元気になった秋津洲であった。
秋津洲「そういえば、あの子変な言葉ばかり覚えてるけど誰が教えているんだろう?」
秋雲「へーっくし!あー……誰かが噂をしているなー……」
補佐兄「ちょっといいかなお嬢さん」
秋雲「Oh……」
【如月ちゃんライジング】
《如月の部屋》
如月「……」
ポフポフ
睦月「如月ちゃん、枕はいくら殴っても枕だよ」
如月「だって!!いくらアプローチしても補佐官は振り向いてはくれないんだもの」
睦月「如月ちゃん……」
如月「それに卯月よ!あの子ったら私に意味深な笑みを浮かべて『まあ、お姉さまも頑張ってくださいまし』とかぁ!」
睦月「あー……」
如月「んぐやっしぃ!!」
睦月「ま、まぁ、あれは逆レ〇プみたいなものだったらしいし……」
如月「ええ知ってるわよさみちゃんから買ったもの動画!」
睦月「えぇ……えっと、今だったら押しまくればいけるって事だよきっと。だからね、如月ちゃん勇気を出して」
如月「ぬぐぐ……わかってるわよ……でも肝心なところで強気になれないの……」
睦月「如月ちゃん……」
如月「しょうがないじゃない、だってそういう艦娘だし……だって小心者だし……だって憶病者だし……」
睦月「如月ちゃん腐ったら駄目だよ、腐ったら負けなんだよ」
如月「変わりたいなぁ……」
睦月「変わればいいじゃない!今がその機会、好機なんだよ!」
如月「変わりたいよぉ……」(´Д⊂グスン
睦月「変わろう!ね!」
如月「でも、妹と変な潜水艦に先越されたし……」
睦月「大丈夫!うーちゃんだけなら駄目だったかもしれないけど、二人ならそれは補佐官の下半身がだらしないって事だから!逆にチャンスがあるって事!」
如月「そう……ね……最後に、最後に私を選んでくれれば、いいのよ、それでいいの!私はそれでよかったんだわ!!」
睦月「如月ちゃん!!」
如月「勝負下着を持ってきて!」
睦月「はい!」サッ
如月「ふふふ、面白くなってきたわ。二度と憶病者とは言わせない!はあああああ!!」
シュインシュインシュイン
睦月「如月ちゃん!?」
バァーーン!!
如月改二「……! これは!」
睦月「如月ちゃんが改二に!」
如月改二「睦月ちゃん……見届けて、私を!」
睦月「もちろんだよ!行為まで見守るよ!ビデオに撮ってBDに焼くよぉ~~~!!」
如月改二「さあ、行くわよ!」
睦月「うん!」
《補佐官の部屋》
補佐「猫飼いたい」ゴロゴロ
バァン!
補佐「!?」
如月改二「来い!抱いたる!」
補佐「あ……はい……強引、なんですね……///」トゥンク
なんか終始変なテンションで見るに耐えるものではなかったので撮った動画は消しました。 by 睦月
ここまで
なんだこれは!?
【SNS】
初霜(先日より軍内のSNSが登場したとかで賑わってますが……)
鳳翔「うふふ、初霜ちゃんおはよ♪」ホッコリ
摩耶「よう!今日も、ふふw、可愛いな!」ニヤニヤ
初霜「……はぁ、どうも」
初霜(どうにも今朝から変です)
子日「あ、初霜!」
初霜「子日」
子日「SNSやってる?」
初霜「いいや」
子日「まぁ、だろうね……」
初霜「だろうねってどういうこと?」
子日「いや……」
初霜「今朝から何やら好奇の目で見られるのと何か関係が?」
子日「うふふ、なんでもないよー♪」
初霜(絶対なんでもある!)
子日「じゃあねー!」スタスタ
初霜「……」スッ
テチテチ
初霜「……これね。へぇ、鎮守府ごとにタブがついてるのね、すぐ見つかるわ」
〔帝都鎮守府:中条中将〕
初霜「お、出てきた。提督もやってるんだ……ん」
〔補佐官@帝都鎮守府〕
初霜「いたいた……え……これは……」
・ ・ ・ ・ ・
補佐「これでインストールは完了だ。あとは日記とか写真とかを投稿するだけ」
神風「は、はあ……なるほど……」
朝風「直接話した方が早いんじゃない?」
補佐「まあそう思う者は別にやらなくてもよい。ちょっとした楽しみとしてのSNSだから義務じゃないぞ」
あきつ丸「防諜の面からして、いかがなものかと思うのでありますが?」
補佐「その点についても問題ないとの事だ、憲兵隊が噛んでるらしくてな。軍内のローカルネットワークを使っている」
あきつ丸「それならばまぁ……それでも少々不安ではありますが」
補佐「まあ確かにな。だから規約には載っていないが出来るだけ作戦についての投稿は控えるように」
ハァーイ
シュバババババ
初霜「お前ぇーーーっ!!」
「「!?」」
補佐「初霜!?」
初霜「なんで!!人の!!寝顔を!!投稿してるのよ!!しかもアイコンにぃぃーーーーッ!!!」
補佐「え!?あ!!すまん!か、可愛かったからつい……」
初霜「可愛かったら無断で貼っていいの!?ええコラ!?」グワッ
補佐「ひぃ!す、すまん!悪かったから!消すよもう!」
初霜「いやもう手遅れですよ!!この、ド腐れ脳ミソがぁぁーーーーーーーッ!!!」
ドグシャァ
神風「や、やばいわよ……」
あきつ丸「初霜やべえよぉ!」
・ ・ ・ ・ ・
補佐「と、いうわけで、写真を被写体に無断で投稿するのもやめましょう……」ボロッ
ハ、ハイ…
こんだけ
ふと思いついたほのぼのとした日常
【SNSの後】
初霜「全く……今日はもうベッドでゴロゴロしていよう」
ゴロゴロ
初霜「……」
補佐『か、可愛かったからつい……』
初霜「……」
モゾモゾ
初霜「……」
補佐『可愛かったから』
初霜「……」
・ ・ ・ ・ ・
コンコン
ガチャ
磯風「邪魔するぞ初霜……何してるんだ……?」
初霜「…………///」ジタバタ
磯風「ベッドにうずくまってなんかないで、向こうで陽気に騒ごうぜ、せっかくの休みだし」
初霜「今日はもう……いい……///」
磯風「? そうか、それならしょうがないな」
【姪っ子】
最上「ちょっとしたピクニックみたいなものだよ、四姉妹でさ」
補佐「へぇ、それはいいな」
提督「構わんよ、存分に楽しんできなさい」
最上「やった!」
整備士「おじさんも連れて行ってくれよ」
最上「いいよ。みんなに聞いてみようか」
整備士「い、いや!冗談だよ!」
最上「そう?別に遠慮しなくても……」
整備士「仕事があるしな」
提督「しかし、そんな季節か。最近はもう外は暑くてかなわんわい」
補佐「そろそろ艦娘たちに汗を塗り付けられる時期ですね」
提督「えっ?」
補佐「……いえ」
ドンッ
提督「おっと」
姪っ子「きゃっ」
コテン
提督「おや、大丈夫かね」
最上「怪我はない?」
姪っ子「うん、だいじょうぶ」
補佐「おや、手のひらを少し擦りむいてるな」
姪っ子「この程度、蚊に刺されたほどでもないわ!」
補佐(時々なんか変なこと言いだすよな、この子……)
最上「僕絆創膏持ってるから、おいで、つけてあげるよ」
姪っ子「うん」
提督「じゃあ任せてもいいかな」
最上「うん。それじゃあね」
そんでもって後日、提督の執務室...
