【安価】シンデレラガールズでエロゲネタ (193)

デレマスキャラを使って架空戦記。
デレマスキャラでやる意味は全く無い。安価によっては誰かがアイドルやるかも。
安価によって展開を考えるので超遅くなること請け合い。
キャラ崩壊なんて気にしていられない。
気分がのったらRスレに移行
1はにわかなのでところどころ出てくる元ネタが分かってもあんまり突っ込まないで下さい。
いい加減に限定ふみふみは出て来てくれてもいいんじゃないかなぁ…。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473316962

あらすじ――

世界で核戦争が勃発してから早数百年。人類は生活の主を現実(リアル)から仮想世界(ネット)に移していた。
ネットの世界では精巧に構築された電子構造体と生物の電子体がAIネットワークによって運営管理されていた。

全人類が脳内チップに適応してから数百年、ネットの世界ではある噂が広がっていた。
――曰く、ネットの世界には亡霊があらわれるらしい。
――曰く、死んだ人間が生き返るらしい。
――曰く、……

改暦XXX年。統合軍日本支部の仮想構造体に正体不明の電子体とウイルスの軍勢が出現。電脳街「カワサキシティ」は完全に外部から孤立し数十万人の人間が脳死するかと思われた。
ウイルスたちに対応出来なかった統合軍に変わり、その当時偶然「カワサキシティ」にいた傭兵部隊によりシティ管理デバイス「カワサキ」を奪還。生き残っていた多くの人々の命を救う。

その事件から数カ月後……

―――
――

キャラシート説明


【名前】
【所属】
【現実適性】
【電脳戦適性】
【ハッカー適性】 
【指揮官適性】
【関係度】
その他能力

名前――言うまでもなく名前

所属――言うまでもなく所属、軍人の場合は階級も含まれる

現実適性――現実での肉体のの強さ。あまり低すぎると現実において支障が出る。

電脳戦適性――仮想世界での強さ。電装体の操作のうまさが主となる。物語においての最重要ファクター。

ハッカー適性――ハッキング能力の高さ。情報戦において重要な要素となる。これが低いとサポートはできない。

指揮官適性――隊を指揮する能力。これが低すぎると軍で出世できない。

関係度――主人公との関係性の高さ。低いと初対面。高いと知り合い。

その他能力―上記以外の特殊スキル。医療、整備、歴史、料理、特殊格闘術、射撃術などなど…

バルドかよ
全ヒロインが他のヒロインルートのラスボスになりうるとか

>>5
バルドっぽい何かであることに注意!


【名前】P
【所属】
【現実適性】  ↓1
【電脳戦適性】 ↓2
【ハッカー適性】↓3 
【指揮官適性】 ↓4
その他能力   ↓5

コンマで能力決定

【名前】モバP
【所属】
【現実適性】  07
【電脳戦適性】 64

【ハッカー適性】57 
【指揮官適性】 36 
その他能力   23



その他能力を何か一つ

↓1

【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  07(I)
【電脳戦適性】 64(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 36(F) 
【ステルス特製】23(G)

・経歴
幼少時よりカワサキシティで育ち、高校卒業と同時にカワサキ陸士学校に入学。
優秀な成績を収める。卒業後、東南アジア地域で行われているテロ鎮圧部隊に所属。そこで優秀なスコアを納める。
カワサキシティでの悲劇を受け、各地で頻発するゴーストに対抗して転戦を続ける。その際、多くの上官が死亡したため緊急措置として尉官に昇進。そのため指揮官としての知識に乏しい。
シャンハイシティでの戦闘の際、リアルでの爆発事故に巻き込まれ両足を失う。
生体義体技術によって外見上は健常に見えるが、移植をしたばかりなので、まだリアルでうまく体を動かせないことがある。
生活を続ければ徐々に良くなっていくと考えられる。
隠密行動に長けており、偵察任務などを多くこなしていたが、事故により能力が劣化している。

――台湾、「タイペイシティ」

ドガガガガガッ

ギャギャギャ

キンキン

『――ザ、ザザッ』

P「――ちくしょう!撃っても撃ってもキリがないぞ!」ドガガガ

P「!!――クソッ!弾切れか!」ガチガチ

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

『-ザザッくいん。…司令部から各員へ次ぐ!統合軍は現時点をもってタイペイシティを放棄!タイペイシティを放棄!』

「なんてこった!」

「おぉ…神よ…。」

P「バカ野郎!何してんだ!終わったんならとっとと逃げるぞ!」

<広域次元爆弾カウントダウンに入ります。起動まで残り10分。周辺地区にいる住民の方は早急に避難するかログアウトしてください。繰り返します…>

「WDBだ!周辺100キロが吹き飛ばされるぞ!」

「撤退だ!ログアウトしろ!」

P「阻害装置(アンカー)が広範囲に作用している!ログアウトもムーブもできない…オペレーター!誰か返事をしろ!」

「ダメだ!走って逃げるしかない!」

「god damn it!」

P「チッ。ここで運も尽きたか…。」

??『――お待たせしました。』

P「フェアリーテイルか!」

フェアリーテイル『大佐から報酬をいただいているので、中隊の援護を行います。――後方1キロ地点にログアウトポイントを設置しました。マップに表示します。』

P「流石だ!全員聞いていたな!速攻で撤退するぞ!」

「「了解!」」



カワサキシティの悲劇から数カ月、世界各地の電脳街では正体不明の部隊により街の管理デバイスが奪われ多くの被害が出るという事件がたびたび起きていた。
人々は正体不明の部隊をゴーストと呼称し、その存在を恐れた。
世界統合政府は支配された都市管理デバイスの悪用を恐れて支配された各都市への大規模空襲、弾道ミサイル等による攻撃を決行。しかし、ハッキングやゴーストの襲撃ですべての作戦は失敗に終わってしまう。
そして、起きたタイペイシティでの防衛戦。統合軍は世界各地から約5万人もの兵を集めたが結果は失敗。これ以上ネットを奪われることを恐れた統合軍によってWDBを使用。シティごとすべてを破壊した。
これにより地球上でゴーストに支配された電脳街は30、破壊された都市は10となった……。

