セブドラSSです
Ⅲ終了後の平和な世界で人間化したドラゴン達のお話です
ネタバレ注意です
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~ここは、再構築された世界の東京~
真竜ニアラ「・・・・・むぅ」パチ
ニアラ「我は一体・・・」
ニアラ「確か人間共と戦い、惜しくも(3回くらい)破れて消滅したはず・・・」
ニアラ「それに何だか体が軽いような・・・」
そう言って、自分の姿を近くにあった窓ガラスに移してみると・・・
そこには、1人の少女が立っていた・・・
ニアラ「これは一体どういう事だ・・・」
ニアラ「しかもこの姿は・・・」
ニアラ「かつての我のように金色に輝く髪・・・」
ニアラ「黒を基調としたひらひらのついた服・・・」
ニアラ「そして手に持っている長い耳のついた動物の人形・・・」
ニアラ「・・・間違いない」
ニアラ(外見、オタクスタイル(女))「2回目に我を討った人間の姿だ・・・」
??「ニアラよ、そなたも目覚めたか・・・」
ニアラ「誰だ!?」
そこに立っていたのは、長い黒髪のセーラー服姿の女だった・・・
??「よもや、自らを狩った者の姿になろうとはな・・・」
ニアラ「まさか・・・フォーマルハウト・・・なのか?」
第5真竜フォーマルハウト(外見、スチューデントスタイル(女)「ああ、そうだ」
ニアラ「我等は何故このような姿に・・・」
フォーマルハウト「詳しくはわからぬが、どうやら世界は再構築されたようだ」
フォーマルハウト「我等狩った人間の力を引き継ぐ者達によって・・・な」
ニアラ「再構築?」
フォーマル「どうやらこの世界では、我等の種族は最初から存在していなかった事になっているらしい」
ニアラ「そうか・・・だから我等は人間の姿に・・・」
ナナドラ超期待ですわー。
うちはスチューデント(男)だから再現できなかったんですよ(半ギレ)
ニアラ「という事は他の同胞も来ているのか?」
フォーマルハウト「だろうな、例えばあそこに・・・」
ニアラ「ん?」
??「ヒャッハー!」
そこにいたのは・・・
何やら妙にテンションの高い、赤髪のメイド服を着た少女だった・・・
ニアラ「まさかあいつは・・・」
フォーマルハウト「ああ、その通りだ」
ニアラ「おい、ヘイズ」
第6真竜ヘイズ(外見 バトラースタイル(女))「お?ニアラか!お前も蘇ったのか!!!」
ニアラ「やはりか・・・」
ヘイズ「ったくどうなってんだよ、このオレを倒した人間になっちまうなんて!」
フォーマルハウト「そうなのか?」
ヘイズ「おうよ!あいつら最初は3人かと思いきや9人がかりでかかってきやがって!」
ニアラ「ああ・・・」
フォーマルハウト「ん?何の事だ?我の時は3人しか・・・」
ニアラ「ま、まぁ気にするな、クァハハ・・・」
フォーマルハウト「?」
最終作でハブられた恥ずかしい真竜がいるらしい……。
ニアラ「それよりも解せぬ事があるのだが」
ヘイズ「何だよ?」
ニアラ「我々は何故以前の記憶を宿したまま転生したのだ?」
フォーマルハウト「確かに、不可解だな」
ヘイズ「ん~やっぱ真竜だからじゃね?」
ニアラ「そんな理由でいいのか・・・」
VFDは実に正統派な「竜(ドラゴン)」を出したんだろうって感じでそれは良かったんだけどね。
ニャアさま、お腐れさま、姉妹、NDとカッコいいのが続いたから、物足りなくはあった。
ヘイズは知らん。
ヘイズ「そんなことより!この世界を探検しようぜ!」ワクワク
フォーマルハウト「探検?」
ヘイズ「だってこんな街見るの初めてだしさ、行こうぜ!」
フォーマルハウト「そうなのか?」
ニアラ「そういえばお前の降り立った時代は未来だけだからな・・・」
ヘイズ「さぁ!早く行こうぜ!」
