男「また....一人だ....」【ホラーSS】(67)

 同級生1「男ー!黒板消しといてー」
    
    同級生2「床掃除もよろしくー!」

    同級生1「あんま机さわんなよー。汚れるからwwww」
 
    男「う......分かった..。」キーンコーン

    同級生1「じゃあな。」
    
    


    
    男「はあ........」
   
    男「また.....一人だ....」

数分後

女1「なにあいつwwひとりで掃除してるww」
  
    女2「マジうけるww友達いないんじゃねwww」

    男(うるせえな......クソビッチが)

数分後
 
    男「こんぐらいでいいかな。」

    男「(すっかり暗くなっちゃった・・。雨降りそーだし、早く帰ろ。)」

    


    男「おっかしいな」
 
    男「まだ5時なのに、もう真っ暗だ...。」
  
    男(なんか....嫌な予感がする...)

男(胸が締め付けられるような.....何か...)

期待

俺もホラー物書いてみよっかなあ……


    男「あれ?」ガチャガチャ

    男「玄関あかねぇ...なんで」

    コツ...コツ....

    先生「おい!」

    男「ひっ!..先生....」
  
    先生「もう下校時刻だぞ。早く帰れぇ!」
 
    男「いや...鍵があかなくて....先生?」
 
    先生「早く帰れハヤク帰レハヤクはやク帰はやク帰レ

    男「先生!?どうしたんですか!!」
  
    先生「ハヤクアアアアあいああしねあやアア!!」
    
    先生「義居いいいい イ イいいい彙い!!!!」
 
    男は戦慄した。恐怖で声も出なかった。
    先生は、眼球が吹き飛び、脳漿が吹き飛び、腕が千切れ、血が噴き出た。
    そして、眼窩から、腕から、至る所に..

    男(あ....あれは...触手...?)


    先生「義ヤアアア嗚呼あああぁぁあアぁアアぁ!!!!!
    先生の触手が、強化ガラスを貫く!
    触手は先生の身体を蝕み、気持ち悪く蠢く.....!

    男「ひぃッ!?」グジュ
 

    男「うわああぁあぁぁぁああ!!」
  
    先生の血まみれになった眼球が、男の靴の裏に生々しくこびり付いていた。

    男は自分の叫び声で我に返り、恐怖で震える足で、階段を駆けあがった。

    男「だれかぁぁ!!助けて!!」

    先生「があぁあぁっぁアアあああぁあっッ!!!」
 
    男「お...追ってくる!!」

    男(どうする...どうする!!)
 
    その時、ロッカーの上に置いてあった金槌を発見した。
    
    男「うおおぉおぉぉおおぉぉっ!!!!」

    先生の砕けた脳天に、男は力を振り絞り殴りつけた!!


    先生「ガッ....アアアアアアあああぁあぁぁああ!!」

    先生はまるで糸の切れた人形のように動かなくなった....。

    男「はぁ.............はあ....」

    男「いったいなんで...こんなことに.....先生.....」

    男「俺は.....先生を殺した...」

男「取り敢えず...学校から出なきゃ....」

    ?「いやああああああぁぁぁっ!!!!!!」

    男「えっ!!?」
 
    ?「誰か...誰かぁッ!!!助けてぇッ!!!」

    男(だれかまだいる!二階か!?)

    男は全速力で声のする教室に走った!

    男「2-6....ここか!?」ガラガラ

    其処には、尻餅をつき怯えている女生徒と、触手を生やす怪物がいた。
    その触手の先は、鋭く光っている...!

男(あれは.....幼馴染..!?)
 
    幼「ひっ....来ないで!!!」
 
    男「やめろおぉぉぉ!!!」ガッ

    怪物「ギャアアアアアア!!!!!!!!!」

    男「うおおぉぉぉぉッ!」グギィ
 
    鈍い音がした。怪物の頭から血が噴き出た!

