アイギス「最近の美鶴さんはおかしいであります」(39)

寮、2階ロビー

アイギス「おかしいのであります」

ゆかり「おかしいって・・・そうかな?」

風花「普段と変わらないよね」

アイギス「いいえ、変です。美鶴さんは完全にメス豚と化しています」

風花「ちょっ!?///」

ゆかり「メス豚って・・・」

アイギス「メス豚です。性に貪欲な豚であります」ゴゴゴ

風化(アイギスから黒いオーラが!?)

ゆかり「・・・何かあったの?」

アイギス「とりあえず私の中に記録された映像を見てください。風花さん、準備を手伝ってもらえますか」

風花「え?う、うん・・・」

風花「じゃあ、とりあえずアイギスの部屋に行こうか」

三人はアイギスの部屋に入る。

アイギス「このテレビと私を繋げてください」

風花「うん・・・。こことここを繋げて・・・・・。はい、準備オッケー」

アイギス「それでは起動であります」



ゆかり「これは・・・1階のロビー?」

アイギス「玄関脇のカウンターに隠れて撮影しました」

風花「そんな所でなにやってたの?」

アイギス「コロマルさんのおもちゃを探していたら美鶴さんが帰ってきたので咄嗟に隠れてしまいました」

ゆかり(アイギスは美鶴先輩のことが嫌いなのかな・・・)



ゆかり「なんの映像なの?」

アイギス「これは先週のロビーでの」

やべ、間違えた。最後の2行はなしね

美鶴『ただいま・・・。うん?今アイギスがいたような・・・・気のせいか』


アイギス「ぎりセーフであります」

風花(盗撮してる時点で既にアウトだよ・・・)

ゆかり「先輩私服だね。いつの映像なの?」

アイギス「先週の日曜日です。皆さんが出かけていたときですね」

風花「アイギスって一人のときは何してるの?」

アイギス「基本的にはコロマルさんとおしゃべりしてます」

ゆかり(傍から見るとなんか寂しい・・・)


美鶴『ふぅ・・・。みんな出かけてしまったか・・・』

美鶴『・・・・・・キタロー』



ゆかり「今、キタローってつぶやいたよね!?」

アイギス「チッ」ゴゴゴゴゴ

風花(またアイギスから黒いオーラが!?)

美鶴『キタローは何しているんだろうな・・・』


アイギス「キタローキタローってうるさい豚であります」

ゆかり「アイギス!ちょっと口が悪いよ」

風花(反抗期かな)


