シンデレラガールズとミリオンライブのクロスSSですよ~(〇・▽・〇)
暖かい心で受け止めてくださったら嬉しいかなって。
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事務所
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りんなおかれん「「「お疲れ様でした!!!」」」
加蓮「うー、今日のレッスン疲れたー」
凛「そうだね、少しハードだったかも」
奈緒「もう身体中痛いよ...明日は筋肉t(ギュルルルルル
加蓮「...」
凛「...」
奈緒「...///////」
加蓮「あれー?何かのサイレンかなー?今すごい音で警報が鳴ったよー」
凛「うん、すごい音だった。腹ペコ警報だね」
奈緒「あーそうかー?私には聞こえなかっt(ギュルルルルルルルルルウウウウウウ
加蓮「...プッ」
凛「...クスクス」
奈緒「あーはいはい!!アタシだよ!!レッスンがハードだったからお腹空いたんだよ!!悪いか!?」
加蓮「奈緒は悪くないよー。食べ盛りだもんねー」
凛「成長期だもんね。食には関心があるよね」
奈緒「うぅ///ちくしょー///」
加蓮「ごめんごめん。私もなんだかお腹すいちゃった。凛は?」
凛「私もお腹すいたかな。晩御飯どこかで食べてく?」
加蓮「行く行くー!腹ペコ奈緒ちゃんも行くよね?」
奈緒「誰が腹ペコ奈緒ちゃんだよ!アタシも行くよ!」
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帰り道
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加蓮「さて、晩御飯だけど、ファミレスでポテト...」
奈緒「ダメだ!」
加蓮「えー?いいじゃん」
奈緒「ダメなものはダメだ!3人で食べに行った日はもう5回連続ファミレスでポテトだぞ!そろそろ飽きた」
加蓮「私は飽きてないの。いも食べようよいもー!」
凛「私も反対かな。これ以上芋食べると、加蓮がポテトヘッドになりそう」
加蓮「なにそれ...」
奈緒「それに、加蓮は細すぎるからなぁ。ポテト以外もちゃんと食べてるのか?」
凛「毎日たくさん食べないと、立派にはなれないよ」
奈緒「そうだぞ!もっと飯食え食え」
加蓮「アンタたち...田舎の親戚のオッさんじゃないんだから...」
加蓮「はいはい、わかりましたよー。じゃあ、奈緒なに食べるか決めて」
奈緒「そうだなー...よし、中華にするか!」
凛「中華なら、○将?」
奈緒「いや、この前現場で一緒だった子に教えてもらった店があるんだ。そこに行こう」
加蓮「へー、誰に教えてもらったの?」
奈緒「秘密だよ、秘密」
凛「もったいぶって気になるね」
奈緒「まぁ、行きゃわかるって」
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中華料理屋前
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奈緒「ほら、着いたぞ」
加蓮「お店の名前は...佐竹飯店?」
凛「行列が出来てるね。結構待ちそう?」
奈緒「大丈夫だ。さっき、電話で予約しといたから」
加蓮「さっすが奈緒王子。きちんとお姫様をエスコートできるね♪」
凛「うん。くるしゅうないよ」
奈緒「アタシもオマエラと同じ乙女だよ!」
美奈子「わっほーい♪お待たせしました、次の方どうぞー!」
奈緒「あー、美奈子。久しぶり」
美奈子「あ!奈緒ちゃん!久しぶりだね!えっと、後ろのお二人はもしかしてトライアドの?」
加蓮「どうも、トライアドの北条加蓮でーす♪」
凛「同じく、トライアドの渋谷凛だよ」
美奈子「佐竹美奈子です!はじめまして!」
加蓮「ちょっと待って!久しぶりということはもしかして、この店を紹介したのって...」
奈緒「あぁ、この子がこのお店を紹介してくれたんだよ」
美奈子「ダイレクトマーケティング、成功だね!」
凛「あはは...逞しいね...」
美奈子「でもでも、味は確かだよ!皆さんの料理は私が腕をふるっちゃうから、どうぞどうぞ中へ」
