放課後のことである。
これからまた益体もない部活に行かねばならないのかと思うと億劫になり、せめて舌だけでも癒されようと飲み物を買いに自販機へと向かった。
「マッ缶マッ缶…………よっと」
金を入れてボタンを押すとピッという電子音が鳴り、ガコンと音がする。取り出し口から独特のデザインの缶を掴み取り、鞄にしまう。
ぬるくならないうちに早いとこ部室に行ってじっくり味わおう。そんな事を考えながら階段に差し掛かった。
「おっ、と」
俺より先に階段を上ってる女生徒がいた。クラスメートの川崎沙希だ。
何で放課後のこの時間に部活もしてない川崎が階段を上がってるのかはわからないが、俺はすぐさまその場を離れようとする。
だって川崎さん、スカート短いんだもの。見えたら嬉しいとは思うが、実際に見たらこっちが恥ずかしくなる。しかもそれを見咎められたらどんな目に遭わされるやら。
しかしついつい目が行ってしまうのは男のサガだろう。立ち去る前に無意識に見上げてしまった。
そして、見た。見えてしまった。
いや、下着ではなく、本来有り得ないものが。
「…………しっぽ?」
「……見た?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444944460
注)
このスレは欲求不満な>>1が八幡と沙希にえっちぃ事をさせるだけのどうでもいいスレです
次のような注意点があります。もし合わないと感じたらあざ笑いながらブラウザバックしてください
・一応18禁のつもりです
・基本は八幡×沙希です。展開次第で他のキャラが混じります
・お馬鹿な設定と阿呆な展開で進んで行きます
・当然キャラ崩壊してます
・ファンタジーチックな要素を含みます
・展開やアイデアを募集することがあるかもしれません
・基本は地の文で書いて行きます
・行き当たりばったりでいくのでエンディングは決めてません
・投下ペースは適当です
・もちろん童貞臭が漂ってます
・平塚先生は結婚しません
よろしくお願いします
俺の呟きが聞こえたのか、川崎はバッと振り向いてこちらを見て聞いてくる。
「あ、いや…………」
よく漫画とかゲームに出てくる悪魔やモンスターの臀部から伸びる細いもの。先っぽはハートというかスペードというかそんな形。
あれを尻尾と言わずに何と言おう。それが川崎のスカートからはみ出て伸びているのがさっき一瞬見えた。
「………………」
「………………」
しばらくお互い何も言わずに見つめ合う。き、気まずい…………。
あれに関して聞いていいものかどうかわからないし、単なる見間違いかもしれないのだ。
「あれ、ヒッキー、何してんの?」
そんな俺達二人の沈黙を破ったのはやはり自販機の方からやってきた由比ヶ浜だった。
こんなところで佇んでいる俺を不審に思ったのだろう。
「ああ、いや…………」
由比ヶ浜から目線を階段に戻すと、すでに川崎は姿を消していた。
何だったんだ…………?
「ヒッキー?」
訝しむ由比ヶ浜を適当にあしらい、俺達は部室へと向かった。
ま、どうせ依頼なんかなく、またいつものように本を読んだりダベったりして終わりだろう。だったら行かなくてもよくね? もう帰ってしまおうか?
もちろんサボったりしたら精神面は雪ノ下に、肉体面は平塚先生にボロボロにされてしまうので実行には移さないが。
部室のドアを開けて雪ノ下と適当に挨拶をしていつもの場所に座る。
さあ、部活の時間だ。これさえ凌げば明日から週末の二連休。待ち遠しいぜ全く。
「そういえばヒッキーは連休はどっか行くの?」
「いや、家でダラダラする。誰もいないから好き放題だらけられるぜ」
「別に家族いてもだらけてるでしょヒッキーは…………小町ちゃん達はいないの?」
「両親は仕事が佳境に入って休みナシの泊まり込みだとよ。来月代休があるみたいだが。小町は友達んとこに今夜から勉強会という名のお泊まりだ」
「へえ、勉強会のお泊まりか。いいなあ…………そうだゆきのん! あたしたちもお泊まり会しよ!」
俺と会話をしていた由比ヶ浜が唐突に唐突な提案を雪ノ下にする。
雪ノ下は読んでいた本から目を外し、由比ヶ浜の方に向いた。
「えっと、それは私の家に泊まりに来る、という解釈でいいのかしら?」
「うん!」
「構わないけれど…………ちゃんと御両親の許可を取ってからにするのよ?」
「ありがとーゆきのん!」
珍しくあっさり了承した雪ノ下に抱き付く由比ヶ浜。おうおう、百合百合しいことで。
そこから二人は夕飯はどうするだの明日の予定だのを話し合い始め、空気となった俺は読書を再開する。
が、今いち集中できない。原因は当然先ほど見た光景だ。
川崎は俺の呟きに反応して『見た?』と聞いてきた。ならばあれは見間違いではないのだろう。過去の例を見る限り、普通に下着を見られただけならあんな反応を川崎はしないはずだからな。
…………とは言っても考えてわかるものでもないか。余計な事に首を突っ込まず、気にしないことにしよう。
そしてそれっきり川崎の事は忘れるはずだった。しかし部活が終わって帰路につくと、我が比企谷家の前で待ち伏せていたのは誰であろう、川崎沙希だったのである。
「遅かったね。待ちくたびれたよ」
「…………何か用か?」
「ちょっとね。あんま他人には聞かれたくない話なんだけど心当たりある?」
「……さあな」
「ま、どっちでもいいよ。少し長くなるから家に入れてくれると嬉しいんだけど」
「悪いな、明日まで俺しかいないんだ。男一人の家に女子を入れるのは倫理上よろしくない」
「はいはい、早くしな」
川崎は俺の話を聞かずに急かしてくる。
何だよ、どうせ俺はどんな状況になろうとも女の子に手を出せないヘタレだから大丈夫ですってか?
その通りですね、はい。
まあ川崎だったらそんな色っぽい展開にはなったりしないだろう。俺は鍵を取り出して玄関を開け、川崎を招き入れる。
「じゃ、とりあえず上がれよ。飲み物くらいなら出すから」
「ん、ありがと」
この時点ではこの後どうなるかなんて全く予想していなかった。
しかし、この日この時から俺のぼっち童貞人生は大きく変わって行くことになるのである。
とりあえず今回はここまで
しばらくはエロ展開に入るまでのプロローグというか前振り。設定説明とも言う
台本形式に慣れると地の文て難しいね。乱筆乱文は御容赦を
次回は欲求不満になったら投下します
それではまたノシ
「できればあんたの部屋がいいんだけど」
「え?」
靴を脱いでリビングに案内しようとした途端に川崎が妙な申し出をしてきた。
俺の部屋?
「何でだよ?」
「一応理由はあるよ。それもまとめて話すけど…………駄目かな?」
そう言われると断りにくい。特に見られて困るような物があるわけでもなし、別にいいか。
俺の部屋に女子が入るってのはちょっと意識しちまうけどな。
「まあそういうことなら……こっちだ」
「悪いね」
とりあえず川崎を俺の部屋に案内した。
一旦荷物を置き、川崎に声を掛ける。
「ちょっと飲み物取ってくる。適当に座って待っててくれ」
「ん、了解」
俺は台所に向かい、冷蔵庫を確認する。川崎には烏龍茶でいいか。
コップに注ぎ、マッ缶とついでにちょっとしたスナック菓子を御盆に乗せて部屋に戻った。
「お待たせ。烏龍茶で良かったか?」
「うん、ありがと」
川崎が勉強机用の椅子に座っていたので、御盆をそのまま机に乗せる。
俺はマッ缶を取ってベッドに座ろうとしたが、その前に川崎にマッ缶をひょいと取り上げられた。
「比企谷ってさ、ホントこれ好きだよね」
「そりゃ千葉のソウルドリンクだからな。もはや俺のエネルギー源といっても過言ではない」
「ふうん。エネルギー源ねえ…………」
しばらくマッ缶をマジマジと見つめたあと、止める間もなく川崎はプルタブを開けて中身を口に含んだ。
「あっ」
「…………甘い。何これ、甘過ぎでしょ」
「勝手に飲んどいて文句言うなよ…………いやいや、返されても困る」
もう勘弁といった感じでこちらに差し出してくるが飲めるわけないだろ。何で平然としてんだよ。
しかし当の川崎は一切疑問に思っていないようで、疑問符を頭に浮かべている。
「いらないの?」
「あ、いや…………」
すでに何も気にしていないというように自分の烏龍茶を飲んでいた。
俺が気にしすぎなのか……?
なるたけ無心で俺は渡されたマッ缶をあおり、その甘さを味わおうとする。
「間接キス」
「!! ゴホッゴホッ!」
飲み込んだ瞬間の川崎の放った唐突な一言に俺は激しく咽せた。
「お、お前…………」
「ふふ、ごめんごめん。でも比企谷もキョドりすぎだって」
「コミュ障の俺にはこういうことはレベル高すぎるんだよ…………」
「ひょっとしてその反応だとファーストキスもまだ?」
「俺が経験あるわけないだろ。てか何でそんなこと聞いてくるんだよ」
「いや、ちょっと気になってね。あんたの周りには雪ノ下や由比ヶ浜がいるし、もしかしたらって」
「あいつらはそういう対象じゃねえよ。てかそう思われるだけでもあいつらには迷惑だろ」
「ふーん」
「というか結局話って何なんだよ? 俺が彼女いない歴イコール年齢だって話がしたいわけじゃないんだろ?」
「あー…………うん、そうだね」
川崎は少し逡巡したように目線を逸らす。
が、その背後にあるものに俺の目線は奪われてしまった。
「………………」
「やっぱり見えてるよね」
ぴょこん、と伸びているのは学校でも見た尻尾。
フリフリと左右に動き、それを追う俺の目線を確認して川崎は聞いてきた。
「そりゃそんな目立つもんがあればな。誰だって気付くだろ」
「ううん、これ、普通の人には見えないんだよ」
「はあ? まるで俺やお前が普通じゃないって言ってるように聞こえるが」
「うん。少なくともあたしは普通の人間じゃない」
「…………中二病を患うには少し遅いぞ」
「嘘じゃないって。尻尾がある人間なんていないでしょ」
川崎はその尻尾で机の上にあった消しゴムを器用につかみ、ポイッと俺の方に放ってくる。
それをキャッチして同じように放り投げると、川崎は尻尾で受け取り、机の上に戻した。
ううむ、その動きを見る限り玩具や幻覚といった類ではなさそうだが…………。
「だから本物なんだってば」
「…………わかった。とりあえずそういうことで話を進めよう。それならお前は何者なんだ? どうして俺にはそれが見えるんだ?」
「うん、説明はするけど…………先にちょっと謝っとくね。ごめん」
そう言って突然川崎は頭を下げてくる。
俺は慌ててそれを押しとどめた。
「何でだよ、俺にヒドいことでもするのか?」
「する…………かもしれない」
「え、マジ? …………あ、あれ?」
なんだか足に力が入らない。
とりあえず浮かした腰をベッドに再び下ろす。
それを確認した川崎が俺の方に寄ってきた。
「川崎、どうし…………んむっ」
!!?
