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咲さんがメインパーソナリティを務めるラジオSSです。
第 1局目→ 咲「宮永咲の、お先におやすみなさい」
咲「宮永咲の、お先におやすみなさい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460300486/)
前回→ 咲「宮永咲のお先におやすみなさい」健夜「4局目だね」
咲「宮永咲のお先におやすみなさい」健夜「4局目だね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461495038/)
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今回より、最後に安価?というかリクエストを取り入れています
よければ是非!
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462110185
【ラジオ前・スタジオ廊下】
咲「うぅ…寒い寒い……」
咲「春なんだから夜もポカポカしてて欲しいよ……」
咲「早く収録室入っちゃお」タッタッタ
咲「……って、うわっ!?」ヨロッ
咲(あ、これコケる)
咲「むぐっ」ポフッ
咲(……あれ?)
女性「…大丈夫?」ギュ
咲「わわっ、す、すみません!!」
咲「ありがとうございますっ///」サッ
女性「ううん、大丈夫だよ」ニコッ
咲「……?」ピクッ
女性「??どうかした?」
咲「い、いえ!えと、その…手に持ってる飲み物大丈夫でしたか?」
女性「うん、大丈夫だよ」
咲「そうですか…良かった」ホッ
ピンク髪『おーい?何やってのー?』
女性「あ、もう行かないと……」
咲「あ、はいっ。ありがとうございました」ペコ
女性「ラジオ頑張ってね」
女性「宮永さん」タッタッタ
咲「え…」
女性『ごめんね、お待たせ』
ピンク髪『うわっ…またつぶつぶドリアンジュース……』
女性『美味しいよ?』
ピンク髪『ゴーヤならまだ許容できるけどさぁ』
女性『地元の名産だからだよね、それ』
咲「……行っちゃった」
咲「あの2人どこかで……」ジッ
咲「……」
咲「玄さんと成香ちゃん……じゃないよね」
咲「うーん……思い出せない……」
【ラジオ前の遭遇 カン】
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もう一歩踏み出せる?私待ってたよ〜♪
絶対ゆずれない〜♪この時を待ってたよ〜♪
NewSPARKS!輝きの中で〜♪
NewSPARKS!違う世界へ〜♪
咲「はい、皆さんこんばんは♪」
咲「宮永咲のお先におやすみなさい……略して"咲先ラジオ"」
咲「趣味は読書!」
咲「メインパーソナリティの宮永咲です」
咲「えー、本日4月29日、日曜日ですね。4月最後の日曜日!」
咲「りゅーもんスタジオさんから、週末最後の癒しの時間を、リスナーの皆さんにお届けします♪」
咲「さてさて!」
咲「始まりました、第5回目!という事ですが」
咲「いやぁ、今日は寒いですね……」
咲「と言っても、県によって気温は違いますか」アハハ
咲「長野は凄く寒くて、今日なんてマフラー着けてスタジオに来ちゃいました!」
咲「ホントにね…寒いのは勘弁して欲しい所ですよ」
咲「春なんだから、毎日ポカポカしててくれないと!」
咲「季節に合った気温じゃないと体調崩しちゃいます」
アシ『夏でも寒い夜はありますもんね』
咲「そうそう!」
咲「なのに冬は暑い夜がない……これはおかしいですね」
咲「これが地球温暖化という奴でしょうか?」
アシ『それだと冬も暑くないといけませんよ』
咲「あ、そっか……」
咲「誰ですか?地球温暖化って言ったのは」
咲「地球は寒冷化してますよ!寒いです!」
咲「まあ、暑い夜も好きじゃないんですけどね」
アシ『ワガママですか』
咲「あはは…」
咲「リスナーの皆さんは暑いのと寒いの、どっちが好きですか?」
咲「私は、どちらかと言えば暑いほうが好きなんですけど…」
咲「でもこれって」
咲「寒い時は『寒い!早く夏来て!』って思ってても」
咲「暑い時は、『暑い…早く冬来て……』」
咲「ってなる現象ですよね」
咲「分かってくれる方居ますか?」
咲「よく考えたら、この現象は麻雀でも言える気がしますね」
アシ『と、いうと?』
咲「ほら、親番で考えてみると」
咲「自分がトップ独走してる時は、親番なんてさほど気にする事じゃないじゃない?」
アシ『まあ、そうですね。連荘できれば点差が開いて良し、親被りを喰らっても、独走状態なら問題無いですから』
咲「でも、自分がラス親で2位、なおかつ連荘しないとトップになれない場合の親番!」
咲「この場合の親番は、嬉しくないですか?」
アシ『なるほど……』
咲「そしてその逆!自分がトップだけど、親被りを喰らったら捲られる、そんな時の親番」
咲「これは嬉しくないです」
咲「つまり季節も親番も、好き嫌いなんてその時の状況次第!」
咲「という事です」
咲「暑い時は冬が恋しい!寒い時は夏が恋しい!チャンスの時は親番が嬉しい!でも、その親番がピンチを招いて嬉しくない時もある!」
咲「……みたいなね」
アシ『納得しかけましたけど、よくよく考えてみると訳が分かりませんね』
咲「えー!?」
咲「うーん、言葉じゃ表し難いですね……」
咲「分かる人には分かると思うんですけど…」
アシ『考えるな、感じろ。というやつですか?』
咲「そう!まさにそれだよ!」
咲「リスナーさんも、私の言いたいことを感じ取ってくださいね♪」
咲「……えっと、それでなんの話だっけ」
アシ『夏、冬』
咲「そうでした!」
咲「まあ、冬場に麻雀を打っていると、手が悴んでしまって色々とやりにくい」
咲「なんて事も多々あるので、そういう面でも冬は少し苦手ですね」
咲「冬季大会なんかでは、毎年必ず5人くらい」
咲「手が冷たくなって、牌を落としちゃう人が出てるくらいですからね…」アハハ
