提督「遂に家具コインが溜まったぞ!!!」
大淀「やりましたね提督。これでもうダンボール執務机ともおさらばしてまともに書類仕事ができますね」
提督「ん?机?そんなの買わないよ・・・?」
大淀「え・・・それでは何を買うんでしょうか・・・」
提督「バーカウンター」
大淀「いやまずそれより先に机を・・・」
提督「聞いてくれ大淀。俺には子供の頃からの夢があるんだ」
大淀「はぁ・・・」
提督「お洒落なバーのマスターになりたかった」
大淀「軍人じゃないんですか」
提督「二番目はお洒落なカフェの店長だ」
大淀「何ですかその都会に憧れる学生みたいなフワッとした夢・・・」
提督「で、三番目が提督だったんだ」
大淀「むしろそれで提督になれたんだから逆にすごい・・・」
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大淀「とにかく、まずは机を買ってください!」
提督「やだ!!!バーカウンターがいい!」
大淀「ダメです!!!」メッ
提督「大淀のケチ!ヒモパン!むっつりスケベ!」
大淀「む、むっつりスケベ?!///」
提督「って言うかもう注文してあるし。残念だったな!!!フハハハ!!!」
大淀「もう・・・しょうがないですね。分かりましたよ・・・・」
提督「流石大淀。話がわかるな。そんな君にこれをプレゼントしよう」
大淀「何ですかこれ・・・」
提督「図鑑の上に乗ってた変な虫」
大淀「ひぇっ?!」
虫「ピョーン」ニョキ
提督「な?面白いだろこの虫?突っつくとジャンプするぞ!!!」
大淀「捨ててきてください!!!」
提督「さっきも言ったけど俺はお洒落なバーのマスターになりたいわけ」
大淀「はい」
提督「という訳で。全ての執務と出撃予定を消化したあと、この執務室でお店を開くことにした」
大淀「執務室を何だと思ってるんですか!!!」
提督「え?何かカッコよくない?通好みの隠れ家的お店って感じで」
大淀「・・・そうですね。鎮守府には娯楽も少ないようですし、艦娘の息抜きにもちょうどいいかもしれませんね」
提督「だろ?あぁー。こんなの絶対お客さんいっぱい来ちゃうだろ。完全予約制にしたほうがいいかな?」
大淀「どうですかね・・・」
提督「愛宕さん来てくれるかなぁ・・・///」
大淀「どうですかねっ」
提督「取り敢えず店の看板でも作るか」カキカキ
大淀「ちょっと!それ蒼龍さんの飛行甲板ですよね?!勝手に看板に使っていいんですか?!」
提督「やっぱダンボールの上だと書きづらいな・・・」
大淀「バカすぎて何も言えない・・・」
翌日・執務終了後
提督「おかしいな。開店してから一時間も経つのに誰も来ない・・・」
提督「朝の号令でみんなに言ったから知ってるはずなのに。開店初日でこれはまずいぞ」
提督「ハッ・・・」
提督「そうか、この鎮守府には圧倒的なライバル店があるな。居酒屋鳳翔か・・・」
提督「だがマズイな。このままじゃ客を全部取られるぞ。営業妨害しに行くか」
提督「・・・」
提督「・・・寂しいなぁ」
カランカラン
五月雨「こんばんわー!」
提督「天使来た!!!」
五月雨「ふぇっ?!」
【今晩の客*五月雨】
五月雨「あの、何か提督がお洒落なバーを開くって言うから来ちゃいました」
提督「流石は初期艦だな。五月雨なら来てくれるって信じてたぞ」
五月雨「大淀さんが『誰も来ないと提督が泣いちゃうから行ってあげて』って言ってました!」
提督「それは本人に言っちゃダメなやつだから!!!」
五月雨「涼風も誘ったけど来ませんでした!」
提督「だから言っちゃダメ!傷つくから!」
五月雨「でも提督と二人きりなら嬉しいです!」
提督「俺も///」
五月雨「えへへ♪」
提督「うふふ♪」
五月雨「提督、提督ー!」
提督「提督じゃないぞ。今は俺のことはマスターと呼んでくれ」キリッ
五月雨「わかりました提督!」
提督「・・・」
五月雨「私あれやってみたいです。西部劇みたいにお酒の入ったグラスをスーっとカウンターの上を滑らせるやつ♪」
提督「ああ。あの"あちらのお客様からです"みたいなかっこいいやつのことだな。いいぞやってみるか」
五月雨「よーし頑張るぞ!」
提督「手首のスナップを利かせるのポイントだ」
五月雨「行きますよー!そりゃ!」
バリーン!!!
提督(まあそうなるな。イチャラブムードで完全に忘れてたけどのこの子筋金入りのドジっ子だったわ・・・)
五月雨「うぅ・・・提督、ごめんなさい・・・提督の大事なお店のグラスなのに・・・」
提督「気にするな。なんてったってここは鎮守府だ。燃料や鋼材なんて一日トン単位で使うんだし、グラスが一個割れたぐらい屁でもないぜ」
五月雨「提督・・・」
提督「さぁ・・・もう一回チャレンジだ」
五月雨「でも、私ドジっ子だし・・・きっと失敗しちゃう」
提督「五月雨はこのままで悔しくないのか?鎮守府立ち上げ以来色々な困難を二人で乗り越えてきただろ!」
五月雨「でもぉ・・・」
提督「ここで諦めるのか!」
五月雨「分かりました!私やります!もうドジっ子なんて言わせませんから!」
30分後
涼風「ちわーっ!・・・遅れてごめんよー!・・・ってうわ!ガラスの破片が床一面に!」
五月雨「あ、涼風来たんだ~!」
涼風「そこら辺ガラスだらけでも気にしないのが江戸っ子の心意気でい!大将コーラ一丁!」
提督「マスターと呼んでくれ」
五月雨「提督。コーラは私が出しますっ!」
提督「おう。練習の成果見せてやってくれ」
五月雨「任せてください」トクトク
五月雨「行きますよ・・・!えいっ!」
スーッ
ピタッ
提督「成功だ!やったな五月雨!」
五月雨「はい!やりました!提督」
涼風「グラスをスーっと滑らせるやつをやるとは粋じゃねえか五月雨。早速いただくよ」ゴクゴク
涼風「?!」ブーッ
提督「吐き出した?!」
涼風「これめんつゆじゃねえか!!!」
五月雨「はわわ、間違えちゃった・・・!」
提督「ドジっ子ってすごい・・・」
五月雨「提督・・・グラスいっぱい割っちゃいました」
提督「気にするな」
五月雨「でも・・・流石に弁償させてください」
提督「いいって」
五月雨「・・・うぅ」グスン
提督「じゃあ、そうだな。割ったグラスの代金分、ここで働いて返して貰おうかな」
五月雨「・・・はい♪私頑張っちゃいます!」パァ
五月雨(提督に迷惑かけちゃったけど・・・これから一緒にお仕事できるんだ。うれしいなぁ///)
※五月雨が働くことになりました。
提督「コーラ一杯で12,000円になります!!!」
涼風「おい!!!グラス代取り返そうとしてるだろ!!!」
【今晩の客:加賀と赤城】
提督「いらっしゃい」
五月雨「いらっしゃいませー!」
赤城「うわーっ。本格的なお店みたいですね加賀さん」
加賀「ダンボールさえ無ければね」
提督「ご注文は?」
赤城「カツカレー大盛りで」
提督「お洒落なバーなんですけど!!!」
赤城「じゃあ・・・ボーキサイトのお湯割りで」
五月雨「そんなのあるんですか?!」
提督「あるよ」
五月雨「あるんだ?!」
加賀「では私も赤城さんと同じものを」
提督「はいよ。五月雨ちゃんお通し出してあげて」
五月雨「はいどうぞ!」
加賀「え、これって」
五月雨「お通しの秋刀魚の蒲焼です!」
加賀「缶詰ですよね?しかも去年の・・・」
赤城「ボーキサイトと秋刀魚って意外と合いますね」モグモグ
加賀「それより、あの壁に飾ってあるのって何ですか?」
提督「ああ。あれは俺が書いたポエムだよ」
『素直になれない、そんなあなたもばーにんぐらぶ。ていとく(達筆)』
提督「な?お洒落だろ?バーっぽいだろ?」
加賀「内容も内容ですけど、そもそもポエムが飾ってるっていうのが・・・むしろラーメン屋っぽい」
赤城「加賀さんの胸って意外と硬いですね~♪」
五月雨「ボーキサイトで酔ってる?!」
加賀「やめてください赤城さん///それとさっきからあなたが揉んでるのは胸当てです」
提督「胸当てなんてとっちゃいなよ~」
加賀「提督・・・」ジト
提督「は、はい」
加賀「前々から考えていたのですが、セクハラ行為といい、ちゃらけた態度といい、もう少し提督としての自覚を持って頂きたい」
提督「・・・はい(お説教モードだ)」
加賀「提督、あなたは確かにこれまで数々の海域を攻略し、多くの勲章も授与されておられますが、そのことにあぐらをかいて、近頃たるんでいるのではないですか?」
提督「おっしゃる通りで・・・」
加賀「あなたは深海棲艦と日々命のやり取りをしている私たちに少しは敬意と言うものをお持ちになるべきでは?」
提督「すいましぇん・・・」
加賀「そもそもあなたは――」
一時間後・・・
提督「」ゲッソリ
提督(すごく怒られた・・・)
赤城「なんか暗い雰囲気になっちゃいましたね♪」
提督(赤城さんが天然なのが救いだ・・・)
赤城「折角お酒の席なんですし、もっと楽しいことしましょうよ~加賀さん~」
提督「そうだな。五月雨、例の物を準備してくれ」
五月雨「分かりました!」
加賀「例のもの?」
デデン!
加賀「このイントロは・・・!」
五月雨「カラオケマシンです!!!」
加賀「もはやバーというよりスナック・・・」
赤城「ほら、加賀さんの十八番ですよ。マイク持って」
加賀「この説教終わった後のお通夜ムードで私が歌うとでも?」
提督「加賀さんが喜ぶと思ってJOY SOUNDにしたのに・・・」
加賀「そんなこと言われても歌いませんからね」
赤城「ほらほら前奏終わっちゃいますよ!」
加賀「絶対に歌いませんよ?」
デデデン!テテレテレテ~テレレ~
加賀「この手によせる袱紗朱の色~♪」
五月雨「イェーイ!!!」
提督「ヒューヒュー!!!」
赤城「加賀さんうまい!!!」
加賀「つい我慢できず歌ってしまいました」
帰り道
赤城「楽しかったですね~」
加賀「まったくあの提督には困ったものです」
赤城「本当は楽しかったんでしょう?」
加賀「・・・」
赤城「また行きましょうね。提督のお店」
加賀「赤城さんがどうしても行きたいというなら仕方がないですね・・・」
加賀(『素直になれない、そんなあなたもバーニングラブ』・・・///)
※赤城さんと加賀さんが常連になりました。
【今宵のお客:伊58と伊168】
提督「いらっしゃいませ」
168「あ、指令室にカイロスいるよ!」
58「よかったね」
提督「いらっしゃいませ」
168「ん?提督何やってるの?バーのマスターみたいな格好して」
提督「バーのマスターだからだよ。飲みに来たんじゃないのか?」
168「ポケモンGOでこの辺にポケモンいるから入っただけだよ?」
提督「ガーンでち」
58「まあ折角だから飲んでいくでち。一番安い赤ボトルで」ヒック
168「まだ飲むのー?ゴーヤぁ」
提督「お前らさては鵬翔さんの店の帰りだな?」
168「正解」
提督「イクは一緒じゃないのか?」
58「19は先に帰ったでちよ。残念だったなこのおっぱい星人!」
提督「チッ」
58「大体イクはおっぱいといいセリフといい狙いすぎなんでち!」
58「提督のご褒美とか魚雷がウズウズとか、絶対わかって言ってるでち!存在自体がエロ同人でち!あんなメスに引っかかっちゃダメだよ提督」
提督「お前そんなキャラだったか」
58「そういえば、五月雨がここで働いてるって聞いたけど、今日はいないでち?」
提督「フタヒトマルマルには帰してるぞ。ウチはホワイト鎮守府だからな。年端もいかない少女に長時間労働させる訳にはいかない」
58「どの口が言うでち!!!ゴーヤたちに散々オリョクルさせまくってるくせに!このブラチン提督!!!」
提督「おいおい。ここでは軍務の話はなしだぜ」
58「卑怯でち。今日という今日は提督がオリョクルをやめると言うまで徹底的に闘うでちよ」
提督「諦めろ。うちの鎮守府を支えてるのはオリョールの燃料だ。オリョクルをやめるわけにはいかん」
58「わかったでち。提督がそう言うなら、この機能美溢れる提督指定の水着を脱いで全裸になるでち!」ヌギヌギ
提督「おい、やめろ」
168「ちょっと飲みすぎだよゴーヤ・・・」
58「何言ってるでち。イムヤも脱ぐでち!!!」ガバ
168「きゃーっ!」
一時間後
58「うぃー~。おかわり~」ヒック
168「もうやめときなってゴーヤ」
58「うるさいでち。もっと酒持ってくるでち」
提督「前から思ってたけどどうしてお前はやさぐれキャラがそんなにしっくりくるんだよ」
58「オリョクルはもう嫌でち!」
提督「あ~。わかったよもう。ゴーヤは明日からしばらく北方鼠輸送に回してやる」
58「ネズミを輸送するでちか?」
提督「ドラム缶積んで燃料と弾薬運ぶ簡単な遠征任務だよ。丁度一人枠空いてたから」
58「やったでち~。提督は本当は優しい人でち。大好きでち。ちゅーするでち」
提督「酒臭いから嫌でち」
58「ちゅーするでち!!!」チュー
168「ほら。もう帰るよゴーヤ」
58「でち~」
提督「イムヤ、お前の休みも考えとくから」
168「提督、ありがとね」
提督「おう」
168「ゴーヤもあんなこと言ってるけど、私たちばっかりに負担が集中しないように提督が精一杯配慮してくれることは分かってるからね」
提督「そうか。でも当分オリョールからは逃げられないと思っていてくれ。悪いな」
168「うん♪」
58「あ~ヤバイでち。燃料が胃の中かからこんにちはしそう・・・」
168「マジで?吐きそうなの?」
58「ちょっとそのへんで吐いてくるでち~」
168「うん・・・。変なところにゲロしちゃダメだよ」
58「ちょうどいいところにドラム缶があるでち。吐いてスッキリするでち」
58「おえ~」オロロロロロ
翌朝
58「うえ~。二日酔いでち。頭が痛いよぉ~。太陽がまぶしいよぉ~」
58「昨日の記憶がないけど、今日はオリョクルじゃなくてなんかネズミさんを輸送する任務らしいでち」
58「あの鬼提督もようやく改心したでちね。さて、ドラム缶を取りに行くでち」
資材庫
58「ゴーヤが使うドラム缶はこれでちね。よいしょっと」
58「って、くさっ!!!ゲロでち!ゲロが入ってるでち!!!」
58「ったくどっかの酔っ払いが吐いてったのかな。まったくどうしようのない奴でち!!!」
【今晩のお客*長門と暁】
長門「・・・」
提督「・・・」
提督(客は長門だけか。無言で酒を煽ってるのが結構様になってるな・・・)
提督(そうそうこれこれ。俺が目指してた落ち着いた雰囲気のバーって感じだよ長門!)