え? え? あれ?
い、今、俺、川崎とキスしてねえか?
頭を抑えられ、川崎の柔らかい唇が俺の唇に押し付けられていた。
突然の展開に戸惑って固まっていると、くちゅり、と川崎の舌が俺の口内にねじ込まれてくる。
「んんっ……!」
何とか我に返り、腕を上げて川崎を押し返そうと試みた。
が、何故か全く力が入らない。指先がわずかに動く程度だ。
そうこうしているうちに舌が絡め捕られて唾液を口内に流し込まれ、俺はそれを無意識に喉を鳴らして飲み込む。
「ん……はぁ」
川崎が顔を離すと、二人の舌の間でつうっと唾液の糸が引く。
頭がぼうっとして思考が放棄されそうになるのを俺は必死で堪えた。
「な、何を…………」
「身体に力入らないでしょ? さっきのマッ缶に少し仕込んだからね」
「仕込んだって……何を?」
「あたしの唾液」
「え?」
「あたしの体液は様々な効力を付属させることができるのさ。量や濃度にもよるけどね。マッ缶に仕込んだのは脱力系」
「じゃ、じゃあ今俺が飲んだのは…………?」
「もう検討は付いてるんでしょ?」
そう言って川崎は俺をベッドに押し倒した。
そのまま俺のズボンの上から股間部に触れてくる。
「うっ……」
「ふふ、すごいガチガチに大きくなってる。媚薬の効果、出てるね」
「な、なんでこんなことを…………?」
「それがあたしって生き物だから」
「…………?」
「あたしは淫魔、所謂サキュバスってやつさ」
一旦ここまで
こんな感じのお馬鹿な設定でこのSSは進んでいきます。ストーリーなんかないよ。良作を期待とかしないでね
本当はもうちょっと設定説明を語らせるつもりだったけど我慢が利かなくなったのでさっさとヤることにした
残りの設定はヤりながらか事後に
欲求不満になったら投下するって言ったけど、毎日投下したら俺ってものすげー欲求不満みたいだな……
んじゃまたノシ
あ、ごめん追記
沙希の尻尾はとらぶるのララみたいな感じです。別に性感帯ではないけど
あのスレと同じ人なのか(困惑)
淫魔ktkr
いいよね人外(一部除く)
けーちゃんが出てくるのか、ロリ化するのか…
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432441907/)
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」2
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」2 - SSまとめ速報
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八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」
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八幡「川なんとかさんの好感度が上がる機械?」小町「うん」
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追加あるかもだけどまず自分で酉検索しようね!しまじろうとの約束だよ!
ちょっと欲求不満になったのでこっちを更新
誕生日スレを終わらせたらまた再開します
ではノシ
「ん…………」
そうしている間でも川崎はじっとしていない。
手は俺の背中を撫で回し、身体を揺すって肌を擦り付けてくる。まるで動物がマーキングしているかのようだ。
というか俺が落ち着かねえ。だって川崎の肌、柔らかくてすべすべで、吸い付いてくるみたいなんだもの! 性的な意味でなく気持ちいい。
いや、下半身は繋がりっぱなしで揺すられると刺激されるからそっちは性的な意味で気持ちいいんだけど。
しばらくして満足したか、川崎はようやく身体の動きを止める。
「はあ…………ね、比企谷」
「ん?」
「どうだった? 自分で好きなように動いて、あたしに精液中出しするの、気持ち良かった?」
「っ…………!」
「んっ……ふふ、今あたしの中でまだおっきいまんまのチンポがピクッてしたよ」
「そりゃ、そんなこと耳元で囁かれたら……」
「ふふ、で、どうだったの?」
「…………言わなきゃ駄目か?」
「比企谷の口から聞かせてよ」
「…………メシ前にやったのより、気持ち良かった。たぶん今までの人生で一番気持ち良くて幸福な瞬間だったと思う」
「ん、嬉しい」
川崎は頬擦りを止め、俺の頬にキスをしてくる。
一旦ここまで
童貞と処女という未経験同士の初夜は初々しくていいですね
ぎこちないながらも手探りで進んでいく二人が表現出来ていたらいいなと思います
また欲求不満になったら投下します
それではノシ
「ん…………」
俺は微睡みの中、段々と意識を取り戻す。
うっすら目を開けると見慣れた天井が視界に入り、下半身が気持ちいい。
…………気持ちいい?
その違和感と共に昨夜の記憶が蘇り、俺は瞬時に目覚めて掛け布団を捲る。
そこには固く屹立した肉棒に舌を這わせている川崎がいた。
「お、おい…………うっ、ああっ」
俺が何か言う前に川崎は肉棒の先端を口に含み、尿道口を舌先でほじくるように責めてくる。
同時に右手で肉茎をしごかれ、左手で玉袋を揉まれ、あっという間に射精まで導かれた。どうやら起きる前にも相当責められていたようだ。
「あっ! あっ! あうっ! ううっ…………うっ……うっ……」
「んっ……んっ……」
口内でどくっどくっと精液がぶちまけられ、川崎はそれを喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
全て出し切ったあとに尿道に残ったものまで吸い出され、丹念に肉棒全体を舌で綺麗に舐め尽くし、そこでようやく川崎は口から肉棒を解放した。
射精後の快感の余韻と心地良い疲労感に包まれている俺の腕を伸ばさせ、それに頭を乗せて腕枕状態にし、身体を引っ付けてくる。
「おはよ、比企谷」
「ああ、おはよう川崎…………じゃなくて、朝っぱらから何やってんだ」
朝チュン終わり
短くてすまん。次回はもうちょっと書き溜める
童貞から小中学生並みにランクアップしたか……目指せ生まれたての赤子のような文章
またノシ
首に腕が回されて柔らかい身体が押し付けられる。
先ほど出すものを出したので欲情はしないが、単純にドキドキしてしまう。俺は思い切って聞いてみた。
「か、川崎」
「ん、何?」
「そ、その……俺からも、抱きしめていいか?」
「…………は? もっとすごいこと色々してるのに今更そんなこと聞いてくるの?」
「いや、一応奴隷としての領分はわきまえようかなって…………」
「はあ……その心掛けはいいんだけどさ…………んじゃあたしの方から命令するよ。あたしを抱きしめて」
「わ、わかった」
「思いっきり、ぎゅってして」
「…………おう」
俺は川崎に向き合い、枕にされている腕で頭を抱えて胸に抱き、もう片腕を背中に回して強く抱きしめる。
足を互いに絡め合って身体を密着させた。
「ん…………あったかい……」
「痛くないか?」
「大丈夫……だから、そのままぎゅっとしてて……」
「ああ」
俺は川崎をそのまま抱き締め続けた。
時折顔を俺の胸に擦り付けてくるのがちょっとくすぐったい。
あまり知っている奴に見られないように少し遠回りをして人の少ない通りを選ぶ。
やべ。身内じゃない女子と自転車の二人乗りなんてもしかして俺リア充じゃね?
まあ立場は奴隷なんですけどね…………。
もうすぐ川崎家に到着するという頃に、川崎が話し掛けてきた。
「ね、比企谷。明日は日曜日だけどあんた暇?」
「え? ああ、何の用事もねえけど」
「そ。んじゃ明日はあたしの買い物とかに付き合ってよ」
「いいけど…………その、俺なんかでいいのか?」
「何でそんな卑屈なのさ…………奴隷ならご主人様の荷物持ちくらいしなって」
「あいよ、承った。時間や場所は……あとで連絡先交換しとこうぜ。それで教えてくれ」
「そうだね。あと明日もあんたから搾り取らせてもらうから、今日無駄撃ちするんじゃないよ?」
「っ…………わ、わかった」
「あたしの身体を思い出してするのとか駄目だよ?」
「…………あ、ああ」
「脱童貞で中出しまでしちゃって気持ち良かったのを反芻してするのとか駄目だよ?」
「だ、大丈夫、だから」
「ん、聞き分け良い子は撫でてあげないとね」
二人とも立ち上がって乱れた衣服を整える。
考えてみれば鍵もかけずに恐ろしいことをしたものだ。
「じゃ、連絡先交換しとこ」
「ああ」
俺達は携帯を取り出し、互いのを登録しあう。
まさか俺の携帯に身内でも部活仲間でもない女子が登録されることがあるなんてな。
ついニヤケていたらしく、川崎が訝しそうに声を掛けてきた。
「どうしたの? 自分のスマホじっと見て」
「ああ、すまん。川崎の名前が電話帳にあるのが嬉しくて」
「っ…………そ、そう」
あ、しまった。キモいことを言ってしまったか?
