□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ジャンル：ほのぼの日常系スーパーエクストリームヤンデレ恋愛ゲー
　【R－１８】











　"人を好きなる"

　　　　　『愛』とは何か？




　　　　　愛は人を幸福にする

　　　　　愛は人を狂わせる




　　　　　　　　あなたはその手で何を掴む



　　　愛は望みである

　　　愛は欲望である

　　　愛は美徳である

　　　愛は狂気である





　　　愛は………『　』



　　　　　何を正しいと思うのか…？









　――――これは…愛の　かたち　を手探りで探す　げぇむ



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞:::z::::::::::::::::::::＜ .)＼ 　／{--､
　　　　　　 　 　 　 　 _ 　 ／:::::::::::::::::::::ー ､::::::ノ 　 ∨ .ry:::::::.
　　　　　　　　　 ＿∨ ＞イ:::::::::::::::::::::::::::::::::＼＞---}}-| |:::::::::.
.　　　　　　　 ／:::::∩/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　.|n.} |___:::γy
　　　　　 　 /::::／ | .|:::{::::::::::::/|:::::::|::|､::＼::::ヽ::::::::＼ﾉl } | .{ .∨/|
.　　　　 　 /::::::>__ | .|.ry::::::::/ .|:::::::|::| ＼__＼:::∨::::::::ﾉ | |ﾉ|ﾉ ./:::!
　　　　　　(＼::/ヽヽ l.{ |:::::|:l 　∨:::|::|. /´ ＿_＼}:::::::{　　 ｀　 .}_:::|
.　　　　　 |::＼＼ ∨ / ヽ::|ﾚ⌒ ∨:|ﾚ　 ,ｨ( 笊㌦|::|::::ヽ .＿__ノ　∨
.　　　　　 |:::::∧ 　　 { 　 }:| 　 --ヽ{　　　弋tク 'l:ﾉ / {´ |i　 ヽ　 .∨
.　　　　　 |:::::::∧＿＿＿.ﾉ} ,x≦ミ　　　　　 , , ,ｲ( .}ﾉ.∧
.　　　　　 |:::::/　/ /　 ﾉ ./|ヽ　, , , 　 ,　　__　　 　 ,-'　∧
.　　　　　 |::/　　　　　／{::|::∧　　　 r　´　 )　　 ｲ､.　　 |＼
　 　 　 　 /　　　 　 /　/:::|::{　ヽ 　　　ー 　　／{　})＿_ |::::::＼
　　　　　/　　ヽ 　 　 .∧:::|::|￣｀ .＞ __---＜　.ﾉ´　 　 ヽ／.´ ＼
.　　　　/　　　　　　／ { ヽ{.＼　}｀ヽ/ｨﾍ/≧=＜.　　　 ／
　　　 /　　　 　 .／　　|　.| 　 　.| ＿∨ {´　　 /　　 ／
.　 　 {.　　 　 イ/ 　 　 ＼|　　／　　/|´ ＼　/

『主人公：矢澤にこ』


『発見LV　7』

『料理LV　10』





【時系列】
学園祭前（主要　EV　肝試しor山頂アタックなど…）
　　学園祭ライブ成功からの廃校阻止を目指す際の一週間
　　（綺羅ツバサとはまだ面識なし、亜里沙、雪穂と面識あり）









以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]：2015/05/20(水) 12:40:03.32


依存度無限の超テクニカルモード

一週間を無事に過ごす、一発badは当たり前
クリアできるまでファイトだよ！








　　　えくすとりぃむ　れんあいげぇむ


　　　　　　　かいまく

【1DAY】【朝】




一日を告げる小鳥の囀り、それは自然豊かな地方だろうと
　　　　　　　　建築物に囲まれた東京都内だろうと変わらない



青い水の惑星が世に生まれ、現在に至るまで…

生物が誕生してから大きく変わる事のなかった事だろう

朝が来れば…"始まり"が来ればそれを告げるモノが現れる、そういうモノ











「さ、てと…！」ｷｭｯ！




此処に一人の少女が居る

小柄で知らない人が見れば…失礼ながら高校３年生には見えないだろう姿



そう…！彼女こそは！








にこ「にっこにっこにー！今日も一日元気に行くわよーっ！！」ｷﾗｯ☆




にこ「…んー、なぁんか違うわね‥もっとこう…こんな感じかしら？」



鏡の前で彼女の目指すアイドルのポージングを試行錯誤する




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ！



にこ（！　あっ…そういえば彼女が迎えに来るんだったわね…）





　　　にこを迎えに来る少女…それは


　　　　お好きな人物をどうぞ…



　　　　　　↓3

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼



ｶﾞﾁｬ…！


扉を開けば、そこには彼女が居た







　真姫「あ…にこちゃん、その、お、おはよう…」ｸﾙｸﾙ


　にこ「ええ！おはよう！」





今日はμ'sの全員で集まり、学園祭ライブ前の親睦を深めるイベントを
決めることになっていた



西木野真姫…早朝７時、この時間帯に彼女は
　此処最近、ずっと気になっていた女性を迎える為に来た





　真姫「あっ…その…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ




　にこ「――――」


1　なによ～モジモジしちゃって…！あっ、さては！
　　にこの可愛さに照れてるにこね！


2　？言いたい事があるなら言いなさいよ

3　自由発言

↓2

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
DANGER！　DANGER！　DANGER！　DANGER！　DANGER！　DANGER！
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

玄関先でモジモジとした仕草、いつも強気な彼女にしては歯切れの悪い…

同じスクールアイドルの仲間達と一緒に居る際…即ち大勢で居る時は
どんな事もスパッと言い放つのだが


生憎と今は"二人っきり"なのだ…



にこ「なによ～…モジモジしちゃって…！あっ、さては～！」ﾆﾔﾆﾔ


黒髪の彼女は目の前の後輩をからかうように
指をさしながらおどけて言う、それが導火線に火を灯すとも気づかずに…




にこ「にこの可愛さに照れてるにこね～！
　　　　んもぅ！だめだめ～！いくら真姫ちゃんだってにこにーはぁ
　　　　　皆のアイドル―――」



真姫「っ！」////ﾎﾞﾝｯ





にこ「…あれ？真姫ちゃん…おーい」ﾌﾘﾌﾘ




真姫「」ﾊﾟｸﾊﾟｸ


顔を赤面させ、口をパクパクとさせる赤毛の子


にこ「ちょ、ちょっと…本当に大丈夫なの！？
　　　　　もしかして具合悪いんじゃないの！？」



にこ（こういう時は…）


1　家の中へ入れる

2　肩を揺さぶる

3　自由行動

直下

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

こういう時は…まずは相手の状況をよく確認するこれに限る

例えばだが…相手の顔色が赤い場合はどのような状態か？


単純に風邪などによる熱もあるが

怒りや感情が要因で頭に血が上った状態だってあり得る




にこ「ごめん、ちょっと触るわよ」ﾋﾟﾄｯ




真姫「なぁっ！？」



にこ（…？…顔は結構熱いけど…風邪？なのかしら？）


にこ（う～ん…こころ達が風邪ひいた時はこんなんじゃなかったし）


にこ（えぇ…ほんとうになにこれ？）



真姫「に、にこひゃん…//」













―――真正面から本音を言い合える

　　　　ぶつかり合える子…それが私の彼女に対する面識だった




―――プライドが高くて、でもしっかりと自分の中の大事な物を持ってる

　　　私はにこちゃんのそんな所に惹かれてるのかもしれない






にこ「…」ﾋﾟﾄｯ　ﾋﾟﾄｯ、ｽｯ！ｽｯ！


にこ「…う～ん、本当になにこれ？えっ…熱とかは無いのよね？」


真姫「///」ﾎﾟｹｰ



にこ「ちょっとアンタ！聞いてんの？」

真姫「ふぇ！な、なによ！聞いてるわよ！」



にこ「…本当大丈夫？良ければコップに水入れて来るけど？」

真姫「だ、大丈夫よっ！それより支度できてるの！！」

にこ「ええ!勿論よ！
　　　このにこにーに抜かりなんてあるわけないでしょ！」ﾄﾞﾔｧ



真姫「そ、そう！なら早く行きましょう！！」ｸﾞｲｯ


にこ「ちょっ！引っ張んないでって！」


―――
――
―


温かな陽気…日差しの中を進む赤毛の少女と黒髪のツインテール…


真姫「…にこちゃん」


にこ「んー？なによ？」



真姫「…別に、呼んでみただけよ」ｸﾙｸﾙ


にこ「なにさソレ、意味わかんないんですけどー」


　クスクスと隣を歩く少女の微妙に似てるようで似てない物真似を
披露しながら歩く彼女、それを見て頬を膨らませる真姫…



真姫「それ誰の真似よ！誰の！」


にこ「誰かしらねー？」ﾆﾔﾆﾔ


真姫「ぐっ…！」


なんて他愛のない日常会話に華を咲かせながらアスファルトの道を
前へ前と進んでいく




真姫「…にこちゃんってさ」


にこ（今日はやけに絡んでくるわね？）


にこ「どしたの？今日…なんか悩みでもあるの？」


真姫「・・・―――」


1　恋の悩みが

2　恋敵の事が…

3　自由以下略

↓2

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

　　　　真姫「にこちゃんっ！！」ﾊﾞｯ！



　　　　にこ「！　な、なによ、突然でかい声だして――」




















　　　　真姫「…真面目に答えて」


　　　　にこ「…ナニよ、本当に」



　　　　にこ「…」


　　　　にこ「すぐ近くに公園があるわ、ベンチにでも座って話しましょう」


―――
――
―

【公園】




にこ「はい」つ【缶コーヒー】

真姫「ありがと…」ｽｯ



にこ「んで、本当何よ？朝から態度が変だったけど
　　　　　　　　　　　　真面目に悩み抱えてんでしょ？」



真姫「…うん」

にこ「なら、私にどーんと話しなさいよ」

にこ「真姫がそんなんじゃ、私も調子でないからね！」ﾆｺｯ


真姫「にこちゃん…！」


にこ（さて、先輩として、部長として恰好良い所見せなきゃね！
　　　　勉強の成績がどうのこうのだったら流石にアレだけど…）



真姫「あ、あのね！私が抱えてる悩みは…！恋の悩みなの！」


にこ「…」

にこ「…はい？」

にこ「…ごめん、恋って言った？」

真姫「」ｺｸｯ


にこ「魚の鯉じゃなくて恋愛感情のアレ？」

真姫「」ｺｸｺｸ





にこ（…わーお、予想外）


にこ（えっ！あの真姫が恋の悩み！？
　　　　　　　　　…っていうか仮にもアイドルなのよ！？）



にこ「ア、アンタねぇ…私達は仮にもアイドルなのよ！？
　　　　アイドルは―――「わかってる！！」




真姫「にこちゃんがいつも言ってる通り！
　　　　　　　　　アイドルは恋愛禁止なんでしょ！
　　　　だけど！本当に！本当にこんな気持ちになったの初めてなの！」






　　にこ「……」



　　にこ「そんなに…」



　　にこ「…泣くくらい、悩んでるのね…」




西木野真姫は目に涙を溜めていた

涙の数だけ苦悩はある…そんな詩が何処かにあったかもしれない



今、砂の上に落ちて乾いていく数だけの感情がこの少女の心を強く
押し潰そうしている


ならば……"頼れる人間"としてどう道を示すべきか…




にこ「……アイドルは恋愛禁止よ、けどね？」


にこ「私達はアイドルである以前に人間…」





　にこ「……アンタの気持ちだって大切なモノだって分かる」

　にこ「今、アンタはアイドルとしての活動とその好きな人
　　　　　　どっちか選べって言われたらどっちを取りたい？」


　真姫「！…ずるいわよ、その言い方…」

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


　　　コンマ判定


　　　　00～49　…私もまだ、にこちゃんの好きなアイドル活動を


　　　　50～99　何を犠牲にしてでもその人を欲しいと思ったわ…


　　　　　　　　　　▼　直下　△

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

結果【70】











　　　　　　　　　　　　　　真姫「…私は…その人が好き」


　　　　　　　　　　　　　　にこ「そっか…」






　いつの間にか缶コーヒーは空になっていた

その一言を声にして捻り出す前に飲み干したからだ





　　　　　　　にこ「…はぁ、しょうがないわね」


　　　　　　　真姫「！」





　　　　　　　にこ「…癪だけど、応援してあげるわ！」



閉じた片目、優しい視線の赤い瞳…

そこには一人の一途な恋という感情を応援する少女の姿があったのだ！




　　　　　　　真姫「…にこちゃんっ！」ｷﾞｭｯ！



　　　　　　　にこ「わっ！ちょ、急に抱き付かないでよね！」





















　　真姫「　ありがとう、おかげで吹っ切れたわ…」

【好感度変動！】

　西木野真姫　【好感度　100/100　→　250/100】　依存度∞

【このレスのコンマが奇数ならμ'sメンバーの誰かが見てる】

>>23　結果【61】…奇数


一桁目の数値（右側の数値）で判定




「　　　　判定ルーチン　　　　￢


　　0　【　全　員　】
　　1　星空　　りん
　　2　絢瀬　　絵里
　　3　南　　　ことり
　　4　高坂　　穂乃果
　　5　東條　　希
　　6　小泉　　花陽
　　7　園田　　海未
　　8　絢瀬　　絵里
　　9　東條　　希
Ｌ　　　　　　　　　　　　　　　」



直下

結果【25】…5





希「…にこっち？」





希「…なんで公園で真姫ちゃんと抱き合ってるん？」

希「…ぇ、二人って…まさか…そう、なん？」ﾌﾗﾌﾗ…



＜　ﾆｺﾁｬﾝ！ﾆｺﾁｬﾝ！　　　ﾊ､ﾊﾅｼﾅｻｲー！




希「ぁ、あははは…そんな訳ないやん！
　　　ほら！よ、よく見たらにこっち嫌がってるやん！
　　　真姫ちゃんも悪い子さんやな～…ははは」




希「…助け船出さなあかんな」




【1DAY】【朝】…天気予報では全国的な晴れだった




だが…空は何処か灰色に濁っているように見えた

―――
――
―


希「おふたりさん♪」ｽｯ


にこ「希！？」

真姫「…希、おはよう」


背後からこっそりとやってきた親友にぎょっとするにこ
そして、その姿を見て不機嫌な顔をする真姫


希「いやぁ～公園でイチャイチャしてるの見たから
　　つい声をかえてもうたんよ」


にこ「な！ば、ばっか！イチャイチャとかそんなんじゃないし！」


希「ははは…"そりゃそうやね"」


真姫「…っ」ｷﾞﾘｯ



希「さ！早く行こか？」

真姫「ええ…行きましょう？」

にこ（な、なにかしら…胃が痛い…？）

右手を掴む後輩、左手を掴む悪友…両手に華の矢澤にこはそのまま
音ノ木坂学院へと連れて行かれる


両手に華…果たして持っているのは華か？
　　導火線に火のついたダイナマイトではなくて？

【1DAY】【Last】



にこ「…なんでこう寒気がするのかしら」ﾌﾞﾙｯ


にこ「…【昼】まで、意見をまとめるようにって
　　　こういうのは集まる前に
　　　　意見決めとくもんじゃないのかしらね…全く」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ




『行動選択』

・【音楽室】
・【生徒会室】
・【３年生の教室】
・【体育倉庫】
・【２年生の教室】
・【保健室】
・【弓道部】
・【アルパカ小屋】


場所を選んでください

↓2

【弓道部】を選択


【朝Last】【弓道部】


にこ「海未、居る？」ｶﾞﾗｯ




ﾋｭﾝｯ！！




―――　一瞬、それは一瞬だった



――――　いつになく真剣な顔


―――――　野に咲く花のような可憐さもあれば凛々しさもある




それが園田海未という少女であった




にこ「…お見事って言えば良いのかしら？」



海未「！…にこ！見ていたのですか」


にこ「ええ、ちょっと話したい事があってね
　　　　しっかし、凄いわね…ど真ん中に命中じゃないの」


海未「いえ…私など、まだまだでして…」



調子が良かっただけです、っと彼女は謙遜する
人に褒められるのがそんなにこそばゆいモノなのか？



海未「ｺﾎﾝ、それで…話したい事というのは？」


にこ「―――－」


1　学園祭ライブの曲なんだけどさ

2　アンタって恋したことある

3　綺麗よね…アンタの髪

4　自由以下略

↓2　↓1のコンマがぞろ目なら　BADエンド直行

にこ「前から思ってたんだけど…アンタの髪ってさ」


海未「はい？」ｷｮﾄﾝ







　　　　　にこ「本当に綺麗よね…」


　　　　　海未「っ！―――な、なにを言い出すんですか！」




にこ「何って事実じゃないの、アンタのその髪
　　　　今みたく的を射抜いた時とか…風になびいた時とか、さ」


にこ「一本一本がにこの目にはキラキラして見えるのよね…
　　　　悔しいけど宇宙No１アイドルのお眼鏡に合う良い色艶よ？」



海未「そ、そんな…//」



海未「…貴女という人は…無自覚ですよ…本当に」ﾎﾞｿ


にこ「ん？なんか言った？」


海未「何もいってませんっ！」




海未「……」ﾁﾗｯ



海未「そ、その…良ければ触ってみますか？」



1　海未の髪に触れてみる

2　やめておく


直下

1を選択



―――－私は何を口走っているのでしょうか…




にこ「それじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかしら♪」ｽﾀｽﾀ


海未「ほ、本当に触るのですか！？」


にこ「いや、アンタが良いって言ったんじゃん」



―――嗚呼！何故私はあのような事を言ったのですか！！
　　　　　　　一時の気の迷いとはいえ…！恨みますよ！先刻の私っ！


にこ「へぇ…やっぱりトリートメントとかも―――」


海未「！？」




――数刻前の自分を罵倒していた私はにこが目の前にまで来ていたことに
　　気づけませんでした



にこ「触れるわよ」ｽｯ


海未「…ぁ」




――白い小さな指先、爪はいつも綺麗にしていて…
　　　　そんな彼女の手は私の耳元を優しく撫でるように触れるのです



海未「んっ…ぁ」


にこ「あ、ごめん、くすぐったかったかしら？」

海未「ぃ、いえ！そのような事は…」


にこ「そう？」




にこ「…ごめん、ちょっとだけ屈んでくれる？」


海未「は、はいっ！」ｽｯ



にこ「悪いわね…にこだとちょっと…」


――バツの悪そうな顔で「ちょっと…」のその先を言わないにこ…
　　背が低い事を気にしてましたからね…貴女


私は自然と跪き、彼女の顔を見上げる形になっていました…


コンマ判定

偶数ならにこの肩を掴み、自身の方へ倒れ込ませる…

直下

結果【19】


―――胸の奥が熱い、心臓の鼓動が早い…




―――――－もしも…




――――――――もしも、今、にこの肩を掴み、抱き寄せたら？




彼女は私を床に組み敷くような態勢になってしまうのでしょうか？








――――穂乃果の部屋の少女漫画にそんなシーンがあったのを覚えてます




――あの時の私は顔から火が出そうで、すぐに本を投げてしまいましたが




――－今なら、あの本の登場人物の心境が分かる気がします






きっと"気づいて欲しい"…そんな『願望』があるから


今、私の内で渦巻くこの感情を知って欲しい、そんな『望み』があるから






にこ「ありがと！大体わかったわ！」ｽｯ



海未「あっ！」


――…長考なのは私の悪い癖なのかもしれません

―――――私が何かしらの行動に移す前に彼女は引いてしまった



―――――後には私の情けない声が一つ…


にこ「そろそろ時間だし、アンタも早いトコ部室に来なさいよ？」


ｶﾞﾗｯ！



海未「…にこ…」

―――…なんて、なんて…噫無情でしょうか…


『好感度変動』

園田海未　100/100　→　350/100　依存度∞

『部室！』

『1DAY』『昼』


にこ「さっ！揃ったわよ！」


絵里「それじゃあ学園祭ライブ前の親睦を深める為
　　　　何をしたいか言い合いましょうか」



真姫「はぁ…普通こういうのって前から決めておくものよね」


にこ（あっ…やっぱり真姫もにこと同じ事考えてたか）


海未「まぁ、発案者が発案者ですからね」ｼﾞﾄｰ


穂乃果「うっ…い、良いじゃん！そんなの！」




【山頂アタック】

【肝試し大会】

【闇鍋大会】

【海でのキャンプ】

【ラーメン巡り祭り】

【世界おにぎり評論会】

【マカロンイベント】


真姫「とりあえず、皆、色んな資料持って来てくれたけどさ
　　　　２点、３点ツッコミ入れたいんだけどコレ」



特に後半3つ、と用紙に目を通しながら言う１年生




にこの行動

①　花陽の意見を求める

②　凛の意見を求める

③　真姫の意見を求める

④　穂乃果の意見を求める

⑤　海未の意見を求める

⑥　ことりの意見を求める

⑦　いっそ自分が何か言って見る(内容自由発言）

⑧　絵里の意見を求める

⑨　希の意見を求める


【選択次第で昼Last～夕Lastまで行動を誰かと共にします】


↓2

⑥選択

にこ「ことり…アンタのこのマカロンイベントってなんなのよ」


ことり「えっとね？皆であまーいお菓子を作って食べ合おうって
　　　　　感じで考えたんだけどどうかな？」



要は手作りお菓子をたくさん作ってお菓子パーティーを開こう！
という事なのだ…


にこは一瞬考える



お菓子作り…それはアイドルとしては有って困らないスキルだし
むしろ（矢澤にこから見て）女子力の低そうな子は…まぁ居る

誰とは言わないが…



穂乃果「良いじゃん！やろうよ！あっ、穂乃果は味見係で」

凛「凛も！凛も！味見係が良い！」

海未「凛、穂乃果」ｷﾞﾛｯ


ほのりん「「ﾋｨ!?」」



真姫「私は…まぁ、創ってみたいかな…」




にこ（お菓子を作れる可愛いアイドルか…
　　　　　やっぱりファンのハートをつかむなら全員のスキル上げは
　　　　やっても損は無いわよね）ｳﾝｳﾝ





例え、この案が採用されずともことりとは後でゆっくり話しておきたい
にこはそう思った


【インフォメーション！】

【ことり　と行動を共にします】

【ことり　昼Last～夕Lastまで　南ことり　と深い関係になりやすい】

【ことり　と爛れた関係になりやすい】

【場合によっては　刃物が飛ぶ】






花陽「あの…!此処は一つ多数決で決めませんか？
　　　　自分の用意した案以外の物き必ず投票するという形で
　　　　票数が同じならじゃんけんで決めて…それなら平等かなって」



希「おっ！それ、ええやん！」

・ 【山頂アタック】 発案者：海未

・ 【肝試し大会】 発案者：希

・ 【闇鍋大会】発案者：絵里

・ 【海でのキャンプ】発案者：真姫

・ 【ラーメン巡り祭り】発案者：凛

・ 【世界おにぎり評論会】発案者：花陽

・ 【マカロンイベント】 発案者：ことり

・ 【学校でお泊り会】発案者：穂乃果





真姫（…海でのキャンプなら別荘に連れて行けるわね…
　　　　　できることならにこちゃんに…）



希（……どう動くか知らんけど、あの子の行動は見張っとかな…）


絵里（闇鍋…テレビでやってたから一度はやって見たかったのよね！）

海未（……にこは何を選ぶんでしょうか…ﾊｯ！
　　　　　　　　　　なんでこんな時ににこを！）ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ


凛「かよちん、どれにするにゃ？」

花陽「凛ちゃん、それ言っちゃったら意味無いよ」あはは…


穂乃果「どれも楽しそうだけど…お菓子パーティかぁ…」

ことり（にこちゃんは案持ってこなかったんだね…）










にこ（さて、にこは…これに決めた！）



最も票数が多く採用されたメインイベント

↓2

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


　　ほう…初代れんあいげぇむ同様に【山頂アタック】ですか…



　　一週間のれんあいげぇむ　"メインEV"


　　山頂アタック√に決定いたしました！



☆メリット？　リリホワ組と関係が深まりやすい

★デメリット　"いつ""どこで"　襲われても誰も助けられない場面が多い


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

花陽「では！結果を発表します！一番多かったのは
　　　　　　　　　　　　――――海未ちゃんの山頂アタックです！」



穂乃果「わぁ！…あれ？なんかデジャブを感じるような？」ﾊﾃ？


海未「何を言ってるんですか貴女、μ'sメンバーで山頂アタックなんて
　　　　今までした事無かったじゃないですか」



本当ですよねー、何をおかしなことを




―――
――
―

【昼Last】

にこ「登山かぁ…！正直苦手だわ」ﾊｧ…！





ﾀｯﾀｯﾀｯ！




にこ「大体登山系アイドルってあり？」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ




ﾀｯﾀｯﾀ！



にこ「もっとアイドルらしく可愛い―――」



「にーこっちゃん♪」ﾀﾞｷｯ



にこ「にごぉ！？」ﾋﾞｸｯ


ことり「えへへ～♪ドッキリ作戦大成功！」


にこ「お、脅かさないでよね！」

ことり「ごめんごめん！」

ことり「でも会議が終わった後、ことりとお話したいって言ったの
　　　　にこちゃんだよ？」


にこ「んー、ちょっとお菓子作りの事でね――ー」


『行動選択』

・【弓道部】
・【部室】
・【保健室】
・【アルパカ小屋前】
・【屋上】
・【理事長室】
・【家庭科室】
・【体育倉庫】

直下

【体育倉庫】


ことり「それで苺ジャムを作ったら
　　　　　お母さん早速使ってくれたんだぁ」ｴﾍﾍ！

にこ「良いわねソレ！」


にこ（やっぱりこういう事ならこの子と話すのが一番よねっ！）



にこ（それにことりの声ってなんだか聴いてて
　　　　心が弾むっていうか…こう、ふわふわするっていうか…）




ことり「そうだ！体育倉庫から登山用の道具を借りれないかお母さんに
　　　　　聴いてみようよ！」

にこ「えっ、できんのソレ」


ことり「んー、たしか、部活動で使用するって名目なら良いよって
　　　　運動部の人とかも合宿で登山用の杖とか
　　　　　学校側から借りれるって、聴いたんだ」


ことり「申請が必要だから、前もって借りたい物とかリサーチする必要が
　　　　　あるらしいけどね」



にこ「ふ～ん…」


正直初耳だし、登山用の杖とかそこまで大掛かりになるだろうか？

まぁ、見るだけ見て見るか、と結論付けて南ことりと体育倉庫まで
行くのだが…





コンマ判定


奇数　運動部の手違いでうっかり閉じ込められる

偶数　特に何事も無く無事に終了

ゾロ目　爛れた関係確定＆速攻で海未、真姫、希に知れる　


直下

結果【09】


ﾊﾞﾀﾝｯ


にこ「けほっ！けほっ…相変わらず埃っぽいわね…此処」ｷｮﾛｷｮﾛ

ことり「あはは…体育の時間とか荷物運びの時咳き込んじゃうよね」



―――
――
―

【外】

「おーい！さっきボール返しに行ったけど倉庫の鍵閉めて来たかー？」
「あっ！すいません部長！今閉めてきます！」

―
――
―――


にこ「ことり～、何処なのよソレ」ｺﾞｿｺﾞｿ


ことり「あ、あれぇ…おかしいな、前見た時はこの辺りに…」ｺﾞｿｺﾞｿ



ことり「！あ、あったよ！にこちゃん！ほらコレ――」





　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞﾁｬ！







にこちゃん！見つけたよー！と手を振りながら彼女は振り向いた


そして、聴いた




一つしかない扉がしっかりと施錠された音を…




にこ「……」

ことり「……」



にこ「い、いや～なんか変な音聴こえたけど気のせいよねぇ」
ことり「だ、だよね～！あははは！」


にこ「ささ、早い所帰りましょう」ｸﾙｯ！

ことり「そうだねっ！」ｸﾙｯ



ｶﾞﾁｬ！ｶﾞﾁｬ！

　　　　　　　【　しかし！扉は　開かない！　】

　　　にこ「」
　　　ことり「」


　　　　　　　　＼　ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃー！　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！　／

にこ「嘘でしょ！なんなんのよ！もうっ！」


ことり「ぐすっ…ごめんね！ことりが来ようなんて、言ったから…」


にこ「別にことりは悪くないでしょ…」


にこ「それよりことり…携帯は？」

ことり「」ﾋﾞｸｯ


ことり「…ごめん、電源切れてるの」

にこ「…アンタもなのね」ｶﾞｯｸｼ



アンタ"も"なのね…



この一言で南ことりは自分達の状況を察した

完全に手詰まりだ…




ことり「夕方になれば…用務員さんが倉庫とか見回りにくるから…
　　　　だから多分出れると思う…けど」



にこ（…それじゃ夕方までこの子と二人っきりかぁ…）


にこ「…考えてもしょうがないわね」



ことり「…――――」


1　時間までお喋りでもしようよ…

2　そこにマットがあるしお昼寝でもする？

3　あっ、身体測定の器具だ！

4　自由以下略

↓2　↓2まででゾロ目が一度でも出れば…

にこちゃんが死んだ！

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


　　　　　　　　　今回は此処まで！


　いやぁ…前作もだけど、いつも区切りの良い所でぞろ目出るね（白目

>>62　ま、まだにこちゃんは刺されないから…(震え）


　　※3選択+ぞろ目　【▼　ことにこEV　ことりの身体測定　▼】


　次回再開予定は４月２７日朝１１時予定

　もしかしたら変わるかもしれない







※れんあいげぇむ一周年記念2.5

穂乃果「えっ…此処、何処なの…？」【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-１８】
　↓

穂乃果「えっ…此処、何処なの…？」【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-１８】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461687780/#footer)