アシ『今年は誰が落とすか……なんて言う予想も、一部で立てられていた様ですしね』
咲「え、そうなの?…それは初耳だったよ」
咲「その話で思い出したんですけど」
咲「大会の対局室って無駄に広くて、冬場がすっごい寒いんです」
咲「一応、ストーブ?って言うのかなあれは」
咲「対局の時には、暖房機器が置いてあるんですけど」
咲「それが1台しか置いてない上に、入ってくる扉側に置いてあるんです」
東
北 卓 南 ストーブ 入口
西
咲「こんな感じですね」
寒いの平気だけど暑いのはダメだな俺。
今思ったんだけどこんな感じのフリートークに対する返答みたいなのをFAXで送ってる体にして生放送感を出してみるってのはどうかな
※↑上手く反映されなかった……
咲「分かりますか……?」
咲「あの、この放送を大会運営の関係者さんが聴いてくれていたら、心の片隅に置いておいて欲しいんですけど」
咲「席決めで南を引いた人以外、寒いんですよ……」
アシ『確かに』
咲「南家スタートの人は暖かいんですよ?離れてるとはいえ、真後ろにあるんですから」
咲「……でも、他の3人は寒いんです…」
咲「対局室広いから、一向に室内温度上がりませんし…」
咲「この、南家以外寒い問題のせいで」
咲「起家を引きやすい優希ちゃんが、冬季大会に出る時めちゃくちゃテンション低かったり」
咲「選手の間で、冬季大会で南を引いた人は狙い撃ちされる」
咲「みたいな変な都市伝説が流行っちゃって……」
咲「凄く、なんと言うか大変でした。いい思い出なんですけどね」
咲「臨海女子で留学生の、ネリー・ヴィルサラーゼさん……ネリーちゃんなんかは、席決めの時に」
『あ、ここで運集中させれば南引けないかな?』
咲「……とか言って、そこで能力消費してましたからね?」アハハ
咲「結局引いたのは真逆の北でしたし!」
咲「んふっ…あの時のネリーちゃんを思い出すと、どうしても笑いが……ふふっ…」フフ
咲「すみませんっ」
咲「という訳で!少し長くなってしまいましたが、冬季大会の思い出でした!」
咲「せめて!もう少し小さいストーブでも良いので、2つくらい置いてあげてください!」
咲「というわけで!」
咲「それじゃあ、そろそろ始めましょうか!」
咲「今回はゲスト無し…という事で、リスナーの皆さんには私の声だけで、ラジオをお届けですね」
咲「嬉しいですか?……なんちゃって♪」
咲「久しぶりの1人ですが、頑張ります!」
咲「宮永咲のお先におやすみなさい、深夜11時から45分間!是非、お付き合いくださいね♪」
絶対ゆずれない〜♪この時を待ってたよ〜♪
君とCHANCE!CHANCE!つかもう〜♪
NewSPARKS!輝きの中で〜♪
NewSPARKS!違う世界へ〜♪
咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」
咲「全国麻雀協会さん」
咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りします!」
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咲「改めまして、皆さんこんばんは!」
咲「宮永咲のお先におやすみなさい、メインパーソナリティの宮永咲です」
咲「……ふぅ」
咲「ゲストが来ている時は、正面かすぐ隣にゲストの人が座ってるんですが」
咲「今日は私1人なので、なんか変な感じですね!」
咲「本来私1人のラジオなんですから、これが普通なんですけど……」
咲「1人は久しぶりだから緊張します!」
アシ『私もいますよ』
咲「うん、分かってるよ?」
咲「とりあえず、プリン食べる手を止めてから言ってね?」
アシ『もう食べ終わりましたので』
咲「なんの言い訳にもなって無いよ!?」
咲「……とまあ、こんな感じで!まったり、ゆるゆる」
咲「今回もお届けしていきますね♪」
咲「……そういえば!」
咲「この間、久しぶりにお姉ちゃんが長野に帰ってきました!」
咲「今週の火曜日から一昨日まで居たんですけど」
咲「家で一緒にお昼寝したり、本読んだり、麻雀打ったり、とても楽しかったです!」
咲「それからですね」
咲「私と和ちゃんとお姉ちゃんの3人で、清澄高校の麻雀部に行って、練習してきたりもしました!」
咲「卓に私たち3人着いて、現清澄メンバーが1人ずつ入るって感じでやってたんですけど」
咲「とても楽しかったです♪」
アシ『自分で言うのもなんですが、随分豪華な練習方法でしたね』
咲「ホントにね!」
咲「トップ率は和ちゃんが1番でしたね……悔しいです!」
アシ『言っても1回差、最後にマホのチョンボで終局しなければ、結果は分かりませんでしたよ』フフ
咲「言葉ではそう言っても、すっっごい勝ち誇った顔してるのが、凄くむかつきます!」
アシ『1年の時から、咲さんに正面から勝つのが目標でしたから』
咲「むむむ……次は私が勝つんだからね!」
咲「っと、リスナーさんすみません!」
咲「その時の写真も、公式ホームページに載せておくので、是非見てみてくださいね♪」
咲「それから、家族4人で家族麻雀もしました!」
咲「楽しかったなぁ……」
アシ『ふふっ……良かったですね、咲さん』
咲「うんっ!」
アシ『その時の写真も、公式ホームページに』
咲「載らないのでご了承くださいね!」
アシ『ふふっ……』
咲「ではでは、ここらで一曲お送りします!」
咲「今日の曲はリクエスト曲!」
咲「咲「ではでは、ここらで一曲お送りします!」
咲「今日の曲はリクエスト曲!」
咲「咲「ではでは、ここらで一曲お送りします!」
咲「今日の曲はリクエスト曲!」
咲「StylipSさんで、TSU・BA・SAです!どうぞ!」
弱音を口にしたら〜♪
そうなってしまいそうで〜♪
臆病な自分をムリに追い出してみる〜♪
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咲「良い曲ですね。最後のサビの盛り上がりが個人的に大好きてす」
咲「さてさて!この番組では、リスナーの皆さんからのお便りを随時募集しています!」