しかし引かれたような様子は見受けられず、ほっとする。
「じゃ、今日の夜にでもメールするから」
「おう。んじゃまたな」
俺は川崎に向かって軽く手を上げ、ドアを開けた。
そこで動きを止める。
「比企谷?」
「…………」
一旦背中を向けた川崎の方に振り返り、近付く。
手を伸ばして川崎の前髪をかきあげ、晒されたおでこ。
そのおでこに俺は軽く口付けた。
「あ…………」
小さな声が上がる。
が、抵抗したり逃げたりする様子はなかった。
「じゃ、じゃあな」
俺は離れて踵を返し、慌てて出て行こうとする。
しかし咄嗟に腕を掴まれ、そのままお返しと言わんばかりに頬にキスをされた。
「またね、八幡」
「ん…………」
何か物音がし、俺は目を覚ました。
身体を起こして周囲を確認すると、床にあったスマホにメールが来ている。マナーモードにしてはいたが、着信時の振動で落ちてしまったようだ。
拾い上げて確認すると、川崎からのメールだった。
『おはよう。やりすぎて寝坊してない?(笑) 今日は夕御飯どうする? 一緒に食べてから帰る?』
時刻を見ると焦るほどではないが結構な時間だ。
あの精力が上がってた時間は眠れなかったし。
『今起きたわ(笑)。せっかくだからどこかで食べていくか。何にするかはその場の流れで決めようぜ。んじゃ朝飯食ってくるからまたあとで』
そう返信をしてスマホを充電器に繋いでおき、俺はリビングに向かう。
…………うーん。俺が夕飯の相談をされて一緒に食べることを選択するなんてな。
エレベーターを降り、部屋に入るなり川崎は俺の首に腕を回して唇を重ねてくる。
俺はそれに抵抗をせず、少し強めに川崎の身体を抱きしめた。
舌を口内にねじ込んできたのでそれを受け入れ、自分のと絡め合う。くちゅくちゅと唾液を吸い合う音が響く。
「ん……はぁ……」
唇を離すと、川崎が目をとろんとさせながら甘い吐息を漏らす。
ヤバい。そんな表情されたら抑えが利かなくなっちまう。
一旦俺は川崎と身体を離した。
「ね、比企谷……見て…………」
ベッドの脇まで移動した川崎がスカートの裾を持って捲り上げた。
下着は黒のレースだったが、驚いたのはそれがぐっしょりに濡れていることだ。
しかも溢れ出る蜜を吸収しきれず、太ももから膝の方まで水滴が伝わっている。
「か、川崎…………」
「比企谷が溜めててくれたって聞いて、あたしのここ、凄いことになっちゃってる…………あんたので、あたしの穴を塞いで…………」
川崎はするすると服と下着を脱ぎ捨てる。
俺も手早く全裸になり、川崎をベッドに押し倒した。
「なあ川崎、ちょっと俺が下になっていいか?」
「え? うん」
唇を離したあと、俺は川崎に問いかける。
繋がったままごろんと転がり、俺が下になる体勢になった。
ベッドのサイズはさすがラブホテルといった感じで大きく、半回転してもまだ余裕があるほどだ。
「で、何でこっち?」
「俺が上だと重いだろ。それに奴隷の位置は基本的に下だしな」
「そこまで気を使わなくていいのに…………」
「いいんだよ。俺がお前に尽くしたいと勝手に思ってんだから」
そう言って俺はぎゅっと背中に回した腕に力を入れて、川崎を抱き締める。
ついでにそのきめ細やかな肌を手で撫で回すと、川崎の口から溜め息が漏れ出た。
「はあ……ん…………それ、好きぃ……」
俺は右手を少しずつ下ろしていき、丸みを帯びた尻を揉む。
胸とはまた違う弾力が手のひらに伝わってき、その感触が心地いい。
「んっ…………もう、スケベ……」
ぺしっと臀部から生えている尻尾が俺の手を軽く叩く。
「スケベな奴隷は嫌か?」
「ううん、大好き」
川崎は俺と唇を重ね、ゆっくりと腰を浮かし始めた。
当然俺の肉棒が膣内から抜けていく。
しばらくして川崎は顔を上げ、口を開く。
「じゃ、一回抜くよ。少し休も」
「おう」
「またあんたの奴隷チンポ、綺麗にしてあげる」
「ん、よろしく、ご主人様」
「うん」
川崎は腰を浮かして肉棒を膣内から抜き、身体を下げて顔を寄せ、舌を這わせ始める。
「んっ…………」
ぬるりとした舌の感触が気持ちいい。思わず声が出た。
しかし昨日のように快感を与えてくるのではなく、あくまで掃除することをメインにしている。
茎や陰毛に付着していた粘液をすべて舐め取られ、最後に先っぽをくわえられた。
心構えをしていなかったらまた情けない声を上げていただろう。尿道に残っているものを吸い出される。
「んっ……んっ…………よし、終わったよ」
口に溜めたものを喉を鳴らして飲み込み、満足そうな表情をしながら川崎は顔を上げた。
俺も身体を起こし、川崎の頭を撫でる。
「ああ。ありがとうな、川崎。気持ちよかったぜ」
「ん、あたしも美味しかった。ご馳走様」
「…………さて、せっかくラブホに来たんだ。ちょっと内装見学しようぜ」
「そうだね。部屋に入るなりしちゃったし」
「原因はお前だけどな」
川崎の能力で身体から余計な水分を弾き飛ばす。
というか本当に便利だよなこの能力。エロとか関係なしに。
バスルームから出て入口脇にある小窓を開けると、そこに設置された棚に食事とお釣りが置いてあった。
「来てるぞ。食おうぜ」
「うん」
トレイを持ってテーブルに置き、席に着いて食べ始める。
全裸でメシってのもなかなかシュールだな…………。
動く度にふるふると揺れる川崎の胸にどうしても目が行ってしまう。
「ん? ふふ、触る?」
俺の視線に気付いた川崎が身体を反らして胸を突き出してくる。
「あーいや、気にしないでくれ」
「そう?」
気になるのは確かだがさすがにメシの最中はな。
またあとでいっぱい触らせてもらおう。
「ご馳走様でした」
「ご馳走様でした。んじゃ戻してくるわ」
「うん。ありがと」
俺はトレイを回収して棚に戻す。
振り向くと川崎はソファーに座っていた。ま、食った直後からってのもあれだしな。
隣に座ろうとすると、川崎は自分の太腿をポンポンと叩く。
「…………お邪魔します」
「ん、いらっしゃい」
俺はソファーに横たわり、太腿に頭を乗せる。
いわゆる膝枕ってやつだ。
閲覧注意
今回の投下分は八幡のお尻を責めます
そういうプレイが苦手な方は見ないでください
何となく顔を見られるのが恥ずかしく、ぐいっと抱き寄せて俺の胸に顔を埋めさせた。
「ん…………」
川崎は小さく呻くが抵抗はしない。少し強めに抱きしめる。
暖かくて、柔らかい身体。くっついてる部分が心地良い。
昨晩あまり寝れなかったのと疲れが相まって、どんどん目蓋が重くなってきた。
「眠いの? いいよ、あたしを抱き枕にして寝ちゃおっか」
俺はその言葉に甘え、意識を手離して眠りにつく。
一旦ここまで
ようやくラブホ編終了
しばらくエロナシの日常回をやります
でも先にクリスマススレかしら?
またノシ
「んー…………ヤったヤった」
ラブホテルから出るなり川崎は伸びをしながら言った。
花の女子高生が何を言ってんだ。
「気持ち良かったね比企谷、ありがと」
「お、おう」
川崎が笑顔で腕を組んでくる。
いきなりの行動と予想外のお礼の言葉についどもってしまった。
「ふふ、何照れてんのさ。今更これくらいで」
「うるせ。慣れてねえんだよこういうのは…………それよりさっさと移動するか。こんなとこにいるの誰かに見られたら面倒臭いぞ」
「ん、そうだね」
俺達はとりあえず駅前の方に歩き出した。
というか。
「川崎、その……いつまで腕組んでるんだ?」
「え、駄目?」
「いや、これも誰かに見られたら面倒だろ? 川崎が俺なんかとこんな…………」
「比企谷、あたしはね」
川崎が俺の言葉を遮る。
「したいことをしているだけなの。今見られて面倒になるようなことをしてるつもりは一切ないよ」
「…………そっか」
「そう。ま、あんたが嫌だって言うならやめるけど」
「嫌なわけねえよ…………で、これからどこに行くんだ? 買い物とか言ってたけど」
さすがにけーちゃんを淫魔にするのは倫理的によろしくない
でもやってみたいと囁く悪魔も心の中にいる
ここは安価で決めよう
けーちゃんを淫魔に
1.する
2.しない
安価
↓1
じゃ、いずれけーちゃんも出します
投下
「んじゃ、そろそろ帰るか」
「そうだね」
夕飯を終えてららぽーと内をぶらぶら歩いていたが、そろそろいい時間だろう。
あまり遅くまで女性を連れ回すのも良くないし。
「あー、えっと…………」
「ん、何?」
「その、俺でいいなら、送らせてもらっても、いいか?」
「何でそんなにへりくだってんのさ…………じゃ、お願い」
「お、おう」
組んでいる腕にぎゅっと力を入れられて、つい変な声が出てしまった。
俺達はららぽーとを出て、先ほどよりは人の少なくなった通りを歩く。
「えーと……いた」
俺は川崎を見付け、一気に階段を登る。
月曜の昼休みにメールで指定されたのは特別棟の屋上に出るための扉の前。
登り切ると同時に川崎か、声を掛けてくる。
「や、比企谷」
「おう」
これが今日初めての俺達の会話である。
あまり目立ちたくないという思考が一致しており、接触を持っていなかったのだ。
「えっと、弁当、作ってきてくれたんだよな? ここで食べるのか?」
「ううん。屋上に出るよ」
「え、でも……」
ここの扉は錠前が壊れているとかもなく、鍵が必要なタイプだ。
普通は開いてないはずなのだが。
「よっ、と」
どうするのかと見ていると、川崎が尻尾を扉に伸ばし、すり抜けさせる。
その向こうからガチャンと音がし、そのままドアノブをひねって扉を開けた。
「え? お、おい、今どうやったんだ?」
「ここは屋上に閉じ込められたりしないように外から鍵の開け閉めができるようになってるのさ。だから尻尾で鍵をひねって開けたんだよ」
「確か……何かを貫通してるときは物に触れないんじゃなかったか?」
「うん、昨日まではね」
川崎は屋上へと足を踏み入れる。
俺も後に続く。
放課後になり、俺は教室を出て特別棟に向かう。
少しゆっくり目で遠回りしたので、ドアノブをひねるとすでに空いていた。
屋上に出て扉を閉めて鍵を掛け、昼と同じく給水塔の間に座っている川崎を見つけてそちらに近付く。
「おす」
「ん。そういえば奉仕部は大丈夫なの?」
「ああ、ちょっと図書室で調べ物をしてから行くって言っといた」
俺は川崎の隣に腰を下ろす。
すぐに川崎は身体を寄せてくっついてきた。
「それじゃあまり時間もないかな? あんたのここも早くしてほしそうだし」
「んうっ…………」
「あたしを待たせないように大きくしとくなんてわかってるじゃない」
川崎が俺の股間に手を伸ばしてくる。
ここに来るまでの想像と期待ですでに肉棒はガチガチに固く大きくなっていた。
「ほら、比企谷、ズボン下ろしてよ……しごいてあげるから早くチンポ出して…………」
耳元で囁かれて頭がくらくらしてくる。
俺は腰を浮かしてズボンとトランクスを下ろし、肉棒をさらけ出す。
「あ……すご……熱い…………」
それを優しく握り、上下にしごかれる。
先走りの汁が溢れ出て肉棒全体と川崎の手を濡らしていった。
「うっす」
俺は奉仕部部室のドアを開けながら声を掛ける。
何やら談笑していた雪ノ下と由比ヶ浜がこちらを向く。
「ヒッキー、やっはろー」
「こんにちは、比企谷くん」
「おう」
軽い挨拶を交わし、俺は席に着いて図書室から借りた本を取り出した。
本を読むには最適な環境だよなこの部活って。
「ヒッキー何か調べ物って言ってたね。その本?」
ただし、依頼と由比ヶ浜の存在以外だが。
別に話し掛けてくるのはいいんだが、気持ちが本に向いているときに遮られると肩透かしされた気分になる。
読む前にちゃんと相手しておこう。
「ああ、ちょっと読みたいと思ったものがあってな」
「へー、なになに?」
え、食い付いてくるの?
