白坂小梅「怪談レストラン」 (105)
~とある山奥~
小梅「この先に美味しいお店があるんだよね…」
輝子「フヒ…それにしても珍しいな、小梅が食事に誘ってくれるなんて」
小梅「うん…ちょっと知りあいに教えてもらったんだけど、行ってみたら中々楽しめたよ…」
幸子「どうでもいいですけどまだ着かないんですか?流石のボクも疲れてきましたよ…」
小梅「うふふ…もうちょっと、だよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469888532
小梅「あ、見えてきた、あれだよ…」
幸子「な、何だかレストランというよりは…」
輝子「フヒ…古びてて幽霊屋敷って感じだな」
幸子「や、やめてくださいよ…」
小梅「ね、感じ出てるでしょ、早速入ろっか…」
ギイイ・・・
??「いらっしゃいませ」ズイッ
幸子「ヒッ!」ビクッ
??「おや、驚かせてしまいましたか、申し訳ありません」
幸子「い、いえいきなり現れたのでつい…」
輝子(確かにこの真っ白な顔で不敵な笑み浮かべてる奴がいきなり現れたら驚くよな)
??「申し遅れました、私ここの支配人の闇のギャルソンです、以後お見知りおきを」
幸子「闇野さん?というか支配人なのにギャルソンって…」
小梅「そこは気にしちゃダメだよ…」
ギャルソン「おや小梅様、またいらしてくれたのですね」
小梅「うん、私の友達にも是非来て欲しかったから…」
輝子「フヒ…常連かよ」
幸子「まぁ小梅さん好きそうですもんね、こういう雰囲気の店」
>>6
わかんない運命のみぞ知る
~店内~
ギャルソン「それではご注文は…」
小梅「今日のオススメフルコースで」
ギャルソン「かしこまりました、少々お待ち下さい」ススス…
輝子「フヒ…店内も雰囲気出てるじゃないか…」
幸子「というかボク達以外客いないんですが…」
~数分後~
ギャルソン「お待たせしました」ススス…
幸子「うひゃあ!いちいち気配消して現れないでくださいよ!」
ギャルソン「それではまずはこれを…」ボッ
輝子「3本の…蝋燭?」
ギャルソン「当店の決まりで一食毎に一本吹き消していただきます」
幸子「そうなんですか…中々変わった趣向ですね…」
ギャルソン「では明かりも消しますね」フッ
輝子「おお…雰囲気出てきたな」
小梅「それで、最初のメニューは?」
ギャルソン「それではお待たせしました、まずこちらが前菜になります」
ギャルソン「重すぎる愛のソースをたっぷりとかけたカルパッチョ…」
ギャルソン「~あなたはまゆのモノ~どうぞごゆっくり…」
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)
余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww
9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定
この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様
31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症
建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる
うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー
~前菜 あなたはマユのモノ~
~ここは、とあるアイドル事務所~
モバP「やぁ、君が新しく入ってきた子だね?」
まゆ「はぁい、佐久間まゆっていいます、よろしくお願いします」ペコ
モバP「こちらこそ、俺が君の担当になるプロデューサーだ、よろしくな」
まゆ(わぁ、カッコイイ人ですねぇ…)ドクン
モバP「わからない事あったら何でも俺に聞いてくれよ!」
まゆ「つまり、あなたがまゆを守ってくれるナイトって事ですよねぇ?」
モバP「え?ああいやそこまで大層なもんじゃないと思うが…」
まゆ「いえ、まゆがかってにそう思いたいだけですので…」
モバP「そ、そうか…とにかくこれからよろしくな」
まゆ「はぁい」
まゆ「うふふ…」
~初ライブ終了後~
まゆ「お疲れ様でしたぁ」
モバP「お疲れまゆ、大成功だったな!」
まゆ「そんな…Pさんがそばにいてくれたからですよぉ」
モバP「そうか?まゆが頑張ったからだと思うぞ?」
まゆ「そうですか?あPさんほっぺにゴミが…」
モバP「え?どこだ?」
まゆ「ここですよぉ♪」
チュッ
モバP「な///」
まゆ「うふふ…ちょっとしたお礼ですよぉ、Pさん♪」
~それからの日常~
まゆ「Pさぁん、お弁当作ってきたんですけど食べますかぁ?」
モバP「ああ、頂くよ」
まゆ「Pさん、肩揉んであげましょうかぁ?」
モバP「ああ、頼むよ」
まゆ「Pさぁん、手繋いで帰りましょうよぉ」
モブP「い、いやそれはちょっと…」
まゆ「うふふ…PさんPさんPさぁん♪」
~そんなある日~
まゆ「うふふ…これPさん気にいってくれるといいですねぇ」
まゆ「Pさんおはようございま…」
??「よ、よろしくお願いしますっ!」ペコ
モバP「ああ、よろしくな」
まゆ「!」
まゆ「Pさん、その子は…」
モバP「お、まゆ来てたのか、この子は新しく入った…」
??「お、緒方智絵里…です、よろしくお願いします…」
まゆ「あら、そうなんですか?佐久間まゆです、よろしくね智絵里ちゃん」
智絵里「は、はい!」
モバP「まぁ仲良くしてやってくれ、じゃあ智絵里、これから打ち合わせを…」
智絵里「わ、わかりました…」
まゆ「え、あのPさん…」
モバP「ん?話なら後にしてくれないか?」
まゆ「!」ピキッ
モバP「まゆ?」
まゆ「いえ、何でもありませんよぉ」
モバP「そうか、じゃあ行くから」
智絵里「ま、また後で…」
まゆ「ええ」
スタスタ…
まゆ「・・・・・」ギリッ
~それから~
まゆ「あの、Pさん…」
智絵里「あの、プロデューサーさんちょっと…」
モバP「おう、何だ智絵里」
まゆ「・・・・・」ギリギリ
~さらに~
ゴロゴロ…ピシャーン!
智絵里「ひっ!」ギュッ
モバP「ど、どうしたんだよ?」
智絵里「す、すみません雷が…」
モバP「ったく…しょうがないな」ナデナデ
智絵里「えへへ…」
まゆ「・・・・・」ギリギリギリ
~まゆの部屋~
まゆ「あの子…私のPさんに…」
まゆ「こうなったらこれをこうして…」
まゆ「楽しくなってきましたねぇ」
まゆ「うふふふふふふふふふふふふふふ♪」
~翌日~
まゆ「Pさーん!」
モバP「お、どうしたまゆ?」
まゆ「こ、これPさんへのプレゼントなんですけど…」モジモジ
モバP「おお、ネクタイか!ありがとな」
まゆ「まゆのリボンとお揃いの色ですよぉ」
まゆ「今着けてもらってもいいですかぁ?」
モバP「あ、ああ…」シュルシュル
