【ガルパン安価】みほ「皆って結構チョロすぎない?」 (971)


前スレ
【ガルパン安価】みほ「皆って結構チョロいよね」
【ガルパン安価】みほ「皆って結構チョロいよね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468852120/)
の続き

安価とコンマでみぽりんが皆を落としていく

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475426675


あらすじ

自称天才戦車兵・西住みほと、大洗女子学園普通科2年生・武部沙織のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。

基本的には1エピソード2話構成となっている。例外的に第1シリーズの「母之泉」は3話、「千里眼の男」は1話、第2シリーズの「六つ墓村」、「100%当たる占い師」は2.5話(第3が2部構成)となっている。
ミステリー(謎解き)が基本ではあるが、コメディの要素もふんだんにちりばめられており、笑いを誘う人物設定や行動、セリフ回し、出演者に関するネタや横溝作品、裏番組をもじった地名や小道具(張り紙、看板、習字等)、漫画作品のパロディなど小ネタが多く、独特の演出と雰囲気が話題となりヒットする。しかし、何かとコメディ要素が目立ちがちであるがこはミステリードラマらしく、真相は無情でやるせない結末(逮捕前に犯人が死亡するなど)により事件の幕は降りる。
なお、何かとセリフ(特にネタ台詞)やオチに妙な効果音がつくのが特徴。人間が引き起こす超常現象を解明していくというスタンスだが、超能力などを全否定していない話もある。


西住 みほ

演 - 渕上舞

自称売れっ子戦車兵だが、すぐクビになり、家賃も払えないほどの貧乏暮らし。インチキ超能力者を見ると黙っていられない性分で、西住流を使って数々のトリックを見破る。決め台詞は「お前のやったことは全てお見通しだ!」(エピソードによって様々なアレンジがある)である。
髪はオレンジミドルでセンター分け、いつも地味なセーターとロングスカートを着ているが、一度だけズボンを履いた回がある。戦車道としてはお団子結びでチャイナ服である。友達はペットのハムスターと亀しかいないらしい。しかし友達ながら名前は「亀1」「ハム2」など番号である。
寝相と寝言がひどく、幼少のころより笑うことが苦手で、「ウヒョヒョヒョ!」「エヘヘヘ!」といった妙な笑い方をする。掛け声や悲鳴は「うにゃー!」「にゃっ!」である。
貧乳がコンプレックス。


武部 沙織

演 - 茅野愛衣

県立大洗女子学園の生徒で、専門は恋愛学。自称天才恋愛学者で、どんな怪奇現象も恋愛で解明できる、といった持論がある。バストがデカいが気は小さく、怪奇現象を見るとすぐに気絶し、簡単なイケメンにはコロっと騙されてしまう。
著作本は「どんと来い!恋愛相談1 - 5」「なぜバストを尽くさないのか」「IQ200」(本人によると本当はIQ220らしい)。ウェーブヘアに、メガネ、長袖のワイシャツにベスト、スラックス姿である。
巨乳すぎる為に男性経験がないことがコンプレックス。


西住 しほ

演 - 野際陽子

みほの母。戦車兵。若いころは黒門島でシャーマンとして過ごしていたが、後に夫となる常夫が現れて彼とともに島を抜け出す。ちなみに夫とのプロポーズの会話はドイツ語であり、みほに「元黒森峰だからドイツ語?」とつっこまれた。
今は熊本県で戦車道道場を営み、子供たちに戦車道を教えながら暮らしている。決めセリフは「全部ごりっとお見通しだ!」と「戦車には不思議な力があります」。
みほとは対照に金儲けが得意である。彼女もみほと同じく笑うのが下手。


・・・・・・

~保健室~


みほ「う、やめ……ノンナさ…………もう、出ない…………」

みほ「そっちはちがう…………あ、うっ……」

みほ「…………ハッ!!」ガバッ

沙織「ぎゃっ!」ゴツン

みほ「いっつ…………! ッ、沙織さん!!」

沙織「いったぁ…………どうしたのみぽりん。廊下で倒れてたところを見つけたんだよ」

みほ「あ、そうだ……私、廊下で倒れて……」

沙織「なにかの病気?」

みほ「ううん、多分、貧血…………」

沙織「大丈夫?」

みほ「………………沙織さん」

沙織「ん?」

みほ「……いや。大丈夫。変な夢見ただけ」

沙織「メチャクチャ寝言言ってたよ」

みほ「……どんな?」

沙織「…………ははははは」

みほ「どんな!?」


みほ「そうそう、河嶋先輩だけどね。小山先輩と一緒に落とすことにしたよ」

沙織「小山先輩と?」

みほ「うん。私と先輩で河嶋先輩の前でイチャイチャして、引きずり込む」

沙織「……うまくいくの?」

みほ「大丈夫だよ。小山先輩が居れば河嶋先輩の心が開きやすいかなって思うし」

沙織「だといいけどねぇ……でもあの強気な先輩のメス顔…………うっへっへっへっへ……」

みほ「うひょひょひょひょ!」


・・・・・・

~昼休み~


みほ「じゃあ河嶋先輩の目の前でイチャイチャしましょう!」

柚子「うん! なんか会長はさっきから居ないみたいだから、今生徒会室には桃ちゃん1人だよ!」

みほ「なんというおあつらえ向きな……やはり神は私に勝てと言っている……勝利からは逃れられない」

柚子「食堂でご飯も買ったし、行こうか!」

みほ「あ、でも肝心のイチャイチャ内容を決めてない……」

柚子「うーん……どうする?」

みほ「なら>>11しましょう」


みほ「いつもしてるみたいに……する?」

柚子「いいの? 恥ずかしくない?」

みほ「うん。お姉ちゃんと一緒だから……」

柚子「分かったわ! 食べ終わったらしましょうか!」

みほ「(よーしよしよし。これで先輩の2つの丘を開拓できる……まぁいつでもできるんだけど)」

柚子「あ、でも……」

みほ「?」

柚子「食べ終わったらその、お腹が……」

みほ「そんなこと気にしてるの?」

柚子「ちょ、ちょっとは気にするのよ!」

みほ「駄目だよ気にしたら! ムチムチっていうのは胸やお尻が大きかったりももが太かったりしてるほかにもお腹が重要なんだよお腹が! しかもそういう人ってちょっと前かがみになったらお腹の脂肪がスカートの上にちょっと乗ってね! 素晴らしいんだよ!! むしろムチムチと銘打ってるくせにスレンダーに巨乳くっつけたようなのはムチムチとは言わないんだよ! ただスタイルが良いって言うんだよ!!!!」

柚子「わ、分かった……分かったから落ち着いて……」カァァ

今日はここまで
(バレー部の1人を指さして)貧乳!貧乳!


・・・・・・

~生徒会室~


桃「ん? 柚子……と西住か」

柚子「あれ、桃ちゃん1人?」

みほ「さっきぶりです」

桃「会長がどこかに行ってしまってな。2人もここで昼を?」

柚子「うん。一緒していい?」

桃「ああ」


柚子「じゃあそこのソファに座ろっか。桃ちゃんも来なよー」

桃「桃ちゃん言うな!」ストン

みほ「(でも座るんだ……)」

みほ「(さて、私と小山先輩が隣に座り、河嶋先輩は向かい。ここから……)」


みほ「それじゃ、いただきます」

桃「いただきます」

柚子「いただきまーす」


桃「(2人は学食を持って来たのか……うーむ、私もそうすればよかったな。購買のパンだけだとやはり学食には見劣りする)」

桃「(そういえばさっきの……2人が手をつないでたり距離が妙に近かったのは……)」

桃「(いつの間に仲良くなったんだ?)」

みほ「はい、あーん」

柚子「あーん…………ふふっ、みほも」

みほ「むぐむぐ……美味しいね!」

桃「!?」


桃「(え、今のは……お互いに『あーん』という食べさせ合いっこでは!?)」

桃「(見間違いか? いやいやいや、そんなハズ無い! だが何故にこの2人が? こういうのって恋人同士とかでやるものでは!?)」

桃「(い、いや落ち着け。私もたまに会長にあーんされることがある。仲のいい女子同士ならよくあることだ!!)」

桃「(……………………私から食べさせたことは無いが……)」

桃「(ふ、ふふ、この大洗の頭脳と呼ばれた私ともあろうものが情けない。2人がここまで仲がよくなっていたのは驚いたが、やっていることは普通だ普通)」

桃「(自他共に認めるクールキャラの私がここでうろたえては2人が変に思うだろう。ここはいつも通り、いつも通りクールに過ごすのだ)」

みほ「あ、ほっぺにご飯粒ついてる」

柚子「えーどこに?」

みほ「ここ」ペロッ

柚子「ひゃんっ、もうー!」フフ

桃「!!?!????」


桃「(えええええええ!? いやいやいやいやいや! なんだそれ!! なんだそれ!?)」

桃「(ご飯粒がついてるからって普通口の横を舐めるか!?)」

桃「(西住め、年上に対して失礼すぎないか? いや、柚子も柚子だ。何故笑っていられる!?)」

桃「(まさか最近の女子の間だと普通なのか……? い、一応それに詳しそうな奴に聞いてみるか)」ポチポチ


 もも:武部沙織。ひとつ聞きたい

 さおり:珍しいですね。どうしました?

 もも:最近の仲のいい女子は相手の口元についた食べ物を舐めとるのか?

 さおり:いやそんなことはないですけど


桃「(だ、だよな……安心した。ん? いや安心できない! じゃあこの目の前の2人はなんだ!?)」

桃「(落ち着け、おおちちけつけおちつけつつけ。この片眼鏡をかけた時から、私は大洗の生徒会として簡単に動揺したり取り乱したり泣いたりしないと決めただろう! 長年守ってきたそれをこんなところで壊すな私!)」


みほ「あっ」

柚子「ん? あ、これ食べたかった?」

みほ「いや……残ってたら一口もらおうかなって思ってたくらいで……」

柚子「じゃあまだ口の中に残ってるからあげるね」チュッ

みほ「んっ……ちゅっ、ムグッ、ゴクン…………えへへ、美味しかった。ありがとう」

桃「ぴえっ!!??!??!??」チョロ……

柚子「ん…………あれ桃ちゃん、どうかしたの?」

桃「お、おおおおおおお前ら!!」

柚子「?」

桃「い…………い、いや、なんでもない……」

 失礼1時間ほど開けてからまた


桃「(ぴえええええええぇぇぇ……もう分からないよぅ……)」

桃「(2人ともおかしい!! 助けてください会長ぉぉ……!!)」

みほ「ごちそうさまでした」

柚子「ふぅ……お茶いれてくるね」

桃「(気付けばもう食べ終わっていた……私もいつのまにかパンを完食していたらしい。味をまったく覚えていないぞ!?)」

桃「お、おい西住……」

みほ「なんですか?」

桃「その、貴様と柚子は…………その、どういう?」

みほ「小山先輩と? 普通ですけど……」

桃「普通の関係で顔を舐めたり食べ物を口移しで食べさせるのか!!?」

みほ「はい。私達では普通です」

桃「えぇぇぇ……」


柚子「お待たせ。何の話?」

みほ「河嶋先輩が、私達のしてることがどーたらって」ズズ

柚子「桃ちゃんが?」

桃「だっておかしいだろう! 女性同士で…………あ、あんなこと……それこそ付き合っていなければ………………ハッ! まさか2人とも、付き合っているのか!?」

みほ「違いますよ」

柚子「うん。私はただ付き合ってるとかじゃなくて、お姉ちゃんだもんね」

みほ「うんっ」

桃「…………ん?」

桃「よく聞こえなかった。もう1度言ってくれ」

柚子「だから、私はみほのお姉ちゃんなの」

桃「」フラッ

桃「ッ!! いかんいかん。あまりにぶっ飛んだ答えに意識を失うところだった」

柚子「変な桃ちゃん」クスクス

桃「変なのは貴様らだ!!」


桃「大体、なんだお姉ちゃんって! 西住には既に姉がいるだろうが! 黒森峰に!!」

柚子「黒森峰……?」ギロッ

桃「ひぃっ!?」チョロ

みほ「まぁまぁ、落ち着いて」

柚子「ごめんなさい……あの学校を思うだけで憎くて憎くて……」

桃「黒森峰に親でも殺されたのか!?」

みほ「よしよーし」ナデナデ

柚子「ん……もう、これじゃ立場が逆だよぉ」

みほ「ふふふ、たまにはね」チュッ

柚子「ンッ…………ハァ、みほ……チュルッ、レロ……」

みほ「ジュルッ、ンクッ、ペロ……」

桃「」


みほ「ふふ、お姉ちゃんのマシュマロっぱい……」

柚子「ひあっ……あ、やめ……」

みほ「やめ?」

柚子「やめ、ないで……」

みほ「うん。やめられない」

柚子「みほ……みほっ、私の……」

みほ「(さーて河嶋先輩はー)」

桃「」

みほ「(口をパクパクしてこっちを凝視してる……)」

柚子「……♪」グイッ

みほ「きゃっ」ドサッ

柚子「このソファ大きいからこういうこともできるんだよ。たまには私から……」

みほ「うっ、ンンッ! ひあ……(小山先輩にマウントとられてキスされてる……)」


桃「あ、ぁ……あ、あ……」

みほ「(河嶋先輩がドラゴンボールZのクリリンとか悟飯がよくやってた尺伸ばしみたいな声あげてる)」

みほ「お姉ちゃん、そろそろ……」

柚子「あっ、ごめん。そうだったね……じゃあ、最後に思い切り舌挿れて?」

みほ「うん。んっ……く」

柚子「ッ、っ……!」ビクビクッ

みほ「ふう…………さーて」ニヤッ

柚子「桃ちゃ~ん、どうしたの~?」ニヤッ

桃「ハッ! い、一瞬走馬燈が…………って、2人とも、正気なのか!!?」

みほ「何を言ってるんですか。私達は……正常ですよ」


柚子「もしかして、桃ちゃんも混ざりたかった?」

桃「誰が!」

みほ「なんだ、それなら言ってくれればよかったのに」ズイッ

桃「ひっ、に、西住! テーブルの上に乗るのは行儀が悪いぞ!」

柚子「だっていちいち回り込んで桃ちゃんのところにいくの面倒だしぃ」ガシッ

桃「ひゃぁぁぁあっ!!? い、いつのまに!?」

みほ「河嶋先輩……私、先輩とも仲良くなりたいなぁ」

桃「や、やめろ西住! 私にその気は……!」

みほ「私、(今まで私に散々酷いこと言ったり無茶ぶりしてきたのに快楽堕ちして屈服した)可愛い先輩が見たいなぁって」

桃「い、いや……」

みほ「大丈夫ですよ

   【ガルパン】みほ「隊長と副隊長ってもっと親密になるべきじゃありません?」
   【ガルパン】みほ「隊長と副隊長ってもっと親密になるべきじゃありません?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453349652/)

   の世界ではとても仲良しになれたんだから、身を委ねてください」


桃「(ッ、西住の唇が……私のに触れて…………ああ……初めてだったのに……)」

みほ「どうですか? 私のキス」

桃「へ、変なだけだ! それより離れ――」

柚子「だーめ。桃ちゃんはみほとちゃんと仲良くなるべきだよ」

桃「ゆ、柚子ちゃん!?」

みほ「ふふふ、そういうことだから、一緒にキモチヨクなりましょう」

桃「い、いや……西住、お願いだ……やめ……」

みほ「やめ、なーい!」レロッ

桃「んうっ!!?」


桃「ん、くっ……ふあ……」

みほ「あれれ、嫌なんじゃなかったんですか? 可愛い声が漏れてますよ」

桃「ちがっ、ンンッ……!」

みほ「(ふーむ、この胸。小山先輩ほどじゃないにしろ、私のより余裕で大きい。弾力があって指を跳ね返してくる。まるで河嶋先輩そのものみたい)」

みほ「(けど私はあえてこの胸を強く揉む!!)」ギュウウ

桃「んあっ! も、もっと、優しく……」

みほ「あ、すみませんつい」

桃「はふ……」

柚子「桃ちゃーん、油断してちゃだめだよ」カプッ

桃「ひああああああぁぁぁっ!!」

みほ「(小山先輩の耳を口に含むというアシストが!)」

柚子「どう? 私の口の中の音、よく聞こえるでしょう」

桃「あああっ! あああああぁぁぁぁぁ!!」

みほ「こっちも集中してください」レロッ

桃「い、あああっ!! どっちも、舌、したぁっ!」チョロロ


柚子「…………ふぅ」

みほ「ふぅ」

桃「う…………あ……」

みほ「これで私達、仲良しですね」

桃「なか、よ、し……?」

みほ「今の先輩、とっても可愛いですよ」サワッ

桃「う、くっ……」ビクビクッ

みほ「あちゃ、責めすぎて触っただけで」

柚子「桃ちゃん敏感になっちゃったね」

みほ「私達の関係、他の人に言っちゃだめですよ。もちろん会長にも。そうすればまた気持ちよくしてあげますからね…………あ、そうだ」

桃「……?」

みほ「その首のチョーカー、そろそろ新しいのにしたくありませんか?」ニコニコ


・・・・・・

~廊下~


みほ「(あの後河嶋先輩を小山先輩に預けて、私は授業に戻る)」

みほ「(昼休みが終わるところだというのに生徒たちはまだ廊下で談笑してたりする)」

「あ、あの!」

みほ「ん?」クルッ


 廊下での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(桃ちゃそ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


オレンジペコ「やっと会えた……」ハァッハァッ

みほ「ペコさん!?」

オレンジペコ「うう、このまま会えないかと思いました」ジワッ

みほ「どうしたの? ここ大洗だよ!?」

オレンジペコ「えっと、ダージリン様に『たまには会ってこい』と言われて」

みほ「ダージリンさんに?」

オレンジペコ「はい。その……実は、ダージリン様にバレてしまって」

みほ「えっ、バレたって……私達の事?」

オレンジペコ「この前みほさんが腰を痛めてた時に訪ねたとき、色々と……」

みほ「そっか……ダージリンさんには他言無用だって言っておかなきゃ」

オレンジペコ「あ、そこは私が言っておきました。静かに付き合いたいって」

みほ「ならいいかな……?」


みほ「そっかぁ。じゃあ今からどこかに遊びに行こうか!」

オレンジペコ「ええっ!? いいですよ! 私は顔を見られたらよかったし、それにこれから午後の授業じゃ……」

みほ「私達の学年、午前までなんだ。だから午後は空いてるから、今から行こう!」

オレンジペコ「そういうことなら……」

みほ「(沙織さんに私は腰の痛みがぶり返して早退するって言っておくように頼んでおこう)」

みほ「どこに行きたい?」

オレンジペコ「では……その、お土産のお菓子と葉っぱがありますので、みほさんの家でいいですか?」

みほ「分かった。じゃあ行こうか」


「…………」ジー


・・・・・・

~???~


『その後オレンジペコは西住みほと共に彼女の寮へ。部屋の中まで監視しますか?』

「いいえ、その必要は無いわ。ありがとう帰って来て」

「……もしもし、角谷さん?」

「ええ。あなたから電話があった時は何も思わなかったけれど」

杏『ゴメンネー興信所みたいなことさせて』

「これで2つですね」

杏『ほかに借りあったっけ?』

「前に駆けつけてあげたでしょう?」


杏『小山とちょっと親しげだったのはいいけど、2人して河嶋に対する目がアレでねぇ……お宅の、GI6だっけ? それなら西住ちゃんのこと色々知れるかなって』

「私もこの前、ペコが嬉しそうに出かけたから色々聞いたら、なんと西住さんとお付き合いしてるんですって。それに明らかにみほさんに向ける視線がアレな人達がちらほら……誰までかは把握できなかったけれど」

杏『うーん、杞憂ならよかったんだけどね~』

「まぁ、彼女が何もしなければ、私達も何もしませんわ」

杏『えー仮に私が西住ちゃんに狙われたらどうするの』

「自分でどうにかしなさいな。そこまではこちらにも危険が及ぶのでお断りですわ」

杏『はいはーい。まぁ西住ちゃんのことだから、その辺の女の子を食い散らかしてとっかえひっかえなんて真似しないと思うけど』

「もしかしたら総受けになっているだけかも」

杏『だよね! オレンジペコちゃんとだけそういう関係で、小山とはもしかしたら単に仲がいいだけで、河嶋への視線も私の勘違いだったのかもしれないし』

「あの愛され属性のみほさんよ? きっと友達を作ろうとして、周りがグイグイいってるに違いないわ」

杏『今日は変な事聞いちゃったね。それじゃ!』

「ええ」ガチャッ

「……………………まぁ、あのみほさんがそんな……ね」


・・・・・・

~翌日~


みほ「(昨日は楽しかったなー)」

みほ「(ペコさんとのお茶会に、そのあと濃厚な……ムフフ)」

『次のニュースです。黒森峰の学園艦にクジラが衝突した事故で、いまだに航行機能は直っていないらしく、生徒や住民の親族から不安の声が上がっています』

みほ「ひえ~転校してよかった」


・・・・・・

~通学路~


みほ「やっほー沙織さん」

沙織「あ、みぽりん。先生が心配してたよ。着いたら謝っておいたら?」

みほ「そうだね。そうしとく」

麻子「おはよう」

沙織「おはよー……って、麻子!!? どうしたの!!? まだ遅刻の時間には早いよ!!」

麻子「今日は何故か不思議と目が覚めた。これはもう勝利確定だな」

みほ「あ、そうだ沙織さん」

沙織「なに?」

みほ「今日は>>59でいくから」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

kskst


みほ「今日は新しく挑戦していくから」

沙織「あ、そうなんだ」

麻子「何に挑戦するんだ?」

みほ「うーん、麻子さんは早起きに挑戦中だよね?」

麻子「ああ。そしてチャレンジ成功した」

みほ「そんな感じの成功するようなことに挑戦したい!」

麻子「そうなのか」

みほ「例えば>>直下とか!」


 1.自分に近いもの。例えば学内でできること
 2.学外に行ってできること


みほ「学外でできることがいいなって!」

麻子「学外か。交換留学的なものでもするのか?」

みほ「ああそれもいいけど、戦車道の練習に穴を開けるわけにはいかないし」

沙織「(戦車道にも穴はあるんだよね)」ゴクリ

みほ「(決めた。学外の生徒……>>66さんを落とそう)」

アッサム


みほ「最近茶道にも興味があるから、機会があったら聖グロで教えてもらおうかな」

麻子「いいんじゃないか」

沙織「そういえばウチの選択必修にも茶道あったよね」

みほ「道と名のつくもの全部あったような……」

麻子「ん? 待て。茶道は抹茶だろう? 聖グロは紅茶な気が……」

みほ「あ。まぁお茶の道だし紅茶でも茶道だよきっと」

沙織「アバウトすぎない!?」

麻子「西住さんはどのお茶が好きなんだ?」

みほ「あんまりよく知らないけど、アッサムティーとかちょっと興味があるかも」

沙織「(あっ)」

麻子「アッサムティーか。ミルクを入れて飲むのが一般的だったような」

みほ「(アッサムさんにミルクを? ぬへへ)」

今日はここまで
アッサムさんをミルクまみれにする同人誌ください


・・・・・・

~休み時間~


みほ「よく見ないと分からないけど、アッサムさんって結構小さいんだよ」

沙織「そうだっけ? 髪の毛の量多いし結構大きいと思ってた」

みほ「それにね、3年生にしてツルペタボディなんだよ」

沙織「……」

みほ「会長もそうだけどさ、年上にして私達よりロリボディってすごくない? この矛盾を楽しんでこそだよね」

沙織「あーそうだねー」

みほ「まぁ典子さん以外のバレー部からしたら私も年上で小さいって扱いなんだろうけど、それはまた年下にしておねプレイっていうのも味わえていいよね」

沙織「あーそうだねー」


沙織「そういえばみぽりん、今日落とすの?」

みほ「うん」

沙織「アッサムさんを?」

みほ「うん。むしろ今日がチャンスなんだ」

沙織「どういうこと?」

みほ「いい? アッサムさんを落とすには――」


・・・・・・

~放課後・グラウンドの物陰~


アッサム「(授業を真面目に受け、休み時間は友人……武部沙織と談笑。会話の内容までは分からなかったけれど、普通の生活……)」

アッサム「(ダージリンに帰ってこいとは言われたけど、昨日は西住みほの行動を調べる内に学園艦間の便を逃がしてしまった。ペコは最終便で帰ったみたいだけど)」

アッサム「(しかしそれほどまでに彼女の行動が謎……せめて今日の最終便までに彼女の正体を……!)」


「それでねー」

「西住殿は博識ですねぇ」


アッサム「(ッ、どうやら通るようね)」


みほ「……この辺でいいかな?」

優花里「体育倉庫ですか……」

みほ「ここなら誰にも見られないし、ね」

優花里「はい」モジモジ


アッサム「(2人で体育倉庫に? こんな時間に中に人が居るわけないし、周りには誰も通らない…………一体何を)」

アッサム「(怪しい……)」

アッサム「(それに西住みほと一緒に居たのは同じⅣ号の装填手、秋山優花里)」

アッサム「(普段から近しい仲のようね。さて、体育倉庫の中を……)」ササッ


みほ「んっ…………」チュッ

優花里「い、ん……あっ、西住殿……」

みほ「優花里さん、可愛いよ」

優花里「嬉しいです……」


アッサム「(…………キスしてる……それも濃厚な)」

アッサム「(なるほどね……こうして人目の無い場所で女子と逢引……)」

アッサム「(あの人、ペコというものがありながら……!)」


みほ「優花里さん、いつもよりドキドキしてる?」

優花里「そ、そりゃ……します……」

みほ「どうして?」

優花里「こんな、誰かに見られるかもしれない所で……」

みほ「ふふっ、見つかったらそれでいいじゃない。脱がすよ?」

優花里「は、はい……」


アッサム「(えええええぇ……本当に? その、するの? アレを? 女性同士で?)」

アッサム「(男女の営みの、アレを……女同士で…………なんて非生産的な……)」

アッサム「(まぁ男女のそういったものも私には分からないけど。あんなの、本当に効率的じゃないわ)」


アッサム「(一応証拠の写真を撮っておきましょう。これでダージリンへの報告に……)」スッ

アッサム「(ってここからじゃ物が邪魔で上手く撮れない! 仕方ないわね……もう少し中へ……)」

沙織「てぇぇーーーーい!」ガバッ

アッサム「ッ、なに!?」

沙織「いたぞおおおお! いたぞおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

アッサム「ちょ、あなた一体……!?」

優花里「他校のスパイを発見!」

みほ「よし! 皆で取り押さえるよ!」


沙織「暴れないでよこのスパイ!」

アッサム「放しなさいコラ! 放しなさいコラ!」ジタバタ

みほ「3人に勝てるわけないだろ!」

優花里「武部殿、引き続き足をおさえててください!」

沙織「了解!」

アッサム「なによあなた達!」

みほ「優花里さん、私が手をおさえてる内に拘束!」

優花里「よし、縛りますよ!」


・・・・・・

~数分後~


アッサム「うう……(手足を縛られて、マットに寝かされた)」ギシッ

優花里「野郎ッ! 仕留めたぞぉ……! 仕留めた! 完璧です、これで動けません!」

沙織「こんな時間だし、もう見回りの時間も過ぎちゃったから先生はおろか風紀委員もここに来ないしね~」

みほ「さて、聖グロリアーナのアッサムさん。お久しぶりです。あなたはまさに、飛んで火にいる夏の虫というわけだったんですよ」

アッサム「飛んで火に……ッ、まさか、私の尾行がバレて!?」

みほ「ペコさんがこっちに来た時に、ちょっとした視線を感じていました。友人やクラスメイトが私に送る視線と違う、私を監視するような視線を」

アッサム「(くっ……気配は完全に消していたハズなのに……! これが西住流……!)」


みほ「おかしいと思ったんですよ。ペコさんとはプラトニックなお付き合いをしているのに、なんであんないたずら手紙が生徒会に届いていたのか。昨日のペコさんの様子から、血文字で『信じていたのに』なんて手紙を出すような状態じゃないことは明らかだった」

アッサム「いたずら手紙……?」


~~~~~~


ダージリン『へぇ、ペコがみほさんと』

オレンジペコ『はわわわわ……あ、あの……他の人には秘密に……』

ダージリン『分かってるわよ。応援するわ。ねぇアッサム?』

アッサム『ええ。ペコの気持ちは尊重したいですし』

オレンジペコ『ありがとうございます……』

ダージリン『にしても、意外ねぇ……みほさんと』フフッ

アッサム『ダージリン?』

ダージリン『(最近面白いことが無かったし、ちょっとからかおうかしら)』

アッサム『ダージリン、変な事考えてませんよね?』ヒソヒソ

ダージリン『え!? ええもちろんよ! 別に遠回しにみほさんに届くように大洗の生徒会あたりにペコの名前を騙って不穏な手紙を出そうとか全然思ってないわ!』アタフタ

アッサム『……』


~~~~~~


アッサム「(………………どうしよう、メチャクチャ心当たりがある)」

アッサム「(も~~~~! ダージリンの悪い癖がこんなところで私に返ってくるなんて!)」

アッサム「(いや、その手紙をきっかけに角谷杏が西住みほに疑念を抱いて、こうして叩いたら埃が出たのだから……ダージリンが送ったそのいたずら手紙は西住みほの正体を暴く起点となった……)」

アッサム「(でもこうして私をピンチにしたのだからやっぱり落とし穴だわ!)」

みほ「そしてちょっと盗み見しやすい場所でコトに及べば、私を監視している人間は必ず私の手の届く範囲まで出て来てくれると思っていた。まさか本当に思い通りになるなんて」

アッサム「くっ……」

みほ「目的はなんですか? 聖グロの誰があんな手紙を書いて、何故私に送り付けてきたのか、あなたは知ってるんじゃないですか?」

アッサム「…………知りませんわ」

アッサム「(ダージリンが出来心でからかうために送ったなんて言えない……)」

みほ「へぇ…………」


アッサム「私はただ、大洗の中心であるあなたを調べて、いつかまた来るであろう次の大洗戦に備えていただけですわ」

みほ「なるほど……では、手紙のことは本当になにも知らないと?」

アッサム「ええ。というか、そんな手紙があなたのところに来ていたなんて知らなかったわ」

みほ「…………そうですか。じゃあ、ここは普通にスパイを捕まえたことにしましょう」

アッサム「捕虜の扱いは戦車道の規則に則ってもらいますわ」

みほ「捕虜の扱い? うーんなんでしたっけそれ」

沙織「さぁ?」

優花里「すみません、今調べられないので私にも分かりません」


アッサム「なっ、違反行為よ!」

みほ「知らなかったので、もし違反行為をしてしまったら後で謝りますね」ニコッ

みほ「さぁて、どんな『尋問』をしましょうか」ニコニコ

アッサム「……尋問と拷問を履き違えないでくださいまし」

みほ「うーん、私、尋問と拷問の違いがあんまり分かりませんねぇ」

みほ「(イヒヒヒヒ、尋問と称してキスの流れに持って行っちゃおう。>>101すればいいかな?)」

優しく抱き寄せる


みほ「さーて」ジリジリ

アッサム「うぅっ……」

沙織「やっちゃえみぽりん!」

優花里「一生残るトラウマにしてやりましょう!」

アッサム「…………」

みほ「おや、どうしたんですかそんなに力んで」

アッサム「私は聖グロの秘密諜報員として、あなた達の責め苦には屈しない! 絶対に!!」キリッ

みほ「それ、次の瞬間にんほおおって言ってるやつだからこれからは控えた方がいいですよ……」


みほ「では……」スッ

アッサム「…………!」プルプル

みほ「…………」ダキッ

アッサム「……………………え?」

みほ「脅かしてすみませんでした」ギュウウ

アッサム「え、何を……」

沙織「倒れてるアッサムさんにみぽりんが抱き着いてる」

優花里「これ、2人はいいでしょうけど西住殿がアッサム殿を抱き枕にしてるように見えて、なんというか……」


みほ「私達は別に、アッサムさんに酷いことをしようとしているわけではなくて、ただ聞きたいことがあるだけなんです」

アッサム「そう言って口を割らせようということでしょう。近いのでどいてもらえますか」

みほ「嫌です」

アッサム「それに、この体勢から酷いことをしないとも限らない! 縛られてるからって、さらにまた動きを封じるような真似をして!」

みほ「(なんでこんなくっ系なの……チッ、優しくして穏便に口を割らせてあわよくばキスする作戦が……! こうなったら)」

みほ「そんなにしてほしいなら、酷いことをしますが?」

アッサム「しても私は何も話すことはありません」

みほ「ふーん…………」

アッサム「…………」キッ

みほ「じゃあその真面目な顔から崩していきますか」

アッサム「え? ンムッ――!?」


みほ「…………」チュウウ

アッサム「い、やっ……あっ、んぃ!」

みほ「逃げても無駄ですよ。ささやかな抵抗ほど私を興奮させます」

アッサム「んっ、んーっ!」ジタバタ

みほ「ふふふふふ、縛られた手足をジタバタさせても意味ないですって。随分焦ってますね」

沙織「うわぁ……なんか、密着した状態でジタバタしてるのって、なんか、すごく淫靡というか」

優花里「ですね」

沙織「ゆかりん今日は冷静だね」

優花里「さっき西住殿にキスしてもらえましたから、今幸せな気分なので何でも許せます」


アッサム「(いやっ、舌……私の唇に挿れようとしてる……!)」

みほ「むぅ、なかなかガードが堅いですね」

アッサム「あなたこそ、どう、して! こんな、女同士で……」

みほ「あれ、アッサムさんはこういうの嫌なタイプですか?」

アッサム「当たり前でしょう! キスなんて非生産的な……ましてや女性同士なんて」

みほ「そうですかそうですか。じゃあこれ以上キスされたくなければ質問に答えてください」

アッサム「…………っ、卑怯な……」

みほ「じゃああなたが私を監視していた、本当の理由を教えていただけますか?」

アッサム「ッ……!」

みほ「ただ大洗の偵察をするなら、私以外も色々調べないとすべては分からないハズ。なのにあなたは私だけをずっと監視していた……本当は戦車道のスパイ行為ではなく、他の理由があるのでは?」