次再開までお時間が許すならそちらをどうぞ…

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

>>1乙です

ちなみに今後の参考のために聞きたいのですが、最初の真姫が来たあたりはどの選択が即bad行きでしたか？

>>65

それでしたらお家に連れ込むですね

矢澤家、長女の部屋で…１ターン経過するまでもなく真姫ちゃんと一線超えてました

あっ、もっと言えば>>9で①番選んだりしたら状況的に不味かった

っと訂正失礼　>>9でなく>>12でしたね…

真姫ちゃんに思わせぶりな事を言ったり意識させればそれだけ危ない

>>21で　アイドルより恋人（にこ）を取ると判定されたので
　　　　　現状も結構ヤバい

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


　　　　　お待たせいたしました、ただいまより

　　　れんあいげぇむ　を　再開致しますが…　人は居りますか？


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

現代日本人ならば誰もが"暇な時間"と言う奴をどうにかして
紛らわせようとするんだろう


その手段が携帯だったり、お喋りだったり、あり方なんて何通りもある



ことり「ん～…」ｺﾞｿｺﾞｿ


にこ「なにしてんの？」

ことり「もう少し学校の備品を整理してあげようかな～って」


体育倉庫のカラーコーンだったりハードルだったり
グラウンドに白線を描く為の道具など…此処には色んなモノが置いてある


ただその色んなモノはきちんと整理整頓がなされているかと言われれば
そうとは言い切れない



にこ「アンタって几帳面よね」

ことり「エッヘン！これでもメイドさんですからね！」」


ぽんっ！と胸を張る秋葉の伝説となったメイド
元より何処か抜けた所はあるがしっかりした子だったから性分なのだろう


にこ「…くっ！」

ことり「？　…どうしたの？」





にこ「なんでもないわよッ！」ﾍﾟﾀｰﾝ

ことり「？？？」ﾎﾞｲﾝ！



胸を張ったメイドから目を背け
今見たモノを忘れようと視線を泳がせるにこ、これは酷い格差社会





―――
――
―


ことり「…あっ！見て見て！これ！」つ【身体測定グッズ】


にこ「へぇ～…これっていつもこんな所にあったのね」



ことり「あっメジャーなんかもあるよ！」ｷﾗｷﾗ


此処は果たして本当に体育倉庫か？
見れば園芸部の鉢植えだったり何故だか水鉄砲だったり【運命ダイス】等

明らかにこれ違うだろ、と言いたくなるモノがわんさか置いてある

案外、生徒達が教師に見つからないように私物を此処に隠してるのでは…


にこ「この分だと段ボールに入った捨て犬まで出てきそうで怖いわね」

やれやれ、と首を振るう…

学校にあるちょっぴり意外な穴場

蓋を開ければおもちゃ箱をひっくり返したような世界観
ことりがいつになく目をキラキラさせるのも無理は無い



にこ「裁縫セット…これも絶対体育倉庫に置いとくモンじゃないわね」

ことり「うん」




ことり「…」


ことり「…！」



ことり「えっへへ～」ｼﾞﾘｼﾞﾘ…！

にこ「な、なによ…妙に笑いながら…」



―――刹那ｯｯ！！
　　　　　　矢澤にこは察したッ！


日頃、星空凛、高坂穂乃果と３馬鹿トリオで
ふざけては東條希に懲らしめられたり
　特に理由も無く弄られる彼女だからこそ直感が告げたのだッッ！！



　　「あっ、これなんかヤバい」と彼女の第六感が告げたァ―――！





にこ「っ！」ﾊﾞｯ！

ことり「あー、どうして逃げるの？」

にこ「まず、何をする気か教えなさい、そしたら逃げないから」


ことり「んー、身体測定ですっ♪」ﾔﾝﾔﾝ




にこ（…この子、真面目だからつい忘れがちだけど
　　　　割とノリノリで穂乃果とつるんでおふざけするのよね…）


穂乃果に誘われてノリノリでふざける南ことり…、主に海未が犠牲になる




ｼﾞﾘｼﾞﾘ…！


ｼﾞﾜｼﾞﾜ…！


後ずさるにこ、詰め寄ることり…気が付けば！



にこ（げっ！後ろが壁っ！）

ことり「ふっふっふ！さぁ！にこちゃん覚悟！えいっ！」

にこ「わっ！ちょっ！何処触って！ひゃんっ！？」

ことり「今度の衣装合わせの為の寸法を測るだけですよっ！」

にこ「う、嘘吐くんじゃないわよ！！く、くすぐったぁ…！ひゃうぅ！」




にこ「こ、こんのぉ！いい加減にしなさいっ！」ﾊﾞｯ！


ことり「きゃっ！」



ﾄﾞｻｯ！



にこ「…はぁ、…はぁ！全く！調子に乗り過ぎだって…の…」


息を切らせながら、マットに倒れ込むようにことりを抑え込む



　昼と夕方の中間…そんな時間帯での薄暗い体育倉庫内に二人っきりで
ことりを抑え込みながら棒高跳び用のマットレスに倒れ込んだ



女子２人分の身体が落ち、その重み低反発のそこは沈み込む


舞い上がるのはマットレスの砂埃か…それとも元から倉庫にあった埃か
砂埃と共にふんわりと…南ことりの髪の香りが鼻をくすぐる…



にこ「…ぁ、あ！ごめんことり！つ、つい！」

にこ「で、でもね！悪ふざけが過ぎたアンタも悪いんだからねっ！
　　　　そもそも…ねぇ――」



　間髪入れずに口から次々と相手の思考とこの気まずい空気を
振り払う為の言葉を紡ぐ矢澤にこ…



だが、…両肩が掴んだ低反発マットレスより柔らかな彼女の身体…
服越しでも柔らかいと感じる肩…

目を見開いてほんのり頬を紅潮させることりの顔までは振り払えない







ｶﾞｼｯ！




ことり「にこ、ちゃん…その……」


右手は肩を掴んだ彼女の腕を掴み、視線はにこに
合せないように…倒れ込んだままの姿勢で俯くように首を動かす

左手で胸の音を抑え込むように握りしめて


ことり「――――」

内容、行動自由
↓2

【矢澤にこ　同性愛への価値観　3　認識：世間的にも間違ってる】
　＋
『アイドルへの意志』





――――穂乃果ちゃんや海未ちゃんと昔からずっと一緒で
　　　　　　それは高校生になってからもずっと変わらない事だった…



――でも皆と出会って、３人以外でも笑い合える人が増えていって…





　　『ふぅん、アンタ手先が器用じゃないの！』

　　『ミナリンスキー…アンタだったとはね…』




　　『ほら！どうしたのよ！
　　　…めそめそ泣いてる子をにこが放っておくわけないでしょ
　　　　笑顔の魔法をアンタにかけてあげるわ!』




―――お料理の事とか、衣装作りとか色んな事も話し合って
　　　　気が付いたら…私の中でにこちゃんは大きくなっていたんだ











　　　　ことり「にこちゃん…そのね、ことりに…興味ある…？」



　　　　　　にこ「っ…//」ﾄﾞｷｯ



　依然として彼女の身体は低反発マットの上
なのに甘く、蕩けるような声は…

　耳元で囁かれたかのようで…、妙に"意識"してしまう



　にこ「…なに、馬鹿なこと言ってんのよ‥！
　　　　　　　アンタはスクールアイドルとして見どころあるんだから！
　　　　　　興味なんて当然じゃないの！」ﾌﾌﾝ！



にこは…これまでのアイドルとしての練習や経験で培ってきた技術を
最大限に生かそうとした、余裕ある人間の笑み

間違っても、甘く……同じ女同士でも官能的なソレに惑わされていない
そう努めなくてはならないっ！


どっかの饅頭屋と違って鈍感ではない…彼女がどういう意図で言ったか
察せないわけでも無い


だからこそ道を間違えてはならない

　　ことり「…にこちゃん、私が言ってるのはそういう意味じゃないんだよ」ｷﾞｭｯ


　　　　　　　　　　　　　　にこ「…っ！」




捕まれた手は華奢な彼女の腕からは想像できない力で手繰り寄せられる


そして、また体育倉庫に塵埃が舞う
　　　先程との相違点を挙げるならば…そう
　にこの鼻をくすぐった女の子特有の匂いだ


舞い上がった残り香ではなく、直に彼女の身体に顔を押し当てられてる事


優しく甘い天然物、女の子特有の乳液の香り

厚化粧の人が無駄に顔を顰めたくなるような香水やシャンプーとは
全然違う、人間をそのまま虜にするソレ…




　　ことり「…ね、にこちゃん…」


　　　にこ「っ…や、やめなさい！ことり！ことりッ！」



　ことりの腕はにこの後ろ首から…服の衿部分から素肌を触れて来る

彼女の健康的な脚は矢澤にこが逃げ出さないようにとがっちりと挟む様に
片足を捕らえる…






　　　　ことり「…ね？…此処までされたら…分かるよね？」




　　ああ…またしてもあの揺さぶるような声だ

　　"女"を思わせる…艶めかしい脚の動き…、表情<ｶｵ>…熱い吐息



　　理性、抑制…人間の三大欲求の内一つにつけられたリミッターを
　ぶっちぎりで破壊し尽くす悪魔のような囁き


　‐禁欲なんぞ、何にとなろうて？－

　‐お前は人間だ、ならば人間らしく生きろ、本能に従え‐



　目には見えないが淫靡な悪魔がすぐ真横で彼女の揺れ動く心を更に
　揺さぶっているように思えてならない

　能動的に性を求めろ、生物として、理論的に間違ってはいない
　だが道徳規範としては考えモノなソレ


　　にこ「…ぁ、あん、た…ねぇ！」


　熱い、暑い…密着状態で、身体を擦りつける摩擦熱

　外的な熱もあれば…内的な熱まであると来たモノだ…


　　　ことり「にこちゃん…――――」

♡■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



　 ことり「にこちゃん……ことりと…シちゃおう？」



　　　　　　　　にこ「…っ！…っ！」







コンマ判定

奇数　「っ！ふざけんじゃないわよ！！！
　　　　　　　…アンタ、女の子でしょうがああぁっ！！


　　　　　　　　　　　もっと…！自分を大事にしなさいよ…馬鹿っ」








偶数　「ぁ…や、ゃ…んむっ！…ぁ、ぁぁ♥」→行為後、激しく後悔






ゾロ目　【同性愛レベル　3　→　MAX】

　「アイドルはアイドル、これはコレね！
　　　　よし！ことりと肉欲的に爛れた関係になるわっ！！」（俗物）


　　　　　　　↓3のコンマ
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■♥

("ﾟдﾟ)



( ﾟдﾟ )

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




　…あー、その、えっと、ですね…ごめんちょっと時間頂戴

　考え方ってか、げぇむの方針ちょっと考えさせて？

　すまん１０分で戻るから…


　いや、まさか此処でぞろ目とか、思わんよね…？


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



あー、"ぷれいやぁ"様？　居りますか？その…方針は決まりましたが



　まず、最初に注意書きというか、謝罪の言葉を言わせて頂きます




　にこがかなりゲス化します…


【れんあいげぇむ　各方針】


初代　→　命の危機に怯えながらも懸命に生きて恋愛感情に悩んだ末
　　　　　最後は心から好きって言える人と結ばれた



今作　→　己の欲望に従い、手当たり次第に女の子を手籠めにする
　　　　　自分がヤりたいから全員に手を出して
　　　　　アイドルを目指しつつハーレム帝国を築く
　　　　　（なお、選択をミスると刺される　DEAD　END）


　　　 ／:.:.:./ :::::::::::/| ::::::::::l､::::::ト-　 ､::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾟ,::::::: {／:.:＼::::::::::::|
　　　〈__/:.:.'::::::::::::/　| ::::::::::| ＼:＼____ 丶:::::＼:::::::::::::::::::::ﾟ,:::::::|:.:.:.:.:.:.:}::::::::: |

　　　　/入:{:::::::::/ 　 :::::|::::::|　　丶:＼　｀ ＼::::::::::::::::::::::::::::ｉ::::::|:.:.:.:.／::::::: : |
　　 　 {::ゝ:.|::::::::゜ γ {:::|::::::{　　　 　,x===ミ ＼::::::::::::::::::::::|::::::|:.:.:/::::::::::::::: |
　　 　 {::::::::|:::::::|　/　 ＼}､:::::,　　　〃__)}i小 ㍉ﾟ:,:::::::::::::::::,::::::, ⌒i::::::::::::::::::|
　 　 　 : :::::|:::::::l. ′,ｘ=ミ, ＼:::、　　弋//rリ　′}::::::::::::::/:::::/ 　 |:::::::::::::::: |
　 　 　 i :::::|:::::::|　〃__)小 　 ヾ＼　　''¨¨⌒　　/,ﾟ::::::::::/:::::/　 　 ::::::::::::::::::{
　　　　 |::::::|:::::::l　{ 弋/rﾘ 　 　 　 　 　::/::/::　// ｝:::::/＼:゜　　　l::::::::::::::::::{
　　　　 |::::::|::::从 　 ''¨⌒　〈 　 　 　 　 　 　 /　 /::::/ヽ　｝ 　 　 |::::::::::::::ハ
　　　　 |::::::l::|:::::::＼:/:/::　 　 　 　 　 　,　 　 　 /::: '゜_） /　　　　|:::::::::::::j　|
　　　　 |::::::ﾚ|:::::::ｉ {　　　 　 _,.　-‐　 ｱ′　 　 厶ｲ　_／ヽ　　　 .:/::::::::: ﾟ　|
　　　　 |:::::::::|:::::::|　 、 　 　 ｀ ---　´　　　　 　 　｢ ヽ　　　　　〃:::::::::/　│
　　　　 |:::::::::|:::::::|　　＼　　　　　　　　　　　 ／　 |　 }　 　 　 /　 !::::::′　ゝ
　　 　 /} : ::::|:::::::{　　 　 丶　　　　　　　 　　　　　| 　 　 　 ／　　|:::::ﾘ
　　　　 {:::::::::| ､:::{　　　 　 　 　 ーr　 ´ 　 　 ,.　 ⌒i　　　　　　　 l:::::{
　　　　 |:::::::::|　＼｝ 　 　 　 　 　 r|　 _,.　　´　　　　|＼　 　 　 　 乂:{
　　　　 |:::::::::| 　 　 　 　 　 　 ／ﾊ} / |　　　　　 　 ﾆﾆ}≧=-
　　　　　 、:::|　　　　　　　＿/__/ |/__,ｌ..---―┐/ﾆ二|ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　＼｝　 　 -=ﾆﾆ|: : : : :｀｢ :|´: : : : : : :..l/ﾆﾆﾆ.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆヽ
　　　　　　　　　/ﾆﾆニ二|: : : :／|: :|ー―‐: : :､{ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ二二／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}

　………あるぇ？おかしいぞ

　初代の先輩はすごくイケメンだったのに…


　ヤンデレに囲まれて貞操観念や世間の常識に苦悩しながらも正しさの中を
　強き意志で進んでいき、ヤンデレから命を守りつつも
　最後には『正しい選択』をしていく黄金の精神…がテーマだったんだけどなぁ…



　この方針でよろしいですか？

それはそれで見てみたい

ゲスよりも黄金の精神派
とりあえず死んだらまた考えたら？

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


>>101　>>102


　ふむ…見たいという方も居れば、当然ながら良く思わない方も居る
　確かに当然と言えましょうな…




　　…では>>102の意見を少々頂きまして…

　　　一度刺されるか、誰か一人手籠めにした後で、もう一度

　　『今、私なにしてるんだろう…』『…こんなの最低じゃないの』

　　『これは本当に人として正しい事してるの？』とにこが

　　自分の行いに疑問を持ち
　　今後と行いの責任を考えていくというスタンスで…


※ことりは今回の判定で爛れた肉欲関係確定なので
　手籠めにするのは南ことり以外の誰かとなります

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

あっ…次回の再開予定は【５月１日　日曜日の夜２１時頃です】

あれ？でも
にこ以外「にこちゃん好き！抱いて！」
YAZAWA「みんな大好き！ヤらせて！」

Win-Winじゃないか！
依存度MAX、好感度バカ上げでも平和な世界じゃないか！

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　同性愛LV3　→　MAX予定


　持ち物：なし





【好感度等】

西木野真姫　　250/100　依存度∞

園田海未　　　350/100　依存度∞



南ことり　　999/100　依存度∞

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


にこ「…っ」ｺﾞｸｯ…！



喉が鳴った…

　アイドルを志す女子が出して良い音じゃないな、と
現実から逃れる為にも今はどうでもいい事を考えていた



ことり「…にこちゃん…お願い」



熱を帯びた瞳は潤んでいた
ソレは『美しさ』よりも『可憐』『可愛らしい』と形容するに相応しい
彼女の美貌に『儚さ』を付加させる





にこ「…ダ、メよ…」



矢澤にこは誰よりも女の子の幸せを望む

それは彼女が"人を笑顔にする魔法使い"に焦れるからであり


同時に誰よりも女の子の"夢"を大事にしたい人間だからだ





そんな彼女だからこそ、この過ちはあってはならない


護りたい後輩だからこそ、"真っ当な幸せ"を掴むべきなのだ






にこ「ことり…にこはね…女の子なのよ？アンタと同じ…」



にこ「…アンタは、本当に魅力的で可愛い子よ？
　　　　　　　　　　だから…こんなことやめなさい」




こんなことで幸せなど得られるとは思えない

別に矢澤にこは同性愛者を馬鹿にするつもりは毛頭も無い
　むしろ、その人にだけ見える幸せがあり、その価値観を大事にしてる
そういう一点に置いては感心を覚える



が…あくまで、それは"その人"にとってで
当の自分がそれの対象になるというなら話は別だ


くどいようだが、にこから見て彼女は魅力的な後輩であり
将来素敵な出会いを得て、幸せな人生を謳歌できる

　それを一時の気の迷いで台無しにするなど…
にこの観点では考えも付かない事なのだ



にこ「…今ならにこは何も見なかったし、聞かなかった事にするだから」

ことり「…私は、本気なの」

にこ「っ…ことりッ！アンタにこの言った事が分かってんの！？」



　ことり「分かってるよ！！！にこちゃんが言ってる事も！
　　　　　　　女の子同士が"おかしい"って事もちゃんと理解してる！」











　ことり「…分かってるから、辛いんだよ」

　にこ「…ことり」




人間は誰かを好きになる

それがふとした出会いからの長い馴れ初めだったり

一目見た時に惚れ込んだ事だったり




誰かが誰かを愛し、好きなる…それはある意味で子供が親を選べない
その比喩表現に似てるのかもしれない

一目惚れなら、それを見た瞬間に感じた想いを抑えられないし

馴れ初めなら時に励まし合い、ぶつかり合って…その過程で培った感情を
処理する事も難しい


想い、感情…心…それらは『理屈』じゃどうにもできない

　いくら科学や医学が発展しようが何しよう
胸の奥から込み上げる痛み、発熱だけはどうにもできない、生物の性だ


　ことり「…えへへ…にこちゃんの事だからこうやって迫れば
　　　　　　　　　　　　　絶対に拒絶されるって分かったんだ♪」


　ことり「やらなきゃいいのに、内に秘めとけばいいのにって思っても
　　　　　　　なんでかな…」



　ことり「気が付いたら…こうやって今、言ってた」





…もしも、にこが、もしくはことりが異性だったら？

偶々好きになった相手が同じ女性だった

一目惚れにせよ、馴れ初めからの発展にせよ‥惹かれた相手が同性だった


"たったそれだけ"、だったのだ


　ことり「…にこちゃん、もう一度お願いさせて」




　　　　ことり「此処で、ことりの事を…抱いて欲しいの」

ことり「ただ、抱いて欲しい…それだけ
　　　　　　ぎゅって強く抱きしめて欲しいの…
　　　　　　　　　　　　　そこに『愛』が無くても良いから」


ことり「吐息を素肌で感じ取って、お互いの存在を強く感じたい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　一方的なモノだって良いよ…」



ことり「嘘でも良いから、耳元で、その唇から『愛』を囁いて欲しいの」











　ことり「…全部が終わったら……」



　ことり「…」





　ことり「全部が終わったら……ことりの事は…"捨てて"も良いから」




　にこ「…」





終わったら…"捨てろ"