咲「今週は私1人なので少ないかな、と思ったんですけど……」
咲「結構たくさんあって驚いてます!」
咲「いつもありがとうございます♪」
アシ『1人で読むのも大変ですし、半分は私が読みますね』
咲「ん、ありがと和ちゃん!」
アシ『和ではなくアシスタントさんと呼んでください』
咲「今更!?」
咲「……コホン、では1通目!」
咲「ラジオネーム"おもち星人"さんから頂きました!」
咲「お正月に食べるおもちって、いつもより美味しく感じますよね」
アシ『と言うか、あれはお餅ではなく掛かっている醤油と海苔が美味しいだけだと思うのですが』
咲「確かに……」
咲「はっ!…いやいや!お餅も美味しいですよ!」
『咲さん、アシスタントの原村さんこんばんは』
咲「こんばんは♪」
和『せっかくですし、今日は和としていきますか』
『雑誌で、咲さんと大星さんのプロ入りは"特別契約"という情報を見ました』
『"特別契約"ってどんな契約なんですか?』
咲「あー…」
和『そういえば、プロ入りについての話などあまり話していませんね』
咲「いつもゲストの人に関するお便りだったからね…」
和『これはまた、コアな質問ですね』
咲「特別契約の説明ですけど…やっぱり自分で話すの恥ずかしいなぁ……///」
和『特別契約というのは、簡単に言うと入団してすぐにリーグ戦などに出られる、上位のプロになれる契約の事です』
咲「ありがたい事に、そんな契約をさせてもらって…」
咲「えっと、麻雀のプロって大きく分けて3つ……新人プロ、プロ、トッププロに分かれているんですけど」
咲「"特別契約"は、入団してすぐにプロの階級になれるっていう契約の事ですね」
咲「それに伴って、1年目からのリーグ戦への参加権が与えられます」
和『プロリーグ戦の開始は夏ですし、咲さんは入団してすぐ、リーグ戦でお披露目という訳ですね』
咲「ちなみに国内での大きな大会は、春夏秋冬のリーグ戦4回に加えて、新人プロとその他のプロの親善試合?が、年に数回」
咲「それと、大規模な世界大会が2年に1回ありますね」
咲「それから、トッププロになると、健夜さんが銀メダルを取ったアジア東風スタイルや、各国で開催している大会など、世界ランクに関わる大会への参加が認められます」
和『説明お疲れ様です』
咲「ちなみに、和ちゃんみたいなネト麻プロの人には、リアルの麻雀のトッププロ資格も与えられるんだよね」
和『はい。咲さんのプロ入りと同時に、私もどこかのチームに入ろうかな、と思っています』
咲「えっ、それホント?」
和『はい。現実の対局での経験が、ネトマで生かせる事も多々ありますし』
咲「対局できるのが楽しみですっ」
咲「……と、いう訳で!私の契約についてのお便りでした!」
和『では2通目に行きますね』
咲「お願いしますっ」
和『ラジオネーム"チョンボ"さんからですね』
咲「何度もありがとうございます♪」
和『咲さん、ハラムラーこんばんは』
咲「こ、こんばんは」
和『ハラムラーって何ですか』
『この前の放送で世界交流戦の話をしていたのでその事について』
『決勝に進出したのは、日本、ドイツ、イギリス、スイスでしたが…』
『交流戦という事もあり副将戦までは和気あいあいと対局が進んだのに反して、大将戦では誰一人として笑っておらず、正直戦争でも始まるのかと思いました』
咲「あ、あはは……」
『あの時の対局についての話が聞けたら嬉しいです』
和『確かに、あの大将戦だけやけにピリピリしてましたね』
咲「ちょっと色々あったんですけど……」
咲「えっと、対局の前って各国の先鋒や大将の4人組は同じ控え室になるんです」
咲「あくまでも交流を目的とした大会なので」
咲「それでですね……なんと言うか」モジ
和『歯切れが悪いですね』
咲「ドイツの大将…リスナーさんには、ブルーメンタール姉妹のお姉さんの方って言った方が伝わりやすいですかね?」
咲「その人が、日本を観光したいって言ったんですよ」
咲「そしたら、他の2人もしたいって言い出しまして……」
和『あ、なんか展開読めました』
咲「えっ、早くない?」
和『咲さんは大和撫子の鏡の様な日本人ですから、そういうタイプが好みな各国の大将に目を付けられたんでしょう』
咲「や、大和撫子だなんて……てへへ///」
和『この反応ですからね。』
和『大方、咲さんに日本の観光を一緒にしようと頼んで来たのでしょう?』
咲「う、うん……でも、3人とも行きたい所がバラバラで…」
咲「結局……」
『それじゃあ、トップ取った奴がミヤナガを一週間独り占め……と言うのはどうかしら?』
『賛成』
『……乗った』
咲「っていう話になっちゃって…」
咲「いや、私一週間もお供できないんですけど……って感じだったんですけどね、はい…」
和『あ、今のセルフ突っ込み古鍛治プロに似てました』
咲「へっ、嘘!?」
咲「ま、まあそれで、それから3人とも本気モードになっちゃってあの大将戦だった訳です」
和『でも勝ったのは咲さんでしたよね』
咲「うん。3人とも、他の人を警戒しすぎてて私へのマークがまったく無かったから……」
咲「正直、喜んでいいのか分からない勝利でした」
和『断るという事をしないからいけないんですよ、咲さんは』
和『取材もホイホイ安請け合いして……去年のインターハイ、記者に囲まれた挙句に恥ずかしくて受け答えできず、優希に救出された時はさすがに呆れました』
咲「あ、あの時のことは忘れてって言ったでしょー!?」
和『悪い人に騙されたり、詐欺にあったりしないか心配でなりませんよ』
咲「むーっ…私しっかりしてるから大丈夫だもん!!」
咲「リスナーさんもそう思いますよね!?」
和『そう言う所が可愛らしいんですけどね』
咲「の、和ちゃん……そんないきなり……///」
和『可愛いです』
咲「あぅ///」
咲「そ、そんなわけで!2通目のお便りでした!」
和『ふふっ…』
咲「もう…!コホン」
咲「続いて、3通目のお便り…ラジオネーム"匿名希望"さんからです!」
和『この方も何回目かのお便りですね』
咲「これって、匿名希望っていうラジオネームだったんだね?」
