凛「正体バレバレなヒーローリターンズ」 (32)


凛「正体バレバレなヒーロー」

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凛「帰ってきた正体バレバレなヒーロー」

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の続きです

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ウルトラマンキラリン





凛(事務所の数人が隠れて・・・隠れてないけど正義の味方的なことをやっていた)


凛(そして何故か現場に居合わせてしまう私。正直凄く疲れる・・・)


凛(そんな疲れは子供達のごっこ遊びに付き合うきらりを見て癒すことにしよう)



仁奈「きらりおねーさん、次はウルトラマンごっこをやりてーです!」


珠美「ハイハイ!なら珠美は絶対ザムシャーですぞ!!」


仁奈「じゃあきらりおねーさんがウルトラマンをやってくだせー!」


きらり「わかったにぃ♪仁奈ちゃんは何のきもちになるのぉ?」


仁奈「仁奈はピグモンのきもちになるですよ!」



凛(ふふっ、仁奈ちゃんのピグモン衣装すごく可愛い)


ガチャ
瑞樹「お疲れ様~」


仁奈「あっ、瑞樹おねーさん!瑞樹おねーさんも一緒に遊ぶですよ!」


瑞樹「あら仁奈ちゃん、一体何して遊んでたのかしら?」


仁奈「みんなでウルトラマンごっこするです!!」


瑞樹「それは楽しそうね!じゃあお姉さんも一緒に混ぜてもらおうかしら?」


仁奈「やったー!!」


瑞樹「それで仁奈ちゃん、私は何の役をしたらいいのかしら?」


仁奈「瑞樹おねーさんは宿那鬼をやってくだせー!」


瑞樹「え゛っ」


きらり・珠美「すくなおに?」



凛(川島さんしか分かってない・・・?)



スッ
のあ「宿那鬼・・・二面鬼宿那鬼とも呼ばれるウルトラマンティガに登場した怪獣のことね」


凛「えっ、何すか急に」


のあ「その昔、宿那山で大暴れしていた妖怪で封印を解かれたことで現世に蘇り、ティガと戦ったのよ」


凛「はあ・・・」


のあ「詳しくはこれを観るといいわ」


凛「あ、どうも・・・“ウルトラマンティガ Complete Blu-ray BOX”?」


凛「あの、こんな高そうなもの借りちゃっていいんですか?」


のあ「別に気にしないで・・・面白いものはみんなに知ってもらいたいから・・・」


凛「ありがとうございます、帰って観てみます」


のあ「・・・お代5万円だけ貰えるかしら?」


凛「これ売るってことだったんですか!?」


のあ「冗談よ、見終わったら感想を聞かせて」


凛「新手の押し売りかと思った・・・」


のあ「それと後で駐車場に来てもらえるかしら?今日は例の前川戦隊の日だから」


のあ「それじゃあ仕込みがあるからもう行くわね・・・」コツコツコツ


凛「あっ、ちょっ・・・もう呼ばれるようになっちゃったよ・・・」


凛「そんなことより・・・」





瑞樹「お、おのれ~、かげたつ~!」


珠美「拙者はザムシャーであって影竜ではないですぞ~!!」



凛(白いカツラにネコミミの川島さん・・・わからない・・・)



きらり「ニョワッ!!エメリウムスラッシュ!!」


瑞樹「グッ・・・や~ら~れ~た~・・・」


珠美「次は拙者と勝負ですぞ!ゼロ殿!」


凛(めちゃくちゃ楽しそうにザムシャーやってるな・・・)




??「フッ、俺に挑もうとは2万年早いぜ!!」


きらり「!!」


きらり「エフンエフン!!早いにぃ!!」


仁奈「わぁ~!きらりおねーさん、ゼロそっくりでやがります!!」


珠美「すごいですぞ!じゃあ珠美も・・・星斬丸~!!」


瑞樹「ね、ねぇ仁奈ちゃん?やっぱりお姉さんレディベンゼン星人とかの方がいいんじゃないかしら?」



ワイワイガヤガヤ
凛(完全にきらりのアクセサリーが喋ってたのは聞かなかったことにしよう・・・)



