比奈「ヘレンさんとアタシ、朝ごはん」 (11)
比奈「アタシは勇者、ヒナナ」
比奈「大魔王チヒロンを倒すための冒険の途中っス」
比奈「今はチヒロンの側近へれんとの決着をつけるための修行中っス」
比奈「奴は世界レベルの力をもつ恐ろしい敵、しっかりレベルを上げなければならないっス」
ヘレン「ヘーイ!調子はどう?」
比奈「おとなしく中ボスフロアで待ってなさい」
ヘレン「世界レベルに退屈だったの」
比奈「帰れっス」
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比奈「……変な夢……だったっス」
ヘレン「グッモーニン」
比奈「帰れっス、いやマジでなんで居るんスか」
ヘレン「世界レベルパワーよ」
比奈「便利っスね、代償あるといいっスね」
ヘレン「それはそうとして」
比奈「なんスか?」
ヘレン「朝ごはん食べに行くわよ」
比奈「どこにっスか」
ヘレン「とりあえず居酒屋」
比奈「お一人でどうぞっス」
ヘレン「冷たいわね、貴女」
比奈「朝からお酒飲めるのはクール大人組くらいっスよ」
ヘレン「貴女もそれに含まれているんじゃないかしら?」
比奈「アタシはアレっスよ、ニート組っス」
ヘレン「他に誰が入るのよ」
比奈「乃々ちゃんと杏ちゃんっス」
ヘレン「それもそうとして」
比奈「本当はどこに行くんスか?」
ヘレン「最近見つけたいい感じの喫茶店」
比奈「おー」
ヘレン「着いたわよ」
比奈「いい感じっスね」
ヘレン「グッモーニンー、元気してた?席空いてるかしら?」
比奈「なんかメッチャフレンドリー」
ヘレン「ほら、行くわよ」
比奈「うっス」
比奈「色々あるっスねー」
ヘレン「比奈決まったら店員よんでいいわよ
比奈「じゃあもう呼びまスね」
店員「ご注文決まりました?」
ヘレン「私、ここからここまで」
比奈「世界レベルっスなー、アタシこのモーニングセットで」
店員「かしこまりましたー」
比奈「ヘレンさん、メニュー見てました?」
ヘレン「しっかりとは見てないわ」
店員「お待たせしましたー」
比奈「ありがとうございまス」
ヘレン「ありがとね」
比奈「美味しそっスね」
ヘレン「比奈のはエスプレッソとトースト、スクランブルエッグね」
比奈「ヘレンさんのは色々塗ってあるトースト19枚とエスプレッソ、カフェラテ、カプチーノ、ミルクティー各2杯っスね」
ヘレン「食べれるかしら」
比奈「ちゃんと見ないから」
ヘレン「美味しかったわ」
比奈「なんで食べ切れてんスか…太りまスよ?」
ヘレン「世界レベルだから大丈夫よ」
比奈「なら空気椅子を始めないで欲しいっス」
ヘレン「これはアレよ、世界レベルよ」
比奈「世界レベルの安売りはよくないっス」
ヘレン「世界なんてすぐそこをあるものよ」
比奈「アンタ今自分を安売りしてることに気づいてまス?」
ヘレン「じゃあ、帰りましょうか」
比奈「そうっスね」
ヘレン「帰ったら何する?」
比奈「ご自分の家に帰ってくれっス、アタシは二度寝しまス」
ヘレン「帰ったら何する?」
比奈「ワクワクした目でこっち見んなっス」
ヘレン「帰ったら何する?」
比奈「二度寝っスかね」
ヘレン「帰ったら何する?」
比奈「わかったからそのセリフやめて欲しいっス、キャラと合ってないんスよ!」
ヘレン「じゃあ、超・人生ゲームでもしましょうか」
比奈「やんないっス、だいたいなんスか、それ」
ヘレン「楓が暇つぶしに作ったそうよ」
比奈「あの人はあの人で何やってるんスか」
ヘレン「ほら、帰るわよ、比奈の家に置いてあるから」
比奈「やったら持って帰ってくださいね」
ヘレン「ヘーイ…」
比奈「嫌そうにしてもダメ」
ヘレン「へ、ヘーイ!」
比奈「ポーズキメキメでやってもダメ」
ヘレン「でもー…」
比奈「ヘーイやめてもダメ」
おしまい
比奈ちゃんハピバ
選挙終了までに比奈ヘレssもう1つは書きたい
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