和『名前"名無し"みたいなものですね』
咲「なんだか哲学を感じるよ」
和『どんな哲学ですか』
『咲さん、のどっちさんこんばんは!』
咲「こんばんはー!」
和『のどっちです』
咲「ふっ……芸人さんにいたよねそんな人……んふふ…」
『咲さんは大学に通いつつ夏からプロ活動を開始する様ですが、咲さんが入団する愛知のチームはその大学と近いのでしょうか。』
『それから、愛知といえば元牌のお姉さん"春日井真深"さんの地元ですが、咲さんの真深さんへの印象を聞きたいです!』
『大学に通いつつプロ生活は大変そうですが、頑張ってください!』
咲「お便りありがとうございます!」
咲「んっと、私の入るチームと大学が近いかーという事ですが……」
和『特定されない範囲で答えた方が良いですよ』
咲「そ、それくらい分かってるもん!」
咲「えと、チームの場所は調べたら出てくると思うんですけど、すごく田舎な所にあります」
咲「大学は長野の大学なんですけど、家からは近いですね」
和『愛知と長野はすぐ隣ですから、不便は無さそうですね』
咲「うんっ」
咲「それから、春日井真深さんについてですが……」
和『古鍛治プロや、瑞原プロが丁度小学生頃の時の牌のお姉さんですね』
咲「私、小さい頃に1度だけ対局したことがあります……多分…」
和『そうなんですか?』
咲「うん。6歳くらいの時に、お母さんに連れていかれた麻雀教室にゲストで来てて、そこで対局したような記憶が…」
咲「私も記憶が曖昧で……得意の麻雀牌を使ったマジックを披露してたので、多分合ってると思うんですけど…」
和『私の両親もですけど、真深さんは咲さんのご両親とも同学年ですし、その辺りの交流もあったのかもしれませんね』
咲「気になるね!」
咲「それから、印象ですか……あれから1度も会っていないですし、今はテレビとかでも中々見ないので、小さい頃の朧気な記憶を辿ることになるんですけど……」
和『言い回しが恰好いいですね。幼き頃の朧気な記憶を辿る……っっ!!』
咲「何言ってるの?」
和『コホン…いえ、真屋さんの真似をしてみたんですけど…』
咲「んふっ……牌のお姉さん繋がりか…分かりにくいって!」
咲「えと、印象なんですけど……その…私の記憶が正しかったら」
『え……まふふ〜☆って何…?この人……何……?』
咲「ってひたすら思ってた気がします……はい…」
和『ふっ…』
咲「でもその麻雀教室で、全然周りの子と仲良くなれなくて、1人で座ってた時に何か話し掛けてくれた様な記憶があるんですが…」
咲「ちょっと思い出せないですね」
咲「……という訳で!3通目のお便りでした!」
和『では続いて、ラジオネーム"流しマンガン電池"さんから頂きました』
咲「前回も送って頂きましたね!ありがとうございます♪」
和『マンガン電池って、どんな電池でしたっけ?』
咲「え?……うーん…大きいやつ?」
和『小さいのもありませんでしたか』
咲「単3電池ってマンガン電池の仲間だったっけ……?」
和『マンガン電池というカテゴリーの中に単3電池が入っているのでしょうか?』
咲「分からないよっ!!知ってるリスナーさんさお便りで教えてください!」
和『4通目です』
『咲さんこんばんは、桜並木の間を自転車で駆け抜けると、まるで桜の花びらのトンネルをくぐってるみたいで高揚します。』
咲「分かります……!」
和『小説の一ページみたいですね』
『ところで前回の放送でのすこやんの女子力の無さを拝聴しまして、ちょっと心配になりました……なので、誰か参考になりそうな女子力の高い方を何人かご紹介して差し上げるのはいかがでしょうか。』
咲「んふっ……!」
和『穏やかな始まりから、唐突なお笑いネタになりましたね。』
和『このリスナーさんは笑いの取り方が上手いです』
咲「ふっ……ちょっと…冷静に解説しないでくれるかな……くふっ…」
和『落ち着いてください。飲み物どうぞ』つ飲み物
咲「ふふっ…あ、ありがと…」つ飲み物
咲「んっ…」ゴク
咲「んんんんんんんっ!?!?!?」ゲホッ
和『咲さん!?』
咲「けほっけほっ……うえぇ…これなにぃ……」
咲「凄い変な味ぃ……」ケホッ
和『自販機で売っていた"つぶつぶドリアンジュース"というのを買ってみたんですが…』
咲「何そのヘンテコな飲み物!?」
和『私も飲んでみましたが、美味しくないですか?』
咲「作った人には申し訳ないけど、美味しくないよ!!」
咲「うぅ……毒盛られたかと思った…」
和『私的にはアリだったんですが』
咲「やっぱり和ちゃんって少し趣味がズレてるよ…」
咲「えっと……それで何でしたっけ」
和『古鍛治プロの女子力の無さについてですね』
咲「ふっ……くくっ…」
和『またですか…もう一杯いきますか?』
咲「のーせんきゅーだよっ!!」
咲「健夜さんは、女子力という女子力を全て雀力へと変換しているので仕方がないんです」
和『でも、さすがに日本麻雀界のトップがあれでは、示しがつきませんよね』
咲「女子力高い人を送ったらどうですか…かぁ」
和『女子力の高い知り合い、いますか?』
咲「うーん…福路さん……とか?あと、池田さんとか!」
咲「2人とも家事スキル凄いし」
和『女子力…というより、お母さん力に近いですね』
咲「失礼だよ…」
和『咲さんは女子力高いですよね。料理、掃除、洗濯に細かい気遣いまで、なんでも可愛くこなしてますし』
咲「そ、そうかな…?てへへへ/////」
和『超が付くほどの迷子癖と、何も無いところで転けそうになるドジっ子力が、それを上回っていますけど』
咲「一言余計だよっ!」プンスカ
なんかずっと古鍛治になってるけど気がついてないのかな
咲「えーっと、でも意外と健夜さんだって女子力高いところあるんですよ?」
和『例えば?』
咲「はぇ!?た、例えば?……例えば…」
咲「例えば……for example…」
和『なぜ英語で』
咲「……」
咲「はい!という訳で!4通目のお便りでした!」
和『ふふっ……』
咲「つ、次のお便り!あと3通です!」
和『ラジオネーム"現高1最強"さんからです』
