手書きです。頭の中では話の方向は決まっています。
今日か最悪明日で終わる短編ssにしようと思ってます。
あと小町ルートっていうわけでもないんでよろしくです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382964323
小町「えっ?だって今日雪乃さんと二人でお出掛けなんだよね?」
八幡「…まぁ……そういうことになるな」
小町「いやそれデートじゃん。デート以外の何物でもないよ。小町的にはポイント高いんだからわざわざ嘘付かなくてもいいのに~」
八幡「いやマジでデートじゃねぇって。そんなリア充(笑)っぽいこと俺がすると思うか?」
小町「女の子と二人きりで出掛ける時点でどう考えてもリア充だよお兄ちゃん……で、今日は何しに行くの?」
八幡「…たしか、部活んときに飲む紅茶を買いにいくはずだったぞ」
小町「紅茶?お洋服とかじゃなくて?…うーん、たしかにデートっぽくないなー」
八幡「だから最初から言ってんだろ。ほんとにただの買いもんだぞ」
小町「…でも待ってお兄ちゃん、結衣さんは?結衣さんもいたら小町的にポイントもっと高くなるんだけど」
八幡「俺はお前のポイントを稼ぐために生きてるんじゃねぇんだぞ。…んーと、由比ヶ浜は紅茶の味の違いがよくわからんとか言ったから抜いたんだってさ」
小町「いや、逆にお兄ちゃんは紅茶の味の違いが分かるの?普通そういうの結衣さんのほうが詳しいはずだよね?」
八幡「まぁ、俺も朝に小町の淹れてくれる絶品の紅茶しか飲まねぇからよくわからんけどな。そんで俺も抜けてもいいですかって聞いたら『由比ヶ浜さんが違いがわからないと言ったとはいえ私の独断だけで決めるのも少し申し訳ないし、人間の味覚に大きな違いがあるとは思わないので人間ではない生物にもちゃんと合ったものを選ぼうかと思ってあくまで人間以外代表の実験動物としてあなたを連れて行くのよ』って言われたんだよ。なんだよ実験動物って。あいつの目の前でシュレディンガーの猫理論をゲシュタルト崩壊するまで長々と語ってやろうか」
小町「……あはは、さすが雪乃さん。あとお兄ちゃんさりげなく小町を誉めちゃうとか小町的にポイント超高いよ!」テレテレ
小町(…絶対二人きりで出掛けるための建前じゃん……なんで気付かないの……)
小町「で、そんなデートからたった今帰還してきた八幡さんにお話を聞かせてもらいたいと思います」
八幡「…もうツッコまんでええか。いや別に特になんもなかったけど」
小町「またまた~、詳しいお話聞かせて下さいよ~どうかこのとおりっ!」
八幡「どのとおりだよ。…んと、まず小町が遊びに行ってから俺もそろそろ行こうかって準備し始めて」
小町「はいストップ。なんで言ってくれなかったの?今週はお兄ちゃん出掛けないのかな~って思ってたのに、帰ってきたらお兄ちゃんいないんだもん!びっくりしちゃったよ!」
八幡「別に言うほどの事でもねぇだろ…服装も前に小町にコーディネートしてもらったやつ着てったし」
小町「いやー分かってないねーお兄ちゃん。TPPをわきまえないと!…あれ?TKO?1LDK?」
八幡「…TPOのことか?お前それ最近どっかで聞いたんだろ。第一俺はTPOわきまえまくってんぞ。誰の迷惑にもならない時、誰の邪魔にもならない場所、誰の意識にも入らない場合に行動を取る。それが俺だ」
小町「なんか悲しくなってきちゃったな……ってそんなことはいいの!雪乃さんに会った後は?」
八幡「あー、まず会って、買いに行く前に少し休憩しましょうってなってカフェで休んで、そのあと買いに行って、買う前に一回雪ノ下ん家行って」
小町「はいストップストーップ!え?なんで家行ってんの?あとちゃっかりカフェ行っちゃってるし!」
八幡「だって疲れたんだもん…休息は大事なのよ?で、雪ノ下んとこ行った理由なんだが名前だけじゃ違いが分からんって言ったら『仕方ないわね。ここに売っている紅茶は大体私の家にあるし、どうしても違いが分からないというのなら試飲コーナーの少しの量で済ませるよりも私の家にある物を好きなだけ飲んだほうが違いがはっきり分かってもらえると思うわ。それに少し疲れてきたし、休憩も兼ねて一度家に戻りましょう』って。んであいつん家で紅茶飲んでほっこりしてきた」
小町「ほっこりしちゃったよ…しかもまた休憩してるよ…どんだけ疲れてるの二人とも…」
小町(…ていうか、雪乃さん必死過ぎでしょ……)
八幡「んで一通り飲み終わったらまた店に行って、これが一番上手かったって言ったらそれ買うことに決定して」
小町(お兄ちゃんが最優先順位になってる!?)
