レッド「ひとりぼっちじゃない」 (109)

ポケモンssです。
設定としてレッドは17、8歳程度
キャラが多少崩壊します



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463488050

ワタル「…というわけで、視察も兼ねてホウエンに行ってきてくれないか」

レッド「バトルフロンティア…」

ワタル「タワータイクーンの案内付きでな」

ワタル「…何故、現チャンピオンには声が掛からないのか謎だが…」

レッド「違う奴にチャンピオン譲れば招待されますよ、多分」

ワタル「何サラッとチャンピオン引きずり降ろそうとしてんの?お前のせいでどれだけしんどかったかわかってんの??」

レッド「じゃ、3日後にはそちらに着きますって連絡お願いします」

ワタル「あ、はい。」

翌日


カスミ「いたいたー!レッドー!」

レッド「あ、カスミさん」

カスミ「バトルフロンティアに行くんだって?お土産宜しくね」

レッド「…エリカさんとナツメさんにだけ買ってこよう」

カスミ「ひどっ!」

レッド「嘘ですよ。どんなのが良いんですか」

カスミ「うーん、なんか可愛いものとかかな?」

レッド「フエンせんべい7枚買ってくるんでジムリーダー達で分けてください」

カスミ「それ一人あたり7/8枚だよね!?てか、欠片だらけの人可哀想…」

カスミ「…じゃなくて!渋すぎるわよ!」

レッド「というかカスミさん、俺がホウエンに行くって誰から聞いたんですか?」

カスミ「ジムリーダーの会議があって、そこに出席してたワタルからよ」

レッド「…で、俺が今ハナダにいるっていうのは何故わかったんですかね」

カスミ「ワタルから一斉送信された報告メールからよ」

レッド(ワタルさん怖えぇぇ…俺ってもしかして監視されてんの?)

カスミ「あんたがいきなり山籠りとかするから監視されてたりして」クスクス

レッド「普通にありそうで恐ろしい…」

カスミ「ま、ゆっくりしてきなさいよ。なんなら泊まってく?」

レッド「まぁそうしたいんですけど、準備しなきゃいけないんで」

カスミ「そっかー残念」

レッド「取り敢えずタマムシのデパートに行って」

カスミ「タマムシ?!」

レッド「え、そうですけど」

カスミ「あ、あー!私もタマムシに用事がー」

カスミ「なんだーレッドもタマムシに行くのねー。私もついでに行こうかなー」

レッド「は、はぁ…」

カスミ(エリカはナツメと並んで要注意人物…何か気になるし)

タマムシデパート


レッド「あー、腹減った…」

カスミ「結構買ったわね~。何か食べる?」

レッド「そうしましょうかね…レストランとか適当に入ってみますか」

レッド「これとこれとこれ、お願いします」

店員「かしこまりました」

カスミ(な、なんかデートみたい///)

?「あら?レッドさん?」

レッド「エリカさん、こんにちは」

エリカ「ええ。こんにちは…何故カスミさんがここに?」

レッド「?ああ、なんかタマムシに用事があるみたいで」

エリカ「そうでしたか。何もおもてなし出来ずにごめんなさい」(で、何しに来たんですかカスミさん)

カスミ「いえいえ。おかまいなくー」(あんたとレッド合わせるとロクなことにならなさそうだから、監視役よ)

エリカ「こちら、座っても宜しいですか?」(酷い言いがかりですね)

レッド「ど、どうぞ」

カスミ「何か頼む?」(何座ってんのよ、早く帰りなさい)

レッド(ニコニコしてる美人が二人もいるのに何故だろう、帰りたい)

?「レッド…」

カスミ「!」

レッド「あ、ナツメさん…ってちょ、怖い怖い睨まないで下さい」

ナツメ(エリカにカスミ…先を越された)

エリカ「あら、ナツメさんこんにちは」

カスミ「あんたがここにいるのは偶然?」

ナツメ「偶然じゃない。レッドから貰ったエーフィがここにレッドがいるって教えてくれた」

エリカ・カスミ「!?」

レッド「あいつ元気にしてますか?」

ナツメ「ええ、たまには顔を出すと喜ぶと思う」

レッド「わかりました」

カスミ「ちょ、ちょっと待った!何であんたのエーフィがナツメのものになってんのよ!」

レッド「いやー、ナツメに余りにも懐いてて悲しくなったからあげちゃいました」

エリカ「どうして悲しくなったらあげちゃうんですか…」

ナツメ「エーフィはとっても良い子…」

カスミ「あ、あんたのカメックス、あたしにすっごく懐いてるのよね~」

レッド「え?そうだったんですか!?」

エリカ「カスミさん…」

ナツメ「カスミ、嘘はダメ」

カスミ「なっ!?」

レッド「まぁ知ってましたけど」

カスミ「知ってたの!?」

エリカ「でも、いつ懐いてると気付いたんですか?」

レッド「この前バトルしたとき…」


レッド「頼んだ…エーフィ」

エーフィ「フィー!」

ナツメ「」ジッ

エーフィ「フィ…」ゾクッ

ナツメ「」ジー

エーフィ「フィ、フィ~」スリスリ

ナツメ「よしよし」ナデナデ

レッド「え、ちょ、エーフィ!?」


レッド「ってことがあって」

エリカ「ナツメさん…」

カスミ「こいつ結構クズね…」

ナツメ「なっ…私とエーフィの絆は本物」

レッド「俺との絆は何だったんだエーフィ…」

カスミ(エーフィは助けてほしくてレッドの場所を教えたってわけね…)

エリカ(当の本人気付いてないですけど…)

レッド「じゃ、俺は帰ります」

エリカ「またいらして下さい」

レッド「はい、タマムシは結構好きなんで…」

エリカ「!それって…」

レッド「やっぱデパート最高ですね」

エリカ「」

カスミ(レッドは最高ね)クスクス

ナツメ(流石レッド)プププ

エリカ(で、デパートが主な理由なんですね…)

