魔王「そうだ!私が魔王だ!」
勇者「俺がピンチの時に颯爽と現れたお前が魔王だったなんて!」
魔王「そうだ!お前がぼっちの時に馴れ馴れしく現れた私が魔王だ!
勇者「いつも笑顔で元気をくれたお前が魔王だったなんて!」
魔王「そうだ!いつも作り笑いで信用を得た私が魔王だ!」
勇者「たまに夜中にいなくなったりしたお前が魔王だったなんて!」
魔王「そうだ!たまに夜中にこっそり魔族に指示を出していた私が魔王だ!」
勇者「魔族っぽい服装してたお前が魔王だったなんて!」
魔王「そうだ!魔族の服装してた私が魔王だ!」
魔王「お前の事を調べさせてもらったが頃合いだ、殺し合いだ!」
勇者「くっ……お前を殺すなんてできっかよ!」
魔王「ふん……ならば>>2で勝負というのはどうだ」
勇者「何!?」
百人一首
すまない、続きは夜に
勇者「百人一首だと!!」
魔王「そうだ!!ここにある!!」しゅぱぱぱぱ
魔王「側近!!」
側近「はっ!!お読みすれば良いのですか?お嬢様」
魔王「なんて読むん?難しいんやけど」
勇者「………」
側近「百人一首は難しいですね。こっちにカルタがありますどうぞ」
魔王「これなら読めるぞ‼勇者勝負だ」
勇者「…………」
勇者「魔王、お前は妥協するのか?」
魔王「うぐ……しかし……見てみろ」
勇者「あっ天皇の字達筆過ぎて読みにくい」
魔王「だろ!!」
勇者「じゃぁ百人一首やろうか」
魔王「なんでだよ‼」
勇者「魔王……逃げるのか?」
魔王「受けてやろう!!」
側近「では……読み上げます」
天智天皇「秋(あき)の田(た)の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ
わが衣手(ころもで)は 露(つゆ)にぬれつつ」
魔王「うーむ………わからんぞ」
勇者(見っけ!!もらった!!)
カキン
側近(少しお待ちを……面白いのが見れます)
勇者「くっ……いったい………!?」
魔王が一生懸命身を乗りだし眺めているために
胸が……谷間がしっかり見てとれる
勇者「ゴクリ……こう言うことか?」
側近「変態違います」
魔王「あった!!あったぞ!!」
魔王「やったぞ!!わーいわーい」
魔王「勇者!!我はやったぞ見ていたか‼どうだぁ!!」ニコニコ
勇者「めっちゃはしゃいでる!?」
魔王「勇者!!ほれほれ!!」
勇者(なに、前から思ってたけどかわいい)
側近「はぁはぁ」鼻からトマトジュース
勇者(忠誠心は鼻から出る)
魔王「次だ‼次だ‼」
陽成院
筑波嶺「(つくばね)の 峰(みね)より落(お)つる 男女川(みなのがは)
恋(こひ)ぞ積(つ)もりて 淵(ふち)となりぬる」
魔王「うぬぬ」
勇者「あった!!」
魔王「くっ……早い……さすが勇者………」
魔王「……………」しょぼーん
勇者「次取れれば良いからな?な?」
魔王「…………うん」
側近(かうぃあいいはぁはぁ)
持統天皇「春過(はるす)ぎて 夏来(なつき)にけらし 白妙(しろたへ)の
衣干(ころもほ)すてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)」
勇者「貰ったああああああ」
魔王「ファイアーボーオオオオオオオオおるううううううう」
持統天皇「アツゥイ!?」
勇者「!?」
側近「!?」
魔王「取らせるか!!」
勇者「燃えてしまうぞ‼」
魔王「!?」
持統天皇「うぉおおおおおお!!ふん!!」
魔王「おおお」
勇者「おおお」
持統天皇「………」
魔王「さすが東洋の王」
勇者「すげぇー……でも………他は燃えてしまった」
魔王「すまぬ………」
勇者「いいよいいよ。じゃー今度は>>21~23で雌雄を決めよう‼」
ツイスターゲーム
ひたすらパイパイ揉み揉みし、感じた方が負けゲーム
魔王「ツイスターゲームとおでん早食い。おっぱい揉み揉み耐久はなんだろう?」
勇者「さぁ!!選べ」
魔王(せっかく勇者が選んでくれたし)
魔王「全部」
勇者「ネタもかよ!?」
側近「私も参加します‼最後だけ」ワキワキ
勇者「トマトジュースふけ」
魔王「では………空間を歪ませて……とうっ!!」
ツイスターゲーム登場
勇者「すげー!!空間魔法だと!!」
魔王「見たか!!我は四大元素魔法は初級レベルだが空間魔法は勇者に会いたいから神を越えた。城と勇者を行ったり来たり」
勇者「じゃぁやるか」
魔王「かかってこい‼絶対負けられない!!」
ツイスターゲーム「赤」
魔王「余裕」
勇者「余裕」
ツイスターゲーム「青」
魔王「とう」
勇者「とう」
ツイスターゲーム「緑」
魔王「まだ大丈夫?」
勇者「余裕………」(こいつのからだ……柔らかい)
ツイスターゲーム「赤」
魔王「勇者よ覚悟」
勇者「あっ上に乗ってくるな!!」(胸が柔らかい)
魔王「あっ胸が……ブラ。ハズレた」ぶらをぽい
勇者(えっ!?これ………ノーブラ!?)