補佐兄「……」ゴゴゴゴゴゴゴ
補佐「……」
提督「……」
整備士「なんで集められたんだ俺たち」
補佐「なんでも、姪っ子が恋煩いをしているとかなんとか……」
整備士「いいことじゃないか……でもなんで俺たちが」
補佐「鎮守府には私たちしか男はいないから、だとか」
ガチャ
憲兵「失礼します」
さみちゃん「おっす、今日も冴えない顔してますね諸君」
提督「お、遅いぞ!冴えない顔は余計じゃ!」
憲兵「はぁ。して、プライベートな用事とは」
補佐兄「お忙しいところ集まっていただき、申し訳ございません……しかしこれは親として譲れぬことなのです……」
提督「う、うん……まあ別に今日は暇だったからいいけど……」
憲兵「私もです」
補佐兄「我が子の様子がどうも変で、ため息をついたり上の空だったり……私の予想が正しければあれは恋をしたに違いない!」
補佐「いいことじゃないか兄貴」
提督「そうそう、成長している証だよ」
補佐兄「いや、まだ早いんじゃないかなと思う!」
整備士「そんなことはないだろう」
憲兵「少々過保護なのではないかね。気持ちはとてもよくわかるが」
補佐兄「そこで!我が子と関わりがあった男性陣はあなた方4人だ!」
さみちゃん「こいつ聞く耳ってやつを持ってないですよ」
憲兵「それだけ大事に思ってるってことだよ」
補佐兄「憲兵さんは、まあ、一応。あなたって線は薄いとは思いましたけどね」
憲兵「まあそうでしょうな。でも今日は暇なので付き合いますよ」
さみちゃん「面白そうだし」
補佐兄「すると、あなた方三人だ」
提督「ワシはないじゃろ、ジジイだぞ!?」
補佐「私だって叔父だし」
整備士「俺もハゲかけたおっさんだし」
補佐兄「いや、意外とジジ専だったり、近親相姦に理解があったり、汚いおっさんフェチだったりする場合があるだろ!?」
提督「お前自分の娘をなんだと思ってるんだ!?」ガビーン
補佐「なんか思考回路がマズいことになってるぞ!」
補佐兄「大切な娘をたぶらかしたらただじゃおかないからな!」
整備士「別に何もしないよ」
補佐兄「お前が一番危ないんじゃ!」
整備士「ええ!?」
さみちゃん「一番危ないのはあんたの弟ですよ」
憲兵「うん」
補佐兄「なに!?そうなのか!?」
補佐「ち、違う!その辺はわきまえている!」
補佐兄「……その辺じゃなかったら別にいい、みたいな言い方だな?」
補佐「いや、その……」
補佐兄「とにかく!娘と付き合うなど断固として許さないからな!」
提督「付き合わないわ!」
補佐兄「かといって!酷い断り方して泣かせても許さないぞ!傷つけないように優しく断りたまえ!」
整備士「んな無茶苦茶な!」
補佐兄「以上、解散」
スタスタ
ガチャ
バタン!
提督「はぁ……親バカも大変じゃな」
補佐「兄がすみませんみなさん」
整備士「別にいいさこのぐらい、あの人も色々あったって聞いたし」
さみちゃん「私が誰かに恋した時、チョビ大佐はこれだけ慌ててくれますよね!?」
憲兵「なんで?」
さみちゃん「なんでって……なんでってあーた……」
提督「そういえば、今日は最上くんたちが出かける日じゃったな」
補佐「ええ、外出許可証なら私が持っていきましょう」
提督「うむ、任せた」
次回に続くっぽい!
ここまで
【姪っ子】の続き
補佐「最上」
最上「あ、補佐官。もしかして許可証?」
補佐「ご名答。さ、楽しんできなさいね」
最上「ありがとう!」
姪っ子「……」
補佐「おや、君も行くのかい?」
姪っ子「うん」
最上「そうだよ、いつも鎮守府の中じゃ退屈だろうから誘ったんだ。あれ、許可証いたっけ」
補佐「いや、彼女は外部の人間だから必要ないよ。そうか、それはよかったね、楽しんできなさい」
姪っ子「……」
・ ・ ・ ・ ・
鈴谷「晴れてよかったねー!」
三隈「三隈、ポットに熱い紅茶を入れてきましたのよ」コポコポ
熊野「ええ……せめてアイスティーにしませんこと……」
鈴谷「いただきまーす」
ゴクリ
鈴谷「あらああああ!!あづいいいいいい!!」グエー
三隈「熱いって言いましたのに」
熊野「バカですの!?」
最上「あははは!」
姪っ子「……」モジモジ
最上「ん?どうしたのかな?」
三隈「体調が悪い、とか……」
姪っ子「いいや……」
熊野「……! それじゃあ、お姉さんと少し向こうで遊びましょうか」
姪っ子「う、うん」
トテテ
鈴谷「遊びたかったのかな」
三隈「さぁ……」
・ ・ ・ ・ ・
ジャー
姪っ子「はぁ……」
熊野「やっぱり、おトイレに行きたかったのね」
姪っ子「うん」
熊野「でも、それならそうとはっきり言えばよかったのに」
姪っ子「だって……」
熊野「まぁ、レディーとしてそのお気持ちはわかりますわ。でも、粗相してしまうよりは言ってしまった方が……」
姪っ子「ねえ、おねーちゃん」
熊野「なあに?」
姪っ子「好きな人いる?」
熊野「いえ、わたくしは……うふふ、もしかして誰かお慕いする殿方がいらっしゃるのかしら?」キラキラ
姪っ子「うん……」
熊野(やっぱり、小さくても女の子なのですわね)ホッコリ
姪っ子「でもどうしたらいいのか」
熊野「それはもちろん、想いを伝える他ありませんわね。返事がどうであれ、伝えられないまま後悔するのでは目も当てられませんわ」
姪っ子「……うん」
熊野「さて、内緒話はこれくらいにして、みんなのところに戻りましょう」
姪っ子「……」
その日の夕方...