みほ「(さて、鎌をかけてみたけど……)」

アッサム「(この人……どこまで知っているの……?)」


アッサム「(……いいえ、惑わされては駄目よアッサム。尋問が上手くいかなかったから鎌をかけてるのかも)」

みほ「(本当に大洗の偵察が目的だったのなら、それはそれでいい。偵察しようとしたお仕置きとして思う存分散らかせばいい)」

アッサム「(でも、話さないとまたあんなことをされる……)」


アッサム「わ……」

みほ「……」

アッサム「……私は大洗の偵察をしていただけ。それ以外の理由はありません」

みほ「ハァ……これでは本当なのか強情なのか、確かめる必要がありますね」

アッサム「ど、どうせそうするつもりだったのでしょう……すればいいわ……」

みほ「あれれー? さっきまで女性同士のキスなんて~とか言ってたのに」

アッサム「ええ。だから私はあなたにキスされようと、何も失うものは無い!」

みほ「(さっきまでイヤイヤ言ってたくせに。どうやら頭の中で自分を切り替えられる人のようだね……こういう手合いには、ややこしいことをするよりとことんその牙城を壊すのが最良の手段)」


みほ「沙織さん、優花里さん。ちょっと手伝ってもらっていい?」

沙織「なになにー?」

みほ「アッサムさんの両耳を責めて」

沙織「は?」

みほ「舐めたり噛んだりして」

アッサム「っ、何を……!」

優花里「了解です」

沙織「えええっ!? で、できるかな……」

みほ「アッサムさんの頭はおさえてるから、よろしくね」


みほ「耳は誰しもが弱点ですからねぇ……さぁて、思う存分壊れてくださいね」

アッサム「ひっ……!」

みほ「まず私が……んっ」チュッ

アッサム「く、うっ……ンッ……んうう!?」

アッサム「(し、舌が……挿って……!)」

みほ「チュプ、レロッ……」

アッサム「(なに、これ……口を舌でかき回されて、頭……とけ、る)」

みほ「(2人とも、よろしく)」

優花里「失礼しますよ」レロッ

沙織「うう、えいっ」カプッ

アッサム「ッ、あっ、ああああああぁぁぁっぁぁぁぁっぁあっ!! ああああああぁぁっ! いやっ、ああああああぁぁぁぁぁぁ!!」


みほ「(優花里さんが右耳を、沙織さんが左耳を責めてる。アッサムさん、すごい声)」

アッサム「やめ、てえぇぇ!!」

優花里「ん、レロッ(舌を外耳に這わせたり、耳の中に入れたりして責めましょう)」

沙織「かぷかぷ(甘噛み甘噛み)」

アッサム「あ、ひ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァッ!!」

みほ「騒がしい口はまた塞いじゃいましょうねぇ」チュッ

アッサム「ンンンンーーーーーーーーッ!! ンッ、ンーーーーーーーー!!」

みほ「どうですか? 口の中の音が耳に直接入って、頭の中が侵されている気分でしょう?」

アッサム「いやあああぁぁぁぁ!! お゛、おかしくなる、っ、う゛ああああああああ!!!!」

みほ「2人とも、一旦いいですよ」

沙織「う、うんっ」

ゆかり「はい」


みほ「どうですかアッサムさん?」

アッサム「ぅ、あ、い、ひ……」ピクピク

みほ「っ」ゾクゾクッ

みほ「(河嶋先輩を責めてた小山先輩を参考にしてよかった……沙織さん達でもアッサムさんをこんな姿に)」

みほ「アッサムさん。今の、あと何回してほしいですか?」

アッサム「や、め……やめて……」

みほ「じゃあ、色々話してほしいですねぇ」

アッサム「ぅ、話す、ことは……」

みほ「…………2人とも、もう1回」チュッ

アッサム「ッ、嫌っ! やめ――ンッ、ム、んううううう!!」


・・・・・・

~数十分後~


アッサム「ァ…………ぃぁ……ひっ、ぁ……」

沙織「アッサムさんの耳ベチャベチャになっちゃったね。ふふ、可愛い顔だね!」

優花里「ですねぇ。今回ばかりは武部殿に同意です。が、なんというか……凌辱色が強いですね今回」

みほ「うーんこれだけ責めて何も出ないってことは……特に何もないのかなぁ」

沙織「そういえばアッサムさんにこんなことしちゃったけど、オレンジペコさんにバレないようにしないとね。一応あっちとはプラトニックだし」

みほ「だね。………………ん? ペコさん…………あ!」

沙織「どうしたの?」

みほ「アッサムさんは私とペコさんのこと知ってるのかな。ペコさんはダージリンさんにバレたとしか言ってないけど、この人にもバレてるのかも」

優花里「聞けばいいじゃないですか」


みほ「アッ、でも自分で暴露しちゃってた」

優花里「ま、まぁ一応、一応聞いてみれば……ほら、再確認的な意味で」

みほ「だ、だよね! 最近忘れっぽくて……」


みほ「アッサムさん」

アッサム「ヒッ! ぁ、は、話す、ことは、も、もう……」ガタガタ

みほ「あはは、それはもういいですよ。今度は個人的な質問です」

みほ「ペコさんはこの前私が腰を痛めた時のお見舞いの帰りにダージリンさんにバレたと言ってたんですけど、アッサムさんもその時に知ったんですか?」

アッサム「……」コクッ

みほ「ありがとうございます。ふぅん、そうですかぁ……」

みほ「(……考えられる可能性が増えた。アッサムさんが私とペコさんの仲を心配してた……とか? いや、それならこんな尋問をされる前に喋ってるハズ……)」

みほ「(…………なんか、空回りした気分)」ムム


みほ「(……………………そういえば、アッサムさんはペコさんで揺さぶったらどんな反応するんだろう)」ニタ


みほ「あーあ、アッサムさんは『話すことは無い』の一点張りだし、ここは他のルートから聖グロの目的を暴くしかないみたいですねぇ。例えばペコさんとか」

アッサム「ペ、コ……?」

みほ「ペコさんに今のをやったら、どんな声で鳴くんでしょうね」


 アッサムは……>>直下

 コンマ一桁奇数→特に反応を見せなかった
 コンマ一桁偶数→ペコに酷いことをしないでと懇願してきた


アッサム「ッ、ぺ、ペコにそんなこと!」

みほ「………………へぇ」ニタァ

アッサム「ッ!(しまった……!)」

みほ「聡いアッサムさんなら引っかからないと思ったんですが、身内には甘いんですね」

アッサム「くっ……!」

みほ「私はあなたに対する絶対的な手段を手に入れた」

アッサム「…………それで、どうする、気……」

みほ「まぁ、もうアッサムさんをスパイ云々で責めるのも飽き…………間違えた。理由が弱く…………また間違えた」

アッサム「……あなた、まさか最初から……」

みほ「あらら、バレちゃいましたか。そう。理由なんてどうでもいいんですよね。私はただ、あなたを落とせればいいだけでしたので」

ほな、(金ローが終わったら)また……


アッサム「やはり……これが……」

みほ「ん?」

アッサム「……私は、あなたの手に落ちはしない」

みほ「ふぅん」

沙織「落ちはしない! キリッ! だってさ」ケラケラ

優花里「はははははははっ」

みほ「果たしてそうできますか?」

アッサム「ええ。>>直下」


 コンマ一桁奇数→「そうやって他の子も手籠めにしてきたのでしょうが、そうはいかない!」
 コンマ一桁偶数→「ペコと遊びで付き合っているような人に、心を開きはしない!」


アッサム「ペコと遊びで付き合っているような人に、心を開きはしない!」

みほ「…………ふ、ふふふふ、ふふふははははははは!!」グイッ

アッサム「ぐ……(顔が近く……!)」

みほ「ペコさんと遊び? 私はペコさんを愛していますよ。彼女は私に無い、無垢で純粋な心を持っている。それを大切にしないわけないじゃないですか」

アッサム「遊びじゃないと言うなら、私にこんなことをするのをやめなさい……」

みほ「ククク、その目……敵対を止めぬ瞳…………」

みほ「(ノンナさんの時も、パゾ美さんの時も、その目を向けてくるのが楽しくてしょうがなかった)」

みほ「(だけど今は、ノンナさんは完全に落ち、パゾ美さんももう少しで……ククッ)」

みほ「いつまでその目を保っていられるか、見ものですね」

アッサム「…………」キッ

みほ「ふっ」チュッ

アッサム「ンッ、……くっ………………」


みほ「今日はこの辺でやめておきましょう。そろそろ学園艦間便の最終時間に間に合わなくなってしまいますし」シュルッ

アッサム「(拘束が解かれた……)」

みほ「あ、電話番号とライソ交換しませんか? いつでも話しかけたいし、いつでも待っていますので」

アッサム「誰が……」

みほ「ペコさん」

アッサム「……傷つけないって、言った」

みほ「ええ。大切にしてます。彼女とのプラトニックな愛は私にとっても大切ですから。だけどアッサムさんのせいで、ペコさんを傷つけちゃうのかぁ残念だなぁ」

アッサム「…………分かり、ました」

みほ「今度はその小ぶりな身体も楽しませてくださいね」

アッサム「最ッ低……!」

アッサム「(戻ったらダージリンに報告しなければ……西住みほは危険。ペコにもなるべく別れるように……)」

みほ「あ、このことを他の誰かに話したら」チュッ

アッサム「んぅうう!?」

沙織「はいチーズ」パシャッ

みほ「プハッ……今沙織さんが撮った私とアッサムさんのキス写真をペコさんに送り付けます」

みほ「(写真の有用性はパゾ美さんで証明済み。これでアッサムさんも私のモノ)」


みほ「じゃあ定期船に乗るまで送りますよ」

アッサム「いりません……1人で、行きます」

みほ「それじゃあまた今度。楽しみましょうね」

アッサム「…………」

みほ「返事は?」

アッサム「…………はい……」

みほ「うん♪」

アッサム「……西住みほ、武部沙織、秋山優花里」

みほ「んー?」

アッサム「絶対、許さない……!」

みほ「ですって」

沙織・優花里「ははははは」


みほ「勘違いしてほしくないのが、私はアッサムさんを陥れて不幸にしようという気はありませんし、しません」

アッサム「今まさに、不幸のどん底ですよ……」

みほ「大丈夫。絶対アッサムさんも幸せにしてあげますよ」ニコッ

アッサム「……いい加減に、行っていいですか?」

みほ「はい。引き留めてすみませんでした」


沙織「みぽりん、結局アッサムさんは何か分かったのかな」

みほ「戦車道関連のことを私から……といっても、大洗は私だけのチームじゃないし……あんまり収穫は無かったんじゃない?」

優花里「まぁ隊長のことを知るのは重要なことではないでしょうか。『あの人の性格ならここでこうする』って感じの」

みほ「そっか!」


アッサム「(なんとか拷問に屈することなく、本当の目的は隠すことができた)」

アッサム「(ダージリンになんて言おう……とにかく、西住みほを止めるには、私が独自に動くしかない……)」

アッサム「(あの脳が蕩けてなにもかもがフワフワになる世界は、浸ってはいけない。浸ったら、絶対に戻れなくなるから……)」


・・・・・・

~帰り道~


沙織「……ねえみぽりん」

みほ「なぁに?」

沙織「なんというか、今日はみぽりんらしくなかったね」

みほ「え、そう?」

沙織「うん。いつだってみぽりんは自分1人でやってきて、3人で寄ってたかってなんてなかったじゃない」

みほ「あ、ああうん……たまには沙織さんと、優花里さんともって思ったんだけど、やっぱり違うかな」

優花里「我々はあくまで裏方ですからねぇ」

沙織「うんうん。これじゃまるでみぽりんが歩く道を私達が隣で歩いてるみたい」

みほ「だよね。よーっし! 次からはちゃんと1人で落とすぞー!!」


みほ「大洗ー! ファイ!」

沙織「オー!」

みほ「ファイ!」

優花里「オー!」

みほ「よっし! 切り替え完了!!」

優花里「って、騒がしくしたら誰か来ますよ?」

みほ「大丈夫大丈夫」

沙織「大丈夫じゃない気が……」


 帰り道での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(アッサム以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず



みほ「ほら、周りを見回してみなよ」


 シーン……


みほ「ね? 私だって時と場所くらい選ぶし」

優花里「選ばないのは落とすときだけですね」

みほ「優花里さんうまい! 座布団一枚!」

沙織「なんかおやじくさいよ!?」


・・・・・・

~一週間後・朝~


みほ「んーよく寝た!」

みほ「(この一週間は完全に落としたと思われる人達のアフターケアに回った)」

みほ「(いくら私に落ちたからって放置はいけないもんね。電話したりデートしたりチョメチョメしたりして忙しかった)」

みほ「(とはいえ完全に落ちたのは数人だし、あまり苦ではなかったけれど……)」

みほ「もっともっと落としたら、暇とか無くなるのかな」

みほ「夜一緒に私と寝るのが当番制になったりして……なんてね。はは、ないない」


・・・・・・

~学校~


「授業じゃ! この問題が分かる奴はおるか? おらんのか?」

みほ「はいっ!」

「頭が高い!!」


みほ「学食美味しい」モグモグ

華「わかります」モグモグ


みほ「今日から戦車道の練習の記録をつけます!」

柚子「私が練習のまとめを作るので、見たい人は言ってくださいね」


華「みほさん、ここ数日とてもエネルギッシュですね」

みほ「そうかな?」

麻子「ああ。輝いてる。なにかいいことあったか?」

みほ「えへへ、まぁね」テヘ

優花里「西住殿が幸せそうにしているので私もいつもより練習に身が入りました!」

沙織「私も私も! みぽりんのパワーにあてられたのかなぁ。さっき無線機いじってたら宇宙からの信号受信した!」

華「まぁ! みほさんは周りの人をどんどん幸せにしていくのでしょうか」

麻子「ということは、西住さんと四六時中密着してたら宝くじが当たるのかも……そうすれば学校を卒業したあと寝て暮らせるな」

みほ「いや、そこは自立しよう……」


みほ「(可愛い皆と過ごしたからか、体に力がみなぎってる……この調子で……!)」

みほ「よーし沙織さん、優花里さん!」

沙織「なぁに?」

優花里「はいっ」

みほ「明日は土曜! 土曜は>>148!」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

1


みほ「新しい子を落とす!」

沙織「ほぉ」

優花里「西住殿の毒牙の歴史が、また1ページ」

沙織「それで、今回はどこの子を?」

みほ「>>直下」


 1.学内(戦車道受講者)
 2.学外


みほ「学内かな」

優花里「その心は?」

みほ「なんとなく」

沙織「いいんじゃない。インスピレーションは大事だよ」

優花里「そのインスピレーションに導かれて、どうなりますか?」

みほ「うん。Drastic my soul あるがままこの心を導いて落とす子は、>>156

麻子さん


みほ「麻子さん」

沙織「へ?」

優花里「ほ?」

みほ「麻子さん」ズイッ

みほ「麻子さん」ズイッ

みほ「麻子さん」ズイッ

沙織「わ、分かったよ! もう分かったから!!」

優花里「ついにあんこうチームに……」

沙織「いやゆかりんもあんこうチームだからね」


優花里「まぁ、ロリペドの西住殿のことだから、いつか来るとは思っていましたよ」

みほ「ねぇ優花里さん、私何回も否定してるよね? 私はロリコンじゃないって」

沙織「みぽりん」ポンポン

みほ「確かに麻子さんは同い年とは思えないほどぺったんで小さくてかわいらしくて強く抱きしめたら折れちゃいそうな儚さも持っていて、ヘアバンド可愛くて好みとしてはストライクだけど、違うよ」

みほ「私は別にとりわけ小さい子やおっぱいが大きい人が好きなわけじゃないの。ただ好きになった人がたまたまそうだっただけなの」

沙織「みぽりん」ポンポン

優花里「ええまぁ、それはまぁ置いといて、意外でした」

みほ「私も意外。自分でなんで麻子さんなんだろうって。私と麻子さんの距離感、結構好きだったんだ。なんというか、敢えて少しだけ距離を置いてお互いを大切にする感じ。チームの絆の一つの完成系みたいな」

優花里「それを壊すと?」

みほ「できれば壊したくないよ。大切な仲間だから」ニコッ


みほ「というわけで、明日は麻子さんと過ごす!」

沙織「うーん、それはいいんだけど。私達のサポートは薄くなるかも」

みほ「なんで?」

沙織「麻子って勘が鋭いから、近くに私達が居たら早々に察知しそう」

優花里「ああー……なんか隙が無いですよね冷泉殿って」

みほ「フッ、勝手知ったるチームメイトってことだね」

みほ「明日の寄港で、麻子さんと陸に行く。その時が勝負!」

沙織「それに麻子と2人なら同じチーム同士で遊んでるってことで他の人もあんまり疑念を抱かないね」

みほ「というわけで、麻子さんにお誘いを送る!」


 みほ:麻子さん

 まこ:なんだ?

 みほ:明日寄港したときに2人で遊びに行かない?

 まこ:起きれない

 みほ:お昼からでいいよ

 まこ:ならよし


みほ「OKをいただきました」

沙織「麻子相手なら多分きれいなみぽりんだね。ロリだし」

優花里「ですね。ロリですし」

沙織「にしてもなんか変な感じ。長年連れ添った幼馴染みがみぽりんの手に落ちちゃうってのが」

みほ「ああー幼馴染みほどそういう色事の話って聞きたくないよね……」

優花里「ましてや現場など……では今回武部殿は待機で?」

沙織「うん。結果だけ聞くよ」

優花里「私も待機でいいですよね?」

みほ「うん。あ、沙織さん。麻子さんの好みとか教えて」

沙織「うんいいよー」


・・・・・・

~翌日・寄港地~


みほ「この街、なんて言うんだっけ……」

麻子「……私も名前忘れた。だが娯楽施設はなんでもあるそうな」

みほ「そっか。じゃあ行こうか!」

麻子「ああ。それにしても珍しい。西住さんが私だけを誘うとは」

みほ「たまには、ね」

麻子「まぁたまには沙織が居ないのも悪くないか」

みほ「沙織さんは保護者だもんね」

麻子「むむむ……ちが、うのか?」

みほ「違うって言おうよ……」


みほ「(麻子さんの私服かわいい)」ハァハァ

麻子「で、どうする?」

みほ「まずお昼を食べに行こう!」

麻子「りょ~か~い」

みほ「何か食べたいものとかある?」

麻子「うーむ……デザートが美味しいお店とか」

みほ「あ、じゃあスウィ~ツパラダイスに行こうか!」

麻子「おお……! 食べ物とかケーキとかが食べ放題の……この街にあるのか!?」キラキラ

みほ「うん。駅からちょっとしたところにあるみたい。行こうか」

麻子「行こう!」


・・・・・・

~店内~


みほ「見て見て麻子さん、パスタとかあるんだ」

麻子「ほう」モグモグ

みほ「ま、麻子さん……ご飯は?」

麻子「後で。今はケーキ達を」モグモグ

みほ「あはは……あ、そうだ。次どうしようか」

麻子「西住さんは行きたいところあるのか?」

みほ「うーん(一応この街のリサーチはしたけど)」

みほ「じゃあ>>178に行こうか」

サーカス


みほ「丁度今サーカスやってるらしいから、そこに行かない?」

麻子「サーカスか。初めて見るな」

みほ「3時からだから、時間に余裕もあるしゆっくり食べてから行こうか」

麻子「ああ。楽しみだ」


みほ「(このパスタ美味しい!)」モグモグ

麻子「パスタ美味しいのか?」

みほ「えっ、分かった?」

麻子「西住さんは分かりやすいから」

みほ「あはは、よく顔に書いてあるって言われるんだ」


・・・・・・

~サーカス~


みほ「へぇ、中はこんな感じなんだ」

麻子「どの席からも舞台が見られるな」

みほ「えーっと、演目は……位置エネルギー車、崖落とし、スイカバー、島がドンパチ、蒸気抜き……へぇー」

麻子「楽しみだ」

みほ「でも人が多いね……席まではぐれないように手を繋ごう」

麻子「えっ? あ、ああ。そうだな」

みほ「?」


みほ「ここが席かな。ふぅ」

麻子「なにか飲み物を買ってこよう」

みほ「いいの?」

麻子「席の位置は覚えた。なにがいい?」

みほ「じゃあ、サイダーで」

麻子「わかった」

みほ「(…………ん? なんかお昼ご飯の後から優しいようなよそよそしいような)」


 http://www.youtube.com/watch?v=HLH0sQl-FYQ

みほ「始まった」

麻子「間に合ったか」

みほ「麻子さんおかえり」

麻子「ああ……」

みほ「……?」

麻子「あ、これ」

みほ「ああ飲み物! ありがとう麻子さん」ニコッ

麻子「ああ」

みほ「(な、なんかさっきまでと愛想が違う!! 何故……!? ケーキの前でしかデレないの!?)」


「この度はようこそおいでくださいました! どうぞ心ゆくまで楽しんでいってください!!」

 \ワーーーーーーー!/


みほ「おおぉぉぉ……」

麻子「おお……」

「まず我らが団のエースが上からパラシュート無しで落ちてきます! ご心配なく! 彼は鍛えてますので飛行機から落ちてもビクともしません!」

麻子「ひえっ」

みほ「(すっげ)」

「次に、こちら! 上をご覧ください! 我らが団のエースが片腕でもう1人を支えています! あの手を離したら、支えられている方は落ちてしまいます!」

「うわああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ」

みほ「(落ちた)」

「なーんて!」シュタッ

麻子「おお! 着地した!」


「いよいよ最後の演目! 蒸気抜きです!!」

「これは、我らが団のエースが鉄パイプを投げ、あちらの方にいるもう1人に投げつけます! 見事当たったら皆さん、拍手をお願いします!」

「フンッ!」

「ぐう゛ぇ゛ぇ゛あ゛ぁ゛ぁ゛…………」ガクッ

 \ワーーーーーーーーー! パチパチパチ/

「それでは、お楽しみいただけましたでしょうか! では、ゴキゲンヨウー!」


みほ「わぁっ……すごかったね麻子さん!」

麻子「ああ! ……あっ、そうだな」

みほ「麻子さん?」


・・・・・・

~夕方・港~


みほ「はー……楽しかった!」

麻子「そうだな……」

みほ「……麻子さん、もしかして楽しくなかった?」

麻子「え? いや、楽しかったぞ。ケーキ美味しかった」

みほ「その割には、サーカスに入ったところからずっとよそよそしいんだけど……」

麻子「っ、そんなことは………………いや、そうかもしれない」

みほ「どうしたの?」

麻子「……いや、沙織以外と出かけたの、すごく久しぶりだったから……何年振りだろうか」

みほ「……」

麻子「だから、なんというか……距離感が掴めなくて……ケーキを食べている時はそっちに夢中だったからよかったが、いざ一緒にどこかに行ったとき、そればかり考えてしまった」

みほ「麻子さん……」


麻子「私は沙織のようにそこまで明るくはない。だから西住さんは私と居て楽しかったのか……とか、ふと思ったりする」

みほ「すっごく楽しかったよ?」

麻子「なら嬉しい……」

みほ「……そっか。なるほど」

麻子「?」

みほ「麻子さんと私の距離感は、それなんだね」

麻子「……」

みほ「私も沙織さんが誘ってくれたから今でこそ友達がいるけど、元々友達を作るのってあんまり得意じゃないというか、臆病だったから」

麻子「……私もだ」

みほ「だからお互い、今の距離変えて関係を壊したくないからって、怖がって、だけど仲間として大切で」

麻子「私も、西住さんは大切な……友達、だ」


麻子「だがそれとは別に、私は……もっと怖いものがあるんだ」

みほ「もっと、怖いもの?」

麻子「いつか……私の前から、いなくなってしまうのではないか…………そう思うと……」

みほ「(あっ……)」

≪沙織『いい? 麻子は小さい頃に両親を亡くしていて、誰かがいなくなることを極端に嫌ってるの。小学生のころとかもクラスメイトが転校するだけで軽くへこんだりとかしてたし』≫

みほ「…………」

麻子「この前、サンダースとプラウダの砲手が練習を見に来ていた時、私、西住さんを……」

みほ「(ノンナさんを落とす過程のアレだね)」

麻子「嫌だった……私のせいで……また、私のせいで……大切な人がいなくなってしまう…………」

みほ「………………(なんだろう、普段ならこういう心の隙を突いてグッチャグチャにするのに……あんまりそういう気が起きない。麻子さんを安心させてあげたい)」

みほ「>>195

何も言わずにそっと抱きしめる


みほ「…………」スッ

麻子「っ……西住、さん?」

みほ「(駄目だ……あんこうチームには、情が移りすぎた)」

みほ「(え、優花里さん? ああ、優花里さんにはね、敢えてああしてたの。ああした方が優花里さん喜んでたの。ホントだよ? 実際落ちたでしょ?)」

みほ「……」ギュウウ

麻子「…………ぅ」

麻子「だめだ……服、汚してしまう」

みほ「……」ギュウウ

麻子「う、ぁう……うああああああぁぁぁ……!」


・・・・・・


麻子「……すまない」

みほ「落ち着いた?」ナデナデ

麻子「…………滅多にないんだが、夜になると稀にフラッシュバックがあるんだ。それがあると、いつも泣いてしまう。私の親が……それを、思い出して」

麻子「最近は、もしあの時……西住さんを、……だと、思うと……」

麻子「いつも1時間くらい泣いてた……なのに、今は10分くらいで泣き止んだ……安心する……」

みほ「麻子さん」

麻子「……?」

みほ「私は、いなくならないよ」

麻子「……分からない」

みほ「ううん。私はいなくならない。絶対に。私、みんなと出会って、戦車道をまたやって、またみんなと過ごして……変わったの。強くなれた」

麻子「……私も、強くなりたい…………」

みほ「なれるよ。だから、あの……麻子さん」

麻子「?」

みほ「…………」チュッ


麻子「っ……」

みほ「……抵抗しないんだ」

麻子「驚きはした。だけど、嫌じゃなかった」

みほ「嬉しい。もう1回、いい?」

麻子「…………」コクッ

みほ「じゃあ……」チュッ

みほ「(はぁ……華奢な体を抱きしめながらのチュ~は最高)」

麻子「ん…………ぁ……」

みほ「……」スッ

麻子「…………なんだろうな……安心する。キスなんて、恋愛感情を持ってないと、ダメなのに」

みほ「私は麻子さんが好きだよ。仲間としても……その……」

麻子「………………そうか。これが……そういうのか」

みほ「麻子さんも……同じように、思ってくれてるの?」

麻子「かも、しれない……」ニコッ


・・・・・・

~夜・みほの部屋~


みほ「はぁ……楽しかった」

みほ「でもなんだろう。ノンナさんを落としてるときに沙織さんに麻子さんのトラウマを聞いたときは『いつか落とすときが来たらそこ突いて依存させてやろ』って思ってたのに……できなかった。いや~私ってまだ思いやる心があったんだ」

みほ「……まぁ結果的に同じような感じになったけど」

みほ「あ、沙織さんに報告。と」

みほ「あと麻子さんにも今日は楽しかった。と」

みほ「今日は最高の1日だった。もうゴキゲン」


 ピンポーン


 夜のみほの部屋での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(麻子さん以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


みほ「なんだろ、ゴキゲンな私の邪魔をする来訪者は……まぁゴキゲンだから許す!」

みほ「はーい!」ガチャッ

「あ、すみません部屋間違えました」

みほ「……」ドゴォッ

みほ「……」バタン

みほ「ん~ゴキゲン!」


みほ「明日は日曜日かぁ。ぐっすり休むか……いや、今の私は女の子達と過ごすことで充実される」

みほ「沙織さん達は今日休んだから明日引っ張りまわしても大丈夫かな」

みほ「早速誘ってみよう」


 さおり:にしてもみぽりんと麻子がねぇ~しみじみだよ~

 みほ:じゃあ明日はどうしようか

 さおり:明日?

 みほ:次の獲物だよ次の

 さおり:あ、うん……>>210でいいんじゃない?


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

2 カヂューシャ隊長


 さおり:カチューシャさんでいいんじゃない?

 みほ:……ついにか

 さおり:そうだよ

 さおり:世の中ね、心洗われる景色ばかりじゃ飽きちゃうでしょ

 みほ:そうだね


みほ「……」ポチポチ


 みほ:ノンナさん

 のんな:はい

 みほ:明日、プラウダに行きますね。カチューシャさんを

 のんな:分かりました。全ての手筈は整えます


みほ「ノリノリだ……この前夢で見たノンナさんはやっぱり夢でしかなかったんだ!」

今日はここまで

どうせ みんな いなくなる


・・・・・・

~翌日・朝~


みほ「ほら沙織さん急いで。便に乗り遅れちゃうよ」

優花里「これを逃がしたらプラウダ行きはお昼過ぎです。着く時間を考えたらかなり遅くなっちゃいますよ」

沙織「待ってよー!」


 みほ:今からプラウダ行きの学園艦間便に乗るので、お昼前には着きます

 のんな:ヒューッ! ”待”ってたぜェ!! この”瞬間”をよォ!!

 みほ:昨日寝てないんですか?