りんなおかれん「「「おじゃましまーす!!!」」」
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佐竹飯店 個室
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加蓮「美奈子ちゃん、765シアターって...あの765...?」
凛「如月千早さんがいる...あの765...すごい...」
美奈子「そんなそんな!私はシアター組だから、765プロの皆さんの後輩みたいなものだよ///」
美奈子「私の話はいいからっ///みんな注文を決めちゃって」
奈緒「そうだなー、炒飯にラーメン、麻婆豆腐に回鍋肉」
加蓮「エビチリに焼売、餃子」
凛「酢豚に肉野菜炒め」
りんなおかれん「「「迷うー」」」
美奈子「じゃあ!いろいろ食べられるように、少なめで何皿か作ろうか?」
凛「うん、それでお願いしようかな」
加蓮「エビチリ!エビチリは絶対いれてね!」
奈緒「悪いな。よろしく頼むよ」
美奈子「はーい♪すぐできるから、楽しみにしててねー♪」
凛「美奈子って、明るくていい人だね」
加蓮「そうだね。奈緒は私たちに隠れて、あんないい子と浮気してたなんて」
奈緒「浮気ってなんだよ...まぁ、確かに可愛くていい子だよなー。お嫁さんにしたいタイプ?」
加蓮「大丈夫だよ。奈緒もお嫁さんにしたいタイプだから」
凛「エプロン姿で、帰りを出迎えてくれる新妻奈緒」
奈緒「ああああああああああの仕事のことは忘れろおおおお!思い出すたび恥ずかしいんだからな!」
加蓮「残念、ほら写真もばっちし!」
凛「ばっちし!」
奈緒「消せえええええ!なんでもってんだよ...。くそぅ、プロデューサーさんの仕業だな...」
美奈子「みんなお待たせー、前菜の胡麻団子だよ!」
加蓮「待ってました!」
美奈子「召し上がれ!」(ドォン!
凛「......」
加蓮「......」
奈緒「......」
凛「ねえ、美奈子?ニコニコしてるところ、悪いんだけど...」
加蓮「どう見てもこの前菜、主菜の2、3人前はあると思うんだけど...」
美奈子「いやいや、前菜の1人前くらいだよ♪」
奈緒「まじかよ...」
美奈子「さぁ!たっぷり召し上がれ♪」
加蓮「後で主菜が来るんだよね?」
美奈子「うん!前菜を食べ終わった頃には出来上がるよ!」
凛「...」
奈緒「...」
加蓮「...」
美奈子「みんなどうしたの?美味しそうじゃなかったからがっかりしてる...?」
凛(違う、違うんだよ)
加蓮(すっごく美味しそうなんだけど)
奈緒(量が...量が多い...)
美奈子「ごめんね。箸が進まないなら、これ下げてお父さんに作ってもらうね...」
凛(あぁ、すっごい悲しそうな顔...)
加蓮(そんな顔...しないで...)
奈緒「いやーあまりに美味しそうなんでみんな見とれてたよよし食べるぞいただきます!!!!」
奈緒(ほら!お前らもはやく!!)
凛(奈緒...わかったよ!)
加蓮(覚悟を決めた!)
奈緒「さぁ、もう一度みんなで!」
りんなおかれん「「「いただきます!!!」」」
奈緒「なんだこれ!すごく美味しい!」
加蓮「うーん、団子を噛んだ瞬間ジュワッと甘味が口の中に広がって、しあわせー!」
凛「アツアツで外がカリッとしてるのもすごくいいね!」
美奈子「わっほーい♪それはよかった!じゃあ、主菜の方も作っちゃうね!」
奈緒「ほぉ!ほほひふ!」(おぉ!よろしく!)
加蓮「はほ!ひふはほいひいははっへ、はへははははしゃへふほはほふはいほ」(奈緒!いくら美味しいからって、食べながら喋るのは良くないよ)
凛「ふはひほほ、はっふひふひはっへ」(2人とも、がっつきすぎだって)
りんなおかれん(((もぐもぐもぐもぐ)))
りんなおかれん「「「おいしー!!!」」」
奈緒「ははひはほへ、はひはほはんはひ」(やばいなこれ、箸が止まらない」
加蓮「んー、ほんほ、ほへはははひへ」(んー、ほんと、これはやばいね)
凛「ふはひほほ、ふほひはほひふひはほ」(2人とも、少し落ち着きなよ)
美奈子「さぁ、エビチリできましたよー」(ドォン!