レッド「それじゃ、お土産買ってきますんで」

カスミ「はぁ…せっかくのデートが」

ナツメ「それはデートじゃない」

エリカ「貴方が着いてこなければ私とのデートだったんですけど」

ナツメ「エリカとレッドを二人にしたらダメ」

カスミ「何か傷付くけど認めるわ。こいつは危険よ」

エリカ「ナツメさんに言われたくないです」

カスミ「私には言われてもいいの!?」

ナツメ「負け犬の遠吠え」クスクス

カスミ「エーフィを強奪したポケモン強盗様が何か言ってるわ」

エリカ「レッドさんと接点を持つのに必死過ぎでは?」

ナツメ「矛先がコロコロ変わる…」

カスミ「それにしても、レッドが帰って来て良かったわよ」

エリカ「ちょうど2年前ですね」

ナツメ「山に登ったときはちょっと驚いた」

エリカ「様子を伺いに行こうとしてもグリーンさんに阻まれたりとかで…」

カスミ「グリーンも相当必死だったわね」

ナツメ「多分グリーンはレッドのことを一番理解してたから…」

カスミ「あんなことがあったらしょうがないかもね…」

エリカ「最近はお元気ですけどまだどこか寂しげな表情を見せますね。レッドさん」

ナツメ「もう二度と悲劇を起こさないためにもリーグとジムが連携しないと」

カスミ「…そうね!私達もいがみ合わずにこうして駄弁ったりする仲になったわけだし」

ナツメ「出た、カスミお得意の友達面」

エリカ「カスミさん、声が大きくて耳が痛いです」

カスミ「ひどっ!さっきまでの良い空気はどこ行ったの!?」

トキワシティ

レッド「ってなわけで、ホウエンに行くことになった…って、知ってるよな」

グリーン「ワタルから聞いてるからな」

レッド「あの人怖いんだけど…」

グリーン「まぁそのことに関してはお前にも非がある」

レッド「いや、助けろよ。お前が一番ジムで発言力あるだろ」

グリーン「そうか?気にしたことねえな」

レッド「寧ろリーグを裏で動かしてる説」

グリーン「お前だろ、それは。カントー連盟の黒幕さん」

レッド「なにそのちょっと怖い団体名」

グリーン「ジムとリーグが強い連携持つようになったからな」

グリーン「それも兼ねてホウエンのダイゴさんと話してこいよ」

レッド「ああ。寧ろそっちの方が楽しみだ」

グリーン「お前も帰ってきたらジムリーダーとかやれよ。タケシ引きずり降ろしとくから」

レッド「タケシさん虐めるなよ。このあいだジムの前に波乗りのひでんマシン設置したのお前だろ」

グリーン「その日のニビジム制覇者が多すぎて、1ヶ月くらいニビジムが難攻不落の要塞みたいになってたな」プクク

レッド「一日でジムリーダー降格ギリギリラインの合格者出たらそうなるだろ…」

レッド「でもあれは面白かったわ」

グリーン「?」

レッド「ほら、カツラさんのやつ」

グリーン「あったなそんなのww」

レッド「いやさぁ…天才ってのは認めるんだけど、才能のベクトルが違う方向向いきてない?」

レッド「ジムの挑戦者に吹き飛ばし必須とか吹き込んで、対戦中録画して…」プルプル

レッド「カツラさんの帽子吹き飛ぶシーンだけ纏めて俺に送りつけるとか」ブフッ

グリーン「今でも笑えるわ、あれ」

レッド「老人には優しくしなさい」

グリーン「でも女三人衆にはイタズラしたら後が怖いし」

グリーン「キョウさんの娘は新米だろ?マチスはジョーク通じなさそうだもんな」

レッド「まぁジムの前にじめんタイプ出る時点でイタズラのハードル高いしな」

グリーン「酷いこと言うなお前」

レッド「さーて、そろそろ帰るかな」

グリーン「おう。じいさん達にも一応挨拶しといてくれ」

レッド「ああ。また今度飯でもゆっくり食いに行こう」

グリーン「帰ってきたら行くか。じゃ、気い付けてな」

研究所


オーキド「なるほど、ホウエン地方か」

レッド「うん。今日の夕方には。まぁ、一週間もいるつもりないけど」

オーキド「若いのはいいのぉ。旅はするもんじゃ」

レッド「博士もまだまだ若いよ」

オーキド「褒めても何も出んぞ?」

レッド「チッ…」

オーキド「あれ?冷たくない?ワシ、泣いちゃうゾ?」

レッド「あ、そういうの良いんで」

オーキド「相変わらずワシには辛辣じゃのう…」

オーキド「…一応、お母さんに挨拶して行きなさい」

レッド「…ああ」

オーキド「気を付けて行ってくるんじゃぞ」

レッド「ああ」


オーキド「あいつも逞しくなったもんじゃ」

ナナミ「レッドくん来てたの?」

オーキド「ホウエンにちょっと行くからって挨拶に来たんじゃ」

ナナミ「またいきなりいなくなってもらっちゃ大騒ぎよ」

オーキド「もうその心配は無いじゃろ」

レッドの家跡


レッド「母さん、久しぶりだね。お墓の周りもしっかり掃除して綺麗になったでしょ」

レッド「ホウエンに行ってくるから。帰って来たらお土産も供えるよ」

レッド「…」

レッド「じゃあね、母さん。また来るよ」

ホウエン地方


レッド「ホウエンあったけえな~」

ダイゴ「待ってたよ、レッドくん」

レッド「!あなたが、ダイゴさん?」

ダイゴ「ああ。初めまして、ホウエン地方チャンピオンのダイゴだ」

レッド「どうも。カントー元チャンピオンのレッドです」

ダイゴ「さっそくだけどね、バトルフロンティアまで案内するから、船に乗ろう」

レッド「話は船でゆっくりしますか」

ダイゴ「なるほど、カントーはそういう体勢を取ることで対策してるのか」

レッド「ホウエンはダイゴさんが例の組織を鎮めたんですよね」

ダイゴ「ああ。だが最近はテロ集団が発足してるという噂もあるのだが、しかしうちのジムリーダー達は統一させるのが難しそうだ」

レッド「そうなんですか?」

ダイゴ「決して悪い人達ではないが、自由人が多いというか」

レッド「でも、いざという時にはジムリーダーの力って大きいと思いますよ」

ダイゴ「それはそうだ。カバーできる範囲が格段に広がる」

ダイゴ「そしてこれから行くフロンティアのブレーン達にも協力を要請するつもりだ」

レッド「ホウエンの強みですね」

ダイゴ「カントーにもフロンティアが出来たら良いんだけどな。シンオウにだってある」

レッド「ワタルさんもフロンティアは考えてるみたいですけど」

ダイゴ「正直、チャンピオンとブレーンは立場が全然違うから難しいことろだけどね」

レッド「フロンティアか…7つ施設があるんですよね」

ダイゴ「…全部制覇するつもりか?」

レッド「?そうですけど」

ダイゴ「フロンティアの厳しさを体感すると思うよ。一筋縄ではいかない。知識や運も必要になる」

レッド「ますます楽しみになってきた…」

バトルフロンティア


リラ「バトルフロンティアへようこそ、カントーチャンピオンのレッドくん」

レッド「元、ですよ。今はワタルさんです」

リラ「あ、そうだっけ」

レッド(ワタルさん何かごめんなさい)

ダイゴ(彼も苦労しているな…)

リラ「フロンティアにはバトルタワーを始め、7つの施設があります」

リラ「その施設によってルールが異なります。勝ち進むとブレーンという強力なトレーナーと戦う権利を得ることが出来るわ」

レッド(自分で言っちゃうんすね)

リラ「ゴメンね。ちょっと挑戦者が詰まってて、あまり時間取れないけどこんな感じで大丈夫かな?」

レッド「ま、まぁ」

リラ「じゃ、頑張ってねー」

ダイゴ(彼女、あんな感じだっけ?)

レッド(性格よくわかんないから適当にしたとか秘密です)

レッド「ってことで、色々ありがとうございました」

ダイゴ「いやいや、ホウエン地方を満喫してくれ」

ダイゴ「では、フロンティア制覇を期待してるよ」

レッド「やってやるか」

案内人?「…」



受付「こちらはバトルピラミッドです。こちらの施設では―」

レッド「説明長かった…」

レッド「さて、ブレーン7人抜きだ」

記者「こちらはバトルフロンティアです」

記者「本日も沢山のトレーナーが挑戦していますね」

記者「今、あちらにいらっしゃるのはピラミッドキングです!!これはお話を伺う他ありません!」

記者「こんにちは、テレビカナズミです」

ジンダイ「今はその…取材NGで…」

記者「あ、す、すみませんでした」

記者「いったいバトルフロンティアには何が起こっているんでしょうかー!?」

リラ「…で、1日足らずで6つの金シンボルを?」

レッド「はい、なかなかどれも面白い施設でしたよ」

リラ「は、ははは…」(化け物なの…?)

