武内P「LINEですか?」 (246)

最近は夜も暑いから涼しくなるものを書こうかなって

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469111302



未央「そーそー、プロデューサーも一緒にやろうよ」

武内P「仕事関連の連絡は電話で伝達しています、私の目線ではそれでも不自由はしていないと思っていたのですが」

莉嘉「もう!仕事とかそーじゃなくて!」プクー

未央「あはは…やっぱ、プロデューサーはプロデューサーか」

武内P「……申し訳ありません」

未央「ほら、何て言うかさ……うーん…
……!、コミュニケーション!コミュニケーションのため」

未央「私達もまだまだ年頃の女の子なんだしさ、LINEでしか話せないような事も沢山あるわけじゃん?」

武内P「……はぁ」

未央「だからもっと私達のこと知ってもらえばプロデューサーの新しい企画への手伝いになるかもしれないし」

莉嘉「と言うかPくん最近忙しくってずっと構ってくんないじゃん、LINEならどこにいたってお話できるよね☆」

武内P「……しかし距離感と言うのは必要かと」

未央「そんな固いこと言わない、ほらほらちゃんみおに携帯貸してみそらそ~」ヒョイ

莉嘉「未央ちゃん、アタシも!アタシのも友達追加して!」

未央「まてまてーい、んーやっぱりインストールしてすらないし…」


莉嘉「んじゃあさ、いっそのことプロフィールから作っちゃおうよ☆」

未央「おー、ナイスアイデア~♪最高にナウいの宜しくお願いします!」

莉嘉「アタシに任せて☆」

みりあ「なにやってるの?みりあも入れて」




武内P「……」




未央「はい、おっけー
これで私達と何時でもLINEできるよ♪」

武内P「……ありがとうございます」

ラインライン ♪

莉嘉『Pくんうれしい?(゜▽゜*)』

武内P「……」チラッ

莉嘉「~♪」ニコニコ

ラインライン ♪

莉嘉『嬉しくないの~?(´・c_・`)』

武内P「……」チラッ

莉嘉「……」

武内P「……あの、わざわざLINEを使わなくともよい距離なのではないでしょうか」

莉嘉「……」プイッ



武内P「……」

武内P「…………何時でも連絡が取れるといった点ではとても安心できます、それに連絡手段が増えると言うのは便利だとおもいます」

莉嘉「……」プクーッ

武内P「……」


武内P「………………はぁ」

ラインライン ♪

Pくん『貴方と何処でも会話が出来るのは正直嬉しくおもいます、ですが貴方の声が聞けないことにも虚しさを感じます
LINEをする必要のない距離ならやはり貴方といつものように口で会話がしたい』

莉嘉「!………仕方ないなP君は、でもLINEにはすぐ返さないとだめだよ!
特に既読ついてるのに返事がなかったら無視されたって思われちゃうし」ニパァァア


武内P「……善処します」

武内P(既読?読んだらつく物なのか?)

未央「あ、あとCPのみんなにも友達申請出しといたから」

武内P「……はぁ」

武内P(……いつの間に)

みりあ「これでみんな仲良くお話できるねー♪」




奏「……ふぅ、やけに今日のレッスンきつかったわね」
奏(…カフェで冷たい物でも頼もうかしら)




部長「と言うわけだだいたいの流れは把握したかい?」

武内P「…………はい」メモメモ

武内P「……あとはこちらのスケジュールを確認後改めて連絡させて頂きます」


武内P「……」ペラッ ペラッ

ラインライン ♪

武内P「…………はぁ」


「……以外ね、貴方もLINEとか使うんだ」

武内P「……速水さん、おはようございます」

奏「おはよう、ふふふ…ごめんなさい気に触っちゃったかしら
だけど別に悪い意味じゃないわ、ただ貴方はそう言う不器用なところがチャーミングだもの」

奏「だからそんな理想の仮面を貴方に被せたのかな」

武内P「……はぁ」

奏「で?LINEの相手はだれ?……恋人だったら私ちょっと妬いちゃうわ」


武内P「……恐らくアナスタシアさんです」

奏「見てないのにわかるんだ」

武内P「ちょうど彼女のレッスンが終わる時間でしたので」

奏「レッスンが終わると同時にLINEするなんてよっぽど仲がいいのね」

武内P「……」

奏「ふふふ…冗談よ、だけど少し妬いちゃたな


……だから」

武内P「…………キスは禁止です」ササッ

奏「あら残念、だったら他のお願い聞いてもらおうかしら」

武内P「他のお願いですか?」

奏「私も貴方とLINEがしたいの、私と交換しない?」

武内P「……………………はぁ、わかりました」

奏「ふふふ、ありがとう♪」







アーニャ「……」サッ

アーニャ「……」…コトッ

アーニャ「……」サッ

アーニャ「……」…コトッ

ブーッ ブーッ

アーニャ「!」サッ

ミナミ『今日もお疲れ様!もうすぐ終わるから一緒に帰ろっか♪』

アーニャ「ミナミィ……」

アーニャ「……」



アーニャ「……」コトッ

フレデリカ「どーしたのー?カップ麺タイマー?」

アーニャ「ひゃっ!?フレデリカ!?Не что-нибудьアリマセンヨ!!проблемナイデス!!!」

フレデリカ「んー?」

ありす「ちょっと、あまり聞かれたくないようですし」

周子「見つかると同時に隠した携帯に、さっきから携帯ばっかり確認してる姿
……メールかLINEの相手はプロデューサーさんかなー?」ニヤニヤ

ありす「どういう事ですか?アナスタシアさん詳しく教えて下さい」


アーニャ「ダー、プロデューサーのLINE……まってました」

周子「あっさり認めるんだ、と言うかあのプロデューサーさんがLINEね…」

フレデリカ「ってことはー、あのこわもてで端末を通して女の子とLINEを…」

周子「……ブフッ」


フレしゅー「「早苗さーん!!助けてー!!!」」

ありす「……二人とも黙ってて下さい」ギロッ

フレデリカ「……ありすちゃんがこわーいよー?」

周子「死んでくれる?」



アーニャ「……LINEなら沢山プロデューサーとお話できると思いました
ニェット、プロデューサーも忙しい…です」


ありす「…」

フレデリカ「およよよ…アーニャちゃん、なんていい子なの~?ねー周子ちゃん?」

周子「んー?真面目に考えすぎだって、LINEなんていつだって見られるんだよ?
そんなの気にしないでじゃんじゃん書いときー?」

周子「くだらない要件だってコミュニケーションのきっかけならきっと意味のあるものじゃん?」

アーニャ「……プロデューサーに迷惑かけたくないです、アーニャの我儘……押し付けたくないです」


フレデリカ「……じゃあさ、アーニャちゃんの代わりにフレちゃんがお話ししちゃう♪」

アーニャ「!……ダメっ!!」



アーニャ「…………です」

周子「ほらほらーあの人の事だから他ともLINE交換してるでしょ、そんなこんなしてるうちにみんなと楽しくお話してるよ?」

周子「あたしたちは知ってるしきっとプロデューサーさんも知ってるから
……アーニャちゃんがプロデューサーさんを困らせたい訳じゃなくて、ただお話がしたいだけだって」

アーニャ「シトー?プロデューサーが?」

周子「だから内容も時間も気にすることなんてないよ、アーニャちゃんだけの特権ってやつ?」

アーニャ「ダー、はい……スパシーバ、今なら沢山お話できそうです、ふふふ」





フレデリカ「いいなぁ、アタシもプロデューサーに聞いてこようかなー?」

周子「やめときなって、プロデューサーさんの携帯用量オーバーで壊れるから
あれ?ありすちゃんは?」

フレデリカ「プロデューサーのところにいったよー?」

周子「あーあ」






ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン
ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン
ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン

武内P「……」

ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン
ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン

武内P「……」

美嘉「……あんた大丈夫?」

ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン

武内P「……おはようございます、城ヶ崎さんに北条さん」

加蓮「……いや、おはようはいいんだけど何このカオスなBGM」

美嘉「そういえば莉嘉が言ってたことは本当だったんだ、LINE始めたんだね」

加蓮「へー、プロデューサーが……じゃあさ、アタシともLINE交換しようよ」

ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン

武内P「……それは構いませんが」

美嘉「……その前にこの受信乱舞はなに、さすがに気味がわるいんだけど」

ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン
ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン
ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン

武内P「……情けない事ですが、さすがに量が多すぎて捌けない事になってまして…」

加蓮「モテモテじゃん、嬉しくないけど」


美嘉「ってことは皆から怒濤のLINEが押し寄せてきてるわけ?」

武内P「……いえ、ほとんどが渋谷さんです」

美嘉「」

加蓮「…………うわぁ」



美嘉「……え、ちょっと待って、スタンプ嵐かなにか?」

加蓮「とりあえず見せてみなよ、力になれるかもしれないし」


>ねえ、このプロフィールの一言なに

>プロデューサーも冗談とか言うんだ

>でも冗談にしては質が悪くない?相手の気
持ちも考えてみなよ

         何の話でしょうか?<

>ふーん

>しらばっくれるんだ

>うやむやにするつもり?最低だね

>ねぇ、何で無視するの?

>いいよ、あとから直接きくから

>……ねえ、やっぱり無視?

>なんで?なんで無視するの?

>都合が悪いから?

>答えてよ

>ねえ

>ねえ

>ねえってば

>答えてよ

答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ答えてよ無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで無視しないで








>ふーん


美嘉「ひぃっ!?」ポイッ

加蓮「」


武内P「……ははは、追い付かないんですよ……返事が……
…………不甲斐ないばかりです……ははは」

寝るわまた会おうぜ




ラインライン ラインライン ラインライン ラインライン♪


武内P「……」ガバッ


武内P「……支度しないと」スタッ

ラインライン♪

『おはようプロデューサー、昨日も徹夜でご苦労様
なんど起こしても起きないんだから焦ったんだよ?』



武内P「……」

武内P「…………」シャカシャカシャカ

武内P「……っぺ」

ラインライン♪

『もーだらしないな、寝癖酷いよ?ちゃんとしないとみんなに笑われるよ?』


武内P「……」……パサッ

ラインライン♪

『いくら私だからって女の子が見てるのにで着替える?
……まあ、信頼してくれるってのはうれしいけど』



武内P「……」……ガチャ




武内P「…行ってきます」……バタン





ラインライン♪

『いってらっしゃいプロデューサー』






美嘉「……ねぇ、プロデューサーのLINEのプロフィールって自分で作ったの?」


武内P「…………いえ、これは城ヶ崎さん…いえ莉嘉さんに作成していただきました」

美嘉「……どう考えても原因はそれでしょ」

加蓮「……ふぅ、とりあえずプロフィール開いてみようか」




加蓮「……うわぁ、これは酷い」

美嘉「!……にゃっ、にゃんなのよこれ~!!?」

武内P「……城ヶ崎さん!?どうかなされたのですか?……!」




画像 ちゃんと見てよ!の時のあれ
一言 私たち婚約します




プロデューサー(CP)がホームでカバー画像を変更しました

皆の応援のもと決心がつきました、美嘉は私が幸せにします


コメント 346



莉嘉  おめでとー(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

杏   続けて凛ちゃんがは?と言う

凛   は? 

凛   ワケわかんない

蘭子  我が友…プロデューサー……嘘ですよね

かな子 えぇーっと、おめでとうございます

凛   冗談なんでしょ?ねぇ、返事してよ

凛   ねぇ

凛   ねぇったら

凛   ふざけてないで答えてよ

蘭子  プロデューサー?どうなんですか!?

凛   ありえない

蘭子  ひどいよ

凛   答えて

蘭子  ……そんなのってひどすぎるよ

莉嘉  あはは、皆落ち着こ?

………………………………
…………………………
………………



加蓮「……これはこれは」

美嘉「」

武内P「」



加蓮「……でもこんなに大事になってるならこのタイムラインを見た人間の前だけでも嘘を貫いたほうがいいんじゃない?」

美嘉「は?!なにいってんの?!!」

武内P「ええ、さすがに問題がありすぎます」

加蓮「だってさー、普通に考えてみなよ
今ネタばらししてあんなにコメントで荒ぶってた凛とか蘭子とか色々…収まるわけないじゃん、それどころか羞恥心で辞める可能性もあるんじゃない?」

武内P「!……しかし」

加蓮「まーまー、何もまわりのほうが恥ずかしくなるような茶番やれっていってるわけじゃないって」

美嘉「!……あ、アタシはそれでもいいよっ☆ほら、割りと仕事とかで慣れてるし
これですむなら仕方ないかな?あはは」

加蓮「……へぇ、じゃあ今ここでキスしてみてよ」

美嘉「そんなのよゆー、よゆー…………え?き……きす!?」

武内P「……北条さん、あまり城ヶ崎さんをからかうのは」 

加蓮「ドラマの撮影中とかに言われたらキスのふりとかやり過ごすのにねー」

美嘉「そ、それは……!」

加蓮「と言う訳だからプロデューサー、美嘉と破局しましたってタイムラインしてよ」

武内P「………………はい?」

美嘉「!……ダメ!!」

武内P「!……城ヶ崎さん?」

美嘉「ほ、ほらよく考えて?プロデューサーが破局したって書いたところで単純に椅子取り合戦が始まるだけじゃん?」

美嘉「だったらやっぱり最初の婚約者のふりとかのほうが…」

武内P「……いえ、そちらにすれば今度は貴方が依怙贔屓などありもしない批評をかいます
……少なくとも私がプロデューサーと言う立場である以上そのような噂は免れません」