長門「・・・」
長門(おかしいな・・・ここは五月雨たそが働いてる駆逐艦ガールズバーだと聞いたのに・・・今日は休みか・・・)
カランカラン
暁「司令官、こんばんわ」
長門「!」
長門(暁たそ~)
提督「おう、暁か。座ってくれ」
暁「長門さん。こ、こんばんわ」
長門「いい夜だな・・・駆逐艦」
長門(く、くちくかんが隣にすわってりゅううううううう)
提督「何飲む?」
暁「ばーぼんをろっくでお願いするわ。とりぷるで」
提督「お子様に酒は出せないな」
暁「お子様言うな!一人前のレディーはお酒も嗜むものだわ!」
提督「まあ確かに艦娘の年齢って進水日とか考えるとよくわからんし法律的にどうなんだ」
暁「でしょ?」
提督「でもビジュアル的になんか嫌だからダメ!!!」
長門(わかっているじゃないか提督。だが無理して酒を飲んで介抱するフリしてダンケダンケと言うパターンもあるだろう)
暁「ぶー!皐月はビール飲むって言ってたわ」
提督「ふむ。じゃあ、ブラックコーヒーはどうだ?お酒より先にまずそっちが飲めないと一人前のレディーとは言えないぞ?」
暁「馬鹿にしないで欲しいわ。コーヒーぐらい飲めるんだからっ」
提督「じゃあ、カプチーノね。ホイ」コト
暁「い、いただくわ」
ズズズ
暁「ぜ、全然苦くなんかないんだからぁっ」
長門(うむ。そうなるとは思っていたが・・・やはり駆逐艦は最高だな)
提督「ところで、一人できたのか?他の第六駆のみんなは?」
暁「司令官聞いて欲しいことがあるの」
提督「どうした?」
暁「雷とケンカしちゃったわ・・・」
提督「あらまあ」
暁「雷が、その・・・私のパンツに"あかつき"って勝手に名前を書いたの。一人前のレディーはパンツに名前なんか書かないでしょ!」
長門(雷・・・バブみを感じるな。私のパンツにも是非名前を書いて欲しい。私がおねしょしたパンツを一緒に洗ってほしい)
提督「まあ確かにな。でもほら、みんな一緒に洗濯するからどれが誰のパンツか分かんなくなっちゃうこともあるだろ」
長門(私も駆逐艦たちと同じ洗濯機でパンツを洗いたいものだな)
暁「司令官も雷と同じこと言うのね。でもやっぱり、パンツに名前が書いてあるなんてかっこわるいわ!」
長門(暁たその初めてのブラ、一緒に選びに行きたい!!!)
カランカラン
電「あ、暁ちゃんいるのです?」
暁「電、どうしたの?」
電「さっき入渠ドッグでお風呂あがった後に、電のパンツがなくなっちゃってたのです」
暁「パンツ?悪いけど知らないわ」
長門(駆逐艦のパンツを盗むとは・・・飛んだ不埒ものだな。けしからん)ハァハァ
電「でも、代わりに暁ちゃんの名前が書いたパンツが置いてあったから・・・ひょっとして間違えちゃったのかと思ったのです」
暁「あっ・・・///」
電「やっぱりそうだったのです。交換するのです」
暁「こ、ここでなの?」
電「司令官さんはあっち向いてて欲しいのです!!!」ヌギヌギ
提督「はーい」
長門(綿の白パン・・・胸が熱いな。おっとヨダレが・・・)ハァハァ
暁「うぅ・・・パンツに名前が書いてなかったら間違えたことに気がつかなかったかもしれないわ」
提督「暁、こういうこともあるんだぞ?ちゃんと雷に謝って仲直りしろよ?」
暁「ごめんなさいぐらい、言えるし・・・」
提督「仲直りしたら、またみんなで店来い。奢ってやるから」
暁「奢り?やったぁ!・・・って、はしゃいでなんてないんだからっ!」
長門「」
提督「あれ、長門さん・・・?」
長門「」
提督「・・・死んでる」
長門、駆逐艦の可愛さに轟沈・・・!
提督「駆逐艦たち、帰ったかぁ。カプチーノ残していきやがって」
長門「・・・私がもらおう。こんな時代だ。限りある資源は大切にせねばならんからな」
提督「そうだな。飲んじゃってくれ」
長門(連合艦隊旗艦を務めた栄光に比べれば微々たるものだが、貰っておこう…か)ゴクゴク
提督「悪かったな長門。うるさくしちまって」
長門「・・・いい店だな。ここは」プハァ
提督「そ、そうか?」
長門「私ももう帰ろう。久しぶりにいいものが見れて満足だ」
提督「お、おう」
長門「ほれ、お代だ。釣りはとっておけ」
提督「長門さん・・・イケメン・・・///」
長門「私がまた来るまで、店が潰れていては困るからな。ではまた」
長門が常連客になりました。
今晩のお客【天龍と蒼龍】
天龍「俺の名は天龍」
天龍「自分で言うのもなんだが、週刊青葉の"番長っぽい艦娘ランキング"第一位に輝いたハードボイルドな艦娘だ」
天龍(フフッ・・・怖いか?)
天龍(今日も今日とて駆逐艦のハナタレたちの世話に疲れたぜ。こんな夜は強い酒が欲しい)
天龍(そんなわけで俺は提督のバーに足を向けた。一人寂しくバーボンをかっくらって全て忘れるのさ。それが泣く子も黙るハードボイルドの流儀だ)
カランカラン
天龍「よう」
提督「来たか天龍」
天龍「相変わらずいい店だな。表の看板の電飾、イカしてるじゃねーか」
提督「ギラギラした感じがいいだろ?」
天龍「おっ、戦艦プラモが増えてるじゃねーか!」
提督「ああ。大淀さんの目を盗んで執務の合間にチマチマ弄ってやっと今日完成さてた力作だ」
蒼龍(私は航空母艦蒼龍)
蒼龍(自分で言うのもあれだけど、週刊青葉の"女子力が高そうな艦娘ランキング"第一位に輝いたことがある女子力の申し子だ)
蒼龍(今度の足柄さん達との女子会の幹事を任されているので、今日はお店のリサーチをしよう)
蒼龍(とは言え、鎮守府周辺なんて小汚い船乗り酒場みたいな飲み屋しかないし、女子会にピッタリなお洒落で女子力の高いお店はない)
蒼龍(でも、どうやら最近提督がお洒落なバーをオープンしたというので行ってみようかな)
蒼龍「おっ。ここかな」
蒼龍(うん。ドアの向こうからしっとり系のジャズ(母港BGM)が聞こえてくる。これは女子力高そう!)
蒼龍「おじゃましまーす♪」
カランカラン
天龍「おっ、戦艦プラモが増えてるじゃねーか!」
提督「ああ。大淀さんの目を盗んで執務の合間にチマチマ弄ってやっと今日完成さてた力作だ」
蒼龍「ってなんだこの女子力の低い店ーっ!!!」ガビーン
蒼龍(ダンボール置いてあるし、壁に変なポエム飾ってあるし、カラオケマシーンまであるじゃない!!!)
蒼龍(そもそも週刊青葉の"遊戯王カードを集めてそうな艦娘ランキング"一位の天龍が常連の時点でお察しじゃない)
蒼龍(しかも戦艦プラモって何?!完全にオヤジの趣味のバーでしょ?!お洒落なバーならグリーン(観葉植物)とか間接照明とか置きなさいよ?!)
今日はここまで~
天龍「そう言えば注文がまだだったなマスター。いつものでバーボンで頼むぜ」
提督「おう。スクリュードライバーな」
蒼龍(まさかこの人スクリュードライバーをバーボンの一種だと思ってる?!絶対名前がカッコイイからって変な勘違いしてるよこの子!!!)
提督「できるまでジャンプでも読んで待ってな」
蒼龍(なんでバーにジャンプがあるの?!床屋なの?!)
天龍「おっ。そういやこち亀が終わるんだってな」ペラペラ
蒼龍(やめてよぉ!!!こち亀は女子力が低い言葉ランキング第一位のワードなんだから!!!聞くだけで私の女子力が下がっちゃうじゃない!!!)
蒼龍「って言うか提督!!!表の看板、あれ私の飛行甲板でしょ!ダサい電飾いっぱい付けて!!!返してくださいよ!!!」
提督「まあ座りな嬢ちゃん。ここはバーだからな。なにか注文してくれ。話はそれからだ」
天龍「そうだぜ蒼龍。そんなに急がなくても夜は逃げねーぜ?ジャンプ読むか?」
蒼龍(なんだこいつらあああああ!!!ウザああああああい!!!)
蒼龍「注文するから飛行甲板返してくださいよ。ウォッカトニックでっ」
提督「はいお通し」コト
蒼龍(秋刀魚の蒲焼ーっ?!もっとアヒージョとかあるでしょ?!だいたいこれ去年の缶詰だよね?!)
五月雨「天龍さん読み終わったらジャンプ貸してください!食戟のソーマ読みたいです!」
蒼龍(五月雨ちゃんもちょっと影響されちゃってるじゃない?!女子力下がるからこんなところで働いちゃダメだよ!!!)
