みほ「これが……私の戦車道」 (19)

※キャラ崩壊注意
原作無視部分も有ります
ギャグSSでは無いつもり

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460605640

ケイ「shit!声を出すのもツラいわ……」

ナオミ「目が……霞んで……」

アリサ「そこ右……。違う左?ん?右だわ」

サンダース一同「お腹減った……疲れた……」

ピーーーーッ

審判「そこまで!時間制限です!これよりフラッグ車同士の一騎打ちとなります。フラッグ車以外は退避してください」

1年前 黒森峰

みほ「(天気予報では決勝の日は豪雨)」

みほ「(練度の低いチームがこの道を通るのは危険だけど、お姉ちゃんなら……)」

みほ「(いちおう泳ぎの練習しとかないと)」

おぉ

期待

まほ「お前はどうして可能性の低い作戦をとるんだ」

みほ「でも!その作戦は危険だから」

まほ「なら、お前が考えた代案は……戦車を踏み台に崖を登るというのは安全なのか?」

みほ「それは……そうだけど」

まほ「いつだってリスクは付きまとうものだ。今は勝つことを考えろ」

みほ「……了解」

赤星「動かない……?スタック?」

赤星「っ!?」

ガシャアアアアアーーン

まほ「……!」

まほ「大丈夫だ!救護班がすぐ来る」

みほ「(この雨の中だと10分近くかかるはず)」マッサオ

みほ「っ!?」

みほ「(敵フラッグ車!)」

まほ「落ち着け!戦車のコーティングは水中でも有効だ」ザザッザーザー

まほ「くそっ、電波が悪い!」

みほ「(もしもの時は飛び込むって決めてた。たとえ敵が近くにいても……!)」

ザパッ

まほ「みほっ!」

・・・
・・


審判「プラウダ高校の勝利!」

まほ「…………」

みほ「ごめんなさい」

まほ「いや、これは私のミスだ。気にするな」

黒森峰3年「ふざけないでっ!」

みほ「でも仲間が危険に……!」

黒森峰3年「あんたがフラッグ車発見の報告をしてれば、あそこで止まらず撃ってれば勝ったのに!」

みほ「でも!」

黒森峰3年「あんな頑丈にコーティングされてるんだから水中に沈んでも平気よ!あんたは気の迷いで勝利をすてただけなのよ!」

みほ「…………」

黒森峰3年「あんたはただのヒーロー気取りの偽善者よ!」

しほ「あれはどういうこと?」

みほ「仲間を助けたかっただけです」

しほ「西住流の戦いではないわ」

みほ「でもっ!」

しほ「もういいわ。次は必ず勝ちなさい」

みほ「(どうして分かってくれないんだろう。もう嫌だ。勝つことを仲間と天秤にかけるなんて)」

みほ「西住流が……戦車道が分からなくなりました」

しほ「…………」

しほ「どういうこと?」

みほ「……私は戦車道をやめます」

しほ「!?」

しほ「何を……」

みほ「転校させて下さい。私は西住流とは別の道を行きます」

しほ「……そう。勝手にしなさい」

しほ「(みほ……)」

まほ「行くのか?」

みほ「うん」

まほ「……そうか。自由にするといいさ。お前はお前だ」

みほ「うん」

まほ「そういえばエリカが心配していたぞ」

みほ「うん」

まほ「…………」

まほ「元気でな」

みほ「(大洗には戦車道は無い。もう勝ちと仲間を天秤にかけることもない)」

みほ「(花道でもやってのんびり過ごせたらいいな)」フフッ

華道な

天才ですから

フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン

バスケで大洗の廃校を阻止するのか…アカン2回戦で黒森峰倒したはいいが準決で聖グロにボロ負けして終わるw

いや、華さんのスリーはオールレンジだから

突然のリバウンド王の登場でクソワロタ
要チェックや!

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