ありす「ありすちゃん観察日記……?」 (27)
ありす「橘です」
ありす「今、私はこの部屋に一人です」
ありす「先ほどまでは文香さんも一緒にいたのですが」
ありす「プロデューサーさんに連れられて部屋を出て行ってしまいました」
ありす「先ほどまで読んでいたノートをおいて」
ありす「……」
ありす「文香さんが本ではなくノートを読むだなんて珍しいと思ったので、何を読んでいるのか聞いてみました」
ありす「『えっと……ノートです……』だそうです」
ありす「それでごまかしたつもりなのでしょうか」
ありす「ごまかしたつもりなのでしょう」
ありす「私が『そうですか』といったらほっとした表情を浮かべてましたから」
ありす「文香さんかわいい」
ありす「……」
ありす「重ねて言いますが、今この部屋は私一人です」
ありす「このノートを読んだところで誰に知られることもありません」
ありす「私の心の中で永遠に生き続けるだけです」
ありす「……」
ありす「ちょっとした背徳感を胸に」
ありす「私はそのノートのページを開きました」
ありす「そこには、『ありすちゃん観察日記』と書かれていました」
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ありす「……」
ありす「目をこすってもう一度見ましたが」
ありす「『ありすちゃん観察日記』と、確かにそうかかれていました」
ありす「『ありすちゃん観察日記』です」
ありす「平仮名でありすと書かれています」
ありす「文香さんが観察できるくらいそばにいるありすちゃん」
ありす「これはきっと私のことでしょう」
ありす「私は橘ですが」
ありす「文香さんにならありすちゃんと呼ばれてもいいです」
ありす「むしろ呼ばれたい」
ありす「いっそありすと呼び捨てにしてほしい」
ありす「……こほん」
ありす「ともかく、文香さんはこれを読んでいました」
ありす「だから、きっとこれは文香さんが書いていたものです」
ありす「こんなノートを人に読ませるような馬鹿はいないでしょう」
ありす「今私が読んでいますが」
ありす「でも、これは文香さんが読ませたわけではないのでセーフです」
ありす「おっちょこちょいな文香さんかわいい」
ありす「……」
ありす「さて、このノート」
ありす「予測が正しければ、おそらく文香さんが書いたものです」
ありす「文香さんが私を観察して書いたものです」
ありす「……」
ありす「……」
ありす「とても興奮します」
ありす「文香さんが私のことを思って書いてくれた」
ありす「それがとてもうれしい」
ありす「私を観察して書いてくれた」
ありす「それがとてもうれしい」
ありす「想像してみましょう」
ありす「私をじっと見て、観察日記にペンを走らせる文香さんを」
ありす「私は興奮します」
ありす「……」
ありす「さて、そろそろ次のページに行きましょうか」
ありす「ぺらり、と」
ありす「……」
ありす「日付は……二週間ほど前のが書かれていますね」
ありす「見出しには『本日のありすちゃん』とだけ」
ありす「内容」
ありす「……」
ありす「『プロデューサーと話しているありすちゃんを見ました』」
ありす「『少しでも大人っぽく見せようとしているのか、背伸びしています』」
ありす「『物理的に背伸びするありすちゃんかわいい』」
ありす「……」
ありす「『話が終わってプロデューサーが部屋を出て行きます』」
ありす「『そこでようやくありすちゃんは背伸びをやめ、近くのソファに座りました』」
ありす「『先ほどまでがんばって見せようとしていた大人な表情は無くなり』」
ありす「『ソファのやわらかさにふにゃりとした表情を浮かべます』」
ありす「『しかし、すぐに元の顔に戻りました』」
ありす「『先ほどの背伸びの痛みが来たのでしょう』」
ありす「『……いたっ』」
ありす「『そうつぶやきながらふくらはぎをもんでいます』」
ありす「『ありすちゃんかわいい』」
ありす「……」
ありす「ふぅ……」
ありす「……」
ありす「とても興奮します」
ありす「まず、文香さんがありすちゃんかわいいと筆を走らせてます」
ありす「文香さんがそう思ってくれてます」
ありす「涙が出るほどうれしいです」
ありす「……さらに、このとき、文香さんはその場にいなかったはずです」
ありす「なので、文香さんはこの現場を見ていないはずです」
ありす「確かこのときは私一人というわけではなく、目撃者はいました」
ありす「文香さんはその目撃者から、伝聞で聞いたのでしょうか?」
ありす「伝聞で聞いたとしたら、ここまで細かくかける文香さんがいたわけです」
ありす「つまり、文香さんは私のことをとても考えていてくれたようです」
ありす「人の話には尾ひれがつくもの」
ありす「しかし、この文章はまさしく私がしたことと同じことになっています」
ありす「そんなにも完璧に再現できるのは、文香さんの中にリトルタチバナがいるからでしょう」
ありす「そして、それを生み出せる文香さんは、私のことをよく知っていて、よく考えていてくれていたということになります」
