スクールアイドルラジオ~第四夜~ (31)
真姫「こんにちは、μ'sの西木野真姫です」
ことり「この放送は夜だからこんばんはだよ?南ことりです」
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真姫「そうね。これは収録だからこんばんはになるのね」
ことり「うん。そうなの」
真姫「では、こんばんは」
ことり「真姫ちゃん淡々としてるね」
真姫「慌ててやる必要もないでしょ?」
ことり「まあね」
真姫「そんな事よりタイトルコールしときましょう」
ことり「南ことりと」
真姫「西木野真姫の」
二人「スクールアイドルラジオ」
ことり「第四夜です」
真姫「スクールアイドルラジオってそのまんまね」
ことり「そうだね。でも、なんでも捻れば良いってもんでもないと思うよ?やっぱり分かりやすくなきゃ」
真姫「やっぱり、ことりはまともね。よかったは相手がことりで」
ことり「皆もまともだよ」
真姫「だって穂乃果達なんかタイトルコールをしないままエンディングを迎えたのよ?前回」
ことり「穂乃果ちゃんはりきってたもんね」
真姫「企画だってやらないで終わってるんだから」
ことり「真姫ちゃんはちゃんと聞いてるんだね」
真姫「ヴェェ、たまたまよ」
ことり「たまたま、ラジオが流れるんだ…」
真姫「そんな事よりどうするの今日は?私は穂乃果や凛みたいに1時間も喋れないわよ?」
ことり「う~ん…にこちゃんのお話でもする?」
真姫「どうしてにこちゃんが出てくるのよ」
ことり「にこちゃんについてなら無限にお話できるかなと」
真姫「お断りします」
ことり「えーじゃあどうする?」
真姫「そういえば穂乃果達のやってない企画は?達もやり残しがあるのよね?」
ことり「開始そうそうもう企画やるの?」
真姫「しかたないじゃない。私は口下手なんだから」
ことり「じゃあ、やる?」
真姫「そうしましょ」
ことり「スタッフさんいいですか?あ、は~い」
真姫「えっと、どんな企画かしら」
ことり「あのね~…じゃあ、行くよ?」
真姫「ええ」
ことり「もしも、μ'sが○○だったら」
真姫「なにそれ?」
ことり「では、簡単に説明します。μ'sの誰々の性格が違ったらやあの時加入してなかったらなどお題を決めて私と真姫ちゃんでそれについてトークするの」
真姫「なるほどね。お題はどうやって決めるの?」
ことり「この二つの箱にお題が書いてあるカードが入ってるからそれを引いて決めるの」
真姫「わかったわ。じゃあ、早速始めましょう?」
ことり「じゃあ、こっちのカードは私が…えい。もしも、花陽ちゃんが」
真姫「花陽ね…じゃあ、私も…えい。ツンデレだったら」
ことり「はい。もしも花陽ちゃんがツンデレだったらです」
真姫「そうだったら面倒よね?」
ことり「ツンデレが3人になっちゃうよね?」
真姫「3人?」
ことり「うん、3人」
真姫「にこちゃんと…誰よ?」
ことり「真姫ちゃん」
真姫「だ、誰がツンデレよ!にこちゃんなんかと一緒にしないで」
ことり「今まさにツンデレっぽいよ?」
真姫「と、とにかく花陽がツンデレって正反対よね」
ことり「凛ちゃんがかよちんとか呼んだら…気安くあだ名で呼ばないでっとか言うのかな?」
真姫「それはツンデレって言うよりも性格が悪いだけじゃ?デレる時はどうなの?」
ことり「私は白米が食べたいだけなんだからーとか?」
真姫「どういうシチュエーションよ」
ことり「そもそも、花陽ちゃんがツンデレだったら一年生組はμ'sに加入してたかな?」
真姫「きっかけは花陽だから…どうかしら?花陽かがああじゃなかったら仲良くなるきっかけもなかったかも」
ことり「よかったね、真姫ちゃん。花陽ちゃんがツンデレじゃなくて」
