【咲】照「記憶喪失になってしまった咲は私が育てる!」もこ「…その2」【安価】 (323)

 タイトル通りに記憶喪失になってしまった咲を照が安価で育成するスレです。
 百合が好きなので基本的に百合よりの物語に作っていきます。申し訳ないですが男性キャラなどは安価下の方向で。
 プロローグを除き基本は咲に纏わるラブコメディだと思ってください。

 安価次第では咲は名家のお嬢様のような淑女になったり、スケバン顔負けにグレたり。
 ハーレムを築いたり、孤高の人になったりします。

 スタート時点で咲は9歳児、照は11歳児。初期は1ヶ月ごとに話が進みます。

 力量不足で不都合な部分もあると思いますが、どうかよろしくお願いします。


 ■前スレ

【咲】照「記憶喪失になってしまった咲は私が育てる! 安価で!」【安価】
【咲】照「記憶喪失になってしまった咲は私が育てる! 安価で!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369503643/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370952922

安価ルール。

咲に纏わる性格や能力、好感度などはすべて安価(基本はコンマ)で上下、変化します。
上限や下限は基本すべて0~100ですが、安価次第ではマイナスになったり上限突破も可能。
ルールはこれから色々と修正、追加があると思います。

■基本育成コマンド

 学力育成

 ・学力は進学や学校の成績などに関わります。
  一定以上の学力を得るとそれ専用のイベントや頭のいいキャラクターに補正がついたりします。

 運動能力育成

 ・運動能力はイベントや行動に関わります。
  運動能力が高いと1人で遠出したり遊びに行ったりということや、活発的なキャラクターとの追加イベントがより多く発生します。

 雀力育成

 ・雀力は麻雀関連のイベントに大きく関わります。
  雀力が高いとプロや雀士達の好感度が大幅に上昇する補正がついたりします。

 性格育成

 ・性格育成は咲の性格に変化を起こします。
  咲の性格タイプごとに設定されている相性のいいキャラには好感度を上げる補正がついたりします。

 その他(リクエスト。ただしあまりに無茶苦茶なものだと安価下か再安価で)

 ・文字通りリクエストです。出来るかぎり安価には答えます。
 ただしリクエストされた展開に咲の現在の能力では実行不可能と感じた場合も、リクエストは安価下か最安価。
 咲の能力があがれば以前は出来なかったことも出来るようになります。


 好感度をあげたい人がいる場合には安価の際に育成する能力の横にキャラ名を付けていただくと、育成成功及び大成功時には好感度があがります

例その1 『1 もこと』

例その2 『3 憩と桃子と衣で』

■育成23回目終了時までの現在の咲のステータス。

 学力・48(中学卒業も楽勝レベル)

 運動能力・6(小鹿)

 雀力・12(阿知賀こども麻雀クラブのギバード桜子並)

 性格・好きな人ほど照れてかなりツンツンしちゃう優しい子、感情が人並みになってきた。(ツンデレタイプ14P 温情タイプ3P)

■友好や恋愛の好感度。

 宮永照 好感度33(親しい友達レベル) 恋愛度4

 対木もこ 好感度31(親しい友達レベル) 恋愛度5(ちょっぴり気になる人)

 荒川憩 好感度33(親しい友達レベル) 恋愛度9(少し気になる人)

 園城寺怜 好感度24(友達レベル)

 龍門渕透華 好感度21(友達レベル)

 三尋木咏 好感度6(知り合いレベル)

 東横桃子 好感度6(知り合いレベル)

 天江衣 好感度8(知り合いレベル)

 小走やえ 好感度12(憧れの人レベル) ツンデレタイプ補正

■他者からの咲への好感度。

 宮永照→咲 好感度200(特殊補正の為+100。咲の為なら死んでもいい) 恋愛度4

 対木もこ→咲 好感度35(親しい友達レベル) 恋愛度9(ちょっぴり気になる人)

 荒川憩→咲 好感度48(親友レベル) 恋愛度11(かなり気になる人)

 龍門渕透華→咲 好感度29(親しい友達レベル)

 園城寺怜→咲 好感度36(親しい友達レベル)

 三尋木咏→咲 好感度15(友達になりたいレベル)

 東横桃子→咲 好感度8(知り合いレベル)

 天江衣→咲 好感度18(友達になりたいレベル)

 小走りやえ→咲 好感度8(知り合いレベル)

■第一部『幼少期』 宮永咲、10歳……9月(育成24回目)

 先月に知り合ったやえさんは奈良県民なのであまり頻繁に長野にはこれない。

咲「さ、寂しくなんてないから……」

 とツンデレ風に咲はいうもやはりどことなく寂しそうだ。

照「なら今度は、私達が奈良や大阪に遊びに行こう」

 園城寺さんにもまた会いたい。
 咲の体力がもう少しついたら、みんなで遊びに行こうね。

咲「……はいっ」

 うん! じゃあ、今日は何をしようか?



