磯風「浜風にバニーコスさせる」 (23)


磯風「くっ、殺せ!」提督「ふへへ...」

磯風「くっ、殺せ!」 提督「ふへへ...」 - SSまとめ速報
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これの続編です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464351304


磯風(私の心は穏やかではなかった。)


磯風(提督と浜風にのせられてあんな服を着て以来、“猫風”だの“チョロ風”だの呼ばれる有様。)


磯風(那珂に変なポーズを取るよう言われたり、妙に多摩に親近感覚えられたり等々...)


磯風(次姉の不知火は原宿に行きたいと言い出し、陽炎は困惑。)


磯風(こうした混乱の根源はやはり提督...そして何より浜風。)


磯風(このままやられたままでは二水戦の名折れ。)


磯風(私は密かに逆襲の準備を進めた。)


磯風(司令と浜風の行動を監視し記録。行動パターンを予想し、安全な時に執務室に細工をした。)


磯風(このボタンを押せば、睡眠ガスが部屋に充満する......そして私はガスを中和するマスクを装着すれば2人だけを眠らせ、私がさせられた屈辱をそのままやり返すことができる.........)


磯風(2人が眠ったら、手足を縛って通販で買ったこのバニーガールの服を......!)




磯風(くくく......今に見ていろ......!」


浜風「どうかしましたか?磯風」


磯風「いや、なんでもない。それより私に用か?」


浜風「えぇ、提督が私たちに話すことがあるそうです。」


磯風「そうか、ならば向かおう。」


浜風「えぇ、行きましょう。」


磯風(これは好機だ!今日こそ計画を実行する時!)


〜〜〜〜〜


コンコン


磯風「失礼する」


提督「おぉ、磯風、来たか」


磯風「司令、話とはなんだ?」


提督「え......えぇっと......」チラッ


浜風「て、提督から言ってくださいっ......」モジモジ


磯風「?」


磯風(なにをためらっているのかよくわからないが、今のうちにマスクをすぐつけられるように......)スッ


提督「じ、じゃあ、言うぞ!」


磯風「なんだ?」


提督「じ、実は、俺たち、ケッコンカッコカリをしようかと思って......」モジモジ


磯風「なんだ、そんなことか。」





磯風「..........................................え?」





浜風「みんなにはまだ秘密なんですけど、やっぱり、磯風にはちゃんと言っておきたくて......」モジモジ


磯風「えっえっ」



提督「ほら、磯風と浜風は姉妹であると同時に長らく一緒に戦ってきた戦友でもあるわけじゃないか、だから、隠し事はしたくないって浜風が」


磯風「そ、そうか......」


浜風「もうっ、提督、それは言わないでって言ったじゃないですかっ///」


提督「あぁ、そうだったな、すまん//」


イチャイチャ


磯風(......2人がそんな関係だったなんて知らなかった。今この瞬間は確かに絶好のチャンスではあるが、こんな幸せの瞬間を壊すのは野暮というものだろう......)チラッ


磯風(今日はこのスイッチを押すのはやめておくk...)ポロッ





磯風「あっ」




ピッ


プシュー!!!




磯風(まずい!マスクが間に合わn......)ドタッ


磯風(............zzz)





提督(マスク着用)「............」ニヤリ


浜風(マスク着用)「............」ニヤリ


〜〜〜〜〜〜〜〜



磯風「.........ハッ」


浜風「......起きましたか」キッ


磯風「浜風...」


浜風「......この泥棒猫!!!!!」バシッ


磯風「痛っ、浜風!?」


浜風「猫風は猫風でも、泥棒猫の方だったのですね!!!」バシッ


磯風「ど、どうしたと言うのだ浜風!!!」


浜風「この期に及んでシラを切るのですか!?」


磯風「何のことだ!?説明をしてくれ!」


浜風「そんなこと、自分自身が一番よくわかっているでしょう!!?!」バシッ


磯風「っ!」


磯風(浜風は興奮してしまって話にならない!)