八幡「そんで帰ってきた……まぁ、そんな感じ。ちなみに晩飯も誘われたんだけど、家に小町の作ってくれた飯があるはずだからいらんって言って断ってきたんだぜ」
小町「お、お兄ちゃん…小町すごい嬉しいよ……」ジーン
小町(…本当、お兄ちゃんが遠い所に行ってしまいそうな気がする……)
八幡「実際小町の作る飯が一番満足でしるしな。よし、じゃあそろそろ晩飯に」
小町「待って。どうせだし今日聞きたいことがあるの」
八幡「えー…腹減ってんだけど…飯の後じゃいかんのか?」
小町「だーめ。人間の探求心なめんなって感じだよお兄ちゃん!」
八幡「そっちこそ人間の食欲なめんなよ。……はぁ、まーいいや。んで、話って?」
小町「…お兄ちゃんが、雪乃さんとデートするのはいいんです。むしろ小町的にポイント高いです。すごく」
八幡「デートじゃないんだけどな…んで?」
小町「はい。お兄ちゃんが、雪乃さんと、周期的にデートに行くのは、いいんです!」
八幡「うるせぇな。お前は川平慈英かよ。本題を早く言えよ」
小町「お兄ちゃん、先週は結衣さんとデート行ってたよね?」
八幡「………うん、まぁ」
↑
すいません誤字ってます。
実際小町の作る飯が一番満足でしるしな
↓
実際小町の作る飯が一番満足できるしな
んでもってちょいと用事があるんで
多分ID変わりますが再開します。
手書きでネットに書き込むとかすごいな
どうやってんの?
用事前に見直したら時間設定ずれてた…orz
最初からデート後ってことで脳内変換してください。すいません。
>>7さん
書き溜めがないってことです。分かりづらくてすいません。
ID変わってこんにちは。>>1でございます。
酉は付け方よく分からんので付けてません。
てか、手書きはマジですいません。リアルタイムで打ってますって言いたかったんです。許して。恥ずかしい。
小町「…ゆ、雪乃さんとはデートじゃないのに結衣さんとはデートなの…?これはもう……」
八幡「…いや、俺が何回もデートじゃないって言ってんのにお前が直さねぇからスルーしたんだよ。特に深い意味は無いからな!」
小町「ほんとのところは?」
八幡「雪ノ下とはデートというより行事って感じだけど由比ヶ浜とはデートって感じがするんだよな…って何言わせてんだよ」
小町「今の自滅じゃん…あー聞いちゃったー結衣さん喜んじゃうなー雪乃さん泣いちゃうなー」
八幡「やめて、雪ノ下が泣くんじゃなくて俺が泣かされる羽目になるから。マジで」
小町「うん、じゃあ結衣さんとしっぽり何したのか聞かせてもらうよ!」
八幡「しっぽりしてねぇから。仲睦まじくねぇから。……多分」
小町「え、お兄ちゃんほんとに結衣さんのこと好きなの?ほんとにほんと?ほんとほんとほんと?」
八幡「うるせぇよ。ちげーから。俺勘違いしねーから。絶対しねーから」
小町「…まーいいや。後で聞く。で、何したの?」
八幡「後で聞くのかよ…てか前にこれ話さなかったっけ?」
小町「そういうのいいから。延ばさなくていいから。もう一回聞くの。復習だよ。視聴者サービスだよ」
八幡「アンタは勉強の復習をしなさい。てか視聴者サービスってなんだよ……まぁ、サブちゃんの新しい餌を買いにいくだったな」
小町「なんか三河屋にいそうな名前が聞こえたなー……サブレちゃんだっけ?の餌?」
八幡「ああ。なんでも雪ノ下は犬が嫌いだから連れていけなかったんだとさ。んでもって前に犬を飼ってた俺なら餌の事も詳しいかと思って呼んだらしい」
小町「ほー、なるほど……」
小町(……結衣さんやるなー。あっちも本気だー)
八幡「そ。それでお前に服をコーディネートしてもらって行ったわけだな。そん時の服で今日もデー…出掛けたわけ」
小町「…他の女の匂いの付いた服で逢うなんて、お兄ちゃん罪な男……」
八幡「そんな重い話じゃねぇだろ。じゃあなんの服着てったら正解だったんだよ」
小町「さあ?はい続き」
八幡「なんでお前そんな冷たい反応するんだよ…まず会ってから、サイゼ行った」
小町「また休憩したんだね……」
八幡「おう。んでコジマに行った。以上。はい終わり」
小町「嘘付き」
八幡「…なんで分かるんだよ……同じくそっけない態度で回避しようと思ったのに……」
小町「だって前にこの話聞いたもん。覚えててなんかおかしい?小町ズ・ブレインなめたら駄目だよお兄ちゃん!」