美嘉「……だけど」

武内P「しかし、タイムラインをするにしても城ヶ崎さんにはあまり害がないようにしたいのですが」

加蓮「大丈夫、大丈夫まかせといてよ」

美嘉「!……加蓮本気でやる気?!でもそれじゃあ」

加蓮「…………わかんないかな」




加蓮「椅子取り合戦はとっくに始まってるんだよ」ピッ






フレデリカ「……ふんふんふーん♪お弁当美味しかったねー♪」

周子「それはよかったねー」

フレデリカ「もー周子ちゃんドライじゃーん、つまんなーい」

周子「いつまでもそのテンションが維持できるほうがおかしいんだって」

フレデリカ「む~………………誉められちゃった♪エヘヘ~」

周子「はいはいすごいすごい……ってあれは」




アーニャ「…………」

「どうだった?ちゃんとLINEでお話できた?」

アーニャ「…………シューコ、ニェット……お話は難しい……ですね、ふふふ」

周子「…………!……何かあったの?」

フレデリカ「……アーニャちゃん、泣いてるよ?」

アーニャ「……ダー、うれしい?多分そう
………ニェット……アーニャはそうじゃないとダメ……です」

フレデリカ「嬉し泣き本当に?」

周子「……嬉し泣きには見えないよ、まるで自分に言い聞かせてるみたい」

アーニャ「……だから、大丈夫です……アーニャは嬉しい?……だから」


アーニャ「ごめんなさい……よくわからないですね
…………私もわかりません」



フレデリカ「……アーニャちゃん」



未央莉嘉「……ごめんなさ~い」

美波「……はぁ、さすがにやっていいことと悪い事があるよ?プロデューサーさんも困ってるんじゃないかな」

莉嘉「でもでもー、Pくんとおねぇちゃんお似合いだと思うよー
ほら事実にしちゃえばもんだいないね☆」

美波「……莉嘉ちゃん?」

莉嘉「ひぅっ!?」

未央「みなみんが怖いよー」

卯月「皆タイムラインを見て固まってたんですよ?さすがに未央ちゃん反省してくださいね」

未央「……うーしまむーも冷たい」

美波「……それと、皆LINEをする時間
プロデューサーさんも仕事中なんだよ?」

未央「だってほら、LINEはいつでも見られるし」

美波「プロデューサーさんの事だからこまめにLINEを確認するに決まってるでしょ」

未央「……それは…………あははー
……ごめんなさい」

かな子「……でもどうしてプロデューサーは否定しなかったのかな?」

智絵里「確かにおかしいですよね……?」

きらり「多分わからなかったんだにぃ…」

美波「……プロフィールの存在も知らなかったかも
でもあの人ならさきにヘルプとか使い方は確認してたんじゃ」

杏「確認できないくらいに鬼のようなLINE送ったんでしょ、プロデューサーの事だからそっちを優先するに決まってるよ」

杏「……杏からしたらそっちのほうがさきに捕まえとくべきだったと思うけど」


美波「どういうことかな、杏ちゃん」

杏「プロデューサーはこれに気づいたら絶対話をややこしくするよ」

杏「単純な予想だけど、場を落ち着かせるより現状維持を選ぶと思うんだ」

未央「現状維持?、ごめん本気で意味わからないんだけど」

杏「……まあプロデューサーがどうしようと杏達は合わせるしかないんだけどさ」

CP「…?」


ラインライン♪



『話合った私達の関係は一時の気の迷いのようなものでした、今までの関係に戻ります』

卯月「!莉嘉ちゃん達のいたずらじゃなかったんですか?」

未央「そうだったはずなんだけど…」

莉嘉「まさか本当になっちゃった?!」

みりあ「プロデューサーと美嘉ちゃん結婚するの?!」

美波「……まってみんな、まさかこれは」

杏「……だからいったでしょ、ややこしくするって
あーあ、美嘉ちゃんの身を案ずるあまりとんでもないこと言ってる事にも気づいてないし」

きらり「杏ちゃん?」

杏「なんでもないよ」

杏(立場上の問題と言えば良いものを依怙贔屓とか悪評を避けようとするあまりその言葉を使わなかった)



杏(……つまりはもうプロデューサーだからなんて言い訳、通用しないんだよ)





加蓮「……はい、終わったよ?」

美嘉「……本当に凛からのLINE止まった、加蓮なにしたの?」

加蓮「別に?ただ交渉しただけだけど」

武内P「ありがとうございます」

加蓮「あぁ、あと次凛からのLINEが来るまで絶対にトーク開いたらダメだよ?」

武内P「?……理由を訪ねても?」

加蓮「…………ふふ、内緒」

武内P「……わかりました」

美嘉「……交渉って、凛がすんなり引くなんておもえないけど」

加蓮「でも実際LINEは止まったよ?」

美嘉「……それは」

加蓮「とりあえずこれ、プロデューサーの携帯ね」

武内P「北条さん、本当にありがとうございます」

加蓮「気にしないで、後プロデューサーとLINE交換しておいたから」

武内P「!……いつのまに」



美嘉「……プロデューサー、何かわからないんだけど凄い嫌な予感がするんだ
…気を付けて」

武内P「……はい」

やっぱり平日だとまともに書けねーわ、最低でも日曜には完結させるけど
つうか武内Pの結婚偽装の落ちたの?続き楽しみにしてたのに、ムカつくからネタパクってクールパンデミックの続きで書くわ

また明日会おうぜ




武内P(……北条さんはどのようにして渋谷さんを宥めたのかはわからない、しかしそれでも回りの熱が下がるまでは演技を続けなければならない)

武内P(…………といっても実際は私が考えすぎで、そこまで回りも気にしていないのかもしれないが)

「見つけましたよプロデューサー!」

武内P「橘さん?」

ありす「あ・り・すです!
そんなことよりLINEを皆と交換していると言うのは本気ですか?」

武内P「……えぇ、本当です」

武内P「…しかしなぜそれを?」

ありす「……いえ、たまたま通りすがりに耳にしました」

武内P「……はぁ、そうですか」

ありす「そ、その……!わ、私も……えぇーっと」

武内P「…………はぁ」

武内P「交換しますか?私と」

ありす「……え?…………あ!
プロデューサーの話は私の仕事にも参考になるので……その……お願いします…」

武内P「はい、此方も準備します」

ありす「……あ、あれ?、私のタブレットが」

文香「……ありすちゃん、これ?」

ありす「!文香さん、ありがとうございます」

文香「……ソファーの上に置いたままでしたので」

ありす「お待たせしました、プロデューサー」

武内P「いえ、私は構いません」



武内P「…………完了です」

ありす「………………えへへぇ~、これでいつでもプロデューサーと」

武内P「橘さん?」

ありす「!……いえ、なんでもないです」

文香「…………ふふふ」


武内P「鷺沢さんも如何ですか?連絡先は多くてもこまりません」

文香「……私もいいのですか?」

武内P「ええ」

文香「………ありがとうございます、貴方との文のやり取りはきっと詩集を二人で紡ぐようで楽しみです」

武内P「詩集……ですか?」

文香「……貴方が何気なく口になされるその言葉は優しさで溢れています、本当に誰かを幸せにしたいと…
…誰かのために、そのような貴方の気持ちが伝わってくるのです」

武内P「……鷺沢さん」

文香「……この出会い、この物語の続きを共に記す
…きっと悪い物ではない、素敵な物語だと……私は思います」

武内P「……まるで風のよう……ですね」

文香「……風?」

武内P「単体では目にも移らない何気ない現象です、しかし桜、こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい、そして落ち葉
……そのような四季と共に舞うことにより趣を感じさせます」

武内P「……多くの人びとは気づくことのない景色なのかもしれない、ですが私は
…………いえ、私達はその四季を楽しんでいる」


武内P「……そうであって欲しいと私は思いました」

文香「…………」

文香「……ふふふ、そうですね」


ありす「むぅ………」








「なんで?なんで既読もつかないの?」

「ねぇ、プロデューサー」




「…………なんでブロックしたの?」

悪い自分で爆笑してた、レミオロメンは卑怯だよな脳内変換たのむ
はらいたいから休憩くれ

皆ノリノリだし武内Pがこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい熱唱するssでもいいかもしんない