モバP「どうだ?」
まゆ「とってもお似合いですよぉ」
モバP「そうか、じゃあ俺は智絵里に呼ばれてるからこれで…」
まゆ「!」ピクッ
まゆ「いえ、その必要はありませんよぉ」
モバP「え?」
まゆ「だってこれからは、まゆだけを見てればいいんですから」
モバP「おいおい、俺は皆のプロデューサーであってだな…」
まゆ「お黙りなさい!」
モバP「!」ビクッ
まゆ「もうまゆからは逃げられませんよぉ、あのキスで既にナイトの契約は完了していたんですから」
モバP「な…」
まゆ「本来はこんな手荒な真似はしたくなかったのですが…やむをえません」
まゆ「さぁ、まゆたちのじゃまをするあの子を始末してきてくださぁい」
モバP「まさか智絵里を…そんな事できるわけないだろ!」
まゆ「拒否権はありませんよぉ」パチン
ギリギリ…
モバP「ぐおお首が絞まるぅ…」
まゆ「そのネクタイにはまゆの血…いや想いが込められていますからねぇ」
モバP「お前いつの間にそんな…」
まゆ「あら、女の子におまじないはつきものですよぉ」
モバP「むしろこれは呪術では…」
まゆ「さぁ、お行きなさい!」
モバP「か、体が勝手に…助けてくれえええええええ!!!」
まゆ「誰にも渡しません、Pさんはまゆだけのモノですよぉ」
まゆ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪」
智絵里「プロデューサーさん遅いなぁ、折角このネクタイ渡そうと思ったのに…」
智絵里「これでプロデューサーさんは…うふふ♪」
~前菜 終了~
~前菜完食後~
輝子「フヒ…中々美味かったな」
小梅「でしょ?」
幸子「ボクにはしょっぱなから重かったですよ…」
輝子「メインはこれからみたいだぞ?」
幸子「ええ~」
小梅「じゃあ幸子ちゃん、蝋燭を…」
幸子「ボクが最初でいいんですか?それじゃ…」
フッ…
ギャルソン「愛とは素晴らしいもの、しかし重すぎる愛は罪と紙一重なのかもしれませんね」
幸子「は?」
ギャルソン「お待たせしました、こちらがメインディッシュになります」
小梅「待ってたよ…」
ギャルソン「本日のメインディッシュはほっとくと勝手に増えるキノコのソテー…」
輝子「ヒャッハー!キノコだアアアアアア!!!!!」
ギャルソン「~分身の術にご用心~です、それではごゆっくり…」
~分身の術にご用心~
~浜口あやめの実家~
あやめ「ん~やはりおじい様の家の物置には面白い物が一杯ありますね!」
あやめ「正に忍者屋敷…」
あやめ「この棚には何が…巻物ですね…」
あやめ「内容は…分身の術?」
あやめ「分身の術…全ての忍の憧れの忍術…」
あやめ「わたくしでも習得できるのでしょうか…」
あやめ「とりあえず中を…」
祖父「おーいあやめーご飯じゃぞー」
あやめ「は、はいおじい様!今行きます!」コソッ
~数日後 あやめの部屋~
あやめ「はぁ…」
あやめ「ついあの巻物を持って帰ってきてしまいました…」
あやめ「・・・・・」
あやめ「ま、まぁ持ってきてしまったものは仕方ありません」
あやめ「おじい様には次里帰りした時にあやまればいいし、ちょっと試してみるくらいいいでしょう」
あやめ「えーとまずは…」
あやめ「まず自分の髪の毛を一本抜いて…」プチ
あやめ「それを自分の影の上に置く…」スッ
あやめ「そして集中して体内の気を練り上げる…」
あやめ「むむむ…」ゴゴゴ…
あやめ「そして最後に掛け声を…」
あやめ「ニンッ!」ドーン!