八幡「そっちこそ八幡ズ・ブレインなめんなよ。…ってさっき同じようなことやってたな…なんの話の時だっけ?」
小町「はいはい話をそらさないよお兄ちゃん。続き早く!」
八幡「…餌を一通り見て…買う餌を決めて…餌が重くて…持って帰るのに一人じゃ足りなくて…サブちゃん見てほしいって言われて……」
小町「言われて?」
八幡「……由比ヶ浜の家でゆっくりしてました………」
小町「よしよーしよく言えたねお兄ちゃーん………この女たらし!」
八幡「ちょ、夜に誤解生むようなこと叫ぶな!違うんだ!あれはその場のノリみたいな感じだったんだ!」
小町「ノリで結衣さんに手を出したの!?最低!変態!ごみいちゃん!!」
八幡「手も何も出してねーよ!やめてくれよマジで!マジでゆっくりしてただけだって!ちょっと料理の作り方教えただけだって!」
小町「…それ、もう新婚さんじゃん……」
八幡「…違うんだって……なんで一度したことある話でこんなに追い詰められんの……」
小町「でも今日の話で結衣さんも結構それっぽい理由付けてお兄ちゃんとデートしようとする積極的タイプなんだなーっていう収穫はあったよ」
八幡「…デートじゃねぇって……さっき勘違いされたから訂正しとくわ……」
小町「うん。じゃあ実は雪乃さんとのお出掛けもデートっぽいな~って思ってるお兄ちゃんに質問です」
八幡「え、なんでバレちゃってんの?…さっき言い間違えたからか」
小町「小町ズ・イヤーもなめたら駄目なんだよ~。で、質問だけど」
八幡「ちょっと、そろそろガチで腹減ってきた。もう晩飯にしようぜ」
小町「はい、それで質問です」
八幡「あ、それと今度テストがあるんだった。早く勉強しないと」
小町「いいえ、テストはまだ先です。それで質問が」
八幡「なんなの。もうなんなの。てかなんでお前は俺んとこのテスト事情知ってんの」
小町「だって雪乃さんがテスト近いのに遊ぶわけないじゃん。三人でテスト勉強するでしょ普通」
八幡「……ああ…そうだな…… いつからお前は探偵になったんだよ……」
小町「お兄ちゃん限定の探偵だよ!…というか、次何話さないといけないか分かってるんでしょ。だから逃げようとしてるんでしょ」
八幡「……お前、マジで探偵なの?」
小町「さ、話してもらいましょー。今日は雪乃さん、先週は結衣さん、そして先々週は?」
八幡「………もう一回雪ノ下です」
小町「…お兄ちゃん……二人に絞っただけでもよしとしとくよ……」
八幡「なんで上から目線なの…てか絞るも何もねぇよ。どっちとも付き合ってもねぇし」
小町「それもっとたちが悪いと思うよ……で、どんなデートだったんだっけ?」
八幡「…また言うの…これ正直言って恥ずかしいんだけど……」
小町「まーまー、話して話して!雪乃さんとの、で・え・と♪」
八幡「デートじゃねぇって……その………」
小町「……早く言わないと平塚先生に結婚の申込みするよ?」
八幡「……一緒にパンさんグッズ買いに行ってました………」
小町「……デートだね、それ」
八幡「………うん…………正直、あれはデートですわ………」
小町「なんか、余計に話が聞きたくなっちゃった!どんなデートだったっけ?」
八幡「……話すと長くなるからな」
小町「いいからいいから!正直これ聞きたいからここまで話延ばしてきたんだよ?」
八幡「……性格悪いなお前」
小町「もーいいから!早く話して!」
八幡「もう開き直ったわ。まぁまず俺が行った理由なんだけど、ディスティニィーショップで5000円以上の商品をお買い上げのお客様一名につき一回パンさんグッズが当たるくじが引けたんだよ」
小町「なるほどー、雪乃さんってパンさん大好きだったんだっけー…って、それこそ結衣さんも連れていったほうが良かったんじゃないの?」
八幡「それなんだけど、雪ノ下は由比ヶ浜にパンさん好きだってことがバレてないと思ってるみたいなんだ。まぁあいつ夏休みの時に盛大にパンさん愛を見せつけてしまったためにバレてるみたいなんだけどな」
小町「なるほど、それでお兄ちゃんだけが連れていかれたんだねー…で、結局どうなったの?」
八幡「そう、そんでディスティニィーショップに行って、雪ノ下と俺で計一万円分のパンさんグッズを買ったんだ。もちろん俺が金出したわけじゃねぇぞ。俺はパンさんグッズいらねぇしな、ただレジに通してきただけだ」
小町「なるほどー、やっぱお金出してあげないんだねー、さすが気の利かない男だー…で、肝心のくじはどうなったの?」