chapter1 




数日後――統一傭兵協会東アジア電脳支部

P「カワサキ陸士校127期 傭兵協会所属、P中尉です。」

大佐「統合軍日本維持部隊所属高木大佐だ。先の任務ご苦労だった。」

P「いえ、結局ほとんどの部隊は生き残れませんでしたから…。」

大佐「タイペイシティはひどい戦いだった…。」

大佐「統合上層部が撤退を決定した時点で部隊損耗率が3割…。結局何者かがWDBを起動したおかげであの街にいたほとんどの人間が帰らぬ人となった…。」

P「何者か?WDBを起動したのは統合ではなかったのですか?」

大佐「いや…。少なくとも私の知る限りにおいて次元爆弾の使用を統合は認可していない。」

P「そうなると…。」

大佐「ノルウェー、トルコ、イタリア、韓国の防衛戦でも同様の事件が発生している。ゴーストの件と無関係と考えるのは不可能だろうな。」

P「……」

大佐「統合はこの事件に対して有効な対策を打ち出せずにいる。……それどころか上層部はゴーストの被害が抑えられたことに歓喜しているありさまだ。」

P「由々しき事態ですね。」

大佐「そのため私のようなとうに引退した身が出張ってきてまで事態の収取に努めている。……君のような個人的な繋がりのある傭兵を頼ってね。」

P「それで…。大佐は私に何を求めているので?」

大佐「…君は確かカワサキシティ出身だったね。」

P「はい。」

P「現地にはいませんでしたが、友人たちから様子は聞いています。住民の3割近くが脳死したとか…。」

大佐「その通りだ。現地の傭兵部隊がいなければ被害者の数は10万人を超えていただろう。」

P「傭兵部隊ですか…」

大佐「現地では英雄部隊として呼ばれている。現在その大半は解散してしまってカワサキには残っていないが、今でも数名がカワサキに滞在している。その傭兵部隊の名は…」

傭兵部隊の名は…?

安価下1

P「……炎神。」

大佐「炎神はゴーストに制圧された都市管理デバイスを取り返し都市機能を回復。それによって多くの人命を救いだした。」

P「はい。しかしそれが…?」

大佐「私は今回のゴーストの進行にあたり、シャンハイ、ホンコン、ベトナム、そしてこのタイワンで都市管理デバイスの徹底防衛、そしてゴーストに制圧された後のデバイスの再奪取のため特級のウィザードを数多く雇った。しかし…。」

大佐「全ての都市においてゴーストの処理能力を上回ることができなかった。我々人類にはゴーストに制圧されたデバイスを奪い返すことはできない。」

P「えっ!しかし…」

フェアリーテイル『事実です。』

P「フェアリーテイルか…。」

大佐「君も彼女の能力は知っているだろう。彼女には今回「タイペイ」の防御と再奪還を依頼していた。」

フェアリーテイル『しかし、ゴーストによって管理デバイス「タイペイ」が制圧された瞬間、デバイス本体から莫大な量のウイルスデータが侵入。あの状況では地球上に存在するどんな軍隊でも再奪還は不可能です。』

P「しかし、実際に炎神は奪還に成功しました。」

大佐「そうなのだ。炎神がデバイスを奪還したのはゴーストに制圧されてから実に三日後だ。フェアリーテイルたちの計算では、その時点でのウイルス量は疑似的な無限に近い。」

フェアリーテイル『そのため、大佐は。炎神がゴーストに対し何らかの関係を持っているのではないのかと考えました。』

大佐「炎神がゴーストの知識のみならず、主導する立場でゴーストを操っていることを考慮して、調査部隊を派遣することにした。」

フェアリーテイル『しかし、カワサキシティに送り込んだ密偵部隊のそのすべてがカワサキ侵入3日以内にその消息を絶っています。』

大佐「現在のカワサキシティは魔窟だ。通常の密偵では生き残ることができない。」

P「そこで、私ですか…。しかし…。」

大佐「シャンハイでの傷は知っているそのうえで君に依頼をしたい。」

フェアリーテイル『中尉はカワサキ出身で、大佐が信頼できる数少ない人物です。その上、電装体の操縦技術に優れ、スカウトとしての経験も十分です。』

大佐「君には戦傷のリハビリを理由にカワサキに帰郷。コネを使って、都市警備隊の依頼部隊に入隊したことにする。」

P「何とかして、炎神の部隊に接触を図りその後は状況次第というわけですか…。」

フェアリーテイル『今回の仕事は私がサポートにつきます。』

大佐「彼女にはすでに現地に入って待機をしてもらっている。」

P「心強いですね…。」

大佐「ここまで聞いた君に拒否権はない。三時間後に東京に向けてVTOLが出る。それに乗っていきたまえ。」

P「了解(ヤー)。」

大佐「すまないな…。」

P「いえ…。構いませんカワサキは私の故郷ですから…。」

大佐「何か要望があればフェアリーテイルを通して伝えてくれたまえ。できる限りの支援を約束しよう。」


初期登場予定安価

展開によって死んだりふえたり敵になったりします


↓1~

大体10人ほど


相方枠

1、現実での身体能力が優れているタイプ
2、何でもそつなくこなすタイプ
3、ネットでの戦闘が優れているタイプ
4、サポート能力に優れているタイプ

安価↓2

【名前】鷺沢文香
【所属】
【現実適性】  ↓1 -20
【電脳戦適性】 ↓2 最高値60
【ハッカー適性】↓3 最低値80
【指揮官適性】 ↓4 -20
【関係度】     30固定
その他能力   ↓5

安価コンマ

特殊能力極振りか…

その他能力は?

安価↓1

【名前】鷺沢文香
【所属】フリー
【現実適性】  25(G)
【電脳戦適性】 24(G)
【ハッカー適性】80(A)
【指揮官適性】 00(I) 
【関係度】   30(知人)
【医療】    96(S)

・経歴
高校入学とともに仮想の医療学校に入学。そこで生体義体技術と電子神経について天才的な成績を残しわずか一年で卒業する。残りの高校時代でハッキング技術を磨きながら、地元の病院で経験を積んだ。
中国で行われた学会に参加するために。シャンハイに渡っていたがゴーストの事件に巻き込まれて死にかけていたところをPに救われる。
その後、事故で両足を失ったPに格安で生体義体の移植治療を行う。