案内人?「…」ジー

リラ「じゃ、じゃあ始めましょうか」

レッド「これで勝ったらフロンティア制覇ですね」

ビービー

リラ「!」

レッド「頼んだ、リザードン」

リザードン「グオオオ!」

リラ「待って!」

ケイコク シンニュウシャ、ハッケン

リラ「何者…?」

ガガッ
ワレワレハ、ロケットダン

レッド「っ…!」

リラ「ロケット団?!あれはカントー地方の組織のはずじゃ…」

レッド「とにかく、他のブレーンにすぐに連絡を!」

リラ「わかったわ!」

レッド「あなたはエレベーターで下に!」

案内人?「??」

レッド「っ…エレベーターが動かない」

リラ「ブレーンと連絡が取れました。ジンダイさんとダツラさんがこちらに向かってるみたいです」

レッド「他のブレーンは既に応戦中ですか」

リラ「そうみたい」

レッド「他にわかったことはありませんか」

リラ「ヘリが上空に確認されてるみたい」

レッド「…わかりました、ジンダイさんのポケモンは強力な防御力を持ってるはずですので、入り口をジンダイさんに固めてもらって下さい」

レッド「あなたとダツラさんはこの階より下の階をお願いします。俺は上を当たってくるんで!」ダッ

リラ「気を付けて!」

案内人?「」キョロキョロ

レッド「階段からしか昇れないか…」ダッ

案内人?「」テクテク

レッド「!」

団員1「チッ…人がいたか」

団員2「早くやっちゃうわよ」

団員3「お腹、減った…」

団員1「行け!ゴルバット!」

ゴルバット「ウガアア!」

団員2「やっちまいな!アーボック」

アーボック「シャー!」

団員3「行け、ブニャット」

ブニャット「ブニャー!」

レッド「…頼んだ、ピカチュウ」

ピカチュウ「…」

団員1「ピカチュウだぁ?舐めんなよ?」

団員2「ラッキーだねぇ、さっさとやっちまうよ」

団員3「腹、減った」

団員1「ぐ…」

団員2・3「」

レッド「…今はこの混乱を鎮めるのが先か」

レッド「最上階はもうすぐそこか」

レッド「…急ぐか」ダッ

案内人?「…」チラッ

団員1「…行けぇ!ニューラ!」

団員1「その女に辻斬りだ!」

ニューラ「ニュー!」

レッド「危ねえ!」ダッ

案内人?「!」

団員1「チッ…カスッただけかよ」

レッド「怪我、無いですか?」

案内人?「」コクコク

団員1「くそっ!ニューラ!冷凍p…」

レッド「…リザードン、気合い玉」

ドゴォォォン

団員1「ヒッ」

レッド「…」

団員1「アノ,ユ,ユルシテ」ピクピク

レッド「…ピカチュウ、電磁波」

ピカチュウ「ピカ」ジジジ

団員1「」

屋上


レッド「なるほど、本命は屋上か」

幹部「おや?団員ではない様ですが…やられてしまいましたか」

レッド「…ピカチュウ、10万ボルト」

ピカチュウ「ピカッ!」ビリビリ

幹部「っ!ドータクン!守る!」

幹部「…ヘリを狙うとは…危ないですねえ…ドータクン、そのまま地震」

ドータクン「ドォォ」

レッド「ドータクンか…」

レッド「交代、リザードン」

幹部「ギャラドス、滝登り」

レッド「!」

幹部「1vs1なんてルールはありませんよ?」

レッド(平和な環境に慣れすぎたか…?)

レッド(向こうは恐らくまだ控えがいる…こっちは消耗したピカチュウとリザードン、瀕死のフシギバナ…)

レッド(回復道具もないし、キツいか…)

幹部「ほらほら、どんどん行きますよ」ポンポンポン

キリキザン「ウガアア」

オンバーン「ギャギャギャギャ」

ベトベトン「ベトベトー」

レッド「リザードン…オーバーヒート」

リザードン「ウガアアア!」ドゴーン

キリキザン・ドータクン「」ドシャッ

幹部「っ!!何て威力だ…だが、ギャラドス!滝登り!」

リザードン「グオオ…」ドシャッ

レッド「リザードン!」

レッド「ピカチュウ、10万ボルト」

ピカチュウ「ピカチュー!」バリバリ

ギャラドス「グォォォ」バタッ

レッド(マズいな…ピカチュウのみじゃギャラドスは落とせても、ベトベトンとオンバーンはキツい…)

幹部「勝負有りですね」

案内人?「!」ダッ

レッド「!?お、おい!」



「ひゅああん!」

レッド「な…ぽ、ポケモン?!」

幹部「なんだ!?このポケモンは」

レッド「見たことねえ…」

ラティアス「~♪」

レッド「お、おい、今は遊んでる場合じゃ…」

レッド「!…へぇ、闘ってくれるのか」

レッド「じゃあ行くぞ、サイコキネシス!」

ラティアス「~♪」キィィィィン

ベトベトン「」

幹部「なっ…やつは何タイプだ?飛行か?」

幹部「かまうな!オンバーン、雷!」

オンバーン「ケケケケッ!」バリバリ

レッド「…左に避けて、龍星群」

ラティアス「~♪」

幹部「ば、バカな…」

オンバーン「くぁwwせdrftgyふじこlp」

レッド「すげえな…お前」

ラティアス「♪」

レッド「あ、おい帽子取るな!」

ラティアス「~♪」

幹部「くっ…」ダッ

ダイゴ「そこまでだ。ヘリは破壊させてもらった、それに団員は全て拘束済みだ」

幹部「ここまでか…」ガクッ

ダイゴ「では、こちらの拘束も宜しくお願いします」

警察官「ハッ!」

幹部「ふふ…これは序章にすぎない……」フッ

警察官「早く歩け」

レッド「おい待て、ちょ、高い高い高いって!」

ラティアス「?」

レッド「あの、首傾げてもダメだから!言葉わかるだろお前」

ラティアス「♪」

ダイゴ「このポケモンは…」

ダイゴ「レッドくん、助かった。怪我は無いか?」

レッド「ちょっと肩痛めただけです」

ダイゴ「で、そのポケモンは?」

レッド「いや、何か案内の人だと思ってたらこいつだったみたいで…こいつがいなかったら危なかったですよ」

ダイゴ「やはり…そのポケモンはおそらくラティアスだ」

レッド「ラティアス?」

ダイゴ「ホウエンに伝えられる伝説のポケモンさ」

ダイゴ「…で、何故そんなに懐かれているんだ?」

レッド「俺にもわかんないです…」

ラティアス「♪」

ダイゴ「取り敢えず下に戻ろう」

レッド「?どうしたラティアス…おう、わかった」

レッド「ダイゴさん、ラティアスが下まで乗せてくれるみたいなんで、先に降りてますね」ビューン

ラティアス「~♪」

ダイゴ「お、おい!レッドくん!…彼はポケモンの声が聞こえるのか?」

リラ「助かったよ。で、そのポケモンは?」

レッド「ラティアス?っていうらしいんですけど…」

ラティアス「?」

リラ「まぁそれはさておき、はいこれ」

レッド「金シンボル…良いんですか?タワータイクーンはまだ倒してないですよ?」

リラ「この手柄の報酬って訳じゃないけど、あの判断力と息ピッタリのコンビネーションじゃボクは太刀打ちできないからね」

レッド(ボクっ娘だったんですね…そんなの知らなかったとか秘密)

