ちひろ「あら?落とし物が」 (39)

カタカタ

ちひろ「ふー。なんとか日が変わる前には帰れそうね」

ちひろ「何か飲もうかしら」

ガタッ

ちひろ「あら?落し物が」

スッ

ちひろ「何かの書類かしら?」

ちひろ「でも紙がしっかりしてるし…横に開くみたい」

ちひろ「まるで本ね。でも表紙は真っ白」

ちひろ「アイドルの誰かの落し物みたいね」

ちひろ「…」 キョロキョロ

ちひろ「悪いけど中を見ましょう」 ペラッ




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比奈「はぁ…はぁ」 タタタ

比奈(あ、アタシとしたことが事務所で「アレ」を忘れるなんて…もし誰かに読まれたりしたら最悪っす!)



事務所

ちひろ「こ、これは///」

ちひろ「ふむ///か、かなり甘い恋愛漫画ね///」

ちひろ(いいですね~。私もこんな…でも)

ちひろ「この漫画の主人公の女の子…比奈ちゃんに似てるわね。それに男の人は…」 ピラッ

ちひろ「プロデューサーさんにそっくり」

ちひろ「まさか比奈ちゃんの書いた本?」

ちひろ「…中身に問題がないか最後まで読みましょう」 モクモク

ちひろ「~///」 シュー

ちひろ「あ、あわわ///」

ちひろ(ま、まさかのR18!///)

ちひろ「わ、わー///ひっ、必死に抱きついてこんな体制で///」

ちひろ「…///」 ゴクッ


バーン!

ちひろ「!?」 ビクッ

比奈「はぁ…はぁ」 キョロキョロ

ちひろ「ひ、比奈ちゃん」

比奈「…あっ」 視線が本に

ちひろ「…あっ///」 本を持ったまま

比奈「あわ、あわわ///よ、読んで…///」

ちひろ「え、えーっと///」

比奈「よ、読んだんすね?///」

ちひろ「ご、ごめんなさい///」

比奈「う、うわーーーー!///」


比奈「お願いっす!この事は誰にも!///」 ガッ

ちひろ「えっ?あの?」

比奈「みんなにバレたらアタシ、アイドル続けられないっす!ぷ、プロデューサーにバレたら///」

ちひろ「お、落ち着いて」

比奈「お願いっす!何でもするから!」

失礼。このssは誤字、脱語、アイドルの口調、キャラ崩壊が激しいかもしれません

風呂入るので続きは後で

ちひろ「そ、そんな事言われても」 ペラペラ

比奈「よ、読んじゃダメっす!///」

ちひろ「これって対面座位よね///」

比奈「わー!///わー!///」

ちひろ「し、しかも濃厚なキスまで///」

比奈「うわーーー!///」 ゴロゴロ


ちひろ「す、凄く…その上手く書けてるわ///」

比奈「」 チーン


比奈「もう嫌っす。読まれたっす。汚されたっす」 シクシク

比奈「こ、こうなったら」 ガサゴソ

ちひろ「?」

比奈「い、今はこれくらいしか持ち合わせがないっす」 スッ ←札

ちひろ「…えっ?」

比奈「た、たりないっすね?あ、明日…」

ちひろ「ちょ、ちょっと!お金を何で私に?」

比奈「えっ?」

ちひろ「何ですか、その反応はー!?」

ちひろ「…」 ムッスー

比奈「ご、ごめんなさい」

ちひろ「…どうしようかなー。明日プロデューサーさんに言っちゃおうかなー」

比奈「ほ、本当にそれだけは勘弁っす」

ちひろ「だ、だったらお願いがあるわ」

比奈「な、なんっすか?」

ちひろ「私とプロデューサーさんをモデルにして本を描いて///」

比奈「…えっ?」

ちひろ「そ、それがいいなら今日のことは誰にも話しません。…どうしますか?」

比奈「う。…わ、わかったっす」

ちひろ「よ、よしっ///」

比奈「ど、どんな話にするっすか?」

ちひろ「そ、そうね///…じゃあ…」

数日後 夜中 事務所

比奈「で、出来たっす」

ちひろ「あ、ありがとう」

比奈(う~。何でアタシがライバルとプロデューサーのHな本を)