>>↓+2

1 学力育成

2 運動能力育成

3 雀力育成

4 性格育成

5 その他(リクエスト。ただしあまりに無茶苦茶なものだと安価下か再安価で)

復活キターー(・∀・)ーー!!

照「つまり文明開化というのは」

咲「なるほど」カキカキ

 もこさんの協力のおかげで咲の学力は著しい成長を遂げている。
 中学生レベルの問題も今の咲には難しくないだろう。

 ……むしろ。

咲「ところでおねえさん。この頃に流行った学問のすゝめですが」

咲「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずという一節、大分誤解されているらしいですね」

咲「一見みんな平等だよっと言っているように思えますが福沢諭吉は生まれながらには平等とはいえ、頭が悪ければ貧乏人になるのは当然とその続きで言っているらしく……」

 ……私が教えられる立場なのかもしれない。

咲「と、もこさんが言ってました」

 対木さんすげぇ。


00~5→大失敗(ポイント大幅ダウン-4)

6~20→失敗(ポイントダウン-2)

21~60→成功(ポイントアップ+4)

61~99→大成功(ポイント大幅アップ+6)

尚、ゾロ目は00を除き追加ボーナス(11は大成功に変化)。99はスーパーボーナス。
00はパルプンテ(基本的に最悪の事態に陥ります)

 結果 ↓+1

2くらい下がっても平気やし(震え声)

照「ベルサイユ条約は1920年の」

咲「おねえさん、ベルサイユ条約は1919年の6月28日です」

照「」

咲「……ど、どんまいっ」

 勉強しよう。

 対木さんや咲に負けないように勉強しよう。

 私はこの夜、久々に徹夜して猛勉強に励んだ。

 少し涙ぐみながら。


 ■失敗……

 学力・46(中学卒業も楽勝レベル) -2

 照の学力・80(咲に勉学を教えられるレベル) +10

■第一部『幼少期』 宮永咲、11歳……10月(育成25回目)

 今日は咲が事故から目を覚ましてから二度目の誕生日。
 みんなにお祝いして貰ったあの日から、もう1年がたったんだね。

 いろんなことがあったな。
 いろんな人と出会ったな。

 ――もっともっと、たくさんのことを知ろうね、咲。
 辛いことも多いけど、楽しいことはもっと多いんだ。

 だって、咲を包むこの世界は――。

透華「本日はどうか盛大に楽しんでくださいまし! 咲様、お誕生日おめでとうございますわ!」ドーン

もこ「おめでとう……咲」

衣「保齢長命を願うぞ、咲!」

桃子「おめでとうっす!」

憩「生まれてきてくれて、ありがとうな! 咲ちゃん!」

 こんなにも、優しいのだから。

咲「ありがとうございます、みなさん……」

 感動と少しの照れからか、すこし頬を染めて咲はそう言った。
 あの頃に比べれば、本当に咲は感性豊かになってくれて……。

 ――と、そんな風に感慨に浸っていると、扉の外からバタバタと足音が。

照「あ、来たね」

憩「やっぱあの人がおらんとな!」

咲「……っ!」パー

 バーン、と開かれる扉。
 勢い良く現れたその来訪者とは――。

怜「咲ちゃーん! 帰って来たでー!」ギュー

咲「園城寺さんっ」ギュー

怜「咲ちゃんやー! うわぁ、久々やこの抱き心地!」

照「久しぶり、園城寺さん。来てくれたんだね」

怜「あたりまえやんかー! 咲ちゃんの誕生日なんやから!」

やえ「やあ、咲。元気にしてたか?」

咲「ヤエデレラさん!」

咏「やっほー。園城寺ちゃんと小走ちゃん連れてきたぜー」

咲「三尋木プロも――」

やえ「誕生日」

咏「おめでとー」ヒラヒラ

照「ありがとうございます三尋木プロ。まさか2人を迎えに行ってくれるなんて」

透華「よろしければ当家からハイヤーを出させていただきましたのに」

咏「いいってことさー。私も大阪に仕事あったから丁度よかったよー」

咏「それに私は慣れてっけど、この2人がねぇ」

怜「いやー、さすがにそれは申し訳ないわー……ハイヤーって……」

やえ「うん……」

 ちなみにここは龍門渕さんの家の一室。
 前回咲の誕生日に来れなかった龍門渕さんが「今回は是非我が家で!」と場所を提供していただいたんだ。
 例に漏れず私達も危うくハイヤーを回されそうになったけれど断った。場所を提供して貰うだけでも十分有賀たいというのに車まで回して貰えないよ……。