11時頃戻る



武内P「……渋谷さん…?」

凛「………」

凛「……ふーん、ありすとかともLINE交換したんだ」

ありす「え?あ、はい」

武内P「待ってください!それは私が」

凛「プロデューサー忙しくて返事遅れる事よくあるけど気にしないであげて?」

ありす「?……一応仕事中は控えるようにするつもりですが、気を付けます」

凛「ねぇ、プロデューサー?」

武内P「っ!?」



凛「忙しかった…………だけだよね?」

武内P「…………申し訳ありません」

凛「いいよ気にしてないし」

「だから…………
………………ブロック解除しておいてね」



武内P「っ!!?」

文香「……忙しかったとわかっているのなら貴方も控えたらどうですか?
…プロデューサーが意味もなくブロックするとも思えません、貴方が原因なのではないですか?」

凛「…………別に?私は普通にLINEしただけだし、そもそも部外者は黙っててよ」

文香「……っ」

ありす「凛さん!さすがに言い過ぎです!」

武内P「…………ありがとうございます橘さん、鷺沢さん」

武内P「……申し訳ありません、ブロック……でしたか?そうなっていることに気づかなかったようです
……それもすぐに解きます、しかし貴方も仕事時間内のLINEは控えて頂きたいのですが」

凛「…………そうだね、私も非常識だったみたい
……だからさ」

凛「……仕事終わったら話そうよ、今日の事」

武内P「…………わかりました」


文香「……プロデューサー?」

武内P「……大丈夫です」








アーニャ「……リカのいたずら……ですか?」

美波「うん、びっくりしたでしょ?でもちゃんと莉嘉ちゃんには注意したから」

アーニャ「…………シトー?じゃあプロデューサーはミカとは」

美波「うん、婚約してないよ」

アーニャ「……ごめんなさい私よくわかりません」

美波「どういうこと?」

アーニャ「プロデューサーがсчастье…幸せなのは良いことです
……ニェット、アーニャはうれしく、ないです」

アーニャ「だけどプロデューサーはコンヤク?してません、アーニャはうれしく感じてます
…………ンー、アーニャは悪い子ですね?」

美波「……ふふ、ふふふふ」

アーニャ「……!……ミナミ?」

美波「ごめんね?あまりにもアーニャちゃんが可愛かったから
……大丈夫、アーニャちゃんは悪い子なんかじゃないよ?ちょっとプロデューサーさんに甘えたかっただけだよ」

アーニャ「…プロデューサーに?」

美波「だから今度は二人でプロデューサーさんに甘えにいこうか」

アーニャ「…………スパシーバ、ミナミィ」

アーニャ「…………」


アーニャ(……本当は怖い、誰かにプロデューサーが取られるのが
美波でも、他のCPの仲間でも)

アーニャ(このまま見捨てられるのが…………怖い)

『アイドルに興味ありませんか?』




アーニャ(……)

アーニャ(…………ダレカノモノニナルノガコワイ)



アーニャ「……アーニャはわるいこです」

きょうぶんの投下は終わり!ねる!
俺の中ではクールみなガチ勢これ豆な、異論は認めん
土日で一気に投下して終わらす

明日~ま~た、あえる~よね♪

くだらねぇ自分語りしてる暇あったらカワイイキノコウメ参戦させろ無能

>>98お?こらてめぇ偉そうだなもっと言って下さいブヒィ
と言うのはおいといて参戦さすならちょっと内容いじらなあかんから無理だわすまそん、一人ぐらいなら行けるが

クレーマー沸かないからってこの>>1は何のためにssを書いてるんだ



武内P「……」カタカタカタ…

武内P「……」カタカタカタ…

武内P「……」タッ……



武内P「…………はぁ」



杏「……めんどくさいならそう言えばいいじゃん」

武内P「……双葉さん、いらしたのですか」

杏「そもそもなんで莉嘉ちゃんのイタズラだって言わなかったのさ、その一言で全て片付いたのに」

武内P「…………知っていたのですか」

杏「自白したよ全部、その後すぐプロデューサーが変な事かくから皆余計にパニックになってたよ」

武内P「…申し訳ありません」

杏「……まぁすぐに美波ちゃんがなだめたけどね」

武内P「…………新田さんが?」

杏「プロデューサーの仕事にも支障がでるからって、いろんな娘に仕事中は控えるようにいってまわってたよ」

武内P「……そんなことが」

杏「とりあえずこの後の行動は特に注意したほうがいいよ、っていっても地雷を自ら踏むのがプロデューサーだけど」

武内P「…手厳しいですね」

杏「事実じゃん」

武内P「……返す言葉も見つかりません」


杏「………ぶっちゃけさ、その美波ちゃんの行動も危うっていったら危ういんだよね」

武内P「……どういうことですか?」

杏「………今にわかるよ、じゃあ忠告はしたよ?」



武内P「待ってください双葉さん」

杏「…………何?」

武内P「……良ければ貴方も交換しますか?」

杏「うーん…………いいや、やめとく」

武内P「?……そうですか、理由を訪ねても構いませんか?」

杏「連絡方法増やしたらプロデューサー、杏のこと探してくれないじゃん」ボソッ

武内P「申し訳ありません、うまく聞き取れなかったのですが」

杏「…LINEからも仕事の連絡なんて聞きたくないっていったんだよ」

武内P「…………」

武内P「……そうですね、連絡は他でも可能ですから」

杏「そう言うこと」



杏(……それに…………どうせならプロデューサーの口からおはようございますを聞きたいよね)







武内P「…………」ガチャ

武内P「…………ただいま」バタンッ


武内P(……今後の行動、新田さんの行動の危うさ…全く意味がわからない)

武内P(…………どういう事だ…?新田さんのお陰で仕事中のLINEの嵐を避ける事が出来た、その事に危うさなどあるのか?
しかし双葉さんがそう言った、つまりは何かは確実にある)



ラインライン♪

武内P「!……LINE?そうか、既に終業時間ではあるから


…………多田さんからだ」

李衣菜『プロデューサーさん、莉嘉ちゃんのイタズラだって聞きましたよ?
本当だったらそれはそれでロックでしたけど』


武内P「………なぜだか特に意味の無さそうなこのLINEがとても落ち着きますね」



    お騒がせして申し訳ありません<

>いえ、私は初めからデタラメだって気づ
 いてましたし

        そうですか助かります<

>そんなことよりプロデューサー好きな食
 べ物とかあります?日頃のお礼もかねて
 お弁当でも作ろうかなって

   そこまで気を使って頂かなくても<

>気を使ってなんてないですよ

>そうだ、これからの私のロックなアイド
 ル路線について相談したいのでお昼ご飯
 を一緒に食べるって事でどうですか?


武内P「……多田さん」

武内P(…………貴方の優しさがとても身に染みます、やはり貴方をプロデュースしてよかったとあらためて思いました)

ラインライン♪

莉嘉『Pくん今日一緒に歩いてた人誰(*`Д´)ノ!!!?』


武内P「…………」



          反省してください<

>反省はいーーぱいしたよ?で誰なの(` 
 Д´≡`Д´)??!彼女!?

              違います<

>じゃあ誰?なか良さそうだったよ!?

  依然共演して頂いたモデルの方です<

>でも知り合いしてるよね

         どういうことですか<


武内P(…………)

武内P(……絶対に反省はしていない、間違いない)


ラインライン♪

美嘉『大丈夫?また鬼LINEされてない?』

武内P「……城ヶ崎さん?」

武内P(今貴方の妹にあらぬ疑いをかけられて迷惑しているなんて言えない)



   大丈夫ですありがとうございます<

>そっか、よかった

>でもさ、アタシと婚約だなんて莉嘉もバ
 レバレな嘘もつくよね

          立場的にですか?<

>それもあるけど、アタシの見た目ってほ
 らギャルじゃん?そんな見た目だけど真
 面目なアンタとじゃ釣り合わないし

 そうでしょうか?貴方の魅力はもっと<
 ほかにあると思います

>いきないなにいてんの!?