 のんな:バレましたか


・・・・・・

~お昼前・プラウダ学園艦~


沙織「お、今日はそんなに寒くないね」

優花里「まぁ気温10℃ですから寒いっちゃ寒いんですけど」

みほ「相変わらずシケ街並みだよね」

優花里「シーッ! どこで誰が聞き耳立ててるか分からないんですから下手な事言わない方がいいですよ!」

沙織「なにそれ」

優花里「噂によるとプラウダはスパイにとても厳しいらしく、部外者は疑わしきは罰するとか。今まで我々が安全に街を歩けていたのはカチューシャ殿の許しがあってこそなんですよ」

沙織「ほんとになにそれ……」


みほ「じゃあ待ち合わせ場所に行こうか」

沙織「どこにしたの?」

みほ「喫茶『北極海』本店でね」

沙織「なるほど」

みほ「今日は中華の気分だからお昼ご飯はラーメンに餃子でいいかな」

優花里「あっ」


・・・・・・

~喫茶北極海本店~

 カランコローン


「いらっしゃいませ」

みほ「あそこの席で待ち合わせだったっけ」

沙織「ふぅ、4人掛けのテーブルだね」

「ご注文はお決まりですか?」

みほ「味噌ラーメンに餃子で」

「……え?」

みほ「ありますよね?」

「え、いや……ウチは喫茶店ですよ?」

みほ「えっ!? 無いんですか!?」

「無いよ」

みほ「なんて店だ……そんなんでよくこの店の看板出してますね」

「いやだからウチは喫茶店だって!」


 カランコローン


「いらっしゃ……ッ! ははーっ!!」

ノンナ「今日はお忍びです」

「はい! ノンナ副隊長に来ていただき、光栄の極みであります!!」

ノンナ「あそこの席に友人を待たせていますので」

「はい! ではあそこの近くには誰も座らせません!!」

ノンナ「ありがとうございます」


みほ「ノンナさんこんにちは」

沙織「こんにちはー」

優花里「なんかすごくウキウキした雰囲気が伝わってきます……」

ノンナ「こんにちは」


ノンナ「さて、挨拶は済ませましたし、本題と行きましょう」

優花里「(碇司令ポーズだ……)」

みほ「ええ。カシューシャさんを……」フフ

沙織「ロリをメスにする……」フフ

ノンナ「会議を」フフ

優花里「(なんなんですかこの空気……)」

みほ「まずは場所から」

ノンナ「このプラウダで、唯一どこからも監視されていない場所……それは他ならぬカチューシャの自室です」

みほ「ふむ」

ノンナ「時間はいつでも構いません」

みほ「ではお昼ご飯を食べたら……善は急げですね」

優花里「これ悪ですよ」


ノンナ「今日は西住さんがお昼に来ることを伝えましたので、恐らくカチューシャはお昼ご飯は食べていないでしょう」

沙織「どういうことですか?」

ノンナ「カチューシャは毎日のお昼寝を欠かしません。しかしそれはお昼ご飯を食べてお腹がいっぱいになってから。つまりご飯を食べなければそこまで眠くはならないということです」

みほ「ハラショー」

ノンナ「ではプランの詳細はどうしますか?」

沙織「カチューシャさんの部屋となるとやることは限られるけど、大丈夫だよねみぽりん」

みほ「うん。そうだなぁ……」

みほ「>>237とかどうかな」

いつぞやの媚薬を昼飯に混ぜて興奮させつつお昼寝
お昼寝中に二人でカチューシャの身体や唇を蹂躙


みほ「これ、でどうでしょうか」コト

ノンナ「その液体は?」

みほ「これはとある場所で採取した木の実をすり潰し、エキスを塩と混ぜた簡単な即効性媚薬です」

ノンナ「ほう」

みほ「これをカチューシャさんのお昼ご飯に仕込んで、寝たところを2人で……」

ノンナ「寝たところを、ですか?」

みほ「既にカチューシャさんには1度、寝たところに私の『毒』を仕込みました。ここにまた、さらに毒を追加するんですよ」

優花里「毒ってなんですか?」

みほ「西住流接吻術はね、寝ている相手にすることでその人の身体にキスを覚えさせることができるの。その状態で起きてるときにキスされると、あっという間にトロンとしちゃうんだ」

ノンナ「なるほど……理解しました」

みほ「そう。私が作り上げたトランプタワー……今回はそれをもっと高く積み上げます。壊すのがもったいないほどに。それを壊すとき、どれだけの爆発があるのか……今は我慢ですよ」ニヤ

優花里「(ヒソカみたいなこと言ってる……)」

ノンナ「私は寝ているカチューシャであろうとその愛らしく可憐で小さな唇をモノにできればそれでいいですよ」


みほ「ノンナさん燃えてますねぇ」

ノンナ「ええ。この日を心待ちにしていました。そのために日々の生活を敢えて地獄へと変えました……すぐそこにあるカチューシャの笑顔……言葉を発する唇、触れることはできたでしょう。しかしそれをしなかった……もどかしさで発狂しそうになった夜もありました……しかしその我慢も実を結び、今日という日を迎えられたことを私は心から幸せに思います」

沙織・優花里「(へ、変態だーッ!!)」

みほ「分かりますよその気持ち」ウンウン

ノンナ「やはり同志。あなたの内に潜むロリコン魂は熱く燃えていますね」

みほ「そんなもん無いです」

ノンナ「ところで、武部さん達も共に?」

みほ「ああ2人は見てるだけだと思いますが……」

沙織「いや、私達は重要な仕事があると思うの」

優花里「え?」

沙織「カチューシャさんの周りには、ノンナさんの他にあと1人……厄介そうな人がいるでしょ?」

ノンナ「ああ……クラーラですね。彼女もまた、私と同類……ですがやりようはいくらでもあるでしょう」

みほ「ふふ、頼りになりますね。では行きましょうか……カチューシャさんのところへ」


・・・・・・

~プラウダ高校・カチューシャの部屋~


カチューシャ「よく来たわねミホーシャ!」

みほ「しばらくです」

カチューシャ「もう! また来るって言っておきながらこのカチューシャをこんなに待たせて!」

みほ「すみません……色々あって」

カチューシャ「まぁいいわ。悪いけど今から食事だから、食べ終わってからお話しましょ」

ノンナ「食事をお持ちしました」

カチューシャ「今日はボルシチね!」

ノンナ「はい。(西住さんの媚薬を入れた)美味しいボルシチです」

カチューシャ「じゃあ、いただきまーす!」


カチューシャ「それにしても、あなた達いつもミホーシャと一緒にいるわね」

みほ「2人はまたプラウダが見たいらしく、ついてきたんです」

カチューシャ「ふぅん。まぁこのカチューシャの偉大なプラウダに興味を持つのはいいことだわ! またクラーラに案内させるから前に見たところ以外にも沢山いいところを見つけていくことね!」

優花里「はい! ありがとうございます!」

沙織「今日はどこ見ようかな~」

カチューシャ「クラーラ、お願いね」

クラーラ「はい。お任せください」

ノンナ「頼みましたよ。ゆっくり、ゆっくり2人を案内してあげてください」

クラーラ「? は、はい。では行ってきます」

カチューシャ「にしても今日のボルシチも美味しいわね」モグモグ

みほ・ノンナ「……」ニヤッ


カチューシャ「ご馳走様」ケプッ

ノンナ「では片付けてきます。お2人はゆるりと」

カチューシャ「お願いね。それでミホーシャ、今日はなんのお話する?」

みほ「今日は前に教えてもらったカチューシャさんの戦術のもっと深いところを」

カチューシャ「また戦車道ー? 他にカチューシャに聞きたいこととか無いの?」

みほ「あっ……じゃあ、趣味とか」

カチューシャ「趣味は粛清よ!」

みほ「へ、へー……」

カチューシャ「掃除をサボった生徒とかに罰を与えるの!」

みほ「(よかった普通の粛清だ)」

カチューシャ「まだまだ聞きたいことがあるんじゃないの?」

みほ「じゃあ>>244

好みのタイプは?


みほ「好みのタイプとか」

カチューシャ「タイプ? そうねぇ、やっぱりいつも乗ってるT-34もいいけどかーべーたんみたいに大きな戦車も――」

みほ「ああそうじゃなくて! 恋愛的な意味で、です!」

カチューシャ「れんあい?」

みほ「好きな人のことですよ」

カチューシャ「好きな人……? えっと、それ」

みほ「恋人にしたい人のことです」

カチューシャ「こいっ!? な、なに聞いてるのよ!?」

みほ「いやカチューシャさんが聞きたいことはって言ってきたから……」

カチューシャ「うぅ……そういう話?」

みほ「答えられないならいいんですけど。カチューシャさんが聞けって言ったことを答えられないなら」

カチューシャ「こっ答えられるわよ! 馬鹿にしないで!」


みほ「じゃあどんなタイプが好きですか?」

カチューシャ「うう…………そうね……お髭が似合ってて」

みほ「え、ヒゲ?」

カチューシャ「ええ。だんでぃな人がいいわ!」

みほ「男の人ですか!?」

カチューシャ「えっ、違うの?」

みほ「あっ、えへへいやあカチューシャさんはそういう男の人が好みなんですね~」アタフタ

カチューシャ「でもそういう話、あんまり興味無いわ……」

みほ「多分これから出てきますよ。それで、女性だとどんな人がいいですか?」

カチューシャ「女性? なんで女を好きにならないといけないの?」


「ゴハァ!」
「うわあああ! 副隊長が倒れたぞ!!」


みほ「(部屋の外から悲鳴が聞こえる……)」


カチューシャ「まぁあえて言うなら……」

みほ「え、無視ですか!?」

カチューシャ「何を?」

みほ「いや、悲鳴が……」

カチューシャ「プラウダで悲鳴を気にするようじゃやっていけないわよ」

みほ「(どうなってるんだ……どうなってるんだ!?)」

カチューシャ「>>252……かしらね……」ボソッ

ノンナ


カチューシャ「ノンナ……かしらね……」

みほ「ノンナさんが好きなんですか?」

カチューシャ「……ええ」


「ゴハァ!」
「うわあああ! 倒れた副隊長がまた血を!!」
「輸血袋持ってこい! ハイオクのだ!!」


みほ「やっぱりいつも一緒にいるからですか?」

カチューシャ「ええ……あっ、勘違いしないでよ! 好きっていってもそんななじゃないし、家族として!」

みほ「ふふ、お2人は見ていてとっても仲良しそうだから、いいことだと思いますよ」

カチューシャ「もう! からかわないでよ!」


・・・・・・

~数分後~


みほ「へぇ、すごいですね!」

カチューシャ「それでね、敵戦車が燃えてね!」

みほ「ふふ」ニコニコ

カチューシャ「ん、ふわぁぁ…………うみゅ……ご飯食べた後は眠いわ……」

みほ「また一緒に寝ましょうか?」

カチューシャ「ホント!?」キラキラ

みほ「はい。ささ、ベッドへ」

カチューシャ「うん!」


カチューシャ「さ、おいでミホーシャ!」

みほ「失礼しますね」

みほ「(幼女(年上)のお誘い! ルパンダイブするところを必死に抑え、いざ!)」スス

カチューシャ「ふふ、ミホーシャのにおいー」

みほ「(この前よりデレデレのカチューシャさん……いい!!)」ハァハァ

カチューシャ「……ん、なんか変な感じ」

みほ「どうしました?」

カチューシャ「なんか熱いの……」

みほ「暖房のききすぎでしょうか。私はあまり感じませんけど」

カチューシャ「なんかね、おへそのちょっと下あたりがムズムズして、わかる?」

みほ「うーん……あんまり」

カチューシャ「うう……眠れるかしら」

みほ「眠れるまでナデナデしてあげますよ」ナデナデ

カチューシャ「うん」

カチューシャ「(でも、撫でられてる方が、もっと熱く……)」


カチューシャ「ふあ……」ピクッ

みほ「どうしました? 顔がすごく赤いですけど……風邪とかはないですよね?」ピトッ

カチューシャ「ひえっ!?」

みほ「うーん、熱は無いみたいですけど」

カチューシャ「み、ミホーシャ! 近いわよ!」

みほ「あ、すみません。おでこ同士をくっつけた方が手っ取り早くて」サワッ

カチューシャ「ひあっ! い、今お尻触った?」

みほ「いえ?(大嘘)」

カチューシャ「(なんか、すごくドキドキしてる……なんで?)」

カチューシャ「うう……早く寝るわよ!」

みほ「はーい」


・・・・・・


カチューシャ「スゥ……」Zzz

みほ「寝ましたね」

ノンナ「そのようですね」

みほ「いつの間に」

ノンナ「一応ドアの前にはずっといました」

みほ「(知ってたけど……声聞こえてきたし)」

ノンナ「カチューシャの眠りを妨げないために、物音と気配を消して部屋に出入りするのは必須スキルです」

みほ「へぇー……」

ノンナ「西住さん。このような舞台を作り上げてくれたのだから、先ほどのカチューシャとのイチャイチャは見逃して差し上げます」

みほ「もうノンナさん、どっちが上なのか忘れてません?」

ノンナ「っ……す、すみません」

みほ「でもいいですよ。ノンナさんもカチューシャさんも、私の可愛い――ですから」


みほ「ほら、今日の初めてはノンナさんに譲ってあげますから、思う存分してあげてください」

ノンナ「………………!」ゴクリ

ノンナ「(夢にまで見た光景……カチューシャが……カチューシャが……)」

みほ「媚薬も効いてるみたいで、息が少し荒いですけど」

ノンナ「ああカチューシャ……暑いでしょう……上だけでも脱ぎましょうね……大丈夫……これは必要な処置ですから。安眠のためですから」ゴソゴソ

みほ「聞いてない……」

カチューシャ「ん……」ブルッ

ノンナ「ッ、私としたことが……どうやら寒がらせてしまったようです」

みほ「そりゃいきなり上剥いたらそうなりますよ……」

ノンナ「ここは私が責任を取ります! 温めてあげますね、カチューシャ……」


ノンナ「………………」

みほ「……?」

ノンナ「…………ぅ、………………!」

みほ「どうしました? しないんですか?」

ノンナ「今、思い出していました。カチューシャと出会った日の事を……共に過ごした日々。楽しかった、辛かった、嬉しかった、悲しかった。そのすべての日々が愛おしく、今この瞬間を輝かせるために昇華していくのです」

みほ「(ノンナさん、そこらの未経験者よりこじらせてる……)」

ノンナ「…………で、では……」ゴクリ

カチューシャ「の、ん……な……」Zzz

ノンナ「カチューシャ…………っ!!」チュッ

ノンナ「んっ、ん…………はぁ、カチューシャ……カチューシャ!」

カチューシャ「んぁ、ん、ぃ……」

みほ「(媚薬の効果が出てるみたい。カチューシャさんから発せられる声に艶めいたものが……)」


カチューシャ「んっ、く……ぅ……」

ノンナ「うっ……カチューシャ……」

みほ「ノンナさん」

ノンナ「はい? ンムッ!?」

みほ「私がする舌の動き、覚えてください」

ノンナ「ン、ぁ……」

みほ「………………覚えました?」

ノンナ「は、い……」

みほ「じゃあそれをしてあげてください」

ノンナ「はい……」チュッ、レロッ

カチューシャ「ふぁ……っ」ピクピクッ

ノンナ「っ! カチューシャ!」

カチューシャ「ぅ……の、んな……っ、ぁ……」


ノンナ「カチューシャ、凄く感じて……」

カチューシャ「ぃ、ぁ……ぁ、あ、っ……」

ノンナ「無意識に舌を絡めてくる……ああ……なんてこと……この気持ちよさに、身体が反応してるんですね……」

ノンナ「私もすごく気持ちいいです……カチューシャとこうして、できる…………っ、キスだけなのに、また、西住さんにされたみたいに、なる……っ」

カチューシャ「あっ、あっ、ぁ、あっ」

ノンナ「カチューシャの声が大きく……なにか来そうなんですか? ダヴァイですか? ダヴァイダヴァイしそうなんですか!?」

カチューシャ「ノン、ナ……」

ノンナ「私も、私も……もう…………っ」

みほ「はいそこまで」グイッ

ノンナ「ひあっ!?」ドサッ

みほ「私の番ですよ」

ノンナ「そんな! なんで……」

みほ「お預けにされたノンナさんを見るのもまた一興ですから」


ノンナ「……」

みほ「そんな涙目で睨まれても怖くないですよ」チュッ

ノンナ「うう……」

みほ「さぁてカチューシャさん、また会ったときに沢山気持ちよくなれるように……いっぱいしてあげますよ」

カチューシャ「すぅ……」

みほ「ノンナさんとの絡みを見るのも楽しかったですけど、本当の目的はあなたですからね」チュッ

カチューシャ「っ、あ……」

みほ「(味の違いは分からないけど、カチューシャさんとノンナさんの唾液が混ざって、口の中、凄く……)」

みほ「(私の唾液もあげますよ。カチューシャさん)」チュルッ

カチューシャ「ん、く……」

みほ「ごめんなさいね、達しそうな時に中断させてしまって。代わりにちゃんとしてあげますから」

カチューシャ「のん、な……」

みほ「ノンナさんとはまた後で楽しみましょうね」ニコッ


みほ「(それにしても……)」チラッ

カチューシャ「ぅ、ん、ぁ、あっ……」

みほ「(シーツにシミが……)」

みほ「(こっちも)」

ノンナ「ああ……カチューシャ……カチューシャ…………」ペロペロ

みほ「ノンナさん、カチューシャさんの指美味しいですか?」

ノンナ「カチューシャの体、美味しくないところなんてないです……」

みほ「もう、勝手しちゃって……シミ、できてますよ」

ノンナ「ッ、こ、これは……その……し、シーツくらい後で、替えますから……」カァァ

みほ「まぁいいですけど、ねっ!」グリッ

カチューシャ「っ、ああっ……ぁっ!」ビクビクッ

みほ「(意識がない状態でも、舌を思い切り入れたらカチューシャさんは簡単に――)」

ノンナ「カチューシャ…………ダヴァイしてしまったのですね」


みほ「ノンナさん、カチューシャさんのここはいいんですか? こんなにぺったんこなのにここだけ自己主張があって」

ノンナ「ぁ……し、したい……指でつまみたい……口で含みたい…………」

みほ「どうぞ」

ノンナ「で、できれば……また、キス、させてください……」

みほ「もう、変態ですねノンナさんは」

ノンナ「…………は、い…………だから、もう1回……」

みほ「ふふっ、いいですよ。時間はあるんですから」

みほ「(そう。カチューシャさんを蹂躙する時間は、まだ残されていた)」

みほ「(カチューシャさん、自分の知らない内に体を好き勝手されてしまったあなたは、きっとかわいそうだというのが正解なのでしょう)」

みほ「(けれど、また会ったとき……確実な快楽が待っているのですから、帳消しにしてくださいね)」

ノンナ「すみません西住さん…………勝手に……」

みほ「いいんですよ。なんてったって、2人は私の可愛い可愛い――――」


・・・・・・

~夕方~


カチューシャ「…………ん」ムクッ

みほ「あ、おはようございます」

ノンナ「起きましたか」

カチューシャ「ミホーシャ……ノンナ…………ふわぁぁ」

みほ「ふふっ、カチューシャさんの寝顔、可愛かったですよ」

カチューシャ「っ、み、見てたの!?」

みほ「そりゃ否応にも目に入ってきますよ」

カチューシャ「むうう!」

ノンナ「カチューシャ、体が熱いのは治りましたか?」

カチューシャ「そういえば……うん、治ってるわ!」

ノンナ「それはよかったです」

カチューシャ「…………ん? でもなんでノンナが知ってるの?」

ノンナ「え? ああ………………秘密です」ニコッ


・・・・・・

~夜・大洗学園艦~


みほ「帰ってきた!」

沙織「帰ってきたね!」

優花里「帰ってきましたね~」

みほ「どうだった? プラウダ観光」

優花里「前には見られなかったところもあって、とても楽しかったです!」

沙織「うんうん。って、私達本当にただ観光しただけになってる!」

みほ「あはは……まぁカチューシャさんの話はまた今度するよ」

優花里「ノンナ殿がガマンできていない光景が浮かぶのですが」

みほ「ああ間違ってはいない」


沙織「じゃじゃーん、これプラウダ土産のクレムリンの壁風ストラップ! 誰にあげようかな」

みほ「麻子さんか華さんじゃないの?」

沙織「2人には違うの買ってあるし、華は食べ物あげた方が喜ぶでしょ」

優花里「私も一応2人にお土産買ってきましたよ。スイーツですが」

みほ「うう……私はお土産買えなかった」

沙織「仕方ないよ。時間ギリギリだったし」

みほ「だ、だよね?」

優花里「では私はこれで!」

沙織「私も帰るね。じゃあねみぽりん!」

みほ「うん。2人ともまた明日ー」


みほ「……ふぅ、部屋に到着。えっと鍵鍵っと……」ガサゴソ


 夜のみほの部屋の前での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(カヂウシャ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

今日はここまで
プラウダサンドまで何マイル


みほ「あったあった」ガチャ

みほ「ふぅ、ただいまーと」

みほ「今日の大洗はプラウダに負けないくらい寒かったなぁ。もうすぐ12月だし、学園艦も寒い海域を通るのかな」

みほ「ま、冬は寒いものだよね」

みほ「12月…………クリスマスに年末年始……」

みほ「去年までは家でやってたなぁ。家族そろって……今年は……」

みほ「誰かと過ごすのかな」


・・・・・・

~翌日・昼・学校~


麻子「……」モグモグ

みほ「はい麻子さん。あーん」

麻子「……そういうのは誰もいない所でやってくれ」プイッ

みほ「おうう……」

優花里「あーん」

みほ「おいしい」モグモグ

優花里「!」ガーン

みほ「(麻子さんも見てる前でできるわけないでしょ!)」

沙織「実はね、今日は華にお土産あるよ!」

華「まぁ、なんでしょう?」

沙織「じゃじゃーん!! プラウダ限定、ポテトチップスいくら味!」

華「な、なんですかそれ……」

みほ「(プラウダって……)」


華「食べたことないですし、興味が湧いてきました。ありがたくいただきますね。せっかくだし食後に皆で食べましょう」ニコニコ

沙織「しまった……帰りに渡せばよかった」

華「ふふふふふ」

みほ「(月曜から皆元気。元気一番だね)」

みほ「(私も昨日元気チャージしたし、これを発散しないと!)」

みほ「(決めた!! 私、>>289する!!)」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

yuuki


みほ「(落とした子と過ごそうっと! 次この携帯に連絡くれた人と過ごす!)」


 ブーッ、ブーッ


みほ「(お、さっそくバイブレーション。誰かな~誰かな~)」


 From:優季ちゃん
 件名:今日の放課後

 3回の〇〇教室に来てもらえませんか?


みほ「…………」

優花里「なんか西住殿の眉間に見たことの無いしわが!!」

華「どうしました? もしかしてサーフィンしてたらそういうサイトに引っかかったとか……」

みほ「い、いや大丈夫大丈夫」ハハハ


みほ「(優季ちゃんが言ってきた教室って、確か空き教室だよね……かなり目立たない)」

みほ「(もしかして学校でそういうことしちゃうの? 興奮しちゃうよ?)」

沙織「ねぇ、もしかして……」

みほ「うん。そのもしかして。見てみる?」スッ

沙織「ひえぇ」

優花里「ついに来ましたか」

沙織「行くの?」

みほ「行くよそりゃ。調教だよ? 行くよ」

優花里「あっはい」


・・・・・・

~夕方・空き教室~


みほ「(今日は戦車道の練習は無し。だから誘ったんだろうけど、緊張するなぁ)」ガラララ

みほ「(何か大切なことを忘れてる気がするけど、まいっか)」

優季「待ってましたよ~」ニコニコ

みほ「早いね。私帰りのホームルーム終わって楽しみすぎて飛んで来たんだけど」

優季「ウチのクラス、ホームルーム短い先生なのでぇ」


みほ「(私はロリコンではない。だが、こんな妖艶な雰囲気を出す幼女には誰しもが魅了されるというもの)」

みほ「(考えてほしい。彼女が何かに跨っている様を。公園のバネ馬でも、屈強な男の人でも、学校の友達でも、なんでもいい。等しくエロい)」

みほ「(そんな優季ちゃんの犬になった私は非常にラッキーな存在であると同時に、優秀でなければならない)」

みほ「(優秀な犬である私はご主人様にがっつくということをしない。常に落ち着いて、命令を待つ)」

みほ「それで、今日はどんな!?!?????」

優季「そうですねぇ……せっかくの2人だけの逢瀬なんだかぁ、>>296でもしてもらいましょうか」

ネットで調教を中継


優季「このビデオカメラの前で隊長を可愛くしちゃいますね」

みほ「ビデオ?」

優季「はい~! このビデオ、インターネットにつながってて、今絶賛中継中なんですよぉ」

みほ「え゛!?」

優季「今日はネットの向こうの皆の前で、隊長のあられもない姿を曝しちゃおうと思います」

みほ「え、ちょああ! 顔はやめて! 顔は映さないで!」

優季「どうしたんですかぁ?」

みほ「だ、だって……そんな、知らない人に見られるとか、ちょっと……」

優季「今更ですよぉ。大会終わってからテレビのインタビューにいっぱい答えてたでしょう?」

みほ「いやそれとは別だよ! と、とにかく止めて!」

優季「だ~め。あーあ……せっかく拒否権は無いって教えてあげたのに、また躾けなきゃいけないんですかぁ?」ジロッ

みほ「うっ……(良い、視線です)」


みほ「わ、分かった……から、痛いこと、しないで?」

優季「ふふふ、いい子にしてればしませんよぉ」

優季「じゃあこのビデオは教卓に置いて、私達は目の前の机で……」ススッ

みほ「なっ! い、いきなり脱がすの!?」

優季「大丈夫ですよぉ。ブラまでは外しませんから」

みほ「い、いやこの季節に暖房もない部屋で上脱ぐのってかなり寒いんだけど……」

優季「そこもだいじょーぶっと!」ダキッ

みほ「ひあっ」

優季「こうすればいいでしょう?」

みほ「(ゆ、優季ちゃんの肌の感触が、背中に……って、肌? 優季ちゃんも上ブラだけ!? み、見たい! 首、もっと回らんかい!!)」

優季「うふふ、後ろから抱き着くのって恋人みたいですねぇ」


みほ「(ああああ……私の首が真後ろを向けたら……)」

優季「ささ、いつものアイマスクを」スッ

みほ「ん、うん……」

優季「これでカメラも気にならないでしょう?」パクッ

みほ「んひぃっ!?」

優季「ろぉれふかぁ?」ペロペロ

みほ「(な、ま、まさか……アッサムさんにした耳責めをここでされるなんてぇぇ! 世の中って物事返ってくるようにできてるね……)」

みほ「そ、それ、だめぇ……!」

優季「ん、ピチャ……あはは、西住隊長の耳、べちゃべちゃ」

みほ「やだぁ……」ゼェゼェ


優季「じゃあ次は……あむっ」ガブリ

みほ「いったあああぁぁぁ!!(か、肩噛まれてる!? スアレスなの!?)」

優季「あふぁふぇないれ」

みほ「い、痛いよ! 痛いことしないって言ったのにぃぃ!」

優季「――ん、はぁっ…………痛くしてごめんなさい。でもこれでついたから」

みほ「なにがぁ……」ジンジン

優季「私の歯形♪」

みほ「っ……」ゾクリ

優季「あ、ちょっと血が滲んじゃってる……ごめんなさい……」ペロペロ

みほ「いっ……あ……」

優季「大丈夫ですかぁ?」

みほ「う、うん…………優季ちゃん、優しいね……」

優季「(飴と鞭ですよぉ)」


優季「キスマークでもよかったんですけど、こっちの方が長く残るからぁ」

優季「次はどこにつけようかなぁ」

みほ「ひっ! あ……」

優季「……でもやめておきましょうか。怖がってる西住隊長はナデナデしてあげます」

みほ「あ、ふぅ……」

優季「じゃあ次は……」ムニッ

みほ「んっ……」

優季「結構大きいですよねぇ。隠れってやつですかぁ?」

みほ「そ、そんなの気にしたこと……っ」

優季「んー……(こうして責めるのもいいけど、もうひと押し足りないかなぁ?)」

優季「(そうだ、>>310してあげちゃおう)」

優季「(それをしてる時に…………ふふ)」

前スレ1000の奴


優季「ねぇ西住隊長」

みほ「なに?」

優季「隊長は、私のなんでしたっけぇ?」

みほ「それは……い、犬、だよ……」

優季「じゃあ、お犬さんらしくしないとですね」

みほ「らしく?」

優季「はい~ですので今からこれらをつけていただきますねぇ~」

みほ「ど、どれ? 見えないけど……」

優季「私が付けるから、じっとしててくださいね~?」カチャカチャ

みほ「(ん、なんか頭に乗っかった……それに、腰にも何か巻き付けた? …………ん!? 首になにか…………こ、これ首輪!?)」

優季「はい、出来た~! 西住隊長犬バージョン、略してみほいぬ~!」

みほ「(ひいいいい!! な、なんか今人間の尊厳的な物が崩れていってる感じが!!)」

優季「(ここはちゃーんと自分は犬なんだって思い知らせてあげなきゃ♪)」


優季「ブラとスカートに犬要素付けると犯罪みたいですね~」

みほ「(みたい、じゃなくて犯罪だよ!!)」

優季「本当はゴムの輪っかを腰につけるタイプじゃなくて、コッチの尻尾もあったんですけど、さすがに隊長にいきなり挿れるわけにもいけませんし~」

みほ「(どっちのタイプ!? 激しく聞きたくない!! いややっぱり聞きたい! あ、でもムリ!)」

優季「はい隊長、四つん這いになって教室をグルグル散歩しましょうか~」

みほ「う、うん……うっ、床冷たい……」

優季「後でまた温めてあげますから~ほらほら。目隠ししたままですから方向指示だけしてあげますよ~」

みほ「(机に当たらないように、教室の隅をグルグルと……)」ヒタ、ヒタ

優季「(四つん這いで歩く隊長可愛い……いたずらしたくなっちゃう。たとえば>>317とか)」

母乳を貰う


優季「(隊長の母乳を…………って、出ないよね!?)」

優季「隊長、母乳でます?」

みほ「無いよ」

優季「ですよね~……はは」

みほ「(優季ちゃんが変な事を口走ってる……たまに私もあるけど)」

みほ「(あのお店、母乳とかって出せるのかな……いや、流石に無いよね。母乳って、もう名前からしてアウトだもん。あるわけないよ)」

優季「(むむむ、あんまり思い浮かばなかった……)」ペシン

みほ「きゃっ!」

優季「もっと速くしてください」

みほ「うん……」

優季「あ、こっちに曲がって」グイッ

みほ「ぐへっ! こっち……」


優季「ほら、鳴いてみて」

みほ「わんわんっ」

優季「よくできました~」ナデナデ

みほ「わふ……♪」

優季「ふふ、可愛いなぁ隊長。あ、そういえば犬って信頼する相手には仰向けになってお腹を撫でさせるんだっけ~」

みほ「…………わふ」ゴロン

優季「よしよーし。お腹さすってあげますよ~」ナデナデ

みほ「わふわふ、わふーっ」

みほ「(背中超冷たいけど優季ちゃんに撫でてもらってるからアリ!)」

みほ「(…………ん? なんか私、今上級者なことしてる?)」


優季「(そろそろ、かなぁ?)」

優季「隊長、私の事好きですかぁ?」

みほ「わふ」コクコク

優季「うふふ、普通に喋っていいですよぉ」

優季「じゃあずっと私のものですかぁ?」

みほ「うん……」カァァ

優季「わぁ嬉しい」ナデナデ

優季「じゃあ隊長、ずっと一緒にいましょうねぇ……ずっと、ずっと私のですよ?」

みほ「(私は優秀な犬であるから、ここで優季ちゃんに気の利いたことを言うのだ)」

みほ「>>323


みほ「はぁい! 私はご主人様の、雌犬ですっ(ハートが出ない……)」

優季「そっかそっかぁ!」


優季「だってさ~梓ちゃん~♪」


みほ「えっ?」

みほ「(優季ちゃんが何を言ってるのか、分からなかった。いや理解しようとしなかった。理解してしまったら、私……)」

みほ「(だから、慌ててアイマスクを外した。これはおそらく脊髄反射的なものだろう)」

みほ「(すると、仰向けになって優季ちゃんに媚びまくる私を見下ろす梓ちゃんの姿があった……)」

みほ「…………(あ、今血の気が失せてる)」サーッ

梓「…………」


みほ「(ああああああああああああああ!!!!!!!)」

みほ「(しまったああああ!! 忘れてたああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!)」

みほ「(ああああああああ!! 見たくない見たくない! 梓ちゃんが今どんな顔してるのか見たくない!!!!)」

みほ「(目の前で恋人が自分の友人に雌犬ルックさせられてあんな言葉発してるのを見るとか10億人に1人の確率でしょ! え、もっと低い!?)」

みほ「(ああああああああああああああ!!!!!!!)」


梓「なん、で…………優季ちゃん……」

優季「なんで~? それはね~……」

優季「私の西住隊長につく悪い虫を追い払うためだよ~」

梓「………………」

優季「ごめんなさい西住隊長、ひとつだけ嘘ついてました~」

みほ「ぁ…………ぁ……」

優季「あのカメラ、ネット中継はしてないんです」

みほ「えっ……?」

優季「でもネットにつながるのは確かだからぁ、ずーーーーーっと、梓ちゃんの携帯に送ってたんですよぉ。この部屋に隊長が来た時からずっと」


梓「…………急に優季ちゃんからメールがあったと思ったら、3階のこの教室のことが書いてあった……」

梓「続けて、そのカメラの映像が、私の携帯に……悪ふざけだと思ってた」

優季「あのカメラ高かったんだから、感謝してね~」

優季「あ、そうそう。隊長は私がちゃんと可愛がってあげるから、心配しないでね」

梓「…………」

優季「どうしたのぉ?」

梓「……分からない………………」

優季「分からないの? じゃあ分からせてあげる。西住隊長は自分から私のモノになるって言ったの」

梓「……そう」


 梓は……>>334

 1.優季につかみかかった
 2.リードを切ってみほを捕まえた

2


優季「だからぁ、どうする~? 泣いて逃げていいんだよ~?」

梓「……そうだね……じゃあ――」

梓「こうする」スッ

みほ「(ッ、ナイフ!?)」

優季「ッ!?」

梓「……!」ダッ

優季「あははは! 私を刺すの!?」

梓「刺さないよ」

優季「えっ?」

梓「ふんっ!」ブチッ

みほ「り、リードが……」

梓「隊長!」グイッ

みほ「うわあああ!?(す、すごい力……一気に引き寄せられた)」

優季「ッ! 返して!」

梓「何言ってるの!? 私が返してもらうの!!」


梓「私ね、隊長に言ったんだ。『もし隊長が攫われたらなにがなんでも助けに行く』って」

みほ「(そんなことも言ってたね……)」

優季「助ける? 何言ってるの? 西住隊長は自分から私のものになったんだよぉ?」

梓「どうせ優季ちゃんから無理やりしたんでしょ」

優季「……だからなに? 現にこうして梓ちゃんにはできないことをやってるよ。羨ましい? 憧れの西住隊長のご主人様になったんだぁ」

梓「そう……ねぇ優季ちゃん、私怒ってるの」

優季「私もだよぉ? せっかく2人で楽しんでたんだから、梓ちゃんは黙って見てればいいのに」

梓「………………」

優季「………………」


優季「ねぇ、返してよ。私の隊長」

梓「返さない。隊長は優季ちゃんのじゃないから」

優季「私のだよ」

梓「違うよ」

優季「現実を見ようよ。さっきまで隊長、何してたと思う? 私の犬になったんだよ。よだれ垂らして、私に甘えてきて、ああ、歯形も付けてあげたんだぁ。耳責めたらすごく可愛い声出してね、大事なところもグショグショになって――」