 そんなこんなで私達の咲を祝う誕生日会は始まった。
 大きなケーキに突き立てられた11本のろうそくを咲が息で吹き消せば騒ぎ。
 プレゼント交換などでまた騒ぎ……わいわいがやがやとそれは楽しい誕生日会。

もこ「このダック――なんという焼き具合。これを焼いたシェフは相当の腕」モグモグ

ハギヨシ「お褒めいただき感謝の極み」

憩(この人も謎が多いやんなぁ……おお、けどホンマに美味しい)モグモグ



咏「いやぁ、類は友を呼ぶというか」

咏「みんな可愛いねぇー。おぉー、君も将来が実に楽しみなおもちで」モミモミ

桃子「な、なんでいきなり胸揉んだんすか!?///」

桃子「というかなんで私が見えるんすかっ!?」

やえ「消えるとか消えないとか、そんなもの私には通じんよ」モミモミ

桃子「だから胸揉むのやめてくださいっすー!///」

怜「はじめましてやな、ウチ園城寺怜っていうんや」

衣「うむ、衣は天江衣だ。咲の友ならば私ともどうか友達になって欲しい」

怜「うん、よろしくな衣ちゃん」

衣「ちゃんではなく」

遠華「園城寺さんは私達よりも年上ですわよ、衣」

衣「ちゃんではあった」



咲「えへへ……」ニコ

 滅多に笑顔を見せない咲も、この日ばかりは満面の笑みでその光景を見つめていた。
 私も、ずっと笑顔が絶えない。こんなにも咲を好きでいてくれる人たちがいるのだから。

照「……」ニコ



 その後、パーティは続いていき――。



遠華「それでは、ここらあたりでゲームをしましょう!」

全員「おー!」

 楽しいゲームの始まりだ。

 そのゲームは、簡単にいえば人生ゲームなのだけれど。
 普通の人生ゲームとは違い、止まったマス目には『○○は○○と○○をする』といった命令が書かれている。

 つまりは王様ゲームと人生ゲームを混ぜたような指令クリア型のゲームだ。
 ちなみに販売元は龍門渕さんの家の子会社である、手広い。

透華「一位には賞品も用意させていただいてますわ!」

憩「よっしゃー、頑張るでー」

もこ「燃えてきた」モグモグ

桃子「頑張るっすよー」

 私も咲に良い所を見せれるように頑張ろう。
 最初は咲からスタート。頑張ってね、咲。

咲「えいっ」コロコロ


 ■止まったマス目のゲーム内容

 ↓+2に咲の相手

 ↓+5に指令の内容(あんまりにも酷いものなら安価下か最安価)

 サイコロの目は5。
 咲のコマを5マス進めた先に記されていた指令内容は……。

咲「3番の人と、ポッキーゲーム……?」

 なんて羨ま――ゴホンゴホン。
 指令はポッキーゲーム。日本全国で比較的ポピュラーな指令といえるだろう。
 3番の相手は――。

桃子「わ、私っすか!?」

 東横さんだった。

桃子「ぽ、ポッキーゲームってあれっすよね、ポッキーの端と端を加えて……た、食べ続けて///」

ハギヨシ「ポッキーをお持ちしました」スッ

透華「ご苦労、ハギヨシ」

桃子「ちょ、ちょっと待って下さいっす! まじでやるんすか!?///」

咲「……」パクッ

咲「ほうほ(どうぞ)」

 すでに咲はポッキーの持つ部分を加えて、反対側を東横さんの方に向ける。
 東横さんは熟したりんごのように顔を真っ赤にさせ、おそるおそる口に加えて……。

桃子(駄目っす駄目っす咲ちゃんの顔近いっすやばいっす無理っすー!///)ドキドキドキ

咲「……」ドキドキ

 咲も心なしか赤くなっていた。しかし、ポッキーゲームって正しくはどのようなルールなのか。
 先に離したら負け、というのが通説のような気がしないでもないけれど……。



■結果↓+1

00~30 双方に好感度+5

30~60 双方に好感度+10

61~99 双方に好感度+15

桃子「~~~」ポリポリ

咲「……」ポリポリ

桃子(も、もう咲ちゃんの顔が直前っ!)ポリポリ

咲「……」ポリポリ

桃子(というか咲ちゃん食べるペース早すぎっす!?)