シーン…
あやめ「…なんて、分身なんて出るわけないですよね」
あやめ「さて、そろそろ事務所に…」
ズズズ…
あやめ「ん?」
ゴゴゴ…
あやめ「な!?影が起き上がって…」
ズズズ…
あやめ「人の形に…」
あやめ?「参上!」バッ
あやめ「あなたは…わたくし?」
あやめ?「はい、わたくしはあなたの分身、影です」
あやめ「影…」
あやめ?「まぁ気軽に影とお呼びください」
あやめ「はぁ…影ですか…」
影あやめ「はい、これからよろしくお願いします」
あやめ「確かによく見ると少し暗めのような…」
影あやめ「ちなみにバストは本人より2cm増しです」
あやめ「そこはどうでもいいですけど、ちゃんと元に戻れるんですか?」
影あやめ「はい」ヒュン
あやめ「おお!影に戻りました!」
あやめ「これからは色々よろしくお願いしますね!」
影あやめ「はい、よろしくお願いします…フフフ」
あやめ「さてそれでは事務所に…」
ピピピ…
あやめ「おや電話が…学校の友人からですね」ピッ
あやめ「はいもしもし…え!?はい…わかりました…」
影あやめ「どうしました?」
あやめ「今日部活の助っ人頼まれてたの忘れてました…」
影あやめ「よろしければわたくしが行きましょうか?」
あやめ「え、いいんですか?」
影あやめ「ええ、あなたはアイドルの方に…」
あやめ「わかりました!テニス部ですからね!」
影あやめ「御意!」
~夕方~
あやめ「ただいま戻りました!」
影あやめ「こちらもただいま戻りました!」ヒュン
あやめ「うおっ!?床下から現れないでくださいよ!」
影あやめ「影ですので」
あやめ「それで、そっちは大丈夫だったんですか?」
影あやめ「はい!快勝でした!」
あやめ「それはよかったです」
影あやめ「これからもこういう事態になった時は助け合っていきましょうね!」
あやめ「はい!」
影あやめ「フフフ…」ニタァ
~数日後~
あやめ「うう…ゴホゴホ」
影あやめ「大丈夫ですか?」
あやめ「ちょっと辛いかもです…今日は仕事あるのに…」
影あやめ「よければわたくしが行きましょうか?」
あやめ「だ、大丈夫なんですか?」
影あやめ「任せてください!それでは行って参ります!」バビュン!
~翌日 事務所~
あやめ「おはようございます!」
モバP「おう、おはよう」
珠美「あやめ殿!おはようございます!」
あやめ「珠美殿…おはようございます」
珠美「いや~昨日のあやめ殿は凄かったですね!」
あやめ「え?」
珠美「昨日のライブで見せてくれたステップ、凄かったですよ!」
あやめ「あ、あ~」(影か…)
珠美「また見せてくださいね!」
あやめ「いやそれはちょっ…」
タタタ…
仁奈「どーん!」ドゴッ
あやめ「うぐっ!?」ガクッ
あやめ「に、仁奈殿何を…」
仁奈「あれー?あやめおねーさんきょうはあれやらないのでごぜーますか?」
あやめ「あれ?」
仁奈「にんぽうかわりみのじゅつでごぜーますよ!」
あやめ(また影か…)
にな「にながさっきみたいにたいあたりしたらあんずおねーさんのぬいぐるみといっしゅんでいれかわったんでごぜーますよ!」
あやめ「そんな事を…」
杏「おかげで杏のぬいぐるみがボコボコになっちゃったよ…」
あやめ「す、すみません…」
杏「ま、あやめの膝枕でぐっすり眠れたからいいけど」
あやめ「そ、そうですか…」
仁奈「またやってほしいでごぜーます!」
珠美「是非珠美にも伝授を…」
杏「膝枕~」
あやめ「え、えっと…」
モバP「おいおいお前ら…あやめが困ってるだろ」
あやめ「プロデューサー殿…」
あやめ「す、すみませんちょっとお手洗いに…」タタタ…
~女子トイレ~
あやめ「影!出てきてください!」
ズズズ…
影あやめ「も~何ですか一体…」
あやめ「何ですかじゃありませんよ!わたくしがいない間に何してたんですか!」
影あやめ「いやはや申し訳ない、つい調子に乗ってしまって…」テヘペロ
あやめ「もう…」
あやめ「とにかく!目立つ行動は控えるように!」
影あやめ「はいはい」
ガチャ
あやめ「誰か入ってきました!隠れてください!」
影あやめ「おっと」ヒュン
珠美「あやめ殿?どうされました?」
あやめ「い、いえ何でも…」
珠美「?」
珠美(何やら誰かと話していたようですが…)
影あやめ(フフフ…そろそろですかね?)
