P「ふー、ご馳走様」
P「すいませーん。お会計を」
「はーい。1000円になります」
P「じゃあ…」
「ちょうどですね。こちら今商店街でやっているふくびきの抽選券です。どうぞ」
P「どうも」
「ありがとうございました」
ガララ
P(うーん。ためしに行くか) スタスタ
ガヤガヤ
P(ふむ。一等は最近出来たリゾートホテル、4名様2泊3日のチケットか)
P(まあ、当たるのはポケットティッシュだろうが)
「次の方どうぞ」
P「はい」
「一回ですね。どうぞ」
P「…」
ガラガラ コロン
キラン
「お、おめでとうございます!」 カランカラーン
P「へっ?」
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事務所内
P「…」 ボー
P(ど、どうしよう。まさか当たるなんて)
P「うーん」
ちひろ「プロデューサーさん、大丈夫ですか?」
P「あっ、はい」
ちひろ「ボーッとしてたので暑かったら麦茶でも淹れましょうか?」
P「大丈夫です」
ちひろ「そうですか。熱中症には気よつけてくださいね」
P「はい」
P(うーん。これ…どうしよう。一緒に行く人もいないし)
ガチャ
未央「お疲れ様ー。未央ちゃんが飲み物買ってきたよ」
ちひろ「ありがとう♪」
P「…」
未央「?プロデューサー?」
P「…」
未央「もう!プロデューサー!」
P「うわっ!」
未央「全く!せっかく未央ちゃんが差し入れ持ってきたのに」
P「あっ、ああ。すまん」
未央「?何見てるの?」
P「えっ?あ~…実はこれなんだが」
未央「ふむふむ…これって…えー!」
ちひろ「ど、どうしたんですか?」
未央「ぷ、プロデューサー!これどうしたの?」
P「実はふくびきで当たったんだ」
未央「凄いじゃん!」
ちひろ「な、何がですか?」
未央「ちひろさん、これ見て!」
ちひろ「こ、これって!?」
P「あはは」
P「しかし…はー」
未央「?」
ちひろ「何かあるんですか?」
P「誘う相手もいませんし。正直どうしようかと」
ちひろ「なるほど」
未央「じゃあ私が一緒に行ってあげようか?」
P「アイドルと行けるか?パパラッチにバレてみろ。駄目だ」
未央「えー」
ちひろ「じ、じゃあ私ならいいですか?///」
未央「あー!ちひろさん、ズルイ!」
P「そうですね。じゃあどうぞ」 スッ
ちひろ「えっ?」
P「友達と行ってください。自分はいいので」
ちひろ「…」 プクー
P「?」
ちひろ「もう!」
ポカポカ
P「いてっ!な、何で叩くんですか?」
ちひろ「知りません!」 プイッ
未央「ちひろさんが行くなら私もいいでしょ?変装するから!」
P「駄目だ」
ちひろ「プロデューサーさん!一緒に行きましょう!///」
未央「うー。こうなったら」 スマホ取り出し
カチカチ
P「み、未央?」
未央「LINEで皆に教えてやる!」
P「ちょっ!?」
ピローン ピローン
未央「おっ。早速♪」
P「うわー!」
ちひろ「あ、あはは」
ガヤガヤ
P「未央!」
未央「しーらない♪」
凛「プロデューサー、ちひろさんと行くんだ?…ふーん」
P「」 ダラダラ
まゆ「うふふ♪Pさ~ん」
P「あ、あのですね」
加蓮「Pさん、私新しい水着買ったんだー♪」
P「そ、そうか」
ちひろ「あ、あはは」
ちひろ(わかってたけど、ライバルは多いわ)
あ、アタシも/// にょわー!
