眠れない夜の私のお話。
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私が彼女と出会ったのは、まだ春には遠い二月の初めであった。
二月終わりから通う事になった劇場からの帰り道
寒夜を走るバスの中
終点で眠りこける彼女を起こしたのがファーストコンタクト。
声をかけると、彼女は慌てたように辺りを見回し、私に気付き、恥ずかしそうにお礼を言った後、下車した。
彼女は下車した後はそそくさと去っていってしまったようだけれど、私は彼女の健やかな寝顔が脳裏に焼きついて離れなかった。
私は彼女のことを思いながら、自身も乗り過ごした帰り道をゆっくりと歩いて帰ったのだった。
この時は互いに知り合いではなかったし、なんだか少し得した気分に(美人の寝顔を拝めたのだから、正味得したのだろう)なりながら肌に刺さる寒さも気にせず、歩いて帰ったのだ。
思えば、私はこの時から彼女に惹かれていたのかもしれないが、なにぶん見知らぬ人同士二度と合うことはないだろうと考えていた。
そんな彼女と思わぬところで再会することになった。
私の仕事場、つまりとあるアイドル事務所の新プロジェクトの一員として彼女も参加していたのだ。
少しだけ、心が踊った。
彼女はいったいどんな声で歌うのか、どんなトークをするのが、どんな演技をするのか、無性に気になったのだ。
どうやら、アイドル達を三グループに分けるらしい。
歌唱力メインのVo組、ダンスなどのパフォーマンスメインのDa組、モデルやトーク、舞台がメインのVi組だ。
彼女の配属グループを確認した時、なるほどと思った。
彼女はきっとそうなのだろう、そういうアイドルなのだろう、と。
まだ見ぬ彼女のアイドルの姿に期待して少しだけ胸が高鳴った。
なんかグダった
少ししたらまた投稿し直します
すいません、途中データ消えてなんとか整合性保ちつつ書こうと思ったのですが、力量不足で
html依頼してきました
たぶん百万年後くらいに再投稿します
html依頼して来たのになかなか消えないんだな
酉忘れてた
html依頼しちゃってるからこのスレはいずれ消えるんだろうけど、まだ残ってるし書き込めるから新しくスレ立てするのもどうなのかなって……
なにぶんSS初めてで
あと、エピソード0の前に書き切らなきゃという想いが(ライブ未参加)
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