346プロ 会議室
美城「みんな揃ったな…」
プロジェクトクローネのみなさん「…」
美城「今日集まったのは、新曲のPVの撮影の件についてだ。」
唯「それってこの間の新曲のやつでしょ?カッコイイやつ。」
美城「そうだ。」
奏「それで、どこで撮影をするの?」
美城「学園艦だ。」
ありす「わざわざ学園艦まで行くんですか?」
美城「そう、だがただの学園艦ではない。」
フレデリカ「どういうこと?」
美城「戦車道は知っているな?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476111673
加蓮「知ってますよ。あの戦車のやつ。」
周子「そう、太くて長いアレ(戦車砲)からアレ(砲弾)を出して相手(戦車)をヤっちゃうやつ。」
美城「塩見、ちゃんと言う!」
アーニャ「ふ…太くて長いアレ…///」
美城「ほら!想像した人がいるだろ!」
ありす「な、なんのことですか?それって大人になることに必要なんですか?」←興味津々
凛「ありす、知らなくていいから落ち着いて…」
文香「私が本で得た知識でお教えしましょう。」
奈緒「やめろ!」
美城「それでだ、その戦車道の強豪である黒森峰女学園で撮影を行う。ところで、君達は戦車道の経験はあるか?」
プロジェクトクローネのみなさん「…」
美城「ないのか…まあいい、撮影の日は来週だ。」
~黒森峰~
まほ「エリカ」
エリカ「何でしょうか隊長」
まほ「来週、アイドルグループが来ると言うのは知ってるよな?」
エリカ「はい」
まほ「名前何て言ったっけ、プロジェクト…」
エリカ「チョココロネ?」
まほ「いや、そんなかわいい名前じゃなかったような…」
まほ「あ!思い出した!クローネだ!」
エリカ「…ああ!」←思い出した。
まほ「知ってる?」
エリカ「知りません。」
~そんなこんなで~
まほ「今日集まってもらったのは来週のアイドルの件だ。知っていたら手を上げてくれ。」
黒森峰戦車道のみなさん「はい!」
まほ「プロジェクトクローネ。」
みなさん「…」シーン
エリカ「みんな知らないようですね…」
まほ「よかった。みんな知ってたらもう、「何で知ってるんだよ!アホ!」と泣き叫びながら戦車で暴れ回ってたぞ…」
エリカ「そこまでなんですか…」
まほ「次、KBYD」
小梅「…」←挙手
まほ「えっ」
エリカ「えっ」
小梅「えっ、なんでですか?」
まほ「いやいや、あいつらアイドルじゃなくて芸人だろ?」
小梅「ええっ!?」
みなさん「…」←まほの意見に同意
まほ「はい次!神崎蘭子…」
みなさん「はい!!!!」←全員挙手
エリカ「はーい!!!!」
まほ「うおお!!!!」
まほ「びっくりした…」
エリカ「すいません…私達神崎蘭子ちゃんのファンなんです…」
まほ「そうか…」←小日向美穂のファン
まほ「それにしても…なんでウチらの学園艦なんだろう…」
みなさん「…」
小梅「…虎の威を借りたいからじゃないんですか?ティーガーなだけに」
まほ「ブフォ!!!!」
エリカ含めたみなさん「ブッ!」
まほ「こwww小梅www誰がうまいこと言えとwww」
エリカ「なるほどwwwなるほどねwww」
~クローネのみなさん戦車道について勉強中~
美城「調子はどうだ…」
周子「戦車といえば陸戦強襲型ガンタンクやろが!!!!」←タンク系モビルスーツ派
唯「違う!有澤重工雷電だよ!!!!」←ガチタンAC派
奏「メタルギアREXよ!!!!」←核搭載二足歩行型戦車派
加蓮「ちょっと落ち着いて!」←戦車なんかより潜水艦だこの野郎派
美城「えっ、なにこれ。」
フレデリカ「いや、戦車道の勉強してたらこんなことになっちゃったんだよ~」
ありす「妙にヒートアップしたので…どうすればいいのかわからなくて…」
奈緒「すいません…」←エースコンバット派
美城「そ、そうか…」
文香「でも陸戦強襲型ガンタンクが戦場を這いつくばって駆け回り、有澤重工雷電が真正面から特大グレネードキャノンを構え、メタルギアREXが核をぶっ放す光景、見たくありません?凛さん。」
凛「この状況で私にふるの!?」
アーニャ「大惨事です…」
美城「それで?戦車道のルールは覚えたのか?」
ありす「大丈夫です。」
美城「じゃあ橘、言ってみろ。」
ありす「フィールド上にあるプラントを占拠しつつ、相手のコアを破壊したり、より多くのダメージを与えたチームが勝利するというルールですよね?」
みなさん「…」
美城「た、橘…」
美城「それはボーダーブレイクのルールだ。」
ありす「あっ!間違えた!」←暇だったのでたまたまサイトを見ていた。
周子「何してるのありすちゃん!!!!」
唯「戦車道なんだよ!!!!SEGAのロボゲーじゃないよ!!!!」
奏「デレマスはバンナムのゲームよ!!!!SEGAに寝返るつもり!?」
フレデリカ「ひどいよ!!!!」
凛「いや12才の女の子をそんなに責めなくてもいいでしょ!」
奈緒「てか唯と奏は人のこと言えないだろ!フロムソフトウェアとKONAMI!!!!」
アーニャ「ありす、気にしないでください。」
ありす「は、はあ…」
文香「ありすちゃん、私はどっちかというとバーチャロンの方が好きです。」.
