提督「神通愛してる!」 神通「……//」 (31)

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こちらの続きです。
神通SSが増えないので自分で書いてみました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474247732

【ギャップ萌え】
神通「探照灯照射……突撃します! 私に続いて!」ピカーッ









提督「それ探照灯じゃなくて懐中電灯だし……」

川内「というかお化け屋敷で使っちゃダメでしょ……」

那珂「那珂ちゃんも流石にそれはどうかと思うなー……」

神通「だって、怖いんです……」

川内「お化けが?」

神通「いえ、暗闇が……」

提督「もうっ! 普段凛々しい顔してるのに暗いところに来ると急にしおらしくなる神通かわいいっ! 愛してる!」ダキッ

神通「……//」

川内・那珂(相変わらずだなー二人とも)

提督「でも暗闇が怖いって、じゃあ夜戦とかどうしてるんだ?」

川内「夜戦に支障が出るから探照灯を装備したいんじゃない? 前提督に言ってたでしょ」

神通「ね、姉さん……そんなストレートに言わなくても……//」

提督「ああ、そういうことか。なるほど、分かった」

神通「じゃあ……」パアッ

提督「いや、あの時にも言ったが神通に探照灯を装備させるわけにはいかない」

神通「……」ズーン

提督「その代わり、艦隊の誰かに持たせるようにする。それでどうだ」

神通「あ、はい……それなら大丈夫、です……多分」

提督「よし。じゃあ那珂、頼んだぞ」

那珂「川内ちゃんどうしよう、那珂ちゃんさり気なくサンドバッグに指名されちゃった」

川内「那珂は艦隊のアイドルなんでしょ? なら艦隊の皆の笑顔を守らないと」

那珂「そ、そっかー……そうだよね、うんっ! 皆のために、那珂ちゃん頑張るよー!」

川内(えっ、あれで納得しちゃうんだ)

【ここは譲れません】

神通「新しい艦が参りました」

提督「ふむ、名前は?」

神通「大和さんです」

提督「なるほど、大和か……何っ!? ついにこの鎮守府にも大和が!?」

神通「はい。提督、おめでとうございます」

提督「この日をどれだけ待ちわびたことか……よしっ、早速練度を上げていこう!」

提督「……と思ったが、旗艦に据えた方が経験値は多く入るんだよな……こうなったら、いっそ秘書艦を大和に代えるか……」

神通「えっ……」

提督「その方が効率良く練度を上げられるよな……」

神通「……」

提督「……というわけで神通、悪いが……」

神通「……お断りします」

提督「え?」

神通「秘書艦を代えるという提案は、呑めません」

提督「いや、何もずっとってわけじゃない。大和の練度が十分に上がったら、また君にしてもらうから……」

神通「私は、一瞬たりともここを他の誰かに譲る気はありません」

提督「分かってくれよ神通。これは鎮守府のため、ひいてはこの海の平和のためなんだ」

神通「それでも嫌です!」

提督「何故だ?」






神通「……私があなたのそばを、片時も離れたくないからです」

提督「……」

神通「……」

提督「……神通」

神通「……はい」

神通(……次に来るのは怒号でしょうか、それとも……)









提督「……なーに本気にしちゃってんだよ!」ダキッ

神通「……え?」

提督「俺が神通以外を秘書艦にするわけないだろ、まったく!」

神通「あっ……ま、また謀りましたねっ……//」

提督「もうっ! 俺との時間を守るために自分の思いをはっきり口にする神通かっこかわいいっ! 愛してる!」ギューッ

神通「……//」












大和(……何これ)

【(理性が)轟沈】

神通「提督……」

提督「ん、何だ?」

神通「あの……その……」

提督「……」

神通「あのっ……」

提督「……おいおい、どうした? やけに歯切れが悪いな」

神通「……ごめんなさい、何でも、ないです……」

提督「いや、明らかに何かある表情だぞ……?」

神通「……//」

提督「何か相談事か? そういうのは、話した方が楽になることもあるぞ」

神通「……ですが」

提督「俺と君の仲だろ? 遠慮せずに言ってごらん」

神通「……分かりました。すぅー……はぁー……」

提督(切り出すのに深呼吸が必要なのか……よほど重大な相談のようだな)

神通「……では、お伝えします」

提督「あ、ああ」ピシッ(背筋を伸ばす)

神通「……提督。私は……」

提督「私は……?」




神通「私は今、無性に……あなたに、抱きしめて欲しい……です……//」



提督「」プッツーン

神通「……なんて、馬鹿馬鹿しいですよね……こんな事……」

提督「……神通」プルプル

神通「は、はい」

神通(これには流石に提督も怒ってしまわれたでしょうか……)

提督「……どうして君はそんなにかわいいんだあぁぁぁぁぁぁっ!!」ダキッ

神通「っ!?」

提督「あんなに神妙な表情をしていたからどんなことを言われるのかと思いきや、まさか抱きしめて欲しいだなんて!」

提督「もうっ! そんな風にお願いされたら断れるわけないだろおぉぉぉぉぉっ!! 神通かわいいっ! 愛してる!」ギューッ

神通「あっ……て、提督……//」

提督「ほらっ、これか! これがええのんか!」ギューッ

神通「はい、私、とても幸せです……//」ポーッ

提督「俺だって最高に幸せだよこんちくしょおぉぉぉぉーーーーっ!!」ギューッ

イチャコライチャコラ

キャッキャウフフ

金剛「……」

比叡(司令をティータイムに誘うために執務室の前まで来たら……)