乃々「ふっふっふっ・・・・・」


凛「・・・乃々?どうしたの?」


乃々「仁奈ちゃんのご指名で・・・裏で暗躍するテンペラー星人をやってるんですけど・・・」


凛「ごっこ遊びの仕込みがすごい!!」



オーバーロードへの目覚め





凛(駐車場・・・行きたくないけど呼ばれた以上行かなきゃだよね・・・)



??「夕美ちゃん!!」



凛(あれは・・・卯月・・・と響子と夕美?)



卯月「一体どうしちゃったんですか!?」


夕美「・・・私、最近イベントとかの仕事が多くてね?」ピッ ガチャン



凛(自販機で何か買った・・・スタミナドリンク?)


夕美「だからプロデューサーが飲んでたこれ・・・」


響子「夕美さん!それ危ないんじゃ・・・」



凛(いや、自販機から出てきてたんだけど・・・)



パキッ
夕美「本当は・・・薄々分かってたんだ・・・」


キュッキュッ
夕美「食欲が無くなってからも・・・美味しそうだって思えたのは・・・」


ゴクッゴクッ


響子「夕美さん!!」


卯月「おい、吐き出せ!!」


ゴクッゴクッ
夕美「ああ・・・やっぱり美味しい・・・」


卯月「うわぁ・・・」



凛(あっ、ドン引きしてる)



夕美「ごめんね響子ちゃん・・・私もう・・・響子ちゃんの手料理食べられないや・・・」


響子「夕美さん・・・!」



凛(えっ、プロデューサーそんなにやばい飲み物を飲みまくってたの?)


夕美「うっ・・・ア゛アアアッ!!」


響子「夕美さん!?大丈夫ですか!?」


ロード・夕美「・・・私はNICEやBADにも屈しない・・・体力ゲージの運命さえ!!」



凛(メタい)



卯月のベルト「卯月、彼女はあの飲み物の成分により暴走しているようだ!」



凛(ベルトが渋い声で喋ろうが私はもう気にしない)


響子「卯月ちゃん!私たちで夕美さんを助けよう!」


卯月「はい!行きましょうベルトさん!!」


ベルトさん「OK!Start Your Engine!」


卯月「変身!」ドラーイブ!ターイプシマムー!




凛(ていうか卯月、ベルト機種変したんだ・・・)

凛(機種変って何だ)



響子「高そうなスーツ着てたファンのお兄さん・・・」


響子「今こそこの力、使わせてもらいます!」


響子「変身!!」カチッ スタドリエナジー!

ロックオン! ソーダ! スタドリエナジーアームズ!


卯月・響子「行きます!」


ロード・夕美「来い!9秒ごとに体力を15消費してやる!!」




CMのあと、意外な人物が夕美を救う!?




凛「えっ、何今の!?」




https://youtu.be/bSQ4eIAvcGo


https://youtu.be/sfTNtTaLwGU




ロックオン! ソーダ! スタドリエナジーアームズ!


卯月・響子「行きます!」


ロード・夕美「来い!9秒ごとに体力を15消費してやる!!」


凛「デジャヴ!!」



??「そこまでです!!」



卯月・響子「あ、美穂ちゃ・・・」


凛「あっ、あなたはキュアベアー!!!!」


キュアベアー(気遣いありがとう、凛ちゃん・・・)


ベアー「夕美さん!今、元に戻しますね!」


ベアー「プリキュア・ネイキッドロマンス!!」ペカー


ロード・夕美「うっ・・・うう・・・」シュウウウ


響子「夕美さんが・・・だんだん元の姿に・・・!」



ダッダッダッ
ボンバー「美穂ちゃん!!私も助太刀します!!」



ベアー「えっ、あっ、今は大丈夫・・・」


ボンバー「プリキュア・全力トラーイ!!!!」ペカー


ベアー「ああっ!!」



ポンッ
夕美「あれっ!?」




凛(今日は水着か・・・)パシャシャシャシャシャ


卯月・響子「●REC」ジーッ


夕美「撮らないでぇっ!!」



戦隊VS戦隊






凛(駐車場に着いたけど・・・)