提督「あ、蒼龍ウォッカトニックのサイズどうする?ショートとトールとグランデがあるけど」
蒼龍「そこだけスタバ方式なのかよ!!!」
天龍「なぁ提督~、俺も前線で戦いてぇよ~」グデーン
蒼龍(スクリュードライバー一杯でこの酔いっぷり・・・)
提督「まあ、そのうちな」
天龍「またそんなこと言ってはぐらかすのかよ~。遠征はもううんざりだ~」
提督「仕方ないだろ。適材適所って言葉があるだろ。駆逐艦もお前に懐いてるし」
天龍「でもよ~」
提督「あのな、天龍。俺だってな、執務室でお前たちをどうやってこき使うか考えるだけじゃなくて、自分で艤装付けて深海棲艦と戦えたらってよく考えるんだよ」
天龍「・・・」
提督「お前たちが傷ついて帰ってくるのを見るだけで、俺はいつも無傷だ。情けないだろ?自分の無力さが嫌になる」
蒼龍(やだ。なにこの人カッコイイ///)
提督「遠征に向いてる奴が遠征に行って、作戦を練るのに秀でた者が作戦を練る。それが一番いいんだよ」
天龍「そうかよちくしょー糞くらえだ」
提督「だがな、あんまり肩を落とすな。近々大本営からお前に出撃の指令が下る。"三川戦隊"でオリョール海だ。お前の力が必要になる」
天龍「マジかよ!!!」
提督「その時まで力を蓄えておいてくれ」
天龍「うぉおおおおお!!!燃えてきたぜ!!!そうと決まれば早速訓練だ!!!」ドッヒューン
提督「行っちまった。気が早いやつだな」
蒼龍「そ、そうですね///」
蒼龍(だめだ・・・提督がイケメンすぎてジョニデに見える・・・ちょっと酔っちゃったかも///)
提督「あいつは扱いやすくていいな。蒼龍」
蒼龍(もしかして私のことも扱いやすいとか思ってるの?私はそんなチョロい女じゃないんだから///)
提督「五月雨、天龍のグラス下げて」
五月雨「zzz・・・」ウトウト
提督「看板娘はもうおねむか。二人っきりになっちゃったな」
蒼龍(やだやだ。今そんなこと言われたら意識しちゃうじゃない///)
提督「なあ、蒼龍」
蒼龍「は、はい///」
提督「一緒にこち亀、読もうぜ?」
蒼龍「はい///」
後日
蒼龍「さて、トレーニング(ホットヨガ)も終わったし、今週の週刊青葉でも読もっかな。まあどうせ女子力ランキングは私が一位だけど・・・」
『すぐ男に影響されて少年漫画を読み始めそうな艦娘ランキング』
『一位:蒼龍。バーで密会?!提督に借りたジャンプをこっそり読んでいたところをスクープ!』
蒼龍「・・・///」カァ
重巡艦寮
蒼龍「青葉のバカはどこだ!!!どこにいる!!!」
衣笠「陸奥を探すとか言ってラバウルに行きました!」
飛龍「こち亀の部長オチ?!」
【今晩のお客:雪風と大潮】
大潮「♪」ブクブク
五月雨「大潮ちゃん、オレンジジュースをブクブクするのはお行儀が悪いよ~」
大潮「マックシェイク下さい!!!」
五月雨「大潮ちゃんはマイペースだな~」
提督「お、雪風、茶柱たってるぞ。流石は幸運艦・・・って!」
雪風「・・・?」
提督「ってこれ茶柱じゃなくてストローじゃねえか!!!どうなってんだこれ?!」
雪風「しれぇ!」
提督「どうした?」
雪風「雪風、やきゅうがしたいです!」
提督「野球か・・・社内行事みたいなノリで皆でやるのも悪くないかもな」
大潮「大潮はサッカーがしたいです!」
提督「大潮はサッカーか・・・うーん。日程的にはどっちかしかできなさそうだな・・・」
雪風「雪風、もうグローブ買っちゃいました!」
提督「気が早いな雪風は・・・」
雪風「すごく安かったです!4枚で200円ぐらいでした!」
ジャジャーン
提督「お前それ軍手だろ!!!」
大潮「大潮ももう買っちゃいました!」
提督「スパイクを買ったのか?意外と本気だな」
大潮「これです!」
ジャジャーン
提督「何でサッカー派のお前がグローブ買ってるんだよ!!!」
提督「じゃあ、二人でじゃんけんして買ったほうがやりたいスポーツをやろう。それでいいか?」
雪風「分かりました!!!」
大潮「やりましょう!!!」
提督「はいじゃいくよ。ジャンケーン、ポン」
大潮「!」
提督「っていうか大潮、お前グローブ付けてたらパーしか出せないだろ・・・」
雪風「・・・」
__
/」」」」
|っ丿
/ /
提督「何でお前も負けてるんだよ!!!」
提督「じゃあ、一応大潮が勝ったてことで、サッカーでいいか雪風」
雪風「しれぇ!雪風バスケがしたいです!」
提督「今度はバスケかよ!!!往生際が悪いな!!!」
雪風「バスケが・・・したいです・・・」
提督「スラムダンクっぽく言ってもダメだ」
雪風「バスケがしたいです!!!バスケがしたいです!!!バスケがしたいです!!!」
提督「駄々っ子だな・・・」
大潮「大潮も・・・バスケがしたいです・・・」
提督「諦めちゃうのかよ!!!妥協したらそこで試合終了だよ?!」
島風「お”ぅっ!」
提督「うわあぁっ?!島風いたのか?!お前のそのアザラシみたいなの一々ビビるんだよな」
島風「島風は野球がしたいな」
提督「またややこしいことに・・・」
雪風「雪風、野球がしたいです!!!」
大潮「大潮も野球がしたいです!!!」
提督「じゃあ最初から野球でいいじゃねえか!!!」
五月雨「今日も鎮守府は平和だなぁ・・・」
【今晩のお客:霧島と???】
霧島「こんばんわ指令」
提督「おお。霧島か。お前は開店したらすぐ来ると思ったが」
霧島「へ、何故です?」
提督「まあいいや。何飲む?」
霧島「黒霧島ロックと、何かお刺身お願いします」
提督「本当にそれだけか?本当はもっと欲しいモノがあるんじゃないのか?」
霧島「さて、なんのことでしょう・・・」
提督「まあいい。飲めよ。刺身はアジの刺身ね」
霧島「いただきます・・・」
青葉「ふっふっふ。提督気づいてないみたいですね。この水偵型カメラで窓の外から監視されていることを。よく見えますね~」
青葉「提督、あなたはいつもヘラヘラして馬鹿で無能のフリをしていますが、ときどき滅茶苦茶真面目で有能なんじゃないかと思うことがあるんですよねぇ」
青葉「今日こそは化けの皮を剥がして記事ににしちゃいますから覚悟してくださいよ~?」
青葉「今日のお客さんは霧島さんか。酔ってウフフな展開になるってのもワンチャンありますかね~」
青葉「特定の艦娘と浮いた話も出てませんから、これはもしかしていいネタになるかもですぅ」
青葉「よし。青葉、取材します」
霧島「・・・」ソワソワ
提督「どうした霧島、ソワソワして」
霧島「べ、別にそのようなことは・・・指令の思い過ごしかと」
提督「どうでもいいけど、眼鏡の艦娘はドスケベが多いと思わないか?」
霧島「へ?何ですかいきなり」
提督「大淀さんとか、大淀さんとか、大淀さんとか」
霧島「大淀さんってドスケベなんですか?」
提督「お前はどうなんだ霧島ぁ」
霧島「いえ。私のメガネは知性の現れのようなものです。ドスケベなんてそんなことは・・・」
提督「そうかぁ?本当はあれのことが気になって仕方がないんじゃないか?それ目当てで来たんじゃないのか?」
霧島「・・・っ!」
青葉「おや。なんだかわからないけど、不穏な空気が・・・」
青葉「提督が調教師の顔になってますね~。二人の関係は私が思っているより進展していた・・・?」ワクワク
青葉「って言うか大淀さんへの風評被害がすごいですね・・・」
青葉「それはそれとして、この展開はブン屋として腕がなりますね。青葉、追撃しちゃうぞ」ドキドキ
提督「よし。もうはっきりしようじゃないか」
霧島「な、なにをっ・・・」
提督「お前が気になってるのはこれだろ」
霧島「・・・っ!」
提督「しらばっくれるなよ。さっきからカラオケマシーンばっか見てるじゃねか」
霧島「うぅ・・・」
提督「お前はマイクを見るとチェックせずにはいられない性格だって知ってんだよ。艦隊の頭脳が呆れるぜ」
霧島「そ、そんなことありません・・・///」
提督「知ってんだぜ?俺がいない間、司令室で一人でこっそりマイクチェックしてるんだろ?」
霧島「し、知ってたんですか///」
提督「お前が正直にマイクチェックしたいって言うなら、好きなだけさせてやってもいいぜ?」
霧島「指令の意地悪・・・///」
提督「司令室の使い古したマイクより、新品の感度ビンビンのマイクのほうがいいよなぁ?本当はウズウズしてんだろ?」
霧島「分かりました、言いますから、もうやめてください///」ウズウズ
提督「ほら、言ってみろよ」
霧島「指令のマイク、ちぇ――」
提督「きこえねえなあ!!!もっと大きい声で言ってみろ!!!」
霧島「指令の感度ビンビンマイクのちぇっくしたいですううううううう///」
提督「いい子だ。よく言えたな。好きなだけマイクチェックしな」
霧島「マイク音量大丈夫…?チェック、1、2……。よし///」ハァハァ
青葉「なんだこの茶番!!!!!!!!!!!!!!!」
今日はここまでなのです
提督「霧島はノリがいいなぁ」
霧島「私以外の艦娘に同じことしたら嫌われますよ?」
提督「って言うか、霧島は酒強いんだな」
霧島「そんなことないですよ。今もちょっとクラクラしてますから」ジー
提督「え、ちょ、顔近くない?」
霧島「私こう見えて視力が良くないんです」
提督「それは見た目通りだけど」
霧島「だからこうして顔を近づけないと指令のお顔がよく見えないんです。あ、指令が二人に見えてきました♪えへへ♪」ズイズイ
提督(霧島普段はどっちかというと芸人体質なのに・・・酔うと普通に女だな)
霧島「指令、酔った私って、結構セクシーじゃないですかー?」
提督「馬鹿言え。お前はいつでもセクシーだぜ。わざと中破させたいから出撃させまくってるみたいなところあるしな」
提督「このままいくと、お前が最初に指輪をやることになるかも知れない」
霧島「指令、艦娘を口説くときはもっと真剣に口説いたほうがいいですよ」
霧島「私はグッときましたけどね♪」
提督「霧島さんには叶わねえや」
【今晩のお客・・・】
曙「・・・クソ提督」
霞「・・・」
満潮「・・・」
提督「・・・」
【今晩のお客:提督氏ね勢のみなさん】
提督(やべーよ。提督氏ね勢が一堂に会しちゃったよ・・・)
提督(深海が最悪の編成かつT字不利で現れたときの気分だよ・・・今日は五月雨たそも遠征でいないし・・・)
提督(俺のメンタル大破で持つかな・・・誰か俺にダメコン積んでくれ)
提督「まあ、取り敢えず俺のことはマスターって呼んでくれ」
曙「クソ野郎」
霞「クソ野郎」
満潮「クソ野郎」
提督「わかった!クソ提督でいいから!ただのクソ野郎はやめて!!!」
満潮「大体アンタ、自分では似合ってると思ってるかもしれないけど、そのバーテン服全然似合ってないわよ!」
提督「は?どっかどう見てもお洒落なバーのマスターだろ?」
曙「どうせこのバーも愛宕さんとかにお酒飲ませてエロいことするために作ったんでしょ!」
提督「ち、ちげーし!!!みんなと仲良くなるために飲みニケーションするためだし!」
霞「アンタ、わざとドック満タンにして愛宕さんを半裸のまま放置してたの知ってるんだから!このクズ」
提督「ギクゥーッ?!」
曙「このクソ提督!!!」
提督「・・・ああそうだよ!!!俺はお前たち艦娘のことをエロい目で見てるよ!!!恋愛対象だと思ってるよ!!!」
提督「でもな、お前たちと仲良くなりたいって思ってるのもホントなんだよ!!!それがそんなに悪いことかよ!!!」
曙「開き直った・・・」
霞「どうしようもないクズね」
満潮「ドラム缶に詰めてピーコック島沖あたりに捨てようかしら」
提督(あっ、ツンデレのパターンじゃないんだ・・・イケると思ったけど死んだなこりゃ)
提督「大体何でお前らそんなに怒ってるんだよ」
曙「今日の鎮守府正面海域の警戒だけど」
提督「うん。それがどうした?」
霞「アンタ、爆雷とソナー全部遠征組に持たせたまま出撃させたじゃない。このクズ」
提督「すまんかった」
満潮「おかげで散々潜水艦にボコられたわよ!!!ウザいったらないわ」
提督「ごめんごめん。これを機会にお前らの装備についても考えよう。いっそ飛行甲板付けるっていうのはどうだ?」
曙「駆逐艦に付けて意味あると思ってんの?!アンタ頭腐ってんの?!」
霞「日向さんみたいなこと言ってんじゃないわよ!!!」
提督「ごめんってば。瑞雲あげるから許してくれ~!!!」
満潮「だからどうやって飛ばせっていうのよ!!!」
曙「瑞雲で喜ぶのは日向さんぐらいでしょ!!!」
提督「わかった。最近肌寒くなってきたことだしヒートテック買ってやるからな?黒のハイネックのやつ」
霞「違うって言ってるのに何で日向さんに寄せてくんのよボンクラ!!!もはや装備じゃないし!!!」
提督「日向って中破するたびあれユニクロで買ってるのかな?」
満潮「知らないわよタコ!!!」
曙「多分通販でまとめ買いよ!!!」
カランカラン
日向「やあ、お邪魔するよ」
提督「・・・」
曙「・・・」
霞「・・・」
満潮「・・・」
提督・曙・霞・満潮(本人来ちゃったー!?!?!?)
日向「どうした?皆元気がないみたいだが?」
提督・曙・霞・満潮(アンタをネタに盛り上がってたとか死んでも言えねー!!!)
提督「そ、そう言えばボノたそ。お前今日工廠の施錠係だったよな。ちゃんと鍵閉めたか?」
曙「馬鹿言わないでよ。閉めたに決まってるじゃないクソ提督!!!」
提督「本当に?」
曙「そう言われると心配になってくるじゃない!!!」
日向「そういうことならちょっと瑞雲を飛ばして見に行かせよう」ビューン
しばらくして
日向「ふむ。ちゃんと鍵は閉まっているようだ」
曙「ほっ」
提督・曙・霞・満潮(あれ、瑞雲って実は結構便利・・・・?)
霞「って言うかこの部屋ちょっと寒くない?暖房つけなさいよクズ提督」
提督「すまん。エアコンは島風と雪風と大潮がここで野球してて壊した」
満潮「何やってるのよあの子たち・・・」
提督「いやぁ・・・あの時俺がもっと内角ギリギリを攻めていればこんなことには・・・!」
曙「アンタもやってたんかい!!!」
提督「頼む。このことは大淀さんには言わないでくれ!まだバレてないから」
霞「アンタって本当のクズね・・・」
日向「エアコンが不調ということなら、瑞雲を使えばいいさ」
満潮「瑞雲を?」
日向「ほら。こうやってUSBに繋いでプロペラを逆回転させれば・・・」ブォーン
曙「あ、瑞雲から暖かい風が出てる!」
提督「あったけ~」ホクホク
日向「夏場は涼しい風も出るぞ」
提督・曙・霞・満潮「瑞雲ってすごい・・・!」
日向「そうだ。折角だしみんなで記念写真でも取らないか」
提督「お、いいな。って言ってもカメラなんかないぞ?」
日向「大丈夫、瑞雲がある。ほら、みんなもっと寄って。霞、提督の方にもっとくっついて」
霞「し、仕方ないわね///」ズイズイ
日向「撮るぞー。はい、瑞雲!」カシャ
提督「すげえ、撮れるんだ!」
満潮「しかも滅茶苦茶画質いいじゃない!霞が顔真っ赤になってるのよくわかるわ!」
霞「うるさいわね!!!あんたもちょっと赤いじゃない!!!」
日向「そんな甘酸っぱい思い出の瞬間を、最高の画質でとっておける。そう。ズイフォンならね」
提督・曙・霞・満潮「やっぱり瑞雲ってすごい!!!」
日向「イヤフォン端子を差し込めば音楽プレイヤーにもなる」シャカシャカ
提督・曙・霞・満潮「日向さんはまさにスティーブ・ジョブズの生まれ変わり!!!」
提督「日向さん、俺、アンタのこと今までただの瑞雲大好きおばさんだと思って正直馬鹿にしてた。ごめん」
曙「私も。陰でヒートテックおばさんって呼んでごめんなさい・・・」
日向「もういいんだ。瑞雲の素晴らしさを理解してくれたならそれでいい」
霞「日向さん・・・!」
満潮「私も・・・瑞雲欲しいな」
提督「俺も・・・!」
日向「なら、私とともに瑞雲の道を究めよう」
曙「師匠・・・!」
日向「さあ、共に暁の水平線に瑞雲を刻もうではないか!」
提督・曙・霞・満潮「はい!!!」
こうして、瑞雲道が華道や茶道と同じく大和撫子の嗜みとなった。
瑞雲道の家元、日向とともに瑞雲の道を極める艦娘たち。
提督は鎮守府を廃校から守ることができるのか・・・!
