凛「正体バレバレなヒーロー」 (30)



モバマスと特撮系のSSです。

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仮面ライダー(以下エイプリル)「私は仮面ライダーエイプリル!この町は私が守ります!」


凛「そんな・・・」


信じられない話だけど、前に奈緒がテレビで見ていたようなヒーローが怪人を倒してしまった


エイプリル「凛ちゃ・・・そこのあなた!怪我はありませんか?」


仮面ライダーエイプリルと名乗ったこの人。だけど・・・


凛「怪我はないけど・・・えっ?卯月?」

エイプリル「ええっ!?ななな、何言ってるんですか!?島村卯月じゃないです!!」

凛(声が卯月だし・・・「島村卯月です!」みたいな感じで否定してるし・・・)




凛(あっ、そういえば奈緒が見てたやつでは正体がばれちゃいけない的なこと言ってた・・・)


凛「ごめんなさい、人違いでした。助けてくれてありがとう」

エイプリル「いえいえ!それよりも怪我がないみたいでよかったです!」

凛「これからもがんばってね」

エイプリル「はいっ!頑張りますっ!ぶいっ!!」

凛「えぇ・・・」

エイプリル「それでは!」タッタッタッ



凛「ドッキリとかじゃないよね・・・」



~次の日~


未央「いやぁ~、本当に気になるよ!あの仮面ライダー!」

卯月「ブフーッ!!」


凛(うわぁ、綺麗な毒霧)


未央「しまむーどうしたの!?」

卯月「す、すみません、ちょっとむせちゃって・・・」ケホケホ

凛「それで仮面ライダー?だっけ?それがどうしたの?」

未央「いや、最近噂になってるじゃん?怪人から人々を守ってるっていう仮面ライダー!」

卯月「そ、そうみたいですね・・・」

未央「一体誰なんだろうね!案外うちのアイドルだったりして!な~んて・・・」

卯月「ブフォーッ!!」

未央「オウッ!!」



凛(全部未央にかかってる)フキフキ

卯月「ごめんなさい未央ちゃん!」フキフキ

未央「夏場で良かった・・・」

未央「そんなことより仮面ライダーだよ!」


凛(続けるんだ・・・)


未央「ベルトにピンクと緑のアイテムをつけてるらしいんだよね~」

卯月「へ、へぇ~っ」


凛(ていうか未央は仮面ライダーが卯月だって気付いてないの・・・?)



未央「緑だけでいえば似合いそうなのはやっぱり楓さんかな!」

凛「楓さんにしては身長が小さいんじゃない?」

未央「確かに・・・ピンクと緑・・・うーん」

卯月「あ、あのっ!」

未央「はい、しまむー!」

卯月「ベルトのロックシードは生ハムメロンなんじゃないかなーって思うんですけど・・・」


凛(あ、もう自分で言っちゃうんだ)


未央「なるほど!生ハムメロンか!冴えてるねしまむー!」


未央「ん?でもロックシードって?」

卯月「へっ、いや、えーっとそれは・・・」

凛「前に奈緒が言ってたんだよね、卯月」

卯月「そ、そうなんですよ!奈緒ちゃんが言ってました!」

未央「なにぃ!これはかみやんが重要な情報を持っているに違いない!突撃取材だー!」タッタッタッ

凛「あっ、ちょっと未央・・・行っちゃった・・・」

卯月「えへへへ・・・」

凛「・・・あのさ、卯月」


<キャーカイジンヨー!


卯月「!!」

卯月「すみません、凛ちゃん!私これからレッスンの時間でした!ちょっと行ってきますね!」

凛「え、ちょっと」

卯月「またあとで!」タッタッタッ

<カチッ ナマハムメロン!



