前作:海未「(・8・)のいる日常」
海未「(・8・)のいる日常」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467386522/)
キャラ崩壊あり
前作とは設定や時系列など一切関係ありません
今回は海未ちゃんとトッリのお話は一旦お休みです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468121419
朝
ー通学路ー
穂乃果「いってきまーす!」
タッタッタッ
穂乃果「はぁ…はぁ…また待ち合わせの時間に遅れちゃうよ~!」
穂乃果(これは海未ちゃんに怒られる……あ、そういえば海未ちゃん今日は家の用事で休みなんだっけ)
穂乃果(しめしめ、これはラッキーだね!でもことりちゃんが待ってるかもしれないしとにかくダッシュだよ!)
ー待ち合わせ場所ー
穂乃果「結局2分遅刻しちゃった…けどことりちゃんなら許して……って」
穂乃果「誰もいない……」シュン
穂乃果「ことりちゃんが遅れるとは珍しい……まあいいや、きっともう少ししたら来るよね!」
10分後
穂乃果「まだ来ない」シュン
穂乃果「おっかし~な~?ことりちゃんからなんも連絡きてないし」
穂乃果「これはお説教だね!」
穂乃果「連絡も無しに遅刻など言語道断です!な~んて海未ちゃんみたいに怒ってみたりして」
穂乃果「………?」
穂乃果(向こうから歩いて来る女の子、誰だろう?)
穂乃果「…………」ジ-
穂乃果(うわ……完璧にギャルというか不良少女というか……)
穂乃果(ブリーチギンギンの金髪に、褐色に焼いた肌……耳にピアスもたくさんついてる……制服も着崩してるし)
穂乃果(このままだと穂乃果のところに来ちゃうよ……絡まれたりするのかなあ……)オドオド
穂乃果(ん?よく見たら着崩してるけどあの制服、穂乃果と同じ学院の制服だよね?でもあんな目立つギャルみたいな子見た事ないよ……)
???「………」スタスタ
穂乃果(え?なんか完全にこっちに向かってきてる!?穂乃果なんにもしてないよ?)アセアセ
???「………」ピタ
穂乃果(ていうか今気づいたけどこの独特な髪型……まさか!)
ことり「穂乃果おはよー、今日海未休みっしょ?てか待った~?ごめーん」
穂乃果「」
ことり「どした?てか会っていきなり固まるとかマジうけるwww」
穂乃果「ことりちゃあああああぁん!!」
ことり「ぴぃ!?」
穂乃果「なにか嫌なことでもあったの!?穂乃果はいつでもことりちゃんの味方だよ!なんでも相談のるから穂乃果に全部話して!」
ことり「はぁ?なに言ってんの?」
穂乃果「え……」
ことり「ひとりで熱くなっちゃってさ~、別にことりが何しようがことりの勝手じゃん!」
穂乃果「そうかもしれないけど、さすがにこの変貌ぶりにはびっくりだよ……」
ことり「ところでさ、これからどうする?」
穂乃果「え?どうするって学校行くんだよ?」
ことり「え~正直学校とかだるくなぁい?このままサボってさ、どっか遊びいこ!」
穂乃果「え!?そんなのダメダメ!先生に怒られちゃうし!それに一応穂乃果、生徒会長だし……」
ことり「はあ……しょうがないな~、つーか生徒会長っつったってほとんど授業中居眠りしてんじゃん!サボってんのと大して変わんないし」
穂乃果「うっ……返す言葉もございません」
ことり「とりあえずことりは今日からこんな感じだから!ほら、ぼさっとしてると置いてくよ?」
穂乃果「あ、待って待って~!」
ー校門付近ー
ことり「~♪」
穂乃果(うーん……喋り方こそチャラいというかなんかあれだけど声はいつものことりちゃんと同じだから凄い違和感だよ…)
ことり「あ!穂乃果あれ見てあれ!」
穂乃果「ん?なんかあった?」
ことり「あの校門の前にに停まってる車かっこよくない?超高級車じゃんマジハンパないんだけど!」
真姫「送ってくれてありがとうパパ、それじゃあ行ってきます」
バタン
ブロロロ…
ことり「どこのお金持ちの車かと思ったらマッキーの家のじゃん、さっすがお嬢様ってかんじ」
穂乃果(今マッキーって、呼び方も変わるんだ……)
真姫「あら穂乃果じゃない、おはよう」
穂乃果「おっはよー真姫ちゃん!」
ことり「マッキーおはよう!今日もイケてるね~♪」
真姫「この真姫ちゃんがイケてるなんて当然デツショ-?」
真姫「……ってヴェエエ!?あ、あなた誰よ!?」
ことり「え~、マッキーは友達だと思ってたのにな~」
穂乃果「真姫ちゃんもよ~く知ってる人だよ」
真姫「は?私がこんな奴知ってるわけないじゃない!」
ことり「さすがにへこむわぁ…」
穂乃果「まあ気づかないのも無理ないよ……」
真姫「そもそも穂乃果もなんでこんなろくでもないような奴とつるんでるのよ!あなた生徒会長でしょ?正直見損なったわ」フンッ
ことり「ろくでもないとは言ってくれるじゃんマッキー」
真姫「気安く呼ばないでくれる?どう見たってろくでもないじゃない、きっとあなた先輩でしょうけどまともな人だと思われたいならまず見た目から変えるべきだと思いますけど!」
ことり「ふ~ん」
真姫「あなたみたいな低俗な人といると時間がもったいないので私はこれで.。穂乃果も友達は選びなさいよね」クルッ
スタスタ
穂乃果「この人いつも定期テストの順位は学年一桁で成績も優秀だし~」
ピタッ
真姫「ヴェ………」
穂乃果「秋葉原のある界隈では伝説的な人気を誇るカリスマで~」
真姫「そ、それがなんだっていうのよ……」
ことり「うぇ~いwwwマッキービビってるぅ~www悔しいのぉ?」
真姫「く、悔しくなんてないわよ!だいたい私だって成績優秀だし、スクールアイドルとしてちゃんと人気あるんだから!」
ことり「あはは!やっぱりこうやってすぐ挑発に乗るチョロいとこは相変わらずだね~」
真姫「相変わらずって初対面のくせになんで前から私のこと知ってるみたいな口ぶりなのよ!キモチワルイ」
ことり「いやいやだから初対面じゃないしwww」
穂乃果「穂乃果たちの大事な大事な衣装担当だよ……」
真姫「え………嘘……でしょ…!?」
ことり「私のシュートでハートのマークつけちゃうぞ?南ことり!」
真姫「イミワカンナイ」
ことり「誘惑リボンでww狂わせるわww誘惑リボンでww狂わせるわwwあははは最高!マジウケるwww」パンパン
真姫「あ///あの時はあれしか思いつかなかったの///ワラワナイデ!」
穂乃果「まあ、こういうわけなんです……」
真姫「まったく……なんでことりがあんなことになってるのよ」
穂乃果「それが穂乃果にもよくわかんなくて……」
凛「真姫ちゃーん穂乃果ちゃーん!おっはよーにゃー!」
花陽「みなさんおはようございます!」
穂乃果「2人ともおはよう!」
真姫「おはよう」
ことり「あはははは!」パンパン
花陽「ちょ……ちょっと凛ちゃん」ヒソヒソ
凛「なあに?かよちん?」
花陽「あそこで爆笑してる金髪の人誰だろう……ちょっと怖いかも」
凛「完全にヤンキーだにゃ」
花陽「り、凛ちゃん声が大きいよぉ!?」
穂乃果「あれはことりちゃんだよ……」
花陽「ア゛レ゛ガゴドリ゛ヂャ゛ン゛ナ゛ノ゛ォ゛!?」
凛「ぐれちゃったのかな?」
真姫「正直あれがことりなんて信じたくないけどね」
花陽(あ、あれがことりちゃんだなんて花陽は信じられないよぉ……)
花陽(もう花陽と一緒に『告白日和、です!』を歌ってくれたぴゅあぴゅあなことりちゃんは帰ってこないの?)
凛「かよちん大丈夫?」
真姫「デュエット曲もあったしユニットも一緒だからショックなんじゃない?」
花陽(今のヤンキーみたいなギャルことりちゃんならきっと…!)
ぽわんぽわんぽわんぽわ~ん
♪本当は不安でも勇気だそう!♪
ことり「財布の中身、だそう?」
花陽「う、う゛ん゛っ!」スッ
ぽわんぽわんぽわんぽわ~ん
花陽「だ、ダレカタスケテ-!」
ことり「チョットマッテテ-」
ことり「って誰かと思ったら凛ちゃんとちんかよパイセンじゃん!」
花陽「ちんかよパイセン!?」
ことり「いや~ちんかよパイセンはちんかよパイセンだよ!ことりマジでパイセンのことリスペクトしてるからさ~」
花陽「いや、花陽そもそも先輩じゃなくて後輩だし……それにリスペクトだなんてそんな…!」アセアセ
ことり「ちんかよパイセンの白米を一途に愛する姿勢っつーのかな、ブレない生き様ってやつ?ことりすごいシビれちゃったんだよね~」
花陽「そ、そんなこと言ったら花陽だってことりちゃんのこと先輩としてスクールアイドルとしてリスペクトしてます!」
ことり「ちんかよパイセンにリスペクトされてるとか照れるんですけど///」
凛「でも今のことりちゃんをリスペクトしたらかよちんじゃなくてギャルちんになっちゃうよ?」
ことり「なんだちんかよパイセンもこっちの世界に足を踏み入れたかったかんじ?」
花陽「い、いやそれはちょっと無理かな……」
穂乃果「でもそんな花陽ちゃんも見てみたいような気もするね~」
真姫「はあ……のんきな人たちね」
真姫「でもことり?」
ことり「?」
真姫「きっとにこちゃんがあなたのこと見たら凄く怒ると思うわ、こんなんじゃアイドルとして認めないって……」
穂乃果「たしかに……」
真姫「もしかしたらアイドル研究部から追い出されちゃうかもしれないわよ?一応にこちゃんは部長なんだし」
ことり「いーのいーの、矢澤には好きに言わしとけばさ、それにちょっと強気で言い返せばビビって何も言ってこなくなるっしょ!」
凛「ことりちゃん調子に乗ってるにゃ」
花陽「本当にまるで別人だね…」
真姫「何事もなく無事に過ごせるとはとうてい思えないけど」
穂乃果「わっ!みんな、長話してたらそろそろ朝礼始まっちゃうよ!」
凛「教室までダッシュにゃ~!」
ダダダダ
花陽「凛ちゃん待ってえ~」
真姫「あ!私も行くわ」
穂乃果「ことりちゃんもいくよ!」
ことり「はいはい、あ~あめんどくさ」
ー教室前廊下ー
タッタッタッ
穂乃果「ふ~、なんとかセーフって……うわっ!」グイッ
穂乃果「ちょっとことりちゃん!なんで穂乃果のこと急にひっぱるの!?」
ことり「ん」ウエユビサシ
穂乃果「え?」
ことり「だから……ん」ウエユビサシ
穂乃果「上?天井になにかあるの?」
ことり「もう!何で伝わんないかな……屋上だよ屋上!」
穂乃果「屋上?まだ練習の時間じゃないよ?」
穂乃果「あ!まさか穂乃果を呼び出してボコボコにするんじゃ……」ガクブル
ことり「それは屋上じゃなくて体育館裏だっつーの!そんなことじゃなくて屋上だよ、授業サボろうって話!」
穂乃果「いや、さすがにそれはマズいって!それにもう朝礼始まっちゃう!」
ことり「一回教室入っちゃったら出辛くなるじゃん、だからこのまま行こ、ほらほら!」グイグイ
穂乃果「え~!?そんな~!?」
タッタッッ
フミコ「穂乃果、教室来たのかと思ったら何か凄い子と一緒にどっかいっちゃったね」
ミカ「まさかいじめられてるとか!?」
ヒデコ「でもなんかそういう雰囲気じゃなかったよ?一体なんなんだろ……」
ー屋上ー
穂乃果(結局流されて連れてこられちゃった……)
ことり「さてと…」キョロキョロ
穂乃果「なにしてるの?」
ことり「どっかくつろぐのにいいとこないかな~と思ってさ」
ことり「あ、ここの上!入り口の上の四角いスペース、ここ登ろーよ!」
穂乃果「大丈夫かな?」
ことり「大丈夫、大丈夫!それにここなら誰かが来ても静かにしてれば多分バレないっしょ!」
ことり「よっ!んしょ……んしょ…」
ズルズルズテン!
ことり「いたいよぉ……」グスン
穂乃果「ことりちゃん大丈夫!?大変そうだから穂乃果が先に登って上から引き上げるよ!」
穂乃果「よっと!」
穂乃果「ほら、ことりちゃん!ひっぱるから手かして!」スッ
ことり「よいしょ」グイッ
穂乃果「ふぅ、上がれたね!」
ことり「穂乃果ちゃんありがとう♪………あっ///」プイッ
穂乃果(転んだ時から少し素に戻ってたよね。きっとことりちゃんは本当に変わっちゃったわけじゃないんだ)
ことり「さっきからジロジロ見ないでくんない?ことりの顔になんかついてる?」
穂乃果「違うよ、ちょっと安心しただけ」
ことり「そう……」
穂乃果「いや~ここまで上から街を眺めるのは初めてだけどいい眺めだね~」
ことり「たしかに景色はいいかもね」
穂乃果「こうやって屋上から街を見てるとさ、改めて学院が廃校にならなくて良かったって思ったんだよね」
ことり「そんなしんみりしたこと授業サボりながら言ったって全然グッとこないけどね」
穂乃果「たしかにそうだね……」
ことり「風が気持ちいいね」
穂乃果「日差しもぽかぽかしてあったかいし朝なのになんだか眠くなってきたかも」
ことり「ことりも……」
……………………………
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
穂乃果「わっ!?」ガバッ
ことり「ぴぃっ!?」ガバッ
穂乃果「ことりちゃんもう昼休みだよ!穂乃果たち午前中まるまるサボって寝過ごしちゃったよ!」
ことり「びっくりさせないでよね!まあでもいいんじゃない、そもそもサボるために屋上来たんだしさ」
穂乃果「それはそうなんだけど…」グゥ~
ことり「あはは!凄い音鳴った」
穂乃果「もうお昼だもんね、さすがにお腹空いちゃった!穂乃果は購買に行ってくるよ!」
ことり「あ、じゃあことりの分も買ってきてよ」
穂乃果「え~、ことりちゃんも一緒に行こうよ!」
ことり「やだ~、ことりはだるいから動きたくないし!とにかくいつもの買ってきてよ」
穂乃果「いつものって……ことりちゃんいつもお昼購買のじゃないよね?いつものがわかんないんだけど……」
ことり「いつものって言ったら焼きそばパンだよ!だから穂乃果焼きそばパン買ってこいよ」
穂乃果(えぇ……なんかまたキャラが変わったような……)
穂乃果「ことりちゃん焼きそばパンなんていつも食べてないよね……」
ことり「いいの!とにかく焼きそばパンなの!」プンスコ
穂乃果「わかった、じゃあ行ってくるよ……」
ことり「あとコーラもね~」
穂乃果「オッケー!っていうかお金は!?」
ことり「そんなの穂乃果の奢りに決まってんじゃん!」
穂乃果「えぇ~!?そんなぁ……はあ……じゃあ待っててね」トボトボ
ことり「穂乃果が遅くて売り切れてたら怒るからね!?」
ことり「………」
ことり(なんかそれっぽいことしてみようと思って穂乃果ちゃんに買いに行かせちゃったけど……穂乃果ちゃん怒ってるかなぁ……)
ことり「………」キョロキョロ
ことり(そういえば屋根の上に上がったはいいけどここ結構高いねぇ……怖くて1人じゃ降りられないや、また穂乃果ちゃんに手伝ってもらお)
ー購買ー
穂乃果(はあ…これって穂乃果完全にパシリにされてるよね……)
穂乃果(しかも焼きそばパンとコーラって全然ことりちゃんいつもそんなの食べてないし…)
穂乃果「おばちゃん!いつものとあと焼きそばパンください!」
おばちゃん「はいはいランチパックね~、あと焼きそばパン?穂の果ちゃん珍しいねぇ、今日はそんなにお腹が空いてるのかい?」
穂乃果「焼きそばパンは友達のぶん!」
おばちゃん「あらそうかい、はいよ!」
穂乃果「ありがとう!」
穂乃果「さて、あとは自販機でコーラを買ってっと……」
ガコン
穂乃果(ああ……穂乃果のお小遣いが減っていくぅ……)
ー屋上ー
穂乃果「んしょっと」グイッ
穂乃果「はいことりちゃん!頼まれたやつ買ってきたよ!」
ことり「おう、遅かったじゃねえか」
穂乃果(さっきからちょくちょく出るこのキャラはなんなんだろ……)
ことほの「いただきまーす!」
穂乃果「はむっ、今日もパンがうまい!………けど…」
ことり「?」
穂乃果「ああ……穂乃果のシールを買うお金が無くなっちゃった…」
ことり「シールを買うお金?」
穂乃果「うん……でもたまには我慢も必要だよね」
ことり「……焼きそばパンとコーラのお金、いくらだった?」
穂乃果「350円……」
ことり「………」サイフゴソゴソ
穂乃果「?」
ことり「はいお金」スッ
穂乃果「あれ?返してくれるの?」
ことり「勘違いしないでよね?ちょっと気が変わっただけだし!」
ことり(シール買いたかったんだもんね、ごめん……)
穂乃果「ありがとう」
穂乃果(やっぱりいつものことりちゃんだ)
プシュッ!ブクブク
ことり「わわっ!こぼれちゃう」ゴクゴク
ことり「うっ……けふっ!けふっ!」
穂乃果(むせてる……やっぱり普段コーラ飲んでないもんね~、海未ちゃんほどじゃないだろうけど)
ことり「うぅ……」チビチビ
穂乃果「飲めないなら穂乃果がもらおうか?」
ことり「うっ……ほ、ほっといてよ!」
穂乃果「………」モグモグ
ことり「………」モグモグ
穂乃果「ことりちゃん、焼きそばパンおいしい?」
ことり「うん!普段こういうパン食べないけどなかなかイケるね」
穂乃果「あれ?いつもの焼きそばパンじゃなかったっけ~?」ニヤニヤ
ことり「あっ、い、今のはなし!」
ことり「もう……穂乃果ちゃんは意地悪です」ボソッ
穂乃果(パン買いに行かせたお返しだよ!)
ことほの「ごちそうさまでした!」
穂乃果「ふぅ~、食べた食べた」
ことり「お腹いっぱい……」
ことり「昼休みもあと半分くらいだし穂乃果はそろそろ教室戻ったら?さすがに生徒会長が丸一日サボりはまずいっしょ」
穂乃果「ことりちゃんは来ないの?」
ことり「ことりは外をぶらぶら散歩してくるよ、午後も授業出るつもりないし。あ、部活は行くけどね!」
穂乃果「そう……じゃあ穂乃果は行くね」
ことり「あっ、その前に!」
穂乃果「?」
ことり「高くて降りるの怖いから穂乃果ちゃん手伝って……」
穂乃果「はいはいちょっと待ってね~」
ー廊下ー
穂乃果(ことりちゃんとは一旦別れちゃったけど、やっぱりことりちゃん急にあんなキャラになるなんてやっぱり何かあったのかなぁ……)
穂乃果(ことりちゃんのお母さんなら事情を知ってたりするかも!)
穂乃果(まだ午後の授業まで時間あるみたいだし聞きに行ってみようかな!)
穂乃果(まあ普通の生徒なら気軽に理事長室なんて行けないけど、穂乃果にとっては小さい頃から仲良しのお友達のお母さんだもんね~)
ー理事長室前ー
穂乃果「ふんふふ~ん♪」
穂乃果「ことりちゃんのお母さんお仕事で忙しくなければいいけど……」
穂乃果「ってなにこれぇっ!?」
『CLUB RIJI☆CHYO』
穂乃果「なんか理事長室の前にキラキラしたド派手な看板が……」
♪ドゥン ドゥン ドゥン ドゥン♪
穂乃果「中からすごい重低音が……」
穂乃果「ほんとにここ理事長室だよね……入って大丈夫かな…」
コンコン
穂乃果「失礼しま~す……」
ー理事長室改めCLUB RIJI☆CHYOー
♪ドゥン ドゥン ドゥン ドゥン♪
穂乃果「音楽うるさっ!」
外国人達「HAHAHAHAHAHA!」
穂乃果「え!?え!?何がどうなってるの?」
外国人達「YEAHHHHH!」
穂乃果「中は薄暗いし、ミラーボールが回ってる……それにバーカウンターにダンスフロアまで……」
穂乃果「外国の若い人達がいっぱいいる……ていうか理事長室ってこんなに広くなかったはずだよね!?」
DJ.RIJI☆CHYO「ハァーイ穂乃果ちゃん!あなたも私のクラブに踊りにきたの?」
穂乃果「うわっ!誰かと思ったらことりちゃんのお母さん!?別に穂乃果は踊りに来たわけじゃなくて!」
DJ.RIJI☆CHYO「あら?踊らないの~?遠慮しなくてもいいのよ?恥ずかしいならここにいるみんなとワイワイ騒ぐだけでもいいけど」
穂乃果「いや、なんか外国の人ばっかりだし穂乃果は英語苦手だから……」
穂乃果「……ってそんなことはどうでもよくて!もうどこから突っ込んでいいのかわかんないけど、とにかく理事長が学校でこんなことしてたらマズいですよ!」
DJ.RIJI☆CHYO「ノ~ノ~ノ~、ここではお堅い真面目な話は抜きよ?歌って踊って騒いで今この時間を楽しみましょう!」
穂乃果「えぇ……」
DJ.RIJI☆CHYO「なんてったって私たちはパーティーピープル、そう!パリピなのよ!YEAHHHH!」
外国人達「YEAHHHHHHHHHHHH!」
穂乃果「ははは……もうどうしたらいいのこれ……」
シャイニー☆マリー「ハァーイ☆とってもプリティなガールだネ!あなたの素敵なダンスをここで見せてくれない?オーケー?」
穂乃果「わ!?またなんか出てきた!」
DJ.RIJI☆CHYO「そうよ穂乃果ちゃん!この子の言う通りせっかくここに来たんだし!」
DJ.RIJI☆CHYO「それにスクールアイドルであるあなたのパフォーマンスを見たらここにいるパーティーピープル達も最高に盛り上がること間違いなしだわ!」
シャイニー☆マリー「踊らにゃ損!損!ってやつだヨ!」
穂乃果「ほんとに穂乃果なんかが踊っていいの?」
DJ.RIJI☆CHYO「もちろんよ!さあ、心の準備ができたらフロアに上がりなさい。穂乃果ちゃんのリクエストに応えて最高のチューンをかけてあげるわ!」
穂乃果「よ~っし!じゃあ穂乃果踊っちゃおうかな!午前中授業サボっちゃったから元気も有り余ってるよ!」
DJ.RIJI☆CHYO「普段なら今のは聞き捨てならないけど、今はパーティーピープルだから見逃してあげるわ」
穂乃果「えへへ……ごめんなさい……」
シャイニー☆マリー「さあ!楽しんできてネ☆」
ヒョイ!
穂乃果「よっと!凄い……床一面が照明になってる!
MC.MAKIMAMA「パーティーのみんな盛り上がってるかい?なんと我らが学院のスクールアイドルのリーダー高坂穂乃果がここCLUB RIJI☆CHYOに降臨だ!」
穂乃果「真姫ちゃんのお母さんもいたの!?」
MC.MAKIMAMA「さあ!オーディエンスのみんなも声援を送って高坂穂乃果の最高にホットなダンスを盛り上げてくれ!準備はいいかー!」
外国人達「Foooooooooooo!!!」
シャイニー☆マリー「頑張ってネ☆穂乃果サン!」
DJ.RIJI☆CHYO「さあ穂乃果ちゃん!曲はなににする?」
穂乃果「じゃあ夢なき夢は夢じゃないがいいな!」
DJ.RIJI☆CHYO「オーケー!はじめるわよ!」
穂乃果「ファイトだよ!」グッ
♪デ-ン テレテン デ-ン テレレ デッデッデデン!♪
……………………………
穂乃果「うん!」
パチパチパチパチパチパチ
シャイニー☆マリー「ワオ!とっても感動したヨ☆」
外国人「Oh.amazing……」
穂乃果「いや~、なんだか照れるね///」
穂乃果「てこんなことしてる場合じゃないや、ことりちゃんのこと聞かないと!」
DJ.RIJI☆CHYO「さあ!まだまだパーティーは終わらないわよ~」♪ドゥン ドゥン♪
穂乃果「うん、とてもまともに話せそうにないね……」
ガチャ
ことり「あれ?穂乃果こんなとこにいたの?」
穂乃果「あ、ことりちゃん!実はさっき一曲踊らされちゃって……」
ことり「そうだったんだ……ことりは部活までここで時間潰してるからまた後でね~」フリフリ
穂乃果「またね~」
ー教室ー
穂乃果(はあ…なんだかこの短い時間でものすごい疲れた気がするよ)
穂乃果「………」グデ-
穂乃果「………」zzz
フミコ「午後になってやっと帰ってきたと思ったらもう寝てるし」
ミカ「変なの~」
ヒデコ「謎は深まるばかりだね」
…………………
放課後
ー部室ー
ガチャ
穂乃果「やっほー!」
希「穂乃果ちゃんおつかれさま」
にこ「おつかれ」カタカタ
絵里「穂乃果は今日も元気そうね」
穂乃果「あれ?まだ3年生のみんなだけ?」
希「他のみんなもそろそろ来るころだと思うんやけどなぁ」
バアン!
凛「今日も気合い入れていっくにゃー!」
真姫「ちょっと凛!もう少し静かにできないわけ?」
花陽「凛ちゃんはずっと元気いっぱいだからね……」
絵里「海未は休みだからあとはことりだけかしら?」
ガチャ
ことり「ちーっす」
絵里「?」
希「?」
にこ「!」
絵里「あの、失礼だけどどなたかしら?私達になにか用?」
希「あんないかにもなギャルの子学院にいたんやね……」
にこ「…………」
ことり「いや~凛ちゃんはかわいいなぁ、このこの~!」ワシャワシャ
凛「にゃあぁ///凛はこっちのことりちゃんも結構好きにゃあ///」
花陽「凛ちゃんはもうすっかり懐いちゃったみたいだね」
真姫「ほんとに大丈夫かしら……」
穂乃果「まあそういうわけであれがことりちゃんです……」
希「スピリチュアルやね……」
絵里「ハ……ハラショー……」
にこ「………!」
ワイワイ キャイキャイ
バン!
にこ以外「!!」
にこ「さっきから黙って見てればあんたたちねぇ!」
真姫「はあ……やっぱりね」
凛「急にどうしたにゃ?」
にこ「どうしたもこうしたもないわよ!なんでことりがこんなことになってるのにみんな平然としてられるわけ?」
真姫「だって私達と穂乃果はことりがこうなってることもう朝から知ってたもの、今さら驚くことじゃないわ」
凛「そうだよ、そうだよ!」
ことり「なに?文句あるならいいなよ」
花陽「け、喧嘩はだめだよぉ……」
にこ「私はねぇ、たとえあんたのそれがキャラでやってるとしても認めないわよ!」
凛「ミトメラレナイワァ」
真姫「こら凛!ちゃかさないの」
絵里「?」
にこ「そもそもアイドルのファンっていうのはアイドルに清純さを求めてんのよ!今のあんたは思いっきり清純さとは真逆じゃない!」
ことり「え~、これはこれでそこそこ需要あると思うけどね~。しかも見た目はこれでも一応心はぴゅあぴゅあだし~?そういうとこのギャップ狙ってみたりして」
花陽「たしかにアイドルとしても需要は一定数はあると断言できますね」
ことり「ほら!ちんかよパイセンもこう言ってるじゃん!」
にこ「ぐぬぬ……」
ことり「ほらほら言いたいことはそれだけ~?」
にこ「あとその制服の着崩し!胸元開けすぎなのよ、私への色々な意味でのあてつけのつもりなの?昔の希を思い出すからやめなさいよね!」
穂乃果「それはちょっと被害妄想も入ってる気が……」
希「昔のことは忘れてほしいやん……」
にこ「とにかく!私はあんたのことは認めないわ!そんなに意地でも直さないつもりなら出ていってちょうだい!」
ことり「おい矢澤、あんまり調子に乗ってるとこの伝伝伝かち割るよ?」
花陽「ピャア!?そ、それは私からも辞めてあげてくださいお願いしますぅ!」
ことり「ちんかよパイセンがそこまで言うならわかったよ……」
にこ「にごぉ……」
絵里「まあにこも少し落ち着いたら?別にことりはみんなに迷惑かけたり問題起こしてるわけじゃないみたいだし」
希「せやでにこっち、たしかにライブとかPV撮影の時までこのままじゃ困るけどそのうち気が変わって元に戻るかもしれないしなぁ」
ことり「聞いたか矢澤!このエリーと希姐さんの器の大きさ、懐の広さを!」
にこ「ぬわぁんで私だけ呼び捨てなのよぉ!」
絵里「こらこら、ことりもそんなに煽っちゃダメよ?」
ことり「あ、エリーこれからことりのことはコッティーって呼んでくれて構わないから」
絵里「じゃあそう呼ばせてもらうわね。さあ、じゃあ喧嘩は終わり!にこももういいわよね?」
にこ「はあ……もういろいろと呆れたわ。いいわよ、時間がもったいないし早く練習始めましょ」
希「まあ今日は練習というよりユニット別に分かれて新曲作りの会議やけどね」
凛「え~!凛体動かしたかったよ~……」
希「まあまあ凛ちゃん、早めに終わって時間余ったらウチと一緒に練習しよう?」
凛「よし!早く終わらせるために希ちゃん早く行くにゃー!グイグイ
希「わわっ!も~、ひっぱらんといてよ~」
絵里「ていうわけで凛と希はもう行っちゃったけどそろそろユニットの新曲を作る頃だと思ってね、だからそれぞれ分かれて曲作りをしましょう!」
「はーい!」
ープランタン部屋ー
穂乃果「とはいっても私たちはほんとに1から曲を作らなきゃいけないんだよね~、困った困った……」
花陽「他のユニットと違って作曲担当も作詞担当もいないからしかたないよね」
ことり「まあだから今までどおり作詞だけことりたちでやって作曲はマッキーに任せるしかないっしょ」
花陽「そうだね……」
穂乃果「じゃあいきなり作詞っていうのも難しいからまず曲のイメージから決めようよ!こんな曲がいいっていうのがある人!」
ことり「はい!」
穂乃果「はいことりちゃん!」
ことり「やっぱ新曲はアゲアゲな感じで決まりっしょ!」
花陽「アゲアゲ!?」
穂乃果「アゲアゲ……ってどんな曲?」
ことり(うーん……勢いで言っちゃったけど正直思いつかないよぉ……イメージで……イメージで……)
ことり「アゲアゲって言ったらほら!ユーロビートしかないっしょ!」
花陽「なるほど……たしかにユーロビートならアゲアゲって感じだよね」
ことり「わかる?やっぱりちんかよパイセンさすがです!」
ことり(実際ユーロビートなんてよくわかんないけど、かよちゃんがああ言ってくれてるから多分アゲアゲな感じなんだよね……よかったよぉ)
穂乃果「ユーロビート?ごめん穂乃果全然わかんないや……なんか例はないの?」
ことり「まったく~、ユーロビートの曲っつったらあれだよあれ!えーとなんだっけド忘れしちゃった……」
ことり(ごめん穂乃果ちゃん、ほんとはことりもよくわかんないよ……)
ことり「ちんかよパイセンお願いします!」
花陽「え!?えーっと具体的な曲名とかは花陽も知らないけど……」
花陽「あ、あの有名なお豆腐屋さんの車が峠を攻めたりレースをする作品でよく使われてます!」
ことり(え……なにそれ……)
穂乃果「あー!穂乃果もそれならゲームセンターで遊んだことあるから知ってるよ!そっかーああいう曲がユーロビートっていうんだね!」
ことり(なんか2人だけで通じ合ってるけど言い出したことりだけ全然わかんないよ~……)
花陽「でもユーロビートっぽい曲はにこちゃん達のユニットの曲にいくつかあるよね……それに花陽たちのイメージにはあんまり合わないかも」
穂乃果「ふむふむ……」
ことり「ちょっとことり他のユニットのみんなにちょっかいだしに行ってくるから帰ってくるまでにアゲアゲな曲作っといてね!」
花陽「え~!?一緒に作ってくれないのぉ!?」
ことり「じゃあ穂乃果とちんかよパイセン!後はよろしく!」
サラバッ!
タッタッタッ
穂乃果「行っちゃった……」
花陽「しょうがないから穂乃果ちゃんと2人で作ろうか……」
穂乃果「はあ……先が思いやられるよ~」
ービビ部屋ー
ガララッ
ことり「ちーっす」
にこ「はあ!?あんた何しに来たのよ!邪魔するつもりなら帰ってよね!」
真姫「にこちゃんうるさい」カキカキ
絵里「まあまあ、もう喧嘩しないって言ったでしょ?私たちも今話し合いしてるから、コッティーも別にいるのは構わないけどおとなしくしててね?」
ことり「はーい」ムス-
ことり「あーあ、今のことりもきっとどこか別の世界のエリーとだったら今まで以上にもっと気が合って仲良くできたような気がするなぁ~」
絵里「どういうことかしら?」
ことり「なんだろう……真面目に努力するのが苦手がうんぬんかんぬんで……もっとノリが軽くてチャラいエリーがどこかの世界にいる気がする。まあいいや今のは忘れて?」
絵里「?」
絵里「別に私だって真面目一辺倒じゃないし面白いことや楽しいことだって好きよ?」
真姫「このまま話が終わるのかと思ったのに……エリーの変なスイッチが入っちゃったわね」
ことり「面白いことや楽しいことが好き……ほんとかな~?」
絵里「もちろんよ!」
ことり「それならエリー、今ここでなんか面白いことしてみてよ」
にこ「うわ…これはえげつない無茶振りね、しかもよりによって慣れてなさそうな絵里にやらせるなんて……」
絵里「え?面白いこと?今ここでやるの!?」
真姫「いいのよエリー、別に無理して付き合ってあげることないわ、早く作詞の続きやりましょ」
ことり「絵里ちゃんの~!ちょっといいとこ見てみたい~!」
絵里「う……うう///」
にこ「ほら絵里!早く続きやるわよ」
絵里「9番、絢瀬絵里!回転寿司のお茶用の熱湯で手を洗おうとした人のまねやります!」
にこ「結局やるんかーい!!」
絵里「ハラショー!お寿司を食べる前にこの黒いボタンを押してまずは手を洗うのね!」
絵里「………」ソ-ッ…
ジャッ
絵里「あっつ!」
真姫「ふふっ」
にこ「ぷっ……あははは!」バンバン
ことり「ヤバい超ウケるwww」
絵里「そ、そんなに面白かったかしら///」
真姫「ふふふっ、正直想像以上の破壊力だったわ」
にこ「あはは!なんていうかあんたがやるとリアル過ぎんのよ!まさか実体験じゃないでしょうね」
絵里「な!?そんなわけないでしょ!?」
真姫「あ~、ひとしきり笑ったことだし続きをしましょ、これじゃいつまでたっても終わらないわ」
にこ「そうね、絵里の恥ずかしい過去もわかったことだし」
絵里「だから違うってばぁ…」
ことり(はあ……たしかにさっきの絵里ちゃんのは反則級だったよ…)
にこ「せっかくあんなにライブ映えしそうな曲だから合いの手をたくさんいれたいわねぇ」
絵里「じゃあ、私達の名前とか入れてみてもいいんじゃないかしら?」
真姫「とりあえず候補に入れておくわ」カキカキ
にこまきえり「あーでもないこーでもない」
ことり(あー……暇だなぁ)
真姫「ふっ………」プルプル
にこ「なに急に笑ってんのよ真姫ちゃん!」
真姫「だって急にまたさっきのエリーのやつ思い出しちゃったのよ」
にこ「ふふふっ、せっかく忘れてたのにもう頭から離れなくなっちゃったじゃない!とんでもないことしてくれたわね絵里」
絵里「私が悪いの!?」
ことり「あ、そういえばみんな作詞してるみたいだけど曲のほうはどんな感じになってんの?」
真姫「私が作曲担当だしもう曲のほうは先に完成してるわ」
にこ「私達は曲に関しては真姫ちゃんにほとんど頼りっきりなのよね」
絵里「ほんとにね」
ことり「じゃあじゃあ、どんな曲か試しに聞かせてよ、気になるし!」
真姫「別にいいけど」iPodワタシ
ことり「どれどれ~」
♪ PSYCHIC FIRE
ことり(これだよ!アゲアゲなやつ)
ことり「いや~、さすがマッキーだね!」
真姫「まあ、当然だし///」カミノケクルクル
ことり「ねーねー、ことりこういうアゲアゲな曲ずっとやりたくてさ!よかったらこの曲プランタンにくれない?」
真姫「もう作詞まで始めてるし今さらまた曲を1から作るなんて嫌よ、残りのユニットの作曲もあるんだし」
絵里「それにあんまりコッティー達のユニットとは雰囲気が合わないと思うわ」
ことり「じゃあことりもBiBiに入るってことでよくね?」
にこ「そうしたら穂乃果と花陽が2人きりになっちゃうじゃない!そもそもこの曲にこがセンターなんだからなおさら譲る訳にはいかないわ!」
ことり「じゃあことりと矢澤を交換!」
にこ「ぬわぁんでよ!!」
絵里「ちょっとコッティー!いくらなんでもわがままが過ぎるわよ?」キリッ
にこ(お?とうとう絵里もお怒りね、がつんとこの生意気娘に言ったれ言ったれ!)
ことり「なに、エリーおこなの?」
絵里「ええ、おこよ。激おこぷんぷんチカよ!」
真姫「言い争いなら部屋の外でやってよね」
ことり「あ、そうだ。今ことり甘いミルクチョコ持ってるんだけどエリー食べる?」
絵里「たべる」
ことり「はいどうぞ」スッ
絵里「ありがとう、いただくわ」
絵里「……」ツツミガミハズシ
ことり「………」スス-ッ
サラバッ!
絵里「………」モグモグ
にこ「…………」
真姫「………」カキカキ
絵里「ハラショー!とってもおいしいわ!」パアァ
シ-ン…
絵里「あれ、ことりは?」
にこ「ハラショー!とってもおいしいわじゃないわよ!あんたがニコニコしながらチョコ食べてるあいだにとっくに逃げたわよ!」
真姫「はあ……エリーは真面目なようで抜けてるものね」
にこ「たまには後輩にビシッと言うかと思えばこれなんだから……」
絵里「ごめんなさい……」シュン
ーリリホワ部屋ー
ガララッ
ことり「ちーっす」
凛「にゃあ~……」ダラ-ン
希「や~ん……」グデ-ン
ことり(えぇ……この2人何もやってないよぉ)
ことり「2人とも……作詞とか作曲するんじゃないの?」
凛「ああ、ことりちゃん遊びに来たのかにゃ?」ダラ-
希「見てのとおり、ウチらはこんな感じやからことりちゃんも適当にくつろいでいてくれてかまわんよ?」グデ-
ことり「そ、そっか……」
凛「希ちゃん、ことりちゃんがなんで凛たちは何もしないの?って顔してるよ?」ダラ-
希「まあ、普通はそう思うはずやんなぁ」グデ-
凛「実は凛たち何もしてないというか何もやることがないんだよ」
希「作詞は海未ちゃんがやってくれてもう終わってるし、作曲はウチらじゃなくて真姫ちゃんやし……」
ことり「でも曲の雰囲気とか、こういう曲にしたいっていう雰囲気とかは決められるし」
ことり「それに早く終わったら凛ちゃんと一緒に練習しようって希姐さん言ってたじゃんか!」
凛「曲の雰囲気を決める?」
希「早く終わったら練習?」
のぞりん「そんなこと言っても」
のぞりん「ねえ?」
ことり(なんかこの2人怖いんだけど……)
希「ことりちゃん、運命というものは残酷なんよ……」
凛「そうだよ、凛たちはすでに決められた結末から逃れることはできないにゃ……」
ことり「あの~……言ってる意味がさっぱりわかんないんだけど……」
希「まあ説明するより見てもらったほうが早いね、凛二等兵、例の物をことりちょんに見せてあげて」
凛「了解にゃ!希隊長!」
ことり「例の物?」
凛「こちらの紙をご覧いただきたい……」
ことり「何これ?」
ベラッ
思い出以上になりたくて
作詞 園田海未
朝日がまぶしい この坂のぼれば
銀杏の葉がゆれる通学路
以下略
希「おわかりいただけただろうか」
ことり「おわかりいただけたも何もいつものリリホワの感じの歌詞じゃん……」
凛「そう、これはまさに園田海未が私達に残したいつものリリホワみたいな感じの歌詞だったのです……」
のぞりん「きゃああああああああ!!」
ことり「………」
ことり「で?」
凛「は?」
希「え?」
ことり「いや、それがどうしたのかさっぱりわかんないけど……」
希「本当になんとも思わんの?」
凛「凛はやっぱりこっちのことりちゃんはダメにゃ~」
ことり「えぇ……そんな」
希「なんてことや!まさかことりちゃんがこんな血も涙もない人間だとはウチは思わんかった……!」
凛「やはり所詮は幼馴染!南ことりは園田海未に忠誠を誓った魔女だったんだにゃー!」
希「うぅ……信じてたのに!信じてたのに!」
凛「火あぶりだ~!火あぶりだ~!」
ことり(この2人って2人だけだといつもこんな感じなの……?)
希「どうやら本当にわかってないみたいやね」
ことり「うん……」
希「つまりはいつも通りのリリホワの歌詞だからいけないんよ」
凛「この歌詞じゃ曲の雰囲気を決めるもクソもないよ……昭和一直線だにゃ……」
希「どうあがいても昭和」
凛「だからもう凛たちは考えることをやめたよ」
希「ウチと凛ちゃんは始めから海未ちゃんの手の上で踊らされていたに過ぎないんよ……」
ことり(2人ともノリノリだなぁ)
凛「だから今はこうして鬼軍曹海未ちゃんがいないつかの間の平和を希ちゃんと一緒に過ごしているんだよ」
希「ああ神様……どうか哀れな私たちに祝福を」
凛「あ~あ、凛もたまにはことりちゃんたちみたいにかわいい曲とか、にこちゃんたちみたいにかっこいい曲とかやってみたかったな~」
希「凛ちゃん今は海未ちゃんがいないから言いたい放題やね」
凛「凛、もう昭和は飽きたにゃ~!」
ことり「じゃあ歌詞を変えちゃえばいいんじゃね?」
のぞりん「!?」
希「凛ちゃん、今の聞いた?」
凛「しっかりとこの耳で聞いた。凛は今、時代が変わる瞬間を見た気がするよ……」
希「今まで時代を変えてきた革命家たちは、こうして生まれてきたんやね……」
ことり(なんでこんなに大げさの……)
凛「さあ、凛たちは昭和という運命に抗うよ!」
希「ウチら3人で新しいリリホワを切り拓くんよ!」
ことり「え!?ことりもなの?」
希「当たり前やん!ことりちゃんが言い出したんだから」
凛「でも1から歌詞を書くのは大変だから海未ちゃんの歌詞を基準にして変えていこうよ」
希「名案やね」
ことり(後で怒られないといいけど……)
希「じゃあトップバッターはことりちゃん!出だしの部分ビシッと頼むよ~」
ことり「ことりからなの!?」
朝日が眩しい この坂のぼれば
銀杏の葉がゆれる通学路
ことり「え~と……」カキカキ
お花がたくさん 虹を渡れば
カラフルマカロン通学路
ことり「どうよ!」
凛「ことりちゃん見た目はヤンキーに変わっても中身はかわいいままなんだね」
希「メルヘンやなぁ」
ことり(やっちゃった……)
希「まあでもこれだけでかなり昭和から離れたね、さあ次はウチがいくで~」
あなたの背中を(見つけたら)
追い越すついでに(わたし)
おはようっていつも声をかけてた
ことり「希姐さんはここの部分か~」
希「まあでもやっぱりウチはスピリチュアルな要素を入れたいんよ」
凛「スピリチュアルな要素?」
あなたの背中を(見つけたら)
追い越すついでに
希「でもスピリチュアルにするならここはこのままでいいかな?」
ことり「え、なんで?希姐さん考えるの面倒になった?」
希「いや、このままでも充分スピリチュアルやん?」
凛「うーん、確かに通学路で見つけたのに一緒に行かないで追い越しちゃうって変だにゃ」
希「あのなあ凛ちゃん、追い越すんやない、どうしても追い越してしまうんよ」
ことり「は?」
希「つまり相手の体をすり抜けてしまうのだ!」
凛「怖っ!!」
希「もうこの世の者ではない、だから触れたくても触れられない、だからすり抜けて追い越してしまうんや……」
ことり「いやいや、ただ直接声を掛けられないから追い越してるだけなんじゃ……」
凛「でも確かにそれならサビの『ひとりきりで歩く いないはずの人を探してしまう』っていうのもわかるね」
希「そう、相手は姿は見えてももう幽霊として彷徨ってるだけなんよ、サビで相手がこの世の者でないとわかる」
希「まるでシ◯クス◯ンス的などんでん返しやね!」
ことり「なんかどんどんやばい方向に行ってる気がするんですけど~…」
希「よし、この歌の背景を決めたところで後は残りをいじってっと」カキカキ
希「できたで!」
あなたの背中を(見つけたら)
追い越すついでに(脳内に)
見てるよっていつも声をかけてた
ことり「直接脳内に!?」
凛「テレパシーかにゃ?」
ことり「しかも『見てるよ』っていうのがすごい怖いんだけど……」
凛「完全にホラーだにゃ……」
希「さあ!次は凛ちゃんの番やね」
告白できなくても 好きだったの
あの頃と同じ道なのに
凛「よ~し、いくぞ~!」カキカキ
凛「できた!」
ことり「早いね」
凛は猫ちゃんが大好きだよ でも
あの頃からずっと猫アレルギーなんだ
ことり「突然の自分語り!?」
希「元の歌詞の原型あるようでほとんどないやん!」
希「でもなんか凛ちゃんが楽しそうなのが伝わってくるからこれでいっか!」
のぞりん「あはははははははは!」
ことり(だめだ……この2人と一緒にいると凄い疲れる……さすがは海未ちゃんだね)
サラバッ
のぞりん「あはははははははは!」
凛「さあ!次は大事なサビ、ことりちゃんの番だよ………あれ?」
凛「いない………」キョロキョロ
希「まさか……今までウチと凛ちゃんと一緒にいたことりちゃんは……」
凛「希ちゃん!凛夜中にトイレ行けなくなるからやめてほしいにゃ!」
希「そして実はウチも……!」
凛「もうやめてよ~!」
希「あははは!冗談やって」
ープランタン部屋ー
ことり「あー疲れた……」
花陽「なんか凄いぐったりしてるね」
穂乃果「お帰りことりちゃん!ちゃんとことりちゃんが帰ってくるまでに曲できたよ!」
花陽「出だしの部分だけならなんとかできました!」
ことり「アゲアゲなやつ?」
穂乃果「そりゃあもうアゲアゲ過ぎて困るくらいアゲアゲだよ!元気いっぱいのね!」
花陽「ちょっと穂乃果ちゃんはアゲアゲの意味を履き違えてるみたいだから違ってても許してあげてほしいな……」
穂乃果「しかも即興だけどメロディもつけてみたよ!今から歌うからことりちゃん聴いててね!」
穂乃果「いくよー!」
デ-デ-デテ-レ-レ-レ---
オハヨ-バワフル(モ-ニ---ン)wwwwwww
テ-レテレレ-wテテンwwwテテンwwww
レツゴ-wwwwwwwレツゴ-ウwwwwww
キョ-wwwモ-wwwwキョ-モ-wタノシ-wwww
レツゴ-wwwwwwwレツゴ-ウwwwwww
ワオッwwwwワオッwwwwwワオワオwwタノシ-wwwwwwww
イエ------wwwwwwwwwwww
穂乃果「どうだった?すっごいアゲアゲだよね!」
花陽「あはは……ことりちゃんの言うアゲアゲとは到底かけ離れてるっていくら言っても穂乃果ちゃん聞いてくれなくて……」
ことり「…………」
穂乃果「ことりちゃん?」
ことり「いい!………凄くいい……!!」
花陽「これでいいのぉ!?」
ー帰り道ー
絵里「それじゃあみんなお疲れ様!」
希「ほなね~♪」
凛「かよちん真姫ちゃん!ラーメン食べにいっくにゃー!」
真姫「しかたないわね」
にこ「さてと、チビ達の夕飯の材料買ってかないと……」
ことり「ねえ穂乃果、ことりたちも帰りにクレープ食べてこーよ」
穂乃果「もちろんいいよ!」
ークレープ屋さんー
穂乃果「わぁ~!苺がたくさん入ってるやつがある!穂乃果これにしよ!」
ことり「チーズケーキのクレープなんてあったんだ~!ことりはこれ!」
店員「ありがとうございました~」
穂乃果「じゃあ食べながら帰ろっか!」
ことり「海未なら食べ歩きはいけません!とか言いそうだけどね」
穂乃果「たしかに!」
不良A「なあ、あれスクールアイドルの高坂穂乃果じゃね?」
不良B「それに誰かわかんねえけどエロいギャルも一緒だしよ~、お前声かけてこいよ」
不良A「オッケー、へへへへ」
穂乃果「~♪」
不良A「なあ、お前スクールアイドルの高坂穂乃果だろ?俺たちと一緒に遊ぼうぜ」
ことり「穂乃果ちゃん……この人たちやばそうだよ……」ヒソヒソ
穂乃果「人違いです!穂乃果はスクールアイドルじゃありません!………あ!」
不良B「こいつバカだろwww違うって言いながら自分で名前言って正体バラしてやんの!」
不良A「嘘つきはお仕置きが必要だなぁ、ほら!こっちに来い!」グイ
穂乃果「わあ!」
ピシャン!!!
不良A「いてっ!!」
ことり「穂乃果ちゃんに触るな!!あんたらなんかと穂乃果ちゃんが遊ぶわけないでしょ!わかったらどっか言って!」
不良B「おうおう、随分威勢のいい姉ちゃんだな~」
不良A「この野郎調子に乗りやがって!」ガシイッ
ことり「痛っ!!は、離してぇ!」
不良A「さっきまでの勢いはどうしたのかな~?さっき殴られたぶんたっぷりお返ししてやらなきゃな!」
穂乃果(ことりちゃんは穂乃果を守ってくれようとしたんだ……だから今度は穂乃果の番!)
穂乃果(やるったらやる!)
ダダダッ
穂乃果「ことりちゃんを離せええぇぇ!!!」
ドゴオッ
不良A「ぐわぁっ!!」
不良B「あいつ捨て身で突っ込みやがった……」
穂乃果「逃げよう!ことりちゃん!」
ことり「うん……!」
不良B「待て!おとなしく逃すわけねえだろこの!」
穂乃果「でぇいっ!」ビュンッ
ベチャ
不良B「うわっクレープが顔にっ」
穂乃果「行くよ!」
ダダダダダ
ー公園ー
穂乃果「はぁ……はぁ……ここまで来れば大丈夫かな?そこのベンチに座ろっか」
ことり「うん……」
ことり「穂乃果ちゃん……その……助けてくれてありがとう……」
穂乃果「お礼を言うなら穂乃果のほうだよ、いつもはおとなしいことりちゃんが勇気を出して穂乃果を守ろうとしてくれたんだもん……ありがとう」
ことり「でもことりのせいで……ことりがこんな目につく格好じゃなければ……」
穂乃果「それは違うよ……あの人達は穂乃果に声をかけてきたんだもん、ことりちゃんのことは気づいてなかった……」
穂乃果「にこちゃんが言ってる変装の大切さがちょっとわかったかも!……なんてね…えへ」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「そう考えたら今のことりちゃんもある意味変装なのかな?」
ことり「ことりは別にそんなつもりじゃ……」
ことり「あ……そういえば穂乃果ちゃんクレープが……」
穂乃果「楽しみにしてたけど逃げる時にあの人にぶつけちゃったから無くなっちゃったね……でも大丈夫!クレープはまたいつでも食べられる!」
ことり「逃げてる時に思いっきり握ってたからかなり潰れちゃったけど、ことりのクレープ一緒に食べよ?」
穂乃果「いいの?」
ことり「穂乃果ちゃんの好きな苺のやつじゃなくてごめんね?」
穂乃果「ことりちゃんがくれたクレープってだけで穂乃果はすっごく嬉しいよ!」
ことり「はいどうぞ♪」
穂乃果「ではお言葉に甘えて……いただきます!」パクッ
ことり「あ~!穂乃果ちゃん一口が大き過ぎだよぉ」
穂乃果「えへへ…ごめんごめん」
ことり「あと穂乃果ちゃん……」
穂乃果「ん?」
ことり「ことりはもうこの格好もあんな話し方もやめるね?」
穂乃果「穂乃果は別に今のままでもいいよ?」
ことり「どうして?」
穂乃果「だってことりちゃん、なんだかんだで穂乃果と一緒にいる時はほとんどいつものことりちゃんと変わらないんだもん」
穂乃果「それに、最初の頃は時々くらいだったけど途中からはもう話し方も元に戻ってたし!」
ことり「あ……!そういえばそうかも」
ことり「でもことりはこうして自分を変えてみて、色々普段やらないこともたくさんできたけど、いつも一緒にいるメンバーのいつもと違うとこを見れたのもよかったかな♪」
穂乃果「違う一面か~、気になるね!」
ことり「あとこんないい話の時に言うのも変だけど穂乃果ちゃんほっぺにクリームが凄いことになってるよ?」
穂乃果「へ?あ~ほんとだ!これは恥ずかしい///」
ことり「ふふふ♪」
穂乃果「あはははは!」
……………………
次の日の朝
ー待ち合わせ場所ー
海未「昨日はそんなことがあったのですか……」
穂乃果「いろいろ大変だったよ~…」
海未「ですが穂乃果の話を聞いてるとことりはかなりの変身を遂げてしまったのですね……まあ他にも言いたいことは山ほどありますが」
穂乃果「きっと海未ちゃんが今のことりちゃんを見たらすごくびっくりすると思うよ!」
海未「そうですか……それは楽しみですね……!」ゴゴゴゴゴ
穂乃果「あ、あれ?なんか凄い殺気を感じるよ……」
ことり「おはよー」
海未「おはようございますことり、まず聞きたいことがあるのですが」ゴゴゴゴゴ
ことり「ぴ……」
海未「どうやら穂乃果に聞いた話によるとあなたは穂乃果を巻き込んだ挙句1日授業をサボったそうですが………」
海未「 間 違 い あ り ま せ ん ね ? 」ドドドドドドドド
ことり「ぴいぃぃぃぃ!!ごめんなさい許してえええ!!」
ダダダッ
海未「こら待ちなさい!まだ話は終わっていません!」
ガシッ
海未「逃がしませんっ!そもそもなんですかその破廉恥な格好は!!今すぐ直しなさい!」
ことり「うわ~ん!直すからもう許してよおおぉぉ!!」
穂乃果「あはは……いくらことりちゃんでもやっぱり海未ちゃんにはかなわないってことだね」
穂乃果「じゃあ海未ちゃん!穂乃果はお先に失礼します!」
海未「ダメです!穂乃果も午前中サボったのですからお説教です!!」
穂乃果「ええ~!?穂乃果も?」
海未「当然です!」
ことほの「ひいいいいいい!!」
こうしてことりちゃんのギャル化は2日目の朝にして早々に幕を閉じた
その後学校では歌詞を勝手に変えた凛ちゃんと希ちゃんは海未ちゃんにこっびどく怒られた
そしてついでに理事長も怒られたそうな
おわり
これにて完結です!
海未ちゃんと(・8・)の話が続いたので気分転換も兼ねて今回は全く別の話を書きました。
次は海未ちゃんと(・8・)の登山の話でも書きましょうかね。
最後まで読んでくださった方ありがとうございましたm(._.)m
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113539.jpg
これにて完結です!
海未ちゃんと(・8・)の話が続いたので気分転換も兼ねて今回は全く別の話を書きました。
次は海未ちゃんと(・8・)の登山の話でも書きましょうかね。
最後まで読んでくださった方ありがとうございましたm(._.)m
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113540.jpg
最後重複してしまいましたすみませんm(._.)m
前作を読んでくださった方には重ね重ねで申し訳ありませんが、ラブライブ板のほうで私が投稿したSSを題名だけ変えて投稿するなりすましが存在しています。
私は今後もSS速報VIPでのみ投稿していきますので他で私らしき者がいた場合は偽物と判断してください。
大手のラブライブまとめブログさんでも私の書いたほうではなくなりすましが無断で転載したほうを掲載しているような事態でしてとても残念で悲しい気持ちです。
こんなところで愚痴ってしまってすみません
長文失礼致しましたm(._.)m
このSSまとめへのコメント
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