【今晩の客:卯月と金剛】
卯月「しれいかぁ~ん!こんばんわぁ~」
提督「おう、うーちゃん」
卯月「実はねぇ~。愛宕さんから手紙を預かってるぴょん!」
提督「えっ・・・愛宕さんが俺に・・・?マジで?」ドキドキ
卯月「さっそく開けてみるぴょん♪」
提督「ドキドキするな・・・」
『うっそぴょ~ん!!!鏡で自分のアホヅラを見るがいいぴょん!!!』
提督「チックショォォォォ!!!(号泣)」
卯月「ぷっぷくぷー!!!」クスクス
提督「なあ、うーちゃん」
卯月「なぁにー?」
提督「最近、金剛がな。ヤバイんだ」
卯月「そうなのぉ~?」
提督「戦艦クラスって入渠時間もバカみたいに長いから、小破のまま出撃させることもあるだろ?」
卯月「うん」
提督「金剛が不満そうだったから"ツバ付きけときゃ治る"って言ったらさ、何故か知らないけど俺にツバつけようとしてくるようになった」
卯月「ほぇ~」
提督「美少女とは言え流石にツバは嫌だろ?」
卯月「いやだぴょ~ん」
提督「だからなんかお仕置きしてやめさせようと考えてるんだよ。例えばあいつの装備を全部ドラム缶にすり替えるとか」
卯月「それは周りにも迷惑だからやめたほうがいいぴょん」
提督「お前がまともなこと言ってるとなんかムカつく・・・!」
卯月「えっへん!いたずらマスターのうーちゃんにはいいアイディアがあるぴょん」
提督「聞かせてもらおう」
卯月「シンプルに落とし穴がいいぴょん!!!」
提督「・・・それ絶対おもしろいじゃん!!!」
数日後
提督「ようやく完成か・・・!」
卯月「流石に室内に穴を掘るのは無理だから、床がパカッと開くタイプの落とし穴にしたぴょん」
提督「意外と本格的な奴ができちゃったな。スベった芸人が落ちるやつみたいだ」
卯月「深さは4メートルぐらいあるけど底に大量の失敗ペンギンを敷き詰めてあるから安全性も問題ないぴょん」
提督「妖精さんってこういうのも作れるんだな。改修資材もそれなりに使ったけど、書類も偽造したし明石は間宮チケットで買収済みだ」
卯月「お主もワルよのぉ~このこの~!」
提督「後は金剛を呼び出して、タイミングよくスイッチを押せば仕掛けが作動して下に落ちるってわけだ。ククク・・・笑いが止まらねえ」
卯月「ぷっぷくぷ~!」
今日はここまでぴょん
卯月「こんごうさぁーん♪」
金剛「ヘイ!ウヅッキー!どうしたネ?」
卯月「えへへ、実はぁ~、提督からお手紙を預かってるぴょん♪」
金剛「Oh・・・『金剛、実はお前のことが気になって夜も眠れないんだ。今すぐバーに来てくれ。提督より』!」
金剛「最近避けられてたと思ってたけど、そういうことだったデース・・・///提督もようやく私のバーニングラァブを受け入れてくれるデース///」
卯月「早く提督に会いに行ってあげるぴょん!」
金剛「提督のハートを掴むのは、私デース!」
金剛「提督ぅー!バーニングゥ、ラアアアアアアアアア――」
提督「今だ」ポチ
金剛「アアアアアアアアアアブ?!」
ドーン!
提督「よっしゃ成功!!!」
卯月「芸術的な落とし穴の落ち方だぴょん」
金剛「うぅ~。出られないデース。提督ぅ~ヘルプミー!」
提督「バカめ!お前は俺に騙されたんだよ!天下の提督様にツバつけようとしてきた罰だ!!!」
金剛「酷いヨ・・・私はただ提督が最近タイアードだったからツバつけて直してあげようと思っただけデース・・・」グスグス
提督「ツバで疲労が治るかバーカ!!!しばらくそこで反省してろ」
金剛「うぅ・・・やっと提督と仲直りできると思ったのに・・・」グスン
提督(予想外のリアクションに罪悪感が・・・)
卯月「・・・」
後日
卯月「こんごうさぁーん♪」
金剛「ウヅッキー・・・どうしたネ?」
卯月「えへへ、実はぁ~、またまた提督からお手紙を預かってるぴょん♪」
金剛「oh・・・『この前は済まなかった。お前のことが好きすぎて意地悪したくなったんだ。謝りたいから今すぐバーに来てくれ。提督より』!!」
金剛「これは・・・提督は私のことを嫌いになったわけじゃなかったネ///やっぱり相思相愛だったデース///」
卯月「早く提督に会いに行ってあげるぴょん!」
金剛「えへへ///」
金剛「提督ぅー!バーニングゥ、ラアアアアアアアアア――」
提督「今だ」ポチ
金剛「アアアアアアアアアアブ?!」ドーン
提督「全く同じ手に二回もひっかかってんじゃねーよバーカ!!!」
卯月「ぷっぷくぷー!」クスクス
金剛「また騙されたデース・・・うー・・・」
提督「今回はあれだ。リフォーム代がかさんだ割に仕掛けを一回しか使わないのが勿体無かっただけだ。スマン!!!」
金剛「せっかく提督とまた仲良しキヨシになれると思ったのに・・・」ヒック
提督「こよしな」
金剛「・・・こんな仕打ちあんまりデース。提督はホントに私のこと嫌いになっちゃったデスカ・・・?」グスグス
提督「・・・」
卯月「しれぇかん。実はまだもう一個仕掛けがあるぴょん。ちょっとそこに立ってみるぴょん」
提督「ん?こうか?」
卯月「えいっ♪」ドーン
提督「うわああぁぁあああ?!」
ドーン!
提督「おい何すんだうーちゃん!落ちちゃったじゃねーか!」
卯月「今回はしれぇかんがやりすぎだったぴょん。反省して穴の中で金剛さんと仲直りするぴょん♪」
提督「裏切ったなキサマァアアアアア!!!」
卯月「んじゃバイバイぴょーん♪」スタコラ
金剛「提督ぅ・・・」
提督(やべぇ・・・逃げ場がねぇ・・・)
金剛「私は何をされてもフォーエバー提督ラブデース・・・意地悪されても全然辛くないネ」
金剛「提督が私のこと嫌いでも・・・私はずっとそばにいたいデース」
金剛「どんなに厳しい海域でも、絶対活躍してみせるから・・・解体だけは・・・解体だけは・・・っ」グスグス
提督「解体なんかしないよ・・・悪かったな金剛・・・」
金剛「うぅ・・・」
提督「金剛、見てくれ。落ちた時に足をちょっと擦りむいた」
金剛「・・・大丈夫デース?」
提督「だから、お前がツバつけて直してくれないか・・・?」
金剛「提督ぅー///」ペロペロ
提督「あひゅっ・・・くすぐったい///」
金剛「実は私、提督をペロペロしてツバをつけてるとき、正直興奮してマシタ。ソーリー///」ハァハァ
提督「そうか。じゃあ、好きなだけペロペロしてくれ///」
一時間後、五月雨が部屋に入るとそこにはドザエモンのように全身がベチョベチョにふやけた提督の姿が・・・!
陸奥「こら!本当にこの子はイタズラばっかして!おしりペンペン!」ペシンペシン
卯月「うわぁ~ん!!!もうイタズラは懲り懲りだぴょ~ん!!!」
※良い子はイタズラせずに、ちゃんとお母さんの言うことを聞こう!
【今晩の客:北上と愛宕】
提督「なぁ北上~」
北上「ん~?」ムシャムシャ
提督「愛宕さんってかわいいよな~」
北上「そだね~」グビグビ
提督「ぱんぱかぱ~んってやったときおっぱいがゆさってなるよな~」
北上「あっ。大井っちからのラインが30件ぐらい溜まってる」パクパク
提督「どうでもいいけどビールと枝豆似合うなお前!!!」
提督「あ~。愛宕さんに勝手に部屋掃除されて、見つかったエロ本を机の上にきっちり積んで欲しいな~。なあ北上?」
北上「いや別に」
提督「愛宕さんと一緒にザリガニ育てたい」
北上「知らないよ・・・」
提督「ザリガニに挟まれて腫れた指を、愛宕さんにしゃぶって欲しい」
北上「ザリガニ触った手はやだなぁ・・・」
提督「で、育てているうちに、いつの間にかザリガニが二人の間に生まれた子供のような存在になりたい」
北上「二人の愛の結晶ザリガニでいいの?あと日本語ちょっとおかしい」
提督「そうして思春期を迎えたザリガニの部屋でエロ本を見つけて、愛宕さんと二人、親子だねって笑い合いたい」
北上「ザリガニってエロ本読むんだ・・・」
北上「そんなに愛宕さんが好きなら、ここに呼べばいいじゃん」
提督「え、えーっ///」
北上「あ、もしもし?提督がバーで飲まないかって。うん。うん。ほいじゃねー」
提督「ねえ、今電話してたのってもしかして愛宕さん?」
北上「うん。来るって」
提督「マジかよ・・・///どうしよう・・・///」ソワソワ
北上「そわそわしすぎでしょ」
提督「ねえ、髪型とか変じゃない?」
北上「うん。いつもどおりかっこいいよー?(棒)」
提督「よし、ちょっと筋トレするか。今ならまだ間に合う!!!」
北上「意味ないでしょ」
提督「否、愛宕さんは強い男が好きなはずだ。今の俺ならイ級ぐらいならギリ勝てる気がする・・・!」
北上「愛宕さんはワンパンで勝てるけどね・・・」
しばらくして
愛宕「ぱんぱかぱーん♪」
北上「愛宕っちー。やっほー」
提督「こんばんわ///」
愛宕「提督ー♪お土産もって来たわよー」
提督「お。8年物のワインか」
北上「いいねー。痺れるねー」
愛宕「三人で飲みましょ♪」
提督「じゃあ開けるぞー」キュポン
愛宕「あっ、もうっ。開けるときにぱんぱかぱーんしたかったのにーっ!」プンスカ
提督「ごめんね・・・///(かわいい)」
提督「早速だけど、愛宕さん。サイン貰っていい?」
愛宕「へ?サイン?」
提督「そう。店に飾っておきたいから」
愛宕「私のサインなんか飾ってもお店に伯がつくかしら・・・?那珂ちゃんとかに頼んだ方がいいんじゃ・・?」
提督「いいから書いて書いて!ほら、色紙とサインペン」
愛宕「サインなんて書いたことないから自信ないけど・・・」カキカキ
『ぱんぱかぱーん♡あたご♡提督さんへ』
提督「ウヒョォォォォォ!(♡付いてるってことは絶対俺に気があるよねこれ///)」
提督(ちなみに那珂ちゃんのサインはヤフオクで1500円で売ったよ!!!)
北上「提督ー。あれやってあれ」
提督「あれって何?」
北上「いつもやってる爆笑ギャグ」
提督「無茶ぶりか・・・絶対やらないからな?」
愛宕「私もみたいなー♪」
提督「提督の鎮守府ショートコント。不知火編」
北上「・・・」
提督「ねえ。不知火、水雷戦隊って10回言ってみて」
不知火(提督)「すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん、すいらいせんたん」
提督「じゃあここは?」
不知火(提督)「ひざ!!!」
北上「・・・」
愛宕「おもしろーい♪」パチパチ
提督「提督の鎮守府ショートコント。続きまして・・・日向師匠編」
北上(まだやるんだ・・・)
提督「日向師匠、水雷戦隊って10回言ってみて下さい」
日向(提督)「航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦、航空戦艦」
提督「じゃあここは?」
日向(提督)「ひじ・・・?」
北上「・・・」
愛宕「おもしろーい♪」パチパチ
提督(愛宕さん多分よくわかってないけど笑ってくれる・・・かわいいな・・・///)
2時間後
愛宕「・・・zzz」スヤー
提督「愛宕さん寝ちゃったな~。寝顔もかわいいな~///」
北上「って言うか提督、今日のその感じだと絶対振り向いて貰えないよ?」
提督「え、何で?!」
北上「だって愛宕さんのことずっとアイドル扱いしてたじゃん」
提督「だめだったか?」
北上「アイドル扱いは嬉しいかもしれないけどさ。対等に接してくれた方が嬉しいと思うよ?」
提督「そうか?」
北上「私も大井っちに一方的に愛情を注がれてるけどさ。ちょっと何ていうか・・・逆に距離感を感じちゃうんだよね」
提督「お前が言うと説得力あるなー」
北上「伊達にクレイジーサイコレズの相方やってないからね」
提督「まあでも、愛宕さんとは今のままの距離感ぐらいがちょうどいいかもな。こんな時代だからずっと一緒にいられるとも限らないし」
愛宕「・・・」
北上「そうならないようにするのが提督とあたしたちの仕事でしょ?」
提督「おい、真面目な話になっちゃったじゃねえか」
北上「そうだね。湿っぽくなりそうだし、もうお開きにしよっか」
提督「あたごさ~ん。起きて~」
愛宕「ん~・・・」
提督「一人で自分の部屋戻れるか?」
愛宕「提督~抱っこしてベッドまで連れてって~」
提督「えっ///」
愛宕「私も甘えたくなっちゃう時があるんですっ♪」ガバ
提督「ぐへへ~」
北上「部屋に帰ったら大井っちを抱きしめてあげよう・・・」
今日はここまでデース!
>>106と>>107の間が抜けていたので追加
北上「愛宕さんは好きなタイプとかあるんですか?」
提督(ナイス北上!)