レッド「…ありがたく受けとります。今度寄ったときは、ちゃんと勝負しましょう」ダッ

リラ「うん、楽しみにしてるね」

ダイゴ「レッドくん!」

レッド「ダイゴさん、お疲れ様でした」

ダイゴ「済まないな、ゆっくりさせたいがカントー連盟からレッドくんを帰還させるよう要請されてね」

レッド「お手数掛けてすみません。今度またゆっくり遊びに来ますよ」

ダイゴ「そうだそうだ、君にこれを」

レッド「?タマゴですか」

ダイゴ「ああ。ダンバルのタマゴだ」

レッド「ありがとうございます!」

ダイゴ「早く孵化すると良いな」

レッド「大事に育てますよ」

ダイゴ「随時メールを送っておく。また連絡してくれ」

レッド「はい。ブレーンの皆さんにも宜しく伝えて下さい」

ダイゴ「ああ。気を付けて」

カントーリーグ本部


ワタル「バタバタさせてすまないな」

レッド「いや、それは全然良いんですけど」

ワタル「…で、君の隣にいるのはどちら様だ?」

ラティアス「?」

レッド「あー、えっとですね…」

説明中

ワタル「なるほど、ボールに入れても出てくるし、かといって連れて回るのも難しいと…」

ワタル「だが何も美人の姿になる必要は無いだろう」

レッド「そうは言っても…」

ラティアス「♪」

ワタル「私はどうなっても知らんぞ」

レッド「?」

ワタル(この状態でレッドがあの三人に出会ったら…具合が悪くなりそうだから考えるのやめよ。うん。その方が良いな。そのほうが幸せ)

