某所で書いてたSSを少し書き直してこっちに持ってきてみた
・一応モバマスSSだよ
・アイドルが人じゃなくなってるよ
・本番はないです
それでもよければどうぞ
その日、俺は酷く疲れていた
「…これでひと段落、かな」
月末に控えたライブにイベント、全てに関する書類を纏めて、背筋を伸ばす
気がつけば時計の針は定時を遥かに過ぎて、窓の外の灯りも薄暗く、頼りないものに変化していた
「家帰るのも面倒だな…今日も泊まるか」
ここ数日、残業に次ぐ残業で家に帰っていない
事務所に泊りがけで仕事をし、まともな生活を送っていない気がする
特に気になるのは身体の汚れ
人に会う仕事をしている以上、清潔でないといけないのだが
事務所の許可を得た上で使用しているシャワールームではやや物足りないと感じている
特に夏場は汗をかく、必然と汚れは蓄積されやすくなるわけで…
「…千枝に嫌がられたのは、堪えたなぁ」
佐々木千枝は俺が担当するアイドルのうちの1人だ
最近、彼女から避けられている気がする
俺と会うたびになんとなく顔をしかめられているみたいだし、
会話も少なく、目が合えば慌ててそらし、会う回数自体も減ってきている
やはり臭うのだろうか…
「…明日は銭湯にでも行こうかな」
そうつぶやいて、俺はシャワールームへ向かった
着ているモノを全部脱ぎ捨てて、個室の扉を開く
疲労感も伴ってやけに殺風景に見える、タイルとプラスチックの壁で覆われたシャワールーム
コックを捻ろうとした瞬間、脱衣所の扉を開く音が聞こえてきた
「…プロデューサーさん」
千枝の声だった
「…千枝!?なんでここに…もう深夜回ってるんだぞ!」
「ご、ごめんなさいっ、千枝…プロデューサーさんにどうしてもしてあげたい事があって…」
シャワールームの外にいる千枝に慌てて声をかけた
未成年がどうしてこんな時間に事務所にいるんだろう
かわいそうかもしれないが、事と次第によっては洒落にならないから叱りつけなくてはならない
俺は万が一を考えながら、千枝に質問する
「…してあげたい事って?」
「プロデューサーさん、千枝たちの為にお仕事…すっごくがんばってたから、恩返し、したいなって」
「その為にこんな時間まで…親御さん心配するだろ?」
「大丈夫ですっ、ちゃんと電話して、今日はプロデューサーにごちそうしてもらうねって」
大丈夫とは到底思えないんですけど…
てか俺がごちそうするって泊まる気満々ですか
「お母さんも、プロデューサーさんなら大丈夫だって、言ってくれたんです!だから…」
「…わかったよ、ありがとう千枝」
「っ…はいっ!」
嬉しそうな千枝の声が響く、かわいいなぁ
「とりあえず、部屋から一旦出てくれ、俺シャワー浴びたいから」
「あっ、待ってください!」
そう言うと、千枝はいきなり個室の扉を開け放ってきた
「千枝さんっ!?」
一大事である
シャワーを浴びる為にスッポンポンの俺の眼の前には
バスタオルを身体に巻いてそれ以外は何もつけていない千枝がそこにいた
「ちょっ!何してるの!」
「だから、恩返しです。プロデューサーさんの体、千枝がキレイにしてあげます」
なるほど合点が…いくわけがない
裸の男と少女がシャワールームに2人っきり、誰かに見られれば事案確実である
慌てて股間を隠しながら千枝を説得することに
「やめなさい!そう言うのは…」
「ダメ…ですか?」
目を潤ませ、こっちを見上げてくる
美少女が一生懸命に自分に恩返ししたいと、純粋な気持ちを込めてねだってくる
「…待って、タオル巻いてくるから」
「あっ、はい!」
その日、キチンとした判断ができないほど、俺は疲れていた
「はい、それじゃあここに座ってくださいねっ」
「わざわざ椅子まで用意してくれたのか」
風呂場用の椅子に座らされた俺
千枝は嬉しそうな声を俺の後ろから響かせている
一見すると妙な光景だ、シャワールームで少女と2人きり
椅子に腰掛け、親子が体を洗うようにしている
ふとここで疑問が浮かぶ
このシャワールームはシャワーヘッドが固定されている
壁のコックを捻って上から降り注ぐ温水を浴びる形なのだが、千枝はまだコックを捻ろうとしない
位置が高いわけでもないしどうするつもりなのだろう、そう思った瞬間
「…んむっ」