――カワサキシティ

P「……久しぶりに帰ってきたな。」

P「大佐から伝えられている滞在場所は…。」

P「…ここか。ずいぶん古いアパートだな…。」

ピンポーン

P「……」

ピンポーン

P「…留守か?」

??「……どなたですか?」

P「今日よりこのアパートにお世話になることになっているPです。大家さんですか?」

??「……どうぞ。」

ガチャ

――アパート

P「アンタは…。」

文香「…お久しぶりです。」

P「文香…何でここに…。」

文香「……言ってませんでしたか?……私はカワサキの出身です。」

P「そうじゃない。」

文香「大佐から紹介された物件に私がいるのが不思議ですか?」

P「!」

文香「大佐から支援を惜しまないと言われたと聞いていますが…。…私は大佐から依頼されて中尉の治療とサポートをすることになっています。」

P「そうだったのか。ありがたいことだな。しかし、俺の仕事のことを聞いているのか?」

文香「…知りません。」

P「危険だぞ。」

文香「…私も蒙昧ではありませんのでそれなりに情報も集めています。…大佐も何もおっしゃいませんでしたし、ニードトゥーノウ。知らなければ危険も少ないものと判断しました。」

P「そうか…。だったら俺から言うことは何もないか…。」

文香「…私も…あなたのあの後が心配でしたので。」

P「……」

文香「シャンハイで治療をしたときあなたはいつ死んでもおかしくない状態でした…。それなのに…その夜のうちに姿を消して…。」

文香「つてを使ってあなたの無事だけは確認していましたが…。…その後も各地のゴースト出現地帯を転戦している様子。……心配しました。」

P「…すまん。」

文香「…生きているのならいいです。……これであなたに恩返しができます。」


P「シャンハイでのことか?そのことなら十分に返してもらったぞ。」

文香「……そのことではないのですが。…まあいいです。…建物の中を案内しますね。」

文香「…この建物はもともと、私が診療所として使うために用意した建物です。……いろいろあってそういうわけにはいかなくなりましたが。」

P「今はどうしてるんだ?」

文香「…現在は市民IDを持たない方などの診療をしています。……闇医者といった方が分かりやすいでしょうか?」

P「おいおい、なんでそんな危ないことやってるんだよ。」

文香「……この街もあの事件以来色々と変わっているのですよ。…ここが治療室です。」

P「俺もいろいろと調べる必要があるな。」

文香「…ここのコンソールからネットにダイブすることができます。…生命維持装置と安全装置がついています。…緊急出撃をする際は
ここを使用してください。」

P「至れり尽くせりだな…。」

文香「……とりあえずはここに横になってください。」

P「何かあるのか?」

文香「…義体の定着率が芳しくないと聞いています。……治療を試みますので大人しくしてくださいね。」

P「う……。」

<<call>>

P「ん?」

フェアリーテイル『中尉、炎神の一人をカワサキの電脳街で発見しました。どうしますか?』

P「そうだな……」


1 治療を優先する。
2 炎神の1人を探しに行く。

安価下1


P「追跡は可能か?」

フェアリーテイル『得意技です。』

P「じゃあしばらくの間追跡をしていてくれ。不審な動きを発見したらすぐに連絡を頼む。」

フェアリーテイル『了解(ヤー)。』


文香「…お仕事ですか?」

P「ああ。だが治療を優先させてもらうことにするよ。今の体は中々不便だからな。」

文香「…そうですか、では。」


*****

鷺沢文香の医療(96%)

↓1のコンマで成功判定


96>25

判定成功

現実適性成長

初回ボーナスあり

コンマ一ケタ目で判定

↓1

48 

成長値8

【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  07 + 08 = 15(H)
【電脳戦適性】 64 + 01 = 65(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 36(F) 
【ステルス特製】23 + 02 = 25(G)

文香「神経接続がうまくいっていないようですね。」

P「どうだ?よくなりそうか?」

文香「…どこかの戦場でバグを拾ってきているようですね。…うまく体が動いていないのはそのせいです。…特殊な治療用ナノを入れたので
体の調子は良くなるはずです。…バグの方は少しづつデリートしていくしかないですね。…今度は逃げずにちゃんと私の治療を受けてください。…ね?」

P「お、おう…。わかったよ。」

文香「……そうですか、それならいいです。」

P「あ、ありがとう。」

文香「…それでは今日は中尉の歓迎会をするとしましょう。」

P「え!?歓迎会!?」

文香「……何か?」

P「いや…料理とかできるのかなって。」

文香「……できませんよ?」

P「え?」

文香「…合成食料は苦手ですか?」

P「い、いや問題ない…。」

翌朝――鷺沢診療所

文香「ん……。」

P「う……。」ムクッ

文香「んぅ……。」

P「…寝てたのか。頭イテェ。……飲みすぎたな。」

P「文香…。布団に潜り込んでる…。」

フェアリーテイル〔おはようございます中尉。〕

P「軍用通話(チャント)か……おはようフェアリーテイル。」

フェアリーテイル〔帰還早々いい御身分ですね。昨晩はお楽しみでしたか?特技は女たらしでしたっけ。〕

P「お楽しみじゃないよ。久しぶりにその毒舌を聞いた気がするな。ずいぶんと調子がいいようで。」

フェアリーテイル〔もちろんですよ。昨日から一睡もしていませんからね、徹夜のテンションはお手の物です。〕

P「……。」

フェアリーテイル〔いや、気にすることはありません。研究やハックに熱中していれば一つや二つの徹夜はよくあることですから。今回のストーキングもなかなか楽しかったですよ。〕

P「……。」

フェアリーテイル〔緊急性の高いものは特にありませんでしたので、メールしかしませんでしたが、確認なさいましたか?〕

P「いや…。」

フェアリーテイル〔ええ、ええ。見る必要などありませんよ。朝まで酒場で飲み続けていただけですからね、今では宿をとって寝ております。〕

P「ごめんなさい…。」

フェアリーテイル〔ん?なんに謝っておられているのかわかりませんね。それより中尉10時よりCDF(都市警備隊)の方とあいさつがあるのでは?〕

P「あ!もう9時30分か!」

フェアリーテイル〔今回は仮想の都市構造体での約束となっております。〕

P「マジか!場所は!?」

フェアリーテイル〔マップデータを転送します。アパートの構造体からムーブして下さい。〕

P「了解(ヤー)。」

――カワサキシティ都市警備隊(CDF)対凶悪犯罪科

フェアリーテイル〔中尉はCDFの対特別依頼部隊に登録されることになっています。〕

フェアリーテイル〔現在カワサキでは凶悪犯罪が多発しており、CDFは特別警戒体制に移行しています。その中で依頼部隊に回される仕事は非常に危険な仕事が優先的に回されていることとなります。〕

P「まあ、それはしょうがないな。偽造のためだ。」

フェアリーテイル〔中尉の経歴を考えればこの処置は仕方がないでしょう。一応仕事の際には監察員として刑事が一人随伴される予定です。〕

P「監視か…。厄介だが仕方ないな…。」

フェアリーテイル〔こちらで手を回して比較的優良な物件をあなたの相方に選んでおきました。状況によっては利用することも考えてください。〕

P「気が進まないな…。」

フェアリーテイル〔割り切ってください。〕

P「……了解(ヤー)」

フェアリーテイル〔時間です。来ましたよ…。〕


ガチャ

??「失礼します。」

P「初めまして。傭兵協会所属中尉モバPです。」ビシッ

刑事は…?

