闇の力「やはり人類は滅ぼそう!」 (5)


闇の力「私は人類を愛している・・・・・何故ならば人類を作り出したのはこの私だからだ、親が子供に愛情を向けるように私は人類を愛し慈しんでいる」

闇の力「だから愛するがゆえに私は人類に絶望した・・・ 貧困、飢餓、犯罪、戦争・・・」

闇の力「人は醜くおろかだ 人類に生きている価値はないと思い、抹消を試みたが思い止まった」

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闇の力「そうしたのは、アギトの力を得た青年が純粋に人を守るために戦おうとしたからと醜さも人ゆえとさとされたからだ」

闇の力「だがやはり人類はほろぼすべきだ!」

闇の力「私は仮にも神・・・ 人が絶対者とする超越的存在だ この世界が世界を統合再編し、生まれ変わったものだと気づいている」

闇の力「世界が統合再編されたのは、平行世界が干渉しあい滅亡しようとした事態を回避するためだ」

闇の力「自身の世界が滅びにひんしたさい、それを救おうとしたものは何をしたと思う?」

闇の力「自身の世界を生き延びさせるために、平行世界の世界の滅亡にかかわる一人の住民を抹殺し生き延びさせようとした・・・」

闇の力「結局その手段で世界滅亡は回避されなかったが、実行にはうつされた! みんなの笑顔を守るために戦うとうたったものさえ、追い詰められてとはいえ人殺しで世界を生き延びさせようとした!」

闇の力「それはエゴにすぎない・・・・ 私のエゴと言われようとおろかな人類は滅ぼす! 人類よ滅びよ!」

こうして滅亡から救われた世界は、救いの手段に絶望した闇の力により滅亡した!

津上翔一「闇の力を忘れてたよ・・・・」死亡

END

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