ワタル「ダイゴくんから聞いたぞ。素晴らしい活躍だったな」

レッド「それもこいつがいてこそなんですよね…」

ラティアス「~♪」

ワタル「まぁ、会議をそのうち開く、君も出席してくれ」

レッド「わかりました」

ワタル「さて、レッドくん。何か私に渡すものがあるのでは?」

レッド「?」

ワタル「おいおい、とぼけないでくれ。準備や打ち合わせを誰がしたと思ってるんだ?」

レッド「あ、そうですよね。じゃあ、はいこれ」

ワタル「うん、偉いぞ。ちゃーんと領収書を取ってあr…」

レッド「じゃ、また」ピュー

ワタル「あれー?お土産無いのー?わたる、頑張ったぞー??」

イブキ「うるさい」

ワタル「」

今日はここまですね
コメントありがとう。励みになります

トキワシティ


レッド「グリーンいるか?」

グリーン「お、帰ってきたかレッ…」

レッド「なんだよ」

グリーン「お、お前そ、その隣にいる人は」

レッド「はぁ…また説明か…」

ラティアス「♪」

説明中…

グリーン「―何だ、そんなことなら早く言えよ」

レッド「言う暇無かったじゃねえか!」

グリーン「にしても見たことねえポケモンだな」

レッド「何でもホウエンの伝説ポケモンだとか」

グリーン「何でまたそんなのを…」

レッド「しゃ、しゃーねーだろ。着いてきちゃったんだから」

グリーン「まぁ良いけどよ…ワタルのやつが心配してたが、もう話してきたか?」

レッド「ああ。ついでにお土産も渡してきた」

グリーン「へぇ、珍しいな。あいつ喜んでたんじゃないか?」

レッド「ソリャーモチロン」

グリーン「?」

レッド「そ、そうだ、これはナナミさんに」

グリーン「自分で渡せよ」

レッド「いや、照れくさくて」

グリーン「お前、昔から照れ屋だよなー。わかったよ、ちゃんと渡しといてやる」

レッド「実はもうマサラには寄って母さんの分はちゃんと置いてきた」

グリーン「そっか、なら約束通り飯でも食いに行くか」

レッド「タマムシとかヤマブキの旨い店教えてくれよ」

グリーン「タマムシとヤマブキねぇ…」

グリーン「!」

レッド「どしたーグリーン」

グリーン「良いとこ知ってたわ…さっそく行こうぜ」ニヤニヤ

レッド「?おう」

ヤマブキシティ


カスミ「たまにはこうして外で食べるのも悪くないわね~」

エリカ「良い天気で何よりです」

ナツメ「何でカスミとエリカまで…」

カスミ「グリーンから連絡が入ったからよ」

エリカ「抜け駆けはダメですよ?ナツメさん」

ナツメ「レッドとのお食事デートが…」

エリカ「やはりお弁当を作って皆で食べた方が良かったのでは?」

カスミ「あんたの弁当レッドに食わせるわけにはいかないわよ」

ナツメ「何が入ってるかわからないわ」

エリカ「酷いです…」

カスミ「あざとっ!」

ナツメ「エリカ、最近の男はそんなんじゃ落ちないわよ」

エリカ「むぅ」

カスミ「ってかグリーンは呼び出しといて遅いわねー」

エリカ「丁度お昼の時間ですから、まだ問題無いと思いますけど」

カスミ「今日はアイツ呑ませるだけ呑ませて潰すわよ」

ナツメ「誘ってくれたんだからそれはちょっと」

エリカ「というかあの二人はまだ未成年ですよね…」

カスミ「この世界の成人は15くらいってことで」

エリカ「メタ発言はダメですよ?」

ナツメ「好感度上げようと必死になってもダメですよ?」

カスミ「可愛いアピールはダメですよ?」

エリカ「え、何でこんなにネタにされてるんですか私」

ナツメ「胸に手をあてて考えてみて」

エリカ「こうすると落ち着きますね」

ナツメ「若干名胸が無い人がいるけど」

エリカ「可哀想に…」

カスミ「ちょっと表出ろ」

エリカ「ここ屋外ですけど」

ナツメ「今の録音してレッドに聴かせたいわ。どんな顔するかしら」

カスミ「録音(笑)」

ナツメ「何?何か変?」

カスミ「やることが陰湿過ぎで笑うしかないのよ」

エリカ「カスミさんダメですよ。陰湿な人は陰湿って言われると喜んじゃいますから」

ナツメ「喜ぶことのどこが悪いのよ」

エリカ「喜ぶことは否定しないんですか?」

ナツメ「…」

エリカ「?」ニコニコ

カスミ「何よその高度なテクニック。ニコニコしてるの見ると性格の悪さを再確認するわね」

カスミ「『陰湿』と『腹黒』の対決とか醜いにも程があるわ」

ナツメ「まぁ『貧乳』にはかなわけいけどね」

カスミ「あ?」

エリカ「『短気』との複合タイプでしたか」

ナツメ「最悪の複合タイプね」

カスミ「こいつら…」

グリーン「お、いたいた」


カスミ「そもそも大きいが正義という風潮が間違ってるわよ!」

ナツメ「はぁ…」

エリカ「いくらなんでも本気で可哀想になってきますね」

カスミ「あんたらさ、先月より太ったって自覚ある?」

エリカ「!」

ナツメ「ない」

カスミ「[ピザ]と自覚無しじゃ救いようがないわね」

エリカ「で、でで…」ワナワナ

ナツメ「私はスレンダー巨乳だから」キリッ

カスミ「自称付けなさい自称」

エリカ「ナツメさん、私太りました…?」コソコソ

ナツメ「そもそも痩せてた?」

エリカ「な…」

カスミ「第2ラウンド始めてるし…もう醜いどころか異臭がしてきそうな勢いだわ」

グリーン「おーい…」

エリカ「異臭?ああ確かに塩素臭いですね」

カスミ「塩素の臭いには気を付けてるから大丈夫よ。あんたらの鼻の中が腐ってんじゃないの?」

エリカ「自分の臭いは気付かないと言いますから仕方ないですよね…」

カスミ「香水付けないと悲惨だもんねアンタ」

エリカ「はい?」

ナツメ「塩素vs葉っぱ(笑)」フフッ

エリカ「会話に入れないからって思考停止で煽るなんて…エスパー(笑)タイプさんの頭脳って残念ですね」

ナツメ「は?」

カスミ「スプーン曲げ女の末路ね…」

ナツメ「ヒトデ使いには言われたくないわ」

エリカ「ヒトデ(笑)」クスクス

カスミ「雑魚ジムリーダーは必[ピーーー]」

エリカ「はい???」

ナツメ「だからといって子供のトラウマになるヒトデ使いはNGよね」

カスミ「ヒトデヒトデうっさいわよぉぉ!」

グリーン(ヒトデ、葉っぱ、スプーンの見苦しい三つ巴…読んで下さっている方々、不愉快な思いをさせて大変申し訳ない)

グリーン(まぁでも収拾つかなくなるし、ここら辺で終わらせるか…怖いけど。)

グリーン「おい、それくらいにしろ。このssはあんたらの喧嘩晒すもんじゃねえし、そのうちドン引きする口調とワードのオンパレードになって読んでくれてる人が不愉快になる」

カスミ「メタ発言禁止。てか、あんたいたの」

ナツメ「レッドは?」

エリカ「グリーンさん、ごきげんよう」

グリーン(ひっでえ扱い…ナツメ怖っ!エリカのやつ目が笑ってねえし)

グリーン「レッドはすぐ来る。取り敢えず並んで座ってくれ」

ナツメ「レッドの隣は私…」

カスミ「あんたの隣はそこの腹黒女よ」

エリカ「お二人がグリーンさんの隣が言いとおっしゃってますが」

カスミ「耳腐っちゃったの?」

ナツメ「流石葉っぱ。腐るのも早いわね」

グリーン「やめろやめろ。レッドは俺の隣だ」

カスミ「ホモ」

ナツメ「グリーンは信じてたのに」

エリカ「グリーンさん…」

グリーン「おめーらが喧嘩するからだろーが!」

グリーン「お、来た来た。おーい、こっちだー」

カスミ「遅いわよ、レッd…」

ナツメ「レッド、私のとなr…」

エリカ「レッドさん、ごきg…」

ラティアス(美人)「~♪」キャッキャッ

レッド「おい、抱きつくな。歩きにくいだろ」

グリーン(さてさて…ちょっくら退席…)ススス

カスミ「レッド…あんたって奴は…」ゴゴゴ

ナツメ「レッド、ソノヒト、ダレ?」ゴゴゴ

エリカ「ごきげんよう、レッドさん」ゴゴゴ

レッド(あれ、何かここ寒いくない?帰りたくなってきた…てかグリーンどこ?俺、なんか死にそうなんだけど)

レッド「み、皆さんどうもこんにちは…」

ラティアス(美人)「?」

カスミ「あら、レッドのお知り合いかしら?どうもレッドとは長い付き合いになるカスミよ。ところでこんな白昼堂々じゃれ合うだなんてなかなか良い根性してるじゃない。今度は私とじゃれ合うってのはどう?」

ナツメ「取り敢えず氏名と住所、電話番号、メールアドレス、平日及び休日の就寝時間帯、あとは苦手な物や嫌いな物を教えて欲しいわ。それと、レッドと一番密接な関係を持ってるのはこの私、ナツメよ」

エリカ「どうも初めまして。私はタマムシシティジムリーダーエリカです。失礼ですがレッドさんとはどの様な関係で?まさか恋人だなんてそんな御冗談を仰るつもりではないですよね?」

グリーン(プクク…必死すぎだろ。録音しといて良かったぜ)

