肉「えっ、アスパラを抱くんでっか?」(22)

肉「そんで炒めるんでっか?」

男「せや。アスパラの肉巻きっちゅう料理や」

肉「せやかて男はん…アスパラは不細工やし性格も最悪や…ワイ、抱きとうない…抱きとうないねん!」

男「わがままな肉め…そんな肉は…こうしてやる!」

ズイッ
ブッチュゥゥゥ

肉「!!!」

男(…)

ググン

肉(舌が…嫌…ワイは…ワイの純潔の花弁は…散ってしまふ…んやろか…)

男(ふふふ、このまま俺の肉奴隷にして、無理矢理アスパラを巻かせてやるぜ…)

肉(…)

ビクンビクン

男(仕上げだ…ニガウリを尻穴にねじ込んで…しまいや!)

ニガウリィ…

肉(に、ニガウリ…まさか…まさかそいつを!?)

男(その、まさかさ)

ブワァァァ

男(これが俺の考え出した料理…ゴーヤミートや!)

ズボッ

肉(んほぉぉぉぉぉ!)

男(ニガウリを丸ごと肉で包み…あとはじっくり蒸し焼きにする…それがゴーヤミートや)

肉(ほ、ほなワイは…このあと蒸し焼きにされるんやね…)

ニコォ

肉(楽しみやぁ…尻に快楽を受けながら…蒸し焼きにされるんやねェ…)

エヘッエヘッ
ジョババババ

男(ンフフフフ…溢れ出す肉汁…)

肉(…)

エヘッエヘッ
ビビビクン

男(…?)

エヘッエヘッ

男(どうやら精神崩壊したようだ…まぁいい、あとは蒸し焼きにするだけだからな)

ガシッ

男「来い、巨大オーブンまで一緒にな」

肉「…」

エヘッエヘッ

テクテクテク

男「…着いたぞ、人里離れた山奥まで。ここに俺が極秘に開発した巨大オーブンがあるのさ、これがな」

肉「…」

エヘッエヘッ

男「まだ精神崩壊してるか…まぁいい、あとは蒸し焼きにするだけだからな」

パカッ

男「さぁ、入れ」

ズイッ

肉「…」

エヘッエヘッ

男「じゃあな、次に会うときは貴様は…いや、何でもない」

バタン

男「タイマーをセットして…スタートだ」

ヴヴヴン

男「…?」

ビィィィィィ!

男「何だ…けたたましい音が!?」

ビィィィィィ!

男「これは…マイクロ波が暴走して…臨海点が…いや、このままでは特異点を…因果律が狂って…うわぁぁぁぁぁぁ!」

ブワァァァ
グルン ガスット

男「時空の裂け目が…す、吸い込まれるぅぅぅ…」

・ ・ ・ ・ ・

そうしてなんやかんやあって
男は肉とニガウリと分子レベルで結合して
新人類
肉ウリ人となった。
見た目は人間
皮膚はむき出しで
全身緑色。

肉ウリ人「…やはり電子レンジなど自作してはいけないな」

反省したという。

肉ウリ人「さて、これからどうするかな…」

ムクッ

肉ウリ人「おっ、何故か勃起してきた…仕方の無い息子め」

ニギニギ

肉ウリ人「とりあえず女を抱くか…そうするか」

・ ・ ・ ・ ・

~治安の悪いの酒場~

ガヤガヤ
ワイワイ

ゴブリン「ウィーック」

オーク「酒だ酒だ」

肉ウリ人「…」

肉ウリ人(まったくこの街の酒場は…魔物がいて不快だぜ)

カラン

肉ウリ人(酒は臭くて不味い…値段が安いのだけが救いだな)

グイッ

肉ウリ人(喉を焼くような粗悪なアルコール…こんなものしか飲めない俺も…この街と同じクズって事か…)

スッ

?「隣、いいかしら?」

肉ウリ人「…構わん」

?「どうも」

ズイッ

?(えらく近いな…しかも乳を押しつけてきた…淫乱なメス豚め…だが抱くには手頃、か…)

それからなんやかんやあって
酒場の二階

肉ウリ人「…」

?「二階に連れ込むなんて…強引ね」

肉ウリ人「…そういや、名前がまだだったな。俺の名は肉ウリ人、肉とニガウリと人間が融合した生物だ」

?「クスッ、なにそれおもしろい冗談ね…」

肉ウリ人(事実なのだが…まぁいい)

?「私はゴキ子…ゴキブリと人間が融合した生物よ」

肉ウリ人(ゴキブリと人間の…なるほど、道理で油ぎってるワケだ)

ゴキ子「で、どうするつもり?」

肉ウリ人「どうするって…」

グイッ

肉ウリ人「こう…するのさ!」

ブッチュゥゥゥ

ゴキ子「!」

まるで落雷のようなキス!
ゴキ子は思考が追いつかなかった!
ただただ体中を何か邪悪なものが支配するのを
無抵抗に受け入れるしかなかった。

ゴキ子「…」

ビクンビクン

ゴキ子「…」

シロメ グルンッ
ジョババババ

肉ウリ人(ふん、お約束の失禁か…こいつも他と同じメス豚か)

ゴキ子「…」

ビクンビクン

ダラリ

スッ

肉ウリ人「ふん、快楽死か」

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