1 逮捕術に優れたタイプ
2 仮想での防衛戦に優れたタイプ
3 将来を期待されているバリバリのエリート
4 サポートに優れた諜報部

↓1


【名前】渋谷凛
【所属】都市警備隊凶悪犯罪科刑事
【現実適性】  ↓1 最低60
【電脳戦適性】 ↓2 最低40
【ハッカー適性】↓3 -30
【指揮官適性】 ↓4 -40
【関係度】   ↓5 -50
その他能力   ↓6

【名前】渋谷凛
【所属】都市警備隊凶悪犯罪科刑事
【現実適性】   60
【電脳戦適性】 40
【ハッカー適性】 0

【指揮官適性】  0
【関係度】    40
その他能力    90

その他能力の決定

↓1

【名前】渋谷凛
【所属】都市警備隊凶悪犯罪科刑事
【現実適性】   60(C)
【電脳戦適性】 40(E)
【ハッカー適性】 00(I)

【指揮官適性】  00(I)
【関係度】    40(一方的な知り合い)
【射撃術】    90(S)


・経歴
高校卒業と同時にCDFに入隊。その類まれなる身体能力を駆使した逮捕術と百発99中の射撃術を持つ。
カワサキの悲劇の際には事件の捜査でリアルにいたため被害を免れる。
事件当初は多くの友人たちを奪っていったゴーストに恨みを抱いていたが、克服。今では多くの市民を守ることに生きがいを感じている。
実はかつてよりPのことを知っておりひそかに慕っていた。しかしPはそれに気づいていない。
卯月と未央の親友。

凛「…っ!CDF凶悪犯罪科所属渋谷凛です。」ビシッ

P「…?どうかしましたか?」

凛「いえ。特には…。統合の大佐からの紹介であるとか…。中々優秀らしいですね…。」

P「ケガをする前の話です。今ではただの負傷兵。要求されるほどの仕事がこなせるとは限りません。」

凛「…あの、敬語を使う必要はありませんよ?軍属ではないとはいえあなたの方が階級や立場は上のはずです。」

P「そうか?……では、渋谷さん。これからしばらくよろしく頼む。俺についても敬語を使う必要はない。普段英語だからそんなの気にならないしな。」

凛「……凛でいい。」

P「そうか、では凛。説明を頼むよ。」

凛「その前に。」

P「ん?」

凛「中尉の実力について確認するように言われてるんだ。」

P「実力?シュミレート戦でもするのか?」

凛「私と戦ってもらうよ。」

P「ほう・・・。」

凛「これでもCDFの中ではそこそこの実力を持っているんだ。射撃大会で優勝もしてる。」

P「なるほどなるほど。俺とシュミクラム戦をするってのか。」

凛「そういうこと。」



凛「アンタの実力見せてもらうよ!!」



――――――OPEN COMBAT!!―――――

【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  15(H)
【電脳戦適性】 65(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 36(F) 
【ステルス特製】25(G)
 シュミクラム ??



このときモバPの電脳戦適性は65なので攻撃成功確率は(65%)です。

このスレにおいてバトルの勝敗を決定するのは。何回攻撃が成功したかです。

勝利条件が10回中3回攻撃を成功せよ!であった場合は。
安価で指定した範囲のコンマで判定を行います。

つまり↓1~10のうちで3回成功

1~65をコンマで出せば判定成功です。



状況やサポートの有無対戦相手などによって勝利条件や攻撃成功確率が変化するかもしないかもです。


とりあえずPと凛のシュミクラムを決めます。

シュミクラム(電装体)はまあ、簡単にいえば人間が乗れる巨大ロボットみたいな認識をしてれば大丈夫です。

シュミクラムの名前

P ↓1
凛 ↓2

けっこう人数いそうなのでそのまま続けますね。

>>75
ゾロは特に考えていません


【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  15(H)
【電脳戦適性】 65(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 36(F) 
【ステルス特製】25(G)
【シュミクラム】 アスカロン


      VS

【名前】渋谷凛
【所属】都市警備隊凶悪犯罪科刑事
【現実適性】   60(C)
【電脳戦適性】 40(E)
【ハッカー適性】 00(I)