咲「あ、ありがとうございます?」
咲「今の高校1年といえば、マホちゃんの一個下の世代だね」
和『その世代の最強だそうですよ』
咲「千里山の泉ちゃんの妹……とかかな?」
和『ありえますね』
咲「いや突っ込んでよ!!」
『前回の印象に残った打ち手は?というお便りについてのお話の中で園城寺怜さんでも、姉である宮永照さんでもなく戒能良子プロを応援していた。というコメントがありましたが、戒能プロとのエピソードなどあれば聞いてみたいです!』
和『そういえば、そんなような事を言っていましたね』
咲「あの後、お姉ちゃんから私を応援して!って電話がありました…」
咲「全員応援してたんですけどね」
和『咲さんと戒能プロって、関わりありましたっけ?』
咲「ううん?大会の時とかに、何度か挨拶したくらい…………かな?」
咲「お姉ちゃんが1年の時、インターハイで戒能プロがお姉ちゃんに勝った試合を私は見てて、凄いなって思って以来」
咲「ファン?というか、応援してますね」
咲「そうそう、戒能プロといえば」
咲「元傭兵?とかいう噂が一時期一部で流れてましたけど、実際はどうなんでしょう?」
和『臨海女子の留学生の方なども傭兵と表現される事がありますし、そういう意味での傭兵をやっていた、という事かもしれませんね』
咲「あー…ありそうかも」
和『または、本当に傭兵として戦っていたか』
咲「それも想像できるから凄いよね……」
咲「という事で、謎が多い戒能プロについてのお便りでした」
>>15
咲「ん……?えっと、この番組は番組中にもお便りを募集して……あ、そうだったんですね」
和『番組内では言いませんからね』
咲「してるそうです!」
咲「そして、その記念すべき1通目!」
咲「あら、"流しマンガン電池"さんからだ」
和『マンガン電池の謎を呼んだリスナーさんですね』
『寒いのは平気だけど、暑いのは苦手』
咲「随分時間差のある内容だね?」
和『……来ているの気付きませんでした』
咲「はい、仕事してくださいねー♪」
咲「暑いのが苦手な人って珍しくないですか?」
和『どちらかと言うと、寒いのがダメという人をよく見かけますね』
咲「まあ、私たちは宥さんの印象が強すぎるだけかもしれないね……」
和『多分、暑いのが苦手って聞いたら驚くでしょうね…』
咲「宥さんって、冬場は冬眠してそうだよね」
和『熊ですか』
咲「熊だね」
和『……』
2人「宥さんごめんなさい」
咲「という訳で、初の番組中のお便りでした♪」
>>51
毎回漢字ミスしてるな……
申し訳ない。
番組中のお便りについては考えてませんでしたが、良いですね!
しかし、書き溜め投下に夢中で気づかない場合が……
咲「続いてのお便り、ラジオネーム"咲さんと対局したい"さんからです!」
咲「嬉しいです!」
和『長野の雀荘に行くと、結構な頻度で咲さん居ますよ』
咲「個人情報!」
『去年の秋季大会、個人戦決勝にて、咲さんと熱戦を繰り広げていた夢乃マホさんですが、如何せんチョンボが勿体無い気がします』
『清澄高校を応援しているので、今年もチョンボを連発しないか心配です。その辺り、先輩である咲さんはどう思っていますか?』
咲「あー」
和『マホはいつになってもチョンボ癖が治りませんでしたね……』ハァ
咲「あ、あはは…あんまり怒ったら可哀想だよ」
和『咲さんがそうやって甘やかすから治らないんです!』
咲「あうっ」
和『聞いてください!咲さんったら、マホがチョンボして落ち込んでる度に』
咲『大丈夫!それもマホちゃんの良さだよ!』
和『なんて言ってすぐに甘やかすんです!』
咲「べ、別に甘やかしては……」
和『マホもマホで』
マホ『えへへ……咲先輩に褒められちゃいましたぁ/////』
和『なんて言って!!』
和『それ褒められてませんよ!!』
咲「ひぅっ!」
和『だいたい咲さんは誰にでもニコニコ笑顔を振りまいて……』クドクドクド
咲「えー!マホちゃんなら、今年はチョンボ0で!頑張ってくれると思いますので、リスナーさんも安心してくださいね!!」
和『全国に行こうって約束した時だってあんな笑顔で……』クドクドクドクドクドクド
咲「さ、最後のお便りいきますね〜」アハハ
咲「さてさて、最後のお便りです!」
和『今日は尺ぴったりですね』←正気に戻った
咲「でしょ?ふふん、私も慣れてきたからねっ」フンス
咲「えっと、ラジオネーム"アルフォートでドミノするもの"さんからです」
咲「ふふっ…」
和『前回の、"ポッキーで石橋を叩いて渡るもの"さんの仲間でしょうか?』
咲「なんで皆さんチョコ関係のお菓子ばかりなんでしょうか!」
咲「ビスコとかでも代用できますよ?」
和『咲さん的にはそこが気になるんですね』
咲「なんとなくね…」
『エトペンを持っているアシスタントの原村さんに質問です』
和『ふむ』
『ペンギンとエトピリカ、好きなのはどっちですか?』
咲「だって!」
和『ペンギンですかね』
咲「おお、即答だね」
和『ペンギンの方が可愛いですし』
咲「えっ、そんな理由…?もっとこう…絵本のお話の内容的な感じで……ないの?」
和『強いて言うなら、叶わないと分かっていても夢を追い続けるペンギンの姿勢に、感銘を受けたからですね』
咲「なるほど…ちょっと分かるかも」
和『咲さんは夢とかあるんですか?』
咲「夢かぁ……」
咲「私の夢はもう叶っちゃったから、今は無いかな?」
和『お姉さんの事ですか』
咲「それもあるけど……」チラ
和『??』
咲「ふふっ……という訳で!最後のお便りでした♪」
和『秘密ですか…』
和『この番組では、リスナーの方からのお便りを随時募集しています』
咲「私達2人やゲストの人へのお便り、またはリスナーの皆さん自身の日常のお便りなどなど!」
咲「どんな内容でも構いませんので、是非送ってみてくださいね♪」
咲「以上!お便りのコーナーでした!」
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咲「宮永咲の、役を作ろうー!」
咲「……えっと、新コーナーなんですけど…」
咲「もう!アドリブでコーナー名言わせるのやめてよっ!」