ちひろ「これで今回の事は無しね」

比奈「ちひろさん、絶対に誰にも見つからないようにしてくださいっす!もう書きたくないっすよ」

ちひろ「わ、わかってるわ」

比奈「じゃあアタシは帰るっす」

ガチャ バタン

ちひろ「…」

ちひろ「で、では早速」 ピラッ


ちひろ「わ、わー///」

ちひろ「わわわ///そんな激しいキスを///」 シュー

ちひろ「///」


ちひろ「う、後ろから激しく突くなんて///」

ちひろ「む、胸も揉まれて///」 モジモジ

ちひろ(が、我慢できなく///) モゾモゾ

ちひろ「ちょ、ちょっと手洗いに」 タタタ


ガチャ

ガチャ

美世「お疲れ様です。ふー、疲れたー」

美世「あれ?灯りがついてるから誰かいると思ったのに」 キョロキョロ

美世「Pさんかちひろさん、いないのかな?」 キョロ

美世「あれ?ちひろさんの机に…」

美世「本かな?」 ジー

美世「…えっ?///」 ボーン


終わり?

すいません。もう少し続きます

美世(こここ、これってHな本///) サッ ←手で目隠し

美世「うわー///」 ジー 目隠ししつつ隙間から見てる

美世「あ、あれ?」

美世「この人達、ちひろさんとPさん?」

美世「…」 ムカッ

美世「…///」 ペラペラ

美世「こ、こんなに激しくされたら///」


ガチャ

ちひろ「ふぅ」

美世「あっ」

ちひろ「んっ?」

ちひろ「…」

ちひろ「~~///」 ボーン

ちひろ「みみみみ、美世ちゃん!そそそそ、それは///」

美世「あ、あの///こ、これは///」

ちひろ「か、返して///」 バッ

美世「あっ」

ちひろ(ば、バレたかしら?)

美世「…ちひろさん。そのHな本…」

ちひろ(げー!)

美世「ちひろさんとPさんにそっくりですね」

ちひろ「ななな、何の事かしら?」 ピーピー ←口笛

美世「じゃあ事務所のみんなに」

ちひろ「ごめんなさい。勘弁して!」 ←土下座

美世「ちひろさんが書いたの?」

ちひろ「えっ?いや…これはね。…その~」

美世「…」 ジー

ちひろ「…比奈ちゃんに」

美世「…へー。何か弱みを握って書かせたんですか?」

ちひろ「ち、違うのよ!実は」

説明中


美世「…そうなんだ。比奈ちゃんが」

ちひろ(比奈ちゃん。ごめん!)


美世「…」

ちひろ「…」 ダラダラ

そして

比奈「な、何で」

ちひろ「…ごめんなさい」

美世「比奈ちゃーん」

比奈「な、なんっすか?」

美世「あたしもお願いがあるんだ///」

比奈「…はい」

美世「でね…あたしの…///」

比奈(もう嫌っす) シクシク

女子寮

カリカリ

比奈「だーー!何でアタシはライバルの為にこんな本を書いてるんっか!」

比奈「うー。数日前に戻りたいっす」 ズーン


数時間後

比奈「きゅ、休憩っす。の、飲み物を」 フラフラ

ガチャ

比奈「…」 フラフラ

比奈「あー…うー」

智香「あっ、比奈さーん」

比奈「なんっすかー、智香ちゃん?」

智香「実はこの前貸してもらった本、面白かったので続きを貸してもらいたいんですけど」

比奈「あー、アタシの部屋にあるっすから勝手に持って行っていいっすよ」

智香「いいんですか?じゃあ☆」 タタタ


比奈「ふー」


女子寮 食堂

比奈「…」 ゴクゴク

比奈「ふー。さて続きを書かないと…あれ?」

比奈「…!?」

比奈「あーーーーー!?」

美穂「ひゃっ!」 ビクッ

奏「?」

比奈「た、大変っす!」 ダッ

本日はここまで

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