《鎮守府》
補佐兄「何!?愛の告白を!?」
姪っ子「……」
補佐兄「で、でも、早くないかな?」
姪っ子「いや、もう決めたから……」
補佐兄「そ、そっかぁ……お父さん心の準備全然できてないよ、青天の霹靂だよ」
姪っ子「振られたって平気、あたしの思いを伝えられたら満足なの」
補佐兄「そう、か……立派になったなぁ……」グスン
・ ・ ・ ・ ・
《食堂》
この噂はどこからか広まった。絶対青葉のせいだ。
青葉「ええ!?私じゃないですよ!?」
衣笠「いい加減にしないとプライバシーとかがアレするよ」
古鷹「あー、これってね、私がたまたま通りかかって聞いちゃって……」タハハ
青葉「ほらぁ!ね?」
古鷹「でも私は青葉にしか喋ってないんだけどね」
衣笠「やっぱり青葉じゃないの!」
ザワザワ
蒼龍「なんだか胸がキュンキュンするわね!」
天龍「一体誰に告白すんだろうな、ドキドキするぜ」
木曾「お前だったりしてな」
巻雲「百合ですね(確信)」
秋雲「ちっちゃな女の子が大人の男性に憧れる……尊い」
磯波「うん、尊い。そしてそれを生で見られるなんて……尊い」
最上「いやー、驚いちゃうよね、帰ってきたら急に決心した顔になってさ」
鈴谷「あの年頃でもやっぱり色々あるんだねー」
熊野(……頑張って!)
補佐「……」
初霜「自分だったりして、とか思ってないですよね?」
補佐「思ってないよ!問題だろ!」
初霜「きちんと断ってくださいね?」
補佐「当たり前だろ……そもそも私に来るわけがない」
整備士「俺だったらどうしようかな」
初霜「それはありえません」
整備士「ひどいよお」
憲兵「そろそろ、来るみたいだね」
ツカツカ
姪っ子「……」
シーン...
ツカツカ
姪っ子「……」
ツカツカ
姪っ子「お慕いしています」
最上「えっ、僕ぅ?」
姪っ子「はい」
最上「」
熊野「ぇ」
巻雲「百合素晴らしい!」
シーーーーン…
最上「えっとぉ…………で、でも、僕、女の子、なんだけどなぁ」
姪っ子「……えっ」
・ ・ ・ ・ ・
アハハハハハ
補佐兄「まさか最上ちゃんのことだったとは、彼女を男の子だと思っていたんだね」
補佐「まあ、彼女はなぁ」
補佐兄「まだまだあの子には恋なんて早かったというわけだ」
補佐(なんにせよ、こいつが暴走して面倒なことにならずに終わってよかったよ)ホッ
補佐兄「あの子ったらショックで寝込んじゃったから、間宮さんとこで何かおいしいものでも買っていかなくっちゃあな」
補佐(あの子もショックだろうが、最上の方も……)
最上「……」ヒラヒラ
三隈「元気出してもがみん、スカートも可愛いですわ」
熊野「えーっと、そう、女の子にも魅力が伝わる、とかそういう……」
鈴谷「そうそう、女の子も憧れちゃうなんてすごいよ!すっごーい!」
最上「僕もうこれからスカートにしようかな……」
チャンチャン♪
ここまで
もがみんみ
【翔鶴の雨具】
翔鶴「これ、どうですか?」クルクル
補佐「……」
翔鶴「……えっと、ダメでしたか?」
補佐「いや、そういうわけじゃなくてね。ついつい見惚れてしまったよ」
翔鶴「まぁ、お上手なんですから」
補佐「お世辞なんかじゃないよ」
翔鶴「うふふ、わかってますよ」
補佐「でも私はこっちの傘の方が似合うと思うんだよ」
翔鶴「あら……かわいい、でもちょっと子供っぽくないですか?」
補佐「そうかなぁ」
翔鶴「でも……あなたが選んでくれたんなら、これにしようかしら」
補佐「そうかい? じゃあ喜んでお金を出すとしようかな」
翔鶴「あら、補佐官は買われないのですか?」
補佐「そうだね……でもちょうど雨も降ってきたことだし、美人との相合傘を逃したくはないかな」
翔鶴「補佐官って歯が浮くようなキザな言葉を平気で言いますよね」クスクス
補佐「ふふふ、だってその方が面白いじゃないか、こういうのは嫌いだったかな?」
翔鶴「いいえ、大好きです♪」
・ ・ ・ ・ ・
ザー
翔鶴「……」
補佐「結構な雨だね」
翔鶴「そうですね」
補佐「ほら、もっと寄らないと濡れるよ」
翔鶴「はい……」
ギュッ
翔鶴「……///」
翔鶴(なんだか、落ち着くな。ずっとこの時間がつd)
占守「あ!補佐官としゅーかくさんじゃないっすかぁ~!」
翔鶴(絶対空気の読めないタイプの艦娘が来た!しゅーかくって!?)