和『今回は割とアリですね。コーナー名はこれでいきましょう』
咲「しかも決まっちゃった!?」
咲「コホン……このコーナーは」
咲「麻雀といえば"役"が大切!という訳で私や、今日はいませんがゲストの方が」
咲「与えられた役柄を演じる……コーナーです……って…」
和『はい』
咲「はいじゃないよ!!え、何このコーナー!?」
和『麻雀は心理戦。もちろん平和などの役も大切ですが、演技などの"役"も時として必要になりますからね』
咲「そんな解説求めてなかったよぉ……しかもちょっと上手いと思っちゃったし…」
和『とりあえず、簡単に説明しますと』
和『"妹"というお題を与えられた場合、咲さんやゲストの方が"妹"になりきって台本を読む……というコーナーですね』
咲「このコーナーも既知感があるような……」
和『気の所為ですよ』
和『とりあえず、初回ですしやり慣れていそうな"妹"でやってみましょう』
咲「えぇ……これ読めば良いの?」
和『はい』
咲「ってなにこれ…凄い恥ずかしいんだけど…」
和『そのうち慣れます』
咲「そういう問題じゃないよっ!…コホン、ではいきますね」
【お題 妹】
咲『もー!お兄ちゃん、いつまで寝てるの!?』
咲『早く起きないと遅刻しちゃ……へっ!?』
咲『"咲が起こしてくれるなら毎日寝坊する"って……』
咲『な、何言って…』
咲『あぅ……///』
咲『って、ダメダメ!!』
咲『早く起きないと朝ごはん無しなんだからね!!』バタンッ
咲『まったくお兄ちゃんは…』ハァ
咲「ふふっ♪」
咲『……明日も寝坊…してくれるかな』ニコッ
【了】
咲「…………うぅ/////」カァ
和『これは……アリですね』グッ
和『お題を降っておいてなんですが、我ながらベストチョイスだったかと』
咲「これ凄い恥ずかしいよ…」
咲「こらそこのスタッフさん!笑わない!!」
咲「あと音響さん、変な効果つけないでください!!」
咲「こ、これ…本当に毎回やるの?」
和『はい』
咲「そんな訳で……新コーナー"宮永咲の役を作ろう!"でした」
和『次回はツンデレな幼馴染みとか良いですね』
咲「拒否権を与えて欲しいよ……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
咲「ここで番組からお知らせです!」
咲「前回もお伝えしました漫画、咲-Saki-の発売に伴いまして、発売日の5月1日にですね……」
咲「その…一応、主人公のモデルとなった私と、和ちゃんによるお渡し会?が開かれることになりました!」
咲「……はい/////」
和『会場は東京都新宿区、麻雀&BOOKsとなります。ゲストを招いてのトークイベントも予定していますので、興味のある方は是非いらっしゃってくださいね』
咲「えとっ、私たちと麻雀を打つイベントもあるので、是非!/////」
和『以上、お知らせでした』
咲「でしたっ!///」
和『何照れてるんですか』
咲「恥ずかしくて……///」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
もう一歩踏み出せる?私待ってたよ〜♪
絶対ゆずれない〜♪この時を待ってたよ〜♪
NewSPARKS!輝きの中で〜♪
NewSPARKS!違う世界へ〜♪
咲「さてさて!そろそろお別れの時間ですね」
咲「……最後のでどっと疲れが…」
アシ『きっとリスナーさんの疲れは吹き飛んだと思いますよ』
アシ『プラマイ0ですね』キリッ
咲「やかましいよ!」
咲「まあ、今日は久しぶりの1人ラジオで緊張してましたけど……和ちゃんがいつもより話してくれたので気楽にできました!」
アシ『アシスタントさんと呼んでください』
咲「あ、もうその立ち位置なんだね」
咲「そういえば、すっかり忘れていました」
咲「今日からゴールデンウィークなんですね!」
咲「リスナーの皆さんは予定を建てているんでしょうか」
アシ『咲さんはどうなんですか?』
咲「私はすっかり忘れてたので、特に何もないなぁ」
アシ『そうなんですね…』
咲「という訳で!皆さん、良きゴールデンウィークを過ごしてくださいね♪」
咲「えっと、次回はゲストいるのかな?」
アシ『次回のゲストはこの方です』つカンペ
咲「え、意外かも…」
咲「次回のゲストは、現在は新人プロとして東京都で活躍しています、元阿知賀女子、新子憧さんです!」
咲「憧ちゃん、同い年とは思えないほど大人っぽいから緊張するんだよね…」
咲「憧ちゃんへのお便りも、どしどし送ってくださいね♪」
アシ『そして、ゴールデンウィークという事で次週はお休み、次回は2週間後の放送です』
咲「……という事です!」
咲「ではでは!今週一週間はゴールデンウィーク、楽しんでくださいね♪」
咲「本日のお相手は」
咲「今日は色々刺激的な1日でした、宮永咲がお送りしました♪」
咲「それでは皆さん!」
咲「お先におやすみなさい〜♪」
絶対ゆずれない〜♪この時を待ってたよ〜♪
君とCHANCE!CHANCE!つかもう〜♪
NewSPARKS!輝きの中で〜♪
NewSPARKS!違う世界へ〜♪
咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」
咲「全国麻雀協会さん」
咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りしました!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・【ラジオ後 家路】
和「咲さんとこの道を歩くのも、随分と久しぶりな気がしますね」
咲「そうだね…」
咲「高校の帰りは毎日2人で通った道なのに、迷子になっちゃいそうだよ」
和「ふふっ…今迷子になられたら暗くて見つけられそうにないので……」ギュッ
咲「ぁ……」
和「しっかりと手を引いていなければいけませんね」ニコッ
咲「…うんっ!」ギュッ
咲「それにしても、今日のラジオは緊張したなぁ」
和「咲さんはゴールデンウィークに何も予定が無いということですけど…」