愛宕「うふふっ♪そうねー・・・」
提督「ゴクリ」
愛宕「やっぱりでんきタイプかしら。ピカチュウかわいいわよね♪」
北上「何でいきなりポケモンの話し始めたと思ったの・・・」
提督(天然な愛宕さんもかわいい)
愛宕「?」
北上「好きな男性のタイプですよ」
愛宕「ここは男の人が提督しかいないからよくわからないけど・・・・やっぱり優しい人かしら♪」
提督(クッ・・・フワッとしすぎてて全く役に立たない情報だ・・・でも愛宕さんらしいや///)
北上「そう言えば、結構飲み食いしちゃったけど、代金ってどうなるの?」
提督「そうだな・・・昨日はメンズデーだったから今日は愛宕さん割引の日だな」
北上(愛宕さん割引って何・・・露骨かよ・・・)
愛宕「うふふっ♪ラッキーね♪」
北上(あなたもラッキー!じゃないよ・・・)
提督「愛宕さんは美味しいワイン持ってきてくれたから今日のお代はいいよ」
愛宕「提督太っ腹ね~♪そういうことなら今日はいっぱい飲んじゃおうかしら♪」
北上(完全に貢ぐ男と魔性の女の構図じゃん・・・心配だなぁ・・・)
【今晩の客:大淀と隼鷹】
大淀「こんばんわ、提督。お邪魔してもよろしいですか?」
提督「よどたそ。座って座って」
大淀「聞きましたよ。このお店、結構繁盛してるみたいじゃないですか」
提督「まあ、人望ってやつかな」
大淀「駆逐艦の子達も楽しみにしてるみたいですよ」
提督「バーだから本当は大人の艦娘に来て欲しいんだよね。だから大淀さんが来てくれて嬉しい」
大淀「本当は愛宕さんだったら良かったとか思ってるんじゃないですか?提督とは長い付き合いですから分かるんですよ?」
提督「いや。大淀さんとゆっくり飲みたいって思ってたよ」
大淀「もうっ。そんなこと言ってると本気にしちゃいますよ?」
提督「大淀さんもそういうかわいこと言えるようになったんだな。着任当初は委員長キャラのクソメガネだったのに」
大淀「誰のせいでこうなったと思ってるんですか!」
イチャイチャ
大淀「でもこの店、てっきり隼鷹さんあたりが入り浸って飲んだくれの溜まり場になってるるんじゃないかと思ってました」
提督「隼鷹は来てないな。まあ出禁にしたから」
大淀「やっぱり何かやらかしたんですか?!」
提督「一回も来てないけどめんどくさいから出禁にした」
大淀「来てないのに出禁にしちゃったんですか?!」
カランカラン
隼鷹「ひゃっはー!!!やってるー?」
大淀「噂をすれば何とやらですね」
提督「おいアル中。ここはお前みたいな飲んだくれが来るようなシケた大衆酒場じゃねえだ。お洒落なバーなんだよ」
大淀「まだオシャレ路線諦めてなかったんですか・・・」
隼鷹「そう言うと思って、いいもの持ってきたぜ?」
提督「興味ねえよ帰れ帰れ」
隼鷹「じゃーん、鹿の頭の剥製だー!!!」
ジャジャーン
提督「な、なんだこれ、金持ちっぽくてカッコイイ・・・流石は豪華客船崩れだな」
大淀「カラオケマシンと同じ空間に置いても成金にしか見えませんよ・・・と言うかお願いですからこれ以上執務室に余計なもの増やさないでください」
隼鷹「そういう訳で大淀も飲みなよ。ほらほら」トクトク
大淀「私は皆さんと違って毎日任務娘ですから。ほどほどにしておきます」
提督「ん?よどよどにしときます?ダジャレ?」
大淀「言ってません!」
隼鷹「そう硬いこと言うなって~。むしろ毎日働き詰めならたまには解消しないと。ぱーっと行こうぜ!」トクトク
大淀「勝手に注がないで下さいよ。もうっ!」
一時間後
大淀「てぇとく~♪ぽわぽわします~♪」ポワポワ
隼鷹「出来上がってきたな♪」
大淀「ねぇねぇ!鹿がいりゅよ!みてみて♪」
隼鷹「ホントだ!スゲエ!」ゲラゲラ
提督「剥製だけどな。ちょっと飲ませすぎたか。大淀、水飲むか?」
大淀「いらにゃにもんっ!酔ってないもんっもぉっとお酒飲むもんっ!」
提督「お前、ほどほどにするって言ってただろ」
大淀「うるさーいい!不要なていとくは解体ぃっ♪」
隼鷹「なんか怖いこと言い始めた」
大淀「まあ一番不要なのはあたしでぇすけどねェ~・・・」
提督「急に悪い方に行ったな・・・」
大淀「私も、眼鏡以外の個性ほしぃよお。いまどき、眼鏡なんて不人気の負けヒロインだー!どかーん!」ヒック
提督「お前にはむっつりスケベっていう立派な個性があるだろ」
大淀「好きでひもぱん履いてるんじゃなぁい!」ポカポカ
隼鷹「私も好きでアル中キャラやってるんじゃないんだよね」
提督「お前はそれが素だろ」
提督「個性か・・・取り敢えず語尾を"~よど"にするっていうのはどうだ」
大淀「やーだよぉ」
提督「お前、球磨が個性のためにどれだけ苦労してるかわかってるのか?語尾は勿論、パンツはくまさんパンツだし、アホ毛は中に針金入れて支えてるんだぞ」
隼鷹「知りたくなかったなー」
大淀「艦隊司令部から入電よど!」
提督「お、結構かわいいじゃん!」
大淀「えへへぇ♪」
隼鷹「まだ足りないな・・・取り敢えず木曾からパクった眼帯付けてみるか」パチン
大淀「さらに改装れすか?ありがとうございまぁす♪」ビシ
提督「眼鏡の上から眼帯は流石に意味わからん・・・ここまできたら武蔵みたいに包帯グルグル巻にしてみよう」グルグル
大淀「くすぐったいよぉてぇとく///ふふふっ♪」
提督「見た目はこんなもんでインパクトバッチリだな、後は普段の態度とか仕草とか」
隼鷹「う~ん。からあげに勝手にレモンをかけるキャラとかどうだ?」
提督「それ普通にいるから。全然個性的じゃない」
大淀「強そうなかんじがいいよど!」
提督「じゃあ小さいボトルにウイスキー入れて、戦闘後に懐から出して飲むとかどうだ?ハードボイルドだろ?」
隼鷹「それだとアタシと被るだろ!」
提督「お前は任務中に飲むな!!!」
隼鷹「じゃあさ、デートに家から麦茶を水筒に入れて持ってくるキャラは?」
提督「だからそういう子普通にいるから!秋月とか!あるあるネタのコーナーじゃないんだよお前はさっきから」
隼鷹「とは言っても、他の艦娘にない個性が欲しいところだけど・・・鎮守府は属性の宝庫みたいなもんだからな・・・」
提督「メシマズ枠も比叡がいるし、貧乳いじられ芸人枠も龍驤がいるし、ダイナミックに中破する妙高型もいるしな」
隼鷹「妙高型というか妙高だけどな!」
提督「そうなるともういきなり毒霧を吹きかけてくるキャラ枠ぐらいしか残ってないな」
隼鷹「いいねそれ斬新だね!毒霧系ヒロイン!」
提督「うーん。もう後ひと押しだ。もう一個強烈な個性が欲しい」
隼鷹「じゃあ・・・いきなり変態っぽいこと言うって言うのはどうだ?」
提督「むっつりスケベを卒業して本格的な変態か。アリだな」
大淀「提督のパンツを油でカラっとあげてポン酢で食べたいよど!」
提督「強烈だな・・・イケるぞこれは・・・!」
隼鷹「じゃあ適当に誰か呼んで意見を聞こうぜ!」
しばらくして
木曾「呼ばれたから来てみたが・・・提督と、隼鷹と・・・」
大淀「~♪」
木曾「この包帯グルグル巻の女は誰だ・・・」
提督「当ててみろ」
木曾「全くわからん・・・」
隼鷹「だいぶイメチェンしたからね♪」
木曾「と言うか失くしたと思った俺の眼帯つけてるじゃねえか!!!」
大淀「返して欲しかったら私が誰か当てるキソー!」
木曾「馬鹿にしてんのか!!!」
提督「取り敢えずビールとからあげな」コト
大淀「提督のパンツを油でカラっとあげてポン酢で食べたいよど!」
木曾「何言ってんだコイツ!!!ビジュアルもヤバイけど中身も滅茶苦茶ヤベエやつだな・・・」
大淀「すかさずレモンじゅわー♪」ジュワー
木曾「ヤバイやつかと思ったけどレモンをかけてくれるとは気が利くな・・・と言うかこれ本当に普通の唐揚げだよな?提督のパンツじゃないよな・・・?」
大淀「ふぅ・・・戦いの後はやっぱりこれですよね」グビグビ
木曾「いきなりスキットルでなんか飲み始めたぞ・・・バーボンが好きなのか?」
大淀「麦茶です」
木曾「麦茶かよ!!!」
大淀「毒霧くらえ!ブーッ!!!」
木曾「うわっ!!!麦茶かけてきやがった!!!マジで何なんだコイツ!!!」
大淀「うふふ♪」
木曾「提督、確かに個性は強烈なやつだが・・・俺はこんなイカレたやつと出撃したくない」
大淀「パンツ見たい?見たいの?私のパンツで鰭酒飲みたい?」
提督「見たーい!パンツみたーい!鰭酒飲みたーい!」
木曾「俺は別に・・・」
大淀「ほらっ・・・♪」ピラ
木曾「ヒモパン・・・お前、大淀か?」
提督「やっぱりそこでわかっちゃうか~」
隼鷹「個性ってむずかしいね~」
翌朝、大淀のベッド
大淀「死にたいよ"ぉ~!提督に会いたくないよ"ぉ~!」ジタバタ
【今晩の客:足柄】
足柄「こんばんわ~」
五月雨「いらっしゃいませ!」
提督「注文は?」
足柄「マティーニと・・・おすすめのアミューズをお願いするわ」
五月雨「アミューズって何ですか?」
提督「おつまみのことだな」
五月雨「足柄さんって大人の女性ってかんじでかっこいいなぁ」
提督「じゃあはい。カレーパン」
足柄「うーん。最近カレーパンばっかり食べてたからちょっとね~。もうカレーパンはしばらく見たくもないのよ。何か他の物ないかしら」
提督「じゃあ、はい、うまい棒」
足柄「うまい棒かぁ・・・お酒に駄菓子っていうのもたまには悪くないかもね・・・」
足柄「ってこれカレー味じゃない!カレー系はやめて!」
提督「じゃあ、はい、板チョコ」
足柄「板チョコね。ウィスキーとならチョコも合うし、まあいっか」パク
足柄「ってこれカレーのルーじゃない!!!」
提督「足柄さんはわがままだな・・・じゃあもうこれだボンカレー」
足柄「とうとうカレーそのまま出してきやがった!!!」
五月雨「提督・・・意地悪するのはやめてあげたほうが・・・」
足柄「そうよ!じゃあもう五月雨ちゃんにお願いするわ、おつまみ頂けるかしら?」
五月雨「わかりました!任せてください!」
提督「まあ五月雨なら大丈夫だろうな」
五月雨「はい、チーズの盛り合わせです!!!」
足柄「そこはカレーを持ってきなさいよ!!!」
五月雨「なんで?!?!?!」
提督「足柄さんは笑いに飢えた狼なんだよ・・・」
足柄「ねぇ、提督?ケッコンカッコカリってあるじゃない?もう誰とするか決めたの?」
提督「まだうちの鎮守府じゃそんな練度に達してる奴がいないだろ」
足柄「はぁ・・・ロマンがないわね~男ならバチッと決めなさいよ」
提督「あの指輪は装備みたいなモンだし、やり方によっちゃ大本営から何個も貰えるんだぞ?むしろロマンなんかないだろ」
足柄「じゃあ、ケッコンカッコガチの方はどうなの?やっぱ愛宕さん?」
五月雨「・・・」ドキドキ
提督「それはまだ考えてないな」
五月雨(提督が結婚したら一緒にいられる時間が少なくなっちゃうと思ったけど・・・よかったぁ)ホッ
足柄「じゃあ、私と結婚する?」
提督「足柄さんさぁ、俺の事別にそんなに好きでもないだろ」
足柄「よく考えたらそんなに好きでもなかった」
提督「だろ?」
足柄「あぁ~~~~結婚したいよ~~~」
提督「出会いがないからね。しょうがないよ」
足柄「私なんかどうせ・・・かわいくないし・・・」
提督「そんなことないよ。美人だし、年下の男は足柄さんみたいな人好きだよ?」
足柄「提督は私のどんなとこがそんなに好きなの?」
提督「えっ・・・頼れる気さくなお姉さんだけど、実は寂しがり屋みたいなギャップ萌えかな」
足柄「そう?でも私を好きでいてくれる提督とは結婚する気ないし、このままじゃ生き遅れちゃう~~~」
提督「五月雨、酔った足柄さんはマジでウザイけど、慰めてあげないとめんどくさいから気をつけるんだぞ」
五月雨「えっ・・・はい!」
足柄「もうさぁ~。五月雨ちゃんと結婚したい。めっちゃいい子だし」ナデナデ
五月雨「そ、そんなことないですよ~///」
提督「五月雨はお前にはやらん!!!むしろ俺が結婚する!!!」
五月雨「えーっ・・・///」
足柄「五月雨ちゃんは私と提督どっちと結婚したい?」
五月雨「えっと・・・その・・・」
提督「俺だよな?」
五月雨「えっと・・・提督と足柄さんが結婚して私が二人の娘になるのが一番いいと思います!」
足柄「いい子だなぁ~」
提督「いい子やで~」
足柄「私もドジっ子になれば愛されキャラになれるかな~」
提督「ドジっ子を意識的にやったらもうそれただの迷惑な人だからね」
足柄「え~。なんかいい方法ない?五月雨ちゃん」
五月雨「えー・・・いい方法って言われても・・・」
提督「だよな。ドジっ子は生まれ持っての才能みたいなもんだし」
五月雨「あ!パンを咥えて走るのがいいと思います!」
足柄「ベタね~。曲がり角でイケメンと結婚を前提にぶつかったりして」
提督「結婚を前提にぶつかるってなんだよ・・・当たり屋かよ」
五月雨「前に私、朝時間がなくてパンを咥えたまま鎮守府正面海域に出撃したことがあるんですけど・・・」
足柄「パンを咥えたまま出撃?!」
五月雨「その時こけちゃってイ級とごっつんこしちゃったんですよ」
足柄「ごっつんこってアナタ・・・」
五月雨「でもいい感じにイ級のみぞおちに肘が入ってそのまま撃沈しちゃいました!」
足柄「なんか色々すごい話ね・・・」
五月雨「パンは海に落ちちゃって食べれなかったけど、提督は"ドジだなー"って笑ってくれました!」
足柄「いやほのぼのエピソードみたいに言うけど結構危ないところだったじゃない!」