フォーマルハウト「何でそんなに無邪気なんだ・・・」
ニアラ「ま、真竜の中では若いし、長年剣に封印され、復活したらその剣が頭に刺さって忌まわしい大砲を背負ってたからな」
フォーマルハウト「想像したら何とも言えん恰好だな・・・」
ニアラ「だが、この世界で暮らしていく以上、探索は必要だろう」
フォーマルハウト「確かに・・・もう腐りかけの人間を喰らう必要もないようだしな」
ニアラ「もう竜としての力も使えん、常人よりは多少身体能力は高いようだが」
フォーマルハウト「それに、転生した他の同胞に会えるかもしれんしな」
ニアラ「クァハ・・・中々面白い運命よ・・・」
フォーマルハウト「それでは行くか」
ニアラ「ああ」
ヘイズ「おーい何してんだー?置いてくぞー!」
こうして、元真竜たちの新たな生活が始まった・・・
~駅前~
ヘイズ「おお!人間が沢山いるな!」
ニアラ「ここはあの鉄の乗り物に乗って様々な場所に行くことができる建物だ」
ヘイズ「ポータルみたいなもんか?」
ニアラ「スピードは断然劣るがな」
フォーマルハウト「では中に入るとするか」
ニアラ「あそこで切符という紙を買い、それと引き換えに電車に乗ることができるのだ」
フォーマルハウト「だが、金はあるのか?」
ニアラ「安心しろ、ポケットに財布があった、お前達にもあるはずだ」
フォーマルハウト「おお、確かに」
ヘイズ「俺にもあったぜ!」
ニアラ「では買って電車に乗るとするか」
ヘイズ「切符を買ったぜ!」
フォーマルハウト「なくすなよ」
ニアラ「それでは、おい、そこの駅員」
駅員「はい、何でしょうか?」
ニアラ「3番ホームはどこにある?」
駅員「あちらの階段を降りた先にあります」
ニアラ「そうか、すまんな」
駅員「どういたしまして」
フォーマルハウト「・・・・・」
ニアラ「どうした?」
フォーマルハウト「お前とはどこかで会った気がするのだが・・・」
駅員「実は・・・私もあなたとはどこかで会っているような気がするのですが・・・」
フォーマルハウト(駅・・・まさか)
フォーマルハウト「ティアマット・・・なのか?」
駅員(帝竜ティアマット)「思い出しました、ご無沙汰してます、フォーマルハウト様」
フォーマルハウト「そうか・・・お前は駅員に転生したのか・・・」
ティアマット「お陰様で、今ではこの仕事に誇りを持っています」
ニアラ「竜も変われば変わる物だな」
ティアマット「そちらは・・・ニアラ様ですね、それに・・・」
ヘイズ「ヘイズだ!」
ティアマット「ヘイズ様ですか、お初にお目にかかります」
ティアマット「それで、皆様はどちらに?」
フォーマルハウト「我々はまだ転生して間もないからな、この世界を見て回ろうと思う」
ニアラ「それに他の同胞にも会ってみたいしな」
ティアマット「そうですか、それならまたすぐに会えるかもしれませんね」
フォーマルハウト「どういう事だ?」
ティアマット「いずれわかります、それではお気をつけて」
フォーマルハウト「ああ、またいつか会おう」
ヘイズ「じゃーなー」
~電車内~
車掌(帝竜ジゴワット)「それでは、発車いたします」
ニアラ「こういうことか・・・」
フォーマルハウト「線路を根城にしていた者が線路を駆ける・・・か」
ヘイズ「おお!走ってる走ってる!」
ニアラ「あまり騒ぐな、他の乗客に迷惑だ」
ヘイズ「へ~い」
フォーマルハウト(絵面的には妹に怒られてる姉みたいだな・・・)
~駅を降りました~
ヘイズ「ふぅ~楽しかったな!」
フォーマルハウト「ああ、しかしジゴワットに挨拶しそびれてしまったな」
ニアラ「仕事中だったしな、また会う機会もあるだろう」
フォーマルハウト「そうだな」
ヘイズ「でこれからどこ行くんだ?」
ニアラ「そうだな・・・」
グウウ・・・