レッド「グリーンのやつ、説明してねーのかよ…」

レッド「はぁ…また説明するのか…」

説明中

カスミ「ふーん。なるほどね。ところでそれはいつの夢の話?」

ナツメ「レッド、苦しい言い訳はダメよ。男の品格が下がるわ」

エリカ「レッドさん、正直に話してみましょう。誰も怒りませんよ?」

レッド「うわぁ信じてくれねえ…しょーがないな…元の姿に戻ってくれ」

ラティアス(美人)「♪」ギュー

レッド「」

カスミ「ちょっとアンタぁぁぁ!良い加減離れなさいよぉぉぉ!」ウガアア

ナツメ「これ以上は宣戦布告とみなすわ。すぐ離れなさい、さもないと[ピーーー]」ガタッ

エリカ「あまり暴力的な解決は好きじゃないのですけど、仕方無さそうですね」スクッ

レッド「待った待った待った!ちょ、ラティアス言うこと聞いてくれ!良い子だから、な?」

ラティアス「…」プクー

レッド「偉いぞ、ラティアス。出来ればもっと早く戻ってくれたら俺の寿命が縮まなくて済んだぞ」

三人「」

グリーン「またせたn…ってちょ!痛いんだけど」

カスミ「あんた…何してたの?」ギリリ

グリーン「え?いやそのですねえっと…」

ナツメ「大丈夫、怖くないわ。ゆっくり話してみなさい」

エリカ「その手に持ってるボイスレコーダーの説明からしてもらえますか?」

グリーン「」

レッド「イタズラも程ほどにな」

ラティアス「」コクコク


しばらくお待ちください

グリーン「ま、まぁ取り敢えず乾杯しよう」

レッド「俺、お酒苦手なんだけど…」

エリカ「あら奇遇ですね。私もお酒は苦手でして…」

カスミ「嘘ばっかりね」

ナツメ「そう言うから飲ませ続けたけど全然潰れなかったじゃない」

カスミ「寧ろナツメがすぐ潰れたわよ」

グリーン「かんぱーい」ゴクゴク

レッド「これ美味しいな」モグモグ

三人「勝手に進めるな!」

グリーン「喧嘩してねーで食べよーぜ」

カスミ「そうね、楽しく食べましょう」

ナツメ「れ、レッド、あーん」

ラティアス「…」パクッ

ナツメ「…」

ラティアス「♪」

エリカ「ナツメさん…」

ナツメ「」

レッド「お、お三方に聞きたいんですけどジムの仕事はどんな感じなんです?」

カスミ「まぁそれなりにやってるわ。仕事は案外楽しいしね」

ナツメ「ヤマブキは結構人が多いるから大変な時もあるけど」

エリカ「休みが結構取れることは嬉しいですよね」

カスミ「レッドもジムリーダーやるの?」

レッド「いえ、もう埋まってますし、そんな真剣には考えてないですよ」

ナツメ「クチバシティジムはどう?電気タイプのジムだし、ピカチュウにぴったりよ」

ナツメ「しれっと自分に近いとこにしないの」

グリーン「マチスの事は誰も問題視しないんだな…」

レッド「冗談無しにそろそろちゃんとした職を見つけないとな…」

グリーン「じいさんの助手やるとかどうだ?そのまま継げよ研究所」

レッド「いや、だって博士だろ?一応博士号取ってると考えたら俺なんて高卒以下だから無理無理」

グリーン「だったら…」

レッドサン、タマムシジムハイカガデスカ?
レッドハウチノジムニクルッテキマッテンノヨ
ヤマブキハトッテモイイマチヨ、レッド



3時間後

ナツメ「ウーン…レッドォ」

グリーン「」チーン

ラティアス「Zzz」

カスミ「ねぇ~、レッドって何でそんな堅苦しい敬語使ってんのよお」

エリカ「そうれすよ、気なんて使わなくて宜しいれすのに」

レッド「いくらなんでも飲み過ぎですよお二人とも…」

カスミ「久々にエリカと互角の勝負になってんのよ~」ヒック

エリカ「なかなかやりますれ、カスミさん」エヘヘ

カスミ「でも失敗よお。これじゃ深夜まで飲むプランが台無しじゃないのよお~」

エリカ「というかれすね、レッドさん!」クワッ

レッド「は、はいっ」

エリカ「私達3人にらけれも良いれすから、敬語を使うのは禁止って話れす!」

カスミ「良く言ったわエリカ…レッドは堅苦し過ぎよお。私達なんてたかだか2つか3つ上なだけでしょー」

レッド「そ、そうですね」

カスミ「なーんだったら私にだけタメ口でも良いんだよー?」エヘヘ

レッド「カスミさん、もうそろそろ飲むの止めましょう…かなり酔ってますよ」

エリカ「レッドさん、はぐらかすのは禁止れす!」

レッド「あなたの方が飲み過ぎなんですよ…」

レッド(お酒怖い…ワタルさんかタケシさんに丸投げしたいなこの状況…)

ピリリリ

レッド「!はいレッドです」

ワタル「おお、早いなレッドくん。次の会議のことなんだが」

レッド「ワタルさん、今すぐタマムシに来れます?」

ワタル「?ああ、大丈夫だが」

レッド「ならすぐにお願いしまーす」

10分後


ワタルさんへ、俺は帰ります
その4人のこと任せました


ワタル「…」

カスミ「ワタル!!レッドはどこ!?」クワッ

エリカ「もうのめませえん…」

グリーン・ナツメ「」

ワタル「やられたー!!!」

レッド「ワタルさんすみません…」

レッド「でも楽しかったな…グリーンのやつは相変わらずアホだったけど」ハハハ

レッド「ああやって少しでも元気付けようとしてくれるのはホントに嬉しいよ」

レッド「あのお三方もだ。こうやって食事にも付き合ってもらってるし、いつも明るくて楽しい」

レッド「…俺も恩返ししないとな…あれから何年たっただろうか」


5年前


ワタル「レッドくん、明日の予定のことなんだが」

バン!!

グリーン「はぁ…はぁっ…レッドはいるか!」

レッド「どうした、グリーン」

グリーン「マサラがヤバイ!」

レッド「!?」

グリーン「ロケット団の奴ら、まだ残党が残ってやがったんだ!」

レッド「母さんは!?研究所は大丈夫なのか!!?」

グリーン「わかんねえ!取り敢えず急いでくれ!」

ワタル「カイリュー!二人をマサラまで頼む!」

グリーン「すまねぇなワタル!」

レッド(頼む…無事でいてくれ!)

マサラタウン


レッド「…」ガクッ

グリーン「け、研究所が…俺達の家が…」

グリーン「じいさん!」

オーキド「…グリーンか」

グリーン「町の人達はどうなった!?」

オーキド「…研究所の職員やナナミは無事じゃ」

オーキド「じゃが、彼のお母さんは意識不明みたいでな…」

グリーン「そ、そんな…嘘だろ?」

レッド「…」

グリーン(俺のせいだ…リーグに寄らずにすぐこっちに来てれば…)

グリーン「ちくしょおお!!!」



三日後、俺は昔遊んだ場所も、思い出の詰まった家も、そしてたった一人の家族までも失った


ワタル「自分を責めるのはよせ、グリーンくん」

グリーン「そんなこと、出来ねえよ」

グリーン「俺たちは助かったのに…」

グリーン「アイツに合わせる顔がねえよ……」

ワタル「…」

数日後


カスミ「ワタル!レッドは今何処にいるの?!」

ワタル「騒々しいな、どうした」

エリカ「それが、レッドさんが何処にもいないとお聞きしたものですから」

ナツメ「レッドが何処にいるか知らない?」

ワタル「何だと…」

シロガネヤマ


警備員「お待ち下さい、シロガネヤマは立ち入り禁止区域に…」

レッド「…」

警備員「!あなたは…」

レッド「…エーフィ」

警備員「??あれ、何してたんだっけ?あ!もう交代の時間か」

レッド「…」

レッド「結構登った…」

レッド(もう、生きてる意味なんて…)

