西住みほ「諸君 私は戦争が好きだ」 (23)

杏「それでは、西住ちゃんに隊長就任の演説をしてもらいます」

みほ「大洗の諸君 私は戦争が好きだ!」

みほ「諸君 私は戦争が好きだ!」

みほ「諸君 私は戦争が大好きだ!?」

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みほ「殲滅戦が好きだ!」
            みほ「電撃戦が好きだ!」
            みほ「打撃戦が好きだ!」
            みほ「防衛戦が好きだ!」

みほ「ゲリラ戦が好きだ!」

みほ「戦車戦が好きだ!」

みほ「砲撃戦が好きだ!」

みほ「退却戦が好きだ!」

みほ「掃討戦が好きだ!」

みほ「撤退戦が好きだ!」

みほ「航空戦が好きだ!」

みほ「包囲戦が好きだ!」

みほ「平原で、街道で、
塹壕で、草原で、
凍土で、砂漠で
海上で、空中で
泥中で、湿原で
森林で、市街地で」

みほ「この人間の業が蔓延した地上で行われる ありとあらゆる戦争行動が大好きだ!?」

みほ「戦列をならべた砲兵の一斉発射が、轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ!
空中高く放り上げられた敵兵が、効力射でばらばらになった時など心がおどる!」

みほ「戦車兵の操るティーゲルの88mmが、敵戦車を撃破するのが好きだ!
悲鳴を上げて、燃えさかる戦車から飛び出してきた敵兵をMGでなぎ倒した時など
胸がすくような気持ちだった!」

みほ「銃剣先をそろえた歩兵の横隊が、 敵の戦列を蹂躙するのが好きだ!
恐慌状態の新兵が、既に息絶えた敵兵を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える!」

みほ「知波単学園が無謀にも勇猛果敢な突撃を敢行し、
圧倒的なまでの戦力差にあえなく、恐怖に駆られながら無様な壊走を遂げる様を見るのは実に心地よい!」

みほ「敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない!
泣き叫ぶ虜兵達が、私の降り下ろした手の平とともに
金切り声を上げるシュマイザーに、ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ!」

みほ「哀れな抵抗者達が、雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのを
80cm列車砲の4.8t榴爆弾が、都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える!」

みほ「露助の機甲師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ!
必死に守るはずだった村々が蹂躙され、女子供が犯され殺されていく様は、
とてもとても悲しいものだ! 
プラウダの得意とする吹雪さす極寒の地での過酷着まわりない戦いは、実に絶望的なものだ!」

みほ「アンツィオがなけなしの戦力と必死に考えた戦術を以て必死に戦いを挑んでくるのを、
黒森峰の誇るべき重戦車部隊で蹂躙する様は実に愉快なことこの上ない!」

みほ「英米の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ!
英米攻撃機に追いまわされ、害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ!
勝ち誇った顔の紅茶好きども(聖グロリア―ナ)や金髪雌豚ども(サンダーズ)の様子をみるのは、非常に不快だ!」



みほ「諸君、私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる・・・
諸君、私に付き従う親愛なる大洗の戦友諸君!
君達は一体、何を望んでいる?」

みほ「更なる戦争を望むか?
情け容赦のない 糞の様な戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし、 三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?」

みほの演説に充てられた大洗戦車チーム一同 その目には、戦闘狂としての目があった

「「「「「「「「「戦争! 戦争! 戦争!」」」」」」」」

みほよろしい! ならば戦争だ!?」

みほ「我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で20年もの間、忍従の時を堪え続けてきた我々に、ただの戦争ではもはや足りない!!」

みほ「大戦争を!! 一心不乱の大戦争を!!」

みほ「我らはわずかに一個小隊 40人に満たぬ経験者と未経験者の群れにすぎない・・・
だが諸君は 一騎当千の古強者だ、と私は信仰している! 未来において諸君らは、
味方からは畏敬の目で敵からは口にするのも憚られる恐るべき狂戦士となるに違いない!
ならば我らは、諸君と私で総兵力100万と1人の軍集団となる!!」

みほ「我々を忘却の彼方へと追いやり、眠りこけている連中を叩き起こそう・・・
髪の毛をつかんで引きずり降ろし、眼を開けさせ思い出させよう!
連中に恐怖の味を思い出させてやる!
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる!!」

