~お読みになる前に~
東方の知識はちょっとかじった程度
口調とかがおかしい
更新遅い
読みにくい
つまらない
設定が詳しく決まっていない
オリ設定、要素有
見るだけ時間の無駄
一つでも無理な方はブラウザバックを推奨します
――――――――――――
パチュリー「あいたたた……ここは……?」
パチュリー「……私、どこで何してたんだっけ……?」
パチュリー「う~……何も思い出せない……」
パチュリー「とりあえず、ここがどこか把握しないと……」
パチュリー「あ、あの人達に聞いてみよう」
スキルアウトA「あぁん!?なんだぁお嬢ちゃん、俺達に用かい!?」
パチュリー「え、えっとここってどこなのかしら……?」
スキルアウトB「HAHAHA☆またまたそんな冗談をぉ!」
スキルアウトA「ここは俺達の溜まり場の裏路地じゃねぇかよぉ!!」
スキルアウトB「にしてもお嬢ちゃん、可愛いねぇ。今から俺達と遊びに行かないかい!?」
パチュリー「ええっと……今は遠慮しておくわ……」
スキルアウトA「えー。お嬢ちゃん、情報あげたんだからなにかお礼してくれないとな~?」
パチュリー「ごめんなさい……今、どこにいるかもわからなくて……」
スキルアウトB「まぁまぁそんなこと言わずにさぁ!!絶対楽しいってば!」
パチュリー「……」オロオロ
上条「あー、すいません。連れがお世話になったみたいです~」ササッ
スキルアウトA「あんだよ……彼氏持ちかよ……」ケッ
上条「ほら、早く行くぞ」ギュッ
パチュリー「……あなた誰?」
上条「あっ……」
スキルアウトB「んじゃ次の場所移ろうぜ」
上条「ふぅ……。セーフか……」
パチュリー「それで、あなたは誰なのかしら?」
上条「あぁ、上条当麻ってもんだ。お前は?」
パチュリー「パチュリー・ノーレッジ……覚えてるのこれくらい」
上条「見たところ学生でもないようだし……何処から来たんだ?」
パチュリー「……わからない」
上条「そうか……家とかは?」
パチュリー「ない」
上条「……あぁ、神様。また今日から居候が一人増えましたよ……」シクシク
パチュリー「?」
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ー上条宅ー
上条「ただいま~」
禁書「お帰りなんだよ……ってとうま、また女の子引っけて帰ってきたの!?」
オティヌス「まぁ幻想殺しの事だから、いつも通りの事だろう」
パチュリー「」オドオド
上条「まぁまぁ、そんなにお怒りになさらずにインデックスさんや……」
禁書「むぅ……これ以上晩御飯のおかずを減らすわけには行かないんだよ!」
上条「仕方ないだろ!?困ってる人見捨てるわけにはいかないんだからさ!?」
オティヌス「成る程。やはりそれが幻想殺しの本質か……」
パチュリー「え、ええっと……よろしくお願いします」ペコリ
禁書「とうまぁぁぁぁぁ!!」ガブッ
上条「んぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!俺は悪くないだろぉぉぉぉお!?」
上条「」死ーん
禁書「それで、名前は?何処からきたの?」
パチュリー「パチュリー・ノーレッジ。来た場所は……分からない」
禁書「何処から来たか分からないの?じゃあここは?」
パチュリー「裏路地?」
禁書「違うんだよ?ここはね……」
禁書「人口の8割が学生で、美味しい食べ物がいっぱいあって」
オティヌス「裏では超能力の開発などに取り組んでいる」
禁書「学園都市なんだよ!」
つまらない、口調、時間の無駄は過去に言われたから書いただけなんだが
パチュリー「学園都市……?」
パチュリー「聞いた事のない地名ね」
禁書「私も気づいたらここにいてたんだよ!仲間だね!」
オティヌス「で、お前はこれからどうするんだ?身寄りも無いんだろ?」
パチュリー「それは……上条がなんとかしてくれる?」
上条「……えっ?俺に丸投げ?ええっ?」
オティヌス「人間。少しは成長しようとか思わないのか?」
上条「だって困っている人がいたら助けるのは当たり前だろ」
オティヌス「それで、こいつはどうするんだ。このまま家で飼うのか?」
上条「飼うって……パチュリーはどうしたいんだ?」
パチュリー「私は……幻想郷に帰りたい」
禁書「ゲンソーキョー?それはなにかな?」
パチュリー「分からない。でも、覚えているのだから、多分故郷か何かなんだと思う」
オティヌス「おいおい、随分と勝手な解釈じゃないか。本当にその情報は正しいのか?」
オティヌス「すくなくとも、私が『今の世界』を構築したときにはそんなもの、なかったぞ」
パチュリー「……」
上条「と、とにかく!今日は飯食って寝よう!難しい話はまた明日!」
~翌日~
パチュリー「ふぁ……」
禁書「……」オイノリ