「っ!?」
首筋に柔らかく湿った感触
千枝が俺の身体を舐め始めたのだ
『ピチャッ ピチャッ チュルッ レロレロ…』
「んっ…ふぅ…」
「ち、千枝さん!?何してるのかな?」
千枝は戸惑う俺の声を無視して、吐息を漏らしながら背中にもたれかかり、
首筋に丹念に舌を擦り付ける
時折、グミみたいな弾力のある唇も押し付けて、肌をついばみ音を立てて吸い付く
そのうち、更におかしな事が起きた
千枝の顔は後ろにあるのに、その這い回る舌の感触が徐々に前へ、前へと迫り、
ついには喉の付近にまで達しているのだ
そして俺は驚愕する
「…っ!?」
俺の首周りに、桃色の長いツタのような何かが這っているのだ
驚いて千枝の方に向き直る
その長い何かは千枝の口から伸びており、肉色の表面にてらてらと唾液を染み出させている
ツタの正体は、千枝の異常に長い舌だった
「えへへっ、びっくりしちゃいました?」
長い舌を口から伸ばし、はにかみながら器用に言葉を紡ぐ千枝
湧き上がる恐怖心を必死で抑えこみ、彼女に問いただす
「ち、千枝…その、舌?…は、なんだ?」
「…ゴメンなさい、みんなにはずっとナイショにしていたんですけど…
千枝、実はニンゲンじゃないんです」
「に、人間じゃないって…」
「『あかなめ』って、知ってますか?」
あかなめ…つまり、千枝は妖怪の類だったのだ
風呂場に潜み、溜まった垢を舐めとる妖怪、それが千枝の正体だと彼女は言う
「ずっと…みんなに知られたらいけないって…がんばって隠してたんです…それなのに…」
ズルリと伸びた舌が蛇のように動き、俺の胸板を這い回る
ざらついた舌の表面が肌の乾いた汗や汚れを舐めとって、合間に暖かい吐息が触れる
「千枝、悪い子なんです…恩返しって言いましたけど、
プロデューサーさんからこんなにおいしそうな匂いがしてるのに…ガマンできなかったんです…」
「…千枝」
要するに、千枝が避けていたのは何も嫌悪感でそうしていたわけではなく、
妖怪の本能というか、食欲を刺激されていたのを堪えるためのことだったのだと
今はそれのタガが外れ、一心不乱に俺の身体を舐めまわしている
まだあどけなく、可愛らしい少女がその身体のどこにしまいこんでいたのか
細長いようで、肉厚な長い舌を伸ばし、ヨダレを滴らせながら
身体の至る所を舐めしゃぶり、あまつさえ恍惚とした表情を浮かべながら、
汚れたモノを嬉しそうに口の中に受け入れている
先ほど、千枝に抱いていた恐怖心は薄れ
むしろ千枝の長い舌に性的な魅力を感じ始めていた
『チュッ チュッ チュブッ レルレルレル…』
「…くっ」
「んっ…ひゅむぅ……ぉい…ひぃ……プロデューサーさん、気持ち悪く…ないですか?」
「…大丈夫だ、寧ろ…気持ちいい、かな」
「えへへ…うれしいです、あむっ」
数日の内に溜まっていた汚れが、徐々に落ちていく
鎖骨の窪みを撫で上げるように、腋をくすぐるように、
上半身のあらゆる箇所を舌が這い回る
しかしここで困ったことが起きた、
ぶっちゃけると、ここ数日アレの処理すら出来ていない
そんな時に、かわいい女の子が蕩けたような表情を見せながら、
吐息まじりで身体を舐めまわしてくれるのだ
今必死で隠しているが、アソコはもうギンギンなのです
…流石にマズイよなぁ
「んちゅ…んむ……プロデューサーさん、くち…開けてください」
千枝は俺の指を口に含んですすりながらそんなことを要求する
まさかと思いながら言われた通りにくちを開けると
「……んっ」
舌が口内に侵入してくる
口の中いっぱいに肉の枝が這い回って、歯茎や口蓋を存分に舐め回す
柔らかい唇も触れ合いながら、貪るようなフレンチキス
「…ファーストキス、あげちゃいました♪」
舌を引き抜くと、満足そうな笑みを千枝は浮かべていた
「そろそろ…下のほうも、なめてあげますね」
「えっ、ちょ、ちょっと待ちなさい…っ」
俺の制止も空しく、腰に巻いたタオルを取られてしまった
「わぁっ…おっきぃ…!」
千枝は俺のそそり立つイチモツを見て感嘆の声を上げる
そんなにジロジロ見られると照れる
「コレって…千枝がぺろぺろしたから…ですか?」
「…ああ、すごく気持ちよかった」
「…うれしいです、プロデューサーさん…」
「…千枝」