ガチャ

キタロー『ただいま・・・』

美鶴『ッッ!?き、君か、おかえり』


風花「きゃーん、グッとタイミングだね!」

ゆかり「先輩も分かりやすいくらい動揺してるねー」

アイギス「ふんっ!」


キタロー『あ、先輩・・・・。ただいまです・・・・よいしょっと』ドサッ

美鶴『どうした?とても疲れているみたいだが・・・』

キタロー『はは・・・ちょっと街でいろいろあって・・・』

アイギス「この日、キタローさんは宮本さんと百キロマラソンをしていました」

ゆかり「・・・なんでそんなこと知ってるの?」

アイギス「禁則事項であります。キタローさんの服に発信機と盗聴器をしかけていたなんて口が裂けてもいえないであります」

風花「・・・」

キタロー『はぁー、ちょっとこのままソファーで寝ちゃおうかな』

美鶴『お、おい、ちゃんと自分の部屋で・・・』

キタロー『・・・』

美鶴『寝ないと・・・』

キタロー『zzz』

ゆかり「寝ちゃったみたい」

風花「そうとう疲れてたんだねー」

アイギス「ここからです。ここからが注目していただきたいところであります」

美鶴『・・・』

キタロー『・・・』

美鶴『・・・キタロー?』

キタロー『・・・』

美鶴『寝たのか?』

キタロー『・・・』

美鶴『・・・』キョロキョロ

美鶴『・・・ちゅっ』


ゆかり&風花「!!!!!?」

ゆかり「いっ、今キスした!?」

アイギス「そうです!魅力的なキタローさん、寝ているときにちょーっとイタズラしたくなる気持ちは分からなくもないであります」

アイギス「しかしこの女はっ!ほっぺぷにぷにでもなく!頭なでなででもなく!」

アイギス「kissをしやがったのであります!!しかも口に!」

風花「ア、アイギス落ち着いて・・・」

美鶴『はぁ・・・///』
美鶴『お、起きてないよな・・・?』


風花「びっくりしたけど・・・」

ゆかり「これ位だったら可愛いものなんじゃ?」

アイギス「このkissはまだ序章に過ぎないであります。ほら、次がきますよ」


キタロー『・・・』

美鶴『まだ寝ているな・・・よし』

美鶴『』スーハースーハー
美鶴『ああ・・・キタローの汗の臭い・・・』スーハースーハー


ゆかり「うっわ・・・」

風花「これは・・・」

アイギス「ね?ドン引きでしょう」

ゆかり「うん・・・これはちょっとね・・・」

アイギス「でもまだまだ序の口であります」

風花「これより上があるの!?」

なんかあきてきた

美鶴『はぁ・・最高だ・・///』

美鶴『ハァ・・・ハァ・・・』スルスル

美鶴『ほら、キタロー・・・私のパンツだぞ』


ゆかり「えっ」

風花「自分のパンツを・・・キタロー君に被せてる・・・」


美鶴『さ、さあ・・・私のいやらしいところを///』ハアハア

美鶴『んッ・・・う、はぁッ・・・くふぅぅぅ///』クチュクチュ


ゆかり「」

風花「」

アイギス「一応説明すると、美鶴という名のメス豚がキタローさんに顔面騎乗しているであります」

美鶴『あッ・・・あッ・・・あんッ・はぁ・・イクぅ・・///』

美鶴『キタロー・・・キタロー・・・くぅぅ///』

美鶴『ッッッ!!!!』ビクンビクン

美鶴『ハァ・・・・ハァ・・・』

美鶴『・・・・・拭かないとな』


アイギス「これを見てお二人は美鶴さんを性に貪欲なメス豚と呼ぶことを咎めますか?」

ゆかり「・・・」

風花「・・・」

アイギス「他にもいろいろありますけど見ますか?」

ゆかり「いえ・・・」

風花「もうお腹いっぱいです・・・」

夜 1階ロビー

順平「おー?ゆかりっちも風花も全然食ってねぇじゃん。どしたの?」

真田「なに?しっかり食わないとシャドウ共にやられてしまうぞ」

ゆかり「あ、あははー・・・」

風花「ちょっと食欲がなくて・・・」

順平「なになに?二人とも、もしかしてアノ日?」

ゆかり「セイッ!!」

順平「ひでぶっ!!!」

美鶴「二人とも、調子でも悪いのか?」

風花「い、いえ!ご心配なさらず・・・」

風花(あの映像見た後だと・・・)

ゆかり(気まずすぎてご飯が喉を通らない・・・)

キタロー「アイギス・・・なんで美鶴先輩のこと睨んでるの?」

アイギス「気のせいであります」ジィー

明日朝勤だからそろそろ寝るわ

ども、1です。バイト終わったんで続き書きますねー

深夜 ゆかりの部屋

風花「はぁ~・・・気まずかった」

ゆかり「先輩があんなことしてるなんてね・・・」

風花「これはどうすればいいんだろうね。放っておいたほうがいいの?」

アイギス「放っておくのは危険です。キタローさんの貞操が危ないであります」

ゆかり「貞操って・・・。でも確かにどうにかした方がいいかもね。このままじゃ、タルタロスに集中できないよ」

風花「でもどうするの?」

アイギス「やはり直接言うべきであります。私のキタローさんに触るなって」

風花「キタロー君はアイギスのものじゃないからね?」

アイギス「と、言うことで、ゆかりさん」

ゆかり「へ?」

アイギス「美鶴さんにズバッと言ってきてください」

ゆかり「はぁぁぁ!?私!?」

風花「アイギスが直接注意するんじゃないの!?」

アイギス「私はちょっと・・・あれ、あれでありますから・・・」

ゆかり「あれって・・・」

アイギス「あれ・・・メンテナンス的なことがあったりなかったりですから・・・。とにかく、お願いしますね!」

ダダッ  ガチャン!

ゆかり「逃げた・・・」

風花「自分から注意しに行く度胸はないんだね・・・」

ゆかり「へたれが」

ちょっとランチタイム

再開

ゆかり「はぁ・・・どうする?」

風花「とりあえず、美鶴先輩の部屋に行ってみたら?」

ゆかり「行ってみたらって・・・。風花はついてきてくれないの?」

風花「私はあれ、あれだから・・・」

ゆかり「風花のへたれ!へたれ美少女!」

風花「え、なにそれ悪口?」

ゆかり「も~!アイギスも勝手だなぁ!風花も部屋に篭って応答ないし」

ゆかり「・・・先輩の部屋にいってみるしかないかな」


美鶴の部屋

ゆかり「先輩いるかな?」

アッ・・・ンッ・・・   ギシギシ

ゆかり「ん?」

アアッ・・・キタロー・・・キタロー・・・  ギッシギッシ

ゆかり(いる・・・。しかもオナってる・・・・)

ゆかり「・・・先輩、岳羽ですけどー」コンコン

ガターン!  ガサゴソガサゴソ

ゆかり(動揺してる動揺してる)

美鶴「ど、どうした岳羽!?」

ゆかり「いや、あの、ちょっと相談があるんですけどぉ・・・」

美鶴「そっ、そうか・・・今開ける」

ガチャ

ゆかり「お邪魔しまーす・・・」

モワァッ

ゆかり(うわっ、この部屋すごいエッチな匂いする・・・)

美鶴「ちょっと散らかっているがくつろいでくれ」タラー

ゆかり(先輩の太ももをなにかがつたってる・・・)

ゆかり(帰りたい・・・)

美鶴「・・・で、どうしたんだ?」

ゆかり(どうやって切り出そう・・・。)

ゆかり「えーっと・・・ん?」

ゆかり(机の上に写真が・・・って、ええっ!?)