"嘘でも良いから"…蕩ける程に甘い『愛』を耳元で口ずさんで欲しい


"偽りで良いから"素肌を焦がしてしまう程の熱いブレスを吐き出して…






　　ことり「…あ、あはは…なんて！気持ち悪いよねっ！！ごめん」



　　熱を帯びた潤んだ瞳…その瞳からは今にも涙が零れそうで

　　ことりは…笑いながら腕の力を弱め、にこの身体を解放する


　　そして…密着していた体温は離れていく







　　ことり「今言った事は全部忘れ―――」

　　　　　　　　　　―――――ｶﾞｼｯ　ﾄﾞｻｯ！











　　　ことり「…ぇ」








　南ことりは名残惜しむようににこの身体から離れ、起き上がろうとした



　だが、起き上がり正常化した視界は三度反転する

　先との違いは……









　　　　にこ「……アンタ、にこの事、馬鹿にしてんの？」








　先との違いは…同じく低反発マットレスの上に横たわっていた
矢澤にこの顔が自身を見下ろし、自身は天を見上げる形になっていた事だ









　　　　にこ「…『愛』が無くても良いから抱け？」

　　　　にこ「嘘でも良いから甘い言葉を囁いて欲しい？」


　　　　にこ「そんで全部終わったらそのまま捨てろぉ～？」





　　にこ「…アンタ、ほんっとうに私の事馬鹿にしてんのかってーの！」






　　にこ「…それが『アンタの幸せ』で『アンタの夢』なら…さ」


　　にこ「そんなん聴いちゃったら…どうしようもないじゃん馬鹿」

にこ「アンタはね…この宇宙No１アイドルの可愛い後輩なのよ？」



にこ「可愛い後輩の悩みや問題を解決するのは先輩アイドルの使命
　　　　　で…そんな偉大な先輩に甘えるのは後輩の特権よ」





　ことり「…に、こちゃん…」





相手が何を言わんとしているのが一瞬理解できなかった






　　にこ「…にこはこういうことは初めてだから
　　　　　　　　　　もしかしたら…アンタを傷つけるかもしれない」

　　にこ「だから、その時はごめん…」





漸く理解が追い付き始めた頃には涙があふれて来た

いや、もしかしたら理解より先に涙があふれてたかもしれない

頭で分かるよりも心が先に身体の機能を動かしたかもしれない




　　　にこ「それともう一つ…」




　　　にこ「アイドルはね…
　　　　　　　自分を愛してくれるファンを誰よりも愛する存在よ」


　　　にこ「…嘘でも良いからとか、『愛』が無くても良いとか
　　　　　　　　全部終わったらヤり捨てろだとか…」




　　　にこ「にこにーが目指すアイドルはそんな屑じゃないってこと
　　　　　　　　　それを"南ことりって言う私のファン"に
　　　　　　　　　　　　　　　　みっちり教えてやる、覚悟なさい」








　　ことり「…え、えへへ…なにそれ、ふふっ！おかしいなぁ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

　　ことり「アイドルがヤり捨てるなんて
　　　　　　　　　汚い言葉使うの変だよ、ふふっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ





　　ことり「……ありがとうっ…にこちゃん！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【場所：体育倉庫、低反発マットレス上】


　矢澤にこ　同性愛LV3　→　MAX以降中



どのようなプレイをご要望でしょうか？



内容自由安価
↓2（なお↓2コンマがぞろ目で…
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

にこ「良いわね？」

ことり「う、うんっ…」



許可を問う彼女の右手は優しくことりの頬に触れる

　指先が触れた瞬間に飛び跳ねるような心音が鳴ったのが
ことりには分かった



ｼｭﾙｯ…


左手はリボンタイに手を掛け、片方の手で器用に上着を脱がせていく
紺色のブレザーは半脱ぎ状態でその上から真っ白なシャツ…
形の良い双丘が存在を主張する



にこ「…」ﾑｽｯ


ことり「え、えっとね…にこちゃんには
　　　　　　にこちゃんの良さがあると思うなーって」


手が止まり、不満げな顔で視線を胸に集中させる彼女に
フォロー（のつもり）の言葉を投げかけることりだが

それは逆に燻った火種への燃料になる



にこ「ぐっ…！おっきい子に
　　　　言われてもあんま嬉しくないわよっ！！」ﾑｷﾞｭｯ

ことり「ひぅっ！？」


妬ましさやら羨ましさやら欲望やら色んな感情の混じった掌が
ふっくらとしたソレを強く揉みしだき形を歪める

にこ（…ぁ、なにこれ…柔らかい…）


ことり「んっ…！に、にこちゃん…ことりのお胸…気にいったの♡」


もにゅもにゅと、生暖かい感触の心地よさに夢中になって
ことりに指摘されるまで我を忘れて握っては放し握っては放すを繰り返す



にこ「！」ﾊｯ…！


にこ「べべべ、別にそんなんじゃないし…！！」


ことり「…ふふっ、にこちゃん…お胸も良いけど
　　　　　ことりの身体…ぜーんぶ好きにして良いんだよ？」ｸｽｸｽ



にこ「むぅ…」


確かに自分は初めてだし、元より誘ってきたのはことりだ

だから…ことりが優位に居るという状況も仕方なくは無いが…


やはり、年上の女として年下に微笑ましい顔で見られているのは
プライドが許せなかった…

にこ「ふぅん…あっそ！」


高校3年生…後、僅かな年数で成人ともなる年頃だ

大人と子供の境目に居るにこはやはりまだ子供の境に居るようで…



にこ「確かにアンタの胸は形も綺麗だし、揉めば指が沈み込むし…」


にこ「でもぉ…にこがことりの胸を気に入ってる以上に～
　　　　　ことりの胸がにこにーの指を気に入ってるにこね～♪」



にこ「…その真っ白なシャツ…大分、汗で透けてるにこ～」



ことり「ふぇ！？//」




まだ子供の境目に居る

負けず嫌いの彼女のちょっとした意趣返しなのだろう



にこ「にこの指で感じちゃったのかしらぁ～？
　　　　　ことりちゃんの真っ白なシャツがえっちでえっちな汗で
　　　　　透け透けにこ～♪」ｸｽｸｽ


ことり「ぅ…」ｶｧ///


ことり「も、もうっ！！変な事言わないでよぉ！
　　　　　　　えっちでえっちな汗ってなんなの～！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ


顔を赤くして両手をグーに、痛くないポカポカ攻撃をにこの肩に当てる

紺色のブレザーを羽織っていたからこそ先程まで分からなかった
今の彼女は湿った白い布地の上からも良く分かる肌の色…桜色のブラまで
良く見える…





…正直、汗ばんだその服装の方が下手に脱がすより扇情的に見える




にこ「はいはい…悪かったわね」ﾁｭｯ


ことり「っ！」


にこ「これで機嫌直してくれるかしら？」


ことり「…頬っぺたにチュウしちゃうだけで許しちゃう程
　　　　ことりは優しくありませんっ！もう片方の頬っぺたもしないと
　　　　　許してあげないもんっ！」


にこ「はいはい…」ﾁｭｯ



ことり「…///特別ににこちゃんを許しちゃうからね…」ﾌﾟｲｯ


　子芝居じみた動作と言葉を紡ぐ二人、にこの手はまだ双丘の揉み心地が
拭えないのか、変わらずことりの乳房を弄り、唇はことりの耳元へ近づく

子供っぽい仕草、お互い子供だから当然だが
その仕草が普段のぷわぷわとした南ことりの可愛らしさを際立たせる

今、してることは純真な子供とはかけ離れた行為だというのに

…純真な子供とはかけ離れた行為ではあるが、ある意味純粋さはある


にこ「ことり…可愛いわよ」ﾎﾞｿ


ことり「ひゃぅ…」ｿﾞｸｿﾞｸ


耳元で囁かれた吐息…体内からの熱がそのまま声となり
身体を、鼓膜を、脳を揺さぶる


ことり（…よくことりの声で脳が蕩けそうって言われちゃうけど…）


ことり（声で脳が蕩けるって感覚、こんな感じなのかな…//）


矢澤にこが出せる限りの落ち着いた声色
　それは見事にことりの心を掴んで話さない



ことり「…可愛いって…やっぱり言われると嬉しい気持ちになるよね…」

にこ「…言っとくけど、これはリップサービスじゃないわよ？」ﾎﾞｿ




"リップサービス"…口先だけの調子良い台詞…お世辞


お世辞じゃない、にこはそう言った



にこ「何度も言わせないでよね‥にこはアンタの事本当に可愛いって
　　　　思ってんだから」


ことり「でも、それは―――」


にこ「後輩としてとかじゃないわ」


にこ「妹分とかそういう意味合いじゃなく本当に魅力的な女の子だって
　　　そう思ってる」




世辞じゃない、という事さえもしかしたら嘘なのかもしれない

嘘でも良い、そこに『愛』なんかなくても良いと言ったのは自身だ


だから覚悟はしてたし、そういうモノだとも割り切ったつもりだったが




ことり（にこちゃん…っ！そんなこと言われたら…私…っ！）



――――そのまま本当に"勘違い"しちゃうよ…


もしかしたら、ひょっとしたら…
　　　　　　　　　　　　　　女の子同士のれんあい…

　そんな叶う訳の無い恋愛が…夢が成就するんじゃないか？

　　　　　　　　　　そう錯覚してしまうじゃないか…

ことり「…にこちゃん…我儘言うようだけど…その」


にこ「何かしら？」



ことり「…ごめん、やっぱり耳元で愛を囁くのは止めて…」



ことり「このままだと‥私、私…
　　　　　　心がバラバラになっちゃいそうだよぉ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ






…嗚呼、惨めだ



自分から頼んでおいて【嘘】の『愛』を囁かれて…


それで、愛の言葉を聴くたびに"辛さが込み上げて来る"

心の鎖がバラバラに千切れ飛んでしまいそうだった…
































　　　にこ「断る、アンタが泣こうが何を言おうがにこは
　　　　　　　　　　　　　　　　　ことりに『愛』を囁き続けるわ」



　　ことり「っ…！やめてよ！このままじゃ！本当に私！
　　　　　　　　　にこちゃんの事！諦められなくなっちゃうよ！！！」











　にこ「…なんで諦める必要があるのかしら？」

ことり「ぇ…な、なんでって―――」



にこ「アンタねぇ…本当に鳥じゃないんだから少し前のにこの発言を
　　　　忘れんじゃないわよ」ﾌｩ…



やれやれ…、とでも言わんばかりに呆れた顔を見せる矢澤にこ
　彼女は自身の言った言葉を再び復唱する





にこ「アイドルはね…
　　　　　　　自分を愛してくれるファンを誰よりも愛する存在よ」

にこ「…嘘でも良いからとか、『愛』が無くても良いとか
　　　　　　　　　　　　　　全部終わったらヤり捨てろだとか…」







　　にこ「さっきも言ったでしょ？」





にこ「にこにーが目指すアイドルはそんな屑じゃないってこと
　　　　　　　　それをことりにはみっちり教えてやるんだって…」


にこ「にこの事が諦められないなら、諦めてんじゃないわよ
　　　　　好きなら好きって気持ちを誰よりも強く持ちなさいよっ！」


にこ「それがアンタの気持ちでアンタの夢でアンタの幸せなんでしょ」


優しく、諭すような言い方

それは包み込むようにバラバラになりそうなことりの心を支える






　　　　　　　にこ「…約束する、必ず"責任"は取る
　　　　　　　　　　　　　　　　　だから…にこに溺れなさい！」

　　　　　　　ことり「…っ！にこちゃんっ！！」






ことりはにこを強く求める様に、同じくしてにこもことりを求める様に
お互いの唇を強く引き合わせた…


　　にこ「んっ…あむっ…ん、ちゅっ…♡」

　ことり「…んんっ、ぁ…んむっ…♡」


接吻は永く続いた、二人の少女はお互いの舌を絡ませ
　口移しで何度も体液を送り出す…彼女の一部を取り込む様に…と
この世のどんな物にも劣らない愛を喉の奥へと…


　永遠に続くかと思われた接吻を終え、二人が顔をゆっくりと
引き離していく最中…二人の間には唾液が糸を引き
　それは夕日の色に照らされた一本のサンセットカラーの橋となった…

―――
――
―


ことり「用務員さん！
　　　　本当に助けて頂いてありがとうございますっ！」ﾍﾟｺｯ

にこ「お手数かけてすいませんでした」ﾍﾟｺｯ




太陽はとっくに傾いていて、学校のグラウンドは真っ赤に燃えるような色

ようやく体育倉庫から出る事のできた二人は
戸締りを確認しに来た用務員に頭を下げ、帰路へと向かう…




にこ「…」ｽﾀｽﾀ

ことり「…」ﾄﾃﾄﾃ








にこ「あ、あのさ！」
ことり「あ、あのね！」



ことにこ「「…」」



ことり「そ、そっちから先に良いよ！！」

にこ「な、なによ！先にそっちが言いなさいよ！気になるじゃないの！」




ことり「え、えっと…その、じゃ、じゃあ…」


ことり「…ことり…にこちゃんと、その…エッチ…シちゃったよね」

にこ「ぐはっ！」


夕日の色にも負けない赤面でモジモジとしながら問いかけることり
これはヤバい、やられる


ことり「…あ、あの後！キスの後に…上着も下着も脱いで…その
　　　　　抱き合ったりもしちゃったよね！」


にこ「にごぉ！！」



更なる言葉の攻撃ィーｯ！！にこの精神が羞恥心でヤバい



ことり「…お、お互いにぱ、ぱんつも…その―――」

にこ「どぅおわぁぁぁ！！やめやめ！もう言わなくて良いからぁ！！」


これ以上は顔から火が出る、とにこは目の前で並々ならぬ関係になった
少女の口を塞ぐ、この後のプレイ内容を思い出したら色々と危険だ

にこ「ぜぇ…！ぜぇ…！で、で！？何よ！アンタは結局何が言いたいの？
　　　　2人で絶頂した事まで思い出させて
　　　　　　　　　　　にこを恥ずかしさで殺す気！？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


ことり「ち、違うよぉ！そうじゃなくて！」ﾎﾞｿﾎﾞｿ



人通りが少ない所か人の居ない、帰り道をヒソヒソ話でやり取りする二人
壁に目あり耳ありとでも思うようだ…




ことり「あ、あのね…まだ夢みたいだなって思ってるの…」


にこ「…ゆ、夢じゃないわよ…夢だったら生々し過ぎでしょ！」




ことり「あ、あはは！そうだよね！」









ことり「…夢じゃなかったんだよね」



立ち止まって、憂いの顔を彼女は見せる







ことり「にこちゃん…ありがとう、そして…ごめんね…」


ことり「こんな私の我儘を聞いてもらって」



にこ「…言ったでしょ、気にしなくて良いって」





ことり「うん…」



ことり「…私はあれで満足だったから…だから、約束通り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　捨てても良いからね？」



にこ「…」



にこ「アンタ…何度同じ事言わせんの？」


ことり「えっ…」

にこ「…だから、にこはアンタをヤり捨てたりしないっつったでしょ」


ことり「あ、あの発言はにこちゃんのリップサービ…」
にこ「だから！世辞じゃないって言ったでしょ！しつこいわね！！」

にこ「にこは！そう簡単に女の子の気持ちを裏切るような事しないわよ」








　　　にこ「約束だけはちゃんと守る！だから――――！」











　　　にこ「ことり、アンタの事は必ず"責任"を取るわ！」


　　　　　　　　　　ことり「っ！！」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
　　　　　　　　　　インフォメーション

　　　　　　　　　　同性愛LV　変動！！！


　　　　　　　　　矢澤にこ　3　→　MAX



　★　初めて　誰かと　身体を　重ねた　！

　★　南ことり　と　肉欲的な関係になった

　★　初めてのキス　を　南ことり　に捧げた！


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■





にこ「…ねぇ、ことり、アンタが好きになった子は約束も守らない
　　　　嘘吐きな子だったかしら？」


ことり「…ううん」



にこ「…アンタの気持ちは真剣に考える、正式な答えはまだ先で良い？」



ことり「…！、ぃぃょ…」ﾎﾞｿｯ



ことり「…いい、よ…！私、いつまでも…いづまで"も…待ってる！」




にこ「…ことり」ｷﾞｭｯ
ことり「にこちゃん…」ｷﾞｭｯ


　…周りに人が居ない事を確認して、もう一度長いキスを二人は交わした

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　　MAX


　持ち物：なし





【好感度等】

西木野真姫　　250/100　依存度∞

園田海未　　　350/100　依存度∞



南ことり　　1000/100　依存度∞




　初めてのキスを捧げた相手：南ことり

　初めて身体を委ねた相手：南ことり


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

『1DAY』『夕Last』


にこ「…//」


にこ「これはなんて言うか…ヤバいわ、正直まだ胸がバクバク言ってるわ」



　ことりと帰り道で別れ、一人自宅へと向かう矢澤にこは胸に手を当てて
自身の心拍数が元に戻りますように、と切に願っていた


思い返せば茹蛸のように顔を赤くしてしまう…


思い返せば文字通り頭が沸騰しそうな気持ちになる…



よくもまぁ、あんなにも恥ずかしい事を言ってのけたモノだな…と





にこ「あぁ…明日からことりの顔を直視できないじゃないの…」



玄関先で呟いて、ただいま
　家族の待つ家の中へと入っていく…



『行動選択』

『アイテム』無し

・【駅前】（２ターン消費）
・【台所』
・【子供部屋】
・【公園】
・【自室】
・【商店街】
・【電話（人物ﾗﾝﾀﾞﾑ）】

↓2

【電話を選択！】


にこ「こういう時はやっぱり誰かと話しでもするべきかしらね」



持つべき者は友、大昔の偉い人はそう豪語した


人は孤独では何もできない

　喩えば虚無に向かって己の悩みを打ち明けた所で
返答は山彦のように帰ってこない

　悩みの相談であれ、気分を紛らわす為の雑談だろうと…
会話のドッチボールと言う物はボールを跳ね返してくれる相手が居て
初めて成立するのだから





にこ（っと、こういう時は…そうね！あの子と話しましょう！）



携帯電話の中からよく見た名前を一覧から選びタップする…



その少女は…そう！

「　　　　判定ルーチン　　　　￢


　　0　絢瀬　　亜里沙
　　1　星空　　凛
　　2　絢瀬　　絵里
　　3　南　　　ことり
　　4　高坂　　穂乃果
　　5　高坂　　雪穂
　　6　小泉　　花陽
　　7　園田　　海未
　　8　西木野　真姫
　　9　東條　　希
Ｌ　　　　　　　　　　　　　　　」



