史上最強のメイド(バイト)(28)

風の精霊「風の魔法で最強になる」

の主人公のお話です。

主人公は固有名詞ですのでスミマセン

フェリス

種族風の精霊
能力、風
とにかく便利。何でも出来る
チーター。空気の概念を操る程度の能力

初日

着替えを済ませる
店はカウンター席とテーブル席があり、全席禁煙。喫煙はお隣のビル1階にコーナーがあり。そこで吸うことになる。
表は木のデッキがあり………なかなか古風な見た目そして店の中がよく見える。しかし、店の中からは見えない様に工夫がされている。

フェリス「店長準備できました」

店長「おお………おおおお!!似合う‼」

店長「古風な感じの衣装は似合うね。ミニスカメイドもいいけどやっぱ王道はこれだ!!髪も緑色のおかげで黒と白が際立っていいね‼」

フェリス「………気持ち悪い目で見ないで下さい」

店長「客の前では言わないでな………それ。よし研修を始めるから」

フェリス「結構です」

店長「いや………しかし」

フェリス「お客来ませんしきっと」

店長「…………おい!怒るぞ?」

フェリス「開店そうそうは少ししか来ませんよ」

カウンター席に座る

フェリス「ふふふーにしてもいいお店のセンスですね。古典はすきですよ」

店長「お、おうそうだろ!!」

フェリス「普通の喫茶でいいのでは?」

店長「そうなんだが…………やっぱり可愛い服を着てるの見たい」

フェリス「ご趣味だったのですね。沢山衣装がありましたね」

店長「そうそう。好きに着ていいからね」

フェリス「そうさせていただきます。頑張ってくださいねーライバル多い地区ですし」

店長「…………君も頑張るべきだよね」

店長「そうだ!!広告を作り直したい。写真を取らして欲しい!!君を広告で広報すれば…………」

フェリス「肖像権。一枚10万円」

店長「…………」

フェリス「お断りします」

店長「………ええっとアルバイト」

フェリス「今までありがとうございました」

店長「き、きみ。潔くない?」

フェリス「他にもありますから………数件お隣のメイド喫茶とか。裏入ったところにもありますよね」

店長「わ、わかった。しかし………広報しないと客は来ないし」

フェリス「広告代のが高くつきます。ですので今日はプラカードだけ持って遊びに行ってきます」

店長「他の子居ないのにかい?」

フェリス「お昼前には帰ってきますよ」

店長「わかった」

街頭

フェリス「……………」

プラカードを隣に立て
ただ立つだけにする

他のお店の子達がチラシを配ったり、ティッシュを配ったりして御客を取ろうと頑張っている。

フェリス「………」(店長が普通の喫茶らしくしてくれてよかった)

店のメニュー表もプラカードにぶら下げている。

「すいません、見てもいいですか?」

フェリス「はい、どうぞ」ニコッ

「ここで働いてるの?」(うわー綺麗な人だなー)

フェリス「はい、今日はウェイトレス私だけです。お昼前にはお店に帰ります」

「ふーん」

フェリス「それよりも早く帰りたいです。お腹すきました」

「君、えらいマイペースだね」

フェリス「お時間でお給料出ます」

「店長に怒られない?」

フェリス「怖くないです。優しい方なんですよ?」

フェリス(それに………なんかあればこう…………プチッと)

フェリス「何であれ大丈夫です」ニコッ

「なんかわかんないけど頑張ってねー」

フェリス「はい」



カランカラン

フェリス「いらっしゃいませー2名様ですね。お好きな席どうぞ」(最初の頃が懐かしい)

店長(めっちゃなれてる)

フェリス「店長~こちら2つ」

店長(そして、声も通る。メイド喫茶っと言うより飯屋みたいになってしまったけどいいか………)

フェリス「店長~~~料理はやくー」

店長「お、おう」

昼が過ぎたあと

休憩時間

フェリス「お客さんだいぶ減りましたね」

店長「なんでメイド喫茶にこんなに…………てか会計もこなすし……………」

フェリス「喫茶で宣伝してきましたし。新しいもの見たさです。メイド喫茶?なにそれ美味しいんですか?」

店長「あっ!?俺の夢やったんやぞ!!」

フェリス「普通にご飯で儲けましょうね。オムライス食べたいです‼」

店長「あ、ああまかないな………客の前で食うなよ」

フェリス「カウンターで食べるのがいいんですよー」ニコッ

フェリス「美味しいです。美味しいです!デミグラスソースかケチャップかで別れると思うんですが‼両方美味しいです‼」

店長「そうか!!そうか‼…………はっ!?」

フェリス「店長やっぱりシェフだったんですねー」

店長「ああ、まぁお店憧れだったからね」テレテレ

フェリス「っと言うわけで喫茶兼レストランでいきましょう」

店長「メイドは?」

フェリス「冥土の土産にどうぞ」

店長「いや………メイド………」
フェリス「なんですか?寝言は寝て言えと言って差し上げましょうか?寝言は寝て言え」
店長「いや!!言ってるし!!ひどいな君本当に‼」

カランカラン

フェリス「いらっしゃいませ~」
店長(変わり身はや!?)

ヤクザ「あん………繁盛しとるようやな」

フェリス「開店始めたばっかですしまだまだですよ~」

店長「あっれーおれが言う台詞」

ヤクザ「まぁーいいことや………じゃぁー利子つけて1000万円今月に返してもらおうかー?」

店長「ちょ!?は、話が違う!5年待ってくれるって‼」

ヤクザ「ああ?借りたら返すにが筋やろ!!!」

すかぁー
椅子を蹴ろうと空ぶる
椅子が移動した勝手に

フェリス「店長、変なところから借りたんですね………」

店長「か、借りれる場所がなかったんだよ!!!」

フェリス「5年後が約束では?」

ヤクザ「ああ?姉ちゃんこれ見てみぃしっかり返すって書いてある」

フェリス「あら、日付の項目がない。これは…………」

店長「………う」

フェリス「横暴ですねー」

ヤクザ「ん?姉ちゃん文句あるんか?まぁ姉ちゃんが体で払ってくれるんならええんやで?」

フェリス「そこでお掛けください。1000万ですね」

ヤクザ「ん?」

フェリス「絶対に待っていてくださいねー」

数分後

スーツの男「これでどうでしょうか?」

ドサッ

鞄が机に置かれる

ヤクザ「お、おう」

スーツの男「1000万です」

フェリス「用意いたしました。今までありがとうございました」

ヤクザ「あんた銀行員かいな」

スーツの男「ええ」

フェリス「」

フェリス「これで文句はないでしょう?それとも筋が通らないですか?」

ヤクザ「筋は通っとる。じゃぁ貰ってくで」

フェリス「っと言うわけで998万9500円ですね。はい領収書」

ヤクザ「ん?なんや?」

フェリス「コーヒーのお代です」

ヤクザ「ふ、くくく。姉ちゃん肝据わっとるな。気に入ったわ。じゃぁまたな」

フェリス「ありがとうございました」

店長「た、助かった?」

スーツの男「では失礼します」

フェリス「1140万ですね。よろしくお願いします」

スーツの男「こいらこそ」

フェリス「店長1140万頑張ってくださいねー」

店長「ははは…………どうやったんだよ。借りられないと思ったのに」

フェリス「店を見ていただいて査定していただいたので出ました。正式の書類は後日」

店長「ははは、ありがとう。君一体何者だい?」

フェリス「ただのアルバイトです」ニコッ

数分前銀行内支店長室

フェリス「こんにちは」

支店長「メ、メイド?」

机に黒いものを置く

支店長「はっ!?だ、誰か‼………あれ!!誰も来ねー!?」

フェリス「ビジネスのお話しましょ?悪い話じゃないですよ?」


「死ぬより安いんですから」


支店長「そ、そんなことして警察に」

フェリス「顔も何もかもわからないのにですか?それにこんなに騒いでも誰も来ませんよ。ただお金をすぐ用意して欲しいだけです。1000万利子で1140万お返しします」

軽く説明

支店長「そうか……わかった用意しよう。部下を使わすよ。銃はしまってくれ……………にしても君は一体?」

フェリス「ただのアルバイトです」

ヤクザ「あっ!?一万円ぱちられてる!?」

ヤクザ「くーやられたがまぁええ」

ヤクザ「ちと、あの店には関わらん方がエエなワシの組は」

フェリス(聞こえてんだよなー。一万は私の手間賃ですよ)

姫上ナナ=婬魔

赤髪婬魔のお姉ちゃん(BBA)

人妻、出産経験あり



フェリス「っと言うことがありました」

姫上ナナ「外出禁止」

フェリス「目立ってないですよ?」

姫上ナナ「あなたを見た人間が問題なのよ‼」

フェリス「ああ…………プチッとすればよかったですか?」

姫上ナナ「ダーメ。しても縁が有る。切っても切れ難いものが」

フェリス「そうですよねー洗脳も鍛えますか…………」

姫上ナナ「外出禁止!!」

フェリス「もう………ケチ臭いことを」

姫上ナナ「問題起きてるじゃない!!」

フェリス「わかりました。外出しません」

姫上ナナ「わかればいいわ」(監視をつけよう)

喫茶

フェリス「おはようございます」

店長「おはよう」

フェリス「今日もよろしくお願いしますねー」

フェリス(幽体離脱出来るから意味がないんだよねー)

フェリス(きっと今………監視は寝てる私を見続けてるのよね……)

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