あずさ「この時期は蒸れるわねぇ」 (39)

あずさ「もう9月になったっていうのにまだまだ暑いし、蒸すわねぇ」

貴音「まったくです。毎年この時期にはまいります…」

やよい「どうしたんですか?」

あずさ「これの話よ」どたぷ~ん

亜美・真美「デカイ(小並)」

やよい「そうなんですかー」

あずさ「ええ。人前で簡単に拭けないし、大変なの」

貴音「やよい達も大人になったら同じ苦しみを味わうでしょう」

やよい「うー、大きくなったら大変そうです」

亜美「でも無いよりはマシっしょ→」


千早「……」

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あずさ「346プロの及川さんも大変だって言ってたわ」

貴音「彼女はあずさより大きいですから大変でしょう」

あずさ「すごいわよねー。やっぱり牛乳がいいのかしら」

やよい「私も飲んでたらおおきくなりますか…?」

あずさ「ええ。きっと魅力的で素敵な女性になるわよ」ニコッ

やよい「えへへ」

千早「……」ゴクゴク


亜真「ハッ!牛乳→及川→デカイ!が成立するならバイク→向井→デカイ!が成立する可能性も…」

真美「うお→!飛ばすゼ→!バイク盗んで走り出すゼ→」

律子「普通に捕まるからやめなさい」スパーン

亜真「ぐおっ!律っちゃん…」

真美「生きていたのか…」

律子「普通に外回り行ってただけよ…」

小鳥「あ、律子さん。おかえりなさい」

律子「ただいま戻りました。あー暑かったー」パタパタ

小鳥「プロデューサーさんもまだ戻ってないし、ボタン少し外したら…」

律子「カメラ構えるのやめてくれたら考えますよ?」

亜真「律っちゃんも蒸れるの?」

真美「これ」

律子「これって……まぁそうね」

千早「……」

亜美「律っちゃん…亜美たちが拭いてあげようか…」

真美「へっへっへっ。こんな上玉久しぶりだぜ…!」

律子「またバカなことを…あら?千早も来てたのねおはよう」

千早「……」

律子「あら、イヤホンしてる。新曲を覚えてるのかしら。集中してるようだしそっとしときましょう」

律子「亜美、真美。千早の邪魔しちゃダメよ」

亜美・真美「はーい」

千早「……」

いつも千早ばっかり言われるが、真も大差ないからな?
どちらかというと、歳が上な分真の方が……

亜美「ピヨちゃんも大変なの?」

小鳥「事務所にいるときはいいけど、外にでるとねー…。」

小鳥「間に保冷剤でも挟んどこうかしら……。ハッ!冷えピタとかハッカ油とか!」

あずさ「小鳥さん…そういうのは……」

真美「独り身に拍車がかかるよ…」

亜美「色気もクソもねーな…」

小鳥「え!?嘘!?そういう認識!?」

あずさ「もー。小鳥さんてばー」

律子「相手が見つかってもそういうところがあると百年の恋も…」

小鳥「律子さんまで!?」

律子「フフフ、すいませーん」

千早「……」

モーリツコサンッテバ-
アハハハハ

千早「……」

千早「……」ガサゴソ

千早「……」モゾモゾ

千早「……」ギュッ

千早「……」ポトッ


律子「ん?誰ー?こんなところに保冷剤落としたの。事務所は綺麗にっていつも言って

千早「……」

小鳥「そろそろあのレッスン組2人も帰って来ますね」

ガチャ

響「あーつーいーぞー!」

真「……」

真美「おかえり→二人とも」

亜美「ひびきんでも暑いの?」

響「沖縄出身でも暑いものは暑いぞ…特に湿気が…ムシムシして…」

響「ダンスをすると揺れるし、蒸れるし…余計暑かったぞ…」

真「……」

あずさ「向井さんみたいにサラシでも巻いてみたら?」

響「巻いたって揺れるもんは揺れるしなぁ…」


真「……」

真「……」ピョンピョン


真「……」


>>7
はい。大丈夫です。そういう方の需要にもお答えします。

雪歩「おはようございますぅ」

あずさ「おはよう雪歩ちゃん」

雪歩「どうしたんですか集まって」

亜真「ちょっとアダルチ→な大人の話をね」

真美「ゆきぴょんはここ蒸れない?」

雪「え…」


千早・真「<●> <●>」ジー


雪歩「わかります!」


千早・真「……」チッ!


雪歩「真ちゃんいまお茶を…あれ机に突っ伏して寝てる…疲れてるのかな」

亜美「気のせいかな…学校の休み時間にあんな人見たことある気がする…」

春香「おはようございまーす」

美希「なの」

千早・真「……」チッ!