俺に興味があるのかと勘違いしちゃうよ?
まあそんな自意識過剰はとっくに捨て去ったけど。
「ああ、ホームズだ」
「ホームズって…………あの探偵の?」
「小さい頃に一通り読んだんだが子供向けのやつでな、ちゃんとした和訳のを読んでみようと思って」
俺達は特別棟の屋上に続く扉前までやってきた。
そこでようやく俺は掴んでいた川崎の腕を離す。
「おい、どういうつもりだよ?」
「何のことかわからないね」
「教室であんなことを言ったことだよ、わかってんだろ」
「あたしがわからないのはあんたがどこに怒ってるのかってとこさ」
「…………」
「目立つのが嫌だったから? あたしとつるんでるのを知られるのが嫌だったから?」
「…………違う」
「本気じゃない告白を断るのに利用されたから?」
「気付いてたのか…………それでもない」
「あんたとつるんでるのを知られてあたしに何か起こるかもしれないから?」
「………………」
「はあー、くだらないね…………そりゃあんたの評判が悪いのは知ってるよ。でも同じ部活の雪ノ下や由比ヶ浜は何もないんでしょ?」
「そうだが……それでも極力リスクは減らすべきだろ」
「考えすぎだって。だいたいあたしだってあんたと同じようなぼっちなんだよ。離れていくような友達もいないし、むしろあんたには今回みたいな事の虫除けになってほしいって思ってる」
「うっす」
「こんにちは」
ドアを開け、中にいる雪ノ下と挨拶をする。
さて、腹減った。メシメシ。
席に座り、鞄から弁当箱を取り出した。
包みを開けたところで雪ノ下が怪訝な顔をする。
「比企谷くん、どうしてお弁当を食べようとしているのかしら? お昼取ってないの?」
「ああ、ちょっとごたごたがあってな、昼休みに食う暇がなかったんだ」
「そう」
ま、いきなりこんなことしてたら疑問も湧くわな。
さて、食うか。
「やっはろー! あ、ヒッキー!!」
箸を手に取ったところで由比ヶ浜がやってきた。
あー……面倒くさいことになりそうな雰囲気だ。
「ちょっとヒッキー! あれはどういうことなの!?」
「うるせえな。聞こえてるから大声出すな。それとメシ食ってるからあとにしろ」
「でも!」
「落ち着きなさい由比ヶ浜さん。いったい何があったのかしら?」
「あ、ゆきのん。えっとね…………」
由比ヶ浜と雪ノ下が話し始めた。今のうちに食ってしまおう。
しかしやっぱり川崎のメシは美味いな。箸が進むわ。
翌日の昼休み。
また例の屋上で川崎と合流し、弁当を受け取る。
「はい、今日の分」
「ああ、サンキュ。あとこれ、昨日の弁当箱な。洗ってあるから」
「ん。じゃ、食べよっか」
「おう、いただきます」
俺達は箸を取り、食べ始める。
うーむ、美味い。コンビニのパンとかはもう食べられなくなりそうだ。
米にはほぐした鮭も混ぜ込んであり、これさえあればおかずはいらないんじゃないかと思うくらいに絶妙な味付けだった。
食べるとなくなってしまうのが惜しいなあ…………。当たり前なんだが。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
「なあ、川崎」
「ん、何?」
「えっと…………」
……………………。
い、言えるわけないだろ! ずっと俺にメシを作って欲しいなんて!
プロポーズみたいじゃないか!
「どうしたの?」
「いや、その…………な、何か俺にできることはないか?」
「え、なに、突然?」
「だってよ、ギブアンドテイクがどうみてもバランス取れてないだろ。ほとんどが俺に得することばかりで」
正直ちょっとマンネリ気味なのでリクエストはありがたいかと。全採用は多分無理ですが(-.-;)
あとラブホ編終わったらそろそろ誰か(肉体的に)絡めようと思います
さすがにけーちゃんはまだ早いので
1.妹・比企谷小町
2.クラスメイト・海老名姫菜
3.大人気でスタイルもいい美人教師・平塚静
次回投下までに多数決を。いや、いずれ全員分書くと思うけど
ていうか多数決取るほど読んでくれてる人いるのかなあ?
色んな快楽の経験をしたあとでしばらくそれらを禁止され、数日は悶々として何も手に着かない。
なんてことはなかった。寝る前にムラムラするのを堪えるくらいで、普段は授業も予習復習もきっちり捗っている。
多分モチベーションの違いだろう。この前の昼休みの告白事件。あれのせいだ。
今は適当に誤魔化せているが、何かの拍子に俺と川崎が恋人同士のフリをしないといけない時がくるかもしれない。
その時に少しでも川崎に相応しくなれるように、相手が俺だということで起こるであろう川崎に対する悪評が少しでも減るように。
とんちんかんなことをしているのかもしれないが、俺はそんなふうに考え、行動しているのだった。
しばらく何事もない日々が続く。
川崎との接点は昼休みに弁当をもらって一緒に食べることと予備校の送り迎えだけだった。もちろん色事なんてない。
奉仕部も特に変わりなく、あえて言うなら俺の読書が減って勉強時間が増えたことか。
そしてやってきた週末。
土曜日。
川崎との、約束の日。
シュシュを外して解かれた川崎の髪を指で梳くように頭を撫でながら、顔にキスの雨を降らせる。
額に。こめかみに。目蓋に。鼻に。頬に。唇に。顎に
少しずつ下に降りていき、首筋に舌を這わせると、ぴくんと川崎の身体が震えた。
声が出ないようにきゅっと唇を結んでいる。
「川崎。その、嫌だったら言ってくれ。それと、もし気持ち良く感じてくれたなら、声、聞かせてほしい」
「…………うん」
短い返事が来たのを確認し、俺は再び首筋に舌と唇を這わせる。
時折軽く吸ってみたりもした。
「んっ…………ああ…………」
切なげな声が聞こえたが、嫌がっているふうではない。
そのまま鎖骨から右肩口へと舌を移動させる。
腋の下、二の腕、肘、腕、手首、手の平、手の甲。
余すところなく丹念に舌を這わせ、指を一本一本くわえてしゃぶりつくす。
それを終えて今度は反対の腕へ向かい、同じようにじっくりと愛撫していく。
川崎の腕からはすっかり力が抜けていて俺のされるがままになっていた。
少しキツめの膣内を肉棒でかき分け、最奥部に亀頭が押し付けられる。
「ん……ああっ……来たぁ…………っ」
川崎が身体を捩りながら呻く。
俺は歯を食いしばり、一瞬で果てそうになるのを何とか堪えた。
「はぁ……ん…………比企谷、我慢しないで。イっていいよ…………」
「い、いやだっ…………まだ、このまま川崎の中、感じていたいっ…………」
数日間振りの川崎の中は途方もなく気持ちいい。例えまたあとで味わえるとしても、すぐに出すのは勿体無さすぎる。
しかし川崎はニヤリと笑い、ぐいっと俺の首に腕を回して抱き寄せてきた。
「比企谷のチンポ、気持ちいい」
「っ!」
川崎が耳元に口を寄せて囁いてくる。
一言だけでなく次々と。
「ちょっと動くだけでもあたしのおまんこの気持ちいいとこ、ゴリゴリこすれてさ、意識トんじゃいそう」
「……っ」
「比企谷の濃くて美味しい精液、びゅっびゅって出してほしいな。おまんこの一番奥にぐりぐり押し付けながらさ」
「う、ああ…………も、もう……イきそ……」
「ふふ、比企谷はこういうの言われると興奮するもんね。いいよ、イって。あたしの中に出して」
川崎はゆっくりと腰を上下させ、俺の肉棒を膣で擦り始める。
「んあっ…………」
あったかくてドロドロで。
柔らかいのにキツくて。
全体で吸い付いてきながら締め付けてくる肉襞に思わず声が出た。
「ふふ。比企谷、可愛い」
川崎が俺の頬に唇をつける。
いや、頬だけじゃない。先ほど俺がしたように顔中にキスの雨を降らせてきた。
こんな腐った目でも愛してくれるのか、瞼や目元にも慈しむように。
やべ。嬉しくて泣きそう。んなことしたらドン引きされるから泣かないけど。
川崎はそのまま小刻みに腰を動かしていたが、しばらくすると身体を起こして奥深くまで肉棒を飲み込む。
「んっ……ああ……」
亀頭が子宮口に当たり、擦られる快感に脳がじんじんと痺れる。
俺の腹に手を付き、腰の動きを大きくし始めた。
肉棒が激しく蜜壷を出入りし、快感が高まっていく。
腰を振るたびに大きく揺れる川崎の胸に俺は両手を伸ばし、鷲掴みにするように少し乱暴に揉む。
川崎は身体を起こしてベッドから降り、風呂の準備のためにバスルームへと向かう。俺も後ろからついて行く。
別に今から入るわけではないから着いていく必要はないのだが、何となく手持ち無沙汰だったしな。
「えっと…………」
川崎が浴槽の傍の機械を操作する。
それを終えたと同時にお湯が溜まり始めた。
「よし、と。ある程度溜まったら自動的に止まるからいちいち確認しなくても大丈夫だよ」
「おう。ところで川崎、ちょっと頼みあるんだけど」
「え、何?」
「尻尾、触らせてくれねえか?」
「? いいけど…………ほら」
川崎は俺に背中を向けて、尻尾をこちらに伸ばしてくる。
俺はその場でしゃがみ、そっとその尻尾を撫でた。
「んっ…………尻尾がどうかしたの?」
「いや、川崎の身体を愛したいって言ったけどさ、尻尾やってなかったなって」
正確には身体の背面側を、だが。
さっきは背中や腰の後ろやお尻にはあまり触れていなかったのを、川崎の後ろ姿を見て思い当たったのだ。
「あん…………普通の人間にはない器官だよ……それでも、愛してくれるの…………?」
くすぐったいのか感じているのか川崎は身をよじる。
一旦ここまで
おかしい。今回書きためする直前までは確かに身体を洗い合う構想が頭の中にあったはずなんだ
なのにいざ書き始めたらこいつら三回戦をおっ始めやがった
こんなことしてるからいつも『サクッと終わらすぞー』が嘘っぱちになるんだよなあ
またノシ
ピー、という音と共にお湯の供給が止まる。
どうやら設定した分が溜まったようだ。
「じゃ、ちょっと先に入ってて。あたし髪の毛結ってくるから」
「おう」
二人とも立ち上がり、川崎が俺の身体に手を当てる。
直後に訪れる奇妙な感覚。身体の汚れを弾くサキュバスの能力だ。
本当便利だよなこれ。シャンプーとか石鹸とかいらねえじゃん。
「お待たせ。入るよ」
「おう、来い来い」
湯船に浸かっていると、髪をアップにした川崎がやってくる。
俺の脚の間に座り、背中を預けてもたれかかってきた。
「腕、回すぞ」
「うん」
川崎の腹の位置に腕を巻き付け、ぎゅっと抱き締める。
はぁ、と小さな吐息が漏れ出た。
「んー…………極楽極楽、ってやつかな。お風呂は心の洗濯とはよく言ったもんだね」
「身体の方はどうだ? 良ければあとでマッサージとかしてやるけど」
「あ、何かエロいこと考えてる?」
「違えよ。こうみえても上手いんだぜ俺」
「へえ、普段から誰かにしてるの?」
「家族にな。小町と違っていつでも無条件で小遣いが貰えるわけじゃないから」
「ふうん。あとでしてもらおっかな」
「おう、任せろ」
一旦ここまで
ば、馬鹿な……また洗いっこが始まらなかっただと? しかもエロないし
書き始める直前の構想では湯船に浸かってすぐに八幡が沙希の身体いじくりまわしてせっかくだから洗いながらしよう、ってなる予定だったのにどうしてこうなった。しかもちょっとシリアス入っちゃったし……
いざ書き出すと勝手に指が話を進めてしまう病気を何とかしてくれ…………
次回こそ、次回こそはマッサージのあとに洗いっこをっ…………
またノシ
マットを準備した川崎がその上にうつ伏せになる。
俺はそのそばにしゃがみ込んだ。
「それじゃ、お世話させていただきます。ご主人様」
「うん。よろしく」
まずは両手で背中を撫でたあと、軽く押し始める。
「ん…………」
「あ、強かったり弱かったりしたら言ってくれ」
「うん」
ちょっと張ってる箇所を手のひらで強めに押し、親指で凝りやすい部分を圧する。
肩や首周りを揉んでやると川崎の口から溜め息が出た。
「はあ……気持ちいい…………」
「ちょっと凝ってるな。やっぱり家事手伝いとか大変なのか?」
「どっちかっていうと重いもん二つぶら下げてるからだろうね」
「そういやお湯に浮くから風呂入ってるときは楽だとか言ってたな」
柔らかいマットならともかく普通の床にうつ伏せ寝とかしにくいんだろうなあ。
俺は揉む手を肩から移動させ、二の腕や手のひらまで丹念にマッサージする。
両腕を終えるとそのまま背中から腰に行き、臀部へと向かう。
エロ目的でなく、ちゃんとマッサージとしてお尻を揉み、太腿からふくらはぎ、足の裏まで丹念に揉みほぐした。
一旦ここまで
前の二回で反省したから三回目は成功するのさ。そう思っていた時期が俺にもありました
まさか洗いっこなしで風呂シーンが終わるとは予想していなかったでござる…………
またノシ
ちょっと投下
エロがなかったので次回は早めに更新したい
またノシ
短くてすまんが一旦ここまで
なぜだ……起きてキスしてイチャイチャしてベッドでラブラブセックス、というつもりで書き始めたらマニアックなプレイに走り出したぞ…………俺の頭と指はどうなってるんだ
次回は長めでラブホ編を終わらすつもり
またノシ
川崎の言葉に俺は固まった。
え、いやいや、オナニー見せろって…………。
「な、何言ってんだよ」
「誰にも見せられないようなとこ、あたしには見せてほしいな」
「っ……」
「あたしじゃなくてそのスマホの画像見て、それをオカズにしてさ」
そう言って川崎は並んで座っていたソファーから立ち上がり、ベッドに座ってこっちを見つめる。
しねえから。そんなことしたらドン引きされるに決まってるだろうが!
………………。
…………だけど。川崎が。ご主人様がそれを望むなら。
俺は足を広げて左手のスマホを目の前に持ってき、画面を見ながら右手でそそり立った肉棒を握る。
「んっ…………」
自分で、握っただけなのに。
すげえ気持ちいい。興奮しちまってんのか俺は?
「っ……う……」
無意識に手が上下し、肉棒がしごかれる。
声が唇の端から漏れる。
理性がどんどん剥がれ落ちていく。
「ああ…………っ」
川崎が見ているのに。見られているのに。
動きがだんだん大胆になっていく。
画面に写る川崎の秘口。そこに挿入するのを妄想しながら手を激しく動かした。
一旦ここまで
ラブホ編終わり
またノシ
静ちゃんいらねえ…
蛇足感ないっすか?まあ個人的な意見ですけど
「君達二人がこんなところから出てくるような関係だったとはな…………多少どころではなく驚いたよ」
俺の頭は混乱する。
え、何で?
どうして平塚先生がここに?
高校生がラブホに来るのはまずかったか?
停学?
内申に響く?
「……っ」
駄目だ。
俺のことなんかどうだっていい。
だけど川崎は推薦も狙おうかという立場だったはずだ。
何とかしないと!
「せ、先生! これは俺が…………あぐっ」
川崎に足を踏まれた。
言い切る前に中断してしまう。
「あんたは黙ってな」
小さな声で釘を刺される。
何か川崎に考えでもあるのだろうか?
「偶然ですね先生。こんなところで会うなんて」
「そうだな…………そして見つけてしまった以上、見逃すわけにもいくまい」
「あたし達は見逃してもらうようなことしてないつもりだけど」
「これでも私は教師でな。世間一般の道徳を守らせなければならない立場にあるのだよ」
「ふうん…………なら場所を変えようか。ここじゃ先生もまずいでしょ」
「そう言って逃げるつもりではないだろうな?」
「まさか。むしろ先生の名誉のためだよ」
一旦ここまで
まだエロなし
ああ……俺の静ちゃんが寝取られてしまう(ハァハァ
てかサキサキと静ちゃんの会話が難しい。原作でもサキサキの敬語中途半端だし
展開にツッコミどころいっぱいあるけど勘弁してくださいm(_ _)m
幼なじみは…………頭の中では色んなネタが渦巻いているんですがね…………
またノシ
「ちょ、ちょっとすまん! 御手洗い行ってくる!」
平塚先生はガバッと立ち上がり、少しふらついた足取りでトイレに向かって歩き出した。
その後ろ姿を見て川崎はくすくすと笑う。
「おい川崎。お前平塚先生に出した料理に…………」
「うん、少しね。人間って快楽にはそうそう抗えないもんだし」
「でも男相手みたいに身体で誑かすとかできなくねえか?」
「ま、見てなって…………もちろんあんたにも手伝ってもらうけど」
「え、俺?」
「そりゃそうでしょ。竿役がいないでどうすんのさ」
「いやいやいやいや、色々まずいだろ。立場としても倫理的にも。それに、その……川崎は俺がお前以外を相手するのって嫌じゃないのか?」
ここで『別に』とか言われたらちょっとショックだぞ。
いや、たかだか奴隷がうぬぼれんなって話だけど。
「あたしの関与しないところでは嫌だね。でもあたしの指示でするなら構わない」
「…………でも」
「だいたいここで先生をしっかり懐柔しとかないと後々困るよ。ホテルから出るとこ見られてるんだから」
「う…………」
「いいからあたしの言うこと聞いてな。うまくいったら素敵な御褒美あげるから、ね」
一旦ここまで
エロいのは次回から
正直>>643の言うとおり蛇足感もあるかもしれない。現に今は八幡と沙希の二人きりのイチャラブエロを書きたくてしょうがないし…………
まあちゃんと静ちゃんもヤりますが
ちなみに蛇足の語源となった蛇の足の数は四本。二人に混ぜたいと考えたキャラは静ちゃん、小町、海老名さん、けーちゃんの四人。
この意味がわかるな?
またノシ
本格的に投下するのはもうちょい先になりそうなので少しだけsage更新
待ってくれてる方には申し訳ないです
煙草の臭いがするかな、と思ったが一切なかった。川崎が何かしたのだろうか?
俺は川崎と同時に平塚先生の舌を唇で挟み込む。
「んっ…………」
平塚先生の身体がぴくっと震える。そのまま唾液をすすり、舌先を擦り合わせた。
時折川崎とも舌を絡め、唾液を飲み込む。
その唾液に何か効果を与えているのか、頭がぼうっとしてくる。しかし構わずに俺は二人と舌を激しく絡め合う。
しばらくして川崎が一旦離れた。が、俺の後頭部を押さえられたので、俺はまだ続けろということなのだろう。
平塚先生と唇を合わせて舌を口内にねじ込む。
「んんっ」
驚いたような声をあげたが、抵抗はされない。
両手で平塚先生の頭を掴んで押さえ、口内を舌で陵辱していく。
舌の付け根や歯茎、頬の内側。
たっぷりと蹂躙して唇を離すと、平塚先生はいつもの学校で見るのからはまったく想像もできない表情になっていた。
だらしなく口は開き、目がとろんとして頬が緩みっぱなしだ。
呼吸だけが荒くなり、少し肩で息をしている。
一旦ここまで
リアルが忙しいなあ。早く静ちゃんを満足させたい…………てか今週中には静ちゃん編を終わらせたいが…………
またノシ
サキサキと静ちゃんの乳合わせとシックスナインと貝合わせお願いします。
そのあとにサキサキに静ちゃんに覆いかぶさってもらって、合わさった女性器の間に八幡の八幡を挟んで擦ってください。
じゃあ俺もリクエストだ!
静ちゃんと合体中に八幡の後ろの穴を責めてあへあへ言わせてください!
俺は横たわった平塚先生の足の間に割って入り、肉棒を秘口に押し当てる。
そのままゆっくり動かして擦り付け、愛液でまぶす。
「あ、ん…………ひんっ……!」
陰核と擦れた瞬間、平塚先生の身体がびくんっと跳ねた。
入口がヒクヒク蠢いているのがわかる。俺はそこに亀頭を当て、少しずつ侵入していく。
「はいストップ」
が、先っぽだけ入ったところで川崎に止められてしまった。
ええー……これはちょっとつらいんだけど…………。
しかし俺のことは意に介さず、川崎は平塚先生に話し掛ける。
「先生、比企谷は避妊具を着けてないよ。やっぱりやめとこう。さすがに教師が生徒に孕ませられるってのは良くないでしょ?」
「え……」
「そりゃ比企谷のチンポをナマで入れてもらってかき回されるのはすごく気持ち良いけどさ。でもあたしと比企谷はお互い納得済みの関係なんだ。勢いでってのは良くない」
「う……あ……」
「比企谷、抜いて。先生に迷惑はかけられないでしょ」
「あ、ああ」
どういうつもりなんだ? いやまあ俺には従うしか選択肢がないんだが。
俺は川崎の指示通りに腰を引こうとする。
test
先日別スレを終わらせた直後にスマホデビューしました
慣れるまでしばらく空きます。すいません
平塚先生編が終わってもうちょい二人をいちゃつかせたら小町か海老名さんを絡めようと思います
「…………で、これからどうすんだ?」
俺はちらりと平塚先生に目線をやって川崎に聞く。
川崎はもっともらしくあごに手を添え、ぽつりと言った。
「とりあえずそうだね……脅し用の写真でも撮っとこうか?」
「鬼かお前は!?」
とんでもねえことを呟きやがったぞこのご主人様は!
しかし川崎は澄ました表情で返してくる。
「あたし悪魔だよ?」
「そうでしたね」
「ま、それはさておき、これはあたしじゃなくてあんたのためだよ」
「俺?」
「うん。先生は今後比企谷に今回のことで絡んでくると思う。その時用の保険さ」
「なんだかよくわかんねえけど…………まあお前が言うんなら従っとく。あ、でも何かあったらちゃんと俺の責任にしろよ。俺ならどうとでもなるから」
「別にあんただけに責任を押し付けるつもりはないけどね…………えーっと」
なにやら川崎は先ほど脱がした平塚先生の服を漁り出す。
何してんだ?
「あったあった」
「何を探して……って、教員免許証か、それ?」
「うん、そう」
どうするつもりなのかと見ていると、川崎はそれを未だ仰向けに寝ている平塚先生の下腹に置く。
そして脚を開かせて性器をさらけ出させた。
「んー、絶景かな絶景かな」
「お、おい、何を…………」
「言ったでしょ、脅しの写真を撮るって。さ、あたしのスマホ取ってよ」
「鬼畜にも程があんだろ…………ならせめて俺のを使えよ。何かあったときには俺の責任に出来るようにな」
「あんたがそうしたいならいいけど…………」
一旦ここまで
スマホって打ちづらいな…………
作中で二人が静ちゃんにひどいことしてますが、ギャグと割り切ってくださいm(__)m
そんで静ちゃん編終わり…………かと思いきやもう少し続くことになりました。何故だ!?
またノシ
あれー?
高校時代に俺が担任に見せてもらったあの免許証サイズのあれは何だったんだろうか?
この世界ではそういうのがあるってことにしといてください
一旦ここまで
静ちゃんはお預け
二人は再びラブホへ。つってもさすがに食傷気味になりかねないのでラブホ編は短めで行きます
またノシ
「あっ…………ん……」
フロントで手続きをし、部屋に入るなり俺は川崎を抱き締めた。
少し驚いたような声をあげるが、すぐに川崎も俺の背中に腕を回してくる。
俺達はしばらくそのまま抱き締め合う。
「ん…………ね、比企谷。結局デート出来なかったし、他に何かしてほしいことない? 何でもしてあげるよ」
「…………いらねえ」
「え?」
「ご主人様の、川崎沙希のそばに俺を置いてくれるなら、それでいい。今まで以上に欲しいものなんてない」
「…………うん」
また俺達は無言で抱き合う。
さっきより力を入れて。
「はあ…………ね、服、邪魔じゃない?」
「……そうだな」
一旦身体を離し、手早く服を脱ぐ。
川崎は全身を上気させて息が荒くなっているし、俺も肉棒をギンギンに固くさせている。
唇を重ねながら俺は川崎の胸を揉み、川崎は俺の肉棒をしごく。
「んっ……んんっ…………んうっ…………」
どちらのものともわからぬ呻き声が唇の間から漏れ、僅かに開いた隙間から互いに舌を出して絡め合う。
呼吸が疎かになるほど激しく擦り合わせ、唾液を啜った。
「ん…………ね、ベッド行こ?」
「ああ」
俺達は身体を離し、ベッドに移動する。
が、二人ともベッドに座ったところで動きを止めてしまった。
「……………………」
「……………………」
一旦ここまで
はい、ラブホ編終わり
しばらく日常回やって、小町か海老名さんかもう一回静ちゃんヤるよー
またノシ
乙
海老名は隠れ巨乳だと思うのですが、作者さんどうでしょう?
サキサキの子作りのための性行為を見たい
月曜日とは憂鬱なものだ。友人と会うなど学校に来る楽しみがあるリア充どもはいざ知らず、少なくともぼっちにとっては。
しかし最近の俺はその気持ちが随分薄れているように思う。
原因は言わずもがな、このいつもの屋上で俺と一緒に昼飯を食っている川崎沙希だ。
「? どうかした?」
ついつい見つめてしまったのを不思議に思ったか川崎が疑問符を浮かべた。
俺は何でもない、と誤魔化して川崎の作ってくれた弁当に再びがっつき始める。
「ふう……ご馳走さま」
「ん、お粗末さまでした。あんたって本当に美味しそうに食べてくれるよね」
「そりゃ旨いからな。こんなのを作られちゃ俺が専業主夫になるなんて言えねえぜこりゃ」
「え…………?」
「ん?」
川崎が呆けたような顔をする。何か変なことを言ったか俺?
しかし自分の発言を思い出す前に川崎は弁当箱を片付けて身体を寄せてくる。
「ね、比企谷。あたしも、ごはん食べたいな」
ここで言う『ごはん』とはもちろん今の弁当のことではない。もはや川崎の所有物である俺自身のことだ。
俺達は顔を寄せて唇を合わせ、舌を絡め合う。
唾液を吸い合う音が脳内に響き、身体が熱くなる。
「はぁ…………あたし、もう身体の準備が出来ちゃってる…………いい?」
「ああ。俺も、こんなになっちまった」
「ん……おっきくて、固い…………」
俺は川崎の手を掴み、ズボンの上から肉棒に触れさせた。
しばらくうっとりとした表情で撫で回していたが、ベルトやファスナーをまさぐって屹立した肉棒をさらけ出させる。
「ああ……美味しそ…………はむっ」
「んぅっ…………」
生暖かい感触に思わず呻く。
顔を俺の下腹部に持っていった川崎が肉棒を口に含んだのだ。
一旦ここまで
移行すると言って移行しないなあ
とりあえず一発ヤっといた
ちょっとだけ静ちゃんやるよー
>>800
千葉村の時のスク水姿見る限り大きくないっぽいなあ
>>811
いずれヤる予定です
気長に待っててくれると嬉しい
江ノ島スレを読んでくれた方ありがとう
こっちを疎かにするつもりはないけどまた別スレ立てたら読んでくれると嬉しいです
またノシ
「いったい何の用なんですか?」
俺は平塚先生の後ろを着いていきながら尋ねる。
平塚先生は階段前で足を止め、周囲を見回して誰もいないことを確認した。
「ひ、比企谷、その、私の相手、してくれないか?」
もじもじと顔を赤らめ、指を胸の前でつつき合わせながら俺に言ってくる。
やだ、可愛い…………じゃなくて。
「…………それは、エロい意味でってことですか?」
「も、もちろん」
「俺に言わないでくださいよ。言ったでしょう、川崎の許可が必要だって。あと川崎のいないとこではやりません」
「だ、だからそれは君が黙っていれば」
「先生」
「う…………そ、その、もう自分でしても全然満足出来なくて……」
「はあ…………ちょっと川崎に連絡してみます」
「え…………」
俺はスマホを取り出し、川崎に電話をかける。
出なかったらもう平塚先生との話は終わりにしようと思ったが、幸か不幸かすぐに応答があった。
『はい、もしもし』
「あ、川崎か。今ちょっといいか?」
『うん。どしたの?』
「あー、実はな…………」
俺は簡単に今の状況を説明する。
「…………ってわけなんだが。正直平塚先生が今にも襲いかかってきそうで怖い」
『うーん……ちょっといろいろやり過ぎちゃったかもね。散々快感を味わわせておきながらお預けとかしちゃってるし…………よし、比企谷。あんた相手してあげなよ。ただし最後までヤっちゃダメ。指とか口で満足させてあげること』
「待て待て。俺がお前以外を満足させられるようなテクニックを持ってるわけないだろ。あん時はお前が能力使ってたわけだし」
『そんなことないと思うけど…………じゃあちょっと先生に替わってよ』
俺は川崎に促され、平塚先生にスマホを渡す。
少しの間小声で話していたかと思うと、平塚先生は期待に満ちた目になりながら俺にスマホを返してきた。
「もしもし?」
『あー、あんたの手とか目を貸してやってよ』
「あん? どういうことだ?」
『平塚先生が自分でするのを手伝ってあげるってこと』
「レベル高えなおい…………」
『あたしたちだってやったでしょ?』
「そうなんだけど…………それで話が付いたんだな? というかお前いないとこでそういうことしていいのか?」
『うん、まあ今回はあたし達にも責任あるしね。我慢出来なくなって街中で男漁りとかされるよりいいでしょ』
「平塚先生を痴女みたいに言うなよ」
『今は似たようなもんじゃない? 生徒に手を出そうとしてるんだし』
「そういやそうだな…………」
『あんたも我慢出来なかったら平塚先生の手とか借りて出してもいいから』
「おいおい。俺は川崎の専用奴隷だぞ。お前のいないとこで無駄撃ちなんかしねえっての……………………たぶん」
「ふふ、別に怒ったりしないよ。じゃ、また後で連絡ちょうだい」
「あいよ」
一旦ここまで
移転してたので投下
静ちゃんとの生ハメ中出しはまだお預け状態に
またノシ
「…………とまあ昨日はそんな感じだったな」
翌日の昼休み、いつもの場所で川崎と昼食を摂りながら前日のことを話す。
うん、今日の弁当もめっちゃ旨い。
「最後までどころか手でしただけなの? もうちょっと何かしてあげればよかったのに」
「いや、あのあと部室戻ったからな。何かやってた痕跡残ってたらまずいだろ。いつもみたいにお前の能力で汚れやら匂いやらを消せるなら別だけど」
「ふうん。で、先生どうだった? エロかった?」
「まあ、な…………前の男って勿体ないことしてるよな。あんな平塚先生と別れるなんて」
「見る目が無かったのと独りよがりのセックスばっかりだったからでしょ」
「もし川崎とこうなってなかったら俺がもらっちゃう未来もあったかもな…………ご馳走さまでした」
「ん。お粗末さまでした…………で、結局先生の時は出してないんでしょ? 家に帰って自分でした?」
弁当箱を片付けながらとんでもないことを聞いてきやがる。
と、思ったらその前の会話も大概だな。
「してねえよ。お前の許可も貰ってないし」
「別にいいのに…………じゃ、今日は口でしてあげよっか?」
ふふ、と笑いながらあー、と口を開ける川崎。
そのピンク色の口内に心がぐらついてしまったが、どうにか理性を働かせる。
「いや、今日はいい」
「え?」
「それよりさ、その……俺のなんかで良かったら膝貸すから、少し寝たらどうだ?」
「…………あたしそんなに眠そうな顔してる?」
「授業中に舟漕いでるの見てた。あとさっき欠伸噛み殺してたよな」
「うーん。わからないようにしてたつもりだったんだけど…………授業中のを見られてたとはね」
一旦ここまで
おかしいな…………信じてもらえないかもしれないけど、書き溜め始めた時点ではしばらくエロなしでほのぼの日常イチャイチャをするつもりだったんだ
ちょっと油断するとすぐヤりだすなこいつら。さすが淫魔
まあ短時間のご休憩なんで今回分は次回投下でサクッと終わらすつもり
またノシ
俺は手早く服を脱ぎ捨てる。
川崎も同様に裸になり、惜しげもなくその身体をさらけ出した。
俺はその美しいとすら思える肉体にしばらく見とれてしまう。
「何してんのさ。早くベッドで横になんなよ」
「あ、ああ」
川崎に促され、俺はベッドに上がって横たわった。
やべえ。すげえ心臓が早くなってる。期待しちまってる。
「ほら、脚広げて」
俺は女の子みたいに脚を開げ、局部を晒す。
川崎はその間に顔を寄せて埋めてきた。
「んうっ…………」
ぬるんとした生暖かい感触が陰嚢に走る。その快感に思わず呻いたが、歯を食いしばって堪えた。
だけど川崎にはそれが不満なようだ。
「比企谷、我慢しないで。声出してよ」
「う…………」
「学校じゃ出せないでしょ。あんたの声、聞きたい」
そう言って川崎は再び俺の股間に顔を埋めた。
舌が這い、玉がコロコロと転がされる。
「あうっ…………ああっ…………」
俺は我慢することなく声を出す。
それを聞いて気を良くしたか、川崎の舌の動きが大胆になっていく。
最初は舌先だけで刺激していたのを、舌全体を使い始めてきた。
大きく下から上に舐め上げられ、快感で身体がうち震える。
「はあっ……気持ちいい…………っ」
一旦ここまで
そろそろ次スレの準備かな。まだまだヤり足りないし
タイトルどうしよ
またノシ
ここ過疎気味なうえに荒れてるからなあ。立ててくれても読む人少なそう。
【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「しっぽり」【俺ガイル】
とかどうだろう?(親父ギャグ感
時間ギリギリで俺達はホテルを出た。
以前の轍を踏まないよう辺りを注意し、人目がないのを確認する。
「…………よし、行こうぜ。家まで送ってくから」
「いいの? 歩きだとウチからあんたの家まで結構遠いよ?」
「御主人様のためならどんなことだって苦になんねえって。送らせてくれよ」
「奴隷なのはベッドの上だけでいいのに…………でも、ありがと。じゃ、送ってってもらおうかな」
「おう」
俺達は並んで歩き出す。
すぐに川崎は俺の腕に自分のを絡めてき、身体を寄せてきた。
…………この光景を誰かに見られたら、とも思ったが、川崎は構わないようだった。前にも言ってた通り、したいことをしているだけなのだろう。
もちろん俺だって振りほどく理由なんてない。そのまま川崎家に向かう。
「あ、そういえばあたしがバイト始めたの言ったっけ?」
「そうなのか? また前みたいな深夜のとかじゃないだろうな」
「違うってば。家でできるやつだよ、内職みたいなね」
「そか…………まあ俺に出来ることあったら言ってくれ。手伝えるもんあったら手伝うし」
「ん、ありがと。でも平気だから。ホテル代稼ぐからその分エネルギーちょうだい」
「うぐ…………」
耳元でそう囁かれて俺は言葉に詰まる。頑張る、と返すのも気恥ずかしくて、俺は無言のまま川崎家に向かって歩く。
その様子に川崎はおかしそうにくすりと笑い、絡めている腕の力を強めてきた。
一旦ここまで
今回はインターバル回
サキサキが比企谷家に来ることになりました。さすがに裸エプロンとかはさせられないけど何かしよう
早くエロいことしたいので更新急ぎます
またノシ
「じゃ、小町そろそろ出掛けてくるから」
「おう。帰りは何時くらいになる?」
「んー、夕御飯前くらいかな。どして?」
「あ、いや、遅くなるようだったら迎えに行こうかと思ってな」
「おおー、その気遣いポイント高いよ! 多分大丈夫だけど遅くなりそうだったらお願いするね。行ってきまーす」
「ああ」
小町は手を振って家を出ていった。さて、俺も準備しないとな。
そう。今日は待ちに待った週末。
川崎がウチに来る日だ。
「えっと、掃除はよし。キッチンの整理整頓もオーケー…………んじゃ行くかな」
ウチで出迎えるわけではなく、料理の材料を一緒に買ってからここに戻ってくるのだ。
財布とスマホを持って俺も家を出る。
少し早いかと思ったが、待ち合わせ場所に到着してすぐに川崎もやってきた。
「おはよ、比企谷。早いね、待った?」
「いや、俺も来たばっかだ」
「そう? なら良かった。じゃ、スーパー行こっか」
「おう」
俺達は食材を買いにスーパーに向かう。
隣に並んではきたが、腕を組んできたりとかはしない。ちょっと残念。
………………お、俺から手を繋ぎにいってもいいんだろうか?
いや、奴隷の分際で弁えないのは良くないか? でもそこまで自分を下げることはないって川崎も言ってくれたし。でも…………。
二人で俺の部屋に向かい、入るなり川崎は俺の首に腕を回して唇を合わせてきた。
舌を突き出してきたのでそれを口内に受け入れ、自分のと絡めながら川崎を抱き締める。
「んっ…………んぅ…………」
「ん…………はぁ…………」
唇を離すとつうっと唾液の糸が引く。
普段は吊り気味の川崎の目がとろんとしており、頬が上気していた。
「服、脱ご…………?」
「ああ」
自分の服に手を掛け、俺達は全裸になる。
目の前の川崎はとても美しく輝いて見えた。
俺はそっとその身体を抱き締める。
「御主人様の身体、すごく綺麗だ…………」
「ん…………今日は……御主人様、禁止…………」
「沙希の身体、綺麗だ…………」
「うん、嬉しい…………いいよ、この身体好きにして…………」
川崎を抱き上げ、そっとベッドに横たわらせる。
そのまま覆い被さるように身体を重ね、唇を合わせて舌を擦り合わせると、くちゅくちゅと二人の唾液の絡む音が響く。
「沙希…………沙希…………」
俺は唇から離れ、名前を呼びながら顔中にキスの雨を降らせる。
川崎は心地好さそうにそれを受け止めた。
「はあ……ん…………はち、まん…………好きぃ…………」
ごく自然に漏れ出たその言葉に心臓がどくんと跳ねる。
俺はもう一度唇を合わせた。
今度は触れるだけの、キス。
一旦ここまで
特に目新しくもなくただ二人がヤっただけ
今スレ中にこの日終わるかなあ?
またノシ
「う……ああっ…………」
達した直後でまだ敏感な肉棒に舌が這い、俺は呻き声を漏らす。
川崎はまとわりついた精液を次々に舐め取り、喉を鳴らして飲み込んでいく。
本来なら俺が奴隷で川崎が御主人様だ。だけどさっき今日は御主人様禁止と言われた。
なら、ちょっとくらい俺が労るようなことしても構わないよな…………?
「ん…………ふふ…………」
腕を伸ばして川崎の頭を撫でる。
川崎は嬉しそうに笑い、啄むように肉棒にキスをしてきた。
ジン、と痺れるような快感に脳が焼かれそうだ。
「んっ…………ふう……綺麗になったよ」
「ああ、サンキュ」
「じゃ、改めて…………の前に」
川崎は一旦ベッドから降り、タオルを手に取った。
何だ、と思う間もなくそれを俺の顔に巻く。要するに目隠しされたのだ。
「おい、何だよ?」
「ん、気持ちいいことしてあげる。ちょっと準備するからそれ外さずに待ってなよ」
「わ、わかった」
俺がそう答えると川崎が離れる。
準備って何だ?
…………ま、すぐにわかるか。
目隠しされたまま横になって川崎を待つ。
しばらくするとぎしっとベッドが軋む。川崎が戻ってきたのだろう。
「んっ…………」
肉棒にぬるんとした感触が走る。
さっきまでと違い、舌先だけで刺激されていた。視覚を封じられて触覚が鋭敏になっているのか、気持ちよさが半端ない。
「ああ…………気持ち、いい…………」
一旦ここまで
遅筆で申し訳ない。小町参戦です
このスレは小町編で使いきって次スレ移行かな
最後までやっても千葉の兄妹だから大丈夫だよね?
またノシ
「ん…………あ…………」
しばらくして川崎と小町の唇が離れるが、小町はぼうっとした表情で動かない。
目もとろんとして焦点が合っておらず、余韻に浸っているようだった。
また川崎が何かしたのかもしれないが、それを小町の前で聞くわけにもいかないな。
「ん、お待たせ。あんたのもすぐ綺麗にしてあげる」
「う、ああっ…………」
肉棒に舌が這って体液が舐め取られ、先っぽをくわえられて尿道に残ったのを吸い出される。
その時に出てしまった声で我に返ったか、小町がこちらをまじまじと見つめてきた。
さすがに恥ずかしいのだが、まだ身体が麻痺していてどうにもならない。
「ん……んく…………ふう」
口に含んだものを全て飲み干し、川崎は身体を起こす。
それを見た小町が感心したように言う。
「うわあ…………沙希さん、すごくエッチな顔してます」
「何言ってんのさ。小町だってコレくわえてたときはエロい表情だったよ」
「あうう…………」
「こ、小町…………」
効果が薄れてきたのか、ようやく喋れるくらいにはなってきた。
俺は少し恥ずかしがっている小町に声をかける。
「その、どうしてここに? 今日は友達と出掛けるんじゃなかったのか?」
「あ、うん。何人かで映画見に行く予定だったんだけど、一人体調良くない子がいて来週にしたの。だから残った子でお昼だけ食べて解散しちゃった」
「そんで帰ってきたらあたし達が、ってことね」
「はい。玄関で見慣れない靴があるなーって思ってそっとお兄ちゃんの部屋まで来たら…………」
「どの辺から覗いてたの?」
「え、えっと…………お兄ちゃんの耳を沙希さんが舐めてたあたり…………」
一旦ここまで
はてさてどうなることやら
このまま千葉の兄妹は一線を越えてしまうんですかね?
またノシ
イった直後で快感の余韻に酔いしれていた俺だが、さすがにその川崎の言葉は聞き逃せない。
が、何か言う前にまだ硬くて川崎の中に入れっぱなしの肉棒がきゅううっと柔肉に締め付けられる。
「あうっ…………」
敏感な状態だったので思わず呻く。
これは黙ってろということなのだろうか?
「さ、沙希さん、それって…………」
「ん、そうだよ。今あたしの中に入ってるコレ、小町の中に入れるの」
「あ…………う…………」
「それで腰を振りまくって何度も出し入れしてアソコ擦って、さっき口の中に出したみたいにびゅっびゅってお腹の中に精液注いでもらうのさ」
「き……気持ち、いいんですか…………?」
「良くなってるとこ、二回も見せてあげたでしょ。一回目は覗きやすいようにしてあげたし」
ああ。ベッド移動してから背面騎乗位になったやつか。今思えばドアから小町が覗いてたってことなんだな。
…………え、なに? 繋がってるとことか中に出すとことかわざわざ見せ付けてたの?
それに対してなど色々言いたいこともあったが、川崎が指を俺の口に突っ込んできているので喋る事ができない。
仕方ないので喋る代わりにその指をしゃぶる。
「んっ…………ま、あたしが八幡を好きだから気持ちいいのは当然だけどね。身体だけの関係だったらそこまでじゃないかも」
「わあ…………お兄ちゃん、愛されてるなぁ」
……………………。
うん。恥ずかしい。
だけど、それ以上に嬉しくなる。
何かを誤魔化すためでもなく、純粋に好きだと第三者に言ってくれた。
川崎を疑っていたわけではないが、そう聞いてちょっと泣きそうになってしまう。
一旦ここまで
ついに一線越えたけど千葉の兄妹ならセーフ
そろそろ次スレに向かう準備かな
またノシ
一旦ここまで
エロなしの小町編エピローグを投下したら今スレ終わりって感じかな
次回投下までに次のスレタイ決めとかんと
またノシ
「じゃ、そろそろ帰ろうかな」
夕飯を終え、しばらくくつろいだあと川崎がそう口にする。
確かにそろそろいい時間だな。
「え、泊まっていかないんですか?」
「さすがに泊まりの準備はしてないしね。それとも夜の方を期待してた?」
「も、もう! 沙希さんっ!」
「ふふ、また今度可愛がってあげるよ」
「うう…………」
隣に座って頭を撫でられて小町は恥ずかしそうに俯く。
仲良いなお前ら。嫉妬しちまうぜまったく。
「んじゃ準備できたら送っていくから」
「ん、ありがと。ちょっと荷物まとめるだけだから」
川崎は帰り支度をし、俺達は玄関に向かう。
靴を履き、川崎は小町に振り返る。
「じゃ、お邪魔しました。またね小町」
「はい! 夕御飯美味しかったです、ありがとうございました! そ、それと…………」
小町は顔を赤らめてモジモジし始めた。まああっちの話は恥ずかしいだろうな。
それを見てくすくすと川崎は笑い、小町の頭を撫でてから手を振って玄関を出ていき、俺はそれを追う。
「じゃ、ちょっと送ってくるわ」
「はーい、行ってらっしゃい」
一旦ここまで
小町編終わり
1000行ったら次スレ立てる。いけそうならもう一回投下する
またノシ
俺は部屋に戻るなり川崎に電話をかける。
さすがにもう寝たりしていないだろう。メールもまだ来てないし。
「はい、もしもし」
「あー、比企谷だけど」
「うん、どうしたの?」
「いや、小町に誘惑されたんだけど…………お前小町に何を言ったんだよ?」
「あれ? もう行動したんだ。思い切りがいいね」
「一応断ったけどさ、あんな可愛い妹に迫られたら理性吹っ飛ぶとこだったぞ」
「むしろよく耐えたね。シスコンのあんたなら一発で堕ちるかと思ったんだけど」
「川崎の存在がなければ一瞬でアウトだったろうな。お前の奴隷だっていう立場がギリギリ俺を踏み止どませた」
「別に小町だったらいいけどね…………あ、でも少しは相手してあげなよ。適度にガス抜きさせとかないと却って危険だから」
「ガス抜きって…………」
「平塚先生相手したみたいにすればいいさ。充分満足するよ」
「あー、そうか…………でもお前がいないとこでは絶対最後までしないから」
「ん、わかった。でも万が一誘惑に負けてしちゃったらすぐに連絡しなよ。妊娠しないように処置するから」
「まあ…………そん時はよろしく頼む」
「うん。ところで明日は少し早くてもいい?」
「え、ああ。大丈夫だけど」
「じゃ、駅前に朝九時に集合ね」
「わかった」
「それと」
「あん?」
「小町の誘惑を我慢出来た御褒美に明日はたっぷりサービスしてあげる。してほしいプレイとかあったら今のうちに考えといてよ」
今回はこれだけ
今週末にコミケあるので新スレ建ては来週になると思います。ただし、売り子中に暇を持て余していたら日中に建てるかも
>>1000までリクエストを募集します。八幡と沙希にさせたい、してほしいプレイとかあったら遠慮なくどうぞ
それではまたノシ
1000
このSSまとめへのコメント
新スレまだかなーwktk