パチュリー「……何をしているの?」
禁書「朝のお祈りなんだよ!」
パチュリー「そう」
上条「……ねみぃ」ガララ
禁書「あっ、おはようなんだよとうま!朝ご飯はなにかな!?」
上条「……今から作るので少々お待ちを」
上条「うぅ……朝にもっとゆとりが欲しい……」
オティヌス「お前の自業自得だろうが」
上条「そこが定位置なのかよ……」カタノウエ
オティヌス「ふん。こうでもしなければお前たちは私の事を踏みつけてくるだろう」
オティヌス「それに、私を非常食と見なしているあの猫からも距離がとれるしな」
上条「ごもっともな意見だが……学校には付いてくるなよ?」
オティヌス「何故だ?今さら何を気にする必要があるのだ?」
オティヌス「既にあの紫女には知れているではないか」
上条「……好きにしてください」シクシク
上条「それじゃ、学校行ってくるから。パチュリーは何かあったらインデックスに知らせること」
パチュリー「分かったわ。いってらっしゃい」
禁書「ん、いってくるんだよとうま!」
禁書「……これから家のお掃除をするんだけど、パチュリーも手伝ってくれるかな?」
パチュリー「ごめんなさい。私、喘息持ちなの……」ケホッ
禁書「う~ん……それじゃあ仕方ないね。でておいでスフィンクス」
スフィンクス「にゃー(なんだコイツは。新入りか?)」
禁書「あ、このこはスフィンクスって言うんだよ!私が拾ったの!」
パチュリー「へぇ……オスなのね。その三毛猫」
禁書「そうだけど、それがどうかしたのかな?」
パチュリー「オスの三毛猫は一家が買える程の価値があるそうよ」
禁書「そうなの?でも、それがどうかした?」
パチュリー「売ったりする気にはならないのかしら?」
パチュリー「貴女の好きな食事も思う存分出来ると思うわよ」
禁書「ならないよ?」
禁書「だってスフィンクスは大切な家族なんだもの」
禁書「きっと、とうまもそう言うと思うんだよ」
パチュリー「そうね。……きっと彼ならそう言うわ」
禁書「なんでそう思えるのかな?」
パチュリー「さぁね?……魔法使いの勘、かしら」
禁書「魔法使い?パチュリーは魔術師なの?」
パチュリー「魔術師?知らないわね……。私は、しがない魔法使いよ」
土御門「カミやんが朝からお疲れのご様子だぜい」
青ピ「どうしたんや?……まさか昨日の夜は眠れなかったとかいうんちゃうやろうな!?」
上条「全然違うわっ!……まぁ、これから食費がさらに高くなりそうだな、と」
土御門「まぁ、消費税もあがったからにゃー。家計が火の車の上条家にはきつい話だぜい」
青ピ「そういえばボクの下宿先でもパンの値段あがるっていう話してたわー」
上条「結構深刻な問題なんだよなー。これが」シクシク
青ピ「……カミやん、さっきからずっと気になってたんやけど、そのお人形はどこになんや?」
上条「人形?……お、オティヌス!」
青ピ「お人形に名前なんかつけてしもて……カミやんて乙女なんか?」
上条「ぅ……上条さんのライフはもうゼロよ」
土御門(……なんで肩に魔神乗せてるんだにゃー?)
土御門「ふむ、それで新しい居候が増えたと」
上条「あぁ、どうも記憶喪失らしくてな……思い出すまで保護しておきたい」
土御門(昨日学園都市に新しい影が見えたと報告は聞いていたが……)
土御門(どうも、コイツっぽいな。やはりカミやんが先に接触していたか)
土御門「分かった。俺からもできるだけの事は手を尽くす」
上条「そういってもらえるだけでもありがたいよ」
上条「それじゃ、情報収集の方は頼んだ」
土御門「……カミやん。これからの生活、しばらくは用心しておけよ」
土御門「恐らくだが、何かしら事が起こるからな」
上条「……あぁ分かった。それじゃまた明日な」
土御門「おう」
土御門「アレイスターか?」
土御門「あぁ、そうだ。その件についてなんだが……」
土御門「悪いが降りさせてもらう。こっちの日常に関わってくるんでな」
土御門「……カミやんはまたとんでもない災厄を拾って来ちまったみたいだぜい……」
禁書「パチュリーは魔術っていうモノは知っているかな?」
パチュリー「さっきも聞いた単語だけれど、知らないわ」
禁書「魔術っていうのはね……」
パチュリー「それで、その知識を私に与えて、どうしたいの?」
禁書「パチュリーが記憶を思い出すの手助けになればいいと思ったんだけど……ダメみたいだね」
パチュリー「……ごめんね、こんな私の為に」
禁書「迷える子羊を導くのは、シスターの役目なんだよ!」
パチュリー「ありがとう……。そろそろ、彼も帰ってくるころかしら」
禁書「とうまが帰ってきたらいっぱいご飯を食べるんだよ!」
パチュリー「そうしましょう、レミィ」
禁書「レミィ?それは誰の名前なのかな?」
パチュリー「分からない。きっと前の友達かなにかだったのじゃないかしら」
禁書「ふぅん……」