補佐「やあ占守。君もお出かけかい」
占守「突然ドーナツが食べたくなったっすからねぇ、お二人は?」
翔鶴「ちょっと、お買い物に……」
占守「本当っしゅかぁ~~!?二人でぇ~~!?」
補佐「本当だよ」
占守「まあ補佐官がそう言うならそうっすね。でもしゅーかくさんと腕組んでるから」
翔鶴「翔鶴ね……ちょっと私が傘が欲しかったから……」
占守「そうっすかぁ~……デートかと思ったんすけどねぇ……しゅーかくさんも満更でもなさそうな顔だったし」
翔鶴「そ、そんな顔してた?あと、翔鶴、ね」アセアセ
占守「してたっすよぉ~、もう堕ちる寸前って感じっすねぇ~」
翔鶴「ちょ、ちょっと!本人を目の前に!」
占守「大丈夫っすよ、寝てるんで」
翔鶴「ええ!?」
補佐「ぐぅ」zzz
翔鶴「本当だわ!?」
占守「にしても、しゅーかくさん……ライバル多き険しい道っすよ?」
翔鶴「そ、それはっ…………あとね、私は翔鶴」
占守「あ、でもこれからラブホに連れ込めばイケると思うんすよね」
翔鶴「い、行かないわよ!まだ、そんな段階じゃ!」
占守「しゅーかくさんの自慢の乳でしゅっしゅってすれば一発っすよ」
翔鶴「そ、そんなことはしないわよ!大体、別にこの人の事好きなわけじゃ!それと私は翔鶴!」
占守「そっすかぁ?でもしゅーかくさん女の顔してたっすよぉ」
翔鶴「翔鶴!」
アーダコーダ
初霜「うーわ、海防艦って変なのしかいないわね……」コソコソ
それはきっと、この鎮守府に変なのしかいないからだと思うっしゅ。
ここまで
言い忘れていましたが、このスレはキャラ崩壊注意です
【父の日】
補佐「父の日ですから、どうぞ」
補佐兄「私たちからのプレゼントです」
提督「ワシ叔父なんじゃけど、ありがたいなぁ」
曙「ジジイ!今日は父の日だからくれてやるわ!」ポイッ
提督「おお……艦娘でこうして祝ってくれたのは君だけだよ曙」ジーン
曙「え……やっぱそれ返せ!!」
提督「嫌じゃ!もうワシが貰ったもんね!」
ギャーギャー
補佐「曙のヤツは相変わらずだな」
補佐兄「親父にはなんかあげるのか?」
補佐「もう郵送してある」
補佐兄「そうか」
若葉「あ、お父さん」
補佐「……お父さん?」
若葉「違うのか?」
補佐兄「俺の事?」
若葉「いや、補佐官の方だが」
補佐「え!?で、でも艦娘って妊娠しないはずじゃ……」
若葉「しないが」
補佐兄(何か心当たりがあるの?)ガビーン
若葉「だって今日父の日だろ?」
補佐「あ、ああ、そうだが……」
若葉「だから、お父さん」
補佐(父みたく慕ってくれてるって事かな、ありがたい……)ジーン
補佐兄(でもこんな小さい子だぞ……うーん……)
若葉「まあ、そういうことだから。またな、お父さん」スタスタ
補佐「ああ」
その後も、なぜか艦娘たちは彼を父親のように呼んだ。
鳳翔「お父様」
加賀「御父上」
鈴谷「パパ♪」
北上「おとさん」
伊26「親父ぃ……何だぁ……」
リベッチオ「Papa'!」
補佐「これは一体どういうことなんだ?」
暁「ふふふ、パパは知らないの?」
補佐「知らないなぁ」
暁「今日は父の日って言って、お世話になってる年上の男性を本当の父親みたいに感謝する日なのよ!」バァーン
補佐「……それ、誰が言ってたの?」
暁「漣だけど」
補佐「ちょっと連れて来なさい」
・ ・ ・ ・ ・
漣「来たよ、お父さん!」ドヤァ
補佐「……」
漣「お父さんって呼ばれてどうだった?」
補佐「いやどうだったも何も、誤解を広めちゃ困るよ」
漣「てへへ♪」
潮「えっと、あの……お父さん……」
補佐「君も乗らなくていいんだよ、お父さんって歳でもないし……」
漣「うるせえ!お前がパパになるんだよ!!」
ガシッ
補佐「なにっ!?」
漣「さあ潮!存分にやっちまいな!」
潮「……」
補佐「な、何をするつもりだ!?」
潮「……補佐k」
朧「魔貫光殺砲!!!!」
ズォビッ
補佐「」
漣「なんでだYO!?」
潮「ほ、補佐官!!!あと漣ちゃん!」
朧「いやー、つい」テヘペロ
二人とも意外と平気だった。
こんだけ
大丈夫、ドラゴンボールで生き返れるさ
【潮ちゃんの看病】
朧の魔貫光殺砲を受けた補佐官は全治一週間の診断を受けた。
《医務室》
子日「大変だね」
補佐「ああ、しばらくの間は寝たきりだな……」
ガララ
潮「補佐官……」
補佐「潮か」
潮「ごめんなさい、補佐官……朧ちゃんが……」
補佐「なに、気にするな。彼女もテンションが上がっちゃっただけだろう」
潮「朧ちゃんは顔面をメタメタにしてきたから……」
補佐「えぇ……」
潮「それより、補佐官の看病をさせて下さい」
補佐「いやそこまで世話になるわけには……」
潮「駄目です、朧ちゃんの責任は私が取ります」
補佐「あー……そうだな、お願いしよう」(こうなったら頑固だからな、潮は……)
潮「それでは、早速何かして欲しいことはないですか?」
補佐「特に何も」
潮「本当に?」
補佐「本当に」
潮「でも、何かあるでしょう?」
補佐「……じゃあ、背中掻いてくれ」
潮「適当に言ってますよね?」ジロッ
補佐「……」
補佐(この目は、例の時の初霜の目だ)((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
潮「そう、補佐官が本当にしてもらいたいことは……」
補佐「……」
潮「そ、添い寝……とか」
ピトッ
漣「OH,COME ON!!!」クワッ
補佐(漣……いたんだ……)
潮「えへへ……♪」ギュー
補佐(これぐらいならまぁいいか)
子日「……」ジー
補佐(そういえば君もいたな……)
子日「子日も添い寝していい?」
補佐「いいよ」
暑苦しくて20分ぐらいでやめた。
こんだけ
メトロイド2のリメイクだって!?買ってくれるよなぁ!?
