女「何で手繋いでくれないの?」(33)

男「えっ?」

女「デートなら、普通繋ぐでしょ」

男「いや、だって…」

ミンミンミンミン

男「暑いし」

女「関係ないでしょ!」

男「手汗かいちまってるしさぁ」

女「そんなの私だってかいてるわよ」

男「えっ、かいてんの?」ジッ

女「っっ!見るなぁー!」ドン

男「おわっ?!」

女「………ふん」プイ

女「どうせ私とは手繋ぎたくないんでしょ…」

男「………ったく」ハァ

男「ほら、早く行こうぜ」スッ

女「!」

男「行くんだろ、デート?」

女「うん………!」キュッ

男「何か遊園地なんて久しぶりだな」キョロ

女「そう?私は結構行くけど」

男「ふーん、どのくらいだ?」

女「年間40回くらいかなー」

男「40回?!流石に飽きるだろ」

女「飽きないわよ?」

男「………子供だな」

女「ふんっ!」ドスッ

男「ぐふっ…そ、そういえば…お前の通う高校、お嬢様学校だったよな」

女「普通より、ちょっと高いくらいでしょ」

男「いやいや、ちょっとじゃねぇだろ」

男(そんな高校通ってんなら40回くらい普通に来れんのかね)

女「最初はアレに乗りましょ」スッ

男「ん?」

キャー キャー

男「ジェットコースターか、お前好きそうだな」

女「ふふん、アレだけで1日終わった時があったわ」

男(馬鹿だ、コイツ)

女「ほら、行くわよ」クイッ

男「へいへい」タッ

男「………………」

男(手冷たくて気持ちいいな)

女「並んでるわねー」ヒョイ

男「人気だからだろ…暑い」

女「暑い暑い、うるさい!」

女「暑いって思うから暑く感じるのよ」

男「だって暑いじゃん」

女「これだから、ゆとりは…」ハァ

男「もしもし、お姉さんもですよね」

期待

女「はい…」スッ

男「んっ?ジュースくれんのか?」

女「熱中症にでもなられたら困るから」

男「サンキュー!」ゴクゴク

女「あっ………!」ドキッ

男「どしたっ?」

女「べっ…別に!」プイ

男「??」

女「っっ!」ドキドキ

男「お前も飲んどけよ」スッ

女「え、えぇぇ?!」

男「いや、暑いだろ?」

女「あっ、暑くないしっ!」ポタポタ

男「めっちゃ汗出てんぞ」ジトー

男「いいから飲んどけ!」

女(っっ~!!この男は…!!)

女「んっんっ…!」ゴクゴク

男「おー、いい飲みっぷり」パチパチ

女(オヤジかっ!)プハ

女「ふぅ……」

男「しかし、進まないな」

女(わざとじゃなくて本当に鈍感なの…?)ジト

男「??」

───
──


ガチャン

男「やっと乗れたなー」

女「うぅ、ドキドキする」

男「何回も乗ってるんだろ?」

女「何回乗っててもドキドキするもんなの!」

男「そういうもんか…」チラッ

女「………………!」ワクワク

男(ほんと、無邪気な子供だな)キュッ

女「えっ…」ドキッ

女「ちょっ…ちょっと!」

男「別にいいだろ、繋いでても」

女「っ…何よ、繋いでないと怖いの?」

男「あぁ、繋いでないと怖い」

女「……それなら仕方ないわね」

ガタン

男「おっ、動きだした」

ガタガタガタガタ

男「ゆっくり上って行く感じが怖いよなぁ」

女「そう?私はワクワクするけど」ニコ

男「でしょうねー、顔が笑ってるし」

女「あはは、ほら…もうすぐ頂上よ」

男「あぁ、そういえばさっきの……」

女「こんな時に何よ?」ワクワク

男「間接キスだったな」

女「ふぇ…あ…ぅ……」

ゴワァァァ キャー

───
──


男「いやー、マジで楽しかったなー」ノビー

女「……マジで楽しかったじゃないわよ!」

男「えっ、何で怒ってんだ」

女「あんたがあんなこと言うからでしょ、馬鹿!」ベシ

男「だって、間接キスだったろ?」

女「言うなぁ、馬鹿ぁ!!」ベシベシ

男(乙女心って難しい)