流石にマズイ
俺は止めようとした…が、千枝は何かを期待するような目で此方を見つめてくる
潤んだ瞳、紅潮した頬、漏れる吐息
全てが俺の理性を狂わせようとする
「プロデューサーさんのおちんちん、どうしたらいいのか…千枝にいっぱい教えてください」
「…わかった」
その日、我慢できないほどに、俺は疲れていた
「まず、根元から丁寧に濡らしてくれるか?」
「えっと…こうですか?」
舌先に唾液をのせて、竿に塗りつける
根元から先端付近までゆっくりと、ぬめりを帯びた舌で舐めあげられる
ときおり、少しざらついた感触が竿に伝わって、ひっかかるような刺激が竿を更に固くさせる
「なんだか…ぴくぴくしてて、カワイイです♪」
次第に舐め方に変化がつき始めた
舐める範囲が少しづつ広がっていき、裏筋やカリの裏も丹念にねぶられる
「なぁ千枝、今度は舌を巻きつかせるように…」
「はいっ、こうれふね?」
思わず変な声を出しそうになった
ぬるぬるが全体に行き渡ったのを確認して、千枝にその長舌を巻きつかせてもらった
まるで蛇が獲物を締め付けるかのように、むちむちとした圧迫感が竿を支配する
そのまま千枝は竿を軸に螺旋を描いた舌を上下に動かし、優しくしごいた
肉厚な舌で竿全体を締められて、
ぬるぬるむちゅむちゅの柔らかい弾力と独特なざらつきが、
ペニス越しに俺を快感の渦に突き落とそうと攻め立てる
「…ひゃふっ…はふっ……コレ…すごくおいひぃ…もっと…なめていたいれふ…んっ…」
どうもペニスにわずかに残った恥垢がお気に召したらしい
口をだらしなく開けて、顔全体を真っ赤に染めながら
伸ばした舌で思いっきり味わおうと躍起になっている姿は
あまりにも危険で、煽情的だと思わされる
「…ココっ…おいひぃにおいが…はむっ」
「っ!?」
いきなり亀頭を咥えこまれてしまった
染み出すカウパーの臭いを感じ取ったらしく、それを小さな口で懸命に吸い上げてくる
舌は尚も竿を締め付けて扱き上げ、
その舌と頬張っているペニスで、可愛らしい口は下品かつ限界まで開かされている
…耐えられるわけがなかった
「千枝…千枝…っ…も……でるっ…」
「…はひっ…らして…くらはいっ…おいひぃの…ちえに……くらはい…っ」
「…くぅうっ!」
『ドッ…クンッ ドププッッ ゴプッッ』
「んぅっ、も゛っ!? むっ…むうぅぅう…っ!?」
瞬間、凄まじい快感が襲いかかった
人生で1番多く出たんじゃないかってくらいの勢いで、千枝の口内にザーメンを流し込む
ただでさえペニスと舌で口いっぱいになっている中に射精されたせいで、
彼女はとうとうむせてしまった
「けぷっ、ケホッケホッ…!」
「ご、ごめん!大丈夫か!」
「はぁ…うぅ……大丈夫…です……」
千枝は涙目のまま心配かけまいと振る舞う
だが初めてだらけの中いきなり口内射精はきつかったにちがいない
唇の端からは吐き出したザーメンがぽたぽたと垂れて、シャワールームの床と彼女の身体を汚していた
「ぁあ…おいしいの…もったいない…」
そう言うと千枝は再度舌を伸ばし、体に着いたザーメンを舐め取りだす
よほど気に入ったのか、舐めとるほどにまた頬を紅潮させ、
嬉しそうな表情で自身を舐め回す姿は、かなり特殊なオナニーのようにしか見えない
それも、身体に巻いていたバスタオルはとうにはだけていて、
素肌はおろか、僅かに膨らんだ小さな胸と桃色の先端に、
まだ毛も殆ど生えていないぴっちりと閉じられた秘部が露わになっても気づかずに、
そのいたるところに着いたザーメンをねぶっているのだ
「…あっ、またおっきく…」
「おぉぅ…」
いや、こんなモノ見せつけられたらそうなるに決まっている
「…もう好きにしてくれ」
「はいっ、千枝、もっとプロデューサーさんが気持ちよくなれるようにがんばりますね♪」
今度は、年相応のあどけない笑顔を見せながら、千枝は俺のモノに舌を伸ばす
今後に迫る不安と期待をないまぜにしながら、
疲れ果てていた俺は、一時の快楽に身を委ねることにした。
おわり
がっつり書いたの久しぶりだわ
千枝ちゃんがコレジャナイ感じだったりしたらゴメンね
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