コンマ一桁目（右側の数値）

直下

結果【25】…【5】


にこ「ここはやっぱり雪穂ちゃんよね！」





　…高坂雪穂、μ'sのリーダー高坂穂乃果の妹であり

　矢澤にこが一目置いている期待の新人である




　９人全員が揃って時たまに『和菓子屋ほむら』で会議をすることも
　度々あった

　丁重に茶菓子とお茶を出す所や普段の言動から姉と違い
　しっかりした子だな、とそういう印象を受けていて




にこ（絵里の妹…亜里沙ちゃんと一緒で可愛い子だし
　　　　あの子達がスクールアイドルになったらきっと…）



にこ（今の内にしっかりと仕込んで置きたいモノね）




ダイヤモンドの原石は磨くなら早い内が良い





それもあるし…同じアイドルグループ内のことりとアレがあった矢先だ

同じメンバーの仲間とは…ちょっと話をし辛い感情もある





prrr…！　prrr…！





にこ「…あっ！雪穂ちゃん！突然電話してごめんね！」

雪穂『いえ、大丈夫です！所で私に何か御用で…』



にこ「それなんだけどねぇ」


にこ「――――」


1　ことりって可愛いわよね…

2　穂乃果はちゃんと支度ってできてる？明日山頂アタックなのよね

3　期待の新人雪穂ちゃんとお話したかっただけにこっ♪

4　自由以下略


↓3　一度でもぞろ目が出れば…――――

にこ「ん～！やっぱり雪穂ちゃんって可愛いと思うのよね」



雪穂『ふえっ///』



にこ「スタイルだって中学生とは思えないし」



にこ「ねっ！今度二人でショッピングとかどうかしら？
　　　　にこにーが最高に似合うお洋服を選んであげるわよ！」



徐々に仲良くなると同時にファッションセンスを磨き上げる

こうやって自信をつけさせてアイドルへの道、可能性を見せる


それがにこのプランであった




…無論、にこの自己満足というか打算的な面はあるが
純粋に仲良くなりたいと思う気持ちは本物だ




雪穂『ぁ、そ、その…//』


雪穂『に、にこさんとお買い物、ですよね…』


にこ「ええ、そうよ、あっ…雪穂ちゃんにも都合があるだろうし
　　　　その辺は―――」


雪穂『…い、行きたいです！！』


にこ「そ、そう？」


雪穂『ぁ、大声出してすいません！』


にこ「良いの良いの！未来の後輩の為だしね～」



未来の後輩の為…彼女が来年、音ノ木坂に入るか…

そもそも廃校を阻止できるかにもよるのだが…



何れにせよ未来ある少女の可能性を導けるのだ



雪穂『で、では――――！』


1　山頂アタック終了後　（【3DAY：昼】）

2　【3DAY：夜】

3　【4DAY】


直下　なお直下レスがぞろ目で亜里沙＆絵里に　にこゆきデートが知れる

【　雪穂と【3DAY　昼】にデートの約束を取り付けた！　】

【1DAY】【夜】



にこ「さぁて！明日の準備は完璧ね！」


登山用の荷物、何かあった時のサイン用色紙とペン
にこにープレゼント用プロマイド


これで追っかけファンとの対応もバッチリだっ！！






『行動選択』

『アイテム』無し

・【駅前】（２ターン消費）
・【台所』
・【子供部屋】
・【公園】
・【自室】
・【商店街】
・【電話（人物ﾗﾝﾀﾞﾑ）】

↓2

にこ「こころ、ここあ！」

こころ「あっ！にこにー！」
ここあ「にこにー！遊んで～！」



瓜二つの双子の妹達が部屋に入るなり抱き付いてくる


矢澤にこの大事な大事な宝物

とてとてとやって来た彼女達を両腕で抱きしめ、精一杯の愛情をあげる




にこ「ふふっ！アンタ達なにして遊ぶ？」


こころ「えっとね！えっとね！」
ここあ「これであそぼ―！」



妹達が出して来たモノは



プレゼント

1　【運命ダイス】

2　【自分の写真（自作スーパーアイドルプロマイド】

3　【白百合のブーケ】

直下

にこ「これはすごろくね！」


双六…代表的なボードゲームですね

サイコロを振って出た目の数だけ駒を進める運がモノを言うゲームである



―――
――
―


こころ「やったー勝ったよー！」

にこ「やぁん！負けちゃったにこ～♪」



にこ（出た目を上手く操る必勝法…教えてくれた希には感謝しなきゃね！）



絶対とは言い切れないがある角度から投げる事でうまく行くらしい
希式サイコロ術…教わっておいてよかったと心から思うにこであった


ここあ「にこにー！これあげるね！」つ【運命ダイス】




アイテム【運命ダイス】（ランクR）


勝負事で使うダイス
受験に恋愛と最近の女子高生の幸運のお守りらしい



【1DAY】【夜Last】


にこ「ふわぁ…そろそろ眠った方が良いかしらね…」

夜更かしは肌の敵、子供達との遊び相手もして…


いや、最後には絵本を呼んで寝付くまで居てあげようか？
にこはそう思うのです


『行動選択』

『アイテム』

×【駅前】（２ターン消費）
・【台所』
・【子供部屋】
・【公園】
・【自室】
・【商店街】
・【電話（人物ﾗﾝﾀﾞﾑ）】

直下

【公園】を選択









にこ「―――－こうして…悪魔が居なくなり
　　　9人と3人が同じ舞台に立った所を見て一つの光となった彼女等は
　　　　31日が終わると同時に還って行ったのでした…」


にこ「めでたし、めでたし…ん？」




こころ＆ここあ「…ｚｚｚ」



にこ「ふふっ、良い夢を見るのよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




にこ「さぁて！にこも早く寝ましょう！」


絵本を閉じて床に就く彼女は瞼を閉じます…












にこ「…」



にこ「…」



にこ「にごぉ…寝れない…」ﾑｸｯ



にこ「明日の事考えて寝付けないとか小学生じゃあるまい…」ｺﾞｼｺﾞｼ




軽い運動でもすれば疲労して寝れるか？にこは靴を履き
夜の公園へと出かけます




出会った子は



コンマ判定

00～33　花陽

34～66　絵里

67～99　穂乃果

ゾロ目で…特殊EV

直下

結果【37】





―――今宵は美しい夜だった


　　　雲に隠れることなく地表を照らす月光がそうさせるのかもしれない




　　　だが、何よりも今宵を美しい夜だと感じられたのは…ひとえに










　　ｽﾀｯ…　ｸﾙｯ…







にこ「…絵里」




　夜の闇に溶け込む事を拒むかのように揺れる金色

　スポットライトは月の女神からの贈り物




　誰一人として観客など居ない公園で舞う、一人のバレリーナ…





　正直に言おう


　心奪われた



　アイドルとしての可憐さとも違ったその舞…

　真夜中の静寂さがそうさせるのか…

　儚くて…目の前の親友に声を掛け、この行為を中断させるのが…惜しい


　神聖なモノに手垢をつけてしまうかのように思え、億劫になる…





　祭祀を司る巫女が幸福を祈るように…

　願わくばこの美しさを長く目に焼き付けたい…




　絵里「…」ｸﾙｯ　ｽﾀｯ…

　絵里「…？」ﾁﾗｯ

　絵里「にこ？」

　こちらから声を掛けるまでも無く
その神聖に思えた行為は終わりを告げた…


にこ「！あっ、絵里…その」


絵里「ふふっ…夜中に一人で踊る女、変かしら？」

にこ「ばっ、馬鹿！！そんなことないわよ！」


にこ「…アンタ、いつも此処で踊ってんの？」


絵里「いつも、ではないけど…」

絵里「にこも知ってるでしょ？ロシアで祖母からバレエを習っていたの」


にこ「ええ…」



おばあさま、と彼女が敬愛してやまない人

小さい頃から大切にしてきた彼女のバレエ…
海未曰く人を心の底から感動させる術



にこ「――――」


自由発言

↓2

絢瀬絵里がμ'sに加入する前…

彼女とまだ衝突し合っていた頃だ


あの時は絵里の心情を全く分かってはいなかった
　２年生、１年生と違い、同じ年数だけ同じ学校に通っていた自分でも

彼女の親友である希と触れ合う機会が多かったにも関わらず


だが、今ではこうして肩を寄せ合い、同じ場所に向かって歩いている






人の出会い、人のつながりは数奇なるモノ…

どれ程に先見の明に長けた人間が居たとしても決して読み解けない




にこ「綺麗だったわよ、…その、羨ましいぐらい」



身体の発育に恵まれた彼女、悔しくはあるが正直にこは思った事を言った
羨ましさと妬ましさは表裏一体である


絵里「あら、ありがとう！」ﾌﾌｯ




ぶつかり合った頃、氷のような仮面<ｶｵ>をつけていた彼女を知るモノが
見るならば春が来た、と連想する柔らかい笑み

これまた矢澤にこは彼女だけが持つ魅力を見る


絵里「あら？どうしたの顔を背けて？」


にこ「べ、別に何でもないし！！！」


にこ（ｺﾎﾝ！…な、何かしらね、吊り橋効果的な奴かしら
　　　　　月の光のせいね！うん…//）





絵里「…ねぇ、にこ、貴女は私を羨ましいって言ってくれたけど
　　　　私はにこの事を羨ましいって思うわよ？」



にこ「あら？意外…でもないわね！そりゃあにこにーは
　　　　可愛くてキュートで――」
絵里「私がそう思った理由はね」


にこ「ちょっ！遮らないでよっ！！」

可愛いとキュート、日本語と英語が被った長ったらしいにこの口上を
遮り絵里は理由を述べます



絵里「貴女はいつだって自分の本当にしたいってことに真っすぐなのよ」

絵里「…辛い事を思いださせるかもしれないけど…」




絵里「にこ…貴女はアイドル研究部を１年生の時に立ち上げて…
　　　　　　　　　　　　　　　　最初こそたくさんの仲間が居たわ」




にこ「…ええ、そうね」



絵里「でも時が経つにつれて、皆離れていく…」


にこ「…過ぎた話よ」


絵里「孤独は…辛いものよ」


絵里「もしも…希が居てくれなかったら
　　　　　　もしも、穂乃果が手を伸ばしてくれなかったら
　　　　　　　　　もしも、真姫や海未と打ち解けられなかったら」



絵里「そんな事を考えた事だって一度くらいある」


絵里「ずっとあのままならきっと後悔してた
　　　　それはとても怖い事なんだって…」

絵里「いくら目標があっても心の強い人にしかそれは成し得ない」


絵里「そういう意味でも貴女を尊敬してるし
　　　　それを抜きにしても本当に自分の中に芯を持ってる」


絵里「なんだかんだで最初の頃、貴女達を妬んだり…心の底で
　　　　揺れてた私には眩しすぎたわ」


にこ（…）


にこ「そうかしらね？にこにはアンタの方がよっぽどすごいと思うけど」

絵里「え…」


にこ「アンタは私達とは別で自分のやりたいことしたい事を我慢してた」


にこ「にこからすれば、『お前、アイドルの才能十分あっていつでも
　　　成れるけど目指すの我慢しろよ』って言われて頷くようなモンよ」


にこ「私にとっては耐えられたもんじゃないわ」


にこ「だから、私はアンタのそんな"強い所"が
　　　　　　　　　　　　　凄いと思う、自身持ちなさい」


絵里「にこ…」


にこ「…アンタってさ結構強がりなトコあるわよね」


にこ「誰にも弱音を見せないで、一人で溜め込むタイプでしょ？」


にこ「…甘えたい時ぐらい誰か、甘えられる人を作りなさい」



絵里「…」

絵里「なら…お言葉に甘えて…にこ、貴女に甘えても良いかしら？」


にこ「にこに？」


絵里「ええ……夜って不思議よね」


絵里「いつもと変わらない世界で、真っ暗で心細くなる」


絵里「地球の今居る土地が変わった訳でも無いのに
　　　　太陽の光があたらなくなった、ただそれだけで景色が変わる」


絵里「電気のON・OFFを切り替えただけなのに…別の世界に来た見たいで
　　　…情緒不安定…そうね、人をナーバスにさせる」
















にこ「――」


1　良いわ、いつだって夜、寂しくなったらにこに甘えに来なさい？
　（夜中に絵里に滅茶苦茶甘えられる√）

2　希が言ってたわ、アンタお化け怖いから夜もお家帰るチカって
　（目一杯茶化す　ポンコツチカ√）


3　自由以下略


↓2

―――ｷﾞｭｯ



絵里「ぁ」








にこ「甘えたいんならにこに好きなだけ甘えなさい」


















　　　　にこ「…この３年間、アンタの事はずっと誤解してた」








真面目で堅物…

コイツとだけは絶対に反りが合わない




にこが"本当の絢瀬絵里"を知るまで、ずっとそう思ってきた

偏見と先入観は怖いモノだ


その人の内にある"素晴らしいモノ"を曇らせて見えなくさせる

気づいた筈の美しい何かでさえ、見失わせる





希が居てくれたからまだ、…まだ支えてくれた人は居た


もしも支えてくれる人がいなければ


　独りの寂しさを知るにこだからこそ、３年間も近くに居て
ちょっとでも分かり合おうとか歩み寄ってやろうと
微塵も思ってやらなかったことに思うところがあった





　　　これから歩み寄って、もっとお互いを知ってあげたい…


　　　彼女はそう思った

絵里「…っ」


見れば唇を噛みしめていたかもしれない

小刻みに震える彼女は同じく震えた声を出す



絵里「…もうちょっとだけ抱きしめて貰っても良い？」


にこ「ええ…」ｷﾞｭｯ



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


【★　絵里　の　甘えられる人　になった！！　】





【★　これから毎晩　　　絵里（依存度∞）に

　　（意味深な）おやすみなさい　の　メール　や

　　　　　　　　　　　　夜這い（？）されるぞ！やったね！】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

絵里に何かプレゼントしますか？



【アイテム】

運命ダイス


【その他行為：キスやハグなど】
まだ選べない

直下

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


　　　　　　　　　　＜ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ＞

　　　　　　　　　　　１日の戦果のようなモノ

　　矢澤にこ　【同性愛の価値観　3（ノンケ）→MAX（吹っ切れた）】


　　料理LV10

　　発見LV7

　　『アイテム』『運命ダイス×1』


　【南ことり　と　爛れた関係になって　責任を取ると言った】
　　　　※自室で告白可能


　【雪穂と３日目の昼にデートの約束（にこは無自覚）を取り付けた】

【絵里　の　甘えられる人になった　毎晩　絵里とイチャつける！】



　げぇむ評価…！

　すげぇや！まだ初日なのに
　いきなり同性愛に目覚めちゃったぜ！（白目

　しかもセフレとセフレ（仮）作って
　ついでに友達の妹に手を出せる環境まで作ったよ！！！


　【2DAY】へ移行…前にこのレスが00～10なら【丑三つ時】
　それ以外なら普通に【2DAY】へ
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【2DAY】【朝】