    怪物「グガアアァアアアぁ!!」バシュ
 
    男「うわああぁぁっ!!」
 
    怪物の触手が、男の肩を貫いた。
    そして、怪物は呻き声をあげながら朽ちていった.......。


    男「.....................」

    男「はっ!」
 
    男「幼馴染ッ!大丈夫!?」

    幼「うっ.........お....男くん...?」

    男「怪我は!?大丈夫!?」

    幼「うっ....わあああああああん!!」ギュ
 
    男「へっ!?」
    幼「怖かったぁ....怖かったよ....うぅ」
    幼「ありが....うっ...とぉ...助けてくれて....」
    男(幼馴染が、抱き付いてる.....!)
    男(超嬉しい!!)
    男「いいっ!!?つぅぁ....」
    幼「男くん!?肩が痛むの!?」
    男「うっ、平気平気!大丈夫だよ...ぐっ」
    幼「だめだよ!ちょっとまって、今手当てするから!」
    男「あ......ありがと.....」



    幼「よし...これで大丈夫かな?」
  
    男「ありがとう、痛みもちょっと和らいだ。」

    男(幼馴染...手当うまいな///)

    幼「ううん、それにしてもあれは一体...」

    幼「家庭科の先生が、急に変わって、触手が...」
  
    男「幼馴染もか。俺も先生があんな風に変わって...俺...二人も人を殺しちゃった...」
 
    幼「.....男くんは何も悪くないよ」

    男「ありがとう。気が楽になった」


    男「取り敢えず、学校から出よう。」
  
    男「でも、玄関はなぜか開かないんだ、まるでなにかが邪魔してるようで....」

    幼「気は進まないけど...この学校をさ、探索してみるのはどうかな?」

    男「えっ!?」

    幼「もしかしたら、玄関が開く鍵があるかもしれないし、それに....」

    男「それに...?」

    幼「こんなことを起こした元凶がいるはずだよ。それに会わなきゃこの学校、逃げられない気がする。」

    幼「だって...さっきからなんか視線を感じるから」
 
    幼「多分、この視線の主がその元凶じゃないかな」
  
    男「」ポカーン

    男「10文字で」

    幼「がっこうをしらべよう」
 
    男「はい」

幼「これが、学校の全体図」

    男「幼馴染ってこんなんもってたんだな。」
 
    幼「まあ、生徒会に入ってるからね」

    男「さすが!尊敬するよホントに!こんなときでも落ち着いているし」
 
    男「俺一人だったら怪物に殺されてたな、ホントに幼馴染がいてよかった!」

    幼「あっ...ありがとう...うれしいな////」

    男「」

幼「そっ...それで、この学校は3階建てで地下室があるんだけど」
 
    幼「まずは、3階から調べようかと思うんだ。」
 
    男「なんで?」
 
    幼「3階には技術室があるよね、そこに怪物が襲ってきたときの護身のための武器を取りに行く」
 
    幼「で、放送室にいくの。あそこには鍵を保管する部屋があるから」

    幼「鍵を取ったら、手当たり次第探索する。こんな感じかな」

    男「................お前、天才だわ」
 
    幼「///////」


    男「なんか、胸が痛い...」
  
    幼「私もなんか......ッ!!?」
 
    男「どうし....ッ!」

    幼「静かにして!なんかの気配がする。男くん、気配を隠して!」

    ・


    男「............................」
    
    幼「............................」
 
    1分の静寂。男や幼にはそれが気の遠くなるような時間のように感じる....。

    男「........」サッ

    幼(えっ....)

幼馴染には、男が何をしようとしてるのか、容易に想像できた。

    幼「.......////」ギュ

    幼(あったかい....)