桃子(こここここのままじゃ、き――キスしちゃっ///)

咲「……」ポリポリ

桃子「~~~だ、駄目っすー!」バッ

咲「――ぁ」

 もう数センチのところでキス、というところまで行ったのだが、そこで東横さんがポッキーを離してしまった。
 ゲーム的には東横さんの負けかな? まあこのゲームは勝敗とかあまり意味がないのだろうけど。
 更に顔面を真っ赤に染めた東横さんは、胸に手を当て深く深く深呼吸。相当に恥ずかしかったのだろう。

桃子「ふー、ふー////」ドキドキドキドキドキドキ

咲「……」ポリポリ

咲「……残念、です」

 ふぁ!?



 咲→東横桃子 好感度11(友達になりたいレベル)

 東横桃子→咲 好感度13(友達になりたいレベル)


 ■止まったマス目のゲーム内容

 ↓+2に咲の相手

 ↓+5に指令の内容(あんまりにも酷いものなら安価下か最安価)

 ゲームは1順して、再び咲の番。
 今度の内容は――。

咲「六番が、私に恥ずかしい話を耳元で暴露……」

 これもまた、王様ゲームなどでは比較的定番。
 しかも耳元で暴露だから、被害は少なくてすむから結構良心的だろう。
 さて、6番といえば……。

もこ「」

咲「もこさん、お願いします」

もこ「」ガタガタガタ

 おおっ!? あのいつもクールでマイペースな対木さんが、絶句して震えている!?
 な、なんでだろう。そんなに恥ずかしい話を持っているのだろうか。


■結果↓+1

00~30 双方に好感度+5

30~60 双方に好感度+10

61~99 双方に好感度+15

もこ「ど、どうしても?」ガタガタガタ

咲「どうしても、です」キキミミ

もこ「ぜ、絶対?」ガタガタガタ

咲「絶対、です」キキミミ

もこ「わ、笑わない?」ガタガタガタ

咲「笑いません」キキミミ

もこ「……」

もこ「……」ボソボソ

咲「ふんふむ……」キキミミ

 ようやく対木さんは観念したのか、咲の耳元で恥ずかしい話を暴露しはじめた。
 ……おや? なんだか咲の様子が……。

もこ「……」ボソボソ

咲「……ぇ」

もこ「……」ボソボソ

咲「……なっ」

もこ「……///」ボソボソ

咲「~~~///」

 先ほどの東横さんと同じくらい顔を赤くする2人。
 まずい、気になるなんてレベルじゃない。何を、何を言っているんだ対木さん!?

もこ「……い、以上。絶対に、誰にも言っちゃ駄目///」

咲「……は、はいっ///」

 気になる――!


咲→対木もこ 好感度46(親友レベル) 恋愛度10(気になる人)

対木もこ→咲 好感度50(大親友レベル) 恋愛度10(気になる人)

 ■止まったマス目のゲーム内容

 ↓+2に咲の相手

 ↓+5に指令の内容(あんまりにも酷いものなら安価下か最安価)

 あと書き忘れてましたが同じ相手は無し。
 同じ相手の場合も安価↓です。内容はかぶってもOK。

 ゲームは盛り上がりを続け、更に出番は巡るめく。

咲「2番が、ハグしながらほっぺにチュー」

 うおぅ、これまたなんども物凄い指令だ。
 ハグだけならまだしもほっぺにチューとは。私なら恥ずかしさで死んじゃいそう。

 さて、2番といえば……。













 私だった。







00~30 双方に好感度+5

30~60 双方に好感度+10 恋愛度+2

61~99 双方に好感度+15 恋愛度+5

安価↓+1

 ――え。

 ――え?

 ――え!?

 私が。私が咲に、ハグしながら、ほっぺにチュー?

 Why?

 Really?

咲「……お」

咲「おねえさんだったら、いいんだから」プィ



 ――さようなら、理性。

 ――こんにちは、本能。



照「……い、いくよ」ドキドキ

咲「……はい」ドキドキ

照「さ、き」ギュッ

 抱きしめた咲から伝わる暖かさ、香る匂い。
 私の高鳴る心音はレッドゾーンを振り切った。よもやバスドラよりもはるかにうるさい。黙ってろ。

照「……」チュ

 ――きっと咲の頬は。

 この世の何よりも、柔らかかった。


咲→宮永照 好感度48親友レベル) 恋愛度9

宮永照→咲 好感度200(特殊補正の為+100。咲の為なら死んでもいい) 恋愛度9


■止まったマス目のゲーム内容

 ↓+2に咲の相手

 ↓+5に指令の内容(あんまりにも酷いものなら安価下か最安価)

 同じ相手は無し。その場合は安価↓。内容はかぶってもOK。

 幸せすぎて人が死ぬことがあるとすれば、今の私なのかもしれない。

怜「ちょ、照ちゃん……大丈夫?」

照「大丈夫……大丈夫じゃないところがない」ホッコリ

 さて、私が至福に浸っている間にもゲームは進む。
 咲が止まったマス、今度はどんな内容だろう?