【指揮官適性】  00(I)
【関係度】    40(一方的な知り合い)
【射撃術】    90(S)
【シュミクラム】 フライクーゲル




初戦なので簡潔に

ボーナス5%

65+5=70%


勝利条件
10回中3回攻撃判定を成功させろ。

成功率70%


↓1~10

あ、思ったより反応がなかったのでまた次回に安価しなおすことにします。

おそらく次回は明日の夜9時ごろ。

ありがとうございましたー

追加登場人物安価

展開によって死んだり敵になったりひどい目にあったりします。出ないかも

大体10人程度

↓1~



20時より再開予定

【名前】本田未央
【所属】都市警備隊(CDF)広域犯罪科
【現実適性】   ↓1 最低40
【電脳戦適性】 ↓2 最低60
【ハッカー適性】 ↓3 -30

【指揮官適性】  ↓4 -40
【その他】    ↓5
【シュミクラム】 

コンマ判定

【名前】本田未央
【所属】都市警備隊(CDF)広域犯罪科
【現実適性】   40
【電脳戦適性】 74
【ハッカー適性】 00

【指揮官適性】  53
【その他】    38
【シュミクラム】 


その他能力 ↓1

【名前】本田未央
【所属】都市警備隊(CDF)広域犯罪科
【現実適性】   40
【電脳戦適性】 74
【ハッカー適性】 00

【指揮官適性】  53
【整備】     38
【シュミクラム】 

シュミクラム名 ↓1

続きやります。


モバP     VS    渋谷凛




初戦なので簡潔に

ボーナス5%

65+5=70%


勝利条件
10回中3回攻撃判定を成功させろ。

成功率70%


↓1~10

P「移行(シフト)!」

電子で形づくられた肉体が機械の体に作り替えられていく。

腰部に二つのマシンガン。背にはミサイルポッドと大小二つの長刀。近接遠距離バランスよく対応できる拡張性の高いシュミクラムだ。

全身を赤と黒によって色づけられているその機体、その名も「アスカロン」。陸士学校時代からの付き合いの俺の相棒だ。

P「……調子はいいようだな。」

相対するのは白と蒼で彩られた機体。

CDF汎用の機体の各部位に蒼色の電子兵装をふんだんにカスタムされている。

目を引くのは右腕に握られた長銃だ本人も言っていたように射撃に自信があるのだろう。

各部にカスタムされた兵装は射撃をサポートするのが主目的のものだ。


凛「準備はいい?」

P「ああ、いつでもいいぞ。」

凛「フィードバックはかなり抑えてあるから、心配はいらないよ。全身バラバラになっても死ぬことはない。…かなり痛いけど。」

P「自分の心配してんのか?心配しなくてもバラバラになるまでやるつもりはないぞ。」

凛「……ふーん。ずいぶん自身があるんだね。だったらさっさと…ッ始めようか!!」

ガァン!!ガァン!!ガァン!!

P「うお!いきなりかよ!」バシュ

P(射撃制度がかなり高い。遠距離戦は悪手だな…。)

ドガガガガガガガ!

凛「ッ!!ちょこまかと!!」

バシュン!!バシュ!

P(熱量が溜まる時期を見定める………。――ココだ!ブースト!)

バジュゥゥゥン

凛(早い!…あっ!マズ)

ガキィィィン

―――
――







10回中7回判定成功
確定勝利

凛「あいたたた……。負けちゃった。」

P「大丈夫か?」

凛「うん。このくらいよくあることだよ。」

P「そうか。……それで、俺は使えそうだったかな?」

凛「まあ……悪くないかな…。」

P「それはよかった。」

凛「動きがぎこちないところはあったけどね。まだケガが治ってないのかな?」

P「う…。まだ治療中だ…。そのうち治るはずだから気にしないでくれ…。」

凛「ま、今の状態でも私より強いみたいだから文句は言わないよ。仮想での戦闘は問題ないね。」

P「リアルでの戦闘では役に立たないと思ってくれていいぞ。走って銃を撃つくらいなら問題ないけど、格闘は出来ない。」

凛「そっちは出来ないって聞いてるから別にいいよ。仮想だけでも手伝ってくれるならかなり助かるからね。」


P「やはり人手が足りてないってのは本当らしいな。」

凛「そうだね……。CDFはいつだって人手不足だよ…。」

凛「…元々人手は少なかったけど。……ゴーストの侵攻で3割以上の人員が脳死したんだ。」

P「それほどだったのか……。」

凛「CDFはまだましな方だったよ。統合軍なんて滞在していたほとんどの人が死んじゃったし、傭兵部隊の人たちも帰ってこない人の方が多かったんだ。」

P「……」

凛「今となっては昔のことだけどね。…さ、それじゃ仕事について説明するからついてきて。」

P(この後、凛から仕事について説明を受けた。)

P(正規ではない立場上やることは多くなく、スラムでの定期的なパトロールと非常時の対応だけだった。)

P(非常時でも凛の立ち合いがないと警察行為は出来ないから、呼び出されるまでは特に何もできない。)

P(つまり呼び出されるまでは、大佐からの仕事に集中できるってこったな。)

――鷺沢診療所


P「――ふぅ。」

文香「あ、Pさん。…帰って来たんですね。」

P「ああ、朝一からのダイブはちょっとキツイな。」

文香「……現代人とは思えないことを言いますね。」

P「傭兵だからな。リアルでの鍛錬も怠っていないさ。」

文香「なるほど……鍛錬といって毎日数十キロのランニングをしていたんですね。」

P「うっ……。」

文香「……そんなことをしているから、いつまでも足が定着しないんですよ。」

P「…すいません。」

文香「…調整はしなおしましたので、……徐々に調子は良くなるはずですが、無理はしないでくださいね。」

P「了解(ヤー)。」

文香「……午後からはどちらへ?」

P「特に予定はない。から街中の様子を見回るよ。」

文香「…そうですか。…私は午後の診療がありますので。」

P「一応、夜には戻って来るはずだ。帰らなくても特に心配する必要はないぞ。」

文香「……行ってらっしゃいませ」フリフリ

――スラム街

P(この街を歩くのも久しぶりだな。俺が陸士校に入って以来だからもう5年近いのか…。)

P(しかしあの頃に比べて明らかに難民が増えている。やはりゴースト侵攻の影響は大きかったのか。)

P(それにしても……)

オイテメェナニヤッテンダヨ
アア?ナンカモンクアンノカヨ
キャアアアアアアヤメテエエエ
ウワ!ソウツヲツカマエテクレ

P(ここがスラムなことを考えなくても以上に治安が悪いな…。)

フェアリーテイル〔昨年の事件があってからこの街の治安は悪化する一方です。〕

P「うお!」

P〔フェアリーテイルかなんで考えてることが分かるんだよ!〕

フェアリーテイル〔顔に出ていました。〕

P〔はぁ!?この辺りにいるのか!?〕

フェアリーテイル〔まあまあ、気にしないでください。それよりも…。〕

P〔…治安が悪化してるって言ったな。やはりCDFの手が足りていないのが原因か?〕

フェアリーテイル〔まあ。それもありますが。最大の原因はニーヴァとRLFでしょう。〕

P〔NPCラヴァーと難民解放戦線か。〕

フェアリーテイル〔軍と警察の動きが取れないことをいいことにやりたい放題やっているようですね。特に最近ではそれに便乗した犯罪組織が街に入ってきて……〕

「我々難民に不自由な生活を押し付ける統合政府を許すなーーー!!!」

「「「「許すなーーー!!!」」」」

P「な、なんだ!?」

フェアリーテイル〔難民たちによるデモのようです。巻き込まれないうちにその場を離れてください。〕

P〔おいおい、偶然ってレベルじゃないぞ。〕

フェアリーテイル〔今のこの街では珍しいことではありません。それよりもテロが起こる前に急いで。〕

P〔テロまで起きるてるってのかよ!クソッ!〕タタタタタ


どこに向かう?