上条「ただいまー」
オティヌス「帰ったぞ」
禁書「お帰りなんだよとうま……ってなんでオティヌスも一緒に居るの?」
オティヌス「ここが私の安全地帯なんだ。あの三毛猫、いつもギラギラした目で追って来るからな」
禁書「へぇ……(オティヌスもお疲れ様なんだよ)」
パチュリー「先を急ぐ様で悪いけど、何か情報などはなかった?」
上条「あぁ、それならお隣の土御門ってやつに頼んでる」
上条「きっと土御門の方がそういうのに関しては詳しいからな」
パチュリー「そう。ありがとう」
パチュリー「じゃあ今日のご飯は私が作るわね」
上条「お願いしますっ。パチュリー先生!」
禁書「とうまのご飯には飽き飽きしてたからすごく嬉しいんだよ」
上条「おまっ……何食っても美味しいって言うやつには言われたかねぇよ」
禁書「けど、多少手抜きしても美味しいって評価が入るから得なんじゃないかな?」
上条「う……」
オティヌス(珍しく禁書目録が押しているな。噛みつき無しで)
スフィンクス「にゃーん」
~食事後~
上条「それでインデックスの方はどうだったんだ?」
禁書「う~ん……特にこれといったものは無かったんだよ」
上条「やっぱりうまくいかねぇな……」
禁書「でもでも、パチュリーはここに来る前、魔法使いをやってたみたいなんだよ」
上条「……魔法使い?そいつは魔術師とは違うのか?」
禁書「私もその辺りはよく分からないかも……」
上条「そうか……。でも、ありがとなインデックス」
禁書「シスターとして、迷える子羊を導くのは当然のことなんだよ」フフン
パチュリー(レミィ……誰だっけ)
オティヌス「おい、人間。そういえばこの前の上里とやらに聞いてみたのか?」
上条「あいつか……。流石にそんなこと聞ける様な関係じゃないし、連絡手段もないからな」
オティヌス「お前を外に放り出して歩かせていれば遭遇すると思うのだが」
上条「なんだか俺の扱いが酷い様に感じる……」
上条「とにかく、あいつには聞けないからな」
オティヌス「……仮に、パチュリーの前に居た世界が別次元だったとする」
オティヌス「そに場合、お前の知り合いの中でそういったものに詳しそうなのは」
オティヌス「……上里じゃないのか?」
上条「できれば、あいつには関わりたくないんだ……」
上条「なんだか、俺の日常が壊れていく気がしてさ……」
オティヌス「……まぁ無理強いはしない。手段の一つとして考えておくんだな」
禁書「」スースー
パチュリー(これからどうしていけばいいのかしら……)ネガエリ
パチュリー(手掛かりも私の記憶にかかっている様なものだし……)
パチュリー(あまり難しく考えない方がいいのかしら……)ガサゴソ
オティヌス「何をしている?」
パチュリー「本でも読もうかと思って」
オティヌス「お前、まだ話していない事があるんじゃないのか?」
パチュリー「……」
オティヌス「幻想殺しや禁書目録には言えないなら」
オティヌス「元、神に話してみる気はないか?」
パチュリー「……神、というよりかは妖精だけれど」
オティヌス「そこは気にするな。まぁ、言いたくなったなら話すんだぞ」
パチュリー「気遣い、感謝するわ」
~翌朝 食事中~
上条「……え?パチュリーって喘息持ちなのか?」
禁書「ひょうなんたよ!ほうま、あにょすーはーどふたーのところにふへへいふんだほ!」モグモグ
上条「あぁ、あの人か。まぁ、喘息くらいどうにかしてくれるだろ」
パチュリー「いいの?」
上条「……もちろんとは言えないけど、そのままで良いこともないだろ?」
パチュリー「でも……」
上条「人の好意は受け取っておくんだな」
パチュリー「ありがとう。貴方は今日も学校とやらに行くのかしら?」
上条「ちょっと連絡して後でいくつもり飯食ったら早速病院に行くぞ」
パチュリー「分かったわ」
上条「インデックス、オティヌス、留守番任せたぞ」
禁書「分かったんだよ!」
オティヌス「お前っ、私をあの猫の近くに置いていくつもりかっ!?」
上条「……仲を深めるのは大事だと思うんだ」
オティヌス「待てっ。もう一度考え……」
禁書「行っちゃったね」
冥土帰し「やぁ、よく来たね。珍しく今日は君が患者じゃないが、何の用だい?」
上条「どうもです。この娘の喘息をどうにかしてあげられますか?」
パチュリー「」ケホッ
冥土帰し「お安い御用だね。ところで……」
冥土帰し「キミもあの少年に助けられたのかい?」ヒソヒソ
パチュリー「……まぁそんなところかしら」
冥土帰し「そうかいそうかい。キミもあの少年に飲まれないように気を付けるんだよ?」ボソッ
パチュリー「?」
上条「そんじゃあ俺は先に学校行ってくるから、パチュリーは後で家まで帰ってくれ」
パチュリー「」コク
冥土帰し「遅刻は厳禁だよ?」
このSSまとめへのコメント
こんなんに期待してるやつw