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ！



にこ「はーい！」ｶﾞﾁｬ




真姫「に、にこちゃん！！おはよう」ｶﾐﾉｹ　ｸﾙｸﾙ


にこ「おはよう！真姫ちゃん！」


此処最近お迎えにくる彼女が今日も矢澤家にお出ましです




真姫「―――」


1　にこちゃん！今日の登山だけど！一緒の班に！

2　手、繋いで学校に行かない…

3　自由以下略


直下（ぞろ目で絵里からメールが来る）

真姫「にこちゃん、よければ今日の登山一緒の班にならない？」


にこ「ああ、B班ね…！ええ、良いわよ！」


真姫「本当！！」ｶﾞｼｯ！


にこ「わっ！ちょっ！肩揺らさないでって！」


真姫「あっ、ご、ごめんね！」ﾊﾞｯ


にこ「全く…にこと一緒で嬉しいのは分かるけどね…」




にこ（真姫ちゃんも一緒の班か…後、誰が入るのかしらね…）





判定

リリホワ組の誰か二人選択

↓1

↓2



メンバー自由
↓3

昨日の話し合いの結果山頂アタックを採用された後の事だ


どのような班決めにするか、幾つの班に別れるか？


当初、A班、B班、C班の３編成に分けようとしていたのだが
これから登る山はコテージ付きのキャンプ地がある簡単な山で

登るなら２チームに分けて競わないか？という案が出た

勝負事が好きなのはいつだって子供である









―――
――
―

にこ「それで班編成だけどさ、どうやって決めんの？」


希「裏表で決めようって話になったんや」



電車の揺れを感じながら和気藹々と９人の少女が話し合う


真姫（…計画通りね）



班決めの際、くじ引きやあみだならどうしようもなかったが
じゃんけんや裏表だったら…


編成の際に行われる組み分けで真姫は考えていた



予め、口裏を合わせておけば"一見平等に見えて平等じゃない方法"を

じゃんけんなら二人で常に決めていた手を何度も出し続ける策

裏表なら掌を表、裏、どうするか…何度も同じになるようにはじめから
お互いで話し合っておく事だ



どれで組み分けされるか、正直賭けの要素はあったが…どうにか
目論見がうまく行くと気づかれないように内心で安堵した





「「「「「「「「「う～ら～お～も～てっ！」」」」」」」」」



～　A班　～

花陽「あっ！綺麗に別れましたね！」

希「…せやね（真姫ちゃんとにっこっち一緒かぁ…）」

絵里「にこはそっちなのね…」ｼｭﾝ

ことり「皆、頑張ってね…」ｼｭﾝ

表に出しこそしないが何かを口惜しむ希

少しだけ残念そうな顔を見せる二人

おにぎりを楽しみにする花陽



対してこちらB班は…


穂乃果「わぁ～い！にこちゃんと一緒だー！」ﾋﾟｮﾝ！ﾋﾟｮﾝ！
凛「テンション上がるにゃ～！」ﾋﾟｮﾝ！ﾋﾟｮﾝ！


真姫「もう…はしゃいじゃって子供ね…」

海未「まぁまぁ、良いじゃないですか」ｸｽｯ

にこ「ほぉら！アンタ達荷物を置きに行くわよ！」






【1DAY】【朝LAST】


にこ「さて、荷物も置いたし、同じ班の誰かと話しでもしてようかしら」



メンバー自由選択

↓2　一度でもぞろ目で―――

にこ「凛！居るかしら」ｶﾞﾁｬ


凛「あっ！にこちゃんだ！」ﾄﾃﾄﾃ！


わーい！と気の合う大好きな子が来てくれた事で喜び抱き付く凛


凛「えっへへ～♪にこちゃん！」ｽﾘｽﾘ

にこ「ちょ、や、やめなさいよね！」


凛「え～、なんで～？」ｽﾘｽﾘ


にこ「なんでって、熱いじゃないの！離れなさい！」ｷﾞｭｰｯ



凛「離れろって言われると余計離れたくないもんね♪」



にこ「」ｲﾗｯ






コンマ


偶数　力の限り押し退ける

奇数　引いて駄目なら押してみろ理論、逆に苦しいくらい強く抱きしめる



ゾロ目　修羅場る

直下

にこ「いい加減にしなさいっ！」ｸﾞｲｰｯ


思いっ切り、相手を前へ突き放すように腕に力を込める



凛「んにゃああ、痛い痛い…！」


凛「うぅ…酷いよぉ…」


にこ「ぜぇ…っ！ぜぇ…！調子に乗り過ぎなのよアンタ」


にこ「全く、アンタといい穂乃果といい希といい…べたべたし過ぎよ
　　　　ちっとは慎ましさってのを持ちなさいよね！」


凛「おおっ…なんかにこちゃんが
　　　　ちょっとだけまともっぽい事言ってるにゃ」



にこ「どういう意味よ！」



凛「にこちゃんは人に触れるの好きじゃないなの？」


首を傾げて尋ねて来る子猫に対してにこはこう答えます


にこ「――――」


残り３回

にこの行動or発言

直下

にこ「ハァ…あのね…」


後ろ頭をかきながらにこは目の前の子に言う



にこ「好きじゃないって言うか、慣れてないのよ…！」

にこ「普通は人の身体なんてべたべた触られるもんじゃないし
　　　　にこだってね、余程信頼してる子じゃなければ怒る所よ！」



凛「う～ん、凛はよくかよちんに抱き付いてたりしてたから…」

凛「でも確かに知らないとか
　　　あんまりお話したことない人だったらって考えたら…」


にこ「そ！…凛や穂乃果、希だからにこだって笑って許すのよ？
　　　　凛だって知らない子に突然触られたら驚いたりするでしょ？」


にこ「凛にも穂乃果にも言える事よ
　　　　アンタ、元が良いんだからさ、女の子はもっと
　　　　そういうトコ大事にしなきゃ駄目よ？」



凛「…」ﾎﾟｶｰﾝ


にこ「なによその顔」



凛「…にこちゃんって、本当に偶に"お姉ちゃん"って感じだよね」


にこ「アンタはいつも一言二言余計よね」




凛「―――」

後２回（Last　Shot　前）


凛の発言or行動


直下

　　　　凛「じゃあさ！じゃあさ！慣れるように練習しよっか！」ﾜｷﾜｷ


　　　　　にこ「人の話聴いてないんかい！アンタはぁ！！！」




　＼　　ｶｸｺﾞｽﾙﾆｬｰ　　ﾔﾒ、ﾔﾒﾅｻｲｯ！！　　ﾆｬｰ　　ｷﾞｬｰ　　／





―――
――
―




　　凛「あー、楽しかった！」ｷｬｯ！ｷｬｯ！


　にこ「…に、にごぉ…」




どうみて事後です、ありがとうございました！！



　　凛「にこちゃんってお腹くすぐられるの本当弱いよねっ！」ｱﾊﾊ！


　にこ「」


　　凛「ここまで弱い人初めてだにゃ～！」ﾆｬﾊﾊ！！






　にこ「」




　にこ「」




　にこ「」ｲﾗｯ!!!



　にこ「――――――」


にこの行動or発言


　これで決めろ！（Last　Shot）


　　　　↓2　　コンマぞろ目で誰か来る

ksk

…ふむ、では197の安価内容ですね？
　　　コンマは既に取られていた>>198と致します




凛ちゃんの服の中に手を突っ込んでもぞもぞするところを誰が目撃するか




海未

真姫

穂乃果


お選びください↓2

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



　圧倒的…っ！


　　　圧倒的…海未率…っ！


　　　これはリリホワ亀裂不可避…ッ！


　　　　破廉恥ですビンタの可能性…大ッ！



　　とっ、言う訳で今回は此処までです‥

　　今日は実に平和でしたね…


　次回再開予定【5月4日　昼11時頃　（遅れるかもしれない）】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

今更だけどsaga忘れてた、ごめんね…

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　　MAX


　持ち物：運命ダイス





【好感度等】

西木野真姫　　250/100　依存度∞

園田海未　　　350/100　依存度∞

絢瀬絵里　　250/1000　依存度∞

南ことり　　1000/100　依存度∞




　初めてのキスを捧げた相手：南ことり

　初めて身体を委ねた相手：南ことり


　　　破廉恥ですビンタ発動５秒前


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

誰が悪いという事は無かった




もしも、誰かを悪いと批難するのであれば…
　　　それはこの最悪の取り合わせを計らった運命の神様を恨むべきだ







海未（……にこ）ｷｭｯ…




　憂いの顔は少女の顔に艶をもたらす
誰が決めたか知らないが昔の詩人はそう謳った



―――それは恋する乙女が魅せる顔が誰よりも男の目を惹くからだ、と
心を射抜かれた、そして恋に落ちた名立たる歴史上の哲学者達は論を出す





大和撫子を象徴する佇まい…流れるような美しく長い黒髪…


園田海未は生まれてこの方、大恋愛と呼べるモノ一切経験した事はない


だからこそ、最近になって湧き上がるこの未知の感情に戸惑いを覚えた




相手は同性、異性ではない



海未は決して阿呆ではない…聡明な子だ


無論の事、"それが"世間一般にどのような事であり、どう捉えられるか…

それが分からん程の痴愚ではない




勘違いなのかもしれない

身内と実家の道場の門下生以外の異性に慣れず怯え、避けて来たから

だから女性に惹かれるという"異常"をきたしていてるのかもしれない

なにかの間違いだ、きっとそうだ




そう何度も思い、否定する為に

―心の何処かで気づいた感情を確かめて肯定し、認める為に―

幾度となく一人の上級生と何度か交流をしてきた…




海未（落ち着きなさい、私…ただ、にこと話しをするだけです）ｽｩ…


海未（よし！深呼吸もできました！いざ！）


海未「にこ！お話が！」ｶﾞﾁｬ！

　にこ「ほらほらほらほら！！どうだ！この～！」


　凛「ひっ！ひ、ひゃひゃひゃ！や、ひゃえてぇ！！じ、じんじゃう！」








　　海未「」






扉を開けたら、汗だくで服が乱れまくった想い人が
同じく汗だくの後輩少女の服の中に手を突っ込みまさぐってました





どう見ても破廉恥行為です




　海未「」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…！




　凛「ひゃ…ぁ、ら、らめ…ぁ…あっ」（海未に気づく）


　にこ「此処が弱いんでしょう…
　　　　　どうだ凛！思い知ったでしょ！！」ﾊｧ…!ﾊｧ…！





　凛「」（顔面蒼白）


　にこ「…？どうしたの顔色悪いわよ？」



　凛「」ｽｯ（指さし）



　にこ「ん」ｸﾙｯ








　海未「…」




凛「」

にこ「」


　ｽﾊﾟｧﾝ！

その日、乾いた音が響き渡ったとか…

―――
――
―



にこ「」正座

凛「」正座


海未「―――だから！女性なら節度を持つべきですっ！！」


顔を真っ赤にしてどこか涙を浮かべる２年生

そして正座の３年生と１年生…なんだこれ



海未「返事は？」



にこ「はい、深く反省しております」

凛「はいですにゃ」




海未「……私も咄嗟とはいえ、平手打ちをしてすいませんでした…」


にこ「あ、うん…にこたちの悪ふざけが原因だし」

凛「はいですにゃ」





―――
――
―


ﾊﾞﾀﾝ…



海未「…」


海未「……あぁ…」ﾍﾅﾍﾅ…




海未「うぅ…どうしてこうなるのですか…少し話をしたかっただけなのに」


海未「…にこ…」




海未「…気軽に触れ合える凛や希…穂乃果が羨ましい…
　　　　　共通の話題で盛り上がれる花陽やことり
　　　　ぶつかり合える真姫達と比べて私は…」




海未「あぁ…」





海未「…そうだ、誰も居ない夜なら…」


【真夜中に海未がにこの元を訪れるようで…】

prrr! prr!



にこ（…ん？絵里からメール？）pi!





『にこ…今夜、貴女のお部屋に行っても良い…？
　　　　　　　　　　　　　　約束通り、甘えたいの…』




にこ「…」



どう返答メールを返しますか？




内容自由


↓2

にこ「約束したのはにこだし…それくらい問題ないわ」PI！




にこ「さてと…いよいよ、登山かぁ」ｹﾞﾝﾅﾘ…



登る前から疲れたような顔です…




―――
――
―


BGM：あ・の・ね・が・ん・ば・れ!





海未「山頂アタックです！！！」


ほのりん「「おおーーっ！！」」ｲｴｰｲ


にこまき「「おー…‥」」ｹﾞﾝﾅﾘ…




凄まじい温度差を華麗にスルーして高良に開幕式の宣言
気分は運動会のソレ


海未「先に頂上に到達した方にはこの【ラブカストーン】×2が進呈されます！」


海未「ルールは至って簡単です」


海未「A班・B班でそれぞれ３回判定を行って
　　　合計数が多いチームの勝ち！長い道中、倒れたり蛇を見つけたり
　　　　山芋を取ったり薬草を取るなんて事はないのでご安心を！！」