1、都市警備隊本部
2、闇市場
3、街の中心部
4、診療所のある通り

安価下1

あと二人分安価して今日は終わりかな

【名前】川島瑞樹
【所属】
【現実適性】  ↓1 最低30
【電脳戦適性】 ↓2 最低40
【ハッカー適性】↓3 
【指揮官適性】 ↓4 最低60
その他能力   ↓5


【名前】川島瑞樹
【所属】
【現実適性】  85
【電脳戦適性】 74
【ハッカー適性】04 
【指揮官適性】 89
その他能力   11

その他能力 ↓1

【名前】一ノ瀬志希
【所属】
【現実適性】  ↓1 -20
【電脳戦適性】 ↓2 
【ハッカー適性】↓3 +40
【指揮官適性】 ↓4 -40
その他能力   ↓5 +20

【名前】一ノ瀬志希
【所属】
【現実適性】  24(G)
【電脳戦適性】 93(S)
【ハッカー適性】99(S)
【指揮官適性】 56(D)
その他能力   69(C)


その他能力 ↓1

【名前】川島瑞樹
【所属】統合軍 大佐
【現実適性】  85(A)
【電脳戦適性】 74(B)
【ハッカー適性】04(I)
【指揮官適性】 89(A)
【特殊格闘術】 11(H)


【名前】一ノ瀬志希
【所属】
【現実適性】  24(G)
【電脳戦適性】 93(S)
【ハッカー適性】99(S)
【指揮官適性】 56(D)
【特殊嗅覚】  69(C)

志希にゃん強すぎわろた。補正いらんかったな。
kwsmさんもたいがい強い。

もう一人分だけ作って再開

【名前】向井拓海
【所属】
【現実適性】  
【電脳戦適性】 +30
【ハッカー適性】-30
【指揮官適性】 +30
その他能力   -30


【名前】向井拓海
【所属】傭兵部隊炎神 
【現実適性】 20
【電脳戦適性】 99
【ハッカー適性】00 
【指揮官適性】 99
【】 32


その他能力 ↓1


【名前】川島瑞樹
【所属】統合軍 大佐
【現実適性】  85(A)
【電脳戦適性】 74(B)
【ハッカー適性】04(I)
【指揮官適性】 89(A)
【特殊格闘術】 11(H)
【シュミクラム】↓1


【名前】一ノ瀬志希
【所属】
【現実適性】  24(G)
【電脳戦適性】 93(S)
【ハッカー適性】99(S)
【指揮官適性】 56(D)
【特殊嗅覚】  69(C)
【シュミクラム】↓2


【名前】向井拓海
【所属】傭兵部隊炎神 少佐
【現実適性】 20
【電脳戦適性】 99
【ハッカー適性】00 
【指揮官適性】 99
【士気向上】 32
【シュミクラム】↓3

おそらく使わないであろうシュミクラム名安価

フェアリーテイル〔中尉どちらへ行かれるおつもりですか。〕

P〔闇市の方だあそこならガキの頃によく遊んでたから道はわかる。〕

フェアリーテイル〔しかしあの周辺は……。〕

P〔どうせ変わってるってんだろ!そんなのは行ってから考えるよ!〕

タッタッタッ


――闇市場

P「なっ!ここは……。」

P(ガレキの山……?ここには闇市があったよな?ここ数年で場所が変わった…?しかし…。)

フェアリーテイル〔昨年の事件の後、この街にはCDFがほとんどいなくなってしまいました。〕

フェアリーテイル〔かつてこの地で闇市が開かれていたのは、難民たちの生活の苦しさに心を痛めたCDFがこの地での違法行為を見逃していたからなのです。〕

P〔それが今では…か……。〕

フェアリーテイル〔事件の後この地での自治権を一時取り上げた統合政府は、この地での徹底的な取り締まりを行いました。しかし。〕

フェアリーテイル〔外から来た統合政府の人は分かっていなかったのでしょう…。この闇市がカワサキの人々の生活を支えていたという事実に……。〕

フェアリーテイル〔結果としてこのでは、統合軍と難民たちの武力抗争が起こりました。おそらく難民解放戦線(RLF)がカワサキに介入してテロ行為を開始したのもこのころです。〕

フェアリーテイル〔難民たちは多くの武器を持っていました。外部の何者かの介入があったのは明らかです。〕

P〔おいおい、俺の故郷はいつの間にこんな危険地帯になったんだよ。〕

フェアリーテイル〔かねてより、裏ではこの街は争いが絶えませんでした。それがあまり表沙汰になっていなかっただけです。中尉はこの街の生まれなのに知らなかったのですか?〕

P〔俺はこの街の生まれってわけじゃないぞ……。ただ単にこの街の事情を知ろうとしなかっただけだよ。〕

フェアリーテイル〔それより中尉、この場所はあまり安全な場所ではありません、移動してください。〕

P(そう言えば俺はこの街の裏事情をあまり知らないな…。このまま知らないでいるのは危険か?)

この先の行動は…?

1 ここでフェアリーテイルに事情を聞いておく。
2 デモに巻き込まれないよう移動する。


↓1

P〔俺はこの街の事情をよく知らない。教えてくれないか?〕

フェアリーテイル〔中尉!危険だと申し上げました!〕

P〔このガレキの山なら隠れる場所はたくさんあるから大丈夫だ。俺は元スカウトだぞ?〕

フェアリーテイル〔…ハァ。……相変わらず人の話を聞きませんね。〕

P〔ん?そんなに長い付き合いだったか?〕

フェアリーテイル〔いえ、何でもありません。では、一つ先の路地を入ったところに比較的安全な場所があります。そこまで移動してください。〕

P〔了解(ヤー)〕

―――??

P「なんだここ?何かの研究所か?随分と大きなところだな。」

フェアリーテイル〔そこの持ち主とは知り合いですので、多少のハッキングは大丈夫です。〕

P〔は!?不法侵入かよ!?〕

フェアリーテイル〔問題ありません。その程度のことを気にするほど神経質な人物ではありませんので。〕

P〔……まあいい。じゃあ頼むよ。〕

フェアリーテイル〔仕方ありません……。眼前のスクリーンをご覧下さい。〕


フェアリーテイル〔現在カワサキシティは大きく三つの勢力によって運営されています。統合政府。ミシログループ。クロイグループの三つです。〕

フェアリーテイル〔ゴーストの侵攻によって、当時の自治政府と駐在統合軍はそのほとんどが壊滅。そのためマヒしていた都市機能を何とかするために送られてきたのが現在の統合軍です。〕

フェアリーテイル〔指揮官は、川島瑞樹大佐。闇市の取り締まりを強化したのもこの人物です。〕

フェアリーテイル〔非常措置として都市警備隊とカワサキ議会を指揮下に置いており、この街で最も大きな権力を握っているのは彼女でしょう。〕

P〔P高級軍人様ってことか…。〕

フェアリーテイル〔彼女本人は民心への理解がかなり大きい人物ですね。配給や、孤児対策なども積極的に行っています。しかし混沌としてしまっているこの街の状況ではとれる手が少なかったということでしょうか。〕

P〔立場が許さなかった…。〕

フェアリーテイル〔次にミシロとクロイです。共にカワサキに基幹を置く超巨大企業群(メガコーポ)です。〕

フェアリーテイル〔ミシロは世界トップレベルの仮想技術を持つ企業です。世界各地における都市管理デバイス、そしてNPCについてトップシェアを誇ります。〕

フェアリーテイル〔クロイはリアルに重きを置いている企業で、クローン技術、ナノ技術、軍事技術で秀でています。〕

P〔ああ、俺が生まれる前からこの街はその二つの企業の街だったもんな。雇用の6割は二つの企業がらみだったはずだ。〕

フェアリーテイル〔両企業とも大きな固有軍事力を持っていますから。統合はこの二つの企業に対して、治安維持を名目とした軍事力の提供を求めました。〕

P〔なるほどな…。それでどっちも断って関係最悪ってことか。〕

フェアリーテイル〔いえ、断ったのはミシロのみです。〕

P〔何?〕

フェアリーテイル〔ミシロは要請を断りましたが、クロイは統合に全面協力を約束。それどころかミシロの都市管理デバイスに安全面での不安を理由にミシロに対し企業間闘争を仕掛けています。〕

P〔おいおい、この状況でよくそんなことできるな。〕

フェアリーテイル〔もちろん統合はその件には関与していませんが、街の運営でクロイ優位の状況が作り出されていることは事実です。〕

P〔そう言えば、クロイは大規模に傭兵の雇用を行っていたが、このためだったのか…。〕

フェアリーテイル〔治安が悪化していることの一員でもありますね。クロイは分別なく傭兵を雇っているため程度の悪い者たちも多く入り込んでいます。〕

フェアリーテイル〔CDFが人手不足であることを理由に外部から、犯罪組織が多く入り込んでいますが、おそらくはクロイが引き込んでいるのではと…。〕

P〔自分たちの街にか!?〕

フェアリーテイル〔事件前はこの街ではミシロの勢力の方が強かったからでしょう。これを機にミシロを排除しようとしていると考えればいいでしょうか?〕

P〔そのためにはどんな手も使うってのか。〕

フェアリーテイル〔住民たちにとってはたまったものではないでしょうが。この街にはそれに対して声を上げることが出来る人はほとんど残っていませんから。〕

P〔原因はRLFか。〕

フェアリーテイル〔はい。難民解放戦線(RLF)はことの原因を統合政府にあると主張し住民たちの扇動とテロ、デモを行っています。〕

フェアリーテイル〔裏事情を知ることのできない住人たちの多くは、RLFの扇動に乗ってしまっているようですね。先ほどのデモも彼らが起こしたものです。〕

P〔よくそんな元気があるな…。〕

フェアリーテイル〔都市復興の物資は全く入ってこない割に、食料、軍事物資は多く入ってきますからね。〕

P〔誰かの支援があることは明白だな。〕

フェアリーテイル〔ですね。現在調査中ですので結果はお待ちください。〕

P〔ああ。……これで全部か?〕

フェアリーテイル〔いえ…。もう一つ不気味な勢力があります。〕

P〔不気味?〕

フェアリーテイル〔ニーヴァ(NPC人権愛護団体)です。〕

P〔は!?人権屋だろ?〕

フェアリーテイル〔この街において彼らはテロリストです。〕

P〔え?意味わからんぞ?ニーヴァってのはNPCに対して人権を認めろってやつらだろ?〕

P〔NPCってのは結局はプログラムだからってニーヴァの連中は世界中から白い目で見られてる。本人たちもそれが分かってるからやってることはせいぜい小規模なデモだ。〕

P〔そんなやつらがテロリストって…。〕

フェアリーテイル〔彼らについては私もほとんどのことが分かっていません。〕

フェアリーテイル〔分かっているのは、事件の後、彼らの活動が急激に過激化したこと。それから彼らはミシロに対してテロ…と言うより戦争行為を仕掛けています。〕

P〔戦争って…。〕

フェアリーテイル〔世界各地でゴーストが暴れているから気づかれてはいませんが、こと人間同士の殺し合いにおいてはこの街が世界最大の激戦区です…。〕


―――
――



chapter1 帰郷  END

chapter END時の説明

チャプター終了ごとに主人公の能力成長を行います。

バトルの結果による経験値と選んだ選択肢による成長を行います。



今回は初回バトルによる経験点2を振り分けます

まず選択肢による成長を行います。


【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  15 + 1(H)
【電脳戦適性】 65(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 36(F) 
【ステルス特製】25 + 2(G)
【シュミクラム】 アスカロン


次に経験点を振り分けます

【現実適性】
【電脳戦適性】
【ハッカー適性】 
【指揮官適性】
【ステルス特製】

の中から一つ選んでください。

安価下1~2


【名前】モバP
【所属】傭兵協会中尉
【現実適性】  16(H)
【電脳戦適性】 65(C)
【ハッカー適性】57(D)
【指揮官適性】 37(F) 
【ステルス特製】28(G)
【シュミクラム】 アスカロン


成長フェイズ終了

>>172 モバPの電脳戦適性が70超えたらホットドガーと言えるのではないだろうか?多分

卯月「ねーねーわたしねー、あいどるになりたいのー。」

??「あいどる?」

卯月「うん!そうだよ!」

??「あいどるってなんだ?」

卯月「あいどるはねー。キラキラでワクワクして、えーっとえーっとドキドキして、ワーってなるの!!」

??「はあ?意味わかんねぇよ!」

卯月「えー?そうかなー?」

??「もう少しべんきょーしたほうがいいんじゃねーの?」

卯月「でも、おべんきょーってにがてだよー。」

??「……でも、まあいいや。卯月があいどるになりたいってんならおうえんしてやるよ!こまったときはおれに言えよ、なんだってしてやるからな!。」

卯月「ホントに!」

??「ああ、あったりまえだろ!」

卯月「…えへへ。ありがと。」


――
―――



chapter 2

??「ん~?……ふんふん。」

P「……う。」

フェアリーテイル〔中尉!中尉!起きてください中尉!〕

??「~~♪……ほうほう、神経接続がいかれちゃったんだね~。……ありゃ、このシュミクラム、アタシの?全然憶えてなーい。」

P「……ぐ……く。」

フェアリーテイル〔ああもう!お願いですから気づいてください!〕

??「う~ん。プロテクトがなかなか硬いにゃあ。もうめんどくさいから全部壊しちゃおうかな~♪」

フェアリーテイル『やめてください!!』

P「!?なんだ!?ぐお!!」

バチィ!!