ゆかり(キタロー君の入浴写真んんんんん!!???)

ゆかり「ちょっと先輩!なんですかこの写真は!」

美鶴「えっ・・・う、うわあああああああ!???」

ゆかり「盗撮じゃないですか!!」

美鶴「ああ、いや、これはその・・・ちがくてだな・・・・あの、その・・・グスッ」ウルウル

ゆかり(泣きそうになってる・・・ちょっと可愛い)

数分後

美鶴「グスッ・・・グスッ・・・」

ゆかり「はぁ・・・落ち着きました?」

美鶴「ああ・・・。すまない・・・」

ゆかり「実を言うとですね。相談って言うのはこのことなんですよ」

美鶴「こ、この盗撮のことか?ば、ばれているのか・・・?」

ゆかり「ええ、盗撮だけでなく・・・その・・・キタロー君にパンツ被せたり・・・顔にお股を擦り付けたり・・・///」

美鶴「なっ!?それもばれているのか!?」

美鶴「じゃ、じゃあキタローが使ったあとの便器を舐めたり、寝ているうちにキタローのペ○スをしゃぶっていたこともばれているのか・・・」

ゆかり(そんなことしてたのか・・・)

もしかしてid変わっちゃったかな?

ゆかり「なんでそんな大胆な行動に・・・」

美鶴「・・・最初はこんなことをする気はなかったんだ。普通に彼のことを想っているだけだった」

美鶴「だがあるときから、彼のことを見るたびに胸がズキズキと痛むようになった・・・」

ゆかり「はぁ」

美鶴「そしてある人物に相談したんだ。そうしたら特効薬をくれた」

ゆかり「と、特効薬?あぶない薬じゃないですよね?」

美鶴「大丈夫。薬局などで売っている薬らしい。ええと・・・たしかマカとマムシエキスを配合した・・・」

ゆかり「強精剤じゃねーか!!」

ゆかり「誰ですか、強精剤なんて与えたのは・・・」

美鶴「明彦だ」

ゆかり「あの筋肉バカ!!!」

ゆかり「強精剤なんか飲んでるから、そんな変態行動をとるんですよ!」

美鶴「・・・」

ゆかり「はっきり言って、先輩のやってることは犯罪ですよ」

美鶴「は、犯罪・・・」

ゆかり「犯罪ですよ。美鶴先輩は性に貪欲なメス豚犯罪者です」

美鶴「な、なにもそこまで・・・」

ゆかり「あれぇ?盗撮やレ○プ紛いのことをしている人がなにかいいかえせるんですかぁ?」

美鶴「くっ・・・うぅ・・・」ジワッ

ゆかり(あ、簡単に泣いちゃうなぁ・・・。可愛い・・・。ちょと楽しいかも)

ゆかり「ふーん、すぐに泣いちゃうんですね。キタロー君が美鶴先輩のやったことを知ったら泣くだけじゃ済まないでしょうけどねー」

美鶴「!?」

ゆかり「言っちゃおっかな~~~?」

美鶴「た、頼む・・・!キタローにだけはしゃべらないでくれ!なんでも言うことをきくから・・・」ジワッ

1ッす

ゆかり(楽しいぃぃぃぃぃ!!)

ゆかり「え~?それが人にものを頼む態度ですか?」

美鶴「・・・ッ!・・・お願いします、どうかこのことは彼には秘密にしておいてk・・・」

ゆかり「土下座しなよー」

美鶴「くっ・・・!」

美鶴「お、お願いします・・・」

ゆかり「あははは!ホントに土下座しちゃうんですね、情けない。そんなにキタロー君には知られたくないんですね」

美鶴「・・・」

ゆかり「安心してください。言いませんよ。ちゃんと約束を守ってくれればですけど」

美鶴「・・・ああ、約束は守る」

ゆかり(楽しくなってきたなぁぁぁぁぁぁ!!!!)

数日後

ゆかり「美鶴センパーイ、私、喉かわいちゃいましたー」

美鶴「・・・」

ゆかり「あそこのちょっと二階の自販機でジュース買ってきてくださいよ」

美鶴「それぐらい自分で・・・」

ゆかり「あれ~、約束はぁ?」

美鶴「・・・買ってきます」

ゆかり「炭酸系でお願いしますねー」



風花「・・・なにこれ?」

アイギス「なんかミイラ取りがミイラになった的な感じであります」

風花「ゆかりちゃんの新しいなにかが目覚めちゃったの?」

アイギス「ゆかりさんによると真田さんから貰った強精剤を飲んでヤらしいことをしてしまったそうですね」

風花「なんでそんなの持ってたんだろ・・・」

アイギス「まったく、この寮にはろくな人間がいないであります」

風花「・・・」

アイギス「さーて、邪魔する人間もいなくなったことですし、キタローさんのパンツをぺろぺろする作業に戻るであります」

風花「もういや」

おーわり
もう終わり

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