真姫「べ、別に私は…」
ことり「さあ、次にいってみましょう」
真姫「じゃあ、今度は私から、えい。海未…海未が」
ことり「海未ちゃんかぁ。じゃあ、私も…えい。ポンコツ。もしも、海未ちゃんがポンコツだったら」
真姫「海未はああ見えて物凄く有能な人だものね」
ことり「ああ見えてって真姫ちゃんの目にはどう見えてるのかな?でも、ポンコツな海未ちゃん見てみたいなぁ」
真姫「海未と言えば運動神経抜群、成績優秀の才色兼備の上礼儀正しくて日舞の家元で美人」
ことり「完璧すぎるね」
真姫「本当に高校生なのかしら?あえてダメな所をあげるなら天然すぎる所ね」
ことり「そんな海未ちゃんがポンコツかぁ」
真姫「まずμ'sの活動がうまくまわらないんじゃ」
ことり「絵理ちゃんの加入もなかったかもね」
真姫「作詞も陳腐なものしか出来てないかも」
ことり「…μ'sって海未ちゃんが居なかったら大変だね」
真姫「練習だって絵理一人に任せっきりになるしね」
ことり「でも、ポンコツな海未ちゃんも見てみたいなぁ…試合で負けてわんわん泣いてる所とか何もない所で転ぶ姿とか」
真姫「ことり…あなたも大概かも」
ことり「でも、海未ちゃんがそうだとしたら可愛いでしょ?」
真姫「まあ、そうだけど。今が完璧だからもしポンコツだったら可愛いかもって思うのよ。ただのポンコツだったらイラッとするかもしれないじゃない」
ことり「足りてるしね!」
真姫「え?」
ことり「なんでもありません」
真姫「サラッと毒吐いたわね」
真姫「話は戻るけど海未には本当に感謝してもしきれないわね」
ことり「真姫ちゃんだけに話を巻き戻しちゃったのかな?」
真姫「ことり…いいのよ?ラジオだからって無理に頑張らなくっても…普段通りいきましょ?」
ことり「別に普段通りなんだけどなぁ~」
真姫「さあ、もう一回だけ引きましょうよ」
ことり「今度はもっとちゃんと話を膨らまそうね」
真姫「えい…絵理が」
ことり「絵理ちゃんね…えい。A-RISEだったら」
真姫「もしも絵理ちゃんがA-RISEだったらかぁ」
ことり「考えただけで凄いよね」
真姫「絵理がA-RISEに居ても違和感ないものね」
ことり「そうなるともう無敵って感じだよね」
真姫「そうね。なんたって絵理はμ'sのダンスの要だものね」
ことり「金髪でクウォータだし。スタイルいいし。黙ってればクールだしね。それでいて、冗談も通じるし、勉強も出来る 」
真姫「若干引っ掛かる言い方だったけど絵理がμ'sで良かったと心から思うわ」
ことり「ツンデレな花陽ちゃんとポンコツ海未ちゃんで絵理ちゃんはライバル…だったら凄いよね」
真姫「たぶん勝ち上がるのは無理よね」
ことり「うん。でも、ここだけの話ツバサさんと絵理ちゃんってキャラが被るよね」
真姫「そうかしら?」
ことり「こないだのラジオ聞いて特に思ったよ」
真姫「まあ、二人ともクールだしね」
ことり「そう、普通にしてれば基本はクールなの」
真姫「さっきからことりは絵理の事を少し小バカにしてない?」
ことり「違うよぉ。絵理ちゃんって基本はクールなのに海未ちゃんと一緒で天然な所があるでしょ?」
真姫「まあ…否定は出来ないわ」
ことり「ツバサさんもね同じ臭いがするの」
真姫「私はツバサさんとは少ししか喋った事ないから」
ことり「ことりなんか皆無だよ?」
真姫「なのに?…喋ってなかったかしら?まあ、そんな事はいいけどことりさん…じゃないわツバサさん」
ことり「ことりとツバサさんを間違えたの?似てるもんねぇ」
真姫「ちょっと言い間違えただけよ」
ことり「ことりとツバサ…」
真姫「まあ、ことりもツバサも鳥を連想するし」
ことり「ことりとツバサ…皆違って皆良い」
真姫「なに急に?」