    すみません意味がわかりません<


武内P「…………ふふ」

武内P(……何だかんだいってもいつだって私が落ち込んでいるときに側に居てくれるのは貴方だ
……貴方の笑顔に私は何度力を頂いただろうか)


ラインライン♪
李衣菜『プロデューサーさんは唐揚げはどっちが好みですか?』

ラインライン♪
莉嘉『もうPくんなんて知らない!!Pくんからの仕事なんて受けてあげないんだから!!!』

ラインライン♪
卯月『プロデューサーさん、大丈夫ですか?』

ラインライン♪
美嘉『じゃあ、プロデューサーはアタシのどこに魅力を感じたのかな』

ラインライン♪
智絵里『今日もお疲れ様です』

ラインライン♪
蘭子『プロデューサーの布団いい臭い』


ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン

武内P「……!?なんだ?!」


武内P「……!……そうか、双葉さんが言っていたのはこう言う事か……?!」








美嘉「……」ドキドキ


ラインライン♪

美嘉「…きた!」スッ


武内P『胸ですね』

美嘉「」



美嘉「…………は?」




 ふーん、アンタもそういとこみてるだ<
 あはは…

 ほ、ほら他は?いつもみたいにしかめ<
 っ面で笑顔ですとか言わないの?

>しり

美嘉「」


美嘉「……グスッ」ツーッ……


美嘉「………ヒグッ…ヒグッ、最低
……結局体しかみてないじゃん、酷いよ…最低…だよ」ポロポロ…


ラインライン♪

美嘉「…………」


美嘉「……」スッ

武内P『あいしてるということは認めます、貴方が受けてくれるなら』

美嘉「……え?」

ラインライン♪

武内P『貴方の笑顔がとても素敵ですから』


美嘉「……ヒグッ」

美嘉「…………こんなの卑怯だよ…何されたって……許しちゃうじゃん」




美嘉『……アタシもだよプロデューサー』

自演してまで荒しホイホイしてんのにこない、つまんない

まあいいや、武内Pアンチ来ないし普通にss書くことに集中するわ
普通に読者は楽しんでってね

わった~しがよ~ん~だら~♪








ラインライン♪

『そろそろ起きないと遅刻するよ?だから甘やかしたってろくな事ないのに』

武内P「……」

武内P「……」スクッ

蘭子「……zzz…えへへ、わがとも~♪」


ラインライン♪

武内P「……」シャカシャカシャカ

『ほら隈酷い、これじゃあ外歩いてるだけでも職質されるよ?』

武内P「………」シャカシャカシャカ

武内P「……ペッ」


ラインライン♪

『……だからさ面倒なら面倒って言おうよ、聞いてる?』



武内P「……」ガチャ


武内P「……いってきます」バタンッ


『いってらっしゃいプロデューサー』




杏「だから言ったじゃん、危ういって」

武内P「……もう少し気にしておくべきでした」

杏「…………はぁ、まぁ仕方ないよ
気を付けろって言ったって何も出来やしないし」

杏「プロデューサーは変な返答返したりとかしてないよね」

武内P「……変な返答?」

杏「……相手を勘違いさせるような言葉」

武内P「よくわかりませんが恐らくないと思います」

杏「…………ラインは相手の顔が見えないから勘違いとかさせやすいんだ
だから特にプロデューサーはそこ気を付けとかないと刺されるよ?」

武内P「!」

武内P「…………はぁ、気を付けます」

杏「……そう言えばプロデューサーってマナーモードにはしてないの?」

武内P「してますよ?依然はラインを確認するために空き時間だけ解除してましたが」

杏「じゃあ今は仕事中はずっとマナーモードなんだね」

武内P「はい」





『おはよう☆よかったら今日一緒にお昼なんてどうかな』


杏「……まあいいや、とりあえずはそのまま普通にライン返してればいいと思うよ
そのうち皆落ち着くと思うし」

武内P「……はぁ、しかし」

杏「量が多くて大変なのは自業自得じゃん」

武内P「……はい」

杏「回りにたいしていいかっこうばっかしようとするからだよ」

武内P「…その通りです」

杏「……はぁ、まあプロデューサーの性格は杏も知ってるしね
諦めてるからしかたないけどさ」

武内P「ですが双葉さん、貴方には助けられてばかりだ」

杏「全くだよ、働いたら負けがモットーの杏をここまで働かしたのは高くつくよ?」

武内P「…………えぇ、売店の飴を買い占めておきます」

杏「…えぇ、有給とかじゃないんだ…」

杏「……まあいっか、今はそれで」



李衣菜「あ、探しましたよプロデューサーさん!」

武内P「多田さん?」

李衣菜「お昼一緒にっていったじゃないですか」

武内P「!……申し訳ありません、双葉さんもどうですか?」

杏「いいよ、二人で行ってきなって」フリフリ


武内P「……そうですか」

李衣菜「へへ、今回のは結構自信作なんですよ♪」

武内P「……それは楽しみです」




杏「……………はぁ」

杏(…演技するのって疲れるよね、だけどそれはお互い様なんだよ?プロデューサー)





李衣菜「……どうですか?」

武内P「…………えぇとても絶品です」

李衣菜「へへ、嬉しいな~♪作った甲斐がありましたよ」

武内P「……しかし唐翌揚げの小骨は取って頂けるとありがたいのですが」

李衣菜「えっ!?…す、すみません
……」



武内P「謝る必要はありません、貴方の気遣いは素直に嬉しかったのですから」

李衣菜「…………プロデューサーさん」

李衣菜「……あはは、口の回りテカテカしてますよ?拭いてあげますよ」

武内P「!……いえ、自分で拭きますので」

李衣菜「動かないでー、もープロデューサーさんも子供じゃないんですから」

武内P「……っ////……しかしこのような所を誰かに見られたらあらぬ疑いを」

李衣菜「っ!強情だなぁもう、こうなったら腕ずくでも……!」

武内P「!……くっ!」グイッ

李衣菜「うわっ!?」ズルッ!!



李衣菜「……っててて、大丈夫ですか?プロデューサーさん」

武内P「………………えぇ、ですか早く退いて頂けると助かります」

李衣菜「………………え?、はぅあ!!?////」


李衣菜「ご、ごめんなさい!!私調子に乗っちゃって!!」

武内P「……いえ、私も少し気遣いが足らなかったようです」

李衣菜「…………へへ、だけどなんだろうプロデューサーさんの腕の中スッゴク落ち着く
…………もう少しだけ、こうしててもいいですか?」


武内P「…………はぁ…しかたありません、もう少しだけ……ですよ?」




アーニャ「………」




美嘉「……アンタ達なにしてんの?」

李衣菜「!……み、美嘉ちゃん!?」

武内P「い、いえこれは事故です!けして貴方が思っているような事では」

美嘉「………」

美嘉「……既読もつかないし、探してみたらこんなのって酷くない?」

武内P「既読?……!申し訳ありませんスマートフォンは鞄のなかに入れたままでして」

美嘉「……ふーん?じゃあ、これはなんなの?」

武内P「っ?!」

美嘉「ずいぶんと女癖が悪くなったね、本当に信じらんない」

武内P「いえ、女癖悪いなど…私は貴方の思っているような事は」

李衣菜「やけに恋人気取りに話すね美嘉ちゃん、プロデューサーさん困ってるしやめてくれない?」

美嘉「……李衣菜ちゃんには関係ないよ、黙ってて」

李衣菜「関係ない?……二人のお昼時に無関係な人が乗り込んできたわけだけど」

美嘉「……李衣菜ちゃん、そっか知らないんだ」

李衣菜「?……何の話?」

美嘉「あえて言うなら負け犬の遠吠えはやめてって所かな?」

李衣菜「…………勘違い女の妄言ってやつ?うっひょー、スゴいロック」

美嘉「勘違いしてるのはアンタでしょ?」

武内P「!……お二人とも落ち着いて下さい」




アーニャ「………」




アーニャ「……」

アーニャ「…………ふふふ」



アーニャ「……プロデューサー、おいしいですか?」

アーニャ「……スパシーバ、てれてしまいます…がんばって作りました」


アーニャ「ダー、また作りますね……?…また……食べてくれますか?」



アーニャ「……ふふふ、スパシーバ」





李衣菜「思い込み激しすぎてちょっと引くよ、そもそも妄想内では美嘉ちゃんはプロデューサーさんの何な訳?」

美嘉「引いてるのはこっちなんだけど?まあ知らないほうが良いことってのもあるケド」

武内P「ですからやめてください!」

武内P「……!」


武内P「…………これはお弁当でしょうか…?」




武内P(……結局前川さんと赤城さんに来ていただき二人を引き剥がした
……しかしあのような城ヶ崎さんは始めて見た

確かにお昼のお誘いのラインは来ていた、しかしそれだけであそこまで激昂するのだろうか)

武内P(……それにあの弁当箱は一体…?)

武内P(…理由はわからないが昨日までのトークが消えている、一体どういうことなんだ)



武内P「……」ガチャ

武内P「…………ただいま」バタンッ


武内P(……これ以上揉め事は増やしたくはない、それに…そろそろ時間だ)



ラインライン♪

みりあ『TVの人からちらし寿司のレシピ貰ったよー♪』

ラインライン♪

加蓮『ごめんね?ブロックしたのばれたらしいじゃん(≡人≡;)』

武内P(……あぁ、赤城さんの純粋さだけが唯一の良心だ)

武内P(…北条さんのトークにはまだ既読はついていない、となると先に赤城さんの返答を返さねば)


          おいしそうですね<

>みりあね、みんなのために作ろうかなっ
 て思って

         赤城さんがですか?<

>うん、喜んでくれるかな

 ええ、貴方が作って下さった物ですか<
 ら当然です

>本当に?じゃあみりあ頑張るね♪

         楽しみに待ってます<



武内P「……ふふ、やはり彼女の優しさは私にとっても癒しとなります」

武内P(……なぜか涙が溢れてくる、年はとりたくないものだ)




武内P(……さて北条さんの返信だが、私にブロックの事を黙っていたのは私が途中で解除しないようにといった所だろう)

武内P「…………よし」




 いえ、私の為にとしていただいたこと<
 ですら

>黙っててごめんね?プロデューサーさん
 そう言うやり方嫌いそうだし

 ええ、ですが貴方を責めるつもりはあ<
 りません

>優しいね、プロデューサーさんは
 だけどだからこそアタシの担当じゃなく てよかったかな

     どのような意味でしょうか?<

>そんなに優しい人だから面倒かけたくな
 いんだ、プロデューサーさん事だからず
 っと面倒見るとかいいそうだし

 面倒だなんて感じた事などありません<

>ありがとう嬉しいよ
 アタシね今スゴく楽しいんだ、仕事も日
 常も
 こんな時間がずっと続けばいいなって、
 そう思ってた

 だからこそプロデューサーさんが担当
 じゃなくてよかった、これ以上何も望ま
 なくてすむから

 その言葉の意味はわかりませんが担当<
 だろうがそうでなかろうが私は貴方に 
 望む何かがあるなら力になりたい

>アタシさ、ずっと体弱かったからこんな
 に楽しい今の事なんて考えた事なかった
 だから怖いんだ、いつか全部……夢みたい
 に覚めちゃうのが

 正しくは消えてなくなるのが、かな?



武内P(……彼女の事は渋谷さんなどを通して聞いている、不安も恐怖も…私の想像以上にあるのだろう
そう伝えれば彼女にとって気休めにでもなるのだろうか…)

ラインライン♪

みりあ『今からお買い物いってくるねー♪』



武内P「……は?」


武内P(今何時だと思っているんだ!?一人で行くにはさすがに危険すぎる!!)

ラインライン♪

みく『今日何があったの?説明を要求するにゃ!』

ラインライン♪

文香『今お時間空いてますか?』

ラインライン♪ ラインライン♪

武内P(鷺沢さんには悪いが正直空いていない、どうしてこう言う時に限っていつもラインが……!?)

貴方一人では行かせられません、その時<
は私もご一緒します


武内P「……っ、なんとか返信は返せたが他にもつぎつぎ受信される」

武内P(……っ冷静になれ、返信する順番を考えればさばききれないこともない……!)

ラインライン♪

加蓮『……本気なの?』

武内P(!……さっき私はなんと返した?力になりたいだったか…?………っ確認してる暇はない)

  当然です、私は貴方を支えていたい<


武内P「……っく、次!!」







武内P「……っ…はぁ……はぁ……ようやくおさまったか……」


武内P「……4時半……スマートフォンも電池切れ寸前……ははは、私は何をしているのだろうか」


武内P(もう二日連続で付き合わされている
……こんなこと毎日続けていては正直身がもたない…)


武内P「……寝よう、明日も仕事だ」グラリ…


武内P「……っ!」フラッ…



武内P「……ぐっ!!?」バタンッ


武内P「つぅっ………何かにつまずいたのか……?」


武内P「…………!」

武内P「……スマートフォンが割れている」

武内P(……眠気や疲労による不注意か、休日にでも修理にだしにいこう
…しかし皮肉だがお陰さまでこの負の連鎖から抜け出せたな)

武内P「……」

武内P(…私には無理だともっと早くに気付くべきだった)



武内P「……全く、私は何をしてるんだ」








ラインライン♪

『もう、これ何度目?いい加減放置するよ?』



武内P「……」

武内P「……」スクッ

加蓮「……あ、おはよう♪ごめんね、寝顔にみとれちゃってた
だって普段じゃ想像出来ないくらい可愛かったから、あれ?照れてる
ふふふ、可愛いー♪」

武内P「……」

ラインライン♪

『少しは反省した?優しすぎるんだよプロデューサーは』

武内P「……」シャカシャカシャカ

蘭子「……」シャカシャカシャカ


武内P「……」ペッ

蘭子「……」ペッ

ラインライン♪

『なんなら私からいってあげようか?面倒だって』



武内P「……」

武内P「……いってきます」




ラインライン♪

『いってらっしゃい、プロデューサー』




そもそもこのスレ自体もともと荒し、アンチホイホイだから多目にみてよ
わりいねむいでねるわ、あとラインの確認云々は事実をもとにしてるからだいたい勝手に解釈しとくれ

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武内P(……まずはどのようにして皆さんにラインと一件を片付けるかだ)

武内P(このままスマートフォンの故障を利用して自然消滅をまつと言うのもひとつの手だ…
しかしそれでいいのか……?)

武内P(……そんなやり方で彼女達と向き合っているといえるのか?)