~学校帰り~
あやめ「ただいま…」
影あやめ「あ、おかえりなさい」
あやめ「ハァ…」
影あやめ「どうしたんですか?」
あやめ「どうもこうもありませんよ…」
あやめ「あなた学校で何してきたんですか!」
影あやめ「え?」
あやめ「色んな部活から助っ人の誘いがきたんですけど…」
影あやめ「あらら…」
あやめ「断るのに苦労したんですよ…」
影あやめ「それは申し訳ありませんね」
あやめ「ハァ…何で影はそんなにパーフェクトなんですか…」
影あやめ「?」
あやめ「いっそ全てを変わって欲しいです…」
影あやめ(来た!)
影あやめ「じゃあ変わってあげましょうか?」
あやめ「え?」
影あやめ「わたくしが本体になって、あなたが影になるんです」
あやめ「そうなるとわたくしはどうなるんですか?」
影あやめ「一生わたくしの影になって何もできなくなるんですよ?」
あやめ「そんな…そんなのイヤです!」
影あやめ「もう遅いです!わたくしはこの日をずっと待っていたんです!」
あやめ「え!?」
影あやめ「この入れ替われる日を…」ズズ…
あやめ「ひっ…来ないでください!」
影あやめ「フフフ…入れ替わったらまずはあのプロデューサー殿を色仕掛けで落としましょうかね♪」
あやめ「そんな…」
影あやめ「ハハハハハ!!!さあ観念してください!!!」バッ
あやめ「ああ…もう駄目…」
??「でやああああああ!!!」
ズバン!
影あやめ「ぐあっ!」ドサッ
あやめ「え?誰ですか?」
珠美「ふぅ…間一髪でしたね」
あやめ「珠美殿!」
あやめ「どうしてここに…」
珠美「説明は後で、それよりここは…」
影あやめ「おのれよくも…覚悟してください!」
珠美「いや、もう終わりですよ」
影あやめ「え?」
珠美「これは何でしょう?」スッ
あやめ「それは…儀式で使った髪の毛…」
影あやめ「しまった!ぐああああああ!!!」シュウウウ…
あやめ「影が…元に戻っていく…」
珠美「ふぅ…これで元通りですね!」
珠美「あやめ殿、もう大丈夫ですよ」
あやめ「た、珠美殿…うわああああん!!!」ガバッ
珠美「よしよし」ナデナデ
あやめ「でもどうして…」
珠美「実はあやめ殿の様子がおかしかったので、失礼ながらご実家に連絡してみたのですが…」
珠美「そこであやめ殿のおじい様から分身の術の巻物がなくなってたのが見つかったんですよ」
あやめ「うう…」
珠美「あれは影が邪悪な心を持ってしまう危険な物で、おじい様から対処法を聞いてきたというわけですよ」
あやめ「ごめんなさいおじい様…」
珠美「そんなに気を落とさないでください、おじい様も「この失敗をバネに精進せよ」と仰っていましたよ」
あやめ「そうですね…不肖浜口あやめ、これからも頑張ります!」
珠美「あ、それと…」
あやめ「?」
珠美「あのくのいちのアイドル衣装、露出しすぎじゃないかとも言ってましたね」
あやめ「ハハ…」
~メインディッシュ 終了~
~メイン完食後~
輝子「ヒャッハー!美味かったゼエエエエエ!!!」
小梅「そうだね」
幸子「まぁ前菜よりは軽かったですね」
幸子「何か途中キノコが増えた気がしましたが…」
ギャルソン「影はいつも一緒にいるもの、しかしいつかとってかわろうと思ってるのかもしれませんね…」
幸子「はぁ…」
小梅「さぁ輝子ちゃん、蝋燭を…」
輝子「フヒ…そうだな」フッ
幸子「結構食べたし帰りましょう…」
小梅「まだデザートが残ってるよ…」
幸子「ええ…」
ギャルソン「お待たせしました、こちらがデザートになります」
小梅「待ってたよ」
幸子「さっさと食べて帰りましょう」
ギャルソン「本日のデザートはこの世のものとは思えない森で採れたイチゴを使ったショートケーキ…」
