長波『高波を助けた代わりに捕まった』 (30)
※閲覧注意
――――――
『くくく……いいザマだな、艦娘』
長波『くそっ! くそっ! くそっ!』ガキン! ガキン!
『無駄だ、その手錠は普通の物より強固に出来ているから壊すことは出来ない』
『もし壊せたとしても足も拘束されてるから逃げようが無いけどな!』
『おまけにパンツとストッキングもずり降ろされてて滑稽だな』
『尻丸出しでカワイソー!』
『『あはははははは!』』
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長波(好き勝手言いやがって。逃がした高波が皆を呼べばこんな連中すぐに……)
『ねえねえ兄貴、こいつヤッちゃっていいっすかー?』
『おいおい、お前ロリコンかよ』クスクス
『ち、ちげえよ! それに確かに小さいけど出るとこ出ててそこらのガキとは違うだろ!』
『まあ確かに、年に不相応な物を持ってるのは確かだな』
長波(こ、こいつら……あたしに手を出す気か!?)
長波『や、やめろ! それだけは止めてくれ!』ガキンガキン
『いきなり慌てだしたぞコイツ』
『ウケルー』
『そう言われると、ヤりたくなっちゃうんだよなー』
『やめとけ、命に関わるぞ』
『い、命に?』
『どういうことっすか?』
『噂に聞いたが……艦娘は認めた相手以外とすると強い圧力でまともに出来ないらしい。それで何人か激痛で死んだらしいぞ』
『ひっ!?』
長波(そんな話聞いたことねーぞ……)
『だから、ヤるなら死を覚悟しないといけないわけだが……それでもシたいやつはいるか?』
シーン
『ま、当然だな』
『じゃあコイツどうするんっすか?』
『ふふふ、今からゲームをするのさ』
長波『ゲーム?』
『そうだ。ルールは簡単、耐え続けたらお前の勝ちだ。勝ったら解放してやろう』
『兄貴!?』
長波『……本当か?』
『ああ。ちなみに拒否権は無いぞ』
長波『……そうか。なら、そのゲームに乗ってやるよ』
『随分と自信ありげだな。後で後悔しても知らないぜ』
長波『いいからさっさとしろ』
『急かすな……おい、アレもってこい』
『えっ……アレっすか?』
『そうだ。さっさとしろ!』
『ひゃい!』
長波(さっきの噂を信じているなら、懸念していた一つの可能性は無いと言ってもいいだろう。他に可能性があるとすれば……拷問か)
長波(これまでさんざん、深海棲艦から砲撃を受けた。それに比べたら人間の力でいくら拷問されようが耐えられるはずだ。意地でも耐えきってやる!)
『よ、用意できやした!』
長波(そろそろか……どんな痛みが来ようと耐えてや――)
プスッ チュウウウウウウッ
長波『!!!?』
長波(冷たい液体が中に!?)