穂乃果「あれ、なんかデジャブ感じる喩え話だね」





海未「いざっ！！」ｷﾗｷﾗ



希「やるからには負けへんよ～！」





判定！

A班の進行速度

↓1～3


B班の進行速度

↓4～6

…【43】+【06】+【83】＝『132』A班
…【55】+【09】+【28】＝『92』B班






にこ「…も、もう、だめ」ﾊﾞﾀｯ


真姫「ｳﾞｪｴｴ…」ﾄﾞｻｯ





海未「ふぅ…！この達成感！やはり山は良いモノですねっ」ｷﾗｷﾗ


凛「まだ希ちゃん達きてないにゃ！勝ったにゃ！！」

穂乃果「やったぁ！」






にこ「み、水…」ｶﾞｸｯ

真姫「…ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」






―――
――
―

にこ「んっ…んっ！」ｺﾞｸｺﾞｸ


にこ「…はぁ、死ぬかと思ったわ…ありがと真姫ちゃん」つ【水筒】

真姫「ええ…海未が急ピッチでスピードあげるから…花畑見えたわ」





にこ「…なんであの能天気二人はなんともないのかしらね」


真姫「‥片方はともかく、もう片方はことりも
　　　　　一緒に何度も巻き込まれてるから慣れてるらしいわ…」



にこ「ふぅん」


にこ「…―――」


1　あっ！真姫ちゃん！その水筒さっきにこが飲んじゃったけど良いの？

2　一緒に写真撮らない？

3　辛かったけど…でも頂上からの眺めが綺麗なのは認めるわ

4　自由以下略

↓2

２

…やはり陽の高い時間帯では安価が取り辛いかもしれませんね…


申し訳ありませんが…13時00まで無ければ>>224を採用させていただきます

そして、５分の書き込みが無い場合連続で同じ人が取る事を可能とさせてください…

にこ「…ん？真姫ちゃんそのカメラは…」


真姫「…んぐっ…ん？…ああ、これね」






今世、科学技術とは常に日進月歩どころか秒進分歩である

首からぶら下げ、大きなバッグに収納しなくてはならない大型カメラとは
打って変わり、今ではポケットにすら簡単に入る
コンパクトサイズまであるご時世と来たモノだ


西木野真姫の趣味は天体観測と写真撮影である




真姫「天辺からの眺めっていうの…写しておきたいって思ったのよ」

真姫「人間の脳は時が経つにつれて大事な思いでも薄れたり
　　　　鮮明に思いだせなくなるわ…」



当然よね、人間は"生きてる"んだもの、ロボットじゃなく…と付け加え



真姫「…私は、一分一秒、自分の脚で来れて
　　　　大人になった後、忙しくて来れないってなる前に…
　　　ああ、こんなところまで頑張れたんだって光景を残したい」


真姫「それは一生の思い出になるでしょ？」



真姫「…どれだけのお金を出したって思い出だけは買えない
　　　　お金でどうにもならないのは亡くなった命と思い出よ」


にこ「…へぇ」


真姫「あっ、ご、ごめん…こんないい天気に変な事言って」

にこ「ううん、アンタが思ってる事が見えて嬉しいわ」ﾆﾔﾆﾔ


真姫「な、なによ！その顔…」ﾌﾟｸｰ



その気質ゆえに普段から思ってる事を正直話さないのが西木野真姫だ

そんな彼女の本質を最大限に引き出せるのが真っ向からぶつかれる
矢澤にこという名の特別…


にこ自身はこの意地っ張りなお嬢様の隠してある面を見る事が何気に
楽しみであったりする


喩えるなら彼女はビックリ箱だ


質素で何があるか分からない無機質な箱

開ければ、中から目を輝かせるようなとっておきのサプライズや
楽しい気分になるモノ…キラキラした美しい宝石だって出る



　…思い出を大事にする、医者を目指す者として人の命の在り方…

彼女の優しい本質…暖かな色が『視える』…その度に『打ち解けられた』
『信頼してもらえた』…『分かり合えた』…そう思えばにこは嬉しかった

にこ「おっほん！真姫！」


真姫「な、なによ！」



にこ「部長命令よ！！この可愛いにこにーの写真を撮りなさい」ﾋﾞｼｯ！！


真姫「は、はぁ！？ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ！」


また突然何を言いだすんだこの子は、と彼女の顔は物語る



にこ「あによ～、なぁんか不満な訳～？」


真姫「そうじゃなくて――」



にこ「あっ！真姫ちゃんはにこを可愛く撮る自信が無いにこ～♪
　　　だから渋ってるのよねぇ～」ｸｽｸｽ


真姫「」ｶﾁﾝｯ！




真姫「…面白いじゃないの！受けて立とうじゃない！」ｽﾀｯ




真姫ちゃんチョロいな！たちつてと！





　　判定！

　　真姫の写真の出来具合（＋補正：モデルがにこ）


　　　01～40　まぁ、普通に可愛い

　　　41～70　一生物の宝物

　　　71～98　国宝級

　　　ゾロ目　―――


直下

結果『58』


真姫「全く…にこちゃんは」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


にこ「ほら！早くしなさいよ！
　　　　にこにーの最高の今を撮らなきゃ損ってもんよ！」



真姫「分かってるわよ…もうっ」ｸｽｯ





　　　ｶｼｬｯ！







こうして、彼女の思い出にまた…色あせない思い出が一枚…




にこ「へぇ！やるじゃないの！」

真姫「当然よ！なんたってこの真姫ちゃんよ？」ﾌﾌﾝｯ



真姫「さ、そろそろ花陽達もくるし、お昼の準備でも」












にこ「待ちなさい」




にこ「真姫、カメラ貸して」


真姫「え…」





にこ「馬鹿ね…アンタ、こんな綺麗な景色なのよ？
　　　　これを背景にアンタ自身を写真に収めなくてどうするのよ」



綺麗な光景…風景を写真に撮るのは誰よりも好き


そんな彼女は、自分の写真だけは少なかった



　　　―――彼女自身を撮ってくれる人がいなかったから





にこ「私が今を輝く最高のアイドル、西木野真姫の最高のショットって奴
　　　　撮ってやるわ！」ﾆｺｯ

―――それは、写真を撮る時常に独りだった真姫には予測もできない事





にこ「ほら、そこに立ちなさい、丁度あの大きな白い雲と真姫ちゃんの
　　　　赤髪が風になびいて良い感じだから！」


真姫「え、ええっ！分かったわよ！」






にこ「んー、やっぱり可愛く魅せるアングルなら…」


真姫「ま、まだ…？その…なんか恥ずかしい//」



こそばゆい、新鮮なこの感覚に慣れない

でも、不思議と嫌じゃない





　にこ「…よし、準備OK…！行くわよ！3・2・1！にっこにっこにー！」



　　　　　ｶｼｬｯ！



―――
――
―

にこ「どうよ？にこだってアイドル専門のカメラマンもできるのよ？」

真姫「い、良いんじゃないの」ｶﾐﾉｹ　ｸﾙｸﾙ



にこ「…じゃ、次は二人一緒ね！」ｶﾞｼｯ

真姫「ふぇ！？ま、待って―――」


にこ「良いから！付き合いなさいって！」ｸﾞｸﾞｯ

真姫「わ、分かったからぁ…！」





　にこ「それじゃあ撮るわよ？」



お互いの肩を密着させ顔を近づけ、カメラのレンズをこちらに向けて
伸ばした右手の指に力を入れる



―――　人生初の友達、旅先でのツーショット


　　ｶｼｬｯ！


真姫（…にこちゃんと一緒の写真…二人だけの思い出）

にこ「うんうん！我ながら良い出来ね」

真姫「ずるいわよ…にこちゃんは」ﾎﾞｿ

にこ「ん？なんか言った」ｸﾙｯ


真姫「別に…」








真姫（…どんなアルバムにも無かった初めての思いで）



真姫「…こんなの一生の思い出にするしかないじゃないの」ｸｽｯ



真姫のアルバムにまた…掛け替えのない特別な思いでが一枚…









■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



　　　　　　今回は此処まで！

　　次回再開予定　５月6日　昼１５時くらい（やらないかもしれない）


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　　MAX


　持ち物：運命ダイス





【好感度等】

西木野真姫　　250/100　依存度∞

園田海未　　　350/100　依存度∞

絢瀬絵里　　250/1000　依存度∞

南ことり　　1000/100　依存度∞




　初めてのキスを捧げた相手：南ことり

　初めて身体を委ねた相手：南ことり



　山頂で真姫ちゃんと思い出の一頁を創るにこにー

　きっと彼女、西木野真姫の中でもそれは生涯忘れられない思い出になる


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

花陽「やっと着いたよぉ…」

希「あちゃー…負けちゃったか」




先に山頂に来ていたにこ達を見て、たはは、と笑う後続の面々
それは悔しさよりも清々しさが大きく見える





真姫「花陽、お疲れさま」ｽｯ

花陽「ありがとうっ！」




凛「ことりちゃんも希ちゃんもお疲れさま！」

穂乃果「あっちにベンチあるし座って休もう？」


ことり「うん…！風が気持ちいいね」ｳ～ﾝ

希「少し汗かいた後だからより一層そう思うんかもね～」





にこ「あっ！絵里たちも来てるじゃないの」

真姫「ええ、海未！皆揃ったみたいよ」



【昼　（山頂アタック中　0/3）】

※全員が揃った今、戦利品のラブカストーン×2は手に入っています

誰と食事を取りますか？

複数可

↓2

【ソルゲ組とお昼選択】


山の気候は変わり易いとはよく言われている

　人間がどうあっても御せないモノの例として挙げられるのは自然だが
今日は絶好の…所謂ハイキング日和だ


天辺からの眺めを一望できる地点に４人の少女が居る


矢澤にこ、西木野真姫、絢瀬絵里、園田海未の４名であった





　　天候は極めて良好だが、（主に３名）この場の少女達の腹の内は

　　集中豪雨でも降るかの如し、灰色の雲が渦巻いていた




　真姫「」ﾓｯｷﾞｭｰ


　にこ「真姫、近すぎじゃないの？」


　真姫「にこちゃんが丁度良い背もたれになるのよ、この位置」


　にこ「なんかやけに寄りかかって来るかと思ったら！？」


　真姫「～♪」



無論、本心は別であるが…




　海未「…」ﾓﾔﾓﾔ

　絵里（…）






　絵里「それじゃあ私もにこに寄りかかってみようかしら？」



　真姫「なっ！？」

　にこ「はぁ～？アンタまで何言ってんのよ？」



　絵里「真姫がそこまで絶賛するんですもの、にこの身体の柔らかさとか
　　　　確かめてみたいじゃないの？」ｽｽｯ



　右肩に寄りかかって来る真姫、左肩に絵里の重みと感触…



　―――自分とは違う女の子の甘い匂いが両側からする

　にこ（…なんか、ちょっと気恥ずかしいわね）ｺ､ｺﾎﾝ…



　真姫「…」ぐぬぬ…
　絵里「～♪」ﾌﾌﾝｯ

　海未「…」

にこ「アンタ等がそんな引っ付いてちゃ食べ辛いでしょーが！！」






　　　　　真姫『なら私がにこちゃんの腕になるわ！』ﾄﾞﾔｧ！！




真姫（…なんて言えたら、なぁ…
　　　　で、でもそれはそれで…ちょっと勇気がいるわね…）



本来の気質云々もあって奥手なのがクールで冷静沈着な真姫ちゃん







絵里「あら？なら私が食べさせてあげるわよ？」ﾋｮｲ


にこ「あっ！にこの卵焼き！？」


真姫「！？」ﾊｯ…！

海未「！？」ｶﾞﾀｯ！




絵里「はい、あーん」


にこ「ば、馬鹿…一人で食べれるって…」


絵里「あら？なんて言ったのかしら？
　　　　　声が小さくて良く聴こえないわね？」


にこ「べ、別に自分で食べれるから良いって言ったのよ！」


絵里「あら？矛盾するわね、さっき食べ辛いって言わなかったかしら？」


にこ（ぐっ…！こ、こいつぅ…揚げ足を…っ！）




ここぞという時に積極的に動き、年長者の余裕を持つのが絵里である
※この世界線ではポンコツに非ず





海未「え、絵里！にこもそう言ってますし…
　　　　　む、無理に食べさせるのは良くないかと！」



にこ「そ、そうよ！にこは赤ちゃんじゃないのよ！ほら！箸で掴んだ
　　　　卵焼き返しなさいよっ！（ナイス助け船よ！海未！）」


真姫「…海未のいう事、一理あるんじゃないの？
　　　　絵里を悪く言うつもりはないけど、突然本人の許可なく
　　　　そういう事されたら誰だって戸惑うわよ」ｶﾐﾉｹ　ｸﾙｸﾙ



普段は凛と澄ましているものの、純情ゆえにこういった場面は理を持って
止めようとする海未

絵里「…まぁ、一理あるわね…ごめんねにこ」




海未「」ﾎｯ…

真姫「…」ｶﾐﾉｹ　ｲｼﾞｲｼﾞ




２人は絵里を羨ましく思う

自信に溢れていて、本当に自分がしたいと思った事への行動力


今までが自分を押し殺して、冷たい仮面をつけ（希に支えられていたが）
誰にも甘えなかったからこその反動なのかもしれない


此処まで内面を表に出してくるのは…




ある意味で吹っ切れてるから親密な関係に発展しやすい
その一歩の差が真姫と海未とは違う


２人の少女は先述通り、恋愛事には初心な所がある



……箍が外れでもしなければ中々に進展が望めないのだ









絵里「…ふふっ、私はにこをたーっぷり
　　　　　　　甘やかしたかったんだけどなぁ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


にこ「ひゃぃ…っ、ちょ、耳元でボソボソしないでよ…」





　　絵里「…メール、読んだわ、返答ありがとうね…」

　　にこ「…ええ、甘えたい時来なさいって言ったからね」




　　絵里「…今夜、貴女の部屋に行く、そして思いっ切り甘えるから」




　　絵里「だから、その分、此処ではにこを甘やかしてあげようかと」
　　にこ「んな配慮いらないからぁ！！」




　　真姫「に、にこちゃん？」ﾋﾞｸｯ


流石に肩に寄りかかってる子が小声でなんかやり取りしてれば
詳細は聴き取れないでも気になる

突然のにこの叫びに真姫は驚いた

にこ「あ、ああ！こっちの話だからね！？」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【自由安価】

真姫「―――」


真姫の行動or発言

直下


海未の発言or行動

↓2


【コンマ判定】

↓3のコンマが偶数なら絵里がまきうみ挑発



↓3までで一度でもゾロ目なら爛れた関係になったことりちゃん乱入
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

にこの様子が明らかにおかしい、そりゃあ内容は聴こえなかったけど
ボソボソ話からの突然の叫びなのだから


訝しむように二人を交互に見やる真姫、ふとアイスブルーと目が逢う





絵里「…」ｸｽｯ


真姫「！」





"余裕"……


西木野真姫には一つ苦手な事がある…

それは大人や年上が見せる余裕ぶった態度だ



負けず嫌いで気の強い所がある、そして真姫自身、学年内での成績や
音楽に対する才覚だったり、実力があるのだ


だからこそ相手が上級生であろうと相手から"そういう"態度を
取られる事を好まない




実際問題、真姫は過去に音楽室で穂乃果に
『笑顔のまま腕立て伏せできないの？』と問われ『できないんだ～？』と
あからさまな挑発で簡単に煽り立てられたり

初期の絵里とも生徒会室で強く出て、『上級生だよ…』と
穂乃果に咎められたのだから






真姫「…」




真姫「にこちゃん…最近、エリーと仲が良いのね…」



落ち着かなくては…癇癪を起すなど馬鹿らしい
そう理性では分かるがどうにも燻った心持でにこに話題を振る


にこ「あ、まー、ちょっとね」



絵里「そうよねー、にことは色々と話し合える仲なのよねー」ｷﾞｭｯ


真姫「」ｲﾗｯ

真姫（何が、ねー！、よっ！）


海未（…あ、絵里がにこの腕をぎゅって…）


絵里は此処で、この二人に自分とにこがお互いに甘えあえる関係なのだと
強く魅せつけてやろうと、からかい半分、"（本気の）独占欲半分"で
挑発していく…

海未「あ、あの！」


にこまきえり「「「？」」」



海未「そ、その…ですね、にこ…よろしければ私の元で食べませんか？」



ぽんぽんっ！と自分の膝の上を叩く海未、膝の上にでも座らせる気か、と
此処に来て以外過ぎる伏兵の存在に驚く真姫
　まさか、あの内気な子が此処まで来るとは…！と
警戒の色も浮かばせる絵里





海未「さ、さっきから見ていれば二人とも…！
　　　　にこが迷惑してるではないですか！」



海未「にこは愛玩動物では無いのですよ！れっきとした人間です！
　　　　そんなに箸も殆ど進められない状態で、食事中にそれでは
　　　　誰だって嫌になってしまいますよ！」




にこ「そうね、海未の言う通りだわ」


絵里「なっ！」

真姫「っ」




にこ「二人を悪くは言わないけど、確かにちょっとだけ…うん、ちょっと
　　　離れて欲しいくらいに絡み過ぎよ？」



中々言い出せないこの状況での助け船

絵里にしろ真姫にしろ悪気は無い、にこはそれが分かっていたからこそ
どう切り出すべきか迷っていたのだが

本日２度目の助け船に感動を覚えた


今、矢澤にこの中で海未の株がストップ高である、ナイス海未！



にこ「下山後もキャンプ地で軽い練習あるんだし
　　　　昼ごはんの時間だって限りあるでしょ？ほら見なさい
　　　にこ達がなんやかんやしてる間に海未は食べ終えてるじゃないの」



真姫「それは…」
絵里「そう、ね」


にこ「私達の都合で待たせちゃ他の４人に悪いでしょ？
　　　　　　　　　悪いけど私は海未の膝の上にでも行くわ」ｽｯ　ｽﾀｽﾀ…


真姫「ぁ…」

絵里「…」


立ち上がって二人の元から海未の方へ歩き出すにこ

流石に反省すべきね、と俯く絵里
小さく漏らした声と空虚へ伸ばした手の先を見つめる真姫だけが後に残る

絵里「…その、真姫、ごめんなさい、ちょっと大人気無かったわ」ﾁﾗｯ

真姫「良いわよ…別に、私もなんかムキになっちゃって…」ﾎﾞｿ



絵里「…」
真姫「…」


絵里「お弁当、食べちゃいましょう？」

真姫「そう、ね」

―――
――
―

にこ「海未、正直助かったわ…」

海未「いえ、お役に立てたなら光栄です」


少し離れた場所でにこが海未と向かい合って話す


にこ「あの二人喧嘩でもしてんの？合間に居たにこが思いっ切り
　　　　重圧感受けてんだけど…」


海未（…よく穂乃果とことりから鈍いと言われる私ですが
　　　　彼女はそれ以上なのでしょうか？）


にこ「まっ！なんにしてもありがとね！」ﾆｺｯ
海未「！　は、はい！」ﾄﾞｷｯ






海未「あの…良ければ、本当に私の膝の上で食べてみませんか？」


にこ「へ？」


海未「あ、変な事言ってごめんなさいっ！忘れてくだしゃ、ください！」


にこ「もうっ、どうしたのよ？あっ！さてはこのにこにーの可愛いから
　　　　つい膝の上に乗せたくなったとかぁ？
　　　　　やぁ～ん！確かににこにーはぁ、兎さんみたいに可愛いけどぉ
　　　　にこってば罪な子☆」