??「あっ、凛チャン来たにゃ」


凛「またメンバー変わってるし・・・」


ピッ
ロックブルー「やっぱりアーニャちゃんと菜々ちゃんも仕事で来れないって」


レッドキャット「代理のメンバー来てもらっててよかったにゃ」


ゴーカイイエロー「・・・・・」ペラペラ


ロックイエロー「お、おいこれもっとでかいのねーのかよ?」ピッチピチ


レッドキャット「ちょっと李衣菜チャン!!このドスケベな格好を何とかするにゃ!!」


ロックブルー「しょうがないじゃんそれなつきちのなんだから!我慢して!」


凛「文香と拓海って謎すぎるチョイスだね」


ロックブルー「拓海さんはなつきちが代わりにって呼んでくれたんだよ!」


レッドキャット「文香チャンは光チャンがゴリ押ししてきたのにゃ」


凛「2人イエロー被ってるけど」


レッドキャット「ホントは文香チャンをブライトブルーにしたかったんだけど・・・」


ロックブルー「絶対ゴーカイイエローだって熱弁する光ちゃんが怖くて・・・」ブルブル


凛「ゴーカイイエローずっと本読んでるけどいいの?」


レッドキャット「とりあえずいてくれたらそれでいいのにゃ」


ロックブルー「緊急だったし」


凛「みく、それで今日は何と戦うの?」


レッドキャット「えっ?何言ってるにゃ、凛チャンに呼ばれたからみくたちここで待ってたのにゃ」


凛「私はのあさんに呼ばれて来たんだけど・・・」


レッドキャット「・・・まさか!!」



のあ「まんまと引っかかってくれたわね、みく」



レッドキャット「のあにゃん!?一体これはなんの真似にゃ!」


のあ「解散戦隊スベリシラズをクビになった私は新たな戦隊を立ち上げることにしたの」


レッドキャット「みくたちの戦隊はそんなアホみたいな名前じゃないにゃ!!」


のあ「正義に燃えるこの魂の炎を・・・クビにして消すなんて・・・」


のあ「絶対に・・・ブチ○す・・・!」


凛「セリフと表情がものすごい悪役なんだけど」


レッドキャット「ちょっとのあにゃん!!訂正するにゃ!!みくたちは話し合いでアイドル戦隊レインボーって名前に落ち着いたのにゃ!!」


のあ「これからは私が率いる高峯戦隊のあ&その下僕たちが平和を守らせてもらうわ」


ロックブルー「レインボーだからみんなの個性が輝いて成り立つ戦隊なんだよ!!」



凛(さっきからお互いが言いたいことだけ言って会話が成立してない・・・)