ギャアギャア
P「あー!煩い!」
P「わかった。後2人誘うから」
ちひろ「えーっと、私は?」
P「ちひろさんは行くんですよね?」
ちひろ「はい♪///」
ちひろ(新しい水着買わないと)
凛「…チッ」
茄子「後2人ですか…」
アイドル「…」
まゆ(Pさ~ん。まゆは信じてますよ)
ありす(…どんな水着がいいでしょうか)
アイドル「…」
ゴゴゴ
バイトに。続きは22時過ぎから
茄子「あと二人」
芳乃「でしてー」
帰宅。少しお待ちを
P「…しかしどうやって決めるか」 ムムッ
茄子「ここは公平にくじ引きがいいですよー♪」
P「くじ引きかー」
凛「公平じゃないじゃん!」
未央「そーだ、そーだ!」
茄子「…」
P「じゃあ…どうしろと?」
まゆ「Pさんは誰と行きたいんですかぁ?」
P「…」
アイドル「…」 ジー
P「の、ノーコメント」
まゆ「…そうですかぁ」
P(誰と言ってもアウトだ) ダラダラ
P「その前に行く日も決めないと。仕事で行けないアイドルもいるし」
アイドル「っ!」
P「ちひろさん、休みの日は?」
ちひろ「えーっと…この日なら」
凛(大丈夫、大丈夫) ブツブツ
P「俺は…」
まゆ「どうですかぁ?」
P「…まゆは仕事だな」
まゆ「」
凛「プッ。残念だったね」
まゆ「…」 キッ
P「凛は泊まりがけでロケだぞ」
凛「」
まゆ「くすっ」
その後も
ありす「」
美波「」
美嘉「」
唯「」
幸子「」
響子「」
ゆかり「」
チーン
ちひろ(ご愁傷様)
P「えーっと…他には」
ギャー ウソダー
P「はぁ…こんなもんか」
茄子「ふふっ♪」
ちひろ(茄子ちゃん、強いわね)
P「…こんな時間か。今日は解散しろ。仕事もあるんだし」
行けないアイドル「…はーい」
行けるアイドル「はい」
ガチャ
P「あー…全く」
ちひろ「…お疲れ様です」
P「本当にどうすれば…ちひろさん、俺はやっぱり」
ちひろ「行かないのは却下ですよ♪」
P「…はい」
P「あー…ちひろさん」
ちひろ「はい?」
P「ちひろさん…選んでくれますか?」
ちひろ「えっ?」
P「俺が選ぶよりちひろさんが選んでくれたほうが」
ちひろ「むむ、無理です」
ちひろ(私に被害が来ます!)
P「…じゃあ一人づつ選ぶなら?」
ちひろ「…うっ」
P「嫌ならちひろさんは無しにします」
ちひろ「ひ、卑怯ですよ」
P「…だったらお願いします」
ちひろ「…うぅ」
風呂が沸いたので…誰で書こうか候補は絞ったんですが決まらない
もう少しお待ちを
ちひろ「…」
ちひろ(正直誰を選んでも…うーん。皆さん積極的だし…)
ちひろ(それから大人組には危険人物もいますし、学生組は…加蓮ちゃんや愛梨ちゃんは…年少組は)
ちひろ(…スタイルに自信がなくて危険人物じゃなくて積極的じゃないアイドル…うーん)
ちひろ「…よしっ!」
P「あ~…決まらない」
ちひろ「プロデューサーさん」
P「決まったんですか?」
ちひろ「はい。翠ちゃんで」
P「翠ですか?」
ちひろ「はい♪」
P「そうですか。…あー」 ガシガシ
P「…」
P(だ、駄目だ。決まらない)
P「俺とちひろさん、翠…後一人なんだが…うーん」
ちひろ「プロデューサーさん、事務所閉めますよ」
P「あっ、はい」
P(結局決まらなかった)
ガチャ バタン
次の日
翠「わ、私ですか///」
P「ああ。何か用事があるなら」
翠「い、行きます///」
P「そうか」
翠「あ、あの」
P「何だ?」
翠「わ、私を選んだ理由聞いていいですか?」
P「あー選んだのは俺じゃなくてちひろさんなんだが」
翠「ち、ちひろさんですか?」
P「ああ」
翠「…」 プクー
P「?」
翠「プロデューサーさんのバカ」 プイッ
P「えっ?何で?」
P「…」
P「翠」
翠「…何ですか?」
P「翠が選ぶか?」
翠「?選ぶとは?」
P「俺が選ぶと嫌な予感がするんだ」
翠(そこは鋭いんですね) ハァ
P「で…よければ」
翠「わかりました」
P「た、助かった。ありがとう」
翠「…」
翠(誰を誘えばいいんでしょうか?)
翠「過去にユニットを組んだ人。同年齢…」
翠「…ふぅ」
翠(…そう言えば水着はどうしましょうか?)
翠(ちひろさんはスタイルがいいですし…私は)
翠(は、恥ずかしいですが…び、ビキニを///)
翠(負けられません///)
翠「…///」
翠「…よしっ。プロデューサーさん、決まりました」
P「おっ、決まったか」
翠「はい。夕美さんを」
P「夕美か。えーっと空いてるか」
P「じゃあ誘ってくる」
翠「はい」
P「夕美」
夕美「!Pさん、どうしたの?」
P「今度のオフ空いてるか?」
夕美「うんっ♪」
P「じゃあ」
夕美「行くよ♪」
P「よしっ。これで決まったな」
夕美「えへへ♪」
P「翠にお礼言っとけよ」
夕美「…えっ?」
夕美「…」 ムスッ
翠「…」
P「ゆ、夕美?何で不機嫌なんだ?」
夕美「…別に」
翠「夕美さん、気持ちはわかりますよ」
夕美「えっ?翠ちゃんも?」
翠「…はい」
夕美「…ふーん。Pさんって最低だね」
P「ぐふっ!」 グサッ
翠「そうですね。期待したんですが」
P「」 チーン
夕美「翠ちゃん、水着買いに行こう」
翠「はい」
ガチャ バタン
P「」 シーン
ここまで。続きは今日の昼過ぎにでも
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