女「つ、次…アレ乗るわよ!」ビシッ

男「また絶叫系かよ」

女「いいから、早く!」グイ

男「わ、わかったから引っ張るなって!」

女「今日は、とことん絶叫系よ!」

男「えぇ?!」

───
──

男「いや、マジで休憩させて」ハァハァ

女「だらしないわね」

男「夕方まで絶叫系とか死ぬわ!」

女「普通でしょ、これくらい」

女「さて、次は何乗ろうかなー」

男「まだ乗るんかい……ん?」チラ

絶叫 おばけ屋敷

男(乗り物よりマシか、涼しいし)

男「次はアレ行こうぜ」スッ

女「えっ、どれ?」

女「………………」

女「ね、ねぇ…ほんとに入るの?」

男「入るぞ」

女「ちょっと小腹空かない?」

男「これ終わったら食べに行くか」

女「私、体調悪いかも」

男「直ぐに終わるから」

女「……………………」

男「苦手なのか?」

女「?!」

女「べ、別に苦手じゃないわよ!」

男「なら、大丈夫だな」

女「ぅぅ…………」ブルブル

男(相当、苦手なんだな)

男「よーし、入るぞー!」

女「何で急にハイテンションなのよ、あんたは!」

女「ち、ちゃんと繋いでなさいよ!」キュッ

男「わかったわかった」スタスタ

女「あっ…もっとゆっくり──」

ガタッ

女「きゃああああ!!」ギュゥ

男「お、おい!物音がしただけだろ?」

女「だ、だってぇ…」ガクガク

フフフフフフ

女「こ、声…?!」

男「ほら、進むぞ」グイ

お化け1「ばぁぁぁぁ!!」バッ

女「きゃああああっっっっ!」

お化け2「うふふふふっ」ユラリ

女「いやぁぁぁぁぁぁ!!」

お化け3「悪い子はいねぇがぁぁ?」

女「来ないでぇぇぇ!!」

男「いや、今のはツッコミをだな…………」

女「もう無理…立てない…」

男「もう少しで出口だぞ」

女「……………………」ウルッ

男「お前、ほんとに苦手なんだなぁ」

女「お前じゃないわよ…」

男「?」

女「ちゃんと…名前で呼びなさいよ」

男「…………」

スッ

女「?」

男「ずっと繋いでてやるから…俺は傍にいるよ女」

女「…………」トクン

女「うん………男」キュッ

男「しかしくっせー手だなカメムシみたいな匂いするぞ」

女「な、カメムシ⁈」

男「あ、壊れたわ」

女「カメムシカメムシカメムシカメムシ!」

男「アナルみせろ」
脱ぎ捨て
女「かめまーん」

男「うわぁ…尻くらい拭けよ…」

女「だって拭いたら臭わないじゃないのよ?」

男「クッセェ~わぁ…」

女「ふふぁん…」ブッ

男「うんこすんなよ…」

女「ふんっ!」ドスッ

男「…もう近づくのよそ…」

女「我は人格を捨てし臭神なり」

>>22から

男「ふぅ、やっと外に出れたな」

女「ばぁぁぁぁ…」ガクガク

男「頑張った頑張った」ナデ

女「うっ…子供扱いしないでよ」

男「可愛いかったぞ」

女「っっっっ?!」

荒らし酷すぎ、建て直しても許されるだろこれ

男「ゆっくりする為に観覧車とかどうだ?」

男「今なら直ぐに乗れそうだし」

女「そうね…ゆっくり座ってたいわ」

男「んっ、立てるか」キュッ

女「う、うん………」キュッ

観覧車

男「女、大丈夫か?」

女「ふぇっ…?」ボーッ

男「疲れたのか?」

女「そうね、ちょっと眠い」

男「あんなに、はしゃぐからだぞ」

女「だって………」

女「最高に楽しかったから」ニコ

男「…………っ!」ドキ

男「あっ…ほら、夜景が綺麗だぞ」プイ

女「ほんとに綺麗…」ウト

男「俺も…………」

女「?」

男「俺も、最高に楽しかった」

女「………ふふ」クス

女「ねぇ、男」ストン

男「何だよ」ナデ

女「……………………大好き」

女「……………………」スースー

男「はぁ、普通ここで寝るか?」

男「まだ答えてないだろ」チラ

女「……………………」スースー

男「………………」スッ

───
──


短いですけど終わりです。
途中、変なの来ちゃいましたけど…
読んで下さった方は、ありがとうございました!

おつ
いい雰囲気だ

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