加蓮「そういう問題じゃないよ文香…」
~会議終了~
凛「やっと終わった…」
アーニャ「そうですね…」
凛「こんな時…プロデューサーは…」
アーニャ「リン!いけません!!!!」
凛「はっ!!!」
~凛の回想~
武内P「凛ンンッ…ちゃん!!!!」
武内P「こ が た け ん!!!!」
武内P「荒ぶる小型犬のようにがんばってね!!!!」
~回想終了~
凛「そ…そうだったね…」
凛「プロデューサーは壊れちゃったんだった…」←涙が流れる
。
アーニャ「リン…今は彼が元気に帰ってくることを祈るしかありません。」
凛「うん…」
※SS 、武内P「距離を取らないと…」を参照
~そのころの黒森峰~
まほ「まさかアイドルグループの勉強をすることになるとは…」
エリカ「隊長、この速水奏ってアイドルなんですけど…」
まほ「どうした?」
エリカ「なんか謎の口紅使って別人の顔と元々の醜い顔と交換してそうですよね。」
まほ「…よくわからない。」
エリカ「えっ!知らないんですか!?イブニングの「累」(かさねと読む)ですよ!」←イブニング読んでる人
まほ「知ってるわけないだろ!読まないよイブニング!」←コミックスペリオール読んでる人
小梅「エリカさん…自分と他人の趣味があってると思ったら大間違いですよ…」←ビッグコミック読んでる人
エリカ「じゃあ隊長何読んでるんですか?あと小梅も。」
まほ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」
小梅「空母いぶき」
エリカ「そうですか…」
まほ「ほかの隊員はなんのマンガ読んでるんだろうか?」
小梅「聞いてみましょうか」
~1時間後~
まほ「みんなジャンプとかマガジンとかコロコロとか読んでたな…」
エリカ「私らイレギュラーでしたね…」
~そんでもって撮影当日、デカいヘリの中~
奏「ねぇ、人という字があるわよね。」
唯「うん」
奏「あれは人と人が支えあって出来てるって話だけど、それは違うわ」
フレデリカ「へぇ~」
凛「い、嫌な予感がする…」
アーニャ「そうですね…」
奏「あれはね…」
奏「左の人が右の人をFU○Kしてるのよ!」
ヘリのパイロット含めたみなさん「!!!!」
美城「速水お前は何を言ってるんだ!!!!」
凛(予感が的中した…)
周子「なるほど…人という字は人を作ってるんやな…」
唯「納得…」
美城「納得するなよ!!!!」
アーニャ「み、見てください!ありすが真っ赤っかに!」
ありす「だ…大丈夫ですよアーニャさん…私は大人ですから…」←イチゴみたいに真っ赤っか
奈緒「違うから!奏のはウソだから!」
加蓮「体位的には…」
凛「加蓮それ以上いけない」
~黒森峰~
まほ「ついに来るな…」
エリカ「そうですね…私ら今からくるアイドルグループ知らないんですけどね…」
まほ「あとミサイルとか撃って来たらどうしよう…」
エリカ「とんでもない挨拶ですね…」
バラバラバラバラバラ!!!!