梓「……」

優季「痛くすると『痛い痛い』って鳴くんだよ。かわいそうだからやめてあげるんだけどね、それも――」

梓「ねぇ、優季ちゃん」

優季「なぁに?」

梓「私ね、他にも西住隊長に言ったの。『攫った奴をもう2度とそんなことができないようにして、の行いを後悔させる』って」


優季「なぁに? やっぱりそのナイフで私を刺して手を出せなくするとかぁ?」

梓「そんなことしないよ。意味が無いもの。優季ちゃんしつこいから」ポイ

優季「しつこいのはそっちだよ。ねぇ、早く返して。私の隊長なの。私の犬なの。私のモノなの」

みほ「あ、あのー(そろそろこの格好寒いんですけど)」

梓「西住隊長、大丈夫。どうせ優季ちゃんに無理やりされて、脅されてしてたんですよね?」

みほ「えっ?」

梓「私の信じてる西住隊長は、私を裏切って他の人のところに行かないって、分かってますから」ニコッ

みほ「あ、えーと(最初は確かに無理やりされたけど……)」

優季「たぁいちょ~……そんな子の言うことなんて聞かなくていいですよぉ。隊長のご主人様は私だけ。私だけの隊長なんだから、そこの邪魔な人をどけて、早くまたなでなでしてあげますね~……だから…………早くどいてよぉ」

梓「…………」

優季「返してよぉ……返して!!」

梓「優季ちゃんには渡さない。隊長は、私の信じる隊長だから」


優季「……!」ガシッ

梓「……!」ガシッ

優季「ほらぁ、どうしたのぉ? 私が憎いんでしょ、私を痛めつけたいんでしょ!?」

梓「うん。すっごく、痛めつけたい……!」

みほ「ま、待ってよ!!」

みほ「(幼女のキャットファイト、とっても良いと思うけど今は自分を捨てるとき! 同じチームで喧嘩なんて!!)」

梓「大丈夫です、みほさん」

優季「みほさん~? あはっはっははははは!! そっかぁみほさんかぁ!! じゃあ私もそう呼ぼうかなぁ~!」 

梓「駄目だよ。みほさんの恋人は私だから!」

みほ「い、いや……やめてよ! 2人が……2人は友達でしょ……!」グス

梓「……」

優季「……」


 直下コンマ一桁奇数→2人はしぶしぶ手を放した
 直下コンマ一桁偶数→結局こうなるのね!(取っ組み合い)
 直下コンマぞろ目 →危険を察した沙織が助けに来た


梓「………………」パッ

優季「………………」パッ

みほ「……」ホッ

梓「……行きましょう、みほさん」

優季「………………」

みほ「でも、優季ちゃん……」

優季「……行けばいいじゃないですか。私のにならない人」

みほ「……」ズキン

梓「みほさん」

優季「…………ぜっ……る……な、い……」

梓「?」

優季「絶対、許さ、な……い……!」グスッ

みほ「………………」


梓「そう。別に許してもらわなくてもいいから(早くこの犬ルックの隊長と……)」

みほ「……ごめん、梓ちゃん」

梓「えっ?」

みほ「今日だけ、いい?」

梓「……嫌です。私からみほさんを取ろうとした」

みほ「私は梓ちゃんのなの?」

梓「そっ、それは……でも、私、みほさんの……恋人……」

みほ「泣いてる後輩を慰めるだけ。いい?」

梓「………………戻って来て、くれますか?」

みほ「うん」

梓「……分かりました」


みほ「優季ちゃん」

優季「………………どっかいって……」グスッ

みほ「ううん、行かない」ギュ

優季「私のものにならない、誰かの……そんなの、嫌……離れて……もう、近付かないで……」

みほ「駄目だよ。元はと言えば優季ちゃんが私を押し倒したんだよ?」

優季「もう興味ないです……私、勝手ですから。人として駄目なんですよ。独占欲が強い癖に、犬1匹まともに自分の手の中に収められない」

みほ「私は、優季ちゃんが好きなの」

優季「今更ですよ。私は、もう……」

みほ「…………じゃあ、なんで抱き返してくるの?」

今日はここまで
ちなみに梓ちゃんの依存度が1だった場合、ロリコンではないみぽりんの痴態をみて「どうかしてる!」と言って逃げ出してアフターケアが必要でした。3の場合、優季ちゃん関係無しにみぽりんにハァハァしてなんだかんだハッピーエンドでした


優季「言いましたよ……勝手だって」

みほ「ふふ……」

みほ「(優季ちゃん、すっかり私に浸かっちゃって……『主の方が依存する』私が沙織さん達に言ったことは間違ってなかったね)」

みほ「ねぇ優季ちゃん」

優季「はい……」

みほ「服着ていい?」

優季「……だめです」

みほ「なんで?」

優季「…………」ガリッ

みほ「い…………っつ……!(首に噛みついてきた……しかも、今度は強い……)」


 タラー……


優季「…………」ペロペロ


みほ「ごめんね、私犬なのに、優季ちゃんにまた意見しちゃった」

優季「いえ……今のは、さっきの分」

優季「犬のくせに、他の人に」

優季「絶対許さない……梓ちゃん…………絶対、許さない……」

優季「私の犬なのに、取った……と、ったぁ……」

優季「私の取った……ぁ、っ……」

みほ「…………(独占欲が強い、かぁ……こうして見ると、玩具を取られた幼子のよう。可愛いなぁ。どっか行けと言いながら、私を放そうとしない)」

みほ「(……やっぱり、梓ちゃんには悪いけど、この子は惜しいよ)」

みほ「(それに私はこの2人じゃ済まないくらい沢山の子に手を出してる。こんないざこざ、いずれ来るとは思ってた。むしろ何で今まで無かったんだろうってくらい)」

みほ「(……ひとつだけ、すべてを繋ぎとめる方法がある。これくらい私に依存してる優季ちゃんなら絶対上手くいく)」

みほ「(………………私がやってること、優季ちゃんに教えるべきかな……)」


 >>直下
 1.優季ちゃんに全部教える
 2.優季ちゃんに教えない

2


みほ「(……よし………………私は、優季ちゃんに全部話す。私が皆に、何をしているか。どれだけの思いを踏みにじっているのか)」

みほ「(優花里さん以外にこのことを話すターゲットなんて優季ちゃんが初めてなんだから、思い通りに動いてよね)」

みほ「優季ちゃん、よく聞いて」

優季「……?」


みほ「――――――――――――――というわけなの」

優季「………………嘘」

みほ「嘘じゃないよ。沙織さんを読んで説明させてもいい」

みほ「(こちらのカードをすべて見せるということは、相手に信用を与える。隠し事が無いということだから)」

みほ「(この意味を優季ちゃんは……)」


 グイッ


みほ「っ……!(残ったリードを引っ張って、優季ちゃんは私に顔をくっつきそうになるほど寄せて……>>直下)」


 コンマ一桁奇数→ニッコリ笑っていた
 コンマ一桁偶数→殺気を浴びせてきた

そい

どっちにしろ怖い感じになりそうだからたいして変わらん気がする


優季「ふざけないでください」ギロッ

みほ「ひっ……!」

優季「……」ガリッ

みほ「いったぁぁ……!! ま、また、首、にぃ……!」

優季「他の人も? 皆愛してる? 何言ってるんですかぁ?」

みほ「悪いことをしてるとは思ってる……だけど、最後には、絶対……」

優季「黙って」

みほ「っ……」

優季「じゃぁなに? 私だけじゃなくて、梓ちゃんの気持ちも、そうやって嘘ついて……」ガリッ

みほ「が、ああっ……! 痛い……! 二の腕痛い!!」

優季「もうやめてあげない……もう遠慮してあげない」ガリッ

みほ「ハァッ、ハァッ……う、ぎ……!」

優季「隊長の事、本当に好きだったのに……」

みほ「なら、好きで、いてよ……」

優季「もう無理ですよ。隊長は、も う、私の欲を満た すだけ の、奴 隷」

みほ「(なんだろ……優季ちゃんの声が……変な……)」

みほは奴隷になった!


優季「なら遠慮する必要ないですよね」

みほ「ぁ……歯形……たくさん…………」

優季「もういいや。こんな人、梓ちゃんにあげる。いや、みんなのでしたっけ?」

みほ「そんな……じゃあ、もう……」

優季「勘違いしないでください」

みほ「えっ……?」

優季「隊長はこれからも私のですよ。私の気の向いた時に私の気を晴らすだけの」

優季「これはその証。色んな人にこの血のにじんだ歯形を見られて、沢山困ってください」

みほ「っ、私をどうする気……」

優季「隊長が皆から嫌われれば、私だけのになりますよねぇ」

みほ「皆にバラすと?」

優季「いいえ。面倒なんでそんなことしません。誰があなたの為に労力を使わなければならないんですか?」

優季「梓ちゃんには私とは別れたとでも言っておいてください。もうあなたと私はそんな関係じゃないんだから」

みほ「でも今『私の』って……」

優季「ええ。私のです。あなたの体はね」

みほ「…………(なんか、とんでもないことになってる気がする……)」

>>みほ「…………(なんか、とんでもないことになってる気がする……)」

↑この今更感


みほ「(もう優季ちゃんからは、私を慈しむ様子を感じられない。本当に、私……)」

優季「……私もバカですよぉ……こんな人の事が好きで好きで、今でも……あなたから離れられない」

みほ「(犬じゃなくて奴隷……)」

優季「でも、不思議と今はあなたのことが全然好きじゃないんです。でも、もう私、あなたが居ないとダメみたい」

みほ「(恋愛感情とかそういうのは無く、ただただ、道具になっちゃったんだ……優季ちゃんを満たすための)」

優季「もう私に勝ってに近付かないでくださいね」

みほ「は、い……」

優季「でも私が来いと言ったら来てくださいね」

みほ「……」コクッ

優季「それじゃ、もう犬じゃないからこれらはいらないですね」ポイポイッ

優季「………………あ」

みほ「ん?」

優季「使ってなかったコッチの尻尾……せっかくだから使っておきましょうか。このまま捨てるのももったいないし」

みほ「え゛!? ちょ、ま……」

優季「…………暴れたらまた噛みますから」

みほ「アーーーーッ!!」

みほ「(でも優季ちゃんの冷ややかな視線、奴隷という立場、絶対逆らえない服従…………めっさ良い……)」

この西住殿はなんでもイイのかwwwww


・・・・・・

~夜・みほの部屋~


みほ「う…………ジンジンする……体の色んな所が」

みほ「歯形、こんなについてる……首、腕、お腹、足…………痛かったなぁ……」

みほ「幸い冬だから服とタイツとで隠せるけど、首は…………仕方ない。包帯巻いて寝違えたことにしよっと」グルグル


 優季ちゃんの依存度が2→3になりました
 遭遇イベント等で優季ちゃんに会うとみぽりんが優季ちゃんの発散道具にされます


みほ「いやぁ優季ちゃんの目、なんか新しい扉が開きそうだったなぁ……なんというか、もっと踏んで! もっと罵って! 的な」

みほ「愛を感じないところがグッドだよね」

みほ「…………何言ってるんだろう……変態だよこれじゃ…………私変態じゃないのに」


 ピンポーン


みほ「ううこんな時に……はーい。西住みほは居ますよー」ガチャッ


 夜のみほの部屋での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(ご主人様以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

もう、女の子と過ごすたびに「こんどは誰を毒牙にかけたんですか?」とか「たのしかったですか?」とか聞かれながらオシオキされて欲しい

みぽりん…ロリコンなうえにMかよ


アッサム「どうも」

みほ「アッサムさん? どうしたんですかこんな時間に、しかもここ大洗ですよ。帰る家を間違えたんですか?」

アッサム「ご挨拶ですわね……」

みほ「なんですか」

アッサム「いえ……その、これ。そこの薬局で買って来た軟膏なのだけど……」

みほ「えっ?」

アッサム「あの、確かに痛い目に合え合えとは思っていたけど、まさかあそこまでとは思わなかったので……」

みほ「見てたんですか!?」

アッサム「あなたの弱みを握ってやろうと調査してたら、あなたの入った教室から澤梓が出てくるのを見て、中を覗いたんだけど……まぁ、自業自得ね」

みほ「あはは……」

アッサム「会話の内容は聞こえなかったけど、どうせ痴情のもつれでしょう? ペコ以外にもあんなこと……」

みほ「(アッサムさん、私がペコさん以外にも手を出したって知っちゃったか……)」


アッサム「ほら、服を脱いで。どうせ首に包帯巻いただけでしょう」

みほ「バレてるんですか」

アッサム「痕になると厄介よ」

みほ「あれ、私の味方をしてくれるんですか?」

アッサム「ペコに悲しんでもらいたくないだけよ。誰があなたなんか……」

みほ「ふぅん、そんな口きいちゃってぇ……今ここで押し倒してもいいんですよ?」

アッサム「できたら、ね」

みほ「(……まぁ確かにアッサムさんは中々の使い手。私一人では少し分が悪いかな?)」

アッサム「上から塗っていくわ。まず首」

みほ「は、はい」

アッサム「…………」

みほ「やっぱり私に惚れました?」

アッサム「いいえまったく。いつか私はペコをあなたの毒牙から解放してあなたを破滅させてやる……」

みほ「あはは」

みほ「(その後、アッサムさんは私の治療をして帰って行った)」


・・・・・・

~翌日・朝~


みほ「……ん」ムクッ

みほ「…………9時半」

みほ「遅刻だ……」

みほ「まいっか。麻子さんとかがあんだけやってるのにまだ学校にいられるんだし……あ、でも戦車道で免除になっただけで留年スレスレだったんだっけ……でもまぁ1回くらい」

みほ「昨日は疲れちゃったから、そのせいで寝坊したのかな……」

みほ「……痕、まだ残ってる」


・・・・・・

~喫茶北極海~


沙織『え、それで歯形が沢山ついちゃったの!?』

みほ「うん。まぁでも軟膏塗ったし数日後には治るよ」

沙織『そっかぁ……って、学校には来ないの?』

みほ「もういいかな~って」

沙織『ええぇぇぇ……もうお昼だけど来なよ~』

みほ「今日も戦車道の練習無いし、たまにはズル休みしたいよ」

沙織『誰かを落としに行ってるときの休みもズル休みだけど』

みほ「あ、料理来るから切るね」ピッ

「和牛サーロイン。あと母乳」

みほ「母乳、ホントにあるんだ……」

「あるよ」

みほ「(どこから仕入れたの……)」


みほ「(お肉美味しい)」モグモグ

みほ「(母乳は…………う、なんか……うん……)」

みほ「(世間には母乳パブなるすっごいお店があるとか)」

みほ「(大きな胸に埋もれるのは大好きだけどなんというか、こうやって飲むのはなぁ……)」

みほ「(母乳って妊娠しないと出ないっていうのがアレだね……カチューシャさんの母乳とか絶対甘いのに。ペコさんのは紅茶の味しそう。アキちゃんはどんなんだろう……麻子さんのも……)」

みほ「(って、何考えてるの!)」ブンブン

みほ「(昨日から思考が変だよ! よし、ここは切り替えるために>>399しよう!!)」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

パゾ美

2梓ちゃん


みほ「(パゾ美さんを完全に落とそう!)」

みほ「(しばらくだけど今頃きっと……ひひひ。荒んだ私の心を癒してくれる年上ロリの真面目ちゃん……ふひひひひひ)」

みほ「(さっそく呼び出そう!)」

みほ「(…………って、まだお昼だ。まぁ夕方に来るように伝えておこうかな)」ピッ


 プルルルルル……


パゾ美『……もしもし』

みほ「あ、パゾ美さん、元気ですか?」

パゾ美『たった今元気じゃなくなった』

みほ「あははは、ところでパゾ美さん、今日放課後は空いてますか?」

パゾ美『………………空いてない。と言いたいけど今日風紀委員の仕事も無い』

みほ「じゃあ、私の部屋に遊びに来てくださいよ。大事な話もしましょう」

パゾ美『…………分かった』


みほ「(まだパゾ美さんの写真は持ってるし、そろそろこの写真から解放してあげよう)」

みほ「(やっぱり不安があるお付き合いはいけないよね。イーブンがいいよイーブンが!)」

みほ「(イーブイもいい)」

みほ「(流石に服は脱げないからお肌とお肌のお付き合いはできないけど)」

みほ「すみません、ステーキもう2枚追加で!」

みほ「(そのために精をつけておこう!)」


・・・・・・


パゾ美「…………」

そど子「どうしたのパゾ美、上の空よ」

パゾ美「あ、ごめん」

パゾ美「(…………楽しみ、なの?)」

パゾ美「(そ、そんなはずない……脅されてるだけなのに)」

パゾ美「(楽しみなわけ、ない……)」

そど子「もうパゾ美! 顔真っ赤にしてだらしない顔してどうしたのよ! 風紀委員がそんなんじゃ風紀にかかわるわよ!」

ゴモヨ「まぁまぁそど子」

パゾ美「(……だらしない、顔……?)」

みぽりんは優季ちゃんに後ろを調教された疲れからか、今日はここまでと打ってしまう


・・・・・・

~みほの部屋~


みほ「ようこそ! 3年ではなく2年生。私と同じ学年である2年生のパゾ美さん!!」

パゾ美「何故2年生を強調……?」

みほ「ああ、ええ、まぁ色々あって」

パゾ美「……それで、何の用?」

みほ「気が早いですねぇ。会話には何重にもクッションを混ぜるものとどこかの紅茶頭さんも言ってましたよ」


みほ「まぁ私達は聖グロ生徒じゃないからいいんですけど」コトッ

パゾ美「これは?」

みほ「写真のデータが入ったUSBです。これ以外はどの端末にも残していません」

パゾ美「っっ……!」

みほ「これを、お返しします」

パゾ美「……どうして?」

みほ「どうして? まぁ、もういいかなって思って」

パゾ美「もういい……って、どういうこと? ちゃんとした説明を聞きたいんだけど」

みほ「(ええええちゃんとした説明ってなに!?)」

みほ「……>>直下」


パゾ美「(もういい……つまり、私はもう用済み)」

パゾ美「(このデータを手切れ金代わりに、もう金輪際呼ぶことは無いから許せとか、まさかそんなこと……)」ジワッ

みほ「私――」

パゾ美「あっ、待っ――

みほ「こんなことで好きな人の気を引こうとするなんて、人として恥ずかしいことをしてるってようやく気付けたんです」

パゾ美「もう終わりだなんて!」

みほ「え?」

パゾ美「え?」


パゾ美「え、あ、ま、まさか……」

みほ「今のって……」

パゾ美「ち、違う!!」カァァ

みほ「なにがですか!?」

パゾ美「その、別に私が実は楽しみにしてたとか、そういうのではなくて……って、なんで私の事を好きって!?」

みほ「え、ああ……その、私……パゾ美さんの事好きで」

パゾ美「でも磯辺さん……それに、どうせ他の人も……」

みほ「ええ。そうです!」

みほ「(適当に典子さんとは別れたとか言っておきゃいいかなと思ったけど、パゾ美さんがそう思ってるならそれを利用する!)」

みほ「私はパゾ美さん『も』好きなんです」

パゾ美「は、はぁ!?」


みほ「典子さんも大好きです。パゾ美さんも同じくらい大好きです」

パゾ美「そ、それって二股!?」

みほ「いいえ、今のところ十股くらいですね」

パゾ美「十股!?!!?」

みほ「まぁ大半はパゾ美さんと同じ、そういうことをするお友達みたいなものです」

パゾ美「それって……恋人とかそういうのじゃなくて……」

みほ「ぶっちゃけて言うとまぁそういうことですね」

パゾ美「い、異常! 不純異性交遊なんてものじゃ……!!」

みほ「ええ異常です。しかし、私は不純なものでもケジメをつけたいんです」

みほ「パゾ美さんにはいろいろと酷いことをしてきましたから、謝罪の気持ちも籠ってますね。まぁ許してくれとは言いませんが」

みほ「見たところパゾ美さんは、私とそういうことをするのはまんざらではなく、終わりだと告げられたら縋りつくくらいには中毒になっている」


みほ「だから本当のことを話してみたんですけど……今ここで私の頬を叩いて帰るのは自由ですよ?」

パゾ美「…………」プルプル

みほ「(分かってるんだけどね。パゾ美さんは風紀委員。賢い風紀委員。自分が風紀を破ることになることは許せない)」

みほ「(そこに風紀よりも大切なものが出来たら? それはどうなるのか……愚直な人なら天秤にかける。どちらかひとつを取るために)」

みほ「(けれどパゾ美さんは賢い。どちらも取る心構えくらい簡単にできるはず)」

パゾ美「……(私は、風紀委員…………)」

パゾ美「(散々私を辱めた人が、私に謝って、それでいてなお都合のいい関係を求めて来る? 冗談じゃない!)」

パゾ美「(風紀委員として、弱みが消えた今、西住さんを拘束して懲罰房に入れることもできる)」

パゾ美「(けど、それをしたらもう……アレを楽しめなく……なる……)」


みほ「色々言ってはいますが、簡単に言えば……すべて水に流して新しくそういう関係になりませんか?」

パゾ美「……」

みほ「こちらはパゾ美さんとそういうことができて、パゾ美さんは私のキスで気持ちよくなれる。そういうことです」

パゾ美「それを、私が、風紀委員の私が認めると?」

みほ「認めますよ」チュッ

パゾ美「むぐっ!?(い、いつの間に……! だ、だめぇ……!)」

みほ「パぞ美さんがそんなに可愛い顔をするの、こういう時以外に見たことないですから」

パゾ美「いあああ……っ、ひうっ、くっ……」

みほ「これがなんの後ろめたさも無しに味わえるんですよ。答えはひとつだと思いますけどねぇ……」

みほ「風紀委員としてとかじゃなくて、何事も両立させましょうよぉ」


みほ「パゾ美さんは私とこういうことをするとき、ちょっとだけ風紀委員じゃ無くなればいいんです。ちょっとだけ」

パゾ美「ちょ、っと……?」トロン

みほ「ええ。ちょっとだけ。ちょっとだけ今みたいによだれを垂らして、焦点の定まらない目をすればいいだけですよ。気持ちいいでしょう?」

パゾ美「……」コク

みほ「別に私の事を好きになる必要はないんです。私とするこのキスを好きになれば、無条件で気持ちよくなれるんですよ」

パゾ美「キモチヨク……」

みほ「ええ、気持ちよく」

パゾ美「それ、良い…………」


みほ「んっ……こうして、舌を絡めると……どうでもよくなるでしょぉ」

パゾ美「(気持ちいい……どうでも、いい…………うん……どうでもいい……)」

みほ「ひひひ、何も言えないほどとは。ちょっと蕩けさせすぎちゃったかな?」

パゾ美「う、ぁ……」

みほ「これで完全に落ちたね。ふぅ、覇道の歴史にまた1ページ」

みほ「安心してくださいパゾ美さん。データをこのUSB以外残してないのは本当ですから。私のパゾ美さんを他の誰かに見せるなんてしませんよ」

みほ「それにキスの思い出なら、まだまだこれからも作れますからねぇ」ニヤッ


 パゾ美の依存度が2→3になりました
 みぽりんとのキスにすっかり夢中です。仮に他の子とイチャついてるのを見られても「彼女もまた被害者」と憐れんだ目で見るでしょう
 もちろん誰かに言いふらしたり風紀委員として取り締まったりもしません


・・・・・・

~翌朝~


みほ「それじゃあ、また今度」チュッ

パゾ美「……うん」チュッ

みほ「気を付けていってらっしゃい」

パゾ美「今日は学校に来ること」

みほ「もう風紀委員モードなんですか?」

パゾ美「ええ」

みほ「ふふっ、分かりました」


みほ「さて、テレビ見ながらご飯食べて着替えようっと」ピッ


『次のニュースです。サンダース大学付属高校映画部が公開した同人映画、プライベート・タカシが大ヒットしており、ケイ監督が緊急の記者会見を行いました。ケイ監督は戦車道の隊長も務めており――』

『次のニュースです。聖グロリアーナ女学院で、今年も流行格言大賞が決まった模様です。今年のもっとも流行した格言は――』

『次のニュースです。アンツィオの料理は美味しいです』

『次のニュースです。来週に迫ったクリスマスを前に、様々なところでクリスマス商戦が繰り広げられています』


みほ「クリスマス……!」


みほ「…………よしっ」

みほ「今年のクリスマスは>>451と過ごそう!!」


 年に1度の恋人イベント クリスマス安価で選ばれると、依存度が1上がります
 依存度MAXの子が選ばれた場合、その子とのクリスマスを過ごします

失礼今までターゲットにしたことのある子だけです安価下

優希ちゃん


みほ「よーし優季ちゃんに性の6時間は私をずっといじめてくれるようにしてもらおうっと!」ウキウキ

みほ「嫌われてはいるけど、誘ったらなんやかんや来るよね?」ピッ


 みほ:優季ちゃん、クリスマス予定ある?

 ゆうき:画像ファイルを送信しました 【開く】


みほ「? 開こう」

みほ「…………優季ちゃんが中指立ててる自撮りが送られてきた……」


 みほ:も、もしかして空いてない感じかな?

 ゆうき:空いてますよ

 みほ:空いてるんだ!? じゃあお誘いしてもいいかな?

 ゆうき:梓ちゃんを誘ってあげてくださいよ

 みほ:優季ちゃんがいいな

 ゆうき:私は嫌です

 みほ:そこをなんとか! クリスマスに踏んで蹴って縛って嬲って!