咲「9番と、お医者さんごっこ……」

憩「ついに私やな!」

桃子「荒川さんがやったらお医者ごっこじゃなくて」

衣「ただの診察だな」

 うん、これといって無いほどにジャストに。


00~30 双方に好感度+5

30~60 双方に好感度+10 恋愛度+2

61~99 双方に好感度+15 恋愛度+5

安価↓+1

憩「次の方どうぞー」

咲「お願いします」

憩「はい。今日はどうされましたかー?」

咲「少し胸が苦しくて」

憩「それは大変ですね。じゃあ、診察しますんで上着を脱いでなー?」

咲「……」ヌギヌギ

憩「聴診器が無いんで素手でやらせてもらうでー」サワサワ

咲「……っ」

憩「痛いところはない?」モミモミ

咲「い、いたいところは、んっ……な、ないですっ……けど」

咲「憩さん……手つきがっ……あっ……」ビクン

憩「……」ハァハァ モミモミ

咲「んんっ……」ビクビク

憩(……アカン)

咲「け、い……さぁ……んっ……」トローン

憩(これ以上やったら、取り返しがつかん――)

憩(主に、2つの意味で……)ウシロチラリ




もこ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

照「……」ゴゴゴゴゴゴ

怜「……」ゴゴゴゴゴゴ



 咲→荒川憩 好感度48(親友レベル) 恋愛度14(気になる人)

 荒川憩→咲 好感度63(ずっと一緒にいたいレベル) 恋愛度16(気になる人)

あと一回残ってますが本日はここまでにさせて貰います。
おつかれ様でした。次は誕生日最後のゲームから始めます。
そろそろ憩と恋人関係になりそうですね。

今日はちょっと都合悪いんでやりません。
その変わり明日は結構早い時間からやり始めると思います。
あと前>>1000が宥姉だったんで宥姉イベント考えときますね。

 全く憩ってば、11歳になったばかりの小学生になんてことをするのだろうか。
 確かに触診という技法は存在するし荒川先生も度々やっていたけれどあんなに艶やかな触り方はしない。断じて。

 ……しかし、憩の咲を見る目が最近どこか友達を見る目じゃない気もする。
 対木さんも同じくだ。2人とも頻繁に咲に会いに来る回数がとても増していて、ひょっとしたら2人は――。



憩「咲ちゃんのほっぺたは柔らかいなぁー」モニモニ

もこ「……」モニモニ

怜「うちもうちも」モニモニ

咲「やめてくだふぁい」


 ――もしもそうだったら、咲はどうするのだろうか。
 咲の感情に芽生えた『好き』は、きっと私が咲を好きなのだということと同じ気持ち。
 もう1つの『好き』は、まだ分かりかねるだろう。

 そう遠くない未来。咲はその気持ちを理解する。
 きっと近い将来。咲はその感情を大切に育む。

 私は、憩や対木さん。ここにいる人達ならば、咲を任せられると思っている。
 ずっといつまでも、咲を大事にしてくれると思いってる。

 咲が誰と添い遂げるのか。それは誰にもわからない。

 でも。

 ――咲の幸せが、私の幸せ。
 
 それだけは、いつまでも変わらないよ。だから、誰よりも幸せになって……咲。


咲「……運が良ければ、これでゴール」

桃子「頑張るっすよ、咲ちゃん」


■止まったマス目のゲーム内容

 ↓+2に咲の相手

 ↓+5に指令の内容(あんまりにも酷いものなら安価下か最安価)

 同じ相手は無し。その場合は安価↓。内容はかぶってもOK。

咲「10番が私に……」

もこ「擬似……」

憩「告白……」


怜「」 ←10番


 これまた、終盤も終盤で凄い指令が来てしまった。
 告白といっても、対木さんがやったように恥ずかしい話を暴露するわけじゃない。
 マス目の横にはご丁寧に『婚約を結ぶような感じでお願いします』と書かれていて。