みほ「天と地のはざまには、奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる!」

みほ「30人の女子戦車小隊で、
世界を燃やし尽くしてやる!!!」

みほ「征くぞ、諸君 戦車道なんて安全の確保された生ぬるい戦いをしている
温室育ちどもに、我々が戦場の恐怖を叩き込んでやる!」

杏「小隊指揮官万歳! 万歳!」

優香理「西住殿、一生ついていくであります! いえ、西住殿では不敬に当たる、呼ぶならば我らの総統ですね!」

華「ああこれよ私の求めていたものは・・・ 華道なんかじゃなく、戦闘こそが至高の芸術!」

桃「我らに逆らうものは、徹底的に叩き潰し殺しつくせ! 塵芥にしましょう!」


みほ(計画通り・・・・!)夜神月ばりの邪悪な笑み

みほ(正直言って私は、戦車道なんてものに興味はない! 戦車という兵器とそれが駆け巡る戦場が好きだ!)

みほ(民間人が惨たらしく殺され、兵士と兵士の屍と鮮血が積もる殺し合いこそ私の求めるもの・・・)

みほ(だから西住流という名門の看板を背負っているおかあさんなら、私を追放すると予測できた味方の
救助なんてへどの出る行為を行った・・・)

みほ(おかげで予想通りおかあさんは、追放してくれた・・・ 情報操作で味方の救助を優先した
という美談を作り、西住流の門下生を増やすという事にも利用できたのに、おかあさんもまだまだ青い)

みほ(もくろみ通り追放してくれた後は、大洗学園に転校した これも計算ずくだ)

みほ(巨額な財政赤字からメンテナンスに多大な費用を必要とする学園艦を解体するという計画は知っている、大洗が
実績のなさから即座に解体のやり玉に挙がったという事も・・・・)


みほ(私という戦車道名門の経験者が転校するという情報を事前に流し、学園艦解体を阻止するために実績作りに
戦車道大会で優勝して実績を造ればいいと交渉にあたっている文部省の小役人を通じて誘導し、おかげで私が大洗学園の
戦車隊長となれた・・・)

ちなみに文部省の役人には、戦車道大会で強豪校を相手に自分が無名高校を勝たせることで解体のきっかけを作るという密約を結んでいる

みほ(あとは扇動すればいいだけ 10代の小娘なんて私には誘導するのはたやすい まあ私も十代だけど・・・)

みほ(一度冷静に立ち返ればともかく人間なんて過激な言葉や耳触りのいい言葉を使い、感情的な判断をするように
してしまえばあとはどうとでもいい操り人形となる・・・)

みほ(人間なんて存外単純な生き物よ! みんな十分に私の支配下に置けたし、これで私の望む戦車道をやってやる、勿論殺しはしないけどね・・・・でも
PTSDを発症するくらいの恐怖は与えてやろう!)

みほ(かつて連合国は、日本軍の万歳アタックに恐怖を感じた 知波単の十八番の突撃なんて目じゃない万歳
アタックをやってみるのもいいかもしれない・・・それで恐怖に駆られる敵・・・ゾクゾクする!)

みほ(高校卒業後のアメリカ軍かどこかの国の軍隊か、あるいは戦車を運用する能力のあるゲリラやテロリストの元に
身を寄せて正真正銘の実戦を楽しむ前の暇つぶし、たっぷり堪能しよう!)

この年の戦車道大会は、大洗学園が優勝するという大穴に決まった だが、人々はその番狂わせを喜びはしなかった

大洗学園の行う狂気的なまでの戦術は、明らかに戦車道というスポーツではなかった それは人々に戦車が戦争の道具
であるということをまざまざと実感させ、心胆を寒からしめた

そして大会に出た戦車道大会のチームは、大洗の戦術により全員が大なり小なりPTSDに陥り戦車道の選手生命を喪失した・・・

日本戦車道大会に黒歴史としてこの時期の大洗学園と西住みほの名は刻まれることとなる・・・・

その後西住みほの名は、その名を呼ぶものが嫌悪を込める悪名となるがそれは別のお話し・・・・

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