ありす「自分の心に橘ありすを再現できるほどに」
ありす「……私は文香さんの中でそんな存在になっている」
ありす「そんなことを考えるだけで昇天しそうになります」
ありす「天にも昇れる気持ちとはまさしくこういうことなのでしょう」
ありす「今まさに私は文香さんという天使がおわす天界に行こうとしているんだと思います」
ありす「行きたい」
ありす「天使の文香さんに会いたい」
ありす「エンジェルリングとか翼の生えた聖なる文香さんに」
ありす「……いえ、文香さんは通常状態でも天使ですが」
ありす「……」
ありす「さて、次のページに行きましょうか」
ありす「日付は先ほどのページの1日先」
ありす「おそらく、1日1ページという形みたいですね」
ありす「もっと書いてくれてもいいのに」
ありす「そして見出しは『本日のありすちゃん』」
ありす「これはおそらく今後も変わらないですね」
ありす「さて、内容」
ありす「……」
ありす「『ありすちゃんが桃華ちゃんと会議を開いていました』」
ありす「『内容は大人になるにはどうしたらいいか』」
ありす「『桃華ちゃんは、人を呼び捨てで呼ぶのはどうか、と提案しました』」
ありす「『ありすちゃんは、確かにクールな大人の人はそういう人が多いですね、と納得しました』」
ありす「『うちの事務所だけでもそういった人は少ないと思いますが……それでも納得しちゃったようです』」
ありす「『ありすちゃんかわいい』」
ありす「……」
ありす「『ありすちゃんは、桃華と呼び捨てにしました』」
ありす「『しばらくの沈黙の後、……さん、と小さく付け加えていました』」
ありす「『呼び捨てで呼ぶのが恥ずかしくなっちゃったのでしょうか』」
ありす「『ありすちゃんかわいい』」
ありす「……」
ありす「『結局試したのはそれ一回だけで、なんか違うという結論に至り、呼び捨てで呼ぶことはやめていました』」
ありす「『ありすちゃんかわいい』
ありす「……」
ありす「ふぅ……」
ありす「……」
ありす「とても興奮します」
ありす「この会議を開いたのは、桃華ちゃんと二人きりになれるある場所です」
ありす「なので、この会話を聞いていたのは私と桃華ちゃん以外にいないはずです」
ありす「そして、私はずっと心にしまい続けていましたし」
ありす「桃華ちゃんともそういう約束をしました」
ありす「なので、これを知る人は私たちしかいないはずなのです」
ありす「しかし、こうして、このノートに書かれています」
ありす「つまり、文香さんはどこかしらかでこれを見ていた、聞いていたということです」
ありす「うれしいです」
ありす「私のことをずっと見ていてくれたということです」
ありす「もしかしたら今も見ているのかもしれません」
ありす「実はプロデューサーさんとの話はもう終わっていて」
ありす「飛び上がるほどにうれしくなっている私の姿を見て『ありすちゃんかわいい』と思っているのかもしれません」
ありす「興奮します」
ありす「とても興奮します」
ありす「文香さんに見られている」
ありす「それだけで心に平穏が訪れる気がします」
ありす「ついでに福音とか精神の安寧とかその他もろもろ訪れている気がします」
ありす「……」
ありす「……文香」
ありす「……」
ありす「……ふふ」
ありす「ふふふ……」
ありす「もし私がこうやって、文香さんのことを呼び捨てにしたらどうなるでしょうか」
ありす「『あっ……ありすちゃん……?』みたいにちょっと顔を赤くしながら困惑するでしょうか」
ありす「もしかしたら、『ありす……』と返してくれるかもしれません」
ありす「そんなことになったら……」
ありす「なったら……」
ありす「……これ以上想像するとよだれと鼻血が止まらなくなりそうです」
ありす「ただでさえ、文香さんが私のことを見てくれているというだけで涙が零れ落ちそうになっているのに」
ありす「落ち着きましょう」
ありす「落ち着くためには、腕を広げて私を受け止める体勢の文香さんを想像します」
ありす「そして、私を抱きしめる文香さんを想像します」
ありす「すると、私の心が天使の文香さん一色になり、心が安定します」
ありす「……ふぅ」
ありす「さて、次のページを開きましょうか」
ありす「……さて、次のページです」
??「――ゃん」
ありす「日付は……やはりその次の日になっていますね」
??「――すちゃん」
ありす「見出しは『本日のありすちゃん』……またそのままですね」
??「――りすちゃん」
ありす「『本日のかわいいありすちゃん』にしてくれてもいいのに」
??「――ありすちゃん」
ありす「!?」
??「もしもし……ありすちゃん……?」
ありす「えっ……ふ、文香さん……!?」
文香「はい……文香です」
ありす「ど、どどど、どうしてここに……!?」
文香「いえ……プロデューサーさんとのお話が終わって戻ってきたのですが」
文香「そうしたら……その……」
文香「そのノートを持ってありすちゃんが独り言をしゃべってて……」
ありす「」
ありす(……ま、まずいです!)