・・・・・・

~熊本・西住家~


まほ「お母様、今年のクリスマスや年末年始はみほは……」

しほ「今年あたりはもう向こうで過ごすのではないかと思っているわ」

まほ「大洗で?」

しほ「みほは大洗で沢山の友達に恵まれたわ。今まで家に縛っていたけれど、もういちいち帰ってこいなんて言えないわ」

まほ「今年は寂しいですね」フフッ


・・・・・・


みほ「へっくし!」ズルズル

みほ「誰かが私の噂かな?」

みほ「まぁいいや。とりあえず優季ちゃんとクリスマスに会う約束はとりつけたし、来週が楽しみだね!」

みほ「アッサムさんから貰った軟膏まだ残ってるし、痕がついても大丈夫!」

みほ「――っていう旨を沙織さんに教えたらこっぴどく怒られた」

みほ「そして優季ちゃんを誘うのに時間を忘れ、遅刻した」


・・・・・・

~夕方・放課後~


桃「よーし今日の練習はここまで! 分かってはいると思うが、来週から冬休みだ。夏休み中には練習も入れたが流石に年末年始に戦車道はやらん!」

柚子「桃ちゃんついに今年当てられなかったね」

杏「こっそり買ってた年末ジャンボも外したみたいだね」


沙織「戦車道無しかぁ」

優花里「でもガレージには出入り自由ですので、今までと変わらず戦車と触れ合うことができます!」

麻子「冬にガレージで寝たら凍えそうだが……」


みほ「じゃあ皆、帰ろうか」

沙織「うんうん。あっ、ちょっと教室に忘れ物しちゃったから待ってて!」

優花里「あ、私もです。なんか嫌な偶然ですね……」

華「待ってますよ~」

麻子「すぐ戻ってこい」

みほ「あはは……」


 ピロリン


みほ「ん? メール……」


 From:>>直下
 件名:今から空いてますか

 遅れてやってきた遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(パゾリーニ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

今日はここまで
クリスマスの他に、年末年始(年越し)とバレンタインがあるかもしれません


・・・・・・

~柚子の部屋~


柚子「いらっしゃい、ささ入って!」

みほ「お邪魔します」

柚子「紅茶がいい? それともコーヒー?」

みほ「柚子お姉ちゃんはどっちが好きなんだっけ?」

柚子「私? どっちもいいけど……今は紅茶飲もうかなって思ってたかな」

みほ「じゃあ私も紅茶で」

柚子「分かったわ。紅茶ね」


柚子「それで、最近はどうなの? 皆と仲良くなりたいっていうの」

みほ「順調だよ。色んな人と仲良くなれて嬉しいんだ」

柚子「そうなんだ。よかったね」ニコニコ

みほ「あと、こうしてお姉ちゃんと一緒にいられるのも嬉しい」

柚子「ふふ、ありがとう。はい紅茶。何も入れなくてよかったんだよね?」

みほ「うん! ありがとう」

柚子「いいえ――わっ!」


 柚子ちゃんは……>>473

 1.コケて紅茶をみほにかけてしまった
 2.コケたがみほに受け止められた

1


 バシャッ


みほ「あっちちちちち!!」

柚子「ああああ! ご、ごめんね! すぐ拭くから!!」

みほ「ひいいいいぃぃ!」

柚子「とりあえず上脱いで!」

みほ「う、うん」ヌギヌギ

みほ「あっ、肌着まで濡れてる……」


柚子「じゃあそれも。濡れちゃった服は私が洗濯しておくから……」

みほ「うん……あ」

柚子「……どうしたの?」

みほ「(………………優季ちゃんにつけられた痕、まだ残ってる………………………………)」

柚子「みほ? どうしたの、早く脱いで」

みほ「あ、え、ああうん……」

柚子「……?」


みほ「(やばいやばいやばいやばい、消えかけとはいえ、これ見たらすぐバレるし、なにより体中についてるから隠しようがない!!)」

みほ「や、やっぱりいいよ! このままでも!」

柚子「何言ってるの! そのままじゃ汚いままだよ」グイッ

みほ「汚くてもいいから! このまま帰るよ!」

柚子「だーめ! 服を選択してお風呂に入らないと……」

みほ「い、いや肌見られるの恥ずかしいし……」

柚子「もう何度も見てるし今更恥ずかしいもなにもないでしょう!」ググググ

みほ「やっぱり今になって思うと恥ずかしいような気がしないでも!」ググググ

柚子「めっ!」バッ

みほ「あっ(お腹の当たり見られ――)」

柚子「……なにこれ」


みほ「あ、えーっと…………あはは」

柚子「これ、血が滲んでた痕じゃないの?」

みほ「ち、ちがうよ。タトゥーだよ」

柚子「こんなタトゥー無いよ! …………さては、誰かに?」

みほ「ッッッッ!」

柚子「…………誰にされたの?」

みほ「え、えーっと……」


柚子「まさか、同級生にイジメられて……」

みほ「ないない! 皆良い人だし!」

柚子「この学校じゃないってこと?」

みほ「そ、そうそう」

みほ「(って、誰かにこれを付けられたって認めちゃったよ!)」

みほ「(これじゃまっずい……もし本当のことを言って優季ちゃんがまずい立場になったら……)」

柚子「…………」ジー

みほ「こ、これは……>>480


 1.黒森峰の、あの、銀髪の人に……
 2.黒森峰の、小梅さんに……

1


みほ「黒森峰の、あの、銀髪の人に……」

柚子「ッ、黒森峰の!?」

みほ「あの水銀灯みたいな、でもあの見た目でCV田中理恵じゃなくて、それはお姉ちゃんで……」

みほ「今副隊長やってるあの人に……この前偶然会って、嫌って言ったのに無理やりついていかされて……」ブワッ


『ウェッヘッヘ、おい西住ィ、お前大洗で隊長やってイキってるよなぁ?』

『テメェが黒森峰を去ってからずーっと、復讐を思い続けてきた。ようやくその日がやってきた。長かったぜ』

『まず平手打ちからいくかぁ!』

『どうした、痛くて声も出ねぇかぁ!? じゃあ次はこの洗濯ばさみで体中挟んでやるよ!』

『あひゃひゃひゃひゃ!! お前は一生黒森峰のオモチャなんだよ! その身に刻めや!』


みほ「って……」

柚子「」


みほ「挙句クリップで挟まれて! 体中に! 痕がぁぁぁ……」ポロポロ

柚子「な、なんてこと…………なんて……」ワナワナ

みほ「言い出せなくてごめんなさい……お姉ちゃ、う、ひっぐ、うわぁぁぁぁぁぁん!!」

柚子「ああっ……よしよし……辛かったね。怖かったね。大丈夫……今みほをいじめる人はここにはいないよ」ギュウウ

みほ「うううあぁっ、っく、ひっ、ぐ……」

柚子「許せない……みほを散々虐めてきて、やっと抜け出せたのに……また……!!」ギリッ

みほ「お姉ちゃぁん……」

柚子「……やっぱり、このままじゃ駄目だよ。もっとちゃんと、その人達を懲らしめないと」

みほ「あ、懲らしめるのは現副隊長の人にして。その人が首謀者だから。その人以外はほとんどやらされてたようなものだから」

柚子「黒森峰絶対許さない!」

みほ「(あっ聞いてないなこれ)」

柚子「次試合があったらボコボコにしようね! 再起不能になるくらい!!」

みほ「(戦車道でだよね!?)」


 柚子ちゃんが黒森峰への憎しみを加速させました
 この後お風呂に一緒に入ってにゃんにゃんしました


・・・・・・

~翌朝~


みほ「…………ん」ムクッ

みほ「あ、そうだ……(あの後結局先輩の部屋に泊まったんだった)」

柚子「おはようみほ。ご飯作ろうか?」

みほ「うん……お願い」フワァァ

柚子「パンでいいよね?」

みほ「うん」


みほ「……」モシャモシャ

柚子「はい、イチゴジャム」

みほ「ありがとう」ヌリヌリ

柚子「昨日はその……ごめんね、痛くなかった?」

みほ「ううん、いつもの小山先輩じゃなくて、柚子お姉ちゃんって感じがした」

柚子「そ、そう? えへへ、いつもはもっと冷静なのに……みほの体に新しい痕つけちゃった」

みほ「大事にするね……消えたらまた付けて」

柚子「う、うん……あ、食器片付けるね」カチャカチャ


みほ「(クリスマスまであと1週間……)」

みほ「(優季ちゃんはどういう風に接してくるんだろう)」

みほ「(とりあえず梓ちゃんにはよしよししておこうかな)」

みほ「(……………………1週間か……1人くらい他の子に手を出しても大丈夫だよね。時間的に余裕あるし)」

みほ「(とりあえずいつもみたいに>>489)」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

2アッサム


みほ「(アッサムさんをさらに……ふふ)」

柚子「どうしたの? いいことあった?」

みほ「ちょっとね……ふふ」

柚子「もうすぐ冬休みだからって浮かれすぎないようにね」

みほ「大丈夫だよ。ありがとう」


・・・・・・

~学校~


沙織「いやー寒いねやっぱり」

華「急に申し訳程度の季節表現ですね」

沙織「どうしたのいきなりそんな辛辣な!?」

みほ「確かに寒いね……今は教室だからいいけど、外とかにずっといたら凍えそう」

沙織「学園艦なんだから、暖かい海域通ってくれればいいのに!」

華「今年はどこも寒いらしいですからね。オーストラリアにでも行かない限りこんな感じみたいですよ」

沙織「ええーっ! もっとらぶらぶ作戦みたいにサンタビキニできるような海域無いの!?」


みほ「ふわぁぁ……あ、そうだ。アッサムさんに電話してみようっと」

みほ「1週間以内に行動しなきゃ駄目だし、急いで接触接触」プルルルル

みほ「…………出ない」


 ガチャ


みほ「出た」

アッサム『な、なんですの……』

みほ「いやーアッサムさんの声が聞きたくなって」

アッサム『私は聞きたくなかったですわ……』

みほ「時にアッサムさん、今どこにいますか?」

アッサム『今?』

みほ「はい。正直に答えてくださいね」

アッサム『今は>>494

お…大洗に


アッサム『お、大ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

みほ「え? 聞こえません」

アッサム『おおあらビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!


 ガタガタッ


沙織「うわっ! 今の風強っ! 教室の窓揺れたよ!!」

みほ「…………」

アッサム『ちょっと、聞いてますの? は、は、ハックシュッ……』

みほ「今もしかしてこの学園艦にいます?」

アッサム『だからさっきからそう言って……うう』ブルル


みほ「…………」


 キーンコーンカーンコーン


華「あら、お昼休みがもう終わってしまいましたね」

沙織「5時間目はえーっと、数学だったね」

みほ「じゃ」スタスタ

沙織「ちょっとみぽりん!?」

華「保健室ですか?」

みほ「たった今お母さんが倒れたからお見舞いに行ってくる!」ダッ

沙織「絶対違うよね!?」

華「お大事にとお伝えください~」


・・・・・・

~みほの部屋前~


みほ「ふぅ……帰宅…………の前に」

みほ「アッサムさーん」


 シーン


みほ「アッサムさーん、アッサムさーん! この前の下着の色は黒だったアッサムさーん!」

アッサム「ちょっと!!!!」

みほ「あ、出てきた」

アッサム「こんな誰かが聞いてるかもしれない外で何言ってますの!? しかもあの時の下着の色は黒じゃなくて赤………………って!! 違う!!!!」

みほ「ああ赤でしたっけ」


みほ「にしてもなんで大洗に? 戦車道はもう今学期はやりませんよ」

アッサム「そ、そう……」

みほ「?」

アッサム「(まさかこの人の弱みを握るために忍び込んでいたとは言えない……)」

みほ「あっ!」

アッサム「?」

みほ「まさか私のことを学校の外で窓からずっと見てたとか!」

アッサム「!」ドキッ

みほ「そして急に学校を飛び出した私を追ってきたから呼んだらすぐ出てきたとか!」

アッサム「!!」ドッキ

みほ「なーんて、はは」

アッサム「……」

みほ「アッサムさん?」

アッサム「お、おやりになるわね……」

みほ「本当だったんですか!?」


みほ「ま、まぁこんな寒い中立ち話もなんですし、どうぞ入ってください」ガチャッ

アッサム「……お邪魔しますわ」

みほ「狭い部屋ですが」

アッサム「そんなことはありませんわ。いつも片付いていていいお部屋かと」

みほ「いやぁ照れますね」

アッサム「そういえば、この前の軟膏は効きました?」

みほ「はい。もう消えかけですよ」

アッサム「そう」

みほ「それじゃあ紅茶はいつも飲みなれてるでしょうし……温かいレモネードとかどうでしょうか」

アッサム「あら、久しぶりに飲みますわ……お願いします」


みほ「じゃあちょっと待っててくださいね」ガチャガチャ

アッサム「(…………今日も弱みは見せず……かしら)」

アッサム「(表面上はああでも、あの顔の下には牙が……なんとしても、ペコへの酷いことだけは……)」

アッサム「(結局私が辱めを受けたあの時の事は、ダージリンに言えなかったし……)」

みほ「お待たせしました。温かいうちにどうぞ」コトッ

アッサム「どうも……」スンスン

みほ「何も変な薬とか入れてないですよ」

アッサム「どうかしら……」

みほ「なら私が先に飲みましょう」ズズ

みほ「はい」

アッサム「…………いただきますわ」


アッサム「ほっ……体が温まる……」

みほ「ふふふ」

アッサム「何笑ってますの」

みほ「いえいえ、何気ない仕草からやっぱりお嬢様学校なんだなーって」

アッサム「そうかしら? あまり言われたことは無いけれど……」

みほ「そりゃあそこは皆が皆お嬢様然としてるじゃないですか。外に出れば凄く優雅に見えますよ」

アッサム「素直に受け取っておきますわ」

みほ「(ああ……体冷えてるんだろうなぁ……ずっと外にいたんだろうなぁ……抱きしめてあげたいなぁ)」ウズウズ

みほ「(でも抱きしめるだけじゃ足りないよね。やっぱり体の中からも温めないと。それにこんなキリッとした顔があの時は……)」

みほ「(思い出したらやっぱり我慢できないよ……)」

みほ「(そうだ! 今日は>>直下しよう!)」


 1.一気に責め立てる
 2.じっくりねっとり責める


みほ「アッサムさん」ダキッ

アッサム「ひっ! う、後ろから抱き着かないでくださいます!?」

みほ「えー、いいじゃないですか。もう知らない仲じゃないんですし」

アッサム「それはあなた達が強引に……」

みほ「それに、アッサムさん凄く体が冷たいです」

アッサム「そりゃ、外にいれば……」

みほ「えいっ」

アッサム「ひゃああああ!!? い、いきなり手が!?」

みほ「やっぱり冷たいですね。お腹も脇もどこもかしこも」ペタペタ


アッサム「んっ、ひゃっ……くすぐったいですわ」

みほ「まぁまぁ。それより私の手あったかくないですか?」

アッサム「そりゃ、まぁ……」

みほ「(今はお腹を触りつつ、徐々に上に……)」

アッサム「(抵抗するだけ無駄ですわね)」ズズ

みほ「(その余裕そうな顔を……えいっ)」

アッサム「ン…………ちょっと、なんで胸、ッ……!」

みほ「ここも冷たいので」

アッサム「ちょ、やめ……また……」

みほ「部屋に入った時点でこうなることは分かってたんじゃないですか?」

アッサム「そりゃ、そう……っ、だけど……」

みほ「また耳、されたいですか?」

アッサム「ッ! やめて!」


みほ「寒いんですから、体温上げましょうか」ヌギヌギ

アッサム「え、なんで上を脱いで……」

みほ「肌と肌なら、とっても温かいですよ。アッサムさんも」

アッサム「い、嫌!」

みほ「ペコさん」

アッサム「くっ…………」

アッサム「(待ちなさいアッサム……これは作戦よ。恐らくこの人はなし崩し的に私を手籠めにしようとしている。ペコのためにも、私が落ちるわけにはいかない……)」

アッサム「(といっても、下手に断ったらペコが……)」

アッサム「………………」ヌギヌギ

みほ「綺麗な肌ですね」

アッサム「そういうあなたは、痕だらけ」

みほ「すみませんねぇ……近いうちに消えるので」

アッサム「……ほら、これで脱ぎましたわ」

みほ「え、まだ胸に1枚残ってるじゃないですか」

アッサム「ええっ!? こ、これも……?」

みほ「……」コクリ

アッサム「うう……(ごめんなさい、ペコ……)」


みほ「それじゃあ、ベッドに寝転んでください」

アッサム「…………」ゴロン

みほ「………………ふふっ、どんな気持ちですか?」

アッサム「最低……あと寒い」

みほ「そうですかそうですか。じゃあ温めてあげます」ダキッ

アッサム「ふわ……」

みほ「あったかいでしょう?」

アッサム「え、ええ……」

みほ「…………んっ」

アッサム「ひっ……う……」

みほ「あはは、ごめんなさい。抱き合うと先が擦れちゃいますね……」

アッサム「…………」

みほ「目をそらして無言になっても、こうしたらまた声出ちゃいますよね」

アッサム「っ……ぁ……」


アッサム「落ち着いて、抱き合えないんですの?」

みほ「ふふ、じゃあ落ち着いて……」チュッ

アッサム「っ……(また、された……)」

みほ「動かないから、口の中だけでも」

アッサム「また、私に……こんな、非生産的な……」

みほ「むっ、この行為が何も生まない無駄なことだと?」

アッサム「そう、よ……本来キスや性行為は男女が子をなすためにすること……それ以外の目的でしたり、ましてや同性同士で……」

みほ「アッサムさんのそういう考え方、好きですよ」

アッサム「え?」

みほ「そんな考え方を壊して塗り替えるの、すっごく楽しいですもの」ニタァ


アッサム「ッッ!!」ビクッ

みほ「ん、チュルッ、レロッ」

アッサム「ンッ、ンー!」ジタバタ

みほ「抵抗しても、意味ないですよ」

アッサム「(だ、だめっ! 壊される……これ以上されたら塗り替えられる!!)」

アッサム「(目の前のこの人が思ってるのは、ただ私とそういうことがしたいってだけじゃない……私の価値観――心を、塗り替え……)」

みほ「もっと温め合いましょう。沸騰して茹で上がっちゃうくらいに」チュッ

アッサム「(だって、こんな、気持ちいい……何も、考え……っ!)」

みほ「(気付いたみたい。だけどもう遅い……何度も私のキスを受ければ、もう後には戻れないですよ)」サワサワ

アッサム「ンンンッッ!!」ビクビクッ

みほ「あれ、耳を触っただけでこんな……」

アッサム「ハァッ、ハァッ……」


みほ「またこの前みたいに耳を責めたら、それこそ性感帯になっちゃったりして」

アッサム「いやっ……そんな……」

みほ「また責めてあげましょうか」ペロッ

アッサム「っっ、ひああぁっ!」ジタバタ

みほ「暴れない暴れない」

アッサム「やめっ、お願い! それだけは……!」

みほ「いやです」ハムッ

アッサム「――――――――!!!!」

みほ「ありゃりゃ、シーツが……」

アッサム「お、ねがい! あっ、だ……っ、め! だめ!」


みほ「このまま続けたら帰れないくらいグシャグシャになっちゃう布があるので、こっちも脱がせますね」

みほ「あ、タイツは私が預かりますね。これで紅茶を淹れるので」

アッサム「ぁ……っ…………ぁ」

みほ「聞いてない……ってことは了承したってことですよね」


みほ「さて、とっても寒そうになったところで、また温めますね」チュッ

アッサム「っ、ふ、あ……んっ」

みほ「あれっ? 自分から吸いついてくるなんて」

アッサム「っっ!? ぁ……ち、が……」

みほ「大丈夫ですよ。自然な反応ですから」チュッ、レロッ

アッサム「(だ、め…………気持ち、いい……)」

アッサム「(私、落ちちゃう……)」


みほ「アッサムさん、もしかしてまだ私に落ちないと思ってます?」

アッサム「落ち…………ない……」

みほ「それはもう無理ですよ」

みほ「だって、ペコさんを引き合いに出した時点でアッサムさんが逆らえないのは分かってましたし、あとはアッサムさんを壊すだけの簡単なことだったんですから」

アッサム「ぅぁ、いやぁ……」

みほ「(いやぁにしても良いツルペタ)」

みほ「ふふふふ、いやらしく舌なんか出して……まるで犬みたいですね」

みほ「(優季ちゃんの前でも私こんなだったのかな)」

アッサム「い、ぬ……」

みほ「そうだ、私のことご主人様って言ってみてください」

アッサム「…………」

みほ「……」カプッ

アッサム「いぎっ、あああああっ!!」

みほ「はーやーく」


アッサム「ご、ご……ご主人様………………」

みほ「なるほど」

アッサム「なに、が……なる、ほど……」

みほ「(優季ちゃんもこんな気分だったんだ)」

みほ「(クセになる)」

みほ「アッサムさんこんなに汗かいてますよ。もう寒くなさそうですね」

アッサム「……」コクッ

みほ「ならアッサムさんにとって良いことを教えてあげます」

アッサム「……?」

みほ「私はペコさんに酷いことをするつもりは毛頭ありませんよ。もしアッサムさんが何をしようと、ペコさんにだけはなにもしない予定でした」

アッサム「っ……」

みほ「これからもそうです。だから安心してください」

アッサム「………………」

みほ「でも、私とアッサムさんの間にペコさんは関係ないですよね」

アッサム「……………………」

みほ「アッサムさん、今……キス、してほしいですか?」

アッサム「…………………………」コクッ


・・・・・・


みほ「あ、残ったレモネードすっかり冷めてる」

アッサム「…………」

みほ「アッサムさん、シーツ被ってないで一緒にお風呂入りましょうよ」

アッサム「…………」

アッサム「(私、なんてことを……西住みほがペコのみならず他の女子とも関係を持ってるのを知っていて、こんな……溺れて……)」

アッサム「(ごめんなさい……ごめんなさいペコ…………私……)」

みほ「もう、すっかり無口になっちゃって」バッ

アッサム「ひあっ、さむ……」

みほ「シーツにくるまってるからですよ。なんならまた温めましょうか」

アッサム「も、もういい……ですわ」

アッサム「(この人とのキス……この人との温め合い……この人を…………好きに……)」

今日はここまで
明日のあんこう祭り行く人は楽しんできてください
だけど、忘れないで……世の中には、あんこう祭りに行けなくて泣いてる人が、いるって……こと、を……


・・・・・・

~夜~


みほ「(アッサムさんはあの後すぐに帰っちゃった……結構夜遅いけど便あったっけ? それとも別の手段かな?)」

みほ「まぁいいや。木曜洋画劇場(録画)見て寝よう」カチャカチャ

みほ「今日はノックオフにしようかな」


 アッサムの依存度が1→2になりました
 ちなみにアッサムの依存度が高ければとある人を落とすときに非常に有利になります


みほ「おおおおお!!」

みほ「全身の毛穴で受け止める!!」


 ピンポーン


みほ「…………」

みほ「最近夜にも来る人多くて嫌になってくる……」スタスタ

みほ「はーい」ガチャ


 夜の遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(セイロンさん以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


「あっ、西住みほ! 本物だ本物だ!」

「やっぱこの住所じゃん! はは本当にJKだ」

「あ、僕らファンでーす! ぬへへ」

みほ「………………」

「ねぇねぇサインしてよ」

「あれ言ってあれ! 〇〇作戦です~って」

「家上がっていい?」

みほ「ヴァンダボー!!」ドカバキボコ

みほ「すいません警察ですか? 今家に男の人達が襲撃してきて……はい。多分変態だと思うんですけど」

みほ「さて、続き見ようっと」バタン


・・・・・・

~数日後・冬休み・クリスマスイブ~


みほ「ついにこの日が……」

みほ「クリスマスはいつも家にいたから、友達と過ごすのは初めてだなぁ」

みほ「学園艦が大洗に寄港してあんこうチームの皆は帰省しちゃったし、沙織さんと優花里さんのサポートは受けられないけど、今日は優季ちゃんと過ごすだけだしいらないよね……?」

みほ「優季ちゃんとは夜に>>527で待ち合わせだったかな」

駅前(カップル多め)


・・・・・・

~夜・大洗駅前~


みほ「優季ちゃーん!」フリフリ

優季「……どうも~」

みほ「今日はお誘い受けてくれてありがとうね!」

優季「いえ。大丈夫です」

みほ「(壁を感じる)」


優季「ホント、なんで梓ちゃん誘わなかったんですか~?」

みほ「梓ちゃんとはまた別の機会にってことにしたから」

優季「ふーん」

みほ「あっ、あんこうチームのパネルある。優季ちゃん穴から顔出してよ、撮るから」

優季「結構です」

みほ「そ、そう?」


「ねぇ、この後どこ行く?」

「いいとこ予約してあるんだ」

「見て、イルミネーション綺麗よ!」

「間違ってクリスマスパーティーに呼ばれてね……このザマだ」


みほ「……周り、カップル多いね」

優季「そりゃそうでしょうね~」


優季「こんなところに女子2人でいたら、誰かにナンパされちゃうかも~」

みほ「ええーされないって。あ、優季ちゃんは可愛いからされちゃうかもね」

優季「はいはいありがとうございます」

みほ「自分から振ったくせに」

優季「言ってみただけですよ」

みほ「まぁいいや! ご飯食べに行こう!」

優季「どこに行きます?」

みほ「>>直下とかどうかなって思うんだけど、どうかな」


みほ「St.George's Tavernっていうバーなんだけど……結構大人な感じらしいよ」

優季「バーですかぁ? ご飯食べに行くんじゃ……というか私達未成年ですよ?」

みほ「ふっふっふ、そこは安心して」

優季「……? まぁ隊長が行きたいなら」

みほ「あっ」

優季「?」

みほ「その隊長っていうの、今日はやめてほしいかな……せっかくクリスマスに一緒なんだし」

優季「……分かりました。なんて呼べばいいですか?」

みほ「名前で」

優季「みほさん?」

みほ「うんうん」コクコク


・・・・・・

~バー『St.George's Tavern』~


優季「」

みほ「あんこう鍋美味しいねー!」

優季「って、なんでバーにあんこう鍋が!?」

みほ「え、注文したから……」

優季「バーに! あんこう鍋!! Why!?」

みほ「そりゃあるから……」

優季「むむむ……」

みほ「ほら優季ちゃんも食べて食べて!」


 優季ちゃんは……直下
 コンマ一桁奇数→たいへんお気に召した
 コンマ一桁偶数→あんこうをあまり好きじゃなかった


優季「……私、あんこう苦手なんですけど」

みほ「えっ」

優季「…………」

みほ「お、大洗の人間は全員あんこう好きなんじゃ……」

優季「偏見ですよ」

みほ「…………」

優季「…………」

「はい、カルボナーラ」コトッ

みほ「え!?」

優季「わ、私の大好物……なんで……」

「……」フッ

優季「マスターかっこいい……」キラキラ

みほ「(野郎……!!)」


・・・・・・


みほ「(バーではマスターにいいところ横取りされて2人の時間を楽しむことができなかった……あとあんこう鍋1人じゃ多すぎてお腹いっぱいになった)」

優季「みほさん、次はどこに行くんですかぁ?」

みほ「…………(まぁ優季ちゃんの機嫌が少し良くなったからいいけど、なんか悔しい!)」

みほ「(これは私の勘だけど、優季ちゃんにもっとアピールしないと夜にムフフできない気がする)」

みほ「(つまり、次のイベントでいい感じにならないと私への調教が無い!!!!)」

みほ「(非常にまずい!!)」


みほ「ねぇ優季ちゃん、次はあそこ行こうか」

優季「?」

みほ「カップル結構多いところなんだけど、私達もカップルみたいなものだし……」

優季「全然違いますよ」

みほ「ぐぬぬ」

優季「はぁ……まぁ行きたいなら付き合いますよ。せっかく誘ってくれたんですし」

みほ「やった! じゃあ行こう!」

優季「それで、どこなんですか?」

みほ「>>540

プリクラ


みほ「ゲーセンの」

優季「ゲー、セン?」

みほ「(今江原ボイスだったような……)」

みほ「おなじみプリクラなんだけど、今回は駅前に特別に結構出てるらしくて」

優季「へぇ~」

みほ「というわけで、行ってみよう!」

優季「いいですよ~」


・・・・・・


みほ「結構並んでるね」

優季「カップルに交じって女性も多いですねぇ」

みほ「私達みたいな感じかも」

優季「友達同士でしょうねぇ」

みほ「かもね……」

優季「あの台だけ並んでないけど、準備中とか……?」

みほ「ッッ!! あそこで撮ろう!!」


 オウ、ヨクキタナオマエラ! シャシンヲトリヤガレー!


みほ「…………!!」キラキラ

優季「どこかで見たことあるようなないようなクマ……というかただ単に不人気だっただけ」

みほ「よーし、じゃあピースかな!!」


 パシャッ


みほ「優季ちゃん、終始無表情はやめようよ……」

優季「えー……だって好きでもない人とプリクラですよ」

みほ「好きでもない人でもせっかくのプリクラなんだし、もっと楽しそうに!」

優季「うーんどうしようかなぁ~」

みほ「(あ、なんかドSな目)」

優季「…………」

みほ「あ、もう最後のやつ!」


 パシャッ


 優季ちゃんは……直下
 コンマ一桁奇数→ニッコリ笑ってくれた
 コンマ一桁偶数→やっぱり無表情だった


みほ「優季ちゃぁぁぁぁん…………」

優季「……」プイッ

みほ「うううう……」

優季「…………ふっ」

みほ「?」

優季「なんでも。さ、帰りましょうか」

みほ「えっ!!?」

優季「なんですかぁ?」

みほ「え、いや、今人がいっぱいいるし、物陰に連れ込んでアレなことして『ほら、見られちゃいますよ~』とかしてくれるんじゃ……」

優季「しませんよ」

みほ「そんな!!!!」


みほ「人に見られているかもしれないという背徳感で私に酷いことして、『人前でこんなになっちゃうんですかぁ~?』とか!」

みほ「いつもよりなんかアハンな感じの私に『この変態♪』とか!!」

みほ「色々済んで息も絶え絶えな私に『また表でしましょうね』とか!!!!」

みほ「やることは色々あるでしょう!?」

優季「ないです」

みほ「んなっ……!!」

優季「逆に、私にそういうことをしてほしいならもっとやり方があるでしょう」

みほ「どんな?」

優季「教えません」

みほ「えー……優季ちゃん、これからは呼んだらすぐ来いとかそんなこと言ってたくせにぃ」

優季「今はそんな気分じゃない。ただそれだけです~」


みほ「うううう……」

優季「ほら、もう学園艦ですよ」

みほ「うん……」

優季「…………ふっ」

みほ「?」

優季「いえ。それじゃ、私は帰るので~」

みほ「う、うん。またね。次は来年かな?」

優季「かもしれませんね。では~」

みほ「…………まぁ、最後に笑顔で手を振ってくれたからいっか」


優季「…………」スタスタスタ

優季「……」チラッ

【2人が写っているプリクラ】

優季「…………ふふっ、可愛かった」


・・・・・・

~数分後~


みほ「まさかの例の6時間をソロで過ごすなんて……」

みほ「予想外すぎるよぉ……」

みほ「ああ……家に着いちゃう」

みほ「家に着いてお風呂入ってテレビ見たら、きっとクリスマスがどーたらで、カップルがどーたらな感じの内容なんだろうなぁ」

みほ「落とした子はいっぱいいても、こういう時に1人っていうのがある意味私の現状なのかな」


 例の6時間の遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(誰でも)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


みほ「例えば、私が帰ったら誰かが待ってた~とか!」ガチャッ


 シーン……


みほ「無いか」

みほ「ぐぬぬ……この屈辱……!! 一生忘れない!!」

みほ「来年のクリスマスは絶対例の6時間に10人くらい侍らせてやる……!!」ゴゴゴゴゴ

みほ「そのために、来年は落としまくる!!」

みほ「そのために……」

みほ「寝る!」


・・・・・・

~熊本~


まほ「メリークリスマス、ですね」

しほ「そうね。今年はお父さんどころかついにみほまで帰ってないけれど」

まほ「みほなら今頃友達と一緒にケーキをつついているのでは」

しほ「でしょうね」

まほ「もしくは戦車道の面子でパーティーとか」

しほ「ありえるわね……黒森峰もそうしたらどうかしら」

まほ「うーん……」


・・・・・・

~翌日~


みほ「…………寒い」

みほ「寒い時代だよ……」

みほ「あ、沙織さんからメール」


 from:沙織さん
 件名:メリークリスマス!

 昨日はお楽しみでしたねぇ


みほ「…………」イラッ

みほ「優季ちゃんの中指立て写真送ってやろ」


みほ「さーて、今日はどうしようかなぁ……昨日不完全燃焼だったから、今日はそのエネルギーが有り余ってるよ」

みほ「誰か新しく落とすにせよ、落としたこと過ごすにせよ、帰省してない人を狙おう」

みほ「例えば、私みたいに女子寮でボッチとか…………」

みほ「………………寝よう」ゴロン


みほ「……」Zzz

みほ「……」Zzz

みほ「……」Zzz

みほ「……ムニャ、>>562」Zzz


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

1


みほ「…………ん、あれ、本当に寝てた……」ムクッ

みほ「ふわぁ……寒いと布団から出たくないから二度寝シーズンだね……」

みほ「でも私、なんか今無性に新しく誰かを落としたい気分……」

みほ「誰にしようかなぁ……布団の中で考えよう」ゴロン


みほ「……」Zzz

みほ「……」Zzz

みほ「……ムニャ、>>565


 1.学内(戦車道受講者)
 2.学外

2


みほ「…………ん」ムクッ

みほ「って、また寝てた!?」

みほ「もう夕方だ!!!!」

みほ「クリスマスなのに!! 寝て!! 夕方!!」

みほ「最悪だよこれ……」

みほ「あーあ、貴重な冬休みの1日が……」ゴロン

みほ「うーん、なんか学外の人を落としたい気分……誰にしよう」

みほ「あの高校の……いや、高校じゃなくてもいいけど……」


みほ「……」Zzz

みほ「ムニャ、>>569」Zzz

エリなんとかさん


みほ「………………嫌な夢を見た」

みほ「私が黒森峰に遊びに行ったらワニに食べられる夢」

みほ「そして何故か逸見さんも一緒に食べられてた」

みほ「……逸見さん……逸見さん」

みほ「逸見さん」

みほ「よし、逸見某さんにしよう」

今日はここまで
ついに某劇場での爆音上映が終わるわに!    終わるわに…………

暇なのでまとめてみた……合ってる?

大洗
あんこう
沙織・・・唯一無二の相棒、攻略対象に出来ないが様々な人に対して精力的に協力してくれる
優花里・・依存度3、忠犬に違わぬ協力っぷり、稀に淋しそう?
麻子・・・依存度1、事故とか居なくなる、と言う部分に敏感
華・・・・未攻略、未だその強さ未知数

ウサギ
梓・・・・依存度2、依存度が高ければ優季完全攻略も出来たらしい→他のウサギチーム攻略時にも有効?
優季・・・依存度3,御主人様、身体だけの関係、クリスマスイベ失敗?で関係修復困難?
紗希・・・依存度3、離れられない甘えんぼ、捨てる、と言う言葉に敏感に ちょっかい掛ける優季を制した一面も、一緒に寝ると悪夢を見やすい
桂利奈・・依存度1、あんこうファイブの新メンバー、無知シチュからの力の源注入がお気に入り、キャプとニアミスに
あゆみ・あや、未だ攻略対象にならず、他のメンバーがカギ?

カメ
柚子・・・依存度3,心優しいお姉ちゃん、みほの行動にも協力的(但し黒森峰は除く)ペコとの関係を把握、桃の攻略に協力
桃・・・・依存度1、柚子とのダブルアタックで敏感に、チョーカーで飼われてる?
杏・・・・攻略対象にされず、みほとペコとの事でダージリンと密に連絡を取り合う、柚子、桃との事も含め色々疑われてる?

カモ
パゾ美・・依存度3、脅迫関係も無くなり攻略完了、他人との関係も生暖かい眼差しで見守ってくれる→他のメンバーにも融通が効く?
そど子、ゴモヨ

アヒル
典子・・・依存度3、もちょっと嫉妬深く疑りやすい、優花里や桂利奈の影響で選択肢を間違えると危ないかも?
忍、あけび、妙子、未だ攻略対象にならず、典子がカギになるかは
不透明


レオポン、アリクイ、カバ
各チーム攻略対象無し、誰から切り崩すかが重要?