「……プロデューサー?」

武内P「…………鷺沢さん?すみません考え事をしていました」

文香「……いえ、私の方こそすみません」

武内P「……すみませんついでと言うのもなんですが昨日は申し訳ありません
まともにラインを返せず貴方にとっても不愉快だったのではないでしょうか」

文香「……?不愉快…ですか?」

文香「…………ふふ、ふふふ」

武内P「!………鷺沢さん?」

文香「………申し訳ありません、実は私も貴方にうまく伝えられず不愉快にしているのでは?と心配していたんです」

武内P「……貴方もですか?」

文香「……私も貴方も欲しいのは即席で紡がれた言葉ではなく、思いと時間をなぞる気持ち…ではないですか?」

武内P「気持ちですか?」

文香「ラインと言うのは便利なものです、いつでもすぐに言葉が届く
……しかし急ぎすぎても気持ちは込められないのです、だからそのような即興の言葉を送ってしまい不安になってしまいました」


武内P「……私は」

武内P(……そうか、焦っていたんだ…すぐに返さねばと
途中からただ言葉を使い回すばかり、いつからか会話するためではなくただ返答をするだけになっていた)

武内P「……本当に何をしているのだろうか、私は」ツーッ…

文香「……プロデューサー?」

武内P「………気がつけば今の環境を壊さないようにと逃げ腰になっていたんです、誰も傷つけたくなかったから」ポロポロ…

武内P「……情けない、もっと早くに気付くべきだった」ポロポロ…

文香「…そのような事は私は聞きたくありません」

文香「……貴方は優しい方です、私は知ってます」ナデナデ

武内P「……鷺……沢…さん」

文香「…貴方が情けないなど認めたくありません、ですから貴方も認めないで下さい」

文香「…………貴方は私を助けてくれたのですから」ギュッ

武内P「…………っ」ポロポロ







文香「……これを貴方に」

武内P「…………これは?」

文香「……交換日記?……そうですね、その響きが一番しっくりきます」

文香「…………ラインに比べれば交換の速度は格段におちますが、私と貴方には速度など必要無いのではないでしょうか」

武内P「…………そうですね、貴方は人と人との繋ぐ物語のゆっくり流れる時間を楽しめる方です」

武内P「………そうであるとわかります、私もそうですから」

文香「……ふふふ、今度こそ貴方の物語を聞かせていただけますか?」

武内P「…………ええ、もう大切なものに気づけたので」


文香「……よかった」

武内P「…………鷺沢さん、ありがとうございます」

文香「……はい、貴方の物語楽しみにしています」

短いし期限やぶってわりい、今日はここまで
明日で完結させる、11時~1時にかけてやるから暇な奴は来てね

アイドル間で罵詈雑言、キャラ崩壊全壊だから苦手な奴は舞われ右で






武内P(……鷺沢さんから頂いた日記、可愛らしいデザインながら落ち着きを感じさせる
どこか彼女を思い浮かぶ、その日記を見ているとなぜだろうか…
許されるようで、だけど立ち上がる勇気を授けられる)

武内P(…………本当にダメだな、私は)ペラッ


ラインライン♪

武内P「……っ!?」サッ


武内P「……」

武内P「…………はぁ、何をしているんだ私は
スマートフォンは壊れている、ラインなど届くわけがない」

ラインライン ラインライン♪

武内P「!……っ!?」

ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン♪


『……ねぇ…プロデューサー』『プロデューサー』『プロデューサーさん』『Pチャン』
『プロデューサー』 

武内P「……………ぐっ!!!??」



武内P「…………はぁ…はぁ、何なんだ?今のは」



「…………プロデューサーさん?」

武内P「……うわぁっ!!」バシッ

奏「っ!?」


武内P「……はぁ……はぁ……!?、申し訳ありません速水さん!!」

奏「……私は大丈夫よ、そんなことより貴方」

武内P「…………少し疲れているようですね、申し訳ありません」


奏「……疲れているって………相当顔色悪いみたいだけど」

奏「…ねぇ、貴方ちゃんと睡眠はとれてるのかしら」

武内P「…………ええ、必要なぶんはとれてるかと」

奏「……ふざけないで、じゃあその隈は何?……私本気で怒ってるんだけど」

武内P「……どうして貴方が」

奏「…原因は回りとのライン?」

武内P「!」

奏「………今回ばかりは我慢ならない」

武内P「待ってください!これは私の不甲斐なさが招いた結果です!!」

奏「……私って結構独占欲強いのよ、勝手に人の敷地を荒らされたようで気分が悪いのよ」

武内P「……どういう意味ですか?」

奏「……貴方からの告白、正直に嬉しかったわ
私の片思いのまま悲しい恋物語で終ると思ってたから」

武内P「……何を言って」

ラインライン…

奏「こんな私を見て貴方は引くかしら、でもそれだけ貴方を思っていたから
……だから貴方が両思いだって言ってくれたときは運命なんてそんなオカルトも信じたくなったのよ」

ラインライン…

武内P「……両……思い?……貴方が何を言ってるのかわかりません」

ラインライン…

奏「ごめんなさい、こんな重い女嫌いかしら
…………でもね、私」



「貴方のこと死んでも離さないから」

武内P「……!!?」ゾクッ

奏「……気に入らないわね、貴方の優しさにつけいって好き勝手してくれたんだもの
…………貴方は私だけ見ていてくれればいいのに」


武内P「……っ、速水さん!!……待って……下……さい」

ラインラインラインライン

武内P「……っ」グラリ

武内P「……オェッ…………カハッ」……ビチャッ




武内P(気分が悪い……吐き気がする、胃が気持ちが悪い
……なるはずのないスマートフォンの幻聴、考えないようにはすればするほど彼女達の声が連想される)

武内P「…………私のことは後だ、速水さんを止めないと」



加蓮「どうしたの?相当顔色悪そうだけど」

武内P「……北条さん、お願いです
速水さんを止めて下さい、このままでは」

加蓮「……ごめんね?それは出来ないんだ」

武内P「…………どうして」

加蓮「だって私達は運命共同体だって言ったでしょ?」

武内P「……運命共同体?訳がわからない」

加蓮「既読なかったけどやっぱり読んで無かったんだ、まあいっか」

武内P「……既読……?いったい何とラインを」

加蓮「……ずっと一緒だって、辛いことも楽しい事も一緒に分かち合おうって」

武内P「……は?」

加蓮「だからさ、私はどうしたらいいの?どうしたらプロデューサーさんと同じ苦しみを得られる?ねぇ?」

武内P「…何を言ってるんですか」


「だから甘やかしたってろくな事が無いって言ったのに」



武内P「……渋谷さん」

凛「なんなら私から言ってあげようか?面倒だって」




加蓮「へー?面倒がられてたのは凛だって気づかないんだ?」

凛「じゃあ吐き気がするぐらい重い加蓮は私以上だから黙って消えれば?」

加蓮「面倒だって気づいた上でやってたんなら相当たち悪いよね
……あ、凛のラインブロックしたのアタシだから
メンヘラに振り回されてあんまりにもプロデューサーさん可哀想だったし」

凛「……知ってたよ?プロデューサーが私をブロックするわけないし
大方性悪女がプロデューサーをそそのかしたんだろうって思ってたけどまさか加蓮だったなんてね」

凛「それに重いだけならまだしも勘違い女にまで成り下がっちゃって、優しい言葉をかけられて勘違いしちゃった?」

加蓮「……ごめん、本気でムカついた
負け犬が吠えてるだけならまだしも人を見下してくれてるんだからどうしようもないよ」

凛「運命共同体とかなんとか、重くて気持ちの悪い言葉を並べたアンタよりましじゃない?」



武内P「……」

武内P(……私ではこの二人をどうする事も出来ない、しかたない…この場は放置するしかない)


加蓮「おーこわ、自分を棚に上げて他人を指摘するんだもん
……凛のストーカーっぷりいい感じにウケたよ?あまりにもキモくてさ」

凛「……私がストーカー?何時そんなことしたの?」





武内P「……速水さん!!」バンッ!!




