瑞樹「安部菜々vs佐藤心」 (28)
アニメ準拠はほとんどありません
草が生え散らかってるので気分を害された方は本当に申し訳ありません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464265376
『○○テレビ 廊下』
瑞樹「…はいっ。…と、いうわけでですね…」
早苗「…来たわね」
楓「ついに、この時が…」
瑞樹「来ちゃったのよ。今まで一切の共演が無かったのに」
楓「何故か雰囲気的に離されてましたよね。今まで」
早苗「そうね。…でも、それも今日で終わりなのよ」
瑞樹「…まあいきなりこんな所から始まっちゃったけれど、なんとなくは理解してもらえると思うのね。このピリッとした空気」
楓「もういつ何が起きてもおかしくないですよね…」
瑞樹「どれくらいまずいか視聴者に説明して」
早苗「酔った広島ファンと酔った阪神ファンが一同に会することくらいマズイわ」
楓「嘘…」
瑞樹「それだけ組み合わせてはいけない二人っていうことよ。良い?」
楓「了解しました」
早苗「…で?今この部屋にいるわけ?菜々ちゃん」
瑞樹「ええ。…ちょっとね、静かにノックしてね…」コンコン
『…』
瑞樹「…」
早苗「…あー…集中してる…」
楓「返事、無いですね…」
瑞樹「…菜々ちゃーん…」ガチャ
菜々「何なんですかこれ!!!」
早苗「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
早苗「え、何があったのよ…」
菜々「いや、これ…だって、何でナナ女子プロレスラーみたいな格好してるんですか」
http://madison.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_609/madison/image/2008-12-21T21:21:13-dba00.jpg?c=a0
瑞樹「お腹出てないだけありがたいと思いなさい」
菜々「何てこと言うんですか。出そうと思えば出せますよ」
楓「触っていい?」
菜々「触らないで下さい」
楓「wwwww」
早苗「…」
瑞樹「…」スッ
菜々「ンンッッ!!!」ベシィッッ
瑞樹「痛っだい!!」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瑞樹「ここ5、6ヶ月で一番の痛みよこれ」
早苗「おおよそ聞いたことのない声だったわね」
楓「それを出したのが菜々ちゃんっていうのが信じられないんですけど」
菜々「つい」
早苗「5歳児が駄々こねてる時の声みたいだったわよ」
楓「……ンフッ…」
瑞樹「…」ペシッ
早苗「痛いっ」
瑞樹「…で?まあ、今日は何するか分かってるわよね?」
菜々「いや分かってますけど…どうしてあの人なんですか?」
http://125.6.169.35/idolmaster/image_sp/card_flash/l/e35da96f170e1b96f8e95725f0134d1a.jpg
↑あの人
早苗「そりゃアンタと共通点バリバリだからに決まってんでしょ」
菜々「…いや本当やめてもらえませんかね」
瑞樹「どう考えても同じ星の住人じゃない」
菜々「どういうことですかそれ…」
瑞樹「ちなみに今回は3番勝負よ」スッ
菜々「ええ!?」
瑞樹「楓ちゃん読んで」
菜々「いやちょっと…」
楓「1試合目、ボルダリング。2試合目、肺活量。3試合目、ネギしばき合い」
菜々「ちょっと!!!」
楓「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「まあ運動は良いですよこの際。肺活量とかも気にしませんよ。何ですか最後の」
早苗「それぞれの意見を反映させたのよ」
菜々「ナナがいない所でナナの企画を作らないでもらえませんかね。で、誰が考えたんですか最後の」
瑞樹「肺活量は私よ」
菜々「まあなんとなく予想は出来ますけど…」
早苗「アタシ何も言ってないもん」
菜々「同罪ですけどね」
瑞樹「ボルダリングは友紀ちゃんだったかしら?」
早苗「うん」
菜々「あー…」
楓「…」
菜々「…」
楓「ンブッフ」
菜々「やってくれましたね」
『一方、こちらの選手、佐藤心の控え室はというと…』
瑞樹「ん。今友紀ちゃんと中継繋がってる?友紀ちゃーん」