    4年前

    女子1「あんたさあ、頭いいからって調子乗ってるよね」
    
    幼(中2)「.....えっ?」

    女子2「はっきり言って、ウザいのあんた。顔もいいからってさ、男にこび売って仲良くなって」
 
    女子3「こいつにちょっと恥かかせようよみんな!」

    女子1「そーだね、おい2,3!こいつの服脱がしてやろうぜ!」
    
    女子2「いーね!見物だよ!」

    幼「いや.......止めてぇ....ごめんなさい....」

    女子1「謝って済む問題じゃねぇんだよ!!」パシィ

    幼「うっ.....ごめんなさい....」

    女子3「取り敢えずこいつ脱がせようよ!」

男(中2)「おい!」

    女子1「.......なにあんた。」

    幼「お...男くん...」

    男「幼馴染から手を離せ!」

    女子2「はぁ?なにあんた?こいつのなに?彼氏?」

    男「................あ」
   
    男「ああそうだ!彼氏だよ!」

    幼「っ!!//」
 
    女子1「プっ!やばwwwチョー受けるww」
 
    女子3「これみんなにいいふらさねww」

女子2「このことさあ、特に男子が知ったら、わかってるよねぇ?」

    男「.........上等だよ」

    男「......行こうぜ幼馴染」サ
    幼「っ!あ....ありがとう」ギュ
 幼(あったかい.......男くんの手...)

男「...........なにもいないか...?」

    その時だった。天井から悍ましい顔が男の視界を埋めた!

     男は、状況を理解するのに一瞬の時間を要した。

    男「うわああぁぁぁあぁぁぁっ!!!!??」

    幼「きゃああぁぁぁあああ!!」
 
    生首「ヒヒヒヒひひぃぃぃひ!!!」

    生首は口から生え出る触手で男に襲い掛かった...!

触手が男に襲い掛かる!

    男「くそっ!逃げるぞ!幼馴染ッ!!」
   
    幼「わッ...分かった!!」


    男「鍵を早く!!!!」
 
    幼「ん....よし!閉まった!」

    ドンドンドン!!!!!
 
    けたたましい物音が技術室に鳴り響く........!

男「くそっ....何か武器は...」

    男(これは、鉄製のハンマーか!これなら...)

    男「幼馴染ッ!!」

    幼「えっ?」

    男「これを!!」

    なげたのは、えのながい鉄製の金槌だった。

    男「それで怪物を殴れば倒せる!もっとけ!」

    幼「あっ...ありがとう!」
 
    男(これは、サバイバルナイフ!?なんでここに...」
   
    男「よし、これなら大丈夫か....?」

男「..........あけるぞ....!」
   
    幼「う....うん...」

    男「大丈夫だよ、幼馴染のことは絶対守る。安心して」

    幼「/////」
 
    男は、大きな深呼吸をする。

    男「フゥーーーーーーッ....うおおお!!」ガラガラ

    男の目が生首を捉えた!

    男「くらええぇぇッ!!!!」ザシュッ
 
    男は、サバイバルナイフで生首の頭に深く突き刺した!

    生首「偽疑義疑義疑義ッぎぎっぎぎいいイイいい!!!!!」
 
    生首は弾け飛んだ...........。

    男「ふう.......もう大丈夫」

    幼「ありが....とう」

    男「大丈夫か?顔色悪いぞ」

    幼「うん...心配しないで!」

男「ここか?」
 
    幼「うん.....ッ!!まって!入らないで!!!」

    男「えっ!!?」

    幼「またなんか気配がする....でも、邪な気配じゃない....人の気配が...」

    男「じゃあ、この中に誰かいるのか?」

    幼「多分だけど.....」

    男「幼馴染の勘はあたるからなぁ....でも人の気配なんだろ?」

    幼「うん....」

    男「よし....開けるぞ...!」バン!

    男「誰がいるんだ!出てこい!!」

    ?「その声.....」

    男「えっ...まさか」

男「姉ちゃん!!」 
    幼「!?」

    姉「あれー男じゃん!なんでここに居るの?」

    男「姉ちゃんこそなんでこんな場所にいるんだよ!」

    幼(すごい美人......)