フォーマルハウト「少し小腹が空いてきたな・・・」
ニアラ「確かに、やはり人間も喰らうという欲望には勝てんか、クァハクァハ・・・」
ヘイズ「オレも腹減ったぞ!」
ニアラ「ではどこかで喰うか・・・」キョロキョロ
ニアラ「ハンバーガーSKY・・・あそこにするか」
~ハンバーガーSKY~
ガララ
店員(女)「いらっしゃいませー」
ヘイズ「いい匂いがするな!楽しみだぜ!」
店員(女)「ご注文をどうぞ~」
ニアラ「そうだな・・・」
フォーマルハウト「こういうのを食するのは初めてだからな・・・」
ニアラ「とりあえずチーズバーガーとコーラ3つとフライドポテトを頼む」
店員(女)「かしこまりました~それでは席でお待ちください~」
ニアラ「ああ」
店員(女)「ダイゴ~注文だよ~」
店員(男)「任せろネコ、すぐに準備する」
ヘイズ「まだかな~」
ニアラ「すぐに来る、おとなしく待っていろ」
新人店員「ふああ・・・お待たせしました~」
ヘイズ「おお、来た来た」
新人店員「ふああ・・・それではごゆっくり~」
フォーマルハウト「ちょっと待て、まさかお前・・・」
新人店員「ふえ?」
ニアラ「まさか・・・スリーピーホロウ?」
新人店員(帝竜スリーピーホロウ)「ん~?もしやニアラ様にフォーマルハウト様っすか?」
ニアラ「お前ここで働いていたのか・・・」
ヘイズ「ちなみに俺はヘイズだ!」
スリーピーホロウ「ういっす」
ニアラ「そういやこの店の連中はかつてコイツが侵攻した地に住んでいた奴等に似ているな・・・」
フォーマルハウト「そこでこいつが働いている・・・これも運命か・・・」
店長「おい新入り!これ3番テーブルに持って行ってくれ!」
スリーピーホロウ「は~い、じゃあ自分はこれで・・・」
フォーマルハウト「ああ、引きとめてすまなかったな」
ヘイズ「じゃーな~」
ニアラ「・・・・・」
フォーマルハウト「どうした?」
ニアラ「いや、あの店長・・・いつか我に一太刀浴びせた人類戦士に似ていたのでな・・・」
ニアラ「まさかな・・・」
ヘイズ「そんな事より早く喰おうぜ!」ガブッ
モグモグ・・・
ヘイズ「う・・・美味い!」
フォーマルハウト「ふむ・・・中々の味だな・・・」
ニアラ「これが人間の作りし味・・・悪くないな」
~バックヤード~
店長「ふぅ・・・今日も忙しいな」
店長の妻「お疲れ様タケハヤ、最近頑張りすぎじゃない?体壊すわよ」
店長「大丈夫だ、まだまだ頑張らねーと、アイテル、お前と・・・俺達の子供の為にもな」
妻「うふふ・・・そうね」
そう言ってお腹をなでる妻であった
店長「っと、その前に式も挙げねーとな」
妻「ええ、姉さんも仕事休んで来てくれるって言ってたわ」
店長「おいおい、国会の仕事ってそう簡単に休めるのか?」
妻「それほど大切な日だって事よ、私達にとってはね」
店長「そうだな・・・よし俺も頑張るぞ!」
妻「ありがとう・・・」
~ハンバーガーショップSKY前~
ヘイズ「あ~喰った喰った」
フォーマルハウト「で、これからどうする?」
ニアラ「とりあえず色んな所を回ってみるか、人間の生活を見たり、また同胞に会えるかもしれん」
フォーマルハウト「そうだな」
ヘイズ「よっしゃ!行くぜ!」
~ガトウ駄菓子屋~
おじさん「いらっしゃい」
ヘイズ「おお!菓子がたくさんあるぞ!」
フォーマルハウト「こういった情緒のある店もいいものだな」
ヘイズ「チョコバーは・・・あった!何かこの姿だと妙にコイツが食べたくてな!」
ニアラ「そうなのか?」
ヘイズ「へへへ・・・それじゃ1つ・・・」
赤毛の少女「ガトウのおじちゃーん!今日もチョコバー・・・」
ヘイズ「ん?」
赤毛の少女「え?」
赤毛の少女「わ、私がいる!」
ヘイズ「お、オレ様がもう1人・・・」
ニアラ(この娘・・・人竜ミズチに惨殺された娘に似てるな・・・)