亜美「来やがった…!」

真美「巨と普巨…!」

春香「なにそれ…?」

あずさ「夏場は蒸れて大変ね。って話よ」タプン

春香「あー。わかります。夏は汗が溜まるし、冬はコートとか着づらいし…」

千早「……」サラッサラ

美希「ミキも普段うつ伏せで寝るとき邪魔で苦しくなるの…」

真「……」スッ

美希「あ、真くんおはようなの」

美希「アイドルやってるときと、ハニーといるとき意外は無くなればいいと思うの」

春香「減らしたいってときあるよねー」

真「……」バンッ!ドゴォ!

春香「ん?真、人形相手にスパーリング?リボン付きの人形なんて珍しいね」

千早「……」がさがさ

美希「千早さんは何を…ミキの名前のついた人形作ってるの。藁でできた人形なんて珍しいの!」

ダメだ眠い。雪歩の名前ミスってるし…
またあとでかきます…

伊織「おはよう」

やよい「おはよう。伊織ちゃん」

伊織「おはようやよい。まだまだ暑いわね」

千早・真「<●> <●>」ジー

亜美「蒸すの?」

伊織「そりゃ蒸すでしょ」

千早・真「……」チッ!

真美「いやそうじゃなくて胸が」


伊織「はぁ?なによそれ?」


千早・真「!」

真美「あずさお姉ちゃん達は蒸すんたって」

伊織「はあ?そんな感覚わかるわけないでしょ」


千早「おはよう水瀬さん」

真「おはよう伊織。ジュース買ってあるから飲むかい?」

伊織「え、えぇ…おはよう…悪いわね…」

真「いいんだよ。ボク達は仲間じゃないか」

千早「こんなに全然蒸さない日でも水分補給は大切よ」

伊織「え、ええ…」

あずさ「でも伊織ちゃんもすぐわかるわよ。この前の身体測定で大きくなってたんでしょ?」

伊織「成長期だもの多少は…」

真「おーっとゴメン。手が滑ったー」ガシャーン

千早「染みになったら大変ね。グズグズしてないでとっとと洗面所にいきなさい」

伊織「なによその言い方!まったく!」ブツブツ

千早「……」

真「……」

やよい「いいな伊織ちゃん…大きくなって…私は大きくなって皆さんのような素敵な女性になれるかなぁ…」

律子「なに言ってるのやよい。やよいはいまでも素敵よ」

貴音「そうですよやよい。胸なんてただの個性の一部で、それですべてが決まるわけではありません」

やよい「個性の一部…」

あずさ「背の高い人と低い人がいるように、胸の大きさなんてただの個人差なのよ」

やよい「ただの個人差…ですか…」

あずさ「…やよいちゃん。もし私の胸が無くなったらもう魅力はなくなっちゃう?」

やよい「そんなこと無いです!あずささんは綺麗で、優しくて、ホワホワしてて!あずささんみたいなお姉ちゃんがいたらなぁっていつも」

あずさ「フフ、ありがとう。ね、やよいちゃん、素敵な女性になるのに必要なのは胸だけじゃないの」

あずさ「この事務所を見てもわかるでしょ?」

あずさ「アイドルも家の事もいつも頑張ってる人。周りに気を使えてみんなをまとめられる人、困難な壁にあたっても諦めない人、持ち前の明るさでみんなを元気にしてくれる人」

あずさ「ほかにも、歌で人を感動させることができたり、スポーツ万能で爽やかで同性の人まで魅了してしまったり」

千早「…」

真「…」

あずさ「まだまだあげきれないけど、そういうのが素敵な女性に必要なことなのよ」

やよい「あずささん…」

亜美「なんか…言ってることはわかるけど…」

真美「東大生に学歴なんか関係ないと言われているような…」

千早「…………」チッ!

真「…………」チッ!

あずさ「と、とにかく!人には色々な個性があるの!内面的にも、外見的にも!」

あずさ「だから、見た目が人と違ってもたいしたことじゃないのよ」



やよい「見た目が人と違っても気にしちゃいけないんですね……違っても……」

あずさ「ええ…気にしちゃ……いけないの……」

ガチャ

???「あー今日も蒸すなー」

千早・真「<●> <●>」キッ!

P「いつまで続くんだろうなこの暑さ」

千早・真「……」

あずさ「……」

やよい「……」

P「いやーなんでこんなに蒸すんだろうなー全く…」

全員「……」

P「ん?どうしたみんな?」

全員「……」

P「おいおい、いつもみんな俺の顔を見るなぁ。何か付いてるのかー」

全員「……」

P「いやーそれにしてもホントに蒸すなぁー。なんで俺だけこんなに蒸すんだろう…」

全員「……」

おわりです。Pヘッドオチです。ありがとうございました。

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