    姉「私は、『除霊師』ってバイトやってんの」

    男「じょれーし?」

    姉「簡単に言えば悪魔とかそーいうののお祓いかな。ちょっと難しいけどね。って...あんたいつの間に彼女できたん?」

    幼「//////」
 
    姉「よくみたら幼馴染ちゃんじゃない!お久しぶりね!元気にしてた?」
  
    姉「しばらく見ない間にこんな胸も大きくなって、かわいくなったんじゃない?」

    幼「どうも、ご無沙汰です...」

    姉「こんなかわいい子が彼女なんてあんたもニクイやつね!」

    男「彼女じゃないって...」

    幼「!!!」

    姉「そーなん?まあいいや」

姉「で、ちょっと怖い話になるけど落ち着いて聞いて。」

    男「うん...」
  
    幼「..............」

    姉「あんた達がここに居るってことは化け物と化した先生達を倒したってことだよね。」

    姉「あの先生たちは呪文をかけられたんだ。いや、正確には『呪い』かな...」

    男「ごくっ....」

    姉「この学校は何カ月も前に呪われてたんだよ。ある少女によってね」

    幼「その少女ってまさか...!」


    姉「そう、いじめが原因で、この学校で命を絶ったあの女の子」
 
    姉「いじめっていうのは、かなり怨念、呪い、恨み、憎しみ、嫉妬、様々な負の感情が集まる。」
    
    姉「そんな中その少女は死んだんだよ。さぞかしこの学校が憎かったことだろうね」

    姉「そんな人間の怨念や呪いは、まあ半端じゃない」

    男「.......」

    姉「この少女は、多分この学校のすべての生徒を皆殺しにする気だろうね」
   
    男・幼「!!!!!」

    姉「この学校から脱出する方法は唯一つ。その少女をもう一度殺す」

    男「ちょっと....!」
  
    姉「言い方が悪かったね。成仏させることだ。」

    幼「姉さんは、まさか一人でその少女を...?」

    男「姉ちゃん!」

    男「俺に協力できることが有ったら何でも言ってくれ。その少女を成仏させてやりたいんだ。」

    姉「............うん。頼りにしてる」」

    幼(.............)

男「どこ行く?」

    姉「呪いの力が強いのは」
 
    幼「屋上......ですよね?」

    姉「えっ!?なんでわかったの?」

    幼「自殺した場所だからだと思ったからです。だから...」

    幼「そんな場所に今行っても返り討ちにされることは火を見るより明らかです。」

    幼「とりあえずこの階と地下室を調べましょう」

    姉「.......幼馴染ちゃん、すごく変わったね」
 
    姉「こんな積極的に意見が言えるなんて」

    幼「前の私は内気で物も碌に言えない人間だと思っていたんですか?」

    姉「!!....ううん、そんなことないよ。ごめんね」

    幼「いえ....こちらこそすいません」
  
    男(幼馴染.....?)

  男「じゃ、じゃあ早速この階しらべよう!!」

    姉「あんた見事に空気化してたわね」
 
    男「」

3階 図書室

    男「図書室か......」

    姉「ここは...」

    幼「あれ?なんかある」

    幼馴染は落ちていた赤い宝石を手に取った。

    幼「なんだろう....これ...」
 
            生キタイカ?

    幼「ッッ!!!!」

    幼(今の声は......!?)

  ニクイダロ?殺シタインダロ?

    幼「いっ...やああぁッ!!!」

 男「幼馴染!?しっかりしろ!」

    姉「これは....まさか!」

    幼(くああぁっ.....あっ...たまが...割れるッ....声が...)

ドクン ドクン

    何かが 脈打つ

    憎しみ 恐怖

     ...........................死ネ

    幼「!!!!!!!!!!!?????」

    幼「うあ嗚呼あぁあアアアアああぁぁぁぁあ!!!!」

    男「幼馴染ーーーーーーーッ!!!!!」

目が 覚めたのは、

    何もない、白い空間

    幼「.............................」

    幼「こ.......こは....」

    今までの記憶が全くない。

    私は、なんで..........

    手には、鉄製の金槌。

そして、艶めかしく光る赤い宝石。
 
    そして  後ろには    怪物

    怪物「ギャアアアアアアアアア!!!!!」

    幼「ひっ!?いやあああぁぁ!!」

    怪物は、その触手を蠢かせ幼馴染に襲い掛かる。

    幼「やめ....来ないでぇ...!!」

    幼「男くん....助けて...!」
 
    しかし逃げ場はない、

    狭く白い空間が、怪物の体液によってグロテスクに塗りつぶされてゆく...。

怪物「ギャアアアアアア!!!!!」 

    怪物は、触手を突き出す!
    触手は、幼馴染の腕を貫いた!

    幼「うあああっ!!」

    幼「いたいよ....なんでこんな...目に」

    幼「いやだ...まだ...」

    怪物「ギャアアアアアア!!!!!」 

    怪物は、触手を突き出す!

    幼「まだ...死にたくない!!!!!」

イタイ…・?        ワタシハ・
  
       苦シイ・・・・?

    男くん・・・・?    姉さん....?

 コワシタイ  ヒトツニナリタイ

       マダ  シニタクナイ・・・?   ナラ

     コロセヨ  ゼンブ  ゼンブ

    ジブン ヲ    迫害  ス ルモノ  スベテ

      ジブン  ヲ  蔑  ム モノ      

    おまえが  それを望むのならば。

    与えよう


    おい......幼馴染!!

    目を覚まして!!

    幼「............................」
    
    幼「......えっ?」

    男「おっ...幼馴染!!大丈夫か!!」

    姉「ああ、よかったぁ...」
 
    幼「ここは....?」

    男「ここは地下室だよ。幼馴染が急に叫びながらここに....」
   
    男「でもよかった!怪物に襲われなくて」
  
    姉「うん....」

幼「......大丈夫。心配しないで。」

    男「それでさ....そこにいるのって...女子1でしょ....?」

    幼「.....!!なんでここに...?」
 
    姉(幼馴染ちゃん.....)

    男「頭をなんかでぶん殴られてる。頭がえぐれてるんだ」

    男「幼馴染。なんか知らないか?」

    幼「.....................」

    幼「ごめんなさい....わからない...」

 幼「これは.....ピストルですか!?」

    姉「生死がかかってるとなると、こういうもんも必要になってくるよ。」

    幼「..............はい」

    男「よし.............じゃあ行こう」


    屋上


    男「.............あんたが」

    幼「.....少...女さん...」

   少女「........すべての事はその女から聞いたんでしょ。」

   少女「だったら....説得なんて無意味。分かってるんでしょ」

    姉「..........................」

    姉「あなたは」

   少女「御託はいい。早く....戦いましょう」

男「ひとつ....いわせてもらう。」

    男「俺は、あんたの苦しみはわからない。だけど、俺はあんたの気持ちはわかる。」
   
   少女「..................え?」

    男「俺は、今あんたと同じ境遇にいると思うんだ。だから少しは」

   少女「黙れぇッ!!!!!」

    男「..............」

   少女「あんたになにがッ!!あんたにッ!何がわかるっていうんだよッ!!」

   少女「私が...ッううぅ...受けた苦しみなんてぇ.....なにもッ..うッ....分からないくせに!!!」

    幼「.....................」

    姉「.....................」

 少女「.............一つ、頼みがある」

    男「.........なに?」
 
   少女「私を....成仏させてください。あなたを傷つけてしまうかもしれないけど...」

    男「わかった」

   少女「ぐ・・・うぅあああああああああああああぁぁぁぁぁぁああアアアあああ!!!!」

   少女「わだ私ををおお殺してええぇぇああああおねえがああいぃぃ!!」

    男「いくぞ二人とも!!」

    幼「わかった!!」
  
    姉「任せなさい!」

少女の身体から無数の触手が生える!!

    男「うおおおおああああああぁぁ!!!」グシュ

   少女「あああががあああああぎぎぃ!!」ザシュ

    男「ぐうっ!!まだまだぁ!!」

    姉「神聖なる水よ、彼の者の魂を鎮めたまえ!!」

   少女に聖なる水が絡み付く!

   少女「あああががああ!!」

    幼「止まってッ!!」バン バン
 
   少女の身体に銃弾が突き刺さる!!
   少女は触手で幼馴染を貫く!!

    幼「きゃあああっ!」

    男「とまれええぇぇ!!!」

ナイフで何度も突き刺す!!
   少女の身体に青い宝石がみえた。

    姉「それを破壊しなさいッ!!」

    男「うおおおおおおああああああぁぁぁアアア!!!」ザシュッ
  
    パリィン!

    青い宝石が砕け散った!!

   少女「あ..........ああ....」

   少女「ありが....とう...」 シュン

    男「消えた.....」

    姉「もう、呪いの力は消えた。もう大丈夫よ。」

    男「天国で幸せに暮らせよー!少女ー!!」

男「終わった」

    男(だけど....なにか、引っかかる。なんだ?)

    その時、

    乾いた銃声が、 

    虚空に響き渡った。

    男「............え?」

    男「姉.....ちゃん...?」

    姉は、動かない

    胸から、血を流しながら。

    男「..............なんで」

男「..............なんでなんだよ!!!幼馴染ッ!!!!!」

    幼「.................」

    幼「あっ、あはははははははっ!!」

    幼「今更気づいたの?ふふっ...あはは...」

    男「なんで....こんな」

幼「理由は2つ」

    幼「死にたくなかったから。それと」

    幼「男くんのお姉ちゃんだからといって男くんと親しくしている『ソイツ』が邪魔だったから」

 男「なにをいって..!」

    幼「私は、小学校の時からずっとずーーーっと男くんのことが大好きだった。」
   
    幼「もちろん、覚えてるよね?中学2年のときのあの事」
 
    幼「私の彼氏っていったのにさ、『ソイツ』と話しているときは『彼女じゃない』?」

    幼馴染の声が怒りに満ちる...!

幼「冗談じゃない!!!!!」

    男「ひっ...!!」

    一歩一歩、男に歩み寄る幼馴染
    その顔に、薄ら笑いを浮かべて。

幼「あっ!ごめんね怒鳴っちゃって...ふふ」

    幼「ただ、恥ずかしかっただけなんだよね。そうなんでしょ?」

    男「あっ....ああぁ」

    幼「それと、女子1」

    幼「あの下衆を殺したのも私」

    幼「だって、ねぇ?男くんを蔑んで笑うなんて」
    
    幼「殺すしかないって思った」

    幼「気づいてくれると思ったのになぁ?」

    男(女子1の死体だけ触手で殺されてなかったのは・・)

幼「ふふ、あいつ面白かったよ」

    幼「あいつ泣き叫んで『もうしません』とか『男よりいい奴紹介する』とかほざいてた」

    幼「しまいには失禁してさぁ。ほんとに面白かった!」

    男「.........................」

男「幼馴染....ちがうよな?おまえは誰なんだよ」

    幼「えっ?なに言って」

    男「お前は誰だッ!!そんなこと、幼馴染は絶対しない!!」

    幼「.......ははっ」

    男と幼馴染の距離が縮まる。
 
    幼「『ソイツ』に何を吹き込まれたの?」バン バン

    姉は頭に2発、銃弾を撃ち込まれた。
    血と脳漿が飛び散り、男にこびり付く

男「やっ.....やめろ....」

    幼「男くんを愛していいのは私だけなの!男くんの彼女はッ!私だけなのぉ!!」

    男「うっ.....うわああああああぁぁぁぁぁ!!!!」ザシュッ

    



    幼「男くん.....」
  
    幼「ずっと.....ずっと愛してる....」バタッ

    男「う.....あ.....」


    幼「怖かったぁ....怖かったよ....うぅ」
 
    幼「ありが....うっ...とぉ...助けてくれて....」

    男(幼馴染が、抱き付いてる.....!)
 
    男(超嬉しい!!)
 
    男「いいっ!!?つぅぁ....」

幼「よし...これで大丈夫かな?」
  
    男「ありがとう、痛みもちょっと和らいだ。」

    男(幼馴染...手当うまいな///)

男「......行こうぜ幼馴染」サッ
  
    幼「っ!あ....ありがとう」ギュ

    幼(あったかい.......男くんの手...)

男「うっ....あああぁ...幼馴染....」

    男「うわああああああああああああああああああああっっ!!!!!!!!!!!!!!」



    
    男「また....一人だ....」
     


END

以上です
私の拙いSSが面白いと思ってくれたら感無量です!
ありがとうございました。

追記 Happyendかこうかなぁ・・

お願いします

投下します


 男「..................」
    
    男「....はっ!!!?」

    姉「うわ!いきなり何?びっくりした~」
  
    幼「男くん?大丈夫?なんか、すごいうなされてたけど......?」

    男(さっきのは.....一体....?)


幼「男くん?」
 
    男(ジ――――ーーー)
 
    男(変わってない。あんな幼馴染じゃない.....一体なんだったんだ?)

    幼「え....えっとそんなに見つめられると////」

    姉「テメェ!!幼馴染ちゃんの胸がん見してたなぁ!?この変態がッ!」ドゴォ

    男「へぇ!?いやそんなんじゃない」

    姉「問答無用!!!」

    幼「えっと....男くん...?私の胸でよかったらいつでも...../////」
  
    男「」
 
    姉「」



    姉「取り敢えずっ!この薄気味悪い地下室でましょ!屋上行くんでしょ」

    男「............悪いけど、先に2階行ってて。」

    男「幼馴染と話がある。」

    幼「えっ......」

    姉「.....................そう」

    姉「わかったわ、でも速くしなさいよ。遅くなったら承知しないからね」
  
    男「分かってる」

    姉「あんたも男になるのね。がんばんなさいよ!」
 
    男「そっ....そんなんじゃねえよ///」

    幼「///////////」


    男「.........幼馴染」

    幼「.....うん」

    男(女子1の死体はないな。あれは夢だ)

    男(ここでコレが成功すればあんなことにはならない)

男「.....あのさ...俺.....///」

    男「ずっと前から...幼馴染のことが....すk」

    幼「.......」ギュッ

    男「っ!!!」

    幼「うっ...ありがとう...あり...うっ..がとうぅ...!」

幼「私....ずっとその言葉をぉ...待ってたんだからぁッ.....!!」

    男「幼馴染....」

    幼「わっ..私も...男くんの事....ずっと...大好きでした....!」

    男「俺もだよ....!」

    幼「この事件がッ...解決したらぁ...!」

    男「わかってるよ。どっかにデートいこうな!」

    幼「ううっ.....うう....」

    幼「うわああああああぁぁぁぁぁん..........!!」

    男(人生の中で一番幸せだ....)

姉「.................」
    姉「幸せになりなよ....男....幼馴染ちゃん....」


     男「うおおおおおおああああああぁぁぁアアア!!!」ザシュッ
  
    パリィン!

   少女「あ..........ああ....」

   少女「ありが....とう...」 シュン

    男「消えた.....」

    姉「もう、呪いの力は消えた。もう大丈夫よ。」

    男「天国で幸せに暮らせよー!少女ー!!」

    幼「これで終わったねー!」

    男「ああ、あいつも天国で幸せになってくれたらいいな!」

姉「よぅーしッ!今日は奮発して3つ星レストランいっちゃおうか!」

    男「ええぇ!金あるのかよ?」

    姉「なにいってんの!この仕事の給料いくらだと思ってんの」

    男「いくら?」

    姉「100万くらいかな?」
   
    男「」

    幼「」

同級生1「男ー!今日も黒板消しといてー」
    
    同級生2「床掃除もよろしくー!」
 
    男「おう......分かった..。」キーンコーン

    同級生1「じゃあな。」
    
    
    男「はあ........」
   
    男「また.....一人だ....」

    男「だけど.....」

    幼「男くーん!一緒にかえろー!」

    男「いまのままでいたい

  
  HAPPY END!!

最後良い〆できなかった.....orz

ホラー成分が足りない
だがまぁ乙

普通に駄作でわらた

最初の雰囲気はよかったと思うんだが

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