クラリス「おおP様よ! しんでしまうとはなさけない!」 (25)

☆教会☆

クラリス(私の名前はクラリス)

クラリス(アイドルのお仕事をしながら、事務所内に設けられたこの協会で、シスターをしています)

クラリス(私の務めは、この協会に訪れる迷える子羊達を受け入れ導くこと)

クラリス(さて……今日は一体、誰が来るのでしょうか)

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コンコン

クラリス「開いていますよ。どうぞお入りください」

卯月「お邪魔します……島村卯月です……」ドンヨリ

クラリス「あら、卯月さん? 今日はどんなご用で教会に?」

クラリス「毒の治療ですか? それとも解呪? 冒険の書に記録でしょうか? それともお告げを聞きに?」

卯月「えっと……それが……」

ズリズリ

卯月「これなんですけど……お、重いです……ふぅ」

棺桶>ズリズリ

クラリス「あら、これはまた……」

クラリス「では失礼して中を拝見します」

パカッ

モバP「」シーン

卯月「プロデューサーさんが……ぐすん」

クラリス「P様……死んでしまうとは情けない……」フゥ

クラリス「これは一体?」

卯月「じ、実はさっきライブがあって……」

■■■


卯月「えへ、えへへ! やりました!」

P「ああ、卯月! 最高のライブだったよ! ファンも大盛り上がりだったし、お前も最高に輝いてたぞ!」

卯月「はい! すごく……すっごく楽しかったです!」

卯月「こんな素敵にライブを企画してくれて……ありがとうございますっ!」ギュッ

P「お、おい卯月っ」

卯月「は、はわわ!? ご、ごめんなさい、嬉しくってつい……」ギュッ

卯月「で、でも……本当にプロデューサーさんには感謝してるんです」

卯月「私をこんなキラキラした場所に連れて行ってくれて、いつも輝かせてくれる……私、そんなプロデューサーさんが大好きです!」ウワメヅカイ

卯月「え、えへへ……言っちゃいました。恥ずかしいけど……私の本当の気持ちです!」

卯月「――えへへっ!」ダブルピース

P「ぐはぁ!?」バタン


■■■

クラリス「なるほど……」

クラリス「抱き締め、上目遣い大好き、零距離エヘ顔ダブルピース……」

クラリス「流石のP様も怒涛の3連コンボを前にしては、耐えられなかったのでしょう」

卯月「ごめんなさいプロデューサーさん……」ションボリ

クラリス「ふふっ、暗い顔は卯月さんには似合いませんよ?」

クラリス「さあ、P様。目覚めの時間です」

クラリス「――ささやき、いのり、えいしょう、ねんじろ!」

キラキラキラ

P「――うおおおおおお! 復活! モバP復活ッ!」ガバッ

卯月「わあい! プロデューサーさんが復活しました! クラリスさん、ありがとうございます!」

クラリス「ふふふ」

コンコン

クラリス「どうぞ」

P「お邪魔します……うっ、やっぱり重いな」

棺桶>ズリズリ

クラリス「あら、これはまた……中を拝見しても?」

P「頼むよ」

クラリス「では失礼して」

パカ

凛「」

クラリス「これは凛さん……死んでしまうとは情けない……」

P「実はさっき、俺の家の掃除を手伝ってくれてたんだけど……」

■■■

ガサガサ

凛「……はぁ、もっと定期的に掃除しないと。これ本当に酷いよ?」

P「すまんな……忙しくてどうも掃除まで手が回らなくてさ」

凛「言い訳しない。まあ仕事が忙しいのも分かるし、オフの日も私達に付き合ってるからしょうがないけど……でも、これは酷すぎ」

凛「……仕方ないね。しょうがないから、私が定期的に掃除に来るよ。こんな環境で寝てたら体壊しちゃうし」

凛「プロデューサーに体壊されたら、私達も困るし。……ほら、仕事的な意味でだけど」

凛「それにしても本当に……んん? 何これ?」

ガサガサ

P「うわ! それ1年前に脱いで、そのまま無くなったシャツだ。そんな奥の方に隠れてたのか……」

凛「……」ジー

P「おい凛。それ捨てるからこっちに渡してくれ。匂いも酷いと思うし」

凛「……何言ってるの? これを捨てるなんてとんでもないよ」

P「凛……お、お前何を!?」

凛「1年熟成されたプロデューサースメル……」

凛「いただきます!」スゥゥゥゥゥゥ

ズキュゥゥゥゥゥゥン

凛「あ、ああああ……なにこれ……こ、これ……すごい……駄目……バカになっちゃう……」

凛「ああ、あああ……しゅごい……」

凛「……我が人生に、一片の悔いなし」

凛「……」

P「お、おい凛!」ユサユサ

P「――し、しんでる……」


■■■

P「ということがあって」

クラリス「なるほど……それでこんなに満ち足りた表情で亡くなっているのですね」

クラリス「しかし、凛さんがこれほどまでに満足するP様の匂い……少し、気になります」

P「クラリス?」

クラリス「い、いえ! 聖職者にあるまじき発言でした。……んんっ///」

クラリス「では……」

クラリス「――ささやき、いのり、えいしょう、ねんじろ!」

キラキラキラ

凛「――はっ!?」

P「凛が生き返った! やったぜ!」ガバッ

凛「ちょ、ちょっと近いよプロデューサー……いい匂い過ぎて、また死んじゃうでしょ? もう……ふふっ」

クラリス「ふふふ」

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