怜「ちょっとっ……待っ……」



桃子「うおおおぉ! 告白っすよ告白!」ワクワク

咏「うっは、一世一代ってやつで頼むよ怜ちゃん」モグモグ

遠華「はしたないですが、こういうのはどうしても心が弾みますわね」ワクワク

衣「愉悦」モグモグ

やえ「祝福は任せろ」パチパチ


 やんややんやと外野は大盛り上がり。
 園城寺さんには悪いが、私も楽しみにしている1人なのでどうしようも出来ない、許して。

怜「ちょ、ちょっとだけ考えさせてな?」

 やるからには本気で、ということだろうか。
 考える。園城寺さんは考える。擬似とはいえ、これから呟くのは愛の言霊。めったなことは言えないのだ。

咲「……」ワクワク

怜「……ふぅー。よしっ」

00~30 双方に好感度+5

30~60 双方に好感度+10 恋愛度+2

61~99 双方に好感度+15 恋愛度+5

安価↓+1

怜「咲ちゃん」

咲「はい」

怜「……大阪に帰って、改めて思ったんや」

怜「やっぱりうちには、咲ちゃんがおらんとあかんのやな、って」

咲「……」

怜「大阪は生まれ故郷で、やっぱり心が休まる」

怜「新しい友だちも出来て、楽しい毎日を送ってるつもりやった」

怜「でも、知らず知らず――咲ちゃんの姿を探すうちがいた」

怜「居るはずのない咲ちゃんの幻影を、追い求めた」

咲「園城寺、さん」

怜「……咲ちゃん。うちは、園城寺怜は咲ちゃんのことが大好きや」

怜「もっと、ずっと……一緒にいたい。一緒に過ごしたい。良かったら、もし咲ちゃんがよかったら――」





怜「うちに、貰われてくれへん?」

咲「――」

咲「……」ニコ

咲「園城寺さんなら、わた」

憩「時間終了ですーぅ」ホイッスルピッピー

もこ「制限時間オーバーで次のターン……」ホイッスルピッピッピー

怜「なっ!?」

怜「ちょっと待ってや!? 制限時間なんかあったんかこれ!?」

憩「ところがどっこい」ガシッ

もこ「あった。ルール表に書いてある……」ガシッ

怜「後生やー! せめて、せめて咲ちゃんの返事聞かせてー!」ズルズル

咲「……」ポカーン



咲「……ふふっ」クスクス



■大成功!

咲→園城寺怜 好感度39(親友レベル)

園城寺怜→咲 好感度51(大親友レベル)



やえ「見せよう! 王者のしゅ咏「あはははーもう結婚しちゃえばいいんじゃねー、知らんけど」パチパチ

やえ「!?」

恋愛度は上がらないのか?上がるのか?

>>197あげ忘れてました。+5です。


咲→園城寺怜 好感度39(親友レベル) 恋愛度5(ちょっと気になる人)

園城寺怜→咲 好感度51(大親友レベル) 恋愛度5(ちょっと気になる人)



それと咲のゲーム回数が終了しましたので一位を決めます。

一位でゴールしたのは?
安価↓+3(咲以外でお願いします。一位には追加イベント)

 サイコロを振って……おや。出たサイコロの目は、丁度私のゴールする数と一致していた。
 つまるところ、このゲームの優勝者は――。

遠華「おめでとうございますわ! 一位で見事ゴールなされてたのは、宮永照様ー!」

咲「おめでとうございます、おねえさん」パチパチ

もこ「おめでと……」パチパチ

憩「もうちょっとやったんやけどなぁー」パチパチ

怜「さすがやで照ちゃん」パチパチ

桃子「お見事っす!」パチパチ

衣「うむ」パチパチ

やえ「見せ咏「おめでとさーん」パチパチ

やえ「」

透華「今一度祝福の程を! おめでとうございます!」

透華「では、優勝者には優勝賞品として――こちら!」ドーン

咲「……」←パジャマに着替えた。

透華「咲様と一緒のベッドで一夜を過ごす権利を贈呈しますわー」



 !?


怜「ええええええぇ!?」

もこ「ずるい、ずるい」

憩「ええなー! ええなー!」

カメラで視姦されまくるのか…

咏「うわー、その賞品って知ってたらもっと頑張ってたんだけどなぁー」ヒラヒラ

桃子「もしかして咲ちゃんを抱き枕にして寝れるってことっすか!? 羨ましいっすー」

衣「咲は柔らかそうで、抱いて寝れたら実に夢心地だろうな」

 え? 咲と一緒に一夜を……?
 いっ、一緒に寝るってことだよね? 普通に。極普通に。

 いつのまに龍門渕さんとそんな結託してたの、咲!?