>>579-580
人間が何故泣くか分かった……俺には感謝しかできないが


・・・・・・

~喫茶北極海~


みほ「というわけで黒森峰に行ってあそこの副隊長を犯すよ」

沙織「みぽりん! 字! 字!!」

みほ「ああっ! 落とすよ!!」

優花里「逸見エリカ、2年。アグレッシブキングタイガー……性格は冷静沈着で他人に流されない。少し神経質な面もあるが、常に前向きで、虎視眈々と正レギュラーの座を狙っていたようです。誕生日は3月6日、血液型はAB型。好きな言葉は……」

みほ「下剋上だ!」

沙織「あれ、急に風通し良くなったけど窓開けたのかな」

「にゃー」

沙織「あ、ネコ! かわいい」


みほ「ということで黒森峰に行くには……」

優花里「普通に行けばいいじゃないですか。前にもあんこうチームが各校を訪問したときに行ったんですよね?」

みほ「うん。あの時はお姉ちゃんとエリカさんに会うだけだったから……でも、他の生徒は……」

優花里「大丈夫ですよ! きっと西住殿のことを悪く言う人なんていませんって!」

沙織「そんなに誰かに会うのが嫌ならいつもみたいに潜入でもいいしね」

みほ「うん……」

沙織・優花里「…………」

沙織「みぽりん、そんなに黒森峰に行きたくない?」

みほ「……2人には私が黒森峰から出て行ったときの事、話してもいいかな」

優花里「転校するときのことですね」

みほ「うん……あれは――」


・・・・・・

~みほが転校する少し前~


みほ「ここまでくれば……」ゼェゼェ

小梅「みほさん……」

みほ「大丈夫。あとは学園艦の海域を脱出して――」

まほ「……」バァン!

小梅「きゃあぁ!」

みほ「クソッ、お姉ちゃんか!」

エリカ「ッ!」バァン!

みほ「エリカさん!」

エリカ「なんでこんなことになるのよ……なんでアンタは!」


みほ「エリカさんやめて! 踊らされている! あなたも!」

エリカ「えっ……?」

まほ「そんな手は通じない。見苦しいぞみほ」

みほ「お姉ちゃん……!」

エリカ「逃げるんじゃないわよ、降伏しなさい!」バァン!

エリカ「裏切るな! 学校へ戻れ!」

みほ「やめてよ! 私はこのまま殺されるつもりはない!」

エリカ「な……?」

みほ「聞いてエリカさん! お母さんやお姉ちゃんのいう言葉は、確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない」

まほ「みほ!!」バァン!

みほ「くっ……だが彼女達の言葉は、やがて世界のすべてを殺す!!」

エリカ「は?」

小梅「は?」


みほ「私はそれを……」

まほ「エリカ聞くな! みほ既に少し錯乱している!」

みほ「ふざけないで!」

まほ「惑わされるなエリカ!」

みほ「エリカさん! どうしても討つというなら、小梅さんだけでも降ろさせて! 彼女は――」

まほ「小梅は既にお前と同罪だ。その存在に意味は無い」

小梅「ええっ!?」

まほ「敵なんだみほは……2人は!」

エリカ「!!」

まほ「お母さまを裏切り、我らを裏切り、その思いを踏みにじろうとする……それを許すのか!」

エリカ「…………!」

まほ「お前は言ったろう、そのためならどんな敵とだって戦うと!」

みほ「エリカさん!」

エリカ「ハァッ……ハァッ……ハァッ…………!!」

『家元師範の言葉を聞いて、私凄く感動しました。だったら私は、どんな敵とだって戦ってやるわ』『この大会が終わったら私は、是非ともそんな世界を』

エリカ「ハァッ、ハァッ、ハァッ……ハァッ……!!!!」


エリカ「くそおおおおおおぉぉぉぉぉーーーーっっ!!」キラキラバシューン

みほ「エリカさん……!」

『なんでこんなこと……また戦車道がしたいのか!』『は~い、みほで~す』『エリカさん……』『よってそれを阻害せんとする者』

エリカ「アンタが悪いんだ…………アンタが……アンタが裏切るからぁぁぁ!!」ズバッ

みほ「うぐっ……!」

エリカ「私は……私は…………私はもう絶対に……!!」

みほ「エリカさん!!」

小梅「っ!」

エリカ「あああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!」グサーッ

みほ「う、ぐふっ……」ガクッ

エリカ「………………」

まほ「よくやったエリカ。帰投するぞ」

エリカ「み、ほ…………こ、うめ…………」ワナワナ


・・・・・・


みほ「ということがあって」

優花里「いやいや手からビームだの光の翼だのアロンダイトだの意味が分かりませんよ」

沙織「嘘だよね?」

みほ「………………半分……」

沙織「半分!? どこまで!?」

みほ「というわけで黒森峰に行こう!!」

優花里「学園艦間の便がもうすぐ出発しますが」

みほ「急ごう! ほら早くチャーハンかきこんで!」

沙織「いや一気には!」


・・・・・・

~黒森峰学園艦~


沙織「ほーここが黒森峰……なんか建物がドイツみたいだね。FURYで見たようなのばっか」

優花里「黒森峰はガチガチのドイツですからねぇ……ほらあそことか」

沙織「……なにあれ。人が吊るされてるんだけど……」

優花里「あの人の首から下がってる札を見てください」

沙織「なになに……『私は掃除当番をさぼりました』…………罰なの!?」

優花里「ああいう感じなんですねぇ」

みほ「懐かしいなぁ……」

沙織「と、とりあえず降ろしてあげようよ!」


「うう……助かりました」

沙織「大丈夫!?」

「くっ、まさかバレるなんて」

優花里「(あっ、反省してない)」

みほ「ねぇ、あなた戦車道取ってたよね?」

優花里「知ってるんですか?」

みほ「同じ学年だったと思う」

「えっ……えっ!? に、西住副隊長!? 殺されたんじゃ……」

みほ「残念だったね……トリックだし元だよ元。それでさ、聞きたいんだけど、現副隊長は今どこにいるか分かる?」

「逸見さんですか?」

みほ「うん。ちょっと用があって来たんだけど」

「そうですね……あの人まだ帰省してないから、もしかしたら>>609にいるんじゃないかと」

ハンバーグ屋さん


みほ「ああハンバーグのお店ね……この学園艦多いもんね」

優花里「そんなに多いんですか?」

みほ「1軒のハンバーグ店からもう1軒くらいは見えるくらいには密度があるよ。さわやかもびっくりもあるよ」

沙織「なんでそんなに!?」

みほ「ブロンコビリーもあるよ」

優花里「あそこ高いんでちょっと……」

「今日はビッグボーイに行くぜとか言ってました」

みほ「じゃあそこに行こうか! ありがとうね」ヨイショ

「え、ちょ、なにするんですか」

みほ「え? そりゃ今罰の最中なんだし戻さないと」

「え!!? いや、助けてくれたんじゃ!? おい! 放せ! 私は名護だぞ!」


・・・・・・

~ハンバーグ店~


エリカ「………………」


みほ「いたいた」

沙織「難しい顔してるね」

優花里「あ、運ばれてきましたよ」


エリカ「………………」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira123693.jpg


エリカ「…………」ニヘラ


沙織「うう……お腹空いてきたね……」

みほ「邪魔しちゃ悪いし、食べ終わってから話しかけようかな」

優花里「プランは?」

みほ「何もない」

沙織「おいおい待って待って、作戦も無し!?」

みほ「じゃあ沙織さん何かあるかな?」

沙織「えー……>>615とか?」

ヘイ彼女、一緒にお昼どぉ?


沙織「ヘイ彼女! 一緒にお昼どぉ? とか」

みほ「私の大切な思い出を汚さないで……」

沙織「いや結局私の言葉だしセルフ名言汚しだから」

優花里「汚してるというのは認めるんですか……」

みほ「というか、お昼今食べてる最中じゃん」

沙織「そこはノリでさ」

みほ「ノリで食後の人間を食事に誘うの!?」

優花里「あ、それか今突撃するとか!」

みほ「…………優花里さん、何も分かってない。分かってないよ」

優花里「?」

みほ「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで」


沙織「でも突撃するなら今しかないよ?」

みほ「確かに…………うーん……」

優花里「どうしますか?」

みほ「(この機を狙うか出てきたところを狙うか)」


 プランは……>>619
 
 1.みほ1人で今突撃する
 2.3人で今突撃する
 3.みほ1人で食後に突撃する
 4.3人で食後に突撃する

3


みほ「いや、エリカさんは今ハンバーグと対話してるんだよ」

沙織「そ、そう? なら食後にしようか……」

優花里「西住殿への食べ物への思いが強い……」

みほ「育ちざかりなので、食には関心があります」


エリカ「…………」モグモグ

エリカ「…………」ニヘラ

エリカ「…………」モグモグ

エリカ「…………」ニヘラ


沙織「お腹空いたよ!! お店に入って何か頼もう!!」

優花里「それはあまりにリスクが大きいですよ!!」

沙織「じゃああの人がお店から出たら、私達2人でハンバーグ食べよう!!」

みほ「え、私1人? まぁいいけど……」


・・・・・・


「ありがとうございましたー」

エリカ「ふぅ……今日も勝ったわ」

みほ「こんにちは、エリカさん」

エリカ「ええこんにちは……………………ええっ!!?」

みほ「あは、来ちゃった」

エリカ「ええっ、あ、え……ええっ!?」

みほ「そんな驚くこともないでしょ?」

エリカ「…………そうね。一応元母校だものね。冬休みに遊びに来てもおかしくないわ」

みほ「そうそう! それでね、偶然エリカさんが見えたから声かけちゃった」

エリカ「そう……」

みほ「久しぶり。いつ以来かな? 大学選抜と戦ったとき以来?」

エリカ「そうね。あの時は夏だったわね」


沙織「どうやら2人ともうまく話せてるみたいだね」

優花里「前に訪問したときに和解でもしてたんでしょうか」

沙織「ああそうじゃない? あの時帰って来た後のみぽりんちょっと嬉しそうだったから」


みほ「というわけでエリカさん、一緒にお昼でもどう?」

エリカ「………………?」

みほ「こっちに来たのはいいけどお昼まだで」

エリカ「…………>>直下」


 1.いや、私今食べたんだけど
 2.いいわよ。何が食べたい?


エリカ「いいわよ。何が食べたいの?」

みほ「(えっ!?)」

エリカ「……どうしたの?」

みほ「え、あ、いや……そ、そうだなーハンバーグとか食べたいなー」

エリカ「ハンバーグね。この辺に美味しいところあった気がするからそこに案内するわ」

みほ「(マジ……?)」

エリカ「なによ、ついてこないの?」

みほ「いえ……行きます……」


・・・・・・

~別のハンバーグ店~


エリカ「Aセットひとつ」

みほ「(マジでガッツリだ!!)じゃあ、同じものを」

「かしこまりました」

エリカ「まさかあなたとこうしてまたご飯を食べるとはね……」

みほ「そ、そうだね……(もしかして、私に気を遣ってくれたのかな?)」

エリカ「まぁこのお店には前から来たいと思ってたから丁度良かったんだけど」

みほ「(違う! 最初からはしごするつもりだったんだこの人!!)」


・・・・・・


「ありがとうございましたー」

エリカ「ふぅ……お腹いっぱいだわ」

みほ「(そりゃガッツリ食べた後にまたガッツリ食べりゃね……)」

エリカ「あ! そういえばアンタ!!」

みほ「?」

エリカ「この前私に送って来た意味不明なプレゼントがどうとか! 電話かけたら急に切るとかいう狼藉!!」

みほ「………………あ」

みほ「(そんなこともあったなぁ……1スレ目じゃんそれ……覚えてないよ)」

エリカ「アレどういうことよ!」

みほ「あ、えーっと……>>直下」


みほ「プレゼントしたい相手に質問するのはダメかなって……思い直して」

エリカ「え?」

みほ「遅れちゃったけど……エリカさんの言ってくれたボコグッズ、これを」スッ

エリカ「え、あ……あ、ありがとう……」

みほ「(一流のボコラーなら布教用ボコグッズを持ち歩くのは当然である)」

エリカ「ふーん、ストラップね……まぁ気が向いたら使ってあげるわ」

みほ「是非ね!!」

みほ「(ふぅ、なんとかごまかせた)」


・・・・・・

~夕方・学園艦のとあるテラス~


みほ「ごめんね今日は付き合わせちゃって」

エリカ「久々に見て回りたいって言うから付き合ってるだけよ。今日暇だったし」

みほ「そうなんだ……あ、ここ……」

エリカ「ここがどうかしたの?」

みほ「ここ、夕日がよく見えて好きなところだったんだ」

エリカ「へぇ」

みほ「ちょっとここでゆっくりしていってもいいかな?」

エリカ「好きにすれば」

みほ「うん。じゃああそこのベンチに座ろう」


みほ「…………」ニコニコ

エリカ「どうしたのよ」

みほ「ううん。久しぶりだったから……はしゃぎすぎちゃった」

エリカ「そう……そういえばアンタ、実家に帰らないの? 隊長はもう帰省してるみたいだけど」

みほ「今年はいいかなって。家には悪いけど」

エリカ「ふぅん。まぁ大洗に行ってオトモダチも増えたことだろうしね」

みほ「……エリカさんも友達だよ」

エリカ「…………そう、ね」カァァ

みほ「(あれ? これってもしかして、チョロい?)」

みほ「(あ、そういえば皆チョロいだろうからこうして落として回ってるんだった忘れてた)」


みほ「…………でも、友達じゃ嫌だな」

エリカ「え?」

みほ「えいっ」ガバッ

エリカ「きゃっ!?」

エリカ「(え、今……なに? ベンチで押し倒された?)」

みほ「歩いてて思ったけど、やっぱり皆帰省してて学園艦に人が少ないよね」

みほ「こんなところに誰も来ないくらい」

エリカ「アンタ……何して……」

みほ「もう……名前で呼んでほしいなぁ。エリカさん」


みほ「私ね、エリカさんのことずっと好きだったの。ここにいた時から……ずっと」

エリカ「ちょ、ちょ、待ちなさいよ!」

みほ「本当はエリカさんを置いて転校なんてしたくなかったんだよ? あの時だって……」

エリカ「っ……」

みほ「勝手にいなくなったのに、今更こうして気持ちを伝えるのは駄目だって分かってるけど……今しか言う機会なんて」

エリカ「…………」

みほ「エリカさんは……私の事…………どう思ってるの?」

エリカ「>>直下」


エリカ「一生の…………ライバルよ……」カァァ

みほ「……それって、エリカさんは私をあくまで好敵手としか見てくれないってことなのかな?」

エリカ「…………」

みほ「ねぇ……」

エリカ「……私は……っ、アンタを目標にしてるのよ!!」

みほ「っ……!」

エリカ「私には無い物を持っているアンタを……私なんかより隊長を支えるに相応しいアンタを、私はずっと羨ましく思ってた! 妬ましかった!!」

みほ「そんなこと……」

エリカ「だから私は……アンタに距離を置いた。この前アンタが黒森峰にやって来た時も、置いていたつもりだった……」

エリカ「それなのに、なんでアンタはそうやって、私にすり寄ってくるのよ!!」

みほ「…………」


みほ「(…………まさかシリアスとは……)」

みほ「(少なくともエリカさんって水銀燈みたいなビジュアルなのに声は蒼星石みたいなツラのお姉ちゃんの方が似てるよねとか言ってからかえる状況ではない……)」

みほ「(だけど、今はチャンス)」

みほ「(恐らくエリカさんは、ずっと目指していた私にこうして迫られて困惑している)」

みほ「(浸けこむ隙はいくらでもある!)」


みほ「エリカさん、私に失望した?」

エリカ「……」

みほ「私ね、エリカさんが言うほどすごくないんだよ。本当は弱くて、脆くて……エリカさんを好きなただの……」

エリカ「…………私は……」


 エリカは……>>直下

 コンマ一桁奇数→抵抗しなかった
 コンマ一桁偶数→言葉を続けようとしてみほに唇を塞がれた


エリカ「私はアンタを――ンッ!?」

みほ「…………」

エリカ「(え、え、え、……これ、キス……!?)」

みほ「お願い、言わないで。言ったら私、泣いちゃうかもしれないから」

エリカ「ンッ……プハッ……あ、アンタ……」

みほ「ごめんなさい……ガマン、できないの……」

エリカ「ちょ、待――」

みほ「んっ、ちゅるっ、チュッ……」

エリカ「く……ふぁ……」

みほ「ふふっ、エリカさん……キスだけでこんなになるなんて」

エリカ「なに、これ……ぇ……」

みほ「エリカさんにとってはただ、私が強引に迫って来ただけだけど、好きなの……私のものになってよ、エリカさん」


エリカ「もの……っ、ぁ……!」

みほ「嫌なら突き飛ばして、罵倒してよ。エリカさん……」

エリカ「やめ……ひっ、んうう……!」

みほ「ここがいいのかな? エリカさんの身体、すごく跳ねてるけど」

エリカ「(なん、で……私ぃ……こんな……)」

みほ「(困惑の中で快楽に塗りつぶされそうになってるエリカさん……可愛いなぁ)」

みほ「(大体の人はここで落ちちゃうんだけど……そこは精神力なのかな? まだ抵抗がある)」

エリカ「っ、はぁっ、はぁっ……」

みほ「………………うっ……」グスッ

みほ「ごめんなさい…………ごめんなさい………………」ポロポロ

みほ「私……最低…………だね……これっきりにするから……私……」

エリカ「ッ、みほ!」

みほ「えっ……?」


みほ「名前……」

エリカ「………………」

みほ「……ありがとう……エリカさん。もう、こんなこと……しない、から……」

エリカ「待ちな、さいよ……」

みほ「えっ?」

エリカ「……アンタ、やり逃げする気?」

みほ「やり逃げって……まぁそうなるのかな……」

エリカ「このまま帰って、2度と私に会わない気?」

みほ「…………」

エリカ「……私は、せっかくアンタと仲直りできたのに……こんな、ことで……また、友達をなくしたくないのよ……」

みほ「エリカさん……」

エリカ「一生のライバルだって言ったのに、もう関わり合いにならないのは嫌……だから……行かないで」


みほ「じゃあ、恋人に……」

エリカ「……それは、気持ちの整理をさせて…………」

みほ「う……」ジワッ

エリカ「っ、ならないとは言ってないでしょ! でも……私にとって、アンタは……みほは……」

みほ「…………本当に、ごめんね……でも、ありがとう。エリカさん……こんな私を……」

エリカ「…………仕方ないわね。あと、早く降りて」

みほ「あ、ごめん……」

エリカ「…………」

みほ「…………」

エリカ「(…………なんでこんなドキドキするの!?)」

エリカ「(キスされたから? いやいやいや……でもキスよりもっとすごいことされてたような……)」

エリカ「(なんか自分の息が荒いの分かるし……)」


エリカ「(でも…………コイツの……みほの……弱い部分を知った気がする)」

エリカ「(…………!!)」ブンブン

エリカ「(意識し過ぎよ! いくらみほが恋人になりたいとか言ってきたからって……)」

エリカ「(恋人…………考えたこともなかった)」


みほ「(クックック、即落ちんほおおにならなかったのは意外だったけど、エリカさんは少なくとも拒絶はしなかった)」

みほ「(弱みを見せることで相手の警戒心を無くし、浸け入りやすくする……駆け引きの基本だね)」

みほ「(まぁ黒森峰から逃げるとき胸ブッ刺されたのはこれでチャラにしてあげようかな)」


・・・・・・・

~夜・大洗学園艦~


沙織「へぇ~それでそんなことに」

優花里「ハンバーグはしごとか何考えてるんですかねあの人……」

沙織「でも意外! ああいう気の強い嫌味キャラはそういう場で雌堕ちするんじゃないの!?」

みほ「まぁまぁ、んほおはまた今度ということで」

沙織「でもよく悲恋にならなかったね」

みほ「いや悲恋にするつもり毛頭無かったし」


 夜道の遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(シン以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


みほ「怒涛の3連偶数だよ」

沙織「何の話?」

みほ「いやこっちの話! あ、そういえば沙織さんは明日帰省だっけ?」

沙織「うん。だからその間一緒には行動できないけど……もし何かするなら頑張ってね!」

みほ「ありがとう沙織さん。よいお年を」

優花里「よいお年をです!」

沙織「うん!」


みほ「優花里さんは学園艦に実家があるから帰省は無しだね」

優花里「はい。ですが年末となるとさっぱりして新年を迎えたいのかお客さんが多いので、家の手伝いに……」

みほ「大丈夫だよ。優花里さんもよいお年を!」

優花里「はいっ! また!」


・・・・・・

~12月30日~


『次のニュースです。毎年恒例のコミックマーケットですが、今回もまた来場者数を更新したとのことで』

『こちら有明です! もう凄い人人人! あ、あそこの人に聞いてみましょう!』

『人ごみは筋肉でなんとかしました』『今年も劉鳳本がゲットできたぞなもし!』『寒さも何とかなるっちゃ』

『いやーすごいですね……』

みほ「もう年末だぁ……今年は家でゆっくりではなく、誰かとのゆっくり」

みほ「明日の年越し、誰と過ごそうかなぁ……>>653かなぁ」


 年越しイベント安価で選ばれると、依存度が1上がります
 依存度MAXの子が選ばれた場合、その子と年越しを過ごします

ノンナさん


みほ「プラウダで過ごしてみようかな」

みほ「ノンナさんに言ってみよう」ポチポチ


 みほ:ノンナさんって年越しどこで過ごしますか?

 のんな:今年は帰省せずプラウダで過ごします

 みほ:なるほど。じゃあそっちに行ってもいいですか?

 のんな:年越しをこちらで?

 みほ:はい。大好きなノンナさんと一緒に過ごしたいなぁって思って


みほ「返信が無い……」


みほ「あ、来た。5分くらい待ったなぁ」


 のんな:問題ありません

 みほ:ありがとうございます!

 のんな:ですが泊まる場所は……

 みほ:それは用意しておいてください

 のんな:勝手ですね。分かりました

 みほ:ちなみにカチューシャさんは……

 のんな:>>直下


 1.無論、居ます(カチューシャの依存度は上がりません)
 2.カチューシャは帰省しています


 のんな:残念ながらカチューシャは帰省しています……

 みほ:残念ですね……

 のんな:残念です……

 みほ:その分ノンナさんを堪能するからいいんですが

 
みほ「……また返信が無い……」


 のんな:ふざけたこと言ってないで寝てください


みほ「また5分くらいしてから来た」


 みほ:はーい


・・・・・・

~プラウダ高校学園艦~


 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!


みほ「寒すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みほ「完全防寒で来たのにこんなクソ寒いところに寄港してるプラウダは馬鹿だ!!!!! プラウダは馬鹿だ!!!!!!!!!!」

みほ「青森寒いよおおお!!!!!」

ノンナ「何言ってるんですか……」

みほ「あっノンナさん!」

ノンナ「こちらです」

みほ「思えばプラウダ来すぎて道覚えましたよ」


ノンナ「今日は特別に、カチューシャの部屋を使ってください」

みほ「ほえーいいんですか? プラウダの隊長の部屋なんか使っちゃって」

ノンナ「特別です」

みほ「はぁ……?」

ニーナ「ようこそおいでくださいました!!!!」

みほ「あ、えーっとKV-2の」

ニーナ「はい!! これから母なる大地青森が私を帰らせます!!」

みほ「あ、今から帰省なんですね。よいお年を」

ニーナ「はい!! プラウダでは新年が私を迎えます!!」

ノンナ「片付けご苦労様です。行っていいですよ」

ニーナ「はい!! プラウダ高校万歳!! Урааааааааааааааааааааааааааааа!!!!」


みほ「そういえばクラーラさんは?」

ノンナ「クラーラは一般の男性と結婚して懐妊しました」

みほ「ええ!!?!???」

ノンナ「冗談です。ロシアに帰省中です」

みほ「ほっ」

ノンナ「では、どうしますか?」

みほ「えっ?」

ノンナ「まだ昼です…………私と、過ごすと……」

みほ「ああそうですね。じゃあ……>>665して過ごしましょうか」

こたつでぐーたら

今日はここまで
クラーラ(の中の人)は本当にご懐妊されましたね

みぽりんが黒森峰から脱走した時の経緯はこれにすべて記されている
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22401089