磯風「司令!どこにいるんだ!司令!浜風が!!」


浜風「提督ならそこで縛られていますよ!!!!」


提督「」チーン


磯風「司令!!!早く解かないと!!!」ドタッ


磯風(私も足を縛られている!?)


浜風「縛ったのはあなたでしょう!?」バシッ


磯風「!?」



浜風「提督、起きてください」ユサユサ


提督「う、うーーん???」


磯風「よかった、司令は無事か!」


浜風「今解きますね」


提督「ありがとう、浜風...」


磯風「浜風、私のも解いてくれ」


浜風「......どうしてです?」ジロッ


磯風「どうしてって、このままだと何もできん」


浜風「............ナニをするつもりなんでしょうかねぇ?」


磯風「......どういうことだ?」




浜風「......」 つガスマスク


磯風「!」


磯風「こ、これは......」



浜風「......」 つバニーコス


磯風「それは!」



浜風「......」 つ行動監視ノート


磯風「ご、誤解だ浜風!!!!」



浜風「ほう?何が誤解だというのですか......?」


提督「磯風............」


磯風「し、司令!誤解だ!これは全て浜風への仕返しに!!!!」


浜風「仕返しに、提督を寝取ろうとした訳ですね?」


磯風「ち、違う!!!!」



磯風「私は決してそういうつもりではっ!!!!」


磯風「ただ、今度は浜風に恥ずかしい格好をさせようと!!!!!」


浜風「..................ほう?」


磯風「司令を奪おうなんて気は毛頭ない!誤解だ!わかってくれ浜風!!!!!!」


浜風「..................」


提督「......まぁ浜風、磯風もこんなに謝っているんだ、きっと本当なんだろう」


磯風「司令!わかってくれるか!」


浜風「............」


提督「しかしだ、磯風にも原因があるのは確かだ。ここは、反対に磯風がそのバニーコスをするってことで手を打たないか?」


浜風「.........わかりました。」


磯風「ほ、本当か!?!?」




磯風「........................え?」




浜風「仕方がありません、提督がそう仰るならそれでこの事は水に流すことにします。」


提督「すまんな...」


磯風「えっ、えーっと......」


提督「じゃあ磯風、そういうことだから、俺は一旦部屋を出るな?」スッ


磯風「えっ、ちょっt...」


提督「浜風、」


浜風「はい」


提督「浜風が納得できるくらい、際どくていいぞ?」


浜風「わかりました」


磯風「際どく!?えっ!?」



ドア「」バタン



浜風「それでは、やりますか」チラッ


磯風「」


〜10分後〜



コンコン


提督「もう着れたか?」


浜風「はい、問題ありません」


提督「......失礼する」




浜風サイズのバニー服を際どく着せられた磯風「」




提督「こ、これはこれは......」タラー


浜風(鼻ティッシュ)「提督、鼻血が...」スッ


提督「す、すまん......」


提督(鼻ティッシュ)「............際どいな!」


浜風サイズのバニー服を際どく着せられた磯風「」


浜風「えぇ、色々な意味で磯風はもう1歩も動けません」


浜風サイズのバニー服を際どく着せられた磯風「」


提督「ってか、このバニーは磯風自身が買ったんだろ?」


浜風サイズの(ry 磯風「」


浜風「はい、私たちの部屋のクローゼットの奥底に隠してありました」


提督「なかなかいい趣味してるな、磯風」ニヤリ


磯風「」



提督「さて......」スッ


浜風「...やりますか」スッ




提督「磯風...」トントン


磯風「」


浜風「磯風」ユサユサ


磯風「」


磯風「.....................ハッ」


磯風「司令......浜風.........どうした、2人してカメラを構えて」




浜風「」カシャカシャカシャカシャカシャカシャ


提督「」カシャカシャカシャカシャカシャカシャ


磯風「」




提督「いやぁ〜、磯風かわいい!美しい!綺麗!!!」カシャ


浜風「とっても似合っています」カシャ


磯風「何を言っt......」←ここでバニーコスに気づく


磯風「〜〜〜っ!!!!/////」


提督「あぁ^〜、照れてる姿かわいい!!!!」カシャ


浜風「普段はこんな顔しませんからね」カシャ


磯風「み、見るなっ!!」


提督「ねね、1回だけ!1回だけ立ち上がってポーズして!!!!」


磯風「するものか!!!なぜわざわざ!」


提督「ふーん...」チラッ


浜風「...」コクン


提督「なぁ浜風、今回は前のフリフリの服を超える可愛さだと思わないか?」


浜風「そうですね...正直、想像以上の破壊力です」


磯風「お、おだてても無駄だぞ?」


提督「あの、雪風越えも全然有り得るよなー」


浜風「えぇ、いい勝負です」


磯風「」ピクッ


提督「雪風の可愛さはあの無垢さ?純粋さ?」


浜風「私たちが喜ぶと、本人も嬉しそうでしたしね」


磯風「............」


提督「」チラッ


浜風「」チラッ


磯風「そ、その手には乗らん!!」


提督「......」


浜風「......」


提督「なぁ浜風、今回の浜風の演技は抜群だったなぁ!」


磯風「演技......?」


浜風「いえいえ、私は与えられた任務を全うしただけです」


磯風「............?」


提督「怒りに打ち震えるところとか、迫力が素晴らしかったぞ!!」


浜風「ありがとうございます」


磯風「全て演技だったのか!?」


浜風「えぇ、もちろん」


提督「ケッコンカッコカリの話から全部演技だぞ?」


磯風「」


提督「だって俺は......」スッ


磯風「......司令?」


提督「いつもドヤ顔してるくせに騙されやすかったり......」ジリ


磯風「......」


提督「隠し場所が中学生男子みたいだったり......」ジリジリ


磯風「......司令近っ」


提督「そんな磯風が、大好きだからな」ダキッ


磯風「!!」


提督「.........」ギュッ



磯風「..............」


提督「...............」ギューッ




磯風「..............................////」


浜風(ちょろい)



提督「立って、磯風のいいところ、もっと見せてくれるか......?」


磯風「......////」コクン


提督「ドアの方向いて......そう、そこで足をクロスさせて...」


磯風「こ、こうか?///」


提督「そうそう、それで、3,2,1でこっちに振り返ってくれ」


磯風「わかった......///」


提督「じゃあいくぞ、3......2......いt...」




ガチャ



不知火「お呼びでs.........」


浜風サイズのバニー服を際どく着せられた磯風「」


不知火「............」ジロッ


浜風サイズのバニー服を際どく着せられた磯風「」


不知火「........................」ジロッ


バニ風「」


不知火「.............................................」ジロッ


磯風「」


提督「不知火、このカメラを谷風か浦風に頼む」


不知火「...承りました」


磯風「」


不知火「...磯風、」


磯風「」


不知火「いいセンスですね」フッ


磯風「」




不知火「失礼いたしました」


バタン




提督「磯風」トントン


浜風「磯風」ユサユサ




磯風「............はっ」


磯風「司令、出撃か?」




提督「バニ風...」ボソッ


浜風「いいセンスですね」フッ(不知火の真似)


磯風「」




磯風「くっ......殺せぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」



〜後日〜



陽炎「ちょぉっと!」


提督「どうした陽炎」


陽炎「磯風をちゃんと大事にしてるのは嬉しいけど、他の妹に変なこと吹き込まないでよ!!!」


提督「変なこと??心当たりないけど...?」


陽炎「だったらどうして不知火がコスプレショップに行きたがるのよ!!!」


提督「」


これで終わりになります。
駄文失礼いたしました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月28日 (土) 07:22:52   ID: vDdNQMG8

オチわろた
実はかなり楽しんでいそうなぬいぬい

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