レッド「いや、俺にはお前達がいる」

ピカチュウ「ピカ!」

レッド「そうだ…母さんと約束したんだ。どんなことがあっても仲間を裏切るなって」

レッド「だから…着いてきてくれるよな、お前達」

その3年後

カスミ「あれから3年になるのね…」

エリカ「シロガネヤマに登ったと分かったときは大騒ぎでしたけど…」

ナツメ「グリーンが必死になって私達を登らせなかったわね」

カスミ「…ねぇ、やっぱり登りに行かない?」

エリカ「ダメですよ、カスミさん…」

ナツメ「グリーンは留学中だから今はいないけど…」

エリカ「ワタルさんを突破しなくてはなりませんからね」

カスミ「…こんなのおかしいわよ」

ナツメ「安否すらわからないのはちょっとね…」

ピリリリ

三人「!」

ワタル『緊急招集だ、君達3人は午後6時にリーグ本部まで来てくれ』

カスミ「珍しいわね、アンタが緊急招集かけるなんて」

ワタル「ああ。安全を考慮して呼んだのは君達だけだが」

ナツメ「用件は、レッドのこと?」

ワタル「そうだ。グリーンくんが、さっき到着した」

ワタル「それで、今さっきシロガネヤマに登ったよ」

エリカ「グリーンさんお一人で?」

ワタル「ああ。もちろん、レッドくんの捜索のためにね。…それと、済まないが色々覚悟してもらう。正直、安否がわからない以上最悪の場合もありえる」

エリカ「…どうして、今まで頑なに登らせてくれなかったのですか?」

ナツメ「私もその理由が知りたい」

ワタル「…これは、グリーンくんの意思だ。彼は自分がレッドくんと向き合えるようになるまで、レッドくんには一切手を出すな、と」

ワタル「勿論、最初は猛反対したんだが、博士を初め、マサラの人達にグリーンくんの意思を尊重して欲しいと懇願されたものでね」

ナツメ「そう…グリーンの意思、ね」

カスミ「…うん、ならグリーンを信じるしかないわよ」

エリカ「ええ。レッドさんのことを一番理解しているのはグリーンさんですから」

ワタル「すまない…」


シロガネヤマ山頂


グリーン「ここにいたのか…レッド」

レッド「…」

ポン
ピカチュウ「…」

グリーン「そうか、そうこなくちゃな…」

グリーン「頼んだ、ウインディ」

ウインディ「ガアア!」

グリーン「レッド、この3年間ずっとお前から逃げ続けてた…許してもらおうなんて思っちゃいねえけど、もう逃げねえ、全力でお前にぶち当たる!」

グリーン「だからお前も全力でかかってこい!!」

レッド「………勿論」ボソッ

グリーン「俺の負けか…」

レッド「…グリーン」

グリーン「!」

スッ

レッド「ありがとう」

ガシッ

グリーン「…ああ」

グリーン「帰ろうぜ、レッド」

レッド「…うん」

グリーン「レッド、あのさ…」

レッド「全部、わかったよ。さっきのバトルでグリーンが伝えたかったこと」

レッド「俺の伝えたかったこともバトルで伝わっただろ?」

グリーン「…ああ」

レッド「…なら、それで良いんだ。それ以上はないよ」

グリーン「そうか、お前らしいな」

レッド「うん」

ワタル「レッドくん!」

カスミ「レッド!」

エリカ「レッドさん!」

ナツメ「…レッド」

レッド「…た、ただいま」

ワタル「無事で何よりだ…話は明日にしよう、もう夜が明けそうだ」

カスミ「よかった…心配したじゃない、このバカ!」

エリカ「ちゃんと帰って来てくれましたね」

ナツメ「おかえり、レッド。もうこんな無茶したらダメよ?」

レッド「はい…皆さんありがとうございます」

グリーン「…一件落着、か」



レッド「あぁ懐かしいな、皆の暖かさを身に染みて感じてた…」

レッド(いや、今でもそうだ。皆が支えてくれている…)

ラティアス「…」

レッド「あ、またボールから出てたのかラティアス」

キィィィン

レッド「!?」

レッド(何だこれは?ラティアスの記憶…?)

レッド(あれは青いラティアス?手を伸ばして…遠くなっていく…)

レッド(この綺麗な水晶は……そうか)

レッド「お前は…ずっと独りだったのか」

ラティアス「…」

レッド「…でも、もう独りじゃないだろ?俺も、お前も」

ポン
ピカチュウ「ピカ!」

レッド「そうだよな、ピカチュウ」

レッド「だからラティアス、これからは寂しくなんてないぞ」

ラティアス「♪」ギュー

レッド「おいおい」ハハハ

レッド「って、いやだから高いよ?すっげえ怖いんだけど!降ろして下さいマジで」

ラティアス「~♪」

レッド「!タマゴにヒビが」

ダンバル「ダンバール」

レッド「うん、元気なダンバルだ」

レッド「ラティアス!早速ダンバルを鍛えるためにトキワの森に行くぞ!」

ラティアス「~♪」ビューン

ワタル『まったく、君はいつもいつも…』ガミガミ

レッド「あははは…昨日はとんだ御迷惑を…4人は大変でした…?」

ワタル『酔っ払いを押し付けといて他人事みたいにだな…』ガミガミガミ

レッド「あの…それで用件は?」

ワタル『ああ、そうだそうだ。会議なんだが、今日の午後5時からヤマブキシティで行う』

レッド「わかりました!ではでは~」

ワタル『あ、おい待て!』ピッ

レッド「流石に突っ走り過ぎたか?メタング」

メタング「」チーン

レッド「目標は今日でメタグロスになることだよな!」

メタング「」

レッド「あははは!まぁそれは冗談として、昼寝しよう。良い天気だしな」

ピリリリ

レッド「Zzz…んん、誰だ?」

ワタル『レッドくん!ヤマブキに至急来てくれ!』

レッド(まだ15時…ってことは何かあったのか?)

レッド「…わかりました、リザードン!」

リザードン「グオオオ!」

レッド「ラティアスはリザードンの後ろから着いてこい!他のやつはボールに戻れ!」

ラティアス「…」コクコク

レッド「ヤマブキまで急ぐぞ、リザードン!」


ヤマブキシティ


グリーン「レッド!」

レッド「…またロケット団なのか?」

グリーン「ああ、ジムリーダーやリーグの連中が一斉に蹴散らし始めてるが…」

レッド「何か問題があるのか?」

グリーン「いや、ここに連盟の奴等…つまりジムリーダーと四天王、チャンピオンが全員いることになる」

グリーン「何か臭くねえか?ここは囮な気がしてならねえ」

レッド「ワタルさんに連絡してみる」

グリーン「いや、アイツは今交戦中だ」

ラティアス「!」

レッド「どうした?ラティアス……そういうことか…」

グリーン「何かわかったのか?」

レッド「ラティアス曰くタマムシが危ねえ!」ダッ

グリーン「デパートか!俺も行く!」


タマムシシティデパート


グリーン「レッド!俺はデパート以外を当たる!お前はデパートを頼んだ!」

レッド「ああ!」


レッド「すみません、何か変わったことはありませんでしたか?」

デパート店員「いえ、特には……あ、最上階へのエレベータやエスカレータが使えなくなったと聞きましたが」

レッド(可能性があるならそれか…)

レッド「ありがとうございます!」ダッ

デパート店員「…何?それは本当なのか??おい、ちょっと待ってくれ!」

レッド「どうかしたんですか?」

デパート店員「今、連絡があって…出入口が全て閉鎖されたと…」

レッド「!!」

レッド「…館内に一斉放送なんて出来ませんか?」

デパート店員「無理だ…出入口を封鎖出来る連中が放送をさせるはずない」

レッド「リザードン、フシギバナ、カメックス!お前達は出入口をぶち壊してでも開けろ!」

レッド「店員さんは店の中にいる人を全員一階に集めて、出口が開いたらすぐ逃げて下さい」

デパート店員「わかった、ありがとう!」

レッド「ピカチュウ、ラティアスは着いてこい」

ピカチュウ「…」グッ

ラティアス「…」コクコク

レッド「メタングもだ。行けるな?」

メタング「メタッ!」

ピリリリ

レッド「グリーンか!」

グリーン『ああ、状況は把握した!こっちからも出入口をぶっ壊す!』

レッド「助かる!ヤマブキはどうなってる?」

グリーン『あっちは心配ねえさ!それよりお前も無茶すんなよ!』

レッド「ああ、じゃあ頼んだ」

グリーン『おう!』

最上階


レッド(おかしい…ここまで団員とは一人も遭遇してない…)

「想定よりも少しばかり早いご到着ですね」

レッド「!」

幹部2「初めましてレッドくん」

レッド(俺の名前を知ってるのか…ホウエンのときとは違うやつだが…)