八幡「さりげなく俺を馬鹿にするなよ。んで、まず雪ノ下はハズレたんだよな。あんなに悲しそうにディスティニィーのティッシュ見つめてる人初めて見たわ。で、俺なんだけど、それがまさかの大当たり。パンさんのキーホルダーが当たったんだよ」
小町「なるほどー、やっぱやるときはやるのがお兄ちゃんなんだねー。小町的にポイント高いよー…で、それでもう帰っちゃうの?」
八幡「いや、帰ろうと思ったら、雪ノ下がゲーセンのUFOキャッチャーの中に入っているパンさんを見つけてしまったんだよな。なんかすげぇ欲しそうな顔してるし、無視して帰ろうかと思ったらなんか泣きそうな顔になったしで、しゃあねぇからカッコよく店員使い無しで取ってやることにしたんだよ。しかも俺の金でな」
小町「なるほどー、あのお兄ちゃんがそんな慈悲を見せるなんて雪乃さんは相当欲しそうな顔してたんだねー…で、そのぬいぐるみは取れたの?」
八幡「よくぞ聞いてくれた。んで2500円を削ってやっと取れたわけだ。雪ノ下はいらないとか金を払うとか言ってきたけど、お前は既に買い物で金使いまくってるし、俺も久しぶりにUFOキャッチャー楽しめたから金は払って当然だし、第一お前のために取ったパンさんなんだから受け取ってくれよって言ったら『この恩は一生忘れないわ。一生を懸けて恩を返して見せるわ』って言われたんだ。それで急に雪ノ下が俺に優しくなって紅茶淹れまくって紅茶が無くなって、今日に至るってわけ」
小町「なるほどー、たしかにそれはカッコいいし小町ポイント最高って感じだけど、話が長すぎる上ににやけすぎで結局気持ち悪いよお兄ちゃん」
八幡「おい。喋らせたのお前だろ。てかなんでこんな説明口調で会話してるんだ俺らは」
小町「気にしなーい気にしなーい。ま、お兄ちゃんが二週間前にすっごい雪乃さんルートフラグを建てていたことが判明しました」
八幡「ルートも何もないんだけどな。どうせすぐに恩なんて忘れるわ。でも確かに端から見れば付き合ってるように見えるかも…いや、そりゃねぇか。まず雪ノ下が俺の事好きなわけねぇし。よし、じゃあ飯に」
小町「さて問題。雪乃さんと楽しいパンさんデートしてたお兄ちゃん。どうやら雪乃さんとカップルに見えるのが満更でもない様子。でもその一週間前は何してたでしょーか?」
八幡「……………………」ダラダラ
小町「ん?何かな?言ってみ?ん?」
八幡「……うん。由比ヶ浜と出掛けてた。うん」
もう眠いんで寝まーす。今日はここまでで。
こんばんは、>>1でございます。コメントありがとです。
とりあえず立て逃げじゃないと報告しておきます。
今日も昨日と同じような時間に投下させてもらいます。
…あとこれ、やっぱ今日じゃ終わらなさそう…なんかすいません……
てめえ200レス以上書くまで許さねえからな
今から投下始めます。
>>28さん
うん、200は無理かな…とりあえず1レス毎の文字数を若干減らそうと思ってます。
小町「…お兄ちゃんさ、一体何を目指してるの…?小町は相手は一人だけでいいって思ってたのに……」
八幡「…………正直に言おう。お前、ある程度面識を持ってそれなりにいい感じの関係を確立させためっさ可愛い同級生二人に遊びに行こうって言われて断るほど俺が枯れてると思ってんのか?」
小町「…まぁ、たしかに。断る理由は無いかな。おめでとうお兄ちゃん、女子恐怖症を克服できて」
八幡「…怒ってる?おこなの?」
小町「べっつにー。怒る理由なんてなーんにもないけどー?それよりお兄ちゃん、毎回恒例の視聴者サービスの時間だよ!」
八幡「……まぁ、そうなるわな。んー、たしかあの日は勉強を教えてっていう名目だったな」
小町「ついに自分で名目って言っちゃったね……てか、勉強ならどう考えても雪乃さんのほうがいいんじゃないの?どんな言い訳なの?」
八幡「お前こそ言い訳って言ってんじゃねぇか……あれだ、雪ノ下じゃ逆に頭良すぎて何言ってんのか分かんないんだとよ」
小町「ん?どゆこと?」
八幡「お前、あんま他人に質問しないタイプなんだな……あのな、超絶頭良い人に疑問を聞いたら確実に合っている解答を教えてくれるんだけど、そいつ自身が頭良いもんだから考え方も頭の良い人の考え方なんだよ。そうなると根本的な所から分からないこっちは『はい?』ってなるわけ。俺も数学で塾にいる大学生によって何度もその挫折を繰り返したぞ。そして諦めた」
小町「ふーん。よく分かんないけどお兄ちゃんが大学生の人相手になら会話できるって事実にびっくりしたよ。で、その日のデートはどうなったんだっけ?」
八幡「…あの人は一週間限定の講習生だったから大丈夫だったんだよ。んと、その日はまずサイゼ行って勉強。もちろん国語だ。読解力なり文章力なりさくしゃのきもち力なりをつけるノウハウを色々教えてやった」
小町「最後の力がよくわかんなかった…で、勉強は何時間やってたんだっけ?」
八幡「……こっから先黙秘権行使」
小町「そんなの認めませーん。はい、そのあと何やったの?早く言わないと、平塚先生が……」
八幡「…………勉強は飽きたので一時間程で終了。そのあと半ば強引な形でゲーセンへと連れていかれました」
小町「…うん、それこそデートだね。実に学生らしいデートだよ」
八幡「……もう言い訳しません…弁解の余地も御座いません……」
小町「…まぁ、息抜きにちょーっと遊ぶ位ならまだ分かるんだけどねー?一体何時間何やってたんだっけー?」
八幡「はい、四時間、メダル、シューティング、カーレース、音楽、クイズ、その他諸々色々と楽しませてもらいました。最後プリクラ撮りました。それは現在あなたが掌握中です」
小町「うん、このお兄ちゃんが嬉しそうに写ってるツーショットプリクラは、お兄ちゃんが変な事したらすぐさま雪乃さんと平塚先生に提出します」ピラッ
八幡「…お前、俺の人生を棒に振るう気かよ……」
小町「でもお兄ちゃんは既に二人の女の子の人生を狂わせてるのです。あ、小町も入れて三人かな?もしかしたらもっといるのかも」
八幡「いやそんなでかい話じゃねぇだろ。まずあの二人が俺の事好きなわけねぇから。だってすぐそこに葉山がいるんだぞ?H.Hまでイニシャル聞いても絶望的だわ」
小町「……お兄ちゃんは、この後に及んでまだそんな事を言うんだね?」
八幡「……なんだよ」
小町「最近のお兄ちゃんは、小町と出掛けてくれません。前までたま~に戸塚さんと遊びに行ったり平塚先生とラーメンを食べに行くぐらいでした。それがつい二ヶ月前から、毎週日曜は雪乃さん、結衣さん、雪乃さん、結衣さんの神ローテーションで遊びに行くようになって…小町、正直寂しいです」
八幡「…お、おう。なら来週一緒にどっか行こう!どこか遠くへ」
小町「逃げようとするお兄ちゃんは小町的にポイント低いです。小町としては、お兄ちゃんにはあの二人との関係をはっきりさせてほしいのです」
八幡「…はっきりって、そりゃ同じ奉仕部員っていう関係じゃ」
小町「そう言うと思いました。なので、来週の日曜の予定はもう決定させました」
八幡「……お?やっぱ一緒にどこか遠くへ行く気になったか!」
小町「いえ………お兄ちゃん、来週、ここで、四人でじっくり話し合います」
八幡「…………………………え?」
修羅場キター(・∀・)ーーー!!
小町「……時は平成、場所は千葉。東京と神奈川という二強に隠れて存在するこの素敵スポットで、四人の少年少女が、今、相対する……」
雪乃「…あの、小町さん、話って何かしら……?//」ソワソワ
結衣「…う、うん……あたしも気になるなー……//」ソワソワ
小町「ほらお兄ちゃん、この現実を見てください」
八幡「いやトイレの場所教えてやれよ」
結衣「ばっ、トイレってヒッキーデリカシー無さすぎ!マジキモい!」
雪乃「…本当、何の気配りもできないのは相変わらずね、クズヶ谷くん」
八幡「ほら小町、お前こそ見ろよ。これが現実だ」
小町「…もういいや、ちょっと黙っててねごみいちゃん。今日、ここ比企谷家に来てもらった理由は一つです。題して『祝☆お兄ちゃんの人生設計決定ぷろじぇくと♪』です」パンパカパーン
雪乃「…比企谷くんの……」
結衣「…人生設計決定……?」
八幡「おい。そのくす玉いつ作ったんだよ」
小町「はーい、では本題に入る前にお二人に質問!急にお兄ちゃんとデートし始めたきっかけはなんでしょう?」
雪乃「…で、でえと……//」
結衣「べ、別にデートじゃないよー小町ちゃん//」
小町「ほら、お兄ちゃんのせいで話が進みません」
八幡「いや俺なんも言ってないからな!?なぜ俺に責任が回ってくるんだ!?」
小町「うん、黙っててごみいちゃん。それよりお二人さん、回答をどうぞ!」
八幡「俺はどうせいっちゅうねん」
結衣「……あのね、まずあたしがヒッキーとお出かけしたんだ……文化祭のときの約束があったから……」
小町「ほうほう、もう大体話の先が見えて来たけど続きをどうぞ!」
結衣「うん…それでね、そのことをゆきのんに話したら、次の週にゆきのんがヒッキーとお出かけしてたんだ……」
雪乃「私としては特に深い意味合いは無かったのだけれど、やはり部員の一人だけティーカップが無いとなると他人から見えて良い印象を持たれるとは思わなかったのよ。それで依頼者が不審に思って最悪いじめが発生していると思われてはまともに依頼内容も聞けなくなってしまうわ。それは困るので仕方なく、誠に遺憾ながら買いに行く事にしたわ。その際、比企谷くんがいくら人間じゃないからとはいえ、いやむしろ人間じゃないからこそ私の感性で決めてしまっては申し訳無いし、由比ヶ浜さんにわざわざあんな男の為に足を運ばせるなんて可哀想なので私と比企谷くんの二人で行ったのよ。それで、品定めの途中で私の家のティーカップもそろそろ買い替えようかと思い至って、二度手間も面倒なので私の分も一緒に買ったのよ」
小町「はい、つまり雪乃さんはお兄ちゃんとおそろいのティーカップを買ったわけですね」
雪乃「……………………ええ//」カァァ
結衣「え!?そんなの聞いてない!ゆきのんズルい!!」プンスカ
八幡「」orz
小町「……お兄ちゃん、ここまで来てまだ何か言いたい事はあるかな?」
八幡「………………司会進行収拾つけるのまで全て小町さんにお任せします」
小町「いや、最後のはお兄ちゃん次第だよ?……はい!お待たせしました!本題に入っていきます!」
雪乃「……………」ドキドキ
結衣「……………」ドキドキ
八幡「……………」ビクビク
小町「よっしゃ、じゃあぶっちゃけ聞きます。……お二人さん、お兄ちゃんの事、好きですよね?」
雪乃「……………」チラッ
結衣「……………」チラッ
八幡「……………」ダラダラ
結衣「……………あたしは好きだよ」
雪乃「!!?」
八幡「」ウゴカナイ
雪乃「………なら私も言わせてもらうわ。……私も、比企谷くんの事が好き」
結衣「!!!」
八幡「」タダノシカバネノヨウダ
小町「……いいねぇお二人さん。その言葉を全小町は待ってました!」ニヤニヤ
雪乃「…こ、小町さん……?」
結衣「…何する気なの……?」
八幡「ワァ、キレイナオハナバタケ…」
小町「はい、じゃあ言わせてもらいます……本日をもって、毎週日曜は大・大・小町デーにしたいと思います」
雪乃「……!?小町さんの日……?」
結衣「……どういうこと……?」
八幡「ココドコ…?ボクダァレ…?」
ちょ、すいません、ハライタ……すぐ帰ってくるよ……
大?小?どっち?
小町「はい、大・大・小町デーです!まぁ簡単に言いますと、毎週日曜はお兄ちゃんと小町で二人きりでお・出・か・けするわけです」
八幡「それは本当かっ!!!?」ガタッ
雪乃「……!ちょっと待ちなさい!」
結衣「そうだよ!おかしいよそんなの!あとヒッキーそこだけ反応すんなし!」
小町「えー?だってお二人さんともお兄ちゃんの彼女ではないですよね?じゃあ別に小町がお兄ちゃんを好きにしてもいいんじゃないですかねー?」
雪乃「…こ、小町さん……」
結衣「……そんなぁ………」
八幡(……正直言って俺は休日はゆっくりしたい)
八幡(でも、二人があまりにも必死過ぎて断るのも可哀想なので付き合っていた)
八幡(しかし、今の小町の話が本当だとすると、毎週出掛ける負担は無くなり、代わりに俺の心が安らぐ理由第一位『小町と一緒に過ごす』が毎週達成される)
八幡(………え、すげぇ俺得じゃねこれ)
よかったね(ゲス顔)
小町「…何も、小町はお二人さんをいじめたいからお兄ちゃんを独占するんじゃないですよ?」
雪乃「……どういうことなの?」
結衣「…だって……こんなのひどいよ……」
八幡「コマチトオデカケ…フフッ…」
小町「…はい…お二人さんも言ったので、小町も言うべきですよね……」
雪乃「…小町さん……まさか……」
結衣「え?どういうこと?え?」
八幡「コマチハオレノモン。イロンハミトメン」
小町「…だって……小町もお兄ちゃんのこと、好きですから……//」
雪乃「」
結衣「」
八幡「……………マジで?」
おっふっ
小町「いやー小町ね、最近のお二人さんを見てて、すっっごい嫉妬してたんですよー」テレテレ
雪乃「……待ちなさい、あなたたち兄妹よ?」
小町「はい、兄妹です。でも大好きです。だってお兄ちゃんカッコいいですから」
結衣「そんなのあたしだってよく知ってるよ!あたしはもっとヒッキーのこと好きだもん!一番好きだもん!!」
雪乃「それは聞き捨てならないわね。一番比企谷くんの全てを理解し、愛することができているのは私よ」
小町「…甘いですねお二人さんとも…小町とお兄ちゃんとの愛の深さは、歴史が語ってるんですよ?」
八幡(……すげぇ嬉しいんだけど、いたたまれない)ボー
小町「…とは言っても、やはり兄妹なんですよね……」
結衣「…えっ?急にどうしちゃったの小町ちゃん?」
小町「……分かっていますよ……小町とお兄ちゃんは兄妹……結ばれることなんて、物理的にしかできません……」
八幡(いや何言っちゃってんのこの子)
なにこの想定外のベクトルの修羅場
小町「……だから、小町決めました。お兄ちゃんに彼女ができたら、小町は大人しくただの妹になるって。幸せなお兄ちゃんを見守ることが、小町の一番の幸せですから……」
結衣「……小町ちゃん………」
雪乃「…小町さん、あなた本当に比企谷くんのことが好きなのね……」
八幡(お前は自分の姉にもうちょっと優しくしてやれよ)
小町「…これは、お二人への挑戦状です。お兄ちゃんに彼女ができたら小町は引き下がる。つまり、日曜日にお兄ちゃんとお出かけの権利はその彼女さんに献上です」
八幡(俺に決定権は無いのな)
小町「その代わり、お兄ちゃんに彼女ができるまで日曜日のお兄ちゃんは小町のものです!……この意味が、分かりますか?」
雪乃「…なるほど……やってくれるじゃない、小町さん」
結衣「……あたし、小町ちゃんの分まで頑張る」
八幡(何をだよ)スットボケー
雪乃「…比企谷くん、目を反らさないでこっちを見なさい」
結衣「…ヒッキー、ちゃんと聞いてね」
八幡「……え?あ、はいなんでしょう?」
雪乃「比企谷くん、あなたのその捻くれた下劣で最低な心に、私は惹かれてしまいました。あなたのやり方は嫌いなのに、あなたの事がどうしても嫌いになれないの。ありのままの私を見てくれたあなたが、私の頭から離れないのよ。……私と、付き合ってください」
結衣「……ヒッキーはいっつも自分を悪者扱いするけど、皆ヒッキーを悪者扱いするけど、あたしはヒッキーの味方だよ。皆の知らないヒッキーのカッコいいところ、全部見てるから!ヒッキーのことが大好きです!あたしと付き合ってください!」
八幡(……………………………………え)
八幡(…………………何この状況)
風呂入ってきます。
帰ってこなかったら寝ちゃったと思って下さい。
八幡(え?何が起きたの?小町と俺が幸せなキスをして終了じゃなかったの?)
雪乃「…比企谷くん………」モジモジ
八幡(なんか思ってたのと違うぞ?話を整理しよう。まず俺と小町は毎週日曜にお出掛けすることになって…続きが分からん)
結衣「…ヒッキーぃ………」ウルウル
八幡(いやマジで何が起きたのよ。青いタヌキに時を遡らせてもらうぐらいしか解決策が見つからん)
小町「……ちょっとお兄ちゃん?生きてる?今お兄ちゃん史上最高のイベントが起きてるよー?」
八幡(……あ、そうだった。俺は小町と結ばれたんだ。精神的に。精神的にだよ?)
小町「ちょっとお兄ちゃん聞いてるの!?雪乃さんか、結衣さんか!どっち!?どっちが好きなの!?」
八幡(…え?雪ノ下と由比ヶ浜?小町は?小町の選択肢どこ行ったのよ?)
雪乃「…比企谷くん……答えて」
結衣「あたしとゆきのん、どっち…?」
八幡(…えー…選べって?雪ノ下か?由比ヶ浜か?無理に決まってんだろ。俺そんな身分じゃないですよ?こういうのは葉山くんがやればいいとおもいます!)
小町「…お兄ちゃん、まさか未だに二人とは釣り合わないなんて思ってるの?」
八幡「…いや、釣り合わないも何も俺はまず天秤にかけられないぞ。空気だからな。存在が」
雪乃「比企谷くん、冗談はよして。今は真剣な話をしているのよ」
結衣「 逃げれるとか思わないでね。逃げてもずっと追いかけるから」
八幡(恐い。すごく恐い。どうしよう、殺される)
八幡(よっしゃ頭を捻れ八幡。………うん、『俺には他に好きな人がいる』が一番有効だな)
八幡「……ごめんな、俺には他に好きな人がい雪乃「誰?」……」ダラダラ
八幡(…なーんてね。好きな人、本当にいますから!この勝負、貰ったも同然!)
八幡「それはな……とつ結衣「さいちゃんはなしだよ?」………」ダラダラ
八幡(ワオ…ファンタスティックベイベー)
八幡(…どうしよう……逃げ場無しだ……)
八幡(何故この国では同性婚が認められていないのか小一時間程問い詰めたい所だが、そんな場合じゃない。てか誰に問い詰めるんだよ)
八幡(……まぁ、格なる上は、適当な人の名前を使ってしまう事か)
八幡(まず、平塚先生……初っ端から危険過ぎんだろ。風の噂なめんなよ。好きな人一瞬でバレるんだぞ。まぁ流してたのはゆみこちゃんだけどね!どうでもええわ)
八幡(次に、川…川…越…?……名前も思い出せんやつを利用できるわけねぇだろ)
八幡(三浦や海老名さんは由比ヶ浜繋がりだからアウトだし、陽乃さんなんか選んだ日にゃ雪ノ下家を中心に核戦争が起こりかねん)
八幡(…夏休みに会った人は……そういやルミルミなんかいたな。いや変態かよ。文化祭ん時は、相模……噂のバーゲンセールになっちゃうね)
八幡(……やはり手詰まりか……文化祭?………いや、いた)
八幡(……高校生。可愛い先輩、ましてや生徒会長に憧れを持ってたってなんらおかしくないんじゃないか)
八幡(………サンキュー、文化祭)
小町「……お兄ちゃーん、いつまでも言い訳を考えるのはどうかと思うよー……」
八幡「…いや、いるさ……俺の好きな人、それは、めぐり先輩だ!」
結衣「ゆきのん、めぐり先輩のクラス知ってる?」
雪乃「…ええ……もちろん」ニコッ
八幡「嘘です。すいません」
八幡(………ごめん、めぐり先輩)
八幡(さて、ついに打つ手なしとなったわけなんですが)
雪乃「…比企谷くん…もちろん私よね……?」
結衣「…ヒッキー……お願い」
小町「…お兄ちゃん、二人を悲しませたら駄目だよ……」
八幡(ど う し ろ と)
八幡(こんなんどうしようもないじゃん……何しても刺されそうな勢いじゃん……)
八幡(……別に、二人が嫌いな訳じゃない。むしろ…………………まぁ、最近五本の指のより多くなってきた俺の知人の中では五本の指の中に入るほうだ)
八幡(…でも、なんか違うんだよな……もうちょっと、時間がほしい……)
八幡(……どっちも大切にしたいなんて、それこそ死亡フラグだしな)
八幡(…だからこそ……ぶつけてやるか、俺の本音)
八幡「…分かった、正直に言う。聞いてくれ」
雪乃「……ええ………」ドキドキ
結衣「……うん………」ドキドキ
小町「…お兄ちゃん……」
八幡「…お前ら二人とも選べない。だって、俺は小町が一番好きだからな!」
雪乃「」
結衣「」
小町「」アワワワ
↑
訂正スマソ
五本の指のより多くなってきた
↓
指の本数より多くなってきた
雪乃「…………比企谷くん……どういうつもり………?」
結衣「ひ、ヒッキー………本気………?」
小町「お、お兄ちゃん、あわ、あわわわわ//」
八幡「待てお前ら。話を最後まで聞いてくれ」
雪乃「……ええ。少し取り乱してしまったわ」
結衣「……………」
小町「…おにいちゃーん……//」
八幡「分かってると思うが、俺と小町は兄妹。俺の一番大切な家族だ」
小町「ほえ?兄妹?恋人の間違いじゃなくて?」
八幡「お前ちょっと黙ってろ……そんな俺の妹である小町が、俺の一番好きな人なんだ。今、俺の中で一番大きい愛は、家族愛なんだよ」
八幡(ちなみに戸塚愛もそれに並ぶ、というのは伏せておく)
雪乃「……………」
結衣「……………」
八幡「…そんな中途半端な愛でお前らのどっちかと付き合うなんて失礼だろ?…いつか、二人のどっちかに対する愛が小町への愛を越えた時、俺からそいつに告白する。だからそれまで待ってくれ……駄目か?」
小町「……お兄ちゃん………」
八幡(神様お願いしますマジで……)
結衣「……あはは、やっぱヒッキーって変なとこ律儀だよね」
雪乃「…私達から少しでも逃げる為の苦肉の策、とも言えるわね」
結衣「…わかった!あたし待つよ!」
雪乃「……ええ。今はそれが一番ね」
八幡(…ハチマン、只今帰還しました)
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小町「………お兄ちゃん、ほんとによかったの?ボーッとしてたら他の人に取られちゃうよ?」
八幡「他の人に気を取られるようならそんだけ愛が浅いってことだ。俺は浅い愛よりも深い愛を求めてるんだよ」
小町「ふーん、変なお兄ちゃん……あと、分かってる?」
八幡「あ?何が?」
小町「お兄ちゃんは彼女ができるまで小町と毎週日曜にデート!」
八幡「おう、わかってるわかってる。むしろそっちのほうが八幡的にポイント高い」
小町「えへへー、嬉しいなー……でも、愛のベクトルが小町とお兄ちゃんじゃ噛み合ってないんだよね……」
八幡「まぁな。さすがに実の妹に手を出して刑務所にROMるとかは勘弁だわ」
小町「ふーん……でもでも!あのときの台詞、小町ポイントマックスだったよ!お兄ちゃん大好き!」ギュー
八幡(……あいつら、一生小町愛を越えられないかもしれない)
小町「お兄ちゃん、今日もデートだよ♪」
八幡「……おう」
~fin~
ありがとうごさいます。なんとか二日に終わりました。
初めてのss投稿、中々楽しませてもらいました。最後にもう一回、ありがとうございました!
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