【磯風の憂鬱】
浜風「はぁ、あっついあっつい……」ベトォ
磯風「ジメジメして気持ち悪いな。だがブラはつけような」
浜風「嫌ですよ、鬱陶しいし」
磯風「だがそれじゃまるで露出狂なのだ、はまかぜわかってるのかおい!」
浜風「はぁ……」
・ ・ ・ ・ ・
磯風「というわけなんだ」
浦風「……ほーん」
谷風「興味ねーな」
磯風「なぜだ!?陽炎型の沽券ってやつに関わるだろう!?」
浦風「今更じゃけえのう……(諦め)」
谷風「そもそも陽炎型にまともな奴いたか?」
磯風「いるだろ!え!?いないのか!?」
浦風「おらんのぉ」
磯風「そんな……陽炎姉さんは!?」
谷風「あいつは靴下の臭いフェチだな」
磯風「マジか……いやしかし心当たりはある……そうだ、親潮はどうだ!?あいつは普通だろ!?」
浦風「親潮の話はするな」
谷風「あいつはヤバい、ちょっと谷風さんには言えねぇな……」
磯風「ええ……すごく気になるが……」
浦風「雪風、天津風、時津風はもう服装がのぉ~」
谷風「野分と舞風はデキてるんじゃねーのって風だし……」
磯風「秋雲は……いや、いい……」
浦風「不知火は落ち度だらけ」
谷風「萩風の健康志向はちょっと行き過ぎてるし」
磯風「ああ……会話の度に『オーガニック』って言葉が三回は出てくるからな……」
浦風「荻風はああじゃしのぉ」
磯風「おぎか……えっ、誰だそれは!?」
谷風「おいおい、姉妹を忘れる奴があっか」
磯風「いや知らんぞそんなヤツ!!」
・ ・ ・ ・ ・
補佐「で、今度は私にお鉢が回ってきたと」
磯風「そうだ……陽炎型はもうおしまいなんだ……」
補佐「何を言うかと思えばそんな事か」
磯風「そんな事とはなんだ!真剣に考えてるのに!」
補佐「ははは」
磯風「はははじゃない!」
補佐「いや、別にいいんじゃないか?」
磯風「なに?」
補佐「別にいいじゃないか、個性があってさ」
磯風「個性って領域は超えてるだろう……」
補佐「別に超えてもいいだろう、結局は個性の延長なんだから」
磯風「そうだとしても、度が過ぎるとな」
補佐「だが他人に迷惑かけてるわけじゃないんだろ?」
磯風「それは、そうだが」
補佐「じゃあいいじゃないか、変態でも」
磯風「……だが、艦娘にはイメージというのが」
補佐「だからなんだよ、磯風。艦娘は、言ってしまえば量産品だ」
磯風「ああ、それは自認している」
補佐「その画一的なはずの量産品に個性が出てくるってことは喜ばしい事じゃないか」
磯風「喜ばしい……」
補佐「よく言うだろ、『私以外私じゃない』ってな。別の鎮守府にいる磯風は確かに磯風だが、お前ではない」
磯風「私以外私じゃない……か」
補佐「そうだ、だからな…」
ガチャ
スタスタ
国後「足舐めて?」
補佐「あ、うん。はむっ、気にするなとは言わんが、れろれろ、自分だけの個性ってやつを大事にしてやってくれ、ちゅっちゅっ」
磯風「…………補佐官、ありがとう。なんだか吹っ切れたよ」
補佐「そうか、それはよかった、あむっ」
磯風(艦娘の個性、たとえ変態的であっても全身で受け入れるその姿勢、ちょっぴり尊敬するぜ補佐官)
・ ・ ・ ・ ・
浜風(そろそろ、海水浴のシーズン……うっひょう!)
磯風「浜風」
浜風「ん、どうし……たの……」
磯風「ふっ……心境の変化ってやつだ」
浜風「それは、噂のセーラービキニ……!」
磯風「私も、自分の気持ちに素直になってみようと思ってな」
浜風「……そう」ニコッ
磯風(ありがとう、補佐官……なんだか心がスッと軽くなったよ……!)
荻風「さっ、そろそろ昼飯時だし、行くとすんべ!」
浜風「荻風」
荻風「今日は俺っちの奢りだぜ、遠慮すんな!」
磯風「…………えっ、誰だお前は!?」
☆HappyEnd☆
ここまで
普通の艦娘、変な艦娘、そんなの人の勝手
大事なのは自分の心に正直でいるかどうかなんだなぁ てんりう
【初霜と補佐官】
初霜「むぅ……」
子日「どうしたの難しい顔してさ」
初霜「いや、補佐官についてちょっと考えてて……」
子日「へぇ」
初霜「私って補佐官の保護者ってところがあるじゃん?」
子日「それはどうだろう」
初霜「ありか無しかで言えば」
子日「ありか無しかで言ったら圧倒的に無いよ。だって初霜の洗濯物とか持って来るのいつも補佐官じゃん。逆じゃん」
初霜「え……」
子日「最近の補佐官の乱れ具合だってさ、艦娘では最初に手を出したのはあなただよね?」
初霜「それは、そう、だけど……」
子日「当番兵とか言ってさ、全然当番出来てないし」
初霜「う、うん……」
子日「魔貫光殺砲も撃たれてるし」
初霜「……もう」
子日「なに?なにか釈明でもある?」
初霜「もう、勘弁して!」
・ ・ ・ ・ ・
初霜(しばらくお暇でも貰おうかな……)トボトボ
コンコン
初霜「補佐官、私です」
シーン...
初霜「……?」
ガチャ
初霜「失礼しまーす……あれ、いない……」
ポツーン
初霜「……待っていようかな」
初霜(はぁ……言われてみれば確かにそうだわ、当番兵なのに何もできてない、横にただ突っ立っているだけ)
初霜(今だって、補佐官に行先も告げられずに待ちぼうけ、必要になんかされてないのかも……)
初霜(いや違う!こんなキャラじゃないわ私は!もっと冷たいことを言い放つ……冷たいことばっかり言ってるから私は……)グスン
タッタッタッ…
ガチャ
初霜「!?」ビクッ
補佐「あ、なんだ、やっぱりここにいたか」
初霜「ど、どうされましたか」グシグシ
補佐「ふっふっふ、驚くな。いや、聞いて驚け見て笑え!」ゴソゴソ
初霜「その服装は正装?妙にテンションが高いですね」
補佐「その理由はだな、急だったからお前を連れてはいけなかったが、これだ」キラーン
初霜「……階級章ですね、中尉の」
補佐「そう、私は昇進したのだ!これからは中尉と呼んでくれたまえ」フフーン
初霜「そうですか補佐官」
補佐「おいおい、呼んでくれなくっちゃ一番に見せに来た甲斐が無いじゃないか」
初霜「……一番にですか」
補佐「お前には随分と世話になったからな。ビックリさせてやろうと思って」
初霜「当然私が喜んでくれる、って言い方ですね」
補佐「喜んでくれないのか?」
初霜「……喜びますけども、何か世話をした覚えはありませんけど」
補佐「何を言ってるんだ、色々と……ああ……うん……言われてみると当番兵らしい事は何もしてないな……」
初霜「(´・ω・`)」
補佐「ただ、まぁ、いてくれるだけで、その……心が安らぐ?って言うか……実際お前がいてくれなきゃ困るよ……」
初霜「どうだか」
補佐「本当だって」
初霜「……今度からは、自分のことは自分でやりますからね、洗濯物とか」
補佐「ん、あ、ああ。いつからか私がやるようになってたな。それで提督を撃ち殺しかけたっけな!ハハハ!」
初霜「そんな事もありましたね……もっと、お役に立てるように努力しますので、どうかこれからもよろしくお願いします」く(`・ω・´)ビシッ
補佐「……ああ。こちらこそ、よろしく頼む」く(`・ω・´)ピシャ
初霜「あ、だからと言って下のお世話については」
補佐「それは大きなお世話だ」
そういえば少尉だった補佐官は、中尉へと昇進した!