美奈子「こちらは回鍋肉」(ドォォォォォン!
美奈子「酢豚に肉野菜炒め」(ドォォォォォォォォォン!
美奈子「最後に特製フカヒレチャーハン!」(ドォォォォォォォォォォォォォォォン!
奈緒「なぁ、美奈子?この店が超大盛りが基本だってことはわかったけどさ...」
加蓮「さすがにこの量は盛りすぎじゃないかなぁ...」
凛「軽く20人前は...ありそう...」
美奈子「あははー、美味しいって言われたのが嬉しくて、作りすぎちゃった♪」(テヘペロコツン
奈緒「テヘペロコツンじゃねぇよ!どうすんだよこの量!?食べきれねぇぞ!!」
美奈子「私も休憩に入ったから、一緒に食べようかなーって」
加蓮「それでも全然多すぎるでしょ...」
凛「美味しいけどね、さすがにね...」
美奈子「美味しいから大丈夫だよ!!!」(ドヤッ
りんなおかれん「「「んなわけあるか!!!」」」
加蓮「食べきられなかったら、配ればいいんじゃない?」
美奈子「配る?」
加蓮「うん。小皿に分けて、私達がお客さんに配るってのはどう?」
凛「美奈子特製中華料理お渡し会?」
奈緒「なるほど。なんなら、握手もつけるか?」
加蓮「いいねいいね。CDとか写真集のお渡し会はどのアイドルもやってるけど、中華料理のお裾分けをするアイドルなんてあんまいないんじゃない?」
美奈子「いいですね!作りすぎちゃったお料理も無駄にならないですし、みんなが幸せになって、おまけのカロリーもあげられる♪」
奈緒「よしっ!そうと決まれば、料理を小分けにするか!」
加蓮「私、お客さんに呼びかけてこようかな?」
美奈子「ストーップ!加蓮ちゃんは座ってて!!!カロリーが逃げちゃう!!!!!」
加蓮「は...はい...」
凛「カ...カロリー...?」
美奈子「動き回るのは私に任せて!わっほーい♪みなさーん!お裾分け会です!あの有名アイドル、トライアドプリムスの3人がお裾分けしてくれますよ!」
りんなおかれん(((カロリー???)))
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数十分後
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凛「...なんとか片付いたね」
奈緒「あぁ、片付いたな」
美奈子「みなさん喜んでくれて良かったです!」
加蓮「お裾分け会してたら、少しお腹も落ち着いてきた。さっ、私達も食べよ」
りんなおかれんみなこ「「「「いただきまーす!!!!」」」」
奈緒「はむっ、はむっ、ああああああこの回鍋肉美味しいいいいいい」
加蓮「んー、エビチリ最高!」
凛「どれも本当に美味しいね」
美奈子「みんなごめんね、出来立ての熱々はもっと美味しいんだけど...」
凛「十分美味しいよ」
加蓮「気にすることないって」
奈緒「大丈夫だよ。熱々のヤツはまた食べに来るから」
美奈子「みんな!ありがとう!!」
奈緒「ほらほら、美奈子も食べろよ。いっぱい働いてお腹すいただろ?」
美奈子「うん!いただきまーす!!!」
りんなおかれん「「「ごちそうさまでした!!!」」」
美奈子「はい!お粗末様でした!」
奈緒「いやー、ほんと美味しかった。スゴイな美奈子は」
美奈子「すごい?」
凛「うん。アイドルもやって、看板娘もやって、すごいよ」
美奈子「そんなそんな。私は好きでやってるだけだし///」
加蓮「そうなんだ」
美奈子「うん!料理もアイドルも、愛情だって思うの」
凛「愛情?」
美奈子「うん。愛をいっぱい詰め込んで、誰かに届けるってところが同じかなって」
奈緒「そっか。なんか、いいな」
加蓮「...」
美奈子「どうしたの?加蓮ちゃん?」
加蓮「ん?なんでもないよ。デザートはないのかなって思っただけ」
美奈子「もちろんあるよ♪杏仁豆腐が待ってます!」
りんなおかれん「「「待ってました!!!」」」
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数日後
佐竹飯店
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ガラガラっ
美奈子「いらっしゃいませー♪」
美奈子「あれ?今日は1人?」
加蓮「うん。席、空いてるかな?」
美奈子「空いてるよ!どうぞ!」
美奈子「ご注文はなんにしますか?」
加蓮「そうだねー、エビチリ!」
美奈子「はーい!エビチリ1つね!」
加蓮「あ、サイズは普通でいいよ」
美奈子「え?大丈夫?うちは...前の感じの...」
加蓮「うん!大丈夫!」
美奈子「はい!エビチリ1つ」(ドォン!