咲「……優しく、してだくさい」

 ……私はもう、駄目かも知れない。


 いろんな意味で。



 ■

 その後、咲の誕生日会はゆるりと終わりを告げた。
 それぞれが満足して帰ってゆく人、もっと続けたかったなぁと残念がる人、帰りたくないと後ろ髪を惹かれる人と様々だった。

 現在は深夜ちょっと前。私は優勝者の権利?として咲と一緒に眠る為、同じベッドの中にいる。
 思えば、こうして咲と一緒に眠るのはいつ以来だろうか……。

照「……咲、まだ起きてる?」

咲「……」スースー

 ……昔は。本当にちっちゃかった頃は、こうして一緒に寝ていたっけ。
 まだ咲が麻雀を楽しくやっていたあの頃。羨まれるほど仲のいい姉妹だったころ。

照「……」ナデナデ

 あの時は、よくこうして咲の頭を撫でながら眠りについたものだ。


 それが、私が咲に麻雀を本気で取り組ませようとしてからは――。

 こうして同じベッドで眠ることも、なくなった。
 事故が起きてからは、咲は病院の病室にいることがほとんどで、私は家に帰らなければならなくて。

 ――常々、一緒に居るようにはしていても。

 寝るのは、別々。

 ……こうして同じベッドにいることで感じる咲の体温は、あったかくて、落ち着く。
 咲が離れていくことがないから、安心出来る。

 咲は、どうなのだろう。
 咲は、私と一緒にいて……落ち着けているのだろうか。安心出来ているのだろうか。
 それを聞くのが、正直なところ怖い。もしも迷惑だと言われたら、もし大きなお世話なのだと言われたら。
 私は自分を保っていられる自身がない。一見他人からは、咲を支えているのは私にみえるかも知れないけれど。

 支えられているのは、きっと私の方なのだろう。

照「……いつか、咲を私以上に大事にしてくれる人が現れるまで、咲を私以上に愛してくれる人が現れるまで」ナデナデ

照「そして、咲が愛する人を見つけるまで……」

咲「……」スースー

 私が守る。だからそれまでは――どうか、ずっと側に居させてね、咲……お休み。いい夢を、見て。

照「……」スースー 




『リンシャン■イホ■?』



『麻雀の役の名前■よ。『■の上で花が咲く』って意味なんだ』



『咲く? おんなじだ! 私の名■と!!』



『森林■界を超え■高い山■上――』




    『そこに花■咲くこともある』




        『おまえもその■のように――』




『強く――』




咲「――おねえ」ギュッ




咲「ちゃん――」スースー

>咲「――おねえ」ギュッ
>咲「ちゃん――」スースー

──としようよ?(難聴)

■第一部『幼少期』 宮永咲、11歳……11月(育成26回目)

 しかしながら、やっぱり怜とやえさん、三尋木プロなどの遠距離友好はどうにかしたいものだ。
 手紙だけではラグがあるし、電話も病院で頻繁にするわけにもいかない。

照「そうだ、咲が中学生になる前にお母さん達に携帯電話をおねだりしてみようか?」

咲「携帯電話、ですか?」

照「うん。怜達ももうそろそろ買って貰うっていってたし。そうしたらいつでもお話出来るね」

咲「……うんっ」

 あっ、でも咲って機械音痴なところがあるからなー。
 私も機械に強い方ではないし……誰か詳しい人とかが居たら、いろいろ教えて貰えたらいいな。

 とりあえず、それは今後の楽しみにして置くとして。

照「じゃあ、今日は何をしようか?」


>>↓+3

1 学力育成

2 運動能力育成

3 雀力育成

4 性格育成

5 その他(リクエスト。ただしあまりに無茶苦茶なものだと安価下か再安価で)

■性格育成

 本を読むことはいい事だ。
 自分の知らないこと、わからないこと。

 出来ないことも出来ることも、なんでも想像させてくれる。
 今日はどんなことを咲は思い浮かべるのかな?

照「今日は、この本でいいんだね?」

咲「はい」

 1 ヤエデレラ(ツンデレタイプにポイント変動)
   概要、性格がツンデレ的に。

 2 天江伝(魔王タイプにポイント変動)
   概要、性格が高圧的、攻撃的に。

 3 赤毛のサエ(温情タイプにポイント変動)
   概要、性格が優しく、穏やかに。

 4 隣の姉帯さん(天真爛漫タイプにポイント変動)
   概要、性格が明るく、無邪気に。

 5 三匹の池田(小生意気タイプにポイント変動)
   概要、性格が騒がしく、生意気に。

 6 ゴーストスイーパー良子(クールタイプにポイント変動)
   概要、性格がクールビューティーに。

 7 走れ穏乃(熱血タイプにポイント変動)
   概要、性格が熱く、頑張り屋に。

 8 かわいそうなゆう(内気タイプにポイント変動)
   概要、性格が内気、臆病に。

 9 ドグラ・スコヤ(?タイプにポイント変動)
   概要、性格が不良、やさぐれに。

 10 淡雪姫(甘えたがりタイプにポイント変動)
   概要、性格が人懐っこく、甘えたがりに。

 11 その他(リクエストを書いてください)