和「もしよければ、どこかに旅行でも行きませんか?」
咲「えっ?」
和「わ、私も……その、予定が無かったと言いますか……」
和「さ、咲さんを誘おうと思ってたんですけど、既に予定があったら……と思って誘えなかったんです!」
咲「和ちゃん…」
和「ダメ……ですか?」
咲「ううんっ!!すごく嬉しいよっ!」
咲「ありがとう、和ちゃんっ」ニコッ
和「!!」パアッ
和「はいっ!」
咲(私の夢……もちろん、お姉ちゃんと仲直りすることもそうだったけど……)
咲(3年前のあの時、あの神社でお祈りした……)
咲「和ちゃん!」
和「??」
咲「これからも、よろしくねっ」ニコ
和「……はいっ!!」ニコッ
咲(和ちゃんと、ずっと一緒にいられますようにっていう夢も、叶ったんだよ)
第5局 カン!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
という訳で、カンです!
咲と和の関係は想像に任せる……という事で!
新コーナーは、少し前に聞いていた声優のラジオのパクリです(直球)
今回、設定を固めようと思ってたんですけど思いの外固める設定が考えつかなかった…
次回ゲストは憧にしました!
最近、ゲストが思いつかないのでリクエストあればお願いします
【レス頂きましたが】
進行中のお便りですが、オープニング~お便りコーナー始めまでのレスは拾おうと思います。
これまで投下速度が早めでしたので、レスがあった時拾えるように、その辺りの投下速度は遅めようかと思います
まだ書き方模索中なので、要望等ありましたら是非!
ではでは!
咲さんや、憧へのお便りなどありましたら↓へどうぞ!
『犬と猫どっちが好き?』みたいなのでも構いません
【ちょっとした番外編(短いです)を書きます】
①冬季大会の選手達…年代"2年前 冬季大会"
②真深との出会いの記憶…年代"12年前"
安価
↓5 くらいまでで多かった方で!
選ばれなかった方は次回書きます。よければリクエストどうぞ
レスありがとうございます!
①が多いみたいなので、今回は①を書きますね
②は次回書くので、少々お待ちください
アコチャーの時だけネタお便りが多いな(歓喜)
番外編は、このスレ内で書くのでお願いします
乙です
前スレの
咲、健夜、淡、和の4人がメインで、咲さんがすこやんにツンツンしてる感じのSS
っての読みたいんですが未発表の物ですか?
>>105
そうですね。あまりにも色々と適当すぎるので、自己満足で書いているだけで投稿はしてません!機会があれば投稿したいですね
【番外編 2年前冬季大会】
恒子『さあさあ!!冬のインターハイ、冬季大会もいよいよ大詰め!!!』
恒子『団体戦決勝、大将戦が今!!!始まりますっ!!!』キラン
健夜『今年もとてもレベルの高い選手ばかりで、解説していてとても楽しいです』
恒子『なーんか上から目線なんだよなぁ』
健夜『そんな事ないよ!!』
恒子『すこやんは置いておきまして、選手の紹介ですっ!!』
健夜『もうちょっと言い方無いの!?』ガーン
恒子『まずは…インターハイや冬季大会などの大きな大会の決勝には常連!!!今年も国際色豊かなメンバーで勝ち上がって来ました!!』
恒子『臨海女子から、虎をも狩る小動物!!!ネリー・ヴィルサラーぜェェェ!!!』
健夜『この選手は本当に強い…………って、虎を狩る小動物って何…?』
恒子『二つ名的な?』
健夜『もう少しマシなの考えてあげてよ…』
恒子『続きまして!!!こちらも決勝常連校!!!今年のインターハイでは見事優勝!!!』
恒子『白糸台高校からは、お馬鹿な言動は全て計算!?いやいや素だよ!!大星淡ィィィ!!!』
健夜『だから二つ名………今年のインターハイの決勝では、ライバル宮永咲選手との激しい捲り合いの末、優勝という素晴らしい対局を見せてくれました。』
健夜『宮永照の後継者というのも、頷ける実力を宿していると思います』
恒子『続きまして3校目!!!こちらは決勝進出は初!!!素晴らしいチームワークで決勝まで登り詰めてきました!!!』
恒子『有珠山高校から、今1番瑞原プロが恐れる女!!!真屋由暉子ォォォ!!!』
健夜『この選手は非常に安定した打ち筋で、今大会予選も含め全ての対局をプラスで終わらせています。』
恒子『おおう……ツッコミが無くなった』
恒子『やはり北海道代表という事で、冬季大会には強いのかぁぁ!!』
健夜『関係ないと思うよ!?』
恒子『おかえりツッコミ!』
恒子『そして最後!!!去年のインターハイ、突如として現れた超新星!!!3年生が1人、2年生3人、1年生1人という、とても若いチームです!!』
恒子『わ・か・い!!!チームです!』
健夜『私の方見て若いを連呼しないで!?』
恒子『そんな清澄高校から、すこやんのお気に入り!!!灼眼の嶺上使い、宮永咲ィィィィ!!!!』
健夜『この選手については言うことはありません。とても強い、それだけですね』
恒子『各校どんな試合を見せてくれるのか!!!対局は10分後!!!お前ら、テレビの前から離れんなよー!!!』
健夜『視聴者をお前らとか言っちゃダメたまよ!?』
恒子『一旦中継を終わりますッッ!!』ビシッ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【対局前】
『中継を終わりますッッ!!』
咲(うわぁ…あのアナウンサーさん、凄いな…)
咲(トイレ探してたら少し遅れちゃった。もう皆来てるかな)ガチャ
咲「お待たせしまし……」ピタ
咲「……」
咲「……うん?」
淡「遅いよサキー」アッタカー
ネリー「全く……時は金なりだよ?待たせた分、お金の代わりにお弁当を要求するよ!」アッタカー
由暉子「タイムイズマネー……何だか恰好いいですね」アッタカー
咲「……皆、ストーブの前で何やってるの?」
淡「ストーブの前でやる事なんて、温まる事しか無いでしょ?」アッタカー
ネリー「対局始まったら寒いからね。今のうちに熱を蓄えてるんだよ」フフン
咲(テレビで放送されてるの忘れてるのかな……?)