エリカ「あっ!隊長!やって来たわに!!!!」
まほ「よかった~ハインドとかじゃなくて…」
まほ(エリカのいい間違いは黙っておくか。)
まほ「お待ちしておりました。プロジェクトクローネのみなさんですね。」
美城「そうです。」
まほ「私は黒森峰戦車道隊長、西住まほです。」
エリカ「同じく副隊長の逸見エリカです。」
美城「私は346プロダクションの専務の美城です。このプロジェクトクローネのプロデュースをしているのも私です。」
文香「西住まほ…」
加蓮「知っているのか雷電」
文香「そうそうそう私は戦闘開始時にいきなり肩のビームをってなんでやねん。」←アファームド使う人
奈緒「文香…バーチャロンじゃなくて男塾だよ。」
奏「お前は雷だ。光を放つことができる…」←スネークのモノマネしながら
ありす(どうしましょう…ついていけません…)
まほ「案内しますからついてきてください。」
美城「わかりました。お願いします。」
エリカ(あの一番小さい女の子、顔すっごいグロッキーなんだけど…大丈夫かしら…)
~回想~
唯「ありすちゃん、ファ○クの意味を知ってるの何故かな~」
フレデリカ「もしかして調べちゃった系?」
周子「メ~ン?」
ありす「いや…その…」
アーニャ「ニェット!ありすがかわいそうですから…」
加蓮「そうだよ。ありすだってえっちなことに興味を持ち始める年頃だから…」
凛「そのフォローもどうかと思うよ。」
まほ「…というわけでうちで撮影をするアイドルグループのプロジェクトクローネのみなさんだ。」
プロジェクトクローネのみなさん「よろしくお願いしま~」
黒森峰のみなさん「よろしくお願いします」
黒森峰隊員A(ことあるごとにキスしてきそう)
隊員B(適当そう)
隊員C(自分は大人だと背伸びしてそう)
小梅(チャーハンマスター赤星)
隊員D(プラウダとかにいそう)
隊員E(花屋の娘っぽい)
エリカ「そしてこちらにいる美熟女…じゃなかったババアが美城さん。このプロジェクトクローネのプロデュースをしている。」
美城「ちょっと待って、ババアっていい直す必要あった今?」
まほ「ダメじゃないかエリカ!!!!」
まほ「ちゃんと『会社の利益の為に一旦全てのプロジェクトを解体しようとし、そのプロジェクトの中から選抜してプロジェクトクローネを結成、笑顔が素敵な女の子から笑顔を消して追い詰めようとしたババア』って言わないと失礼だぞ!」
美城「お前も失礼だろ!!!!」
文香「流石はドイツ野郎。教科書通りの答えをしやがる…」
ありす「文香さん!?」
凛「リアルだから困る…」
アーニャ「そうですね…」
奈緒「2人ともどうした!?」
しほ「まほ」
まほ「あっ、お母様」
フレデリカ「あのババア誰?」
ありす「ババアは失礼ですよ!」
周子「あの人は、西住流戦車道家元の西住しほだよ。」
唯「知ってるの?」
加蓮「確か…『全国大会の決勝戦で勝利よりも人命を優先した次女を責めて、別の高校で戦車道をやっていたその次女を勘当しようとしたけど、結局次女の戦車道を認め、更に次女が通っていた高校の廃校を阻止に協力した鬼ババア』だよ。」
奈緒「詳しいな加蓮!」
しほ「そうです。その鬼ババアが私です。」
凛「あっさり認めた!?」
奏「私達のババアとは違って器がでかいわ…」
まほ「てか君、妹と声が似てるな…」
加蓮「そうですか?」
しほ「初めまして、西住流戦車道家元、西住しほです。」
美城「初めまして、346プロの専務、美城と申します」
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しほ「…」
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美城「…」
エリカ「な…なんという雰囲気…」
フレデリカ「ババアの睨み合い」
凜「う、うん。て言うか…」
まほ「┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨…」
加蓮「┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨…」
奈緒「何やってんだあんたらは!!!!」
まほ「いや雰囲気をだな…」
加蓮「絶対必要じゃん。あの場面では…」
アーニャ「いや…別にいらないと思います…」