勇者「うぉおお………くっ」(耐えろ俺の股間)
魔王「なかなか強いな」
勇者「ははは……我慢だけは」
ツイスターゲーム「赤」
魔王「またか!!動くぞ」
勇者「う、うわぁ」(胸がああああ)
魔王「あっ………胸が………///」ぽろん
勇者「………」股間を掴む
ドシャ
魔王「いたい!!く、くく私の勝ちだ」
勇者(あぶねー勃起見られるとこだった)
魔王「1勝。次は………おでんか………おでんか………」
勇者「負けねぇ」
魔王「2時間後だな。ちょっと支度してくる」エプロン
勇者「えっ?お前が作るの?」
魔王「簡単だ。今は色々作ったものが売ってある。得意料理は肉じゃがだ‼」
勇者(やっぱ魔王かわいいんですけど)
おでん食い競争
魔王「あ、あついよね」
勇者「いくぞ!!」
側近「よーいどん」
勇者「おりゃあああ、あっつ!?卵あっつ!?」
魔王「うううううぅ不利だ………ふぅふぅ」
勇者「くっそおお勢いじゃ猫舌無理か」
魔王「私も猫舌」ふぅふぅ
ふぅふぅ
側近(お嬢様あああ!!ふぅふぅしてくだしゃいいい)
魔王「………ゆうしゃぁあ~」
勇者「どうした……」
魔王「あつい……すんすん」
勇者「熱くてもうまいな………」モグモグ
魔王「……美味しい?」
勇者「うん」
魔王「………よかった」
勇者(これ………脈あり?)
魔王「よし!!おら!!熱攻め!!」勇者のおでんを頬に当てる
勇者「あっつい!!」
勇者「くっそ……あーん」ぱく
魔王「あっ……たべちゃった」
勇者「あ、あつあつ!?」
魔王「ご、ごめん!!………ふぅふぅ」
魔王「はい、あーん」
勇者「あーん」
勇者「モグモグ」
魔王「………くす」
勇者「もっとちょうだい」
魔王「ふぅふぅ」
側近(…………お嬢様、何故勇者なぞなんです!!私を私を!!!)
魔王「何を言ってるかわからないと思うがいつの間にか負けてた」
勇者「ごちそうさま。今度は肉じゃが食いたい」
魔王「お粗末さまでした。わかった今度ね」
側近(突っ込みませんが一応人間と魔族の戦争中ですからね)
おっぱい揉み揉み
魔王「おっぱい揉み揉みとはこれだよね」むにゅむにゅ
勇者(特盛!?)
魔王「どうするのだ?」
側近「勇者………始末しておけばよかった」
勇者「えっと………勢いで言ったから他にしよう」
魔王「嫌だ!!引けない!!…………負けたくない。勇者!!頼む!!決着つけよう!!もう………心は決まっている」
勇者「そ、そこまで言うならお前の寝室行こう‼」
魔王「わかった」
寝室
ベットふち
魔王「………ランジェリー着たぞ。恥ずかしい///」
勇者「じゃぁ………やるぞ。声出したら負けな……1時間」
魔王「わかった」
勇者(うわー足もむちむち……胸も)
むにゅむにゅむにゅむにゅ
さすさす
むにゅむにゅ
魔王「!?」(な、なに……これ…気持ちいい………)
魔王「………」(唇噛まないと息が漏れちゃう‼)
勇者「柔けー!!すげー女って柔けー!!」
魔王「…………」(これを1時間………つらい……むり!!)
勇者「足も………なめてみよう」ぺろ
魔王「!?」(胸だけじゃないの!!)
勇者「ああ………なんかいい匂い」
魔王「………」ふぅふぅ
魔王(だめ………負けちゃう)
魔王「……」ぽろりぽろり
勇者「!?」
手が止まる
勇者「なんで泣いてるんだよ………卑怯」
魔王「………だって………ひっく」ポロリ
魔王「負けたくない………負けたくないのに………1時間も無理だから………」
勇者「………なんでそんなに負けたくないんだ」
魔王「勝ったら……勇者の生死与奪権で…………ずっと私の元に………」
勇者「!?」(告白だよなこれ!?)
魔王「……ひっく………命は惜しいって言って………私の元に置いときたかった…………負けたら殺されてもいいと思ったけど…………」
勇者「………」
魔王「勇者と離れたくないよぉおおおお………」
勇者「………据え膳食わねば男の恥」
勇者「俺も勇ましい者だ!!魔王よ!!」
魔王「ん!?」びくっ
勇者「勝負変更だ‼」
がばっ!!
勇者「今からお前を襲う。その時孕んだらお前の敗けだ!!その時は………俺の指示に従ってもらう」
魔王「勇者?」
勇者「痛いだろうけど………我慢しろ魔王だろ」
数カ月後
人間と魔族の長きにわたる戦争は終わった
一人英雄のお陰で
魔王城
勇者王「魔王……俺の勝ちだ」
ボテ魔王「うん……」
勇者王「では、迎えに来た。嫁になってもらうぞ」お姫様抱っこ
ボテ魔王「………わかった。うれしいこれでずっと一緒?」
勇者王「ああ」
ボテ魔王「………ねぇあの勝負引き分けだよ」
勇者王「どうして?」
ボテ魔王「孕んだら敗けじゃない………私とあなたの勝ちだから」
勇者王「そっか」
側近(なぜこうなった)
>>1が書いてくれるきっと
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