友紀『はーい』
瑞樹「そっちのウサミンはどう?」
心『しゅーがみん☆』
菜々「やめてくれませんか」
早苗「似たようなもんじゃない」
菜々「やめてください」
瑞樹「一緒にするなって」
心『はぁとブレイク☆』
早苗「どう?そっちは体動きそう?」
心『動くよー☆もうナナ先輩に下剋上出しちゃう☆』
菜々「何でこんな扱い受け入れられてるんですかね…」
早苗「あれこれ振り切ったからよ。フルスロットルで」
菜々「どう考えても事故になる未来しか見えませんが…」
瑞樹「安心しなさい。負けたら即レギュラー代えるから。向こうに」
菜々「ええっ!?あの人に!?」
心『そうなんだぞ☆』
菜々「いやそうなんだぞじゃないですよ!」
楓「でもそうしたら色々変えなきゃいかない部分もありますね」
早苗「頑張りなさいよしんちゃん」
心『やめろよ☆』
瑞樹「しかし貴方、妙にキラキラしてるわね」
心『アイドルだもん☆』
楓「なら名前に星つけましょう」
『さとう☆しん』
心『つのだ☆ひろみたいにしてんじゃねえぞ』
早苗「似たようなもんじゃない」
心『まんじりともかすってねえよ』
瑞樹「ちなみにしんちゃん」
心『やめてよ☆』
瑞樹「レギュラーになったら何やりたい?」
心『んー…グルメロk』
瑞樹「はい行くわよー」
早苗「友紀ちゃん、しんちゃんスタジオまで案内してー」
楓「菜々ちゃん行くわよー」
菜々「はぃ…」
心『一応ゲストだぞ☆』
友紀『wwwww』
『突如として始まった番組のレギュラーを賭けた戦い、安部菜々vs佐藤心、3番勝負!!』
『徐々に追い詰められた安部と、番組レギュラーに意欲を示す佐藤!』
『佐藤の安部への接し方を見ると、何やら一悶着あったような関係に思えるが…』
…。
瑞樹「…さ!やってまいりましたっ!」
早苗「もうね、不満だらけよ」
瑞樹「あら?不満?」
早苗「こんな(セットに)お金かけるような子じゃないでしょ」
心「やるって言ったのアンタらだぞ☆」
菜々「当人の意向ガン無視でしたけどね」
楓「貴方達って、本当に面識あるの?無いの?」
心「ウサミン先輩☆」
菜々「・・・」
心「ウーサミン先ブフッ」ズムッ
菜々「はじめましてですよね?」
心「今日が初めてー☆よろしくー☆」
早苗「書き換えたわよ」
瑞樹「綺麗に空気を読んだわねあの子」
早苗「っていうかアンタら無いの?一つの液体から出来たとか」
心「妖怪じゃねえよ」
菜々「せめて動物にして下さいよ」
友紀「wwwwwww」
楓「ちなみにどっちが年上なの?」
心「…」
菜々「心さんです」
心「17ってブン゛ッッ」ズムッ
菜々「心さんです」
早苗「早速戦いが始まったわよ」
瑞樹「ダメよ。ヒートアップするのはまだ早いわ」
心「鳩尾に親指ねじ込まれた…!地味に痛い…!」
『重く、ピリッとした空気の中、互いに仮設されたリングへと上がる…』
『自称17歳、JKアイドル、安部菜々!』
『26歳、ハングリー精神に満ち溢れたアイドル、佐藤心!』
『このレギュラーを賭けた勝負、果たして勝利の女神が微笑むのはどちらなのか!?』
…。
菜々「…」
心「…」
瑞樹「さ、始まりました!解説は私元アナウンサーこと川島瑞樹がお送りします!」
早苗「同じく解説、えー…元婦警、片桐早苗です」
友紀「観客その1、姫川友紀です」
楓「野次馬、高垣楓です」
瑞樹「これどうなりますかね?片桐さん」
早苗「まず接戦になることは間違いないでしょうね。ああ見えて安部選手は力ありますから」
瑞樹「ただ、体格差というものもありますが…」
早苗「背が高ければ有利というのはこの場合ありませんね。相撲とかなら話は別ですけど」
友紀「アタシボルダリングって、思いつきで言っちゃったんですけど…」
早苗「それが功を奏したようですね」
瑞樹「ならしばk…ンフフッ…しばき合い対決はどうでしょう?」
早苗「それに関しても条件はイーブンでしょう」
瑞樹「それは何故でしょう?」
早苗「ルールブックがこちらに」
楓「ルールブック、高垣楓です」
友紀「あれ、野次馬…」
瑞樹「高垣さん。ネギしばき合いのルールをお願いします」
楓「痛いって言ったら負けです」
瑞樹「あー…」
早苗「単純明快。これはどちらにも対策の練りようがあるみたいですね」
瑞樹「ところで皆さん、朝何時に起きましt」