凛「ちょっと2人とも、のあさんと話し合ったほうがいいんじゃない?」


レッドキャット「いやにゃ!!みくたちを裏切ったのあにゃんの話なんか聞く気はさらさらないにゃ!!ボコボコにしてやるにゃ!ファ○ク!!」


凛「ロックが過ぎる!!」


ロックブルー「ちょっと!みくちゃん言葉が汚いよ!!」


凛「ロックになれよ!!」


のあ「ここでメンバーの紹介よ」


凛「ぶれないね!!」


のあ「リーダーの私、絶対的権力者、そして支配者の高峯のあ」


ヘレン「世界レベル、それ以上の言葉は必要ないわ、ヘレンよ」


美波「ヴィ、ヴィーナスシンドローム、新田美波です!!」


のあ「お色気枠よ」


美波「やめて下さい!!違います!!」


アーニャ「ネコミミ、アイドル代表ですね、アーニャです」


レッドキャット「!!」ガタッ


ロックブルー「みくちゃん流石にグーはダメだって!抑えて!!」


レッドキャット「ていうかアーニャン仕事だったんじゃないの!?」


アーニャ「Лгать、うそ、ですね」


レッドキャット「てめぇこの裏切り者!!」


ロックブルー「ちょっとみくちゃん!!ダメだってば!私のギター振りかぶらないで!!」


のあ「そして毒霧担当、本田未央よ」


ヘレン「彼女の毒霧は世界を獲れるわ!」


ゴーカイイエロー「何故、未央さんはご自分で名乗らないのですか?」


凛「急に喋るよね」


のあ「それは彼女が口に青汁を含んでいるからよ」


ゴーカイイエロー「青汁・・・ですか?」


のあ「そう、彼女はニュージェネレーションズのリーダー、本田未央」


のあ「今や人気絶頂のニュージェネのリーダーの彼女にも辛い思い出があるのよ」


のあ「デビューライブでの挫折に酷く落ち込んだ未央。そんな彼女を元気にしてくれたのは・・・」




のあ「この青汁だったのよ」


凛「マジか」


のあ「この青汁のおかげでニュージェネレーションズは人気アイドルになったと言っても過言ではないわ」


凛「遺憾の意」


未央「ばぼじるっていぐぁいとうまいよ」ダバダバダバ


凛「汚い!!」


のあ「今ではユニット全員で青汁を飲んでライブに望んでいるらしいわ」


未央「やっぱり健康が第一だからね!どんなに忙しくてもこの青汁があれば大丈夫!!」


のあ「ステージに上がる前の掛け声はもちろん・・・」


未央「あお~じる~!!」

凛「フラ!イド!チキン!!」



ロックブルー(凛ちゃん凄いキレてる・・・)


のあ「飲みやすさにこだわったこの青汁、1箱に90袋入って今なら9980円よ」


ゴーカイイエロー「買います・・・!買わせてください・・・!」


レッドキャット「文香チャン落ち着くにゃ!!効果は個人差があるにゃ!!」


凛「文香、うちの花屋に置くだけで健康になる高い花があるんだけど・・・」


ロックブルー「凛ちゃんやめて!!」


のあ「そして最後に専務よ」


専務「センムノミシロダ…センムノミシロダ…」


ロックブルー「えっ怖っ・・・ホンモノ・・・?」


レッドキャット「同じセリフしか言わないからきっとロボとかにゃ」


専務「キミニシゴトヲ・・・ワルクナイナイヨウ・・・」



凛(例の仁奈ショックの影響か・・・)



のあ「部屋に閉じこもってたらしいから無理矢理連れてきたわ」


凛「あんたは鬼か」


ロックブルー「あれ?そういえば拓海さんがいない!」


美波「拓海さんならだいぶ前に里奈ちゃんに写真撮られて顔真っ赤にして追いかけて行ったけど・・・」


レッドキャット「What the ○uck!!!!」


ロックブルー「こら!みく!やめなさい!」


レッドキャット「犬を叱るみたいに言うんじゃねぇにゃ!!」



??「お待たせしました!!」



レッドキャット「誰にゃ!?」



幸子「フフーン!ボクが来たからにはもう安心ですよ!」


凛「はぁ・・・幸子は何のヒーローなの?」


幸子「よくぞ聞いてくれましたね、凛さん!!」


幸子「ボクは超人的カワイさを誇るアイドルヒーロー!」


幸子「このレアメダルで造られたシールドまでカワイイ!!」


幸子「その名もキャプテン・サチコちゃんです!!!」


カチッ シューッ ピュルルル
幸子「なにやら揉めている様なのでボクが解決して・・・」

パーン!!
幸子「フギャッ!!」


幸子「ちょっと友紀さん!リパルサーでロケット花火打たないでください!」



凛「ねぇ文香、何読んでるの?」


ゴーカイイエロー「これですか?これはフレデリカさんに薦められて・・・」


幸子「興味を持って!!」




おわり

依頼出してきます。

ちなみに宿那鬼の役をやる時はビニール紐とトイレットペーパーの芯でなりきるといい感じです。

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