榛名(まさか中でこんなやり取りが繰り広げられていたなんて……)

霧島(相変わらずですね、お二人とも)

金剛「テートク……ジンツウばっかりずるいデース……ワタシもテートクにHugされたいのに……」

比叡「ま、まあまあ! 代わりに私がしてあげますから! さ、いつでも来て下さいお姉さま!」

金剛「テートクじゃなきゃ嫌デース!」

比叡「そんなーっ!」

榛名「神通さん一筋ですからね、提督は」

霧島「私の計算によると、司令が金剛お姉さまに振り向いてくれる確率は……0パーセントですね」

金剛「」

榛名「霧島!?」

比叡「ひえー……」

【触りたい気分 改二】

神通「あの……んっ……提督……はぁっ……」※浴衣モード

提督「んー?」サワサワ

神通「そんなに触られると、私……んぅっ……」

提督「いやー、神通のうなじがあまりにきれいだったからついな」サワサワ

神通「『つい』って、そんな……んぁっ……」

提督「それにしても、神通って首筋弱いんだな」

神通「そ、そんなことは……ありません」

提督「……ふーっ」

神通「ひゃうっ!?///」ビクンッ

提督「おお、いい反応だ」サワサワ

神通「て、提督……はぅっ……」

提督「……かわいいよ、神通」ボソッ

神通「んんっ……耳元で囁くのも……ダメっ……!」

提督「……という夢を見た」

神通「そ、それを私に言う必要はあったんですか……?//」

提督「神通に話したらどんな反応するか見たかった。そして俺の期待通りの反応を見せてくれた」

神通「そんな話を聞かされたら。誰だってこうなります……//」

提督「もうっ! 顔を真っ赤にして俯く神通かわいいっ! 愛してる!」ダキッ

神通「……//」

【(こんなカップル見たこと)ないです】

提督「……」

神通「……」

提督「神通」

神通「はい、何でしょうか」

提督「……いや、呼んだだけだ」

神通「……そうですか」

提督「ああ」

神通「……」

提督「……」

神通「提督」

提督「ん、何だ?」

神通「……いえ、呼んでみただけです」

提督「……そうか」

神通「はい」

提督「……」

神通「……」









提督「神通」 神通「提督」

提督「……っと、すまない。神通から先に」

神通「いえ、私は後で構いません。提督から先にどうぞ」

提督「そうか? じゃあお言葉に甘えて……」









提督「愛しているよ」

神通「……」

提督「俺はこれだけだ。神通は?」

神通「あ、はい」









神通「愛していますよ」

提督「……」

神通「私もこれだけです」

提督「……」

神通「……提督?」

提督「……ちょっと信憑性に欠けるなあ」

神通「え?」

提督「本当にそう思っているのなら、行動で示してくれないと」

神通「こ、行動……ですか……?//」

提督「そう、行動。俺が神通を抱きしめているみたいに、君からも何かして欲しいな」

神通「ですが……」

提督「なんだ、じゃあさっきの言葉は嘘だったのか」

神通「……分かりました、私も腹を括ります」

提督「さーて、神通は何をしてくれるのかな?」ニヤニヤ

神通「もう、分かっているくせに……//」

提督「さあ、何のことやら」

神通「……んっ……」

チュッ

提督「……」

神通「……これで、信じていただけましたか?//」

提督「……まだだ」

神通「……え?」

提督「まだ足りない……」ダキッ

神通「提督……んむっ!?//」

チュッ

提督「……」

神通「んっ……んぅっ……//」

―2分後―

神通「……ぷはっ!//」

提督「……よし、信じよう」

神通「はぁっ……はぁっ……//」

提督「……大丈夫か?」

神通「て、提督……どうして、こんな……?//」

提督「……すまない、俺はてっきり抱きしめてくれるものだと思っていたが、まさかの不意打ちに少し我を忘れてしまった」

神通「もう……私、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうでした……//」

提督「嫌だったか?」

神通「……嫌なわけ、ないじゃないですか……//」

提督「それなら良かった」









艦娘一同「「「…………」」」

吹雪(えぇ……何あれ)

加賀(ここ、食堂……よね)

陸奥(……ここまで来ると軽く引くわね)

曙(何考えてるのよ、あのクソ提督!)

漣(リア充爆発しろ)

大鳳(あら? このカレー、こんなに甘かったかしら……)モグモグ

利根(くそっ、誰じゃ! 吾輩の水を砂糖水にすり替えおったのは!)ゴクゴク

伊58(何か今、ものすごくゴーヤが食べたいでち……)

大井「……チッ」

鳳翔(……これは早急に)

間宮(何とかする必要がありますね……)

翌日

提督「さて、今日は何を食べようか……ん?」

神通「提督、いかがなさいました?」

提督「いや、入口にこんな張り紙が……ほら」

神通「これは……どういう意味なんでしょう?」

提督「さあ……よく分からん」






『ブラックコーヒー はじめました』

以上です。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
……はい、すみません。後半は妄想が暴走した結果です。憲兵さん私です。

P.S.
初っ端から改行ミスしてるのは見逃して下さいお願いします何でもしまかぜ

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