ギャルソン「~合宿所の幽霊~です、召し上がれ…」
~合宿所の幽霊~
~とある海辺の合宿所~
みりあ「わーい!」
薫「海だー!」
雪美「綺麗…」
仁奈「沢山泳ぐでごぜーますよ!」
桃華「設備もちゃんとしてますわね」
ありす「あの…これは次のライブに向けての合宿なんですけど…」
みりあ「わかってるよ!」
ありす「本当ですか…」
ありす「プロデューサーさんからもちゃんと注意してくださいよ…」
モバP「スマン…でも俺もちょっと楽しみだったり?」
薫「それじゃ部屋に荷物置いたら海へレッツゴー!」
子供達「おー!」
ありす「全然わかってないじゃないですか…」
ありす「って、待ってくださーい!」
~合宿所の部屋~
ありす「雪美さんと一緒ですか…」
雪美「…よろしく」
ゾワッ…
雪美「ひっ…」
ありす「どうしました?」
雪美「な、何でもない…よ」
雪美(この部屋…何かいるの?)
~海岸~
ありす「どうやら皆さん集まってるようですね」
雪美「うん…」
子供達「う~ん…」
ありす「皆さん考え込んでどうしました?」
みりあ「あ、ありすちゃん」
桃華「ちょっと気になる事がありましたの」
雪美「気になる事?」
薫「なんかさ~かおる達の他に部屋に誰かいる気がするんだよね」
モバP「そうか?俺はそんなの感じなかったが」
仁奈「にぶいでごぜーますね」
ありす「気のせいじゃないですか?」
薫「そうかな~?」
雪美「…だといいけど」
みりあ「まぁまぁ、そんな事より早く遊ぼうよ!」
桃華「そうですわね」
ありす「しかし…折角の海なのに全員スクール水着なのはどうなんですかね?」
~夜中~
ありす「さて、明日からレッスンですしもう寝ますか」
雪美「うん…」
ありす「それじゃおやすみなさい」
雪美「おやすみ…」
ガタン
雪美「!?」
~翌朝~
ありす「ふああ…おはようございます」
雪美「おはよう…」ゲッソリ
ありす「どうしました?」
雪美「夜中そこら中から物音して眠れなかった…」
ありす「そうだったんですか?私は気づきませんでしたが」
雪美「やっぱり何かいるかも…」
~朝食~
ありす「おはようございます」
子供達「おはよう…」ゲッソリ
ありす「まさか皆さんも…」
みりあ「うん…」
薫「夜中中物音が…」
桃華「眠れませんでしたわ…」
仁奈「になはかなしばりにあったでごぜーますよ…」
雪美「やっぱりここには何かいるんだよ…」
ありす「皆さん気にしすぎですよ!」
ありす「さぁ、レッスンに差し支えるから食べましょう!」
全員「いただきまーす…」
ガシャン!
ありす「え…」
みりあ「ありすちゃんの朝食がテーブルから落ちた…」
雪美「これはやはり幽霊の仕業…」
ありす「ぐ、偶然ですよ!」
ヒュー…ベチャッ!
ありす「・・・・・」ネバ~
薫「納豆がありすちゃんに飛んでった…」
ありす「たしかにこれは悪意を感じますね…」
雪美「でしょ?」
桃華「こんな所に3日もいられませんわ!」
みりあ「プロデューサーに頼んで帰してもらおうよ!」
薫「そ、そうだね!」
ありす「う~ん…」
仁奈「どうしたでごぜーますか?」
ありす「いえ、それは理不尽じゃないですか?」
薫「へ?」
ありす「この合宿所はウチの会社がお金払って借りてるんですよ?」
ありす「それを途中で帰るのはちょっと…」
雪美「ゆ、幽霊にそういうのは通じないんじゃ…」
ありす「ちょっと待っててください」カタカタ
みりあ「何してるの?」
ありす「ちょっと調べ物を…成程」ピポパ
ありす「あ、ちひろさんですか?ちょっとクラリスさんに取り次いで欲しいんですけど…」
桃華「何故そんな事を…」
ありす「さて、今夜が勝負ですね!」
~夜中~
ガタガタ…ガシャーン!