こんだけ
前スレ見返すと結構な矛盾点が生じている
特に艦娘の妊娠可不可あたり
だがそんな事は瑞雲の前では些細なことなのだった……!
【大和の野望】
大和「私は戦艦大和、補佐官に貧乏くさいとかファッションがダサいとかの誹りを受け、復讐を誓っているわ」
武蔵「そんなことは言ってないだろ……」
大和「いーや!言ったわ!一字一句覚えてる!」
武蔵「へぇ……で、復讐するのか」
大和「当然。これを見て」
武蔵「……なに、『補佐官抹殺計画書』って」
大和「その名の通り、どうやって補佐官を始末するのかを書き綴ってある」ペラッ
倉庫に誘き寄せる
↓
フォークリフトで刺殺する
↓
大勝利!
武蔵(ああ、私の姉はスゲー馬鹿だったのか……)
大和「フォークリフトの操縦は完璧よ」
武蔵「そこまでしなくても、悪評を流すとか、持ち物を隠すとかそういう手段もあるんじゃないのか」
大和「うわ!よくそんな陰湿なこと思いつくわね……我が妹ながら恐ろしい……」
武蔵「初歩的な手段だろ、嫌がらせとしては」
大和「今回は武蔵の案を採用するわ、まずどんな悪評を流してやろうかしら……敵情視察よ!」
武蔵「私はやらんぞ」
・ ・ ・ ・ ・
秋雲「それでさー、男衆五人でPPPのコスプレをやって欲しいんだけどさー」
補佐「PPPってあのけものフレンズのやつだろ?」
秋雲「そうそう、ペンギンのね」
補佐「いや、でもPPPは女の子だろ?どっちかというと我々はアイドルはアイドルでも南斗で5MENの方じゃないのか?」
秋雲「えー、PPPがいいなぁ……」
・ ・ ・ ・ ・
コチョコチョ
時津風「あははははは!もー限界!いひひ、やめてー!」ゲラゲラ
パッ
補佐「はっはっは、今回も私の勝ちだな」
時津風「はぁ……はぁ……また負けたぁ」ハァハァ
補佐「次はもっと腕を上げてくるんだな」
時津風「くそー……」
・ ・ ・ ・ ・
白雪「すみません、手伝っていただいて」
補佐「いやいや、これくらいならいつだって手伝うさ」
白雪「でも、私の方が荷物が少なくなってしまって」
補佐「こういうことは野郎に任せるものだよ」
白雪「でも、艦娘の方が力持ちですし……」
補佐「それは、そう、なんだけどね……」
・ ・ ・ ・ ・
補佐「それでは、対空訓練を行う。クレー射撃の要領で目標を破壊するんだ」
ハァーイ
補佐「ではまず、朝潮」
朝潮「はっ!」
補佐「始め!」
シュパッ、パリン!
朝潮「はい」
補佐「はいじゃないが。空に飛びあがってから撃ってくれないか?」
朝潮「発艦する前に、仕留めるべきかと」
補佐「まあそれはそうだが、今回は対空訓練だ。これじゃあ反射神経のテストになってしまうよ……」
・ ・ ・ ・ ・
《食堂》
大和「今日は皆さんに重要なお知らせがあります」
エー!!
朝霜「誰が履くかあんなダッセー靴下!バカじゃねーの!!?」クワッ
大和「いや、今日はそっちじゃないわ」(そこまで言わなくても……)
朝霜「じゃあなんだよ」
龍驤「大和が靴下以外の事を言い出すなんて」
鳳翔「驚きですよね、靴下以外の事だなんて……」
天龍「一体何なんだろうな」
日向「気になるな」
大和「重大な発表の前に聞くけど、私ってそんなにずっと靴下の話してるの……?」
鳳翔「かなりの確率で……」
大和「そう……で、重大発表です!」
エーナニナニ
ナンダロー
大和(観察していた結果わかったわ……補佐官は駆逐艦とばかり交流している……それも自由時間すら!)
大和「実は補佐官は……ロリコンだったのです!!」バァーン
シーン...
大和「…………あれ?」
日向「なんだそんな事か」
朝霜「重大発表って言うから何かと思ったら」
龍驤「情報が古いで~大和」
大和「え!?みんな知ってるの!?」
鳳翔「みんな知ってますよ、ね」
天龍「ああ、聞き飽きたってくらいには」
大和「そ、そうなの……」ガァーン
大和(私だけ、知らなかった……ショックぅ……)ショボーン
大和(またしても……またしても恥をかかせてくれたわね、補佐官!!!)
武蔵(……って思ってるんだろうな、逆恨みにも程があるだろ)
こんだけ
みなさんの大和は普通なのでご安心ください
このSSの世界にも普通の大和はここではないどこかの鎮守府に存在することでしょう……
【あきつ丸の大発】
あきつ丸「整備士殿、大発の件でありますが……」
整備士「ああ、例の件か。準備は出来てるが、どうすればいいんだ?」
あきつ丸「もちろん、生活に役立てたいと思っているであります」
整備士「生活にか、うーん、例えばどんなだ?」
あきつ丸「そうでありますなぁ、例えばここに三つ案があるであります」
安価↓1~3 大発改修案
あきつ丸「水陸空地中水中どこでも運用可能であったり」
整備士「もはや輸送艇の枠を超えているな」
あきつ丸「トランスフォームコグ搭載で多様な輸送形態へ変形可能であったりとか」
整備士「人智を超えてる!?どっからそのコグとやらを手に入れるつもりだ!」
あきつ丸「カーナビ機能がついてたりとか」
整備士「一気にスケールダウンしたぞ」
あきつ丸「とにかく頼むでありますよ~」
整備士「もっとまともな機能を考えることは出来ないのか?」
あきつ丸「いやまあ、大発って既に完成されているでありますからな」
整備士「じゃあ改修しなくたっていいだろ……わかったよ、じゃあやってみるから一週間ぐらい待ってろ」
あきつ丸「流石であります!むっちゃんにもこのことは伝えておくであります」
整備士「ななななんでそこでむっちゃんが出てくるんだ!」
あきつ丸「あはは」
一週間後...