長波『こ、これはまさか――』
『そう、これは浣腸だ』
長波『な、何でそんなもの使うんだよ!』
『艦娘だったら普段から戦ってるし、痛みなんかじゃ簡単に耐えられるだろ』
『それに、艦娘だって女なんだ。辱めた方が面白いだろ?』
長波『こ、このクソ野郎が!』
長波(ま、まずい……こんなの想定外だ。耐えきれるか分からねえ)プルプル
『あいつ、必死に耐えてやがるぜ』
『でもすぐにダメになるだろうな』
『へへっ、違いねえ』
『『はははははは!』』
長波(ここぞとばかりに外野から煽ってきやがって……)
『くくく、これはまだ序の口だぞ? お前はその程度か?』
長波『何言ってるんだ、まだこれくらいじゃ限界なんて来ないっつーの』プルプル
『さすが艦娘だな。ならこちらも容赦なくいこうじゃないか』スッ
プスッ チュウウウウウウッ
長波『くうっ……』
『続けていくぞ』
プスッ チュウウウウウウッ
長波『んぎいっ!』
グギュルルルル……
『これで本来使用していい量の倍以上は使ったぞ。そろそろ限界が近いんじゃないか?』ニヤニヤ
長波(き、キツイキツイキツイ! で、でもこんな所でするわけには……)
『言い忘れていたが、さっきお前が助けようとしたあのガキは仲間が既に捕らえたぞ』
長波『なっ!?』
『今はまだ拘束されているだけだが、このままゲームに負けたらどうなってしまうだろうな?』
長波『ひ、卑怯だぞ!』
『卑怯で結構!』
『コケコッコー!!』
『うるせえ、黙ってろ!!』
『『ひゃい……』』
『……ともかく、お前がゲームに負ければあいつの無事は保証出来ないってことだ。くくく……』
長波『くそっ……』
長波(――その後もあたしは)
『次行くぞ!』
プスッ チュウウウウウウッ
長波『ぐううっ……!』
長波(――何度も浣腸をされ)
プスッ チュウウウウウウッ
長波『んんんっ!』
長波(――耐え続けるしか無かった)
プスッ ビュルルルッ
長波『……』ギリギリ
長波(――そして)
チュウウウウウウッ
『……これで、最後だ』
長波(や、やった……耐えきった……)ゼーハー
『約束通り解放してやろう……と、その前に』ゴソゴソ ギュポッ
長波『んぎっ!?』
『心配するな、ただの栓だ。ほら、さっさと解放してやれ』
『『は、はい!』』
カチャカチャ ガチャン
『ほら、これで歩けるぞ』
長波『と……トイレ、は?』
『そこを出て右に曲がったところだ』
長波『わ、わかった……』フラフラ
長波(下着のせいで動きにくいけど、脱いでる暇なんてない。急がないと……)
飯食べてくる
『(兄貴、あのまま帰していいんすか?)』
『(いいから黙ってろ。余計な事はするな)』
『(は、はい!)』
長波(あ、後もう少しで外に出れる……もう、少し――)
グギュルルルル
長波『ひいっ!?』ビクッ ペタン
『どうした? 後少しで外に出れるのに』
長波『あ、ああ……』プルプル
『(あちゃー)』
『(こりゃもうダメだな)』
『(でも全部使って耐えられたなんてやべえよ……艦娘ってすげえ)』
長波(も、もう無理無理無理無理ムリムリムリムリムリムリ)ガクガク
『くくく、どうやら時間切れのようだな。あと少しだったのに』
長波(も、もう……ダメ――)ポロッ コロコロ
長波『み……見るなあああああああああああああああああああああああああ』
――――
――
長波「……」パタン
長波「秋雲、準備は出来たか?」ポイッ
秋雲「も、もち!」ビシッ
提督(拘束中)「ひいいいい!」ジタバタ
長波「なあ……提督」
提督「ひゃい!」
長波「あたしは初めてこういう本を見つけた時、あたしになんて言ったか覚えているか?」
提督「……二度と長波のこういう本は買わないっていいました!」
長波「だよなー。提督があたしを題材にしたいかがわしい本を持っていることが許せなかったから怒ったわけだ」
長波「で、二回目の時にあたしはなんて言ったか覚えてるか?」
提督「はい! 三回目も見つかったらお仕置きすると言ってました!」
長波「そうだな。で、今回は何回目だ?」
提督「……三回目、かも」
長波「かも、じゃねーだろ?」
提督「ひゃい! 三回目です!」ビクッ
長波「……つまり、これからあたしは提督にお仕置きをしなければならないわけだ。もう何を言ってもあたしは許さない。けど、お仕置きの前に一言くらいは言わせてやるよ」
提督「……自分の本を読んで顔を赤くしている様子がとても可愛かったよ」
長波「そこは謝るところだろ……この、クソ野郎があああ!」ドゴッ
提督「ぎゃあああああああああああああああ!!」
秋雲(なるほど、こういう表現方法なら苦手な人でも読みやすくなるのね。勉強になるわ~)ペラッ
終われ
――――――
気がついたらこんなものが出来ていた
依頼してくる
このSSはある薄い本の影響を受けていたり
新スレどうぞ
リベッチオ「服の交換?」清霜「うん!」 - SSまとめ速報
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