五月雨「という訳で、パンを咥えて走るといいことあるかもしれませんよ!」
足柄「なるほどね!五月雨ちゃんが言うなら間違いないわ!試しに私もやってみようかしら!」
提督「確かにパンを咥えた女の子とぶつかるってシチュは男の憧れみたいなところあるしな」
五月雨「でしょ!でしょ!」
足柄「早速私もやってみるわ!提督!何かパンを頂戴な!」
提督「はいよ!」
五月雨「足柄さん!頑張ってください!」
足柄「いくわよ・・!」パク
足柄「・・・」
足柄「ってこれカレーパンじゃない!!!!!カレーはもういいのよ!!!!!」
カレーパンを咥えて夜の鎮守府を走った足柄は無事赤城とぶつかり、赤城は夜食をゲットしましたとさ。
【今晩のお客:那珂と川内】
川内「夜戦だー!」
那珂「なっかちゃんだよー!」
提督「お、夜戦バカたそ~、那珂ちゃんたそ~。注文は?」
川内「夜戦で!!!」
提督「ビールでいいか?」
川内「夜戦!!!」
提督「はい、ビール一丁~。那珂ちゃんは?」
那珂「ジンジャーハイと牛すじ煮込みと・・・あ、週刊青葉のクーポン使える?」
提督「アイドルの癖にクーポン使うのかよ・・・」
川内「那珂ちゃんは私のwifi勝手に使うからね。地下アイドルの癖にね」
那珂「地下アイドルじゃないもん!鎮守府のアイドルだもん!確かにライブの費用は自前だけど・・・」
川内「そう言えば明日は那珂ちゃんの定期ライブだよな」
那珂「そうだよ提督!チケット買って!」
提督「いつも顔合わせてるのわざわざライブ見に行くやつなんかいるのかよ・・・」
那珂「ライブに来てくれないと・・・泣いちゃうぞ?」ウルウル
提督「解体したいなコイツ・・・」
提督「牛すじ煮込みうまいか?外ちゃん」
那珂「那珂ちゃんだよ!なんなのその雑な間違い方!」
川内「そうだよ提督、バカちゃんだって傷つくよ!」
那珂「おい!!!バカはお前だろ夜戦バカ!!!」
提督「まあタカちゃんはいじられキャラが似合うしいいんじゃない?」
那珂「もうタカちゃんでもいいよ・・・アイドルだしいじられキャラは本当は嫌なんだけどなぁ・・・」
提督「じゃあ川内ちょっと那珂ちゃんだよーやってみ?」
川内「えぇ・・・なっかちゃんだよぉ///」モジモジ
那珂「そんなに恥ずかしがる?!」
提督「かわいいだろ?これでいいんだよこれで。那珂ちゃんは地下アイドルらしい初々しさが足りない」
那珂「そういうもんかなぁ・・・・・・・いや地下アイドルじゃないよ!!!」
川内「あと前髪が短いからじゃない?もっと王道っぽい感じで行けばアイドル扱いしてくれるかもよ?」
提督「前髪伸ばせ潜水艦カ級ぐらい」
那珂「長すぎだよ!!!」
提督「例えばさぁ・・・セクハラしがいがある艦娘ランキングみたいなのあるとするだろ?」
那珂「・・・うん」
提督「そうすると五十鈴とか摩耶とかが上位に来るわけ」
川内「ドМかよ!」
提督「だけどさ、那珂ちゃんは足柄さんと最下位争いになるわけ。なんでかわかる?」
那珂「知らないよぉ・・・」
提督「那珂ちゃん今何色のパンツ履いてるの?」
那珂「・・・もう、提督さんの、えっち♡」
提督「はいダメ~。足柄さん以下」
那珂「何で?!」
提督「お前がやると大御所プロデューサーに抱かれまくっててセクハラ慣れしてる感じがする」
川内「実際抱かれてるから仕方ないよね」
那珂「いや抱かれてないよ!!!」
提督「ほら、那珂ちゃんももっと飲みなよ~」ヒック
川内「そうだよ~。夜は長いよ~」ヒック
那珂「酔っぱらいの相手はやだよぉ・・・」
提督「盛り上がってきたところで、那珂ちゃんあるある言いたい!!!」
川内「よっ!待ってました!」
那珂「那珂ちゃんあるある?!」
提督「那珂ちゃんの貯金箱を壊した時にありがちなこと」
提督「燃料と弾薬と鋼材がちょっとずつ出てくる」
川内「あるよね~」
那珂「ないよ!!!その貯金箱、艦娘は絶対壊したくないやつだよ!!!」
提督「那珂ちゃんのツイッターにありがちなこと」
提督「フォロワーが2411人だ」
那珂「botの方が多いじゃん!もっといっぱいいるもん!」
提督「サイゼのミラノ風ドリアの写メをドヤ顔でアップする」
那珂「ティーン雑誌の読モでもそれはやらないよ!」
提督「続いてパチンコ屋の営業編」
那珂「行ったことないし!そんなしみったれた売り方しないし!」
提督「握手会が終わったあとに客としてパチンコしていくが違和感がなさすぎて気づかれない」
那珂「芸能人オーラあるもん!!!アイドルはパチンコなんかしないもん!!!」
提督「那珂ちゃんが犯罪者になって密入国するときにありがちなこと」
那珂「密入国?!前提からしてないよ!!!」
提督「一度燃料と鋼材に解体してから税関を通す」
那珂「便利だね?!?!」
川内「でも結局弾薬が見つかって強制送還されるまでがあるあるだよね」
那珂「解体ネタやりたいだけだよね????!」
那珂「・・・もうやだ」
提督「え?」
那珂「何で二人とも那珂ちゃんをそんなにいじめるの?!」
提督「本当はオイシイと思ってるんだろ?」
那珂「思ってないもん!!!もう、こうなったら那珂ちゃんもいっぱいお酒飲んで暴れてやるもん!!!」
川内「待ってたよ、その言葉!!!」
那珂「二人もゲロでトイレが詰まるまで付き合ってもらうからね!!!覚悟してよ!!!」
【翌朝:0700】
提督「うぅ・・・あったまいてぇ・・・飲みすぎた・・・執務室でそのまま眠っちまってたか・・・」
川内「zzz・・・」
提督「おい起きろ那珂ちゃん・・・」
川内「・・・んん・・・私は那珂ちゃんじゃない・・・川内だよぉ~」
提督「えっ・・・だってお前その髪型・・・」
川内「えっ・・・あれ・・・ってうわああああああああ!!!前髪が短くなってるうううううう!!!」スカッスカッ
提督「うるさいよ!!!頭に響くからやめてくれ・・・」ガンガン
川内「私の前髪・・・何で?!昨日の夜の記憶がない・・・」
提督「俺も・・・」
川内「・・・ん?提督・・・ちょっと後ろ向いてみて」
提督「は?どうかしたか?俺のケツに魚雷でも刺さってるか?」
川内「・・・うん。刺さってるよ」
提督「バカ。そんなわけ・・・」サワ
提督「ってウワアアアア!!!マジで刺さってるじゃねーか!!!!!」
川内「うははっ!」ゲラゲラ
提督「うおお”おおおおお”おっ・・・」ヌポン
川内「提督の貴重な産卵シーンだ!」パシャパシャ
提督「ハァハァ・・・マジでどんな酔い方したらこうなるんだよ・・・部屋の中滅茶苦茶だし」
川内「こういう映画見たことある!」
提督「顔面にマイク・タイソンのタトゥ入ってなくてよかったぜ」
ガチャ
大淀「おはようございます、提督・・・!」
提督「おはよう大淀・・・」
大淀「昨晩は随分酔っていらしゃったようで・・・」
提督「まあな・・・二日酔いだが今日は艤装の一斉メンテで出撃は近海の哨戒だけだったはず」
大淀「はい。・・・そうですね。レーダーにも深海棲艦の影はありませんし、本日は演習と遠征で午後はまあ、休暇といったところでしょうね」
提督「そうか・・・悪いが少し寝させてくれ」
大淀「もう、しょうがないですね・・・」
提督「演習は監督するからそれまでな」
大淀「あと、一つ報告があります」
提督「何だ?」
大淀「今朝の点呼で那珂ちゃんが部屋にいないという報告があるのですが・・・」
川内「・・・」
大淀「執務室にいるなら特に問題ありませんね・・・那珂ちゃんは本日の秘書艦ですのでよろしくお願いします」
川内(私のこと那珂ちゃんだと思ってる)クスクス
大淀「それとこれが昨日付けの資材の備蓄残高です。チェックしておいてください」
提督「おう。分かった」
大淀「それでは・・・何かありましたら私は通信室にいますので」
提督「・・・うん。燃料が20000弱か・・・」ペラペラ
川内「那珂ちゃん、どこいったのかな」
提督「まあ酔ってトイレかどっかで寝てるんだろ」
川内「そうだよね。まあ今日はライブだし、それまでには戻ってくるよね」
提督「そうだな・・・ん?なんか資材の量が計算が合わないぞこれ・・・」
川内「大淀さんも間違えることあるんだね」
提督「燃料が2単位多い・・・弾薬が4単位・・・鋼材が11・・・」
川内「・・・」
提督「・・・」
提督「酔った勢いで那珂ちゃん解体しちゃった?!?!?!?!?!」
川内「ええぇええええええ?!」
今日はここまでです
しばらく那珂ちゃん編が続きます
提督「まさかな・・・そんな訳無いだろ・・・」アセアセ
川内「まさかね・・・ははは」
提督「ヤバイだろ!!!どうしよう!!!」
川内「うわああああああ」
提督「落ち着け・・・いくら俺でも酔って艦娘を解体するなんてそんな訳ない!きっと資材が増えてるのは大淀さんが眼鏡をかけ忘れちゃったんだ!」
川内「とにかくすぐ那珂ちゃんを探しに行こう!!!」
提督「昨日一緒に飲んでたんだから・・・なんか手掛かり探せ!!!何でもいい」
川内「取りえず、那珂ちゃんの番号に電話をかけよう!」ポチポチ
トゥルルル
『もしもし?』
川内「もしもし?!那珂ちゃん?!」
明石『明石です』
川内「え?何で明石さんが那珂ちゃんのスマホ持ってるの?!」
明石『昨日のこと覚えてないんですか?・・・だいぶ酔ってましたからね』
川内「とにかくすぐそっちに行くから!!!」
工廠
提督「よう明石・・・それより何だ・・・床になんかベタベタしたもんが一杯落ちてるけど・・・」
川内「なにこれ・・・ピンクのネチョネチョしたでっかい塊が大量に落ちてる・・・キモ」
明石「いやあなたたちのせいでしょうが!!!こっちは掃除で大変なんですよ?!」
提督「もしかしてだけど・・・これ、那珂ちゃんの肉片とかじゃないよな?」
明石「そんなわけ無いでしょ!!!怖いこと言わないで!!!」
提督「すまないが俺たち、昨日の夜の記憶が無いんだ・・・説明してくれないか?」
明石「分かりましたよ・・・」
【昨晩:1100】
那珂「あーもう。芸能人なんてぇ。ホンっトロクな奴いないんだよォ?!寝起きドッキリの時なんかさぁ・・・」
提督「那珂ちゃんさん酔うと芸能界の愚痴言いまくるのな!!!」
川内「そう言えばさ・・・明石さんが工廠で夜な夜な何か凄いもん作ってるらしいよぉ。メチャデカイ兵器みたいな隠してるってさ」
提督「マジかよ!!!ガンダムとかか!!!」
那珂「ガンダム・・・お台場・・・テレビ局・・・ぶっ壊すしかないねェ!!!」
提督「面白そうじゃん!!!明石ならガンダムぐらい作れるかもな。工廠に乗り込んでガンダムでいっちょテレビ局ぶっ壊してくるか!!!」
川内「いいねー!!!面白そうじゃん!!!」
工廠
提督「ガンダムはどこだ!!!」
明石「うわっ・・・提督!こんな時間に何か御用ですか?!」
那珂「おう明石ィ!!!何かみんなに内緒でスゲェもん作ってるらしいなァ」
明石「うわっ那珂ちゃん酒臭っ?!」
川内「見せてよ見せてよ!!!」
明石「ふふっ。バレてしまっては仕方がないですね!!!私が秘密裏に作っていたのは・・・」
明石「巨大ガム製造マシンです!!!」ドヤァ
川内「出たドヤ顔」
提督「ガムって何だガムって。わかりにくいボケやめろよ」
那珂「ガムが何かの隠語なんじゃないの。チャカが拳銃みたいに、ガムは・・・ガンダム?」
明石「ガンダムのことガムって言う人いないよ?!じゃなくて食べるガムです!」
提督「装備を作れよ装備を!ガンダムとか!」
明石「やけにガンダムにこだわりますね・・・」
川内「何でガムなんか作ってるの?」
明石「実はですね・・・赤城さんがあまりに大食らいで鎮守府の食料を大量に消費してしまうので、赤城さんの空腹を紛らわすために巨大ガムを製造していたんですよ」
提督「お前やっぱり天才だな・・・」
明石「因み、このぐらい大きなガムです」ドヤァ
川内「デカっ!!!」
提督「40センチ四方で厚さ5センチぐらいあるじゃねーか!!!」
那珂「赤城さんこんなデカいガム食べてたんだ」
明石「よかったら工場見学していきます?」ドヤァ
川内「いいねぇ!!!」
ガム工場
明石「どうですか?壮観でしょ」
提督「すげぇな・・・デッカイ機械がいっぱいある・・・」
明石「これが、原料をドロドロにして混ぜるタンクです」
川内「妖精さんが働いてる・・・なんかチャーリーとチョコレート工場みたいだな」
那珂「ガンダム乗りたかったのに・・・!」
明石「これが最後の工程で、薄く伸ばしたガムを赤城さん規格にカットする裁断機です。危ないですから気をつけてくださいね・・・」
川内「へぇ・・・こっからガムが出てくるのか。できたてそのまま食べちゃおうかな」ジー
明石「川内さん危ないっ!!!」
バツン
川内「どわあああああっ!!!」
提督「おい!!!川内!!!脳みそハミ出てるぞ!」
明石「出てないですよ!!!怖いこと言わないで!!!」
川内「危なー・・・あれっ前髪が・・・」スカッスカッ
提督「丁度那珂ちゃんと同じぐらいの長さになったな・・・お前ら姉妹区別つかんぞ」ゲラゲラ
那珂「前髪だけでよかったねぇーっ!・・・チョコレート工場のクソガキみたいに輪切りにならなくて!!!」
ガガガピーガガガー
川内「何か・・・この機械、変な音してない?」
明石「前髪が詰まって機械が故障しちゃったかも」
シュウウウウウ
提督「煙出てる!!!ヤバイってこれ!!!」
明石「爆発する!!!逃げて!!!」
ドッカーン!!!
――――――
――――
――
明石「ってな感じで・・・ななたたちはそのまま逃げたわけですよ」
提督「その時那珂ちゃんがスマホを落として、明石が拾ったのか」
川内「私の前髪・・・ガムのトッピングになってたんだね・・・」
提督「で、この床に落ちてるネチョネチョはガムか・・・」
川内「その後私たちがどこに行ったかわかる?」
明石「いえ・・・」
提督「那珂ちゃんがその時までいたのはわかったけど・・・手がかりが途切れたな・・・」
日向「話は聞かせてもらってたぞ」
\ババーン/
提督「師匠・・・!」
日向「私が来たからにはもう安心してくれて構わんぞ」グチャァ
川内「どうでもいいけど思いっきりガム踏んでるよ?!」
明石「日向さんは巨大ガムを両足で踏んで身動き取れない状態なの」
川内「どっちかと言えば困ってるの日向さんの方だった!」
日向「ふむ。君たちは那珂ちゃんと連絡が取れなくて困っている・・・そうだな」
提督「そうなんです。力を貸してください師匠!」
日向「そういう事ならズイフォンを使って電話をかければいい」
提督「・・・いや、那珂ちゃんの携帯は明石が持ってるので・・・」
日向「・・・今回ばかりは私ができることはなさそうだな」
提督「・・・」
川内「・・・」
提督「なら瑞雲を飛ばして那珂ちゃんを探して欲しいんだけど」
日向「今日は何せ艤装の一斉メンテだからな・・・悪いが瑞雲は出せない」
提督「・・・」
川内「・・・」
日向「しかし暇だな。おかげで暇過ぎて散歩などしていたらこの有様だよ。ははは」
提督「・・・」
川内「・・・」
提督「明石、何かないの?那珂ちゃん製造マシーン的なもの」
川内「もう新しい那珂ちゃん創る方向で行くの?!」
明石「それは無理ですけど、いいものがありますよ!」
ジャジャーン
提督「何これ」
明石「新フレーバーのカレー味のガムです!」ドヤァ
川内「いやそういうことじゃなくて」
提督「しかも何だよカレー味のガムって比叡みたいな発想・・・」
明石「カレーは誰でも好きだからこれならみんな喜ぶはず!」グチャァ
提督「よく見たらお前もガム踏んどるやないかい!!!」
川内「提督・・・もう行こう」
提督「そうだな」
明石「あ!ちょっと!動けないんですよ助けてくださいよ!・・・って行っちゃった」
日向「・・・」
明石「・・・動けないと暇ですね」
日向「そうだな」ピコピコ
明石「何やってるんですか?」
日向「ボンバーマンだ。ズイフォンにアプリを入れればこんな時の暇つぶしもできる」
明石「いいなぁ」
日向「君もやるか?丁度ズイフォンが2台ある」ポイッ
明石「瑞雲ってすごい!」
日向「なあ、伊勢ってちょっとボンバーマンに似てないか?」ピコピコ
明石「あー。確かにちょっと似てるかも・・・」ピコピコ
食堂
提督「取り敢えず食堂まで来た。事情を知ってそうなやつを探そう」
川内「うん!」
金剛「提督ゥ!バーニングラアアアアアァァァァブ!!!」
提督「おう金剛。今忙しいんだ」
金剛「酷いデース・・・昨日ベッドの上であんなに激しく愛し合ったのに・・・///」
提督「はぁ?!?!?!」
川内「マジで///」
金剛「酔った勢いとは言え、提督と一つに慣れて嬉しいデース///」
川内「ちょっと提督・・・///」
提督「金剛・・・すまんが覚えて無いんだ・・・昨日何があったか教えてくれ」
金剛「いいデースよ///」
【昨晩:0000ガム工場爆発後】
川内「危ないところだったね!」
提督「クチャクチャ」
那珂「何食べてんの提督」
提督「さっきのガム。どさくさに紛れて一個パクってきた」
川内「美味しいのそれ?」
提督「なんかアメリカのお土産みたいな雑な味・・・これをうまいっていうのは赤城ぐらいだろうな」
那珂「折角巨大ガムあるし、これ使ってなんか遊ぼうよ」
川内「いいねぇ!誰かの髪の毛にくっつけよう!」
那珂「中学生かよ!」
提督「そういう事なら金剛だな!!!」
川内「でももう寝てるんじゃない?」
提督「金剛は寝るとき部屋の鍵閉めないって言ってたな。いつ夜這いされてもいいようにって」
那珂「夜這いと見せかけてガムでイタズラって最高じゃん!!!」
戦艦寮・金剛の部屋
ガチャ
金剛「・・・zzz」スヤァ
那珂「おはようございま~す♪」コソコソ
川内「女の子部屋っていい匂いするなぁ」クンクン
那珂「男子中学生か!」
提督「これからイタズラされるとも知らず呑気に寝顔晒しやがって」ニヤニヤ
川内「取り敢えず、おっぱい揉んどきなって提督///」
那珂「男子中学生か!」
金剛「・・・zzz」スヤァ
提督「こいつ黙ってればマジで美少女なんだな・・・」
那珂「早くやろうよ!起きちゃうよ!!!」
提督「よし、早速いくか。この水に浸してこねたネチョネチョのガムを・・・」
那珂「うわぁ、バスケットボールぐらいの大きさあるよ・・・」ニヤニヤ
川内「どうするの?どうするの?」
提督「顔面にドーン!!!」ベチャァ!
金剛「むぐっ・・・?!」
川内「本当にやりやがった!」ゲラゲラ
那珂「うはは!!!」
那珂「ドッキリ大成功ー!!!金剛さん、ドッキリだよー!!!」
金剛「・・・」
提督「なんか大人しくなったな・・・取り敢えずはがしてやるか」ネチョネチョ
金剛「・・・」シーン
提督「ヤバイ!!!コイツ息してない?!?!?!」
川内「金剛姉さんが窒息死した?!?!?!」
那珂「やばいよ!!!死体隠さなきゃ!!!」
提督「お、落ち着け!まずは人工呼吸だ!!!」
川内「マウストゥーマウス・・・///」
那珂「男子中学生か!」
提督「人工呼吸か・・・やるのは自衛官時代ぶりだな・・・軍隊じこみのガチの人工呼吸を見せてやるぜ」
川内「早くやれよ!!!」
提督「大丈夫ですかー!大丈夫ですかー!!!」トントン
提督「意識なし、気道確保。あなたはAEDをあなたは救急車をお願いします」
那珂「それ教習所のやつ!!!早く!!!」
提督「金剛死ぬなー!愛してるぞー!」ブチュゥ
金剛「・・・///」ペロペロ
提督「うわっ!!!こいつ舌入れてきやがった///」
金剛「提督ぅ♪グッドモーニン♡」ガバ
提督「こいつ起きてるぞ!逃げろ!」スタコラ
川内「ひええええ」スタコラ
―――――
―――
―
金剛「という訳デース」
提督「一線は超えてなかったか・・・でも、俺お前とベロチューしちゃったの?///」
金剛「デース///子供できちゃったヨ提督・・・責任とってネ♪」
提督「お前キスで子供ができると思ってるタイプのアレか・・・」
川内「まあ舌なんか入れたら絶対子供できちゃうよ・・・///」
提督「お前もかい!!!・・・今度香取姉さんあたりに性教育の授業やってもらうか」
金剛「提督ぅ・・・昨日は酔った勢いだったけど、もう一回キスして欲しいデース」
川内「二人目デキちゃうよ///」
提督「そんなジャンジャン生まれてくるシステムじゃないよ」
金剛「二人目も仕込んで欲しいデース!種付プリーズ♡」
提督「ピュア勢かと思ったらその辺のワードセンスエグいなお前・・・」
金剛「早く早くー!ハリー!」ンー
提督「わかったから目ェつぶってろ」
金剛「ンー///」
金剛「・・・」
金剛「・・・」
金剛「・・?」
金剛「いない・・・提督は意外とシャイボーイデース!そんなところもカワイイネ!」
今日はここまでデース
一回辺りの更新少なくてごめんなさい
完結はさせるので
提督「なんとか金剛から逃げ切ったな・・・また工廠に戻ってきたか」
川内「あそこで私が代わりにキスしてたら面白かったかな」
提督「○時ぐらいまでは那珂ちゃんが一緒いたことは分かったけど、また振り出しに戻ったな」
川内「ねえねえ提督。ホントのところ子供ってどうやって産まれてくるの?」
提督「艦娘に聞かれたら困る質問ナンバーワンなんだよなそれ」
川内「ねえねえ!」ユサユサ
提督「それはね野戦バカたそ。愛し合う夫婦のところに瑞雲が運んできてくれるんだよ」
川内「はぐらかさなでよ!何かエロい事するってところまではわかってるんだから!」
神通「川内姉さん、その質問には私が答えます・・・」
川内「お、神通・・・いたんだ!」
神通「赤ちゃんは果たしてどこから産まれてくるのでしょう・・・それは・・・」
提督「頼むから空気読んでくれよ」
神通「あるものをあるところにブチ込んで艦娘は生まれてくるのです」
川内「あるのも・・・?」ワクワク
提督「おま・・・!」
神通「資材を建造炉に投入するのよ」
提督「まあ間違ってはいないんだけどさ・・・」
川内「そっか。私は資材から産まれてきたのか・・・お父さんもお母さんもいないんだね・・・そうだよね・・・」
提督「ほら神通。お前の姉ちゃんが艦娘と人の決定的な違いに気づいてショック受けてるぞ」
神通「そんなことより、提督。執務室にあったこの資料、資材の残高ですよね」
提督「ギクゥーッ!」
神通「燃料と弾薬と鋼材が、少し多めに計上されてますよね」
提督「ギク、ギクゥーッ!」
神通「那珂ちゃんが昨日の夜から帰ってないので、探してみたんですがどこにも見当たりませんよね?」
提督「ギック~ッ!」
神通「那珂ちゃんを解体したんですか?」ジトォ
提督「し、してないよ~」
神通「提督。先ほどの話に戻りますけど、艦娘は建造で生まれてくるんですよね」
提督「う、うん」
神通「那珂ちゃんはもういません。解体した艦娘は戻って来ない、ならばもう一度建造すればいいんですよ」
提督「神通、お前大丈夫か?何か目の焦点が合ってないぞ・・・」
神通「今から大型建造炉に資材をMAX投入すれば・・・那珂ちゃんにまた会える・・・」
提督「落ち着け!大型建造じゃ那珂ちゃんは出ない!むしろ出たら色々困るんだよ!!!」
神通「資材をいっぱい使って建造してあげれば那珂ちゃんも喜ぶはず・・・うふふ♪」
提督「おいおい・・・」
神通「大型建造!資材マックス投入!」ガラガラ
7000 7000
7000 7000
提督「おい、野戦バカ!妹を止めろ!」
川内「やっぱり、あれかな・・・秋雲先生が言ってたおしべとめしべがどうのこうのって」
提督「まだ言ってんのかお前!!!」
神通「開発資材は100個投入っと」
提督「うわあああああああ!!!やめろぉおおおおおおお」ガシ
神通「離してください!!!」ジタバタ
提督「よし!このまま明石のところに連れて行くぞ!!!」
工廠
提督「暴れるな神通!!!いつものおしとやかなお前はどうした!」ズイズイ
神通「離してください!!!那珂ちゃんを建造しなきゃ・・・!」ジタバタ
日向「爆弾をキックして突撃・・・これだ」ピコピコ
明石「くらえキック返し!」ピコピコ
川内「なんかボンバーマンやってる?!」
提督「神通、悪いがしばらくここに居ろ」
神通「これじゃ、動けません」ベタァ
提督「やっぱりこのガム何か兵器として使えるんじゃないか?」
川内「トリモチ的な?」
提督「そういう訳で神通が変なことしないように見ててくれ」
明石「お腹すいたなぁ。キラキラ」チラチラ
提督「ガムでも食ってろ」
明石「どうしよっかな、ボンバーマンに夢中で目を離しちゃうかもしれないなぁ」
提督「くっ・・・間宮な。わかったわかった」
川内「よし、那珂ちゃんを探しに行こう!!!」
日向「神通、君もボンバーマンやるかい?」
神通「・・・」
日向「伊勢ってボンバーマンに似てると思わないか?」
神通「似てるかもしれないですね・・・」
明石(伊勢さんがボンバーマンに似てる説推すなぁ・・・)
演習場
提督「那珂ちゃんを探すのも大事だが、執務もこなさないとな」
川内「もう演習終わってるけどね。今日の演習はは妙高型の姉さん達だったみたいだよ」
妙高「あ!提督。どうしてあなたはいつもつも私たちとの約束事忘れるのですか!」
提督「悪かったよ、みょこたん」
妙高「みょ、みょこたんと言うのは私のことですか・・・?」
提督「そうだぞ。君たち妙高型にはカワイイあだ名を考えておいたぞ」
足柄「あだ名ねぇ」
那智「カワイイあだ名などいらん」
羽黒「羽黒は・・・提督が呼びやすいいように呼んで頂ければ・・・」
提督「まず妙高はみょこたんだろ?」
妙高「みょ、みょこたん・・・///」
提督「で、那智はなっちゃんだろ?」
那智「フンッ!そんなカワイイの私には似合わんだろ・・・///」
提督「羽黒は、はぐはぐ」
羽黒「はぐはぐ・・・///」
提督「足柄さんは」
足柄「・・・!」
提督「飢えた婚活ババア」
足柄「待て待て待て待てーーーい!!!誰が飢えた婚活ババアだコラァ!!!」ビシィ!
足柄(来ると思ってた!!!会心のツッコミ決まったァ!!!)
提督「みなさんこれが笑いに飢えた狼です」
提督「ところでさ、飢えた婚活ババア」
足柄「おい!!!」
提督「ごめんごめん飢えた婚活ババアさん」
足柄「そういうことじゃない!!!」
提督「昨日さ、那珂ちゃん見なかった?」
妙高「那珂ちゃんなら、昨日の夜一緒にいたじゃないですか」
川内「見たの?!」
那智「昨晩、浜辺でランニングしてたとき、貴様ら三人でいたのを見かけたぞ」
羽黒「照明弾を花火みたいにして遊んでました・・・」
提督「我ながら何やってんだ・・・」
川内「提督、浜辺に行けば何かわかるかも知れないよ!行こう!」スタコラ
提督「おう!じゃあな!みょこたんず!」スタコラ
足柄「・・・ったく提督にはホントに困ったものね?はぐはぐ?」
羽黒「は、はぐはぐは・・・提督はいい人だと思います・・・///」
足柄「はぐはぐ気に入ってるんだ・・・」
那智「しかし、あやつは忘れっぽいというか・・・何やらバーをオープンしたと言うから、MVPを取ったら奢る言ったのに、それも忘れてるみたいだ」
足柄「私は行ったけど、全然大したことない店だったわ。私のこと口説いてくるし」
羽黒「そ、そうなんですか・・・?」
足柄「提督はねぇ・・・確かに見た目も悪くないし、優しいけどちょっと子供っぽいところがねぇ」
妙高「足柄、あなた提督のこと本当はそこそこ好きなんじゃないの?」
足柄「馬鹿言わないでよ。確かに私のこと好いてくれてるのは正直悪い気はしなけど。私って罪な女ね」
那智「提督は愛宕のことを恋い慕っていると聞いたが」
足柄「あれはポーズよ。露骨に男好きする愛宕なら角が立たないしみんな納得するって提督は思ってるのよ」
妙高・那智・羽黒「・・・」
足柄「本当は私が本命なのに、ハッキリしない男ってダメよね」
妙高・那智・羽黒「・・・」
足柄「まあ。もし結婚相手が見つからなかったら、そのときは結婚考えてあげてもいいかもね」
妙高・那智・羽黒(いや止まんねえなアンタ!!!)
足柄「あんなダメ男と結婚しても幸せになれないってわかってるのに、私も馬鹿よねー。私がみたいなのがついてないとダメよねああ言うのは」
妙高・那智・羽黒(どっちかと言うと乗り気だこれ!!!)
妙高「そう言えば今日は那珂ちゃんのライブね。そろそろ会場の設営が始まってる頃かしら・・・」
那智「早く行かないとサイリウムが売り切れるぞ!!!」
羽黒「今回は物販も色々あるみたいですよ。吹雪ちゃんが屋台を出すって・・・」
足柄「新婚旅行はどこがいいかしら。キス島なんかロマンチックかもしれないわね・・・」
浜辺
ザザァン
提督「とりあえず浜に来てみたが人っ子一人いないな・・・」
川内「もう昼過ぎだよ・・・そろそろみんな那珂ちゃんがいないことに気づき始めちゃうころだよ」
提督「もう海に出て別の那珂ちゃんを捕まえてしばらく誤魔化すしか・・・」
川内「出撃ってこと・・・?無理だよあたし一人じゃ」
提督「こうなったら俺も出撃する・・・!」
川内「提督が?無理だよ・・・」
提督「提督型一番艦・提督!抜錨します!!!」ザバァ
川内「落ち着け!!!サメに食われて死ぬぞ!!!」
提督「いってええエェエエ!!!クラゲに刺されたァアア!!!」
川内「よわい・・・」
提督「おっ・・・!川内、あれを見ろ!」
川内「なになに?!何か見つけたの?!」
提督「いい感じの流木を見つけたぞ!!!持って帰ってバーに飾ろう!!!」
川内「ゴミじゃん!今は那珂ちゃんを探さないと!」
\オーイ!タスケテクレー!/
提督「誰かいるぞ!」
武蔵「助けてくれ~」
提督「タケゾー・・・何でお前首から下砂に埋まってるんだよ」
川内「生首が喋ってると思ったよ」
武蔵「何を言っている・・・お前たちがやったのであろう・・・」
提督「マジかよ・・・こんなに真っ黒に日焼けするまでスマンかった」
武蔵「色黒なのは元々だ」
提督「で、何でお前はそんなシュールなことになってるんだ」
武蔵「それはな昨日お前たちが散々色々やってくれたからだ。話すと長いぞ・・・」
>>216を修正
足柄「・・・ったく提督にはホントに困ったものね?はぐはぐ?」
羽黒「は、はぐはぐは・・・司令官さんはいい人だと思います・・・///」
足柄「はぐはぐ気に入ってるんだ・・・」
那智「しかし、あやつは忘れっぽいというか・・・何やらバーをオープンしたと言うから、MVPを取ったら奢る言ったのに、それも忘れてるみたいだ」
足柄「私は行ったけど、全然大したことない店だったわ。私のこと口説いてくるし」
羽黒「そ、そうなんですか・・・?」
足柄「提督はねぇ・・・確かに見た目も悪くないし、優しいけどちょっと子供っぽいところがねぇ」
妙高「足柄、あなた提督のこと本当はそこそこ好きなんじゃないの?」
足柄「馬鹿言わないでよ。確かに私のこと好いてくれてるのは正直悪い気はしなけど。私って罪な女ね」
那智「提督は愛宕のことを恋い慕っていると聞いたが」
足柄「あれはポーズよ。露骨に男好きする愛宕なら角が立たないしみんな納得するって提督は思ってるのよ」
妙高・那智・羽黒「・・・」
足柄「本当は私が本命なのに、ハッキリしない男ってダメよね」
妙高・那智・羽黒「・・・」
足柄「まあ。もし結婚相手が見つからなかったら、そのときは結婚考えてあげてもいいかもね」
妙高・那智・羽黒(いや止まんねえなアンタ!!!)
足柄「あんなダメ男と結婚しても幸せになれないってわかってるのに、私も馬鹿よねー。私がみたいなのがついてないとダメよねああ言うのは」
妙高・那智・羽黒(どっちかと言うと乗り気だこれ!!!)
妙高「そう言えば今日は那珂ちゃんのライブね。そろそろ会場の設営が始まってる頃かしら・・・」
那智「早く行かないとサイリウムが売り切れるぞ!!!」
羽黒「今回は物販も色々あるみたいですよ。吹雪ちゃんが屋台を出すって・・・」
足柄「新婚旅行はどこがいいかしら。キス島なんかロマンチックかもしれないわね・・・」
【昨晩0100】
武蔵「艦娘はどこから産まれ、何のために存在するのだろうか」
武蔵「私たちには父や母はいない・・・愛情を知らぬ戦闘マシーンとして生きるべきなのか・・・?」
武蔵「・・・夜も更けると感傷的な気分になってしまうものだな」
武蔵「こんな時は海を見て心を落ち着けるに限る」
ザザァン
武蔵「という訳で浜に来た・・・誰もいない・・・波のしぶく音だけが聞こえる」
武蔵「無性に泳ぎたくなってきたな・・・」ヌギヌギ
武蔵「流石に全裸になるのはまずかろう・・・包帯だけ残すか・・・」ザブン
武蔵「つ、冷たいっ!」
武蔵「フハハ!!!テンション上がってきたぞ!!!」ザバザバ
武蔵「あ!カニがいる!捕獲するぞ!」
武蔵「いててて!!!挟まれたー!!!」
――――
―――
―
武蔵「と言う感じで私は浜に来たのだがな」
提督「お前一人で何やってんだよ・・・」
川内「戦闘狂と見せかけて繊細でお茶目・・・ギャップ萌だね提督」
提督「首から下地面に埋まってる奴にどうやって萌えればいいんだよ」
武蔵「で、それから・・・」
武蔵「しまった・・・夢中ではしゃいでいたら包帯が流されてしまったぞ・・・!」
武蔵「マズイな・・・これじゃ裸で鎮守府に戻らなくてはならない・・・」
ドドーン!
ドドーン!
武蔵「何だ?!誰かが照明弾を上げているぞ・・・!」
提督「おひょおおおお」
那珂「楽しいいいいいい♪」
川内「野戦装備サイコー!!!」
武蔵「マズイ・・・あれは提督たちだ・・・!このままでは提督に裸を見られてしまう・・・!」
武蔵「・・・そうだ。いいこと思いついたぞ・・・!」ピコーン
武蔵「砂浜に穴を掘って体ごと埋まれば裸を見られなくて済む!!!」
武蔵「そりゃああああ」ズボボボボ
武蔵「砂のなか意外と暖かくて快適だな・・・」
武蔵「ふむ・・・提督たちも通り過ぎたようだ・・・」
武蔵「あれ、出られない・・・出られないぞ!」
カニ「・・・」
武蔵「さっきのカニだ・・・あっちへ行け」
カニ「・・・」カチン
武蔵「イタタタタタ!鼻を挟むな!!!」
――――
―――
―
武蔵「という訳だ!!!」
提督「自分で埋まったんじゃねーか!!!」
武蔵「まあそんな成り行きでで昨日の夜からこの状態という訳だ」
川内「大変だったね・・・お腹とか減ったでしょ」
武蔵「いや、カニがいたからななんとかな」
提督「食ったのかよ!!!」
蔵「取り敢えず、砂を掘ってここから出してはくれまいか」
川内「うん!」
提督「いや待て・・・お前さっきの話だと、今何も服着てないんだろ」
武蔵「そうだ」
提督「砂を掘ったらさ、ほら。大事なところが見えちゃわない?」
武蔵「まあ、仕方がないだろ・・・///」
提督「なんだお前普段から乳放り出してるくせにそれは恥ずかしいのな」
武蔵「ちがうぞ!包帯は下着じゃないから恥ずかしくないのだ!!!」
川内「わかる。露出度は変わらないのに水着は人に見せても下着ほど恥ずかしくないのと同じ原理だ」
武蔵「わかるか川内よ。まあ私は水着を着たことがないから本当のところよくわからんが・・・」
川内「そうなの?じゃあ今度一緒に買いに行こうよ!武蔵姉さんは色黒だからオレンジとかが似合うかな」
武蔵「ふむ。楽しみだな・・・」
提督「女子トーク始まったけど片方地面に埋まってるんだよなコレ・・・」
>>227を修正
武蔵「取り敢えず、砂を掘ってここから出してはくれまいか」
川内「うん!」
提督「いや待て・・・お前さっきの話だと、今何も服着てないんだろ」
武蔵「そうだ」
提督「砂を掘ったらさ、ほら。大事なところが見えちゃわない?」
武蔵「まあ、仕方がないだろ・・・///」
提督「なんだお前普段から乳放り出してるくせにそれは恥ずかしいのな」
武蔵「ちがうぞ!包帯は下着じゃないから恥ずかしくないのだ!!!」
川内「わかる。水着は人に見せても下着ほど恥ずかしくないのと同じ原理だ」
武蔵「わかるか川内よ。まあ私は水着を着たことがないからな・・・」
川内「そうなの?じゃあ今度一緒に買いに行こうよ!武蔵姉さんは色黒だからオレンジとかが似合うかな」
武蔵「ふむ。楽しみだな・・・」
提督「女子トーク始まったけど片方地面に埋まってるんだよなコレ・・・」
提督「ほら武蔵、新しい水着持ってきてやったぞ。これ来て鎮守府に帰れ」
武蔵「いやこれその辺に落ちていたコンブではないか!こんなもの巻いて歩けというのか。破廉恥だ///」
提督「包帯は良くてコンブはダメなのかよ・・・基準がわかんねえよ」
武蔵「とは言えこのままでは那珂ちゃんのライブに遅れてしまう・・・」
提督「しょうがないな。俺の上着着ていけ」
武蔵「ぐぬぬ・・・そんな破廉恥なもの着れるか///」
提督「何でだよ?!」ガーン
川内「トイレットペーパーは?見た目的に包帯に近いし」
武蔵「それでは普通に透けてしまうだろ///」
提督「・・・あ、ポケットに絆創膏入ってた」
川内「いや流石に絆創膏は・・・///」
武蔵「絆創膏があるならさっさとそれを出さんかボンクラ!!!」
提督「マジで意味わからん・・・」
しばらくして・・・
川内「穴掘るの疲れた~」
武蔵「ふむ。久々に自由に動けるぞ」
提督「元々着てたミニスカ落ちてたから持ってきたぞ」
武蔵「助かる。絆創膏でも大事なところはちゃんと隠れてるしこれでいいだろう」プルンッ
提督「全然よくねーわ。98パーセントぐらい出てるっつーの///」
武蔵「助けてくれた礼にとっておきの那珂ちゃん情報を教えよう」
提督「マジか!!!」
川内「やっと手掛かりゲットだね!」
武蔵「那珂ちゃんはな・・・」
武蔵「入渠ドッグに入るときに」
武蔵「バブを持ち込もうとして・・・間違えて固形の卵スープを持ってきてしまったことがある!」
武蔵「湯船にワカメが浮いてきてあれは傑作だったな」
提督「そんな情報いいわ!!!」
提督「やべえよ・・・こんだけ探しても見つからないってことはマジで解体しちまったのかも」
川内「って言っても提督、艦娘を解体したことなんて一回もないじゃん」
提督「まあな。二人目が出てしまった艦娘は基本的に他所の鎮守府に出向してもらってるからな」
川内「資材が2-4-11増えてたのはなんでなんだろう・・・」
提督「そうなんだよな・・・最近那珂ちゃん結構しつこく絡んで来ててアレだったし、マジでやったかも・・・」
武蔵「それはないはずだ」
提督「何でだよ」
武蔵「提督、先日の作戦で那珂ちゃんに照明弾を持たせて出撃させただろう」
提督「うん」
武蔵「照明弾などの貴重な兵装には誤廃棄を防ぐための妖精さんのおまじない的なものがかけられているだろう?」
川内「ああ、ロック機能的な・・・」
武蔵「だからロック機能的な物を施されてる照明弾を持った那珂ちゃんは解体したくてもできないはずだ」
提督「そうだった!ロック機能的なもの神だな・・・!」
川内「ってことは那珂ちゃんはまだどこかにいるってことだね!」
提督「そうとなればそろそろライブが始まるから会場入りしてるかもしれないぞ!行こう!」
今日はここまでです~
那珂ちゃん編が終わったらまたショートコントに戻ります
このSSまとめへのコメント
提督・曙・霞・満潮(あれ、瑞雲って実は結構便利・・・・?)
そうじゃねーだろwww
続きまだかなー
所々笑える
那珂ちゃんの行方が気になって昼も眠れません!!何とかしてください!
いや、那珂ちゃんどこwww