咲「は、はぁ……じゃあ私、先に席引いてくるね」
由暉子「咲だけに……ですね」クスクス
咲(ユキさんってこんな性格だったっけ…)
淡「ちょっと待った!!!!サキだけ先に引くなんてズルイ!!!」
ネリー「そーだそーだー!カクリツ的に皆一緒に引いた方が、コーヘーだよね」ドヤァ
咲(確率は一緒だよ……)
由暉子「なんでドヤ顔してるんですか。確率は一緒ですよ」
ネリー「はぇ!?」
咲(言っちゃったよ)
淡「サキー!一緒に引きに行こー!」ギュー
咲「ちょっ……大星さん……離れてもらってもいいかな……っ!」ググググ
淡「えー?っていうか、淡って呼んでくれてもいいんだよ?」
淡「ほら、私達ってライバルだし?というか、私がテルーの後継者って事は、サキは私の妹って事だし!」ギュー
咲「意味分からないから……っ!とりあえず離して……っ!」ググググ
淡「サキはテルーと違って感情豊かで面白いなーもう!」クスクス
咲「お姉ちゃんに言っておくね」
淡「やめてください!!」バッ
咲「……ふふっ」
淡「あ、笑った?今笑ったよね?やっぱりサキの笑顔って可愛いよね。……うん、去年から思ってたんだけど、よければ友達とかになって欲しいっていうか?私たちって同じ年だし、何か似てる所もあるじゃん?だから意外と気も合うかもっていうかさ、サキがどうしてもって言うなら友達になってあげてもいいよ?というか、なりたいかなーっていうか?」
淡「どうかな…?」チラッ
ポツーン
淡「って居ないー!?音も無く居なくなったよ!!」ガーン
ネリー「むむむむむむ……」ゴゴゴゴ
咲「ネリーさん何やってるの?」
ネリー「ふっふっふ…ネリーは今、東場に使うはずだった"運"をこの席決めに送ったんだよ……」
ネリー「この意味……分かる?」
由暉子「それ監督とかに怒られないんですか」
ネリー「甘いねユキ。ストーブの熱が当たる温かい南家を引く→寒い他家は対局に集中できない→ネリーの1人勝ち」
ネリー「つまり、ここで南を引くことはそのままネリーの勝利に直結するんだよ」フフフ
由暉子「そ、そうなんですか………?じゃあ私も左手で引いた方が良いのかな…」
咲「いやいや…」
淡「そんじゃ、そろそろ席決めよー!」
ネリー「ここに運を集中させる……ッ!!!」スッ
由暉子「私はこれにします」スッ
咲「じゃあ私はこr……」
淡「私これー!」ピトッ
咲「あ…」
淡「あっ…/////手重なっちゃったね////」テレテレ
咲「私はこっちで」(スルー)
淡(そんな!?今のシチュエーションは完璧に友達へと繋がるって雑誌に載ってたのに!!)
由暉子「では、せーので開きましょうか」
4人『せーのっ』
ネリー「…えっ、北ー!?」ガーン
淡「と、東……」ズーン
由暉子「私は西ですか………という事は」
咲「余り物には福がある……だね」つ南
ネリー「そ、そんな……」ガックシ
咲「……ぷっ」
咲「あはははっ!」
淡「ふふっ……能力まで使ったのに……ダサっ…」プププ
由暉子「運を集中させた結果……ですね……ふふっ…」
ネリー「ミヤナガズルい!!!嶺上牌だけじゃなくて、字牌も透けて見えてるんだろー!」プンスカ
咲「んふっ……そんな訳ないよ……あははっ!」
恒子『中継戻りまして……えっと、いよいよ対局という時に、対局室は非常に賑やかな空気です!!!』
健夜『高校生の麻雀大会というのは、本来こうあるべきなのかもしれませんね』
恒子『さあさあ!!!泣いても笑ってもこれが最後!!!勝利の女神は誰に微笑むのか!!!』
由暉子「よろしくお願いします。楽しみましょうね」
ネリー「ミヤナガ…寒さの恨みは大きいよ……ッッ!!!」ゴゴ
淡「サキ?その、この対局が終わったら…とも、友達に……」
由暉子「何ボソボソ言ってるんです?」
淡「な、何でもない!!皆この淡ちゃんがコテンパンにしてやるんだから、覚悟してよね!!」
咲「皆対局に集中してよ」ハァ
咲「でも……」
咲「一緒に、楽しもうね」ゴッ
恒子『冬季大会、決勝戦大将戦が今!!!!!!!』
恒子『……』チラッ
健夜『…』コク
2人『スタートですっっっ!!!!!!』
【番外編 二年前冬季大会 カン!】
という訳でカンです
このSSの咲世界は咲さんを中心に回っているので、基本咲さんは愛されてます
冬季大会と聞いて、対局を想像した方申し訳ないです…>>1は麻雀ニワカなので闘牌シーンを書くのはハードル高い…!
では、依頼出しておきます
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