しほ「正直な話、私はジュピターを招待したかったのだけど、新曲の予定はないと断られたのよ。」←天ヶ瀬冬馬のファン
しほ「折角私が旦那がいるという背徳感を抱きながら彼の初めてのアレを捨てさせてやろうかと思ったのに…」
美城「なんだその下心満々な本音は」
しほ「でも彼女達が新曲を作るというからまあいいやと思って撮影を許可したのよ。」
唯「へ~」
美城「ほんと忙しい中、許可をしていただきありがとうございます。」
フレデリカ「いやホントすいませんね~虎の威を借るようで~ティーガーなだけにね」
まほ「グッ!」
エリカ「フッ…!」
奈緒「面白いか?」
ありす「いやそんなに面白いわけじゃ…」
文香「フフフフッwww虎とwwwティーガーをwwwブヒヒヒ…」
凜「めっちゃ受けてる!」
~休憩中~
ありす「はぁ…」
奏「どうしたの?」
ありす「大人って、私が思い描いてたのと違うんだなぁって…」
凜「い、いろいろな大人がいるだけだから!」
アーニャ「そう!そうですよ!」
奏「イェーイwwwざまあみろwww」
奈緒「いや煽るなよ!」
しほ「はーい!そんなあなたに朗報です。」
まほ「今、西住流戦車道に入ると、通常の三倍のスピードで理想の大人になれます!!!!」
奈緒「いやそんな訳ないだろ!」
ありす「そ、そうですよ、私がそんなのに引っかかるわけがないですけどでも試してみたいというか…ね!」うずうず
加蓮「うわー引き込まれそう。」
周子「そんなん嫌や」
唯「ありすちゃんは今のままでいいよ!」
フレデリカ「私らゆっくりと汚い大人というものを知っていくありすちゃんが見たい!」
ありす「な、何言ってるんですか…」
エリカ「気にしちゃダメよ。いい大人になりたいんでしょ?」
小梅「ほ~らおいでおいで~」
文香「…」
文香「!」
文香(これは…)
ありすちゃんが西住流戦車道に入る
↓
ありすちゃんが大人になる
↓
「前のありすちゃんのほうがいい!」と従来のファンがキレる
↓
「受け入れろや!」と新しいありすちゃんを認めるファンもキレる
↓
ファン同士で戦争勃発
↓
戦いこそが人間の可能性だと気づく
↓
身体は闘争を求める
↓
アーマードコアを見つける
↓
アーマードコアが売れる
↓
フロムがアーマードコアの新作を作る。
↓
でもガンダムもいいよね
↓
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
文香「…おお!!」
文香「おかげで素晴らしい宣伝が完成しました。」←中の人がでてる
美城「何言ってんだ。」
※結局お流れになりました。
~撮影最後らへん~
美城「ようやく最後のシーンか…」
奏「どんなシーンかしら?」
美城「向かい合わせたティーガーの間を堂々と歩くシーンだ」
文香「なるほど」
しほ「で、私達がその先で逮捕状を見せつけると…」
美城「そんなシーンねぇよ!」
アーニャ「なるほど…装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズですね…むせる。」
奈緒「アーニャどうした?」
奏「どうせならメタルギアREXも出せないかしら?」
まほ「何を言ってるんだ。メタルギアといえばシャゴホットだろう?」
周子「そこは陸戦強襲型ガンタンクやろ!」
エリカ「違いますよ!ヒルドルブですよ!」
唯「有澤重工雷電だね!」
小梅「総監督マシーン改よ!」
加蓮「私は潜水艦が好き」
奈緒「どうしようこれ…」
フレデリカ「カオスってやつだね~」
アーニャ「いいですかリン、装甲騎兵ボトムズというのは最低野郎たちの」
凜「あ、アーニャまで…どうしよう。」
なんやかんやで撮影は終わりました。
~その後~
美城(アイドル関連の雑誌が欲しいから本屋に来たが…?)
ー今、注目のベストセラー!!ー
美城(ベストセラーだと…!!! )
<大手老舗芸能プロダクションの敏腕プロデューサーが教える!相手とのいい距離の取り方>
美城「あいつ…休職中になんて本出してるんだ!」
※武内Pは頭がイかれているように見えたため、休職中です。
本の帯「初○五洋ホールディングス会長 島○作 推薦!!!」
美城「日本一有名なサラリーマンに推薦されとる!!!!」
終わり
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