レッド「…何が目的なんだ?」

幹部2「最終的な目的は連盟の壊滅、カントーを我々の支配下に置くことです」

レッド「ヤマブキのは囮なんだろ、このタマムシで何をするつもりだと聞いてる」

幹部2「ヤマブキのは囮ではなく、本命ですよ。まぁこちらも囮ではないんですが」

幹部2「ヤマブキに連盟の連中を集め、手薄になったこのデパートの人々を見せしめに[ピーーー]」

レッド「…!」

失礼、訂正します

最上階


レッド(おかしい…ここまで団員とは一人も遭遇してない…)

「想定よりも少しばかり早いご到着ですね」

レッド「!」

幹部2「初めましてレッドくん」

レッド(俺の名前を知ってるのか…ホウエンのときとは違うやつだが…)

レッド「…何が目的なんだ?」

幹部2「最終的な目的は連盟の壊滅、カントーを我々の支配下に置くことです」

レッド「ヤマブキのは囮なんだろ、このタマムシで何をするつもりだと聞いてる」

幹部2「ヤマブキのは囮ではなく、本命ですよ。まぁこちらも囮ではないんですが」

幹部2「ヤマブキに連盟の連中を集め、手薄になったこのデパートの人々を見せしめに殺す」

レッド「…!」

幹部2「その混乱に乗じて連盟を潰す算段です…」

幹部2「と、言いたいところですが本当の目的はあなたですよ、レッドくん」

レッド「…なるほど、ホウエンのフロンティアにわざわざロケット団が来た理由もそれか」

幹部2「ええ。連盟の長はチャンピオンですが、実力ではあなたが最強」

レッド「…目的はわかった。ならデパートの人を解放しろ」

幹部2「あくまであなたが第一目標というだけで、デパートの方は第二目標です」

幹部2「どちらも可能性があるなら、片方を手放すのは惜しいものです…」

レッド「二兎追うものは一兎をも得ず、だ。考え直すつもりは無いのか」

幹部2「しつこいですよ。行け、マルマイン」

レッド「!」

幹部2「大爆発」


ドゴオオオン

グリーン「!!」

グリーン(レッドのやつ…やられてねえだろうな…)

バン!!

グリーン「!」

リザードン「グオオオ!!」

グリーン「リザードン、良くやった!出口はこっちだ!慌てずに外へ!」

幹部2「ば、バカな…私のポケモンがこんなにあっさり…」

レッド「ありがとう、メタグロス」

メタグロス「メターッ!」

レッド(ピカチュウが爆発でやられたときはどうなるかと思ったが、メタングの進化はだいぶ助かった…サンキュー、ダイゴさん!)

レッド「ラティアス!メタグロス!そいつを捕まえろ」

幹部2「ぐっ!」

レッド「悪いが下で仲間が出入口を突破した。連盟や警察が到着するのも時間の問題だ」

幹部2「ここまでか…」ニヤッ

レッド「笑ってる…?とうとう狂ったのk」

ガッ

幹部3「ベルガーのふいうち」

幹部3「あ~、作戦成功か?」

レッド「うぐっ…ラティアス!メタグロス!」

ラティアス「!」

メタグロス「メタッ!」

幹部3「シンボラー、リフレクター」

シンボラー「ボラッ」

幹部3「ゴローニャ、ハガネール、ギガイアス」

幹部3「大爆発」


ドッガアアアアアアン!!!


レッド「」

幹部3「さて、行くぞ、シンボラー」

幹部2「ま、待て…俺は…」

幹部3「知らねえよ、くたばってろ、無能野郎」

幹部2「ぐ…」



金庫室


幹部3「さて、金も手に入れたし、帰るか」

幹部3「フーディン、テレポーt」

ヒュッ

グリーン「ウインディのしんそく」

フーディン「」

グリーン「最後は金か、てめえ」

幹部3「そういえばまだ仲間がどうのこうの言ってたな…」

グリーン「てめえ、覚悟できてんだろうな」

幹部3「うっせえガキだな、そいつをぶっ殺せ、ベルガー」

グリーン「おめえのシンボラーとベルガーなら伸びてんぞ」

幹部3「なんだと?!」

グリーン「じゃ、遠慮なく」

レッド「う…」

レッド(やべえ、身体が動かねえ…目も霞んでる…)

レッド(!…サンキュー、メタグロス…お前もリフレクター張っててくれたのか…もう戻っていい…ぞ)

レッド(ああ…でも、もうダメだなこれ…死ぬのか……)

レッド(母さん、俺も今そっちに…)



ラティアス「ひゅああん!」

レッド(ラティ…アス?なんだ、これ…どんどん傷が癒えて…)

レッド「癒しの願い!?」ガバッ

レッド「バカお前、もう体力ねぇだろーが!!」

レッド「おい!待てよ、ラティアス!!やめろ!!」

ラティアス「♪」ニコニコ

レッド「何笑ってんだよ…おい!」









キラキラ


レッド「…あのとき見た、ラティアスの兄さんと同じ…綺麗な水晶…」

レッド「ラティアス…バカ野郎……」ガクッ

デパート前


ワタル「グリーンくん!」

グリーン「ワタル!ヤマブキシティはどうなった?」

ワタル「素早い対応策が実った。死傷者0だ」

カスミ「それよりレッドは?」

ナツメ「あ!あそこ!」

エリカ「レッドさん!」

レッド「…」

ワタル「大きな怪我がなさそうで何よりだ。数日の入院でなんとかなりそうだな」

グリーン「いや、それが…」

カスミ「流石ね、レッド!」

エリカ「ご無事でなりよりです」

ナツメ「!」

レッド「……本当は死んでました」

ナツメ「癒しの願い…」

カスミ「!ねぇ、もしかしてあのラティア…」

エリカ「カスミさん」

カスミ「…ごめん」

ワタル「そうか…取り敢えず今は病院へ」

病院


レッド(あれから1日経って…明日にでも俺は退院出来る)

レッド(結果的にロケット団残党は壊滅。俺はメタグロスのリフレクターとラティアスの癒しの願いで助かった)

レッド(死傷者は無し。タマムシのデパートも最上階を除けば大きな被害は無し…)

レッド(…綺麗な水晶だな)

看護師「…」

レッド「あ、すいません…もう検査の時間ですk」

ギュー

レッド「」

看護師「♪」キャッキャッ

レッド「え?は?!何でお前が!??」

ラティアス「?」

レッド「じゃあこれ、お前の兄さんの水晶か!」

ラティアス「♪」

レッド「…待て!お仕置きしてやる!」タタタッ

グリーン「うおっ!って、おいレッド!!……へぇ、良かったじゃねーか」

グリーン「まったく、どっちもお騒がせな奴だ」


レッド(母さん、色々あって辛かった時もあったけど、沢山の仲間に支えられて今はとても幸せだよ)

レッド(だからありがとう、みんな)

レッド「おい、待てラティアス!」

ラティアス「♪」



END

終わりです
呼んでくれた人はありがとう

あ、それはすまんかった。ミスです
気をつけてるけど誤字はあるもんだな

そうですwww
スマホで寝ながら書いてたりしたので
あああちゃんと見直ししとけば…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年08月16日 (火) 22:26:31   ID: 4OUlaXh5

なんか良いねこれ

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