ことり「なんか良い詞が浮かぶんじゃないかなとおもって」
真姫「それは海未に任せなさい…」
ことり「…」
真姫「どうしたの?」
ことり「うん。START:DASHは両方とも入ってるなと思って」
真姫「ああ、ことりとツバサ?」
ことり「うん。産毛のことり達も~」
真姫「いつか空に羽ばたく~」
ことり「大きな強い翼で飛ぶ」
ことり「私とツバサさんの歌だったんだね」
真姫「それは違うわ」
ことり「まあ、いいや。ここで一曲START:DASH」
ことり「この曲は思い入れが強いな」
真姫「そうね」
ことり「最初歌った時は3人でお客さんもいなくて」
真姫「まさにどん底からのスタートだったものね」
ことり「真姫ちゃんは来たんだっけ?」
真姫「あ、いや」
ことり「2回目に歌った時は…ことりの留学とかいろいろあったけどなんとか乗り越えて9人で歌ったんだもんね」
真姫「感慨深いわね」
ことり「うん…どん底から夢中で走りつづけて躓く事もあったけどね」
真姫「私もやって良かった …スクールアイドル」
ことり「あれ、しんみりしちゃったね。ここで明るく企画コーナーに移ろうか?」
ことり「ことりと真姫のカバーコーナー」
真姫「どういう事?」
ことり「ほら、μ'sって自分達のオリジナルの曲を歌うでしょ?」
真姫「そうね」
ことり「だから、私と真姫ちゃんがもし他のアイドルの曲をカバーしたらどんな感じになるのかな~って企画みたい」
真姫「曲は決まってるの?」
ことり「これもくじ引きで歌えるほうが歌おう」
真姫「なるほどね」
ことり「では、さっそく」
ことり「えい…モーニング娘。の抱いてhold on me 」
真姫「これは、私は歌えるわ」
ことり「凄いね。私たちがまだ小さい頃だけど…それでは真姫ちゃんで抱いてhold on me」
真姫「Oh NO HOLD ON ME愛がない男ね~」
ことり「真姫ちゃん上手」
真姫「まあね」
ことり「モーニング娘。いいよね~」
真姫「私たちはスクールアイドルとはいえ尊敬すべき先輩よ」
ことり「そうだね~」
真姫「じゃあ、次にいきましょ?…えい…小泉今日子さんのなんてったってアイドル」
ことり「ことりが歌うね」
真姫「では、南ことりでなんてったってアイドル」
ことり「なんてったってアイドル~、
なんてったってアイドル~」
真姫「こういう曲はことりとか花陽とかにこちゃんは似合うわよね」
ことり「えっへん」
真姫「羨ましいわ」
ことり「真姫ちゃんも似合うよ~」
真姫「そんな事はないわよ…さあ、次にいきましょ?」
ことり「ラストですね…えい…Winkで冷たい熱帯魚…歌える?」
真姫「私は知ってるけどことりは?」
ことり「お母さんが昔歌ってたからしってるよ?」
真姫「じゃあ、二人で歌いましょ?」
ことり「ことりと真姫ちゃんで歌います。冷たい熱帯魚」
真姫「あ、まってことり。淋しい熱帯魚よ。冷たい熱帯魚は映画じゃない?」
ことり「そうだっけ?」
真姫「そうよ。流す所だったわ。冷たい熱帯魚で」
ことり&真姫「stop 星屑で愛を飾り~」
真姫「ふう、なかなか普段歌うことないから難しいわね」
ことり「そうだね。ことり達だとやっぱりスクールアイドルが勢い強いからね」
真姫「ねえ、たまには違うスクールアイドルの曲を歌ってみない?」
ことり「A-RISEとか?」
真姫「そう。A-RISEの曲を歌いましょ?」
ことり「いいね~」
真姫「ショッキング パーティー」
ことり&真姫「Dancing,dancing! Non-stop my dancing」
ことり「予定より多く歌っちゃったね」
真姫「まあ、大丈夫でしょ。穂乃果立ちなんて予定もなにもあったもんじゃなかったらしいし。それに比べたら平気よ」