海未「…」



にこ「…」


にこ（あれ、ツッコミが来ない？
　　　　てっきりこの子の事だから『あっ、そういうの良いんで』とか
　　　　言うと思ったけど）





海未「こほんっ！…そうですね、確かににこの可愛さに射抜かれました」



にこ「…」
にこ「…」


にこ「えっ」

―――
――
―



海未「」ｷﾞｭｩ


にこ「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ










にこ（どうしてこうなった）ﾓｸﾞﾓｸﾞ






海未の膝の上で手を必死に動かすにこ
膝の上の可愛い兎さんをぎゅって抱きしめる海未ちゃん！可愛い！




海未（んっ…この抱き心地…お部屋のぬいぐるみによく似てて…）



海未が少し強めに抱きしめれば海未の顔はにこの髪に触れそうで…



海未（……にこの香り…なんでしょう、優しい気持ちに包まれそうで
　　　　こう、安心するような…）



にこ（…）ﾊﾟｸﾊﾟｸ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ



にこ（…まぁ、偶にはこういうのも良いかしらね…）






結って二つに分かれた黒髪は兎の長い耳を思わせる

一匹の小さな黒兎を抱きしめ、穏やかな顔で目を瞑る少女…



園田海未と矢澤にこのこの一時を画家に描かせるならそんな画だろう…




【会話メンバー好感度　上昇！】


西木野真姫　　250/100　依存度∞ →　550/100

園田海未　　　350/100　依存度∞ →　750/100

絢瀬絵里　　250/1000　依存度∞　→　550/100

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


　　　　　　　　　　今回は此処まで！



西木野真姫　　550/100

園田海未　　　750/100

絢瀬絵里　　　550/100


南ことり　　1000/100


　　　【次回再開予定は８日（日曜日）夜21時予定】


▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　　MAX


　持ち物：【運命ダイス】【ラブカストーン】×2





【好感度等】

西木野真姫　　550/100　依存度∞

園田海未　　　750/100　依存度∞

絢瀬絵里　　550/1000　依存度∞

南ことり　　1000/100　依存度∞




　初めてのキスを捧げた相手：南ことり

　初めて身体を委ねた相手：南ことり



　　　　海　未　ち　ゃ　ん　大　勝　利　！！


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【山頂アタック中　昼（1/3）】


遠足は家に帰るまでが遠足！ならば！登山は下山を終えるまでが登山である！

下りているのに『登』山とはこれ如何に？




……こほん、食事を終え、メンバーは皆、山の景色を堪能し

また、互いに手を取り合い登り切った道中の話、深め合えた親睦を
実感しながらキャンプ地へと目指す



二班に別れた時と違い、今度は全員揃っての下山


ゆったりとしたペースで誰かと手を取り合い、誰かと笑い合い
誰かとお喋りでもしながら山中を歩む





にこは今、誰と山を下りている？


メンバー自由、複数可

↓2

ことり「――それで、お母さんがアルパカさんの小屋を見に行ったんだ」

穂乃果「そうなの！？」

にこ「あの話ってそんな裏があったのね…」



3人が何でもないような、けどありふれた平和な日常を象徴する世間話を
しながら歩いていました




にこ「でも流石にアルパカ柄のパジャマは無いんじゃない？」

ことり「えぇ～、アルパカさん柄だから可愛いんだよぉ」ﾔﾝﾔﾝ♪



穂乃果「…」ｼﾞｰｯ








穂乃果「んー…？なんか、さ

　　　　　　　にこちゃんとことりちゃんって凄く仲良くなってない？」




ことにこ「「えっ！？」」




穂乃果「元から仲良しさんだったけど、なんだか前よりもずーっと
　　　　仲が良くなったなぁって思うんだ」



穂乃果「――」


1　ちょっと焼けちゃうかも！

2　仲良きことは美しきだね～！

3　2人共ずるい…

4　自由以下略


↓3　一度でもぞろ目で

　　　おえらびくださいませ…


　　　　ﾎﾉｶ

　　　　ｺﾄﾘ



　　　　直下

ずーっと一緒だった幼馴染が離れていくようで寂しさがあった

それと、同時に今まで感じた事の無い感情






胸の奥でチリチリとした何かを感じた



凛と穂乃果、そしてにこ、3人で馬鹿をやっては笑い合ってで
　何かに悩んだ時、明るい気持ちになれて、嫌な事も忘れられる


そして、間違った事をしそうになったりした時、真剣に自分を叱って来る子



そんな矢澤にこが誰かと親しくしているのを見て…







穂乃果（…なんだろう、この感じ…）













　　　穂乃果（なんか…ちょっとだけ‥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　…嫌、だな…って…）










穂乃果（…っ！友達が仲良くしてる事は良い事なのに
　　　　　　　　　　　　　　　なんで嫌なんて思うの！）



穂乃果（私、嫌な子だ…っ）








ことり「穂乃果ちゃん、どうしたの？」


穂乃果「あ、えっとね…二人ともずるいよーっ！
　　　　　　　　　　穂乃果も二人に混ざりたいの！」


にこ「どわっ！ちょっ、いきなり抱き付いて来ないでよ！」

ぴょんっ！と跳ねて二人を抱きしめる穂乃果に注意するにこと
笑いかけることり

穂乃果「あはは、ごめんごめん！」ﾃﾞﾍﾍ…！

穂乃果「皆との距離もちょっと開いたちゃったし！少し早歩きで行こうっ」



誤魔化すように


自己嫌悪と二人へ向けた悪感情から逃げるように早歩きで前へ行こうと―








穂乃果「あっ」ｸﾞﾗｯ





ことり「穂乃果ちゃんっ！」


にこ「危ないッ」ｶﾞｼｯ





穂乃果「っ！」


にこ「このアホっ！！アンタはどうしてそう危なっかしいのよ！
　　　　もうちょっとで頭から岩だらけの地面に衝突する所だったわ！」


穂乃果「ご、ごめん…」





紅い目



澄んだ海のような青は心から自分を心配してくれる真紅を見た






―――ﾄﾞｸﾝ



穂乃果（…ぁ、まただ、この感じ）



にこ「聴いてんの！」


穂乃果「うぇっ！？き、聴いてるよ！」



穂乃果（…にこちゃんと一緒にいて感じるこの知らない感覚）






穂乃果（…これ、何なの…？）ｷﾞｭｯ



"未知の感覚"の名称を穂乃果はまだ知らない

ことり「……」







ことり「にこちゃん、穂乃果ちゃんを離してあげて？」ﾆｺｯ




ことり「穂乃果ちゃんだって、もう歩けるよね？」




穂乃果「！　う、うんっ！二人とも、ごめんね心配かけて」ﾍﾟｺｯ




にこ「もうっ、気をつけなさいよ」







ことり（…穂乃果ちゃん…多分、まだ自覚してないけどにこちゃんが――）








ことり「…」










ことり　「　――――――　」



1　ことりだって好きなんだもん…最悪穂乃果ちゃんは【―――】

2　…うふふ、なら穂乃果ちゃんも"こっち側"に連れ込まなきゃね…❤


↓2

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■





　ことり（…うふふ、穂乃果ちゃんはことりの大事な親友だもんね♥）




　ことり（……穂乃果ちゃんも一度気持ち良い事を
　　　　　　　たくさん知っちゃえば逆らえなくなるよね）











　ことり「"逆らえないように"こっち側に連れ込まなきゃ…」





　穂乃果「？ことりちゃん、何か言った？」




　ことり「あのね！二人に聴きたい事あるんだけどね？
　　　　　　今度、3人だけで遊びに行かない？」


　にこ「3人？それってことりと穂乃果とにこだけ？」



　ことり「うんっ！」


　穂乃果「良いねっ！何処行くの！」ｷﾗｷﾗ


　ことり「―――――」




　　日付をお選びくださいませ

　1　【3日目　昼終了後（雪穂デート後）】

　2　【3日目　夜】

　3　【4日目　夕】


↓1



　　　場所をお選びください



　1　【メイド喫茶…（ことりの貸し切り）】

　2　【秘密のカラオケ屋】

　3　【ことりの家】

↓2
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ことり「ことりの知ってるお姉さんがやってるカラオケ屋さん！」


ことり「【3日目】の【夜】にカラオケパーティーにしよう！
　　　　　　　　　　　　　　　次の日も学校はお休みだし！」





穂乃果「カラオケパーティー！わぁ！なんか楽しそう！何歌う？」


にこ「そうねぇ、やっぱりアイドルとしての定番曲の―――」









ことり（…うふふ、今から楽しみだなぁ…）





【3日目　夜　カラオケ屋さん　"終わらないパーティー"　が決まりました】

凛「3人共ー！遅いにゃー！」


ことり「ごめんごめん！ちょっと立ち話し過ぎちゃったね」


にこ「アンタ達の歩くスピードが速いのよ」


にこ（…っていうか凛なんて普通に走ってたじゃん）





全員の開いた距離が再び詰め寄った所で…

【山頂アタック　昼（2/3）】



誰と行動を共にしますか？


複数可

直下　なお　コンマ奇数なら…

結果【28】…偶数



穂乃果「～♪」＜ﾕｳｼﾞｮｳ　ﾉｰﾁｪﾝｼﾞ




海未「おや？なにやら穂乃果がウキウキしてまうすね？」

ことり「えへへっ！ちょっとね」




ことり（…海未ちゃんも誘いたいけど…流石に一度に
　　　　　二人も引き込むのは大変だろうし
　　　　　　　　下手な事でリスクを負うのは…）








ことり（それに用心深い…海未ちゃんはもっと別の機会で確実に…）




にこ「ことり」ﾎﾟﾝ



ことり「ひぃん！？」ﾋﾞｸｩｯ



にこ「アンタ、さっきから考え事してるけど大丈夫？
　　　　なんか悩んでるならにこが聴くけど？」



ことり「そ、それは…なんでもないよ？」


にこ「なら良いけどさ…」



にこ（…なぁんか、様子がおかしいのよねぇ…）


1　ことりを真剣に問い詰める

2　穂乃果に雪穂との買い物の為に好きなモノを聴いとく

3　海未にさっきの食事の件を聞く

4　安価自由

↓2

にこ「穂乃果」ﾁｮﾝﾁｮﾝ


肩を指で突いて陽気に鼻歌を歌うリーダーを振り向かせる



穂乃果「どしたのにこちゃ――」ﾂﾝ



振り向いた穂乃果の頬に当たるにこの指

相手を呼んで振り向かせると同時に人差し指を当てるアレですね、わかります



にこ「ぷっ！…くくっ、アンタってほんっっとう！単純よね！！」あっはは！


穂乃果「むぅ‥！もうっ！穂乃果怒っちゃうよ！」



用件は何？からかっただけ？と大して怖くない顔の穂乃果が尋ねます



にこ「用件？それなんだけどさ、雪穂ちゃんの事なのよね」


まだ、笑いを殺しきれないにこがお腹を押さえて聴きたかった事を聴きます



にこ「【三日目　昼】に雪穂ちゃんと買い物に行こうって約束したのよ
　　　　だからアイドルの知識を培うついでに何か好きなモノとか
　　　　そういうの見れないかなって」



穂乃果「んー、、雪穂の好きなモノかぁ…」



穂乃果「…」



穂乃果「――――」


1　私と同じで洋菓子かな！

2　ダイエットグッズかな…

3　そういえば少女漫画で…

4　手作りアクセサリーの材料とか…

5　自由以下略

直下

穂乃果「やっぱり私と同じで洋菓子かなっ！」ﾆｺｯ


にこ「洋菓子、ね……穂乃果の家は和菓子屋でしょ？
　　　　　　　　　なら甘い物に飽きてるんじゃないの？」




穂乃果「ちっ！ちっ！ちっ！
　　　　　甘い！甘いよにこちゃん！！チョコパフェより甘い」


指を立てて、ちっ！ちっ！ちっ！と口にしながらお道化る彼女曰く
甘い物は確かに毎日のように食べるがそれはあくまでも
餡子をメインにした和菓子ばかりで

洋菓子のような『和』テイストとは違った口解けや触感を求めたい

畳の上に寝っ転がって駄々捏ねる穂乃果をいつも雪穂は呆れた口調で言う


だが、彼女だって本音を言えばそういう気持ちはある
穂乃果との違いはそれを全面的に表に出すか内面に溜めておくかの違い





穂乃果「だから雪穂とお買い物に行くなら
　　　　　洋菓子屋さんに行けばいいんじゃないかな？」



穂乃果「ついでに家族みんなに洋菓子を買ってもらうように――」


にこ「さり気なく妹使って自分の元に
　　　　洋菓子が来るように誘導すんじゃないわよ」


そういってにこはこのお馬鹿な姉にチョップをお見舞いした





※雪穂とのデート時には洋菓子関連の場所へ行くのが良いとの事

【山頂アタック　昼　（Last）　】



キャンプ地に戻って来た面々はそれぞれのコテージに戻り

練習前の軽い休息に入る




にこ「ふんっ！」ﾀﾞｯ…！ﾊﾞｯ！





　　　　　　　　　　ぽふんっ！




にこ「…ん～、この布団の柔らかい感じ良いわねぇ…
　　　　山登りから下山の後だもん…こうずっとこうしていたくなるわ」




にこ「今日は此処で泊まりで明日は家に帰るけど…
　　　　　　　　　　　　　ここあ達どうしてるかしら」ｺﾞﾛﾝ…



にこ「…ママもお仕事休みだから存分に行ってきなさいって言ったけど」


にこ「…」



にこ「電話してみようかな…」



いつも賑やかな5人家族だからこそ、離れた地に行くと恋しくなる
　それを彼女は実感する




コンマ判定

誰がにこの部屋を訪れるか…

コンマ一桁（右側の数値）で判定


0…ことり（イチャイチャしたくて来た）

1…海未
2…ことり
3…穂乃果
4…真姫
5…花陽
6…凛

7…そんなことより日課の練習　笑顔でにっこにっこにー　やろう！

8…希
9…絵里


直下

【7】


にこ「っと…！アイドルたるもの常に笑顔を忘れてはならない、よねっ！」


若干ホームシックになり掛けていた自分に対して叱咤激励でもするように
頬を叩き気合を入れなおす



にこ「こうしちゃ居られない！笑顔のにこにーセット100回よ！！」ﾊﾞｯ！


ｶﾞﾁｬ！ﾊﾞﾀﾝｯ！














　ｶﾞﾁｬ「にこちゃん！遊びに来た―――…ってあるぇ‥居ないし」ﾎﾟﾂｰﾝ















―――
――
―


にこ「にっこにっこにー☆あなたのハートににこにこにー♪
　　　　笑顔届ける…」


にこ「いや、違うわね…もっと、此処で手の角度をこう…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ





【アイテム入手】


01～32　白銀の砂時計

34～65　ダッシューズ

67～98　銀の指輪



ゾロ目　偶数…【BAD特典アイテム：雌犬セット】

ゾロ目　奇数…【BAD特典アイテム："使い込まれた"リボン】


直下

結果【42】




　　　　にこ「――――にこにーって覚えてラブにこー♪」ﾆｯｺﾆｯｺﾆｰ！





　　　　にこ「よっし！！！我ながら最高の出来栄えだわっ！！！」ｸﾞｯ





完璧な精度ッ！それを肌で実感し、ガッツポーズの矢澤先輩


ふと、膝を折り曲げグッと手を握った時に自身の靴を見て「あっ」と
小さく声を漏らす



　　　にこ「…もう、靴ひも切れてるじゃないのよ…」



　　　にこ「念のために予備の靴は家から持って来てたけど…」



　　　にこ「きっと完璧すぎるにこを天の誰かさんが嫉妬でもしたのね」




っと、でも言っておくことにした


折角最高のポージングで良い気分なのだ
機嫌を損ねぬように精々、茶化しておくことにしようじゃないか、と
にこは思った、人間気の持ち方一つで人生はどのような見方もできる


なら、楽しく爽快に生きるのが正解だ





　　【ダッシューズ】を入手した！


　2ターン掛かる場所を行動選択時に1ターン消費だけで行ける

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



　　　　　　　　　今回は此処まで！




　持ち物：【運命ダイス】【ラブカストーン】×2 【ダッシューズ】





【好感度等】

西木野真姫　　550/100　依存度∞

園田海未　　　750/100　依存度∞

絢瀬絵里　　550/1000　依存度∞

高坂穂乃果　200/100　依存度∞

南ことり　　1000/100　依存度∞



　徐々にイベントが増えてまいりましたァ…！


　最寄りのイベントは2日目夜に発動致します…


　次回再開予定　5月9日　昼11時頃


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【訂正】

失礼

次の再開予定日は　5月10日（火曜日の）　夜21時頃です

おつおつ
懐かしい特典アイテムが見えたなぁ……この世界ではどういう扱いなんだろ？

呪いが世界線飛び越えてきたあ！！
にこにーは穂乃果より因果な運命を持っているようだ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＼　前回のれんあいげぇむ！　ﾃﾞﾝ！　／


　　　主人公：矢澤にこ　　MAX


　持ち物：【運命ダイス】【ラブカストーン】×2 【ダッシューズ】





【好感度等】

西木野真姫　　550/100　依存度∞

園田海未　　　750/100　依存度∞

絢瀬絵里　　550/1000　依存度∞

高坂穂乃果　200/1000　依存度∞

南ことり　　1000/100　依存度∞




　初めてのキスを捧げた相手：南ことり

　初めて身体を委ねた相手：南ことり


>>286 >>287　懐かしのアイテム登場です
　　　　　　　今回も当たりなら甘々プレイになります（なお、外れたら

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【2DAY　昼Last】


にこ「さぁて！新しい靴も履いた事だし！」



靴慣らしも兼ねて何処かへ出かけるのも悪くない

とんとん！と、つま先で地を叩き彼女は向かう、向かう先は当然――





『行動選択』

『アイテム』

・【BiBi組の元】

・【リリホワ組の場所】

・【Printempsの練習風景を見に】

・【期待の後輩に電話を掛けに】


↓2（一度でもぞろ目で…）

【リリホワ組】を選択


にこ（他のユニットがどうしてるか…見に行ってみようかしらね！）



【Lily White】…海未、凛、希の３人で構成されたユニット

【BiBi】とも【Printemps】とも毛色の違った雰囲気で
あの雰囲気は人を何処か切なく、懐かしさも抱かせる…


同じμ's内の仲間だが、その独特の雰囲気…アイドル研究部部長として
研究の価値は大いにある





にこ「微熱とか…あれは良いわよね…あの曲に限らず
　　　　凛なんて普段の言動からは考えらんない歌い方とかするし…」



にこ「おっ…見えて来たわ」ｺｿｺｿ







海未「では…此処で凛のソロパートを――」

希「良いやん！凛ちゃんはどう？」

凛「ちょっと恥ずかしいかな…あはは…」





【茂みの影】<にこ（よく聴きづらいわ…ちょっと近づくべきかしら？）





コンマ判定


誰かに見つかる

00～33　凛

34～66　海未

67～99　希

なおぞろ目で襲われる

直下

結果【05】



凛「にゃ？」ﾁﾗｯ




【動く茂み】ｺｿｺｿ…






凛「……」






凛「海未ちゃん！海未ちゃん！凛ちょっとだけ休憩しても良い？」


海未「休憩ですか？
　　　　確かにずっと打ち合わせで疲れているとは思いますが」




凛「だめ？」（上目遣い）




海未「」ｷｭﾝ



海未「し、しかたにゃいで、ｺﾎﾝ！
　　　　　仕方ないですね１５分の休息ですよ？」ｷﾘｯ




凛「わーい！海未ちゃん大好き！」ﾄﾃﾄﾃ











とてとて…！



凛「…」ｼﾞｰｯ


【動きを止めた茂み】



凛「…」ｼﾞｰｯ


【茂み】ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ…






凛「にこちゃん、両手に木の枝もって何してるの？」

ギャグ漫画やアニメにありがちな両手に木の枝
頭に木の枝を括りつけた鉢巻装備のにこに向かって凛は訊ねました

凛「ねぇねぇ？何してるのー？忍者ごっこ？」


にこ「……う、うっさいわね！偵察に来てたのよ！！」




凛「にこちゃんって誰かを尾行したり偵察するのって下手なのかにゃ？」



何時ぞやの彼女の姿を思い出す、サングラスにマスク
頭にウン…ソフトクリーム帽子…




この子はもしかしてその手のモノが壊滅的にダメなんじゃ…？




凛「あっ！分かった、スパイごっこだね！」


にこ「だからぁ！！遊びじゃないって言ってるでしょうが！」



凛「にこちゃん！凛も混ぜて！」


にこ「話を聴きなさいよ！？」



　　ﾆｬｰ！　　ﾔﾒﾅｻｲ！！　　ﾔﾀﾞﾖｰ！




にこ「…ああ、もう…分かったから…」ﾊｧ…



にこ（適当に遊んであしらうしかないわね…こりゃ）


にこ「――――」


1　アンタにミッションを出すわ、海未の秘密を探りなさい！ﾋﾞｼｯ

2　凛二等兵！ミッションよ！希のスキャンダルを探るのよ！

3　自由以下略

↓2