にこ「き、急にどうしたの、アンタ達?」
ここあ「あのね、お姉ちゃんはいつもここあ達に優しくしてくれるから」
虎太郎「ぷれぜんとー」
こころ「......とは言っても、『何でもしてあげる券』しか無いのですが...」ギュッ
3人「!?」
にこ「......ありがとう、アンタ達。
最高のプレゼントよ」ギュッ
3人「えへへー///」ギューッ
翌日
にこ「何でも、かぁ」
にこ「虎太郎の躾にでも使おうかしら?」ピラピラ
希「にこっちー♪」ワシッ
にこ「希ッ!?」
希「おはようのワシワシ
......と言いたいんやけど、面白そうなん持ってんなー?」 ヒョイッ
にこ「あっ」
希「何でもする、かぁ......♪」ニヤ
部室
希「という訳で、今からにこっちにしたい事を挙げてってほしいんや」
真姫「な、何でもッ!?」
希「にこっちの家庭に迷惑掛からんなら、ええんやない?」
にこ「ええんやない、じゃないわよ!
ぬあんで私の貰った券で私が使われなきゃいけないのよッ!?」
凛「凛はラーメン奢って貰いたいにゃー!」
花陽「わ、私はアイドル関係のグッズが貰えれば...」
穂乃果「じゃあ私は...「いけません!」ガタン
にこ「海未!」
海未「にこは私と一緒に色々して貰います!」
にこ「ぬぁんでよ!?」
にこ「普通そこは私を庇うところでしょ!?」
海未「にこが絡めば話は別です!」
ことり「なら......全員でにこちゃんに言う事を聞いてもらうのはどうかなぁ?」
絵里「流石ことりね!ハラショー!」
希「じゃあクジで順番決めよっか、穂乃果ちゃんから割り箸引いてって」
にこ「何でこんな目に......」
絵里「先ずは私ね!」
にこ「1番疲れそうな奴が最初になるとは...」
絵里「言うじゃない、にこ。
そんな口の悪い娘には、チョコパフェでも奢ってもらおうかしら♪」
にこ「あ、普通だ」
絵里「ポンコツを見せないためのチョイスよ!流石私、ハルァァショォォー!」
にこ「ポンコツ認めてるのね。
...じゃあ駅近くのファミレスにでも行きましょうか」
絵里「エリチカ?」
にこ「駅近よ」
ファミレス
絵里「じゃあデミグラスチーズハンバーグのライスセットと、シーザーサラダのミニ、ドリンクバーで食後にバニラチョコパフェお願いします」
にこ「ど、ドリンクバーで......」
店員「ハァイカシコマリマシタァー」
にこ「ちょっと絵里、どういう事よ!?」
絵里「エリチカお腹空いちゃった☆」
にこ「私のお小遣いの半分削らないでよ!?」
絵里「まぁ私の誕生日近いし、いいでしょー?」
にこ「......アンタがそれで良いならね」
店員「シーザーサラダドェース」コトッ
絵里「来た!
ここのシーザーサラダ美味しいのよねぇ♪」ルンルン
にこ「......ドリンクバー行ってくる」
絵里「あ、にこ!ちょっとストップ」
にこ「何よ」
絵里「はい、あーん」
にこ「ちょ、それくらい自分で!///」
絵里「何でもするんでしょー?」
にこ「......あーん」パクッ
にこ「......美味しいわね」シャキシャキ
絵里「にこ可愛いー!」
にこ「あ、当たり前でしょー?
何を今更......」
ヴーッヴーッ
絵里「あら、花陽からLINE」ピッ
はなよ@お米食べよ!<絵里ちゃんジカンダヨォ!
絵里「あら、もう時間なのね」
絵里「にこ、今日はありがとう!」ニコッ
にこ「別に良いわよ......
......次はもっと楽しい事、しましょ?」
絵里「…えぇ」
宇宙NO.1アイドル<あのさ希
のんたん☆スピリチュアル<んー?
宇宙NO.1アイドル<あの券はチビ達から貰った物なんだけど
のんたん☆スピリチュアル<知っとるよ
宇宙NO.1アイドル<じゃあ何でアンタ達が使ってんのよ
のんたん☆スピリチュアル<にこっち前、家の用で忙しかったやん
のんたん☆スピリチュアル<だから皆久々ににこっちと遊びたかったと思うんよ
のんたん☆スピリチュアル<絵里ちも楽しそうにしてたやろ?
のんたん☆スピリチュアル<だからにこっち、今日は皆のワガママ聞いてあげて?
宇宙NO.1アイドル<しょうがないわねぇ!
宇宙NO.1アイドル<でもその代わり、今度はアンタ達が私の言う事聞きなさいよね?
のんたん☆スピリチュアル<分かってるよー♪
花陽「誰とトークしてたの?」
にこ「希よ。
で、花陽は何の用?アイドルグッズは意地でもあげないわよ」
花陽「分かってるよ。
私がお願いしたいのは......ここ!」
尾濃芽食堂
にこ「米専門って言うのが一目で分かるわね」
花陽「ここでやってるイベントを手伝って欲しいんだ♪」
にこ「こ、これは......」
山盛りご飯
30分以内に20杯おかず無しで食べきった方は無料+スタンプ5つ!
にこ「ファミレスで食べて来なくて良かった......」
花陽「凛ちゃんには断られちゃったけど......
にこちゃんも......やっぱ断る?」ウルウル
にこ(な、何よこの娘!?
そのウルウル可愛い過ぎるでしょ!?)
にこ「しょ、しょうがないわねぇ!
可愛い後輩の為ににこ、頑張ります!」
花陽「にこちゃん!」ダキッ
にこ「ちょ、やめなさいよ!///
後1番可愛いのはにこなんだから!」
大将「......この気配、まさか」
花陽「たのもー♪」ガラガラ
大将「ラブライサー、小泉花陽......!」
にこ「内装は良い造りしてるわね」ピシャッ
大将「よく来たな、小泉花陽と愉快な仲間よ」
にこ「どぅあれが愉快な仲間よ!」
花陽「うるせぇ、とっとと山盛り寄越せ!」ドン!
大将「山盛りの用意しろ!ラブライサーだ!」
にこ「ラブライサー......(苦笑)」
デデドン!(絶望)、と言わんばかりに盛られた大量のご飯。希の胸よりも大きい。
にこ「......に、にこは帰らなk...花陽「にこちゃん!」
花陽「可愛い後輩の為に頑張ってよ!」
にこ「ふざけんじゃないわよ!こんな大量のご飯、食べ切れる訳無いじゃない!」
花陽「これを食べてこそが真のライサーなの!」
にこ「にこはライサーじゃなぁぁい!」
大将「いいかな、ライサー共。
制限時間以内に完食してくれよな」
花陽「当たり前です」
にこ「......腹くくるわ」
大将「準備はいいな。
では、よーい......始めッ!」
にこ「あーんッ......
て、アッツぅい!?」ハフハフ
にこ「は、花陽ぉ…」チラッ
花陽「」バクバクバクバクバクバクバクバク
にこ「......この娘、アイドルよね?」
花陽「ご馳走様♪」
にこ「にごぉ...」ゲプ
大将「すげぇ、マジで食いやがった......」
花陽「にこちゃん、ありがとう♪」
にこ「べ、別に......わ、たしは......何もして、なあ、わよ......」ウップ
花陽「一緒に居てくれるだけで充分だよ♪」
にこ「そう......それな、ら......また行ってやっても......いいわ」
花陽「ホント!?
にこちゃん大好きー♪」ギュッ
にこ「おえ」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません