千歌「つ、つ…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

曜「？？」

梨子「曜ちゃん、私と付き合って」

千歌「り、梨子ちゃん！？」

曜「えーっと…？」

梨子「曜ちゃんを絶対悲しませたりしないわ」

曜「ちょっと待って。女の子同士で付き合うの？」

梨子「何か問題でも？」

曜「普通、男女で付き合うでしょ？」

梨子「普通はね」

曜「私、女だよ？梨子ちゃん、告白する相手を間違えてない？」

梨子「間違えてないわ」

千歌「ちょっと待ってよ！曜ちゃんとつ、付き合うのは私だよ！梨子ちゃん！！」

梨子「さっき、付き合うのつの字しか言えなかった千歌ちゃんが曜ちゃんと付き合うの？」

曜「二人とも喧嘩は…」

梨子「曜ちゃん、私と付き合うわよね？」ﾆｺｯ

曜「笑顔が怖いよ！」

千歌「違うよ。曜ちゃんは私と付き合うの。ね？曜ちゃん」

曜「えーっと…」

？？「ちょっと待ちなさいよ！！」

曜「今度は何！？」

善子「曜さんが混乱してるわ」

曜「善子ちゃん…！」

善子「曜さん、逃げましょ」

曜「逃げるってどこに？」

善子「二人きりになれる場所?」

曜「えっ…」

曜「というか、なんで疑問形なの！もう1人にさせて！三人ともなんか変だよ」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

千歌「変じゃないよ！」

梨子「曜ちゃん行かないで！」

善子「曜さん！！」



曜「もう…三人とも本当に変だよ…」

ルビィ「あ、曜さん！」ｳﾕｳﾕ

花丸「こんなとこで何をしてるずら？」

曜「千歌ちゃんと梨子ちゃんと善子ちゃんから逃げてきたの」

ルビィ「何があったんですか？」

花丸「喧嘩とかずら？」

曜「いや、違うんだけど…千歌ちゃんと梨子ちゃんが急に私と付き合いたいって言ってきて…善子ちゃんは変なこと言うし…」

ルビィ「もしかして鞠莉さんのあれ飲んじゃったんですか？」

曜「あれ？」

花丸「聞いてないずら？今日は部室に危ない飲み物が置いてあるから絶対飲まないでねって」

曜「聞いてないよ？」

ルビィ「聞いてなかったんですか！？えっと、それで飲みました？」

曜「飲んで…あ！飲んだかも！」

花丸「ずら…」

曜「で、飲んだらどうなるの？」

ルビィ「ルビィ達、それは知らなくて…」