桃華「ひいいいいいい!!!」
薫「部屋のありとあらゆるのものが宙を舞っている!」
仁奈「こわいでごぜーます!」
みりあ「あわわ…」ガタガタ
雪美「」チーン
ありす「さて、ついに来ましたね」
ありす「行きますよ!」スチャ
みりあ「水鉄砲?」
ありあ「えい!」パシュ
幽霊「ギャアアアアア!!!」シュウウ…
薫「何か悲鳴が聞こえるよ!」
桃華「何ですのその水?」
ありす「教会の聖水です、クラリスさんにお願いして持ってきてもらいました」
雪美「だからさっき電話で…」
ありす「さて、皆さんの分もありますけど…」
みりあ「みりあもやるー!」
薫「さーて…反撃開始だよ!」
桃華「殲滅してさしあげますわ!」
仁奈「うちまくるでごぜーますよ!」
雪美「ペロ…必ず生きて帰るからね…」
みりあ「それじゃレッツゴー!」
ありす「良い子はマネしないでくださいね!」
この後夜更かし&室内水浸しでプロデューサーにメッチャ怒られました
~デザート 終了~
~デザート完食後~
小梅「あー美味しかった」
輝子「フヒ…そうだな」
幸子「やっと帰れる…」
ギャルソン「幽霊の恐怖と、人間の知恵…」
ギャルソン「果たして真に恐いのはどちらでしょうね?」
ギャルソン「さて小梅様、最後に蝋燭を…」
小梅「うん…」スウウ…
輝子「こういうのって最後の消すと出るっていうよな?」
幸子「ちょ…小梅さん待っ…」
フッ…
幸子「暗くなっちゃいました…」
輝子「フヒ…何も見えないな…」
小梅「皆、近くにいる?」
ギャルソン?「皆様~」
幸子「あ、ギャルソンさん近くに…」
お化けギャルソン「またのお越しをお待ちしております…」
他お化け従業員一同「お待ちしておりまーす!」
幸子「ひゃ…」
幸子「ひゃああああああああ!!!」ジョロロ…
ガクッ
~電車の中~
ガタンゴトン…
幸子「…ハッ!」パチッ
小梅「あ、起きた」
輝子「フヒ…大丈夫か?」
幸子「ここは…」
小梅「帰りの電車だよ」
輝子「全く幸子ったら食事あまりの美味さに気絶しちゃうんだもんな…」
幸子「そうだったんですか…」
小梅「ここまで運ぶの大変だったんだよ…」
幸子(あれは夢だったんでしょうか…)
幸子(いや、この下半身の湿り…あれは夢じゃなかった…)
小梅「また来ようね」
輝子「フヒ…そうだな」
幸子「ボクは遠慮したいです…」
小梅「そんな…ギャルソンさんも幸子ちゃんには是非また来て欲しいって言ってたのに…」
幸子「それはどういう意味ですか?」
輝子「フヒ…驚かし甲斐があるって事だろ」
幸子「も~¥
小梅「フフフ…」
小梅(良い所教えてもらってありがとね、アンコちゃん、ショウ君、レイコちゃん…)
お化けギャルソン「それでは、またのお越しをお待ちしております…フフフ」
~おわり~
これで終わりです
各メニューの元ネタはゲーム版(2作目)の
「あなたはわたしの家来」「幽体離脱にご用心」&「もう1人のオレ」「仮住まいの幽霊」です
特に仮住まいの幽霊はオチが意外でした
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