??「あ、起きた。」

P「イッテェ……。なんだなんだ…?」

??「なんだなんだはこっちのセリフってゆー。」

フェアリーテイル〔説明はしましたよね……。〕

P「な…あんたはいったい……。」

??「んー?アタシ?」

志希「あたしは狂喜のケミカリスト!!マッドドクター志希こと、一ノ瀬志希とはあたしのことだー!!」ビシィ!

P「・・・」

志希「・・・」

フェアリーテイル『・・・』

志希「あ、フェアちゃんのお友達の一ノ瀬志希だよー。はろはろ~。」

P「あ、はい…。フェアリーテイルの…同僚?…のモバPです。どうも。」

志希「それでー、キミはあたしの家でいったい何をしていたのかなー?」

P「え?えっと…俺はたしか……あれ!?何でおれは寝てたんだ!?」

フェアリーテイル『侵入者用のトラップが起動したようです。』

志希「そそ。なんか帰ってきたら見たことのない人がいたから、とりあえず催眠ガスをぷしゅっとね~。」

P「ガス!?おいおい、副作用とかあるんじゃないのか?」

志希「にゃはははは。」

P「マジかよ…。」

フェアリーテイル『大丈夫です。その人はこれで、世界有数の天才ですので妙な副作用はありませんよ。多分。……それよりドク、中尉がラボにいることは事前に伝えてあったはずですが?』

志希「そうだっけ~?忘れちゃったなー。」

フェアリーテイル『ドク!』

志希「にゃはは。うそうそ~、なんか懐かしいにおいがしたからちょっと興味出ちゃったんだよね~。そんだけ~。」

P「懐かしい?俺と会ったことがあるのか?」

志希「ん~?どうだろね~よくわかんな~い。」

P「おい。」

フェアリーテイル『諦めてください。ドクはこういう人です。』

P「しっかし、この家……ってか研究所だよな?こんな廃墟の跡地に作ってるなんていったいどんな違法研究をしているのやら…。」

志希「べっつに~。最近はあんまり研究とかしてないな~。この街も面白い人たちあんまりいなくなっちゃったし~。」

P「それ、研究と関係あるのかよ。」

志希「あ、そうだ!この前つくったちょーっとハスハスするだけで頭がふわふわになっちゃうプログラムがあるんだけどキミちょっと使ってみない?」

P「使わねーよ!」

志希「危ないお薬じゃないのに。」

P「あ~、それより一ノ瀬。」ポリポリ

志希「ん、ナニナニ~?」

P「勝手に家はいって悪かったな。…あと、助かったよ。」

志希「ん~?ん~、気にしないでいーよ。ちゃんと対価はもらってるしねー。」

P「え?」

フェアリーテイル『ドクは中尉が気絶している間、中尉の脳内チップの中身をハックして楽しんでいました。』

P「――なっ!?」

志希「にゃーっはっは!脳内チップをハッキングしました~!!」

P「お前!何を!」

フェアリーテイル『落ち着いてください中尉、彼女は危険人物ですが、一般人には基本無害です。』

P「それ危険ってことじゃないか。俺は堅気じゃないぞ。」

志希「結構面白かったよ?」

P「おい!プロテクトはどうしたんだよ!」

志希「あんなのちょちょいのちょいだよ。キミは寝てたから特に抵抗もなかったしねー。」

P「はぁ!?軍用の特注品だぞ!ウイルスの数だって並じゃあ…。」

フェアリーテイル『ドクは私以上のウィザードで、シュミクラムの腕もとんでもない凄腕(ホットドガー)ですよ。中尉では秒殺でしょう。』

P「な!!」

志希「気にしなーい。それよりキミキミ、脳内チップがずいぶんイカレてたけどいったい何をしたのかな。」

P「脳内チップが?」

フェアリーテイル『ドク。それは本当ですか?』

志希「ホントホント。そのせいで深いところまで全然見れなかったもん。」

P「異常がないから全く気付かなかった…。」

志希「本当に異常がないのかにゃ?」

P「え?」

志希「フェアちゃんにはいったけど、多分神経接続がいかれちゃってるんだよねー。体の動かし方がうまくいかないと思うんだけど。」

P「体の?確かに足はうまく動かんがこれは移植して間もないからじゃないのか。」

フェアリーテイル『ドク、このデータを…。』

志希「ふむふむ。なるほどね、文香ちゃんの義足か~。だからキミから文香ちゃんのにおいがしたんだね~。」

P「文香の知り合いか?」

志希「昔なじみだよ~。文香ちゃんはどっちかっていうとハード側の人間だからね、ソフトの異常に気付く前に足をくっつけちゃったってカンジ?」

P「治るのか?」

志希「さぁ?わかんな~い。あたしお医者さんじゃないし~。」

P「あ、そうですか…。」

志希(物理的な破損じゃないしな~、でもハッキングされた後はないんだよね。となると脳からのフェードバックか…。)






P(あのあと、外は暴動になってるからしばらくここにいたらいいよ~。などと言われその言葉に甘えさせてもらっている。)

志希「zzzzzzzz」

P(志希(志希でいいよ~と言われた)は、眠くなったと言うや否や部屋の隅にあるパイプベッドに飛び込んで寝息を立て始めた。)

P(年頃の女性だろうに何とも不用心なことである。……いや、別に襲ったりしないが。)

P(しばらくの間は、フェアリーテイルにもらったこの街の資料を眺めて時間をつぶしている、夜になっても外が落ち着かなかったら……その時になって考えればいいか。)

P(さて、今後の方針はどうすべきか…。)


分岐決定選択肢 1つめ

※この選択肢の結果によっては死ぬ人が変わります。

1 体の治療を優先する。チップのことも調べた方がいいだろう。
2 調べておいた炎神とコンタクトをとってみるか?しかし前任は全員消されているが…。
3 ニーヴァはクサすぎるな…。調べておいた方がいいかもしれない。
4 今は外の暴動をどうするかが優先か。セキュリティの強化と食事の用意でもしておこう。


↓1~10で多数決

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