加蓮「おぉ...やっぱり改めて目の前にすると...」
美奈子「本当に大丈夫?無理はしないでね」
加蓮「美味しいから大丈夫。でしょ?」
美奈子「うん!」(パアアアアッ
加蓮「んー、やっぱり美味しい♪」
美奈子「ありがとう!私も晩御飯の時間だから隣で食べてもいい?」
加蓮「どうぞどうぞ」
美奈子「じゃあ、お邪魔します」
加蓮「で?単刀直入に聞くけど、奈緒に何を吹き込まれたの?」
美奈子「ブァッ!?フキコマレタトハナンノコトカ?」
加蓮「さすがにわかるよ。カロリーがどうとか言ってたしね」
美奈子「うぅ...奈緒ちゃんから聞いてたけど、本当に加蓮ちゃんて頭いいんだね」
加蓮「いえいえ、悪知恵が働くだけだよ」
加蓮「きっと私にスタミナつけたいとか、そういう話でしょ?」
美奈子「...なんで、そこまで?」
加蓮「私達、今度全国ツアーやるの。でも私スタミナないから、トレーナーさんにスタミナつけるためにたくさん食べろって叱られて」
加蓮「奈緒が叱られてる私を見てたんだ。だからまたお節介焼いたんだろうなって」
美奈子「うぅ...そこまで分かってるなら、私から言うことはないかな」
加蓮「やった!名探偵だね、私」
美奈子「でも、奈緒ちゃんも加蓮ちゃんのことを思ってだと思うよ!だから」
加蓮「大丈夫。怒る気は無いよ。奈緒と凛のお節介はいつものことだから」
美奈子「ふぅ、なら良かった」
加蓮「美奈子ちゃんさ、前言ってたよね。愛情を届けるためにアイドルをしてるって」
美奈子「うん!料理もアイドルも大好きって話した、かな?」
加蓮「私はね、正直羨ましいって思ったの。私の今までのアイドル生活は、取り戻すことが大半だったから」
美奈子「取り戻す?」
加蓮「まぁ、その話はおいおい」
加蓮「でもね、最近は変わってきたの。たくさんいるアイドルの中でも一番のアイドルになって、大切な人に恩返しをするんだ」
加蓮「だから、私は頑張るんだ。とりあえず今は、スタミナをつけるとこから、かな?」
美奈子「うううううう加蓮ちゃああああああんんんん」
加蓮「うわっ!ガン泣きしてる!?なんで!?」
美奈子「なんでじゃありませんよぉぉぉぉぉ!私、頑張ってる加蓮ちゃんを応援したいです!」
加蓮「そっか。ありがとね」
美奈子「そうとなれば...」(ウズウズ
加蓮「そうとなれば?」
美奈子「わっほーい♪たくさん料理作っちゃいますよ!」
加蓮「あはは、さすがに食べきれないかな」
E N D
終わりだよ~(〇・▽・〇)
美奈子が加蓮にたくさん料理を食べさせたら幸せやんと思って書きました。
投稿しててお腹がすいたのでなんか食べてきます・・・。
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