ピンク髪の少女「アオイお姉ちゃん・・・どうしたの?」
アオイ「あ、マリナ・・・」
フォーマルハウト(この娘は・・・あの殺竜兵器か・・・)
マリナ「お、お姉ちゃんそっくりな人がいる・・・」
ヘイズ「そ、そんなに似てるか?」
アオイ「うん・・・びっくりしたよ」
マリナ「まさか・・・生き別れの双子とか?」
ヘイズ「いやいや、偶然だって」
ニアラ(そうか・・・ここでは姉妹仲良く暮らしているのだな・・・)
フォーマルハウト(普通の少女として・・・本当に平和な世界だ・・・)
ガトウ「いいから早くなんか買ってけ・・・」
~路上~
アイドル「♪~」
ファン「うおおおおおおミクちゃあああああん!!!」
ヘイズ「何の騒ぎだ?」
ニアラ「ライブという物だ、賑やかだな」
フォーマルハウト「お、おっちでもやってるぞ」
アイドルスタイル(女)(帝竜トリニトロ)「よーしみんなー!!!今日もヒートアップして行くぜー!!!」
ニアラ「充実してるなあいつも・・・」
~セレクトショップ グレネリンコ~
店員「皆さんとてもよくお似合いですよ~」
ニアラ「そ、そうか・・・」
ニアラ「しかし、こう着替えてみると・・・」
フォーマルハウト(大きめ)「?」
ヘイズ(並)「どうした?」
ニアラ(微)「転生後の姿も選びたかった・・・」シュン
~数時間後~
ヘイズ「いや~楽しかったな!」
フォーマルハウト「そうだな」
ニアラ「同胞達も皆充実した毎日を送っているようだ」
ヘイズ「インビジブルはCA、ドレットノートは豪華客船の船長になってたな!」
フォーマルハウト「オケアヌスはビルの清掃員、ジャバウォックは工事現場で働いていた」
ニアラ「ザ・スカヴァーは地下鉄の運転手、ゼロ・ブルーはTV曲で働いていたな、だが1番驚いたのは・・・」
3人「デットブラック、ロア=ア=ルア、インソムニアがアイドルユニットとしてブレイクしていた・・・」
フォーマルハウト「すっかり暗くなってしまったな、これからどうする?」
ニアラ「とりあえず今後の事を考えて、とりあえず住み家と仕事先を見つけねばな」
ヘイズ「あてはあるのか?」
ニアラ「さっきアリエッタ不動産という所で手頃な物件をいくつか紹介してもらった」
フォーマルハウト「いつの間に・・・」
ニアラ「仕事の方もチェロンハローワークという所で紹介してもらえるそうだ、明日行ってみよう」
ニアラ「今日の所はホテルに泊まろう、もう予約しておいた」
ヘイズ「おお!用意がいいな!」
ニアラ「こっちだ、行くぞ」
キャアアアアアア!!!
フォーマルハウト「ん?何の騒ぎだ?」
ヘイズ「あの建物から聞こえたぜ!」
ニアラ「あれは銀行だ、金を預かる施設だ」
ヘイズ「ふーん・・・行ってみようぜ!」
~コノハナ銀行~
強盗「オラァ!金を出せ!」
銀行員A「ひいい・・・恐いのです・・・」
銀行員B「でも客を守らないと、これも私達の仕事だよ!」
強盗「何ゴチャゴチャいってやがる!さっさと・・・」
ニアラ「くたばるのは貴様らだ」
強盗「何!?」
ニアラ「人間にもかつての我等のような貪欲な輩は存在するのだな」
強盗「何かと思えば小娘3人だけか、なめんじゃねえ!」
フォーマルハウト「さて、舐めているのはどちらか・・・」
ヘイズ「なぁなぁ!コイツらやっちゃっていいの?」
ニアラ「ああ、ただし殺すなよ、クァハハ・・・」
フォーマルハウト「以前の力は使えぬとはいえ、人間の技だけで十分であろう」シャキン
ニアラ「悪くない物だな、人間の武器というのも」チャキ
ヘイズ「さぁ!やってやるぜ!」シュシュッ
強盗「え・・・」
フォーマルハウト「力閃オロシ!!!」
ヘイズ「ドリルクロウラー!!!」
ニアラ「ラッシュ・・・ショット!!!」
ドカアアアアアアアン!!!
強盗「ぐわああああああ!!!」
※ちなみに武器はグレネリンコの裏ショップで買いました
~数分後~
女刑事「犯人逮捕の協力感謝する」ビシッ
ニアラ「いや、大した事はしていない」
銀行員達「ありがとうございました~」
フォーマルハウト「初めて感謝された・・・」
ヘイズ「ハハ、照れるな・・・」
新人警官「堂島警部、そろそろ・・・」
女刑事「ああ、それではな」
ニアラ「それでは、我々もこれで・・・」
フォーマルハウト「さて、今日はゆっくり休んで、明日から頑張るか」
ヘイズ「おう!燃えてきたぜ!」
ニアラ「まずは仕事を見つけないとな」
新人警官「俺もいつかあの位強く・・・」
女刑事「如月、強さだけを追い求めては身を亡ぼすぞ」
新人警官「は、はい・・・」
~それから~
~コンビニエンスストア SECT11~
フォーマルハウト「店長!品出し終わりました!」
店長「おう、ご苦労だったな」
店員「おいフォー!こっち手伝ってくれ」
フォーマルハウト「はいイズミさん!」
店長「あの新人よく働くじゃねぇか、お前も負けるなよ」
店員「わかってるよショー兄・・・」
~エデン書店~
店長「ヘイズさ~ん店先の掃除終わったですの~?」
ヘイズ「終わったぜナギリ!」
店長「も~店長と呼ぶですの~」
店員(男)「中々元気な子ですね~ジルと気が合うんじゃないですか?」
店員(女)「私が落ち着きがないと言いたいのかサイラス・・・」
~喫茶店アトランティス~
ニアラ「コーヒーお持ちしました」
客「ありがと」
ニアラ「ふぅ・・・」
店長「お疲れ様ニアラさん、仕事にも大分慣れましたね」
ニアラ「店長・・・」
ニアラ「しかしこの制服露出多くない・・・ですか?」
店長「そうですか?これから暑くなるし可愛くていいじゃないですか」
ニアラ「はぁ・・・」
ガチャ
常連「ういーす」
ニアラ「あ、いらっしゃいませ」
常連「ん?見ない顔だな、新人かウラニア?」
店長「そうですよエーグル、よく働いてくれます」
ニアラ(何とかうまくやっていけそうだ・・・)
ニアラ(人間の暮らしも、中々悪くないな、クァハクァハ・・・)
店長「ニアラさん、その笑い方恐いからやめてください・・・」
~ノーデンス社前~
第1真竜アイオト「・・・どうやら、この世界に溶け込んだようだな」
ナガミミ「おい、どういうつもりだよ」
アイオト「何がだ?」
ナガミミ「13班が再構築した世界にあいつらを人間として転生させるなんて何考えてんだよ」
アイオト「さぁな、それは彼等の意思だ、それに・・・」
ナガミミ「それに?」
アイオト「ドラゴンとてこの宇宙で生まれた命、だからこの世界で生きる意味がある、そう思わんか?」
ナガミミ「・・・他の種族を殺戮しててもか?」
アイオト「だがこの星はそれを乗り越えた、だからこそ共存できるのではないか?」
ナガミミ「そうかな・・・」
ナガミミ「ま、今の所問題も起こしてないみてーだし、いいけどな」
ナガミミ「ただし、何かあったら・・・」
ミオ「あ、いたいた、ナガミミちゃーん!」
ナガミミ「何だよミオ、今大事な話を・・・」
ミオ「誰と?」
ナガミミ「いねーし・・・逃げやがって・・・」
ミオ「それより、今日ブラスターレイブンショーあるんだけど一緒に行かない?」
ナガミミ「ケッ、オレ様はそんなガキっぽいのは・・・」
ミオ「お父さんやあの子(Ⅲの主人公)も来るんだけどな・・・」
ナガミミ「・・・しゃーねーな、行ってやるぜ」
ミオ「本当に?じゃあ早速行こう!」
ナガミミ「ったく・・・やれやれだぜ」
アイオト「お前も結構楽しんでるじゃないか・・・」
~おわり~
これで終わりです
セブドラのドラゴンは個性豊かで面白かったです、その分トラウマも多いですが
後NDとミズチは転生しない方がいいかもしれませんね、色んな意味で・・・
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