心「早くしろよ!!!!!」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
心「序盤の解説のくだりは良いよ。何だよ最後の朝何時に起きたって」
瑞樹「解説する側のモチベーションというのもあるのよ」
菜々「主役こっちなんですけど」
楓「その前にしんちゃんキャラがぶれ始めてるわよ」
心「ぶれさせたんだぞ☆」
楓「パニックにならないで。みんなが慌てちゃうから」
心「リアルしんちゃんじゃねえかよそれ」
早苗「玉ねぎ食べれる?」
心「良いからさぁ!!早く始めさせてくんないかなァ!!?」
早苗「食べられないって」
瑞樹「マサオちゃん家に家出という名のお泊まりね」
心「新玉なら食べられるよ!!!スライスして食べてるよ!!!」
友紀「しんちゃん。キャラ」
心「ぶれてなんかないんだz」
瑞樹「はいスタート」ピー
心「おおおおおおい!!!!」
友紀「wwwwwww」
菜々「よっ…ほっ…」ヨジヨジ
瑞樹「あー!いきなりスタートダッシュ決めましたよ!」
友紀「全ては勝利の為に…冷静に合図がかかるのを待っていたんですね…!」
楓「凄い…流石レギュラー…!」
早苗「でもめっちゃ遅くない?」
菜々「ほ…ホンッ…!」ヨジヨジ
瑞樹「あら?本当ね………あ」
菜々「ンンンッ!!?」ピシィ
早苗「あーやっぱり腰痛ぶり返してたわ」
友紀「そういえば座ってなかったですね。ずっと中腰で机に手かけてましたし」
楓「これ、しんちゃんにチャンス来ましたね」
早苗「そうね。第1ラウンドはしんちゃんに軍配が上がるんじゃないかし…」
心「ングォ!!!?」ピシィ
瑞樹「はい終了ォォォォ!!!!」ピー
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
早苗「何してんのよアンタら」
心「でもはぁと頑張ったよ☆」
瑞樹「2人とも1mすら登ってないわよ」
菜々「頑張ったという姿勢は評価して欲しいんですよ」
友紀「すぐ落ちたじゃん」
心「はぁと、抗えない力に屈しちゃった…」
早苗「抗ってなかったわよ」
楓「一瞬で諦めてたわね」
瑞樹「そもそも何よこれ。グダグダの極みじゃない」
早苗「小学生でももっと行けるわよ」
友紀「でも、ほら…次の対決はもしかしたら…」
菜々「そうですよ!こう見えてナナ歌手なんですよ!」
早苗「良いわね。ついでにアンタらコンビ組んだら?」
心「組みたい組みたーい☆」
菜々「えええ…?」
瑞樹「ユニット名どうするの?」
早苗「『キロロ』とかで良いんじゃないかしら」
心「良くねえよ」
菜々「清々しいくらいにパクっちゃってますよ」
早苗「大丈夫よ。よく見たらこれ『キ□□』だから」
心「微塵も変わってねえよ」
楓「なら間を取って『つのだ☆ひろ』で」
菜々「間どころか根こそぎ取られてますよ」
友紀「ちなみにどう?しんちゃんは」
心「はぁとって呼べよ☆」
友紀「肺活量自信ある?」
心「もっちろん☆」
瑞樹「良いじゃない。菜々ちゃんは?」
菜々「大丈夫です!この3番勝負で1番自信があります!」
早苗「それしかマトモに出来ないんじゃないの?」
菜々「この企画がマトモじゃないですよ。まず」
早苗「wwwww」
友紀「wwwww」
『盛り上げ役に徹した川島達の努力虚しく、引き分けというグダグダな結果に終わった第一回戦、ボルダリング勝負…』
『しかし次はアイドルの基本中の基本とも呼べる、肺活量を競うゲーム!』
『果たしてどちらの肺活量が上なのか!?』
…。
瑞樹「…さあ!第二回戦…ですが!…片桐さん?」
早苗「何でしょうか」
瑞樹「これ、どうやって計測するんでしょうか?」
早苗「そうですねぇ…ビニール袋に思いっきり息を吐いて、それの容量を競いたかったんですけどね…」
楓「そうではないと?」
早苗「それだとあまりにも地味でしょう?」
友紀「そうですね…正直見栄えがないと言いますか…」
早苗「ですからね?もう…声出し続けられた方が勝ちということでね?」
瑞樹「成る程…こう、アーっと?」
早苗「そうですね。そこにね?何か…動きとか加えられたら尚良いですよね」
楓「動きですか…!?」
早苗「そうですね。動き続けてね、声出し続けて。これはもう良い画が撮れるはずですよ」
菜々「…」
心「…」
瑞樹「とすると、加点式…?」
早苗「もちろん動きが悪かったり変だったりしたらそれはマイナスですよ」
友紀「これ、凄まじい戦いになりそうですね…」
菜々「…」
心「…」
菜々「…」
心「…」
早苗「2人とも精神統一してるわね…」
楓「それだけこの勝負に命を賭けているのかもしれませんね」
瑞樹「それじゃあ…行くわよ!準備は良い!?」
菜々「良くないです」
心「アイドル生命消えるぞこれ」
瑞樹「はいスタート!!!」ピー
菜々「えっ!?……あ!…えっと…」
心「…えー…」
瑞樹「ほらスタート!スタート!!」ピーピー
菜々「あ、アー…」
心「アー…」
早苗「動きが無いわね」
瑞樹「はい終りょ」
菜々「アアアアアアアアアア!!!!」キュキュキュキュキュ
心「アアアアアアアアアア!!!!」キュキュキュキュキュ
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瑞樹「良いわよ!!あら…これもしかして!!」
友紀「あ!2人ともこれメルヘンデビューですよ!!めっちゃ速く踊ってますけど!!」
※参考動画
https://youtu.be/-FG2Ulbh9Qo
菜々「アアアアアアアアアア!!!!」キュキュキュキュキュキュ
心「アアアアアアアアアア!!!!」キュキュキュキュキュキュ
早苗「何wwwこれwwww」
楓「息がwwwwwこっちが息wwww出来ないwwwww」
友紀「頑張ってー!!2人とも頑張ってー!!!」
瑞樹「良いわよ!!そのまま全力で行きなさ」
菜々「んヴェッフォ!!!」ドサッ
心「んゴッフォ!!!」バタッ
瑞樹「はい終了ォォォォオオオ!!!」ピー
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
心「何がメルヘンだよ。本格的にメルヘン世界にデビューしかけてたよ」
菜々「ちょっとお花畑見えましたよ」
早苗「20秒しか出来てないけど」
心「精一杯だよ」
菜々「メルヘンじゃないですね。ヘルですよこれ」
友紀「wwwww」
瑞樹「それよりも貴方達息ぴったりじゃない。しんちゃんは菜々ちゃんの歌マスターしてたの?」
心「してたの☆」
早苗「もう本当にユニット組んじゃいなさいよ」
菜々「何ででしょうね。死地を共に乗り越えるとそれも悪くないかなと思えましたよ」
楓「wwwwwww」
心「ナナ先輩…!」
菜々「やっぱり良いです」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
心「みすてぃはぁとブレイク☆」
『第二回戦、まさかの酸欠になりかけリタイアした佐藤と安部…結果はまたも引き分けというグダグダな展開に終わってしまった…残すゲームはあと一つ…』
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/659400/shironegi_001.jpg
『高垣の提案した、ネギしばき合い対決である!!』
『ルールは単純、ただお互いにネギでしばき合い、「痛い」という言葉を発した方が敗北するという至って簡単なもの!』
『この勝負に、全てを賭け、番組レギュラーの座を守れ!安部菜々!そしてレギュラーの座を奪い取れ!佐藤心!』
…。
早苗「ようやくそのプロレスコスプレを着た意味が分かるゲームになったわね」
心「少なくともさっきのにこれ必要無いだろ」
菜々「そろそろ本気で恥ずかしいんですが」
瑞樹「初めから恥ずかしいと思うわよ」
早苗「っていうか、ネギってそんな痛いの?あんまそんな感じしないけど」
瑞樹「試してみる?」
早苗「勘弁してよ」
瑞樹「ADさんで」
友紀「え」
楓「え」
早苗「ちょい。ちょい来て」チョイチョイ
「…」
早苗「ほら怖がってないで」グイグイ
「w…ww」
瑞樹「はい友紀ちゃん。年末の借りを全力で返してやりなさい」
友紀「あ。アタシで良いんですか?」
瑞樹「貴方が適役よ」
早苗「はいそこに四つん這い」
「ww…」
心「これってさ、視聴者は大丈夫なの?」
菜々「ADさん的には大丈夫です」
心「どういうことなの…?」
早苗「はい友紀ちゃん。フルスイングでやっちゃって」
友紀「はーい」グググ…
楓「頑張れー♪」
瑞樹「はいせーのっ」
友紀「フンッッッッ!!!」 ベキィ
「痛っで!!!!」
心「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
早苗「ADさんお尻がマイナスドライバーからプラスドライバーになったって」
瑞樹「見た?これがネギの威力よ」
心「ほぼ友紀ちゃんの腕力じゃないの?」
菜々「ネギの緑部分天井まで行きましたよ」
楓「2015年でどれだけ友紀ちゃんが苦しんだと思ってるの」
友紀「本当だよ」
菜々「(韓国戦)引き摺り過ぎです」
心「でも、それを…はぁと達がやるの?」
早苗「大丈夫よ。痛いって言わない限り何本でも折っていいから」
心「そういうことじゃねえよ」
『安全面を考え、サポーターを着ける両者…』
『争い事とは無縁とも言える安部、レギュラー獲得に意欲を示す佐藤…』
『果たして佐藤は下剋上を果たすことが出来るのか!?』
…。
菜々「…」
心「…」
瑞樹「…さあ最終ラウンドとなりましたが…これまで引き分け続きですね」
早苗「それだけ実力が拮抗してるということでしょうね」
瑞樹「互いにネギ……ンフフ…ネギを…」
早苗「ン゛ン゛」
楓「wwwwwww」
心「…このネギあの二人に突っ込んでいい?」
菜々「…やれたらとっくにやってます…」
瑞樹「さあ!そろそろ時間が近づいて参りましたが…それじゃあインタビュアーの姫川さん!」
友紀「インタビュアー、姫川です」
心「さっき観客って…」
友紀「どうですか?意気込みの方を…安部選手」
菜々「やりたくないです」
友紀「はっ倒してやりたい!凄いコメント頂きましたよ!」
菜々「やりたくないです」
友紀「では、しんちゃん!」
心「おい」
友紀「意気込みの方をどうぞ!」
心「そろそろ本気で怒るぞ☆」
友紀「しばき倒したいそうです!」
心「お前な」
友紀「それではアタシはこれで…」
菜々「逃げましたよ」
心「逃げたね」
瑞樹「はい!それではそろそろ開始したいと思います!」
楓「あ、待って下さい」
瑞樹「何でしょうか?」
楓「痛いって、言ったら負けですからね」
早苗「そうですね。でも裏を返せば痛いって言わなければ良いって事ですから」
菜々「…」
心「…」
瑞樹「別に叫んでも良いって事ですからね?」
楓「ええ。そういうことです」
瑞樹「それではルールを再確認したところで…時間です!」
菜々「…」
心「…」
瑞樹「…スタート!!!」
菜々「えいっ!」ベシィ
心「クサッ!!」
友紀「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「えいっ!えいっ!」バシバシ
心「うわクッサ!!クッサ!!!」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
心「ああもう!!」ベシィ
菜々「クサイッッ!!!」
友紀「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「えい!えい!!」ベシベシ
心「めっちゃクサイめっちゃクサイめっちゃクサイって!!!」
瑞樹「ちょっとwwww待ってwww」
早苗「バカじゃないのwwww」
心「あーもうクッサァ!!!」
瑞樹「…w…え、えー…まあ勝負はね?多分決着つかなそうだから…」
早苗「あれ何なのかしらね」
友紀「実際あの二人にユニット組んでもらえたら凄いことになりそうですね」
楓「あ。あれどうですか?」
早苗「何?」
楓「最初の辺りでしんちゃんが言ってたしゅがみんはどうですか?」
友紀「しゅが…あ、シュガー…」
早苗「サブいわね」
瑞樹「スベってるわね」
楓「やはりそうでしたか」
友紀「楓さんにそれを言う資格あるんですか?」
早苗「砂糖と塩とかそんなんで良いじゃない」
友紀「塩どこから来たんですか…」
瑞樹「…えー。というわけでね?あの二人が無事ユニットを組めるのかどうかはまあ、この辺に…」チョイチョイ
早苗「その前にあれ決着つくの?」
友紀「あと5分くらいしたら燃え尽きると思いますよ」
楓「wwwww」
瑞樹「w…じゃあ、また来週…」
早苗「それじゃ」
楓「ブリーフ&トランクスっていませんでしたっけ?」
友紀「何ですかそれ」
菜々「ちょっ…クサイですって!!」
心「こっちだってクサイんだって!!」
終
すいません正直はぁとさんまだよく分かってません
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