 結果 >>↓+4


 今日も今日とてまたヤエデレラである。
 先日、ヤエデレラ第三章『王者、宇宙(そら)を舞う』が発売されたので、咲は今か今かと待ち望んでいたのは知っていたが。

咲「……」ワクワク

 これ以上咲がツンツンしちゃったら、いろいろとやばいんじゃないだろうか。

 主に、対木さんが。



(ツンデレポイントが一定数を超えているのでコンマ表が難しくなります)

00~10→大失敗(ポイント大幅ダウン)-4

10~40→失敗(ポイントダウン)-2

40~70→成功(ポイントアップ)+1

71~99→大成功(ポイント大幅アップ)+3

↓+1

照「【私が王者だ!】」

咲「っ!」ググッ

照「【私は王者になれない……】」

咲「……」ショボン

照「【私にもう一度王者になるチャンスを】」

咲「……」パー

照「【私がっ! 私達が! 王者だ!】」

咲「……にわか!」ガッツポ



 ■成功!

 性格・好きな人ほど照れてかなりツンツンしちゃう優しい子、感情がツンデレになってきた。(ツンデレタイプ15P 温情タイプ3P)

 新スキル習得を習得しました! 【ツンデレ】 効果・好感度変更時、大成功の場合双方に好感度+5 大失敗の場合双方に好感度-3】

ヤエデレラ00です?

■育成23回目終了時までの現在の咲のステータス。

 学力・46(中学卒業も楽勝レベル)

 運動能力・6(小鹿)

 雀力・12(阿知賀こども麻雀クラブのギバード桜子並)

 性格・好きな人ほど照れてかなりツンツンしちゃう優しい子、感情がツンデレになってきた。(ツンデレタイプ15P 温情タイプ3P)

■友好や恋愛の好感度。

 宮永照 好感度48親友レベル) 恋愛度9

 対木もこ 好感度46(親友レベル) 恋愛度10(気になる人)

 荒川憩 好感度48(親友レベル) 恋愛度14(気になる人)

 園城寺怜 好感度39(親友レベル)恋愛度5(ちょっと気になる人)

 龍門渕透華 好感度21(友達レベル)

 三尋木咏 好感度6(知り合いレベル)

 東横桃子 好感度11(友達になりたいレベル)

 天江衣 好感度8(知り合いレベル)

 小走やえ 好感度12(憧れの人レベル) ツンデレタイプ補正

■他者からの咲への好感度。

 宮永照→咲 好感度200(特殊補正の為+100。咲の為なら死んでもいい) 恋愛度9

 対木もこ→咲 好感度50(大親友レベル) 恋愛度14(気になる人)

 荒川憩→咲 好感度63(ずっと一緒にいたいレベル) 恋愛度16(気になる人)

 龍門渕透華→咲 好感度29(親しい友達レベル)

 園城寺怜→咲 好感度51(大親友レベル) 恋愛度5(ちょっと気になる人)

 三尋木咏→咲 好感度15(友達になりたいレベル)

 東横桃子→咲 好感度13(友達になりたいレベル)

 天江衣→咲 好感度18(友達になりたいレベル)

 小走りやえ→咲 好感度8(知り合いレベル)


■スキル

【ツンデレ】 効果・好感度変更時、大成功の場合双方に好感度+5 大失敗の場合双方に好感度-3

本日はこれで終わりです。
当初はまさかこれほどツンデレに偏ると思ってなかったので無感情系からツンデレにシフトするタイミングが難しすぎる。
まあコンマと安価は絶対なので何とかします。おつかれ様でした。
他の性格も15とか超えると新スキルありますよ。
勿論運動でも麻雀でも学力でもスキルはあります。好感度関係で。

あ、そういや宥姉イベントはいつになりそうなんですか?

>>278
次回あたりにすぐ出す予定です。

ちょっと先週末あたりからクソ忙しくて時間取れません
しばらく無理そうです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月30日 (月) 15:06:20   ID: oZlQ15P-

エタったかー、残念

2 :  SS好きの774さん   2016年03月27日 (日) 19:58:17   ID: jD8mWkET

エタらせたんだよな
京豚共が荒らして

3 :  SS好きの774さん   2017年05月22日 (月) 23:53:56   ID: 2pNXH64c

これは面白い

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom