【艦これ】二人の秘書艦 (199)

※キャラ崩壊注意

※不知火・Z3がメインのSSです。他の艦娘の出番は若干少ないかもしれません

※遅筆且つ不定期更新


(一応前スレ)【艦これ】提督「二人の秘書艦」
【艦これ】提督「二人の秘書艦」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409389461/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467813853

提督「……眠い」ウトウト

提督「だけどこの前の大規模作戦の報告書やら何やらがたんまりと……はぁ」

提督「頑張って終わらせるか……」ガチャ


不知火「おはようございます。司令」

Z3「GutenMorgen.あなた」


提督「………何でもう執務室いるの?」

不知火「昨晩執務室の明かりが夜中まで点いていました」

Z3「あなた。私たちがどちらもあなたの部屋に泊まらないのをいいことに徹夜したわね?」

提督「う…」ギク

不知火「不知火たちを頼って下さい。司令一人で無理をして、倒れでもすれば全体に響くことを自覚して下さい」

Z3「そうよ。第一あなた、一人でやると後半の書類がいつも大変なことになるでしょう」

提督「うぅ……」

不知火「では不知火がこちらを手伝います」

Z3「それじゃあ私はコーヒーでも淹れてくるわ。不知火、見張りお願いね」

不知火「了解です」

提督「み、見張りって…」

不知火「何ですか?徹夜の上にこれほど早起きをして無理をしている人が何か言いましたか?」ジロ

提督「……ごめんなさい」


提督(ウチの鎮守府では秘書艦を不知火とマックスの二人が担当してくれている)

提督(二人は秘書艦であり、嫁として傍にいてくれている)

提督(…仕事には二人とも厳しいけど)

不知火「司令、こちらに」

提督「え?」

不知火「どうしました?早くこちらに」

提督「いや…不知火?そっちはソファしかないんだが…」

不知火「見れば分かります」

提督「えっと…仕事の続きをするんじゃ…」

不知火「その前に休む方が先です。書類は不知火とマックスで十分ですから、司令は一度休んでください」

不知火「先ほども言いましたが、倒れた方が元も子もありません。大事な作戦直前に体調を崩すつもりですか?」

提督「……分かった。そうする」

不知火「では、こちらに」ポンポン

提督「……不知火?」

不知火「はい?」

提督「…どうして膝を叩いてるのかな?」

不知火「……不知火の膝枕では不満でしょうか」ムス

提督「そんなことありません」

不知火「では、どうぞ」


提督「……お邪魔します」ポフ

不知火「ん……」

提督(……凄く良い匂いがする)

不知火「如何でしょうか?その…もし寝づらいのであれば代わりの枕を準備しますが…」

提督「まさか。不知火の膝枕の方が断然いい」

不知火「そ、そう…ですか…//」コホン

不知火「……ありがとうございます、司令。不知火のわがままに付き合っていただいて」

提督「我儘なんてとんでもない。俺だっていい思いしてるわけだし」

不知火「そうですか…。それならよかったです」ホッ


不知火「それでは司令、このまましばらく休んで―――――」

提督「…zZZ」グー

不知火「……」

不知火(…本当にお疲れだった様子ですね)

不知火「…無理はなさらないでください。司令」


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不知火「…」ジー

提督「すー…」スヤスヤ

不知火「……………」ジー

不知火(…少しくらいなら)ズイ

不知火「……司令」


Z3「不知火」

不知火「」ビクッ

Z3「…見張りは頼んだけれど、キスは頼んでないわよ」

不知火「……つい」プイ

Z3「それに膝枕なんて…ずるい」ジトー

不知火「…申し訳ありません。司令の疲れた様子を見ていたらつい…」

Z3「…そう。でも、その気持ちは分かるわ」

Z3「提督はしばらく寝かせてあげて。その間は私が引き受けるから」

不知火「ありがとうございます。マックス」

Z3「いいのよ。ただ…」

不知火「ただ?」

Z3「……後で私にもさせて」

不知火「もちろんです」

Z3「……ふふ。それじゃ仕事頑張ろうかしら」カサ


提督「……むにゃ」

不知火「……」

不知火「…不知火と、マックスにいくらでも頼って良いですからね…司令」ナデ

提督「…zZZ」グー


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ワイワイ ガヤガヤ


提督「全員ちゃんと短冊に書くんだぞー」


不知火「司令。竹の設置完了しました」

提督「ん、ありがとう不知火」

Z3「……」ソワソワ

提督「……マックス」

Z3「な、何かしらあなた?」ビク

提督「こっちは俺がやっておくから皆ところに行ってもいいぞ」

Z3「だけど…まだやることは…」

不知火「マックス。ここで初めて七夕の短冊を飾るのですから、是非参加してきてください」

Z3「…Danke.片付けは必ず手伝うから」パタパタ


提督「マックスも皆も喜んでくれてよかった」

不知火「というよりも今までやっていなかったことが不思議でしたね」

提督「まぁ仕事が重なってて皆の都合もつかなかったしな…」

不知火「潜水艦も全員喜んでいましたよ。平日に仕事が休みだと」

提督「………ごめんなさい」

不知火「先日の大規模作戦前は仕事が無かったのですから、むしろ喜ぶべきでしょう」

提督「こらこら……正直あそこまで資材使う羽目になるとは思わなかったからなぁ…」

提督「ところで不知火はいいのか?短冊飾ってこなくて」

不知火「心配ありません。後できちんと付けてきます」

提督「ならいいけど…」ジー

不知火「……そんな目をしても見せません」ササッ

提督「ちぇー…」

提督(……後でこっそり覗いておこう)


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提督「間宮さん。お疲れ様です」

間宮「提督。お疲れ様です」ペコリ

提督「すみません、急に七夕でパーティやりたいなんて言い出して…」

間宮「構いませんよ。それに皆さんが食べてくれるのを見ると嬉しいですから」ニコ

提督「ところで、間宮さんは何か願い事は書きましたか?」

間宮「いえ、まだです。一段落つきましたし、これから飾ろうと思っていたところです」

提督「なるほど」

間宮「…ところで提督?」

提督「?」

間宮「まさか皆さんの願い事を覗こうだなんて思ってませんよね?」

提督「」ギク

間宮「……やっぱり」ジト

提督「な、なんのことか…」

間宮「もう、皆女の子なんですから。その辺りは男性としてしっかり気を使ってください」プンスカ

提督「はーい…」

間宮「ふふ、分かってくださればいいです」ニコ

間宮「それでは提督も楽しんでくださいね♪」パタパタ


提督「……うーむ」

提督(やっぱり女性の願い事というのを勝手に覗くのはデリカシーがないよな……だけど気になる)ウズウズ

提督「……」テクテク

提督(……そう!俺は今たまたま!たまたま短冊の近くを歩いている!)

提督(竹が倒れないかどうか、誰かの短冊が落っこちてたりしてないか確認する!上司の仕事だからな!)

提督「さてさて……」チラ


『平和な海が来ますように』

『もっとご飯が美味しくなりますように』

『オリョクル減らして欲しいでち』

『司令官のお役に立ちます!』

『夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦夜戦』


提督「……ほんと皆いい子だなぁ」ホロリ

提督(一部の煩悩丸出しの願いは…七夕だし、今回は見なかったことにしよう)


提督「……うん?なんか隠してあるように飾ってあるのが……」カサ


『クソ提督に   』



曙「何してるのよぉお!!!!!」ゲシッ

提督「げぼぁっ!?」

曙「し、信じらんない!!他人の短冊覗くなんて最低よ!!このクソ提督!!//」

提督「ご、ごめんなさい……」ピクピク


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                    c_'____)                  (___'_っ

陽炎「ちょ、曙何いきなり走って……って、司令?何してるの?」

曙「このクソ提督が短冊覗こうとしてたのよ!!//」

陽炎「あ~……」

皐月「別にいいんじゃないの?」ヒョコ

曙「はぁっ?!皐月、アンタ何言ってるのよ!?」

皐月「だってほら。大体こうして願い事書いて飾ってるんだから、見られてもいいような内容書くじゃん」

陽炎「まー、それも一理あるわね。どれどれ潮と長月と霰はーっと。おぉ…」

曙「アンタまで何してんのよ!」

皐月「ほとんど割とまともなことかいてるし、見られても恥ずかしくないじゃん。僕だってこんなんだし」カサ

皐月「……それとも曙ぉ。もしかしてそ~んなに恥ずかしいことでも書いたの?」ニヤニヤ

曙「なっ……ち、ちが……!//」

陽炎「曙どれー?あ、この隠してあるような奴……」

曙「ッ!!!//」パシッ

陽炎「あっ!ちょ、ちょっと曙!折角飾ったのに…」

曙「う、うるさい!!あんたたちに見られない場所に飾りなおすわよ!!//」ダッ

陽炎「こらー!待ちなさい曙!私にも見せなさいっての!!」ダッ

曙「冗談じゃないわよ!!!///」



皐月「……で、大丈夫司令官?不知火呼んでくる?」

提督「だ、大丈夫だ…ありがとう皐月……」チーン


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Z3「あなた。大丈夫?」ポンポン

提督「いちち……染みる」

Z3「でも、さすがに他の娘の願い事を覗くのはいただけないわね」

提督「……ごめんなさい」

Z3「反省しているのならいいわ。次は無いと思うけど」

提督「……はい」

Z3「はい」カサ

提督「これは?」

Z3「私の願い事よ」

提督「いいのか?」

Z3「あなたになら見られても何も問題ないわ。それに後でちゃんと飾るから」


『提督と ずっと一緒に居られますように』


提督「マックス…」

Z3「言ったでしょう?見られても問題ないって」

提督「…そうだな」ポン

Z3「ん…」

提督「…嬉しいよマックス。ありがとうな」

Z3「お礼を言われることじゃないわ」

Z3「ただの…私の素直な気持ちだもの」ピト

提督「…そうだな」ナデナデ

Z3「ん……ふふっ♪」


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                    c_'____)                  (___'_っ

【執務室】


提督「……」ジリジリ

不知火「……」ジリジリ

Z3「……」ジリジリ


Z3「……あつい」

不知火「分かっています。ですが言わないでください……」

Z3「…ごめんなさい」

不知火「司令、どうにかなりませんか?」

提督「すまん……クーラーの修理は明日になるそうだ…」

Z3「つまり、今日一日はこのままね…」フゥ

不知火「正直言って、仕事に集中できませんね…」

提督「とにかく熱中症とか脱水症状にだけは気をつけてくれ」

Z3「分かっているけれど…こうも暑いと汗が止まらないわね」パタパタ

不知火「まったくです……」ハァ


提督「すまん不知火、そこの書類を――――」ピタ

提督「………」ジー

不知火「…司令?どうかしましたか?」

提督「へっ!?あ、いやすまん!そこの青いファイルを頼む!」

不知火「はい」

提督「……」ジー


Z3「あ な た」ツネリ

提督「いっ!?いたたたたっ!!」

Z3「あなた、今不知火のどこを見ていたのかしら……?」グググ

提督「い、いやそれは……」ダラダラ

不知火「お持ちしましたが……司令、不知火に何か?」

提督「え、えーっと……」

Z3「不知火。シャツ、よく見てみなさい」

不知火「シャツ?………ッ!!//」サッ

Z3「……ほんと、あなたって人は」ジトー

提督「うぐ…ごめんなさい」

Z3「というよりも…下着だって透けたものじゃなくて、直接見たことあるのに何を今更盗み見るような真似を…」ハァ

提督「いやその…こういうのもいいなぁって……」

不知火「……ッ!//」パシンッ

提督「いたいっ!」

不知火「……とにかく、こちらが資料になりますので//」コホン

提督「はい…」ヒリヒリ

不知火「………そんなに見たいのなら、今夜…」ボソボソ

提督「へ?」

不知火「な、なんでもありません!仕事を再開します!//」スタスタ


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【Z1/Z3 私室】


Z3「……」ウーン

Z1「ただいま」ガチャ

Z3「ッ!?お、お帰りなさい!レーベ」サッ

Z1「どうしたのマックス?」

Z3「な、なんでもないわ」

Z1「…マックス?どうしてこんなに下着出してるの?」

Z3「」ギクッ

Z3「べ、別に。そろそろ衣替えの時期だし服の整理でもしようと思って…」

Z1「……ふーん?」ヒョコ

Z3「…」ササッ

Z1「…ねぇマックス?さっきから何を隠してるの?」

Z3「なんでもないわ」

Z1「……」ジー

Z3「……」プイ

Z1「あ、提督」

Z3「えっ!?」ビクッ

Z1「えいっ!」パシッ

Z3「あっ…!れ、レーベ!返して…!//」ワタワタ


Z1「わ、わぁ……。これって…//」

Z3「だ、だから返して…!//」

Z1「ま、マックスいつの間に買ったの?こんな黒くてきわどいの…//」

Z3「ち、違うの!これはその…!//」カァー

Z1「これは?」

Z3「あ、あぅ……//」プシュー

Z3「そ、その……提督が喜ぶかと思って……//」ボソボソ

Z1「あ……あ、あはは…そっか……//」カァ

Z1「ご、ごめんねマックス。そ、そのえっと……//」ソワソワ

Z1「が、頑張ってね!!僕今日はグラーフたちのところにいるから!//」パタパタ

Z3「ちょ、ちょっと待ちなさいレーベ!まだ使うなんて言ってないわよ!変な勘違いしないで!!///」パタパタ


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                           i   `i     X~ ;i;;; ;;,. ;;;/      i'     i
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                    c_'____)                  (___'_っ

【陽炎/不知火 私室】


不知火「……」パラ

陽炎「…ねー、不知火」

不知火「はい?なんですか陽炎?」

陽炎「さっきから何読んでるの?珍しく書類じゃないのは分かるけど」

不知火「あぁ。これです」

陽炎「うん?」


陽炎「………何これ?下着のカタログ?」

不知火「えぇ」

陽炎「……えーっと」

不知火「陽炎」

陽炎「な、なに?」

不知火「……不知火の下着は少し子供っぽいでしょうか」

陽炎「…………はい?」

不知火「…いえ、確かに不知火はあまりあるほうではないですが…客観的にみてこの下着はどのような印象なのかと…」

陽炎(し、不知火からこんな話題が来るとは……)

不知火「で、どうでしょうか?」

陽炎「へっ?!あ、あーそうねー…ま、まぁ人それぞれだし私は別になんとも……」アハハ

不知火「…」

不知火「そういえば陽炎。ひとつ聞きたいのですが」

陽炎「な、なにかしら?」

不知火「…陽炎。この前の演習のときに気付いたのですが、下着…ブラをつけてましたか?」

陽炎「え゙」ギクッ

不知火「……まさか付けてな―――」

陽炎「し、失礼ね!!あの日はたまたまだったのよ!!//」

不知火「…今後の体型に影響しますから、きちんとしてください」ハァ

陽炎(ぐ、ぐぐ…!この手の話題で不知火に上から言われるとなんか腹立つ…!//)

不知火「………」ジー

陽炎「…な、なによ?」

不知火「……いえ」プイ

不知火(…陽炎や黒潮に比べると…やはりまだ……くっ)ペターン

不知火「しかし、今回は陽炎はどうやら役に立ちそうにありませんね」フゥ

陽炎「悪かったわね!!//」

陽炎「わ、私だって興味はあるけどどういうのがいいのとかまではあんまり分かんないし…」イジイジ

不知火「…仕方ありませんね」パタン

陽炎「あれ?カタログはもう終わり?」

不知火「えぇ。一人適任を思い出したので相談してみます」

陽炎「適任?愛宕さんとか?あ、それとも鈴谷さん?」

不知火「違います。それにその人たちに相談すればいいように遊ばれるのが目に見えています」

陽炎「……それもそうね」

不知火「もっと身近にいますよ陽炎。一緒に行きましょうか」スクッ

陽炎「え?私も行くの?」

不知火「興味があるのでは?まぁ無理にとは言いませんが」

陽炎「うぐ……し、仕方ないわね。不知火がそういうなら行ってあげてもいいわよ」フフン

不知火「では結構です」スタスタ

陽炎「ちょ、ちょっと待った嘘うそ!!行くってばー!」



――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
――――


陽炎「……え。こ、ここって……」

不知火「不知火です。夜分遅くにすみません。起きていたら少々いいですか」コンコン


パタパタ 

カチャ


親潮「はい。どうしましたか不知火姉さん?」

【黒潮/親潮の部屋】


黒潮「お?陽炎に不知火やん。やほー」フリフリ

不知火「こんばんは黒潮。親潮とはどうですか?」

黒潮「いやー。今まで一人部屋で寂しかったし、親潮もお世話してくれるからほんま助かるわぁ~♪」

親潮「いえ、黒潮さんにはいつもお世話になってますから」

陽炎(相変わらず黒潮にだけは姉さん呼びしないのね…)

親潮「ところで不知火姉さん。先ほど少し伺いましたが相談事とは?」

黒潮「不知火が親潮に相談?珍しいなー?」

不知火「はい、親潮。不知火と陽炎、それぞれにに似合いそうな下着を教えてください」


親潮「」

黒潮「」ブフッ


陽炎「不知火ー!!!あんたいきなり何言ってんのよー!!///」ガクガク

不知火「揺らさないでください陽炎。第一、陽炎も悩んでいたのは事実ではないですか」

陽炎「物事には順序ってもんがあるでしょうが!!///」


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O


                                /⌒ヽ⌒ヽ
                                       Y
                                    八  ヽ
                             (   __//. ヽ,, ,)  と思うチンチンオバケだった
                              丶1    八.  !/
                               ζ,    八.  j
                                i    丿 、 j
                          ,. -‐=≦=|     八   |=≧=‐- 、
                        /´      !    i 、       `ヽ
  .,v─ーv_                 .{:::.:  ,:.    i し " i   '    .:、  :.:::}
..,i(厂  _,,,从vy               |::.:.: l::.   ノ (   i    i    .::l . :.:.::|
..l  ,zll^゙″  ゙ミ             ∧:.:... i::,    '~ヽ   !       .::i ...:.:∧
..《 il|′     フーv,_          !: :ヽ:. ::. . ..:. ,. |     i   .l .、.:.. . .:: .:ノ: :!              _( "''''''::::.
 \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_      {       ノ|      !   || ヽ      } __ ____,,,... --‐'''^~   ヽ   ゛゛:ヽ
   \ ,゙r_    lア'    .゙⌒>-vzトヽ     / }.|    │    | { \    ノ⌒:::....:""""  ・    ・  . \::.   丿
     ゙'=ミ:┐  .「      ./ .^〃         ,i|       |    | |  i、     :::::::::::::::::::       ・  ....:::::::彡''ヘ::::/
      ゙\ア'   .--  ,,ノ|           ノ|       |   | |  ヽ    :::::::::::::::::::::::::::::;;;;;,, ---‐'' "^~
        ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─        / |        !    | |    ̄ ―-‐‐ ''^~
            ^ー-v、,,,_,:_____/ ,;-‐'′            `'‐-;,
                          /                \
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                       ,/       ,;-/;;; /' ''   ;;;X;,      ヽ
                           i'  /_,,;-‐''  |;;  ;i;;.. ~  ;;| ''‐-;,,_\_  'i
                           i   `i     X~ ;i;;; ;;,. ;;;/      i'     i
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                       |   {                  }   .|
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                    c_'____)                  (___'_っ


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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      ○

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                    c_'____)                  (___'_っ

【数時間後】

不知火「ありがとうございました親潮。この礼はまた後日に」

親潮「いえ。不知火姉さんのお役に立ててよかったです」ニコ

不知火「では行きますよ陽炎」

陽炎「はいはい……あー、恥ずかしかった…//」ハァ


パタン


親潮「それにしても不知火姉さんが急に下着を意識するなんて…」

黒潮「意外?」

親潮「…そうですね。少し失礼かもしれませんが」

黒潮「まー、さっきのは本当のことだけど理由としては半分やろからなぁ」

親潮「? では残りの半分は?」

黒潮「そんなん簡単や~ん。しれぇはんに見せたいからやろ♪」

親潮「えっ…し、司令に見せ…!//」カァ

黒潮「親潮だって知っとるやろー?しれぇはんと不知火がケッコンしてるのは」

親潮「は、はい。マックスさんとも、ですよね」

黒潮「せやせや。で、その3人がこの前温泉行ってきたんや。そこでなーんにも無かったわけないやろ?」ニヤ

親潮「何も……?」

親潮「………」

親潮「~~~!!///」プシュー

黒潮「あ、今想像したやろ?親潮はスケベやなぁ~♪」ニヤニヤ

親潮「ち、ちがっ…!だ、第一そんなことを勘繰ったりノーブラの黒潮さんのほうが破廉恥ですっ!//」

黒潮「んなっ?!そ、そんなやらしい下着つけてる親潮のほうが破廉恥や!!//」

親潮「や、やらしくなんてありません!!//」

【後日 執務室】


提督「…ふー」サラサラ

大淀「提督、失礼します」ガチャ

提督「ん、おはよう大淀」

大淀「おはようございます。あら?まだ秘書艦のお二人はいらしてないんですか?」

提督「うん。二人とも珍しく遅めに来るってさ」

大淀「本当に珍しいですね。あと、こちらが本日の任務の一覧になります」カサ

提督「いつもすまないな」

大淀「いえ。もう習慣みたいなものですから」クス

大淀「では私も今日は別件の仕事が残ってますので、これで失礼します」ペコリ

提督「了解。無理しないようにな」

大淀「はい、提督も」ニコ


パタン


提督「……はぁ」コキコキ

提督「ここ最近の書類仕事の多さはちょっとなぁ……無理しないと消化しきれないっての」ハァ

提督「……なんか癒しはないものかなぁ」

提督「なんて、いつもあの二人に傍にいてもらってるのに贅沢か」


ガチャ

Z3「…GutenMorgen.あなた」ソワソワ

不知火「…おはようございます、司令」ソワソワ

提督「お、二人ともおはよう」

提督「…ん?どうした二人ともなんだか落ち着きが無いようだけど?」


不知火「…本当にやるのですか、マックス?」ボソボソ

Z3「…ふ、二人で決めたことでしょう?それに図らずとも同じことを考えていたのだから」ボソボソ

不知火「……そう、ですね。分かりました」

提督「おーい?二人ともどうしたー?」キョトン

Z3「……あなた、見て欲しいものがあるの」

提督「ん?何を…………ぶっ!?//」

Z3「ど、どうかしら…あ、新しい下着なのだけれど…//」ピラ

不知火「お、同じく…です…//」ピラ

提督「こ、こら隠しなさい!!ここ執務室!!誰かに見られたらまずいから!!//」

Z3「う……」シュン

不知火「…申し訳、ありません」シュン

提督「う……」チク

提督「…二人とも、ちょっとに来なさい」チョイチョイ

不知火・Z3「…」トコトコ


提督「……二人とも、今晩は俺の部屋に泊まってくれるか?」

不知火「!」

Z3「…い、いいの?今日はどちらも泊まる予定じゃなかったのに」

提督「…うん。そのときに……改めてもう一回、な?//」

不知火「…は、はい//」カァ

Z3「…了解//」モジ


提督(癒しをありがとうございました……//)


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O


                                /⌒ヽ⌒ヽ
                                       Y
                                    八  ヽ
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                               ζ,    八.  j
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..l  ,zll^゙″  ゙ミ             ∧:.:... i::,    '~ヽ   !       .::i ...:.:∧
..《 il|′     フーv,_          !: :ヽ:. ::. . ..:. ,. |     i   .l .、.:.. . .:: .:ノ: :!              _( "''''''::::.
 \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_      {       ノ|      !   || ヽ      } __ ____,,,... --‐'''^~   ヽ   ゛゛:ヽ
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        ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─        / |        !    | |    ̄ ―-‐‐ ''^~
            ^ー-v、,,,_,:_____/ ,;-‐'′            `'‐-;,
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                            /       ノ;; ,.‐ ;;-.;i       \
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                       ノ   i                   i   {
                    c_'____)                  (___'_っ

提督「…あっつー」パタパタ

大淀「提督、失礼します」ガチャ

提督「ん、大淀か」

大淀「先日の中規模作戦はお疲れ様でした。最終作戦海域攻略の資料になります」カサ

提督「ありがと。明日までには報告書まとめておくよ」

大淀「ありがとうございます。ですが、割と早めに終わったのですから少しは休憩なさってください」

提督「んー…これが終わったら」

大淀「…もう。提督が来るのも待っている娘もいるんですよ?」

提督「そうは言ってもな…。実際に頑張ってくれたのは皆なんだから先に海で遊ぶのは特権だろう」

大淀「それは提督の言い分ですよ。私たちからしてみれば総指揮をしている提督が一番大変だと思っているんですよ?」

提督「…分かった。それじゃ今日の午後にでもちょっと顔出すよ」

大淀「はい。皆待っていますから」ニコ

提督「そういえば大淀、明石から聞いたんだけど新しい水着買ったんだって?」

大淀「…! は、はい」ソワソワ

提督「そか、それじゃ楽しんできてくれ」ニコ

大淀「……」ジト

提督「な、なんだ?」ビク

大淀「…別に。なんでもありません」プイ

大淀(水着姿くらい少しは楽しみにしてくれても…いえ、ケッコンなさってるのですからそれは間違いでしょうか)プク

提督「あの…どうした大淀?」

大淀「…はっ!?な、なんでもありません。そ、それでは失礼します」パタパタ


パタン


提督「…?」キョトン

提督「さてと、大淀とも約束したんだし、頑張って仕事終わらせちゃうか…!」ノビー

コンコン

提督「ん、空いてるぞー」

Z3「あなた。お疲れ様」ガチャ

提督「マックス、お疲れ様。開発のほうは終わったか?」

Z3「えぇ。ついでに装備改修も終わったから明石にも上がってもらったわ」

提督「ん、ありがとな」

Z3「いいえ。明石も海に遊びに行くのを楽しみにしていたみたいだから」クス

提督「はは…まぁ頑張ってくれたご褒美なんだから存分に羽を伸ばしてもらいたいからな」

Z3「…ふぅん?」

提督「どうした?」

Z3「…いいえ。あなたは一緒に海に行かないの?」

提督「ん、今日の午後に行くよ?」

Z3「! 本当?」

提督「あぁ。大淀に俺も少しは顔出せって言われたから」ハハハ

Z3「………そう」ムス

提督「…ま、マックス?何で怒ってるんだ?」

Z3「あなたの悪い癖。皆に休みをあげるなら自分も休まないと駄目よ」

提督「でも…」

Z3「頑張ったのは私たちもあなたも一緒。全員で頑張ったのだから全員で休むべきよ」

提督「…そうだな。うん、俺が悪かった。分かったよ」

Z3「…うん。あなたがいつも頑張ってくれるのは分かってるわ」

Z3「だから休めるときはきちんと休んで」

提督「ありがとう、マックス」

Z3「いいえ」ニコ

提督「ところでマックス」

Z3「なにかしら?」

提督「いや、作戦中はいつもの服だったけど夏服に替えたんだな」

Z3「…え、えぇ。どう、かしら?」

提督「もちろん似合ってるぞ。いつもの服もいいけど白もマックスには凄く合う」ニコ

Z3「…Danke.あなたにそう言って貰えて、凄く嬉しい」ニコ

提督「どういたしまして」クス

提督「さて、仕事しなくちゃな!」カサ

Z3「……」


Z3「……あ、あの。あなた?」

提督「うん?」

Z3「その…白、本当に私に、似合う?」

提督「もちろんだとも」

Z3「そ、そう……」ソワソワ

提督「マックス?」

Z3「……あなた。その…見て欲しいもの、あるの……//」モジ

提督「見て欲しいもの?何だ?」キョトン

Z3「……//」シュル

提督「ちょ!?ま、マックス?!何で脱ぐ!!?///」プイ

Z3「…駄目。ちゃんと見て…//」シュル パサ

提督(ま、また先日と同じ展開!?い、いやだけど昼間からこんな……!///)

Z3「…あなた、こっち見て」

提督「だ、だけどな…!//」ドキドキ

Z3「……いいからっ」グイッ

提督「ちょっ!ま、待ってくれマック………す?」

Z3「…………どう、かしら?」

提督「…水着?」

Z3「え、えぇ…//」

提督「……」

提督(…なんて汚れた妄想してたんだ………//)ズーン

Z3「あ、あなた?」

提督「あぁいや…なんでもない。どれ…………っ!」

Z3「……ど、どう?」

提督「…ず、随分きわどいな……//」

Z3「その…少しだけ冒険してみたのだけれど…//」

提督(だからといってこれは……け、結構過激じゃないか…!?//)

Z3「…あなたの好みじゃなかったかしら」シュン

提督「いやいや!そんなこと無いぞ!凄く似合ってる!」

Z3「…本当?」

提督「もちろん」

Z3「……ふぅん。そう……よかった」ホッ

提督(とはいえ執務室でマックスが水着姿……目に毒過ぎる…//)

提督「それに…」チラ

Z3「?」

提督(白ビキニにセーラー襟って…ちょっとマニアックじゃないのか……?//)

Z3「♪」

提督「…なぁ、マックス」

Z3「なにかしら?」

提督「…いや、やっぱりなんでもない」

Z3「そう?ふふ、変なあなた」クス

提督(仕事手伝ってくれるのはかなりありがたいんだが……どうしてもその水着姿が気になる…//)ハァ

提督「マックス、海に行くのが楽しみなら先に行っててもいいんだぞ?」

Z3「…………………」ムスー

提督「…ま、マックスさん?あの……」

Z3「……あなた?」

提督「は、はい!」

Z3「……あなたと行きたいの。言わなくても察して欲しいわ」プイ

Z3「それに…一番最初に見る水着姿の娘は、私であって欲しいから来たのよ」

提督「………」

Z3「……もう//」プイ

提督「…ごめんなマックス。でもそう言ってくれて嬉しいよ」ナデナデ

提督「それに、マックスの水着姿が一番最初に見れて嬉しいよ」

Z3「…本当に?」

提督「うん」

Z3「…そう。それなら許してあげるわ…♪」

提督(かわいい)

提督「……」ジー

Z3「…あなた?」

提督「うん?」

Z3「その…さすがにそんなにまじまじ見られると…//」モジ

提督「へ?あ、あぁ…すまん…//」

Z3「もう…//」

提督「…あ」

Z3「?」

提督「ちょっと待っててくれマックス」ゴソゴソ

Z3「どうしたの?」

提督「お。あったあった」

提督「はい、ちょっと動かないでくれ」

Z3「ん……」


提督「…よし、完成」

Z3「? 帽子に何かつけてたみたいだけど…?」

提督「ほら。鏡で見てみるといい」

Z3「……あ。これ、リボン…」

提督「…どうだ?あんまりこういうの選ぶセンスないんだけど…」ハラハラ

Z3「…そんなことないわ。凄く、嬉しい…」サワ

Z3「…Danke.あなた…これ、ずっと大事にする…♪」ニコ


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不知火「……」


陽炎「ふぃ~…演習疲れたぁ~……」

Z1「この前の作戦から大分お休みもらっちゃってたから、久しぶりの演習だったもんね」

陽炎「あ、不知火。演習の監督お疲れさまー」

不知火「……ん。あぁ、お疲れ様です」

Z1「…どうかしたの不知火さん?」

不知火「え?」

Z1「何かを気にしてるというか…」

陽炎「何かいるの?」キョロキョロ

不知火「………」

陽炎「不知火?」

不知火「二人には話しておきましょうか」

不知火「実は最近、視線を感じるのです」

陽炎「……視線?」

Z1「誰かが不知火のこと隠れてみてるってこと?」

不知火「はい」

陽炎「それってまさか敵の偵察とか……」

不知火「いえ。それはありません。敵意や不愉快なものは感じないのです」

Z1「え?じゃあどんな視線なの?」

不知火「……視線の主が分からないですが、なんといいますか…」

不知火「…期待や、羨望のようなもの。ですかね」

陽炎「まぁ、実際マックスと不知火はウチで一番練度高いしねー…」

Z1「何か心当たりとかないのかな?」

不知火「特にこれといって…この前の大規模作戦でも司令のサポートに手一杯で出撃できませんでしたから」

陽炎「あぁ…そういえばそうだったわね」

Z1「つい最近なの?」

不知火「えぇ。だから余計に分からなくて…」ハァ

陽炎「でも期待されてるような視線なら別にいいじゃない。不愉快じゃないんでしょ?」

不知火「他人事だからいえますね陽炎。不知火としては気になって仕方ありません」

陽炎「うーん…じゃあいっそのこと捕まえてみる?」

Z1「つ、捕まえるって…そんな悪いことしたわけじゃないのに…」

不知火「その手がありましたか」ジャキ

陽炎・Z1「え」


不知火「鎮守府の仲間である以上、手は出さないほうがいいと思いましたが…」

不知火「捕まえる名目であれば問題ないですね」ガチャ

陽炎「ちょ、ちょっと待った不知火!捕まえるって言ってもあくまで穏便に……!」


チュドーン

??「にゃぁああああああああ!?」



不知火「やりました」

陽炎(仲間に躊躇い無く発砲したんだけど……)



??「きゅぅ……」ピヨピヨ

不知火「さて、一体誰が……」

不知火「――――貴女は」


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不知火「…清霜?」

清霜「いたたた……」

Z1「わわ!大丈夫、清霜?」

陽炎「へ?清霜?」

不知火「申し訳ありません、手荒にしたことについてはお詫びします」

不知火「ですが清霜。捕まえられた理由については自覚はありますね?」

清霜「ぅ…ごめんなさい」シュン

陽炎「あらら…何でまた不知火のこと遠目から見てたりしてたの?」

清霜「えーっと…その…」

不知火「清霜」

清霜「」ビクッ

不知火「……そこまで怯えられると些か傷つきますが…」

Z1「ま、まぁまぁ…」アハハ

不知火「清霜。あくまでも不知火はここ最近の貴女の視線が気になっていたのです」

不知火「もし不知火に何が聞きたい事があるのならコソコソする必要はありません」

不知火「同じ鎮守府に所属する仲間なのですから」

Z1(それなら撃つ前に声かけるっていう発想は無かったのかなぁ……)

清霜「不知火さん…」

陽炎(とても着任当時の不知火からは考えられないような台詞ねー…司令とケッコンしてから本当に変わったわね~)

不知火「何ですか陽炎、レーベ?何か言いたそうですが?」

陽炎「う、うぅん!別に!?」アセアセ

Z1「そ、そうそう!なんでもないよ!」アセアセ

清霜「あの、不知火さん!」

不知火「はい」

清霜「その、以前の件を聞いて…どうしても気になって…」

不知火「以前の件とは?」

清霜「えと、日向さんやビスマルクさん…それに金剛さん達、戦艦相手に一人で圧倒したって噂を聞いたの!」

不知火「………………………あぁ」


Z1(ね、ねぇ…それってもしかして…)ボソボソ

陽炎(どう考えてもこの前のメイド事件のことよね…)ボソボソ ※前スレ>>644以降参照

Z1(ビスマルクがひどいトラウマになってたよ…)

陽炎(正確には不知火にやられた人たちだけどね……)


清霜「あの噂って本当?!」

不知火「…話が若干大げさな気がしますが、彼女らと戦って勝利したことは事実です」

清霜「!!」

清霜「あ、あの!不知火さん!」

不知火「なんでしょう?」

清霜「私、不知火さんみたいに強くなりたいの!」

清霜「だから…どうやったらそんなに強くなれるのか教えてください!」

不知火「は……?」

清霜「私、ずっと戦艦になりたかった」

清霜「でも武蔵さんや司令官に相談しても、いっつもあしらわれて…」シュン

清霜「だから、まずはこのままでも戦艦と同じくらい強くなればいいって思ったの!」

清霜「そしたら不知火さんの噂を聞いて居ても立ってもいられなくなったの!!」キラキラ


Z1「……不知火」

不知火「私は駆逐艦なのですが…。それにあの時はただ司令を助ける一心だっただけで…」

Z1「でも一部は事実だから、清霜さんの期待を裏切るわけにも…」ヒソヒソ

不知火「ですが戦艦に勝つなど今の不知火では到底無理な話です…。嘘を教えるわけにも……」ヒソヒソ


陽炎「ふふーん、清霜。それなら私が代わりに教えてあげるわ!」

不知火・Z1「!?」

清霜「陽炎さん!ほ、本当!?」

陽炎「えぇ、とっても簡単なことだから♪」

不知火(陽炎…?一体何を…)

Z1(陽炎ならきっと清霜の夢を壊さない程度にフォローしてくれるはずだよ)ボソボソ

不知火(…そうでしょうか。なんだか嫌な予感が……)


陽炎「ずばり、愛よ!!」


不知火・Z1「は?」

清霜「あ、愛?」

陽炎「いい清霜?普通に考えたらまず駆逐艦が戦艦に適うわけないわよね?」

清霜「う、うん」

陽炎「でも、あのときの不知火は司令を助けることのみ考えてたから極限の力を発揮してたの」

陽炎「つまり!不知火の司令を愛する心があったからこそなのよ!」

清霜「な、なるほど…!」



不知火「陽炎」

陽炎「あ、不知火。どう?私の完璧なフォローは?あぁ、お礼なんていいのよ~♪」ニコニコ

不知火「…」ガシ

陽炎「え」

不知火「……いちいち恥ずかしいことを言わなくて結構です」メキメキメキメキ

陽炎「いだだだだだっ!!!わ、割れる!!頭が割れ……あああああああああああぁぁ!!!?」ジタバタ

Z1「し、不知火!不知火のアイアンクローは冗談じゃすまなくなるからその辺で!!」アセアセ


不知火「…まったく」パッ

陽炎「し、死ぬかと思った……」ゼーゼー

不知火「だったら変な嘘を吹き込むのはやめてください」

陽炎「あら何。司令への愛は嘘なの?」

不知火「………知りません」プイ

陽炎「あー、もう。照れちゃって~♪」ニヤニヤ

不知火「……もう一度ご所望ですか?」ボキボキ

陽炎「嘘嘘!!冗談だってば!!」

Z1「あ、あはは……あれ?」

清霜「………」

Z1「…清霜?どうしたの?」キョトン

清霜「…分かった」

Z1「え?何が?」

清霜「つまり……」


清霜「私も司令官とケッコンすればいいんだよね!!」


不知火・陽炎・Z1「」


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【執務室】

Z3「はい、あなた。緑茶でいいわよね」コト

提督「ありがとう、マックス」

Z3「いいえ。最近、鳳翔にお茶の淹れ方を教わってるけど…どうかしら?」

提督「……んまい」ズズ

Z3「ん…うん。上手く淹れられたみたいね」ズズ

提督「最初のときは茶の葉の使い方すら分からなかったのになぁ…」シミジミ

Z3「失礼ね。私だって成長するのよ」ムス

提督「ごめんごめん。ありがとうな」ナデ

Z3「ん…♪」

Z3「……ねぇ、あなた」ジー

提督「うん?」

Z3「そのよかったら、この後……」



清霜「しれーかんっ!!!」バターン


Z3「」ビクッ

提督「おわっ!?」ビクッ

Z3「…こほん。どうしたの清霜、扉は乱暴に開けるものじゃないわ」

清霜「あっ…ご、ごめんなさい」

提督「どうした清霜?何か緊急事態か?」

清霜「しれーかん!お願いがあってきたの!!」

Z3「?」キョトン

提督「お願い?何だ?」

清霜「あの……しれーかん!!」


清霜「清霜とケッコンしてくださいっ!!!」


Z3・提督「」ガシャーン

提督「き、清霜?お、お前一体何を……!?」ビクッ

Z3「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ

提督(ま、まずい……!マックスが怒ってる……!!)ダラダラ


Z3「あなた…」

提督「ま、待て待て待てマックス!!まったく身に覚えが無い!!!」

Z3「…ふぅん?」ジトー

提督「お、落ち着け!!まずは冷静になってくれ!な?」

Z3「…」

Z3「……そう。そう、よね。ごめんなさい、取り乱したわ」

提督(すごく納得いってない顔してる……)ダラダラ






清霜(? どうしたんだろ司令官?なんだかマックスさんと揉めてるけど…)

清霜(やっぱり難しいお願いだったのかな…グラーフさんや金剛さんも断られたって聞いたし……)ウーン

清霜(でも司令官とケッコンできたら…)ピタ

清霜「……?」

清霜(…あれ?ケッコン?誰と誰が?えっと…清霜と、しれーかんが?)

清霜(……私が、しれーかんと、ケッコン……けっこん……結婚)

清霜「………」



提督「とにかくだ、清霜。その件は……清霜?」

清霜「ぁ、あ………ぁあ~~!!////」カァー

提督「お、おい清霜?一体どうした…?」

清霜「」ダッ

提督「えっ!?ちょ、清霜!お前どこに…!?」


清霜「~~~!!!///」ダダダダ



提督「………」ポカーン

Z3「……あなた?」ポン

提督「」ビクッ

Z3「それじゃ、詳しいお話しようかしら?」ニコ


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清霜「~~~~!!///」タタタ


ドンッ


清霜「ひゃっ?!」

武蔵「おっと?」ガシ

大和「わっ!?大丈夫!?」

武蔵「清霜?廊下を走ったら危ないぞ」

清霜「……武蔵さん?」


清霜「」ウルッ

武蔵「!?」

武蔵「ど、どうした清霜!?どこか痛めたのか!?」

大和「どうしたの清霜ちゃん?もしかして受け止めたときに武蔵が力加減間違えた?」

武蔵「な、なにっ!そんなはずは……!」アタフタ

清霜「」フルフル

武蔵「そ、そうか…よかった」ホッ

武蔵「それで、一体どうした清霜?何かあったのか?」

清霜「………………………」


清霜「……しれーかんと」グス

武蔵「提督?」

大和「提督と何かあったの?」

清霜「清霜、しれーかんと……ケッコンしちゃうかも…」グス

大和・武蔵「」

【執務室】

Z3「……分かったわ。本当に身に覚えがないのね?」

提督「ほ、本当だって……。それに清霜とは最近あんまり会話もできてなかったし……」

Z3「…まぁ、あなたが色々な娘から好かれるのは今に始まったことじゃないわね」ハァ

提督「それにしたって清霜が急にあんなこというなんて…正直想像できないぞ」

Z3「……それもそうね」フム

Z3「清霜が決して恋に興味がないというわけではないと思うけど、戦艦への憧れのほうが強いと思うのは私も同じ感想よ」

提督「マックスでさえそう思うんだ。きっと何かわけが……」



不知火「申し訳ありません司令」

提督「不知火」

Z3「お帰りなさい不知火。どうしたの、急に謝ったりして?」

不知火「先ほどの話は外から聞こえてました。扉は閉めておいたほうがよろしいかと」

提督「す、すまん」

不知火「いえ。というのも…原因はコレでして」ズルズル

陽炎「し、不知火!!本当にごめんってば!!!服伸びちゃうって!!」ズルズル

提督「陽炎?」

Z3「……陽炎?あなたが何かしたのかしら……?」ジトー

陽炎「い、いや…それはその~……」ダラダラ

不知火「不知火が経緯を説明します。実は―――――――」カクカクシカジカ

不知火「……と、いうことです」

Z3「それじゃ陽炎は夕張と一緒でお仕置き部屋行きかしら」ボキボキ

陽炎「ちょ、ちょっと本当に勘弁して!!こんなことになるとは思ってなかったの!!」

提督「まったく……陽炎。今後は不用意な発言は控えるように。特に清霜みたいな子に嘘をつくんじゃない」

陽炎「返す言葉もないです……」ズーン

提督「不知火。陽炎と一緒に清霜を探して誤解を解いてきてくれないか?」

不知火「了解しました」

不知火「司令とマックスにはご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません」

Z3「不知火が気に病むことじゃないわ。悪いけれど清霜のこと、よろしくお願い」

不知火「お任せください。陽炎、行きますよ」ズルズル

陽炎「ちょ!あ、歩くから!自分で歩くってば不知火!!」

不知火「罰です。このまま探しますよ」

陽炎「本当にごめんってばーっ!!」





提督「やれやれ…」

Z3「…あなた」

提督「うん?」

Z3「…ごめんなさい。また勝手に勘違いして怒ったりして…」

提督「マックス」ポン

Z3「ん…」

提督「気にしてないよ。勘違いされるようなことしてる俺が悪いんだから」ポンポン

Z3「でも…」

提督「いいから。な?」ニコ

Z3「…Danke.あなた」ニコ

提督「ところでマックス。さっき何か言いかけてなかったか?」

Z3「あ…そうだったわ。その、あなた…今晩……」モジ




武蔵「提督!!!」バーン

大和「ちょっと武蔵…!少し落ち着いて…!」

Z3「………………………」

提督「どうした武蔵?いきなり……」

武蔵「…どうした?いきなり……だと?」

提督「武蔵?」

武蔵「提督……貴様には失望した」

提督「へ?」

武蔵「……問答無用だ!」ズンズン

提督「えっ!?ちょ……!」



Z3「……」スッ

武蔵「…そこをどけ。マックス」

Z3「…………」

武蔵「…マックス。提督はお前を裏切――――――」

Z3「……どうして」ボソ

武蔵「む?」

Z3「どうして」ガシ



Z3「―――――どうして今日はこんなに邪魔ばっかりっ!!!」ブンッ

武蔵「え、な……ぁっ!?」


ガッシャーン


Z3「………もう我慢できないわ」

Z3「少し静かにしてもらうわ。覚悟はいいわね、武蔵」スタスタ


大和「ま、待ってマックスさん!武蔵は…」

Z3「……なにかしら大和?あなたもかしら」ギロ

大和「…………な、なんでもないです」

武蔵「ぐっ……」

Z3「武蔵」

武蔵「……マックス、貴様正気か」

Z3「どういう意味で言ってるのかしら?」

Z3「駆逐艦と戦艦。勝負にならないとでも思ってるの?」

武蔵「なに?」

Z3「…絶対に許さないわ」ゴゴゴゴゴゴゴ

武蔵「」ゾクッ

Z3「秘書艦としての時間を邪魔した挙句、あの人の正気を疑う……」

Z3「……万死に値するわ」ガチャ

武蔵(…このプレッシャー。これが不知火に襲われた連中の言っていたものと同じだとしたら……)

武蔵「…面白い」ガチャ

Z3「……ふぅん?そう」

Z3「……いいわ。3日間ほど風呂から出れないようにしてあげるわ」

武蔵「抜かせっ!!」














―――― 一方、その頃

【執務室】


提督「……ということだ」

大和「ごめんなさいごめんなさい!本当にごめんなさい!」ペコペコ

提督「大和が気にすることじゃない。元凶の陽炎にはいま不知火と一緒に清霜を探してもらってるから…」

大和「あの、それよりもマックスさんが…!」

提督「…って、そうだった!大和、ついてきてくれ!」

大和「は、はいっ!」

提督「マックス!」

大和「武蔵!あれは全部誤解……」


提督・大和「………えっ」



武蔵「」

Z3「……まったく」ガチャ

武蔵「ま、マックス……貴様、不意打ちや体術は卑怯だぞ……!」

Z3「何を言ってるのかしら。正面からしか攻撃してこないあなたが悪いわ」

武蔵「ぐ…!」


提督「……ま、マックス?」

Z3「あなた」

大和「え、えーと。マックスさん?あの、これは……?」

Z3「見ての通りよ。提督に暴言を吐いた艦娘を懲らしめ終わったところ」

提督「いや、マックス。それは武蔵の誤解でな…実は」カクカクシカジカ


――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――


Z3「……そうだとしても武蔵が提督に暴言を吐いた事実は変わらないわ」ムス

提督「…そうだな。だけどなマックス、手を出すよりもまずは一旦、お互いの言い分を聞くことも大事だぞ」

Z3「………」ムー

提督「………」ナデナデ

Z3「……なに?」

提督「…でも、俺を守ってくれたんだろう?ありがとうな」ニコ

Z3「……//」プイ

武蔵「…マックス」

Z3「…なに?」

武蔵「…すまなかったな。全て私の勝手な誤解だ」

Z3「その通りね」

提督「マックス」

Z3「……」プイ

武蔵「提督、マックスが怒るのも無理は無い。今回は完全に私が悪かったんだ」

武蔵「そして先ほどの暴言だが、発言した事実に変わりは無い。懲罰房でも何でも…」

提督「その件は後でいいから風呂入ってきなさい。大和、頼む」

大和「はい。分かりました」ニコ

武蔵「マックス」

Z3「?」

武蔵「私の完敗だ。駆逐艦と侮っていた私が間違っていた」

武蔵「これからも艦隊の仲間としてよろしく頼む」

Z3「……ええ」


大和「…かっこつけてないで早くお風呂行くわよ武蔵!」ツネリ

武蔵「いたたたたっ!!!や、やめろ大和!そこは本当に痛む!!」

大和「自分が悪いんでしょ!いいから早く!!」ズルズル

武蔵「ぐ…情けない……」



提督「ふー。これで一件落着か?」

Z3「そうね。これ以上変な誤解が広がらなければ、だけど」

提督「はは…そうだな」

提督「ところでマックス。さっき言いかけてた件だけど、今夜どうかしたのか?」

Z3「あ」

Z3「その、あなた。今夜―――」ピク

Z3「……?」キョロキョロ

提督「ん?どうしたマックス?」

Z3「……いえ。それで今夜の件だけれど…」

Z3(……何か視線を感じた気がしたけど…気のせい?)


???「……!!」キラキラ


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【後日】

Z1「それで、この前の夜に提督とゆっくり過ごせたんだね」

Z3「えぇ。不知火も了承してくれたから」

Z1「ふふ」クス

Z3「なに?」

Z1「うぅん。提督ともそうだけど不知火さんともすっかり仲良くなったね」

Z3「…付き合いも長いから。二人で提督を支えるって決めたから」

Z1「うん、そうだよね」ニコ

Z1「……その、ところで」

Z3「…………言わないで」


清霜「マックスさーん!!」トテテテ

Z3「…なにかしら、清霜?」

清霜「今日、時間あったら演習に付き合ってくれませんか!!」

Z3「生憎だけど今日は秘書艦の仕事が……」

清霜「……」ジー

Z3「……」

清霜「……」ウル

Z3「……少しだけよ」ハァ

清霜「!!」

清霜「ありがとうございますっ!!」ニパ

Z3「……はぁ」

Z1「あ、あはは…僕も手伝うよ?」

Z3「……Danke」




不知火「………」

陽炎「…メイド事件の件、直接見られてなくてよかったわね、不知火」

不知火「まったくです」

陽炎「…で、いいの?今度はマックスが付きまとわれてるけど」

不知火「不知火は十分堪能しましたので」

陽炎「…不知火も結構いい性格してるわよ?」

不知火「立ち回りが上手いといってください」プイ


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提督「……こんなもんか」

提督「はぁ~……今回はわりと小規模とはいえ…この時期の作戦はやめて欲しいもんだ」

提督(…潜水艦たちにこんな寒いなか出撃してもらうのは本当に忍びない…)

提督「なんか暖かいものでも用意しておくか……うん?」

提督「…そういや今日はそういう日か」

提督(皆忙しくてそれどころじゃないもんなぁ…二人もバタバタしてるし)

提督「まぁ…そもそも貰えるのが当然と思ってる方がおこがましいもんな」

提督「さて、仕事仕事…」


不知火「……司令」コンコン

提督「おわっ?!」ビクッ

提督「し、不知火?それにマックスまで…どうしたんだ窓からいきなり」カラカラ

提督「何か用があるなら普通に入ってくれば……」

Z3「入れないのよ」

提督「はい?」

不知火「司令。今日は執務室から外に出ましたか?」

提督「いや?朝起きてからずっとここにいる。大淀には悪いけど通信機で伝達してるし…」

不知火「でしたら扉を開けてみてください」

Z3「……たぶん崩れたりしないと思うけど」

提督「?? よく分からんけど、開けてくればいいんだな?」


ガチャ


提督「!?!?」

提督「な、なんだこれ!?壁!?」

不知火「下手に触ると崩れるので気をつけてください」

提督「崩れる?これは一体……」

Z3「チョコレートの入った箱よ。これ全部」

提督「……………マジ?」

不知火「はい。全員作戦開始前に作り、本日執務室の前に置いていったようです」

提督「…………不知火、マックス」

不知火「はい」

Z3「なに?」

提督「……とりあえず部屋に運ぶの手伝ってくれ」

不知火「…了解しました」ハァ

Z3「…了解」フゥ

提督「こんなもんか…」

Z3「部屋に運びこんでも山ね」

不知火「執務室が大分圧迫されていますが」

提督「廊下に置きっぱなしよりはマシだよ…」

提督「それに皆忙しいなら無理にチョコ作らんでも……」

不知火「司令」ツネリ

Z3「あなた」ツネリ

提督「いたたたたっ!!!二人とも痛い痛いッ!!!」

Z3「これは全部あなたへの好意よ。それを無碍にする気かしら?」

不知火「まったくです。司令は少しは女性への配慮を考えてください」

提督「ごめんなさい…」


提督(…そうだよな。皆忙しいのに俺の為にわざわざ用意してくれて…)ジーン

提督「……あれ?その、二人からは?」

不知火「もちろんあります」ゴソゴソ

Z3「今年は忘れずに準備できたから」ゴソゴソ

提督「…ありがとう。すっごく嬉しい」ジーン

不知火「ただし」

提督「?」

Z3「今回ばかりは、仕事が終わってからにするわよ。いいわね、あなた?」ニコ

提督「……はーい」


不知火「…司令」

提督「ん?どうしたしらぬ――もがっ!?」

不知火「どうぞ。召し上がってください」

提督「ん?んぐ……あまい」

不知火「…よかったです」ホッ

Z3「……不知火。あなたそれはちょっと卑怯じゃないかしら?」ムス

不知火「適度な糖分の摂取は必要ですからね」

Z3「…なら私も。はい、あなた。口を開けて」

提督「え?あ、あー……んぐ」

Z3「ん…どう?」

提督「…うん。美味しいよ」ナデナデ

Z3「ん…♪」

不知火「……司令、もうひとついかがですか?」

提督「え?ひとつずつ貰えたしそろそろ仕事を…」

不知火「…もうひとついかがですか?」ズイ

提督「……は、はい」

Z3「あなた、こっちもあるわよ」ズイ

提督「ちょ、ちょっと落ち着け二人とも!ちゃんと食べるから!!」アタフタ



大淀(……通信が来ないと思ってたら何してるんですかあの人は)コソ

大淀「…」ゴソ

大淀(後回しにしないであの山が廊下にあるうちに一緒に置けばよかったぁ……//)ハァ


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【執務室】


不知火「ただいま戻りました」ガチャ

Z3「おかえりなさい、不知火」

不知火「? マックス、司令は?」キョロキョロ

Z3「それが、朝から姿が見えないのよ」

不知火「朝から?」

Z3「正確には昨日の夜からかしら。特に急ぎの仕事はないしいいのだけれど…」

不知火「どこかに外出でしょうか?」

Z3「それは無いと思うわ。正門の警備の娘に聞いたけど見てないって」

不知火「なら一体どこへ…」

Z3「また一人で無理なことしてないといいのだけれど…」



提督「ただいまー」ガチャ

Z3「あなた!」ガタッ

不知火「司令!」ズイッ

提督「わっ?!どうした二人共!?何かあったのか?」

不知火「何かあったかじゃありません!今までどちらにいらしていたんですか!」

Z3「昨日から急に居なくなったら困惑するのは当然だと思うのだけれど」ムス

提督「あ、あー…すまん。朝には戻れると思ってて…」

不知火「普段は書置きや連絡をしてくれていたのでいいですが。急用で遅れるのなら一言……」

提督「そのー…今回は内緒にしていたくて…」

Z3「………へぇ?」ジトー

不知火「内緒、ですか?」ジトー

提督「ちょ、ちょっと待て!別にやましいことしてたわけじゃないぞ!?」アセアセ

不知火「…?」

Z3「どうしたの不知火?」

不知火「司令」ピト

提督「ちょ…し、不知火?//」

不知火「…なんだか甘い匂いがしますね」スンスン

Z3「…あら。本当ね」スンスン

提督「あ、あの…恥ずかしいんだが…//」

提督「……まぁいっか。はい、これ」カサ

Z3「?」

不知火「司令、これは?」

提督「…ほら、今日はその…チョコのお返しの日」

不知火「……あ」

Z3「あなた…もしかして昨日からいなかったのって…」

提督「去年のお返しは市販品だっただろ?いつも手作りもらってるのに何か申し訳ないなぁって思って…」

提督「…で、昨日の夜から間宮と伊良湖に教わってたんだ」


不知火「…ッ!」ダキ

Z3「あなた…!」ギュ

提督「へっ!?ちょ…どうした?もしかして気に入らなかった!?」

不知火「違います…ッ」ギュー

Z3「…朴念仁」ギュ

提督「えと…?」

不知火「…ありがとうございます、司令」

Z3「凄く、嬉しい…。私たちの為にこんなことをしてくれていたなんて…」

提督「…よかった。喜んでもらえて」ナデナデ

Z3「ごめんなさい…さっきは知りもしないで怒ったりして」シュン

不知火「本当に申し訳ありません…」シュン

提督「そんなことないよ。何も言わずにいなくなった俺が悪いから」

提督「…些細なことだけど、二人が心配しててくれたってだけで俺も嬉しいから」ニコ

不知火「…はい」

Z3「…それじゃ、早速食べようかしら。不知火」

不知火「そうですね。では不知火が何か飲み物を用意してきます」パタパタ

提督「ちょっ!恥ずかしいからせめて部屋に戻ってから食べて!?」

Z3「気にしなくていいわ。ん…ちょっと形は歪だけど美味しいわ」モグ

提督「俺の話を聞いてってばー!//」


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【間宮】


不知火「間宮さん、お疲れ様です」ヒョコ

間宮「不知火さん、お疲れ様です」ニコ

不知火「調味料や材料の方が届いたので持ってきました。数の確認をお願いします」

間宮「わざわざありがとうございます。あ、そうだ。よかったら甘味召し上がっていきませんか?」ニコ

不知火「ありがたいですが、この後も仕事が……」

間宮「たまにはいいじゃないですか♪すぐ準備しますから」パタパタ

不知火「あ……」

不知火(……さすがに何も言わず帰るのは失礼ですね)

不知火(…急ぎの仕事も入ってるわけでもないですし、お言葉に甘えましょう)


弥生「…お疲れ、さま」

不知火「弥生。今日は休暇ですか?」

弥生「…うん」

卯月「うーちゃんもいるぴょん!!」ヒョコ

不知火「お疲れ様です卯月…………ん?」

卯月「どうしたぴょん?」キョトン

不知火「……卯月が読書?」

不知火「…あぁ、なるほど。そういえば今日はエイプリルフールでしたか」

卯月「んなっ!?失礼ぴょん!!これは嘘じゃないぴょん!」プンスカ

不知「……『これは』、ということは」

弥生「もう散々叱られた後」

不知火「…そうですか」

卯月「哀れそうな目で見るのは失礼ぴょん!!それにそういう日なら乗るのだって大事ぴょん!」プンプン

不知火「それで、何を読んでいるのですか」

卯月「さらっと流すのは地味に傷つくぴょん」

弥生「…ただの動物図鑑」

卯月「動物のことを知ることだって悪いことではないぴょん!」

不知火「…まぁ、そうですね」

卯月「ほら!不知火だって見ればためになることが書いてあるに違いないぴょん!」

不知火「では少しだけ…………ん?」パラ

弥生「…何か書いてあった?」

不知火「…………」ジー

卯月「ふふん?やっぱりためになるぴょん」フンス

不知火「…いえ。字より写真が多めだな、と」

卯月「むきーっ!!」

不知火「………………」

弥生「?」

【執務室】


提督「ふぃ~…こんなもんか」ギシ

不知火「戻りました」ガチャ

提督「ん。おかえり、不知火」

不知火「遅くなって申し訳ありません」

提督「急ぎの仕事なんて無いから大丈夫だよ。休憩しながらで構わないから」アハハ

不知火「そうやって仕事を後回しにして、溜め込むのは感心しませんが」ジトー

提督「う……」グサ

不知火「……」

提督「…すまん。出来るだけ処理する」カキカキ

不知火「…それに、自由な時間が出来ればそれだけ一緒に過ごせるのですから…」ボソ

提督「ん?」

不知火「いえ、何も」

提督「んーと、ここの数値は……」

不知火「……司令、こちらの資料を参考にしてください」

提督「お、ありがとう不知火」

不知火「いえ、後ろから失礼します」

提督「ん」

不知火「………」チラ

不知火「……!」


不知火「……ん」カプ

提督「うわっ?!」ビクッ

不知火「っ!」ササッ

提督「え?え…?し、不知火?今のは…?」

不知火「あ…いえ、その……」ワタワタ

不知火「……本、で」

不知火「あ、甘噛みは…ぁ、愛情表現と、書いてあった…ので……つい…//」

提督「あ、甘噛み?」

不知火「…//」コク

提督「…なんでまた首に?」

不知火「し、司令もいつも私の首に色々するじゃありませんか!この前だって襟で隠れるギリギリの位置にあ、あんな…//」

提督「あ、あぁ…そういうこと…//」

不知火「も、申し訳ありません…いきなり…//」

提督「…そういうことならいくらでも構わないよ」

不知火「…よろしいのですか?」

提督「さっきのは急にやられたからびっくりしただけ。やるならどうぞ?」

不知火「…改めて許可を得るとそれはそれで恥ずかしいのですが……//」

不知火「では……失礼、します」カプ

提督「ん……」


不知火「……」ハムハム

提督「……」

不知火「恥ずかしいです……//」

提督「俺も……//」

不知火「…いや、ですか?」

提督「…全然」

提督「不知火の愛情表現なら、いくらでも構わない…というか嬉しいから」

不知火「……//」カプ

不知火「そういうことを言われるとやめ時がなくなってしまします…//」

提督「もしかして気に入った?」

不知火「っ!し、知りません!//」プイ


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                    c_'____)                  (___'_っ

【執務室】


Z3「あなた、そろそろお昼の時間…」ガチャ

提督「...zzZ」

Z3「……もう」

Z3(…小規模とはいえ、作戦が終了したばかりだものね…。仕方ないかしら)

Z3「あなた。机で寝るのはよくないわ。せめてソファに移動して」

提督「」グーグー

Z3「………あなた」ツン

提督「むにゃ…」ピク

Z3「……」ツンツン

提督「……んぅ」モゾモゾ

Z3「…………」プニプニ

提督「んっ…んん」モゾモゾ

Z3(……楽しい)

提督「……まっくす」

Z3「!」ピタ

Z3「…あなた?起きた?」

提督「……むにゃ」スヤスヤ

Z3「…寝言?」

Z3「……あなた。そろそろ起きて。起きないと…」

Z3「……………」キョロキョロ


Z3「……ん」チュ

提督「ん…」

Z3「……」

青葉「………」


Z3「……!?!?」ビクッ

Z3「あ、青葉っ!?あなたいつの間に…!!//」

青葉「あ、それじゃいい写真撮れたましたので!お邪魔しましたっ!」ダッ

Z3「ちょ…!ま、待ちなさい!!///」ダッ



提督「…zZZ」


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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提督「おはよう」ガチャ

不知火「おはようございます。司令」

Z3「Guten Morgen.あなた」

不知火「司令、昨日はお一人で寝ていたとはいえ少々遅いですよ」

提督「うぐ…すまん」

Z3「もう少しで起こしに行くところだったわ。まぁ、寝坊じゃないからいいけれど」

提督「久しぶりに一人で寝てたからなぁ…すまん」

Z3「あなた。少し動かないで」

提督「? あぁ」

Z3「………」ジー

提督「……?」

Z3「……ん」チュ

提督「んっ!?//」



Z3「…ふぅ」

提督「い、いきなりだなマックス…//」

不知火「…マックス?一人で抜け駆けするのはいただけないのですが」ジトー

Z3「さ、不知火も」

不知火「……すみません。いきなりすぎるのですが、何か企てていますか?」

Z3「今日はキスの日よ」

不知火「キスの日?」

Z3「そう。日本で初めてキスシーンが登場する映画が封切りされた日が記念日になったそうよ」

不知火「…初めて知りました」

Z3「一応日本の記念日だけれど…些かマイナーだとは思うわ」

不知火「では…」チラ

提督「不知火」ソッ

不知火「え?ぁ…//」ドキ

提督「ほら、目瞑って」

不知火「……//」ドキドキ

提督「………」ジー

不知火「……?し、司令?」

提督「いや…こう、キス待ってる不知火の顔をこうして見ると可愛いなって――――」

不知火「~~~っ!!//」ペシッ

提督「あたっ!」

不知火「そ、そういうことは言わなくて結構ですから!!//」

提督「ごめんごめん。それじゃ…」ズイ


提督「…ん」チュ

不知火「んむ…」


提督「……改めておはよう、不知火」ニコ

不知火「…はい。司令」


Z3「……ちょっと」クイクイ

提督「あ」

Z3「…もとは私が提案したのに、二人の世界に入るのはずるいわ」ムス

提督「ごめん、マックスには夜してあげるから」ナデナデ

Z3「ん…約束よ」

提督「うん。それじゃ今日の仕事始めようか」


提督「…不知火?顔赤いけど大丈夫か?」

不知火「…問題ありません」

不知火(司令に、キスを待つ顔をまじまじと……//)カァ


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                            /       ノ;; ,.‐ ;;-.;i       \
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                           i   `i     X~ ;i;;; ;;,. ;;;/      i'     i
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                       |   {                  }   .|
                       ノ   i                   i   {
                    c_'____)                  (___'_っ

ワイワイガヤガヤ


時津風「あはは~!わーい~♪」ブンブン

陽炎「こらー!時津風!花火振り回さないの!!」


パチパチ

天津風「……あ」ポトッ

浜風「はい。雪風の勝ちですね」

天津風「むぅ…線香花火落とさないようにするのって難しいのね…」

雪風「見てください!全然落ちません!」バチバチ

天津風「ちょっ!!早く放しなさい雪風!火傷するわよ!!」ワタワタ





不知火「……で、司令」

Z3「どうしてまた花火?ちょっと季節には早くないかしら」

提督「いやー…この前のことでいろいろ記念日あるんだなぁって調べたらさ。一昨日なんだけど花火の日だったんだ」

提督「それでこの前の作戦の息抜きも兼ねてな」

不知火「なるほど…悪くないと思います」

Z3「こんなに種類があるのね…」ジー


陽炎「あ、いたいた。不知火~」

不知火「陽炎」

Z1「マックスー、不知火。お疲れ様」

Z3「レーベも。どうしたの?」

陽炎「二人ともあっちで一緒にやらない?この花火つけてみたいのよ♪」

Z3「えっと…」チラ

提督「二人とも行ってくるといい。俺は気にしなくていいから存分に楽しんで来てくれ」ナデナデ

不知火「ん…了解しました」

Z3「了解。でも、あなたもちゃんと休んで」

提督「分かってるって。火傷しないようにな」

提督「さてとー…俺はどうしようかな……」ノビー

クイクイ


提督「うん?」

山風「ぁ…」

提督「山風。ちゃんと楽しめてるか?」

山風「…うん」コク

山風「その……これ」スッ

山風「……提督と……あの…えと…」

提督「一緒にやるか?」

山風「…!う、うんっ」

提督「それじゃバケツ用意して…と、あっちでやるか」

山風「うん」テクテク



パチパチ

山風「……きれい」

提督「大きい打ち上げ花火とか見せてあげたかったけどな。今回はこれで我慢してくれ」

山風「…打ち上げ花火?」

提督「これよりももっと大きくて、空に綺麗に光るんだ」

山風「……見てみたい」

提督「それじゃ、夏に見れるように準備してみるから。楽しみにしててな」

山風「…ん、わかった」

提督「……」ナデナデ

山風「な、なに?」ビク

提督「……なんとなく?」

山風「…もう」

提督「あ…ごめん。嫌だったか?」

山風「うぅん」フルフル

山風「嫌じゃないから、別に…」

提督「そっか。よかった」ナデナデ

山風「……//」テレ

提督「最後にこれやるか」ゴソゴソ

山風「なに、これ?」

提督「線香花火。他に比べると小さいけどこれがまた風情があるんだ。ほら、火つけるから持って」

山風「ん…」ヒョイ



パチパチ

提督「どうだ山風?」

山風「……うん。いい…」

提督「ちなみにあんまり揺らすと落ちるからな~?」

山風「…! わかった」ピタ

提督「…そこまで本気にならなくてもいいからな?」


提督「山風、江風や海風とは仲良くできてるか?」

山風「…」コク

山風「海風姉は、優しい…。すこし、好き」

山風「…江風も。うるさいだけで、嫌いじゃ、ない」

提督「そうか…うん、よかった」ニコ


ポト


山風「あ…」

提督「落ちちゃったな、線香花火はこれで終わり」

提督「……おっと、もうこんな時間か。そろそろ皆に片付ける用に言ってこないと」スク

山風「ぁ……ぁの、あの…!」

提督「ん?どうした山風」

山風「えっと……そのぅ…」モジモジ

山風「……て、提督も……すこし…………す、すき…だから……///」カァ

提督「え?」

山風「そ、それだけっ!!//」プイ

山風「あ、あたしも片付けしてくる!///」パタパタ


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                    c_'____)                  (___'_っ

【工廠】

提督「……あっつぃ」パタパタ

明石「言わないでくださいよ~…。私だって暑いんですから…」カーンカーン

提督「…明石は涼しそうな格好してるじゃないか」ジー

明石「セクハラで不知火さんに報告しますよ」ジトー

提督「ごめんなさい。やめてください」

明石「まったくもー…」


明石「ところで最近は不知火さんやマックスさんとはどうなんですか?」

提督「どうって…いつも通りだが?」

明石「いつも通りですかー」

提督「…何か言いたそうだな?」

明石「いえいえ。以前の『いつも通り』とは大分意味が違ってるかと思いまして」

提督「以前って大分前のこと言ってるんじゃないか?そりゃケッコンしたわけだし変わりもするよ」

明石「…ま、それもそうですよね。」

明石「それでも私はびっくりしましたよ?最初の頃あれだけ冷たかった二人が今じゃ提督にぞっこんですからねぇ」

提督「…確かに最初の頃はなぁ。思い出すだけでも怖い…」

明石「それ、今の本人達に言ったらかなり傷つきますよ?」

提督「…注意します」



不知火「司令、こちらにいますか?」ヒョコ

提督「うわっ!?」ビクッ

不知火「も、申し訳ありません。驚かせるつもりは…」

提督「あ、あぁ。いや俺が勝手にびっくりしただけだから…」

明石(…聞かれてなくてよかったですね)ボソボソ

提督(本当だよ…)ボソボソ

提督「…ん?あれ、不知火。スパッツは?」

不知火「え?あぁ、今日はあまりにも暑いのでちょっと外しまして」

提督「ふーん……」ジー

不知火「………あの、司令。あまりマジマジ見られると…その、恥ずかしいのですが…//」

提督「へっ?あ、あぁ!すまん…//」

不知火「……司令はこちらの方が好みですか?」

提督「え?あ、あー…前にも似たようなことあったけどたまにはいいかも…」

不知火「…そう、ですか」ソワソワ

不知火「司令がお望みでしたら…その、いつでもお応えしますので…//」

提督「えっと…あ、ありがとな…//」ナデナデ

不知火「…♪」


明石(余計に暑くなった…)イライラ


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
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                    c_'____)                  (___'_っ

【提督の部屋】


提督「…zZZ」スヤスヤ


コンコン

U-511「……お邪魔、します」ヒョコ

U-511「Ad……提督」コソコソ

提督「…zZZ」グー

U-511「…」チョコン

U-511「……ぐっすり、寝てる」ジー

U-511「…どうしよう」



―――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――




【昨夜】


U-511「え……?私、が?」

Z3「えぇ。遠征の予定をしていた子が体調を崩したみたいで、私と不知火が代わりに行くことになったの」

Z3「それで留守になってしまうから、ユーに明日の朝、あの人を起こすようにお願いしたいの」

U-511「でも……」


不知火「マックス、そろそろ時間です。行きますよ」

Z3「えぇ、分かったわ」

Z3「それじゃユー、あの人のことを頼んだわ。起こすときは多少手荒にしても大丈夫よ」タタッ

U-511「あ……」


―――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――


U-511「……マックスはあんな風に言ってたけど」

U-511(乱暴するの…よくないよね)

U-511「…提督、起きて。朝、だよ……」ユサユサ

提督「ぅ…ん……」モゾ

U-511「…起きた?」

提督「………むにゃ」グーグー

U-511「…………」

U-511「提督…もう起きる時間」ユサユサ

提督「zZZ」グーグー

U-511「……全然起きない」ショボン


U-511(こんなに眠れるのは少し、羨ましい…)ツンツン

提督「んぁ……」ピクッ

U-511「あっ……」ササッ

提督「……ぐー」スピー

U-511「……」ツンツン

提督「ん……ぅん…」モゾモゾ

U-511(……楽しい)

U-511「……Guten Morgen♪Guten Morgen♪」ツンツン

提督「……ん」ニギ

U-511「ひぁっ……!?」ビクッ

U-511「Ad……て、提督。ユーの手握っちゃ……//」

提督「んぅ……」ギュ

U-511「ぁ……ぁう…//」

U-511(提督の手……あったかくて…おっきい……//)

U-511(……握り返しても、いい…かな?//)ドキドキ

提督「……………ま…っくす」

U-511「……」ピタ

提督「あと5分だけ……」ムニャムニャ

U-511「………」プクー



U-511「……!!」ドスッ

提督「ぐえっ!?」ビクッ

提督「な、なんだ!?」ガバッ

U-511「……おはよう、ございます」ペコリ

提督「へ?あ、ゆ、ユー?」

U-511「マックスに頼まれて…起こしにきました」

提督「そうだったのか…。ありがとう、ユー」

U-511「いえ……」

提督「……ユー?」

U-511「はい?」

提督「なんか、怒ってないか?」

U-511「……そんなことない、です」プイ

提督(さっきの起こし方、間違いなく怒ってるよな……)

提督(俺が寝てる間になんかしちゃったのかな……うーん)

提督「ユー」ポン

U-511「ッ!」ビクッ

提督「ありがとうな」ナデナデ

U-511「…頼まれただけ、だから……//」モジ

提督「…」ナデナデ

U-511「な、撫でなくていい、から……もう…//」

提督「…また今度、マックスたちがいないときはよろしくな」ニコ

U-511「……//」コク

Z3「……」ウーン

Z1「マックス?いる?」ヒョコ

Z3「………」

Z1「……マックス?マックスってば」

Z3「え?あ。どうしたのレーベ?」

Z1「ちょっと用事があったんだけど…どうしたの?ぼーっとしてたよ」

Z3「ん…少し、ね」

Z1「提督絡みの悩みかい?僕でよければ話だけでも聞くよ?」

Z3「…なんで提督絡みって思ったのかしら?」

Z1「え?違うの?」キョトン

Z3「……違わないけど」

Z1(というよりも他になさそう……っていったら怒りそうだからやめとこ。あはは…)

Z1「それで、何かあったの?」

Z3「……このままでいいのかしら。と思って」

Z1「え?」

Z3「私にとって、提督といられる時間はとても幸せ。でも…」

Z1「でも?」

Z3「最近の生活が色々と代わり映えしてないから…あの人が飽きたりしないか心配で…」

Z1(無いと思うけどなぁ。絶対…)

Z1「それって提督には話したの?」

Z3「…えぇ。だけど、『そんなことない』としか言わなくて…」

Z3「ねぇレーベ…何か良い考えはないかしら?」

Z1(うーん…マックスは心配性だからなぁ。やっぱり何かしないと気がすまないよね…)

Z1「ところでマックス、今日は提督に何かしてあげる予定なの?」

Z3「え?えぇ。今日はこの後夜ご飯の準備とか…」

Z1「それだよマックス!」

Z3「え?ど、どれ?」

Z1「いいから!良い案があるよ。絶対に提督も喜ぶよ!」

Z3「ほ、本当?」

Z1「うんっ!早速準備しよう!」

Z3(…良い案ってなにかしら?)

Z3(…少なくともビスマルクと違って、レーベなら安心ね。ここは任せてみましょう)

【執務室】

提督「ふぃ~」ギシ

不知火「お疲れ様でした、司令。これにて本日の仕事は全て終了です」

提督「お疲れ様、不知火。明日もこのくらいありそう?」

不知火「いえ。今日の分に多めに振り分けましたので、明日は軽めですよ」

提督「よかった…」ホッ

不知火「ではこの後はマックスが来ると思いますので、不知火はこれで失礼します」

提督「あ、待った。不知火」

不知火「はい?」

提督「ほい」ポン

不知火「ん…」

提督「今日もお疲れ様。とっても助かったよ」ナデナデ

不知火「…当然です。不知火は秘書艦で、司令の妻でもあるのですから…」

提督「そうだな、うん。それじゃ手伝ってもらった分はお礼しなきゃな」ナデナデ

不知火「……♪」


不知火「……司令、もう大丈夫です」

提督「あれ、もう?」

不知火「………物足りないのは否定しません」

不知火「ですが、本日はマックスが担当の日です。不知火が長居するのもマックスに悪いですから」

提督(本当に変なところで律儀だなぁ……)

不知火「……ですが」ボソ

提督「?」

不知火「…その、不知火の日は、遠慮はしませんので…//」

提督「…ん。楽しみにしてるからな」ポンポン

不知火「…で、では。失礼します…//」コホン


パタン


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O


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                             (   __//. ヽ,, ,)  と思うチンチンオバケだった
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【提督の私室】

コンコン


提督「お、マックスか。開いてるぞー」

Z3『……』

提督「あれ?マックス?」

Z3『な、なんでもないわ。その、お邪魔します』

提督「?」

ガチャ


提督「お疲れ様、マックス。今日は………へっ!?」

Z3「な、なにかしら?」

提督「ま、マックスさん?その……なんで」

提督「…和服着てるの?」

Z3「…どこか変かしら?」

提督「いやいや!変なところなんてないぞ!」ガタッ

Z3「……………」ジトー

提督「…え、えっと?」

Z3「……はぁ。いえ、いいわ。あなたのコスプレ好みに合ったようなら何よりよ」

提督「あの、俺を変態扱いするのやめてくれないか?」

Z3「…ふぅん。間違ってるとでも言うのかしら?」

Z3「こ、この間なんて…私にあんな服を着せてあんなことまで……///」

提督「あ、あれはその……!//」

Z3「と、とにかく!その……えっと…」チラ

提督「うん。すっごく似合ってる」

Z3「…そう。よかった」ホッ

提督「でも本当にどうしたんだ急に?」

Z3「レーベに相談したらこういう格好したら喜ぶんじゃないかといわれて…」

提督(俺はレーベにまでコスプレ好きだと思われてるのか……)ズーン

Z3「それとこれをつけて…」ファサ

提督「?」

Z3「…ふふ、どう?」

提督「おお…!割烹着まで」

Z3「少し遅くなったけどすぐ夕飯を作るわ。まってて」パタパタ

提督「ん、ありがとう。マックス」

提督(いいなぁ。こういうのも…)

Z3「…ふふっ♪」

漣「それじゃぼのたん♪報告書よろしく~」

朧「曙、本当にじゃんけん弱いね…」

曙「ぐっ…」

潮「あの、曙ちゃん?手伝おうか?」

漣「はいはーい、潮は一番疲れてるんだから早くお風呂お風呂」グイグイ

潮「わわっ…!お、押さないで…!」


曙「……はぁ」テクテク

曙「さっさと報告書出して私もお風呂行こ」

曙「…」ゴソゴソ

曙「ついでにこれも渡して―――」ハッ

曙(こ、これは義理!そうよ!ただ部下として上司に渡す世間一般的な社交辞令っ!//)ブンブン

曙(そうよ。あくまで皆に渡す分を作ったらちょっと余っただけで、別にクソ提督のために作ったわけじゃ…)



提督「お、曙」

曙「にゃあぁああああああああああっ!?」ビクッ

提督「うわっ!?どうした!?」ビクッ

曙「く、クソ提督!あたしの後ろに立つんじゃないわよ!」キッ

提督「わ、悪かった」

曙「そ、それで?何か用?」

提督「ちょうど遠征から帰ってきたんだろう?お疲れ様」ニコ

曙「…ふん」プイ

提督「あ、報告書か?なら今受け取るよ。早く風呂入りたいだろう?」

曙「ん。そうね…それじゃ……」ハッ

曙「や、やっぱりダメ!」

提督「へ?」

曙「な、何でもよ!こ、ここじゃダメだから!」アセアセ

提督「曙?遠征中に何かあったのか?」

曙「い、いいから!そ、その……」キョロキョロ

曙「こ、こっち!」グイッ

提督「あ、曙?お、おい…」

曙「…ふぅ。ここなら誰にも―――」

曙「……」

曙(…って!なにやってんのよ私!?わ、わざわざ自分からクソ提督と二人きりの状況にしてどうすんのよ!?//)

提督「…?」

提督「作戦中に何かあったのか?人に聞かれたらまずいような報告でもあるのか?」

曙「あ、いや…その……」

提督「曙」

曙「な、なに?」

提督「安心してくれ。何かあるなら俺が必ずどうにかする」

曙「っ…!」ドキ

曙(どうしてこいつはこう、こんな言葉を平然と…!//)ドキドキ

提督「曙?」

曙「ぅ…」

曙「……その、提督。あたし……」ゴソ

夕立「提督さん発見っぽーいっ!」ダキッ

提督「おわっ!?」ビクッ

曙「んなっ…!?」

提督「ゆ、夕立?」

夕立「んふふ~夕立は提督さんの匂いですぐに見つけられるっぽい!」スリスリ

提督「あのな…犬じゃないんだからな、まったく」ナデナデ

夕立「えへへー♪」

提督「ちょっと待ってなさい夕立。いまは曙から大事な報告を聞いてるところなんだから」

提督「それで曙。さっきの報告の内容は……」

曙「……」プルプル

提督「曙?」

曙「なんでもないわよっ!はいこれ報告書!」

提督「え?お、おい曙?」

曙「本当になんでもないっ!さっさとお風呂入りたいから!」スタスタ

提督「お、おい!」


夕立「えと…もしかして夕立、なんかしちゃっぽい…?」シュン

提督「…夕立の所為じゃないよ。あとでちゃんと事情聞いてくるから気にするなって」ポンポン

夕立「ぽいー…」

提督「それで夕立は何の用だったんだ?」

夕立「あっそうだった!提督さんにチョコのプレゼントっぽい♪」ヒョイ

提督「お、ありがとう夕立。あとでありがたく頂くよ」ニコ

夕立「えへへ~」ニマニマ






曙「……はぁ」

【執務室】


提督「…ってことがあったんだが」

不知火「……司令」

提督「え、不知火?あの…怒ってる?」

不知火「呆れ果ててます」

Z3「あなた、女性に恥をかかせてるのね」

提督「マックスまで!?」ガーン


不知火「しかしどう思いますマックス?」

Z3「曙からしてみれば相当勇気を出したと思うわよ」

不知火「やはりそうでしょうか」

Z3「えぇ。タイミングが悪かったとしか言いようがないけれど」

不知火「ともかく。ここは不知火たちがどうにかすべきでしょう」

Z3「そうね。曙には新年の大掃除に限らずかなりお世話になっているし、恩返ししてあげないといけないわね」


提督「あの、一体何の話をして……」

不知火「司令」

提督「うん?」

Z3「ちょっと用事ができたからここで待機していて頂戴。あと、しばらく誰も入室させないように」

提督「え?ちょっと話が掴めないんだが何をしに…」

Z3「あなた」ニコ

提督「」ビク

Z3「わかったかしら?」

提督「はい」

【談話室】


曙「……はぁ」

漣「ぼのたんどうしたの?帰ってきてからずっと調子悪そうだけど?」

曙「ぼのたん言うな。なんでもないわよ」プイ

潮「やっぱり曙ちゃん疲れてるの?早く休んだほうがいいよ?」

朧「……ねぇ、曙」

曙「なに?」

朧「もしかして提督と何かあった?」

曙「………別に。何にもないけど」

漣「あっ…ふーん」

曙「ちょっと。何も言ってないわよ」ジト

漣「べつに~?漣も何も言ってないから~」ニマニマ

曙「……あのねぇ」ムス


潮「え、えぇと…!」アセアセ

潮「そ、そうだ!そういえば皆は今年も提督にチョコ渡してきたの?」

漣・朧「…………」

潮「あ、あれ?」

漣「……もちろん!ご主人様にはちゃーんと遠征前に渡してきたよー♪」

朧「一応。漣と一緒にだけど。潮は?」

潮「う、うん。さっきお風呂上がってきた後に渡してきた」ニコ

漣「今年もご主人様はいっぱいもらってるんだろうね~」

朧「去年とか執務室に入れない量になってたしね…」

潮「……その次の日の不知火さんとマックスさんのお説教放送が一番怖かったけど…」

漣「わかる」

潮「それで曙ちゃんは……あれっ?曙ちゃん?」キョロキョロ

朧「曙なら疲れたから先に戻るって」

潮「そっか…やっぱり疲れてたなら無理しちゃダメなのに…」

漣(トドメ刺したのは潮なんだけどねー……)ダラーン

曙「……はぁ~ぁ」トボトボ

曙(…なにやってんだろ。クソ提督がいろんな人から貰ってるのなんて今更じゃない)

曙「……」ゴソ

曙「別に、あたし一人分渡してなくても気付かないだろうし、もうどうでも―――――」


???「動くな」


曙「ッ?!」ビクッ

???「抵抗しないでください。手荒にするつもりはありません」

??「両手を挙げて。ゆっくり」

曙「……………」スッ

???「結構です」

曙「……ちょっと、どういうつもりよ。あんたたち」

??「どうもこうもないわよ。その手に持ってる包みをどうするつもりかしら?」

曙「…そんなの、あんたたちに関係な――――」

???「ふっ!」ドスッ

曙「うっ!?」


曙「」チーン


??「……手荒にしないんじゃなかったの?」

???「仕方ありません。このくらいしないと投げ捨てかねなかったので」

??「それもそうね」

??「さて、と。あとは執務室に運んでしまおうかしら」

???「そうですね。人払いのほうはお任せください」

??「えぇ。よろしく」

【執務室】

曙「ッ!?」ガバッ

曙「……ここ、執務室?」キョロキョロ



提督「ん、起きたか曙」

曙「えぇ、おかげさまで………」

曙「……」

提督「?」

曙「って?!な、なんでアンタここにいるのよ!?」

提督「それはこっちの台詞だよ。扉の前で物音がしたと思ったら曙が倒れててびっくりしたぞ」

曙「え……」

曙(…あのアホ秘書艦二人の仕業ね。ホント何考えてんのよあいつら…)


提督「ん……」ピト

曙「へ……?」

提督「……熱はないと思うけど」

曙「な、なな……!//」ビク

提督「あぁ、疲れてるなら無理しなくていいって。横になっててもいいぞ」

曙「ち、ちが…そうじゃなくて…!//」アセアセ


提督「…ん、ちょっとは元気があるみたいでよかった」ポンポン

提督「しばらく休んだら部屋に戻るといい。俺もそろそろ帰るから戻るときに電気だけ消しておいてくれ」

曙「え……」

提督「それじゃ………ん?」

曙「……」クイ

提督「曙?」

曙「ぁ……//」

提督「なにか用があったのか?」

曙「ぁ、えと……あの」ソワソワ

提督(…そういえば、夕立が来る前になにか話したがってたよな)

提督「…」ポン

曙「へっ…?//」

提督「大丈夫だよ。曙が何か話があるならそれまで待つからさ」ニコ

曙(…ほんとに、このクソ提督は……//)



曙「……その、これっ!」

提督「えっ?」

曙「きょ、今日はそういう日でしょ!その、まだ渡してなかったから……//」

曙「か、勘違いしないでよ!?作りすぎたからってだけだから!」プイ

提督「曙」

曙「な、なによ!?」

提督「ありがとう、すごく嬉しいよ」ニコ

曙「…………うるさい、ばか…//」プイ

提督「それじゃ早速…」ゴソゴソ

曙「えっ!?ちょ、ちょっと!ここで食べるの!?」

提督「うん?ダメか?」

曙「あ、いや…ダメじゃないけど…その、心の準備ってもんが…じゃなくて!//」アタフタ

提督「ん」パク

曙「あっ!?」

提督「……」モグモグ

曙「………」ドキドキ

提督「うん。美味しい」ニコ

曙「……」ホッ

提督「今年もありがとうな、曙」ナデナデ

曙「……//」コク


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                             (   __//. ヽ,, ,)  と思うチンチンオバケだった
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                               ζ,    八.  j
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【提督の私室】


不知火「マックス。お茶が入りましたよ」コト

Z3「Danke、不知火」

不知火「ふぅ…今頃どうなっていますかね」

Z3「あそこまでお膳立てして失敗なんてことはないと思うけど」

不知火「どうでしょうか。肝心なところで引いてしまうのが曙ですから」

Z3「…ふぅん」

不知火「何か?」

Z3「いいえ。不知火は曙のことをよく見てるのね」

不知火「……一応、この鎮守府に配属されたときの同期ですから」

Z3「あら、そうだったの?」

不知火「えぇ、ことあるごとに衝突してましたがね」

Z3「なるほどね。えぇと…『喧嘩するほど仲が良い』だったかしら?」

不知火「昔は陽炎からもよく言われていましたよ。当時は不本意も甚だしかったですが」

Z3「今は違うのかしら?」

不知火「えぇ、大事な戦友ですよ」

Z3「ふふ、そう」クス


不知火「しかし…不知火も昔は司令に感謝の言葉一つ伝えるのにも苦労したものです」

Z3「確かに。あなた、曙以上に不器用そうね」

不知火「……否定はしません」

Z3「だからこそ、曙の気持ちも少し分かるのかしら?」

不知火「…まぁ、そうですね」

Z3「大丈夫よ。どうせまた提督がたらしこんでるでしょうから」ズズ

不知火「司令ならそうかもしれませんが…それを放置する我々もどうなんでしょうね」ズズ

Z3「気にすることないわ。あの人に浮気する度胸なんてないから」

不知火「それもそうですね」


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                            /       ノ;; ,.‐ ;;-.;i       \
                       ,/       ,;-/;;; /' ''   ;;;X;,      ヽ
                           i'  /_,,;-‐''  |;;  ;i;;.. ~  ;;| ''‐-;,,_\_  'i
                           i   `i     X~ ;i;;; ;;,. ;;;/      i'     i
                         |    |     ヽ;;__\_;;/      |   |
                        |   ,!                  .l、  |
                       |   {                  }   .|
                       ノ   i                   i   {
                    c_'____)                  (___'_っ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月08日 (金) 05:35:02   ID: Ww5rWVhe

とりあえずちんちんおばけ全部消してってもらえませんかね…

2 :  SS好きの774さん   2016年07月16日 (土) 11:44:16   ID: 9fMcyEps

何か、この人毎回荒らされてるなぁ

3 :  SS好きの774さん   2016年07月17日 (日) 00:17:36   ID: 1DvJvkqN

続きやってくれたのはうれしい
荒らしさえいなければ

4 :  SS好きの774さん   2016年08月18日 (木) 07:26:07   ID: IubyXgL1

荒らしはクズ、ハッキリわかんだね
この人の作品は面白いのに荒らしのせいで台無しだよ

5 :  SS好きの774さん   2016年08月24日 (水) 22:40:19   ID: ofYqKIHA

荒らし=クズ
コピーして貼り付けてるだけやん

6 :  SS好きの774さん   2016年08月25日 (木) 04:13:37   ID: idHvAKP3

チンコ野郎が消えれば最高

7 :  SS好きの774さん   2016年08月31日 (水) 19:18:32   ID: N2HniHTx

学園シリーズまだかなー

8 :  SS好きの774さん   2017年05月29日 (月) 09:14:15   ID: l8rsc0J4

荒らしが公安の監視対象になる呪いかけといた

9 :  SS好きの774さん   2017年06月21日 (水) 13:49:43   ID: WDz9HGDn

話はいいんだけど…荒らしがうざい…

10 :  mashmal   2017年09月17日 (日) 14:52:31   ID: eTxjJzUW

不知火が好きで見つけたのですが面白いですね、不器用な恋愛も良いものです、

11 :  SS好きの774さん   2018年04月04日 (水) 00:46:27   ID: _Pz4pnUL

途中途中にウザイのが、、、

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