あきつ丸「大発の方はどんなでありますか?」
整備士「そうだな……まあ、見てくれればわかるよ……」ゲッソリ
あきつ丸「かなりお疲れでありますな」
整備士「そりゃあな……勤務が終わった後はずっと大発にかかりっきりだったから寝不足なんだ」フワーア
あきつ丸「それはそれは、出来が楽しみでありますな!」
整備士「そしてこれが、新大発動艇1号だ!」
バァーン
あきつ丸「こ、これは……!」
整備士「ま、ビジュアル的には『リトル轟天号』とでも言うべきだな」
あきつ丸「スゲーであります!!」
整備士「前のドリルは自作したワンオフ品だ。機関は島風型艦娘のを三つ、加圧減圧と敵の攻撃に耐えるためにまるゆのように戦車の装甲を貼り付けた」
あきつ丸「ホホーウ!」
整備士「水上での速度は満載時でなんと14kt、大幅な速度向上に成功した!乗員は若干減ったが完全武装の兵員が50名乗れる!」
あきつ丸「すっごーい!」
整備士「水中では10kt、これまたその辺の潜水艦より早い!地中では6ktだが、これまあしょうがないだろう」
あきつ丸「で、飛行だと!?」
整備士「地上走行と飛行形態ではターボジェットエンジンを使用し、最速でも400km程度かな」
あきつ丸「むぅ、しかしどうやって飛ぶのでありましょうか」
整備士「胴体部分に主翼が収納されている。最初はコルセアみたいに折り畳むのも考えたが水中地中で折れちまうからな」
ウィーン
あきつ丸「しゅごい!しゅごいであります!もうこいつだけでいいんじゃないでありますか!?」
整備士「いや、ぎりっぎりの設計だから武装が積めないのだ」
あきつ丸「えー!」
整備士「これだけできるのに贅沢言うなよ!?」
あきつ丸「まあ合格点であります。むっちゃんにはよく言っておくであります」
整備士「だ、だから、なんでむっちゃんが!……まあいいや、新大発動艇2号はこっちにいる」
あきつ丸「『いる』?」
整備士「ああ」
コンコン
ガチャ
大発「あ、どうも」
あきつ丸「……!?」
整備士「いや、驚くかもしれんとは思ったが」
あきつ丸「だ、大発?人型に、変形?してるのでありますか!?」
大発「ええ、トランスフォーマーの基本能力です」
あきつ丸「ていうか、喋ってる!!」
整備士「トランスフォームコグを搭載したらこうなった。1号の製作を手伝ってくれたりもしたな」
あきつ丸「そ、そうでありましたか……」
整備士「それじゃあな大発、邪魔したな」
大発「いえいえ」
バタム
整備士「では次は3号だ。カーナビがついてる、以上」
あきつ丸「は、はぁ……しかし、意外な才能でありましたな」
整備士「ふっ、まあ俺はこう見えてなかなかのエリートだからな!」
あきつ丸「ええ、そのようであります。見直したであります!」
整備士「そうかい、喜んでもらえてよかったよ。頑張った甲斐があった」
あきつ丸「しかし、トランスフォームコグなんてどこで入手したのでありますか?」
整備士「なんか、Jacketのヤツが拾ったんだってよ」
あきつ丸「あの人まだこの世界にいたのでありますか!?」
整備士「なんか艦これ時空から出られなくなってるらしくてな。大変だとは思うが、意外と呑気してるみたいだ」
あきつ丸「は、はぁ……」
あきつ丸は深く考えることをやめた。あと大発2号は工廠に住み着いて整備士の手伝いをすることになった。
ここまで
近頃とってもごっつんこ!なんだかとってもごっつんこぉぉぉぉ!
【ガングート襲来】
ガングート「ふん。私がГангут級一番艦、Гангутだ」
パチパチパチパチ
ガングート着任から三日後...
《補佐官の執務室》
ガングート「……」
補佐「……」カタカタ
初霜「……お茶です」コト
補佐「ありがとう」
ガングート「……」ジー
初霜「……」スッ
テチテチ
補佐「……」
ピロリン♪
補佐「!」スッ
初霜[彼女何なんですか?ずっとここにいますけど]
補佐「……あー、ガングートの事か?」
ガングート「!」
初霜「……ええ、まあ」
ガングート「……」
補佐「そうだな、ちょっと外で話すか」
スタスタ
ガチャ
バタン
初霜「何なんですあの人、ずーっといますけど」
補佐「いや、なんでも鎮守府に馴染めないらしくてな……」
初霜「響はどうしたんです」
補佐「うち鎮守府の響はそんなにロシアみがないからな……」
初霜「ロシアみって……それじゃあ、他の海外艦は……聞くまでもないか」
補佐「英米独艦は当然気まずい、かと言ってイタリア艦たちのノリにはついていけないらしい……」
初霜「それで、暇さえあれば補佐官の執務室に居座ってると」
補佐「そういう事だ」
初霜「ふぅーん。解決しようとは思わないんですか」
補佐「私は艦娘たちは目に入れても痛くないほどかわいいと思っている。しかしそんな私でも国際問題系のアレはちょっと……」
初霜「……気持ちは、わかりますけどね」
補佐「お前も知っていよう、ウォースパイトと利根の仲裁を私がした時の阿鼻叫喚と言ったら……」
初霜「あれは地獄でしたもんね……」
補佐「ただまあ、このままって訳にはいかないから本人が希望するなら手を打つつもりだ」
初霜「そうですね、まあ本人の意思を尊重という事で」
ガチャ
ガングート「!」ビクッ
バタン
ガングート「……」グシグシ
初霜(……ちょっと泣いてたわこの子)
補佐「なあ、ガングート、みんなと仲良くする気はないのか?」
ガングート「……」ジッ
補佐「…………えっ、それはどっちなんだ?」
ガングート「……」ジー
初霜「この子っ、目力がすごいわ!」
補佐「本当だ、目力がすごい!」
ガングート「……」ギンッ
初霜「ていうか意地でも喋らないつもりだわこの子!」
ガングートは目力がすごかった。
こんだけ
オーチニハラショーピロシキアカノヒロバ
【ガングートの一日】
補佐「そ~るるる♪ひげそ~るるる♪じょ~りじょりじょ♪ひげじょ~りじょりじょ♪」ショリショリ
ガングート「……」
補佐「ん~、こんなもんかな、こんなもんだろう」ジャバー
ガングート「……」スッ
補佐「お、ありがとう」フキフキ
補佐「おはよう諸君、今朝は何食べる?」
赤城「おはようござ……」
龍驤「はうっ!」
ガングート「……」ジー
赤城「きょ、今日はちょっと向こうで、ね」
龍驤「せ、せやな、せやせや」
補佐「そっか。ガングートは」
ガングート「……」スッ
補佐「あ、もう持って来てたのか。パンでいいのか」
ガングート「……」ジッ
補佐(……何なんだもう)
補佐「今日は何もなくて暇だな……」
ガングート「……」コクリ
国後「あ!いた!ちょっと!今日も足を舐めなさいよ!」
ガングート「……」ジッ
国後「ひっ!や、やっぱり今日はいい!」スタコラー
補佐「あ、ああ……」
ガングート「……」ジー
補佐「あれはまあ、気にするな。あいつはそういう艦娘なんだから……」
ガングート「……」ヌギッ
補佐「いや、別に好きで舐めてるわけじゃないんだが……」
ガングート「……」ジー
補佐「そんな遠慮するな、みたいな顔されても舐めないからな!?」
補佐「もう昼飯時か……」
ガングート「……」ゴト
補佐「え、いくら丼と……ウォッカ?昼から飲むの?」
ガングート「……」ジッ
補佐「え、えっと……私は牛丼だが……」
ガングート「……」モグモグ
補佐「……」ムシャムシャ
ガングート「……」ジー
補佐(朝食の時も思ってたけど、食べづらい!)