凛「・・・変身しながら行ってるし」







~次の日~




凛「嘘でしょ・・・」



光が見ていた戦隊ヒーローが急に現れた怪人と戦い始めようとしてる・・・

昨日の今日で・・・



キュートキャット「ネコミミの王者、キュートキャット!にゃ!」


キュートウサミン「ウサミミの王者、キュートウサミン!キャハッ☆」


クールロック「ロックな王者、クールロック!ヨロシクっ!」


のあ「高峯のあよ」


パッションキャッツ「セ界の王者、パッションキャッツ・・・うっぷ」


キュートキャット「動物戦隊モフモフジャー!!」
クールロック「ロック戦隊ロックジャー!!」



凛「これはひどい」



キュートキャット「ちょっと李衣菜チャン!ちゃんと名乗ってにゃ!」


凛(普通に名前言っちゃうんだ)


クールロック「みくこそちゃんと名乗ってよ!戦隊なんだからロックに行かなきゃ!」

キュートキャット「さっきじゃんけんで決めたでしょ!モフモフジャーで行くって!」

キュートキャット「大体クールロックって何にゃ!ただの冷えた岩にゃ!」

クールロック「そのロックじゃないし!それに動物戦隊はもうあるからダメだって言われたじゃん!」


凛(誰に言われたのか気になるけど口を挟める雰囲気じゃないよね・・・)


キュートキャット「別に動物戦隊が二つあってもいいにゃ!ていうかのあにゃん!なんで普通に名前言っちゃうのにゃ!」

のあ「・・・私は私、他の何者でもないわ」

クールロック「かっ、かっこいい・・・!」

キュートキャット「騙されちゃダメにゃ、李衣菜チャン!のあにゃんはただみくをからかいたいだけにゃ!」

のあ「・・・それよりもみく、チーム内にキャットが二人いるのはよくないわ」

クールロック「そういえばそうだよ!そんなのロックじゃないよ、みくちゃん!」

キュートキャット「ロックは目指してないから別にいいのにゃ!」


キュートキャット「それにみくはキャット!友紀チャンはキャッツだから大丈夫なのにゃ!」

怪人「アノ~・・・」

キャット&ロック「ちょっと待ってて!!」

怪人「スイマセン・・・」

キュートウサミン「あの~、みくちゃん?友紀さんが二日酔いで今にも吐きそうなんですけど・・・」

パッションキャッツ「まだ大丈夫・・・まだカープが優勝したわけじゃ・・・うっ」

キュートキャット「アイドルが人前で吐いちゃダメにゃ!ナナチャン、悪いけど医務室に連れて行ってもらっていい?」

キュートウサミン「わかりました!あとは任せましたよ!」


キュートウサミン「あ、怪人さん。まだ時間かかると思うのでそこの346カフェで待っていてもらえますか?これクーポン券です」

怪人「アッ、ハイドウモ・・・」

パッションキャッツ「頭がっ・・・割れる・・・ううっ」

クールロック「お大事に~・・・それでどうするのみくちゃん?これじゃ埒が明かないよ」

キュートキャット「こうなったら6人目の仲間に決めてもらうにゃ!カモン!」


凛(もう怪人帰ってるんだけど・・・)



クールロック「追加戦士!?それはロックだね!」

のあ「・・・来たようね」


凛(夏樹とかかな?)


クールキャット「Bы, ребята, что я готов пойти в ад?」


凛「そうきたか」





~次の日~



凛「うちの事務所おかしいのかな・・・」

美城専務(以下専務)「どうかしたのか?」

凛「美城専務・・・」

専務「なにか悩んでいるようだが」

凛「別に大したことじゃ・・・」

専務「そうか、しかし何か悩みがあればいつでも相談したまえ」


専務「君たちの心配事を解決するのも私の役目だからな」

凛「専務・・・!」

?「専務!誰かの助けを求める声が聞こえたぴにゃ!すぐにプリキュアに変身ぴにゃ!」

凛(マジか)

専務「わかった・・・申し訳ないがこれで失礼させてもらう」

凛「はい」

専務「それと私がプリキュアという事は事務所の人間には内密にしてもらいたい」

凛「はい」

専務「それではな」コツコツ・・・


凛「・・・・・」


<キュアップ・ラパパ!


凛「あ、楓さんと一緒にプリキュアになってる・・・」






おわり

日曜の朝が大好きです。

依頼出してきます。

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