ことり「そうだね」
真姫「さあ、そろそろ時間じゃない?」
ことり「まだ、15分あるよ?」
真姫「コーナーって訳にもいかないわよね?15分じゃ」
ことり「そうだね~」
真姫「次回って誰なのかしら?」
ことり「えっとね~次回は~海未ちゃんとA-RISEの統堂英玲奈さんだって」
真姫「え?その組み合わせ…大丈夫なの?」
ことり「ちょっと想像つかないよね?」
真姫「統堂英玲奈さんはあんまり喋るイメージないし…海未にいたってはラジオで喋るなんて出来るのかしら?校内放送ですらあがり倒してたのよ?」
ことり「う~ん。ポンコツの海未ちゃんが見れるかも」
真姫「放送事故になりかねないんじゃ」
ことり「それは少し心配だね」
真姫「心配よ」
ことり「収録中に電話する?」
真姫「ダメよ…え?いいの?」
ことり「じゃあ、もしあまりにもダメだったら海未ちゃんに電話するように言っておこうか?」
真姫「まあ、スタッフさんが良いというなら」
ことり「海未ちゃん…心配だなぁ」
真姫「心配ね」
ことり「でも、ことりでも出来てるんだから平気かな?」
真姫「今日は成功なのかしら?」
ことり「まあ、私たちは芸人さんじゃないし及第点って所じゃないかな?」
真姫「芸人の方が聞いたら怒られるわよ?ラジオをなめるなって」
ことり「じゃあ、もっと精進しましょう」
真姫「そうね」
ことり「そう考えると穂乃果ちゃんは凄いね」
真姫「確かにそうね」
ことり「ずっと喋りたおしたんでしょ?」
真姫「そうね」
ことり「スタッフさんウケも良かったみたいだし」
真姫「内輪ウケになってなければいいけど」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんは凄いな~」
真姫「私たちのがラジオっぽい自信はあるけどね…面白さは置いといて」
ことり「なんたってコーナーもタイトルコールもやらずに終わっちゃうんだからね」
真姫「タイトルコールは一応してたけど…あれじゃないような物か」
ことり「ことり達は無難過ぎたかな?」
真姫「無難がいちばんよ」
ことり「そう考えると穂乃果ちゃんは凄いね」
真姫「確かにそうね」
ことり「ずっと喋りたおしたんでしょ?」
真姫「そうね」
ことり「スタッフさんウケも良かったみたいだし」
真姫「内輪ウケになってなければいいけど」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんは凄いな~」
真姫「私たちのがラジオっぽい自信はあるけどね…面白さは置いといて」
ことり「なんたってコーナーもタイトルコールもやらずに終わっちゃうんだからね」
真姫「タイトルコールは一応してたけど…あれじゃないような物か」
ことり「ことり達は無難過ぎたかな?」
真姫「無難がいちばんよ」
真姫「あら?もうそろそろ本当に終わりみたいね」
ことり「結構企画コーナーに助けられたね」
真姫「その点では穂乃果や凛に感謝ね」
ことり「さて、次回はA-LISEの統堂英玲奈さんとμ'sの園田海未さんです」
真姫「またどこかでお会いしましょう」
ことり「ばいば~い」
真姫「…え?まだ2、3分はあるの?」
ことり「締めちゃったから今更離すの恥ずかしいよ」
真姫「完全にスタッフさんの合図ミスよね?」
ことり「真姫ちゃん!スタッフさんのせいにしてはいけません」
真姫「なんで急に裏切るのよ」
ことり「そんなつもりは…え?もう終わり?」
真姫「ヴェェ、そんな急に」
スクールアイドルラジオ~第五夜~
パーソナリティ
統堂英玲奈
園田海未
see you next time
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