補佐「あのー、ここ男子トイレ……」
ガングート「……」ジー
補佐「ええっと……」
ガングート「……」ジー
補佐「見られると恥ずかしいって言うか……」
ガングート「……」ジー
補佐「……」
補佐「よし、重巡の諸君は集まったな。訓練を始めよう」
ハイ!
補佐「ほう、加古。珍しく起きてるじゃないか、感心だ」
加古「い、いや……」
ガングート「……」ジー
補佐「ポーラも、禁酒でもしてるのか?」
ポーラ「そ、そういうわけじゃ……」
ガングート「……」キッ
(後ろの人が怖い……!)((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
補佐(なんだかみんな今日は素直で嬉しいな)ニコニコ
補佐「しかし、なんだか今日はあまり艦娘と話していないな」
ガングート「……」ジッ
補佐「ああ、ありがとう。ロシア料理も美味しそうだ。これは壺焼き?かな」
初霜「……美味しそう」ボソッ
ガングート「……」キッ
初霜「あっ……」
ガングート「……」スタスタ
初霜(なにか怒ったのかしら)
スタスタ
ガングート「……」ゴトッ
初霜「……これ、私に?」
ガングート「……」ジー
初霜「ありがとう……」
補佐「じゃ、食べようか。いただきます」
初霜「いただきまーす♪」
ガングート「……」ジー
補佐「おお、これは美味しい」
初霜「うん!美味しいわ!」
ガングート「……」ジー
((でも食べづらい!))
シャー
補佐「うん、いや、風呂なんだけど……あのー……///」
ガングート「……」ジー
補佐「いや、そんな開けっ広げにさ、いや見てないけどね!?」アセアセ
ガングート「……」クルッ
補佐「……」
ガングート「……」ジー
補佐「……えっ、背中流せって事?」
ガングート「……」ジー
補佐「わ、わかった……」
ゴシゴシ
ガングート「……」ジー
補佐(鏡越しにめっちゃ見てくる……)
補佐「さて、明日も早いし寝るか……」ゴロン
ガングート「……」ゴロン
初霜「ぐー……すぴー……」zzz
補佐「……」モゾモゾ
ガングート「……」ジー
初霜「むにゃむにゃ……」zzz
補佐「……」
ガングート「……」ジー
補佐(くっ……普通に横に入ってきたっ……!ていうかいい加減何か喋ってくれっ……!)
こんだけ
喋り出すタイミングを完全に逸したロシア戦艦
【ガングートの日記】
ガングート「……」カキカキ
オーチニ月ハラショー日
日本に来てから早くも数日が経ちましたが、未だに艦娘のお友達は出来ていません。
補佐官とそれについて回ってる黒いのだけがよく話しかけてきてくれます。
私も喋ろうと思いましたが、うまくタイミングが掴めず、結局今日も無言で過ごしました。
Гангут
ガングート「明日こそ、喋ろう。明日こそ喋るんだ。明日こそ補佐官と黒いのと喋りたい……」グスン
【ガングートと島風】
補佐「今月ももう終わりか~」カタカタ
ガングート「……」ジー
補佐「どうした、ガングート」
島風「ふんふふ~ん」ピコピコ
ガングート「……」ジー
補佐「なんだ、膝の上に乗りたいのか」
ガングート「……」ジー
補佐「島風、いいかな?」
島風「やだ」プイッ
補佐「だそうだ、すまんがまた今度にしてくれ」
ガングート「……」
クルッ
ガングート「……」ジー
初霜「……」ペラッ
ガングート「……」ジー
初霜「…………いや、困ったからってこっち見られても」
ガングート「……」ジー
初霜「えっと……私の膝の上座る?」
スタスタ
ポフン
初霜(重っ)
ガングート「……」ジー
島風「……」
ガングート「……」ジー
島風「うう~……!わかったよ!代わるからこっち見んな!」スクッ
スタスタ
ポフン
補佐「……」
ガングート「……」
補佐(めっちゃ仕事しにくい……)
ガングート「……」
島風「む~……」
・ ・ ・ ・ ・
ガングート「……」カキカキ
オーチニ月アカノヒロバ日
今日はうさ耳の金髪が補佐官の膝の上に座ってたので、対抗して黒いのの膝の上に座りました。
そしたらうさ耳の金髪が補佐官の上から降りたので、私は補佐官の上に座りました。
補佐官は日本人にしては意外と逞しくてちょっとドキドキしましたが、
うさ耳の金髪が騒ぎ出したのですぐに交替して黒いのの膝の上に戻りました。
ちょっと残念です。黒いのは足がしびれたって言ってました。
Гангут
ガングート「…………今日も喋れなかった」グスン
こんだけ
子日のスパッツの下はTバック(ラインが目立たないから)という設定。君たちも使っていいぞこの設定!
次は多分次スレかしら
立てたわよ!
【艦これ】補佐官のいる鎮守府 3
【艦これ】補佐官のいる鎮守府 3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498740980/)
このSSまとめへのコメント
ヒャッハー!乙だー!
更新待ってますー!
更新待ってます!