文香「何度読んでも返事をしてくれなかったので……」
文香「きっと、そのノートに熱中していたんですよね……?」
ありす(文香さんのノートを勝手に呼んでいたなんてばれたら……いや、ばれたんですけど……!)
ありす「あ、いや、えっと……熱中してた……というより……」
ありす「その、すごいことが書いてあったので……」
ありす(どうしよう……どうしたらいいんでしょう……!)
文香「すごいこと……確かにそうですね……」
ありす(もしかしたらこれから……お仕置きされるかもしれません……!)
ありす(小悪魔文香さんにおしおき……ふふ)
ありす(……はっ、いけない、想像してる場合じゃありません!)
ありす(でも、文香さんにお仕置きならされたいかも!)
ありす(……じゃなくて!)
文香「……あの、ありすちゃん」
文香「その……げ、幻滅してしまったかもしれませんけど――」
ありす(幻滅……幻滅!?)
ありす(あ……確かにこのノートは傍から見たらただのストーカーの記録みたいなもの)
ありす(そんなものを見てしまったら……普通の人は文香さんに幻滅してしまうかもしれない)
文香「えっと……そのノートなんですけど――」
ありす(だがしかし、私は橘ありす!)
ありす(そんじょそこらの一般市民とは違います!)
ありす(文香さんのことが大好きで大好きで大好きな橘ありすです!)
ありす(だから……えっと、この場合、文香さんの『私が幻滅した』という誤解を解くには……)
ありす(……これしかありませんね!)
文香「それは私の――」
ありす「――大丈夫です、文香さん!」
文香「……ありすちゃん?」
ありす「私も同じようなことしてますから!」
文香「……!?」
文香「同じようなこと……ですか……!?」
ありす「はい!」
ありす「私は……その、文香さんと違ってタブレットなんですけど……」
ありす「ほら、これを見てください!」
文香「……」
文香「『文香さんメモ』……?」
ありす「はい!」
ありす「私が逐一文香さんを観察して、思ったこと、気づいたことを書いてます!」
文香「……本当」
ありす「たとえば、本を読むのにちょっと邪魔になってきた前髪を除けようとヘアバンドをしたはいいものの、恥ずかしくなってすぐやめたこととか!」
ありす「文香さんかわいい!」
ありす「たとえば、リフティングしようとしたら一回目でボールが顔面に飛んできてあたったこととか!」
ありす「文香さんかわいい!」
文香「……あ」
ありす「こんな風に、私も文香さんのことを一生懸命観察して、一生懸命書いてました!」
ありす「だから、文香さんに幻滅したりしません!」
ありす「私も文香さんと同じですから!」
文香「……あの」
ありす「むしろ、これからはお互い包み隠さず観察できますよ!」
ありす「だからこんなノートに書くんじゃなく、言葉で伝えてください!」
ありす「あのときのありすちゃんかわいかったって!」
ありす「私もいっぱい文香さんに文香さんのかわいかったとこ伝えます!」
文香「あの……」
ありす「でも、すごいですね、文香さん」
ありす「私は、さすがに見てないところはここまでこと細かく書けな――」
文香「――そのノート……私のじゃないんです」
ありす「……」
ありす「……」
ありす「え?」
ありす「……」
ありす「……」
ありす「え?」
文香「あの……私、読んでくれって頼まれて」
文香「だから、あれ、私のじゃなくて……」
ありす「え?」
ありす「……」
ありす「え?」
文香「あの、本当に……」
ありす「じゃ、じゃあ誰のなんですか?」
文香「……」
文香「……ふ」
ありす「ふ?」
文香「フレデリカさんです……」
ありす「……」
ありす「……」
ありす「え?」
フレデリカ「ボンジュール、おはよーございまーす!」
文香「あ……フレデリカさん」
ありす「え?」
フレデリカ「あ、ありすちゃんにフミカちゃんおっはよー♪」
フレデリカ「みんな大好きフレちゃんだよー♪」
文香「おはようございます……」
フレデリカ「うん、おっはよー」
フレデリカ「ありすちゃんも、おっはよー」
ありす「……」
フレデリカ「あれ、ありすちゃん?」
ありす「……」
ありす「……」
フレデリカ「おーい、ありすちゃーん?」
ありす「……」
フレデリカ「返事してくれないと泣いちゃうぞー、うえーんうえーんって泣いちゃうぞー?」
ありす「あの、フレデリカさん」
フレデリカ「んー?」
ありす「これって、フレデリカさんの書いたものなんですか?」
フレデリカ「『ありすちゃんの観察日記』?」
フレデリカ「いやん、ありすちゃんに見られちゃった!」