・・・・・・


みほ「………………温かい……」

ノンナ「そんなに感動しますか」

みほ「そりゃそうですよ! ノンナさんだってぬくぬくとしてるじゃないですか」

ノンナ「では、これがカチューシャの4歳の時の写真です」

みほ「あ、ごまかした」

ノンナ「見せませんよ?」

みほ「すみませんすみません…………って、これが4歳? 今と変わらないじゃないですか」

ノンナ「よく見てください。まだ目の中にあどけなさが残っています」

みほ「はぁ……? って、なんでノンナさんのタブレットの中にカチューシャさんの昔の写真が!?」

ノンナ「ある筋からカチューシャの子供の頃の写真を大量に仕入れています」

みほ「(どの筋だろう……)」


ノンナ「そしてこれが私とカチューシャの初めて会った日の写真です」

みほ「初対面で写真に収めてるんですか……」

ノンナ「一目惚れに近いのかもしれません。カチューシャを見た瞬間、私の頭の中に迸るものがありました」

みほ「あとはもう高校時代の写真ですね……あ、ノンナさん。みかんが残り1個です」

ノンナ「部屋を出て右に行き突き当りを左に行って4番目の部屋が果物の貯蔵庫です」

みほ「なんですかその自分で取ってこいみたいな」

ノンナ「ハッキリと言わなければ分かりませんか?」

みほ「…………じゃん!」

ノンナ「けん!」

みほ・ノンナ「PONとくれたぜ」


 直下コンマ一桁奇数→みほの勝ち
 直下コンマ一桁偶数→ノンナの勝ち


みほ「やった!!」

ノンナ「くっ……」

みほ「じゃあ取ってきてください。10万個くらい。あっはっはっはっははははは」

ノンナ「覚えていてください……うう寒い」ブルッ

みほ「プラウダの人は寒さに慣れてるでしょう? ほらほら」

ノンナ「ぐぐぐぐ……!」ガチャ、バタン

みほ「………………行ったね」

みほ「よし、こたつの中に隠れて……」ゴソゴソ

みほ「ノンナさんが帰ってきたら驚かしてあげよう」


みほ「う……こたつの中やっぱり暑いなぁ」

みほ「でもノンナさん、絶対ビックリするよ」

みほ「可愛い声も聞けるかも」


 ガチャ


みほ「(来た……!)」

ノンナ「……? みほさん?」

みほ「………………(息を殺して……)」

ノンナ「…………トイレでしょうか。うう寒い、温まりましょう」ゴソ

みほ「(今だ!! イヤアアァァ!!)」


 みほのドッキリは……直下
 
 コンマ一桁奇数→成功
 コンマ一桁偶数→失敗
 ゾロ目→みぽりん気絶


ノンナ「ふぅ……」

みほ「(ノンナさんの太ももが目の前に! もらったッッ!!)」

みほ「イエエエアアァァッ!!」ガシッ

ノンナ「ひゃあああああああああぁぁぁぁ!!」

みほ「うへへへへへへへへ」

ノンナ「ぁぁぁぁ!! ――? み、みほさん?」

みほ「…………てへっ」

ノンナ「…………………………」

みほ「ノンナさんが無防備なところに腿をガシッと掴まれてすごい声を上げてるのすっごくすっごく可愛かったで――」


みほ「前が見えねェ……」

ノンナ「今度余計なことをしたら手を切り落としますよ」ゴゴゴゴゴ

みほ「え、えははは……」

ノンナ「もう……!」

みほ「ノンナさん! お腹空きません!? 年越しそば食べたいです!!」

ノンナ「ごまかさないでください。まだ昼――」

みほ「…………もう夜ですよ?」

ノンナ「なっ……!!」

みほ「こたつにいると時間を忘れますねぇ」


・・・・・・


『デデーン、役人、殺人スパイク~』

『おいやめろ! 私は役人だぞ!? 文科省の役人だぞ!!』

『そーれっ!!』

『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!』

『プッククク……』

『デデーン、家元の若く見える方、アウトー』

『あ、ちょっ……ああああ!!』


みほ「あははははは!!」

ノンナ「ぷっくく……」

みほ「このそばノンナさんが作ったんですか?」

ノンナ「ええ。調理室を使って…………お口に合いましたか?」

みほ「そりゃもう! なんかつゆの味とか全然違って新鮮です」


・・・・・・


『さぁ、今年もあと1時間となりました!! 今年もこの神宮には頭の病院から抜け出してきたような人達であふれかえっております!!』


みほ「今年もあと1時間ですかぁ……」

ノンナ「そうですね……思えば全国大会で会ってから……まだ半年とすこしくらいしか経っていないのですね」

みほ「誰と誰がですか?」

ノンナ「大洗とプラウダです」

みほ「誰と、誰が、ですか?」

ノンナ「………………私と、あなた……が……」

みほ「ですねぇ」ニコニコ

ノンナ「そのにやついた顔、気に入りません」

みほ「えぇ~酷いですねぇ~」ニコニコ


みほ「ところで、今年やり残したことがあると思いません?」

ノンナ「やり残したこと……? 大掃除は終わり、そばも食べ……あとは…………」

みほ「ヒント、あと1時間でできることです」

ノンナ「1時間でできるやり残したこと……? ………………分かりません」

みほ「えー本当に?」

ノンナ「はい……」

みほ「じゃぁあぁ……ていっ」ボスッ

ノンナ「っ……急に抱き着いてこないでください」

みほ「でもノンナさん、拒まないですね」

ノンナ「それは…………そうですよ」

みほ「ふふっ、そろそろ分かりました? まだやっていないこと」

ノンナ「……はい…………んっ」チュッ

みほ「ッ!」

ノンナ「ふふっ、あなたでも不意にされるとそんな顔をするのですね」


みほ「ぐ……」

ノンナ「私のやり残したこと……それは今年中にあなたのそんな顔を見ることでした」フッ

みほ「生意気なノンナさんですね……」

ノンナ「今まで散々私に酷いことをしてきたんですからこれくらい、いいでしょう? それに、あなたは私に先を越されたのが悔しくてたまらないのですか?」

みほ「……」グイッ

ノンナ「っ……私を押し倒すほど怒っているのですか?」

みほ「そんなことはありません。ノンナさんにもそうしたことができるくらいには私に対して余裕が出来たんだなとポジティブに考えています」

ノンナ「ではどうすると?」

みほ「ただオイタをした躾をするだけです」ニッコリ


ノンナ「……そうですか」

みほ「あれ、またまた拒まない」

ノンナ「そんな躾をせずとも、分かってます……自分が、誰のなのか、くらい……」

みほ「……今日のノンナさんは随分と素直ですね」

ノンナ「今はあなたと私だけなのだから、これくらいはいいでしょう?」

みほ「ふふっ、じゃあ躾はやめて、優しく可愛がってあげます」チュッ

ノンナ「んっ……」

みほ「ノンナさんの口の中、すごく熱い……息も……」

ノンナ「こたつの、んっ……! せい、です……っ」

みほ「そうなんですか?」

ノンナ「そうです……ひあっ……!」

みほ「じゃあこのままだと暑いですし、ちょっと移動しましょうか」ヨイショ


ノンナ「どこへ……?」

みほ「丁度そこにベッドがあるじゃないですか」

ノンナ「ッ、それはカチューシャの……」

みほ「ええ。カチューシャさんのベッドでしましょう」

ノンナ「…………はい……」

みほ「じゃあ……うう寒い…………っと」

ノンナ「あっ……(これは、俗に言うお姫様――」

みほ「ノンナさんはこうして運びましょうね~」

ノンナ「私は重いです。結構です……」

みほ「重くないですよ。よっと」

ノンナ「ん……」ボフッ

みほ「それじゃあ、続きしましょうか」

ノンナ「は、い……っ、く、あっ……!」


みほ「冷たいベッドの上でもノンナさんの体だけはとても熱い……これもこたつ効果なんですかね」

ノンナ「っくぅ……!」

みほ「あれ、いつもより声が出てません?」

ノンナ「…………気のせい、で、あっ……ひあっ!」

みほ「まだ服の上から揉んだだけなのに」

ノンナ「………………」

みほ「声出てますよね~」

ノンナ「は、い……」カァァ

みほ「何でですか?」

ノンナ「それは……」

みほ「それにこの熱さ、こたつだけじゃないのでは?」

ノンナ「………………」


みほ「ノンナさん?」

ノンナ「そう……です…………本当は……」

みほ「本当は?」

ノンナ「…………」

みほ「…………」カリッ

ノンナ「っっ、い、ああっ……!!」

みほ「言わないともうキスしませんよ」

ノンナ「言いま、すぅ! 本当はっ、ずっと……! こうしたくてっ、我慢してましたからぁ!」

ノンナ「いつあなたが、襲ってくるか、考え……っ、た、だけでっ、体が、熱く!」

みほ「……そうなんですね。じゃあ私にも責任がありますね」

ノンナ「そうっ、です! だから、もっと……!」

みほ「ええ、もっと」

ノンナ「もっと、メチャクチャに……!」

みほ「よく言えました」ナデナデ


ノンナ「っっ、あっ、いい……! これが、ずっと……!」

みほ「チュッ、レロッ……」

ノンナ「もっと……もっと! ください! こっちも、切なくて、我慢できないんです!」

みほ「欲張りですね、ノンナさんは」

ノンナ「ああっ……! カチューシャのにおい……みほさんの舌……好き、全部……っ、すきぃ……」

みほ「カチューシャさんのにおいと私に責められる気分はどうですか?」

ノンナ「すごく、気持ちよくてぇっ! ごめんなさいカチューシャぁっ! 私っ、あなたの、ベッドでっ、あっ、んんっ!」

みほ「まだカチューシャさんに謝ること、あるでしょう?」

ノンナ「はいぃ……っ、まだ、カチューシャにこの気持ちよさをっ、体験させてあげてなくて、私だけずるいですっ! みほさんのコレっ、たくさんっ!!」

みほ「そっちですか? 寝てるところを襲ってごめんなさいは?」

ノンナ「それもっ! こんなことされてるのに寝てるっ、なんて……! もったいない、ですっ! 起きてるときにしてあげたいっ! このすごさ、知ってもらいたいっ!」


みほ「じゃあ今度またカチューシャさんを起きてるときに、こういうことしましょうね」

ノンナ「……っ、っっ!」コクコク

みほ「でも今はノンナさんに、んっ……チュッ」

ノンナ「んんぅ! はいっ、もっとしてくださいっ! もっと、溶けるくらいぃっ!」

みほ「ほら、カチューシャさんのだけじゃなくて、私のにおいも感じてください」ムギュ

ノンナ「みほさんの、におい……もっと……」ギュウウ

みほ「わっぷ……う、埋もれる……2つのに埋もれる!」


・・・・・・


みほ「あ、ノンナさん。年が明けますよ」

ノンナ「……ぁ」コクッ

『さぁいよいよ新年です! 3、2、1! あけましておめでとうございま~~~~~す!!』

ノンナ「もう……こんな時間……」

みほ「1時間って早いですね」ナデナデ

ノンナ「ん……はい」

みほ「あけましておめでとうございます。ノンナさん」

ノンナ「はい。あけましておめでとうございます……今年も……」

みほ「今年も可愛がってあげますよ」

ノンナ「はいっ……」スリスリ

みほ「じゃあ今年の最初にやらなきゃいけないことをしましょうか」

ノンナ「……?」

みほ「ノンナさんと、またすることです」チュッ

ノンナ「……! はいっ!」


・・・・・・

~翌朝~


みほ「あ、おはようございますノンナさん。結局カチューシャさんのベッドで寝ちゃいましたね」

ノンナ「そうですね……ふわぁ……」

みほ「もしかしてプラウダにはお餅とかおせちとか……」

ノンナ「ありますよ。昨日、あなたが来る前に作っておきましたから」

みほ「おおっ!」

ノンナ「色気か食い気か、どっちなんですか?」

みほ「どっちもですよ。食べたらまた……ふふ」

ノンナ「新年早々やめてください」

みほ「もう、すっかり通常モードですか……ゆうべはあんなに――」

ノンナ「…………」

みほ「前が見えねェ……」


・・・・・・


ノンナ「それでは、見送りはここまでです」

みほ「はい。また今度会いましょう」

ノンナ「早く行ってください。船が出てしまいますよ」

みほ「はーい」ニコニコ

ノンナ「…………あ」

みほ「?」

ノンナ「そういえば、あなたの不意にされた時の顔を見たのは、昨日で2度目でしたね」

みほ「…………」

ノンナ「私としたことが、喫茶店でしたのを忘れていました。ふふ」

みほ「……」チュッ

ノンナ「ん……」

みほ「なんで驚かないんですか」

ノンナ「あなたになら、どこで何をされようが驚きませんよ」

みほ「むう……もう行きますね!」

ノンナ「はい。では」


・・・・・・

~学園艦間便~


みほ「ああ楽しかった!!」

みほ「そういえば初詣だけまだやってないなぁ。よし、誰かと今度行こう」

みほ「そろそろ大洗だね……下船の準備をしとこう」


 帰りの船での遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(ノンナ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


みほ「あっ、ちょ、鞄から携帯がポロリ!」


 グラグラグラ


みほ「おっと!?」

『ただ今、強い波を横から受けました。また受ける可能性があるのでお客様は何かに掴まるなどして――』

みほ「海は気まぐれってやつかな……って、携帯が滑ってあっちの方に……」


 グラグラグラ


みほ「きゃっ! 携帯が!(あのままじゃ手すりの隙間から海に落ちる!)」

アッサム「……」パシッ

みほ「え?」

アッサム「はい、これ」

みほ「え?」


みほ「あ、アッサムさん……なんでここに!?」

アッサム「たまたま同じ船に乗っていて悪い?」

みほ「いや、だってこれ、プラウダと大洗の……しかも中継点は無いし……」

アッサム「…………私がプラウダに敵情視察に行き、その帰りに大洗に寄って視察とかは考えませんの?」

みほ「冬休みでしかもこんな元旦の夜に敵情視察?」

アッサム「あっ」

みほ「…………もしかして、昨日と今日ずっと――」

アッサム「フンッ!」ブォン

みほ「おあっ!? 危ないじゃないですか! 首を狙って蹴るなんて!」

アッサム「すべてを知られたからには、生かしてはおけない!」

みほ「落ち着いてください!!」


アッサム「別に、あなたが年末年始空いてないかと周りを調べたり、プラウダで何をしているのか気になったり、あろうことかプラウダの副隊長とあんなことやこんなことをしているのを見ていたりとかは……ありませんわ!!」

みほ「うわぁ……」

アッサム「ぜぇぜぇ……」

みほ「まさかずっと見られてたなんて……まったく気付きませんでした」

アッサム「そこは聖グロリアーナが誇るGI6構成員としての技術で――」

みほ「(認めてるし)」

アッサム「それにしてもあなた、ペコがいるというのに……あの副隊長と…………あ、あんな……」

みほ「(ノンナさんには見られてたの黙っておこう……多分血を見ることになる)」

アッサム「一体どういうつもりなの!?」

みほ「どういうって、見たまんまですよ。ノンナさんが犬みたいによだれを垂らしてすり寄って来て、私を求めていただけです」

アッサム「んなっ……! 最低最低……不潔不潔……!」

みほ「最低って……アッサムさんだってこの前はあんなに――」

アッサム「……!!」ギロッ

みほ「はいはい」


みほ「にしてもアッサムさんも暇ですねぇ。せっかくの年末年始をストーカーで終わらせるなんて……他にやること無いんですか?」

アッサム「うぐっ……!」グサッ

みほ「あっ……気にしてました?」

アッサム「いいえ……私だってなんでこんなことしてるのか分からないもの……」

みほ「そんなに私の事が好きなんですね!」

アッサム「違う! ちが、う……」

みほ「はいはい、強情ですね。でも今はその顔を可愛く歪ませることができません。今日はノンナさんと沢山して疲れているので」

アッサム「っ……!」

みほ「また今度、会いに行きますよ。いや……あなたが私を見張っているところを私が呼び出すのかな?」

アッサム「この……っ、好き勝手言って!」

みほ「アッサムさん」

アッサム「……?」

みほ「もう着いたみたいなので」

アッサム「…………」

みほ「それとも私の家に泊まっていきます?」

アッサム「…………>>直下」


 コンマ一桁奇数→はい
 コンマ一桁偶数→いいえ


アッサム「…………はい」

みほ「あれ素直」

アッサム「……もう聖グロリアーナへの便は出ていないし、私独自の移動手段も……年末年始休みで……」

みほ「泊まるところが無かったんですか。それならもっと早くに言ってくれればよかったのに」

アッサム「………………くっ、敵に情けをかけられるとは……」

みほ「誰が敵ですか。ご主人様、でしょう」

アッサム「誰が!」

みほ「……」ピッ

アッサム『ザザッ……ご、ご……ザッご主人様……ザッ…………』

みほ「これは幻聴だったのでしょうか」

アッサム「な……ぁ…………!!」カァァ


みほ「さぁアッサムさん、ご主人様とおうちに帰りましょうね~」ナデナデ

アッサム「ぐぬぬ……!!」

みほ「(この後アッサムさんが家に泊まった)」

みほ「(少しいたずらでそういうことをしようとすると、なんか避けられた)」

みほ「(ノンナさんとのあれこれを見て、ガードが固くなってしまったみたい)」

みほ「(まぁ、また今度落とせばいいかな。家にいる間ずっとチラチラとこっち見てたし)」


・・・・・・

~翌日~


みほ「それじゃあアッサムさん、また」

アッサム「……ええ」

みほ「昨日はノンナさんに見送られ、今日はアッサムさんを見送る……なんか不思議ですね」

アッサム「…………」

みほ「アッサムさん?」

アッサム「……その、昨日は、泊めていただき、ありがとうございますわ」ペコリ

みほ「いえいえ。いいんですよ」

アッサム「……それじゃ…………」

みほ「また今度~」


みほ「ふぅ、さーて家に帰ってお正月特番の録画を見ながら数の子をボリボリしよーっと!!」

みほ「たまには1人でのんびりもいいよね。誰かと過ごすのはまた明日にしよう」

みほ「…………でもまぁ、標的を決めてもいいよね」

みほ「うーん、新年だし……何で決めようかなぁ」

みほ「そうだ、>>714しよう」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

2.麻子


今日はここまで
新三郎とか役人とか理事長とか秋山父とかがみぽりんにあへあへにされるのは無しだNGだが女性なら誰でもいい

立川の劇場版上映がついに千秋楽を迎えました
しかし上映前に「最終章公開前や冬休みなど上京する人が多い時期にもしかしたら復活するかも」など言っていましたので、まだ行っていない方は行くといいでしょう


みほ「麻子さんと過ごそう。多分今はおばあさんのところかな」ピッ


 プルルルルル……プルルルルル……ガチャ


麻子「もしもし」

みほ「あ、麻子さん。あけましておめでとうございます」

麻子「あけおめ。といってもらいんのあんこうグループでも言ってたが」

みほ「口にして言うのは初めてだから大丈夫。今麻子さんって大洗のおばあさんのところ?」

麻子「ああ。おばあといる。明日には学園艦に戻るが」

みほ「なら明日さ、どこかに行かない?」

麻子「寝正月という言葉を知っているか?」

みほ「(どうせ年明けてからずっと寝てたでしょ……とは言わないでおこう)」


みほ「どうせなら冬休みのうちに特別なところに行こうよ!」

麻子「特別?」

みほ「そうそう。麻子さんは初詣行った?」

麻子「いや……人ごみ嫌だしそんなところにおばあを行かせられない」

みほ「ああそうか……じゃあ一緒に行くとか」

麻子「ううむ……まぁ、西住さんがどうしてもと言うのなら」

みほ「(ちなみに私は敢えて名前で呼ばないのを指摘しない。麻子さんに『西住さん』って言われるのってなんかいい感じだから)」

みほ「あ、人ごみがアレだったら他のところがあるよ。戦車道の試合の観戦とか」

麻子「試合なんてあるのか?」

みほ「あれ、知らなかった? 高校戦車道の年明けエキシビションがあるの」

麻子「そんなものが……何で私は知らなかったんだそれ」

みほ「どうする? 麻子さん決めていいよ」

麻子「うーん………………じゃあ、>>直下で」


 1.初詣 
 2.試合観戦

 時間が時間なので安価だけ出して続きはまた


麻子「初詣は毎年できるが、戦車道の試合はどれも違うものだからな。試合観戦に行こう」

みほ「うん! じゃあ明日朝に迎えに行くね! お昼に富士演習場でするらしいから」

麻子「!? やめる。初詣に行こう」

みほ「もう学園艦発の便とっちゃった~」

麻子「そんな!」

みほ「それじゃあ早く寝て明日に備えてね~」

麻子「ぐぬぬ……! お、起こしに来てくれ!」

みほ「分かってるよ」


・・・・・・

~翌朝・麻子の家~


みほ「麻子さん、おはよう! 鍵開いてたから入ってきちゃったけど……」

麻子「Zzz」

みほ「やっぱり寝てる……麻子さーん」ペチペチ

麻子「Zzz」

みほ「うーん……沙織さんなら上手く起こせるんだろうけど……」

みほ「あ、沙織さんでも手こずってるの忘れてた」

みほ「麻子さーん!!」

麻子「ううん……あと、5時間……」Zzz

みほ「そんなに待ったら試合が始まっちゃうよ!」


みほ「ううー……どうすれば起きてくれるんだろう………………………………あ」

麻子「Zzz」

みほ「………………ぬへへ」


・・・・・・


麻子「………………ん、ん?」パチッ

みほ「あ、起きた?」

麻子「西住、さん……? えっと……」ポケー

みほ「ほら起きて起きて! まだ時間あるからシャワーでも浴びて目を覚ましてきなよ!」

麻子「うん…………ふわぁぁ……」Zzz

みほ「ほらほら!」


みほ「麻子さんはシャワーの最中……聞き耳を立ててみよう」コロンコロン


 みほ:(聞き耳)99 - 17 成功!


麻子「うう……なんか、体中ヌルヌルしてる……んっ!?」ビクンッ

麻子「あっ……なんで、こここんなに濡れて……変な夢でも見てたのか……」

麻子「いつもより……変だ…………早く流そう」


みほ「………………」ニタァ


・・・・・・

~お昼・富士演習場~


麻子「人が沢山だ……初詣に行ってもあんまり変わらなかったかな」

みほ「観客席はあっちだね。はぐれないように手を繋ごっか」ニギッ

麻子「ん…………うん」

みほ「なんで目を反らすの?」

麻子「なんでもない……そういえば今日はどことどこが戦うんだ?」

みほ「えーっと……>>745>>746だったよ」


 アニメに出ていない高校と継続高校は学園艦で核弾頭が発見されたり隊長が不在により不可

ちはたん

アンツィオ


みほ「知波単とアンツィオみたいだね」

麻子「富士演習場でやる必要ある試合かこれ?」

みほ「言わないの!! もうP40が直ってるからアンツィオに分があるんじゃないかな。知波単はチハしか無いし」

麻子「プライド捨ててオイとか持ってきてくれれば面白いのだが……」

みほ「あ、でも知波単の方にはスペシャルゲストがいるんだって。誰なんだろう?」

麻子「芸能人とかじゃないか?」


『みなさんお待たせいたしました! 各校のチーム編成は以下のとおりであります!』


アンツィオ――P40(1輌)・CV33(5輌)・セモベンテ(4輌)

知波単――チハ新(4輌)・チハ旧(4輌)・九五式(1輌)・???(1輌)


・・・・・・


みほ「あ、始まる前の挨拶してるみたい」


アンチョビ「今日はよろしく頼むぞ! 正々堂々戦おうな!」

西「大学選抜と共に戦った仲間ではありますが、今日は敵として、向かわせていただきます!」

アンチョビ「そういえばスペシャルゲストって誰だ? ひょっとして、最近話題のあのグループのとか!?」

西「ああ、彼女の紹介をしましょう! おーい福田! 連れて来てくれ!」


みほ「誰だろう」

麻子「まぁアイドルじゃないか? 鉄板だし」


愛里寿「よろしく」

アンチョビ「」


アンチョビ「なんでだよ!!!!」

西「それが連盟から是非にと言われたので」

アンチョビ「島田愛里寿は大学生だろうが!!」

愛里寿「知波単学園島田愛里寿。短期転校の手続きは済ませてきた」

アンチョビ「うるさい!!!!!!」


麻子「決まったな」

みほ「うわぁ……」


みほ「で、でも……愛里寿ちゃん以外の知波単メンバーが突撃してP40とセモベンテの餌食になって、数で攻めればなんとか……」

麻子「なると思うか? あのセンチュリオンで」

みほ「ああ……」


アンチョビ「ついにプライドを捨てたか知波単! イギリス戦車の力を借りるなんて!!」

西「いえいえ、流石にセンチュリオンは持ってこられなかったようで……今回は日本戦車に乗ってもらいます」

愛里寿「残念だけどまぁ大丈夫」

アンチョビ「おお……チハに乗るのか……ならまだ勝ち目が……」

ねこにゃー「知波単学園ねこにゃー!」

ももがー「短期転校の手続きは!」

ぴよたん「済ませてきたっちゃ!」

アンチョビ「チヌかよ!!!!!!!!!!!!」


みほ「なにやってるの……」

麻子「まさか大洗からもとは……」

みほ「お正月といえばガチャSSR確率2倍でしょ!? 戦車やってる暇あるの!?」

麻子「おい戦車乗り」


『さぁではまもなく試合開始です! 見どころ沢山のこの試合、果たしてどうなるでしょうか!!』


 試合の結果――直下

 コンマ一桁奇数→知波単の勝ち
 コンマ一桁偶数→アンツィオの勝ち


・・・・・・

~試合ダイジェスト~


アンチョビ「我々はCV33で攪乱し囮にしつつこのポイントに連中を誘い込んでセモベンテとP40で撃ちまくって殲滅だ!」

愛里寿「とか考えてそうだからここは――」

西「よし、吶喊!」

愛里寿「えっ」

アンチョビ「な、なんか突っ込んできたぞ! 撃ちまくれ!」

ペパロニ「イヤーッ!!」

福田「グワーッ!」

カルパッチョ「イヤーッ!」

細身「グワーッ!」

アンチョビ「イヤーッ!」

玉田「グワーッ!」


みほ「まるで成長していない……」

麻子「おいおい!」


西「ああっ! 突撃したと見せかけて退くという作戦がやる前に終わってしまった!」

愛里寿「そういう作戦だったの!?」

西「窮地です! どうしますか島田殿!」

愛里寿「こうなったら1輌1輌潰すしかない……いける?」

ねこにゃー「b」

西「よし、吶喊!」


麻子「アリクイが頑張ってるな」

みほ「あっという間に5輌も倒しちゃってる」


愛里寿「次、2時のセモベンテ2輌」

ペパロニ「手当たり次第かよ! この野郎生意気なぁ!!」ダァン!

愛里寿「……撃て」

カルパッチョ「ペパロニ避けて!」

ペパロニ「あっぶねぇ! 豆戦車とは違うんだよ、豆戦車とはぁ!」

カルパッチョ「私がおびき寄せるから、背後から撃って倒して!」

ペパロニ「おいさ!」

愛里寿「1輌どこかへ行った……? とりあえず目の前のを――」

ペパロニ「よっしゃ! 後ろに回りこめた! このまま――」

西「邪魔だあああぁぁぁぁぁ!!」

ペパロニ「え? ぐわああああぁぁぁ!!」

カルパッチョ「ペパロニェーーーーーーーー!!」


西「やった! 旧砲塔とはいえセモンベンテの後部なら!」

アンチョビ「よくもー!」

西「グワーッ!」

愛里寿「くっ……!」

アンチョビ「全車、チヌに一斉砲撃!」


『な、なななんと! アンツィオ高校の勝利です!!』

 \ワーーーーーーーーーー!!/


みほ「…………」

麻子「…………」


みほ「あの愛里寿ちゃんでも数の暴力には勝てないんだね……」

麻子「この前戦ったときは圧倒していたと思っていたが……乗員の練度と戦車の性能ありきでもあったんだな。とはいえ1輌で試合をひっくり返しかけたから凄いといえば凄い」


西「ぐぬぬ……しかし、いい試合でした! また共に戦いましょう!」

愛里寿「次はチトかチリ用意しておいて」

アンチョビ「いやぁあの天才少女を倒せるなんてやっぱりアンツィオは強いんだなぁ!」

愛里寿「……」イラッ


みほ「試合も見れたし帰ろうか。あ、この辺の美味しいの食べていこう!」

麻子「賛成だ」


 帰ろうとしていたみぽりん達を……>>直下

 コンマ一桁奇数→記者がたまたま見つけて騒ぎになる
 コンマ一桁偶数→遮るものはなにもない


「あれ、ねぇアレ西住みほじゃない?」

「あ、本当だ!」

「キャー! 西住みほよー!」


みほ「げ……」

麻子「……」

記者「西住みほさんですよね!? 今回はこの試合を見に来たんですか!?」

記者「どうでしたか! 是非コメントを!」

みほ「え、あーえーっと……よかったです」

記者「そちらの方はお友達で?」

記者「あ、冷泉麻子さんですね! 西住さんと同じⅣ号戦車の操縦手の!」

麻子「ああ……」


アンチョビ「ん? なんかあっちが騒がしいな」

愛里寿「あ、みほさん」

西「なんと! 見に来てくださったとは!」


記者「来年への意気込みは――」

記者「大学選抜との戦いで――」

記者「立川が上映終了って言ったのに舌の根の乾かぬ内にリバイバルしましたが――」

記者「アッチの方は――」

みほ「あ、え、あっ」アセアセ

麻子「……」ガシッ

みほ「麻子さん?」

麻子「行こう」ズンズン

記者「あ、ちょっと待ってくださいよー!」

記者「アンツィオと知波単の人達が来たぞ! あっちの取材だ!」


・・・・・・

~帰り道~


麻子「……」

みほ「麻子さん?」

麻子「…………」

みほ「麻子さーん」

麻子「…………」

みほ「お、怒ってるの?」

麻子「別に」

みほ「じゃあなんでそんなに仏頂面でいるの?」

麻子「…………」


麻子「…………」

みほ「言わないと分からないかな……って」アハハ

麻子「………………これなら、寝正月の方がよかった」

みほ「っ…………」

みほ「(しまった……人ごみが嫌だからってこと言ってたのに……結局人に囲まれて嫌な気分にさせちゃったかな)」

みほ「……ごめんね」

麻子「……………………違う」

みほ「えっ?」

麻子「……西住さんとどこかに遊びに行けたのは、良かった……」

みほ「そ、そう? それはよかったけど……」

麻子「だが……まぁ…………西住さんと、なんで2人きりで来ていたのか、聞かれなかっただろ」

みほ「そりゃ同じ戦車に乗ってるんだし付き添いとか――」

麻子「『2人きりなんてデートですか?』くらい聞いてもいいだろう!」

みほ「え」

麻子「あ」


麻子「………………忘れてくれ」カァァ

みほ「い、いや忘れられないよ!」

麻子「言い間違いだぁ……」

みほ「間違いじゃないでしょ。麻子さんそんな風に思っててくれたんだね」

麻子「そんな風って?」

みほ「デート」

麻子「そ、そりゃそうだろ……どこかに2人きりでなんて……西住さんはそうとは思わなかったのか?」

みほ「ううん。麻子さんとのデート楽しかったよ」

麻子「そ、そうか……」

みほ「それに記者の人とかに変に恋人だのなんだの騒がれるより、こうして静かに2人でいる方がいいとは思わない?」

麻子「そうだが……あんなに注目されると誰かに言いたくなるだろう」

みほ「なんて?」

麻子「西住さんは、こんなにすごい西住さんは私の恋人なんだぞ。って、自慢……したくなる」

みほ「あはは……自慢できる時がきたら、思い切り自慢してくれていいよ。私が自慢できるような恋人かどうかは別として」

麻子「そんなことない。西住さんは自慢の……」カァァ


みほ「じゃあ恋人らしく、キスとか」

麻子「……こんなところでか? 誰かに見られたら……」

みほ「今は誰も通ってないから見られてないよ」チュッ

麻子「ん………………」

みほ「私は麻子さんが好き」

麻子「知ってる……私も、西住さんが……」

みほ「うん」

麻子「んっ、もっと……」

みほ「これ以上は誰かに見られたらまずいじゃないかな」

麻子「今は誰もいないんだろ……もっとして……ほしい」

みほ「……ふふっ、分かったよ」


・・・・・・

~夜~


麻子「それじゃあ、また……休み明けかな」

みほ「かもね」

麻子「送ってくれてありがとう」

みほ「いいのいいの! それじゃあね、麻子さん!」

麻子「ああ」


みほ「ふう……プラトニックって素晴らしい」

みほ「帰って純愛モノの映画でも見て勉強しようかな」


 麻子を送った後の遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(桃ちゃそ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


「あ、西住さんこんばんは」

みほ「近所のおばさん。こんばんは」

「テレビ見たわよ、有名人ねぇ!」

みほ「え?」

「あら? 今日富士まで行ってたんじゃないの? 冷泉さんと一緒にインタビュー受けてたじゃない!」

みほ「ああー……はい。あれテレビ放送されてたんですね」

「大洗の子があんなにビッグになってくれるなんて、おばさんも鼻が高いわ! はいアメちゃんあげる!」

みほ「どうもー!」


みほ「(ん? テレビ放送されてたってことは……麻子さんと2人で見に行ったのが全国ネットで知れてるってことだよね?)」

みほ「(落とした子が見てたら疑うかな……?)」

みほ「(…………まいっか。誰が見てもチームメイトだし)」

みほ「ふわぁぁ……遠出して眠いや。今日は早いとこ寝ちゃおうっと」


・・・・・・

~数日後・学校~


沙織「皆あけおめー!」

華「あけましておめでとうございます」

優花里「今年もよろしくお願いします!」

麻子「ことよろ」

沙織「皆お正月何してたー?」

麻子「寝てた」

華「またまた~みほさんと戦車道の試合見に行ってたじゃないですか」

麻子「うっ……やっぱりインタビューからさっさと逃げればよかった」

みほ「でもそこからは私もずっと寝正月だったかな」

優花里「ご実家に帰らなくてよかったんですか?」

みほ「いいのいいの1年くらい」


・・・・・・

~始業式~


「~で、あるからして」

麻子「…………」ウトウト

沙織「先生の話なが~い……」

華「恒例行事ですよ」

みほ「(うーん、次はどうしようかな。次はどの子を……)」

「皆さん、今年はですね、>>776


 1.新しいことにチャレンジしましょう!
 2.今挑戦していることを続けましょう!

2


「今挑戦していることを続けましょう!」

みほ「ッ!」ハッ

沙織「やっぱり女子力磨きは続けないと……!」

みほ「(よし、落とした子と過ごそう!!)」

優花里「(西住殿がまたいけない顔をしていらっしゃる)」

みほ「(誰にしようかなー……>>780さんにしよう)」

アキ


みほ「(アキちゃんに会いに行こう! この前会ったのは……うーん、えっと……いつだっけ)」

みほ「(それくらいほったらかしにしちゃってたなぁ……流石にもう無人島から脱出したのかな)」

みほ「(とりあえず今日は午前授業だから、お昼に沙織さんと優花里さんを誘って……)」

みほ「(ラディカルグッドスピードさんの車は4人乗りじゃないからいつものハゲで移動するかな)」ピポパ

沙織「みぽりん、流石に携帯いじるのは怒られるよ……」

みほ「大丈夫、見られないようにいじってるから。それよりお昼からちょっとバカンスに行こうよ」

沙織「今冬だよ!?」


・・・・・・

~昼~


麻子「午前しか学校無いなら来る必要ないんじゃないのか……起き損というやつだ」

華「まぁまぁ。戦車道の練習は来週からですし、今日はこのまま帰りましょうか」

みほ「じゃあ私、ちょっと用事あるから。それじゃあまた明日ね!」タッタッタ

沙織「私も彼と約束あるから!」

優花里「私もお店の手伝いがあるので……ここで失礼します!」

麻子「おう、お疲れ~」

華「沙織さんのは与太として、皆さん忙しいんですねぇ」

麻子「私達でどこかに行くか?」

華「それはいいですね! どこかに食べに行きましょうか」


・・・・・・

~無人島~


「帰りもボートでいいか?」

みほ「はい。ありがとうございます」

「貰えるものがあればいい。お得意様だからな」

沙織「ほえー……みぽりん私達に内緒でこんなところに来てたなんて!」

みほ「あの時は皆学校あったし」

優花里「すごいです! 食べられる野草がこんなに! あ、あそこには家の素材にできそうな木が!」

沙織「……にしても、こんなところでよく生活してるね継続の人達」

みほ「ウサギさんチームの皆だってできるよきっと」

優花里「波打ち際には網が仕掛けてありますね。魚も獲ってるようです」


ミカ「やぁ、君達か」

みほ「あ、ミカさんこんにちは」

沙織「本当に居た……」

優花里「なんで学校に戻ってないんですか……」

ミカ「年末に捜索隊を出すという噂があったんだけど、見つけられなかったみたいだ。なんてったって電波を発する物を持ってないからね」

沙織「寒くないんですか?」

ミカ「大丈夫だよ。火はいつでもおこせるし、簡易ながらも家を作ったしね」

みほ「すげぇよ」


・・・・・・


ミカ「アキ、ミッコ。お客さんだよ」

アキ「あっ、いらっしゃい! 西住さんはお久しぶりかな」

ミッコ「なんだよ来るなら言ってくれよ~……おもてなしできたのに」

沙織「うわぁ、家だ」

優花里「木の上に家があります」

ミカ「この島に住む動物は皆友達だけど、中には夜に凶暴になるのもいるからね」

沙織「すごい……」

優花里「ご飯とかは……木の実とか魚ですか?」

ミカ「ああ。あとは動物からのおひねりかな」

優花里「おひねり?」

みほ「(あ、アレか)」


ミカ「ああ。よかったら君達も聞いていくかい? 可愛いお客さんの音楽会だ」ポロロン

沙織「是非是非!」

ミカ「よーし…………ブンツビヅッビ、ブツビヅッビ、ベボベボベボ、ハッハッハッ!」

沙織・優花里「」


みほ「ん? こっちから甘いにおいが……」

アキ「ああそっちは危険だからあんまり行っちゃダメだよ」

みほ「なんで?」

アキ「色々栽培してるから」

みほ「なにかにおうけど……」

アキ「金のにおいだよ金の」


ミッコ「そっちはシロイコナの栽培地域だから部外者はNGね」

みほ「し、シロイコナ?」

ミッコ「これを大量に栽培して、学園艦に戻ったら売りさばくんだ」

みほ「」

アキ「ミッコ! 言っちゃダメだよー!」

ミッコ「あっ……でもこの人ならきっと黙っててくれるって」

みほ「い、一応そのシロイコナっていうのの効能は……」

ミッコ「吸うとハイになれるんだ」

みほ「」


ミッコ「シロイコナの他にも、あっちにはピンクの花と青い花が栽培してあるよ」

みほ「そっちの効能は……」

ミッコ「ピンクの花をお茶に入れて飲むと体が熱くなるし、青い花をお茶に入れて飲むと体の熱いのが取れる。お医者さんによく売れるらしいからこうして栽培してるんだ」

みほ「へぇー……」チラッ

みほ「(ピンクの花の近くの木……例のあの木の実がなる木だ)」


ミッコ「持って帰っちゃダメだぞ」

みほ「しませんよ!」

アキ「それじゃあミカのところに戻ろうよ。ご飯作ってあげる!」


ミカ「センキュー!」

沙織「センキューじゃないよ! 10回も同じラップして!」

ミカ「動物の皆にはこれが人気なんだ」

優花里「なんというか、何度も聞いてると逆に素晴らしいような……そんな感じがしてきました」

沙織「ゆかりん動物に退化し始めちゃってるよ! 目を覚まして!」

アキ「そろそろご飯作るから皆手伝って」

沙織「あ、私も手伝う!」

優花里「私もなにかできることがあれば手伝います!」

ミカ「よかった。今日は手伝わなくてよさそうだ」

ミッコ「あたしは魚獲って来る!」

今日はここまで
やはり無人島か いつ出発する? 私も同行しよう


アキ「ミカはまた動物に果物分けてもらってきて!」

ミカ「ええぇ……このラップは安売りしない主義なんだけどなぁ」

沙織「私達に押し売りしてましたよ!!」

アキ「つべこべ言わない!」

ミカ「分かったよ」

みほ「私はどうしたらいいかな?」

アキ「西住さんはー……>>804してもらおうかな」


 1.アキ(with沙織)と料理
 2.ミッコ(with優花里)と魚獲り
 3.ミカとラテン農民のラップ

失礼直下


・・・・・・

~浜辺~


ミッコ「こっちこっち。網を設置してあるから引いて」

優花里「分かりました!」グイッ

みほ「意外と重い……!」グイッ

ミッコ「じゃああたしはあっちの岩場で獲って来るから」ヌギヌギ

みほ「おっ、ストリップかな? ぬへへっ」

優花里「潜るからでしょう。それよりも西住殿」

みほ「なに?」

優花里「ここはあの人について行って、ターゲットの好みとかを聞いてみてはどうでしょう」

みほ「優花里さん冴えてるね! じゃあ行ってくるよ!」

優花里「ご武運を~」


みほ「ミッコさーん、私もご一緒しますよ」

ミッコ「えっ? いいけどやったことあるの?」

みほ「これでも私は素潜りの世界大会で優勝したことがあるんです。2位はあのジャック・マイヨールでして、いやぁアレは激しい戦いだった」

ミッコ「そ、そう……? じゃあ予備の銛を貸してあげるよ」

みほ「(よし、まず共に漁をすることで質問しやすい空気を作るぞ……!)」

みほ「行きます!」ドッポーン!

