ありす（ﾀﾌﾞﾚｯﾄｽｯｽｯ）

梨沙（ﾒｰﾙｶﾁｶﾁ）

桃華「む～…」

ありす（ﾀﾌﾞﾚｯﾄｽｯｽｯ）

梨沙（ﾒｰﾙｶﾁｶﾁ）

桃華「…退屈ですわ！」

梨沙「ん？」

ありす「桃華さん、どうしたんですか？」

桃華「お二人とも手元をずっと見ているばかりで…もっとわたくしに構って下さいませ！」

梨沙「アタシはパパとメールしていただけよ…アンタもケータイで誰かとやりとりしてれば良いじゃない」

ありす「私も先ほどまで美波さん達とやりとりしていましたし…桃華さんも"la Roseraie"の方々とやりとりをしてみたらどうですか？」

桃華「…お二人ははフレデリカさんや志希さん相手にまともなやりとりが出来まして？」

梨沙「アンタ酷い言いようね…でも、確かにアタシにも自信ないわ」

ありす「私も無理ですね」

桃華「そうでしょう？さっ、分かって下さいましたのでしたらわたくしとお話しましょう？」

ありす（ﾀﾌﾞﾚｯﾄｽｯｽｯ）

梨沙（ﾒｰﾙｶﾁｶﾁ）

桃華「か　ま　っ　て　く　だ　さ　い　ま　し　！！」

梨沙「も～…アンタ今日は面倒くさいわねぇ」

桃華「それでも普段のありすさん程じゃありませんわ！」

ありす「どういうことですかそれ！」

梨沙「今だけで言うなら桃華の方が上よ」

ありす「梨沙さんも！私が面倒くさいって部分を否定して下さい！」

梨沙「ごめん、それは無理」

ありす「なんでですか！ラブリーマイエンジェル文香さんとか藍子さんは私を素直で良い子だって褒めてくれますよ！？」

桃華「ありすさん、懐の深過ぎる人を引き合いに出されても参考になりませんわよ…」

梨沙「まぁ少なくとも飛鳥よりはマシよね」

ありす「うぐっ…あんまり嬉しくありません…」

梨沙「アイツはちょっと別格だしね…」

桃華「さっ、微笑ましいじゃれ合いがひと段落した所で落ち付いてお話とまいりましょう？」

ありす（ﾀﾌﾞﾚｯﾄｽｯｽｯ）

梨沙（ﾒｰﾙｶﾁｶﾁ）

桃華「も～～～～～～っ！！！！！！！！」

（ｶﾞﾁｬｯ）

スタッフ「ｽｲﾏｾｰﾝ、ｿﾛｿﾛｽﾀﾝﾊﾞｲ､ｵﾈｶﾞｲｼﾔｰｽ」

ありす「はい、じゃあ行きましょうか」

梨沙「そうね、桃華もぶーたれてないで、切り替えていくわよ！」

桃華「はぁ…わかりましたわ！でも、お仕事が終わったら、じっくり付き合っていただきますわよ！」