文香「ごめんなさい……」
文香「私、これを置いて部屋を出てしまって」
フレデリカ「それをありすちゃんが勝手に読んじゃったんだ!」
フレデリカ「いーけないんだいけないんだ!」
フレデリカ「せんせーにいってやろー!」
フレデリカ「……せんせーって誰?」
文香「さぁ……?」
ありす「う……それは、ごめんなさい……」
ありす「ですけど……あの、質問に答えてください!」
フレデリカ「答えねー……うーん、どっちだと思う?」
ありす「はずれだと思います」
フレデリカ「はっずれー、正解はあたりでしたー♪」
フレデリカ「そのノートはフレちゃんが書いたものだよー♪」
ありす「……」
ありす「……ば」
ありす「ばかなっ……!」
フレデリカ「フレちゃんがねー」
フレデリカ「一生懸命ありすちゃんをじぃーって見ながらー」
フレデリカ「アタシのラブをいっぱい込めてー」
フレデリカ「書いたものだよー」
ありす「……」
フレデリカ「アイラブありすちゃん!」
フレデリカ「ジュテーム♪」
ありす「本当にこれ、フレデリカさんが書いたんですか……?」
フレデリカ「本当だよー」
ありす「本当に本当ですか?」
フレデリカ「本当に本当だよー」
ありす「本当に本当に本当ですか?」
フレデリカ「嘘だよー♪」
ありす「嘘なんじゃないですか!」
フレデリカ「なんて嘘も嘘なのでしたー!」
ありす「……」
文香「あの……ありすちゃん」
文香「フレデリカさんが書いたのは本当です」
ありす「……」
フレデリカ「アタシねー、こんないっぱい書いちゃったけど、もしかしてこれ本にできるんじゃないかなーって!」
フレデリカ「文香ちゃんに相談してみようと思って、貸したんだー」
文香「……違いますよね」
フレデリカ「あれ、そだっけ?」
文香「ありすちゃんのかわいさを知ってもらいたいから……って渡されました」
フレデリカ「いやん、恥ずかしい♪」
文香「……しかし、ここで読んでしまうのは軽率でした」
文香「ノートに書かれてるありすちゃんが可愛くて……つい……」
フレデリカ「でしょー?」
ありす「文香さんに可愛いって言ってもらうのはうれしいですけど……!」
フレデリカ「そうだよねー、ありすちゃんはフミカちゃんラブだもんねー?」
フレデリカ「『文香さんメモ』作っちゃうくらいだもんねー?」
ありす「どこから聞いてたんですか!?」
フレデリカ「ふふっ、どこからかなー?」
フレデリカ「床の下? 壁の中? 天井の上かも!」
ありす「……!」
ありす(そうだ、これを書いたのがフレデリカさんなら……)
ありす(なんらかの形で私の言葉を観察しててもおかしくない……!)
フレデリカ「でもでもー、アタシは、そんなフミカちゃんラブの可愛いありすちゃんが大好きなのだ!」
フレデリカ「フミカちゃんはー?」
文香「……私、ですか?」
ありす(……はっ!)
ありす(忘れてたけど……私、文香さんメモを暴露してしまったんでした)
ありす(よりによって文香さんに……!)
文香「私は……」
ありす(……文香さんに嫌われちゃう……?)
ありす(幻滅されちゃう……?)
ありす(今後会うときにゴミを見るような目で見られる……?)
ありす(……ちょっとの間ならそれもいいかもしれませんけど)
ありす(ずっと、そうなるなんて……そうなるなんて……!)
ありす「……っ」ダッ
文香「あっ、ありすちゃん……!」
ありす(気がつくと私は走っていました)
ありす(これが夢だと思いたくて)
ありす(走って、逃げたら、元に戻ると思って)
ありす(走って、走って)
ありす(走って、走って、走って)
ありす(階段を登って)
ありす(登って)
ありす(登って、登って)
ありす(登って、登って、登って)
ありす(……気がつくと私は)
ありす(大きな扉の前に立っていました)
ありす(私の身長より大きな、大きな扉の)
ありす「……聞いたことがあります」
ありす「要御扉……」
ありす「この門をくぐったら、運命を変えられるって」
ありす「聞いたことが……」
ありす「……」
ありす「……開いてる」
ありす「……」
ありす「……こんな運命間違ってます!」
ありす「フレ→あり→ふみなんて間違ってます!」
ありす「やっぱりふみありが王道なんです!」
ありす「だから、私は……」
ありす「私は運命を変える……!」
ありす「運命を変えるためなら……なんだってします!」
ありす「私は……ふみありのために……!」
ありすのブレイブストーリー
近日公開
おわり
ありすを幻界に送りたかっただけです
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