ミッコ「おっ威勢がいいねぇ! じゃああたしも!」ザブン

みほ「(どらぁあぁぁぁ!!)」グサーッ

ミッコ「(なっ、3匹を1度に串刺しに!? やる……!)」

みほ「(出てこなければ、やられなかったのに!)」グサーッ

ミッコ「(負けられない! 多く魚を獲るのはあたしだーっ!!)」グサーッ


みほ「ハァッ……ハァッ……」ゼェゼェ

ミッコ「ハァッ…………ハァッ……やるじゃん」ゼェゼェ

みほ「いえ、それほどでも……」

ミッコ「この島に来て一番の大量だよ。こりゃ皆喜ぶぞ」

みほ「そうだ、継続の皆さんは普段――」

ミッコ「ん? そうだなぁ、普段は――」

みほ「へぇー……じゃあ――」

みほ「(よし、この調子で自然に自然にアキちゃんの好みと……ついでに苦手な物も聞いちゃおう。食べ物とかじゃなくて、あの、アレで)」

ミッコ「ミカはまぁいつものらりくらりだねぇ……あ、アキはね――」

みほ「(ミッコさんと結構お喋りをして、得た情報は……)」


 アキの……

 好きな物>>下1
 苦手な物>>下2


みほ「(好きな物は女の子の下着……所謂ランジェリー。変態的な意味じゃなくて、可愛い下着とか装飾が凝ったやつとかが好きみたい)」

みほ「(そして苦手なものは……ミカさん。Why? あれかな、苦手なものほど近付きたい的な……興味的な。うん)」

みほ「(本当に嫌いだったら一緒に居ないしね)」

みほ「(ここからアキさんを攻略する材料は…………うん、今は無理でも3人がこの島から脱出したらアリ)」



ミッコ「でね――あっ、結構喋りこんじゃったかな。日が傾いて来てる」

みほ「そうですね。でも皆さんのこと沢山知れて楽しかったですよ」

ミッコ「ヘヘッ、なんなら1度遊びに来なよ。貧乏だけどいいとこだよ」

みほ「はい。是非行かせてもらいますね(誰かを落とすときにね)」


・・・・・・


みほ「にしてもアキさんがミカさんのこと苦手なんて不思議ですよ。あんなに一緒なのに」

ミッコ「……うん、まぁ、ね……」

みほ「(? 言葉を濁した?)」

みほ「(…………あんまり触れちゃいけないのかな)」

優花里「あっおかえりなさい西住殿」

アキ「ミッコ遅いよー!」

沙織「遭難したのかと思ったよ~」

ミッコ「ごめんごめん。でも今日は大量だ!!」

アキ「うわっ! こんなに!?」

ミカ「その魚の量……イエスだね」


アキ「じゃあ魚とか貝は焼いてこっか。武部さんと作ったスープも召し上がれ!」

沙織「岩塩とかコショウとかあってビックリしたよ」

アキ「そういうのが獲れる島に流れ着いてよかったってことかな」

ミカ「あのー……私も果物持って帰って来たんだけど」

アキ「はいはい偉い偉い」

ミカ「ふっ、なんの」

優花里「(分かりやすいような分かりにくいような……)」

みほ「………………」

みほ「(さて、シチュエーションは前と一緒。夜ご飯)」

みほ「(だけど前と同じ手は使えないね……火傷しても沙織さんの女子力のことだから絆創膏とか軟膏とか常備してそうだし、優花里さんも緊急キット持ってるし)」

みほ「(となるとどうにか2人にするには……うーん…………私とアキちゃんが2人になるようなイベントは……>>817)」

連れション


みほ「(ここはもう定番中の定番、一緒にトイレに行くという荒業を……!!)」

みほ「(とりあえずアキちゃんがトイレに行く素振りを見せたら速攻で共に……)」

優花里「おおっ……少ない食材でここまで…………野営時の勉強になります!」

アキ「武部さんホントに料理上手なんだね!」

沙織「そりゃね! いつお嫁に行けてもいいようにね!」

みほ「いつ行くの?」

沙織「うるせぇ」

みほ「……優花里さん、尿意を増幅させる薬とか持ってない?」ヒソヒソ

優花里「いや流石にそんなのは……」

みほ「くっ……こうなったら…………」

沙織「うっ……さっきお水飲みすぎちゃったかな……」

アキ「大丈夫? トイレとかあっちの方に作ったけど」

みほ「(ッ! 沙織さんナイス!)」

みほ「(一緒に作業してたから沙織さんの担当? のようなものがアキちゃんになってるなら、当然案内もアキちゃんがするハズ!!)」



アキ「案内するよ。ついてきて」

みほ「あ、あのー私も……」

アキ「じゃあ2人ともこっちに」

沙織「(流石はみぽりん。チャンスへの嗅覚)」

アキ「家の裏のちょっと歩いたところにあるから。足元気を付けてね」

みほ「そんな場所にあると皆が食べてるところから見れないね」

アキ「流石にものを食べてるすぐそばでできないから……」

みほ「じゃあ皆からトイレの様子は完全に分からないようにしてあると…………」ニヤッ

みほ「(あっ、この木……やっぱりどこにでも生えてる)」

みほ「(丁度いいというかなんというか、どこに何があってもいいように塩はくすねてきたけど、今回も使おうかな? あの媚薬)」


 媚薬を……>>820

 1.使う
 2.使わない

1


みほ「(よし、使おう。これでキメセ…………おっと)」

アキ「ここだよ」

沙織「ちゃんと小屋になってる……!!」

アキ「女子としてね!」

みほ「じゃあ、失礼して……おお……中も3つちゃんと小部屋がある」

アキ「私は表で待ってるから」

沙織「うートイレトイレ!」


・・・・・・


みほ「…………沙織さん」

沙織「なーにー?」

みほ「5分くらい中にいてね」

沙織「……分かったよ。覗いてもいいよね?」

みほ「そりゃもう」

みほ「(木の実を潰して……中の汁と塩を混ぜる…………)」

みほ「(う、肝心の容器を忘れた! お皿とか……無いよね流石に)」

みほ「(仕方ない。口の中で混ぜよう)」

みほ「(木の実は手で潰せるから……舌の上に塩を乗せて、と……)」グシャッ

みほ「(ん……うまく垂れてきてね)」クチャクチャ


・・・・・・


みほ「(よし、これで外に出よう)」ヨイショ

みほ「(ッ、ヤバ! ちょっと飲んじゃった! 大丈夫、だよね? 全部無くなってはないハズ……)」ガチャ

アキ「おかえりなさい。武部さんはまだかな?」

みほ「………………」

アキ「……? 西住さ――」

みほ「ッ!」チューッ

アキ「ムグォ!?」

みほ「(アキちゃんの鼻をつまんで……)」グイッ

アキ「(ッ!? い、息が……!)」

みほ「(一気に流し込む!!)」

アキ「ンーーー! ンーーーー!」ゴクッ

みほ「(決まった……!)」


アキ「プハッ! に、西住さん……なに、を…………ッッ!!?」ビクンッ

みほ「わ、たしにも……効いてきちゃった」トロン

アキ「なんで、これ、身体が……っ、あつい……っ!」

みほ「うへへへへ、アキちゃーん」ガバッ

アキ「きゃっ!! や、やめて……変……」

みほ「私、アキちゃんの小さな手、小さな胸、小さな唇……全部好きなの」チュッ

アキ「んっ!? ん、あっ……」

みほ「ひひひ、アキちゃんの口の中凄く熱くて……」

アキ「(西住さんの舌、熱いのが、私の口の中……!)」

みほ「分かるよね……身体が熱いの。こんなもの、取らないと……熱くて死んじゃいそう」

アキ「っ、ぷはっ! だめ、西住さん! いやっ、脱がさないで――んううぅっ!」

みほ「服の上から触っても体が跳ねちゃうくらいに強いから、この薬本当に使い勝手いいよぉ!」


みほ「(ヤバ、思いのほか沢山飲んじゃってたみたい……思ってること、口に出まくってる……)」

アキ「や、やめてよ……その薬、駄目だよ……っ、それ、売る……やつ……っ」

みほ「えぇ~? 聞こえなーい」ヌギヌギ

みほ「ん……は……っ…………涼しい……けど、まだ熱い」

みほ「アキちゃん達が売ってるのは花でしょぉ? こっちは木の実だから大丈夫」

アキ「なにが大丈夫なの! ひ、ひぁ、あ、が……!」

みほ「アキちゃんのこっちは小さいけど、すごく敏感なんだね。つまんだだけで口パクパクさせちゃって」

アキ「やめ、い、今なら、誰、にもっ、んっ、くぁぁ……」

みほ「誰に言ってもいいよ。言った人に同じことするだけだからぁ」

アキ「っ、えっ!?」

みほ「でも私はアキちゃんのその小さな体を楽しみたいの。私のものにしたいの。アキちゃんもこのほてりを今感じてるなら、分かるでしょう?」


みほ「アキちゃんも半脱ぎじゃ熱くて辛いでしょう? はいヌギヌギしましょうね~」

アキ「やめ、っ、下はいいからっ! お願い、そっちは……」

みほ「怖い? こんなに気持ちいいのが、さらに自分の知らない世界が、ビチョビチョになってるここを触られるのが」

アキ「怖い……怖いよ……西住さんも、それも……」

みほ「じゃあ怖いのが無くなるまで気持ちよくなって、全部飛んじゃえばいいんだよ」

アキ「ムグッ、ん、チュッ、あっ、ひあ、ら、らめ……」

みほ「アキちゃんだって舌を絡めて来てるじゃない。本当はアキちゃんも欲しいんでしょう?」

アキ「ちがっ、これ、はぁっ……くしゅり、の……」

みほ「薬のせいでもなんでもいいから、もっとキモチヨクなろぉ~」


・・・・・・


アキ「く、あああぁぁぁっ!!」ビクビクッ

みほ「アキちゃん、これでもう何回目だろうねぇ……私も、そろそろ……っ」

アキ「も、もうやめっ、やめっ! わか、わかったからぁ! きもちよくなるのわかったからぁぁ!」

みほ「あはははっ! 皆最初は拒むんだよ。私のこと。女同士でこんなのおかしいって」

みほ「でも皆ね、結局は私に全部くれるの! 私と一緒に居れば幸せになれるって分かっちゃうからぁ」

アキ「いぎ、ぎ、あ、ああああぁぁアアアアアァァ!!」

みほ「あはは、またっ、イッ……あ、っわた、しも……い、んんんううぅぅぅっ!!」

アキ「ハーッ、ハーッ……!」

みほ「う……つかれ、た……」

アキ「も、らめ……こわれ、ひゃう……ぅ」


沙織「すっげー」


・・・・・・

~翌朝~


アキ「…………ん」パチッ

ミカ「おや、目が覚めたようだね」

アキ「あれぇ……ミカ? あれぇー……」

ミッコ「まだ起きない方がいいって。昨日トイレに行ったときに西住さんとアキったら急に倒れちゃったらしいんだから」

アキ「倒れ……?」

ミカ「眠らせる毒を持つ虫か植物でもいるのかね……注意しないと」

アキ「西住さん達はぁ?」

ミッコ「西住さんは随分前に目を覚まして日も登らない内に帰っちゃったよ」

アキ「そっかぁ……ふわぁぁ…………」


アキ「んぅぅ……なんかトイレで何かあったような……思い出せない……」

ミカ「倒れた2人を武部さんが背負ってきたんだ。今度会ったらなにかお礼をしないと……やっぱり、音楽かな」

ミッコ「ミカのは音楽じゃなくて能書きだよ」

ミカ「ははは、酷いなぁ。まぁいいさ。芸術というのは万人に分かってもらえるようなものじゃないからね」

アキ「………………ん? トイレ……西住さん……」


アキ「ッッ!!」ビクッ

ミッコ「だ、大丈夫か!?」

ミカ「まだ寝ていた方がいいね」

アキ「ぁ……ぁ……」

アキ「(おぼろげにしか思い出せないけど、私、確かに……西住さんに…………!)」

アキ「(キモチイイコト……サレ……タ)」


・・・・・・

~大洗学園艦~


沙織「もう! 自分が倒れてりゃ世話ないよ!!」

みほ「ごめんね……私自身あんまり覚えてないというか、薬飲みすぎちゃって副作用が効いちゃったみたいで」

優花里「でも手は出したんですよね?」

みほ「うん。なんか裸のアキちゃんは思い出せる」

沙織「すごかったよ。なんか、もうすごかった」

みほ「それじゃ分からないよ。動画とか撮ってないの?」

沙織「すごすぎて忘れてた……しかも暗くてどうせ撮れなかったし」

みほ「そっかぁ……あああああもったいないことした!!」

みほ「(……もしかして、アキちゃんも昨日の事覚えてたり…………いやまさかね。私より飲んだ量は多いハズだから)」


 アキの依存度が1→2になりました!


優花里「ロリコンの西住殿が忘れてしまうほど強い薬なんですか……怖いですね」

みほ「少量ならそんなに強くないんだけどね。でもちゃんと覚えてるよ! あの小ぶりな胸、生え揃っていないあの……えへへ」

「なにが生え揃ってないって?」

みほ・沙織・優花里「ッッ!?」クルッ


 生え揃ってないおま遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(アキ以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず


沙織「あっ、川崎のおじいちゃん!」

「おお沙織ちゃん今日もきれいだねぇ」

沙織「やだもー! そうやって口説く気なんでしょ!」

「はっはっは、それで、何が生え揃ってないんだい?」

沙織「え、あー……それは……あれだよ! おじいちゃんの歯! 早く入れ歯入れなって!」

「考えてるんだけどねぇ……」

みほ「(ホッ……沙織さんの顔見知りでよかった)」

優花里「(本当に武部殿のアドリブ能力はすごいですねぇ)」


みほ「それじゃあまた学校でね」

沙織「あ、うんみぽりん。ゆかりんもまたね!」

優花里「では!」

みほ「(まぁ今のを誰かに聞かれてたら下手したらマズいことになってたかもしれないし……もしかして、天は私にこのまま駆け抜けろと言っているのかな?)」

みほ「(もうすぐ4スレ目いきそうだし)」


・・・・・・

~数時間後・学校~


沙織「Zzz」

華「沙織さん、夜更かしでもしたんでしょうか?」

みほ「さぁ?(私はちょっと寝たし)」

沙織「ムニャ、キメセクサイコー……」Zzz

華「寝言まで……なんて言ってるんでしょうか? 聞き取れません」

みほ「聞かなくてもいいんじゃないかな……」

沙織「冬コミにガルパンのロリキメセクモノが出るらしいし行かなきゃ……」Zzz

みほ「3日目の話みたい」

華「?」


・・・・・・

~放課後~


華「そうそう、昨日は麻子さんとお出かけしたんです」

沙織「そうだったの? ふわぁ……」

麻子「なんだ授業中も居眠りしてたのか? 寝るなんて情けない奴だ」

沙織「鏡持ってこようか?」

優花里「私も寝ていて、怒られちゃいましたぁ……」

みほ「ご、ごめんね……」

麻子「なんで西住さんが謝ってるんだ」

みほ「えっ? あー……なんとなく?」アセアセ


みほ「(優花里さんの学業に支障が出るとなんかすごく申し訳ない……引っ張りまわしてるのは私だけども……)」

みほ「(今日は流石にやめておこう。午前授業は明日までだし、明日頑張ろう)」

みほ「(明日のターゲットでも決めて今日は素直にあんこうチームの西住みほになろう)」

みほ「(明日は~…………>>845)」


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

2 アッサム


みほ「(アッサムさんかなぁ。やっぱり小ぶりな胸っていうのは心が現れるんだよねぇ)」

みほ「(すぐ近くにもいるけど)」

麻子「?」

みほ「……」フフッ

麻子「……」ススッ

みほ「(微笑んだら近寄って来た。麻子さんは猫みたいだと思ってたけどこうなると犬みたい)」


・・・・・・

~同時刻・聖グロリアーナ女学院~


アッサム「ッ!?」ゾゾゾッ

ダージリン「どうしたの?」

アッサム「い、いえ……ちょっと悪寒が」

ダージリン「あら、そんなことではローズヒップに魚を食べさせよう作戦が失敗してしまうわ」

ローズヒップ「嫌ですわ!! 私はお魚が大の苦手なのですわ!!」ジタバタ

ダージリン「はい、カレイの煮付け~」

ローズヒップ「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!」


アッサム「…………」

アッサム「(あれから方々に手を尽くし、知りえた情報……西住みほの、毒牙にかかってしまった人達)」

アッサム「(大洗の生徒会、副会長と広報……M3リー搭乗者大半、八九式車長、同じⅣ号内の人……風紀委員にも)」

アッサム「(その手は学外にも及び、サンダースや継続……黒森峰の副隊長……プラウダなんか隊長副隊長どちらも……)」

アッサム「(そして、聖グロリアーナのオレンジペコと…………私……………………)」

アッサム「………………………………無さすぎる……節操が」

アッサム「(伝えなくては……この恐ろしい事実を、ダージリンに……)」

アッサム「(ダージリンに伝えれば、大洗の生徒会長にも伝わり、遠からず西住みほは破滅するハズ……)」


ダージリン「はいハンバーグ」

ローズヒップ「おいしゅうございますわ~!」

ダージリン「はい大トロ握り」

ローズヒップ「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!」


アッサム「あの、ダージリン……」

ダージリン「なぁに?」

アッサム「………………いえ、なんでも、ありません……」

ダージリン「そう? あなたが言いよどむなんて珍しい」

アッサム「……ローズヒップがかわいそうですよ」

ローズヒップ「助けてくださいまし!」

アッサム「………………」

今日はここまで
なんでも女子高生が戦車に乗って全国優勝を目指すアニメがあるらしいですね


ダージリン「ああそうそう、アッサムは私に報告があるから来たのではなくて?」

アッサム「えっ? あっ……はい…………あの……」


 ピロピロピロピロ


アッサム「あ……」

ダージリン「出ていいわよ。その間に私はローズヒップに…………そうねぇ、この美味しそうなサバ味噌とか」

ローズヒップ「わ、私! サバ味噌より辛味噌の方が好きなのですわ! 新しい強さで蘇る思いがあると思うのですわ!」

アッサム「……はい」ピッ

みほ『アッサムさんですか?』

アッサム「ッッ!!?」


アッサム「(なんで、このタイミング……!)」ギリッ

みほ『明日のお昼、私の部屋に来られます? できますよね?』

アッサム「明日のお昼に?」

ダージリン「あら、誰かと約束事? もしかして、アッサムにもついに……ええそうね、ペコは女性同士という道を選んだけれどアッサムはノーマルかも」

アッサム「そういうのではありません!」

みほ『なにがですか?』

アッサム「とっ、とにかく! 行きますから、分かりましたから!」ピッ


ダージリン「あら、よかったの? ボーイフレンド」

アッサム「だからそういうのではありませんって」

ダージリン「というと……先生からかしら?」

アッサム「……まぁ、そんなところです」

ダージリン「そう。さて、ローズヒップも逃げたことだし……聞かせてもらえる? この時期の報告、彼女のことのハズよ」

アッサム「………………>>直下」


 コンマ一桁奇数→実は……
 コンマ一桁偶数→特にありません


アッサム「(いいや、これが当たり前にして最善の選択のハズ……報告は義務)」

アッサム「実は、調べたところかなりの人数が――」

アッサム「(私は洗いざらいすべてを話した。ただひとつ話さなかったことと言えば……私のことくらい)」

アッサム「(挙げた人物の中に私を入れなかったのは虚偽報告だ。しかし、何故か……私の中の何かが……)」

アッサム「(西住みほを庇おうとしている……? まさか、冗談だろう)」

アッサム「(いや、この感情は……『申し訳なさ』…………報告を一文字読むたびに胸がズキンと……)」


アッサム「――以上です」

ダージリン「ふぅん……そう」フフッ

アッサム「はい」

ダージリン「ところで」

アッサム「はい?」

ダージリン「聞く限りみほさんはかなり周到なようだけど、あなたのことは知られてないのね?」

アッサム「はい。私の存在は向こうには知られていません」

ダージリン「そう……ならいいの」

アッサム「(本当は深くまで知られてしまったけれど、嘘をつくと『報告に虚偽を混ぜた』という後ろめたさより、もっと、頭を覆う違う、ホッとしたものがある)」

ダージリン「報告ありがとう。下がっていいわよ」ニコッ

アッサム「それでは失礼します。ダージリン」

ダージリン「ええ」


・・・・・・

~翌日昼・みほの部屋~


みほ「へぇ~それで全部喋っちゃったんですか」

アッサム「は、いっ……んっ、あ……っ」

みほ「アッサムさん、なかなかとんでもないことをしてくれましたねぇ」

アッサム「ひっ……! ご、ごめんなさ……っ」

みほ「でもまぁ、全部白状してお仕置きを自ら受けるその姿勢はとても良いと思います」クリュ

アッサム「っっあっ! ありがと、っ、ごじゃ……」ビクビクッ

みほ「(そっか……ダージリンさんに全部知られちゃったか……というかそもそもそういう目的でアッサムさんは私を探ってたんだ)」

みほ「(どこでバレたんだろう? しかもあのダージリンさんに……アッサムさんが私に探りを入れ始めて来たタイミング的に、思い当たる節は……)」

みほ「(そういえば、会長が変な物を私に見せてきたような……)」

みほ「(……知られたところで所詮は他校の人間。そこから何をしてくるかは分からないし、何に気を付けてどれに警戒すればいいかもまだ不明……まいっか)」


アッサム「んっ……止め、ない、で……」クネクネ

みほ「止めないでほしいですか?」

アッサム「……」コクリ

みほ「(ああ、耽るのに夢中で今この状況を忘れてた。アバウトに言うと全裸のアッサムさんが私になんかされてる)」

みほ「そうですかぁ続けてほしいですかぁ……でもなぁ、私の事をまるで犯罪者みたいに報告したんでしょう?」

アッサム「っ……それは……」

みほ「でも聞くところによると、アッサムさん自身のことはダージリンさんには何も言ってないんですね」

アッサム「…………恥ずかし、くて……」

みほ「アッサムさんは公私混同しない人だと思っていましたが……まぁ結果的にいい方向に進みそうなのでよしとしましょう」ヌプッ

アッサム「っっ! ぁ…………ひ……」

みほ「舌を出して」

アッサム「はひっ、ありがっ、とっ、ごじゃ……ま、しゅ」レロォ


みほ「今まで私の事を知りたがってましたよね? じゃあ教えてあげますよ」チュッ

アッサム「んぅっ、した、吸われるの、すきぃ……」

みほ「私のキス、気持ちいいでしょう? 感覚器官同士の接触でしかないのに、脳の奥まで溶けてしまいそうなほどに甘いでしょう?」

アッサム「っ、……ッ」コクコク

みほ「これは全部私の家に伝わるものなんですよ。それは回数を重ねれば重ねるほどに依存性と快楽を累乗させていき、最後には私抜きではいられなくなってしまうんです」

みほ「アッサムさんとは、これが何回目のキスでしたっけ?」ニタァ

アッサム「(ああ、だから……なのね)」

アッサム「(はじめ、あんなに酷いことを、されたのに……今じゃ、もう…………なの、は……)」

みほ「これから先、私に利の無いことをしないですね?」

アッサム「はぃ……」

みほ「これから先、ちょっと手伝ってもらうかもしれませんが、その時はよろしくお願いしますね。まぁ、それはたったの1回ですが」

アッサム「分かりましら……らから、もっ、ろ……」

みほ「いいですよ」ニコッ


みほ「アッサムさんはよく耐えた方なんですよ。誇っていいです」

アッサム「いいえ、違い、ましゅ……ぅ……」

みほ「何がですか?」

アッサム「こんな、気持ちいい……ことっ、ぉぉっ……! 拒んでた、私、っ、ダメでぇ……」

みほ「……そうですか」フフッ

みほ「目にハートってこういうことを言うんですね~」ガバッ

アッサム「んあっ……なにを……?」

みほ「前は拒絶と恐怖に満ちていた目が、こうも期待と興奮に変わるなんて面白いなって」

アッサム「んっ、言わないでぇ……」トロン


 アッサムの依存度が2→3になりました!
 とある人の奸計から守ってくれるような予感がします!


・・・・・・

~夜・聖グロリアーナ女学院~


アッサム「…………(まだ、身体が火照ってる……)」ドキドキ

アッサム「(私、あの人のものになっちゃったぁ……)」トロォ

ダージリン「あらアッサム、帰っていたの?」

アッサム「ッ、ダージリン」

アッサム「(いけない、あの人の為に……ダージリンの前では普通に振舞わないと)」

ダージリン「アッサムが教えてくれたみほさんの報告……改めて読んだけれどとても良い報告書だったわ」

アッサム「ど、どうも……?」

ダージリン「少しは暇潰しができそうだもの」ニタァ


・・・・・・

~同時刻・みほの部屋~


みほ「ファブリーズ!!」ブシャー

みほ「こういうにおいって意外と分かっちゃうみたいだし、念のため念のため」ブシャブシャ

みほ「あ、そういえば今『大学選抜再襲来!! 黒森峰・プラウダ・サンダース・アンツィオは天才少女を再び下せるか!?』がテレビでやってたような気が」ピッ


愛里寿『OKタコスターイム! スッパリ散らしてやる!! シャアァ!!』ボガァン

カチューシャ『』ドサッ

まほ『島田愛里寿! その首、貰ったぁーっ!! バイバイアリスー!!』

愛里寿『油断? これは余裕と、言うもんだ!!』

サンダース『二重のシャーマン! てやぁぁっ!! グワーーーーッ!!』

愛里寿『…………ふっ』

アンチョビ『いや……トドメも、勝利の余韻も…………まだ早い』ガクブル


みほ「一方的な試合だった。これ逆転できるの?」


 ピンポーン


みほ「ああ、昨日ネットで買ったやつかな? はーい」ガチャ


 夜のみほの部屋の遭遇イベント……直下
 今まで落とした子(アッサム以外)誰と遭遇するかを書いてください(コンマによって登場しないですが……)

 コンマ一桁奇数→遭遇
 コンマ一桁偶数→遭遇せず

>>876
×サンダース『ノーパンスタイリスト!』
〇ケイ『ノ、ノーパンスタイリスト!』


「どうもです。ここに判子お願いします~重いけど大丈夫ですか?」

みほ「いえ大丈夫です~ご苦労様です~」

みほ「よし」

みほ「一時期なーんかマズいタイミングで落とした子と遭遇してた気がするけど最近はなんか平和だね!!」


・・・・・・

~翌日~


桃「今日から戦車道の練習が始まるが……よし、全員いるな!!」

優季「梓ちゃん、もっと向こうに並んでよ~狭い~」

梓「なに? 別に気にしなきゃいいでしょ」

優季「……ふーんそういうこと言うんだぁ~」

桂利奈「ど、どうしちゃったの……?」ガクブル

紗季「……?」

あけび「キャプテン、どうしたんですか?」

妙子「最近練習にもなんか上の空で……」

典子「えっ? あ、うん平気平気! (なんか欲求不満……)」

柚子「(みほ今日も可愛い)」ニコニコ

パゾ美「(なんか雰囲気が去年と違う? 人の事言えないけど……)」


優花里「久々のⅣ号であります!」

麻子「元気だったか」

沙織「いや~この席に座ると『ここが私の場所!』って感じだね~!」

華「久々に撃てますね」

みほ「ふぅ」

沙織「あ、みぽりんおかえり。なんか特定のチーム回ってたみたいだけどなにか話してたの?」

みほ「ああうんちょっとね」

桃「よーし訓練開始!」


優花里「今日は慣らしもかねて模擬戦ですね」

みほ「前方にカモさんチーム! 華さん、狙いつき次第発射!」

麻子「相手の方が先に撃ってきそうだが……」

みほ「大丈夫」カチッ


そど子「今よパゾ美! 目標あんこうチーム! 発射!」

パゾ美「うん――」


 ヴウウゥゥゥーン……


パゾ美「ひうっ!?」


 ダァン!


そど子「ちょ、ちょっとパゾ美どうしたの!? 全然違うところ狙ってるじゃない!」

パゾ美「ご、ごめ……」


華「か、カモさんチーム撃破しましたが……どうしたんでしょうか」

みほ「どうしたんだろうね」ヒヒヒ


みほ「右からアヒルさんチーム!」カチッ

典子「ひっ、あ……ッ、あ……!」

あけび「キャプテン撃ちますか! ………………キャプテン!?」

華「なんか撃ってきませんね」ダァン

みほ「後ろにウサギさんチーム! 回り込まれた!?」カチッ

紗季「……………………」プルプル

あゆみ「くっ、外した……次弾装填……………………………………」

あや「…………………………まだ!?」

華「砲が詰まったのでしょうか?」ダァン


桃「どうしたどうした貴様らたるんどるぞ!! たかだか2週間くらいの休みで忘れたのか!? 戦車の動かし方からやり直すかァァん!?」

優季「だからあんこうチームは最後に狙おうって言ったのに……」ボソッ

梓「………………」チッ

紗季「……」カァァ

みほ「(なんかこの戦法、楽しい……実際には見えてない皆が悶えている景色が、戦車の挙動を通じて見えているかのように思える!!)」

みほ「(卑怯? ハハッ、卑怯とラッキョウは大好物!!)」

みほ「(……っていうのは置いといて、これ……もしかしたら公式の大会とは言わないまでもエキシビションに使ったら面白そう)」


みほ「(っと、新しい玩具に夢中になってる場合じゃないかな。次のターゲットを決めよう)」

みほ「というわけで沙織さん、何がいいかな?」

沙織「>>888


 1.新しく落とす
 2.落とした子と過ごす(キャラ名も記載)

2.エリなんとかさん


沙織「あの人、あの、あの人。あの、あの……あの人。え、エリ、エリ……エリ…………井戸田さん」

みほ「ああエリカさんね。いいじゃない」

みほ「(ダージリンさんがどうとか、そういうのは一旦置いて、エリカさんにまたちょっかいかけちゃおっと)」

みほ「(今度はどんなシチュがいいかなぁ……なんだかんだ受け入れてくれるビジョンがよく見えるなぁ)」

みほ「(やっぱ――)」

今日はここまで
今期アニメの西住みほの魔法『キスをした相手をメロメロにできるよ!』

何(作者)を探してる?
まだわからない(更新)けど
入り口(読者の溜まり場)はここかも

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年03月29日 (木) 19:02:49   ID: 34snC5hN

終わり、唐突だなー

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom