モバP(以下P)「――って質問をアイドルにしようと思うんですけど」カタカタ
P「ちひろさんはどう思います?」カタカタ
ちひろ「仕事して欲しいかなーって」カタカタ
P「もう終わりましたよ」ターン
ちひろ「ちっ」
ちひろ「まあ、仕事が終わったんなら、お好きにどうぞ?」
ちひろ「ただそんな質問して、早苗さんを召喚されても知らないですよ?」
P「大丈夫ですよ。早苗さんなら俺の隣で寝てますから」
早苗「……昼間っから飲むお酒蝶サイコー……うへへ」グデー
楓「お酒を避けることはできない……なんて、ふふっ」グデー
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P「それに何だかんだでアイドル達には信頼されてますからね!」
P「きっと答えてくれるはず!」
ちひろ(……信頼されてるというか、一部のアイドルからは好意を持たれてるというか)
P「じゃあ行って来ますね!」
ちひろ「はいはい、行ってらっしゃい」ヒラヒラ
ちひろ「……」カタカタ
ちひろ「……」カタカタ
ちひろ「……私だって質問されたら、それくらい答えてあげるんですけどねぇ」カタカタ
ちひろ「ま、いいですけど」
P「卯月は風呂に入ったら、どこから洗うんだ?」
卯月「えぇー!? そ、そんなこと急に言われても……」モジモジ
卯月「あ、あの、えっと……」
卯月「う、うぅー……」カァァ
卯月「……み、右腕の……そ、その……」
P「右腕の?」
卯月「ひ、肘の先から洗っちゃいます! いえい!」
P「何でダブルピースしたの?」
卯月「は、恥ずかしくて……」
P「なるほど、卯月は右腕の肘から洗うのか……」
P「普通!」
卯月「酷くないですか!?」
P「まゆは風呂に入ったら、どこから洗うんだ?」
まゆ「まゆですかぁ?」
まゆ「ふふっ、まゆはまず左の太ももから洗いますねぇ」
まゆ「ここ、ですよ? しっかり見て下さいねぇ?」スリスリ
まゆ「ちなみに、Pさんもここから洗うんですよね?」
まゆ「お揃いですね、ふふっ」
P「へー、俺と同じで左の太ももからか」
P「……」
P「ん?」
P「乃々はどうよ?」
乃々「机の下から引っ張り出されたと思ったら、いきなりこんな質問されるなんて……いぢめですか?」
乃々「こ、これ答えなきゃいけないんですか?」
乃々「体のどこから洗うか……」
乃々「……」カァァ
乃々「や、やっぱりむーりぃー」
乃々「はっ!」ピキーン
乃々「も、もりくぼは……足から洗うんですけど」
P「ほう、その心は?」
乃々「ア、アイドルから足を洗いたい……なんちゃって」ドヤァ
P「よし、レッスン行くぞオラァ!」
乃々「ひぃぃ!? 結構上手く言えたつもりなんですけど!?」
雪美「……どうしたの……P……?」
P(流石に雪美にこれを聞くのはマズイだろうか。犯罪臭がする)
雪美「……? 何か……聞きたいこと……あるの?」
雪美「何でも聞いて……いいよ? Pなら……いいよ?」
P(今何でもって)
P「雪美は風呂に入ったら、まずどこから洗うんだ?」
雪美「お風呂……?」
P「いや、そもそも親と一緒に入ってるのか」
雪美「む……。私……そこまで、子供じゃない……」プクゥ
雪美「もうずっと前から……1人で……」
P「そうなのか、偉いな」ナデナデ
雪美「えへへ……」
ペロ「ミャア」
雪美「……ご、ごめんねペロ。うん、ペロと一緒に……入ってる」ナデナデ
雪美「どこから……洗うかは……」
雪美「いつも……背中から洗ってる……」
P「へー」
雪美「ペロが……いつも背中を洗ってくれるの……」
ペロ「ミャア」ドヤァ
P「ペロさんパネェな」
P「みくは風呂に入ったらどこから洗うんだ?」
P「いや、猫は風呂が嫌いだから、みくは風呂に入っていない可能性も……なくはない?」
みく「ないにゃ! ちゃんと毎日入ってるにゃ! もうPチャン! すっごい失礼にゃ!」プンスコ
P(みくが最初に体を洗うとしたら……)
P(きっとあの大きく育ったたわわなお山……そうに違いない)
みく「もう仕方ないにゃー。Pチャンだけに特別に教えてあげちゃうにゃ」
みく「みくはお風呂に入ったら、最初に」
みく「猫耳から洗うにゃ」
P「……」
みく「な、なんにゃ!? その『失望しました。みくにゃんのファンやめます』みたいな目は!?」
みく「1日お世話になった猫耳を丁寧に手洗いするのに、何か問題があるのかにゃ!?」
みく「いや、ないにゃ!」
P「じゃあ猫耳の次は?」
みく「勿論猫しっぽにゃ」
P「……次は?」
みく「猫グローブにゃ」
P「ふざけんなッ! いつになったらそのお山を洗うんだよ!?」
みく「何いきなりキレてるにゃ!?」
輝子「ど、どこから体を洗うか……?」
P「うん」
輝子「わ、私はその……へ、変な子だと思われるけど……その……」
輝子「き、きのこから……洗うんだ」
P「うん……うん?」
輝子「そ、その日の夕食に使うきのこと一緒にお風呂に入って、体を洗ってあげて……」
輝子「しっかり仲を深めてから、食べるんだ」
輝子「そ、そしたらすっごく美味しく感じる……フヒヒ」
P(食べる前に子供を太らせる魔女みたいだな……)
P(……!)
P「なあ輝子。俺が輝子に貰って育ててたきのこなんだけど、そろそろ食べごろだと思うんだ」
P「是非お前に食べて貰いたい。貰ってくれるか?」
輝子「へ? し、親友からのプレゼント? フ、フヒヒっ、素直に嬉しいっ」
輝子「さ、早速今日持って帰って、お風呂で洗って食べる」
輝子「親友のきのこ、しっかり洗ってあげる……フヒヒ」
P「……」ニッコリ
春菜「お風呂に入ったらですか? 私は勿論――」
P「はいはい眼鏡眼鏡」
春菜「ちょっと! あのですね、いくらアタシでもそれはないですよ!」
春菜「アタシを一体なんだと思ってるんですか? 全くっ」プンプン
P「すまんすまん」
春菜「大体、お風呂に眼鏡をかけて入りませんよ。曇って何も見えなくなるじゃないですか」
春菜「普通に足の先から洗いますよ」
春菜「それから眼鏡風呂にゆっくり浸かって、その日1日の出来事を思い出すんです」
P「へー」
P「……眼鏡風呂?」
P「杏はその幼い体のどこから洗うんだ?」
杏「聞き方がナチュラルに犯罪的だよね」
杏「っていうか、杏だからいいけど、これ下手したら通報されるよ? 普通にセクハラだからね。しかもアイドル相手に」
杏「ま、いいけど」
杏「えっと、どこから洗う、だっけ?」
杏「あー……きらりに聞いて」
P「何でそこできらりの名前が……」
杏「だって杏自分で体洗わないし。部屋でダラダラしてたら、きらりに捕まってお風呂に運ばれて、何もしなくても体とか洗われるんだよ」
P「おっ」
杏「宝石でも扱ってんのってくらい丁寧にやってくれるのはいいんだけどねー」
P「あぁ^~」
杏「お陰でお風呂の使い方とか、髪の洗い方とか忘れちゃったよ」
杏「きらりには責任を持って、杏のお風呂係りをずっと続けてもらわないとねー」
P「お、俺からもお願いするよ!」
杏「何でプロデューサーが……」
P(俺、この2人のキマシタワーを守るためなら、俺なんだってするよ……)
未完のまま落としてしまったスレです。
短めなので、すぐに終わらせます。
P「桃華はどうなんだ?」
桃華「髪から洗ってますわ」
桃華「ですが、その……恥ずかしい話、使用人に洗ってもらっていますの」カァァ
P「流石ブルジョワ」
桃華「ですが最近、流石にこのままではいけないと思いまして」
桃華「使用人に言って、今日から1人でお風呂に入ることにしたんですの」
桃華「でも、やっぱりちょっと不安で……」
桃華「あの、できたらPちゃま……桃華のお風呂に、付き合って頂けないかしら」
P「桃華パパにコロコロされちゃうよ」
桃華「大丈夫ですわ! プロデュースの一環ということにすれば、何も問題はないですわ!」
桃華「ですから、ね? Pちゃま……桃華のお願い、聞いてくださる?」ウワメヅカイ
P「う……で、でも下手したら何とか条例で、豚箱にインすることに……」
桃華「その点は安心して欲しいですわ。もしそうなっても、櫻井家の力ですぐに刑務所から出して差し上げますわ」ドヤァ
P「前科が付く時点で、よしそれならやろう!ってならないから」
P「ありすは風呂に入ったら、どこから洗うんだ?」
ありす「……」
スマホサッ
ピッ
『ありすは風呂に入ったら、どこから洗うんだ?』
P「え、何で録音したの?」
ありす「これ。しかるべき場所に報告したら、どうなりますかね?」
P「どうなるってそりゃ……最近、色々と世間様は厳しいし、何だかんだで確実に実刑判決を戴くハメになるな」
P「……」
P「何でもするから、その録音消してください」
ありす「いいですよ。この書類にサインしてくれたらすぐに消します」
P「な、なにこの書類」
ありす「前に私が『待てますか?』って聞いた時、Pさん待ってくれるって言いましたよね?」
ありす「あの言葉、とても嬉しかったです……えへへ」
ありす「でもやっぱり言葉だけだと不安なので、この書類にサインしてください」
ありす「何でもするって……言いましたよね?」ニコリ
P「なあ菜々さん……風呂入ったら、どこから洗うんや? なぁ……どうなんや……?」
菜々「な、なんで関西弁なんです?」
菜々「はぁ……どこから洗うか、ですかー」
菜々「正直アイドルにするような質問じゃないですけど……特別です☆ ウサミンの秘密、いつもお世話になってるプロデューサーさんに教えちゃいます! キャハっ!」
菜々「ではでは。発表しまーす。菜々がお風呂に入って一番最初に洗うのは……!」
菜々「ずばり……!」
菜々「……」
菜々「……え、えっと……あれ? 一番最初に洗う……んん?」
P「菜々さん?」
菜々「いや、えっと……あれれっ? ちょ、ちょっと待ってくださいね!」ワタワタ
菜々「そ、そうです。昨日のことを思い出せばいいんですよ! 昨日のお風呂は……」
菜々「昨日の……昨日……」
菜々「……」
P「な、菜々さん……?」
菜々「……ウ、ウサミン星人はぁ!」
菜々「と、特殊な体質でっ、そのっ、ろ、老廃物が出ないんですっ」
菜々「だ、だから体を洗うという概念が……概念が、なくて……」ジワァ
P「菜々さん……」ポロポロ
P『後日、その日の夜はお酒を飲みすぎて記憶がぶっ飛んでいただけということが分かった。よかったね菜々さん!』
楓「どこから洗うか……ですか?」
P「ええ、今後のプロデュースの参考に」
P(自分で言ってて、どの辺りが参考になるか説明できないがな)
楓「うーん、どこから洗う、洗う……あらあらうふふ……」
P「ダジャレ考えなくていいですから……」
楓「ごめんなさい、つい……ふふっ」テヘリ
楓「どこから洗うか、そんなに知りたいですか?」
P「ええ、それはもう!」
楓「ふふっ、そうですか。……内緒、です」
P「えぇー……」
楓「でも、そうですね。今週末、温泉に連れて行ってくれたら……どこから洗うか、見せてあげてもいいですよ♪」
楓「すぐ目の前で、ね。ふふっ♪」
凛「セクハラ」
P「うっ」
凛「こういうのやめた方がいいよ。ほんと、誰かに告げ口されて早苗さんに絞められる前にやめときなよ」
凛「ただでさえ、繊細な年頃の子が多いんだから」
凛「で、どこから洗うかだっけ?」
P(でも答えてくれるんだよなー)
凛「ん、どこからっていうか……ハナコかな?」
P「あ。なるほど。洗ってあげてるのか」
凛「まあね」
P「でも犬って風呂嫌い多いんだろ? 暴れたりしないのか?」
凛「大丈夫。ウチのハナコは全然――っ!」ピコーン
凛「……」
凛「そうだね。やっぱり結構暴れるかな」
P「おいおい大丈夫かよ……怪我とかしないだろうな?」
凛「心配してくれるの? ありがと。まあ、今のところは大丈夫かな。でも……この先、怪我とかしないって保証はないけどね」
凛「誰か、一緒にハナコを洗うの手伝ってくれたらいいんだけどね」チラリ
凛「誰かいないかな」チラチラリ
凛(こい……こいこい……!)
P「よし分かった! 俺に任せろ!」
凛(釣れた……! ふふっ、ごめんねまゆ! 私の勝ちだよ……!)ニヤリ
P「優と聖來に手伝ってくれるように頼んどくよ」ピポパパ
凛「えっ」
P「2人が手伝ってくれたら百人力だな、凛!」
凛「……こ、これで勝ったと思わないでよね、まゆ……!」ワナワナ
P「いやぁ、聞いてきましたよ、ちひろさん」
ちひろ「そうですかー。さぞ楽しかったでしょうねー」カタカタ
P「皆なかなか最初に洗う場所もそれぞれ違って、しかも超個性的でしたよ」
ちひろ「そりゃウチの事務所ですからねー」
P「一番驚いたのは美城常務ですよ。まさかあの常務があんな場所から……」
ちひろ「あなた誰に聞いちゃってるんですか!?」ガタッ
ちひろ「だ、大丈夫だったんですか!? 『失礼だなキミは。よしキミの職歴を白紙にしてやろう』とか言われませんでしたか!?」
P「いや、別に。普通に答えてくれましたよ。やっぱりアメリカ帰りは違いますね」
ちひろ「そ、そうですか……」
ちひろ「そういえば……プロデューサーさんはどこから洗うんですか?」
P「あれ? 興味あります?」
ちひろ「いえ全く。でもこの情報はそこそこ高く売れそうなので」チッヒッヒ
P「うっわ悪い顔」
P(アレだな。ちひろさんは間違いなく、最初に金を洗ってるな。あくどい手段で手に入れたマネーを洗浄、ロンダリングしてるに決まってる)
ちひろ「で、どうなんです?」
P「ナイショ☆」
ちひろ「殺しますよ☆」
P「おっともうこんな時間か。俺そろそろ帰りますね」
ちひろ「あ、ちょっと……もう、いじわる」プクゥ
☆自宅☆
P「で、だ」
カポーン
P「幸子はどこから洗う?」
幸子「うーん、そうですねぇ」
幸子「じゃあ――今日は髪からお願いしますね!」
P「はいはい了解」ザバァ
幸子「わぷっ。い、いきなりお湯をかけないで下さい! もうっ、ボクの髪はデリケートなんですから、1つ1つの行程を丁寧にお願いしますよ!」プンスコ
P「悪い悪い。じゃあシャンプーするぞー」シャコシャコ
幸子「いいですか? 優しく、割れ物を扱うみたいに繊細な手つきで……あ、そうそう。フフーン、分かってるじゃないですかPさん!」
幸子「あ、そこそこ……んふぅ……」
幸子「あー……いいですいいです。いい感じです。しっかり頑張ってくれたら、後でボクもお返しに洗ってあげますからね!」
幸子「カワイイボクに洗ってもらえるなんて、嬉しいでしょう!」
P「あー嬉しい嬉しい」シャコシャコ
幸子「いいですか? これからもPさんがお風呂に入って最初に洗うのは――ボクですからね! 絶対ですよ!」
P「分かった分かった。ほれ、お湯かけるぞ」ザバー
幸子「わっ」ザバー
幸子「……っ」プルプル
幸子「えへへ……じゃあ、交代です」
幸子「ボクが最初に洗うのも、ずっとPさんですからね」
おしまい。
1度落としてしまったSSですが、楽しんでもらえてなら嬉しいです。
ありがとうございました。
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