みく「!Pチャン!今までどこ行ってたにゃあ?こっちは大変だったんだよ?」

みりあ「……莉嘉ちゃん、なかないで」ナデナデ

莉嘉「ヒグッ……ヒグッ…………だっで、お姉ちゃんが」


武内P「!…………何があったのですか?」

莉嘉「Pくん……グスッ…………ごめんなさい……ヒグッ」ポロポロ

美波「……先程奏ちゃんがきたんです」

武内P「…………間に合わなかったか」

美波「……プロデューサーさんが困っていると、ボロボロになってまで私達に付き合わされていると怒ってました
そこに丁度居合わせた美嘉ちゃんと衝突して…」

莉嘉「……アタシがあんなことプロフに書いたから……ヒグッ……お姉ちゃん………グスッ…まだ演技を続けてて……アタシのせいで」ポロポロ

武内P「……演技?どういうことですか?」


美波「プロデューサーさんと付き合っているのは自分だと、そう言い張るんです」

武内P「……!」

みく「Pチャン!!何がどうなってるのか説明してよ!!」

武内P「……」

武内P「…………城ヶ崎さんは今どこに」



美嘉「……」



武内P「…………ようやく見つけました」

美嘉「……探してくれたんだ」

美嘉「とんだ最低男に成り下がったねプロデューサー、四方八方口説いてまわって」

武内P「……私はそのようなことは」

美嘉「…………わかってるよ
プロデューサーがそんな甲斐性あるわけないのなんて、少し考えればわかるよ
……ほんとは何かの間違いだってもっと早くに気づいてたんだ、だけど認めたくないじゃん」

美嘉「…この鈍感男に思いが伝わったんじゃないかって、そんな可能性を信じて見たくなったんだ
はは、笑えるよね」

武内P「……申し訳ありません」




美嘉「……なんでアンタが謝るの?別にアンタは悪くないじゃん
…………さて、みんな心配してるし早くみんなの誤解解こうよ」

武内P「…待って下さい!!」

武内P「…………城ヶ崎さんこれを」

美嘉「え?…………これは日記?」

武内P「ある人から頂いたものです、交換日記と言うものらしいのですが」

美嘉「……今さらどうして」

武内P「貴方はただ回りのためにとプロフィールの一言通り演技をこなして頂いただけです」

武内P「……今までの演技お疲れ様でした、次は貴方の気持ちを教えて下さい」

美嘉「!」




美嘉「…………やっぱりさ……アンタってズルいよ」

武内P「……はい、申し訳ありません」









武内P(とりあえず城ヶ崎さんと新田さんのお二方が誤解をときに回るから、余計なこと言って自爆するならなにもするなと言われてしまいました)

武内P(……否定出来ないのが悲しいところです、しかしうまくやるとは言ってはいたが速水さん達との溝はそう簡単にはふさがらない)

武内P(……私が向き合っていかなければならない面なのかもしれない)



武内P(…………あとラインは完全に私にとってタブーになっている、ラインの音を聞くだけで動悸や吐き気、しまいには彼女達の声が何度も頭の中でリプレイする
そのうえ定期的にラインの幻聴が聞こえるとまできた)

武内P(……これは私にとっての罰なんだとそう自分に言い聞かせてはいるが)



武内P「…………」スタッ……スタッ……

「……なにもしゃべらずそのままこっちにまがって」

武内P「!」





武内P「…………」

武内P「……これは一体どういうつもりですか?」

杏「……ごめん、でもしかたなかったんだ」

武内P「……訳がわかりません」

杏「……きた」

武内P「……何を………………!?」


「……どこ…?かくれんぼ、ですか?」

アーニャ「……シトー?みつけたらごほうび……繰れますか?」

つかれたちょっときゅうけいくれ



杏「……その様子じゃあやっぱり気づいてなかったんだね」

武内P「……わけがわかりません」

杏「最近みんなが口をそろえて言うんだ、アーニャちゃんとプロデューサーの中がいいって」

杏「……よく一緒にいるところを見るって」

武内P「……申し訳ありません、心当たりが思い付かないのですが」

杏「………昨日プロデューサーが李衣菜ちゃんとのお昼誘ったとき杏は二人で楽しんでっていったよね」

武内P「…それがどうかしたのですか」

杏「…あの時も後ろにいたよ」

武内P「…!!」

杏「会議に向かってる時も、書類を纏めてるときも近くで一人でしゃべってた
…杏も最初は二人で談笑してるんだと思ってた、だけど途中から色々引っかかるところがあって…」

武内P「……では、あの弁当箱は」

杏「LINEの一件、原因は未央ちゃんにアーニャちゃんが相談したのが始まりなんだ」

武内P「…相談?」

杏「プロデューサーとおはなしがしたい、だけど迷惑にはなりたくないって」

武内P「……」

杏「…ふぅ…で?どうするの?さすがに杏にも手のつけようはないよ?」


武内P「……が」

杏「は?」

……イン……ン

武内P「インが…」

杏「……プロデューサー?」

武内P「…LINEが」

杏「LINE?そんなの気にしてる場合じゃ」


武内P「……っ、LINEが!!?返さないと…っ!?しかしスマートフォンは壊れて」

武内P「LINEが!!LINEが!!!?誰から、誰が?わけがわからない」

杏「!プロデューサー!!?」

…ラインラインラインライン

武内P「…返事を、次!!」

杏「それ壊れてるよ、なにしてんの!?プロデューサー!!!」

……ラインライン

武内P「…次、次次次次次!!!!」

杏「プロデューサー!やめてって!!」

ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン


武内P「………次、ははは…やはり間に合わない
不甲斐ないな、情けないったらない…ははは」

杏「……ダメだって!そんなに騒いだら」


「みーつけた、ふふふ…私のかち…ですね?」



アーニャ「…ご褒美……何をくれますか?」




ラインライン♪

『おはよういい朝だねプロデューサー』

武内P「……」スクッ

武内P「……」

加蓮「おはよう、どうしたの?具合悪い?」

ラインライン♪

『顔色悪いよ大丈夫?』

武内P「……」シャカシャカ

蘭子「……」シャカシャカ

武内P「…」…ッペ

ラインライン♪

『…今日も返事をくれないんだ』


武内P「……」

武内P「……いってきます」



ラインライン♪

『行ってらっしゃいプロデューサー』



「…どこにいくのですか?」

武内P「……アナスタシアさん、これから仕事ですので」

アーニャ「シトー?お仕事は終わりましたよ?」

武内P「………そうでした終わりましたね」


アーニャ「ふふふ…それではアーニャとおはなししましょう」

武内P「……わかりました」


……大手芸能プロダクションにてシンデレラプロジェクトを初め多くのアイドルを成功に導いたプロデューサーの『』が営業に行ったきり行方不明となっており、警察は金銭目当ての誘拐の方面で捜査を進めています






アーニャ「…これからもずーっと一緒…ですよ?」

終わり、無理やり終わらしたことは反省してますさーせん

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月01日 (木) 02:01:40   ID: 8nJG3WGB

ラインって恐ろしいな(驚愕)

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